※この作品はR-18です。

へたれ提督と生きる為の鎮守府ー抜錨!チャージマン研外伝   作:六本脚のジャイアンS

35 / 49
こだわりの川内、第二部です

話が長くなりそうだったので、省略したつもり
でしたが、それでも五万六千字を超えてしまい
ました、面目ない!
本文中にはグロテスクな表現や不快になりかね
ない表現も含まれます
それでも宜しかったら、ゆっくりしていってね♪

変更点があります
①帝国海軍本部の『元帥閣下』を『徳川 成光』
に変更しました

②19話の『六本脚鎮守府組織構成表』に
『神州丸』を追加しました


小話集 7 ーこだわりの川内2(ちょっとRー18)

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      《ジュラル魔王の最後》

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【ジュラル魔王】

「前回、訳の分からない集団に乗り込まれて我々

の秘密基地は壊滅してしまった‥‥‥」

 

【カサマTUーX04号】

「ええ‥‥完全に更地になってしまいました」

 

【ジュラル魔王】

「貴様が『艦娘への理解を深めよう』とか言って

訳のわからない企画を立てて、訳のわからない

連中を呼び寄せたのがそもそもの原因だろうが

!!」

 

【キSEーX07号】

「う~ん、あれは騒がしくも悲しい(?)出来事

だった‥‥‥」

 

【ジュラル魔王】

「かくなる上は!チャージマン研への直接攻撃

だ!!」

 

 

まるで巨大な怪獣に踏み潰されたが如く、貴重

な秘密基地を失ったジュラル星人(主流派)は

ある意味原点に立ち返って『チャージマン研』

への攻撃を再開する事になった

 

しかし、秘密基地が壊滅してほぼ裸一貫の状態

となってしまった彼等が取りうる戦術といえば

‥‥‥‥

 

 

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【泉 時雨】

「僕は『元、佐世保鎮守府帯』所属だった

駆逐艦娘、『時雨』

最近、僕の最愛の『研(泉 研)』の悪口を

SNSで拡散している輩がいるんだ、今回は

それを見つけ出して成敗するよ」

 

 

ーーーーーーーーーー

 

 

《ジュラル@魔王.comさんの書き込みです》

 

『極秘情報、チャージマン研には、双子の

「オランウータン」がいる!』

 

 

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【キSEーX07号】

「何考えてるんすか!?あんた馬鹿なんすか?」

 

【ジュラル魔王】

「何を言うか!地球人が自ら考え出した『SNS』

という物でチャージマン研を精神的に痛め付け

てやるのだ!

これこそ奴にとって最大の皮肉というものでは

ないか!」

 

 

【泉 時雨】

「‥‥‥‥みつけたよ!」(ハイライトオフ)

(ズドン!ズドン!ズガガガー!!)

 

【ジュラル魔王】

「Σ(ll゚艸゚ll)ぐわあああーー!!」

 

【キSEーX07号】

「Σ┗(○д○lll)┛!?げええーー!?」

 

 

さようなら、ジュラル魔王‥‥‥

君の事は忘れない‥‥‥

 

 

【カサマTUーX04号】

「登場していきなりこの扱い!?」

 

 

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  《小話集7ーこだわりの川内2(R-18)》

 

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      《川内と男の夢》

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【川内】

「~~♪♪」

 

【江風】

「‥‥厨房から良い匂い‥‥あれ?川内さんだ」

 

 

新年が明けて間もない

六本脚鎮守府の厨房‥‥‥

 

 

【清霜】

「あれ?ママ、今日は厨房でご飯作ってるの?」

 

【UXー01】

「私もいるわよ♪」

 

【アンドロメダ】

「何で二人がここに?トミーと衣笠はどうした

の?」

 

【川内】

「あの二人は休暇よ、何でもオーストラリアに

行きたいってトミーが言い出したらしいわ」

 

【UXー01】

「だから二人が帰ってくる間は、私達が厨房を

フォローするって訳、ほんの数日間だけどね」

 

【アンドロメダ】

「へえ~~、休暇なんてトミーが珍しいね」

 

【清霜】

「そういえば、トミーと衣笠さんが来る前は

交代でご飯作ってた時もあったよね

殆どはママとユークスちゃんで作ってたけど」

 

【江風】

「へえ~、そうだったのか」

 

【アンドロメダ】

「でもオーストラリアってさ、コロニーが落ちて

今でも目茶苦茶になってるじゃん

何でオーストラリアを選んだんだろ?」

 

【川内】

「メダ子、トミーだって人間としての過去がある

のよ、何か理由があるのかも知れないけど本人

が話したがらないなら詮索は程々にね」

 

 

そんな会話の外で、江風はあることに注目して

いた‥‥‥

川内のエプロン姿‥‥‥

 

 

【江風】

「うん、やっぱ川内さんは何をやっても絵になる

なぁ♪‥‥‥ところでアタシ前から気になって

たんだけど‥‥‥」

 

【清霜】

「なあに?江風ちゃん?」

 

【江風】

「川内さんの『改二』装束ってさ、忍者のイメー

ジがあるじゃん?特にアタシが気になってるの

はそのお腹の‥‥‥」

 

【川内】

「『腰帯(こしおび)』のこと?」

 

 

『川内改二』の、所謂『くのいち』をイメージ

した装束の中でも特徴的なのが、腹部に巻かれ

ている腰帯である

腰帯の材質や巻き方、単体か複数巻くのか‥‥

個人や鎮守府によって様々なバリエーションが

あるようだが、腰帯そのものがあるのは共通で

ある

 

 

【清霜】

「うん確かに‥‥背中の結び目なんか可愛いよね

~♪」

 

【アンドロメダ】

「そういえば、きよしもコスプレしたがってた

もんね~」

 

【川内】

「そうなの?‥‥ウフフ♪ありがと♪」

 

【江風】

「アタシも凄く良いと思うんだけど、それってさ

着るのにいちいち手間がかからないの?

忍者のイメージは分かるけど何でわざわざ腰帯

なんだろ?」

 

 

出撃のたびに腰帯を巻く、執務にかかるたびに

腰帯を巻く、装束に着替えるたびに腰帯を巻く

夜戦(意味深)の後で腰帯を締め直す‥‥‥

というのは一見すると確かに面倒そうには

見えるが‥‥‥‥

 

(‥‥‥ポンッ)

 

【川内】

「‥‥フフフ♪江風?‥‥なかなか良いところに

注目したじゃん♪✨」

 

【江風】

「‥‥‥へっ?」

 

【川内】

「アタシ以外の川内はどうか知らないけど、この

アタシには腰帯を使う理由がちゃんとあるのよ

♪」

 

【UXー01】

「ほう、それは興味深いわね」

 

【アンドロメダ】

「見た目のデザインだけじゃないの?」

 

【川内】

「確かに見た目も重要だけどね、メダ子、アタシ

達『川内』は夜戦(戦闘の方)が得意で大好き

って事に一応なってるでしょ?」

 

【アンドロメダ】

「うん、確かに」

 

【川内】

「アタシ個人にとっての夜戦(戦闘の方)は

今では単なる手段の一つに過ぎない

アタシが提督の役にたてる一番の方法が夜戦

‥‥‥ていうところが一番重要だからね

それで、その夜戦にはこの腰帯がとっても

重要で役に立つのよ」

 

【江風】

「ええ?腰帯って夜戦でそんなに役に立つの?」

 

【清霜】

「良いなあ、だったら清霜も欲しい~♪」

 

 

【アンドロメダ】

「‥‥‥何か怪しいなあ‥‥」

 

【UXー01】

「‥‥‥怪しいわね‥‥‥」

 

 

『六本脚の川内』→『夜戦』という流れになると

どうしてもあっちの『夜戦』に連動して考えて

しまう‥‥‥

 

 

【川内】

「夜の海は冷えるでしょ?冷えは女の天敵よ

この腰帯は、腹部や下腹部全体の保温効果に

とっても有効なのよ」

 

【UXー01】

「あら?以外とまともな理由‥‥‥」

 

【アンドロメダ】

「確かに夜の海は寒いからねー」

 

【江風】

「それがいいんじゃんか!」

 

【清霜】

「理由はそれだけ?」

 

【川内】

「勿論それだけじゃないよ、腰帯は身体の防御力

が比較的弱い腹部を守ってくれる、特殊素材で

作られた腰帯は重ねて巻く事で防弾性、防刃性、

破片防御にも優れている、外部からの熱や炎

からも守ってくれるんだよ、首に巻いてる

マフラーと同じ効果があると思っていいよね」

 

 

『川内』の防御力は、軽巡としてはかなり充実

している、というより過剰と言ってもいい

 

 

先に紹介した腰帯やマフラー同様、装束そのもの

の素材にも特殊ガラス繊維がもちいられている

 

履いてるパンツも『ラビ明石』特製の特種繊維

で出来ている、軽い防弾・破片防御効果もある

柔軟な繊維でありながら防刃効果が非常に高く

そこらへんの刃物では傷も着かない

大事な所を守る為、保温性と速乾性にも優れて

いるのは言うまでもない(川内からのリクエス

トで、横にずらし易くなっているのも言うまで

もない)

 

極めつけは両腕側面にプロテクターとして装着

されている『バルジ・シールド』である

このシールド、何とあの『サイコフレーム』を

内封した『ガンダリウム・ガンマ合金』製で

緊急時には意思の力で防御フィールドを展開

出来る(精神力を必要とするのであくまで緊急

時)

 

『多目的ディスペンサー』から打ち出される

『デコイ(囮)』や、チャフ・フレアー等の

防御手段も防御力強化に一役買っている

 

当時はまだ、リンガ鎮守府から『GNドライブ

発生装置』の供与がされていなかった時期で

艦娘の防御力強化策を自前で色々と試行錯誤

していた

 

川内で試験運用されたこれら特種素材や経験

は、他の艦娘の防御力強化にフィードバック

され、ラビ明石の開発改修作業に次々と活用

されていった

流石に『サイコフレーム』の運用までは出来な

かったが‥‥‥

 

後にリンガ鎮守府から『GNドライブ発生装置』

が供与された事で、所属艦娘の全てが、飛躍的

に防御力を向上させる事が出来たが、それが

届いたのは『銚子沖迎撃戦』の後の事である

 

 

川内の防御力強化に対する、へたれ提督の想い

‥‥‥‥というより執念は、時にノイローゼに

かかっていると言える程であった

 

『GNドライブ』が運用されるようになった現在

でも、川内にとってこれら、へたれ提督の想い

が詰まった防御装備は大切な宝であった

 

 

【川内】

「江風、提督はね、これらの装備や素材を手に入

れる為にとても苦労したの、それこそ言葉では

言い表しきれないくらいにね

だからアタシは提督のその気持ちに答えたい!

常に提督の側にいて、提督を支えて生きたい!

秘書艦としても、奥さんとしてもね♪」

 

【清霜】

「‥‥‥‥‥‥‥」

 

【アンドロメダ】

「‥‥‥‥‥‥‥」

 

【UXー01】

「‥‥‥‥‥‥‥」

 

 

『サイコフレーム』も『ガンダリウム・ガンマ

合金』も、宇宙で開発された代物である

当然、民間業者の立場ではそう易々と手に入る

代物ではない

今でこそ『海特警』所属の恩恵を大きく受けて

以前より運営が楽になったいる六本脚鎮守府も

当時は技術力も資金力もコネクションもまだ

貧弱であった

(今でも開発力や技術力は謎の鎮守府やリンガ

鎮守府には遠く及ばないが)

 

そんな民間業者で、しかも『人ではない』立場

のへたれ提督がそれを手に入れるにはどれだけ

の苦労を強いられたか‥‥‥

 

その辺の事情を知っているメダ子、清霜、

ユークスは当時の事を思い返す

 

 

【江風】

「そっ‥‥そっか、苦労したんだな‥‥‥なあ

きよし、ゴメンな‥‥」

 

【清霜】

「へっ?どうして謝るの江風ちゃん?」

 

【江風】

「アタシさ、あの提督‥‥つまりあんたの親父

にいつも文句を付けてただろ?エロい事ばっか

やってる提督みたいな言い方してさ」

 

【UXー01】

「司令官が聞いたら泣いちゃうわね」

 

【江風】

「それが、川内さんやきよしを守る為に裏では

結構苦労してたんだなって‥‥あの人だって

ちゃんとした提督なんだよな」

 

 

江風、へたれ提督をちょっとだけ見直す

 

 

【清霜】

「江風ちゃん!ありがとう!」

 

【川内】

「江風、ありがとうね♪」

 

【アンドロメダ】

「エヘヘ~♪ありがとね♪提督も喜ぶと思う

よ♪」

 

【UXー01】

「何だかちょっとホッコリしちゃったわね」

 

【江風】

「うん、腰帯が大切な事が分かったよ、だから

少し面倒でも使っているのにはちゃんとした

理由があるって事もな」

 

 

腰帯の一件で少し良い話が聞けた一同‥‥‥

しかし、ここで終わらないのが海特警!

 

 

【川内】

「江風?それに皆?アタシは腰帯の装着を面倒

なんて思った事は一度もないわ、それにね♪

アタシにとって腰帯が大事なのはもう一つ

理由があるのよ♪❤」

 

【清霜】

「他にも理由?ママ、それは何?」

 

【江風】

「それって何だろう?」

 

【アンドロメダ】

「最後の❤マークが意味深なんですけど‥‥」

 

【川内】

「それを今証明するわね♪」

 

 

川内、側にあった『圧力鍋』に向かって‥‥‥

 

 

【川内】

「提督う~~♪❤」

 

(カパッ)

【へたれ提督】

「おうっ!」

 

【江風・アンドロメダ】

「「ぶふううううううーーー!?」」

 

【清霜】

「パパ!?」

 

【UXー01】

「司令官!?どうして圧力鍋の中から!?」

 

 

『圧力鍋』の蓋を開けて中から出て来たのは

へたれ提督その人であった!

 

 

【へたれ提督】

「話は聞かせて貰った、川内!愛してるぞー!」

 

【川内】

「うん♪アタシも大好きだよ♪提督❤」

 

【アンドロメダ】

「ノロケは良いから!!」

 

【へたれ提督】

「江風もありがとな、俺をそこまで評価して

くれて嬉しいよ♪」

 

【江風】

「そんな事より!あの中でずっと待ってたの

かよ!?」

 

【へたれ提督】

「気にするな!」

 

 

【UXー01】

「‥‥司令官、この小さい『圧力鍋』にどう

やって入ってたのかしら?‥‥‥」

 

【清霜】

「‥‥‥わかんない、でも、パパはそれで良い

んだよ♪きっと♪」

 

 

空の圧力鍋を覗き込んで、そのスペースの狭さ

に愕然とするユークス、一体どうやって入って

いたんだ!?

清霜はそんなおかしな父親を全面的に受け入れ

ている、いい娘だ!

 

 

【江風】

「何の為に入ってたんだよ!?」

 

【へたれ提督】

「川内のエプロン姿がそこにあるんだぞ!!

見逃せる訳ないだろ!?」

 

【アンドロメダ】

「そういう台詞を何のためらいも無く発言出来る

ところだけは感心するよ、提督‥‥」

 

【川内】

「///‥‥‥イヤン❤///」

 

【アンドロメダ】

「照れてる方も照れてる方だしぃ!!」

 

【UXー01】

「間違えて火にかけられたらどうするの!?」

 

【へたれ提督】

「その時は流石に逃げるぞ!!」

 

【江風】

「何もコソコソ隠れて見る事ないだろ!?」

 

【へたれ提督】

「だって、堂々と見てたら変態と思われちゃう

し‥‥‥」

 

【江風】

「隠れてたら余計変態だよ!!全く!‥‥‥

せっかく見直しかけてたってのに!」

 

【アンドロメダ】

「あー、まあつまり、提督は川内の尻に敷かれて

るから呼ばれたら何処にでも出て来るって事で

‥‥‥」

 

 

とりあえず、今回の事はそれで納得するという

事でメダ子は何とか、話の着地点を見出だそう

としていた

 

 

【清霜】

「それでママは、どうしてパパを呼んだの?」

 

【川内】

「そうそう♪腰帯のもう一つの、とても大切な

大切な理由と使い方を、今から説明するね♪

その為に提督を呼んだのよ♪」

 

【アンドロメダ】

「何で『大切な』を2回も強調したの?」

 

 

清霜とメダ子の疑問を余所に、川内は背中を

へたれ提督に向けて‥‥‥

 

 

【川内】

「提督?♪『男の夢』、お願いね♪❤」

 

【へたれ提督】

「おう!息の合った共同作業、見せてやろう

ぜ!♪」

(ガシッ!)

【川内】

「ウフッ♪❤」

 

【江風】

「へっ?‥‥へっ?‥‥何が始まるの?」

 

【UXー01】

「(ああ‥‥‥あれか‥‥)」

 

 

へたれ提督、川内の腰帯の、背中の結び目に

手をかけると‥‥‥

 

 

【へたれ提督】

「うりゃあーー!!」

(シュルン‥‥グイイイーーー!!)

 

 

腰帯の結び目を解き!更に腰帯をおもいっきり

引っ張った!

 

 

【ゲス顔のへたれ提督】 

「ワハハハ!!うい奴め♪うい奴めー♪」

 

(クルクルクルクルクルクル~~~‥‥❤❤)

 

【川内】

「❤あ~~れぇ~~ぇぇ~~♪❤❤」

 

【アンドロメダ・清霜】

「「『悪代官プレイ』だあーー!!」」

 

【江風】

「なんだそりゃあああーーー!?」

 

 

 

『帯回し』‥‥‥

 

それは、男が一度は『悪代官』に一瞬憧れる

瞬間‥‥‥それは、一つの男の夢‥‥‥

 

 

【ゲス顔のへたれ提督】

「うははは~~!!回れ回れぇ~~♪」

 

(クルクルクルクルクルクル~~~❤❤)

 

【アヘ顔の川内】

「❤らめえぇぇ~~目が、目が廻るぅぅ~~♪❤」

 

 

【江風】

「あああ~~!!腰帯の事なんて聞くんじゃ

無かったあああーーー!!」

 

【清霜】

「うん♪今日もパパとママはバッチリ♪

バッチリよ♪」

 

【江風】

「なあ!きよし!あんたとは一辺ゆっくりと

話をしなくちゃと思ってたんだ!」

 

【清霜】

「えっ?‥‥うん良いよ、どんなお話?

最近パパとママが、羽黒さんから教えて貰った

新しいエッチのバリエーションの事とか?」

 

【江風】

「うわあああーーー!!!」

 

【アンドロメダ】

「江風落ち着きなよ!あの二人は変わらないし

きよしは素直なままだから!」

 

【UXー01】

「まあこれもここじゃ平常運転よね、ところで

秘書艦?、食事の準備忘れないでよ」

 

 

【パース】

「‥‥‥‥‥‥‥」

 

 

最近、ここの新しい家族になった新人の

『パース』‥‥‥‥

 

彼女は今日の出来事を日記に書き残した

 

 

【パース】

{キッチンで高笑いする提督‥‥‥

 とても嬉しそうに回転する秘書艦‥‥‥

 喜ぶ駆逐艦と頭を抱えて叫ぶ駆逐艦‥‥

 

 ここではこれが平常運転だという

 妙なところに来てしまったものね}

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

     こだわりの川内2

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

人前で『帯回し』と『悪代官プレイ』を披露

してしまった事を思い返して笑う二人‥‥

 

 

【へたれ提督】

「さっきは調子に乗りすぎた、俺が普通の提督

で、見る人が見たら俺は憲兵に連行されてた

なあ~」

 

【川内】

「お互い愛し合ってるんだからいいしゃん♪

でも、江風には刺激が強すぎたかなぁ~?」

 

【へたれ提督】

「いや‥‥単純にショックだったんだと思う」

 

【川内】

「でも‥‥でもね、装備にかけられた提督の

想い‥‥それに答えたいアタシの想い‥‥‥

それは本気だよ」

 

【へたれ提督】

「分かってるさ、ありがとう、川内‥‥‥

俺の側にいてくれて‥‥‥

俺と‥‥‥出会ってくれて‥‥‥

俺は世界一幸せな提督であり旦那だよ♪」

 

【川内】

「アタシも‥‥‥提督に出会えて‥‥本当に

よかった‥‥‥今更だけどね♪」

 

 

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

 

 

【へたれ提督】

「‥‥‥川内‥‥」

 

【川内】

「‥‥‥提督‥‥」

 

 

自然と寄り添う男と女‥‥‥‥

お互い交わされる熱い視線‥‥‥‥

 

この世界で出会えた奇跡を神に感謝する二人

‥‥‥‥‥

 

(♪カーン♪カーン♪カーン♪‥‥‥)

 

二人の心の中に幸福の鐘の音が響く‥‥‥

そして流れてくる愛の唄のミュージック‥‥

 

♪~~~♪~~~♪~~~♪~~~♪~~~

 

愛し合う二人の出会いを祝福するように流れる

あの名曲‥‥‥‥そう!その曲名は!

 

 《あの鐘を○らすのはあなた‥‥‥》

 

♪~~~♪~~~♪~~~♪~~~♪~~~

 

【トミー・和田(トミー・ザワ)】

「♪あなたに逢えへてへぇー‥‥」

 

【へたれ提督・川内】

「「お前が歌うんかーーい!!」」

 

 

【衣笠】

「あの‥‥提督、ただいま戻りました‥‥」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

♪ダバダバダバダバ、ダッダーバダバダ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    《ジュラル魔王の最後②》

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

ここは『泉家』‥‥‥‥

 

『新宇宙世紀』時代になっても白熱電球が使われ

ている場所もある

 

 

【泉 時雨】

「研、その電球とってくれないかな?」

 

【泉 研】

「これかい?電球が切れたのか」

 

【泉 時雨】

「うん、お父様は留守だし、僕が居るのにお母様に

やらせる訳にはいかないからね」

 

 

玄関前の白熱電球を交換する為に、脚立に登って

電球を交換しようとする時雨、そこに下から

新品の電球を渡そうとする研‥‥‥‥

 

研は電球を渡そうと上を見上げる、すると当然‥

‥‥‥‥

 

 

【泉 研】

「‥‥‥うっ!!」

 

(❤ワアオ❤)

 

【泉 時雨】

「ねえ研、早く電球を‥‥ん?どうしたのさ?」

 

【泉 研】

「//いっ‥‥いやその‥‥//」(鼻血ポタポタ)

 

【泉 時雨】

「‥‥‥‥はっ!」

 

 

時雨は普段の艦娘装束姿、つまりそんな時雨を

下から見上げると、見えてしまうのだ‥‥‥

 

トレードマークとも言える『黒い下着』が!

 

 

【泉 研】

「//僕‥‥何も見てないから//」(鼻血ポタポタ)

 

【泉 時雨】

「///‥‥‥うん‥‥///」

 

 

 

【キSEーX07号】

「新婚ホヤホヤ、いいっすねえー♪青春して

ますねぇ~♪‥‥‥ところで俺達、こんな所に

何しに来て‥‥‥」

 

【ジュラル魔王】

(盗撮中‥‥‥●REC)

 

【キSEーX07号】

「!?ちょっと魔王!あんた何やってる

んすか!?」

 

【ジュラル魔王】

「我々、ジュラル星人はチャージマン研と

闘争の真っ最中なんだぞ!!

それなのに何だ!!あの光景は!!?」

 

【キSEーX07号】

「結構な事じゃないっすか!!仲が良くて!!」

 

【ジュラル魔王】

「我々は秘密基地を失って途方に暮れるという

のにー!!」(キィーー!!)

 

【キSE-X07号】

「デバガメがひがんでるだけじゃないっすか!!」

 

【カサマTU-X04号】

「‥‥‥‥クソ魔王‥‥」(ボソッ)

 

【ジュラル魔王】

「なにぃぃーーー!!!」(怒!!)

 

【キSEーX07号】

「喧嘩は止めるっすーー!!」

 

 

【泉 研】

「あいつら‥‥‥何しに来たんだ?」

 

【泉 時雨】

「‥‥‥‥‥‥‥」

 

 

既に存在がバレバレのジュラル星人御一行‥‥

 

 

【キSEーX07号】

「そこまで言うなら聞くっすけど!俺達は既に

チャージマン研の実家の場所や家族構成なんか

も把握してる訳っすよね!?だったら人数を

集めて一挙に攻めるとかどうしてやらないんす

か!?」

 

【ジュラル魔王】

「馬鹿者!!そんな事が出来るくらいなら

誰もこんな苦労はせんわい!!」

 

【キSEーX07号】

「ええ!?何か問題でも!?」

 

【ジュラル魔王】

「大勢の集団で、奴の実家に乗り込んだり

してみろ!!」

 

【キSEーX07号】

「どうなるんすか?」

 

【ジュラル魔王】

「御迷惑ではないか!!!」

 

【キSE-X07号】

「言ってる事自体は間違ってないけど!!

この期に及んで今更それを言うんすか!?

あんた本当のバカなんすか!?」

 

 

ジュラルの魔王‥‥‥‥

このストーリー1番の常識人なのか?

それとも天然のバカなのか?

 

 

【カサマTU-X04号】

「それでその盗撮した画像をどうするおつもりで?」

 

【ジュラル魔王】

「コメ欄付きの『ニヤニヤ動画』で配信してやる

のだ!!」

 

【キSE-X07号】

「アホかー!?そんな事止めるっす!!」

 

【カサマTU-X04号】

「‥‥‥‥ゲス魔王‥‥」(ボソッ)

 

【ジュラル魔王】

「なにぃぃーーー!!!」(怒!!)

 

【泉 時雨】

「‥‥‥‥‥‥」(ツカ、ツカ、ツカ‥‥‥)

 

【泉 研】

「‥‥‥へっ?‥時雨?‥‥どこに‥‥‥」

 

 

地球侵略なぞ何処へやら!チャージマン研との

闘争に明け暮れ、部下達の艦娘愛に振り回され

、秘密基地を失ってやや暴走気味の魔王に

無言で近づく時雨‥‥‥‥

 

 

【ジュラル魔王】

「チャージマン研め!新婚ボケで腑抜けた貴様の

顔を世間に晒してやる!!それ!送信‥‥‥‥」

 

【泉 時雨】

「‥‥みつけたよ!」

(ハイライトオフ)

 

(ズドン!ズドン!ズガガガーーー!!)

 

【ジュラル魔王】

「Σ(ll゚艸゚ll)ぐわあああーーー!!!」

 

【他の一同】

「「「Σ┗(○д○lll)┛!?げええ!!?」」」

 

 

さようなら、ジュラル魔王‥‥‥‥

君のことは忘れない‥‥‥‥

 

 

【キSE-X07号】

「お怒りはごもっとも‥‥お邪魔したっす‥‥」

 

【ジュラル魔王】

(‥‥ズルズル~~‥‥)

 

【泉 研】

「何だったんだ、あいつら‥‥(いずれにせよ

、時雨を怒らせてはいけない、それはハッキリ

した‥‥‥)」

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

     こだわりの川内2

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

【鷹尾 和則】

「‥‥‥なあ、シンちゃん‥‥」

 

【緑間 光】

「その呼び方は止めろと言ったのだよ!

バカめ!」

 

【鷹尾 和則】

「久しぶりに旧友に会ったってのにそんな

格好してる奴に言われたくねーよ!!」

 

【緑間 光】

「俺がどういう男か、お前も知っている筈だ!

俺は何事にも人事を尽くしている、今日ここ

に来るにあたっても全てに妥協はない!

当然、出動前のルーティンを欠かした事など

一度も無い

警察犬達を不用意に傷付けたり菌を持ち込ん

だりしない様に左右の爪は限界まで短くケア

もいつも通り

今日の占い、かに座は五位と中途半端なれど

ラッキーアイテムでの補正は忘れない

今日のラッキーアイテムは『狼のコスチュー

ム』、リボンの結びは右から通した

そして占いから、土から発生する運気を吸収

する為に、ここまで『地下鉄』で来た

このように人事は尽くした!」

 

【鷹尾 和則】

「‥‥‥相変わらずの変態ぶりだな!そして

その結果がその格好かよ!!」

 

 

警視庁、警察犬訓練士『緑間 光』‥‥‥‥

『夕立』の『ハロウィン・狼コス』を被って

の登場だ!サイズはわざわざ男用の物を新たに

用意する気合いの入れようである

 

 

通り過ぎる通行人達は、目を合わさない‥‥

 

 

【鷹尾 和則】

「‥‥‥やべえ、超恥ずかしい……」

 

【緑間 光】

「がるる‥‥‥なのだよ」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

♪ダバダバダバダバ、タッダーバダバダ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    《参上!狂気の憲兵隊長!》

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

謎の鎮守府にて、(裏)クリスマスパーティーなる

催しが行われ、あの『アレキサンドリア』が

あっちに目覚めてしまった、その後日のこと‥‥

 

 

【ペールギュント】

「アレキ(アレキサンドリア)さん、こんにちは

なのです♪」

 

【アレキサンドリア】

「こんにちは、仕事でちょっと寄っただけだから

気を使わなくていいわよ」

 

【ペールギュント】

「何でも『夜のお勤め』で新境地を開いたって

聞いたのです、おめでとうなのです♪」

 

【アレキサンドリア】

「あいつ‥‥‥余計な事を!」

 

ーーーーーーーーーーーー

 

【リリー・マルレーン】

「私は故あれば拡散するのさ♪」

 

ーーーーーーーーーーーー

 

 

謎の鎮守府所属、『アレキサンドリア』は

仕事上の用件でたまたま六本脚鎮守府に

立ち寄っていた‥‥‥‥

 

 

【ペールギュント】

「丁度良かったのです、ペールの悩みを聞いて

貰いたいのです」

 

【アレキサンドリア】

「『ドン勝』ならこの前取れたじゃない、あれ

散々付き合わされて大変だったんだから!

あとリリーの事なら自分で何とかして頂戴!」

 

【ペールギュント】

「『ドン勝』ではお世話になったのです、リリー

お姉ちゃんの事はペールが頑張るのです

今回はペールの装備の事なのです」

 

【アレキサンドリア】

「珍しいわね、あんたがリリ公と『ドン勝』以外

の事を気にするなんて?」

 

【ペールギュント】

「アレキさんが普段ペールをどう思ってるかよく

分かったのです‥‥‥

それは良いとして、未だに『コムサイ』の開発が

上手くいかないのです!」

 

【アレキサンドリア】

「あんた、まだ諦めて無かったの?」

 

 

『コムサイ』とは、『ムサイ』型軽巡洋艦の艦首

下部に搭載される大気圏突入カプセルだが、それ

自体が自力航行・飛行可能な航空機で、貨物運搬

や連絡用に運用されている

 

『ムサイ後期型』のペールギュントは、事あるご

とに『コムサイ』の開発を催促しているのだが

六本脚鎮守府では未だに開発に成功していない

 

『コムサイ』を開発するのには、六本脚鎮守府の

技術力や資金力は低いのかもしれない(ラビ明石

の個人的能力とは無関係)

KLGや、海特警の他の鎮守府のレベルが世間に比

べて高過ぎると言うのもあるが

 

 

【アレキサンドリア】

「あんたは艦娘になったんだから『コムサイ』の

有無なんてそれ程重要なのかしら?

むしろ、他の艤装を積んだほうが良くない?」

 

【ペールギュント】

「気分の問題なのです!『コムサイ』が外れた

ムサイ型は何処か間が抜けてむっさいのです!」

             ・・・・

 

【アレキサンドリア】

「見た目の問題?しかもダジャレ‥‥‥」

 

【ペールギュント】

「ペールが思うに、『コムサイ』の開発が上手く

いかない理由は‥‥‥」

 

【アレキサンドリア】

「仕方ないでしょ?設備や総合的な技術力の問題

もあるだろうし、そもそも普通の鎮守府で

『コムサイ』なんか開発しないから‥‥‥」

 

【ペールギュント】

「司令官さんの気合いが足りないから

なのです!」

 

【アレキサンドリア】

「‥‥はぁ!?ちょっと何言ってるのか

分からないんだけど!!」

 

【ペールギュント】

「という訳で、司令官さんに気合いを入れて貰う

為にも直談判なのです!」(スタスタ‥‥)

 

【アレキサンドリア】

「私に相談の必要なんてあった!?ちょっと

落ち着きなさいよ!!」

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

 

『アンドロメダ』を旗艦として、艦娘達の殆ど

が出撃していた六本脚鎮守府は閑散としていた

 

新人の二人、『パース』『神州丸』、そして

鷹尾少尉の秘書艦『プリンツ・オイゲンR』の

三名の完熟航海訓練を兼ねた、近海の輸送護衛

任務に出撃しているのである

 

 

六本脚鎮守府の工廠‥‥‥

 

 

鎮守府に残った数人が、新しい艤装(装備)の

確認作業をしていた、もっとも確認とは名ばか

りで、実際は見物と言っていい

 

 

【あきづき】

「とても良い装備、ありがとうございます!」

 

【ラビアンローズ】

「気に入って貰えて良かった、これが説明書に

なります、時間があったら読んでおいて下さい

ね」

 

【あきづき】

「これが説明書ですね、分かりました」

 

【ラビアンローズ】

「まだ試作運用の段階ですから、不具合や改修点

があったら遠慮せずに言って下さいね

これで改良したノウハウを、他の皆さんの装備

改修にフィードバック出来ますから♪」

 

【あきづき】

「はい、了解です」

 

 

【へたれ提督】

「新型の速射砲とCIWS(接近防御火器)の複合

武装モジュールか、うん、悪くない」

 

【あきづき】

「司令!ありがとうございます!大切にします

ね♪」

 

【川内】

「良く似合ってるよ♪あきづきさん、これから

もアタシ達を守ってね♪」

 

【あきづき】

「川内さん!はい!お任せください♪」

 

【UXー01】

「困った事があったら私に頼ってね♪司令官や

秘書艦が当てにならない時には私がついてる

から♪」

 

【あきづき】

「ウフフ♪その時はよろしくお願いしますね♪」

 

【川内】

「何か複雑な気分だけど、まあいいか」

 

【へたれ提督】

「あきづき、折角の新装備だ、先ずは調整と

演習でのテストを充分にこなして行こうな、

実戦に出る前に、可能な限り熟成度を高めて

おくんだ、焦りは禁物だぞ」

 

【あきづき】

「了解です!」

 

 

『Lメタル・ヒュッケバイン社』から提供され

た、川内用の武装複合モジュール技術を利用

して、護衛艦娘『あきづき』の新装備を新たに

構築したラビアンローズ

 

その装備を艤装として装着した『あきづき』を

鎮守府に残ったメンバーが見物に来ていた

 

 

【へたれ提督】

「ラビ明石、今すぐ出来る改修点は他にないのか

?あったら遠慮はいらんぞ?」

 

【ラビアンローズ】

「今は大丈夫です、提督の言う通り、少しずつ

調整と改修をしていけば良いと思いますよ」

 

【へたれ提督】

「分かった、可能な限り完璧に仕上げてやって

くれ」

 

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

 

【あきづき】

「川内さん、司令はとても慎重な方ですね

新しい装備でも運用試験を充分にされてから

実際に運用されるのですから」

 

【川内】

「実戦で艤装が十二分に運用出来るかどうかは

艦娘にとってはとても重要な事だからね

命にすらかかわる、提督はそのことをよく分か

っているからとても慎重になるのよ」

 

【あきづき】

「司令は私達をとても大切にしてくれますし、

装備への配慮もとてもありがたいですね♪

あきづきはこの鎮守府に来られて本当に良かっ

たと思います♪」

 

【川内】

「そう言って貰えるとアタシも嬉しい♪」

 

【UXー01】

「私も嬉しい♪」

 

 

(ドカーーーン!‥‥‥‥)

 

 

勢いよく、工廠の扉を開けてペールが入って

来たのはその時だった!

 

 

【川内】

「うん?ペール?」

 

【あきづき】

「ペールさん?」

 

【UXー01】

「ちょっと、どうしたのよ?そんな血相を変え

て?」

 

 

【ペールギュント】

(ズカズカズカ‥‥‥)

 

【アレキサンドリア】

「ペール!待ちなさい!アンタ何する気よ!!」

 

 

ペールは一直線にへたれ提督の所に歩み寄ると

‥‥‥‥

 

 

【へたれ提督】

「おう、ペール、アレキとの話は弾んでるか?」

 

【ラビアンローズ】

「ペールちゃん、丁度良かった、新しい艤装が

‥‥‥」

 

【ペールギュント】

「おりゃあああ!!なのですーー!!」

(バキィィィーーー!!!)

 

【へたれ提督】

「うわらばぁぁぁーーー!!?」

(ドシャア!)

 

【ラビアンローズ】

「ぶふううううううーーー!!?」

 

【あきづき】

「ぶふううううううーーー!!?」

 

【川内・UXー01】

「「なんでぇぇぇーーー!!?」」

 

 

ペールはいきなり!へたれ提督を殴り倒した!

そこに居た一同は当然驚く他はない!

 

 

【川内】

「ペール!!何で提督を殴るのよー!?」

 

【ペールギュント】

「こうなりゃ『実力行使』なのです!!」

 

【UXー01】

「あんたは、年がら年中『実力行使』で

しょーが!!!」

 

【ラビアンローズ】

「せめて殴る前に理由を言って下さい!!」

 

【あきづき】

「なっ‥‥‥ななな‥‥‥」

 

【アレキサンドリア】

「‥‥そりゃあ驚くわよねぇ‥‥‥」

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

 

同時刻、六本脚鎮守府の執務室‥‥‥

 

 

【ゼネラル】

「‥‥俺達が他の鎮守府の執務室にいて、しかも

提督と秘書艦の椅子に座ってるなんて‥‥‥‥

一体何処まで自由な鎮守府なんだよ、ここは?」

 

【隼鷹】

「気にする事はないよ~♪これも仕事の内さ~♪」

 

【海風】

「師匠、お酒飲んでますね‥‥‥」

 

【隼鷹】

「飲んでないよ~、しらふだよ~~♪」

 

【蒼龍】

「いや、おもいっきりお酒の臭いがするんだけど

!」

 

 

執務室の留守番を任されているのは『ゼネラル』

と『隼鷹』のリンガ鎮守府応援組と、『蒼龍』

『海風』の査察局母娘である

 

考えてみればここにいるのは全員六本脚鎮守府

のメンバーでは無かった

本当!何処まで自由な鎮守府なんだ!

 

その時、秘書艦席の電話が鳴った

 

(RRRRR‥‥‥‥カチャッ)

 

【隼鷹】

「あ~もしもし~♪1時間延長でぇ~~♪あと

ビールとおつまみ追加でぇ~~‥‥‥」

 

(パシッ!→受話器をひったくる音)

 

【蒼龍】

「カラオケじゃないわよ!全く!貸しなさい!

‥‥‥失礼しました、六本脚鎮守府執務室です

‥‥‥‥はい‥‥‥応援要請ですか?」

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

 

六本脚鎮守府の工廠‥‥‥

 

 

【ラビアンローズ】

「あのですね!提督を殴っても気合いを入れても

『コムサイ』は開発なんか出来ませんよ!」

 

【ペールギュント】

「『ゲーム』では、司令部レベルで開発出来る

装備が決まってくると聞いたのです!

レベルアップには気合いが必要なのです!」

 

【あきづき】

「それはゲームの話ですよね!?」

 

【アレキサンドリア】

「あんたはいつも、理論が飛躍し過ぎなのよ!」

 

 

【へたれ提督】

「ううう‥‥痛かったの、僕ぅ~~」(メソメソ)

 

【川内】

「あ~、提督、よしよし」(膝枕)

 

【UXー01】

「司令か~ん、私がついてるわよ~」(ナデナデ)

 

【アレキサンドリア】

「‥‥‥何?この光景‥‥‥」

 

 

工廠で展開される、シュールでカオスな光景に

呆れ返るばかりのアレキサンドリア‥‥‥

 

 

【へたれ提督】

「僕ちゃんが一体何をしたっていうんだぁ~~」

(よよよ~~(泣))

 

【川内】

「‥‥‥‥‥‥‥」

 

【UXー01】

「‥‥‥‥‥‥‥」

 

【アレキサンドリア】

「ほら!もう泣くのは止めなさいよ!流石に

この二人も呆れ返って‥‥‥‥」

 

 

【川内・UXー01】

((‥‥‥やだ!かわいい!‥‥‥何だか‥

‥‥‥‥濡れてきちゃった❤❤‥‥‥‥))

(ハアッ❤️‥‥‥ハアッ❤️‥‥‥)

 

 

【あきづき】

「何かあぶない人達がいるんですけど!!」

 

【アレキサンドリア】

「『だめんずウォーカー』か!?あんたら!!」

 

 

 

その時!緊急事態を告げる使者が!‥‥‥

 

 

【海風】

「皆さん大変です!!近隣のスーパーで『人質

立てこもり事件』が発生!

憲兵隊から応援要請が来てます!!」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

 

 

最近、『革命軍』を名乗るテロ集団が連続して

事件を起こしている

その主な事件は、『人質』を盾に、逮捕された

仲間の釈放を要求する『立てこもり事件』で

あった

 

少し前にも同じ様な事件が発生、その時は何と

『仮面ライダー1号』と『怪人カブトロング』

のヒーローショーコスチュームを着た『謎の』

二人が現れ、テロ集団を撃退!人質の救出に

成功した

 

彼等二人は、ただのヒーローコスチュームを

身につけてるだけなのに、銃で武装した相手に

勇敢に立ち向かったのだ!そして見事事件を

解決したのだ!彼等は人質となった人達から

無条件でヒーローとして尊厳の目で見られる‥

‥‥‥‥筈であった

 

『仮面ライダー1号』は人質達から文字通り

ヒーローとして大絶賛されたが『カブトロング』

の存在は半ば無視された、あんなに頑張ったの

に、もともとクリスマスの準備で買い出しに

来ていただけだったのに‥‥‥‥

結果、『カブトロング』は半分八つ当たり同然

にテロ集団を叩きのめした‥‥‥

 

 

テロ集団はこの時の教訓を活かしているらしい

決して喜ばしいものでは無かったが‥‥‥

 

 

テロ集団、今度は比較的少人数(最大でも五人

、一人だけの事件現場もある)の部隊を編成

して、各所で同時多発的に事件を発生させた

何かの陽動作戦なのか、軍事施設への攻撃も

散発的に行われた

 

例え相手が少人数でも、治安を預かる側として

は対応せざるを得ない

この状況にモロに影響されたのは、こういった

特殊事例に対処する為の組織、『警視庁特別

強襲部隊』や『陸軍高機動憲兵隊』などである

 

彼等は、分散した事件現場に対して小出しに戦力

を分散投入する他なく、結果として事件の早期解

決の足を引っ張っられていたのである

何しろこの日本列島だけで150ヵ所もの事件現場

が発生しているのだ、人手はいくらあっても

足りなかった

 

そしてここは、そんな事件が現在進行形で発生

している現場の一つ‥‥‥‥

その現場に、たまたま出張中で近くに来ていた

一人の『提督』とその『本日の秘書艦』がいた

 

 

【一条 薫】

「連中の狙いは一体何だ!?」

 

【吹雪】

「『仲間の釈放』が目的じゃないんですか?」

 

【一条 薫】

「規模は大きいとはいえ、やり方が稚拙すぎる!

こっちの戦力も分散されるが、奴らの戦力も

分散される!これでは要求が通る前に制圧されて

しまうだろう、私には奴らが本気で同志の解放を

目指しているとは到底思えない!」

 

【吹雪】

「そういうもの‥‥‥ですか?」

 

【一条 薫】

「自分の勘でしかないが、奴らには他に何か目的

があると思えてならない、これが陽動作戦なら

ある程度納得がいくが‥‥‥」

 

 

自分で陽動作戦の可能性を語りながらも『警視庁

石ノ森鎮守府』、『一条 薫提督』は何処か納得

出来ない‥‥‥‥

 

 

【吹雪】

「司令官のお考えが正しいとしたら、それって

相当の目標じゃないですか?こんなに規模が

大きい事件なんですから!」

 

【一条 薫】

「だろうな‥‥‥しかし、なら具体的に何処だ?

こんなやり方をすれば、陽動作戦の可能性は

誰にだって警戒されてしまう、それをあえて

ここまでするって事は、必ず成功させたい主目的

があるって事だ、ある種の執念すら感じる‥‥」

 

 

つまり、中で立て篭もっているテロ集団は完全な

使い捨てだ、部下を持つ身である一条提督にとっ

ては、これを計画した主犯格の、底知れぬ執念と

悪意を感じずには居られなかった、彼が感じる

違和感はそこにあったのかもしれない‥‥‥

 

 

【本多 幸雄(ほんだ さちおす)】

「一条さんのお考え、殆ど間違ってませんよ」

 

【一条 薫】

「やあ大隊長さん、応援要請はどうなりました?」

 

 

やって来たのは、陸軍高機動憲兵隊の大隊指揮官

『本多 幸雄中佐』である

彼も今回の同時多発事件に振り回された一人で

ある、本来なら大隊クラス(約600名)の戦力を

場合によっては複数指揮する立場の彼が、たった

一個分隊(10名)を率いてここに来ているのが

その証拠だ

 

 

【本多 幸雄】

「上層部やブロック政府も、同じ事を警戒して

います、現在進行中の事件よりも、軍事施設や

重要なインフラの警備・警戒に重点を置く旨の

通達がありました」

 

【一条 薫】

「つまりこれ以上の増援は出せないと?」

 

【本多 幸雄】

「何処も手一杯の様です、現有戦力で何とかしろ

との一点張りですよ、政府と軍の方は‥‥」

 

 

事件現場のスーパーを取り囲んでいるのは

パトカーが8台に警察機動隊の車両が一台

それに高機動憲兵隊の軽装甲車両が3台‥‥‥

 

水を漏らさぬ包囲‥‥‥には程遠い

 

 

【吹雪】

「じゃあ、応援は来ないって事ですね」(シュン)

 

【本多 幸雄】

「いや、応援は来るんだ、問題は時間が間に合う

かって事で‥‥‥」

 

【吹雪】

「‥‥‥えっ?それはどういう‥‥‥」

 

 

吹雪の質問の途中で、本多隊長の部下が報告に

現れた

 

 

【高機動憲兵隊員】

「大隊長、悪い知らせと良い知らせです!」

 

【本多 幸雄】

「悪い方からだ」

 

【高機動憲兵隊員】

「ボスが‥‥‥いえ、司令官が直々にここに来る

そうです‥‥‥しかも単独で!」

 

【本多 幸雄】

「遂に来たか!ボスが到着する前に制圧しないと

‥‥‥‥」

 

【吹雪】

「えっ?皆さんの司令官が来られて何かまずい事

でも?」

 

【本多 幸雄】

「まあ‥‥‥どんな組織にも色々とあるのさ

それと、良い知らせは?」

 

【高機動憲兵隊員】

「応援が到着しました!」

 

【本多 幸雄】

「おお、来てくれたか!まだ望みはあるな!」

 

【一条 薫】

「応援は出せない筈じゃなかったのか?」

 

【本多 幸雄】

「上の方はな、でも俺は応援は来ないとは言って

ないよ」

 

 

その応援とやらは何者で何処から来たのか?

 

 

【本多 幸雄】

「近くに鎮守府があってな、応援はそこから来る

んだよ、ちょっとした縁があってな」

 

【吹雪】

「鎮守府!?じゃあ応援は艦娘のみんなですか?」

 

【一条 薫】

「この近くに鎮守府なんてあったか?」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

 

 

【ラビアンローズ】

「あの~、私、戦いは‥‥‥‥」

 

【ペールギュント】

「人手が足りないから仕方ないのです!文句

言ってないで働くのです!」

 

【ラビアンローズ】

「本当に脳筋だなあ!!」

 

 

本多隊長の応援要請を受けてやって来たのは

所在地が近かった六本脚鎮守府の面々であった

と言っても殆どが出撃中なので、必要な留守番

を残すと、来られるメンバーの人数は限られて

くる

 

今ここに来ているのは‥‥‥

 

『へたれ提督』『川内』『ペールギュント』

『あきづき』、戦闘には全く不向きな

『ラビアンローズ』

リンガ応援組の『ゼネラル』『隼鷹』

査察局の母娘『蒼龍』『海風』

謎の鎮守府から『アレキサンドリア』の

計10人‥‥‥

 

『ユークス』や『防空』それに『春馬』や

『衣笠』、警備担当の『パス子』は留守番で

ある、ついでに『トミー』も

 

 

現場の状況が不明な為、へたれ提督は可能な

限りの戦力を連れて乗り込んできたのだ

相手がたった五人の武装犯では過剰戦力では

あったが、それはここに来て初めて分かった

こと‥‥‥

 

 

【ラビアンローズ】

「私、ドック艦ですよ?装備換装のお手伝い

とかは出来ても、どうやって戦えばいいんで

すか?」

 

【アレキサンドリア】

「アームを飛ばして相手にぶつけたら?」

 

【ラビアンローズ】

「嫌ですよ!!縁起でもない!!」

 

 

ラビアンローズ‥‥‥

アーム飛ばし‥‥‥

クィン・マンサ‥‥‥

 

うっ!頭が!

 

【あきづき】

「フムフム、早く使い方を覚えないと‥‥」

 

 

マニアックなネタに戦々恐々とするラビ明石

を余所に、あきづきは渡された新艤装説明書

を読み込んでいた‥‥‥

 

 

【あきづき】

「‥‥‥フムフム‥‥‥この新装備を使って

何とか人質救出に役立てられないかしら‥‥

‥‥‥」

 

(ヒュウ~~‥‥‥バサッ!)

 

【あきづき】

「あっ!?説明書が!!」

 

 

突然吹いた遠州名物の西風に、説明書を飛ば

されて慌てる『あきづき』‥‥‥

 

後の事を考えれば、この時の風が、そして

『あきづき』がここに居た事が、新たな

『運命』と『縁』の出会いを演出した事に

なるのだった

 

 

【あきづき】

「待ってー!!止まってーー!!」

 

(バサッ‥‥‥バサッ‥‥)

 

 

【本多 幸雄】

「‥‥‥おっと、この紙は?」(パッ)

 

【あきづき】

「ああ!やっと追い付い‥‥‥」(パッ)

 

 

(‥‥‥ギュッ‥‥‥)

 

【本多 幸雄】

「‥‥‥うん?」

 

【あきづき】

「‥‥‥へっ?」

 

 

説明書を拾おうとして、同時に伸ばした手が

触れ合う‥‥‥そしてお互いの目が合った‥‥

 

 

【本多 幸雄】

「‥‥‥‥‥‥‥‥」

 

【あきづき】

「‥‥‥‥‥‥‥‥」

 

 

~♪~目と目があう 瞬間~♪~

~♪~好きだど 気づいた~♪~

 

 

【本多 幸雄】

「これは‥‥‥君のかい?」

 

【あきづき】

「///えっ?‥‥あっ‥‥あわわ‥‥///」

 

 

【アレキサンドリア】

「‥‥何なの?‥‥何!?この展開!?

この、学校に遅刻しそうになって食パンを

くわえながら走るJKが、学校1のイケメンと

偶然ぶつかって、そこで恋が始まる的な‥‥

物凄くベタな流れは!!」

 

【ペールギュント】

「説明が長ったらしいのです」

 

【海風】

「アレキさん、そういう恋愛小説とか好きな

んですか?」

 

【アレキサンドリア】

「///そんな訳ないでしょ!!///」

 

【川内】

「おっ?良いじゃん♪新しい恋の予感?♪」

 

【へたれ提督】

「うむ、青春とは良いものだ、これが若さか」

 

【ゼネラル】

「あまり茶化すなよ、俺達デバガメみたいに

なっちまう」

 

【隼鷹】

「おっ?良いね良いねぇ♪今から『子作り』で

も始まるのかい~♪」

 

【蒼龍】

「下品ね!!」

 

【射命丸 文】

「これは一種のスクープですね~♪早速一枚!」

(カシャ! カシャ!)

 

【ラビアンローズ】

「先走り過ぎですよ~‥‥‥て!あんたも居た

んかーーい!?」

 

 

【吹雪】

「やっぱり艦娘のみんなが来てくれた‥‥あれ?

あの娘達‥‥‥何処か違う様な‥‥‥」

 

 

六本脚鎮守府から来たメンバーの中には

『イレギュラー艦娘』が混じっていた

 

最初のイレギュラー艦娘『デストリア』が

現れてから数年経ち、イレギュラー艦の存在も

徐々に認知されて来たとはいえ、個々の艦娘は

まだまだマイナーな存在であった

 

石ノ森鎮守府の彼女『吹雪』が知らないのも

無理はない‥‥‥

 

おまけに、妖怪の新聞記者まで混じっていては

益々混乱するというものだ

 

 

【一条 薫】

「‥‥‥うん?あの二人は確か‥‥‥」

 

【吹雪】

「司令官?お知り合いですか?」

 

 

一条提督、六本脚のメンバーの中に見覚えの

ある二人を発見した、それは何をかくそう‥‥

 

 

【へたれ提督】

「あれ?一条さんじゃないかい?こんな所で

再開するとは奇遇だなあ!」

 

【一条 薫】

「やっぱり母里さん!それに川内君も!やはり

君達か!」

 

【川内】

「一条さん!‥‥その節はお世話になりました」

 

【一条 薫】

「応援の鎮守府って君達か‥‥‥そうか‥‥‥

君達の鎮守府はここまで大きくなっていたんだ

な‥‥‥」

 

 

『へたれ夫妻』と『一条 薫』の出会いは、二人

が脱走犯として逃亡生活を送っていた頃にまで

遡る

三木之一派とその配下に堕ちた特高警察の謀略

によって無実の罪をいくつもでっちあげられた

へたれ夫妻‥‥‥

その事件の一つの現場に偶然居合わせた当時の

『一条 薫』は事件の背景に疑問を抱き、独自に

調査を開始、一時はある街の『探偵』の力も

借りて二人の事件の調査を遂行、へたれ夫妻の

無実が証明される大きな助けになった

 

 

【へたれ提督】

「一条さん、あの時は世話になった、俺達は

色々な人に世話になってきたが、あんたも

俺達が足を向けて寝られない一人だ」

 

【一条 薫】

「気にしないでくれ、自分は警察官としての

当然の役目を果たしただけだと思っている」

 

【川内】

「ありがとう一条さん、風の噂で提督になった

って聞いてたけど、御立派になられたわね♪」

 

【一条 薫】

「いや、まだまだ未熟者さ、こちらの吹雪君達

に助けて貰って何とかやってるところさ」

 

【へたれ提督】

「そうだな、お互いその気持ちを忘れずに居た

いものだな」

 

 

【吹雪】

「えーっと‥‥川内さん‥‥ですよね?

司令官とはお知り合いなんですか?」

 

【川内】

「こんにちは♪貴女、吹雪ね、貴女が彼の

秘書艦?」

 

【吹雪】

「はい!『警視庁・石ノ森鎮守府』所属艦娘、

『吹雪』です!今回は一条司令官の秘書艦と

して同行させて貰ってます!」(敬礼)

 

【川内】

「『海軍特別警察隊・民間軍事会社、六本脚

鎮守府』、筆頭秘書艦『川内』よ、宜しくね

一条提督、とっても良い人でしょ?♪」

 

【吹雪】

「はい!♪」

 

 

【本多 幸雄】

「皆さん、応援要請に応えてよく来てくれた」

 

【へたれ提督】

「本多隊長か、その節は御迷惑をおかけした」

 

【本多 幸雄】

「いや良いんだ、あれは偶然が色々重なった

からね、こちらとしても失礼した」

 

 

本多隊長とへたれ夫妻とは、近隣で発生した

『下着泥棒事件』で偶然遭遇して以来の仲で

あった

(23話『小話集4、刑事トミザワ』参照)

 

 

【本多 幸雄】

「積もる話もあるだろうが、今は目の前の事件

の解決を最優先したいんだが、彼女の事も

含めてな」(ピッ)

 

 

【あきづき】

「///はわわわわわ~~‥‥‥///」

 

【ペールギュント】

「もう随分と使ってないけど、『はわわ』と

『はにゃああ』はペールのセリフなのです!」

 

【アレキサンドリア】

「別に誰が使ったって良いじゃない?」

 

【射命丸 文】

「それより、あきづきさん、今の感想を一言!」

 

 

本多隊長本人も気付いていなかった事がある

こうしている間にも貴重な時間が過ぎ去って

しまっていた‥‥‥という事を‥‥‥

 

 

【高機動憲兵隊員】

「大隊長!!大変ですーー!!ボスが!!

ボスが到着してしまいましたぁーー!!」

 

【本多 幸雄】

「何だと!?しまった!!‥‥‥しかし

早過ぎないか!!」

 

【一条 薫】

「うん?どうした?本多隊長、君達の司令官

が来て何か問題でも?‥‥‥‥」

 

(‥‥‥ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ)

 

【吹雪】

「‥‥‥えっ?‥‥何!?この地響き‥‥」

 

 

地響きと共に、遠くから履帯の走行音が響いて

くる‥‥‥

 

 

【ゼネラル】

「おい、ありゃあ連邦の『61式戦車』じゃない

か?」

 

【隼鷹】

「本当だ、しかも1輌だけ」

 

 

やって来たのは、かつての地球連邦軍主力戦車

『61式戦車』が1輌であった

戦車は集団で運用するのに、たったの1輌と

いうのも腑に落ちないが、人質立て篭もり事件

の現場にやって来るような車輌ではない

 

(ゴゴゴゴゴゴ‥‥‥)

 

【警官隊】

「‥‥‥おわっ!!危ない!!」

 

【警官隊】

「避けろぉーー!!」

 

(ゴシャアァァーー!!!)

 

【吹雪】

「パトカーに突っ込んだぁぁーー!?」

 

【本多 幸雄】

「ボス!!‥‥‥やってくれたな!!」

 

【蒼龍】

「何だか危ない人が来たみたいね‥‥‥」

 

(ゴゴゴ‥‥‥ギュルルル(制動音)‥‥)

 

 

パトカー一台を跳ね飛ばした『61式戦車』は

スーパーを正面に見据える形で停車した

 

やがて、砲塔のハッチが開いて‥‥‥

中から現れたのは、丸い縁のサングラスに

金髪の大男だった‥‥‥

 

 

【本多 幸雄】

「やってくれたな!!ボス!!」

 

【松平 アンデルセン】

「まーたせたなぁ、サチィ!夕べのキャバ嬢と

の酒が残ってたらしい、アクセルペダルと

前進ペダルを間違えちまったぃ!」

 

【本多 幸雄】

「どっちも同じだっつーの!!」

 

 

【川内】

「‥‥ねえ、あの人だれ?」(ゴニョゴニョ‥‥)

 

【高機動憲兵隊員】

「あれがうちのボスで、高機動憲兵隊隊長の

『松平 アンデルセン』司令官だよ

年齢や軍での実績から考えれば、とっくの

昔に『元帥』になってもおかしくないのに

素行が悪すぎて未だに『准将』止まりなんだ

よなぁ~‥‥‥」(ゴニョゴニョ‥‥)

 

【へたれ提督】

「確かに危なそうなオッサンだなあ」

(ゴニョゴニョ)

 

 

松平司令官、マイクのスイッチを入れると

‥‥‥

 

 

【松平 アンデルセン】

《ガピー‥‥あーあー本日は晴天なーり》

 

【川内】

「曇りだけと‥‥‥」

 

【へたれ提督】

「川内ちゃん、突っ込みは程々にしよっか」

 

 

【松平 アンデルセン】

《砲撃よーーい!!》

 

【へたれ提督・川内】

「「なんじゃとてーーー!?」」

 

【一条 薫】

「一体何をする気だ!?」

 

 

『61式戦車』の、二本の砲身が仰角を取り

スーパーの正面玄関に照準を定めた‥‥‥

 

当然、テロ集団側は敏感に反応する

 

 

(この野郎!!こっちには人質がいるんだ

 ぞーー!!)

 

 

【松平 アンデルセン】

《立て篭もり犯につぐ!おめーらの抵抗は

無意味だ!仲間の殆どは既に制圧された!

残りも時間の問題だぁ!》

 

 

【一条 薫】

「それは本当なのか!?」

 

【本多 幸雄】

「だとするなら、1番の問題がよりによって

この現場に‥‥‥」

 

 

(うるさい!誰がそんな事信じるか!!)

 

 

【松平 アンデルセン】

《信じる信じないはおめーらの勝手だ!

三つ数えるうちに武器を捨てて投降しろ

人質も全員無条件で解放しろ!

でなきゃ店ごと戦車砲でぶち抜く!》

 

 

【海風】

「ええっ!?それって危なくないですか!?」

 

【アレキサンドリア】

「来て早々それじゃ、ネゴシエーションも

へったくれも無いじゃない!?」

 

 

一同の混乱を余所に、カウントダウンは開始

された!!

 

 

【松平 アンデルセン】

「いーーーちぃ!!」

(カチッ‥‥)

ZUGA!!ZUGA!!

バリバリバリバリーーー!!!

 

(ぐわあああーーーー!!?)

 

 

戦車砲の発砲音!吹き飛ぶガラスと大量の

白煙!テロ集団の悲鳴!呆気に取られる一同

‥‥‥

 

 

【吹雪】

「2と3はぁ!?、2と3は何処に行った

のぉぉぉーーー!!?」

 

【松平 アンデルセン】

「知らねぇなぁ!そんな数字は!男はな

『1』だけ覚えてりゃ生きていけるん

だよ!!」

 

【ラビアンローズ】

「そんな無茶なぁーー!!!」

 

【アレキサンドリア】

「あんたさっき『三つ』て言ってたで

しょーが!!」

 

 

本多隊長の恐れていた事態が現実となった

ここに来た時点で彼、松平司令官を止める

事は出来なかったに違いない‥‥‥

 

 

【一条 薫】

「‥‥狂ってる!」

 

【へたれ提督】

「だが、即効性はあったみたいだな!」

 

 

恐らく暴動鎮圧用の特殊砲弾なのだろう

撃ち込まれたのは純粋な戦車砲弾ではなく

白煙弾と催涙弾の混合砲弾の様であった

 

破壊された玄関から、五人のテロ集団が

踊り出て来たのはその時だった!

突然の事態に、もはや人質を気にしている

処ではなくなったらしい

 

 

【川内】

「みんな!!行くよ!!」(ダッッ!)

 

【ゼネラル】

「おう!!」(ダッッ!)

 

【アレキサンドリア】

「こうなれば破れかぶれよ!!」(ダッッ!)

 

 

【吹雪】

「!?速い!!」

 

 

ここが勝負所と見た、海特警とその仲間達の

反応は素早かった!

 

 

【松平 アンデルセン】

「おっ?姉ちゃん達、いけるくちだねえ~♪

俺の計算はバッチリハマったぜぃ!」

 

【本多 幸雄】

「嘘つけ!!計算なんかしてないだろう!!

『1』しか覚えてないって言ってた癖に!!」

 

【松平 アンデルセン】

「おじさんは正しいんだよ!おじさんの80%は

正しさで出来てます!これが計算だ!」

(フンスッ!)

 

【本多 幸雄】

「‥‥‥ダメだこりゃ‥‥」

 

 

狂気の憲兵隊長!ここに参上!!

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

      ♀こだわりの川内♀

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

《危機一髪!》‥‥‥

 

ジュラル星人がチャージマン研に罠を仕掛け

る、危機一髪のシーン!

 

富士山麓に誘い出された『泉 研』と仲間達

光源を変身ベルトに当てないとシャージング

(チャージマン研に変身する為の変身シーク

エンス)が出来ない、チャージマン研の弱点

を突いた必勝の作戦‥‥‥の筈であった

 

 

【ジュラル魔王】

「それ!煙幕ミサイルをもっと打ち上げろ!」

 

(ドシュウウウーーー‥‥‥ボムッ!!)

 

 

巨大なミサイル(ロケット?)が次々と打ち

上げられ、それが空中で爆発する

爆発によって大量の黒い煙幕が発生し、太陽光

を遮断していく、周辺はあっという間に暗く

なっていく‥‥‥‥

これでは『チャージング』に必要な光量を確保

出来ない!

 

 

【泉 研】

「ジュラル星人め!!謀ったな!!」

 

【ジュラル星人】

「『チャージング』出来ないチャージマン研な

どただの子供同然!今だ!やっつけろー!!」

 

(ワー!ワー!ワー!)

 

ジュラル星人達は、今がチャンスとばかりに

集団で襲い掛かってくる!

 

 

【泉 研】

「いけない!ここはひとまず逃げるんだ!!」

 

【泉 キャロン】

「お兄ちゃん、こわーい」

 

【泉 研】

「じゃあ!何で着いてきたーー!!」(怒)

 

【バリカン】

「研坊!今それを言っても始まらないよー!」

 

 

放送開始、第二話目にして弱点をさらけ出して

しまったチャージマン研の運命や如何に!?

 

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

 

 

【キSEーX07号】

「‥‥‥‥‥‥‥‥‥」

 

(ドシュウウウーーー‥‥‥ボムッ!!)

(ドシュウウウーーー‥‥‥ボムッ!!)

 

次々と打ち上げられては、空中で爆発する

巨大なミサイルを眺めていて『キSEーX07号』

はある事に気付く‥‥‥気付いてしまう

 

 

【キSEーX07号】

「‥‥‥魔王、俺、思うんすけど‥‥‥」

 

【ジュラル魔王】

「どうした?黄瀬?」

 

【キSEーX07号】

「わざわざローマ字でぼかしてるのに!!

その字は止めるっす!!

あのミサイル、デカくて、爆発力もあるっす

よね?」

 

【ジュラル魔王】

「当然だ!我々ジュラルの科学の粋を集めた

兵器だからな!」

 

【キSEーX07号】

「本当にやるかどうかはともかく‥‥‥あれの

一発だけでも直接撃ち込んだら、それで決着が

着くと思うんすけど?」

 

【ジュラル魔王】

「馬鹿者!!そんな事ができるか!!!」

 

【キSEーX07号】

「ええ!?何かまずい事でもあるんすか!?」

 

【ジュラル魔王】

「あの巨大なミサイルを奴らに直接

撃ち込んだりなんかしてみろ!!」

 

【キSEーX07号】

「どうなるんすか?」

 

【ジュラル魔王】

「危ないではないか!!」

 

【キSEーX07号】

「じゃあ何で俺達こんな事してんだよ!!?

あんたバカだろ!!正真正銘のバカだろ!!」

 

 

その後、バリカンの機転で窮地を脱した

チャージマン研は、ジュラル星人を撃退して

見事勝利しましたとさ

 

めでたしめでたし

 

 

【キSEーX07号】

「相手の弱点が分かっていて、それでも勝てない

俺達って一体‥‥‥」

 

【ジュラル魔王】

「気にするな!」

 

【キSEーX07号】

「やかましいーー!!!」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 ♪ダバダバダバダバ、ダッダーバダバダ♪

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

   《炸裂!一条マイティキック!》

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

煙幕弾(催涙効果もあり)とはいえ、いきなり

戦車砲を撃ち込まれて、革命軍を名乗るテロ集団

は大混乱となり、思わず外に飛び出した

 

 

【自称革命軍兵士A】

「ゲホゲホ!‥‥‥無茶苦茶しやがって!!

これでもくらえ!!」(ジャキッ!)

 

 

革命軍兵士の一人がホルスターから自動拳銃

を抜くと、警官隊に向ける!

だが、トリガーを引いても発砲がされる事は

無かった‥‥‥

 

 

ベキィィィ!!!

 

(カチッ カチッ カチッ‥‥‥)

 

 

【自称革命軍兵士A】

「‥‥‥‥あっ‥‥あれ?‥‥」

 

 

革命軍兵士の自動拳銃は、スライドが引き剥がさ

れて、トリガーとグリップが残るだけになって

いた、へたれ提督が得意としていた、自動拳銃を

使い物にならなくする荒技『スライド剥がし』

(第三話『プロローグ3、無宿二人』参照)を

披露したのは‥‥‥

 

 

【川内】

「どう?提督直伝『スライド剥がし』の感想は?

どうせあんた達なんて、銃が無ければ何も出来な

いんでしょ?」

 

(カシャーーン!)

 

革命軍兵士のすぐ横に、いつの間にか川内が

立っていた!引き剥がされたスライドが地面に

落ちる‥‥‥

 

 

【自称革命軍兵士A】

「‥‥う!‥うわあああーーー!!?」

 

【川内】

「てぇぇぇーーー!!!」

バキィィィィィーーー!!!

 

【自称革命軍兵士A】

「ぐべえっ!!!?‥‥‥」(ドシャア!)

 

 

川内の右足、スラスターを顔面に叩きつける

ハイキック一閃!顎の骨が砕ける音がして

革命軍兵士はもんどり打って倒れた!

 

 

【川内】

「アタシの夜戦は、24時間即応体制よ♪

これだけの事を仕出かしたんだから、この程度

のお仕置きを受ける覚悟はしてきたんでしょう

ね!!」

 

 

【へたれ提督】

「良いぞ川内!ああ、なんて美しい戦いぶりだ!

清霜や江風にも見せてやりたかったなあ!!」

 

(カシャ!)

 

【射命丸 文】

「へたれ提督!今の戦闘シーン、奥様の良い

写真が撮れましたよ♪パンツもバッチリ写って

ますし♪一枚いかがです♪」

 

【へたれ提督】

「この天狗!!よくも人の嫁さんのパンツなん

か盗撮しやがったな!!いくらだ!?」

(財布取り出し)

 

【あきづき】

「買う気ですか!?」

 

【ラビアンローズ】

「ちょっと!私抜きで商売しないで下さい!!」

 

【吹雪】

「何やってるんですか!?こんな時に!!」

 

 

 

【自称革命軍兵士B】

「撃ってやる!お前ら道連れにしてやるー!!」

(ジャキッ!‥‥チャッ!)

 

 

自暴自棄になった別の革命軍兵士が、今度は

年代物の自動小銃を構える!

だが、こちらも発砲は許されなかった!

 

(ブンッ‥‥バシッ!‥‥ドシャア!)

 

【自称革命軍兵士B】

「わあっ!?‥‥ぐえっ!!」

 

 

革命軍兵士は足払いをされて地面に倒れた!

 

 

【ゼネラル】

「俺は面倒臭い事が嫌いでね、最小の労力で

最大限の効果を狙うのが主義なのさ」

 

(ベキィ!!グシャッ!!)

 

【自称革命軍兵士B】

「びぎいぃぃぃ!!!」

 

 

ゼネラルの左肘打ちが革命軍兵士の鼻に炸裂!

鼻の骨が砕けて、革命軍兵士は地面を転がり

回る‥‥‥

 

その隙に相手の自動小銃を奪い取ったゼネラル

は、銃口を革命軍兵士に向けて構える

 

 

【ゼネラル】

「『カラシニコフ突撃銃』か‥‥正に化石級の

代物だな、素人がこんなオモチャ振り回して

んじゃねーよ!」

 

 

 

【隼鷹】

「良いぞ~♪やれやれ~♪」

 

【海風】

「師匠!本気で酔っ払ってますね!」

 

【蒼龍】

「緊張感が無いんだから!全く!」

 

 

乱戦の現場に踊り出たのはいいが、相変わらず

緊張感のない酔いどれ隼鷹に呆れる海風と蒼龍

と、そこに逃げてきた革命軍兵士が‥‥‥

 

 

【自称革命軍兵士C】

「‥‥くそ!!そこをどけ!!」

 

【海風】

「ここは通しません!!」(バッ!)

 

 

逃亡を図る革命軍兵士の前に立ちはだかる海風

 

 

【自称革命軍兵士C】

「くそ!艦娘め!これでもくらえ!!」

 

 

革命軍兵士は、携行していた『スコーピオン』

サブマシンガンを構えようとする!

 

 

【隼鷹】

「艦載機!!」

 

(ズガガガガーーー!!!)

 

【自称革命軍兵士C】

「うわっ!?あぶねぇ!!」

 

【海風】

「今だ!!」(グイッ!)

 

【自称革命軍兵士C】

「!!?」

 

 

隼鷹の艦載機からの機銃掃射(威嚇)に怯む

革命軍兵士、その隙を海風は見逃さない!

海風は革命軍兵士の胸ぐらを掴むと‥‥‥

 

 

【海風】

「でやあああーー!!!」

 

【自称革命軍兵士C】

「!?どわあああーーー!!!」

 

(ドシャアッ!!)

 

【自称革命軍兵士C】

「ぐえっ!!」

 

 

海風は、自分よりも大柄な男を背負い投げで

投げ飛ばした!地面に倒れた革命軍兵士を

すかさず蒼龍が羽交い締めにする!

 

(ガシッ!!)

 

【蒼龍】

「私の娘を!統合海軍省査察局を舐めないで!

もう誰も‥‥‥傷付けさせない!!」

 

【自称革命軍兵士C】

「いーーててて!!!」

 

【隼鷹】

「あんたも、あんたの母さんもやるねぇ~~♪

これも花田司令官の仕込みかい~~♪」

 

【海風】

「✨はい♪お父さんもお母さんも最高です♪✨

師匠も援護ありがとうございます♪いつの間に

艦載機上げてたんですね?」

 

【隼鷹】

「たまたまさ♪」

 

 

 

【自称革命軍兵士D】

「うわっ!!うわあああ!!!」

(ブンッ!ブンッ!ブンッ!)

 

 

恐怖のあまり、半狂乱になってナイフを振り回

す革命軍兵士、しかしそんなハッタリは目の前

の『元ティターンズ』には通用しない

 

 

【アレキサンドリア】

「何それ?威嚇でもしてるつもり?その程度の

力量でこんな馬鹿騒ぎを起こすなんて身の程知

らずもいいところね、うっとうしいのよ!!」

 

(シュン‥‥ベキィ!!)

 

【自称革命軍兵士D】

「ぎゃっ!!!‥‥‥」

 

 

目にも止まらぬ右ストレートが革命軍兵士の

顔面を捕らえた(アレキサンドリア的には

ただのジャブ)!

怯んだところをすかさず右ラリアット!

 

 

【自称革命軍兵士D】

「ぐえええ!!!‥‥」(ドシャア!!)

 

 

革命軍兵士はアレキサンドリアのラリアット

をくらって空中で一回転、そのまま俯せに

地面に落下した

アレキサンドリアは馬乗りになると、落ちた

ナイフを拾って革命軍兵士の喉元に突きつけ

る、そのまま喉笛をかき斬る勢いで‥‥‥

 

 

【自称革命軍兵士D】

「ひいいい~~!!たっ助けてぇぇーー!!」

 

【アレキサンドリア】

「あんた、運が良かったね、私が海特警の艦娘

で!」

 

 

 

【ペールギュント】

「敵はどこなのです!!ペールも活躍して

『ドン勝』をゲットなのです!!」

(キョロキョロ)

 

【吹雪】

「何の話をしてるんですか!?突出するのは

危ないですよ!!」

 

【あきづき】

「煙でよく見えませんね」

 

ペールギュントは無謀にも、スーパーの建物

にまで単独で踏み込んでいた、それを見かね

た吹雪とあきづきが後から追ってきたという

次第である

 

 

【自称革命軍兵士E】

「動くな!人質がどうなっても良いのか!!」

 

【吹雪】

「しまった!人質に銃口が!!」

 

 

残った一人の革命軍兵士が、床にへたり込ん

だ人質に拳銃を向けていた

 

 

【人質】

「ひい~~助けて~~」

 

【ペールギュント】

「止めるのです!『無意味な抵抗は犬も食わな

い』のです!!」

 

【自称革命軍兵士E】

「やかましい!!そりゃあ『夫婦喧嘩』だろう

が!!」

 

【あきづき】

「犯人に突っ込まれましたよ!?」

 

【ペールギュント】

「なかなかの腕前なのです!」

 

【吹雪】

「何の話ですか!?」

 

 

日頃の行動に何処かしらギャグの要素が入って

しまう六本脚の面々、石ノ森の吹雪には未知の

領域であった‥‥‥

 

 

【自称革命軍兵士E】

「こっちには人質がいるんだ!これで手も足も

出まい!!」

 

【ペールギュント】

「だったら『目には目を』なのです!」

(ジャキッ!)

 

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

 

【吹雪】

「‥‥‥えっ?」

 

【あきづき】

「ペールさん?どうして私達に『メガ粒子砲』を

向けるんです?」

 

【自称革命軍兵士E】

「‥‥お前‥‥何やってんの?」

 

【ペールギュント】

「ペールも人質を捕ったのです!!これで条件は

五分と五分!!」

 

【あきづき】

「はいいい!?」

 

【ペールギュント】

「いや!それどころか、そっちの人質は一人、

ペールの方は二人!数が多い分こっちが有利

なのです!戦いは数なのです!!」

 

【自称革命軍兵士E】

「‥‥お前‥‥マジ何言ってんの?」

 

【ペールギュント】

「さあ!!大人しく投降するのです!!でない

と、この二人の安全は保証出来ないのです!!」

(ジャキッ!!)

 

【吹雪】

「ちょっと何言ってるのか分からないんだけど

ーーー!!!」

 

【ペールギュント】

「動くな!人質どもぉぉぉーーー!!!」

(ジャキッ!!)

 

【吹雪・あきづき】

「「ひいいい~~!!!」」(顔面蒼白)

 

【自称革命軍兵士E】

「おい!?馬鹿な真似は止めろ!!親が見たら

泣くぞ!?」

 

 

ペールの目茶苦茶な暴走で、状況はあべこべに

なって破綻してしまった‥‥‥

 

 

【一条 薫】

「吹雪君達はどこだ!?むっ!あれは‥‥‥」

 

 

後からスーパーの店内に突入してきた一条が

発見したのは、人質を盾にした革命軍兵士と

それに対峙する三人の艦娘達‥‥‥

吹雪とあきづきの二人は何故か両手を上げて

いる、お手上げ状態というサインなのか?

 

 

【一条 薫】

「いかん!!このままでは‥‥‥」

 

 

ここで一条、ある事を思いつく‥‥‥

 

幸い、革命軍兵士は吹雪達に気を取られて

こちらには気付いていない‥‥‥

ならば!今こそ念願の『あれ』を試す時!!

 

 

【一条 薫】

「‥‥‥ちょっと恥ずかしいけど‥‥試すのは

今しか無い!‥‥見ててください!俺の本気

を!!」

 

(ズザッ!‥‥‥ズリズリ!)

 

一条提督は両手を斜め下に広げ、腰を低くして

ポーズをとる、右足の靴底を地面に擦り着ける

動作を行い‥‥‥そして、走り出した!!

 

(ダッダッダッダッダッダッ‥‥‥)

 

【一条 薫】

「はあああああーーー!!!」

 

 

【ペールギュント】

「さあ!!どうするのです!?」

 

【吹雪】

「助けてぇぇ~~」(半泣き)

 

【自称革命軍兵士E】

「‥‥‥ううう!‥‥‥」

 

【あきづき】

「‥‥あれ?何だか効果あったみたい‥‥」

 

 

状態は完全に逆転していた、これではどちらが

悪党なのか分かったものではない!

 

 

【自称革命軍兵士】

「ちくしょう‥‥‥人の命にはかえられねぇ!」

 

【あきづき】

「成功したーー!?」

 

【吹雪】

「あの人‥‥アホなんじゃないの?‥‥」

 

【ペールギュント】

「結果オーライなのです♪」

 

【吹雪】

「おまいう!?」

(お前が言うか!?)

 

 

革命軍兵士は投降の意思を示した、だが!

時既に遅く‥‥‥

 

(ダアッ!!←前方に向かってジャンプ!)

 

【一条 薫】

「うりゃあああーーー!!!」

 

【吹雪】

「しっ!司令官!?」

 

【自称革命軍兵士E】

「‥‥‥‥へっ?」

 

ドボォ!!

 

【自称革命軍兵士E】

「ぐえあぁぁぁーーー!!?」

 

(ズザアアアーーー!!‥‥‥)

 

前方ジャンプからの右足キックが革命軍兵士の

みぞおちにヒット!革命軍兵士は後方に吹っ飛

ばされた!

一条は低い姿勢で着地、何故かポーズを決める

 

あの技は紛れもなく!!‥‥‥

 

 

【吹雪】

「『マイティキック』!?」

 

【ペールギュント】

「ああ、『サモアの怪物』と言われた‥‥」

 

【吹雪】

「それは『マイティ・モウ』でしょ?」

 

【ペールギュント】

「得意技が『サマーソルト・ドロップ』の‥‥」

 

【吹雪】

「それは『マイティ井上』!!」

 

【ペールギュント】

「あの『長州 力』とケンカした‥‥‥」

 

【吹雪】

「それは『ターザン山本』!!!!

もう全然ちがうじゃないですか!!」

 

【あきづき】

「‥‥‥詳しいですね‥‥‥」

 

 

【一条 薫】

「ふう、やってみるもんだな、皆大丈夫か!?」

 

【吹雪】

「‥‥私達は大丈夫ですけど‥‥‥」

 

【あきづき】

「‥‥何というか‥‥‥」

 

 

【自称革命軍兵士E】

「‥‥あっ‥‥あなたは‥‥も‥‥もしや‥‥

‥‥クッ‥‥‥クウ‥‥ガ‥‥‥」(ガクッ)

 

 

これも罰が当たったという事か、せっかく投降

する決断をしたのに、それを知らない一条君から

『マイティキック』をくらった革命軍兵士は

卒倒した、何もかもタイミングが悪すぎた

しかし、兵士の顔は何処か穏やかであった‥‥‥

 

 

【一条 薫】

「悪いが、俺は別人だ、親友ではあるがな」

 

【吹雪】

「司令官、ありがとうございます、今の技って

もしかして‥‥‥」

 

【一条 薫】

「済まない、前から一度やってみたかったんだ‥

‥‥『雄介』と『長門』君達には内緒にしてお

いてくれたまえ‥‥‥」

 

【吹雪】

「分かりました‥‥‥」

 

【ペールギュント】

「格好良いのです、ペールもいつか使ってみる

のです!」

 

【あきづき】

「司令にやったら駄目ですよ!」

 

 

後日談になるが、この時の防犯カメラの映像が

なぜか外部に流出し、ネットに流された結果、

石ノ森鎮守府と警視庁の関係者全員が一条提督

の活躍を知るところとなった

 

そして、彼がこの時放った技は関係者の間で

『一条マイティキック』と名付けられ、その後

今年の流行語大賞の候補になったとかならなか

ったとか‥‥‥‥

 

今の一条提督は、そんな事になるとは知る由も

ない‥‥‥

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

     ♀こだわりの川内♀

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

【サラトガ】

「Hello♪サラ子です♪最近鎮守府の皆さんが

サラ子に対してよそよそしい気がするのです

が‥‥‥何かあるのでしょうか?」

 

 

【へたれ提督】

「隠し事?なんだそりゃ?」

 

【アンドロメダ】

「えっ?何?別に何もないよ?」

 

【深雪】

「気のせいじゃないのかい?」

 

【天龍】

「そんな事よりチャッチャと仕事だ」

 

【多摩】

「にゃー」

 

 

【サラトガ】

「気になりますねー、でもノープロブレム♪

どんな時でも、確実に情報を引き出す方法が

サラ子にはあるんですよ♪」

 

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

 

【サラトガ】

「という訳で、教えてください川内さん?」

 

【川内】

「ちょっと待って!!他の人間が喋らないから

って!どうしてアタシから聞き出そうとする

のーー!?」

 

【サラトガ】

「天然の川内さんに隠し事なんてできっこあり

ません、だから川内さんに聞くのが一番確実

で早いんです♪」

 

【川内】

「‥‥あったまきた!!もう絶対教えてなんか

あげないから!!」

 

【サラトガ】

「教えてあげない‥‥‥という事は、間接的に

秘密が存在する事を教えて下さった訳ですね?

ありがとうございます♪」

 

【川内】

「‥‥‥‥あっ」

 

 

川内、サラ子の誘導尋問に引っかかる

 

 

【サラトガ】

「という訳で、教えてください」(ズイズイ)

 

【川内】

「いっ!‥‥‥嫌よ!!」(アタフタ~(慌))

 

 

なんて分かりやすい娘‥‥‥

 

サラトガはたたみかける様に、川内に顔を

近付けて迫る‥‥‥

 

 

【サラトガ】

「どうしても、教えて頂けませんか?」

(ズイズイズイ)

 

【川内】

「くっ!‥ふっ‥‥わっ‥悪いねサラ子さん♪

忍者の口は固いんだよ!例えどんな目に合おう

と秘密を喋る事なんか‥‥‥‥」

 

【サラトガ】

「もし教えて頂けたら、提督と川内さんの日程を

調整して差し上げますよ♪

提督と川内さんのお二人だけで行かれる

『熱海温泉一泊二日、ズコバコ夜戦三昧の旅』

なんて如何です?」

 

【川内】

「✨サラ子さんの着任日に、記念パーティーを

皆で開く計画があるんだよ✨」(あっさりゲロ)

 

 

夜戦忍者、己の淫欲の前に敗れ去る‥‥‥‥

 

 

【アンドロメダ】

「川内のバカーーー!!!」

 

【深雪】

「何で喋っちまったんだよぉーー!!?」

 

【天龍】

「目の前のニンジンに釣られやがって!!

このドスケベがーー!!!」

 

【多摩】

「フギャーー!!」

 

【川内】

「ごっごめんなさーい!‥‥‥見ないで‥‥

‥‥見ないでぇ~~(泣)」

 

【へたれ提督】

「お願い!!もうやめたげてぇ~~!!」

 

 

思わず『羽黒化』した川内と、それを必死で

庇うへたれ提督、これはこれでいつもの光景

 

 

【アレキサンドリア】

「ここに来ると、いつも賑やかね~」

 

【ラビアンローズ】

「皆さん、欲望に正直過ぎますよ!」

 

【ペールギュント】

「欲望は世界を救うのです!という訳で

『コムサイ』の開発を宜しくなのです!」

 

【ラビアンローズ】

「ペールさんはもう少し欲望を抑えて下さい!」

 

【ペールギュント】

「あっ、100円が落ちてるのです」

 

【ラビアンローズ】

「ええっ!?マジ!?どこどこ!?」

(キョロキョロ~~)

 

【アレキサンドリア】

「あんたも欲望に塗れてるわね!アナハイム!」

 

 

【サラトガ】

「✨皆さんありがとうございます♪サラ子‥‥‥

感激です♪✨」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

♪ダバダバダバダバ、ダッダーバダーバダ♪

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

      《こだわりの川内2》

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

スーパーの人質事件は終息した

 

犯人は全員検挙され、三人は病院送りとなった

無論、人質が全員無事なのは言うまでもない

 

 

【海風】

「やりました♪お母さん、格好良かったよ♪」

 

【蒼龍】

「ありがとう海風、あなたが居てくれたお陰よ

あなたも頑張ったわね」(ナデナデ)

 

【海風】

「✨エヘヘ~~♪✨」

 

【アレキサンドリア】

「人質事件て言うからもっと大層な事態を想像

してたけど、大した連中じゃなかったわね」

 

【隼鷹】

「全員無事って事でめでたし♪めでたし♪」

(ヒックッ)

 

【海風】

「師匠、『飲酒発艦』ですよね?それ」

 

 

【本多 幸雄】

「こんな無茶苦茶な展開で、犠牲者ゼロなのは

奇跡だな‥‥‥」

 

【あきづき】

「///あっ‥‥あの‥‥先程はありがとうござい

ました!///」

 

【本多 幸雄】

「こちらこそ君達には助けられたよ、礼を言う」

 

【あきづき】

「あっ!自己紹介が遅れました!

『海軍特別警察隊・民間軍事会社六本脚鎮守府』

所属、『護衛艦、あきづき』です!」

 

【本多 幸雄】

「改めて『陸軍高機動憲兵隊、本多 幸雄』です、

宜しく、一応『中佐』なんて肩書きを貰ってる

けど、分不相応で肩がこって仕方ないよ」

 

【あきづき】

「階級に肩がこる‥‥‥ですか?」

 

【本多 幸雄】

「本当はこんな事じゃいけないとは思うんだけど

ね、まっ、これが俺の性分だから、もし次に会

う事があっても階級の事は無視してヨロシク♪

(゚▽゚)/」

 

【あきづき】

「‥‥‥✨クスッ♪✨」

 

【本多 幸雄】

「君達は本当に優秀なんだな、恐れ入ったよ」

 

【あきづき】

「✨はい♪ありがとうございます♪✨」

 

【松平 アンデルセン】

「折角のナンパとラブロマンスの最中に不粋で

悪いんだけどよ~」

 

【あきづき】

「///ふええ!!?///」

 

【本多 幸雄】

「誰が『ナンパ』だ!!」

 

【松平 アンデルセン】

「サチィ、ご苦労だったなぁ、おじさんの計算

上手くいっただろう?」

 

【本多 幸雄】

「あー、はいはい!」

 

 

【へたれ提督】

「顔に似合わず、中々愉快なおじさんだな」

 

【川内】

「提督、顔が恐いのはそっとしておいた方が

‥‥‥」

 

【射命丸 文】

「何気に失礼な事言ってますね‥‥まあそれは

ともかく、新しい恋の予感ですか?これは

良い記事のネタになりますね~~♪」(カシャ)

 

【へたれ提督】

「変な記事書くなよ?それと例の写真もお願い

ね」

 

【川内】

 「?」

 

 

【松平 アンデルセン】

「一条提督もブッキーも、ご協力感謝するぜ、

警視庁には俺の方からも礼を入れとくからよ」

 

【一条 薫】

「こちらこそ感謝します、自分達はやるべき事

をしたまでです」

 

【吹雪】

「ブッキーって‥‥‥」

 

【松平 アンデルセン】

「それからえーっと、『六本脚』だっけ?

おたくらもご苦労だったな、協力感謝するぜ!

ところで、そっちのあんちゃん?」

 

【ゼネラル】

「‥‥‥うん?俺かい?」

 

【松平 アンデルセン】

「あんた『艦息』だろ?道理でつええ訳だ」

 

【ゼネラル】

「こりゃどうも(何故分かったんだ?)」

 

【松平 アンデルセン】

「それと‥‥あんたも提督かい?」

 

【へたれ提督】

「ええまあ、皆に助けられて何とか提督業を

やってますが‥‥‥」

 

 

一瞬‥‥‥松平司令官の表情が変わった

 

 

【松平 アンデルセン】

「おめえ‥‥‥『擲弾兵』だな?」

 

 

【川内】

「!!!」(ガバッ!!)

 

【へたれ提督】

「川内!!」

 

【吹雪】

「川内さん!?」

 

【あきづき】

「どうしたんですか!?川内さん!?」

 

 

松平司令官の一言に、誰よりも敏感に反応した

のは、川内であった!

川内はへたれ提督の前に立ちはだかる様に両手

を広げて仁王立ちする!

 

 

【川内】

「この人が擲弾兵だったら何だって言うの?」

 

【へたれ提督】

「川内‥‥‥‥」

 

【ラビアンローズ】

「‥‥‥川内さん‥‥」

 

【隼鷹】

「まっ‥‥‥そうなるわな」

 

 

軍事組織からの、擲弾兵をはじめとする

『改造戦士』達への仕打ち‥‥‥

身元保証人が居なければ、擲弾兵は一般社会

で生存する権利さえ存在しない現状‥‥‥

 

自分が愛するたった一人の男が『擲弾兵』と

いうだけの理由でどれだけ迫害されてきたか

‥‥‥‥

それを身近で見続けてきた川内にとって、松平

司令官の一言にはどうしても過敏に反応して

しまう、相手が何を考えているか分からない

以上、余計に警戒してしまうのだ‥‥‥

 

 

【川内】

「提督は人間よ!それ以外の何者でもない!」

 

【蒼龍】

「川内落ち着いて!私達がついてるから‥‥」

 

【一条 薫】

「川内君、松平司令官は悪気があって言ってる

訳じゃないんだよ」

 

【川内】

「‥‥‥‥‥‥‥」

 

【へたれ提督】

「‥‥‥‥‥‥‥」

 

【本多 幸雄】

「‥‥‥‥‥‥‥」

 

 

しばしの沈黙の後‥‥‥‥

 

松平司令官が口を開く

 

 

【松平 アンデルセン】

「おいおいお姉ちゃん、そんな不安そうな顔

するない、おじさんはいい人なの

おじさんは軍の上層部連中のアホ共みたいに

擲弾兵を虐める悪趣味は持ってないの

それだけは信用してちょうだい」

 

【ゼネラル】

「オッサン、あんたデリカシーが無いんだよ」

 

【隼鷹】

「まあまあ」

 

【松平 アンデルセン】

「おじさん『でりかしぃ』なんて言葉知らない

なあ~~、じゃあ改めて、提督さんよ」

 

【へたれ提督】

「何でしょうか?」(ギュッ‥‥‥)

 

【川内】

「‥‥‥‥‥」(ギュッ‥‥‥)

 

 

へたれ夫妻は、お互いを庇う様に寄り添い合う

 

 

【松平 アンデルセン】

「その娘、あんたの嫁さんかい?」

 

【へたれ提督】

「ええ、俺の『命』そのものですよ」

 

【川内】

「‥‥‥‥‥‥」(ギュウッ‥‥‥)

 

【松平 アンデルセン】

「いい女じゃねーか、守ってやりなよ」

 

【へたれ提督】

「もちろん、俺の全てをかけてね」

 

【松平 アンデルセン】

「いい返事だ♪男の価値を決めるのは、惚れた女

を幸せにしてやれるか、これが全てだ!そうだろ

う?サチィ!」

 

【本多 幸雄】

「何で俺に聞くんだよ!」

 

【松平 アンデルセン】

「そうは思わねぇかい?護衛艦の姉ちゃん♪」

 

【あきづき】

「///はわわわ‥‥‥///」

 

 

突然話をふられて、赤面する『あきづき』‥‥

 

 

【松平 アンデルセン】

「じゃあおじさんはこれで失礼するよ、キャバ嬢

達が俺を待ってるんでな、出せ!」

 

【高機動憲兵隊員】

「司令官、たまには御実家に帰られては?」

 

【松平 アンデルセン】

「家なんざ畳一畳分、寝る場所があれば充分

でぇ!諸君、サラダバー」

 

(ギュルルル‥‥ゴゴゴゴゴゴ‥‥)

 

【松平 アンデルセン】

「元気でやりまたえよ、フグ田君~♪」

 

【へたれ提督】

「誰が『マス夫』さんだ!!」

 

 

『61式戦車』は動き出した、松平司令官は

嵐の如く去っていった

 

 

【アレキサンドリア】

「男の価値とは惚れた女を幸せに‥‥‥ねえ

あんな恐竜みたいな絶滅危惧種が未だに

生き残っていたとはね」

 

【蒼龍】

「まあ、悪い人では無いと思うんだけどね」

 

【ペールギュント】

「『ガトー少佐』程では無いけど、男はあれ

くらいぶっ飛んでいて丁度良いのです!

司令官も見習うのです♪」

 

【ラビアンローズ】

「駄目ですよ!提督があんなになったら周りの

人が持ちませんよ!」

 

【へたれ提督】

「あんなの俺には無理だよ!」

 

【隼鷹】

「なあ♪あの人に着いていったら酒おごって

貰えるかなぁ~~♪」

 

【ゼネラル】

「多分な、でも駄目だ!」

 

【本多 幸雄】

「申し訳なかった、嫌な想いをさせてしまって

ボスに悪気は無いんだ、それは分かってほしい

君達夫婦は、法律で『生存権』が認められている

それはそれでおかしな話だが、君達は何の遠慮も

なく堂々と生きていく権利がある

とは言え、擲弾兵に代表される『改造戦士』が

世間で堂々と生きていくには、まだまだハードル

が高いのも現実だ‥‥‥

ボスとしては『用心するに越した事はない』と

君達に忠告したかっただけなんだよ」

 

【へたれ提督】

「ありがとう、本多隊長、分かっているさ」

 

【川内】

「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」(ギュッ)

 

【ゼネラル】

「それにしたって、いきなり『お前擲弾兵だろ?』

は無いだろ!あれじゃ警戒されるのも当然だ!

(俺を見て、直ぐに『艦息』と分かったのも

 薄気味悪いしな)」

 

【本多 幸雄】

「確かに‥‥‥あれが未だに准将止まりの原因でも

あるんだよな‥‥‥」

 

 

人質は解放され、犯人は警察に引き渡された

各々は撤収する事になった

 

 

【本多 幸雄】

「我々はこれで失礼する、他の事件現場も気になる

からな」

 

【へたれ提督】

「あんた達も大変だな、気をつけてな、助けが必要

ならまた呼んでくれ」

 

【本多 幸雄】

「君達も気をつけてな、それでは」

 

【あきづき】

「あの‥‥‥どうかお気をつけて‥‥‥」

 

【本多 幸雄】

「ありがとう、君もな」

 

【一条 薫】

「隊長、気をつけてな」

 

【吹雪】

「御武運を」

 

【本多 幸雄】

「有難う、いつもの仕事さ、君達はどうする?」

 

【一条 薫】

「もう少し彼等に付き合う、気になる事があって

な」

 

 

本多隊長以下『高機動憲兵隊』は撤収していった

 

 

【あきづき】

「‥‥‥‥‥‥‥‥‥」

 

【射命丸 文】

「おや?あの隊長さんが気になります~~♪」

 

【ペールギュント】

「新しい恋の始まりなのです♪」

 

【あきづき】

「///んなっ!?‥そんなんじゃありません!!

///」

 

【海風】

「分かりやすい人ですね」

 

 

【へたれ提督】

「川内‥‥‥家に帰ろう‥‥」

 

【川内】

「‥‥‥‥‥うん‥‥」(コクッ)

 

 

【吹雪】

「司令官、気になる事って、さっき話してた?」

 

【一条 薫】

「そうだ、奴らの黒幕の真の目的だ、囚人の解放

が目的では無いのは確かだろう、軍事施設や

重要インフラの破壊の報告も届いていない‥‥

では何処だ!嫌な予感がする‥‥‥」

 

 

一条提督の予感は的中する、それも、彼等の

比較的身近な場所で

問題は、それが実際に行われる前に阻止出来る

かどうかであった

 

 

 

【特高警察隊員】

「こちら斥候班、奴ら撤収に掛かろうとして

油断している、実行するのは今だ!」(ザザッ)

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

【偽革命軍兵士①】

「了解した、これより突入する」(ザザッ)

 

 

近くにガントリークレーンとモビルスーツの

駐機場を見下ろす、丘の森の中‥‥‥

 

そこには完全武装の、10人の集団が居た

集団は、一連の人質事件を引き起こした

『革命軍』と同じ出で立ちをしているが

その中身は全員『特高警察隊員』であった

 

 

【偽革命軍兵士①】

「全員、弾丸の弾種を確認しろ!『G弾』及び

『アーミーキラー』を装填しろ!」

 

 

『G弾』とは、人類が対深海棲艦様に開発した

特殊実体弾頭の総称

 

『アーミーキラー』は、軍の兵士が運用する

『ボディアーマー』やヘルメットを貫通する

為に開発された最新の小火器用弾丸で、軽装

甲車やブルドーザーのブレード程度なら易々と

貫通する

こんな代物、ただの反乱軍に揃えられる装備

ではない!

 

他にも迫撃砲やロケットランチャー、C4爆弾

を携行したこの集団の目的とは?

 

 

【偽革命軍兵士①】

「全員、時計を合わせる、よーい‥‥‥今!」

(ピッ)(ピッ)(ピッ)‥‥‥

 

【偽革命軍兵士①】

「もう一度確認するぞ!一班二名は建造中の

ドックに爆薬を仕掛けろ!奴らにあんなドック

は上等過ぎる!」

 

【偽革命軍兵士③】

「はっ!」

 

【偽革命軍兵士①】

「二班三名は隣接する連邦軍基地を牽制しろ!

ドックの爆発と同時に迫撃砲とロケットランチ

ャーを撃ち込むんだ!一班は爆薬の設置完了後

は二班に合流しろ!一緒に連邦軍基地を牽制

するんだ!奴らの注意を充分引き付けておけ!」

 

【偽革命軍兵士⑤】

「了解です」

 

【偽革命軍兵士①】

「3班は俺が直接指揮する、目的の施設に突入後

姿を確認した奴は全員射殺しろ!」

 

 

集団の全員はここで息をのむ‥‥‥

 

今回の同時多発人質事件、軍施設への散発的な

攻撃等々‥‥‥

そして一班と二班のドック爆破と牽制攻撃‥‥

 

全てはこの為のお膳立て!陽動作戦でしか

無かったのだ!

 

 

【偽革命軍兵士①】

「貴様等の言いたい事は分かる、ガキを何匹か

殺す為だけに、こんなバカ騒ぎをおこすなんざ

きち○いも甚だしいって事はな‥‥‥

だが俺達はもう引き返せない!あの鉄仮面野郎

に全て(致命的な弱み)を握られて、もう行き

着く地獄まで行くしか無いんだ!分かったか

!!」

 

 

全員が押し黙る、ここに来る前からそんな事は

分かっていた筈だった‥‥‥

 

 

【偽革命軍兵士①】

「三分間!作成時間は三分間だ、それ以上は

隣接する連邦軍基地から応援が来るだろうから

無理だ、三分間だけ我慢しろ!あそこにいる

奴らを可能な限り皆殺しにするんだ!それで

全ては終わりだ!」

 

(ビシッ!)

 

熱弁していた男が、最終攻撃目標となる施設を

指差した、その指差した先は‥‥‥

 

 

『天龍児童園』‥‥‥

 

 

一条提督が予感した通り、これは底知れない

悪意と執念による狂気の作戦だった‥‥‥‥

 

 

【偽革命軍兵士①】

「5分以内に配置に着け!ドックの爆破と共に

作戦を開始するぞ!全員かかれ!」

 

【多聞 風都】

「その必要はない」

 

【偽革命軍兵士一同】

「「「!!!!!!???」」」

 

 

いつの間にそこに居たのか!?

一人の無愛想な大男が仁王立ちしていた

 

 

【多聞 風都】

「もう一度言う、その必要はない、永遠にな」

 

【偽革命軍兵士①】

「多聞!!?貴様!!何故ここに!?」

 

【多聞 風都】

「失礼な奴だ、階級は俺の方が上だぞ?」

 

【偽革命軍兵士①】

「黙れ!!左遷野郎!!お前等のチームはもう

特高警察の主力では無いんだ!!」

 

【多聞 風都】

「それがどうした?『三木之の飼い犬』共」

 

【偽革命軍兵士①】

「何を!!」

 

 

『多聞 風都』彼は『特高警察』の関係者‥‥‥

‥‥というより、1チームの指揮官であった

 

彼のチームは、前述の『左遷』で中央から外れて

いたが、艦娘も所属する少数精鋭のそのチームは

戦闘集団としては侮りがたい実力を持っていた

その能力の高さは、目の前の10人の比ではない

偽革命軍を演じる『特高警察隊員』達がビビる

のも無理はなかった

 

10人の完全武装集団と、一見丸腰に見える一人

の男、両者の雰囲気は険悪になる‥‥‥

この両者は共に『特高警察』であった、それを

考えると何とも皮肉な事だ

 

 

【多聞 風都】

「四の五の言わん、今すぐ武器を棄てて投降しろ

道を踏み外したとは言え、元は同じ釜の飯を

食った仲だ、せめて裁判を受けるチャンスは

与えてやる、これが最初で最後の警告だ」

 

 

一切の感情の起伏も無く、淡々と話す多聞‥‥

この話し方から冷酷・無感情と誤解されがちだが

彼は本来、特高警察の腐敗とそれによって生み出

される被害者への慚愧の念と、その現状を何とか

修正しようという熱い信念の持ち主であった

 

特に、あの鎮守府の関係者に対しての想いは複雑

であった‥‥‥

 

そんな多聞の想いを知ってか知らずか‥‥‥

 

 

【偽革命軍兵士①】

「投降しろだと?‥‥‥‥グフフフッ、貴様!

自分が置かれた状況を分かってるのか!?

こっちは10人、おまけに重武装だ!それに

引き換えお前は一人、例えお前が武器を持って

いても俺達には敵うまい!!」

 

 

特高警察隊員10人の銃口が一斉に多聞に向く

 

 

【多聞 風都】

「状況はよく分かってるさ、それは投降を拒否、

徹底抗戦するという意思表示だな?」

 

【偽革命軍兵士①】

「三木之の野郎はな、お前の首に賞金をかけて

いるのよ!だがそれを差し引いても、てめえの

事は昔から気に入らなかったんだよ!!」

 

【多聞 風都】

「そうか?そいつは知らなかったな」

 

【偽革命軍兵士①】

「親父の金で権力を握ってたのは三木之もてめぇ

も同じじゃねえか!!てめぇはそれで独自勢力

を作れたからデカい顔していられるが、俺達は

そうはいかねぇんだよ!!」

 

【多聞 風都】

「親父は資産家だが、元は治安組織の人間だ

治安と秩序維持の為に私財を投げ打って特別

高等警察組織を構築をたんだ

お前等につべこべ言われるいわれは無い

それに俺は自分の私欲の為に、特高を私物化

した覚えは無い

三木之の尻馬に乗っかって私利私欲を貪った

挙げ句、奴に弱みを握られて身動きが取れなく

なったお前等と一緒にされては困るな」

 

【偽革命軍兵士①】

「ふざけるな!!一人だけ良い人ズラするんじゃ

ねえよ!!所詮、特高なんざ悪党の吹きだまり

じゃねえか!!」

 

【多聞 風都】

「その程度の覚悟で特高に居たのか?全く良い

迷惑だな」

 

 

ここに来て、両者の関係は完全に破綻した

ここにいるのはもはや、単に敵同士だ!

 

 

【多聞 風都】

「最後にもう一度聞く、投降の意思は無いんだ

な?」

 

【偽革命軍兵士③】

「クックックッ‥‥‥‥」

 

【偽革命軍兵士⑤】

「ぎゃーはははははーーー!!」

 

【その他偽革命軍兵士】

「「「ウワハハハハーーー!!」」」

 

【偽革命軍兵士①】

「バカか?死ぬのはてめぇの方だ!!独りで

ノコノコ現れやがって!!

てめぇをやったら、次はてめぇのチームも

潰してやるよ!!」

 

【偽革命軍兵士③】

「お前をやれば、一生遊んで暮らせる賞金が

手に入るのよ!俺はそれでサッサと特高なんざ

辞めてやるぜ!!」

 

【偽革命軍兵士⑤】

「おう!そうだとも!そうなったら特高なんて

馬鹿馬鹿しくてやってられるか!!」

 

 

特高警察の本来の理念はどこへやら、もはや

己の所属組織への想いも一切存在しない

あるのはただの私利私欲、そして虐げられた

者達の鬱積した負の思考‥‥‥

 

 

多聞の中で、決断はくだされた!!

 

 

【多聞 風都】

「残念だが、俺は人一倍用心深い質でな」

 

【偽革命軍兵士③】

「ああ~~ん?」

 

(パッチーーン!‥‥)BEGII!!

 

【偽革命軍兵士③】

「べぎっ!?  」Bushwaaa‥‥‥

 

【偽革命軍兵士①】

「‥‥んなっ!!?」

 

 

『謎の指鳴り音』と共に一人の特高の身体が

脳天から直下に、真っ二つに裂けた!

 

 

【偽革命軍兵士①】

「こっ!!‥‥この殺し方‥‥‥まさか!?」

 

(パッチーーン!)BEGII!!

 

【偽革命軍兵士②】

「べげっ!? 」Bushwaaa!!‥‥

 

【偽革命軍兵士④】

「ひいいいいい~~!!!」

 

 

立て続けに二人目が真っ二つになる‥‥‥

 

この技の持ち主は‥‥‥‥

三木之の走狗に成り下がった特高警察隊員に

とっては正に『地獄の使い』『悪夢そのもの』

であった‥‥‥

 

そしてその『悪夢』の張本人が木の影から現れる

 

 

【ヒィッツ提督】

「お前等の話を聞いて安心したぜ、お陰で何の

躊躇も無く、お前等を真っ二つに出来るんだから

なぁ!!」

 

【偽革命軍兵士一同】

「「「うっ!!!うわあああーーー!!!」」」

 

【ヒィッツ提督】

「おや?小官の顔を覚えてくれてたのたかい?

そりゃあ光栄だね♪お礼と言っては何だが‥‥

死に方は選ばせてやるぞ?苦しんで死ぬか?

それともひとおもいが良いか?」

 

【偽革命軍兵士④】

「こっ!!この化け物めえーー!!!」

(ジャキッ!)

 

 

もはやただの恐怖心しか残っていない特高が

『ヴェクター・サブマシンガン』を構えた!

それは明らかに失敗だった!

 

(ガシッ!)

 

【偽革命軍兵士④】

「ううっ!!?‥‥‥」

 

【足柄】

「あんた、誰に銃を向けたのか分かってる

んでしょうね?‥‥‥」

 

 

『ヴェクター』を構えた特高の肩を掴んだのは

もう一人の『静かに怒り狂う狼』であった‥‥

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

【天龍児童園の子供】

「✨狼ちゃん♪遊んで~~♪✨」

 

【足柄】

「ねえ、どうしてあんた達ってそんなに私に

懐くの?そんなに愛想が良い訳でもないのに」

 

【天龍児童園の子供】

「✨狼ちゃんの事が大好きだからだよ?✨」

 

【足柄】

「///‥‥‥ああもう!///」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

『足柄』の脳裏に、自分に懐いて離れない

『天龍児童園』の子供達の笑顔が浮かぶ‥‥‥

 

その結果、足柄の怒りは倍増した!!

 

 

【足柄】

「このゲスがあああああ!!!」

 

ベギィィィ!!!グシャアァ!!!

 

【偽革命軍兵士④】

「ぎゃっ‥‥‥   」

 

 

走馬灯が横切る暇もなく、特高は肋骨と頭蓋骨を

粉々に砕かれた!

深海棲艦のボディを素手で殴り砕く『足柄』の

鉄拳と足蹴り技である、生身の人間如きが生きて

いられる訳が無かった!

 

 

【偽革命軍兵士⑦】

「うわあああ!!!俺達‥‥俺達殺されるー!!」

 

【偽革命軍兵士⑥】

「嫌だぁ!!死にたくないーー!!」

 

【偽革命軍兵士⑤】

「ボサッとするな!!そのロケットランチャーで

撃て!!!」

 

【偽革命軍兵士⑦】

「ええ!!?おっ!‥‥俺が!!?」

 

【偽革命軍兵士⑤】

「馬鹿!!早くしろ!!」

 

(ヒュン‥‥‥)ZUBASHUuuu‥‥‥

 

【偽革命軍兵士⑦】

「へっ‥‥   」Bushwaaa‥‥

 

 

ロケットランチャーを担いだ特高警察の首が

『単分子カッター』の横一文字斬りによって

斬り飛ばされた!首の断面から血飛沫を上げる

胴体だけが残った‥‥‥

 

 

【偽革命軍兵士⑤】

「うわあああーーー!!!」(ガクガク‥‥‥)

 

【クロード戦艦提督】

「知ってるか?『生兵法は早死にのもと』ってな」

(メラメラ‥‥‥)

 

 

『単分子カッター』を握って現れたその男は

目から異様な炎の様な光を放っていた

 

自ら『艦息』施術を施したその身体を維持する

為に、深海棲艦の心臓を移植した影響なのか‥‥

怒る男の顔は、『深海棲艦』のそれに近いものが

あった

 

 

【クロード戦艦提督】

「『革命軍』とか名乗る反乱分子や、世間に不満

を持っている連中をかき集めて武器を与えた上で

形ばかりの訓練を施し、人質事件や襲撃事件を

でっちあげて治安組織の注意を引き付ける

それも六本脚鎮守府が手薄になるタイミングを

狙ってな!

そしてうちらリンガの駐屯部隊の注意も引き付け

た上で、何の罪も無い児童園の子供達を‥‥‥」

 

【偽革命軍兵士⑤】

「ううう‥‥‥‥‥‥」

 

【クロード戦艦提督】

「‥‥‥ムカついたなあ~!こんなにムカついた

のは久しぶりだよ!!」

 

【偽革命軍兵士⑤】

「ちくしょ!!‥‥‥」(ジャキッ!)

 

(ヒュン‥‥‥)ZUBASHUuuu‥‥‥

 

【偽革命軍兵士⑤】

「ちくしょうぶぅ!!‥‥  」Bushwaaa‥‥‥

 

 

怒れる戦艦提督にサブマシンガンなど通用しない

トリガーを引く前に、マシンガン諸共叩き斬られ

た特高警察‥‥‥

 

 

【偽革命軍兵士⑥】

「ぎゃあああーーー!!!」(はいずり‥‥‥)

 

ボカァ!!

 

【偽革命軍兵士⑥】

「ぐえっ‥‥‥‥‥」(ドシャッ!)

 

【日向】

「安心しろ、『峰打ち』だ、もっともこのまま

死んだ方が後々楽かもしれんがな‥‥‥」

 

 

はいずって逃げようとした特高の一人を、刀の

峰打ちで気絶させた日向

 

 

【日向】

「師匠、一人くらい証人として生かしておいた方

が良いだろう?コイツは私が押さえておくから、

後は遠慮しないで殺していいぞ?」

 

【クロード戦艦提督】

「‥‥‥すまんな日向、我ながら冷静を失いかけ

てた‥‥‥」

 

【日向】

「気にしないでくれ、こういう汚れ仕事は私が

フォローしよう、その代わり‥‥さっきの顔は

『金剛』には見せるなよ?悲しむぞ」

 

【クロード戦艦提督】

「‥‥‥善処する」

 

 

 

【偽革命軍兵士①】

「ちくしょう!!‥‥なぜ‥なぜ俺達の事が!?」

 

【多聞 風都】

「俺達のチームと『海特警』を甘く見過ぎたな

理由が知りたければ地獄で好きなだけ考えてろ」

 

 

【偽革命軍兵士⑩】

「‥‥もう付き合ってられない!逃げるよ!」

 

【偽革命軍兵士⑨】

「おっ!?‥‥おう!」

 

(ダアッ!)

 

【偽革命軍兵士①】

「貴様ら!?逃げるな!!!三木之の野郎は

貴様らを見逃さんぞ!?」

 

【多聞 風都】

「心配は無用だ、誰も逃げられん」

 

 

(シュルン‥‥‥ビシィ!!)

 

【偽革命軍兵士⑨】

「!!?いでえーーー!!!」

 

【偽革命軍兵士⑩】

「!!?ひええ!!!」

 

 

日の光に反射した『カッターワイヤー』が

逃亡を企てた特高隊員の一人の全身に絡み

付き、強烈な苦痛を発生させた!

しかし、それも一瞬の事‥‥‥

 

(ズバッ!ズバッ!ズバッ!‥‥)

 

【偽革命軍兵士⑨】

「えべ‥‥    」(ボトボトボト‥‥‥)

 

【偽革命軍兵士⑩】

「ぎゃあああーーー!!!」

 

 

『ワイヤーカッター』が特高隊員を微塵切りに

切り裂くと、もう一人の特高隊員が悲鳴を上げた

 

 

【二等憲兵吸血鬼】

「お前等、何で俺達を呼ばないんだよ!ここに

来る為に自力で調べる羽目になったんだぞ!」

 

【木曾】

「みずくさいじゃないか、海特警の敵は俺達に

とっても敵なんだからよ、しかも今回の事に

関しては‥‥‥俺もトサカに来てるんだ!」

 

【ヒィッツ提督】

「あー、スマンスマン、別に無視した訳じゃない

んだよ」

 

【足柄】

「こいつらは、この手で仕留めないと気が済まな

いのよ!!」(ギリギリ‥‥‥)

 

【木曾】

「その気持ち、分かるけどよ‥‥‥」

 

 

【偽革命軍兵士⑩】

「うっ‥‥‥ううう‥‥」(ズズズ‥‥‥)

 

【木曾】

「おい、動くな!」(ジャキッ!)

 

 

後ずさりする、もう一人の特高隊員、手には

『革命軍』も持っていたアサルトライフルを

握っている、その手は震えていた‥‥‥

顔をターバンで隠している為に、顔と表情は

見えなかったが‥‥‥

木曾はそれに、自前の二丁拳銃を向ける‥‥

 

 

【木曾】

「自分だけ逃げられると思ったら大間違いだぜ

お前は引き返せる分岐点をとっくに越えちま

ったんだ、もう手遅れさ、せめて命が惜しい

なら素直に投降しな!」

 

【偽革命軍兵士⑩】

「艦娘かい!‥‥お前に人が撃てるのかい!?」

 

【木曾】

「俺に艦娘の一般論を当てはめるなら無駄な事

だ、俺はとうの昔に『殺生戒』なんぞ破って

いる‥‥‥‥さあどうする?おい!!」

 

【偽革命軍兵士⑩】

「ちくしょう!‥‥‥艦娘が‥‥‥艦娘が!!

何だっていうんだい!!!」(ジャキッ!)

 

(PAPAPAM!‥‥)(BARARARM!!)

 

【偽革命軍兵士⑩】

「ぎゃおう!!  」(ドシャッア!!)

 

 

両者はほぼ同時に発砲!僅かに先に発砲した

特高隊員が『エボニー&アイボリー、シリアル

NO.02』のバースト射撃をくらって倒れた

 

 

【木曾】

「‥‥‥馬鹿な奴だぜ!お前‥‥‥」

 

【二等憲兵吸血鬼】

「木曾ちゃん大丈夫か?、それにしてもコイツ

女みたいな悲鳴あげやがって‥‥‥うん?」

 

 

ターバンが外れて、特高隊員の顔が見えた

 

 

【偽革命軍兵士⑩】

 「  」(シュウウウ~~‥‥‥)

 

【二等憲兵吸血鬼】

「‥‥参ったな、女だったのかよ‥‥」

 

【木曾】

「女だから何だっていうんだ?コイツは銃しか

持って無かった、という事は児童園を襲撃する

班の奴だったって事だ、あの子供達を殺そうと

したんだ、当然の報いさ、今夜は良く眠れるよ」

 

【二等憲兵吸血鬼】

「うーーん、そうだな‥‥」(ポリポリ)

 

 

【偽革命軍兵士①】

「‥‥‥くそっ!‥‥」

 

【偽革命軍兵士⑧】

「ううっ‥‥‥‥‥‥」

 

【多聞 風都】

「心配無用だと言ったろ?誰一人逃がすつもり

は無い、残るは貴様ら二人だけだ」

 

【偽革命軍兵士⑧】

「くそう!!こうなったら!!」(ダアッ!)

 

 

破れかぶれになった特高隊員、地面に落ちた

ロケットランチャーに手を伸ばす、だが‥‥

 

BAZU!!BAZU!!

 

【偽革命軍兵士⑧】

「ぐばっ‥‥   」(ドシャッア!)

 

 

フルオートショットガン『ベネリM3』の

『スラグ弾』は、大型の獣でも仕留められる

人間がくらえばひとたまりもない

 

 

【宮月 要】

「‥‥‥的中」

 

 

クールにショットを決めた男『宮月 要』

彼は多聞のチームに所属する特高警察隊員

建前上は多聞の副官となっているが、実質的

には対等の関係性であり、多聞とのコンビネ

ーションで数々の修羅場をくぐり抜けてきた

 

本来は、二丁のカスタムショットガン

『ベネリM4』を愛用するが、今回わざわざ

『M3』を使用しているのはなるべく足がつか

ない様にする為である、二人は基本的に大胆

かつ用心深かった

 

 

【偽革命軍兵士①】

「『宮月』!!?貴様!!」

 

【多聞 風都】

「奴は俺がスカウトした『元賞金稼ぎ』だ

奴にお前達への仲間意識なんぞ期待するな

さて‥‥‥残るは貴様だけだ」

 

【偽革命軍兵士①】

「くそっ!‥‥くそっ!‥‥」

 

【多聞 風都】

「貴様自身が言った通り、行き着く地獄まで

『逝って』もらおうか?」

 

 

ここに来て、両者の立場は完全に逆転した

一人残った特高隊員にとって、周りは全部敵に

なってしまったのだ

 

 

【偽革命軍兵士①】

「‥‥‥ぐふっ‥‥ぐふふふ‥‥‥」

 

【多聞 風都】

「おかしいか?」

 

【偽革命軍兵士①】

「‥‥これで勝ったつもりか!?俺達の次なんぞ

いくらでもやって来るぞ!!

三木之は‥‥奴は執念の鬼だ!!怨念の塊だ!!

例え特高が壊滅しても、奴は諦めないだろうよ!

俺達特高も貴様らも!奴の執念からは逃れられん

のだーー!!」

 

【多聞 風都】

「執念なら俺の方が上だ、お前が心配する必要は

ない、三木之の奴は俺が必ずワッパをかけて

やる、地獄で見てるがいい」

 

【偽革命軍兵士①】

「うるせぇーー!!貴様に俺達の気持ちが分かっ

てたまるか!!奴の呪縛に絡め取られた俺達の

気持ちがーー!!」

 

【宮月 要】

「自業自得、自縄自縛」

 

 

(ダアッ!!‥‥‥)

 

宮月の指摘を余所に、特高隊員は先程のロケット

ランチャーに手を伸ばす‥‥‥

 

 

【偽革命軍兵士①】

「せめてここから撃って‥‥ガキの一人でも!!」

 

(グッ!)(ドカッ!!)

 

【偽革命軍兵士①】

「‥‥ううっ!!?」

 

 

ロケットランチャーに手をかけたものの、それを

足で踏み付けられて持ち上げる事が出来ない

特高隊員がこの世で最後に見たのは‥‥‥‥

怒りで表情が歪んだ『餓狼』の顔‥‥‥‥

 

 

【足柄】

「‥‥‥‥お前の境遇なんか関係ない!

よくも子供達を手に掛けようとしたな!」

 

(メリメリメリ‥‥‥拳を握りしめる音)

 

【足柄】

「ガアアアアアーーー!!!!!」

(ブウン!!‥‥)グシャアッ!!!

 

【偽革命軍兵士①】

「ぴっ‥‥‥     」(ドシャッアーー!)

 

 

狼の咆哮!!

唸るハンマーフック!!

爆裂する脳髄と頭蓋骨!!

 

偽革命軍兵士こと特高隊員は絶命し、身体が

飛ばされた!

 

 

【足柄】

「くたばってんじゃないわよ!!ガアアア!!」

(グシャッ!! ベキッ!! バキッ!!)

 

 

足柄の怒りは収まらない、ただの屍になった

特高に馬乗りになり拳の雨を降らせる!

肉が飛び散り、骨が砕け、中身がはみ出てきて

も足柄は殴るのを止めようとはしない‥‥‥

 

 

【ヒィッツ提督】

「‥‥‥足柄、もういい!」

 

【足柄】

「‥‥‥‥‥‥‥‥」

(グシャッ!! グシャッ!!)

 

(ガシッ!!)

【足柄】

「!!!?」

 

【ヒィッツ提督】

「‥‥そこまでや足柄、そいつはもう死んでる」

 

【足柄】

「ふぅーー‥‥ふぅーー‥‥」(ピチャピチャ‥)

 

 

ヒィッツ提督が足柄の腕を掴んで破壊は止んだ

 

帰り血を浴びて呆然とする足柄を見てヒィッツ

提督は、思わず『美しい』と感じた‥‥‥と

後に語っていたらしい‥‥‥

 

 

【ヒィッツ提督】

「‥‥先ずは着替えや、血を洗い落とさんとな

児童園の子供達が待っとる」

 

【足柄】

「‥‥‥‥提督‥‥」

 

【多聞 風都】

「奥方、ご協力感謝する、ヒィッツ、後はこち

らで処理しておく」

 

 

気がつくと、多門のチームなのか、複数の

正規の服装の特高隊員が、かつての仲間の死体

を片付けていた‥‥‥

 

 

【ヒィッツ提督】

「お前はあの『二人』に会っていかんのか?」

 

【多聞 風都】

「俺は何一つ成し遂げていない、どの面さげて

あの二人に会いに行けるって言うんだ?

せめて、三木之にワッパをかけるまでは‥‥」

 

【宮月 要】

「‥‥‥‥‥‥‥」

 

【ヒィッツ提督】

「相変わらず堅い奴だな、まあいい、好きにす

るさ、でもあの二人はそんな事気にしないと

思うで?」

 

【多聞 風都】

「分かっている、あの二人は全てを笑って済ま

せてくれるだろう、だが、それでは駄目だ、

これは俺自身の問題だ」

 

 

淡々と後処理は続く、まるで命のやり取りの

修羅場など初めから無かったかのように‥‥

それを見てクロード提督は思う‥‥‥

 

 

【クロード戦艦提督】

「‥‥‥最初は思わず感情が高ぶってしまった

が、こうして見ると、お世辞にも後味の良い

任務とは言えんな‥‥‥」

 

【日向】

「師匠、後悔しているのか?」

 

【クロード戦艦提督】

「まさか、後悔なんぞは俺には微塵もないさ

これは必要な事だった、誰かがやらなくちゃ

ならない事だったんだ

一旦『ゾンビ』になった奴を元に戻す事なんか

不可能だ、『ゾンビ』を放置しておけば命の

危機に晒される者が出て来る、それを救う為

には『ゾンビ』を排除する他ない

俺はその現実から目を背けるつもりは無い

だが同時に、『ゾンビ』を生み出さない環境も

整備しなくてはならないだろう、そうでなきゃ

またこんな事が起こる‥‥‥」

 

【日向】

「‥‥‥奴らの台詞を聴いていると、まだまだ

先の見えない長い道になりそうだな‥‥」

 

【クロード戦艦提督】

「‥‥‥そうだな、それじゃ、行くとするか」

 

(ゾロゾロ‥‥‥)

 

特高が化けた偽革命軍兵士の集団は、日向が

気絶させた一人を除いて全滅した

後処理を多門のチームに任せて、一同は撤収

していく‥‥‥

 

 

【二等憲兵吸血鬼】

「おい、あんた」

 

【多門 風都】

「何か?」

 

【二等憲兵吸血鬼】

「残念だが、あんたに三木之は逮捕出来ない」

 

【多門 風都】

「‥‥‥なぜだ?」

 

【二等憲兵吸血鬼】

「俺が先に、奴を食っちまうからさ♪」

 

【多門 風都】

「そうか?なら俺達もぼやぼやしてられんな」

 

 

この日、多門は初めてうっすらと笑った‥‥

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

【金剛】

「みなサーーン♪こんぐらっちゅれいしょん!

護衛任務お疲れデース♪」

 

【比叡】

「旗艦のお仕事、決まってましたよ♪」

 

【アンドロメダ】

「ニヒヒ~♪メダ子は褒められて伸びるタイプ

だから、うんと褒めてね~~♪」

 

【天龍】

「調子に乗るなってーの!」

 

【能代】

「新人の皆さんもお疲れ様でした」

 

【パース】

「Thanks」

 

【神州丸】

「お気遣い、感謝するであります」

 

 

近海なから、比較的規模の大きい輸送船団の

護衛任務から帰還した六本脚の艦隊‥‥‥

 

『アンドロメダ』が初めての総旗艦という事で

戦艦としては大先輩の『金剛』『比叡』の二人

がコルセット(補佐役)に就いての出撃だった

 

 

【へたれ提督】

「みんなお疲れ様、よくやってくれた」

 

【清霜】

「✨パパー、清霜、メダ子ちゃんをフォロー

して頑張ったよ♪✨」

 

【へたれ提督】

「えらいぞ~♪清霜~♪」(ナデナデ~)

 

【清霜】

「✨エヘヘ~♪良いの良いの♪そんなに

褒めなくても~♪✨」

 

【サラトガ】

「提督、そちらも大変だったみたいですね」

 

【ペールギュント】

「ペールが大活躍なのです、エヘン♪」

 

【あきづき】

「あー、そうですね‥‥‥」(空を見上げて)

 

【深雪】

「あっ‥‥‥いつもの事か」(察し)

 

【蒼龍】

「みんな、お疲れ様♪」

 

【瑞鳳】

「久し振りの艦隊行動だから緊張しちゃった」

 

【江風】

「姉さん聞いたぜ!悪党を投げ飛ばしたんだっ

て!?見たかったなぁ~」

 

【海風】

「///止めて、恥ずかしいわ!///」

 

【山風】

「うん、ちょっと興味あるかな‥‥‥」

 

【クロード戦艦提督】

「みんなご苦労様、任務の方は上手くいって‥

‥‥‥おわぁ!!」(ガバァ!)

 

【金剛】

「テートクーー!♪❤❤ワタシ頑張ったネー♪

ご褒美にチュッチュッ❤してくだサーーイ❤」

 

【比叡】

「いきなりですかーー!?」

 

 

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

 

 

【クロード戦艦提督】

「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」

 

【金剛】

「‥‥‥‥?テートク?どうしたノー?‥‥」

 

【クロード戦艦提督】

「‥‥何でもない♪」(ナデナデ~)

 

【金剛】

「‥‥‥テートク‥‥‥」

 

 

『金剛』とて、伊達に嫁艦ではない

クロード提督の様子がおかしい事にすぐ

気付いた

 

 

【クロード戦艦提督】

「金剛の煎れた紅茶が飲みたい、煎れてくれる

か?」

 

【金剛】

「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」

 

【金剛】

「YES♪❤」(ニコッ♪)

 

 

自分の頭を撫でたクロード提督の手を握り

返して微笑みながら返事をする金剛

 

今は何も聞くまい‥‥‥黙ってクロード提督を

受け入れる金剛であった

 

 

【日向】

「‥‥‥まっ、そうなるな」

 

 

【ヒィッツ提督】

「よう、お疲れ(゚▽゚)/」

 

【アレキサンドリア】

「‥‥‥‥あんたもね」

 

 

艦隊出撃と人質事件解決、それぞれの体験を

報告し会う一同、勿論、近くの森の中で起こ

った一件は一切出て来ない‥‥‥

 

その一方で‥‥‥

 

 

【川内】

「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」

 

【清霜】

「‥‥ママ?‥‥大丈夫?‥‥」

 

【川内】

「‥‥!‥‥清霜?‥‥‥」

 

【清霜】

「ママ‥‥‥嫌な事が‥‥あったんだね?」

 

【川内】

「‥‥清霜‥‥‥ありがとね♪清霜は本当に

優しい娘‥‥‥‥ママは大丈夫だから‥‥」

(ナデナデ‥‥‥)

 

【清霜】

「ママ‥‥‥」

 

 

母親の様子を心配した清霜、ある方向に声を

かける、そこには何故か『圧力鍋』が‥‥‥

 

 

【清霜】

「✨パパーー♪✨」

 

(カパッ)

 

【へたれ提督】

「おうっ!」

 

【川内】

「てっ!提督!?」

 

【アンドロメダ】

「うん?何処かで見たような‥‥‥」

 

【江風】

「何で今回も『圧力鍋』から出て来るんだよ!?」

 

【へたれ提督】

「俺はそういう生き者なのだ!お前達、愛してる

ぞーー!!」

 

【アンドロメダ】

「こういう出方で言われてもねぇー」

 

【江風】

「誰だよ!厨房でもないのに『圧力鍋』なんか

置いたのは!?」

 

【UXー01】

「私よ♪色々と言いたい事もあるけど、今回は

『圧力鍋』押しで良いと思うわ♪」

 

【江風】

「何?それ!?」

 

 

【清霜】

「パパ♪、ママ♪、二人とも『夜戦』の時間で

しょ?♪」

 

【川内】

「///ふえええ!?///」

 

【清霜】

「ここは清霜とお姉ちゃんに任せて♪二人は

ゆっくり休んでねー♪」(グイグイ~~)

 

【へたれ提督】

「おいい!清霜ぉ~~」

 

【アンドロメダ】

「なるほどね~~、二人ともいってら~~♪」

 

【UXー01】

「心配しないで♪シーツとパンツは後でわたし

が洗濯してあげるわ♪」

 

【川内】

「///はわわわ‥‥‥///」

 

 

【クロード戦艦提督】

「本当、清霜はよく出来た娘だな‥‥‥」

 

【金剛】

「ウーーン♪やっぱりあんなカワイイ赤ちゃん

が欲しいデーース♪❤」

 

【クロード戦艦提督】

「またそっちの話かいな‥‥‥」

 

 

清霜の機転で、二人はプライベートルームと

なった執務室に押し込まれた

 

 

【アンドロメダ】

「やるじゃん♪きよしー♪」

 

【清霜】

「ママに元気になって貰う為には、パパに側に

居させてあげるのが一番だからね♪もちろん

『夜戦』も含めてね♪」

 

【江風】

「なあ!きよし!今夜はとことん話し合おうな

!!」

 

【清霜】

「うん♪いいよ♪確か次の『小話』では、ママが

『パンずら』にこだわる理由が明かされ‥‥‥」

 

【江風】

「ぎょえええええーーー!!!」

 

【天龍】

「そこ!!さっきからうるせえぞ!!」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

浜名湖畔、舘山寺温泉街‥‥‥

 

遠く対岸にガントリークレーンを望む高台に

携帯電話で通話する一人の男‥‥‥‥

 

 

【ハイザKIーX06号(地球人の姿に変異)】

「‥‥ああそうだ、全滅だ、おめえの立てた作戦

は全てパー‥‥(!!!)‥ああ!うるせえな!

そんなに喚くなよ!」

 

 

心底、面倒臭そうに会話する『ハイザKIーX06号

お世辞にも友好的な電話とは言えない

 

 

【ハイザKIーX06号】

「俺のせいじゃねえよ!てめぇの作戦が悪かった

んだろうが!‥‥‥まあいいさ、まだチャンスは

あるだろう?次に上手くやれば良いんだよ♪

それよりそっちの準備は進んでるのか?‥‥‥

‥‥そうか、それは上々♪おめえにしては仕事

が早いじゃねーか、俺も明日中に『ダカール』に

戻る、『新設部隊』の準備、しっかりやれよ♪

新しい『スポンサー』に愛想を尽かされないよう

にな、お坊ちゃん♪」(ニヤリッ‥‥‥)

 

 

【三木之 ジャギ】

『テメェ!!ふざけんなぁ!!失敗の落とし前は

つけて!!‥‥‥‥』(ブチッ!)

 

 

電話の向こうの、ヒステリックな罵声を完全無視

して、ジュラル星人『ハイザKIーX06号』は通話を

切った‥‥‥

 

 

【ハイザKI-X06号】

「バカな奴だぜ、みすみす用意した駒をすり潰し

やがって、どうせ使い捨てにするなら、もっと

有効に使わなきゃ馬鹿ってもんだぜ?

駒って奴は使い様によってキングにもジョーカー

にもなるんだ、それをつまらない意地と怨みだけ

で全部棄てちまったんだからな」

 

 

飽きれ口調の『ハイザKI-X06号』ではあったが

その口調は同時にどこか楽しそうであった

 

 

【ハイザKI-X06号】

「しかしだ三木之の坊ちゃん、俺はてめぇのそう

いう所は嫌いじゃないぜ♪

ここまで自己破滅型で正真正銘のクズ野郎なんて

中々お目にかかれねぇからなぁ♪

どの道てめぇは長くはねえさ♪俺はてめぇが誰に

殺され、どんなくたばり方をするのか見極めるの

が楽しみでね、だからてめぇが生きてる間はその

拝観料として、てめぇに協力してやるよ♪勿論、

俺のやり方でな♪」

 

 

『三木之 ジャギ』と『ハイザKI-X06号』‥‥‥

 

どちらも正真正銘の悪党で究極の自己中である

この二人は、奇妙なコンビを組んだ事になる

 

 

【ハイザKIーX06号】

「それにしても‥‥‥ククク‥‥‥面白いねえ♪

何とも面白い連中だ♪

それでこそ潰す楽しみが出来るってもんだぜ♪

‥‥テメェみてぇになあ!『キSE』エエエ!!」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

【キSEーX07号】

「‥‥‥うん?誰か俺を呼んだっすか?‥‥‥‥

気のせいか?‥‥さてと、次の『那珂ちゃんライ

ブ』の準備っす!」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

別の『人質事件』の現場‥‥‥

因みに事件そのものは既に解決していた

 

 

【松平 アンデルセン】

「‥‥よし!これで全ての人質は解放したな‥‥

‥‥なあ、サチィよぉ?」

 

【本多 幸雄】

「何です、ボス」

 

【松平 アンデルセン】

「あの姉ちゃん、どうしてるかなぁ~♪」

 

【本多 幸雄】

「何の話です?」

 

【松平 アンデルセン】

「なあサチィ、おめえは人間だ、もっと幸せに

なっても良いんだぜ、おめえにその気があるな

ら、世間が何と言おうとな」

 

(RRRRR‥‥‥ピッ)

 

【松平 アンデルセン】

「もしもし~♪『明美』ちゃ~ん♪おじさんも

会いたかったのよ~~ん♪でもアホ仕事がさ

~~♪」

 

 

【本多 幸雄】

「‥‥‥‥‥‥‥‥‥」

 

 

本多隊長、空を見上げる‥‥‥‥‥

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

六本脚鎮守府の桟橋‥‥‥‥

 

 

【あきづき】

「あの隊長さん‥‥‥不思議な人‥‥‥」

 

 

【射命丸 文】

「これからどうなるか‥‥楽しみですねぇ~

記事にするのはもう少し待ちますか♪‥‥」

(バサッ! バサッ! バサッ‥‥‥)

 

 

【あきづき】

「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」

 

 

あきづき、空を見上げる‥‥‥‥‥

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

六本脚鎮守府、執務室‥‥‥‥

 

 

清霜の機転で、二人っきりになったあの夫婦は

‥‥‥‥‥

 

(チュッ❤ チュッ❤ モミュモミュ❤)

 

【川内】

「‥んっ❤‥‥うんっ❤‥‥んぐっ❤‥‥」

 

(じゅるるる~~~❤❤❤‥‥‥)

 

【川内】

「‥ぷはぁ❤‥‥ハア‥ハア‥‥てい‥とく❤」

 

 

状況に我慢出来ず、濃厚なディープキスを!

 

 

【へたれ提督】

「ふうっ‥‥‥川内‥‥」(ギュウッ‥‥)

 

【川内】

「‥‥‥うん?❤‥‥」

 

【へたれ提督】

「ありがとう‥‥‥俺を守ってくれて‥‥」

 

【川内】

「‥‥ううん、アタシは‥‥あんな偉い人の前で

‥‥あんな大口きいて‥‥そんな事したら‥‥

提督の為にならないって‥‥分かってたのに‥

‥‥アタシ‥‥‥アタシ‥‥」(ボロボロ‥‥)

 

【へたれ提督】

「お前は俺を守ろうとしてくれただけだ、本当に

ありがとう‥‥スマン、嫌な想いをさせて‥‥」

 

【川内】

「‥‥提督‥‥‥」

 

【へたれ提督】

「あのオッサンが何を考えているかは知らんが

俺はあいつに宣言した!‥‥‥それは俺自身への

宣言でもある、川内‥‥‥俺は俺の全てをかけて

お前を守ってみせる!」

 

【川内】

「‥‥提督‥‥‥」

 

【へたれ提督】

「しかしだ、今日の事で俺は改めて想い知らされた

、俺はずっと、川内にも守られていたんだってな」

 

【川内】

「そんな!アタシだって!‥‥‥アタシだって今日

までどれだけ提督に助けて貰って来たか‥‥‥‥

ずっと覚えてるよ‥‥‥初めて会った‥‥あの時

からずっと‥‥‥」

 

【へたれ提督】

「そうか‥‥‥やっぱり俺達‥‥‥」

 

【川内】

「『二人でやっと一人前』‥‥だよね♪ウフッ♪」

 

【へたれ提督】

「そうだな‥‥俺はお前が居なければ何も出来ない

『へたれ』だ!

そんな『へたれ』な自分が、俺は嫌いじゃない

‥‥‥本来なら情けない話だが『一人前』になろう

とする事で、俺はお前とずっと一緒に居られる!

川内が側に居てくれたら、俺に恐いものなんか無い

!」

 

【川内】

「アタシだって‥‥‥神通に比べたら、全然半人前

の『夜戦バカ』だよ!

でも‥‥アタシには『提督』がいる!

世界一大好きな、たった一人の愛する旦那様が

いる!この気持ちがアタシに力を与えてくれる!

『半人前』のアタシでも、提督と一緒なら『一人前』

になれる!もう何も恐くなんか無い!」

 

【へたれ提督】

「ハハ、俺はそんな大層な提督じゃないが‥‥‥‥

川内!お前を絶対放さないからな!覚悟しとけよ」

 

【川内】

「アタシだって提督を放さないよ!何があっても!

誰が来ても!絶対!」

 

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

 

【へたれ提督・川内】

「「♯‥‥フフフ‥‥あははは♪♯」」

 

 

二人は今までの会話を振り返って、思わず吹き出

してしまう

 

 

【川内】

「あははは♪‥‥何かアタシ達って♪‥‥」

 

【へたれ提督】

「らしくない真面目な会話してたなあ♪」

 

【川内】

「周りから見たらどう思われるんだろうね♪」

 

【へたれ提督】

「またペールにシバかれるかもな♪ハハハ♪」

 

【へたれ提督・川内】

「「‥‥‥ふう~~~♪‥‥」」

 

 

一通り笑った後、少し落ち着いた二人は

また目を合わせる‥‥‥‥

 

 

【へたれ提督】

「川内~~♪」

 

【川内】

「なあに?提督ぅ~♪」

 

【へたれ提督】

「川内‥‥愛してる」

 

【川内】

「提督‥‥大好き❤」

 

(チュッ❤)

 

【へたれ提督】

「‥‥‥‥んっ‥‥」

 

【川内】

「‥‥‥‥んふっ❤」

 

 

二人は再び、唇を合わせた‥‥‥

 

 

【川内】

「提督♪❤‥‥しよ♪❤❤」

 

【へたれ提督】

「ぐおおお!そんなセリフ反則だあ!!」

 

 

お約束の『夜戦』が幕をあけた!!

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

天龍児童園、人知れず守られたこの平穏‥‥

 

 

【足柄】

「みんなー♪今日は特別よ♪一緒に遊んで

あ・げ・る♪」

 

【天龍児童園の子供達】

「「「やったーーー♪♪♪」」」

 

 

ヒィッツ提督と一緒に『天龍児童園』に来訪

した『足柄』は、珍しく率先して子供達と

交流するのであった

 

 

【防空棲姫】

「✨子供達、楽シソウ♪✨」(ニコッ♪)

 

【ガンビア・ベイ】

「足柄さんの方から、子供達と遊ぼうなんて

珍しいベイ」

 

 

【足柄】

「さあて♪今日はとことん付き合ってあげちゃ

うからねーー♪」

 

【天龍児童園の子供】

「‥‥‥ねえ、狼ちゃん?」

 

【足柄】

「あら?なあに?」

 

【天龍児童園の子供】

「‥‥‥狼ちゃん、大丈夫?」

 

【足柄】

「‥‥‥えっ?」

 

【天龍児童園の子供】

「‥‥‥嫌な事でもあったの?」

 

【足柄】

「‥‥‥‥‥‥‥‥」

 

 

『天龍児童園』の子供達で、住み込みで生活

している子供達は、いわゆる『孤児』である

 

子供達自身が辛い想いをしてきた身だ、足柄の

心情の乱れを察知しても不思議ではない‥‥

 

子供達に心配をかける訳にはいかない

『足柄』は笑顔で子供達にかえす‥‥

 

 

【足柄】

「この『足柄』様に不安があるとでも言うの?

そんなものある訳ないでしょ♪今日はあんた達

の顔を見たくなっただけよ♪

子供がそんな気を回すんじゃないの♪」

(ナデナデ~~)

 

【天龍児童園の子供達】

「「‥‥‥✨うん♪✨」」(ギューー♪)

 

【足柄】

「やれやれ、両腕にしがみ付かれちゃったわね」

 

 

【ヒィッツ提督】

「‥‥‥ありがとな子供達、足柄、よかったな

子供達はお前の味方や、何があってもな」

 

 

【天龍児童園の子供】

「✨狼ちゃん♪このご本読んで♪✨」

 

【足柄】

「良いわ♪特別サービスよ♪読んであげる♪」

 

 

『足柄』が子供達に、本の読み聞かせるをする

それを聞いて子供達が全員集まってくる‥‥

『防空棲姫』もそうだったが、子供達に接する

『足柄』の姿もまた『聖母』のようであった

 

普段見ない『足柄』の一面を見たヒィッツ提督

は、今夜絶対『足柄』をテイクアウトしようと

心に誓うのであった

 

 

【足柄】

「じゃあ読むわよ~~♪」

 

【足柄】

{‥‥ある所に、とても仲の良い『四人姉妹』が

 いました‥‥}

 

【足柄】

「『四人姉妹』だって、私達の姉妹みたいね♪」

 

 

【ヒィッツ提督】

「‥‥‥‥‥うん?」

 

 

『四人姉妹』という単語で、急に雲行きが

怪しくなってきた‥‥‥‥

 

 

【足柄】

{‥するとそこに、ある日突然、とても恐そう

な『カブトムシ』の大魔王が現れましたー}

 

【足柄】

「カブトムシの大魔王ですって♪イマイチパッと

しないわねー♪」

 

【天龍児童園の子供達】

「「「✨キャハハハハ(≧▽≦)✨」」」

 

 

【ヒィッツ提督】

「‥‥‥‥‥‥をい!」

 

 

ヒィッツ提督、確信する‥‥‥

 

 

【足柄】

{カブトムシの大魔王『ヒィッツトロング』は

四人姉妹が余りにも美人だったので、彼女達

を鹵獲して自分のものにしようと襲いかかり

ました‥‥‥

 憐れ、『四人姉妹』は『触手』に絡め取られ

‥‥}

 

【足柄】

「‥‥‥‥なにこれ?」

 

(ドカーーーン!!!)

 

【ヒィッツ提督】

「ヘイ!ジョージィー!!話はこれまで!

子供はお外で元気に遊ぶもんだぃ!」

 

(パシィ!)

 

【足柄】

「えっ?提督!?」

 

 

今日郵送で届いたばかりという問題の『同人誌』

を、足柄から取り上げるヒィッツ提督‥‥‥

 

 

【天龍児童園の子供】

「ヒィッツ!何するの!!」

 

【天龍児童園の子供】

「大人のくせに横暴だーー!!」

 

【ヒィッツ提督】

「うるさーい!生意気言うんじゃありません!」

 

【足柄】

「提督!大人げないわよ!」

 

【ヒィッツ提督】

「お外で元気に遊んで、健全な身体を作らない

と、立派な『同人ゲームプレイヤー』になれ

ないぞーー!!」

 

【足柄】

「ちょっと何言ってるのか分からないんだけど

!!」

 

【天龍】

「誰だよ!?こんな本送って来た奴は!?て

言うか、誰が頼んだんだよ!?」

 

(ギャー!ギャー!ギャー!)

 

【防空棲姫】

「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」

 

【ガンビア・ベイ】

「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」

 

 

騒がしくも、心温まる光景‥‥‥‥

 

これを演出した1番の功労者は‥‥‥‥

 

 

【秋雲】

「いやーさーせん♪その新巻、郵送先を秋雲様

が間違えちゃって~~♪‥‥‥‥そんな恐い顔

で見ないで‥‥‥」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

帝国海軍本部‥‥‥‥

 

 

【徳川 成光】

「うん?コマちゃんどうしたションボリして?」

 

【コマンダン・テスト】

「発注した『アキグモ出版』の最新巻が間違って

他の所に発送されてしまいましたわ‥‥‥」

(ショボボボーン)

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

六本脚鎮守、執務室‥‥‥‥

 

 

(ズブ❤ズブ❤ズブ❤ズブ❤!)

 

 

【へたれ提督】

「ぐあああーー!!川内ぃぃーー!!

出る!!‥‥出るぅぅぅーーー!!」

 

【川内】

「あああ!!❤❤‥‥提督出して❤‥‥‥

いっぱい中に出してぇぇぇーー♪❤❤❤」

 

(パン! パン! ズブン!!❤)

 

【へたれ提督】

「‥‥うぐっ!!‥‥でる!!‥‥‥」

 

【川内】

「‥‥あぐっ!!‥‥イクッ❤❤‥」

 

ドピュ!ドピュ!ビュルルル~

 

【川内】

「あっ!‥‥くうっ❤‥‥」(ビクビクビクン‥‥)

 

 

二人は、強く抱きしめあったまま達した‥‥‥

川内の身体が細かく痙攣する‥‥‥

 

(ドクッ‥‥ドクッ‥‥ドクッ‥‥)

 

【川内】

「‥あ❤‥‥提‥督❤‥あった‥か‥い❤

‥‥気持ち‥いい❤‥‥いっ‥‥た❤‥」

(ビクン‥‥ビクン‥‥ビクン‥‥)

 

(ドクッ‥‥ドクッ‥‥ドププ‥‥)

 

【川内】

「‥提督のせーしが‥‥入ってくりゅ❤‥‥

子宮にいっぱい❤‥そそがれ‥てりゅ❤‥」

 

【へたれ提督】

「‥‥川内に全部‥‥搾り取られる~‥」

 

 

上に乗った『へたれ提督』は、仰向けの『川内』を

抱きしめて放さないまま、白濁液を流し込んだ‥‥

 

『川内』も『へたれ提督』を抱きしめて放さない

 

 

【川内】

「ハアッ❤‥ハアッ❤‥ハアッ❤‥‥」

 

【へたれ提督】

「‥‥川内‥‥俺の‥川内‥‥お前は俺の命‥‥」

(ガク‥‥ガク‥‥)

 

【川内】

「///‥‥ふええ?‥‥て‥‥提督?‥///」

 

 

へたれ提督は、うわごとの様に川内への『愛』を

言葉にする、無意識で発しているのかもしれない

それを聴いた川内は‥‥‥

 

 

【へたれ提督】

「‥‥川内‥‥川内‥‥俺だけの‥‥川内!‥‥」

(スリスリ~‥‥‥ギュウッ‥‥‥)

 

【川内】

「‥‥提督❤‥‥ああ‥‥あ‥‥」

((涙)ボロボロ~‥‥‥)

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

【松平 アンデルセン】

「おめえ‥‥‥‥『擲弾兵』だな?」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

提督が『擲弾兵』だから‥‥‥だから何!?

それが何だって言うの!?

 

提督は‥‥‥例えこの人が提督でなくなっても

この人は、アタシにとってたった一人の提督!

 

世界一大好きな‥‥かけがえのないたからもの

 

 

 

一度は何もかも絶望しかかっていた一人の女が

この不器用な男と出会い、愛し合って幾年月‥‥

 

身体が傷だらけになりながらも

自分を助けてくれた‥‥‥

 

どんなに踏みにじられても、盾となって

自分を守り続けてくれた‥‥‥

今でもそう‥‥‥

 

自分を必要としてくれる‥‥‥

自分を大切にしてくれる‥‥‥

 

自分を愛してくれる‥‥‥

自分だけを、誰よりも‥‥‥

 

そんな人に対して、自分は何をしてあげられた

のだろうか‥‥‥

 

やる事が裏目に出で、男を苦しめた事もある

夜戦にかまけて、孤独にさせてしまった事も

ある

時には命の危機に晒した事も‥‥‥

 

その事を思い出すと、川内は涙が止まらない

 

だから自分は、この男から離れないと誓った

どんな時も側にいて支え続けると誓った

黙って背中を守り続けようと誓った

その為なら、夜戦(戦闘の方)への『こだわり』

なぞ棄ててしまおう!と決心した

 

 

そして彼女の新たな『こだわり』は、この男へ

の、より深い『愛』へと繋がった

 

それはとても純粋なものであり

 

とても深くて美しいものであり 

 

とても猟奇的で狂気的なものであった‥‥‥

 

 

‥‥そう‥‥アタシは提督だけの川内‥‥

あなたに‥‥身も心もトロけてしまった‥

‥‥ただの女‥‥‥

 

川内は涙で一杯の目をうっすらあける‥‥‥

自分を抱きしめる『へたれ提督』の姿が

ぼやけながらも見えた‥‥‥

 

そして‥‥あなたは‥‥アタシだけの提督

‥‥アタシだけの‥‥愛する‥‥貴方‥‥

 

 

川内はへたれ提督の頭を抱き寄せると‥‥

大きく目を見開いた、そしてその瞳は‥‥‥

 

 

輝きが失われ、暗く澱んでいた‥‥‥

 

 

貴方はアタシのもの!

 

アタシだけのもの!

 

絶対に離れない!

 

誰にも渡さない!

 

アタシから提督を奪おうとする奴は‥‥

 

消してやる!!

 

 

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

 

 

【へたれ提督】

「‥‥川内?‥‥どうした?」

 

【川内】

「提督ぅ~♪❤‥‥‥えい♪❤」

(ギュウウーー)

 

【へたれ提督】

「おおお!?締め付けられたぁ~~」

(‥‥ムクムクムク~~‥‥)

 

【川内】

「エヘヘ~♪❤提督のおち〇ちん~♪❤

また大きくなってりゅ~~♪❤❤」

 

【へたれ提督】

「うっ!‥‥何と手強い奴だ!‥‥」

 

【川内】

「提督♪❤もう一回‥‥しよ♪❤❤✨」

 

 

へたれ提督を笑顔で見つめる川内の瞳は‥‥‥

とても輝いていた‥‥‥

 

 

【へたれ提督】

「‥‥明日まで寝かさないぞ!覚悟しろ!!」

 

(ズブゥン!!❤グチュウ!❤)

 

【川内】

「あああ~~~ん♪❤❤」

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

 

執務室、ドアの前‥‥‥

誰かが間違えて入らない様に見張る人物が‥‥

 

 

【あきつ丸】

「やれやれ、であります」(ふうっ)

 

 

そこに仕事の要件を済ませたサラ子とアレキが

通りかかった‥‥‥

 

 

【サラトガ】

「あら、あきつ丸さん?」

 

【アレキサンドリア】

「こんな所で何してるの?」

 

【あきつ丸】

「提督殿と秘書艦殿が、執務室の鍵をかけ忘れた

まま『夜戦』を始めてしまったのであります

仕方ないから、誰かが間違って入って来ない様に

歩哨(ほしょう=見張り)に立っているのであり

ます」

 

(パンパンパン! あー❤あっ❤あっ❤)

 

あきつ丸の気苦労を余所に、執務室の中から

軽快な夜戦(意味深)のリズムが‥‥‥

 

 

【サラトガ】

「それはご苦労様ですね♪サラ子も御一緒します

♪」

 

【アレキサンドリア】

「あんた達も大変ねー」

 

【あきつ丸】

「アレキ殿は、ヒィッツ提督殿と一緒に帰られた

のではなかったでありますか?」

 

【アレキサンドリア】

「あいつは今、足柄と二人きりなのよ?そりゃ

どうなるかなんて分かるでしょ?」

 

【あきつ丸】

「‥‥‥‥あっ(察し)」

 

【アレキサンドリア】

「まっ、私も一応はあいつの部下だからね、少し

は気を使ってやらなきゃと思う事もあるさ

それにあの二人‥‥‥今回は結構ヤバい任務を

こなして来たんじゃないか‥‥‥って思えるん

だよね、だから今日は二人きりでも良いんじゃ

ないかって‥‥‥」

 

【サラトガ】

「アレキさんは、優しい方ですね♪」

 

【アレキサンドリア】

「私はそんなガラじゃないわよ、だから今言った

話は内緒にしておいてよ!」

 

【あきつ丸】

「善処するであります♪」

 

 

あきつ丸‥‥同じ『ビンソン計画』で苦しんだ

者として、川内の時に猟奇的な愛の理解者の一人

 

 

(あー❤提督のおち〇ちん❤しゅごい~♪❤)

 

【あきつ丸】

「どうでも良いけどもう少しボリュームを下げる

であります、マル聴こえであります(-.-)」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

奥浜名湖、瀬戸‥‥‥‥

 

浜名湖と猪鼻湖を結ぶ水道がある付近に道の駅

が存在する(因みにこの付近には『戦車』が

沈んでいるそうな)その駐車場から、遠方に浮か

ぶ、六本脚鎮守府を眺める一人の男‥‥‥

 

 

【多聞 風都】

「‥‥‥‥もう少し待ってほしい、俺の手で必ず

三木之をあげてみせる、それまでは自分達の事

を大切にしてくれ」

 

 

『革命軍』を名乗るテロ集団による、同時多発

人質立て篭もり事件は終息した、こんな事件が

たった一人の狂人『三木之 ジャギ』の復讐心か

ら始まったというのは恐ろしい話だが

 

ともあれ、奴はまだ野放しだ!

奴の好きには絶対にさせない!

特高警察を奴に牛耳られてから、大勢の人々の

人生が狂わされていくのを、座して見ている

しか出来なかった自分自身が果たすべきけじめ

として‥‥‥‥

 

同じ組織の同僚を消す事になっても、それは

自分が背負う宿命として‥‥‥

改めて静かな誓いをたてる多聞であった‥‥‥

 

しかし!

 

これで終わらないのが、海特警とかかわった者

の宿命‥‥‥‥

 

 

【多聞 風都】

「しかし‥‥あいつら『謎の鎮守府』に帰るまで

我慢出来なかったのか?」

 

 

多聞の背後に駐車している一台の『ハイエース』

 

まるでサスペンションが稼動しているみたいに

車体が大きく振動していた‥‥‥‥

 

(ガタン! ガタン! ガタン!)

 

 

『ハイエース』の車内‥‥‥‥

 

 

【ヒィッツ提督】

「うおお!!!あんな聖母みたいな足柄を

見せられて!鎮守府まで我慢できるか!!

いくぞ足柄ぁー!!セックスはなあー!!

家に帰るまでがセックスなのDAーー!!」

 

(バコン!❤バコン!❤バコン!❤)

 

【足柄】

「ああ~ん♪❤‥あお~~ん♪❤‥‥

おっ!‥‥おっ❤おっ❤おっ❤‥‥」

(ビクン! ビクン! ビクン!)

 

 

【多聞 風都】

「なに言ってんだ、あいつは‥‥‥‥」

 

(あー❤提督のおち〇ぽ❤さいこおっおっ❤)

 

【多聞 風都】

「どうでも良いがもう少しボリュームを下げろ!

外にマル聴こえなんだよ!」

 

 

 

『こだわり』の愛は、美しく暴走する‥‥‥‥

 

何者にも止める事は出来ない‥‥‥‥

 

何があろうとも‥‥‥‥

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

 

翌日‥‥‥

いつもの日常‥‥‥

 

 

【クロード戦艦提督】

「‥‥‥良い紅茶だ‥‥‥」

 

【金剛】

「~~♪」(紅茶のおかわりを用意‥‥‥)

 

 

【木曾】

「‥‥‥今夜は月が綺麗だな‥‥‥」

 

【二等憲兵吸血鬼】

「おう!?」

 

 

【川内・足柄】

「「✨みんな!イクわよ~~♪✨」」

 

【デストリア】

「あの二人、何であんなに元気なんデス?」

 

【アレキサンドリア】

「さあ、余程気持ち良かったんじゃないの?」

(冷めた目線)

 

【羽黒】

「‥‥何かもの凄く出遅れた気がします‥‥」

(『腰帯』を装着中‥‥‥)

 

 

【松平 アンデルセン】

「おじさん、悪者じゃないんよ!信じて頂戴!」

 

【本多 幸雄】

「‥‥‥何?この終わり方?」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

      [名称説明]

 

 

①多聞 風都(たもん ふうと)

 

治安機関『特高警察』所属、1部隊(チーム、

ユニットとも呼ばれる)を率いる部隊長

『特高警察』の設立当初の理念に基づいて活動し

ている数少ない関係者、射撃と一通りの格闘術を

得意としている、趣味の弓矢も得意

多聞の配下には『宮月 要』や複数の艦娘を始め

特高では最優秀な部下が揃っており、侮れない

実力を誇っている

学生時代からの友人『ヒィッツカラルド提督』と

近い志を持ち、特高の裏活動をヒィッツ提督に

情報提供すると同時に、ヒィッツ提督と共に艦娘

を守る活動や、荒れた地域社会の復興に影ながら

尽力している

父親(地球連邦政府高官)の権力と三木之家の

財力で特高警察を牛耳って来た『三木之 ジャギ』

とは常に対立し、結果チームごと左遷されたもの

の、三木之

を逮捕する事に執念を燃やす

かつて『特高』から射殺対象にされたへたれ提督

と川内に対して懺悔の想いがある

 

 

②宮月 要(みやづき かなめ)

 

治安機関『特高警察』所属、多聞の副官(表向き

の立場として)、多聞とヒィッツ提督とは学生

時代からの友人

元はフリーの凄腕賞金稼ぎだったが、多聞にスカ

ウトされ彼のチームに加入

ショットガンを使った近距離戦闘から、わざわざ

大口径機銃を利用した遠距離狙撃までこなす

趣味は多聞と同じ弓道

一見クールな性格に見えるが基本は良心家

ヘアメイクの技術にも長けている

『天は人に二物を与える事もある』に該当する様

な人物

 

 

③特別高等警察(特高警察)

 

元某治安組織の重鎮で、資産家である多聞の父親

彼は地球連邦政府が、深海棲艦対策と地球上の

治安維持の責任を、新設されたブロック自治政府

に事実上丸投げした時点で秩序の混乱を予測、

アジア・オセアニアブロック自治政府内部に

軍組織や既存の警察機構とは独立した特別な治安

維持組織の創設を働きかけた

数年の準備期間を経て『特別高等警察』が組織

される

『多聞 風都』は設立関係者の身内であった為

司令官ではなく1チームのリーダーに就任する

当初は純粋な治安維持と動乱の事前阻止など、

設立当時の理念で活動していたが、司令官が

『三木之 ジャギ(当時は三木之 苗夫)』に弱みを

握られ恫喝された結果、事実上、三木之の私的

機関に成り下がった

三木之に反発した幹部や隊員は軒並み左遷や

解雇の憂き目にあい、残ったのは三木之の下で

甘い汁を吸って肥えた者や、それが災いして

三木之に弱みを握られた者達ばかりであった

(父親の権威を除けば、これが三木之の典型的な

権力掌握手段)

当然、多聞達のチームも左遷されたが、多聞は

それなりの地位を特高内部で築いていたので

チームの解散だけは避けられた

多聞はこの状況を何とか変えようとチームと共

に奮闘している

 

 

④松平 アンデルセン

 

地球連邦陸軍の外郭組織『陸軍高機動憲兵隊』

が花田少将の指揮下から離れてから司令官に

就任した陸軍軍人、階級は准将

 

帝国海軍元帥『徳川 成光』や、連邦統合海軍

人事局元帥『土方 龍』とは同年齢(同期?)

それなりの高齢と、陸軍時代の戦功からして

元帥になってもおかしくないなに、その素行の

悪さから准将で昇進が止まっている

破天荒な性格と作戦指揮が売りの一方で、艦娘達

への理解者でもあり、彼女達を『ねーちゃん達』

と呼んで、その彼女達を守る為に奮闘している

 

年齢に似合わず高い戦闘能力も有していて、拳銃

による射撃と、斬撃武器による白兵戦の両方を

こなす

『コルトガバメント・M1911A1ミリタリー』と

『AMTハードボーラー・7インチレーザーサイト』

の二丁の拳銃を携行している、実際の発砲に

対するハードル意識は非常に低い

また、オーバーコートの中に無数の『銃剣(バヨ

ネット)』を携行し、それを斬撃武器としても

投擲兵器としても使用する

連結式の時限発火式爆薬筒も使用する

 

擲弾兵としての身分を隠して生きる『本多 幸雄』

を、彼の正体を知った上で部下として起用して

いる

 

 

⑤陸軍高機動憲兵隊

 

地球連邦陸軍の外殻組織、元々は連邦統合海軍省

の花田大佐(当時)の指揮下で活動していたが、

花田大佐が少将に昇進して関わるセクションが

海軍省内で増加すると、その指揮下から外れて

独立する

治安・秩序の維持、テロ事件に対する対応、要人

の警護、ブラック鎮守府を摘発する組織の応援や

襲撃を受けた鎮守府の救援等も最近のミッション

に含まれるが、設立本来の目的は『憲兵の憲兵』

つまり違法な憲兵を取り締まる憲兵といった役割

を担う事で、その為、普通の憲兵隊では考えられ

ない重装備(戦車・装甲車・大小の輸送機・攻撃

ヘリ・少数だがモビルスーツも保有)を誇る

 

 

⑥腰帯と悪代官プレイ

 

六本脚鎮守府のへたれ提督と川内の二人が、改二

装束の腰帯を解き、引き剥がす事で『帯回し』を

楽しむプレイ

腰帯にこんな使い方があった事を改めて知らされ

た他の艦娘の一部が、これを取り入れたとか入れ

ないとか‥‥‥‥

 

 

⑦一条マイティキック

 

警視庁・石ノ森鎮守府の『一条 薫』提督が、

親友でもある某変身ヒーローの必殺技を真似して

みた事で誕生した

石ノ森鎮守府の関係者では、現場にいた『吹雪』

がこれを目撃したが、吹雪自身はこれを内密に

し通した

しかし事件現場のスーパーの防犯カメラの映像が

原因不明でネットに流出し、やがて警視庁関係者

の全員が知るところとなった

因みに、グロンギはまだ倒せない模様

 

 

⑧へたれ夫妻と一条 薫の出会い

 

『新・茨城空港』に向かう民間の貨客輸送機の中

で、へたれ夫妻と一条 薫(当時はまだ提督では

ない)は偶然出会った

空港に到着したところで、特高警察の襲撃を受け

これをかわして、へたれ夫妻は逃走した

この時、特高警察の銃撃で民間人に犠牲者が出た

が、この一部始終を一条 薫は目撃していた

そしてこの犠牲者が『へたれ夫妻』による犯行と

報じられた事で、一条は事件の背後に疑念を抱い

たのである(それ以降の出来事は話の中で)

 

 

⑨ジュラル@魔王.com

 

ジュラル魔王が、SNSにチャージマン研の悪口を

書き込む為だけに設定したアドレス

ジュラル魔王の悪口のボキャブラリーは非常に

貧弱であった為に、運営に消される事もなく

普通に書き込む事が出来ている

一方でジュラル魔王は書き込みの度に、怒った

『時雨』から砲撃されて‥‥‥

 

 

⑩巨大な煙幕ミサイル

 

ジュラル星人がチャージマン研を富士山麓で

罠にかけたストーリー『危機一髪!』で使用

空中で爆発して煙幕を張る事で光を遮断し

チャージマン研の変身シークエンス、

『チャージング』を妨害するのが目的

あの中の一発でも直接撃ち込んでいたら‥‥‥

とあの話を見た時、作者は強く思った次第

 

 

⑪泉 時雨

 

元『佐世保鎮守府帯』の艦娘でチャージマン研

こと『泉 研』の妻となる

研に対する『愛情』は、ヤンデレに近いレベル

研への悪口は許す事が出来ず、ジュラル魔王を

探し出して何度もトドメをさす事に‥‥‥

(ジュラル魔王はその都度何度も復活する)

研の妹の『泉 キャロン』に懐かれている

ちょっとだけ『バリカン』に厳しい

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

《エピローグ》

 

 

一条提督が帰還した、石ノ森鎮守府‥‥‥

 

 

【吹雪】

「‥‥司令官のあの映像がネットに流れてから

すっかり皆の話題になってしまった‥‥‥」

 

 

【雪風】

「しれーー♪あの技やって見せてくださーい♪」

 

【一条 薫】

「‥‥‥いや、あれはその‥‥‥」

 

【長門】

「提督‥‥‥あの蹴り‥‥悪くなかったぞ」

(‥‥ポンッ)

 

【一条 薫】

「いや、そんな哀れみの目で見ないで‥‥‥」

 

【氷川 誠】

「お早うございます、『一条マイティキック』」

(キリッ)

 

【一条 薫】

「うわあああーーん」(泣)

 

【吹雪】

「もう止めてー!!司令官のライフはもうゼロよ

!!」

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

 

《ジュラル@魔王.comさんの書き込みです》

 

『チャージマン研の髪型、あれはただの寝癖だ』

 

 

【ジュラル魔王】

「チャージマン研め!これでもくらえ!!それ!

送信‥‥‥」

 

【泉 時雨】

「‥‥みつけたよ!」

(ハイライトオフ)

(ズドン!ズドン!ズガガガーー!!)

 

【ジュラル魔王】

「ぐわあああ!!!Σ(ll゚艸゚ll)」

 

 

さようなら、ジュラル魔王‥‥‥

君のことは忘れない‥‥‥

 

 

【カサマTUーX04号】

「‥‥‥これもう癖になってるな‥‥‥」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

       [出 演]

 

へたれ提督(六本脚鎮守府)

謎の提督ヒィッツカラルド(謎の鎮守府)

クロード戦艦提督(リンガ特設連邦鎮守府)

二等憲兵吸血鬼(赤土鎮守府)

トミー・ザワ(六本脚鎮守府)

ゼネラル(リンガ特設連邦鎮守府)

本多 幸雄(陸軍高機動憲兵隊)

一条 薫(石ノ森鎮守府)

氷川 誠(警視庁捜査一課)

鷹尾 和則(連邦統合海軍省補給部)

緑間 光(警視庁警察犬訓練所)

 

川内(六本脚鎮守府)

足柄(謎の鎮守府)

金剛(リンガ特設連邦鎮守府)

木曾(赤土鎮守府)

衣笠(六本脚鎮守府)

隼鷹(リンガ特設連邦鎮守府)

蒼龍(連邦統合海軍省査察局)

瑞鳳(連邦統合海軍省査察局)

 

清霜(六本脚鎮守府)

アンドロメダ(六本脚鎮守府)

江風(連邦統合海軍省査察局)

海風(連邦統合海軍省査察局)

山風(連邦統合海軍省査察局)

 

あきづき(六本脚鎮守府)

 

サラトガ(六本脚鎮守府)

ペールギュント(六本脚鎮守府)

天龍(六本脚鎮守府)

深雪(六本脚鎮守府)

パース(六本脚鎮守府)

神州丸(六本脚鎮守府)

ガンビア・ベイ(六本脚鎮守府)

ラビアンローズ(六本脚鎮守府)

秋雲(謎の鎮守府)

アレキサンドリア(謎の鎮守府)

リリー・マルレーン(謎の鎮守府)

比叡(リンガ連邦特設鎮守府)

日向(リンガ特設連邦鎮守府)

長門(石ノ森鎮守府)

吹雪(石ノ森鎮守府)

雪風(石ノ森鎮守府)

 

三木之 ジャギ(サイドリッツ部隊)

 

ハイザKI-X06号(ジュラル特選隊)

 

多聞 風都(特別高等警察)

 

宮月 要(特別高等警察)

 

天龍児童園の子供達

 

自称革命軍兵士

偽革命軍兵士(特別高等警察の偽装)

高機動憲兵隊員(陸軍高機動憲兵隊)

 

泉 研(チャージマン研)

泉 時雨(元佐世保鎮守府帯)

泉 キャロン

バリカン

 

ジュラル魔王(ジュラル星人主流派)

キSEーX07号(ジュラル星人主流派)

カサマTUーX04号(ジュラル星人主流派)

 

徳川 成光(帝国海軍本部)

 

コマンダン・テスト(帝国海軍本部)

 

松平 アンデルセン(陸軍高機動憲兵隊)

 

浜波

 

射命丸 文

 

あきつ丸(六本脚鎮守府)

 

防空棲姫(六本脚鎮守府)

 

UX-01(六本脚鎮守府)

 

デストリア(謎の鎮守府)

 

羽黒(謎の鎮守府)

 

 

 

 




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【浜波】
「‥‥どっ‥‥どうも‥‥はっ浜波‥‥です‥‥
こっ‥このお話は‥‥二次創作で‥‥ふ‥‥ふ
‥‥フィクション‥だから‥‥‥その‥‥あの‥
‥‥内容は‥‥内容は‥‥‥架空の‥‥設定です
‥‥‥だ‥‥だから‥‥‥本気にしては‥だめ‥
えっ?そんな事しない?‥あああ~ごめんなさい
ごめんなさいごめんなさい‥‥」
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