何を言ってるんだこいつ。
それはつまり、武器を捨てろと言う言葉でもある。当然、魔力は動力源だ。フォーミュラを動かすのには魔力が必要だ。こいつがなきゃフォーミュラは別のエネルギーを使わなきゃいけないし、それは魔力よりも遥かに非効率的だ。そして才能―――唯一残されているのが召喚魔法の才能だ。プレシアは圧倒的な経験と知識から俺がやった事を一瞬でコピーした。だがそれでも、アレは戦況を切り開くために必要な能力だった。それがなくなったらもう、魔法なんて使えないだろう。そもそも魔力を捧げるのであれば、魔法もクソもないだろう。
それと引き換えにジークリンデは自身の知っている事を語ると言っている。
恐らくこの女は必要以上に知っているのだろう。それはジークリンデの言動と反応を見ていれば解る。そして此方を同時に試している。此方がそれを捧げるだけの覚悟があるのかどうかを。それを見抜いた上である、と答えるだろう。
故に回答は致命傷に繋がる。ここでそうであると答えれば、ジークリンデは容赦なく奪ってくるだろう。そしてこれは力だ。俺の力だ。俺が成し遂げる為に必要な力だ。これがなければ何も出来ない。故にこの力を手放す事は出来ない。失えばこの先、自分がどうやって戦えばいいのかがまるで解らない。これは失えないのだ。自分が知る唯一の戦い方であり、これを失えば俺に武器が消える。
だが同時に、この女は核心に近い部分を理解しているという直観的に感じ取っていた。
この女からその事実を聞き出せば―――それで多くが変わる。少なくとも流されるだけではなく、自分から知って、理解して動けるようになる気もする。だがそれを起こす為の力が消えるのであれば、意味はあるのだろうか? その事実もあるのだ。その事を考えると話に乗った時点で何もできなくなるのだから、
だが聞かなくて後悔するのは自分だと断言も出来る。
聞くべし。ただし、その時には意味はもうない。自分に達成するだけの力がない。
「
それを肯定する様にジークリンデが言葉を囁いてくる。此方が困惑するのを楽しみつつ、答えを待ち望んでいるような気配を感じる。答えて欲しいのならもうちょっと優しくしてくれ。そう思い、
―――考えるのがめんどくさくなった。
「ふんっ!」
「んっ、あっ」
ジークリンデの尻を押さえ、下から全力でジークリンデを突き上げた。挿れただけで達しそうな程極上の密壺に一瞬で意識を奪われるも、熱病を精神力で抑える。そしてそのまま、連続で下からジークリンデを突き上げ、感じる射精感のままにジークリンデの膣奥へと先端を押し込みながら一気に射精する。今回は込み上げて来るそれに逆らわない。妊娠させるとかそういう考えを頭の中から叩き出して全力でジークリンデの膣へと精液を流し込む。
「うっ、ふっ、ふぅぅ、ぐっ、はぁっ」
いきなり全力で逸物の蹂躙を喰らったジークリンデが必死にこらえるように両手で此方の両肩を掴みながら、食いしばりながら快楽に流されないように歯を食いしばっているのが見える。それがまた、非常にそそる光景で悪い。また腰を動かしたくなってくるのを軽く息を吐いて流しつつ、
「ふぅ、一発抜いたら頭空っぽに出来た……」
「今のする必要あったん?」
ごめんって。丁度良い所に遠慮なく使える穴があったから。
ふるふると快楽で震えるジークリンデの姿を見ながら決めた。
「良し、やろう」
その言葉にジークリンデが此方へと視線を向けて、全ての動作を停止させた。そのまま数秒此方を見定めるように眺めてから、確認するようにその口を開いた。
「ええんか? 言っておくけどウチ、本当に消すで」
「おう」
「もう、都合の良い夢は見れないで」
「早くやれよ」
「……」
此方の返答を受けて、ジークリンデは本気である事を悟った。それを受け入れて数秒間ジークリンデは沈黙し続けると、急に背筋をぶるり、と震わせ始めた。それと感じる膣の収縮にジークリンデが達したことを理解し、一気に逸物を絞られる。
「ぐ、ぉ……!」
締りの良くなる膣に声を漏らしながら、ジークリンデが倒れ込み、上半身を押し付けた状態で腰を叩きつけるように上下に動かす。小気味の良い打ち合う音を響かせながら体と顔を押し付け、ジークリンデが腰を動かす。その締まりの良さと打ち合う強さに、一瞬で脳髄が蕩ける様な覚えを受ける。
「お、お前……!」
「はぁ、はぁ……ええで、それを求めるならウチが叶えたる」
声に熱を込め、倒れ込んだ状態から顔を持ち上げるとジークリンデは此方へと視線を向けた。そのまま軽く首を伸ばし、此方の顔によって唇を向こうから重ねて来た。そのまま一気に舌を絡めて来る動きに、凄まじい求めをジークリンデから感じられる。半ば襲われるがままに口内をジークリンデに犯された所で、
ごっそりと、何かが欠けるのを感じた。
それは先ほどまで、自分を満たしていたはずの魔力だった。平均以上はあると言われたそれがジークリンデと唇を重ねた後には大きく削れていた。
「ぷっ―――はぁ、感じるやろ? 自分の中から
余計なもの、とジークリンデが表現する。そう、余計なものだったかもしれない。自分の中から魔力が消え去ったというのに、そこには大して喪失感はなかった。寧ろ重りが取れたような、そういう感覚があった。
そして同時に、ジークリンデと繋がる所から、自分が体の内側へと侵食されているような感覚があった。ジークリンデから自分へと流れ込み、何かを潰して殺して消しているという感触。だがその感覚は腰を動かすジークリンデによって紛れる、薄れ、そして快楽へと変わる。
やがて我慢が出来なくなる。ジークリンデの尻を掴み直すと、此方からも腰を下ろすジークリンデの動きに合わせて突き上げる。
此方がその動きに関わり始めることで、ジークリンデの声から嬌声が漏れる。明確に女としての声を零しながら感じ入るように上半身から力を失い、キスを求めるように顔だけを上げて舌を伸ばしてくる。それに応えるように此方からも顔を降ろして唇を重ね、唾液を交換するように舌を絡め合わせる。恋人でもないのにキスに積極的な様子には驚きつつも、びっくりするほどに此方の体から快楽を絞り上げて来るジークリンデの中にまた、
精液を吐き出す。
それでジークリンデが絶頂して膣が蠢く。逸物の奥の奥にある精液のカスまで絞り上げようと別の生き物のように膣が動き、中から精液を吸い上げる。その感触にまた射精感を感じて吐き出しつつ、自分の体から力がごっそりと消えて行くのが解った。
幻想的な、非現実的な、ファンタジーな能力。
それが消え去って行く。
まるで夢が終わるように。
射精して、ジークリンデに犯されて、蹂躙して、侵略されて、中身から余分な入れ物が消し去れたような気がした。頭が妙にしっかりと、すっきりとしている。熱病の様な自分を突き動かすものが消え去って、心が落ち着きを取り戻す。それと同時に思い出したかのような痛みが全身を襲う。今の今まで黙っていた体中の傷、その痛みが目覚めたかのような感触だった。
「ぐぉ……おぉ……糞、痛ぇ……!」
「どう、や? ウチの中、気持ちええやろ? ■■■■■よりも全然ええと思うんやけど」
誰かの名前をジークリンデが呟いたそこだけ妙なノイズがかかり、まるで聞こえなかった。だが彼女がもはや遠慮なく、ネタバレの類を行うつもりであるのは確かだった。射精しきって、精液を吐き出し切った状態で軽く呻きながらジークリンデが軽く腰を動かして犯してくるなすがまま、言葉に耳を傾ける。
「知る、か。そんな名前も聞いた事のない奴」
「名前、だって、解るなら上出来や」
ええか。
そう言いながらジークリンデが腰を下ろした。深く、深く体内に逸物を導き、咥え込みながらジークリンデは合一した状態で語ってくる。
「
「……夢」
「そう、ウチも。ノアも、役者の一人でしかない夢や。壊すならまず誰が夢の主か、思い出さなきゃならんのや」
セックスしている状況でそんな真面目な事を言われても……と、思ってしまうが、快楽で脳味噌が蕩けている筈なのに思考はクリアだった。そしてはっきりと、ジークリンデの言葉が聞こえて来る。
「
ジークリンデがその言葉を告げると、此方の首に腕を回し、抱き着いた。息を荒くしながら抱き着いた状態、それでもジークリンデに体内の中から、フォーミュラ以外の魔法技能が根こそぎ消されているのを感じ取れる。乱れに乱れても、それでもやるべき事を果たそうとしているのが解る。だがそこまでしてこの女を突き動かすものが解らない。だが、それでも彼女が献身的に尽くそうとするものを感じた。
「ノア」
恋人に囁くように、ジークリンデは名前を呼んだ。それに背筋が震えるのを感じつつ、上半身を漸く持ち上げて、見下ろす様に腕を立てたジークリンデの姿を見た。
その瞳はどことなく濡れている様に見える。
「わけ、解らねぇ……」
「今はそれでええんや。だけど、こっちを選んだんやで? ―――後悔したらあかんよ」
そう言うとジークリンデは動きを止めてから此方の胸に両手を当てるように添えて、戦闘装束の胸の部分を露わにした。今までは窮屈な服装の中に隠されていた胸が露わになり、それによって解放された胸がジークリンデの動きに合わせて揺れる。そうやってわざと上半身の裸を晒すと、軽く息を零しながら視線を入り口へと向けて、腰を動かし始めた。
「そろ、そろやな……」
「えっ」
ジークリンデが再び動き始める事に抗えない気持ち良さを感じつつ、絶対にろくでもない事が起きるのを予見した。同じように視線を扉の方へと向ければ、
それが開いた。
「あの、ノアさん起きてますか? お見舞いに来ました。あと……」
「その、さっきの話の続きなんですけど……」
扉を開けた向こう側から、フェイトとなのはがやってくるのが見えた。顔を上げていたフェイトが部屋に入る前に此方を目撃して動きを停止させ、顔を伏せながら歩いていたなのはが足を止める事無く部屋の中に入ってしまい、ジークリンデが打ち付ける腰の音を聞いて、視線を上げてしまった。
「……えっ、あのっ、な、なにをしているんですか……?」
フェイトが解らない様な、見てはいけないものを目撃したような事を本能的に察して困惑しながらも顔を赤くし、
「な、な、なな、な―――」
一瞬で顔を真っ赤にしたなのはが、なにをしているのかを理解してしまった様な表情で爆発した。
「にゃにをしているんですか―――!?」
「なのはちゃん早熟やな」
「そうだな。あの年齢でわかるものなんだな」
「そ、それはいいじゃないですか!」
物凄い焦ったような表情でなのはが叫び返す。あぁ、何だろうコレ。余りのショックに萎えそうなのに、ジークリンデがエロすぎてまるで萎える気配がない。いや、解っていてジークリンデが此方を犯している。おかげで全く萎えないどころかもう一発出そうだった。このぐらいの年齢の子ってセックスの意味、解る子もいるんだなぁ、なんて考えを抱いて現実逃避する。
死にたくなってきた。
いや、クロノが殺しに来るだろこれ。
そう考えた所でジークリンデは腰の動きを止めるどころか、一気に射精感を高めるように腰の動きを強め、グラインドを混ぜる。今までとは違う動きに軽くうめき声を零し、ジークリンデの腰を掴んだ。
やばい、見られながら出そう。新たな性癖が開拓されて死にたい。
だが下半身は快楽に正直だった。ジークリンデのエロさに完全に負けてた。
そしてなのはとフェイトも、目の前で行われている衝撃的過ぎるセックスの様子に目を離すことが出来ず、顔を真っ赤にして視線を反らそうとしながらも食い入るように見て、ジークリンデと自分の交わりに視線を集めていた。
そして、限界を迎える瞬間にジークリンデが腰を勢い良く降ろし、口を開いた。
「これで―――終わりやね」
そう言ってジークリンデは素早く胸に当てた手を上へと滑らせて首を握った。その状態から両手の親指を気道に差し込み、首に穴を開けて親指を押し込んだ。首に穴が開き、息が出来なくなるのと同時に絶頂を迎えて射精する。
「かはっ―――ひゅっ―――」
空いた喉の穴から血が流れだす。空気が通り切らず、押し込まれた傷を広げるようにジークリンデが親指を根元まで差し込んだ。激痛が一瞬で脳を支配し、次の瞬間には痛みが感じられなくなった。だが意識は凄まじい速度で失われて行き、ジークリンデの膣に射精している感触だけが生々しく感じられた。
「えっ、あっ……お、え……?」
その様子をフェイトとなのはは呆然と眺め、ジークリンデが最後の力を込めて首を完全に折った。その感触を自分の首に感じた。首が完全に折れる音だった。それが体内に響く様に感じられた。
そして、視線が曲がった。
悲鳴が一瞬で医務室を満たした。その音さえも少しずつ遠くに響いて行く中、
ジークリンデが儚く笑った。
「―――さようなら、ノア。僕の子孫に宜しくね」
その言葉と共に全てがブラックアウトした。
新年あけましておめで幼女に逆レイプ見られながら羞恥開発首折られ射精えっちはじめ。
新年一発目から性癖ゆがみそうだけど今年もよろしくね。