※この作品はR-18です。

へたれ提督と生きる為の鎮守府ー抜錨!チャージマン研外伝   作:六本脚のジャイアンS

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梅雨イベントに参加された提督の皆さん、お疲れ様でした

まだイベントは続いていますが、ようやく攻略出来たところで一段落させようと思い、作品の投稿となりました

個人的な事情で開始が遅れ、一時は間に合わないかと思われましたが何とか攻略出来ました、本編も含めてその総括編スタートです


変更点があります

・花田指令とその艦娘達の所属を

連邦統合海軍省査察局→海軍公安連邦局 通称NPF

に変更しました


・19話『元帥!!怒りの建造!?』の組織構成表に

『ホーネット』を追加しました


宜しくお願いします



怒りの加賀

突然ですが‥‥‥

 

‥‥‥ある一人のアホ提督(作者)、心の叫び‥‥

 

 

三度突撃したが ホーネットには届かなかった

 

四度目の突撃をする力(資材)は尽きた‥‥

 

 

【高波】

「なんかこれ‥‥何処かの映画で見たことあるかも~」

 

【青葉】

「ど~も~、青葉で~す♪おひさ~♪」

 

【射命丸 文】

「清く正しく射命丸で~す♪梅雨イベントに参加された提督の皆さん、お疲れ様でした~♪」

 

【サラトガ】

「サラ子です♪今回のイベントが皆さんにとって実りあるイベントであった事を願っています♪」

 

【青葉】

「今回の冒頭は恒例の」

 

【アンドロメダ】

「恒例だったっけ?」

 

【青葉】

「作者の個人的な独断と偏見によるイベントプチ総括です~♪因みにこの『高波』ちゃんは、今回のイベントで来てくれた新人さんです、嬉しかったから出演して貰いました」

 

【高波】

「///よっ‥よろしくかも‥です!///」

 

【射命丸 文】

「作者の代弁として総括して頂くのは、こちらのアホカップルです♪」

 

【川内】

「いきなり何でそんな紹介になるのよ!」

 

【へたれ提督】

「俺はもう突っ込まねーよ、俺なんか主役でも無いのに何で総括なんか」

 

【川内】

「提督、そんなに捨て鉢にならなくても‥‥」

 

【アンドロメダ】

「このストーリーの主役はあくまでも『艦娘』なんでしょ?」

 

【青葉】

「いえいえ!お二人が主人公ですよ、へたれ提督は確かに主役とは言い難いけど‥‥」

 

【へたれ提督】

「どっちだよ!」

 

【射命丸 文】

「やはり立ち位置的には『アナライザー』がしっくり来るかも‥‥」

 

【へたれ提督】

「だからその『アナライザー』はどういう立ち位置だよ?」

 

【射命丸 文】

「『パンツ大好き』なところ?」

 

【へたれ提督】

「本当にただの変態じゃねーか!!」

 

【川内】

「///いやん♪❤///」

 

【へたれ提督】

「照れるな!!」

 

【藤波】

「あー‥‥でもこの前、『松』ちん(駆逐艦『松』今回の報酬艦の一人)が中破した時、興奮してたよね~?」

 

 

『中破』した『松』の姿を連想して頂けたら、理由は何となく‥‥‥

 

 

【へたれ提督】

「それは作者だ!!俺じゃねー!!」

 

【川内】

「‥‥提督‥‥それはどういう事!?」(ガシッ!)

 

【へたれ提督】

「何故チミが俺に怒るのかねー!?」

 

【川内】

「提督は!!アタシのパンツだけを見ていれば良いのよー!!」

ガバァー!!

 

【へたれ提督】

「スカートをたくし上げるなーー!!!」

 

【アンドロメダ】

「あーもう!!また川内の発作が始まったー!!」

 

【射命丸 文】

「ちょっと止めてくださいよー!!昼間から!!」

 

【パース】

「思うんだけど……彼女は一度病院で診てもらった方が……」

 

【能代】

「診てもらってこれだから仕方ないのよ」

 

 

【ホーネット】

「ISee.これが噂のこの国の伝統文化『ドタバタ新喜劇』というパフォーマンスなのね♪」

 

【青葉】

「あれぇ!?貴女は確か‥‥」

 

【ホーネット】

「よろしくね、私はUSS CV-8 Hornet I'm looking forward you.」

 

【青葉】

「おお!今回の最終目標!!」

 

【ホーネット】

「そんなオーバーなものじゃないわ、貴女が噂のエセ新聞記者ね?」

 

【青葉】

「だっ!?誰がそんな噂を!?」

 

【漣】

「別に当たってると思うけどな~」

 

【藤波】

「でもあれ?三度突撃して届かなかったんじゃ‥‥」

 

【サラトガ】

「Yes.その当たりも含めて説明していきますね」

 

【ホーネット】

「サラ、この鎮守府で貴女に会えるなんて嬉しいわ、今は『サラ子』だったわね」

 

【サラトガ】

「ホーネット、お久しぶりです♪」

 

 

【カルド】

「赤城さん、あれって確か‥‥」

 

【赤城】

「あなた、昔は昔、今は今です、彼女のような優秀で勇敢な人が仲間になってくれるなら、こんなに心強い事はありません♪」

 

【ホーネット】

「『アカギ』‥‥‥宜しくね、これからは一緒に戦う仲間よ」

 

【赤城】

「ホーネットさん、ようこそ海特警へ♪」

 

【カルド】

「‥‥やばい、俺ちょっと胸が熱くなってきた‥‥」

 

【へたれ提督】

「お互いの強さを良く知る間柄‥‥これは確かに熱い展開だ」

 

【ホーネット】

「あなたはアカギのダーリン?」

 

【カルド】

「//いや!ダーリンなんてそんな~♪//」(デレデレ~)

 

【アンドロメダ】

「カルドさん、鼻の下が伸びてるよ?」

 

【ホーネット】

「あなたが噂の『方向音痴』なのね」

 

【カルド】

「‥‥止めてください‥‥」

 

【アンドロメダ】

「みんな知らない間にホーネットさんに変な事ばっかり吹き込んでるし~」

 

【赤城】

「✨クスクス♪✨」

 

 

【清霜】

「ホーネットさんて‥‥とっても美人だよね、サラ子さんもそうだけど空母の人って美人が多いよね~」

 

【江風】

「同じ空母なら、母さん(飛龍)の方が美人だよ!」

 

【飛龍】

「そういう比べ事は良いの!人は人なんだから」

 

 

【ホーネット】

「『ヒリュウ』……貴女は本当に手強い相手だったわ、でもこれからは一緒に戦えるのね♪」

 

【飛龍】

「えへへ~♪宜しくね、これからは味方で友達だよ♪」

 

【ホーネット】

「貴女ほどの勇者にそう言って貰えて光栄だわ♪」

 

【飛龍】

「勇者なんて何か照れるなぁ~、あっ、そうだ、夫と娘を紹介するね♪江風、ご挨拶!」

 

【江風】

「…どっ…どうも……」

 

【ホーネット】

「Hello♪始めまして、照れてるの?キュートね♪」

 

 

【花田 刀治郎】

「何だか俺も……胸が熱くなってきた……」

 

【江風】

「あれ?父さん?」

 

 

【ホーネット】

「hello♪こんにちわ、貴女が噂の『海特警裏最強艦』なのね」

 

【清霜】

「えっ?……ええ~~!?」(アタフタ~~)

 

【ガトランティス】

「その通り!きよしは最強なのだ!何しろあの気色悪い怪物を一撃で撃破したのだからな!」

 

【清霜】

「ガト子ちゃん!?」

 

【アンドロメダ】

「気色悪い怪物ってなんだっけ?」

 

【ガトランティス】

「『ゴキブリ』という奴だ!あんなの余は見た事がない!」

 

【アンドロメダ】

「ガト子さん、ひょっとして、ゴキブリ苦手?」

 

【ガトランティス】

「苦手ではない!気色悪いだけだ!」

 

【漣】

「あっ、ゴキブリ」

 

【ガトランティス】

「きゃあああーーー!!!」

 

【アンドロメダ】

「……可愛いなあ……」

 

 

【川内】

「てっ!提督の浮気者ぉ~~!」(うわ~ん)(ピラ~~)

 

【へたれ提督】

「俺は無実だ!スカートおろせ!!」

 

【足柄】

「だあーー!!うるさーーい!!」

 

【へたれ提督・川内】

「「おおおおおっ!!?」」

 

【足柄】

「あんた達に任せておいたら話が進まないわ!しょうがないから進行役を変わってあげる!」

 

【川内】

「足柄さん……来てくれたの?」

 

【足柄】

「秘書艦のあんたがやけ起こしてパンツ見せてるから私が出る羽目になったのよ!」

 

【川内】

「……ごめんなさい……」

 

【ホーネット】

「成る程、この国では夫婦喧嘩の時には妻はショーツを見せるのね?」

 

【川内】

「‥いや‥‥そういう訳では‥‥」

 

【足柄】

「ほら見なさいよ!お陰で新人がおかしな勘違いしちゃったじゃない!」

 

【羽黒】

「足柄姉さん、司令官さんが『足柄は何処だ?ムラムラしてきた』って言って探してた‥‥‥」

 

【足柄】

「何ですってぇ!?うにゃ~~ん♪❤❤提督~♪今イクわぁ~~❤❤」(ダーーッ!!)

 

【羽黒】

「‥‥って妙高姉さんが足柄姉さんに伝えておいてほしいって‥‥あっ!‥姉さん待って!」

 

【那智】

「提督が何処に居るのかも分からないのに、どうする気だ?足柄は‥‥」

 

【ホーネット】

「成る程、この国のワイフは夫が『ムラムラ』すると跳んでイクのね?ところで『ムラムラ』ってどういう意味かしら?」

 

【川内】

「‥いや‥‥そういう事では‥‥」

 

【アンドロメダ】

「足柄さんも立派におかしな勘違いを植付けちゃったね‥‥」

 

 

っと、そこへ二人の男女が連れ添って現れ‥‥‥

 

 

【妙高】

「あら?皆さんどうなさったの?」

 

【ヒィッツ提督】

「おい皆、足柄が何処に行ったか知らんか?」

 

【妙高】

「先程から探しているんですけどねぇ~✨」

 

‥‥‥‥‥‥

 

【那智】

「‥‥げっ!!」

 

【羽黒】

「ひいいい~~!!」

 

【川内】

「妙高さん‥‥怖いよぉぉぉ~~」

 

【アンドロメダ】

「あわわわわわ‥‥‥」(ガクブル‥‥)

 

【江風】

「うう‥‥アタシちびりそ~~‥‥」

 

【ホーネット】

「???」

 

【妙高】

「あら?皆さんどうしました?そんな真っ青なお顔なさって♪」

 

【清霜】

「妙高さん♪こんにちはー♪」(ペコリ)

 

【妙高】

「あら♪清霜ちゃん、こんにちは、貴女はいつも元気ね♪」

 

【清霜】

「えへへ~~♪✨」

 

【江風】

「きよし……あんたスゲーな……」

 

 

【赤城】

「‥‥妙高姉妹、普段は仲の良い姉妹なんですけどね」

 

【飛龍】

「女同士の葛藤かな、好きな男の人の前だと、ちょっと他より有利になりたいって競争本能かもね」

 

【サラトガ】

「これも複雑な女心というものでしょう、殿方には分からない世界観かも知れませんね」

 

 

【へたれ提督】

「‥‥俺達は何も見なかった事にしよう」

 

【カルド】

「‥‥おうよ!」

 

【花田 刀治郎】

「ナンマンダブ‥‥エムエルッサレム‥‥」(ブツブツ‥‥)

 

【ヒィッツ提督】

「何だ?どうした?」

 

 

【射命丸 文】

「今の事、記事にします?」

 

【青葉】

「‥‥青葉は長生きしたいので止めておきます、それよりイベントの総括が全然進みません!」

 

【プトレマイオスⅡ】

「皆、こんにちは、まっ、こうなる事だとは思ってたけどね」

 

【青葉】

「おお、レイオスさん、ここは貴女が頼りです~」

 

【プトレマイオスⅡ】

「ありがとう、既に文字数は四千二百字越え、これではいくら文字数があってもラチがあかないので早速本題に行くわね、今回は七つの海域の大規模イベント!

今さっき何処かに跳んで行ってしまったけど、始めの海域では特効艦の効果を持った『足柄』が大活躍したわね」

 

【足柄】

「あら~~♪大活躍なんて、みなぎってきたわ~~♪」

 

【青葉】

「あっ、戻ってきた」

 

【足柄】

「……てそんな事どうでもいいわ!妙高姉さん!また騙したわね!!」

 

【妙高】

「あら?何の事かしら♪」

 

【足柄】

「ムキーーー!!!」

 

【漣】

「『狼』じゃなくて『猿』になった」

 

 

【プトレマイオスⅡ】

「……話を続けるわね、足柄の活躍もあって第一海域、第二海域は何とか上手く行ったわ、でも、第二海域を攻略した時点で作者は思わず欲を出してしまったの」

 

【飛龍】

「欲って?」

 

【プトレマイオスⅡ】

「第二海域では新規艦娘『迅鯨』が掘れる事になっているのよ、一応はね、だから作者も掘りの為に回しを始めたんだけど……」

 

【サラトガ】

「結果はどうなったんですか?」

 

【プトレマイオスⅡ】

「結果はこうよ」

 

 

………………

 

 

迅鯨なんて娘は初めからいなかった……いいね!?

 

 

【飛龍】

「……あっ……あちゃ~~」

 

【プトレマイオスⅡ】

「本当の問題はこの後からよ、迅鯨掘りにこだわった結果、資源とバケツ、間宮巻の備蓄に余裕が無くなって来た事に今更ながら気付いたの、まだ海域はたくさんあるのにね」

 

【アンドロメダ】

「ご出撃は計画的に」

 

【プトレマイオスⅡ】

「因みに作者は、個人的な事情でイベントを開始するのが遅かった、だからイベント残り時間の事も考えないといけない、我に返った作者はは海域攻略を再開したんだけど、第三海域では対潜装備の不足と海防艦の練度不足で大苦戦、這々の体(ほうほうのてい)で第四海域にやって来たけど、いきなり敵が前海域に増して手強くなった感覚に作者は襲われたの」

 

【サラトガ】

「まあ、ボス戦も三回、相手の編成もえげつなかったですから‥‥」

 

【那智】

「『雑木林』がラスボスとは思えない凄まじさだったな」

 

【川内】

「雑木林って‥‥‥」

 

【プトレマイオスⅡ】

「敵は姫級のオンパレード、航空隊は次々と落とされ練度がみるみる低下、出撃の度に中破大破が繰り返されバケツは湯水の如く消費‥‥‥」

 

【青葉】

「何だか‥‥聞いていて苦しくなって来ました‥‥」

 

【プトレマイオスⅡ】

「まあ、イベントの宿命のようなものなんだけどね、みるみる減っていく資材とバケツと残り時間と作者の体力を前に今後へ不安しか持てなくなった作者提督は、遂に禁断の戦法に手を染めたの」

 

【清霜】

「『禁断の戦法』って?」

 

【プトレマイオスⅡ】

「途中で『作戦難易度を下げた』のよ」

 

【足柄】

「敗北感がハンパないわね」

 

【プトレマイオスⅡ】

「作者の心情としてはね」

 

【カルド】

「何もそこまでこだわらなくても、ゲームなんだから」

 

【ヒィッツ提督】

「ここまで苦労してきながら特別報酬を放棄した訳だから、まあそこはね‥‥」

 

【プトレマイオスⅡ】

「作者は『提督』としてはまだまだ新人で素人、装備も練度も、熟練の提督とは比べものにならないし、資源備蓄の見積もりも甘かったのは否めないわ、しかし嘆いていてもイベント攻略は出来ない、ここまで来たらどんな手を使ってでも最終海域に到達しなければならないのよ」

 

【妙高】

「ここまで来ると、もはや強迫観念ですね」

 

【射命丸 文】

「よく分からないけど‥‥段々息苦しくなってきた‥‥」

 

【清霜】

「大丈夫~~?」

 

【プトレマイオスⅡ】

「特別報酬を放棄して難易度を下げたお陰で、何とか第六海域まで攻略出来たわ、でもここで作者は身の程知らずにも大きな失態を犯すのよ」

 

【アンドロメダ】

「まだ何かあるの~~?」

 

【プトレマイオスⅡ】

「最終海域である第七海域に入る時点で、作者の想定よりも資材の消費が少なかった事から、無謀にも難易度を上げてしまったのよ」

 

【パース】

「‥‥‥OH‥‥‥」

 

【能代】

「‥‥この先の展開が容易に想像出来るわね‥‥」

 

【へたれ提督】

「あくまで作者の個人的感想だが、このゲーム、難易度を一つ変更するだけで攻略の難しさがイッキに変化するのだよ大作君!」

 

【漣】

「ジャイアント・ロボかな?」

 

【プトレマイオスⅡ】

「ここまでだって決して簡単だった訳では無かった、でも最後の最後で特別報酬に目がくらんだのね、そこからは地獄の湿地帯を行くが如きだった、いわゆる『沼ってしまった』状態になったのよ」

 

【江風】

「‥‥うわぁ‥‥」

 

【プトレマイオスⅡ】

「最終海域だけに敵は多く手強く、空襲、空襲の繰り返し、攻略に必要なギミックの解除が鬼のように林立して、その度に支援艦隊は湯水のように物資を消費していく、だけれど支援艦隊を出撃させないとギミックの解除すらままならない‥‥」

 

【カルド】

「支援艦隊はラスボスまで到達してもしなくても、消費する資材量は同じだからな」

 

【プトレマイオスⅡ】

「それでも何とか……ラスボスのゲージを削り、最終決戦のゲージ破壊までは辿り着いた、でもここで難易度を引き上げた弊害が牙を剥いたのよ!」

 

【川内】

「もうやめて~~!」

 

【羽黒】

「ここまで来てまだ試練が!?」

 

【プトレマイオスⅡ】

「ラスボスはやっぱり強かった、それだけじゃないわ、同時に登場する『重巡ネ級』の硬いこと硬いこと!おまけに相手の攻撃は外れが殆ど無く、しかもワンパン!支援艦隊や夜戦援護の助けを借りても最後まで削り切れない!何より作者はその時、『装甲破砕ギミック』なるものが存在するのを知らなかった、知ったのは海域攻略を果たした後だったの……」

 

【清霜】

「装甲破砕ギミック?」

 

【プトレマイオスⅡ】

「これを解放しないと、最終ゲージ破壊の時にラスボスの装甲値が増大したままになるの、こうなると作者の能力と現状装備ではまともにダメージも与えられない」

 

【青葉】

「もう駄目だぁー!オシマイだぁー!!」

 

【プトレマイオスⅡ】

「そんな戦闘を三回続けたところで、遂に最も恐れていた事態が現実となった!」

 

【パース】

「それって……まさか……」

 

 

【プトレマイオスⅡ】

「そう!出撃に必要な資材を使い果たしてしまったのよ」

 

【へたれ提督・川内】

「「もう駄目だぁー!オシマイだぁーー!!」」

 

【飛龍】

「……鎮守府を預かる提督と秘書艦にとっては他人事じゃないわね……」

 

【足柄】

「成る程ね、それが冒頭の『三度突撃したが……』に繋がってくる訳ね」

 

【アンドロメダ】

「ご利用は計画的に」

 

 

一同に流れる重苦しい空気……

 

 

【清霜】

「ねえ‥‥パパとママはどうすれば良いの?‥‥」(ウルウル~)

 

【川内】

「いや!パパとママの事じゃないから!」

 

【プトレマイオスⅡ】

「そうね、資材を確保する為の遠征にも出撃させる資材すらない、残り時間や未回収の新規艦娘掘りを考えれば資材量自然回復まで待つ選択肢は無い、正に八方塞がりの状態で、作者は第二の禁断の戦法を発動した!」

 

【江風】

「今度は何をやらかしたんだよ!?」

 

【プトレマイオスⅡ】

「『課金』よ!」

 

【飛龍】

「出たー!!正真正銘の禁断の戦法!!」

 

【赤城】

「これでお腹いっぱい食べられますね♪」

 

【藤波】

「赤城さんに食べられたら破産しちゃうよ~?」

 

【カルド】

「やめたげて~!」

 

【プトレマイオスⅡ】

「これで出撃は可能になったわ、出撃の度に出血する様な心境だったけど」

 

【ガトランティス】

「何故た?‥‥余まで息苦しくなってきた‥‥」

 

【ホーネット】

「何だか‥‥申し訳ないわね‥‥」

 

【サラトガ】

「貴女が謝る事では無いと思いますけど」

 

【プトレマイオスⅡ】

「でも考えてみて?課金してまで出撃を可能にしたけど敵の強さは変わらない、つまり延命しただけで何も解決していないのよ!」

 

【羽黒】

「やだぁ~~!!」

 

【プトレマイオスⅡ】

「事実、この後の出撃でもゲージ破壊は達成出来なかった、このままでは無限の課金地獄に陥ると判断した作者は‥‥」

 

【那智】

「もっと早く気付け!!」

 

【プトレマイオスⅡ】

「ここで最後の最終手段に‥‥‥」

 

【能代】

「課金の時点で最終手段はとっくに過ぎてると思うけど?‥‥」

 

【清霜】

「最終手段?‥‥ひょっとして‥‥諦めたの?」

 

【プトレマイオスⅡ】

「報酬を『ホーネット』一本にしぼったのよ!」

 

【那智】

「身の程をわきまえて初めからそうしていれば良かったのだ!!」

 

【アンドロメダ】

「まだ続けるの~~!?」

 

【妙高】

「つまり、難易度を『丁』(最低難易度)にしたんですね?」

 

【パース】

「現実問題として、それしか道は残ってないわね」

 

【江風】

「はぁ~‥‥でもこれでやっと攻略が‥‥」

 

【へたれ提督】

「甘いぞ!お前ら!」

 

【江風】

「‥‥‥へっ?」

 

【へたれ提督】

「攻略途中で難易度を下げるとどうなるか?その海域の経過が全てリセットになってしまうんだ!今までの中ボス攻略も、ギミックの解放も、ゲージ削りも全てだ!もう一度やり直しなんだよ!」

 

【江風】

「ぎゃあああーーー!!!」

 

【花田 刀治郎】

「江風!落ち着け!」

 

【プトレマイオスⅡ】

「でも作者には、もうこれしか道が残されていなかったのも事実、難易度は下がったとはいえ、また流血を伴う長い攻略の旅が始まった‥‥‥」

 

【青葉】

「もういやだ~~!!」

 

【射命丸 文】

「これは‥‥何かの修験道ですか?」

 

【プトレマイオスⅡ】

「そして‥‥その結果は‥‥御覧の通りよ」

 

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

 

【ホーネット】

「改めて宜しく、私は『CV-8 Hornet』よ、ここまでして私を迎えてくれたんですもの、皆の役に立ってみせるわ」

 

【清霜】

「来てくれた!良かった~~✨」(ギュウッ)

 

【ホーネット】

「あらっ‥‥ウフフ♪キュートね♪」

 

【川内】

「提督、楽しくなりそうだね♪」

 

【へたれ提督】

「おう、新しい家族を迎え入れた時はいつも格別の想いだな」

 

【アンドロメダ】

「いや~長かったよ~、でもこれプロローグだよね?」

 

【プトレマイオスⅡ】

「因みに、ホーネットが本編で合流するのは少し後になるからお楽しみにね」

 

 

【秋雲】

「ちーっす♪お久~♪」

 

【ホーネット】

「あら?貴女は確か‥‥‥」

 

【清霜】

「秋雲姉さん?」

 

【ホーネット】

「『アキグモ』‥‥こんな形で貴女に再開するなんて、何だか感慨深いわね」

 

【秋雲】

「うん、そうだね、でもこれからは仲間だよ、宜しくね~」

 

【ホーネット】

「こちらこそ宜しく、ところで‥‥そのスケッチブックは?」

 

【秋雲】

「実は秋雲さん、新しいネタ探してるんだけど最高の素材が見付かって良かったよ~♪」

 

【ホーネット】

「ソザイ?」

 

【秋雲】

「ホーネットさ~ん♪参考にしたいんで、ちょっとここで脱いでみてよ~♪」

 

【ホーネット】

「What!?」

 

【清霜】

「そんなのダメー!!」

 

 

☆げんこつ!!!☆

 

 

【ヒィッツ提督】

「お・ま・え・と・い・う・や・つ・は!!」

 

【秋雲】

「きゅうう~~‥‥」(ズルズル~~‥‥)

 

 

【藤波】

「姉さん、懲りないなぁ~」

 

【ホーネット】

「彼女はどうしてしまったの!?彼女に何があったの!?」

 

【アンドロメダ】

「あ~‥‥気にしないで良いよ~、何処でも誰にもやってるから」

 

 

【サラトガ】

「作者にとっては新しい艦娘との邂逅こそが重要なんだそうです、何しろこのゲームは『艦隊これくしょん』ですから」

 

【飛龍】

「以下が今回のイベントで新しく作者艦隊仲間になった、報酬艦娘も含めた新規艦娘よ、皆はどんな艦娘達と出会えたかな?」

 

【高波】

「よっ!‥宜しくお願いかも‥です!」

 

 

戦艦:ガングート、サウス・ダコタ

 

正規空母:大鳳、ホーネット

 

軽空母:神鷹、春日丸

 

重巡洋艦:なし

 

軽巡洋艦:デ・ロイテル、ヘレナ

 

駆逐艦:清霜、親潮、天津風、谷風、高波、早波、照月、初月、薄雲、松

 

潜水艦:伊13、伊47

 

海防艦:国後

 

 

 

【青葉】

「それでは『アナライザー』さん、総括を一言!」

 

【へたれ提督】

「アナライザー言うな!‥‥えー、みんなとびっきりの艦娘達ばかり、というより艦娘は皆とびっきりなので、苦しくも有意義なイベントであったと思われまする」

 

【川内】

「それじゃみんな、次のイベントでまた会いましょ♪」

 

【ホーネット】

「Sea You Again♪」

 

【アンドロメダ・清霜】

「「しーゆーあげいーん♪」」

 

 

【秋雲】

「それでも秋雲さんは諦めない‥‥いてて‥‥」

 

【射命丸 文】

「貴女のタンコブも含めて記事にさせて頂きます~♪」

(ホクホク)

 

 

 

 

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      《怒りの加賀》

 

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天龍児童園襲撃事件から5日ほど経つ‥‥‥

 

事件の調査は続いているが、事後処理が一段落した頃‥‥

 

 

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メガフロート海上都市『ヨコスカ』……

 

 

国防軍・天憲隊から独立し組織改変した『KLG』の本部を兼ねた、巨大人工物の中心……KLG執務室

 

 

ここの主でKLG司令官『ジョニーnrsenc一等憲兵』は、ある情報紙の記事を読んでいた、ネット時代も随分経つというのに、その情報紙は紙媒体を発行してからネットにニュースを流すという珍しい手法をとっていた

いずれにせよ、大規模組織のリーダーが新聞や情報紙をチェックしているのはごく普通の光景である

 

 

KLGの組織改変と『ヨコスカ』への移動はかなり大規模なものであったにもかかわらず、当初の予想よりもスムーズに行った

第一秘書艦である『加賀』の優れた采配もあったが、KLGは今や横須賀の象徴であり、先の銚子沖の海戦で勝利し東京湾と市民を守った守り神であった、結果、行政と民間の協力を最大限に得る事が出来たのである

 

もっとも、政府中央や軍の関係者には、今回の一件で赤っ恥をかかされ(自業自得だが)た事で、以前に増してKLGを快く思わない者が増えたが、ジョニー隊長は全く意に介さない

市民を差し置いて我先に逃げ出した連中だ、そんな連中にどう思われようと知った事ではない

 

KLGの組織改変と大移動がノートラブルの内に完了した事で、ジョニー隊長はすこぶる上機嫌であった

 

 

そう‥‥‥

 

 

この情報紙の記事を読むまでは‥‥‥

 

 

【ジョニーnrsenc一等憲兵】

「ゴゴゴゴゴゴゴゴ……」

 

【ジョニーnrsenc一等憲兵】

「……何だこのクソ記事は!!!、ふざけやがってぇぇぇ!!!」

 

バキバキィーーー!!!」

 

 

ジョニー隊長が情報紙を執務机に叩きつける!

全金属製である筈の執務机は、この一撃で砕け散った!ジョニー隊長の怒りの度合いが知れようというものだ

 

執務室は防音仕様だから机を破壊した音は外部には漏れない、しかしジョニー隊長の感情の乱れを感覚で察知したのか、一人の女性が執務室に駆け込んできた

 

(バタン!)

 

【加賀】

「ジョニー!!‥‥何があったの?」

 

【ジョニーnrsenc一等憲兵】

「‥‥加賀さん‥‥‥済まない、感情的になりすぎた‥‥」

 

 

普段の職務では沈着冷静冷酷なジョニーがここまで感情を乱している‥‥

余程の事があったに違いない、彼の本妻『加賀』はそう核心した

 

加賀はジョニー隊長に優しく話しかける‥‥‥

 

 

【加賀】

「落ち着いて、何があったの?」

 

【ジョニーnrsenc一等憲兵】

「‥‥その情報紙に書かれてある、ふざけた記事だ‥‥」

 

【加賀】

「記事?‥‥あなたが腹を立てるなんてどんな記事が‥‥」

 

 

床にグシャグシャになって散らばった情報紙の一枚を拾い上げる加賀

その情報紙はまだ発行されたばかりで、先程別の隊員によって届けられた物だ、従って加賀もその内容はまだ知らない

 

 

【加賀】

「!!これは!?」

 

 

普段はジョニー隊長以上に冷静な加賀が顔色を変える、ジョニーが腹を立てるとすればこの記事しかない!いや!自分も平静ではいられないかもしれない

 

発行元は『京浜国際ジャーナル』という出版社

 

これを書いた記者名は『磯月 希鵺』(いそづき きぬえ)となっている

 

だが問題は記事の中身だ、そこにはこう書かれていた

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

『先の東京湾で開催された『国防軍の合同観艦式』を狙ったと思われる深海棲艦の大部隊による襲撃未遂事件で、ある重大な疑惑が(軍関係者や政府関係者の間で)浮上しているという

 

『何者か、深海棲艦の東京湾接近を手引きした裏切者がいる』という疑惑だ

 

これは根拠のない疑惑では無い、深海棲艦は大規模艦隊であったにも関わらず房総半島の直ぐ沖合まで接近していたのである、公式には偵察衛星の破壊とミノフスキー粒子の何者かによる散布が原因とされているが、それでも艦隊の規模を考えればここまで発見が遅れた疑問は払拭出来ないのも事実である

 

最初は国防軍・天憲隊(当時)による自作自演が噂されたが、深海棲艦隊は正真正銘の本物であった事が既に確認されており、また強大な勢力を持つ当時の天憲隊にわざわざ観艦式を混乱させるその様な自作自演を行う理由もメリットも見当たらない事からこの噂は下火になった

 

しかし、ここに来て『純粋に人類を裏切ろうとした』者の存在が可能性として浮上した、事前に深海棲艦隊に密かに接近し、東京湾に偽の通信を行いつつ道案内をしようとした、一体の『艦娘』が存在していた‥‥‥というのである

軍関係者の一部からは『これで奴ら深海があんな近くまで接近出来た理由の説明がつく!裏切者は身近にいたのだ!』という意見が出ているが、果たして真相は?

 

現在当方では、その疑惑を持たれている艦娘の艦名しか分かっていない

 

 

その艦娘名は『駆逐艦娘 清霜』

 

 

所属部隊及び所属鎮守府は不明である、我々はこの疑惑について今後も追求を‥‥‥』

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

グシャァ!!

 

 

【加賀】

「‥‥何なの!!‥‥この不愉快極まりない無責任な記事は!!」

(ギリギリギリ‥‥‥)

 

 

加賀の表情が怒りで歪む、顔色は怒気を纏って赤くなる、どんなに腹を立ててもここまで怒りが込み上げることは滅多になかった‥‥

 

 

【加賀】

「清霜は!‥あの娘は!‥‥私達が反撃準備を整えるまでたった一人で時間を稼ぐ為の戦いをしていたのよ!!あの娘のお陰で救われた味方もいる!!(阿武隈達、松島鎮守府の戦隊)、あの日東京湾にいた人達の多くが清霜のお陰で命を救われたと言っても過言では無いわ!!‥それなのに‥‥それなのにぃ!!!」

ドカァッ!!!!

 

 

執務室の壁に拳を叩きつける加賀、これまた全金属製の壁に大きなクレーターと亀裂が走った!

 

 

【ジョニーnrsenc一等憲兵】

「‥‥加賀さんの言う通りだ、この記事はただ軍内部や政府機関内部の噂話をそのまま書いただけの、週刊誌やゴシップ誌にも劣る無責任な記事だ!記事と呼ぶのもおこがましい!!

噂話をそのまま載せただけで、自分達では何の取材も検証もされていない!もしされていれば『清霜』の名前をこうも何の恥も無く堂々と載せられる訳がない!!」

 

【加賀】

「‥‥‥‥‥‥‥‥」

 

 

加賀は無言で、壁際の壁際に飾られている写真を見た

 

執務室の壁棚には、KLGのメンバーとの写真の他に、親交のある鎮守府の面々との記念写真も飾られている、その一つにジョニー隊長と加賀と並んで写真に収まる『アンドロメダ』と『清霜』の笑顔‥‥‥

 

 

『アンドロメダ』と姉妹の契りを交わした頃の『清霜』との会話が脳裏をよぎる‥‥‥

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

【加賀】

「清霜、今度のこともそうだけれど、貴女のお陰でアンドロメダは大きく成長出来た、礼を言うわ♪」

 

【清霜】

「そんな!‥‥清霜は勝手な事をしてみんなに迷惑をかけて‥‥」

 

【加賀】

「貴女自身が分かっていればそれで良いのよ、貴女はもう同じ過ちは繰り返さない、貴女の経験を他の艦娘に伝える事で、その艦娘を助ける事も出来る、全てはこれからよ」

 

【清霜】

「はっ!‥はい!」

 

【加賀】

「いい?清霜?決して焦っては駄目、確実に一歩ずつ精進しなさい、お父様とお母様の言い付けを守って、時には二人を支えてあげて、アンドロメダの事、宜しく頼むわね♪」

 

【清霜】

「はいっ!パパもママも、お姉ちゃんも、清霜が守ってみせます!」

 

【加賀】

「頼もしいわね♪」

 

【清霜】

「‥‥あの、加賀さん?‥‥」

 

【加賀】

「何かしら?」

 

【清霜】

「加賀さんは清霜にも、パパやママにもとっても優しくしてくれますよね、加賀さんは本当に優しい人だと清霜は思ってます、でも清霜達には特別に優しくしてくれてる様な気がして‥‥‥もしそうならどうして?」

 

【加賀】

「私はあなた達家族を特別扱いしてるつもりはないわ、でももし貴女にそう思われているなら、それはそれで悪い気はしないわね、もしそこに何かの理由があるとしたら‥‥あなた達家族の事が大好きだから‥‥なのかもしれないわね♪」

 

【清霜】

「‥‥‥加賀さん!」

 

【加賀】

「何かしら?」

 

【清霜】

「清霜も‥‥ジョニー隊長と‥加賀さんの事が大好きです♪✨」

 

【加賀】

「フフフ♪‥ありがとう、光栄だわ♪‥‥清霜、貴女は本当に素直な娘ね、あなたのママが心底羨ましいわ♪」

 

【清霜】

「エヘヘヘ~~♪✨」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

【加賀】

「‥‥清霜‥‥」

 

 

あの時の清霜の笑顔は忘れられない‥‥‥

 

自分達の理想を実現する為に力を手に入れ、それを行使してきたジョニーと加賀である、自分達を誹謗中傷する類の噂話ならば今更何とも思わない

しかし‥‥‥これだけは‥‥これだけは、そのままにする訳にはいかない!

 

 

【加賀】

「私達は何を言われても構わない!‥‥でも!‥‥清霜の‥‥あの娘の名誉を踏みにじる事だけは、絶対に許さない!!」

 

 

【ジョニーnrsenc一等憲兵】

「‥‥済まない、加賀さん」

 

【加賀】

「ジョニー?」

 

【ジョニーnrsenc一等憲兵】

「あの時‥‥観艦式の参列者の注文に押されて六本脚の諸君を観艦式から外した事だ、確かにへたれ君自身が辞退した訳だが、それにしても俺が押し通せば住んだ事だ、結果として清霜とアンドロメダが傷付いたし、軍の一部勢力を調子づかせてしまった‥‥奴らが本当にこんな噂話をばらまいていたとしたら‥‥それは全てを背負い込む覚悟を持ちきれなかった俺の甘さが招いた事だ」

 

【加賀】

「‥‥結果論かもしれないけれど、もしそうなったら松島の阿武隈戦隊は助からなかったかもしれないわ、あの時何が本当に正しかったか、なんて誰にも分からない、私達に出来る事はこの教訓を未来に活かす事だけ、そうでしょ?」

 

【ジョニーnrsenc一等憲兵】

「加賀さん‥‥やっぱり流石だな」

 

【加賀】

「私達で決めた事よ?もし貴方に責めがあるとするなら、その責めは私にもある、貴方と私の二人で背負うべき責任なのよ」

 

 

夫婦であり、戦友でもある二人、その絆は硬い

 

 

【ジョニーnrsenc一等憲兵】

「‥‥ありがとう、加賀さん!惚れ直したぜ!、俺は決断する事にした!」

 

【加賀】

「例の事ね?」

 

【ジョニーnrsenc一等憲兵】

「またまた流石だ!そう!例の件だ、ただし開催時期を大幅に早める事にする!」

 

 

ジョニー隊長の言う例の件とは‥‥‥

 

 

【加賀】

「二度目の『合同観艦式』ね?」

 

 

そう、再度の合同観艦式を計画していたのだ

 

 

【ジョニーnrsenc一等憲兵】

「そうだ!新都市『ヨコスカ』と新生KLG出発の門出だ!盛大にやらないとな!」

 

【加賀】

「開催時期の変更は対応可能よ、『即断実行』は天憲隊以来からの伝統だから、それで?観艦式の総旗艦は誰を考えているの?」

 

【ジョニーnrsenc一等憲兵】

「加賀さんも人が悪いな♪あえて聞くかい?もう決まってる!観艦式の総旗艦には、アンドロメダと清霜の二人に務めて貰う!

今度は誰にも文句は言わせん!!邪魔する奴は俺がこの手でたたっ斬る!!

まあ全ては、あの二人の意思を確認してからだが」

 

【加賀】

「ジョニー‥‥流石は、私が唯一愛した人ね♪」

 

【ジョニーnrsenc一等憲兵】

「ヘッヘッ♪‥よせやい、加賀さん、そういう訳だ、また忙しくなるだろうが苦労をかける」

 

【加賀】

「苦労なんて思った事は無いわ、それにこういう忙しさなら大歓迎よ」

 

 

二人の意識は観艦式に飛んだ、あの姉妹が艦隊の中心になって海上を航行する勇姿を‥‥‥しかし、その前に済ませておかなければならない事が山積みではあったが

 

 

【ジョニーnrsenc一等憲兵】

「『アンタレス』の応援派遣の事もある、一度六本脚に顔を出す必要があるな、アンドロメダにも伝えておく事もあるし」

 

【加賀】

「そうね‥‥でも、その前に‥‥‥」

 

 

加賀は向きを変えると、執務室から出て行こうとする

 

 

【ジョニーnrsenc一等憲兵】

「加賀さん?何処に行くんだい?」

 

【加賀】

「これよ」

 

 

加賀は、先程握りしめた情報紙をジョニー隊長に見せる

 

 

【加賀】

「準備を進める前に‥‥この記事だけはこのままには出来ないわ!この出版社と記者にはそれなりのケジメをつけさせて貰うわ!」

 

【ジョニーnrsenc一等憲兵】

「俺も一緒に行こうか?」

 

【加賀】

「良いけれど、外で待っていてね、貴方が乗り込むと相手が建物ごと全滅するから」

 

【ジョニーnrsenc一等憲兵】

「俺は加賀さんを止める為に行くつもりなんだけどね~」

 

 

ジョニー隊長がそう言うほど、今の加賀は静かに怒りを燃やしていたのだ

 

 

 

【加賀】

「清霜‥‥安心して、貴女には私達がついている、貴女の名誉は私が守ってみせる!」

 

 

向かうは『京浜国際ジャーナル編集部』の入ったビル‥‥‥

 

加賀の怒りが、静かに‥‥静かに燃え上がろうとしていた

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

お台場海浜公園‥‥‥

 

 

『京浜国際ジャーナル』から例の記事が世に出される数時間前‥‥‥

 

 

その情報と噂話を『磯月 希鵺』にリークした張本人が携帯で会話していた

 

電話の向こうの相手は何やら怒っている様だ、怒っていない時なんか無いのかもしれないが‥‥‥

 

 

【ハイザKI-X06号】

「何?何でもっと多くの新聞社や週刊誌にリークしなかったのかって?

あのなぁ!前にも説明しただろ?艦娘の事を専門的に取り上げてる情報誌だからリアリティがあるんだよ!特ダネだから情報誌の記者も食いついたんだ!

他の新聞社は艦娘にはイマイチ無関心だし、週刊誌なんか載せたところでガセネタとして扱われるのが落ちだろうが、それじゃ返って誰も信じない、逆効果だろ?」

 

⚡!!!!~~!!!⚡

 

電話の向こうでは通話相手のがなり立てる音が響いている

120%自分の思い通りに周りが動かないと許せない気質らしい‥‥

 

 

【ハイザKI-X06号】

「おい!三木之の坊や、勘違いするなよ!お前がどーーーしてもって言うからこんな面倒臭い『頼まれ事』してるんじゃねえか!

あの鎮守府(六本脚)の奴らにどれだけ怨みがあるのか知らねえが、今は俺達の足場を固めるのが先決ってのを忘れるなよ!

奴らへの嫌がらせも含めて、俺達が今この国でやってる事だって、全てはその為の時間稼ぎに過ぎないって事をな!」

 

⚡!!!!~~!!!⚡

 

電話の向こうからのがなり音はまだ響いているが、ハイザKI-X06号は半ば無視して

 

 

【ハイザKI-X06号】

「とにかく!やる事はやったからな!俺達は一旦ドルヴェンシュタインに戻る、向こうの進捗具合ではまたこの国と行ったり来たりする必要があるからな」(ピッ)

 

 

‥‥と言うと一方的に電話を切った

 

 

【ハイザKI-X06号】

「全く!てめえの命と立場が危うい均衡で辛うじて成り立ってるのを、いい加減自覚して貰いたいもんだぜ!まっ、それが出来てたら奴の人生はもう少しマシだったろうがな」

 

 

一人毒づくジュラルの男‥‥‥

そこに一人の男が近付いてきた‥‥‥

 

 

【ハイザKI-X06号】

「‥‥戻ったか?」

 

【用心棒B】

「‥‥ああ、あんたの指示通り、あの小娘の新聞記者(磯月 希鵺)に情報を渡した、奴はあれを本当に記事に出来るのか?見たところあまり仕事の出来そうな奴には見えなかったが?」

 

【ハイザKI-X06号】

「お前がそれを気にする必要はねえ、俺の言った通りにやれば良いんだ」

 

【用心棒B】

「まあ‥‥俺にとってはどうでもいい事だがな」

 

【ハイザKI-X06号】

「そんな事より、一旦ドルヴェンシュタインに戻るぞ、準備しておけ」

 

【用心棒B】

「了解した‥‥なあ、一つ聞いて良いか?」

 

【ハイザKI-X06号】

「疑問を挟むつもりなら許さんぞ!」

 

【用心棒B】

「参考程度に聞くだけさ、言えないなら別にいい」

 

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

 

【ハイザKI-X06号】

「しょうがねえなぁ、何だ?」

 

【用心棒B】

「あんたはこれを面倒臭い『頼まれ事』と言ってたな、そんな事を何故わざわざするんだ?」

 

【ハイザKI-X06号】

「チッ!聴こえてたのかよ!」

 

【用心棒B】

「これでも『元擲弾兵』なんでね、問題があるなら忘れるが?」

 

【ハイザKI-X06号】

「まあ良いさ、全ては時間稼ぎの為!それ以外に理由はねえ」

 

 

あの記事の内容が世間に広まる事で、誰がどのような影響を受けるかなど、このジュラル星人やあの鉄仮面には関係ないらしい

 

 

【ハイザKI-X06号】

「あの記事が広まればそれなりの動揺が走る、奴らは火消しの為にそれなりの時間を割かれるだろう、今はどんなセコい手を使ってでも時間を稼ぐ事が重要なんだ、それさえ出来れは後は知った事じゃねえよ」

 

【用心棒B】

「因みにもう一つ聞くが、俺達がリークしたあの情報は事実なのか?」

 

【ハイザKI-X06号】

「さあな♪」

 

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

 

【用心棒B】

「『清霜』とか言ったな‥‥その艦娘と、あの新聞記者はどうなる?」

 

【ハイザKI-X06号】

「さあな♪」

 

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

 

【ハイザKI-X06号】

「質問は済んだか?サッサと行くぞ」

 

 

少々ウンザリした様子で、ジュラル星人『ハイザKI-X06号』は歩き出した‥‥

 

 

【用心棒B】

「‥‥‥‥‥‥‥‥‥」

 

 

その背中を無表情で見つめる『元擲弾兵』、少し距離を空けて歩き出した

 

リークした情報の中に出て来た艦娘と、先程会った新聞記者の事が頭を過ぎる‥‥

 

 

【用心棒B】

「お前ら運が無かったんだ、諦めろ、お前らを救う『神』はいねぇ‥‥」

 

 

この『元擲弾兵』にとっても、彼女達の運命には興味がないらしい

そういった点では、この三人は同じ穴のムジナであった

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

       [名称説明]

 

 

①:梅雨イベント

 

オンラインゲーム『艦隊これくしょん』で、直近に行われた作戦イベント、七つの海域を攻略する大規模イベントであった、作者提督本人がどんなていたらくと苦戦を強いられたかは本文を参照されたし、ぬぐぐ‥‥‥

 

 

②:ホーネット

 

『ヨークタウン』級三番、正規空母の艦娘

今回の梅雨イベント最大の報酬艦娘、同時にこの後のストーリーで六本脚鎮守府に合流予定であります、宜しくです

 

 

③:高波

 

『夕雲』型六番、駆逐艦娘

本作品の設定では、『レ級のいる鎮守府』に所属し、朝霜やレレちゃんとも仲よしという事になってます、梅雨イベントで来てくれた新人さんなので嬉しくて登場して貰いました

 

 

④:リークされた情報と記事

 

『ハイザKI-X06号』から『磯月 希鵺』にリークされた、『銚子沖迎撃戦と東京湾襲撃未遂事件の疑惑』の噂情報と、それによって書かれた記事

当然『ガセネタ』である、しかし軍内部や政府の一部で悪意により捏造された噂が囁かれているのも事実らしい

この記事が出た事で怒り心頭に発した『加賀』は、単独で『京浜国際ジャーナル編集部』ビルに乗り込む事に‥‥‥

 

 

⑤:磯月 希鵺(いそづき きぬえ)

 

『京浜国際ジャーナル』の女性記者、『UX-01』の行方を追っている同社の女性記者『神無月 ミザリィ』の後輩にあたる

お嬢様育ちで生意気な性格、初めは神無月の下で部下として学んでいたが、色香を使って編集長に取り入り、記者として未熟のまま神無月と同格の記者に昇進した

派手な記事を手っ取り早く発行する事を好み、充分な取材と裏取りを面倒臭がり、それらをまともにしないまま記事にしてしまう傾向がある為、先輩各の神無月とはよく衝突している

『ハイザKI-X06号』から『用心棒B』を経由してリークされた情報を元に、取材も裏取りもしないまま記事にしてしまう、これにも編集長の力を借りた事は容易に想像できる、しかし、その結果『KLG』と『加賀』に目を付けられる事に‥‥‥

 

 

⑥:用心棒B

 

34話『激闘!小笠原05、艦娘の守護神吸血鬼!遭遇編』に登場した元擲弾兵

 

戦場で行き場を失い、そのまま脱走して野良擲弾兵となる

『第8研究機関』で用心棒として働いていたが、艦娘を拉致しようとした雇い主を『二等憲兵吸血鬼』に殺された為、再び野良擲弾兵となる

その後『ハイザKI-X06号』に拾われて、その下で働く事になった

思想信条とは無縁で、感情も殆ど無い、地球も人類も、艦娘の運命も彼にとっては全くの無関心である、ただ生きる為に三木之一派として行動する事に‥‥

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

(エピローグ)

 

 

東京湾の海上を単独で驀進する、一人の艦娘‥‥

 

彼女はこのまま『京浜国際ジャーナル』に乗り込むつもりらしい

 

 

【加賀】

「清霜‥‥貴女には、私達がついてる!」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

【清霜】

「ジョニー隊長と加賀さんが来るの!?」

 

【アンドロメダ】

「うん、近々こっちに来るらしいよ、何か話があるみたい」

 

【清霜】

「そっかぁ~♪楽しみだなぁ~♪✨」

 

【アンドロメダ】

「加賀さんはきよしには優しいからなぁ、あの優しさをもう少しメダ子にも分けて貰えたらなぁ~」

 

【清霜】

「加賀さんは誰にだって優しいもん、早く来てくれないかな~♪」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

【加賀】

「これは私の勘だけれど‥‥あの記事、何者かがリークしたものに違いない!

その何者かも含めて‥‥ただでは済まさない!!!」

 

 

 

怒りの加賀、続く‥‥‥‥

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

       [出 演]

 

 

へたれ提督(六本脚鎮守府)

川内(六本脚鎮守府)

 

謎の提督ヒィッツカラルド(謎の鎮守府)

足柄(謎の鎮守府)

 

ジョニーnrsenc一等憲兵(KLG)

加賀(KLG)

 

花田 刀治郎(海軍公安連邦局 通称NPF)

飛龍(海軍公安連邦局 通称NPF)

 

カルド・アルレッド(リンガ特設連邦鎮守府)

赤城(リンガ特設連邦鎮守府)

 

 

清霜(六本脚鎮守府)

アンドロメダ(六本脚鎮守府)

江風(海軍公安連邦局 通称NPF)

 

 

ホーネット(後に六本脚鎮守府)

 

サラトガ(六本脚鎮守府)

能代(六本脚鎮守府)

パース(六本脚鎮守府)

藤波(六本脚鎮守府)

妙高(謎の鎮守府)

那智(謎の鎮守府)

青葉(謎の鎮守府)

秋雲(謎の鎮守府)

漣(謎の鎮守府)

プトレマイオスⅡ(リンガ特設連邦鎮守府)

高波(レ級の居る鎮守府)

 

 

ハイザKI-X06号

 

用心棒B

 

 

ガトランティス(謎の鎮守府)

 

射命丸 文

 

羽黒(謎の鎮守府)

 

 

 




【ホーネット】
「そう、私がCV-8 Hornetよ、覚えておいてね♪インフォメーションよ♪
この作品は二次創作でフィクションなの、だから作品内の設定や固有名詞は全て架空のものと言う事になるわ
だから実在する個人や団体、サークルやガバメントとは何の関係も無い事を覚えておいてね♪
それじゃ、また会いましょ♪Sea You~♪」

【アンドロメダ・清霜】
「「しーゆー♪良い湯ー♪」」
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