※この作品はR-18です。

へたれ提督と生きる為の鎮守府ー抜錨!チャージマン研外伝   作:六本脚のジャイアンS

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【特別回想録】の続きです

『46号』の配備と、へたれ提督・川内夫妻の結婚記念日、そして川内進水日を記念して那珂ちゃんミニライブで盛り上がる六本脚鎮守府

一方で愛の夜戦に突入した二人、二人の思い出の振り返りから過去の物語が語られていく‥‥‥


後で妙な人達も夜戦をおっぱじめます、おかしな人も出て来ます
そんな感じで続きをゆっくりしていってね♪



【特別回想録 10.30 】カツカレーの休日(R18)

現在、日付は10月30日を回ったばかりである

 

 

【那珂】

「それじゃあみんな~♪ちょっとここで休憩~♪」

 

【キSE-X07号】

「立食パーティーの続きをどうぞっす♪」

 

【隼鷹】

「まだ前夜祭なのに、こんなに飛ばしてもつのかね~?」

 

【榛名】

「榛名はまだまだ大丈夫です♪」

 

【夕立】

「がるる~~♪」

 

 

謎の鎮守府の技術屋トリオによって改修され、はれて六本脚鎮守府に配備された『リサイクル戦闘艦46号』

 

『46号』の正式配備と、筆頭秘書艦の進水日、そして提督夫妻の結婚記念日を祝って、『46号艦』と『57号艦』のライトアップに便乗して艦上で開かれた『那珂ちゃんミニライブ』は一区切りついたところだ

立食パーティー形式の食事会も合わせて開かれている

 

 

【江風】

「きよし~♪遊びに来たぜ~♪」

 

【清霜】

「江風ちゃん!いらっしゃい♪」

 

【飛龍】

「お誘いありがとね♪」

 

【足柄】

「まあ私達(謎鎮)が主宰した訳じゃないから礼なんて良いわよ、それより楽しんでいってね」

 

【飛龍】

「刀治郎も来れたら良かったんだけどね」

 

【蒼龍】

「欧州から戻ったばかりだもの、仕方ないわ」

 

 

精神的復活を果たした蒼龍を含む『NPF』の面々が舞鶴に帰還したのは今年の半ば

それから間を置かず、欧州での作戦である

NPFも花田指令も大忙しであり、今も帰還後の事後処理に追われている

 

花田指令は彼女達への慰労の為に、このイベントに参加する許可を与えたのであった、良い夫、父親である

 

能力者『ウェイカー兄妹』によるNPF襲撃とロリコンエージェント『小豆馬 久』への攻撃という名の調教、そして更にぶっ飛んだ小豆馬によるペールギュントへの愛の襲撃はこの後の話である

 

本当に花田一家は落ち着く暇がないと来たもんだ!

 

 

【ペールギュント】

「リリーお姉ちゃんは?リリーお姉ちゃんはいないのですか?」(キョロキョロ)

 

 

自分にそんな未来が近付いている事など、今のペールには知る由もない‥‥

 

 

【海風】

「少し前までここに居たのに、何だか懐かしいね」

 

【山風】

「‥‥うん、そうだね」

 

【瑞鳳】

「色々と大変だった事を思い出すなぁ」

 

【トミー・ザワ】

「おう、助っ人に来てくれたか!たまご焼きの天使よ!」

 

【瑞鳳】

「誰がたまご焼きの天使よ!?て言うか何してるの?」

 

【衣笠】

「ごめんなさい、この船にも厨房があるのは良いんだけど、料理出すのに忙しくて」

 

 

この『46号』は長期作戦をにらんで居住性と厨房も充実している、技術屋トリオ達の卓見である

その厨房が今はフル回転していた

 

 

【瑞鳳】

「立食パーティーだから料理は沢山出てるんじゃないの?」

 

【蒼龍】

「原因は……あれね」

 

 

少し離れたテーブル……

 

 

【赤城】

「う~~ん♪あれもこれも……おいひぃ~~♪」

 

【カルド・アルレッド】

「う~~ん♪いっぱい食べる赤城さん好き~♪」

 

【深雪】

「料理が無くなっちゃうよ~~」

 

【フェニックス】

「相変わらず凄い食べっぷりだな」

 

【カルド・アルレッド】

「当たり前よ!お前ら、赤城さんがただの大飯食らいだと思ったら大間違いだぞ!」

 

【ゼネラル】

「お前、それ誉めてるのか?」

 

 

【二等憲兵吸血鬼】

「ガツガツ!まだ血が足りねぇ!」

 

【木曾】

「『カリオストロの城』かよ?食べ物は逃げないからゆっくり食べたらどうだ?」

 

【ラビアンローズ】

「これで食糧庫は空ですね……また稼がないと」

 

【サラトガ】

「大丈夫ですよ♪皆さんのサポートあって六本脚鎮守府ですから、また稼げば良いんです、それより楽しんで頂けて何よりです」(ポンポン)

 

【木曾】

「来て早々すまんな、コイツ大量の食い物には目がなくて」

 

【二等憲兵吸血鬼】

「当たり前よ!俺居ずして『大食い大会』が成り立つかよ!」

 

【アンドロメダ】

「『大食い大会』じゃないんだけどなぁ~~」

 

【赤城】

【二等憲兵吸血鬼】

(バクバクバクバク!オーワダバク!)

 

【アンドロメダ】

「何か擬音でギャグかましてるしぃ~~!」

 

【UX-01】

「みんな~♪ジャンジャン食べてね~♪私も頑張って料理作るから、胃腸がもたれたら私がお世話してあげるわ♪✨」

 

【瑞鳳】

「貴女は相変わらずお世話好きの働き者ねぇ」

 

 

【江風】

「きよし~♪、何して遊ぼうか?」

 

【清霜】

「そうだね~、そうだ、江風ちゃんに見せたい物があるんだ♪」

 

【江風】

「おっ、そりゃ何だい?」

 

【瑞鳳】

「貴女達、あまりはしゃぎ過ぎたらダメよ?」

 

【飛龍】

「久しぶりの再開だから盛り上がるのも無理ないわね、ところで……」

 

【足柄】

「どうかしたの?」

 

【飛龍】

「いやほら、これって『46号』の正式配備とあの二人の結婚記念日を祝うミニイベントみたいなものでしょ?主役のあの二人は何処にいるの?」

 

【足柄】

「私はあの二人の子守りじゃないけど、執務室にいるわよ」

 

【飛龍】

「ここで皆が立食パーティーしてるのにどうして執務室に籠ってなんか?」

 

【足柄】

「今は夜、そして部屋に男と女が二人きり、だったらやる事なんてひとつでしょ?」

 

【飛龍】

「あっ、なるほど」

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

 

六本脚鎮守府、執務室‥‥‥

 

 

真夜中、誰も近付かない執務室の中で、男と女の荒い息づかいが響く‥‥

そして次々と噴き出す愛液の音‥‥

 

 

(ジュブ❤ジュブ❤ジュブ❤ジュブ❤)

 

【川内】

「あーーーーー❤イクぅぅぅーーー❤」

(ビクン❤ビクン❤ビクン❤)

 

(ブシュウゥゥゥ~~~❤❤❤)

 

【川内】

「‥‥あっ❤‥‥あっ❤‥‥」

(‥‥ピクッ❤‥‥ピクッ❤‥‥)

 

【へたれ提督】

「‥‥イッた川内‥‥可愛い‥‥」

 

【川内】

「‥ハアッ❤‥‥‥ハアッ❤‥‥‥」

 

(ピチャ‥‥ピチャ‥‥ピチャ‥‥)

 

 

川内の進水日と二人の結婚記念日を祝う二人だけの静かな一時は、ファーストキスの再現と共に夜戦に突入した

 

へたれ提督の右手が川内のパンツの中で回転運動を繰り返し、膣の中で指が掻き回される、大量の愛液と潮を噴出させて川内は達した、川内の身体が小刻みに痙攣する‥‥

 

シーツもパンツも保水力の限界を超えて、床に愛液が滴り落ちる音がする‥‥

繰り返すが、この細くて小柄な身体の何処にこれだけの水分が蓄えられているのかと思うくらいの‥‥‥

 

 

(ジュク❤ジュク❤ジュク❤)

 

【川内】

「‥‥あっ!‥提督❤‥‥あっ❤‥あっ❤‥‥」

 

【へたれ提督】

「掻き混ぜるとまだこんなに溢れ出てくる‥‥もう全部びしょ濡れだ♪」

 

【川内】

「///‥‥いっ❤‥‥いやん❤‥‥///」

 

 

達した後も、指をかき混ぜることで愛液が次々と噴き出してくる

 

(ジュブ❤ジュブ❤ジャブ❤ジャブ❤)

 

【川内】

「‥しゅごいぃ❤‥‥でちゃう!でちゃう!❤」

 

【へたれ提督】

「もう手遅れだ♪‥‥んむっ!」

 

【川内】

「むぎゅ!❤‥‥んんん~~❤❤❤」

 

(ジュク❤ジュク❤ジュク~~❤)

 

唇を重ね合わせ、舌を絡め合う二人‥‥‥

膣を刺激されて、愛液は滴り落ちる‥‥‥

 

 

【川内】

「ハアッ❤‥‥ハアッ❤‥‥(提督‥‥大好き❤‥‥大好き!❤)」

 

 

【へたれ提督】

「‥‥それじゃあ‥‥見るぞ?」(クイッ‥‥)

 

【川内】

「ひゃっ!❤‥‥ぱんちゅ‥‥ずらされ‥‥りゅ❤‥‥」

 

 

びしょ濡れのパンツを横にずらすと、ピンク色の秘部があらわになる‥‥

 

 

【へたれ提督】

「綺麗だよ‥‥川内‥‥本当に綺麗だ‥‥」

 

【川内】

「///やあん!❤‥‥恥ずかしい(->_<-)❤‥‥///」

 

【へたれ提督】

「川内‥‥愛してる!‥‥俺の‥‥俺だけの!」

 

【川内】

「///ああん提督!❤‥‥恥ずかしいよぉ!❤///」

 

【へたれ提督】

「俺だけの‥‥川内!‥‥うぐっ!」(ブチュ!)

 

【川内】

「あぐっ!❤」(ビクン!)

 

 

川内のピンチ色の秘部にへたれ提督は食らいつく

そして舌でなめ回して蹂躙していく‥‥‥

 

 

‥‥俺だけの‥‥川内‥‥

 

【川内】

(ああっ‥‥嬉しい❤‥‥)(ボロボロ‥‥)

 

 

へたれ提督の投げかける言葉で、川内の目に涙が溢れる‥‥

独占欲の強い川内は、自分が独占される事にも強い快感を覚えていた

そしてそれ以上に川内の心を熱くした

 

 

【川内】

(提督ってば‥‥アタシには‥聞いていて恥ずかくなる様な台詞を‥平気な顔して堂々と言えるんだから‥‥でも‥‥提督の言葉は‥‥暖かい♪‥‥提督の言葉の一つひとつは‥‥アタシの宝物‥‥)

 

 

【へたれ提督】

「川内ぃ~‥愛してる~‥‥俺の‥‥俺だけのぉ~‥んぐんく!‥‥」

(レロレロ❤グチョグチョ❤)

 

【川内】

「提督‥‥大好き❤‥‥しゅきぃ❤‥‥あっ!‥あああ!❤そこ気持ちいいぃぃ~~❤❤❤」

(ピクン❤‥‥ピクン❤‥‥ビクン❤)

 

 

クンニの連続攻撃に川内の身体は身もだえ痙攣する‥‥‥

 

 

【川内】

(提督‥‥アタシのたった一人の提督‥‥大好きだよ‥‥‥提督‥‥ゴメンね‥‥あの時から‥‥提督のアタシへの気持ちは決まっていたんだよね‥‥アタシも何処かで‥‥そのことに気付いていた‥‥だけど‥‥あの時のアタシはその気持ちを考えてあげられなくて‥‥自分の中で勝手に背負い込もうとして‥‥結果として提督を傷つける事になって‥‥‥ごめんなさい‥‥‥ごめんなさい‥‥)

 

【川内】

「あっ❤‥‥ああっ❤‥‥」

(ボロボロボロボロ‥‥‥)

 

 

川内の涙腺が崩壊して涙が溢れ出す‥‥‥

 

 

【川内】

(提督‥‥アタシはもう‥‥提督のもの‥‥提督だけのもの‥‥‥もう絶対に‥‥離れないからね‥‥一人になんかしないからね!‥‥)

 

 

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【足柄】

「さあて、あいつは今頃何を考えながら、へたれさんのオチ〇ポをくわえ込もうとしてるでしょうね?」

 

【飛龍】

「まあ、本人達が幸せならオチ〇ポ楽しむのも良いんじゃない?」

 

【蒼龍】

「何かひどい会話‥‥‥」

 

 

(カアッ!!‥‥‥)

 

執務室の外でそんなオゲレツ談義が展開されていた時、突然!探照灯が建物の壁を照らし出した!

 

 

【神通】

「くせ者!!そこから降りて来なさい!!」

 

 

【足柄】

「神通!?あんたいつの間に!?」

 

【飛龍】

「何あれ!?壁に何か貼り付いてる!」

 

【蒼龍】

「よじ登ろうとしてるみたい‥‥‥」

 

 

探照灯を照らしたのは紅輪鎮守府の神通であった

そして探照灯に照らし出された、壁をよじ登ろうとしてた人物とは‥‥‥

 

 

【五代 雄介】

「あっ‥ばれちゃいました~?‥いえ、怪しい者ではありませんから」

 

【神通】

「怪しい者に限ってそう言うんです!窓から執務室に忍び込んでどうするつもりですか!」

 

【五代 雄介】

「ちょっとご挨拶に」

 

【蒼龍】

「正面ドアから入ればいいでしょ!?」

 

【飛龍】

「また訳のわからない人が来たなぁ~」

 

 

 

【足柄】

「やれやれ、ここに来ると‥‥あんた達の近くに来ると少なくとも退屈はしないわね、あの時もそうだったわね、川内」

 

 

 

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【特別回想録10.30】

 

    ≪カツカレーの休日≫

 

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NUC0106 横須賀、某カレー店

 

 

正午を少し回って客の入りもまばらになる時刻

店の中には数組の客が座っているだけだ

 

 

【五代 雄介】

「うまうま!匂いも良いですね~、横須賀でカレーを食べるって格別ですよね、ポレポレの味には及ばないけど」

 

【一条 薫】

「落ち着いて食べればいいだろ?本当に腹が減ってたんだな」

 

 

カツカレーを食しながら語り合う親友の二人‥‥‥

 

 

【五代 雄介】

「それで、一条さんが横須賀で見たいって言ってたのって何です?」

 

【一条 薫】

「ああ、別に堅苦しい事じゃないんだ、ちょっと参考にな」

 

 

一条が雄介を伴って横須賀まで来た理由、それはある存在をこの目で確かめる為、その対象が今この店内にいる、二人‥‥‥

 

 

【足柄】

「それで?下らない用事は済んだ訳でしょ?あんたはこれからどうするの?舞鶴に戻る?」

 

【ヒィッツカラルド大佐】

「いや、わざわざ横須賀くんだりまで呼び出されてこのまま帰ったんでは腹の虫が収まらん!俺の中で何か手土産が無い内は阿保らしくて帰れるか!」

 

【足柄】

「贅沢ねー、まっ私もこのまま帰るつもりは無いけど、どうしたものかしらね~」

 

【ヒィッツカラルド大佐】

「そうだなぁ、出来ればこの男に会ってみたかったんだが、リンガじゃ無理だろうな~」(新聞ガサッ)

 

【足柄】

「その新聞に載ってる連邦軍の提督の事?」

 

【ヒィッツカラルド大佐】

「ああ、実に面白そうな男だで、自ら海で戦い、艦娘を護る楯となって生きる男

短期間でソロモン・ニューギニア海域を奪還した手腕もさることながら、艦娘達もそんな提督の為に進んで勇敢に戦った訳だ、艦娘達にそこまでさせる度量のある男

その出自も謎が多い、近年滅多に見ないタイプの提督だ、実に面白い」

 

【足柄】

「ふ~~ん、艦娘の私が言うのも何だけど、随分と変わった男ねぇ、その配下の艦娘達も相当の手練れかしら?」

 

【ヒィッツカラルド大佐】

「おそらくな、短期間でこれだけの戦果だ、相当な実力なのは間違いないだろう」

 

【足柄】

「それは楽しみねぇ♪演習でも良いから一度拳を交えてみたいものだわ♪」

 

【ヒィッツカラルド大佐】

「やめれ、彼らは敵じゃないぞ?今は深海棲艦とアホな将校だけにしとけ」

 

 

【一条 薫】

(随分と血の気が多いな、あれも艦娘の1人か……」)

 

 

【ヒィッツカラルド大佐】

「折角横須賀まで出張って来たんだ、せめて俺としては、編成されたばかりの海特警をもっと実りのある部隊にする為の、何かの布石を打ってから戻りたいと思ってるんだがなぁ」

 

【足柄】

「転んでもタダでは起きないって訳ね、その考えは賛成だけどそう都合よくリクルートなんて出来るかしら?」

 

【ヒィッツカラルド大佐】

「リクルートとまではいかんかもしれんが‥‥そうだなぁ(のび~)」

 

 

【一条 薫】

(海特警?一体どんな部隊なんだ?)

 

 

この二人も海軍関係者らしいが、先程海浜公園で見かけた二人とは雰囲気が違う

というより独特の雰囲気を醸し出していたと言っていい

 

 

【一条 薫】

(海軍て変わってるな)

 

【五代 雄介】

「一条さん?どうしたんです?カレー冷めますよ?」

 

【一条 薫】

「ああすまん、ちょっと考え事をしてた」

 

 

一条 薫が横須賀にやって来た理由‥‥それは、『艦娘』と呼ばれる存在をこの目で確かめる為であった

 

まだ見ない未確認生命体の襲来や旧首都圏の治安維持に対応する為に対策班が設けられた警視庁で、今度は艦娘をその戦力として取り込む計画が持ち上がっている

 

つまり警察機構が艦娘を擁する鎮守府を持つという事だ

実は『艦娘』と呼ばれる存在とその実力を警察組織も注目していたのである

未確認生命体の脅威の最前線にいた警察組織としてはこの力を見過ごす手はないと考えていたのかも知れない

 

まあ何年先になるか分からない話ではあるし、そもそも海軍組織が警察機構に艦娘を渡すかどうかは流動的だ

 

組織が肥大化すればそこに既得権が生まれ、既得権を脅かす者は嫌われる

海軍が艦娘の保有を一種の『既得権』と捉えていたら、事はそう簡単にはいかないだろう

 

 

【一条 薫】

「今はそんな心配をしても仕方ないか、それより問題は‥‥」

 

【五代 雄介】

「?」

 

 

今は噂程度に過ぎないが、万一警視庁に艦娘を運用する部署が立ち上がった時、その時に指揮官となる最右翼候補は、未確定生命体と最前線で戦ってきた一条以外にないとささやかれていた

 

本当にそんな事が起こるかどうかは分からない、しかしこの御時世である、そういった辞令が突然発せられる可能性も否定出来ない

もしそうなった時に何も準備が無いでは話にならない

一条 薫は職務に忠実な男であったから、せめて心の準備だけは必要と考えていた

 

そんな一条が問題にしていたのは‥‥

 

 

【一条 薫】

「自分には、艦娘の知識が殆どない、間近で見たことも話した事もない」

 

 

であった、勿論一条も艦娘の基本的な知識はある

 

艦娘が出現したいきさつも、海軍での役割も、人類にとってどのような意味を持つ存在なのかも……

 

しかしそれらの知識は初歩の初歩でしかない、ブラック鎮守府問題なる一件が問題になり、それによって艦娘が搾取されている事を知ったのも、それが根の深い問題である事も、艦娘を知ろうとして調べた結果最近になって分かった事である

 

こんな事では駄目だ!俺は艦娘を知らなさ過ぎる!

そう思ったら一条は居ても立ってもいられなくなった

そこで丁度『五代 雄介』が帰国したのをキッカケにして横須賀までやって来た次第である

とにかく今は艦娘という存在を間近で感じたかった

 

 

【五代 雄介】

「一条さん、大丈夫ですか?何か悩みでもあって俺を誘った訳じゃ?」

 

【一条 薫】

「いやあすまん、そんな事じゃないんだ、さあ食べようか」

 

 

注文したカツカレーを食べ始める二人、しかし一方で一条の意識は、偶然にも同じ店に居合わせた『足柄』と、もう一人の艦娘にそそがれていた

 

 

【一条 薫】

(あれは‥‥海浜公園で見かけた二人)

 

 

【川内】

「ほら少尉、ゆっくり食べなよ、ほっぺにご飯粒付いてるよ?」

 

【見習い少尉(後のへたれ提督)】

「おっ?そうか?」

 

【川内】

(ピッ‥‥‥パクっ‥‥)

 

【見習い少尉】

「///‥‥うっ!!///」(ドキーン!)

 

 

少尉の頬に張り付いた米粒を指でつまみ取り、それをそのまま自分の口に入れた川内‥‥その仕草を見ていた見習い少尉、思わずドキッとした

 

 

【川内】

「?どうしたの少尉、真っ赤な顔して?」

 

【見習い少尉】

「///‥‥何でもないっす‥‥///」

 

【川内】

「変なの、ほら食べよ♪」

 

 

【一条 薫】

(彼女も艦娘か?‥‥この二人、まるでカップルだな、先程の艦娘(足柄)とは全く違うタイプの娘だ‥‥)

 

 

一条が初めて間近で感じた艦娘と呼ばれる存在、それは『海の上で戦う人類の守護神』という彼の想像とは少し違っていた

まあこの二人の艦娘は少々特殊な存在ではあったが

 

 

【一条 薫】

(艦娘と一口で言っても別々の個性がある、人間そのものじゃないか、この事は決して忘れてはいけない事だな‥‥)

 

 

そんな一条の思考を余所に、くだんの二人は会話を続ける

 

 

【見習い少尉】

「‥‥なあ川内」

 

【川内】

「なあに?少尉?」

 

【見習い少尉】

「俺は負けないから、必ず新しい艦娘を仲間に加えてみせるからな、そうすれば川内の負担も少なくなるし、俺が必ずお前達を護るからな」

 

【川内】

「少尉、ありがとう、でも焦らなくて良いんだよ?ちゃんと一歩づつ積み重ねていこうよ?」

 

【見習い少尉】

「そうだな‥‥俺自身がまだ未熟だから」

 

【川内】

「しっかり足場を固めてさ、誰にも馬鹿にされないアタシ達になってさ、それで新しい娘を迎え入れてあげようよ♪その娘を大切にしてあげよ?」

 

【見習い少尉】

「そうだな‥‥俺も精進するから、宜しく頼む」

 

【川内】

「アタシも少尉から接近戦の戦い方をもっと学ばないとね♪」

 

 

見習い少尉(へたれ提督)は元擲弾兵、接近戦で深海棲艦、時にはモビルスーツまでも相手に戦ってきた兵士だ、その戦闘術を川内は仕事の合間をぬって教受を受けていた、見習い少尉は川内に似合った戦い方‥‥身体の身軽さとバネの強さ、そして柔軟性を最大限に活かした接近戦術を模索しながら指導を続けていた

 

これが後に『無類の戦い方をする夜戦忍者』『豊色夜戦忍者インナーリバーサン』を生み出すキッカケとなる

 

 

【見習い少尉】

「ただの兵隊だった俺が今、川内に出来る事と言ったらそれくらいだからな」

 

【川内】

「少尉、少尉はもっと自分に自信を持ちなよ?少尉は自分が思ってるよりずっと優秀なんだからね?」

 

【見習い少尉】

「川内は俺なんかより遥かに優秀だぞ?俺が今ここに居るのは全部、川内のおかげだ」

 

【川内】

「少尉、それはお互い様なんだから‥‥‥」

 

 

(カチャ‥‥)テーブルにスプーンを置いて少尉は一言‥‥

 

 

【見習い少尉】

「お前の名誉を汚す奴は‥‥神様が許しても俺が許さん‥‥」

 

【川内】

「少尉?‥‥」

 

 

先程の艦政本部次長の‥‥川内への誹謗発言、海軍本部を訪れる度に何処からともなく聴こえてくる‥‥川内への中傷‥‥

それを耳にする度に見習い少尉ははらわたが煮え繰り返る想いであったのだ

何故だ!?何故川内がこんな目にあわなければならん!?俺の‥‥俺の川内が!!‥‥

 

その事がフラッシュバックして、見習い少尉はあえて静かに呟く‥‥

 

 

【見習い少尉】

「さっきも話したが、正直俺には海軍への未練は無い、自分が入りたくて入った訳でも無い、だが俺はそれを言い訳にするつもりは無い!

こうして一度身を置いたからには、必ず海軍で俺の理想を実現してやる!そして川内の名誉を取り戻す!お前を馬鹿にした奴らを見返してやるんだ!」

 

【川内】

「少尉!落ち着いて!‥‥ねっ‥‥」

 

 

【一条 薫】

「‥‥‥‥‥‥‥‥‥」

 

 

【ヒィッツカラルド大佐】

「‥‥‥‥‥‥‥‥‥」

 

【足柄】

「‥‥ふ~~ん‥‥」

 

 

二人の会話に何気なく聞き耳を立てる周りの者達

 

 

ヒィッツ提督と足柄が、へたれ提督と川内を認識した初めての瞬間であった

 

 

【見習い少尉】

「今の俺は非力でへたれだ、俺にもっと力があればお前にこんな想いをさせずに済んだかも知れない‥‥しかし俺は必ず‥‥」

 

【川内】

「少尉、アタシが中途半端な存在なのは確かだよ、海軍がアタシの事をどう言ってるのかもよく分かってる、でもそれは良いの」

 

【見習い少尉】

「何を言ってるんだ!川内!良い訳ないだろ‥‥」

 

【川内】

「軽巡なのに魚雷が撃てないんだよアタシは、三水戦の旗艦も外された、おまけに上官に盾突いて一度は海軍を放り出された、少尉と出会ってまた海軍に戻って‥‥こんなアタシに少尉は秘書艦としてもう一度チャンスをくれたんだから、アタシはそれだけで‥‥」

 

【見習い少尉】

「魚雷が撃てないから何だって言うんだ!そんなもの創意と工夫でなんとでもフォロー出来る!川内にはそれを達成してお釣りがくるくらいの力と実力と伸びしろがあるんだ!

そもそも、お前をそんな身体にした奴らがどの口でほざいているんだ!俺はそれが悔しい!」

 

【川内】

「少尉‥‥‥」

 

【見習い少尉】

「夜戦になれば、お前に敵う者なんか居ないんだ!それなのに‥‥」

 

【川内】

「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」

 

 

 

【ヒィッツカラルド大佐】

「‥‥‥これは‥‥面白いな‥‥」

 

【足柄】

「‥‥‥ふ~~ん‥‥‥」

 

 

【一条 薫】

(人の人生そのものだ‥‥こんな想いをこの二人は抱えていたのか‥‥)

 

 

【川内】

「少尉‥‥ありがと♪(v^-゚)」

 

【見習い少尉】

「‥‥川内‥‥‥取り乱してすまん‥‥」

 

【川内】

「良いんだよ?‥‥アタシ‥‥嬉しい‥‥」

 

【見習い少尉】

「そうか?」

 

【川内】

「アタシもさっき話したでしょ?少尉に銃口を向けた三木之がアタシには許せなかった、殺意さえ湧いた、少尉はそれを聞いて自分は幸せ者だって言ってくれたじゃない?アタシだって同じだよ?アタシの為にここまで真剣になってくれる人がアタシにはいる‥‥だからアタシは世界一幸せな艦娘なんだって思ってる」

 

【見習い少尉】

「う~~む‥‥」(ポリポリ‥‥‥)

 

 

自分の発した言葉がここで返ってきて、見習い少尉は頭をかいた

 

 

【川内】

「アタシの事はともかく、少尉ならきっと出来るよ、誰にも見下されない立派な指揮官に、その為にアタシ達二人で頑張ってるんだから、ねっ♪」

 

【見習い少尉】

「フフ♪‥‥お前に言われたら、何だか勇気が湧いてきたな♪」

 

【川内】

「でしょー♪その意気だよ少尉、ところで‥‥‥」

 

 

【五代 雄介】

「‥‥‥‥‥‥‥‥」

 

 

折角のカツカレーを美味く食べなくては、川内は場の空気を変えようと話題を切り替える‥‥

 

 

【川内】

「少尉の理想‥‥ってどんな?今までやり繰りに必死で聞く間も無かったから、あらためて聞いた事無かったよね?」

 

【見習い少尉】

「そういえば‥‥はっきり言った事無かったかな?」

 

【川内】

「そうよ、教えて♪」

 

【見習い少尉】

「青臭い理想論かも知れないけど‥‥笑わないでくれよ?」

 

【川内】

「もちろん♪」

 

 

【ヒィッツカラルド大佐】

「ほう‥‥理想‥‥ねぇ‥‥」

 

 

【見習い少尉】

「俺は‥‥俺が理想とする鎮守府を作りたい、今は勝浦の小さな監視所を維持するので精一杯だが、あれよりもっと大きな『鎮守府』と呼べる物にしたい」

 

【川内】

「確かに、勝浦の監視所はあと三人も艦娘が来れば満員御礼になっちゃう大きさだからね」

 

【見習い少尉】

「だからって無闇に大きな鎮守府にしたい訳じゃ無いんだ、大事なのはその鎮守府で何を目指すか‥‥て事だからな」

 

【川内】

「やっぱり戦闘に強い鎮守府に?」

 

【見習い少尉】

「自分達を守る為の力は確かに必要だ、でも戦闘に強いだけの鎮守府なんて五万とあるだろう?俺が目指すのは‥‥目指したいのはそこじゃない」

 

 

【ヒィッツカラルド大佐】

「ほう‥‥そのこころは?」

 

 

【川内】

「それじゃあ‥‥少尉はどんな理想の鎮守府を目指してるの?」

 

【見習い少尉】

「‥‥『生きる為の鎮守府』だ、単に『戦う為の鎮守府』とは違った」

 

【川内】

「『生きる為の鎮守府』?」

 

【見習い少尉】

「‥‥なあ川内、ぶっちゃけ深海棲艦との戦いはいつまで続くと思う?」

 

【川内】

「‥‥えっ?」

 

【見習い少尉】

「もっと言えば、深海棲艦との戦いだって永遠に続く訳じゃ無いだろ、どちらが勝利するか、あるいは講和により戦闘が終了するか、そこまでは分からんがいずれにしろ軍隊と艦娘の関係性が大きく変わる事は間違いない」

 

【川内】

「深海棲艦との戦いが終わる‥‥そんな事想像もしてなかったな‥‥」

 

 

【足柄】

「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」

 

 

【見習い少尉】

「そんな時がいずれは訪れると俺は思っている、その時、人類を脅威から護り続けていた艦娘を軍隊全体はどうするつもりなのか?‥‥」

 

【川内】

「艦娘は深海棲艦と戦う事を第一の指命にしてきた訳だし‥‥それはアタシ達も当然と思ってた‥‥それが無くなったら‥‥艦娘はお払い箱になるって事?」

 

【見習い少尉】

「全ての艦娘がそうなる事は無いだろう、戦後の軍隊で必要とされる艦娘だって居る筈だ、元々お前達は優秀なんだから、しかし、当然全ての艦娘が今まで通りの立場で居られるとは俺には思えない‥‥それは擲弾兵も同じ事だがな」

 

【川内】

「現実的に考えたら‥‥そうだろうね‥‥」

 

【見習い少尉】

「軍隊は金食い虫だから縮小を余儀なくされる、時代がそれを望むならそれは自然な流れだと俺は思う、仮にその結果、軍務から多くの艦娘が解放されて自由の身になれたとしよう、それ自体は悪い事じゃない、だが、そこから先が本当の問題だ」

 

 

【一条 薫】

(戦いから解放された艦娘のその後‥‥か)

 

 

【ヒィッツカラルド大佐】

「こりゃまた‥‥ディープな話題にズケズケ切り込んでいくねぇ~」

 

 

【見習い少尉】

「解放された全ての艦娘が、人間としての尊厳を保てたまま、自分の好きな生き方を見つけ出して新たな人生をスタートさせられるならそれで良い‥‥だが現実はそんなに甘くない、川内、お前にも分かるだろう?」

 

【川内】

「‥‥‥あっ!‥‥」

 

 

一人の擲弾兵と一人の艦娘‥‥

 

戦場で戦う事しか知らなかった者が、いざ軍隊から一方的に放逐されて野に下った時何が起こるか‥‥‥その事を見習い少尉と川内は嫌と言う程想い知らされたのである

 

 

【川内】

「‥‥よく覚えてるよ、あの時アタシ達は外の世界では何も出来なかった、買い物の仕方も、電車の乗り方も‥‥吉坂博士に助けられなかったらアタシ達どうなっていたんだろうね‥‥」

(第30話『激闘!小笠原03、艦娘の守護神吸血鬼・続編』参照)

 

 

【ヒィッツカラルド大佐】

「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」

 

 

【一条 薫】

「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」

 

 

現実は非常だ、その会話の内容が聴いていた者達に重くのしかかる‥‥

 

 

【見習い少尉】

「彼女達が自由の身になっても自分の人生を好きに選んで歩む事が出来る様に、充分な支援が約束されていればいい、だがもしそれが無かったら?彼女達艦娘は路頭に迷ってしまう、中には上手く世間に順応して自力で生きられる艦娘も居るだろう、しかし全ての艦娘がそう上手く行くとは限らない」

 

【川内】

「そうだね‥‥アタシ達はきっと、運が良かったんだと思う‥‥」

 

 

艦娘に対する人類側の目は決して好意的なものばかりではない、彼女達が身を置いている海軍内部でさえそうなのだ、これが広く世間一般となれば、何の支援も無いままでは彼女達が世間に順応し世間から受け入れられる事は現実に難しい

 

 

【一条 薫】

(鎮守府の外は彼女達にとっては未知の闇‥‥という事か‥‥)

 

 

何の支援もない彼女達が世間に居場所を見つけられなかった時どうなるのか?

 

ただ生きる為だけに悲惨な選択を強いられるだろう、犯罪に手を染めてしまう者も現れるかも知れない、最悪の場合は自らの‥‥‥

話を聞きながらそんな想像を一条は働かせてしまう‥‥

 

 

【一条 薫】

(艦娘を取り巻く現状がこんな事になっていたとは‥‥いつか職務を共にするかも‥‥その程度の認識しか持てなかった自分が情けない!)

 

【五代 雄介】

「‥‥‥‥‥‥‥‥」

 

 

【川内】

「‥‥ねえ少尉?もしかして少尉の理想としてる『生きる為の鎮守府』って‥‥」

 

【見習い少尉】

「そうだ川内、俺は彼女達が自分の意志と自分の力で生きて行ける為の、その為の力を彼女達に養ってもらう為の鎮守府を作りたい、彼女達が人間としての誇りを持って、今日を明日を笑って過ごせる為の鎮守府を作りたいんだ!」

 

 

【ヒィッツカラルド大佐】

「ほうほう~」

 

【足柄】

「聞こえるわよ」

 

 

【五代 雄介】

「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」

 

 

【川内】

「少尉‥‥少尉はそんな想いをずっと持っていたんだね」

 

【見習い少尉】

「情けない話だが、俺は海軍に来た事で艦娘が置かれている理不尽な状況をあらためておもい知らされた、ブラック鎮守府問題なんて酷い話が存在する事も‥‥」

 

【川内】

「少尉がそこまで気にする事は‥‥」

 

【見習い少尉】

「お前達艦娘はもっと報われるべきなんだ!もっと何かのみかえりを求めても良い筈なんだ!それは選択の自由でも、金銭的な欲求でも、性や快楽や趣味であっても何でもいい、お前達はいつか幸福になるべきなんだ!」

 

【川内】

「少尉‥‥‥」

 

【見習い少尉】

「他人の為に何のみかえりも求めず命懸けで戦って来たお前達が、何一つ報われない社会のままだったら‥‥そんな社会で誰一人幸せになれるもんか!」

 

【川内】

「少尉、それじゃ擲弾兵の人達はどうなるの?少尉やあの人達だって命懸けで戦ってきたんでしょ?あの人達はアタシ達よりも酷い目にあって‥‥」

 

【見習い少尉】

「もし艦娘が報われる社会が出来たら、擲弾兵だって必ず報われる、そんな社会を作るキッカケに絶対なる‥‥俺はそう信じているんだ」

 

 

【ヒィッツカラルド大佐】

「これは‥‥実に面白い‥‥」(ニヤニヤ)

 

【足柄】

「あんた顔が悪役になってるわよ」

 

 

あの男は擲弾兵、それが海軍の少尉をやっている、そして話を聞いた限りではこの二人は訳ありで周りに敵を抱えている‥‥‥

ヒィッツカラルド大佐はここまで聞いて、この二人が置かれた状況をある程度理解した、その掲げる理想も‥‥‥実に面白い!

 

 

 

【見習い少尉】

「川内‥‥俺のこの手を見てくれ‥‥」

 

【川内】

「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」

 

 

見習い少尉、自分の手の平を川内の前に見せて‥‥

 

 

【見習い少尉】

「ちっぽけな手だろ?‥‥今の俺は自分達が生き残る事で精一杯で、この手は何の役にも立たない、俺の言ってる事は青臭い理想論で、具体的にどんな鎮守府を構築して行くかなんてプランもない、現実はとても厳しい‥‥それでも俺は、この手で救える命があるなら‥‥何とかしてやりたい‥‥」

 

【川内】

「少尉‥‥‥」(‥‥ギュッ‥‥)

 

【見習い少尉】

「‥‥川内‥‥」

 

 

川内は見習い少尉の手を優しく握る‥‥‥

 

 

【川内】

「少尉の手‥‥とっても暖かい‥‥」

 

【見習い少尉】

「そうか‥‥」

 

【川内】

「少尉、理想の無いところには何も生まれないよ?今は小さくても、この手はもっと大きくなって力強くなって、多くの人達を救える手になれる筈よ♪もう既にアタシがこの手で救われたんだから♪」

 

【見習い少尉】

「川内!‥‥‥」

 

【川内】

「少尉♪少尉の夢、アタシにも手伝わせて♪少尉の夢をアタシの夢にしたい、良いでしょ?」

 

【見習い少尉】

「川内‥‥ありがとう‥‥俺はやるぞ!」(ムキムキ)

 

【川内】

「調子が出て来たね少尉♪アタシ達、今は力を蓄えていこうね」

 

【見習い少尉】

「川内、頼りにしてるからな♪俺の側で俺を助けてくれよ?」

 

【川内】

「任せて♪夜戦の女王は伊達じゃないよ♪それじゃ食べよ?」

 

【見習い少尉】

「おう!」(バクバク‥‥)

 

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

 

【見習い少尉】

(ありがとう川内、俺はお前に恥ずかしくない男になってみせる!そして俺達の鎮守府を立ち上げる事が出来た時‥‥俺はお前に、俺の気持ちを告白したい‥‥‥俺の伴侶になって欲しい!お前が好きだ!俺だけの川内になってくれ!‥‥その気持ちを‥‥)

 

【川内】

「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」

 

【川内】

(少尉‥‥アタシは‥‥)

 

 

【足柄】

「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」(チラッ)

 

 

新たな決意を胸にカツカレーをほおばる見習い少尉、それを見ながら何かを思う川内、その様子に僅かの違和感を見逃さなかった足柄‥‥‥

 

【足柄】

「あいつ‥‥‥‥」

 

 

 

【一条 薫】

(久しぶりに熱い話が聞けたな、ここに来て良かった)

 

【五代 雄介】

「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」(スッ‥‥ガタッ‥‥)

 

【一条 薫】

「‥‥うん?雄介、どうした?」

 

 

五代 雄介が座っていた椅子から立ち上がった、そして突然歩き出した

 

 

【五代 雄介】

(カツッ カツッ カツッ‥‥‥)

 

【一条 薫】

「おっ、おおい!雄介!?」

 

 

【川内】

「//あっ‥‥あのね少尉‥‥//」

 

【見習い少尉】

「おっ?‥‥おうっ‥‥」(ドキッ!)

 

 

少し顔を赤くした川内が何か言おうとしている、その仕種に思わず男の本能を揺さぶられる見習い少尉

 

 

【川内】

「///‥しょ‥‥少尉‥‥///」

 

【見習い少尉】

(///ドキドキドキドキ!‥‥///)

 

【川内】

「///‥‥アタシ‥‥アタシは‥‥///」

 

【五代 雄介】

「「えらい!!!」」((ドオォォン!!!))

 

【川内】

「ひゃいっ!!?」(ビックーーン!!)

 

【見習い少尉】

「ぶううううううーーー!!?」

 

【一条 薫】

「おいコラ!!雄介!!!」

 

 

 

何か感極まったのか?雄介は見習い少尉達のテーブルをドンと叩きながら叫んだ

突然の事に周りの空気が一変する

 

 

【川内】

「びっ!?‥‥ビックリしたぁ!!」

 

【見習い少尉】

「なっ!?‥何だねチミは!?」

 

【五代 雄介】

「何だねチミはってか~?」

 

【一条 薫】

「雄介!!止めないかーー!!」

 

 

【ヒィッツカラルド大佐】

「‥‥‥古いな‥‥」

 

 

会話の途中で突然乱入してきた妙にテンションの高い男に、二人は混乱した

それを止めようとする一条はもっと混乱した

 

 

【五代 雄介】

「ああ、申し遅れました、俺、こういう者です♪」

 

 

三人の混乱を余所に、何の躊躇も無く話を進める雄介は名刺を差し出した

 

 

【見習い少尉】

「‥‥『夢を追う男 2000の技を持つ男 五代 雄介』?」

 

【川内】

「‥‥大道芸人か何か?」

 

【五代 雄介】

「そうじゃなくて、俺ただの冒険野郎なんですよ♪」

 

【川内】

「やだ‥‥こわい‥‥」

 

【五代 雄介】

「いやあ、確かに初めはそう思いますよね~?」

 

【一条 薫】

「おい雄介!!‥申し訳ない!連れがご迷惑おかけして‥‥」

(ペコペコ~)

 

 

詫びる様子の全くない雄介と、平謝りする一条‥‥

これはこれで良いコンビなのかも知れない

 

 

【ヒィッツカラルド大佐】

「おいおい、変な奴が現れたなぁ」

 

【足柄】

「この季節になると時々出て来るのよね~、ああいうの」

 

 

【見習い少尉】

「それで‥‥ご用件は?」

 

【五代 雄介】

「俺さっきからそこの席で、お二人さんの会話を聴いてたんですけど、俺メッチャ感動しました!!お二人さんは最高のカップルですねぇ!!」

 

【川内】

「///かっ!?‥‥///」

 

【一条 薫】

「おーい!!雄介ー!!そういう事とは‥‥!!」

 

【五代 雄介】

「頑張って下さいね!俺応援してますから!誰かの笑顔を守るって最高の夢じゃないっすか!お二人なら必ず出来ますよ!」

 

【見習い少尉】

「こっ‥‥これはどうも‥‥」

 

【一条 薫】

「本当申し訳ない!直ぐに出ますから!‥‥ほら!行くぞ!」

 

【五代 雄介】

「あっ、因みにこの人『一条さん』て言って俺の親友なんですよ、とっても頼りになるし、何て言ったって警‥‥‥」

 

【一条 薫】

「だあああ!!それはもういい!!」

 

 

雄介君には悪気はないのだ、少々空気が読めないだけなのだ、彼は良い奴なのだ

 

 

【一条 薫】

「我々はここで失礼します!お騒がせしました!‥‥あっそれと」

 

 

雄介を引きずって店を出る時、一条は二人に振り向いて一言‥‥‥

 

 

【一条 薫】

「自分もお二人を応援していますよ、念願が成就される事を祈ってます、それでは‥‥」

 

(ガラガラガラ~~‥‥‥)

 

 

男達は嵐のように去っていった‥‥‥

 

 

【川内】

「‥‥応援されちゃった‥‥何だったんだろう今の‥‥」

 

【見習い少尉】

「んまあ‥‥悪い人達ではなかったみたいだけどな‥‥」

 

【川内】

「アタシ、もうお腹いっぱい」

 

【見習い少尉】

「俺も満腹だよ、ところで‥‥さっき俺に何を言おうとしてたんだ?」

 

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

 

【川内】

「‥‥『アタシも負けないから、これからもよろしくね』って言おうとしたんだよ♪」

 

【見習い少尉】

「そうか‥‥ああ、よろしくな♪」

 

【川内】

「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」

 

 

【足柄】

「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」

 

 

怒涛のカツカレーであったが、昼食を終えて二人は勝浦への帰路に‥‥

 

 

【川内】

「それじゃ帰ろうか、今のアタシ達の城に」

 

【見習い少尉】

「勇気も湧いたし、応援もされたしな、明日からの任務も頑張るぞ!」

 

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

 

店を出ようとする二人の胸にはそれぞれの想いがよぎる

 

 

【見習い少尉】

(川内‥‥お前はもう俺の命そのものだ!ソロモンで初めて出会った時からきっとそうだったんだ!‥‥今になってそれが分かる、これからこの先もずっと‥‥俺の命はお前に預けるからな!だから、ずっと俺の側に居てくれ、川内‥‥)

 

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

 

【川内】

(少尉‥‥アタシね、アタシにも夢があるんだ‥‥少尉と出会って初めて出来た夢‥‥‥それまでこんな事考えた事なかった‥‥

アタシの夢はね、『少尉』の事を‥‥『提督』って呼ぶ事だよ

アタシは少尉に出会って男の人を初めて意識した、そして男の人を初めて好きになった‥‥‥

貴方はアタシが大好きなたった一人の男性、アタシはそんな少尉を一人前の『提督』にして、アタシ自身も貴方に恥ずかしくない『秘書艦』になって‥‥‥)

 

 

【足柄】

「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」

 

 

【川内】

(アタシが貴方を‥夫として愛するって‥自分にも自信がついて‥一生を添い遂げる決断が出来た時‥‥貴方を初めて『提督』って呼ぶ事が‥今のアタシの夢‥‥

 

貴方の『嫁艦』になる事がアタシの夢‥‥‥

 

でも‥‥‥それは願ってはいけない夢なんだ‥‥‥)

 

 

【足柄】

「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」

 

 

【川内】

(‥‥三木之の奴はきっと貴方への逆恨みを止めない、貴方が立派な提督になって鎮守府を立ち上げても、アイツは貴方に危害を加えてくる、でもそれは元々アタシがまいた種‥‥アイツとアタシの因縁が貴方を巻き込んだ、その因縁はアタシがこの身を盾にしてでも断ち切ってみせる!

少尉が『提督』になれる時、三木之が少尉の前に立ちはだかった時‥‥刺し違えてでもアイツを止めてみせる!)

 

 

【足柄】

「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」

 

 

【川内】

(少尉‥‥貴方が提督になった時、アタシは貴方の側には居ないかも知れない‥‥でも大丈夫だよ、少尉にはきっと、アタシなんかより優秀な艦娘が‥‥‥‥)

 

 

【足柄】

「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」

 

 

【川内】

(だから少尉、辛いかも知れないけど‥‥一人で色々とこなせる様にこれから訓練していこうね、少尉が海軍の中で立身出世する為にはこうするしか‥‥アタシ達を見下してきた奴らを見返す為にはこうするしか‥‥アタシが三木之を道連れにして消えた後も、少尉が一人で前に進むにはこうするしか‥‥‥)

 

 

【足柄】

「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」

 

 

【川内】

(少尉‥‥‥ゴメンね‥‥アタシが側にいて貴方の足を引っ張るくらいなら‥‥アタシは‥‥‥)

 

 

【足柄】

「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」

 

 

心の中で悲壮な決意を決める川内、しかし十日も経たない内にこの決意が裏目に出て、見習い少尉の身に悲惨な事件が起こるのだが、今の川内には知りようもない‥‥‥

 

 

(ガラガラガラガラ‥‥アリガトウコザイマシター‥‥)

 

 

【足柄】

「‥‥ふんっ‥‥‥独りよがり‥‥」

 

 

二人は支払いを済ませると店を出て行った、それを見届けた足柄は一言冷や水を浴びせた

洞察力の鋭い足柄の事、川内の心のうちを見透かしていたのかも知れない

 

 

【ヒィッツカラルド大佐】

「面白いなあ!リンガの提督もそうだが、実に面白い連中に出会えた!横須賀まで来てカツカレーを食った甲斐があったと言うもんだ!」

 

 

ヒィッツ大佐は心底楽しそうに笑った

 

 

【ヒィッツカラルド大佐】

「足柄、もうしばらくこちらに居るぞ!問題無いか?」

 

【足柄】

「構わないわよ、あんたがここに残るならね、それにあの連中の側に居るとトラブルや揉め事には事欠きそうに無いから楽しみが増えるわね、きっと♪」

 

【ヒィッツカラルド大佐】

「暴れる方の楽しみかい!まあそれはともかく、俺は単純にあの二人に興味がある、擲弾兵と訳あり艦娘のコンビか、もしかしたら海特警に有益な存在になるかも知れんな、あんな人材がこんな所に隠れていたとは」

 

【足柄】

「艦娘をトコトン人間として見ているのは、何とも変わった男よね、でも正直私としては評価中の段階ね、あの男の本性を確かめない内は信用出来るかどうかは判断出来ないわ」

 

【ヒィッツカラルド大佐】

「厳しいなあ、お前の見方は~」

 

【足柄】

「当然でしょ?男なんてみんな獣(けだもの)じゃない、まあ狼の私が言うのも何だけどね、それより私はあの軽巡が何を考えてるか興味があるわ」

 

【ヒィッツカラルド大佐】

「ああ、あの川内型の娘か、何処に興味を?」

 

 

【足柄】

「あいつ‥‥自分1人で何もかも背負い込もうとしてるわ、そんな事、出来やしないのに」

 

 

足柄の野生の狼のような鋭い洞察力は、確かに川内の思考を見抜いていた

しかし足柄にとってそこは重要ではなかった

 

 

【足柄】

「面白い事になりそうね♪あいつは多分深い因縁と敵を抱えている、あいつの近くに居たらトラブルや乱闘に絡むチャンスは多そうね♪そうなったらおおっぴらに大暴れ出来るわ~♪早く何か起きないかしら~~♪」(ウズウズ)

 

【ヒィッツカラルド大佐】

「足柄‥‥お前はホントにぶれないなぁ、そこもまた魅力なんだが‥‥」

 

【足柄】

「当然じゃない♪ムカつく奴(海軍上層部と関係者)を堂々とぶん殴れる絶好のチャンスなんだから~~♪」

 

【ヒィッツカラルド大佐】

「堂々とぶん殴れるチャンスは有りません!せめて隠れてやりましょー!」

 

 

見習い少尉と川内の周辺に漂うトラブルの匂いを嗅ぎ当てて、狩猟狼の血と本能がみなぎってきた足柄‥‥‥

ここで発生するであろう乱闘に便乗して、一つ大暴れしてやろうという欲求で満たされていたのである

 

しかし、そこはやっぱり足柄、自分の欲望に正直に行動したところが、結果として人助けになってしまうという彼女の『カルマ』は、この時から既に発揮されるのであった

 

カツカレーが紡いだ偶然の出会いは、大きな運命の歯車を動かし始めた!

 

 

【足柄】

「さあ早く乱闘ネタを起こしなさい!みなぎって来たわぁ~~♪」

 

 

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

 

 

【見習い少尉】

「うん?どうした?」

 

【川内】

「誰かに過度で無茶な期待をかけられてる気がする‥‥」

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

現在の六本脚鎮守府……

 

 

執務室の入る建物は三階建て、執務室は三階にある

 

その執務室に窓から侵入しようといた男が壁に貼り付いているのを神通が発見し、探照灯で照らした事で、辺りは騒然となっていた

 

 

【磯波】

「ハハハ……何だか……凄い事になってるね」

 

【潮】

「この鎮守府っていつもこんなに騒がしいの?浜波ちゃん」

 

【浜波】

「うん……よく分からない」

 

【鶴 温】

「くせ者だぁーー!!であえ!であえ!!」(さすまた)

 

【早波】

「おねーちゃーん、だいじょーぶー?」(虫取り網)

 

【藤波】

「はやちん、それでどうやってくせ者を捕まえるの?」

 

【鶴 温】

「浜波ぃーー!!無事か!?大丈夫かー!?」(ガバッ!)

 

【浜波】

「///ふひゃあ!?///」

 

 

【潮】

「あれが‥‥浜波ちゃんの指令で旦那様だよね‥‥」

 

【磯波】

「凄い‥‥テンションだよね‥‥でも良い人みたい」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

 

六本脚鎮守府、執務室‥‥‥

 

 

 

【川内】

「‥‥ハアッ❤‥‥ハアッ❤‥‥」

 

【へたれ提督】

「ああ‥‥なんて綺麗なオマ〇コなんだ‥‥可愛いぞ川内‥‥」

 

【川内】

「///いっ‥‥いやん❤‥‥あんまり見ないでぇ~❤///」

 

【へたれ提督】

「目の前に在るんだぞ!‥‥我慢出来ない‥‥いただきます!‥‥むぐっ!‥‥」

(ムチュッ!❤‥‥グチュグチュグチュグチュレロレロレロレロ~~❤)

 

【川内】

「あっ!‥‥あーーーーーー❤❤❤」

(ピクン❤‥‥ピクン❤‥‥ピクピクピク❤‥‥)

 

 

身体の柔軟な川内は、べったりと『まんぐり状態』にさせられた

足をベッドに深々と押さえ付けられ、お尻と秘部をおもいっきり上に突き上げた体制‥‥‥

 

へたれ提督は嫁のクリトリスを舌で転がしながら、パックリ開かれた膣に指を挿入して再度掻き回す、なす術もなく快感に浸かっていく川内、漏れ出した愛液が流れ落ちてきて、ずらされたパンツも、装束も、顔面も、シーツも水をカブったように濡れていた‥‥‥

 

 

【川内】

「てっ‥‥提督ぅ❤‥‥だめぇ❤‥‥気持ち良すぎて‥‥イッちゃう❤‥‥‥いっ‥‥イクッ❤‥‥」

 

【へたれ提督】

「うんぐ~~~~~~!!!!!!」

(レロレロレロレロレロレロ❤グチュグチュグチュグチュグチュグチュ❤)

 

【川内】

「あああ~~❤❤❤イクイクイクゥゥゥ~~!!!❤❤❤」

(ビクン!ビクン!ビクン!ビックーーン!!❤)

 

(ブッシュゥゥゥ‥‥‥‥!!)

 

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

 

【神通】

「『2000の技を持つ男』ぉ?大道芸人がこんな所で何をやっているんですか!?」

 

【五代 雄介】

「前にも同じこと言われた気がするなぁ~~」

 

【ペールギュント】

「夢を追うだけでは『星の屑』は成就しないのです!!」

 

【UX-01】

「あんた!自分で何言ってるのか分かってないでしょ?」

 

 

 

こうして記念日の夜はふけていく‥‥‥

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

特別回想録第二弾、いかがだったでしょうか?

 

先頭シーンらしいものが殆ど出てきませんで恐縮ですが、もう少しお待ちください

 

この後、二人の危機と新しい仲間、そして脱走へのカウントダウン‥‥‥

そしてヒィッツカラルド提督と足柄はどう絡んでくるのか?

 

まだハッキリしない『磯波』の正体とは?

3階の窓から入ろうとした雄介は神通にどう説教されるのか?

ヒロイン『金剛』の出番は増えるのか?(それは別の作品!)

 

回想録はまだ続きます、お付き合い頂けたら幸いです

 

 

 

*私事ですが、『艦これアーケード』で『足柄改二』をゲットしました!

 是非欲しいとは思ってましたがこんなに早く来てくれるとは!

 しっかりレベルを上げて育てていきたいと思っています

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

       [名称説明]

 

 

①:五代 雄介

 

自称冒険野郎、初対面の相手に渡す名刺には『夢を追う男 2000の技を持つ男』と書かれてある

九郎ヶ岳遺跡事件の混乱時、そこで発掘された『アークル』を装着し、『クウガ』となって、一条達警察組織や、友人『佐渡 桜子』の協力をもって、『グロンキ』と呼ばれる未確認生命体と戦う事に、その戦う原動力は『皆の笑顔を護る為』の意思

 

久しぶりに帰国して一条と立ち寄った横須賀のカレー屋で、見習い少尉(へたれ提督)の『生きる為の鎮守府』の夢に感銘を受け、川内達に名刺を差し出して自己紹介、二人の夢にエールを送る

10/30の結婚記念日の祝いの挨拶をしようと、3階の執務室の窓から入り込もうとしたところを神通に発見されて‥‥‥

 

なお翌日、天龍児童園の子供達にジャグリングを披露して、デウスーラが一番楽しんだ模様‥‥

 

【デウスーラ】

「✨わ~いなのだ~♪✨」

 

【神通】

「やっぱりあなた、大道芸人だったんですね?」

 

【五代 雄介】

「いや違うって……」

 

 

 

②:一条 薫

 

元長野県警の警部補、『九郎ヶ岳遺跡事件』を追う内に未確認生命体に遭遇、『警視庁未確認生命体関連事件合同特別捜査本部』に出向として所属していた

五代の親友にして『クウガ』の正体を知る、今となっては数少ない男

真面目で正義感が強く、警察官としての職務(後に鎮守府の提督としての職務)に対して忠実であろうとする一方で、人の心を重んじる人情家でもある

『クウガ』となった五代と協力して『グロンキ』と戦い事件を終息させた

『中途半端はしない』は一条と五代の共通の信条となっている

 

元々一条は五代のことを『五代』と呼んでいたが、久しぶりに帰国した親友に再開した現在は『雄介』と呼んでいる

 

警察機構に『鎮守府』が開設される可能性があると聞いて『自分は艦娘の事を何も知らない』事に思い至った一条は、雄介を供なって横須賀にやって来た、そこで偶然にも『川内』と『足柄』、そしてそれぞれの指揮官(提督)と出会う事に‥‥

 

【日向】

「そうか、君があの有名な『一条マイティキック』……」

 

【一条 薫】

「やめてくれぇぇぇーーー!!!」

 

 

 

③:ヒィッツカラルド大佐の興味

 

まだ設立して間もない海特警の組織強化と、同じ志を持つ同志との連携を模索していた当時のヒィッツカラルド大佐

その興味という触手に引っ掛かったのは、帝国海軍とブロック海軍が何年経っても出来なかった、ソロモン・ニューギニア海域を単独で奪還してしまった『リンガ鎮守府』の『クロード提督』であった

何とか彼と直接会ってみたいと考えていたヒィッツカラルド大佐であったが、偶然立ち寄ったカレー屋で、新たに非常に興味深い二人組に出会った

自分の中で何か手土産が欲しいと考えていたヒィッツカラルド大佐はもうしばらく横須賀に残る事に‥‥‥

 

 

 

④:足柄の闘争本能を満たす為の計略

 

偶然立ち寄ったカレー屋で出会った川内を見て、川内の周辺にある因縁やトラブルの匂い、川内自身が抱えている自己犠牲の想い、それらを本能で嗅ぎ当てた足柄は

『あいつの側にはトラブルと乱闘と乱戦のネタが転がっている、今はあいつの近くにいたら大暴れ出来る事間違いなし!みなぎってきたわ~~♪』と大喜び

自分の闘争本能による欲求を満たす為に川内の周辺に張り付き、川内を利用する事に‥‥‥しかし、結果として足柄は例によって、全く意図しない人助けをしてしまうのであった‥‥‥

 

【川内】

「足柄さん‥‥ありがとーー♪♪✨」(ギューー♪✨)

 

【足柄】

「‥‥何か釈然としないわね‥‥」

 

 

 

⑤:早波

 

『夕雲型』十二番、駆逐艦娘

 

おっとりした喋り方だが、これでもあの二水戦(第32駆)所属艦、藤波を『おねーちゃーん』と呼んで慕う

ホーネットを救助(ドロップ)したニューカレドニアの輸送作戦で共に救助された

現在は、『鶴 温』が率いる『鶴ケ島鎮守府(六本脚鎮守府の外殻組織)』に浜波と共に所属して、かつての32駆の組み合わせを形成している

 

【早波】

「いきなりの登場でごめんなさ~い、よろしくお願いしま~す」

 

 

 

⑥:ワイン・ガードナー

 

本名、ワイン・ミシェル・ガードナー

オーストラリア出身の、元オートバイロードレーサー

別名『ブルーサンダー』『鈴鹿8耐男』

1987年のロードレース世界選手権500CCクラスのチャンピオン

 

500CC時代は主にホンダのエースとして活躍

作者としては何年か忘れましたが、鈴鹿のスプーンカーブの手前で『ケビン・シュワンツ』とトップを争っていたガードナーがコースアウトして芝生にはみ出たシーンが印象的でした、解説の話では『普通なら転倒してた、ガードナーだから無事で済んだ』というので、タフなライダーなんだなという感想を持ちました

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

(エピローグ)

 

 

『46号』に並んで停泊する『57号』の艦内‥‥‥

 

 

【羽黒】

「しっ❤‥‥指令かんさっ❤‥‥あっ❤‥あっ❤‥おっ❤‥おっ❤‥おっ❤‥」

(パン!❤パン!❤パン!❤パン!❤パン!❤)

 

【ヒィッツ提督】

「うーん♪この船のイルミネーションも、こっちの眺めも‥‥最高やなぁ!!」

 

 

『46号』に並び『57号』も綺麗に飾られるとなっては、この男が黙っている訳がなかった!『57号』に密かに乗り込んで(自分達の船だからわざわざコソコソする必要もないのだが)イルミネーションを眺めているうちに何故か気分が高揚して‥‥一緒について来た羽黒をはめまくっていたのである‥‥

 

綺麗に飾られた『57号』、美しく悶える『羽黒』、どちらも最高の眺めであった

 

 

【ヒィッツ提督】

「ホントに最高の眺めだぁ!♪ゲボハハハーー!!」

 

 

【那珂】

「‥‥あれえ?何処かで提督の高笑いが聴こえたような‥‥」

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

 

六本脚鎮守府の廊下‥‥‥

 

 

【瑞鳳】

「私、お客様なのよね、なのに何でこんな事を‥‥断れなかった私も悪いんだけどさ‥‥‥」

 

 

『46号』の厨房では調理で大忙し、『赤城』と『二等憲兵吸血鬼』がいるのだから無理もない、結局見かねた瑞鳳も手伝うことに‥‥‥

 

 

【トミー・ザワ】

「おい、チョバムアーマー、食材が足りないから本厨房(いつもの食堂の横の厨房)の冷蔵庫から取ってきてくれ!」

 

【瑞鳳】

「誰がチョバムアーマーよ!!」

 

 

瑞鳳が今廊下を歩いているのもそれが原因であった‥‥‥

 

 

【瑞鳳】

「こうなったら皆に私の玉子焼き、とことん食べて貰うんだから!」

 

 

半分やけになった瑞鳳が食材を抱えながら廊下を歩いていると‥‥‥

何処からともなく叫び声が聴こえてきた‥‥‥

 

‥‥‥‥‥‥‥

 

「チョウだ!!」

 

「ハンだ!!」

 

‥‥‥‥‥‥‥

 

【瑞鳳】

「うん?何の‥‥誰の声かしら?」

 

‥‥‥‥‥‥‥

 

「チョウだ!!」

 

「ハンだ!!」

 

「チョウだ!!」

 

「ハンだ!!」

 

‥‥‥‥‥‥‥

 

【瑞鳳】

「聴こえてくるのは‥‥この部屋から?‥‥」

 

 

その部屋は清霜とアンドロメダの姉妹が使っている部屋であった

江風がここに居た頃は、江風も含めて三人で使っていた部屋である

 

間違いなく声はその中から聴こえてきた

 

 

【清霜】

「チョウだ!!」

 

【江風】

「ハンだ!!」

 

 

【瑞鳳】

「‥‥んなっ!?」

 

 

                   

二つのサイコロの目の合計が偶数の場合『ちょうど』半分に割り切れるから『チョウ(丁)』

奇数の場合は割り切れずに『はんぱ』が出るから『ハン(半)』と聞いた事がある瑞鳳は‥‥‥

説教をしようとしてドアを蹴破って中に突撃した!

 

(ドバーーン!!)

 

【瑞鳳】

「あなた達!!子供が『丁半博打』なんて何をやって‥‥‥!!」

 

 

【清霜】

「商店街の福引きで当たったこのブロマイドは絶対に『チョウ・ヨンピル』だ!!」

 

【江風】

「いいや!!『ハン・ソンホン』だ!!」

 

【瑞鳳】

☆ズドドドドドドーーー!!!!!★

 

 

正解は『ワイン・ガードナー』でした

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

      [出 演]

 

 

へたれ提督(見習い少尉)

川内

 

謎の提督ヒィッツカラルド(ヒィッツ大佐)

足柄

 

二等憲兵吸血鬼

木曾

 

カルド・アルレッド

赤城

 

ゼネラル

準鷹

 

トミー・ザワ

衣笠

 

鶴 温

浜波

 

 

清霜

アンドロメダ

ホーネット

江風

海風

山風

 

サラトガ

ペールギュント

フェニックス

藤波

ラビアンローズ

那珂

デウスーラ

日向

榛名

夕立

早波

蒼龍

瑞鳳

 

潮

磯波

 

キSE-X07号

 

五代 雄介

 

一条 薫

 

神通

 

UX-01

 

羽黒

 

 

 




【早波】
「早波で~す♪この作品は二次創作でフィクションで~す♪
だからそれを前提にして楽しんでね~~♪‥‥‥えっ?もっとしっかり説明しろ?
私だって忙しいんです!本当です~~」

【藤波】
「緊張感ないなあ」
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