――二人の若い淑女と一人の男が、すっかり《SA:O》のアバターで、だいぶ山奥の、植物型Mobの残骸らしき木の葉がかさかさ言う辺りを歩いていました。
「……本当にこんな山奥にあるのか、フィリア」
「そのはずなんだけど……おっかしいなあ……。確かこの辺りに作っておいたはず……」
「ん?」
「う、ううん! なんでもない、なんでもないからねキリト! さーって、お店はどこにあるのかなー?」
一行の先頭をきって歩むのは、夕日に照らされた砂丘のように淡いオレンジ色をした髪のトレジャーハンター。彼女――フィリアは、わざとらしく首を傾げます。動揺を誤魔化すように辺りを見回す彼女の視線の先では、問いかけの主たる黒衣の男――キリトが、同じように怪訝な顔をしていました。
「大丈夫ですよ、フィリアさん。なんかここら辺、道っぽくなってますし。たぶん、誰かしらがしょっちゅう通ってるんですよ」
キリトの半歩後ろを歩く最後の一人、金色の髪をポニーテール状に束ねた少女――リーファが、そういってフィリアを励まします。
リーファの言うとおり、確かに三人の足下は何者かによって踏み固められたような形跡がありました。それは登山道のようでもありましたが、獣道と言ってしまえば納得してしまうような程度のものでもありましたが。
「ありがと、リーファ。
まあ、万が一お店が見つからなかったら、私が腕によりをかけて美味しいモノを御馳走してあげるから安心してよ。キリト」
「期待しとくよ、フィリア。その時は是非、スグもこきつかってやってくれ」
「りょーかいっ。サポートよろしくね、リーファ」
「はーいっ」
三人の若者がこんな山道を歩いている理由。それは『絶品料理を提供する隠れ家的料理店』がこの山の奥にあるという噂をリーファとフィリアが聞きつけ、キリトを誘ったからというものでした。
整備されているとは言えない山道は快適ではありませんでしたが、かといって過酷という程でもありません。道中、化け猫型モンスターのドロップ品と思しき謎の毛玉が複数個と、軍人めいた衣服や狩猟用ライフルが地面に転がっているという事はありましたが、それ以外は順調なハイキングが続いていました。
「――あっ。二人とも、みてみて! たぶんあれだよ、噂のお店!」
上り坂の頂上に辿り着いたフィリアが、とある方向を指さします。少し遅れて追いついた二人が指し示された方向に視線を向ければ、そこには確かに立派な西洋造りの一軒家がありました。
丈夫なオーク材を惜しみなく使った、大きな両開きの扉がついた玄関の脇には――
『
――という看板が掲げられていました。
看板はリサイクル品なのでしょうか、よくよく見ると『狼』の部分は元々書いてあったものを塗料で塗りつぶし、その上から新たに文字を書き直したような形跡がありました。
「意外と立派な面構えだな……こんな山奥に、よくもまあ」
感心したようにほうほうと頷きながら、キリトは屋敷を眺めます。その合間に、とことこと駆けだしていたリーファとフィリアは扉の前へと辿り着いていました。
「――ねえねえ、フィリアさん。見てくださいよ。扉のここのところ、何か彫ってあるみたいですよ。
えーっと……『どなた様もどうぞお入りください。決してご遠慮なさらず』だそうです」
「ほんとだ。あっ、こっちにも同じようなのがあるよ、リーファ。
どれどれ……『特にお若い方や、太った方――」
一瞬、むっとした顔で頬を膨らませたフィリアは、すぐさま気を取り直すとコンソールウィンドウを呼び出しました。
そのまま、フィリアは手元のキーボードへ何かを入力しているように見えましたが、キリトは持ち前の優しさで気づかないフリをしました。扉に彫り込まれていた文字列の一部があからさまに修正されたような気もしましたが、ついでにそちらも気づかないフリをしました。
「『特にお若い方や、お似合いのカップル、仲の良いご兄妹は大歓迎いたします』だって。私達にぴったりだと思わない? キリト」
「そ、そうですね……はい……」
引きつった笑みを浮かべている事を自覚しつつ、キリトは頷きました。このタイミングでふざけて首を横に振ろうものなら、どうなるかわかったものではありません。さすがのキリトにもそれくらいはわかりました。
そんなこんなでキリトが入り口へと近づくと、扉はぎいと音を立てながらひとりでに開いていきます。屋敷の内装はシンプルながらも高いレベルで整えられており、床の上には赤いビロードの絨毯が敷かれていました。
部屋の奥の壁には、次の部屋に続いていると思しき扉が一枚。また、入り口から少し奥まったところには、注意書きを記したボードが一枚、堂々と置かれていました。
兄妹に先行して中へ進んでいたフィリアが、ボードに書かれている内容を読み上げます。
「『当店はサブクエストの多い料理店となっております。どうかご容赦ください』……だって、キリト」
「へえ、注文の多――ん? え? サブクエスト? 注文じゃなくて?」
「あ、ほら。早速出てきたみたいだよ。」
当惑するキリトの視界左上に、ぴこんという軽いサウンドエフェクトと共に、サブクエストの内容を表示する小型ウィンドウが表示されました。VRMMOでは比較的ポピュラーなUI仕様に従ったウィンドウ内には『この先、土足厳禁エリア。靴を装備解除せよ』と書かれていました。
おそらくはこれが、クリアすべきサブクエストなのでしょう。
「なるほど、そういう仕様にしたのか……」
「なにか言った? お兄ちゃん?」
「い、いや。なんでもないよ、スグ」
妹の笑顔の裏から『圧』を感じた事に気づかないフリをしながら、キリトは靴装備を解除しました。
三人が靴装備を解除すると同時に小型ウィンドウが消え、部屋の奥にあった扉がひとりでに開きました。どうやらサブクエストをクリアすることで、扉のロックが解除される仕組みのようでした。
開いた扉の向こうにも、また部屋が。現在いる部屋と同じテーマで統一された内装と、赤いビロードの絨毯が広がっています。そして、その部屋の奥にもまた、閉ざされたままの扉がありました。
キリト達3人が揃って次の部屋へと進むと、今し方通り過ぎたばかりの扉がばたんと音を立てて閉まりました。どうやら、客を途中で帰らせるつもりはさらさらないようでした。
「なんというひどい店なんだ……」
「キーリートー? 今、なにか言った?」
「いや、なにも」
己へ向けられたフィリアの笑顔の裏に若干の『圧』を感じていると、新たに開いた小型ウィンドウが次なるサブクエストを表示します。その内容は、『女性達から全ての武器を預かれ』という、一風変わったものでした。
リーファとフィリアの方にも似たような指示が出ていたのでしょう。少しの間ウィンドウを見つめていた二人は、ストレージに入れていた武器をそそくさと差し出しました。
「はい、お兄ちゃん。ちゃんと預けたからね」
「悪いけど荷物持ちお願いね、キリト」
「ああ、任せとけ。しかし、武器を預かるだなんて……変わったサブクエだな」
「そうかな? ご飯を食べるときに武器を使う必要は無いって考えたら普通じゃないかな。キリト」
「そう言われてみれば……そうかもな」
リーファとフィリアの武器をキリトがストレージに格納すると、奥へと続く扉が開きました。相変わらず内装は一緒で、キリト達が脚を踏み入れると元来た扉が閉じてしまうのも、新しいサブクエストが表示されるのも全く同じでした。
そんな中、キリトのウィンドウに表示されたのは『女性達の指示に従え』というものでした。
「へえ、こういうのもあるんだな……。
どうやら、俺が二人の言うことを聞けばクリアみたいだ。フィリア、そっちは何が出てる?」
「えっとね……私の方は『無事にお店へ案内できたご褒美に、男の人に頭を撫でてもらおう』って書いてあるよ。キリト。
たぶん、リーファも一緒だよね?」
「はい。あたしもフィリアさんと一緒です。というわけで、お兄ちゃん。なでなでよろしくっ」
なんとも嬉しそうに笑いながら、リーファとフィリアは距離を詰めてきます。キリトが撫でやすいよう、少しだけ頭を下げながら。
ちゃっかりとしている二人に苦笑しつつ、キリトは左右の手を使い、フィリアとリーファの頭を優しく撫でてやりました。
「
「うんうん。仕方なーい、仕方なーい♪ ほら、キリト。もっと心を込めながら撫ーでーてー♪」
「へいへい。二人とも、よくできました。えらいえらい」
次の部屋へ続く扉が開くまでの間、キリトは二人の頭をなで続け、リーファとフィリアはまるで小動物のように手の感触を堪能していました。
サブクエストのクリア条件はすぐに満たしたはずなのに、扉がなかなか開かなかったように思えましたが、おそらくはキリトの気のせいでしょう。リーファが「もうちょっとくらい撫でてもらってもいいよね……」と小声で呟きながら、手元のコンソールで何かを操作していたように見えたのはきっと無関係でしょう。
「さて、次のサブクエは……っと」
ようやく開いた扉を抜けて、三人は次の部屋へと足を踏み入れました。この部屋の内装も何もかも、先ほどまでいた部屋とほとんど同じでした。
「キリト。今度は私とリーファが、キリトの言うことをきく番みたい」
「お兄ちゃんの方にはなんて出てる? 『あたし達になでなでしてもらえー』とかだったりして」
「俺の方は…………え?」
視界の左上に表示されたもの――『女性達の装備を全て没収し、二人が裸になった事を確認せよ』という文言に、キリトは己の目を疑いました。
明らかに今までのサブクエストとは毛色が違います。
「お兄ちゃん、どうかした? 早く聞かせてよ、クエストの内容」
「私達、キリトの言うことだったらなんでもきくよ? 次の部屋にも進みたいし」
そう言って、リーファとフィリアはにまにまと笑います。どういった偶然かはわかりませんが、二人とも己のストレージウィンドウを開き、所持アイテム画面をキリトに見せていました。おかげで、二人は今装備している衣服以外には何も所持していないことが、キリトにもはっきりとわかってしまいました。
「《クエストなんだから仕方ない》……だったよな。スグ」
「そうだけど?」
特にためらうでもなく、リーファはこくりと首を縦に振りました。
それを合図に、キリトは管理者権限を発動して二人の装備情報に割り込みをかけると、全てのアイテムを己のストレージへ強制格納してしまいました。
装備が解除されるSEが鳴り、リーファとフィリアの全身が淡い光に包まれていたのもほんの一刹那の間でした。
「「――きゃああああああっっっ♥♥」」
瞬く間に素っ裸にされてしまった二人は、絹を裂くような悲鳴を上げました。若干嬉しそうに聞こえたのは気のせいでしょう。
大きくたわわに実ったリーファの爆乳は、北半球部分が丸見えの手ブラ状態になっていましたし、雄を魅惑するフィリアのボリューム豊かなヒップラインは、横からモロ見えになっているも同然でした。
「なっ、何するのキリト! わ、わたしたち、なんで裸に……キリトに見せるのはイヤじゃないけど……♥」
「お兄ちゃんのえっち! 変態! 好きっ♥ スケベぇっ! セクハラ魔ぁっ!!」
顔を真っ赤にした二人は、必死にキリトへ抗弁します。目の端に涙を浮かべたまま、少しでも肌を晒すまいと努めるその姿がたまらなくソソります。
守るモノを全て没収されて生まれたままの姿となった二人を見下ろしながら、キリトはふと、ある事に気づきました。サブクエストのクリア条件は満たしたはずなのに、扉が開かないのです。
誰かがコンソールを操作している気配はありません。となると、考えられる要因は一つ。サブクエストをクリアしたつもりで、実際にはクリアできていない――その可能性に思い至ったキリトは改めてサブクエストの内容に目を通し、原因を突き止めました。
「なるほど、そういう事か……。フィリア、悪いけどちょっと立ち上がってくれるか?」
「えっ!? な、なんで!?」
「どうやら、二人が裸になったことを俺がしっかりと確認しないとクリアできないみたいなんだ。ほら、スグも」
「そんなー……」
渋々といった様子で、二人は立ち上がります。体の正面をキリトに向けたまま、片方の腕で胸を隠し、もう片方の腕で股を隠すという儚い抵抗を続けていました。それはまるで名画『ビーナスの誕生』を思わせるポーズ。二人の美しさもさることながら、肉感的でありながらメリハリの利いたボディが強調され、たまらないエロスを醸し出していました。
しかし、そう隠されていては扉が開くための条件を満たしません。サブクエストをクリアするため、キリトは心を鬼にしました。
「二人とも。両手を頭の後ろで組んで、そのまま脚も広げてくれ。
「く、クエストをクリアするためなら……仕方ないよね、リーファ」
「そう、ですよね……クリアするためですもん……」
緩ませた頬を真っ赤に染めながら、二人はほんのひととき視線を交わして頷きあいました。躊躇うような一瞬の間の後、二人はキリトの指示通り、体を隠していた腕をどけて両脚を開きました。
「こ、これでいいんだよね……お兄ちゃん」
恥ずかしい姿を晒しながら、リーファがおずおずと問いかけます。
無意識に力が入っていたのでしょうか。腕がどけられた途端、リーファの爆乳はぶるんっと大きく揺れながら露わになりました。しかも、普段から剣道で鍛えられているおかげで体に無駄な肉が付いていない分、張り出したバストは余計に大きく感じられます。
膝を曲げた状態で広げられた脚の間には、VR空間の特性上、無駄な毛の一本も存在しているはずもありません。そのアンバランスさが、より一層リーファの魅力を増していました。
「もっ、もしこれでクリアできなかったら……怒っちゃうからね、キリト」
必死の強がりとともに、フィリアは両腕を組みました。
隣に規格外がいるせいでそれほど目立ちませんが、フィリアのバストサイズ、そしてスタイルも相当なものです。形の良い胸、くびれた腰、むっちりとした太もも、たっぷりとボリュームのある安産型の尻。
雄を誘惑する事に長けた全身を惜しみなく晒すフィリアは、キリトの視線が向けられる度にとろりとした蠱惑的な笑みを浮かべていました。
「ふむ、ふむふむ……確かに、二人ともちゃんと装備全解除できてるみたいだな。
――そうだ。念のため、証拠のスクショも撮っておくか」
「へっ!? と、撮るの、キリト!?」
「ああ。あとから『確認不足です』なんて判定されて、クリアできなくなったらフィリアも困るだろ?」
そう言って、キリトはスクリーンショットを起動します。撮影範囲として設定されたキリトの視界の中では、リーファとフィリアがあられもない姿を晒しています。
「それじゃあ、撮るぞ-。スグもフィリアも、笑って笑って」
「う、うう……ひどいよ、キリト……♥」
「お兄ちゃんのいじわる……♥」
もとよりわりと笑顔だった二人の姿を見つめながら、キリトはスクリーンショットを撮影します。画像データが記録される度、ぴろん、ぴろんという間の抜けたSEが鳴り響き、リーファとフィリアに『己の裸が撮影されてしまった』ことを自覚させます。
「よし、それじゃあ次は……二人とも、後ろを向いて尻をこっちに突き出してくれ。脚の間がよく見えるようにな」
もはや文句を言っても無駄だと理解したのでしょう。リーファとフィリアは素直に頷くと、中腰のままカメラに背を向け、ぷりんとしたヒップを突き出しました。それだけでも十分にエロティックだというのに、更に二人は自らの両手で尻を掴むと、そのまま左右に割り開くように力を込めました。
「ほ、ほらキリト! これでよく見えるでしょ、私達の、お、おまんことお尻の穴!」
「クエストのためなんだから……あたしのおまんこもちゃんと見て、記録しちゃっていいからね、お兄ちゃん!」
興奮半分、やけっぱち半分といった調子で若干うわずった二人の声が響く中、キリトはスクリーンショットを続け、二人の痴態を画像に記録していきます。
尻肉が左右に引っ張られていることで、連動して横に拡がった尻穴は皺の数すら容易に数えられてしまうほど。その下で妖しくひくつきながら晒される蜜壺。ぷっくりと盛り上がった二人の雌穴からは、興奮を示す愛蜜が今にも滴となってこぼれ落ちようとしています。さすがに顔こそ見えませんが、特徴的な金色のポニーテールと淡いオレンジ色の外跳ね髪を見れば、それが誰の裸なのかは簡単にわかってしまうでしょう。
そんなスクリーンショットを10枚も撮影した頃でしょうか。ようやくクリア条件を満たしたと判定されたのか、次の部屋へと続く扉が開きました。
「よし、もう大丈夫だぞ。お疲れ様、スグ、フィリア」
ようやく許しを得た二人の乙女が、ゆるゆるとした動作で振り返ります。その顔は、熟れた苺の様に真っ赤な色をしていました。
「うう……あたしの恥ずかしいところ、全部撮られちゃった……。こんなの他の人に見られたら、あたし達生きていけない……♥」
「きっと私達、この写真をネタに脅されて……キリトの好きなように使われちゃうんだ……♥」
どうやら、次はそういうプレイを所望されているようでした。個人ストレージの片隅にこっそりと隠してある『女性陣からの要望リスト』に二人の要望を書き加え終えたキリトの両腕に、リーファとフィリアがぎゅっと抱きつきました。
柔らかさと適度な弾力が見事に同居する二人のバストがキリトの腕に押し当てられ、若い女性特有の心地よい香りが嗅覚を刺激します。日頃の鍛錬(主にベッドの上で行われるものを示す)によって鍛えられていなければ、今頃キリトの理性は吹っ飛んでいたでしょう。
「つ、次の部屋にいこうか、スグ。フィリア」
「うん、はやくイこ……お兄ちゃん♥」
「次の部屋では、いったいどんなことさせられちゃうんだろ……♥」
しなだれかかる裸身の美女を片腕に一人ずつ絡めたまま、キリトは次の部屋へ足を踏み入れます。
部屋の中央には、シャワースタンドを脇に従えた大きなビニールプールが一台、堂々と設置されていました。プールは透明な素材で作られており、中身は空っぽのようでした。
プールの横にある背の高い丸テーブルの上には、蓋のついた小さな壺と四角い菓子箱が一つずつ置かれていました。
「俺のサブクエ、『二人のクエストが終わるまで待て』って書いてあるな。そっちはどうだ、スグ」
「えっとね……あたし達の方は、『壺の中のバスソルトを、体中によくもみこみましょう』って書いてあるよ、お兄ちゃん」
「バスソルト……? ソルトって……いきなり塩かよ!」
キリトの叫びをよそに、リーファとフィリアは透明なプールの縁をまたいで内部へと入り込みました。プールは大きく、二人が入ってもまだ十分な余裕がありました。
ローズピンク色をしたバスソルトを壺の中から取り出した二人は、シャワーから得た少量のお湯で練ってペースト状にします。バスソルトに含まれていた成分が溶け出したのか、辺りによい香りがふわりと漂う中、プールの底へ座り込んだ二人は己の体にペーストを塗り込み始めました。
「ん~~っ♪ バスソルトって、このつぶつぶ感がたまらないんだよね……♥」
「確かに……これが気持ちいいんですよね……♥ うちだとなかなかできなくて……」
手持ち無沙汰になったキリトがストレージからイスを取り出し、丸テーブルの横に置いて腰掛けている間にも、二人の手は止まることはありませんでした。うなじから足先までの至る所に、丁寧に、丁寧に、薄ピンク色になったバスソルトペーストを塗り込んでいきます。
ビニールプールにさほど高さが無いことに加え、壁が透明になっているおかげで、二人が裸身を彩る様はキリトからもはっきりと見えていました。そんな兄を挑発するように、艶めかしく体をくねらせながらペーストを塗り込むリーファの背後に、フィリアがそっと忍び寄ります。
「――リーファ、隙ありっ!」
「ひゃあっ!?」
獲物に飛びかかる女豹のようにしなやかな身のこなしで襲いかかったフィリアは、そのまま後ろから腕を回し、リーファの爆乳をむんずと掴みました。もちろん、掌の上にはペーストをたっぷりと載せたままです。
「うわっ、リーファのおっぱい、重っ……」
「ちょ、ちょっとフィリアさ――ぁん、んんっ♥」
「ふふふっ。リーファのおっぱい、すっごく気持ちいいよ。ずーっと揉んでられそう♥」
リーファの乳房を揉み拉きながら、フィリアはペーストを塗りたくっていきます。その手つきがどこか淫靡なせいか、リーファの口から甘い声が漏れ出し始めました。しかも、反射的に抵抗しようとしたのか、リーファの両脚は開かれたままになっています。そんな光景を至近距離で見せられるキリトは、正に生殺し状態という他にありません。
「あっ、やぁ……んっ♥ フィリアさんの手つき、やらしいですよぉ……♥ はあ、んんっ……」
「そんなことないよー、リーファが敏感すぎるだけだもーん」
「そんなあ……ん、んんぅっ♥やっ、ああっ♥」
「ほんっと可愛いなあ、リーファは。ところで……ねえ、キリト。そっちの箱って何が入ってるの?」
「ん? こ、これか。フィリア」
妹の『お兄ちゃんのエッチ』という意思が込められた視線をわざと無視し、キリトはフィリアに言われるがまま、丸テーブルの上にあった箱の蓋を開けました。
箱の中から出てきたのは、四角く切り揃えられた一口サイズの生チョコレート・計16個。蓋の裏側には手書きの文字で『チョコレート(女の子にのみ効く媚薬入り)』「口移しで食べさせてあげないと女の子に嫌われちゃうよ!』というメッセージが添えられていました。非常に見覚えのある、二人分の筆跡で。
「ほ、ほう……なるほど、こう来たか……。これは確か原作には無かったよな……」
「ねえ、キリト。中身なんだった? 早く教えてよー」
上げられた箱の蓋が邪魔となって、二人には箱の中身が見えていないようでした。つまりは、箱の裏側に書かれている物も見えていません。この箱に入っている物が媚薬入りのチョコレートであることを知る者は、キリトと、あのメッセージを書き残した二人の他にはいません。
「ああ、フィリア。どうやらチョコレートみたいだ。食べさせてやるから、二人ともこっちにこいよ」
「いいの? それじゃあ、遠慮無く。ほら、リーファも一緒に行こうね」
「はいっ、フィリアさん」
体中にバスソルトペーストを塗りたくったまま、フィリアとリーファはビニールプールの縁までやってきます。
「それじゃあ、まずはリーファからな」
「あたしから? やったぁ! お兄ちゃん大好き♥」
期待に目を輝かせるリーファと見つめ合いながら、キリトは箱の中から生チョコを一つつまみ上げると、そのまま己の口の中へと放り込みます。その行動に対し、リーファ、そしてフィリアも特に驚くこともなく、餌を求めるひな鳥のようにビニールプールの縁に手をかけて身を乗り出しました。
生チョコの表面を口内で蕩かせば、甘みと香りが口いっぱいに拡がります。その状態でキリトは身を屈め、リーファの唇と己の唇を重ねました。
「んぅっ……おにぃ、ひゃぁむ……♥」
半分溶けた生チョコごと、キリトは舌を差し込みます。その侵入を快く受け入れるリーファの舌は、甘いチョコレートよりもむしろキリトの舌を歓迎しているかのようでした。
柔らかい生チョコを互いの舌の上で溶かし、押しつぶしながらディープキスは続きます。チョコ色に染まった唾液が、キリトの口からリーファの口へと流れ込み、義妹の喉を滑り落ちていきます。鼻腔に抜ける甘い香りのせいか、あるいはチョコに含まれている媚薬のせいか、リーファは己の意識がうっとりとした靄に包まれていくのを感じました、
唇同士がようやく離れたのは、チョコが溶けて無くなってからだいぶ経ったあとの事でした。
「ぇふ、んぅっ……お兄ちゃんのキス、甘ぁい……♥ もう一個ちょうだい、お兄ちゃん♥」
「えーっ、リーファばっかりずるい! キリト、キリト! 私にもチョコ食べさせて!」
「わかったわかった。順番、順番にな」
チョコを一粒ずつつまみながら、キリトは二人と交互にキスを交わします。とろりとろりと崩れていく生チョコを互いの口の中へ行き来させながら、ねっとりと舌を絡めて濃密に愛し合います。
チョコの個数が減っていくのと反比例するかのように、一度のキスにかかる時間は増えていきました。キスをしている方には喜ばしい事ですが、当然、待たされている方にとってはたまったものではありません。
自分の番が回ってくるまでの慰めと、早く次のチョコをもらいたいというアピールを兼ねて、二人がキリトの指をぺろぺろとなめ回し始めたのは必然だったのかもしれません。
「あふ♥ んちゅっ♥ んっ、んぅっ……♥♥」
「ゃぁん、ひぁ……ん、んんっ♥♥」
触れあう唇と唇の隙間から吐息が溢れ、吸い付かれる指先から唾液の水音が響きます。キスをしている間は夢中で舌を絡め合い、指を舐めている間は舌技のテクニックを必死にアピールしてくる二人が健気でたまりません。
結局、16個のチョコレートが8個ずつ、リーファとフィリアに食べられてしまうまで、口戯の宴は途切れることなく続きました。
「――ぷは、ぁぅ……えへへ。ごちそうさまでした、キリト♥」
「おそまつさまでした、フィリア」
最後の一個を流し込まれたフィリアは、すっかり上気した顔で微笑みます。高級娼婦めいたその媚笑に引かれ、今すぐ飛びかかってしまいたくなる衝動をどうにか抑え込みながら、キリトはシャワーの蛇口をひねり、二人の体についたペーストをすっかり流してやりました。柔らかなタオルで体を拭けば、得も言われぬ薄香を纏った美少女二人のできあがりです。その内側は、甘くしっとりとしたチョコと恋心で満たされているのですからなおのことたまりません。
バスソルトのスクラブで洗い流された肌は実にすべすべで、いつまでも触っていたくなる心地よさでしたが、次の部屋へ続く扉が開いてしまってはそうもいきません。隙あらばキリトの頬や耳たぶ、首筋に唇を触れさせて、左右から誘惑してくる美少女達に両腕を絡め取られたまま、キリトは次の部屋へと足を踏み入れました。
「……ん? 何も……でてこないな」
不具合か何かでしょうか。キリトの視界左上に表示されたサブクエストのウィンドウには何も書かれていません。訝るキリトを含めた三人が絨毯を踏みしめながら部屋の中央に歩みを進めると、そこには背の高いテーブルがありました。
テーブルの上には香水と思しき小瓶が二つ、ちょこんと置かれています。その小瓶を、リーファとフィリアはそれぞれ手に取りました。
「お兄ちゃん、お兄ちゃん。あたしとフィリアさんがこの香水をかけたら、ここはクリアできるみたいだよ」
「なんだ、簡単じゃないか。それじゃあ早速頼む――」
「でもね……ちょっとだけ問題があってね」
香水瓶を顔の横に持ってきたまま、素っ裸のリーファは意味ありげに微笑みます。妙にもったい付ける彼女の言葉を引き継いだのは、隣に並んだフィリアでした。
「キリト、この香水ね。いろんな生き物のメスが発情したときに出すフェロモンを合成したものなんだって」
「フェロ……モン?」
「そうだよ。メスの生き物が『私はオス様のペニスで受精させてほしがってまーす♥』、『精子をどぴゅどぴゅ~ってぶちまけて欲しいでーす♥』ってアピールする時に出す成分から作った……人間の女の子用の、発情フェロモン♥」
妖艶な笑みを浮かべた二人は、片手に香水瓶を握ったままキリトに身をすり寄せます。空いた片手で、衣服装備越しにキリトの股間をすりすりとなで回し、耳元に寄せた唇で誘惑の睦言を囁くのです。
「わかる、キリト? こんな香水……もし一滴でもつけちゃったら、私達『犯してくださる立派なおちんぽ様大募集中でーす♥』って言いながら歩いてるのとおんなじになっちゃうんだよ……♥」
「無理矢理レイプされても文句も言えない……ううん、むしろ、男の人を誘惑したあたし達が悪いんだって言われちゃう♥ 『おっきいおっぱいで誘惑してごめんなさい』って言わされながら、謝罪生セックスさせられちゃう♥」
「きゃー、たいへーん♥ じゃあ、せめて優しく犯してもらえるように、いっぱいご奉仕してご機嫌とらなくっちゃ♥ 『私はおちんぽ様に逆らえないよわよわおまんこでーす♥』ってアピールしちゃうんだから♥」
「じゃああたしは、男の人がお持ち帰りしたくなるように『太くてかた~いおちんぽ様に種付けしていただけて幸せで~す♥』って媚びっ媚びに感謝しちゃおーっと♥♥」
チョコレートよりも甘く濃密な言の葉を耳から流し込まれ、キリトは思わずごくりと喉を鳴らしました。理性の壁にヒビが入り、挑発的なメス達を組み敷く妄想で思考はいっぱいになっていきます。
そんなキリトの様子を左右から眺めつつ、リーファとフィリアはくすくすと笑います。そうして小瓶の蓋を開け、中の液体をデコルテラインに向けて振りかけた、まさにその瞬間でした。
小瓶の口部分が脆くなっていたのでしょうか。本来は一振りにつき一滴しか出ないはずの中身が、一気に溢れ出してしまいました。あっという間に小瓶は空になり、リーファとフィリアはその全てを全身にひっかぶってしまったのです。
「ひゃあっ……香水、
「どうしましょう、フィリアさん。これじゃあ、
不思議なことに、香水をまるごと一瓶使ったというのに、これといって強い香りは感じられません。ただし、二人の雌から漂う甘く情熱的な劣情の香気を除けば――ですが。
こうまで露骨に誘われてなおキリトの理性が保っているのは、単に『交わりを為すにはここは些か不便だ』という優しさと冷徹さが入り交じった計算の結果でした。逆に言えば、この部屋にベッドやクッション、あるいはそれらに類する何かがあれば、キリトは一匹の獣と化していたのでしょう。そうこうしている間に次の部屋へと続く扉が開きました。
「こいつは……一気に変わったな」
今までの絨毯敷きとは違い、磨き上げられた大理石の床が広がる目の前の光景を眺めながら、キリトは誰にともなく呟きました。
部屋の中央には、大人数人が寝転べそうな大型のエアーマットが一枚、しっかりと空気を入れて膨らまされた状態で置かれています。そのすぐ近くには、クリスタルガラス製の大きな壺が一つ。壺の中に乳白色をしたクリームがたっぷりと入っていることはすぐにわかりました。決してメタ読みをしたわけではありません。ガラスの透明度が非常に高かったおかげです。
部屋の奥の壁には、今までの倍はあろうかという大きな両開きの扉がありました。明らかに終着点へと続いているのであろう扉には、銀色の大きな鍵穴が二つと、交差した黒い剣と白い剣の形に切り出された扉飾りが付けられていました。
「ねえ、フィリアさん……このサブクエスト、なんだかおかしくないですか?」
「リーファもそう思う? 実は、私もそう思ってたんだ。
『大変よく出来ました。ミルククリームをたっぷり体に付けて、こわーいオオカミさんにおいしくいただかれちゃいましょう』って……」
そう言いつつ、二人はエアーマットの上に腰掛けました。細められた目から届くねっとりとした視線が、キリトの体をなめ回すように見つめています。期待に満ちたその視線のせいで、二人のどこか怯えたような仕草がただの演技であることは簡単にわかってしまいました。
「オオカミさんなんて、どこにもいないよね……? ね、キリト?」
「来る途中にも見かけなかったし……ね? お兄ちゃん?」
「――いや、居るぞ。オオカミなら、二人のすぐ近くに」
二人が咄嗟に逃げられないよう、キリトはエアーマットのすぐ側まで近づきました。すると、リーファとフィリアはキリトの両脚に抱きつくようにしながら体を寄せてきました。
劣情に満ち満ちたメスの瞳が見上げ、欲情に満ち満ちたオスの瞳が見下ろし――三人の視線が、わずかの間だけ交錯しました。何かを期待するように二人がキリトの股座へと頬をすり寄せる中、キリトは装備ウィンドウを開き、自身の装備を全て解除しました。
「あぅっ――♥」
「ひゃっ――♥」
窮屈な装備から解放された肉棒が、ぶるんと勢いよくそそり立ちます。その勢いで頬を
そんな二人の後頭部に手を回し、キリトは腕に力を込めて二人の顔を逸物へと押し当てました。柔らかな頬の感触と、ふうふうと熱い吐息が竿を左右から包みこみます。
「二人とも、よくサブクエストをクリアできたな。ご褒美に……これから二人のことをたっぷり
「たべ……あっ、そっかぁ♥ なーんだ。オオカミさんって、お兄ちゃんのことだったんだ……♥」
「今までのサブクエストも全部、キリトに気持ちよく
すっかりメスの顔になったリーファとフィリアは、子宮から脊髄を駆け上る興奮にゾクゾクと体を震わせながら、屹立した肉棒越しに視線を合わせて笑みを交わします。
二人が期待――いえ、理解した通り、ここは訪れた客に料理を提供する店などではありません。なんということでしょう。ここは、訪れた
「お兄ちゃんのちんぽ、バッキバキ……♥ 見てるだけで、早くハメられたい、お兄ちゃんちんぽにばこばこって犯されたいって体がうずいちゃうよぉ♥♥」
「この金玉もずしってしてて、ぱんぱんに張ってる……♥ 中に溜まってるザーメン、私達で早く出してあげなきゃ精子さん達が窒息しちゃうよ……♥」
逸物の左右から頬を押し当てている二人の脚の間から、くちゅくちゅという水音が聞こえてきます。どうやらリーファもフィリアも我慢ができず、股間に手を伸ばしてオナニーを始めてしまったようでした。目の前にある立派な逸物と、その逸物に犯されよがる未来の自分の姿をオカズに、です。
許可無く肉棒にむしゃぶりつかない程度の自制心はありつつも勝手に自慰を始めてしまうあたり、躾がなっているんだかいないんだかわかりません。可愛い雌犬っぷりに苦笑しつつ、キリトは二人の後頭部をぽんぽんと叩きました。
「こらこら。スグもフィリアも、まだやることが残ってるだろう?」
「あっ……そうだった。急いで準備してくるからちょっとだけ待っててね-、お兄ちゃん」
渋々といった様子で自慰に耽る手を止め、これまた渋々といった様子でキリトの体から離れて立ち上がった二人は、そのままガラス壺の中身を両手で掬い取りました。
よく泡立てられたホイップクリーム同様、しっかりと角の立ったクリームをたっぷりと手に取った二人は、自分の体にクリームをまとわせていきます。
妖精牧場で絞られたミルクを贅沢にブレンドして作られたこのクリームは、塗ってよし、舐めてよし、ローション代わりにしてよしという万能品です。味に至っては某ウンディーネ様の完全監修済みであり、スコーンか何かに添えて出せばそれだけでデザートが一品できてしまうレベルでした。
「それじゃあ……お兄ちゃん♥」
「失礼しまーす♥」
首から下のほぼ全てにクリームをまとったまま、二人はキリトに抱きつきました。正面側からリーファが、背中側からフィリアが身を寄せ、キリトを前後から挟み込みます。
ミルククリームのなめらかな感触と共に、ボリューム豊かな二人のバストがむにむにと押し当てられるのですからたまりません。
「キリトの背中、おっきいね……。みんなを守ってくれる、強くて優しい背中……私、大好き……♥」
後ろから抱きついたフィリアは、キリトの首筋や頬にキスの雨を降らせます。肌を通して伝わる彼女の熱と、塗り込まれるクリームにも負けないぷるんとした唇の感触がキリトの劣情を昂ぶらせていきます、
一方、正面から抱きついたリーファは、キリトとフレンチキスを幾度か交わした後、その足下にゆっくりと跪きました。
「えへへ……お兄ちゃん♥」
反り返った肉棒の先端と顔前数センチの距離で向かいあいながら、リーファは両脚を大きく開き、いわゆる蹲踞の体勢で器用にバランスを取ります。日頃から剣道で鍛えているおかげか、その姿勢にはブレも乱れも見受けられません。
普段は真剣な面持ちで相手と向かい合う、日本でもトップクラスの実力を誇る美少女剣士。そんな彼女が、餓えた犬のように舌を突き出しながら口を開け、亀頭からこぼれ落ちる先走りの汁を受け止めている光景の淫靡さときたら。
「お兄ちゃんがこんなにおっきくしちゃったちんぽ、あたしのお口の中でいっぱい気持ちよくしたげるね♥」
そう言って、リーファは壺の中に手を入れてミルククリームをたっぷりとすくい上げると、そのクリームを口の中へと入れました。そうして二度、三度と軽く口を動かして口内全体にクリームを行き渡らせると、大きな口を開けて肉棒へむしゃぶりつきました。
「――おおっ……! これは、新感覚……!」
ねろねろと動くリーファの舌が、もっちりとしたクリームでキリトの肉棒を包み込みます。両手をキリトの腰に回して抱きついたリーファは。上半身ごと顔を前後に動かし、舌と唇で肉棒の先端から根元までをたっぷりと愛撫します。顔が前後に行き来する度、リーファの大きな胸は、ぶるんぶるんと揺れながらキリトの脚へとぶつかりました。
「ふふっ、キリト♥ リーファの顔、すっごくステキだと思わない?
あんなに必死になって吸い付きながら、『お兄ちゃんのかっこいいおちんぽに、お口まんこでご奉仕できて幸せで~すっ♥』って体中で伝えちゃってる……♥」
背中側を占拠するフィリアが、キリトの耳元で囁きながらリーファを援護します。
一方のリーファは合成音声システムをあえて使用せず、キリトの肉槍への口腔性奉仕にひたすら集中していました。真剣な瞳で肉棒を舐めしゃぶる妹の口元から響くのは、唾液とミックスされたクリームが奏でる粘ついた摩擦音と、時折漏れる興奮した吐息の音だけでした。
「体中から発情フェロモン垂れ流して、ぐぽっ、ぐぽって下品な音立てておちんぽおしゃぶりしながら、大好きなお兄ちゃんのオスチンポに完全服従アピール♥
もうとっくに『お兄ちゃんの精液コキ捨てるついででいいから、妹まんこに赤ちゃん孕ませてください♥』っておねだりしたくてたまらなくなってるのに……ふふっ、ちんぽキスが気持ちよすぎてやめられなくなっちゃってる♥
まるで……キリトのちんぽとディープキスさせてもらってるときの私みたい……♥」
フィリアの言葉を肯定するかのように、リーファはより一層激しく顔を前後させます。その動きに合わせて、フィリアもキリトの耳たぶを甘く噛みつつ、背中に体を擦り付けながらリーファの動きを援護します。
すぐにでも射精を促さんとする二人の唇奉仕を受けながら、キリトは片手を伸ばします。そうして、眼下で揺れるリーファのポニーテールをむんずと掴んで動きを止めると、妹の口から肉槍を引き抜きました。
「んぶっ――!? はっ、はあっ……お、お兄ちゃん? なっ、えっ……イヤ、だった? あたし、またなんかやっちゃった?」
「違う違う。そんな慌てた顔しなくても大丈夫だって、スグ」
「じゃ、じゃあなんで……」
「このままスグの口で気持ちよくなるのもいいんだけどさ……まだ、使ってないところがあるだろ?」
付着した唾液とクリームで、白と透明のまだら模様になった逸物が、リーファの眼前に突きつけられます。予期せぬタイミングでくらった『おあずけ』を少しでも早く解除してもらうため、リーファは必死で思考を巡らせ、そしてすぐさま答えに辿り着きました。
「お兄ちゃんったら……あたしのおっぱいで射精したいんなら、最初から言ってくれればいいのに……♥」
膝立ちへと姿勢を変えたリーファは、自慢の爆乳を両手で挟みながら持ち上げ、反り返った肉棒をぎゅっと挟み込みました。たっぷりとまとわりついた唾液とクリームが潤滑油の役割をしっかりと果たし、むにむにとした極上の柔らかさで包み込むバストの感触を伝えてきます。
巨大な白い双丘を貫く、太く固い肉槍。グラドルはだしのリーファの爆乳が相手とあっては、さしもの逸物もそのほとんどが埋まってしまいますが、それでも先端部はきっちりと顔を出し、妹の顔面に狙いを定めています。
「お兄ちゃんのおちんちん、すごく熱い……♥ おっぱい、やけどしちゃいそうだよ……♥♥」
陶然とした声音で囁きながら、リーファは持ち上げたバストをゆっくりと動かします。たわわな胸元に挟み込まれた肉棒が、にちり、にちりという水音を上げます。つい先程まで行われていた濃密な
その雰囲気を敏感に感じ取っているのか、リーファは不規則なリズムでパイズリを続けながら、時折舌を伸ばしては亀頭をちろちろと舐めてやりました。
「うおおっ……うまいぞ、スグ……」
「えへへ、お兄ちゃんに褒められちゃった♥
そろそろ限界でしょ? いつでも好きなときにイッていいからね、お兄ちゃん♥」
お気に入りの玩具を手に入れた子供のように無邪気な笑みを浮かべながら、リーファは左右の手に力を込めて乳圧を高めます。そうしてバストを動かす速度をわずかに上げつつ、亀頭の真ん前に顔をもっていき、口を大きく開きました。
「ほーら、キリト。これからたっぷりザーメンパックしてあげる、可愛い可愛い
いっぱいいっぱいお射精して、リーファがお兄ちゃん専用のパイズリ便女なんだって、頭と心にもう一度教え込んじゃえ♥♥」
後ろから顔を覗かせながら、フィリアはリーファの唇を左右に引っ張って口をより大きく開けさせ、顔の位置を固定してしまいました。親友の体をオスへの献上品として差し出しながらくすくすと笑うフィリアの姿はどこか悪女じみていて、それが更にキリトの興奮を煽ります。
その興奮が伝わったのか、リーファのパイズリの勢いが一気に増し――ついに限界を越えた肉槍の先端から、白濁した種汁が勢いよく噴き出しました。
「きゃっ! ひゃぁっ――♥ んっ……んぶぅぅっ!?」
「すご――はぅ、こっちにも……♥ ふぁあっっ♥♥」
大量の精子を含んで粘つく濃厚な精液が鈴口から一気に飛び出し、リーファの顔面を襲います。開かれた口内に飛び込んでいったのは、全体の半分にも満たなかったでしょう。びゅるびゅると放たれた精液は、リーファの頬や眉間、眉、髪の毛といった至る所に飛び散り、彼女の顔をマーキングしていきます。
当然、すぐ側にあったフィリアの顔も無事ですむはずがありません。
「あーあ、リーファも私も、キリトのザーメンで顔中べったべたにされちゃった……♥ せっかくだし、記念撮影しよっか。ほら、ピースピース」
「あむ、んむ゛っ……♥ ぴーひゅ……♥♥」
顔面に叩きつけられた精液の勢いと匂いに軽い酩酊状態に陥ったリーファは、言われるがままに両手でピースサインを作ります。そんなリーファ同様、顔に白濁した飛沫をたっぷりと付けたフィリアは、精液酔いする親友に頬を寄せながらピースサインを作ると、そのままスクリーンショットを撮影しました。
かしゃかしゃという効果音が鳴る度、
そのまま何枚かの画像を撮影したあと、フィリアは頬を滑り落ちていく子種汁を指先で絡め取り、丁寧に舐め取りました。
「んぅっ……濃くて、美味し♥ ……そうだ、リーファ。なめ合いっこしようか?」
「ふぁーい、ふぃりあひゃん……♥♥」
じゃれ合う子犬のように、二人は互いの顔に舌を這わせ、キリトが出したばかりの精液を丹念に舐め取っていきます。その舌の動きからは、精子一粒たりとも残すまいとする二人の意思が透けて見えてくるほどです。
やがて、顔中を相手の唾液でべたべたにしながら舐め取りを終えた二人は、そのまま流れるように唇を重ねました。お互いの口内に舌を差し入れ、内側に残った精液を残さずこそげ取るためです。
唇と唇を密着させたまま、時折キリトに向けてちらりちらりと視線を送り、自分たちの愛の深さをアピールすることも忘れません。
「へぷっ……んんっ……♥ 全部、飲んじゃった……♥」
「ごちそうさまでした、お兄ちゃん♥」
キスを終えた二人は大きく口を開き、キリトの精液を一滴残らず飲み干した事を証明して見せました。キリトはよくできた犬を褒めるときのように、満足するまで二人の頭をわしゃわしゃと撫でてやりました。
しばらく身を委ねたあと、二人は壺の中からたっぷりとクリームを取り出し、再び全身に纏わせます。白い塊をすっかり塗りたくったあと、リーファはバスマットの上にフィリアを押し倒しました。
「さっきといい、バスソルトの時といい……よくも好き放題やってくれましたね、フィリアさん。
お返しに、あたしとお兄ちゃんが愛し合ってるところ……特等席でたっぷり見せてあげますね」
「きゃー、リーファひっどーい♥」
仰向けに寝転ばされたフィリアの顔の上に、両脚を広げたリーファがうつ伏せの姿勢でまたがります。ちょうど、互いの顔のすぐ前に、互いの性器が露わになる――いわゆる『シックスナイン』の体勢になりました。キリトの位置からすると、リーファの脚の間と、その下にあるフィリアの顔が見える状態になっています。
「キリト、みてみて。リーファのおまんこ、すっごいとろっとろだよ……♥」
フィリアの指先が、リーファの蜜壺の入り口を左右に押し開きます。透明と言うには些か不純な性愛の滴が、真下にあるフィリアの顔目掛けて、ぽたり、ぽたりとこぼれ落ちていきます。キリトに見せつけるように大きく口を開いたフィリアは、落ちてくる滴を舌の上で器用に受け止め、そのまま飲み下していきます。
キリトはゆっくりと腰を突き出し、肉槍の先端を妹の蜜壺の入り口へとあてがう――とみせかけ、フィリアの口へと押し込みました。
「んふ、ぉむっ……♥」
上下逆さになった顔のまま微笑んだフィリアは、喉の奥の奥まで使って肉棒を受け止めました。太い軸に沿わせた舌をうねうねと動かし、肉棒をなめ回していきます。与えられた口淫の機会を逃すまいと肉棒の根元までを貪欲に咥え込んだせいで、天井を向いた鼻腔にはキリトの陰嚢がほとんど密着しています。
「んふぉっ♥ んぼ、んぶぅっ♥」
軽い呼吸困難に陥りながらも、フィリアは肉棒を離そうとはしません。むしろ、キリトが腰を引こうとするといやいやと首を横に振って拒否反応を示すほどです。陰嚢との隙間から鼻へ僅かに入り込む空気には、染み出た濃い雄臭がたっぷりと含まれています。フィリアは文字通り鼻息荒くしながら、その空気を吸い込んでいました。
「なーにー、お兄ちゃん? あたしを待たせて、フィリアさんとお楽しみ中?」
「っと、悪い悪い。さっきのクリームが残ってたから、フィリアに綺麗にしてもらってたんだよ」
「そうなんだ。ありがとうございます、フィリアさん。
あたしとお兄ちゃんがきもちよーくセックスできるように、手伝ってくれて♥」
挑発的な台詞と共にリーファが突き出した尻を、キリトは掌で軽くなで回しつつ、フィリアの口から肉棒を引き抜きました。てっきり、このまま射精してもらえるものだと思っていたのでしょう、フィリアは必死に頬をすぼめて肉棒に吸い付きましたが、さすがにどうなるものでもありませんでした。
フィリアの口内を蹂躙し終えた逸物を、キリトは今度こそリーファの穴へとあてがい――そして、まっすぐに押し込みました。
「あっ――♥ あっ、んぅ、んんっ……♥ お兄ちゃんの、くぅっ……♥ きて、るよぉ……♥♥」
「あっ……キリトの、キリトのが……リーファの中に……」
肉棒に奉仕する機会を与えられたリーファが甘く啼き、機会を奪われたフィリアは切なげに鳴きます。
剣道で鍛えられたリーファの下半身も、兄の逞しい逸物が相手では抵抗することすらできません。みちみちと押し広げられる膣穴から溢れ出す情欲の蜜がフィリアの顔面を汚す中、リーファの蜜壺の奥の奥までを征服したキリトは、腰と腰を密着させたまま一度動きを止めました。
「ふうっ……さて、そこからの眺めはどうだ、フィリア?」
「最高だよ、キリト……♥ リーファのつるつるで可愛い妹おまんこに、キリトのぶっとくて立派なお兄ちゃんちんぽがずぷって入ってるのが、目の前で……♥」
恍惚に蕩けた瞳で、フィリアが真上にある光景を見つめます。リーファにばれないようにこっそりと手を回し、淡いオレンジ色の外跳ね髪を撫でてやれば、フィリアは嬉しそうに微笑みました。
「なるほどな。そっちはどうだ、リーファ?」
「えっとね。お兄ちゃんのおちんぽしゃぶって興奮しちゃったフィリアさんの、生殺しおまんこがひくひくってしてるのが丸見え。
あっ、今、指で弄ってる。あたしとお兄ちゃんがセックスしてるとこ見て、興奮してオナニーしちゃってる♥」
キリトが視線を下に向ければ、自慰行為を暴露された恥ずかしさで頬を染めたフィリアと肉棒越しに視線が合います。
フィリアに見せつけることを意識しながら、キリトは止めていた腰を動かし、妹の膣穴へのピストン運動を開始しました。フィリアが見やすいよう、まずはゆったりとしたリズムのロングストロークで肉棒を引き抜き、同じ速度で深く貫きます。
「あっ――んっ、んんぅう~~~♥ おにいっ、ちゃあんっ……♥ んっ……ぅあっ♥ 」
普段から鍛えられている賜物、あるいは日頃から抱かれている恩恵でしょうか。リーファの雌穴は、引き抜かれる肉棒を逃すまいとぎちぎちに締め付け、差し込まれる逸物を受け止めんとみちみちと抱きつき、愛しい兄の子種を搾り取ろうとしてきます。
「お兄ちゃん、もっ――んぅうんっ♥ キス、きしゅしたい、よお……♥」
「相変わらず欲しがりだなあ、スグは……ほら、こっち向け」
言われるがまま振り返ったリーファの唇を、キリトは容赦なく奪います。上半身を倒して後ろから覆い被さり、両手でリーファの爆乳を揉み拉きます。
牧場でミルクを絞り出すときのように、根元からじっくりとこね回しつつ、掌は少しずつ先端へ。たっぷりと焦らしてやったあと、キスしながら乳首を強くつまんでやると、リーファは動物のように鳴いて悦ぶことをキリトは過去の経験からよく知っていました。
「んふっ!? んっ――んぶぅううぅううぅ♥♥」
唇を塞がれたまま弱い部分を的確に攻撃されたリーファが、びくびくと体を震わせて悦びます。その間もキリトは腰を止めず、一定のペースでリーファに逸物を叩き込んでいきます。それは性交の本来の目的――射精の為の動きではなく、体の下で噎ぶ雌に、雄の偉大さを教え込む為の動きでした。
杭の如く固く太い肉棒が出入りする度、リーファの蜜壺からは愛液の滴が溢れ出します。その滴のほとんどは、当然真下にあるフィリアの顔にかかるのです。心寄せる男が己の妹を犯す姿を至近距離から見つめさせられ、その飛沫を浴びせかけられながらも、フィリアの顔には陶酔した笑みが浮かんでいました。
「あはっ……キリトのちんぽ、すっごいよぉ……♥ どちゅっ、どちゅっ、って音立てて、リーファのおまんこに躾してる……♥
キリトにだけ発情して、キリトにいわれたらいつでも股開いちゃう、キリトのチンポ専用お手軽まんこにしちゃってるんだ……♥♥
いいなあ、いいなあ……♥♥ 私も、キリトのお兄ちゃんちんぽでしつけられたいよぉ……♥♥」
自らの言葉で興奮したフィリアは、股間に回した両手をせわしなく動かしては股座から水音を上げます。その水音は当然、リーファとキリトの耳にも届き、二人の興奮を更に高めていくのです。
「んっ♥ んんっ♥ んぶっ♥ んぶぅぅっ♥ ん゛ぅ――ん、ぅううぅっ♥♥」
ねっとりと絡み合う舌の合間、重なる唇の間から、リーファのくぐもった喘ぎ声が零れます。
陰茎の動きに合わせて半ば無意識に腰を振り、より深く繋がろうとしながら貪欲に快楽を求める妹――日本有数の実力を持つ美少女剣士を、肉棒一本で思うままにしながら、キリトは唇を離しました。
「ふぅっ……。ほら、こういう風にされたかったんだよな、スグは」
目の前で揺れる金色のポニーテールを避けながら、キリトは妹のうなじに唇を触れさせます。同時に、片手をリーファの顎の下に回して顔を上げさせると、ストロークの速度を上げました。
奥へ奥へと突き進む杭打ち機のリズムから、馬を調子よく進めるギャロップのリズムへ。それほど激しい動きではありませんが、今までのピストン運動の速度に慣らされたリーファにとっては、それですら十分すぎるほどに過激なのです。
「あ――っ゛♥ あぉっ、あっあっあっ♥んっ、あっ♥ いぃっ♥いひッ♥いぃぃいっ♥♥
ぉに゛っ、ぃ♥ちゃんのぉ♥ おっおぅっ♥ おにいちゃんの、ぢんっ、ぽぉ♥ くひぃぃぃい♥♥」
「おいおい。この程度でそんなに鳴いてどうするんだよ、スグ?」
「おあっ♥ んひ♥ だって、だってぇ♥ お兄ぢゃんの、ひんっ、ちんぽぉ♥ あたしのいいとこ、全部、じぇんぶぅ♥あっあっあたるんだも――んぅうぅうんっっ♥♥♥」
肉穴を震わせながら、リーファは兄の逸物に嬲られる感触に酔い痴れます。先程までの長いストロークは、リーファの弱い部分を確認するためのいわば偵察行動のようなもの。そして、今行われているピストン運動――引き抜きは半ばまでに留め、再突入までの間隔を狭めたこの動きが、本格的にリーファの快楽中枢を刺激しながら理性を砕いていきます。
妹の体に回していた両手を離して体を起こしたキリトは、空いた片手でリーファのポニーテールをむんずと掴んで引っ張り、無理矢理顔を上げさせます。
「こうされるの好きだったよな? スグ」
「ひぁあああっ♥♥ あっぅう♥ これすき、すきぃ♥ ひっ♥いっいいぃ♥ひいぃん♥」
騎手に操られる雌馬のようにポニーテールを引っ張られながら、リーファは快楽に嘶きます。上の口から溢れる唾液、下の口から溢れる愛液を親友の体へ垂れ流していることを意識する余裕は、今のリーファには存在していません。
もっともそのフィリアですらも、親友と想い人の(ほぼ)近親相姦セックスをオカズに自分を慰めるのに夢中で、リーファの体液を上から浴びせかけられている事に気づく余裕はありませんでした。
少し早めの前後運動でリーファをたっぷりと鳴かせたあと、キリトは抽送の速度をわざと落とし、再びゆったりとしたストロークを繰り出します。
「スグはこうやって、ぐーっとゆっくり引き抜いてやって……」
「くひぃっ♥ あっ……あっ、あああー♥ んん……っ♥ ぢっ、ぢんぽ、ぞりゅぞりゅってするの、ずる――」
「一気に奥までされるのが好きなんだよな!」
「~~~~~~~っぅぅううううううあぁああああああっ――♥ おほっ――ぅうひいぃいいいい♥♥」
敏感になった膣壁を張り出した亀頭でこそげ取るように嬲られてからの、子宮を押しつぶすような強烈な挿入。リーファの弱点を悉く蹂躙する緩急のついた前後運動に、リーファの本能はより一層背を仰け反らせ、股座から愛液をまき散らして応えます。
全国有数の美少女剣士も、ベッドの上では一匹の雌。獣のような喘ぎ声をあげながら、顔を伏す事も許されぬまま肉棒を受け止め続けるリーファを、キリトは容赦なく犯していきます。
リーファの蜜壺もまた、愛しい雄と番うため、一滴でも多くの精液を搾り取ろうと逸物をぎちぎちと締め付けました。
「うお、ぐうぅっ……とりあえず、か……」
「あひっ、んんぅっ♥♥ きゅう、に゛っ、はや――ひいぃいいいんんんっ♥♥」
下腹部から発せられる衝動が、キリトを突き動かしました。雄の本能に命じられるまま両手でリーファの腕を引き、上半身を逸らせた膝立ちの姿勢にさせてから、キリトは腰の動きを一気に加速させます。
「あっあっあっあっ♥♥あ――ッッッ♥♥♥ おふぃっ♥あうっ♥おぐ、おくぅっ♥ おに、いちゃっ♥ すき、すきぃひぃぃいい♥♥」
こうなってしまっては、最早リーファに抵抗する術はありませんでした。ぱんぱん、ぱんぱんという肉と肉が激しくぶつかりあう音をバックコーラスに従えながら、リーファは喘ぎ声を奏で、部屋中に響かせていきます。
肉棒が突き込まれる度に、ぶるんぶるんと大きく揺れる自らの爆乳。脚の間に寝転んだまま、リーファの痴態をオカズにくちゅくちゅと股座を濡らす親友の姿。うなじにかかる兄の熱い吐息。その全てがリーファを昂ぶらせ、狂わせていくのです。
性交の快楽以外には何も受け付けられなくなった脳髄を、子宮から駆け上る雌の性感が蹂躙します。逞しい男根に女穴を思うままに使われながら、リーファは浅ましいほどに激しく喜悦の声を上げました。
「おふ♥あっ♥ひぃい♥んんんっ♥♥ あっあっあっあっ♥♥ ちんぽぉ♥ちんぽぉぉっ♥♥♥」
「ほら、リーファ。どこに出して欲しいか、ちゃんとおねだりできるよな?」
「はふっ――――おっ♥ にゃっ♥ ながっ♥ なか♥ おっ、おまん゛このながにぃっ、ひぃっ♥ だして、だしてぇぇえ♥♥」
「――よく、できました」
自らの思いをちゃんと言葉に出来た妹を褒めてやりながら、キリトはラストスパートをかけました。
乱暴に、しかして丁寧に。スピードホリックな妹が満足するほどに、激しい前後運動をリーファの雌穴に叩き込みます。その動きに、一足先に限界を迎えさせられたリーファの蜜壺が、たっぷりと愛液を溢れさせながら肉襞で縋りつく中――キリトは最後の一突きで、亀頭をリーファの子宮口にぎっちりと密着させました。
「――ぐうっ!」
一際太さを増した肉棒はびくりびくりと震えながら、リーファのリクエスト通りの場所へ濃厚な精液を一気に解き放ちました。
「あっ――♥ おく――っ、ああ゛あぁ~~~~~~~~~~~~~~~♥♥♥
んんん、いっ――ぎゅぅうぅ♥♥ いっへ、いへぇえ♥♥ おに、ちゃ――あっ♥あっ♥あはあああぁあ゛あ゛ああああああ♥♥♥」
両腕をキリトに引かれ、腰と腰を密着させられているリーファにできるのは、勢いよく吐き出される子種汁を子宮で受け止めることだけでした。
過剰なまでの悦楽に瞳は焦点を合わすこともできなくなり、だらしなく開かれっぱなしになった口から舌が伸びてしまいます。精液の奔流が子宮壁を打つ度、リーファは「あっ♥」とか「おっ♥」とかいう意味を成さないよがり声を上げ、歓喜と快楽に体を打ち振るわせるのです。
その二人の足下で、一人の快楽を貪っていたフィリアも、リーファと同時に絶頂を迎えていました。
ミルククリームの甘い香りがほのかに漂っていたこの部屋も、今や雄と雌の性臭で満ちあふれ、そこで何が行われていたのかを無言の内に物語っていました。
「おにぃ、ちゃ……♥♥ あっ♥ぅう♥ あひ……あっ、んうぅ♥♥」
礼節を旨とし、剣の道に邁進する――全国クラスの剣道少女としてのリーファ、もとい、直葉を知らぬ人には想像すらも出来ぬ程に緩みきり、そして幸せに満ちた表情を浮かべた一人のオンナが、そこにはいました。
失い、恋い焦がれ、そして永久に手に入らないのだと一度は諦めた、愛しい兄。奇縁なる運命の下、その兄――キリトに抱かれ、沢山の同志と愛を共有するようになるなど、かつてのリーファには想像すらもできなかったでしょう。
「――うっ、ふう…………」
長々と続いた射精が、ようやく終わりました。
キリトはゆっくりと腰を引き、ひくひくと痙攣する蜜壺から逸物を引き抜きました。リーファの膣穴から引き抜かれた肉棒は未だ勃起状態を保っており、ぶるんというしなりと共に、脱力したままの妹の背中に交尾の残滓をまき散らします。
精液と愛液の混合物に汚されたリーファは、未だ夢心地で快楽の余韻に浸っています。ぐったりとしてしまったその体で親友を押しつぶしてしまうことが無いよう、キリトは妹の体をそっと持ち上げ、フィリアの隣へと寝かせてやりました。
乱れてしまったリーファの髪を、キリトは優しく撫でて整えてやります。するとその合間に、先程まで激しい自慰行為を楽しんでいたフィリアが落ち着きを取り戻し、うつ伏せのままキリトを見上げてきました。
「わあっ……いっぱい射精したんだね、キリト……♥」
キリトが肉棒を引き抜いた際に、一緒に溢れ出した精液の一部は、真下にあるフィリアの顔にそのまま降りかかっていました。その重たい滴をぺろりと舐め取り、フィリアは喉を鳴らして飲み干します。
「んんっ……すっごい、濃い……♥ それに、リーファの味もする♥ 可愛い妹とのきんしんそーかん、そんなに気持ちよかった?」
「ああ、そりゃもう」
「わー。すっごいいい顔してる。妬けちゃうなあ……。
よし、こうなったら……リーファが回復する前にお掃除しちゃうんだから」
背を逸らすように上体を起こし、フィリアは大きく口を開けました。うねうねとした動きで舌が躍る肉色の空洞が、肉棒を妖しく誘います。その誘いに乗ったキリトは、白濁液を纏ったままの逸物を差し込みました。
フィリアがおとなしくしていたのは、肉棒を根元まで咥え込むまでのわずかな間でした。唇がキリトの腰に密着すると、フィリアは太い肉棒に舌を絡ませ、一心不乱にむしゃぶりつきます。
「んふっ……♥ んぶ、んん゛っ……♥ ちゅっ、ぁふぅ、んぢゅぅぅっ♥」
キリトと視線を合わせたまま、顔ごと口を激しく前後させるフィリアの口腔奉仕は、もはやセルフイラマと言ってもいい程に激しいものでした。その動きからは、今度こそ離すまいという固い意志がありありと感じられます。
「ふぃりふぉのふぃんふぉ♥ おいふぃ♥ しゅひ、らひしゅふぃ♥ んぼっ、んも゛ぅっ♥」
射精の興奮と熱が未だ残る肉棒を貪欲に、そして愛情深く責め立てる唇と舌の動きは、最早掃除の域を越えています。
それが証拠に、キリトの陰嚢は急速に精子の充填を始め、フィリアの口内に吐精する準備を整えきってしまいました。ここまで来ると、あとは理性だけが最後の砦となるのですが――そんなものはとうの昔に粉微塵に砕かれているのは言わずもがなでした。
「フィ、リア……悪い、このまま……!」
余裕を無くしたキリトの顔を見上げ、娼婦の笑みを浮かべたフィリアは、キリトの腰に腕を回して抱きつきながら肉棒を根元まで咥え込みます。その淫猥なディープスロートが、最後のトリガーとなりました。
キリトはぶるりと身を震わせ、フィリアの喉奥へ向けて遠慮無しに精液を吐き出しました。
「くぉっ……!」
「んっ――んぅっ♥ んんぅううぅう♥♥ んっんっんっんっ――んふぅうぅぅうううう♥♥」
胃袋を孕ませるかのような白濁の奔流。口の中に溜めて味わいたいという欲求をぐっと堪えながら、フィリアはごくごくと喉を鳴らして、新鮮な精液を飲み干していきます。広がった輸精管の分、太さを増した肉棒に口内は完全に占拠され、下品に鳴る鼻穴から漏れ出る息は精臭に塗れています。
生娘ならば一瞬で
「んっ、んん……んぁ、んくっ……♥ んぷぅ……けふぅっ……♥」
今日三度目の射精がようやく終わりを迎える中、フィリアは唇で肉槍の表面をなぞるようにしながら、ゆっくりと顔を引きました。肉棒を口内から離す直前、亀頭だけを丁寧になめ回し、鈴口に僅かに残った残滓も残さず舐め取ります。
愛情たっぷりの口淫を味わったキリトの逸物は、フィリアの口の中から引き抜かれても硬度をしっかりと維持しています。反り返る肉棒を間近で見つめながら、フィリアはにっこりと微笑みました。
「えへへ……♥ ごちそうさまでした、キリト♥」
「ごめん、フィリア。なんというか……我慢、できなかった」
「いいよ。私が、さっきおあずけされて切なかったってだけだから。
ふふ……お腹の中、キリトのせーえきで重たくなっちゃったよ……♥ たくさん射精してくれて、ありがと♥」
そう言って、フィリアは自らの下腹部をすりすりと撫でました。もちろん、空っぽになった口を大きく開けて、ちゃんと精子達を飲み干したことをアピールするのも忘れません。
そんなフィリアの姿にたまらない愛おしさを覚えたキリトが、フィリアに襲いかかろうとした――まさにその直前でした。
フィリアの隣に身を横たえていたリーファが、ゆっくりと上体を起こしました。
「お、おはよう、スグ……」
「えへへ……おはよ、お兄ちゃん……♥」
まだ交合の余韻が残っているのでしょう。どこかぼんやりとした瞳のまま、リーファはキリトの肉棒の先端に口づけると、そのまま流れるようにフィリアにキスをします。フィリアの方も特に嫌がるでも無く、リーファの口づけを受け入れると、抱きしめ合ってディープキスを交わしました。
「んぅ――ぷふぁっ……お兄ちゃんの味、する……」
「あはは……まあ、いまキリトにお口で遊んでもらったばっかりだし」
「えー……フィリアさん、ずるーい……」
「たっぷりナカダシしてもらっといて、どの口が言うか~。このこの~」
おどけた調子のフィリアが、リーファのほっぺたを左右から引っ張ります。
仲睦まじい二人のじゃれ合いをキリトが眺めていると、部屋の奥にある扉が、重たい音を立ててゆっくりと開いていきました。扉の向こうは薄暗がりになっていて細部は見えませんが、少なくとも大きなベッドがあることはわかります。
「――おにーちゃん♥」
「――きーりーとっ♥」
視線を下に向ければ、期待と茶目っ気に溢れた眼差しでこちらを見つめてくる二人と目が合いました。
ストレージから柔らかなタオルをオブジェクト化したキリトは、自分と彼女らの全身についた余分なクリームを拭き取ります。保湿力たっぷりのミルク成分が染みこんだ乙女達の肌はつるつるかつすべすべで、いつまでも触っていたくなる魅力がありましたが、キリトは固く強い意思の力でその誘惑を振り切ると、ストレージから別のアイテムをオブジェクト化しました。
「自分でつけられるか? 二人とも」
チョーカーを思わせる、細い黒革の首輪。それを片手に一つずつ載せ、キリトは二人の眼前に差し出します。
ぺたりと座り込んでいた二人は、しばしの間、首輪と互いの顔の間で視線を行き来させると、やがてそれぞれの手で首輪を受け取り、装備アイテムとしてセットしました。
しゅん、という軽い効果音と共に首輪が消え、直後に二人の首へ装着されます。それぞれの首輪から細い銀色の鎖が生え伸び、キリトの手の中に一本ずつ収まりました。
「それじゃあ……行こうか、二人とも」
「うんっ♥」
「はーいっ♥」
心得た様子の二人は、尻を高く上げた四足歩行の姿勢で、最後の扉へ向けて進み始めました。両脚は下品に広げ、膝は少し曲げたまま。よたよたとした無様な歩き方すらも楽しみながら、キリトを引っ張っていきます。
見せ付けるように掲げられた、二人の雌穴。リーファは白濁した雄汁をぼたぼたと。フィリアは透明な雌汁をぽたぽたと。床へこぼれるのも構わぬ様子で、へこへこふりふりと尻を揺らして鎖の持ち手に媚びながら、逃げ場の無い最奥部へ進んでいきます。
そうして、三人が奥の部屋の暗がりの中へ消えると、大きな扉はゆっくりと閉まってしまいます。
最早、訪れる者は誰もありません。最後に残ったのは――扉に鍵がかかる、かちりという微かな音の残響。ただ、それだけでした。
「――そして、二人はやっと安心して
しかし、さっきいっぺん屈服してしまった二人の雌の本性だけは、お兄ちゃんの部屋で抱かれても、フィリアさんのお部屋で弄ばれても、もうもとのとおりにはなおりませんでした。
めでたし、めでたし」
「……え?」
「めでたし、めでたし! おしまい! 完! ハッピーエンド!!」
「いやいやいやいや! この展開でこのオチだぞ!? どう考えてもハッピーエンドとは真逆だろ、スグ!?」
西洋料理店・黒狼軒の最奥部。
天蓋付きの大型ベッドに背中を預けたキリトの口から、誰もが抱くであろう疑念が言葉となって噴き出した。
「えー? あたしは断然ハッピーエンドだと思うよ、お兄ちゃん。
だって、好きな人がずーっと側にいてくれるんだよ? すっごくめでたしめでたしだと思うんだけど」
「いやでもこれ、一種の拉致監禁なんじゃないのか……?」
「もー、今更そーいうこというのー? 夢が無いなあ、お兄ちゃんは」
首に装備した革製の首輪から伸びる銀色の鎖を弄びながら、リーファは不満げに口をとがらせる。とはいえ、メートル級の爆乳でキリトの片腕を挟み込み、体をぎゅっと密着させたままでいる辺り、本気で機嫌を損ねているわけではないらしい。
兄妹間の価値観の相違に軽くため息をつきつつ、キリトはリーファにとらわれていない方の手に持ったもう一本の鎖を、くいくいと軽く引いた。
「――なあ、フィリア。今の話、フィリアはどう思う?」
「んぶ、んぉ……ぷへっ……。あっ……ご、ごめんキリト。えっと……舐めるのに夢中で……」
「お、おう……聞いてなかった、と」
鎖の繋がる先――リーファとお揃いの首輪をつけたフィリアは、キリトの股座に密着させていた顔をゆっくりと上げ、恥ずかしそうな面持ちで首を縦に振った。
相当丹念に味わっていたのだろう。今し方口から離されたばかりの肉棒には、先程までの残滓はもはや一滴たりとも残っておらず、代わりにフィリアの唾液でくまなくコーティングされている。キリトが声をかけなければ、このまましれっと射精まで導くつもりだったのは誰の目にも明らかだった。
「それで……えっと、何の話だっけ? キリト」
「料理店の奥底に連れ込まれた二人は、果たして幸せなのか――って話だよ。フィリア」
「うーん…………少なくとも、私は幸せだと思うよ」
ほんの僅かな、逡巡の後。自らが丁寧にまとわせた唾液を拭き取るように肉棒へ頬を擦り付けながら、フィリアはリーファの派閥に加わった。
「ほら、キリトと出会う前の私って《ホロウ・エリア》にいたじゃない? 味方なんて誰もいなくて、《圏内》みたいに安全な場所なんてどこにもない……いつ殺されてもおかしくない場所に」
「……ああ、そうだったな」
「キリトが来てくれて、私を《管理区》につれてってくれた時からずっと……私が世界一安心できる場所は、キリトのそばなんだよ。
だから、きっとね。もしキリトに誘拐されちゃっても、それはそれですっごく幸せだと思うよ。ね、リーファ?」
水を向けられたリーファもまた、こくこくと首を縦に振る。
「お兄ちゃん、ちょーっと目を離すとすぐに危ないことしたり、危ない場所に飛びこんでっちゃうんだから……。
一人か二人、手元に捕まえて世話しておくくらいでちょうどいいんじゃない?」
「人をサイコパスか何かみたいにいってくれるな、妹よ……そんな危ない趣味に走るつもりは無いっての」
「あはは、ごめんごめん。
……ん? でも、例の牧場はすっごい気合い入れて運営してるよね? 一人二人とかいうレベルじゃないでしょ、あそこ」
一瞬『そりゃあ、あれはああいうプレイをする為の場所だからなあ……』という抗弁を、ミルク産出量ランキングぶっちぎりトップをひた走る妹にぶつけてやるべきか否かを迷い、キリトは言葉に詰まる。そのわずかな沈黙を敗北宣言とみなしたのか、フィリアとリーファはけらけらと笑い合った。
「でも、お兄ちゃんってなんだかんだお人好しだしなあ。
あたし達が『ちょっとおでかけしたいなー』っておねだりしたら、簡単にOK出してくれそう。ね、フィリアさん?」
「確かに。『そうか。晩飯までには帰ってこいよ』とか言いながら自由にしちゃうタイプだよね、キリト」
悪意無く笑う二人の視線に絆され、キリトは不承不承といった様子で頷く。
リーファもフィリアも冗談半分で言っているとはいえ、実際、拉致も監禁もキリトの趣味ではない。治療(と実験)の為に拉致され、(STL内に実質)監禁された事こそあるが――いや、そもそもそれ以前に《SAO》に長いこと監禁されていた身分なのだ。誰かの自由を力ずくで奪うのも、理不尽に自由を奪われるのも心底ゴメンだった。
まあ――そういうプレイをしている時は除いて、だが。
「……と、いうわけで。賛成二票、反対一票でお兄ちゃんの負けー! あたしとフィリアさんの勝ちー♥」
「負けたキリトには、罰としてこれからもずーっと私達といちゃいちゃしてもらいまーす♥」
「か、数の暴力反対……!」
いつでも装備解除できる首輪に繋がった鎖をキリトの両手に握らせたまま、フィリアとリーファは飼い主の体へ改めて抱きつく。
満面の笑みを浮かべる二人の体をしっかりと抱き寄せながら、キリトはせめて二人を侍らすに足るだけの良き
なお、後にリーファとフィリアから一連のプレイ内容を聞き出して触発された何人かのメンバーが、森林フィールドの中に赤い頭巾をかぶった少女が通っていそうな家を造り始めたり、丘陵フィールドに藁と木材とレンガの集積場を建設し始めたりするのだが――それはまた、別のお話。
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