※この作品はR-18です。

喰種の住む鎮守府   作:ニーとくさん

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初めて書くので誤字脱字、色々あると思いますが思いつくまま書いていきます。


第0章

 

 

 

何故こうなった…

大事な仲間を、大切な人を守りたい一心で戦い続けてきた…

人を、同胞である喰種をも喰らい半赫者にまでなったというのに…

なのにどうして守ることができないんだろ……

 

喰種「……なかなか思い通りにいかないもんだね、人生ってやつは…」

 

そう呟き、全身傷だらけ、満身創痍の身体を起こし

己と対峙する男を見る。

 

捜査官「…同感だ。お互い、守りたいものを失ってきたからな。」

喰種「よく言うよ、あんたはまだ全てを失ってない…俺は…全て失った………」

 

喰種は己の周りに横たわる同胞達を指差しながら捜査官を真っ直ぐに見つめる。

 

捜査官「もう終わりにしよう。小細工はなしだ、正面から行かせてもらう。」

左手に槍状のクインケを、右手に盾のクインケを構え、重心を前に傾ける。

 

喰種「……なら、終わらせてみな、人間‼︎」

 

声を荒げたと同時に、バキバキと音を立てて上半身と両腕を赫子が覆っていく。

体に纏う赫子は甲冑を、そして両腕に纏わりつく赫子は右腕だけ剣状の赫子を形成していく。

と、同時に腰から6本の赫子を生やすと弾丸の如く相手に向かって突き出す。

 

捜査官「うおおおおおおお‼︎‼︎‼︎」

迫り来る赫子を交わし、1歩近づき、そして盾で受け流し、また1歩近づいていく。

 

喰種「 ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"‼︎‼︎‼︎‼︎」

赫子を交わし、迫り来る捜査官を確認すると、咆哮を上げ、地面を力強く蹴り

一直線に突込んでいく。

 

瞬間、互いが突き出した槍と剣がぶつかり合い、両者の腕に凄まじい衝撃が走る。

 

衝撃が過ぎて、少し間が空き、突如剣が砕け散る。最早、満身創痍の身では赫子に強靭さがないようだ。

瞬時に小手で防ごうとするが無慈悲にも槍が貫き、手首から上を吹き飛ばすと

そのまま心臓目掛けて突き進み、体を覆っていた赫子ごと心臓を貫く。

 

 

喰種「くっ…そ……ごめん、み…んな……ごめ……」

 

赫子が灰のように宙を舞って消え去り、喰種は捜査官にもたれ掛かるように崩れ落ちる。

その体から槍を引き抜き、ゆっくりと地面に寝かせ

 

捜査官「……終わったよ、みんな。SSレート“羅刹”、討伐完了。」

 

 

こうして、1人の喰種と1人の捜査官の戦いが終わりを告げた。

 

 

 

 

このままみんなに会えるかな…

 

 

 

薄れゆく意識の中で思っていた。

また会えたら、前と違い穏やかに過ごしたいと。

そして、意識を失う。

 

 

暗い、暗い闇の中に…………落ちて………

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

でも、どうやら違うらしい。

この時俺は死んだと思ってたのに、まさかこんなことになるなんて。

死後も思い通りにならないなんて、ほんとやってらんないねぇ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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