処理をしたあと、未だ全裸で荒い息をしているフレイヤに問いかける。
「さて、俺の目的のためにお前についてきてもらいたいんだが、いいな?」
フレイヤの俺を見る目が僅かに喜色ばんだ後、こくりとうなずき、フレイヤは口を開いた。
「私は…
その返答に満足した俺は、フレイヤを昇格させる事を決める。
「フレイヤ。お前は【特上】だ。昇格させてやる」
「ふやああああっ!?」
淫紋を【特上】様に変えるために触ると、フレイヤがビクンと体を跳ねさせた。
…あ。まだ感度は最高のままだったか。
股から俺のを漏れ出させているフレイヤの淫紋をいじり、感度と発情度を元に戻す。
すると落ち着いたのか、息を緩め始めたフレイヤが、淫紋をこちらに向けた。
…丸見えですこしそそられた。
「淫紋、再発動っと」
「ん…
かざした手をずらすと、そこにあった淫紋はハートの形こそ変わらないものの、オシャレな装飾がついた物へと変わっていた。
「よし。これでお前は俺の物だ、フレイヤ」
「ありがたき幸せ。それと主様。主様の物になる過程で、一つ変わった事があります」
「言ってみろ」
「職業が【
それ聞いて、俺はクツクツと笑ってしまった。
神の下部が、快楽に負けて堕天か。
悪くない。
「…さぁ、件の秘宝だが」
「はい。どうぞ持って行ってください」
「いんや、あれは俺には使えない」
「…?とすると、どうするのですか?」
俺はフレイヤの立っていた辺り、神の像の前に立つ。
像に手をかけ、横にずらすと後ろに小さな空間があり、その中に神聖さを漂わせる剣が浮いていた。
無造作に聖剣を掴み、フレイヤの元へいく。
そしてフレイヤの髪飾りを貰って神殿の床へ放る。
聖剣は何に使うかというと…
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
勇者は、魔王討伐を成すため、まずは自らの戦力を上げようと森の神殿に聖剣を受け取りに来た。
神の剣である【聖天使】フレイヤに勝利すれば、神殿に眠る秘宝、聖剣を持って行く権利が得られるのだ。
すでに勇者のパーティーは全員レベルが15以上であり、条件を満たしている。
意気揚々と神殿に乗り込んだ勇者が見たものは、高い勇者のプライドを傷つける光景だった。
乱雑に放られた蒼い装飾のある美しい髪飾り、床に刺されている神聖な雰囲気を醸し出す剣。
そして…
『遅かったな勇者様(笑) by影』
聖剣で引っ掛かれ、傷ついた大理石の床に書かれたメッセージ。
「これは…なんと…」
「誰がやったのかしら…」
勇者の後ろに控えていた二人が呆然とする。
そして問題の勇者を見れば。
「許さない…俺の、俺のステージなのに…」
刺さった聖剣の塚に手をかける勇者。
『あっ、これヤバイやつだ』と感じとり、そそくさと出口に向かう勇者の仲間。
そのまま力を入れ、引っこ抜いた力をそのままに天井に斬激を放つ勇者。
「誰だああああああッ!!!」
ガラガラと崩れ落ちる神殿の天井。
勇者は足元の髪飾りを拾い、床の文字に目をやる。
「『影』…ふふふ、待っていろ。この責任はとってもらうからな」
そう言って、無言で避難を始めた仲間の後を追うのだった。
これでひとまずは一章、終わりですね。次章もヒロインを堕としていきたいと思います。感想等、どしどし呟いて頂けるとモチベーション上がります。