※この作品はR-18です。

おそらくはありふれた究極的なやりかた   作:Hastnr

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放尿、肛門疑似産卵描写があります。
苦手な人はブラウザバックするか、もしくはCtrl+Fで『主から課せられたミッションを』というワードを探すとそこら辺すっ飛ばせます。
苦手ではない人は楽しんでください。


06-3.BLADE ARTS Ⅲ


 

 

「――いやはや。なんとも良い眺めだな……こいつは」

 

 娼館『黒夜館』の一角にある、『調教部屋』と称される一室。その部屋の中央に広がる光景を眺めながら、キリトは誰にともなく呟いた。

 王者の余裕に満ちたその視線の先に居るのは、生まれたままの姿の上に簡素な拘束を施された二人の乙女の姿。

 

「くぅ……」

「はあっ、はあっ……」

 

 桜色の髪のレプラコーン・リズベット。

 紅い髪のレプラコーン・レイン。

 天井から伸びた丈夫な鎖に接続された枷を両手に填められた二人は、キリトに体の正面を向けて直立したまま、両腕を真上に伸ばした状態で拘束されている。 

 そんな二人を眺め回しながら、キリトはコンソールウィンドウを呼び出し、自らの装備フィギュア画面を開いたまま片手で何らかのコマンドを入力する。その不可解な動作にいち早く気づいたのはリズの方だった。

 

「? どうかしたの、キリト?」

「いや、大したことじゃ無いんだけど……せっかくだからさ」

 

 直後、キリトの体を淡い光が包み、装備アイテムを実体化させる。四肢を覆う黒いアンダーアーマースーツと共に装着されるのは、淡いスチールブルーの光沢を放つ金属装甲(フルメタルアーマー)。胸鎧、腰鎧、籠手、脛当てで構成されたそれらの防具一式は、言うなれば上(・)質(・)な(・)鉄(・)の(・)装備セットという所になるだろうか。

 無論、これもリズ謹製の一品だ。もっとも、キリトが金属防具をあまり好んでいないせいで、今のところ活躍の機会を与えられぬまま死蔵されている。

 おそらくは今後も、VRMMO内で使用されることは無いだろう――よ(・)っ(・)ぽ(・)ど(・)の(・)こ(・)と(・)が無ければの話だが。

 

「なんていうか……こういう装備の方が、なんかそれっぽいだろ?」

 

 そそくさと入力を終えたキリトはコンソールを閉じ、空いた手でそのままリズの下腹部をさすさすとさする。小さな鉄板で覆われた指先はひんやりと冷たく、その感触にリズは「ひゃんっ」と微かな悲鳴を上げて身を捩る。

 未だ大量のジュエルメイカーを収めたその腹部は、現実空間ならすさまじい膨らみを見せているのだろうが、仮想空間では(特殊なオプションを使用しない限り)元のスタイルがそのまま維持される。

 こうしている間も排出欲求に抗い続けているのであろうリズの体に触れ、少しばかり労ったあと。キリトは二人に見せつけるようにもったいつけながら、長い一本鞭を改めて手に取った。

 

「うっ、わぁっ……♥」

「ひゃあっ……♥」

 

 横並びの状態で拘束された二人の乙女は、黒くしなやかな鞭を視界に収めた途端に官能の吐息を溢す。その鞭でこれからされることについての期待に目を輝かせながら。

 鞭の感触を確かめるように手首を軽くスナップさせながら、キリトは数歩分後ろへと下がってリズとレインから距離を取る。一本鞭は乗馬鞭や九尾鞭と比較して圧倒的なリーチを誇る分、至近距離ではその性能を十全に発揮できない為だ。

 

「それじゃあ……始めるか。二人とも」

 

 リズから見て僅かに右斜め前方。レインから見て僅かに左斜め前方。二人のちょうど間になる辺りに陣取ったキリトがそう告げれば、リズとレインは揃って首を縦に振る。それは、ともすれば見逃してしまいそうな程に微かな肯定だが、今のキリトがそれに気づかぬ理由などどこにも存在し得なかった。

 

「……」

 

 軽く呼吸を整え、キリトは右手に握った一本鞭を大きく振りかぶる。右の拳が肩のほぼ後ろまで移動したことで、柳の枝のようにしなり垂れる鞭が音も無くキリトの背面側に陣取る。

 一呼吸にも満たない瞬間の後、グリップ部から鞭の先端へと向けて伸びる蒼い惶き。モーションに反応してスタンバイ状態に入った事を示すソードスキルの輝きは、まるで誕生から数十年以上を経ながら、今なお世界に名を轟かす怪獣王が必滅の炎を放つ時その背に輝く眩き燐光の如し。

 その暴虐にして絶対たる光が鞭の先端までを覆い尽くした、まさにその瞬間――キリトは右手を振り下ろし、剣技(ソードスキル)を解き放った。

 

「――ふッッッ!!」

 

 瞬間的に吐き出される気息と共に、前方へと力強く撃ち出される体。

 人が前へと進む力。即ち推定60㎏を越える体重が移動する際に発生する莫大な力が産む破壊力は、ただ腕の力のみを活用した場合とは比べ物にならない。

 適切な振り抜きによって、キリトの右腕を通して鞭へと伝播する力。そこにはわずかの減衰も無く、むしろ遠心力という名の助勢を得て更に威力を増しながら、二人の乙女の体をほぼ同時に打つ。

 

 右斜め上方から斬り下ろす一撃が、リズを。

 左斜め下方から斬り上げる一撃が、レインを。

 単発ソードスキル・スラント――その、二連撃。鮮やかなV字を描いたその軌跡が刻まれるまでに費やされた間隔は、コンマ数秒にも満たない。

 故に、鞭打たれる乙女達がほとんど同時に悲鳴を上げたのも、必然だったのかもしれない。

 

「「――――あ゛びっ――ぁああああああ゛あああ゛あ゛ああああああっっ゛っ゛っ゛♥♥♥」」

 

 鞭の着撃と同時に麻痺する全身の感覚。本能的なその防御反応すら、体全体を容赦なく痺れさせる鞭の威力によって容易く突破され、神経網は強制的に再覚醒させられる。

 体の外部から与えられた強烈すぎる一撃と、体の内部で反響する刺激が複雑に絡み合いながら、リズの、そしてレインの感覚を飽和させ、意識と理性を狂わせていく。

 溢れ出す脳内麻薬。シェイクされる内臓感覚が産む不快感と非現実的な恍惚。魂の奥底まで刻み込まれる敗北感。本来であれば痛みという最もシャープな信号によって誤魔化されてしまうそれらの感覚は、VR空間においてはその狂気的な純粋さを保ち続け、麗しき鍛冶士達を身もだえさせる。

 

「ひぃぐぅっ……あっ、あ゛っ……♥ はあっ……はあっ……あぅ゛……♥」

「ふぅーっ、ふうーっ……♥ はひ……ひいっ、ふうーぅ……♥」

 

 鎖に手足を拘束されたリズとレインは、息も絶え絶えといった様子。さもありなん、これが現実世界なら、当たり所によっては死にかねないレベルの攻撃を食らっているのだ。意識を吹っ飛ばさなかっただけ上等と言えよう。

 鞭の一閃によって生まれた赤い刻印が胸元から下腹部まで一直線に奔る体を、びくびくと痙攣させる姿は非常にエロティックであり、キリトのサディスティックな部分を過剰に刺激する。

 

「いい顔だな、二人とも」

 

 続けざまに叩き込めと叫ぶ暴力的な衝動をぐっと堪えつつ、キリトは手元にコンソールウィンドウを呼び出す。リズとレインに、一本鞭の余韻を味わわせつつ休憩させてやる時間を作りながら、レインの右足首に、リズの左足首に新たな枷を装着させる。

 革製の脚輪めいたその拘束に二人が反応するよりも早く、天井から生え伸びた新たな鎖が、獲物に喰らいかかる大蛇の如く二人の足枷に接続される。直後、鎖は先ほどまでの動きを逆再生するかのように収縮し、足枷ごと二人の片足を持ち上げ始めた。

 

「……んわあっ!? な、なにしてっ……!」

「き、キリトくん!? 脚、脚がっ……? ひゃああっ!」

 

 事態を飲み込めぬまま、二人の片足を上方向に引っ張られ、やがてぴんと張った鎖によって固定された。バレエダンサーや新体操の選手がするような、上げた片足を体の横で抱え込むポーズ。それに近い角度で上げられた脚によって、二人はちょうど、歪んだY字を体全体で描いているような体勢にされていた。

 そんな体勢であるが故に、二人の股座を遮る物は何も無い。興奮にひくつく媚肉も、期待に震える後ろの窄まりも、並んで拘束されている二人の外側方向に向けて丸見えになっており、簡単にキリトの視界に収まってしまう状態だった。

 

「へえ、二人ともこんなポーズができるとは……。体、意外と柔らかかったんだな……」

「ぶっ、VRだからできるに決まってるでしょうが……。さすがに、現実じゃここまで上がらないわよ、あたし……」

「私は、んんっ……現実でもできるよ、キリトくん。体が柔らかくないと、うまく踊れないし……」

 

 大開脚を伴うY字バランスに似たポーズを取らされた二人の顔に浮かぶのは、先ほど喰らった一撃の余韻と、これから振るわれる一撃への期待に満ちた笑み。体の正面で受けただけであれだけ狂わされた鞭を、もっと敏感で、たったいま無防備に晒された場所で受けてしまったら――どんな事になってしまうのだろうという、マゾヒスティックな期待。

 

「ん、くぅっ……!」

「さすがにキツそうだな、リズ」

「そ、そんなこと無いわよ……でも、んひゅうっっっ! ……はあ、はあっ……もうちょっと、待っ゛……んんん゛っっ!!」

 

 額から汗を流しながら、リズは必死に己と戦う。今の彼女を苛んでいるのは鞭の痛みではなく、体内で蠢くジュエルメイカーを排出せんとする肉体反応。今までは脚を閉じることでどうにか抵抗を続けていたリズだったが、その抵抗手段は今し方失われてしまった。

 それでもリズは括約筋をひくひくと痙攣させながら耐え続ける。その理由は、キリトからまだ『許可』をもらえていないからに他ならない。

 

「リズっち、頑張って……頑張って……!」

「あっ、ありがと、レイン……ぅうぅんっ!!」

 

 苦闘する友人を励まそうとしたレインの視線が、ほんの一瞬、キリトから外れる。手練れのゲームプレイヤーであるレインにしてはあまりに凡庸なミスではあったが、それを見逃してやるほど今のキリトは甘くなかった。

 振り上げた右手を寝かせるように構え直し、キリトは再び鞭を振るう。風切り音が遅れて付いてくる程の鋭さを以て放たれるは、、横一閃のソードスキル・ホリゾンタル。

 

「「――っくぅ゛っあ゛あああぁぁああああ゛あ゛っ!!!」」

 

 右から左へ一瞬で駆け抜ける一撃が、リズの内腿を、そして下腹部を打つ。鞭の勢いがこの程度で止まるわけも無く、その鋭さを保ったままレインの下腹部、そして外腿を打つ。

 横並びに吊られた二人の体を這うように奔った一撃によって、二人の鍛冶士の喉が揃って悲鳴を奏でた。

 

「よそ見していいなんて言った覚えは無いぞ。レイン」

「あひっ……ううっ……ごめっ、ごめんなひゃい……♥ ふぅーっ、ふーぅっ……♥」

 

 呂律の回らなくなってきた舌で、レインはどうにか謝罪することに成功する。その開かれたままの股座からは熱い滴がこぼれ落ち、太ももを伝って滑り落ちていく。

 キリトの鋭い一閃は、レインの子宮、その直上にあたる位置を正確に捉えていた。故に、肌と薄い脂肪越しに伝わる強烈な刺激は一片の容赦も無くレインの子宮を揺さぶった。

 刺激それ自体はもちろん、いずれ子を孕み育てる場所をここで潰されてしまうのでは無いかという恐れに支配されたレインの本能は、脳内麻薬を分泌してレインの繁殖欲求を高めると共に、目の前にいる雄へ媚びさせることで生き延びる道を見いだそうとする。

 これはありえない仮定だが、もし鞭を握っているのがキリトでなければ、今頃レインの肉体は『目の前にいる敵を打ちのめして生き延びる道を見いだす』という方向で無意識に動いていただろう。

 もちろん、それはリズにとっても同様の話だ。もっとも、今の彼女を突き動かしているのは繁殖欲求ではなく、もっとプリミティブな欲求ではあるのだが。

 

「ぎっ……キリ、トぉ゛……ふんっ、んんっ゛ぅ゛っ……!」

「ん? どうした、リズ。なんだか苦しそうだな」

「んぅ、も゛っ、もう、ダメ……むり゛ぃ……! でちゃ、ぁぁっ……でぢゃぅうう……♥」

 

 はあはあと息を荒くしたリズは、無理矢理上げさせられた脚を下ろそうと力を込めるが、鎖はびくともしない。

 下腹部を打った先ほどの一撃がリズに与えたダメージは、レインが受けたそれより遙かに大きい。その理由は当然、体内に充填されたジュエルメイカーだ。既に固体化とローション化を終えたジュエルメイカーは、鞭による振動を受ける度にランダムに蠕動し、リズの体内で暴れ回る。

 

「そうか。それで?」

「それでって……なんれよぉ……!」

「俺はまだ『出していい』なんて言ってないぞ。リズ。ちゃんと我慢するんだ」

「だって、だってぇ……!」

「まったく……ご主人様の言いつけが守れないダメなメイドを雇い続ける程、俺は寛容じゃないんだがな……。

 ほら、次のやついくぞ」

 

 冷酷にそう告げながら、キリトは再び鞭を構える。その様子を見ただけで、リズの口からは声にならない悲鳴が漏れる。

 実際、リズ自身はもちろん、キリトにもわかっているのだ。次の一撃を喰らって耐えきるほどの余裕など、リズには微塵も残っていないことを。ただ一つ幸運な事があるとすれば、リズが限界寸前であることを理解している者がもう一人いたということくらいだ。

 

「ま、待ってキリトくん! 鞭なら私が、私がリズっちの代わりに受けるから!」

「……へえ。本気か? レイン」

「本気だよ。苦しんでいるうちの店員を……ううん、友達を見捨てるなんて、私にはできないよ!」

 

 友を思う誇り高い決意と、それとはまた若干ベクトルの違う期待を宿した両の瞳を爛々と輝かせながらレインは力強く告げる。

 

「そうか……優しいな、レインは。その優しさに免じて、チャンスをやろうじゃないか。

 俺とゲームをして、レインが勝ったら……その時はリズのオシオキを免除して、二人とも解放してやる」

「ゲームって……どんな?」

「簡単だ。今から、俺がレインを五回打つ。それに耐えきったらレインの勝ちだ」

「なあんだ、確かに結構簡単――」

「ただし」

 

 コンソールウィンドウを展開したキリトは、そのままレインのアバター情報を呼び出すと、ペインアブゾーバー制御システム――ではなく、その下にある『小水排出感覚再現システム」を起動。更に『貯水量』を、通常の排尿三回分にあたる限界ギリギリの状態まで引き上げる。 

 

「『お漏らし』したら、レインの負けだ」

「おも――んっゅうぅううぅ!?」 

 

 下腹部から突然襲いかかってきた感覚に、レインの口から声にならない声が溢れる。痛覚同様、VR空間においては基本的に再現されることの無い生理現象――排泄。そのキャンセル機能を、キリトは今一時だけ解除すると同時に、レインの膀胱へ大量の小水をセットしていた。日常生活では既知の、VR空間では未知の感覚に不意に襲われながらも、レインは脚を繋ぐ鎖をがちゃがちゃと揺らしながらどうにか耐える。

 VR技術黎明期の時点で、こうした排尿の感覚だけを再現する技術は生まれていたらしい。キリトがこの空間内に実装しているのも、そういった技術から派生したものだ。

 先人達の技と業に想いを馳せつつ、キリトは二人を軸にした円を描くようにしてぐるりと半周し、彼女らの背後側へ陣取る。そうして、改めて鞭を振り上げ、ゲームの開始を告げる一発目をレインの背中へ叩き込んだ。

 

「んんん゛んっっうぅう゛うぅっ!!」

 

 死角から放たれた鞭打によって背中を強かに打たれ、レインは苦悶の声を上げる。その衝撃に体は捩れ、繋がった鎖ががちゃがちゃと音を立てる。

 

「レ、レイン……あたしのために、そんな……」

「んっ、くうぅっ……だ、大丈夫だよ、リズっち……。私、このくらいじゃ、負け――んひいぃいい゛ぅっ!!」

 

 気遣うリズに言葉を返し終えるより早く、二打目がレインの尻を打った。赤々と刻まれたダメージラインが、レインが受けた衝撃の重さを物語る。鎖で手足を繋がれていなければ、今頃部屋の端まで吹っ飛ばされていてもおかしくない程だ。

 それだけの打撃を受けて敗北しなかったあたり、レインの根性は本物だった。友人の為という大義もあろう。何よりアイドルの端くれとして、今も録画を続けているカメラドローンの前で無様な姿を晒すわけにはいかない。その矜持(プライド)が、レインを支えていた。

 もっとも、そんなプライドすら容易く打ち砕くのが、鞭というものが秘める力なのだが。

 

「もう二発クリアだ。すごくえらいぞ、レイン」

「えへへ……すごいでしょ……♥」

「ああ、正直驚いたよ。この調子じゃ――」

 

 優しい言葉は、レインの気を緩ませる為の罠。その罠に獲物がかかった瞬間、キリトは最も鋭い一撃を、レインの最も敏感な場所――脚と脚の間に存在する、複数の穴が形作るセクシャルなラインへ叩き込んだ、

 

「――う゛ぃあああ゛あ゛ああああああああびあ゛あ゛あああ゛っっ゛っ゛っ!!!」

「俺の勝ち目は、無さそうだな」

 

 そう嘯きながら、更にもう一発。間髪を入れず、同じ場所、同じ角度――更に増した威力を乗せて。

 

「い゛っぎいいひいいいぃいぃいぃいい゛ぃい゛ぃいい゛いい゛い゛いいいいいい!!!!」

 

 すぱぁんっ、という強烈な打撃音が二回、レインの股座から。獣じみた叫び声が二回、レインの口から。どちらにせよ普段の彼女が奏でる清冽なメロディとは全く異なる苛烈な音が響く、

 守る手段無きままむき出しになった肛門と性器の粘膜、ぷっくりと屹立した陰核。一直線に並んだ女体の弱点を、キリトの鞭は正確に捉えていた。レインにもたらされる衝撃は、これまで浴びたものの比では無い。

 背や尻、胴といった比較的丈夫な部位ですら、受ければ相当な負荷のかかる一撃。それを性器に直接喰らったレインは、開きっぱなしになった口からよだれを溢し、びくりびくりと体を痙攣させる。体の中心から脳天に至るまでをまるごと貫かれたかのような激しい衝撃と、脳内を蹂躙する快楽物質の乱舞に蹂躙された体は、ねっとりとした愛液を溢れさせながら支配者の鞭に屈する。

 レインの体に、最早余裕と呼べるものが残っていない事は誰の目にも明らかだった。

 

「り゛っ……りじゅっち゛ぃ……」

「レイン!? レイン、大丈夫なの!?」

「ごめ、ごめんね……ひゅひぃ、ごっ、ごめぇん……わたし、がんばったけ、ど……」

 

 ぽろぽろと涙をこぼしながら友人に詫びるレインの後方で、キリトは再び鞭を振るう。先ほどの二連撃と比べれば、半分にも満たない威力の鞭が、壊れたおもちゃのように痙攣するレインの尻と背の境目を打つ。

 その程度の弱い一撃ですら、今のレインを決壊させるには十分すぎた。

 

「――あっ」

 

 レインの微かな声と共に、ジュースの入った瓶の蓋を開けたときの『ぷしゅっ』という音が聞こえた気がした。

 

「だめ……だめえっ! やだああっ! でちゃだめええええっ!」

 

 大きく開かされた股座から溢れ出す、レインの小水。

 淡い黄金色をしたその液体は、抵抗を示すように二、三度噴き出したあと、やがて途切れ無く綺麗な放物線を描きながら宙を舞い、そのまま調教部屋の床の上で小川となって流れていく。

 

「やだ、やだよぉ……!」

 

 レイン本人がいやいやと首を横に振って現実から目を逸らそうとも、一度噴き出した小水は止まらない。たとえその一部始終を、カメラドローンに撮影されているとしてもだ。

 

「ははっ。よっぽど溜まってたみたいだな。全然止まらないじゃ無いか、お漏らしレイン?」

「違うもんっ、違うもん! 私、お漏らしレインじゃ無いもん……止まって、止まってよぉ……。

 こんなの見られたら……アイドル終わっちゃうのに、ひぐぅっ……おしっこ、止まらないよぉ……」

 

 羞恥に頬を染めたまま、レインは小水を垂れ流し続ける。ある意味では裸体を見られるのと同じ程度には恥ずかしいその一部始終を、カメラの前に晒しながら。

 カメラドローンは一切の遠慮無く、レインの醜態を撮影し続ける。正面から回り込むように移動し、レインの小水を浴びながら股座を接写。尿道口からあふれ出る光景はもちろん、その音すらも記録し続ける。

 合成再現された微かなアンモニア臭が部屋の中を満たす頃、小水の勢いはようやく減衰を始め、その放出距離を少しずつ縮め、やがてしたたり落ちるだけに変わる。勢いを失った小水は、滴となってレインの太ももを伝い、そのまま下へと滑り落ちていった。

 

「あっ……うう……」

 

 全てを晒してしまったことで、軽い放心状態に陥ったレインの体から力が抜ける。鎖に吊り下げられたその姿は、まるで操り手を失った美しいマリオネットのようだ。

 実際の所、全ての量が排出されるまでにかかった時間はほんの数分にも満たないほどの短い時間に過ぎない。もっとも、その数分すらも、レインにしてみれば永遠に等しい程の時間に感じられたのだが。

 

「まずは、こんなもんかな……。おつかれさま、レイン」

 

 ぐったりとしたレインの体を支えながら、キリトは彼女の手足に繋がれた拘束を解除。汗と小水で汚れた体を柔らかな布で軽く拭いて綺麗にしたあと、そのまま膝裏と背中に腕を回して持ち上げつつ、部屋の片隅に大型のベッドを呼び出して設置する。

 

「綺麗だったぞ、レイン。上手にお漏らしできたじゃないか」

「ひどいよぅ……キリトくんのいじわるぅ……」

「ほら、カメラに向かって言ってみろよ。『上手にお漏らしできました』って」

「うぅ……お漏らしレインは、じょ、上手におしっこおもらしできました……♥ みんな、みてくれたかな? いつもよりいっぱいおしっこしちゃったよ……♥」

 

 さすがはアイドルという所だろうか。いわゆるお姫様抱っこの体勢で抱きかかえられたレインは、恥ずかしさで顔を真っ赤に染めながらも、しっかりとカメラ目線で宣言する。頬の横に添えられたためらいがちなピースサインがまた可愛らしい。

 精一杯の勤めを果たしたレインを休ませるべく、彼女の体をベッドの上に横たえたあと。キリトは再び鞭を手に取り、もう一人の鍛冶士と正面から向かい合った。

 

「――お待たせ、リズ。……なんだか今日は待たせてばっかりだな」

「ひっ」

 

 キリトから放たれる静かなプレッシャーに気圧されてか、リズがびくりと身を震わせる。普段は気丈で活発、そして負けん気の強いリズベットが、今は大蛇を目の前にしたモルモットのように怯え竦んでいる。端的に言ってその様は哀れであり、嗜虐者の心を大いに昂ぶらせるものだった。

 

「さて、これから何をされるかは……わかってるよな?」

「……わかってるわよ。それくらい。ひっ、ひと思いにやったらどう!? 覚悟ならできてるんだからね!」

「いい覚悟だ。なら、その通りに」

 

 必死に虚勢を張るリズに最後の一撃をくれてやるべく、キリトは鞭を構え――ふと、何かに気づいたかのような表情でその構えを解いた。

 

「……どうしたのよ、キリト」

「いや。よくよく考えたら、リズを打つ必要も無いと思ってさ」

「必要ないって……どうしてよ!? オシオキなんでしょ!?」

 

 突然の方針転換に戸惑い、狼狽するリズに向けて、キリトはやれやれとでも言いたげな様子で首を横に振る。

 

「なんだかんだ言って、レインは五発耐えたからな。お漏らししたのだって、俺が五打目をやったあとだし」

「それは……そうかも、だけど……」

「だろ? それにほら、嫌がってる女の子を無理矢理どうこうするのって、あんまり好きじゃないんだよ。

 ちょっと待ってろよ、リズ。今、ジュエルメイカーを除去して……自由にしてやるから」

 

 飄々とした態度で嘯きながら、キリトはコンソールウィンドウを呼び出す。片手でコマンドを入力し、管理者特権でリズのステータス情報へとアクセス。適用されているアイテム情報と内部パラメータを修正すべくキーボードを叩き――。

 

「……ま、待って!」

 

 操作を始めようとしていたキリトの指先を止めたのは、誰あろうリズの叫びだった。唇をきゅっと結び、ためらいがちに俯いたリズへと、キリトは視線を向けた。

 

「ん? どうしたんだよ、リズ」

「やめ……やめ、ないで……」

「やめないでって……何を?」

「だからその……オシオキとか……」

 

 咄嗟に止めたはいいものの、やはり実際に口にするには恥ずかしいのだろう。リズの言葉は歯切れが悪く、普段の遠慮の無さはどこにも見受けられない。声もか細く、今にも消え入りそうなほどだ。

 とはいえ、流石のキリトもここまでくればリズが何を求めているかぐらいはわかる。それをわかったうえで焦らしてやるのが、嗜虐者の特権であり務めでもあった。

 

「うーん……リズが何をしたいのか、よくわからないな……」

「わからないって……あんたねえ……!」

「リズがしたいことを、はっきり言ってくれよ。大きな声で、誰にでもわかるように。

 さっきのレインみたいにさ」

 

 レインを引き合いに出された事が功を奏したのか、リズはその顔を上げた。その悔しげな顔は、カメラドローンのレンズがはっきりと捉えている。

 頬を真っ赤に染め、宝石のような瞳に大粒の涙を浮かべたリズと見つめ合うことしばし。キリトの気が変わらない事を理解したのか、リズはだいぶ躊躇った後、ようやく唇を動かした。

 

「…………したい、です」

「悪い。よく聞こえなかった。もう一度言ってくれ」

「だからその……思いっきり叩いて欲しい、です」

「うーん……それだけじゃちょっと情報量が足りないな。もっと具体的に言ってくれないか、リズ」

 

 鞭を片手に握ったまま、ここぞとばかりにすっとぼけるキリトを、リズはきっとにらみつける。無論、キリトがその程度の事で動じるはずも無い。悠々とした調子を保ったまま、軽い仕草でリズに続きを促す。

 怒りと羞恥に瞳を燃やし、激しい興奮で頬を緩ませ――そして、リズは後戻りのできない言葉を紡いだ。

 

「ああもう、言う! 言うわよ! 言えばいいんでしょ!

 あたしは――あたしは、ケツ穴から産卵して気持ちよくなりたいド変態マゾ鍛冶屋だから、キリトの本気の鞭でおまんこを思いっきりぶっ叩いてほしいですって言ってるのぉっ!!」

 

 調教部屋中に響くほどに大きな声で、誤解しようのない言葉を叫ぶ。

 自らの変態性を認めると同時に、主人に屈した事を認める言葉を発し終えた時、リズの顔にはとても晴れやかな笑みが浮かんでいた。必死の思いで何かを為し遂げた者だけが味わえる達成感と、何かを壊してしまった解放感に満ちた、美しい笑みが。

 

「ちゃんと言えたじゃないか、さすがリズだ。それじゃあ……望み通りにしてやる」

 

 よくしなるウィップ部を扱き上げるように左手で撫でながら、キリトは右手に握った改めて鞭を構え直す。デモンストレーションがてら床に向けて鞭を叩きつければ、叩かれた床材が上げる鈍い音と共に、空気が破裂する鋭い音があたりに響き渡る。

 気合十分、予備動作完了。気息の巡りに乱れなく、武具の調子に狂い無し。言外に示された事実と、鞭のグリップ部から先端に向けて伸びる輝きに興奮させられたリズは、ごくりと生唾を飲み込みながら今か今かとその時を待つ。

 彼女の期待に満ち満ちた熱い視線を浴びながら、キリトは静かに呼吸を整え――そして、―鞭を振るう。期待以上の鋭さを以て。

 

「……はッッッ!!」

 

 キリトの裂帛の気合いと共に振るわれた鞭は、過たずリズの股間部を打つ。竜の尾の如きしなやかさを持つウィップ部がリズの肉体にぶつかり、生々しい打擲音を奏でる。

 ただ目を閉じてただ聞いているだけならば、それはたった一度の打擲が生み出した、たったの一音にしか聞こえなかっただろう。だが、キリトは、レインは、そしてリズは理解している。

 そのたった一音が、実際は四つの音が連なったものであることを――音と音が途切れなく響くほどに速く凄まじい鞭捌きによって、四連撃ソードスキル『ホリゾンタル・スクエア』が一瞬のうちに叩き込まれたのだということを。

 

「――――――――ぁああ゛ああ゛ああああ゛あぁあああぁぁああ゛ああ゛あっぅ゛っっ゛ぅぅあぁああああっっ!!

 お゛っほぅひぃ゛いぃい゛いい゛いいぃいいゃぁあゃあああああ!!!!」

 

 一切の守り無く晒されていた敏感な場所に、容赦なく叩き込まれる四連撃によって、リズの口から歓喜に満ちた獣の悲鳴が溢れ出す。同時に、被虐の喜びに濡れる股座からは、とろりとした愛蜜がたっぷりと。

 鞭の威力の凄まじさたるや、リズの体を部屋の壁まで吹っ飛ばしかねなかったほど。いや、手足を鎖で繋いでいなければ、確実にそうなっていただろう。

 その衝撃をまともに喰らったリズは、性感帯はもちろん全身をくまなく揺さぶられながら、自らが暴力的な愛情行為に溺れるメスである事を理解させられていた。改めて、いつものように。

 

「あぁ゛っ゛……ふひぃ、ふひいぃ……あぅううっ……あたま、おかひぐ……なりゅう……♥ ひゅひ、ひぃいいんんぃっ♥」

 

 口からよだれを溢し、半ば焦点の合わない瞳で虚空を見つめながら、リズは鞭の威力に酔い痴れる。股座から脳天に一気に駆け上り、そして全身へ行き渡った痛みの情報(データ)。そのデータを打ち消すに足るだけの快楽物質に侵され、自ら鞭打たれる事を望んでしまったという背徳の喜びに満たされるリズ。

 当然、これで全てが終わったわけではない。彼女にはまだ、一番大事なご褒美が残っていた。

 

「キリト……キリトぉっ……♥ あらし、もぉ……」

「ああ、リズ。よく頑張ったな。それじゃあ……『出していい』ぞ」

「いい? もう゛っ。いいの? はひぃ、だひゅ、だしゅから、見てて♥ おひりからたくさん宝石産むとこ、みてへえぇぇっ♥」 

「当然だろ。リズの晴れ舞台なんだ、ちゃんと見届けてやるよ……っと!」

 

 キリトはもう一度鞭を振るい、リズの下腹部を強かに打つ。

 その一撃は、レインを崩落させたものと同様の、リズの我慢を完全に決壊させる破城槌だった。

 

「くふぃいぃいっ♥ ――お゛っ、お、おおぅ――でっ、でぅ、でるっ、でぢゃっああぁあぁぁぁああああああ♥♥」

 

 本能的に縮こまろうとするリズの肛門。その小さな窄まりを内側からみちみちと押し拡げながら――ついに。産卵が始まった。

 

「あっあっあっあぁああ゛あぁぁああ゛ああ♥ お゛ほっ゛、おふひぃいぃいいぃいいぃいいぃいぃっっ♥♥」

 

 リズの脚の間をはっきりと撮影する位置に移動したカメラドローンのレンズが捉えたのは、リズの尻穴から排出される金色の球体。無色透明のローションに包まれた、野球ボールサイズの金属球が、リズの穴をこじ開けながら次々に生まれ落ちていく。その様はまさに、産卵といって差し支えない。

 もっとも、卵を産む度に悦楽に浸り、蜜壺から愛液を溢れさせながら嬌声を上げるような雌はそうそういないだろうが。

 

「止ま゛っ、とまん゛にゃい、とまんな゛ひのぉおぉおぉほおおおぉおおっ♥ おっおっおぅ゛っぅうふう♥♥」

 

 途切れなく生まれ落ちる金色の球体が、調教部屋の床にぶつかり、ごとりごとりと重い音を立てた。

 このようにジュエルメイカーによって生成された金属球は、形状・色・サイズこそ基本的に同一だが、中には特殊な機能を持っている球体も存在する。

 たとえば、腸内でバイブレーターの如く振動し、通常は味わえない快感を与える振動タイプ。排出過程で突起を生やしたり急に大型化したりと、様々に形状を変化させる可変タイプ。腸壁をこそげるようにらせん状の回転を発生させるスパイラルタイプ。小型の球体を発射し内部で乱反射させるマザータイプ。

 なかでも特に負荷が強烈なのが、排出される寸前自らブレーキをかけ、穴の出口を塞ぐようにして詰まるストッパータイプだ。連続した排出の途中でこのタイプが起動するとどうなるかは、リズの様子を見れば一目瞭然だ。

 

「おんんっ――んんに゛ゃっ゛!?」

 

 順調に産卵を続けていたリズが、不意に体を大きく震わせ、直後にぐにぐにと身を捩る。額に脂汗を浮かべ、浅い呼吸を繰り返すその様子から、彼女に何かただごとではない事が起きているのが見て取れた。

 

「な゛っ……なんれ゛ぇ゛っ!? なんで、ひっかか――ひいぃいいぃっ! 出て、でてよおぉおおぉっ!!

 ふーぅっ、ひふうぅううっ!!」

 

 開かれたリズの股間を撮影し続けるドローンカメラのレンズには、肛門からちょうど半身を覗かせ、そこで静止している金属球の姿がはっきりと映っていた。涙目になりながら必死に《いきむ》リズだが、ストッパータイプの金属球はびくともしない。

 一方、こうして出口が詰まってしまったことなど知るよしも無い他の金属球は、外に出ようと圧力をかけ続ける。各種特殊タイプもその機能を止めることはないため、リズは筆舌に尽くしがたい刺激によって体内を蹂躙されていた。

 とどのつまり、リズは苦境に陥っているのであり――そういうときにどうにかするのは、大抵の場合キリトの役割であった。

 

「手伝ってやるよ、リズッ!!」

 

 気勢を上げたキリトが、手にした鞭をリズの下腹部目掛けて再び叩きつける。

 内部に浸透した鞭の衝撃は、リズの神経を蹂躙しつつ体内の金属球に伝播。出口方向へ押しつけられていた金属球の勢いを後押しし、ストッパータイプとの間で保たれていたギリギリの均衡を打ち崩す。

 ぽんっ、というどこか間抜けな音を立て、ストッパータイプの球体が尻穴から飛び出したのは、打擲から約1.5秒後のことだった。

 

「ほぉ゛っ゛――――んふぃぃ゛いぃ゛いいい゛ぃいぃいいぃ!!

 でっでっでれりゅぃぅううぅうぅ♥ いっぎに、ぜんぶでふゃうのぉおぉおおぉおおお♥♥♥ おゅっおおっお゛ぅっひぃいぃいいぃいいいぃいいんんんっっ♥♥♥」

 

 一度抑えが突破されてしまえば、あとはもうどうにもならなかった。

 

「んひんひんひいひぃいぃいいいぃいい♥♥♥ い゛っ、いぎゅ、けつあにゃでいっぢゃうにょぉぉおおぉおお♥♥ あっああぁっああはあぁぁああ゛ああっぁあああああ♥♥♥」

 

 ねっとりとしたローションをまとった金属球は我先にとリズの尻穴をこじ開け、そのたびにリズはがくがくと腰を震わせながら嬌声を上げる。股座から時折ぷしゃりと吹き出る愛液は、床に落ちた金属球達に降りかかり、ローションの中に混ざり込んでいく。 

 一球排出する度に深い法悦に導かれながら、リズは愛する者の前で痴態を晒す被虐行為に溺れ続けた。

 

 

 

 ――それから、どれくらい時間が経っただろうか。

 体力を回復させたレインが半身を起こし、ようやくリズの排出行為が止まる頃には、大量の金属球が調教部屋の上に所狭しと転がっていた。

 コンソールウィンドウを開いたキリトは、片付けがてらそれらの金属球をまとめて選択し、とりあえず己のストレージに格納する。メッセージウィンドウに表示された『乙女の宝珠(大型)×128 を取得しました』という通知には、流石に苦笑せざるを得なかったが。

 

「ご苦労様。リズ。過去最高記録だぞ」

「ぁ……ぅ……いひぃ……♥♥」

「おいおい、大丈夫か……?」

 

 ぱっくりと開きっぱなしになった尻穴と、閉じることを忘れてしまった唇、そして焦点の合わない目で虚空を見つめながら、リズはいつのまにか失神していた。

 それを理由にして、さらなるオシオキを与えてやるというのも一つの手だろう。が、今のリズはそこまでの行為は望んでいないだろう。それに、彼女が悦楽に浸っているのだから、それを遮るのは無粋というものだ。

 そう判断したキリトは、一本鞭を己のストレージに格納。リズを拘束から解いてやるべく、力の抜けた彼女の体をしっかりと抱き寄せた。

 

 


 

 

 主から課せられたミッションを無事に成し遂げ、幸せな失神の中に意識を手放したリズ。その脱力した体を、キリトはそっとベッドの上へと横たえた。

 

「……リズっち、もしかしてこのまま自動ログアウトしちゃうんじゃ……?」

「いや、寝落ちタイマーは最大に設定してある。12時間以内に戻ってくれば大丈夫だよ、レイン」

「そうなんだ。12時間もあったら、さすがに問題無さそうだね」

 

 先にベッドの上で休息を取っていたレインが、苛烈な責めに耐えた友人を労る。

 白いシーツの上に横たわり、肌を晒す乙女が二人。桜色の髪と、紅色の髪。どちらも美しく、どちらも優秀な鍛冶士であり――そしてなにより、どちらもキリトのオンナだ。

 装備コンソールを呼び出したキリトが鎧を含めた装備一切を解除すると、レインはしっとりと微笑みながら、微かな仕草で雄を誘う。ちらりちらりとわざとらしく、視線をキリトの下腹部へ送りながら。

 その誘惑に応じて彼女の体を抱き寄せながら、キリトはレインの耳元に口を寄せた。

 

「なあ、レイン。ちょっと思いついたんだけどさ」

「なあに? キリトくん。また悪だくみ?」

「まあ、そんなとこだ。よかったらさ――」

 

 逸物に添えられたレインの両手が、キャンバスを撫でる筆先のように微かな力で肉棒を扱き上げる。戯れるような細い指先の感触を味わいながら、キリトは彼女の耳元で密やかに囁く。

 

「――っていうのは、どうかな」

「もう……キリトくんったら、そんな遊び方、どこで覚えてくるの? ……面白そうだから、いいけど♥」

 

 娼婦じみたセクシャルな微笑を浮かべたレインは、キリトの唇にそっと己の唇を触れさせる。淡いバードキスの感触を残しながらゆっくりと体を屈める。小さな鼻をすんすんと鳴らし、キリトの体から立ち上る男の匂いを嗅ぎながら、顔の位置がちょうどキリトの肉棒と同じ高さになる辺りまで。

 その様子を眺めながら、キリトはドローンのコントロールシステムにアクセス。録画機能を起動させたまま、レインの顔を正面から捉える位置へと移動させた。

 

「えっと、じゃあ……はーい、ファンのみんなー。見えてる? 見えてるよね? 

 いつも応援ありがとうございまーす。今日は、新曲のミュージックビデオの撮影現場を、ナマでサプライズ配信中でーすっ♪」

 

 一瞬でアイドルらしい顔つきになったレインが、カメラドローンに向けて笑顔を振りまく。

 無論、どこにも配信などしていない。あくまでそういう設(・)定(・)である。録画はしているが。

 カメラの向こうで画面を見つめているはずの、何千何万というファンを意識しながら――レインは目の前に突き出された野太い肉棒へ愛おしげな頬ずりを捧げた。

 

「どう? すっごいでしょ、このおちんぽ様。今日のMV撮影で使うんだけど……見てるだけで、頭がぽやーっとしてきちゃう♥

 我慢できなくて、さっきの休憩時間中にフェラチオさせてもらっちゃった♥ 喉奥までぐりって入ってくるあの感触が、どうしてもクセになっちゃうんだよね……♥

 ……あっ、もちろん全部CGだからね! 絶対に本物のちんぽじゃないから、誤解しないでね、みんな!」

 

 キリトをCG扱いすることで、レインはどうにかアイドルとしての体裁を保つ。

 

「私はアイドルなんだから、『早く私のおまんこをコキ穴として使っていただいて、ザーメンどぴゅどぴゅ射精してほしい』なんて考えながら、ぶっといおちんぽ様にほっぺたズリズリしたりしないんだからねっ!」

 

 保ったばかりの体裁を即座に放り投げつつ、レインはもう一度顔面を前後にストロークさせ、端正な顔を肉棒に沿わせる。更には唇を肉棒の先端・鈴口へと触れさせ、たっぷりと時間をかけて口づける。映画のキスシーンを思わせる画角で、カメラドローンはその一部始終を捉えていた。

 もし本当にレインのファンがこれを見ていたら、レインのアイドル人生は一発で終わる。万が一にもそうならないために、この空間内の全ての動画には特殊暗号化処理エンコードが数十層ぶち込まれているし、そもそものセキュリティ面はユイ・ストレア・セブンという頼れる面子による最新の防備で固められている。その厚みと信頼性は、セブン曰く『ペンタゴンの200倍固いわ』との事だ。

 そんな安全を保証された空間で、レインはスリリングな行為に勤しむ。

 

「んん……っ。あっ、もう撮影開始みたい。カメラは付けっぱなしにしておくから……ファンの皆も、楽しんでね♥」

 

 カメラに向けてぱちりとウィンクしてみせたあと、レインはおまけとばかりにもう一度亀頭に口づけた。アイドルの手腕を遺憾なく発揮するその仕草はなんとも小悪魔的だ。

 

「はーい、皆に特別サービスでーす♥」

 

 上半身をベッドに押しつけるようなうつ伏せに近い体勢で、レインは軽く膝を立てて尻を突き出す。既にダメージエフェクトの消えたレインの尻には傷一つ無く、本来の美しい姿を取り戻していた。

 場所を変えたカメラドローンが捉える、レインの女性器とアナル。つい先ほどまで行われていた調教でたっぷりと濡れぼそった肉裂を、キリトが指先で左右に割り開けば、どろりとした愛蜜がベッドシーツの上へと溢れ出す。

 

「やぁんっ♥ みんなにおまんこの奥の奥まで見られちゃう~♥ 大好きなおちんぽ様にばこばこハメられて、いっぱい開発されちゃったエロまんこだってバレちゃうよ~♥」

 

 恥ずかしさに身を捩るフリをしながら、レインはわざとらしく腰をくねらせ、丸みを帯びたヒップを振ってキリトを誘惑。肉棒を突き込むに値する、いつでも孕めるほどに成熟した雌穴であることをアピールしながら、雄の本能に訴えかける。

 己の全身を巡る血と熱が、下半身により一層集まることを自覚しながら、キリトは己の逸物の先端を、レインの蜜壺の入り口にあてがう。

 

「そういえば、レイン。新曲はどんな感じの曲なんだっけ?」

「んーとね……友達の彼氏を好きになっちゃった女の子がね――」

 

 レインの言葉の途中で、キリトは腰を前方へと押し出す。

 たっぷりと湯を張った浴槽に人が身を沈めた時のように、太い肉棒に侵入された蜜壺からレインの愛液が押し出され、溢れ出す。

 

「――はぁっ、んんぅっ……♥♥ おっ、きいの……すきぃ、んっ……♥」

「それで、続きは? レイン」

「う、うんっ……。寂しい夜を、一人ですご、んゅぅっ……過ごすんだよ……♥ 友達の彼氏と自分がえっちしてるとこ、想像しながら……♥」

「ほほう。そりゃまたエッチな歌だな。えっちなレインにはぴったりじゃないか」

 

 狭い膣道をみちみちと押し広げながら進んだキリトの肉棒は、根元までを膣内に埋めた所でようやく前進を終えた。

 密着する腰と腰。体内に堂々と居座る固く太い雄の象徴と、子宮口を塞ぐようにびたりと押し当てられた亀頭の感触が、レインの本能的な被支配欲求を刺激する。

 覆い被さられるように後ろから貫かれた事で伝わるキリトの体重と、首筋にかかる熱い吐息。今更逃げだそうとしても絶対に逃げ出せない体勢に持ち込まれたというのに、レインの心を占めるのは、愛しい雄と繋がることができたという喜びの感情ただ一つきりだ。

 

「だからね、キリトくん……MVも、とびっきりえっちなのにしないといけないんだ……♥

 協力して、くれる?」

「ああ、もちろんだよ。レイン」

 

 レインの両手に両手を重ねたキリトは、上から握り込むようにして指と指を絡める。恋人つなぎに近い形で互いの手を結びながら、キリトはストロークを開始する。

 レインの秘所から溢れる蜜を肉棒にまとわせながら、じりじりと焦らすような速度で腰を引き、そして一気に最奥部まで突き込む。緩急の差をはっきりと付け、レインの性感を昂ぶらせていく。

 

「あっ――んんっ!! あっ、いぃっ♥ んっ――んぅぅううんっ♥♥」

「レインってさ。実は後ろからされるの結構好きだろ?」

「うんっ、うんっ♥ すき、すきぃひぃっ♥ あっあっ――んんっぅう♥ 無理っ、矢理ぃ♥ 犯さっ、れっ、てるみたいで……ドキドキするよぉぅ♥♥」

 

 腰をじっくりと動かしてレインに可愛らしい鳴き声を上げさせながら、キリトは絡めていた左手を解くと、そのまま彼女の乳房を揉み拉く。後ろからわしづかみにするような少しだけ乱暴な手つきで『力づくで犯されている』という事実を感じさせながらも、力は込めすぎないように優しく弄ぶ。

 

「あ、あっんんっ♥ ちくっびぃ♥ きゅって、んんっ♥ きゅってするのずるぃ――ああっ♥ んんぅぅぅ♥」

「なるほど。こんな風にしたらずるいのか」

「ひぁああんんっ♥♥ あっあっあっあっ♥ それ、はんそ――くひぃいぃいっっ♥♥」

 

 時折小刻みなピストン運動を混ぜ込みながら、キリトはレインの豊かな乳房を弄ぶ。しっとりと吸い付くような白い胸を手のひらで味わい、指の根元で挟み込むようにして薄ピンク色の乳首をくりくりと刺激してやる。

 出し入れされる肉棒は独特の光沢を持つ粘液にすっかりコーティングされ、その一突きごとにレインの蜜壺は歓喜にとろけた涙を流してシーツに新たな染みを作る。

 

「いぃ♥ いいっ♥ あっあ゛っんんんぅうう♥ おぐっ、おくにっ、きてるよぉ♥ んっんっんっんぅうぅうう♥」

「何がきてるって? レイン。ちゃんと言ってみろよ」

「ちんぽぉっ♥ キリトくんっ、のぉっ♥ くひぃっ♥ おっきくてぇ、すっごい、おちんぽ様――んんぅううぅぅ♥ 私のっ、おくまで、きてるのぉ♥ あっあぅあああ♥♥」

「よくできました。ご褒美にキスしような、レイン」

 

 杭を打ち込んで固定する時のように、キリトはレインの一番深いところまで肉棒を突き込み、そこで動きを止める。そうして彼女のうなじに軽く口づければ、レインは心得たと言わんばかりの動きで大きく振り返る。

 体勢上、必ず低い位置にくるレインの顔を見下ろしながら、キリトは腰同士を密着させたまま、覆い被さるように彼女の唇と唇を重ねた。

 

「んぅうっ……♥」

 

 強めに体重をかけてレインの逃げ場を封じながら、キリトは思うままにキスを貪る。

 その侵略行為に応じてするりと唇を開き、襲い来る支配者の舌をレインは抵抗せずに受け入れる。雄の象徴を雌の悦びと共に包み込む膣内と同様に。

 

「んっ、んんっ♥」

 

 絡み合う舌と舌が淫靡なリズムを奏で、時折わずかに開く唇と唇の隙間から熱い吐息が漏れる。吸いつきあう唇がきゅうきゅうと音を立てる中、レインの形のいい胸をたっぷりとこね回して弄ぶ。

 反面、レインの中に深々と肉棒を突き込んだ腰の動きは。腕のそれに比べたら緩やかで小さい。下方に力と体重をかけてレインの体を押さえ込み、亀頭を彼女の弱い部分にこすりつけるようにゆったりと動かしながら、誰がレインの主であるかを本能にすり込んでいく。

 

「――ぷ、ひぁっ……んんぅっ♥ キリトくん、あれ、いつものアレしてほしい……♥」

「ああ、アレか。準備するから、口開けて待ってろ。レイン」

「うんっ」

 

 顔を真上に向け、レインは餌を求めるひな鳥のように大きく口を開けた。血色のいい舌を突き出し、喉奥までが丸見えになるほど思い切り、ためらいなく。

 レインが期待と共に目を閉じる中、キリトはもごもごと口を動かして唾液の生成を促進すると、たっぷりと溜め込んだ唾液をレインの口内目掛けて注ぎ込む。

 独特の粘りを持つ透明な液体がレインの舌の上を滑り、口内に入り込み、喉奥へ滑り落ちていく。それは言うまでも無く、睦み合う為のキスとは若干意味合いの違う行為。雄による雌の所有を意味するマーキング、あるいは群れにおけるマウンティングに近いその行為を、レインは心底嬉しそうな顔で受け入れる。

 

「……んんっ……♥ んくっ……おいしぃ……♥ ライブの前に毎回してほしいくらい好き……♪」

「俺以外のレインファンが聞いたら泣くぞ、それ」

「いいもん、聞かせてあげないから。こんな私を見せるのも、聞かせるのも、キリトくんだけだもん」

 

 もう一度口を大きく開けてねだるレインに応え、キリトは先ほど以上に唾液を溜め込み、レインの口に流し込む。

 小さな気泡を含んだ半透明の粘液を、レインは一滴も溢すまいという覚悟が透けて見えるほどの熱意と共に受け止めると、そのまま舌を動かして口内にたっぷりとまぶしていく。

 歌声を響かせる喉と口。アイドルの商売道具であるその場所すらキリトのものだとアピールし、雄の興奮と独占欲を高めながら。

 

「さて……レインの綺麗な体、カメラに見せてやらないとな、っと」

「ひゃわあっ」

 

 再びレインの両手を握ったキリトは、自身の体重を後ろに流すようにしながら彼女の体を引き起こす。太い肉棒で貫かれたまま、軽く両脚を拡げた膝立ちの姿勢となったレインの正面に、カメラドローンがそれとなく移動して録画を続ける。

 まるで馬の手綱のように、レインの両手を背中側に引いて彼女の上半身を支えながら、キリトは本格的に腰を打ち付け始めた。

 

「ほら、ちゃんとカメラを見るんだぞ、レイン。えっちなMV撮影するんだろ?」

「うんっ、うっ、うんっ♥ 撮る、おっ゛、ひいっ♥ キリトくんの、ぢんぽでぇへぇっ♥ おまんこずぼじゅぼされてるとこ、撮るのぉぉおおぉっ♥♥」

 

 繰り返される深いストロークに昂ぶらされ、レインは性感に蕩けた顔を晒す。大勢のファンに見つめられていることなどお構いなしに、カリ首が膣壁を擦りながら引き抜かれる度に身を捩り、そして子宮まで貫かんばかりの勢いで再び挿入されると、淫らで下品な嬌声を迸らせる。

 

「ひぅっ♥ あ゛っ゛あ゛っ゛ああぁああああ゛ぁ゛♥♥ ちんぽっ♥ キリトくんのちんぽぉっ♥♥♥ すき、すきしゅきひぃいぃいん♥♥」

 

 紅い髪を振り乱し、ぱんぱんと音を立ててぶつかり合う腰の勢いを受けて豊満な胸を揺らしながら、レインは貪欲に官能を求める。

 その熱中具合ときたら、戯れにキリトが交合をやめて肉棒を引き抜くフリなどしようものなら――。

 

「あっ……やだぁっ、やだよぉっ! 抜かないで、ちんぽ抜いちゃやだぁ!! 私のおまんこ好きに使っていいから……ちんぽいっぱいずぼずぼしてよぉ!」

 

 ――と、泣き出しかねない程の必死さと共にねだってみせるほど。

 軽い冗談のつもりだったが、そうまで言われてはむしろ罪悪感まで湧き上がってくる。申し訳なさを誤魔化しながら、キリトは再び腰を突き入れる。

 

「あぅぁぅぅっ♥♥ おく、おくぅぅう♥ ぐりゅってされるの、いぃっ、いぃぃひいい♥♥ あっあっああーっ、あ゛ーっ♥♥」

「子宮口(ここ)がいいんだな、レイン?」

「おっ、ひい、はぅうぅう♥ そっ――そこぉっ♥いぃいぃいいぃ♥♥♥ そごぐちぐちされるゅのしゅきいひぃいい゛ぃぃ゛っっ♥♥」

 

 他の女性陣同様、VR空間で連日性行為に励んだ事で性感帯として開発された子宮口は、固く張り詰めた亀頭が押し当てられる度にレインへ快楽の信号を伝える。指では届かない場所を、玩具とは格の違う雄の怒張で貫かれる度、レインはメスとして生まれてきたことへの悦びを新たにし、愛液を溢れ出させる。

 我慢できずに達する度、きゅうきゅうと締め付けてくる健気な肉壺に奉仕されながら、キリトはレインの耳元に囁く。

 

「レインのアソコは、さっきから精液をほしがってるみたいだけど……ちゃんと外(・)に(・)だしてやるから安心しろよな、レイン」

「んっぅ……うう!? そ、ぉっ、外!? やっ、やだぁっ! そとだしいやぁっ! 中がいいよぉ!」

「いいのか? メジャーデビュー前に赤ちゃんできちゃうかもしれないぞ?」

「いいもん! ママドルに、なるからぁ……♥ んんぅうぅ♥ あっはぁんっ♥ キリトくんの赤ちゃん孕んで、お腹、おっきい、ボテ腹アイドルになるから……♥ 精液全部おまんこにぶちまけてほしいよぉっ!」

 

 ばちゅばちゅという水音を立てて激しくぶつかり合う肉と肉。その音にも負けぬほどの音量で声を張りながら、レインは一瞬の快楽を求めて自らの未来を売り渡す。その言葉がキリトの本能を興奮させ、レイン自身の興奮も呼び起こす。たった一時、雄の子種汁を得るためならば、どこまで浅ましく振る舞えるという事実と共に。

 

「ファンが見てる前で、孕まされてもいいんだな! レイン!?」

「うんっ、うんっ!! みっ、んん♥ みんなにみられながりゃ、赤ちゃん、作りたいのぉ♥ くひゅ、ふひゅぅううんん♥♥

 キリトくんのつよつよせーしで、完璧に受精させられちゃうとこぉ♥ みんな♥ 見せてあげっ、りゅぅのぉおぉお♥♥♥」

「まったく、ひどいアイドルもいたもんだな! このちんぽ中毒レインめ!」

「くひぃっ♥ んんぅうぅっ♥♥ いいもん、ちんぽちゅーどくレインで♥♥ あっうぅ、おっ、おんなのこはみんな、ちんぽしゅきらもん♥♥ あっああんんあぁぁぅああああ♥♥」

 

 アイドルとしてのプロ意識が為せる業か、レインはほとんど無意識にカメラ目線を保ったまま受精願望を言葉にする。

 キリトの子を宿して大きく膨れた腹部――男に抱かれ、子種を注がれた証を見せつけるような露出度の高い衣装でステージに立ち、たくさんのファンの前で愛の歌を歌う。そんな光景を想像させられて、興奮しない雄がどこにいようか。

 

「それじゃあ――お望み通り、孕ませてやるからな! レイン」

「うんっ、うんっ♥♥ キリトくんのちんぽで、ママドルデビューさせてぇえええぇっ♥♥♥」

 

 レインの手がすっぽ抜けないように力を込めて握り直し、キリトは今までより一層強く、激しく、腰を打ち付ける。飛び散る愛液の飛沫が互いの体を濡らし、どちゅどちゅと鳴る結合部の音が調教部屋内に響く。

 遠慮も何もない、ただ快楽を得る事だけを目的としたピストン運動。繰り返される肉槍の侵略が、レインの脳内で性的悦楽をスパークさせ、視界を明滅させる。

 

「あっ♥あっ♥あっ♥ んぃ、くぅ、ひいぃいぃい♥♥ ちんぽ、ちんぽしゅごぃひいぃ♥ おっお゛っお゛ほぅひぃいぃいいんんん♥♥」

 

 子宮を押しつぶされる度に声にならぬ声をあげながら背をしならせ、Gスポットを擦られる度にびくびくと体を震わせる。己の体が、キリトの雄々しい怒張に完全屈服した事を本能的に理解させられながら、レインは与えられる交合の悦びを全身で味わう。

 そんなレインの蜜壺は、愛しい男の子種を少しでも多く、少しでも濃い状態で搾り取ろうと、すがりつくような必死さで肉棒にまとわりつきながら締め付ける。

 その締め付けを押し返すように、野太い肉棒がより一層太さを増し、ピストン運動のテンポが更に加速する。射精が間近である事を示すその兆候を、レインははっきりと感じ取った。

 

「あふ、あ――あっ♥ くるっ、くりゅう゛っ♥♥ しゃせーくるっ♥ あっ、んんんんっ♥♥ キリトくんのせーえき、きちゃうぅう♥ いい♥ いいよぉっ♥ レインのおまんこに、びゅって、びゅびゅーってしてぇぇええ♥♥♥」

 

 種付けを全身で乞い願うレインの体。その深奥を貫き続けた肉棒は、やがて最後の一押しとばかりに深々と腰を打ち付ける。

 そうして亀頭をぎっちりと押しつけ、子宮口に鈴口をぴったりと密着させた状態で――精液を解き放った。

 

「~~~~~~~んんんんっぅうぅううぅうぅっっ♥♥ あ――あっあっあ、あ゛ーっ♥♥ あ゛ぁああああああ♥♥ いっ――――きゅゅぅううぅううふうぅうぅううっっっ~~~~~~♥♥♥」

 

 輸精管を駆け上り一気に噴き出した精液の奔流は、レインの子宮壁に叩きつけられながら、洪水のように子宮内部を満たしていく。

 がくがくと全身を痙攣させ、股座からぷしぷしと潮を吹き出すレインの顔はカメラには写っていない。背を大きく仰け反らせ、口を大きく開けただらしのない顔で法悦を味わうレインの表情を見ることができるのは、彼女を後ろから犯し続けたキリトだけの特権だ。

 

「あ――っっ♥♥ うんぅううぅうう♥♥ いっぱ、いっぱいっ♥ きへりゅぅうう♥♥ おながのおぐっ、いっぴゃいになっぢゃぅよおおぉお……♥♥」

 

 どくり、どくりと脈動する肉棒から吐き出される精液が、レインの子宮をあっという間に蹂躙。両腕を拘束され、腰を引こうにも引けないレインは、逃げ場も無いままにただひたすら子種を注がれる。

 雄の種を受け入れ、雄の血を引く子を宿す――それが雌の至上目的であるかのように、そしてそれをレイン自身に刻み込むかのように、射精後も余裕で硬度を保つキリトの肉棒が子宮口をぎっちりと塞ぐ。

 長い長い射精が終わり、身を仰け反らせていたレインの体から力が抜けるまで、白濁した子種を一滴残らず胎内に留め置かせ――キリトはようやく、レインの蜜壺から逸物を引き抜いた。

 

「うっ、ふうっ……。ちゃんと受精できてるといいな、レイン」

「はひゅ――――うん……。キリトくんの、あかちゃん……えへへ……♥」

 

 なんとも幸せそうな笑顔を浮かべたまま、レインはベッドの上へ崩れ落ちる。

 キリトはストレージからクッションピローをオブジェクト化し、レインの頭をその上に寝かせる。すっかり敏感になってしまったレインは、それだけでぴくりと体を震わせた。

 白いベッドシーツの上でうつ伏せになった体は、交合の余波で未だ妖しく火照っている。アイドルらしからぬ姿で力なく開かれたレインの股座からは、どろりと濃厚な精子と攪拌されて泡立つ愛液が混ざり合ったモノがようやく逆流を始めたところだった。

 

 




06ー4 BLADE ARTS Ⅳへ続く(7月6日18時に公開予定)
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