※この作品はR-18です。

へたれ提督と生きる為の鎮守府ー抜錨!チャージマン研外伝   作:六本脚のジャイアンS

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ドバイから無事帰投した一行であったが
鎮守府に戻るやイナヤ!
とんでもない者が釣れていた!
それも一人では無かった‥‥‥

一方、夕雲型姉妹が集まる事になり
そこで清霜の義母が誰かと話題になる
全員が戦艦と信じて疑わない中で
今回参加することになった秋雲は‥‥


重巡が釣れた・秋雲恐怖、夕雲型サミット

一体、何が起こっているのか

 

 (へたれ提督)

(今私の目の前には、釣り上げた者達と

 釣り上げられた者がいる‥‥

 もう一度言う、一体何が起こっているのか)

 

 

 (イナヤ)

「‥‥わざとじゃないっす‥‥」

 

 (デストリア)

「‥‥不可抗力デス‥‥」

 (衣笠)

「衣笠よ!ヨロシクね!」

 (???)

「いや、ちょっと何言ってるか分からない‥‥」

 

{キュキュキュキューーンべべべーーーーーー}

   

    『重巡が 釣れた』

 

 

 

ドバイへの輸送を終え、多くの仲間達と健闘を

讃え合い、またの再開を誓って部隊は解散‥‥

 

へたれ提督率いる六本脚鎮守府のメンバーも

全員が元気に帰還を果たした

しかし本土に戻っても仕事は残っていた

お世話になった各鎮守府の方々や、協力してくれた

全ての者達、宇宙艦までくれたジョニー隊長など

御礼をしなければならない人達は数知れず

御礼の品を送るため銀座に立ち寄り品選びと発送

さらに同行した船の持ち会社、依頼主である

(アミバ開運)の天才アミバ社長に報告と挨拶回り

等々‥‥

 

 

(へたれ提督)

「あんたの安請け合いのお陰で俺達大変だったんだぞ」

(天才アミバ社長)

「俺の言う通り上手くいったろ?やはり俺は

天才だぁーー!!」

(へたれ提督)

「ああ!忘れた頃にやって来る奴だな!!」

 

 

純粋な軍所属の部隊と違って

PMC(民間軍事会社)の立場である六本脚鎮守府は

民間組織としての立ち振る舞い(建前)が必要に

なってくるのであった

 

海上での戦闘とはまた違った気の使い方を強いられ

六本脚鎮守府の所在地、浜名湖に戻った時には

全員が疲労困憊(ひろうこんぱい)であった

 

 

 

 (あきつ丸)

「留守居役の皆様、ご苦労様であります!」

 (デストリア)

「皆さん、お帰りなさいデス!」

 (UXー01)

「デストリアちゃん!留守番ありがとう!」

 (イナヤ)

「提督のご指示により、留守を守らせてもらったっす!」

 (フェニックス)

「ありがとっす」

 (へたれ提督)

「ガルマンガールズ諸君、今回はありがとう!」

 (デストロイヤー)

「ううん、僕も今回は良い経験になったよ」

 (カリスト)

「そう言って貰えると僕達も嬉しいよ」

 (間宮)

「お疲れ様でした、子供達、いい子にしてましたよ♪」

 (天龍)

「間宮さんが来てくれればちび達も安心だぜ」

 (防空棲姫)

「子供達ニ‥‥オミアゲ‥‥アゲナキャ♪」

 (ガンビア・ベイ)

「後で行きましょう」

 (那珂)

「那珂ちゃんの事も忘れちゃ困るよ!」

 (川内)

「那珂ちゃん!来てくれたの!?」

 (那珂)

「鎮守府は違っても那珂ちゃんと川内ちゃんは

大切な姉妹なのだ!」

 (謎之提督)

「那珂ちゃん、そいつはいい心掛けだ」

 (那珂)

「提督ぅー!那珂ちゃん嬉しい!♪きゃはっ♪」

 (足柄)

「‥何故かしら?狼の血が別の意味でたぎってきたわ!」

 (デストリア)

「まあまあ足柄さん、きっと悪気はないデス、たぶん」

 (足柄)

「分かってる、あの娘は無自覚だからたちが悪いのよ!」

 (川内)

「‥はは‥なんかゴメン(たふん自覚はあると思うな)」

 

 

謎の鎮守府から、臨時に留守番役として六本脚鎮守府に

応援派遣されていたのは、デストリア、イナヤ

デストロイヤー、那珂、そして間宮の5名であった

どちらかと言えば、天龍児童園の子供達の面倒を見て

もらう方がメインだったと言える

 

 

 (サラトガ)

「ところであの三人、元気が無いですね?」

 (青葉)

「‥‥‥‥」

 (秋雲)

「‥‥‥‥」

 (ラビアンローズ)

「‥‥‥‥そりゃ元気も無いですよ」

 (清霜)

「青葉さんは取材に失敗して、秋雲姉さんは薄本のネタが

手に入らなくて、ラビ明石さんは撮影資料が消えちゃって

落ち込んでるんだよね?」

 (ラビアンローズ)

「‥‥信玄餅の転売にも失敗しました」

 (能代)

「まだそんなアゴキな事してたんですか!?」

 (マンジューシャカ)

「駄目だねこりゃ、不治の病気ってもんさ!」

 (アンドロメダ)

「まっみんな元気に帰って来たんだから良いじゃん!」

 (シェフィールド)

「フフ、前向きですね」

 (ペールギュント)

「リリーお姉ちゃんは居ないのですか?」

 (デストリア)

「ごめんなさいデス、本人は来たかったみたいだった

けど」

 (ペールギュント)

「‥‥仕方ないのです、会えた時におみあげを渡す

のです!」

 (謎之提督)

「ありがとな、ペール、リリーを気にかけてくれて」

 (ペールギュント)

「はわ!‥‥えへへなのです♪」

 (石川島 春馬)

「ボス、俺達整備はUXー01と全員の擬装の整備点検に

かかるよ、いつ必要になるかわからんならな」

 (石川島 村雨)

「私も手伝ってくるわ」

 (マンジューシャカ)

「ほらラビ明石!わたし等もいくよ!」

 (ラビアンローズ)

「ええい!この鬱憤は仕事にぶつけてやる!」

 (へたれ提督)

「疲れてるところをすまんな、宜しく頼む

さて、リンガの皆さんにも挨拶といきますか」

 

 

六本脚鎮守府には大きく分けて4つのブロックがある

鎮守府本体の機能を持つ鎮守府ブロック

春馬やラビ明石、マンジューシャカの工廠ブロック

天龍が園長を務める(天龍児童園)ブロック

リンガ部隊など、海特警の援軍が警備部隊を駐留

させている海特警ブロックである

ちなみに六本脚鎮守府には修理と改修の設備はあるが

建造と解体のドックは存在しない

 

艦娘との出会いは運命と縁

そして解体などもってのほか!

 

これが絶対方針である

 

今回の船団護衛任務中、鎮守府を警備してくれた

駐留部隊の隊長は、リンガ部隊の(伊勢)であった

連邦のモビルスーツ部隊を含め、中隊規模の部隊を

率いて、警備、防衛を指揮してくれたお礼を

言わなくてはならない

 

(伊勢)

「皆さん、御無事で何よりでした!」

(へたれ提督)

「伊勢達もありがとう、君らのお陰で心配なく任務を

はたせたよ」

(川内)

「ささやかだけど、おみあげが有るから受け取って?」

(伊勢)

「返って恐縮です、任務ですから‥‥ところでそちらの

お二人?言うべき事が有るのでは?」

(デストリア)

「‥‥不可抗力なんデス‥‥」

(イナヤ)

「‥‥オータムクラウド先生もビックリの展開っす」

(へたれ提督)

 「?」

(秋雲)

 「??」

(青葉)

 「???」

 

 

‥‥こうして冒頭の状態と相成った訳だ…

 

ーーーー

 

(天龍)

「埠頭で釣りしてたら重巡が釣れたって…そんな

ギャグみたいな話が本当にあるのか!?」

(イナヤ)

「嘘じゃないっす!」

(青葉)

「ガサ!!こんな所であんたに会えるなんて!!」

(衣笠)

「青葉!!…それは私も同じよ!元気そうで良かった」

 

(アンドロメダ)

「この湖に沈んでるのって……戦車だよね?」

(清霜)

「湖の中でも重巡って釣れるんだね…」

(川内)

「今回は特別な状況だよ、普通は無いから」

(謎之提督)

「何はともあれ無事で良かったよ」

(デストリア)

「何と言えばいいか……」

(へたれ提督)

「デスちゃんが気にする事はないさ、しかしこれは

いわゆるドロップという奴なのか?」

(衣笠)

「あのー、その事なんですが…」

(足柄)

「どうかしたの?」

(衣笠)

「私の連れは、今どこに?」

(青葉)

「連れ!?」

 

 

釣れたのは(衣笠)だけではなかった

見知らぬ男が一人、同時に釣れたのだった

 

現在、フェニックスと球磨多磨姉妹

そして危険過ぎるペールギュントによって取り調べを

受けているその男を、一同はマジックミラー越しに

傍観室から眺めているのであった

 

 

(サラトガ)

 「駆け落ち‥‥ですって!?」

(衣笠)

 「あの人、中途採用の憲兵だったんです、といっても

 どちらかと言えば鎮守府の警備や事務の仕事ばかり

 でしたけど‥‥」

(カリスト)

 「その事務職専門の憲兵と君が、なんで駆け落ち

 なんかしたんだい?」

(衣笠)

 「それなんですが‥‥」

(清霜)

 「ん?ママ?どうかしたの?」

(川内)

 「いやね、あの人何処かで見たような気がして‥‥」

(足柄)

 「あらそうなの?それにしても(連れが釣れた)て

 ギャグにもならないわね」

(謎之提督)

 「さりげなく自分で消化したな?足柄‥‥」

(へたれ提督)

 「言われて見ると俺も何処かで見たような‥‥」

(シェフィールド)

 「結構濃い顔ですよ?覚えて無いんですか?」

(へたれ提督)

 「‥‥君もなかなか言うねえ!」

 

 ーー(取り調べ室内)ーー

 

(ペールギュント)

 「さっさとゲロしやがるのです!!」バーーン!!

 

 ーー(傍観室)ーー

 

(謎之提督)

 「ペールの奴、容赦ねーな!」

(デストロイヤー)

 「あの娘、何であんなに生き生きしてるんだい?」

(UXー01)

 「‥‥大好きなのよ、ああいう事‥」

(能代)

 「でもあの男も顔色一つ変えませんね」

(天龍)

 「度胸は据わってるみてーだな」

(青葉)

 「ガサ!どういう事!?駆け落ちなんてただ事じゃ

 無いよ!?」

(衣笠)

 「いやね、これには深い事情が‥‥」

 

 ーー(取り調べ室内)ーー

 

(釣れた連れのの男)

 「いや、ちょっと何言ってるか分からない‥‥」

(ペールギュント)

 「何をほざいてるのですオドリャー!!」ガバー!

(フェニックス)

 「おい!乱暴はよせ!!」

(球磨)

 「コイツの方がヤバいクマー!!」

(多磨)

 「フギャーー!!」

 

 ーー(傍観室)ーー

 

(那珂)

 「これじゃ動物園だよ!」

(あきつ丸)

 「これでは取り調べにならないであります、ここは

 自分に任せるであります!」

(へたれ提督)

 「‥良く言ってくれたあきつ丸、ここはお前に‥‥」

(川内)

 「アーー!思い出したー!!」

(アンドロメダ)

 「ウワッ!ビックリした!!」

(清霜)

 「ママ!?どうしたの!?」

(川内)

 「思い出したのよ!ほら提督!アタシ達二人が

 逃げ回ってた頃、隠れ家を探す為に変な不動産屋に

 入った事が有るじゃない!?」

(へたれ提督)

 「不動産屋‥‥!そうだあいつだ!全然話が

 噛み合わなくて、おまけに変な物件ばかり紹介

 してきた奴だ!!」

(足柄)

 「‥‥あなた達も苦労したのねぇ‥‥」

(清霜)

 「ここからは回想シーンにはいるよ♪」

(秋雲)

 「はい?」

 

 

ホンワカホンワカホンワカホンワカホンワカホンワカ~

‥‥‥‥‥‥‥‥

 

 

(川内)

 「提督、ここみたいだね、足のつかない不動産屋‥」

(へたれ提督)

 「不動産屋か、何か興奮してきたな」

(川内)

 「はい?」

(へたれ提督)

 「わかる人にしか分からんギャグだ、

 ごめんくださいー」

(釣れた連れの男→不動産屋)

 「へい!らっしゃーい!カウンターにどうぞ!」

(へたれ提督)

 「‥板前かよ!?カウンターなんか無いけど!」

(川内)

 「‥‥ここって不動産屋なんだよね?」

(不動産屋)

 「ああすみません、うちAV事務所じゃないんで余所

 を当たってもらえま‥」

(へたれ提督)

 「オメーぶん殴るぞ!どこ見てAV事務所探してると

 思った!?」

(不動産屋)

 「その格好どう見てもコスプレ系のあれでしょ?」

(川内)

 「コスプレ系って‥しまった!改二装束のまま

 だったぁ!」

(へたれ提督)

 「‥‥とにかくこれはこれで普段着なんだよ!」

(不動産屋)

 「これは失礼しました!それで今日は何しに

 来やがったんですか?」

(へたれ提督)

 「ホントに失礼な奴だなぁオメー!!何だ

 来やがったとは!?」

(川内)

 「提督、落ち着いて!」

(へたれ提督)

 「ああスマン、とにかく部屋探しに来たんだよ」

(不動産屋)

 「さすがに忍者屋敷は扱っておりま‥‥」

(へたれ提督)

 「コスプレから離れろよ!普通の部屋だよ!」

(不動産屋)

 「‥‥ああ!お客様でしたか!?」

(川内)

 「今気付いたの!?何だと思ったのよ!?」

(へたれ提督)

 「このや‥‥!いやここは落ち着こう!」

(不動産屋)

 「それでは物件紹介しますので、どうぞこちらに」

 (ドアガチャッ)

(川内)

 「失礼しまーす」

(へたれ提督)

 「やっと本題に入れるか‥‥」

(不動産屋)

 「ドア閉めまーす」

 (ガラガラガラー)

(へたれ提督)

 「おい!ちょっと待て!何で引き戸なんだよ!

 今そこドアだったろ!?」

(不動産屋)

 「いや、ちょっと何言ってるか分からない‥」

(へたれ提督)

 「何で分からないんだよ!?」

(川内)

 「提督!コントやりに来たんじゃ無いんだよ!」

(へたれ提督)

 「そ、そうだった!部屋だよ部屋!」

(不動産屋)

 「そういえば!お客様にピッタリの物件が丁度

 こざいますよ!」

(へたれ提督)

 「俺達にピッタリって何で分かるんだよ?」

(不動産屋)

 「職場に近く通勤に便利ですから」

(川内)

 「職場?」

(不動産屋)

 「2階がAV事務所になってまして‥‥」

(へたれ提督)

 「オメーぶん殴るぞ!AVなんかでねーよ!!」

(川内)

 「アタシに出演しろって言うの!?アタシは

 提督が男優じゃなきゃ出ないからね!!」

(へたれ提督)

 「川内ちゃん?君は少し黙ってヨーね?」

(不動産屋)

 「仲が良いねぇ!ヒューヒュー♪」

(へたれ提督)

 「オメーも黙れ!他の部屋にしろよ他の!!」

(不動産屋)

 「ではこれなんかどうでしょう、ホタテ業者が立てた

 その名も(ホタテ御殿)ですよ」

(へたれ提督)

 「ホタテ御殿?」

(川内)

 「‥‥御殿にしては間取りが小さいような‥‥」

(不動産屋)

 「ホッタテ(掘っ立て)小屋ですから」

(へたれ提督)

 「ダジャレじゃねーか!笑点のネタだろそれ!!」

(川内)

 「ホタテ業者が掘っ立て小屋って、完全に事業失敗

 してるじゃん!?」

(へたれ提督)

 「まともな部屋は無いのか?帰ろうぜ!」

(不動産屋)

「いや失礼しました!冗談はここまでにしまして」

(へたれ提督)

「はなから冗談やる気だったのか!!」

(川内)

「今度は大丈夫なんでしょうね?」

(不動産屋)

「はい!奥様も気に入って頂けるかと」

(川内)

「奥様って‥‥❤️キャー❤️」

(不動産屋)

「ふっチョロいな♪」

(へたれ提督)

 「おいテメェ!今なんか言ったろ!?」

(不動産屋)

「いやいや!チョーロいい部屋が見つかって

 良かったなーと」

(へたれ提督)

「苦しい言い訳だなおい!」

(不動産屋)

「御主人も中々素敵な方で」

(川内)

「でしょー!♪」

(へたれ提督)

「おい!騙されるな!いいか不動産屋!

  俺はな、自分の顔がどの程度か自覚してるんだよ!

 そんな安っぽいお世辞に乗せられたりしない‥‥」

(不動産屋)

「奥様もカワイイ方ですねぇ!」

(へたれ提督)

「最初から中々見どころのある奴だと思ってたよ!

 チミィ!ワハハハ♪」

(川内)

「あっ騙された、それより物件は?」

(不動産屋)

 「こちらです、アパートなんですが‥‥ウフフ‥

 ‥交通の‥‥ククッ‥アクセス‥ぷはっ‥かっ‥

 ‥買い物にも‥ひひひ‥日当たり良好ってアハハ

 ハハハーー!」

(へたれ提督)

 「何が可笑しいんだよ!どこに笑う要素があるんだ

 よ!?‥まあ悪くは無いけどな」

(川内)

 「これなら周辺も見渡せるね!」

(へたれ提督)

 「確かに(特高が来てもすぐ分かるな)、うん?

 この家賃えらい安くないか?」

(川内)

 「築3年でオール電化、3DKで周辺の交通も悪くは

 なし、これでこの家賃は凄くない!?」

(へたれ提督)

 「かなりのお得物件だなこれは!」

(不動産屋)

 「気に入って頂けて良かった!では早速契約に‥」

(へたれ提督)

 「おい!ちょっと待て!何か怪しいぞ!いくら何でも

 安すぎるだろ!何かヤバい物件じゃないのか?

 隣人が変な奴とか、不発弾が出たとか?」

(不動産屋)

 「いや、ちょっと何言ってるか分からない‥」

(へたれ提督)

 「絶対何か隠してるだろが!!」

(不動産屋)

 「大丈夫ですよ、そんな美味しい話‥じゃない危ない

 話はありませんよ」

(川内)

 「美味しくないわよ!」

(不動産屋)

 「それに隣人トラブルは今まで一度も有りませんよ

 この部屋に入られた方全員、隣人は皆さんとても

 感じの良い人達ばかりで、挨拶もよくされると

 おっしゃってましたから」

(川内)

 「ホントに?因みにどんな人が住んでるの?」

(不動産屋)

 「いえ、誰も住んでませんよ?」

(川内)

 「へえ~そう‥‥て!ちょっと待ってよ!!!

 それどういう意味!?」

(不動産屋)

 「だから隣人トラブルになる訳無いんですよ」

(へたれ提督)

 「そういう問題じゃないだろ!!話の隣人はどこに

 行ったんだよ!!?」

(不動産屋)

 「因みに家電や洗濯機は‥‥‥」

(へたれ提督)

 「今の質問スルー!?」

(不動産屋)

 「前の住人の物がそのまま使えますので‥‥」

(川内)

 「置いて出て行っちゃったんでしょ!?‥‥あとさ

 (洗面所にOBK完備)て書いて有るけどこれ何?」

(不動産屋)

 「ああ、それOBK(オバケ)ですね」

 

(へたれ提督・川内)

 「「オバケェーーー!?!!!!」」

 

(へたれ提督)

 「お化け出るの!?やだよ!!何でオプション装備

 みたいに書いてあるんだよ!?」

(不動産屋)

 「いえ、標準装備ですけど」

(へたれ提督)

 「やかましいわ!!」

(川内)

 「水まわりに出るお化けって一番たちが悪いって

 聞いたことあるけど‥‥」

(不動産屋)

 「まあ危険はありませんから、相部屋という事で」

(へたれ提督)

 「嫌だよ!!お前そのお化けに会った事あるの?」

(不動産屋)

 「会いたく無いですよ!危ないじゃないですか!!」

(へたれ提督)

 「オメーマジでぶん殴るぞ!!!」

(川内)

 「黒焦げにしてやろうか!?」(スタントンファー)

(不動産屋)

 「じゃあこうしましょう、地図のここにうちが

 所有する山が有るので、そこに穴掘って横穴式

 住居に‥‥」

(へたれ提督・川内)

 「「もーいいよ!」」

 

(三人揃って)

 「「「どうも、ありがとうございましたー♪」」」

 

 

ホンワカホンワカホンワカホンワカホンワカホンワカ~

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

 

 

(清霜)

「回想シーン、終了だよ♪」

(足柄)

「あなた達、昔からこんな茶番新喜劇を繰り広げて

いたのね!」

(川内)

「いやあ♪」

(足柄)

「褒めて無いから!!」

(那珂)

「川内ちゃんてこういうキャラたっけ?」

(間宮)

「好きな男性が現れて、思いが通じあえば、艦娘の

性格も変わりますよ、ねえ提督?」

(謎之提督)

「いや、ちょっと何言ってるか分からない‥‥」

(サラトガ)

「何か移ったわね」

(シェフィールド)

「みんな愉快な人達ってことですね」

(青葉)

「それでガサ、さっきの質問なんだけど‥‥」

(衣笠)

「青葉‥‥彼ね、私の命の恩人なの‥‥」

(へたれ提督)

「命の‥‥‥‥」

(川内)

「恩人‥‥‥‥」

(天龍)

「何処か似てるな、お前等によ‥‥」

(謎之提督)

「話を聞かせて貰えるか衣笠?とその前にあの男の

名前を教えてくれるか?」

(衣笠)

「彼は、(トミーザワ)って言います」

(秋雲)

「(トミーザワ)?変わってるね」

(衣笠)

「(トミー・ザワ)って言った方がいいかな‥」

(謎之提督)

「紛らわしいなおい!何だか発音が、海外艦娘が言う

ところの(アケーボノ)とか(ツンデーレ)とか

の響きに似てるな」

 

 

ーーーーーー

 

カリカリカリ‥‥

(曙)

「‥‥‥へっくちゅん!❤」

(ぼのたん提督)

「‥‥ぼの?風邪かい?大丈夫?」

(曙)

「‥別に大丈夫よ、問題ないから‥」

(ぼのたん提督)

「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」

(曙)

「‥‥なっ‥なによ!」

(ぼのたん提督)

「‥‥ぼののくしゃみ、チョーカワイイ!!」

(曙)

「!うっさい!!このクソ提督!!(|||_|||)」

 

 

ーーーーーー

 

 

自分で書いておいて何だか、会話形式では話が

進まないので、説明を‥‥

 

衣笠が所属していた鎮守府は、中規模の部隊で

そこの提督(以後、灰色提督と称す)は、特定の

艦娘を集中強化、部隊編成する提督だった

鎮守府の運営自体に大きな問題は見られず

艦娘達への扱いも、ごく普通、平凡であった

無理な出撃や、暴力行為もなく

一見何の問題もない、何も無さすぎる‥‥

 

艦娘と提督との特別な関係性も一切ない

平凡過ぎるこの鎮守府に

トミー・ザワが(形ばかりの事務職憲兵)として

雇われたのは、衣笠が灰色提督の役に立とうと

必死でレベルアップに力を入れている時だった

 

 

(川内)

「‥‥あの不動産屋、潰れたんだね」

(へたれ提督)

「無理もないな、あのアパートはどうなったかな?」

(川内)

「‥‥その話はやめようよ‥‥」

 

 

エッチ系は大好きでも、あっち系(恐い系)は

大の苦手な川内であった、それはさておき‥‥

 

衣笠とトミー・ザワはこうして出会った

理由は分からないが、二人は初めから馬が合った

らしく、すぐ打ち解けた仲になった、そして

いわゆる(男女の関係)になるまで時間はかからな

かった‥‥

そして衣笠は努力のかいあって、改二に改装された

しかし‥‥彼女を待っていたのは上官として信頼

していた灰色提督からの思わぬ仕打ちだった

 

 

(衣笠)

「‥‥改ニになって直ぐ、手に入れた装備を全て

剥ぎ取られた上に、他の艦娘の近代化改装の資材

として解体を言い渡されたんです‥‥」

(青葉)

「何ですって!?!」

(清霜)

「‥‥ひどい!!」

(謎之提督)

「‥人類が艦娘を、言葉は悪いが(運用)し始めた頃

 には行われていたらしいが、今では完全な違法だ!

いや、昔だろうが今だろうが許される事ではない!」

(天龍)

「胸くそが悪い話だぜ!!」

(衣笠)

「提督は‥私のレベルアップに協力的だったのは‥

ずっと私に期待してくれてると思ってたの‥でも‥」

 

 

衣笠の目から涙かこぼれる‥‥

 

 

 (衣笠)

「提督に必要だったのは‥私じゃなくて‥私が持って

来る装備だった‥確かに私より優秀な重巡は沢山

いたわ!‥‥でも‥‥私にも役割を期待して

欲しかった‥‥何だってしたのに‥‥」(涙)

 

 

一同を重い空気が包む

 

 

(へたれ提督)

「‥‥なあ衣笠?」

(衣笠)

「‥‥はっはい」

(へたれ提督)

「この先君がどうするにせよ、これだけは忘れないて

欲しい、君は優秀な娘だ!装備がどうだのは関係無い!

それと、奴(灰色提督)はもはや君の提督では無い!

奴自身がそれを否定した、君が命懸けで守る価値は

奴には無い!!

これからは君自身の事を考えるんだ、いいね?」

(衣笠)

「あ‥‥ありがとうございます‥‥」

(謎之提督)

「済まなかった衣笠、君を守ってやれなくて」

(衣笠)

「いっいえ!そんな‥‥」

(青葉)

「‥ガサ‥よく頑張ったね‥」

(衣笠)

「‥‥青葉‥‥‥あおばぁーー!!」(泣)

 

(秋雲)

「青葉さん‥‥いいとこあるじゃん!」グスッ

(イナヤ)

「当然っす!青葉さんはいい女っす!」

(ガンビア・ベイ)

「辛かったでしょうね、衣笠さん‥‥」

 

(足柄)

「ねえ衣笠、教えてくれる?

貴女以外にも同じ目にあった娘はいるの?」

(衣笠)

「‥今にして思えばですが、私に似た状況で

姿が消えた娘が5人います、駆逐艦が3人と

航巡が一人、海外艦も一人いました、改装された

直後に装備を残して居なくなってしまったんです

提‥‥あの人は(他の鎮守府に異動させた

行き先は軍機に触れるから言えない)としか‥

でも挨拶も一言も無く、荷物もそのままなんて

おかしいと気付くべきだった‥‥」

(天龍)

「‥やりやがったな、間違いなくよ!」

(足柄)

「‥許せないわ!!」

(謎之提督)

「ギルディ(有罪)だな、今のところは…」

 

 

そこにいた全員に怒りが渦巻く、被害にあった

娘の人数など関係ない、立派なブラ提である

勿論、正確な調査をした上ではあるが…

海特警に目をつけられた時点で

灰色提督の運命は決したと言っていい

(ちなみにこの後、厳格な調査が行われ、衣笠の

証言が正しい事が証明された)

 

 

(フェニックス)

「本気でムカついた!ぶん殴ってやりたい!!」

(天龍)

「その時は俺が先だ!てあれ?お前取り調べ室にいただろ?」

(フェニックス)

「ペールの暴走に疲れちゃって‥‥」

 (能代)

「衣笠さん、貴女はどうして助かったの?

命の恩人てことは貴女の彼氏が助けて

くれたってこと?」

(衣笠)

「…トミーはこの話を聞いて怒り狂いました」

(シェフィールド)

「艦娘の為に怒れるなんて、いい人なんですね」

(衣笠)

「彼は私の安全を確保すると、あの人(灰色提督)

に直談判しました、激しいやり取りでした…」

(へたれ提督)

「その光景には嫌な予感もするな…」

(清霜)

「また回想シーンです!」

 

 

ギュルルルルルルルルルルルル~

……………………

 

 

(灰色提督)

「一体何の用だ!」

(トミー・ザワ)

「俺の用件は分かってる筈だ!」

(灰色提督)

「衣笠の事か?貴様には関係ないことだ!」

(トミー・ザワ)

「こんな酷い横暴に関係もかっけもあるか!!

僅かな装備を手に入れる為だけに艦娘を酷使

した挙げ句に、用が済んだと見たら

資材に解体!?ふざけるな!!

俺はな、お前をそんな息子に

育てた覚えは無いぞ!よしお!!」

(灰色提督)

「勝手に名前をつけるな!!誰が息子だ!!

それに俺は提督だ!艦隊を強化して

この鎮守府を強くするのが俺の仕事だ!

やり方か違うだけて、他の提督と同じこと

をしてるだけだろうが!」

(トミー・ザワ)

「お前は自分の力不足を棚にあげて、他の提督

に責任転嫁してるだけだ!!

お前は自分で提督と宣言した!

ならば提督として艦娘を守るのがお前の仕事

じゃないのか!!

今のお前を見て母さんも悲しむぞ!

それで平気なのか!彦左衛門!!」

(灰色提督)

「さっきと名前変わってるじゃねーか!!

それに艦娘を守るだと?奴等は兵器だ

戦力を強化する為の道具、俺が手に入れよう

とした装備と同じだ!

道具を道具として扱って何が悪い!

海軍がそれを俺に要求したんだ!俺は悪くない!

それに海軍中央からすれば、俺も貴様も

同じ道具だ!道具が道具を使っただけだ!!」

(トミー・ザワ)

「それがお前の提督観か?情けない奴だ!!

その程度の覚悟しか持てないなら提督なんか

辞めてしまえ!!」

(灰色提督)

「何だとぉ!!!?」

(トミー・ザワ)

「お前の今のセリフ、衣笠が聞いたらさぞ喜ぶ

だろうな!自分を道具としか思わないお前の為に

あいつは今日まで必死で戦って来たんだ!

何の覚悟もないイジケ虫のお前に、衣笠を

どうこうする資格はない!!

お前も俺も艦娘も道具なんかじゃない!!

こんな事間違ってるのが分からんのか!?

今ならまだ間に合う、もう一度考え直せ!!

一から出直すんだ、ゴンザレス!!」

(灰色提督)

「テメー!いい加減にしろよ!ゴンザレスって

誰だよ!?もう綺麗事は沢山なんだよ!!

(机の引き出しから拳銃を取り出し)

お前の前任の雇われ憲兵も同じことをほざいて

いたよ、艦娘は道具じゃないだの何のとな!

……こいつが何か分かるだろう? 」

(トミー・ザワ)

「じー…………」

(灰色提督)

「クククッひびったか?」

(トミー・ザワ)

「じじー………」

(灰色提督)

「………………」

(トミー・ザワ)

「じじじー……」(目の前まで来て確認)

(灰色提督)

「そこまで近づいて分からねえのかよ!?」

(トミー・ザワ)

「ああ!電動○ケ○ですか!」

(灰色提督)

「違うわ!!!拳銃だよ拳銃! どういう目

してんだよ!貴様に良いものをくれてやる!」

(トミー・ザワ)

「何だ!御歳暮でもくれるのか!?」

(灰色提督)

「この状況見て分からねえのか!?御歳暮な訳

ねえだろ!!鉛玉だよ!!

俺は既に艦娘を5体、同じ目的の為に解体してる

もう後戻りする気はない!ついでに貴様の前任者

だが、奴もこの鎮守府から出る事はなかったよ…

この意味…分かるだろ?」

(トミー・ザワ)

「いや、ちょっと何言ってるか分からない…」

(灰色提督)

「お前はここにコントやりに来たのかぁー!?」

(トミー・ザワ)

「あーー!!あれはなんだぁーー!?」

(灰色提督)

「なっ!何だぁ!?」クルッ

バッキィィィィーーーーーー!ドシャ!!

(灰色提督)

「グハァーー!?ぐえっ……」

 

 

キュルルルルルルルル~

………………

 

 

(清霜)

「回想シーン、終了だよ!」

(足柄)

「‥‥良い事は言ってるのに、何か一つ必ず台無し

にしないと気が済まないタチなのね…」

(能代)

「それからその‥トミーさんはどうしたの?」

(衣笠)

「元提督を殴り付けた後、トミーは私を連れて

鎮守府を抜け出しました…」

(川内)

「‥‥提督‥」

(へたれ提督)

「‥‥ああ‥」

(川内)

「事情は違うけど、アタシ達と似てるね‥‥」

(へたれ提督)

「そんな熱い想いを持った男だったとはな‥‥」

(デストリア)

「それでお二人が私達の釣り糸にかかったのは

何故なのデス?」

(衣笠)

「追っ手が来れば、彼も只じゃ済まないと思って

‥‥夢中で海に逃げたんです

何もかも突然の事で‥彼を背中に背負って

‥途中で深海棲艦に遭遇して‥その時は何とか

逃げ切れたけど、それから先の事はよく覚えて

いないんです」

(アンドロメダ)

「‥‥本当に大変だったんだね、でもここに

来たからにはもう心配いらないよ!」

(へたれ提督)

「あきつ丸、情報は?」

(あきつ丸)

「この数日間、その様な新たな逃走事案は

何処からも報告されていないであります」

(謎之提督)

「と言う事は、やっこさん(灰色提督)も

後ろめたく思ってるって事だな

あまり表沙汰にはしたくない訳だ」

(青葉)

「提督‥‥ガサはどうなるんでしょう?」

(謎之提督)

「二人を元の鎮守府に戻すことはあり得ない

それだけは確定だ」

(イナヤ)

「それは良かったっす!」

(カリスト)

「それじゃ二人は海特警で?」

(天龍)

「それは決まりだな」

 

(へたれ提督)

「川内、どうだ?‥‥」

(川内)

「うん、いいよ♪提督が決めたなら」

 

(へたれ提督)

「謎提さん、二人はこの六本脚に任せて貰えないか?」

(衣笠)

「え?」

(青葉)

「本当ですか!?へたれさん!!」

(デストリア)

「青葉さん!(提督)を付けてくださいデス!」

(へたれ提督)

「ああ、それは構わんよデストリアちゃん

謎提さん、どうかな?」

(謎之提督)

「俺は異存はないよ、そもそもこれは

六本脚鎮守府が中心の案件だからね

君達が第一に決めるのが筋だと思うよ」

(UXー01)

「司令官、これで決まりね、お世話は私に任せて♪」

(へたれ提督)

二人は大人だぞ、さて衣笠、君達二人共

俺達の所に来ないか?」

(衣笠)

「ええ!?‥‥いいんですか?」

(へたれ提督)

「君達が迷惑でなければぜひ‥‥だ」

(衣笠)

「‥ご迷惑では無いでしょうか?私達は

言うなら脱走して来たんです

皆さんを面倒に巻き込んでしまうかも知れないし‥

残された他の娘達が私の代わりに

酷い目に会うかも知れないと思うと‥‥

でも、もうあそこには戻りたくないし‥‥

私、どうしたら‥‥」

 

(謎之提督)

「足柄、ちょっといいか?‥」

(足柄)

「提督の考えは分かってるわ(やり)ましょ!」

(謎の提督)

「流石、俺の足柄だ!」

(足柄)

「俺のって‥‥❤️いやーん♪❤️」

 

(謎之提督)

「では、へたれ君、ここからは俺の頼みだか

元提督(灰色提督)の件は俺に任せてくれないか?」

(へたれ提督)

「‥‥よろしいので?」

(謎之提督)

「君は衣笠と彼氏を救った、次は俺達の出番だ」

(へたれ提督)

「‥‥宜しく頼みます」

(謎之提督)

「さて衣笠、元の鎮守府の件は心配要らない

奴には、君達二人を諦めさせる

二度と艦娘を解体などさせないようにする

その2つだけは確約するよ」

(衣笠)

「本当ですか!ありがとうございます!

でもそんなにして頂いて‥」

(フェニックス)

「私達が良いと言ってるんだ、任せろ!」

(サラトガ)

「何も心配することは無いんですよ」

(アンドロメダ)

「賑やかな艦娘になって来たね!」

(清霜)

「家族がまた増えたね、ママ♪」

(川内)

「衣笠さん、六本脚鎮守府にようこそ♪」

(衣笠)

「皆さん‥‥よろしくお願いします!!」ペコリ

(青葉)

「ガサ!良かったね!これからは一緒に

戦えるよ!」

(衣笠)

「青葉‥‥ありがとう!」

 

(ラビアンローズ)

「提督、海軍本部から来る新人の装備の事で

相談が‥‥て、何があったの?」

(秋雲)

「実はカクカクシカジカ‥‥」

(ラビアンローズ)

「貴女の薄本を福袋に?」

(秋雲)

「いや、ちょっと何言ってるか分からない‥‥」

(ラビアンローズ)

「冗談よ、家族が増えるのね、でもあんな

青葉って初めて見たわ」

(デストロイヤー)

「同じ青葉型として深い絆があるんだね」

(イナヤ)

「青葉さんは良い人っす、取材と称して何処でも

図々しくデバガメしたり、おふざけで嘘記事

書いたりするばかりが青葉さんじゃないっす!」

(カリスト)

「それって褒めてるのかい?ディスってるのかい?」

(へたれ提督)

「さて、残る問題は‥‥」

 

 

 ーー(取り調べ室内)ーー

 

(ペールギュント)

「誰が(ホットプレート)なのです!!?」

(トミー・ザワ)

「いや、ちょっと何言ってるか分からない‥‥」

(ペールギュント)

「ウッキー!!なのです!!」ドガシャーン!

(球磨)

「やめるクマー!!」

(多磨)

「フギャギャギヤーー!!」バリバリ!

(那珂)

「顔はやめてー!!」

 

 

 ーー(傍聴室)ーー

 

 

(アンドロメダ)

「‥‥何?このカオス状態‥‥」

(へたれ提督)

「何で那珂ちゃんが中に?シャレじゃないぞ!」

(フェニックス)

「私の代わりとしてほおり込んできた」

(川内)

「酷い!」

(衣笠)

「何かすみませんすみませんすみません!!」

 

 

 

青葉型重巡(衣笠)が六本脚鎮守府に着任した

六本脚鎮守府では初めての重巡である

衣笠の連れ、トミー・ザワは六本脚鎮守府の厨房

と事務職を任せられる事になった

いちいち会話が面倒くさいが器用な男であった事

衣笠や艦娘にたいする思いが強い事などが

見込まれたのだ‥‥多分

 

この日から数日後、衣笠の元所属先の鎮守府で

灰色提督が忽然と姿を消した

海特警と連邦海軍査察部が調査するも

行方は知れず失踪扱いとなった(案件は警察へ)

灰色提督は、海軍籍から正式に抹消された

鎮守府には新しい提督として、海特警の

B級エージェントが入り正常な運営がされることに

なった

 

艦娘達に混乱は無かった、灰色提督の悪事は

灰色提督に強化された艦娘の動揺を考え、非公開

とされたが、艦娘達は薄々何かを感じ取っていた

ようだった‥‥

 

こうして一つの鎮守府に平穏が戻り

二人の人間の生きる為の新たな戦いが始まった‥

 

 

(衣笠)

「青葉型重巡、衣笠よ!トミー共々よろしくね♪」

(トミー・ザワ)

「へい!チャーハンお待ちぃ!」

(衣笠)

「はーい♪ってこれピラフだよ?」

(トミー・ザワ)

「いや、ちょっと何言ってるか分からない‥‥」

(ペールギュント)

「チャーハンを出すのです!!」バーーン!!

 

 

 

 

(青葉)

「ガサ‥幸せになりなよ‥‥さーて取材取材♪

新たな取材対象も増えましたし、最高の取材日和

ですねぇー♪」ゲスニヤニヤ

 

 

どこまでいっても青葉は青葉であった‥‥

そして、季節は冬になろうとしていた‥‥

 

 

 

 

               ふぁいん

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

(秋雲)

「ああ困った、どうすりゃ良いんだ‥‥」

 

 

陽炎型駆逐艦、19番艦娘(秋雲)

陽炎型の最終艦として現在認定されているが

かつては夕雲型なのか陽炎型なのかと

議論されたこともあったらしい

 

そんな経緯と、彼女の装束が夕雲型のそれに

準じている事と相まって、彼女を純粋に陽炎型

と見る者はかえって少ない

むしろ理屈抜きで夕雲型の一員と見られる事が

多く、秋雲が夕雲型の中に入っても違和感を持つ

者は全くいない

当の夕雲型の面々も秋雲を慕っており、認識と

しては完全な姉妹の一人なのである

一応は先輩でありながら誰もそうは思わない

長波に至っては完全な妹分か後輩扱いであった

 

そんな海特警、謎の鎮守府所属の彼女、秋雲に

夕雲型のある集会の案内が来ても

本人も周りも何の疑問も持つことはない

そこまでは良い、そこまでは‥‥‥

 

秋雲は今、頭を抱えていた‥‥

簡潔に原因を言うと、自分が海特警の所属である事

そして海特警には、正真正銘の夕雲型が一人

在籍している事だった

 

 

(秋雲)

「きよし!お願いだからボロは出さないで!!」

 

{キュキュキュキューーンべべべーーーーーー}

 

   『秋雲恐怖 夕雲型サミット』

 

 

 

(川内)

「夕雲型サミット?」

(清霜)

「うん、ニシダ鎮守府の夕雲姉さんから手紙が来たの」

(へたれ提督)

「清霜の姉妹達が集まるんだな、良いじゃないか!」

(アンドロメダ)

「みんなで集まって食事会か、良いじゃん!」

(清霜)

「秋雲姉さん以外の姉さん達には中々会えないから

とっても楽しみなんだ♪」

(川内)

「清霜、楽しんでおいで♪気をつけてね」ナデナデ

(清霜)

「うん♪ママとパパ、メダ子ちゃんや鎮守府の

みんなの事、一杯話したいことがあるからね♪

あっでも秋雲姉さんがママの事は先に自分が話すって

言ってたっけ」

(川内)

「‥‥?」

 

 

 

 

(秋雲)

「‥お店に到着してしまった、さて、どう切り出した

ものか‥」

 

 

秋雲は、夕雲型サミット(食事会)会場の前に

立っていた、と言うより立ち尽くしていた

 

考えて見ればこんな悩みは失礼の極みかもしれない

相手は歴戦の水雷戦隊旗艦なのだ

それでも夕雲型姉妹達の反応がどうなるかは

秋雲には未知数だった、未知ほど恐い物はない!

 

しかもこれは、清霜がただ誰かに憧れてるとか

そんな次元の話ではない

姉妹達が、ひと際可愛く思い、一番気にかけている

清霜が、誰かの(養女)になったのである

 

清霜は現役だから、義父は提督と言うことになろう

となれば養母は嫁艦であるいち艦娘の可能性が高い

当然話の中心は「では母親(義母艦娘)は誰か?」

‥‥となるのは火を見るより明らかだ

 

もしサミットの話題が(清霜が養女に)になれば

同じ海特警の自分に質問が集中するのは間違い

ないだろう、となればこちらから順を追って

ゆっくり説明する必要がある

 

これは自分の取り越し苦労かもしれない

しかし彼女達が「大切なきよしの母なら、やはり

誇り高い大戦艦を!」と本気で考えていて、

なおかつ事実を知った時‥‥その時の皆の反応が

秋雲には全く読めないのだ

 

‥‥いずれにせよ落ち着いて話を聞いて貰う必要

はあった

差し当たっての問題は、清霜が秋雲の言う通りに

してくれるかだった‥‥

 

 

 ーーーー(回想シーン)ーーーー

 

 

(秋雲)

「‥‥ねえきよし、ご両親の事だけど、皆への最初

の説明は私にさせてくれない?」

(清霜)

「?どうして?」

(秋雲)

「いやほら、養子になるって中々大きな出来事なのよ

突然ドカーンと言ったら皆ビックリしちゃうから

私の方からゆっくり説明しようと思ってね」

(清霜)

「清霜はどうすればいいの?」

(秋雲)

「私ら二人が揃った所で、私の口から順を追って

説明するから、それまできよしはご両親の‥‥特に

母親の事は黙っていて欲しいんだ」

(清霜)

「ママの事を?」

(秋雲)

「頼むよきよし、悪気は無いんだ、ただみんなに

素直に祝って欲しいからさ」

(清霜)

「良いよ、秋雲姉さんの言う通りにする」

(秋雲)

「ありがとうきよし!きよしのご両親は良い人って

それをみんなに分かって貰おうね!」

(川内さんスンマセン!本当悪気は無いんです)

 

 

秋雲の苦肉の策であった‥‥

せっかく姉妹達が集まったのだから無用な混乱は

避けたいし、何より清霜を祝って貰いたかった

 

清霜が六本脚鎮守府に来て間もなく、秋雲には

出会う機会があった、その時の清霜の第一声は‥

 

 

(清霜)

「秋雲姉さん!!会えて嬉しい!!」

 

 

‥‥であった

 

 

(秋雲)

「ねえきよし、姉さんって言ってくれるのは嬉しい

けど‥私は陽炎型なんだ‥」

(清霜)

「へぇーそうなんだ、それでね♪秋雲姉さん、この前

の任務なんか凄かったんだよー!」

(秋雲)

「きよしは‥‥気にしないの?

私は夕雲型じゃないんだよ?」

‥‥‥‥‥‥‥

(清霜)

「そういう事を気にしてたの?、清霜にはよく分から

ないけど、秋雲姉さんは清霜の大切な姉さんだよ♪」

(秋雲)

「‥‥きよし‥‥‥ありがとう‥‥」

 

 

その日から秋雲にとっても、清霜は大切な妹になった

秋雲は自分で顔を叩き、気合いを入れる

 

 

(秋雲)

パーン!

「‥‥さて、覚悟決めて行きますか!」(う~ちびる~)

 

 

 

ーーーーーー

 

 

 

(白雪)

「白雪です、よろしくお願いします」

(深雪)

「深雪だよ!よろしくな!」

 

 

ある海軍元帥がいた

彼はアンドロメダ欲しさから無謀な建造を繰り返し

無計画に艦娘を大量建造、大混乱を巻き起こした

白雪、深雪の二人はこの時に建造された艦娘である

 

ちなみにこの「元帥閣下お戯れ事件カッコカリ」にて

建造された艦娘達は、厳正かつ慎重な判断により

各鎮守府に割り当てられる事になった

最も多く引き受けたのは、張本人の海軍本部と

謎の鎮守府であったが、海軍組織ではない

六本脚鎮守府にも謎之提督を通じて協力依頼があった

 

海軍本流を嫌うへたれ提督であったが、艦娘達に

何の罪があろうか!

 

 

(川内)

「ようこそ、六本脚鎮守府へ!

アタシは筆頭秘書艦の川内よ、二人を歓迎するわね

提督は所要で外出しているから挨拶は後程で」

 

 

こうして駆逐艦、白雪と深雪は六本脚鎮守府に

着任したのである

 

 

 

 

ーーーーーー

 

 

 

(早霜)

「そういえば‥‥清霜が最近、ある方の養子に

なったと聞きました‥‥ふふふ‥」

(秋雲)

「ぶふうーー!?」

(朝霜)

「それならあたいも聞いたぜ、最初何かの冗談かと

思ったけどな、きよしが養子ねぇ」チラッ

(秋雲)

「(しよっぱなからその話題!?きよしもまだ

来てないし、心の準備もまだー!!)」

(高波)

「本当ですか!?清霜ちゃんは戦艦に憧れてたから

母親も、もしかして戦艦かも‥」

(風雲)

「え~凄いじゃない!さぞや高名な戦艦なんで

しょうね!」

(長波)

「えー?武蔵さんじゃないの?ああ、武蔵さんの

場合は憧れの対象だからなぁ」チラッ

(秋雲)

「(お願いだからハードル上げないで!!)」

(夕雲)

「今日、貴女達に集まって貰ったのもその話の為よ

私達の大切な姉妹、清霜の大きな人生の変動なのに

私達は親が誰かも知らない、これは一大事よ

そうは思わない、秋雲?」

(秋雲)

「(やはり目的はそれだったかー!)」

 

 

夕雲にとっても秋雲は、厳密には先輩のはずだか

そんな事を気にする者はここには一人もいない

ここの長女兼リーダーは夕雲なのである!

 

今回の夕雲型サミット、参加しているのは

夕雲、長波、風雲、高波、朝霜、早霜

そして針のむしろの秋雲とまだ来ていない清霜で

ある

 

 

(秋雲)

「まっまあ確かに!きき気になりますなぁ!」

(高波)

「秋雲ちゃん声がひっくり返ってるかも‥‥」

(朝霜)

「なあ秋雲、あんたさっきからずっと押し黙ってる

けど、確かあんた清霜と同じ海特警だったよな!」

ズイ!

(秋雲)

「たっ、確かにそうだけと‥鎮守府は別だしぃ」

(長波)

「知ってるんだろ?秋雲!きよしの養母は

誰なんだい!?さっさとゲロしちまいな!!」

(秋雲)

「何なのその尋問形式は!?」

(風雲)

「知ってるんですか?秋雲姉さん!誰なんです!?

武蔵さんですか?大和さんですか?それとも

陸奥さん?あるいは海外戦艦ですか?

まさか‥‥ロリコンセブンじゃ無いでしょうね!」

(高波)

「それは言い過ぎだよ!!」

(秋雲)

「みんなまず落ち着いて!私の話を聞いて!!」

(早霜)

「!?」

(秋雲)

「正直に言うよ、確かに知ってるけど、きよしが

来た所で、一緒に話すから!

みんなには落ち着いて、ゆっくり冷静に聞いて

欲しい、確かに気になるのは分かるけど

きよしは今、とても幸せに過ごしてるんだ

それは間違いないよ!

みんなには冷静に判断して、きよしを祝ってあげて

欲しいんだ、お願いします!」ペコリ

(長波)

「秋雲‥‥悪かったよ、早とちりし過ぎた」

(風雲)

「‥‥ごめんなさい秋雲姉さん!」

(朝霜)

「‥‥全くあたいとしたことが‥ゴメンな」

(夕雲)

「ここは秋雲の言う通りね、清霜が来るまで待つと

しましょう、皆さん先ずは心を落ち着けて」

(高波)

「はい」

(夕雲)

「秋雲、清霜が来たら、教えてくれるわよね?」

(秋雲)

「ちゃんとお話します(ふぅ~一旦は収まったか)」

 

(高波)

「誰なんでしょうね」ワクワク

(風雲)

「ロリコンセブンなら説得しなきゃ‥」

(高波)

「あの人が全員、ロリコンて訳じゃ無いと思うけど」

(長波)

「まだ決まった訳じゃ無いだろ?」

(早霜)

「どんなビッグネームが飛び出すかしら‥ふふふ♪」

(朝霜)

「あたい達の大事な妹だ、相当の大戦艦じゃなきゃ

釣り合いが取れないぜ!」

 

(秋雲)

「(‥‥あの人だってビッグネームに違いない!

 きっとそうだ!)」

 

 

 

ーーーーーー

 

 

(へたれ提督)

「ただいまー、クロード提督と金剛と、警備の

打ち合わせをしてきた‥‥」

(川内)

「‥‥‥へっくちゅん❤」

(へたれ提督)

「うわっ!チョーかわいい!」

(川内)

「ぴあっ!?」

(へたれ提督)

「‥‥川内、夜戦しよう!!」ガバッ

(川内)

「提督!ちょっ‥‥まっ‥‥‥❤あっ❤‥」

 

 

ーーーーーー

 

 

 

(清霜)

「ありがとう村雨さん、送ってもらって♪」

(石川島 村雨)

「何時でもOKよ、楽しんできてね♪」Boooooーーー

 

 

村雨の愛車、ジャパンスカイライン2000GTにて

清霜は食事会の会場まで送ってもらった

せっかく姉妹との食事会との事で、オシャレアイテム

として川内手製のマフラーを巻いていた

季節は寒くなりはじめた時期である

リンガやコロンボではあんなに暑かったのに‥‥

 

 

(清霜)

スンスンッ

「マフラー、ママの香りがする‥‥良い匂い‥‥

今日は姉さん達に、パパとママの事、いっぱい

知って貰うんだ♪‥そうだ、秋雲姉さんが話してから

だったよね」

 

 

マフラーを手に眺めながら清霜は思う‥‥

 

 

(清霜)

「パパは面白くて優しくて泣き虫で暖かくて

心が広くてママのパンツが好きでバイクが格好良くて

ママの事が大好き‥

ママは綺麗で可愛くて強くてお化けが苦手で達筆で

料理が上手でエッチで夜戦バカで良い匂いがして

パパの事が大好き‥

そして清霜は‥‥二人の事が大好き!」スリスリ

 

 

ーーーーー

 

 

(秋雲)

「お願いきよし、いきなり名前を言うのはやめて!

ゆっくり落ち着いて話を聞いて貰わないと

いけないから!」

ドキドキ!

 

 

天真爛漫な清霜が、どんな行動に出るかの不安要素

もあり、秋雲は気が気で無かった

 

 

(長波)

「なぁ!ここは一つさ!秋雲から発表する前に

あたし等で当てっこゲームでもしねぇか?」

(夕雲)

「当てっこ?」

(長波)

「よく言うじゃん?娘はそうでなくても母親の影響を

受けるってさ!きよしの言動や仕草を見てれば

義母がどの戦艦か分かるかもしれないぜ!」

(朝霜)

「誰が最初にその戦艦を当てられるか競う訳だな!

面白そうじゃねーか!」

(早霜)

「清霜は純粋だから‥‥直ぐに分かるかもね♪」

(風雲)

「戦艦の台詞だとこんな感じの言葉が出たら

分かりやすいかしら‥‥」

 

 ーーーーーー

 

 

(武蔵)

「面白い奴だ‥‥相棒よ」

(大和)

「もう!ホテルなんて言わせませんよ!」

(日向)

「君に特別な瑞雲をやろう」

(榛名)

「榛名、感激です!!」

 

 

 ーーーーーー

 

(長波)

「‥‥武蔵さんの場合は、相棒とかになるのか‥」

(早霜)

「ホテルネタは‥‥清霜には早いわね‥‥」

(朝霜)

「いちいち瑞雲貰うのもなぁ‥‥」

(高波)

「‥その辺りは関係ないかも、有力候補は榛名さん?

あっでも海外の戦艦さんも可能性あるかも!」

(風雲)

「しゃあ、このあたりの台詞が出ると分かりやすい

わね」

 

 ーーーーーー

 

 

(アイオワ)

「OK?さあ今日も頑張りましょう!Go、Go!」

(ウォースパイト)

「Japanese Weapon 悪くないわね 私は好きよ」

(ビスマルク)

「Guten Tag.私はビスマルク、美しいデザイン

でしょう?いいのよ、もっと褒めても♪

ところでアドミラール、貴方の艦隊はまるで

駆逐艦天国ね?しかもこれがヤポン伝統の文化

ツンデーレ?」

 

 

 ーーーーーー

 

(長波)

「‥‥最後のは何だったんだ?」

(風雲)

「‥‥私にもよく分からないわ‥‥」

(高波)

「あっひょっとすると、噂のイレギュラー戦艦かも」

(朝霜)

「それじゃきりがねーよ!」

(夕雲)

「皆さん、お話はそこまでよ、清霜が来ればいずれ

はっきりしますよ」

(秋雲)

「(みんな完全に戦艦と信じて疑ってない‥‥

 やっぱりここはゆっくり説明するしか‥‥)」

 

 

 

その時、対にサミット真の主役が到着した

そして全ては一瞬だった‥‥

 

 

チリリリ~ン

(店の店員)

「いらっしゃいませー」

(清霜)

「(清霜は戦艦になりたいけど、ママみたいな素敵な

女性にもなりたいな、どうすればなれるだろ?

ママみたいに夜戦が好きになれば良いのかな?)」

 

(夕雲)

「清霜が来たみたいね」

(朝霜)

「おっ、主役の御登場だな!」

(夕雲)

「(お願いね!きよし‥)」

 

(清霜)

「夜戦かぁ‥‥うーん夜戦夜戦‥‥」

 

(長波)

「おーい!きよしー!こっちこっちー!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(清霜)

「何!?夜戦!?」クルッ

 

 

 

 

(夕雲)

「‥‥‥‥‥‥」

(長波)

「‥‥‥‥‥‥」

(風雲)

「‥‥‥‥‥‥」

(高波)

「‥‥‥‥‥‥」

(朝霜)

「‥‥‥‥‥‥」

(早霜)

「‥‥‥フフフ」

 

(秋雲)

「‥‥あちゃー!」

 

(清霜)

「‥‥あれ?どうしたの?」

 

 

 

ーーーーーー

 

 

 

(清霜)

「ただいまー」

(川内)

「お帰り♪清霜、どうだった?」✨キラキラ

(清霜)

「ママ、随分キラキラしてるけど良い事あったの?」

(川内)

「ウフフ❤まあね♪そっちは?」

(清霜)

「それが‥清霜が挨拶したら何故かみんな固まって

‥‥それから夕雲姉さんが(用事が出来たから

また今度)って、みんな凄い顔してお店を出て

行ったよ、ああ、秋雲姉さんだけは顔が真っ青

だったけど‥何だったのかな?」

(川内)

「みんなは何処に行ったの?」

(清霜)

「早霜姉さんは、多分謎の鎮守府だって」

(川内)

「謎提さんの所に?理由は‥分からないか」

(清霜)

「秋雲姉さんがよくわからない事言ってたけど」

(川内)

「何て?」

 

ーーーーーー

 

(秋雲)

「きよしは悪くないから、みんな突然の事で少し混乱

してるだけだから、ゆっくり話せは分かってくれる

から、ねっ」

 

ーーーーーー

 

 

(川内)

「確かによく分からない話だね、秋雲は何を心配

してたんだろう?」

(清霜)

「お陰でご飯食べそこねちゃった、お腹すいたー!」

(川内)

「夕御飯は出来てるよ、準備しておくからメダ子と

お風呂に入っておいで♪」

(清霜)

「今日の夕御飯は?」

(川内)

「イワシバーグ、栄養満天だよ♪」

(清霜)

「やったー!ママの鰯料理美味しいもんね♪

メダ子ちゃんの所にいってきまーす」

(へたれ提督)

「おう、お帰り清霜」(風呂上がり)

(清霜)

「ただいまパパ♪メダ子ちゃんとお風呂入って

来るね」

(へたれ提督)

「おう、行っておいで」

 

(へたれ提督)

「‥お前と清霜がいて、俺は世界一幸せな男だな‥‥」

(川内)

「‥アタシも幸せだよ♪提督‥‥」

(へたれ提督)

「‥‥今夜また、夜戦したい‥‥」

(川内)

「❤ウフフ❤提督のエッチー♪❤」

 

 

 

(金剛)

「‥‥‥‥‥‥」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

 

 

(朝霜)

「責任者をだせーー!!」

(長波)

「夜戦バカ出てこーい!!」

(夕雲)

「話の次第ではお仕置きが必要ですね」

(風雲)

「説得するかどうか微妙だわ!」

(足柄)

「一体何なのよ!?あんた達!!」

 

(神通)

「提督!大変です!理由は分かりませんが

夕雲型の皆さんが押しかけて来ましたー!!」

(龍驤)

「君ぃ、余所であんなに作ってきたんか?」

(謎之提督)

「何を!?どうやって!?」

(那珂)

「また川内ちゃんがやらかしたんじゃないの?」

(龍驤)

「なら何でウチらの所に来るんや!行くんなら

六本脚やろが!やっぱり君やないか?」

(謎之提督)

「違うと言うに!!‥‥秋雲、心当たりは?」

(秋雲)

「カンニンしてつかーさい!」

 

 

ーーーーーー

 

 

(清霜・アンドロメダ)

「「♪やっせんーやっせんーそーらやっせんー♪」」

キャハハハハハハハ~♪ カッポーン

 

 

 

頑張れ清霜! 負けるな秋雲!

今日も鎮守府は平和だなぁ‥‥

 

 

(川内)

「何か、色んな人にに侮辱されてるような‥‥

まぁ良いか♪」

 

 

 

             

             ふぁいん

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

今回も、本作品にお付き合い頂きありがとう

ございます

 

今回は、衣笠の加入と、秋雲の葛藤がメインでした

一応は‥‥

青葉も秋雲も、普段の様子とは違った(良い奴)

的に表現して見ました、実際二人は良い奴ですけど

 

清霜は本作品では、へたれ夫妻の養子になってる

訳ですが、それを知らない夕雲型姉妹達は

 

(清霜の義母なら当然戦艦!)

 

とイメージが半ば固定されている訳で、そこに

 

(戦艦だと思い込んでたら実は夜戦忍者だった!)

 

と、しかも突然知らされた時の反応が秋雲には予想

出来ず、秋雲は苦労する訳ですね

 

川内の母親ぶりを見れば夕雲姉妹達も納得してくれる

はずだと思います‥‥川内ちゃんゴメン!

 

そして今回新加入のオリジナルキャラクター

トミー・ザワですが、モデルはサンドイッチマンの

ボケ担当の方です

本作品中の不動産屋と連れの男もトミー・ザワ本人

になります

 

今回も、各提督の皆さんにはお世話になりました

特に謎提さん、衣笠をいじめたブラ提潰しに協力頂き

感謝しております!

 

そして、へたれ親子を横から見ていた金剛ですが‥‥

 

 

ーーーーーー

 

 

(金剛)

「‥‥テートク?」

(クロード提督)

「金剛か、どうしたんだ?」

(金剛)

「‥‥お願いがアリマース」

(クロード提督)

「お願い?俺に出来る事なら構わんぞ?」

(金剛)

「‥‥欲しいデース!」

(クロード提督)

「新しい装備か?いや違うな、そうだ!久しぶりに

一緒に買い物に‥‥」

(金剛)

「テートクの‥‥」

(クロード提督)

「俺の?」

(金剛)

「‥‥テートクの赤ちゃんが欲しいデース!!!」

(クロード提督)

「ぶふうーーーーー!!!?」

(クロード提督)

「いっいきなり何を言い出すかと思ったら!!」

(金剛)

「テートクの赤ちゃんを産みたいのデース!!

出来れば‥きよしみたいなカワイイ女の子が‥‥❤」

(クロード提督)

「お前さては、清霜に感化されたな!?

あんな天真爛漫な娘はそう出来ないって!」

(金剛)

「ダメデスか?テートク?」

(不知火)

「金剛さんには無理という事です」

(金剛)

「ぬい!?オメーは何処から沸いて来たネー!?」

(不知火)

「清霜は駆逐艦ではありませんか?戦艦の貴女には

産めるはずもありません!

提督、ここは不知火にお任せください!

必ず清霜を産んで御覧にいれます!」

(金剛)

「オメーの理論も無茶苦茶ネー!!」

(クロード提督)

「お前ら!俺の意思はどうでもいいのかー!?」

 

 

 

 

クロード提督、ご協力感謝します!

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

     [出演]

 

へたれ提督(六本脚鎮守府)

謎之提督ヒッツカラルド(謎の鎮守府)

クロード戦艦提督(リンガ特設連邦鎮守府)

ぼのたん提督(ぼのたん呉鎮守府)

トミー・ザワ(六本脚鎮守府)

石川島 春馬(六本脚鎮守府)

 

川内(六本脚鎮守府)

足柄(謎の鎮守府)

金剛(リンガ特設連邦鎮守府)

曙(ぼのたん呉鎮守府)

 

清霜(六本脚鎮守府)

アンドロメダ(六本脚鎮守府)

イナヤ(謎の鎮守府)

 

衣笠(六本脚鎮守府)

青葉(謎の鎮守府)

 

サラトガ(六本脚鎮守府)

能代(六本脚鎮守府)

ペールギュント(六本脚鎮守府)

フェニックス(六本脚鎮守府)

カリスト(六本脚鎮守府)

シェフィールド(六本脚鎮守府)

白雪(六本脚鎮守府)

深雪(六本脚鎮守府)

球磨(六本脚鎮守府)

多磨(六本脚鎮守府)

ガンビア・ベイ(六本脚鎮守府)

マンジューシャカ(六本脚鎮守府)

那珂(謎の鎮守府)

デストロイヤー(謎の鎮守府)

不知火(リンガ特設連邦鎮守府)

伊勢(リンガ特設連邦鎮守府)

 

UXー01(六本脚鎮守府)

ラビアンローズ(六本脚鎮守府)

間宮(謎の鎮守府)

 

夕雲(ニシダメガフロート鎮守府)

長波(ニシダメガフロート鎮守府)

風雲(ニシダメガフロート鎮守府)

高波(設定なし)

朝霜(設定なし)

早霜(設定なし)

 

武蔵(設定なし)

大和(設定なし)

日向(リンガ特設連邦鎮守府)

榛名(国防軍・天憲隊)

 

アイオワ(設定なし)

ウォースパイト(ニシダメガフロート鎮守府)

ビスマルク(ぼのたん呉鎮守府)

 

灰色提督

天才アミバ社長

 

龍驤(謎の鎮守府)

神通(海特警B級エージェント鎮守府)

あきつ丸(六本脚鎮守府)

防空棲姫(六本脚鎮守府)

 

天龍(六本脚鎮守府)

秋雲(謎の鎮守府)

 

デストリア(謎の鎮守府)

 

石川島 村雨(六本脚鎮守府)

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

『名称説明』

 

ジャパンスカイライン

1981年式、日産スカイラインの当時の

トップグレード

2000GTーE.Sターボ

本作品登場するのは、ブラックメタリック

ゴールドラインの2ドアクーペで

春馬が村雨の愛車として主に制動系と車体の

チューンを実施した

主には、弱点のブレーキ強化と車体合性アップ

兼軽量化(1230kg→1100kg)による安全性

確保、動力強化は計画中

某刑事部長の乗ってたマシンXをイメージして

貰えれば分かりやすいかも

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

    [次回予告]

 

ベン!パパパパーツツツパーーパパーー

 

(アンドロメダ)

「ちーっす、予告だよ!

新しい家族が増えて賑やかな艦隊になって

きたねー♪

でさー、唐突に提督のファーストキスの話に

なった訳よ!でもそれがまた‥‥何て言うかねー

まっ続きは見てみてよ♪」

(清霜)

「あんまり予告になってないような‥‥」

 

 

 

次回、へたれ提督と生きる為の鎮守府

 『ファーストキスは鰯団子の味』

 

 

君は、この予告をどう思う?

 

(夕雲)

「ぐだぐだですわ、お仕置きが必要ですわね♪」

(清霜・アンドロメダ)

「げえーー!?」

 

 

 

 

 

 

 




本作品は二次創作でありフィクションです
本作品の設定、名称は架空のものです
本作品に正確な資料としての価値はありません
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