「あふ……あひ……」
「ひ……お腹いっぱぁい……」
「あー。……おー」
俺の目の前では3人の美女美人が股から白い液体を垂れ流して倒れている。
やはり3人でも俺を果たさせることはできなかったか。
イチモツをフレイヤの口に突っ込んで綺麗にし、着替えてベランダに出る。
空はとうに闇に呑まれ、結局アヤメは来なかった。
今頃は必死に自慰をして発散しようとしている頃だろう。
だが、俺が淫紋を停止させないかぎり疼きは止まらず、どんどん欲しくなっていく。
しかも、アヤメは俺のモノで既に貫かれている。快感は脳に刻まれ、消えることはない。
……やがて来る女の事は放っておいて、物思いに耽ることにしよう。
まず、驚異的な俺の精力。
昼からとはいえ、3人を相手に連戦しても果てることはなかった。
最近では女の精力も上がってきていて、チヨなんかは事あるごとに俺の精を要求する。
とはいえ、子宮少し手前───チヨの弱点を攻めればすぐに果てるのだが。
どうしてか、1回目よりも精力が盛んだ。
これでは不完全燃焼のまま終わってしまう……。
「ステータスオープン」
ぼそりと呟き、パネルを確認する。
「……ッ!?」
なんだ、この表記は!?
名:シェイ
職業:影法術士
レベル:96
スキル:魔法、影魔法《シェイド、シャドウシリーズ、影空、刻印、過去の優れた影法術士の影魔法》、■■■■■■
スキルの一つが、黒塗りにされている……?
あと多分、この黒塗り以外にスキルが増えていない。
……これ以上スキルを覚えられないと?
少し凹みながらもこの黒塗りについて考えていると、道の方に人影が見えた。
月明かりに照らされるそのサークレットは……。
「……勇者」
激しく憎悪が湧き上がる。
あのクズ、もう来ていたのか。
考え事でもしているのか、表情をころころと変えている。怒り、安堵、決意……etc。
なるほどな。
俺を追って来たが全く見当たらずに進展なし。
だから妄想の世界で俺を殺すイメージトレーニングを……といったところか。
間違っていても構わない。そこにプライドをかけるのは馬鹿らしいからな。
ふむ。勇者なんてものに興味を持つだけ勿体ないな。
ここは……うむ、最近気になっていた娼館でも行ってみることにしようか。
◇
「いらっしゃいませ!君は初めてのお客様?」
「ああ、来るのは初めてだ」
「若いのにこんなところに来るなんて……大変ねぇ。お姉さんが癒してあげよっか」
扉を開けてすぐに腕に飛びついて来たエルフが胸を押し付けてくる。
フレイヤ達には劣るものの、なかなか見てくれは良い。
……が、このエルフでは沸いてこないな。
「いや、結構。名簿のようなものをくれるか」
「あら残念。はい、これが名簿。基本料金は下に書いてあるけど内容によって変わるから注意してね」
やけに親切というか……丁寧だ。
いや、娼館に来るのは初めてだから他がどうとかは知らないが。
金に余裕はあるので一番高い女から顔写真を見ていく。
ふむ、あまり美しくは無いな。
トークと書かれたところに料金が書いてあったのが目に止まる。
「話すだけで金を取るのか……?」
くるりと周囲を見渡すと、俺のと同じ名簿を睨みつけている小太りのおっさんや先ほどのエルフにご執心らしいガリガリの男など、明らかにモテなさそうな客がいた。
なるほどな、こういう風に女に縁遠い者たちを相手に商売しているのか。
「ふむ」
「決まった?」
「あー……。では、この娘を用意してくれ」
「え。君、お金はあるの?この子、高いよ?」
「構わん。資産はある」
【影空】から取り出した財布から金貨を5枚ほど見せるとエルフは目を見開く。
本当はもっと資産があるのだが、【影空】は入れれば入れるほど魔力の最大容量を減らしてしまう。
そうすると変換するマナの量も少なくなってしまうので、【影空】には最低限の物しか入れていない。
便利なようで不便なスキルだ。
「ほえー。君、貴族の息子か何か?君みたいな子が金貨を持ってるなんて、なかなか見ないよ」
「そうだろうな。金貨を持つ者は娼館に来るくらいなら性奴隷を買う」
「あっはは、確かに。……それじゃ、鍵を渡すね。この番号の部屋で待ってて、その子を連れてくるから」
そう言って渡された鍵には、高ランク部屋と刻まれていた。
娼館、か。
全ての事が終わったら、見目麗しい奴隷をたくさん揃えて酒場でも開こうか。
話すだけで金が取れるなら、酒を飲ませればもっと金が舞い込む。
……フレイヤが闘技場で稼いだ金はまだあるが、そろそろ新しき稼ぎ口を探すのも良いかも知れない。
着いた部屋は全体的にピンクの雰囲気で包まれていた。
ソファに座って落ち着いて気付く。
……俺、今日セックスしかしてない。
セックス、セックス。飯を食ってセックス。晩飯を食べてセックス。
成長期のガキの脳内思考のような一日にため息をつきながら、もう取り返しのつかないことだと諦める。
「それで、明日にはアヤメと……か」
「誰だ?それ」
「うおっ!?」
既に部屋に入っていたのか、入口の方に注文した娘が立っていた。
短めの薄い銀色の髪に、黄色い瞳。
名は確か……
「私の名前はメリア!よろしくな、おにーさん!」
「ああ、よろしく頼む」
「まずは飲みものを持ってきたぞ!……それとおにーさん、コースはどうするつもりだ?」
「コース?」
「いやな、この店だと……」
コース説明を受けたが、あんまり意味は無い。
なぜなら……
「それじゃあこの金で一日、君を買おうか」
「なっ!?なんて量を……?……ぅおう、わかった。私は強いぜ?くれぐれも、先に果てないでくれよ」
どさどさと金を積んでいけば堕ちる。
メリアは目の前で服を脱ぎ始める。
体は貧相だが、脚や太股が健康的だ。
全てを露わにしたメリアは恥ずかしがる事もなく、俺のズボンを外しにかかって来た。
「さてと、私のお相手はどんなヤツかな───うわっ!?デカッ!?」
「……そうなのか?」
「び、びっくりした。これは……何もない状態じゃ入らないな……」
「それじゃあ最初は君の股でやってもらおう。プロフィールにあったが得意なのだろう?」
近くのベッドに仰向けに寝転がると「へえ……それでいいのか。後悔するなよ?」と跨ってきた。
どれだけのテクニックを持つのか、楽しみである。