正直言って後悔している。
「あっ、ああっ……」
メリアは、処女ながらにしてセックスの才能に溢れていた。
先程から俺の上で腰を振り、3振りに一回はイっている。
オーガズムをものともしない性欲の高さ。
それをサポートする本人の地の感度の良さ。
「んああ♡イクぅぅっ♡♡」
もうとっくに払った料金以上の触れ合いをしている。
時間にしておよそ半日。
半日間も腰を振っていられるメリアの性欲と、半日間腰を振られても尽きることのない俺の精子。
……そろそろ、俺は化け物であるという説が濃厚になってきた。前世はオークかなんかか。
「はひ、はひ、はひ……んんっ♡好きぃ♡おちんぽすごい♡♡」
脳を快楽に汚染されている状況でピンポイントで男を刺激するセリフを吐けるのも、彼女の才能だろう。
が、しかし。時間が経った以上、メリアだけに時間を割くわけにもいかない。
家では3人が股を濡らしながら待っているだろうし、それ以前に今日はアヤメの性欲が全開になる日なのだ。
既に日は登りきっている。
「イっっっ……あああああああ……♡」
「飽きた。そろそろ帰る」
ゆっくりとメリアの膣から肉を抜くと、メリアと俺の性の才能の結果か、イチモツは白とも透明とも判断つかない粘液にまみれ、舌を出して寝ているメリアからは、まぁ、言うのは癪だが……フレイヤやチヨよりも大量の液が流れていた。
決して気持ちよくなかったわけではない。彼女が娼婦で無かったら、そして最低旅ができたのなら、迷わず【特上】にしていた。
「ダメぇ……抜いちゃダメ……♡」
「これからは素股ではなく名器を売りにしていくといい」
最後に半マグロ状態のメリアに入れて致し、服を着替えてドアノブに手をかける。
「じゃあな。悪くはなかった」
「っ!?待ってくれ!行かないで!もっと私を犯して刻んで……」
ばたりこ、がちゃり。
あれほどモノの虜になっているのなら、正真正銘のナンバーワン娼婦になれるだろう。
まぁ、記憶にある限りだと俺のモノ以上の大きさは見たことがないので、我慢ができるかが問題であるが。
「じゃあ私そろそろ上がりま……え?君、今までずっと上にいたの?」
階段を降りると、疲れた様子の巨乳エルフがこちらに気づいて声をかけてくる、
「まぁな」
「へえ。あの子のお客さん、なんでかは知らないけどすぐに帰っちゃうのに」
「たしかにメリアは名器だったな」
「え?ハイレベルコースの娘を相手にヤっちゃったの!?」
「そうだな。随分と蕩けていたようだし、今頃は部屋で一人、致しているんじゃないか?」
「活発系だとは思ったけど、あの子が、そんなに……もしかして君、大きい方……?」
「記憶の中だと俺以上の男はいないな」
ぽんっと顔を赤くしたエルフは名刺を取り出して俺に握らせる。
……まさか。
「お金はいらないから、こんどまた遊びに来てよ……最近のお客さんは粗チンばかりで欲求不満なんだ」
「……考えておく。俺が来るまでに性技を磨いておけ。テクニックはメリアに聞け」
「心待ちにしてるよ……」
挨拶を交わして店を出た。
歓楽街の空は、晴天となっていた。
……悩ましいものだ、昨晩から朝まで娼婦としっぽり、かと思えば今日はアヤメを落とさねばならない。
アヤメが落ちたら、また夜にローテーションで女を犯すのだ。
とりあえずは、家に帰って……。
「っ!」
ガタン、という音がして、俺の足元に瓶が転がってくる。
転がってきた方向は路地裏。
何かが当たって、荷物の瓶が転がってしまったのだろう。
……早くとも昼飯時だと思ったが、まさか午前中に限界を迎えるとは。
行き先を変更だ。森で狩りをすることにしよう。
精力が尽きないのと性欲は違う。精子があっても気持ちよくなくてはだめだ。
命がけの戦いで、生存本能を高めることにしよう。
◇
一時間ほど狩りをした。
残念なことにレベルは上がらなかったが、淫紋……
羽にハートの刻印が刻まれた蝶は先程から俺の周りを飛び回っている。
……このような小さい生物はいい。何かあれば俺に知らせてくれる上、どこにいても不自然にならない。
ある意味、レナが欲しいといっていた……監視カメラ?と同じだろう。
森を出てもアヤメはやって来ない。
こちらの隙を見極めているのか。
街に入った。まだやって来ない。
……うん?後ろを誰かが付いてきている。
アヤメは俺が家に帰ったところを襲うつもりか?
だったら……。
蝶々を先に帰らせておいて、路地裏に入り込む。
アヤメがつけてきているのを確認したらすぐに角を曲がって壁に登る。【シャドウバインド】で体を路地裏の上に固定。
気配を消したら……。
「……?見失った……?そんな……」
やはりアヤメだ。
ローブの1つも被っていない。
まぁたしかに、存在感を消せるアヤメならどんな格好をしていても気に留められることはないだろう。
後ろから【シャドウバインド】糸を垂らし、拘束にかかる。
「なっ、これはっ?!」
「これはこれは……だれがつけてきているのかと思えば、アヤメじゃないか……どうした?」
「シェイ、さん……この拘束は、あなたが?」
「俺以外にだれがいる?……ところで」
【シャドウバインド】で亀甲縛りと呼ばれる縛り方をされたアヤメは、胸部が拘束されていない。
動きやすそうな薄い服には小さな突起が突き出て、己の発情を主張していた。
その膨らみに手を伸ばす。
「だいぶ限界のようだが、俺の
「んっ……く……っ」
「楽になりたくはないのか?苦しそうだが?」
「そこ……だめぇ……♡」
そんなこと言っておいて抵抗する気もないのか、アヤメはくたっと俺に体を預けていた。
「選べ。俺のモノになって快楽を手にするか、一人虚しく発散するか……」
「ひゃっ♡うやっ♡♡」
耳元で囁きながら、股部に手を伸ばして指を食い込ませる。
アヤメの弱点は既に把握している。
「ひゃっ!?待っ……」
「アヤメは入り口を擦られるのが弱い」
「イッ!?ッ〜〜〜〜〜〜!?」
プシャアと潮を吹き、腰砕けになるアヤメ。
そのまま指を挿入してほじくり返すかのように出し入れすると、脚をガクガクと震わせてアヤメはイッた。
「あ……う……」
「さ、どうする?」
「なりましゅ……しぇいしゃんのモノに、なりましゅ……だから、だから」
「よく言った」
アヤメの下着を下ろし、秘部を露出させる。
ここは裏路地ではあるが、決して人通りが無いというわけではない。
まさかという顔をするアヤメに、俺は笑ってみせた。
「あ……う……♡」
「さぁ、スリルを楽しもうじゃないか?」
俺はズボンを下ろした。