※この作品はR-18です。

おそらくはありふれた究極的なやりかた   作:Hastnr

19 / 39
・後半の方に放尿シチュエーションがあります。苦手な人は注意してください。



09-2.キリトを待ちながら


 

 

「――え? お兄ちゃんじゃなくて、アスナさんがユウキさんを調教したんですか……?」

「ええ、そうよ。最初はキリトくんに任せようかなって思ったんだけど……たまには私も調教する側に回ってみたくなっちゃってね」

 

 いつの間にかアスナの膝を枕にしていたリーファの髪を撫でながら、アスナはこくりと首を縦に振る。

 黒き魔王の後宮に集う女達(ハーレムナンバーズ)によるナイトパーティは、相変わらず主役(キリト)不在のまま続いている。そんなパーティにおける今宵の肴第一号は、アスナお手製のおつまみと、その口から語られ出した艶やかなる閨遊びの話。

 色恋沙汰が何より好きな上に若さ故の情熱を持て余す彼女らにとって、そういった類の話は極上の楽しみの一つだ。どうやって彼を愛し、どうやって彼に愛されたか――それを自らの口で語るのも、あるいは誰かの口から語られるのも。

 

「調教って……どういうことしたんですか? やっぱり、ムチで叩いたりとか?」

「あはは、そんなことしないよー。確かにそういうイメージになっちゃうのはわかるけど、ユウキも痛いのは好きじゃないって言ってたからね。

 ねー、ユウキ?」

「うんっ! アスナには優しく、気持ちよーく調教してもらったよ♥」

 

 ストレアと隣り合わせで同じソファに座ったまま、ユウキがこくこくと頷く。

 

「いっぱいしたよねー、アスナ。最初は確か……『授乳母娘催眠調教』だよね?」

「そうそう。催眠術でユウキの精神年齢を子供に戻して、私のおっぱいをあげながら育て直してあげたんだよね。

 私がキリトくんにハメられてる映像を流して、ユウキを何回もイかせてあげながら」

「うんうん。それに女(・)の(・)子(・)に(・)と(・)っ(・)て(・)の(・)一(・)般(・)常(・)識(・)も教えてもらったんだよ。

 アスナのおいしいおっぱいをごくごく飲ませてもらいながらね♥」

「私のハメ撮り映像を見せながら調教したんだけど……あの時のユウキ、本当に可愛かったなー♥ ちゃーんとキリトくんが射精するシーンに合わせてイクように頑張ってたもの」

 

 アスナもユウキも、それを思い返すだけで自然と興奮が溢れてくる。

 ちょっとおませな赤ちゃんになりきったユウキが、優しい母親になりきったアスナのおっぱいに吸い付きながら、豊満なバストから溢れ出すミルクを飲み干す。その間、アスナは自身のハメ撮り映像を垂れ流しつつ、ユウキの性器をぐちょぐちょと音がするほど執拗に弄りつつ教え込んでいくのだ。

 ――赤ちゃんをあやす時に使うような言葉で。

 

『あれあれー? どうちまちたか、ユウキちゃん? もちかちて、キリトパパのおっきいおちんぽがアスナママのおまんこをどちゅどちゅしてるところ見て、おまんこ汁をお漏らししちゃったんでちゅか~?』

 

『よしよーし、泣かなくても大丈夫でちゅよ~♥ キリトパパにちんぽはめはめ遊びしてもらう事考えておまんこお漏らしできるなんて、ユウキちゃんはいい子いい子でちゅね~♥』

 

『じゃーあ、ご褒美にいっぱいいかせてあげまちゅよ~♥ キリトパパのつよつよザーメンがアスナママのよわよわ卵子を輪姦するシーンまで我慢できる? ……できない? もう、しょうがありまちぇんね~♥ じゃあ、キリトパパにごめんなちゃいしながらイクんでちゅよ~♥』

 

『――はーい、よくできまちた。パパのちんぽよりず~~~~っと弱いわがままおまんこでごめんなちゃいって言いながらいっぱい潮吹きアクメできまちたね~♥ ユウキちゃん、えらいえら~い♥ じゃあこのまま、あと10回イクまで頑張ってみまちょうね~♥

もうアスナママがしっかり捕まえちゃったから、逃げようとしたってだめでちゅよ~♥』

 

 催眠術にかこつければ、普段ならしないような事もできてしまう。

 そんな風にタガの外し方を覚えた二人の語る内容を聞きながら、周囲の面子が興味深そうに頷く。ユウキの隣で話を聞いていたストレアなどは『いいなー。アタシもアスナのおっぱい飲みたーい』とうらやましがるほどだ。

 

「あとユウキにしたのは……私も一緒に首輪をつけて、犬としての振る舞い方をつきっきりで教えたりとか……。メイドさんの服を着て、ご主人様に上手にセクハラしてもらう方法を教えたりしたわね」

「あー、あったあった。アスナにご主人様の奥様役をやってもらって、キリトの代わりにセクハラしてもらったんだよ。

 アスナ、言葉責めがうまくてさ……ボク、何回も『ごめんなさい! ご主人様を誘惑してごめんなさい!』って言わされながら気持ちよくされちゃった……♥」

 

 陶然と語るユウキの言葉に、メイドプレイ経験者数人が納得と羨望がない交ぜになったような表情で頷く。なお、この界隈で『(キリトは別として)メイドとして奉仕したいお相手ランキング』を実施するとぶっちぎりで一位を獲得するのがアスナである。ちなみに二位はクールと素直さのギャップが人気のシノンと天真爛漫さに溢れるストレアで割れている。

 

「でも……やっぱり一番はア(・)レ(・)でしょ? ユウキ」

「うん♥ ア(・)レ(・)が一番気持ちよかったなあ……♥ ボクってこんなにえっちだったんだって再確認させられちゃって……♥

 そうだ、リーファも今度やってみなよ。絶対気に入るよ」

「えっ? えっ? ア(・)レ(・)ってなんなんですか? アスナさん!」

 

 困惑するリーファを落ち着かせつつ、アスナは調教の顛末とア(・)レ(・)の内容について語るべく、改めて口を開いた。

 

 


 

 

「――本日は、我が家にお越しいただきまして誠にありがとうございます。

 この『公衆便所』を管理させていただいております、肉便器8号・個体名『アスナ』と申します」

 

 特に何の変哲も無い、土曜日の朝。

 男女の交わりの匂いがすっかり染みついた夫婦の寝室、その床の上で一分の乱れも無い見事な土下座を披露しながら、肉便器8号――もとい、アスナは丁寧な御礼口上を述べた。

 恐ろしいほどに蠱惑的なその肢体に纏うのは、二の腕半ばまでを覆う白いロンググローブと、太股にまで届く白地に赤差しのニーハイソックスだ(・)け(・)。

 本来包み隠すべき場所を逆に強調するその出で立ちが、アスナの立場を如実に指し示していた。

 

「もし、ちんぽ汁を出すお手伝いをさせていただく事以外に取り柄の無い私のような肉便器に、しばしの間旦那様の雌奴隷嫁として振る舞う事を許していただけるのでしたら……どうか、旦那様の御御足(おみあし)で私の頭を踏みつけていただけないでしょうか」

 

 アスナのすぐ前にある、特大サイズのベッド。その端に腰掛け、アスナの全てを見下ろしているはずの男はすぐさま動き出す――かと思いきや、そんな気配は伝わってこない。いつもなら、重く優しい素足がすぐさまアスナの頭を踏んでくれるはずなのに。

 己の振る舞いに何か不手際でもあっただろうか――頭をカーペットの上に付けたままじりじりと焦れるアスナだが、実際の所待たされていた時間は十秒にも満たなかった。

 

「あっ……♥ ありがとうございます、ありがとうございますっ……♥♥」

 

 恋い焦がれた足裏が、アスナの後頭部をぐりぐりと踏みしめる。頭を押しつぶさないように注意しながら、頭を上げられないように力強く。

 オスに隷属する悦び、旦那様の伴侶として振る舞える喜びを共に感じながら、アスナは後頭部にかかる力が緩むまでの間をじっくりと堪能してからようやく頭を上げた。

 

「アスナ、おいで」

「うん……キリトくん……♥」

 

 愛しき男の呼ぶ声に、自然と頬が緩む。

 差しのばされたキリトの両腕に身を委ねながら、アスナはキリトの隣に腰掛ける。挨拶代わりの自然な口づけに身も心も蕩かされそうになる自分をどうにかこうにか抑え込み、アスナはむっと頬を膨らませた。

 

「はふ……っ♥ もう、キリトくんったら……♥」

「ん? イヤだったか、キスするの?」

「違うよ、キリトくんとキスするのは大好きに決まってるじゃない♥

 私が怒ってるのはそっちじゃなくて……さっき、すぐに踏んでくれなかったことに怒ってるの」

 

 その怒り顔すら可愛らしい事に、アスナは気づいていなかった。

 

「ごめんごめん。いや、あそこで踏まなかったらどうするつもりなんだろう……って、ふと魔が差しちゃってさ。

 まさか、元副団長様がノープランなんてこともないだろうし」

「あら、そのまさかですけど?」

「えっ」

「だって、知ってるもの。キリトくんがちょっぴり意地悪なのも、でも最終的には私のしたいことにはちゃんと合わせてくれるっていうのもね」

 

 図星を付かれて照れた様子のキリトに、アスナはくすくすと微笑みかける。そんなアスナを抱き寄せながら、キリトは握られかけた主導権を取り戻すべく本題を切り出した。

 

「さて、アスナ。俺に何か見せたいものがあるって話じゃなかったか?」

「うん。実は、この『公衆便所』に入れる新しい便器を作ったから、キリトくんにぜひとも出来具合を見てもらいたいの。

 お願いしちゃって……いい?」

「ああ、もちろんだよ。アスナ」

「ありがとう! じゃあ、早速呼んじゃうね。おーい、ユウキー! 入ってきていいよー!」

 

 わざと開けっぱなしにしていた寝室の扉へ向け、アスナが大きな声で呼びかける。数秒の間を置いて寝室の戸を潜ったのは、どこか無邪気さと幼さを感じさせる小柄な少女だった。

 濡れ羽色の長い髪と紅色の瞳。アスナ同様にロンググローブとニーソックス――紺色ベースの色違い――だけを身につけ、熟しきらない肢体を晒して雄を誘惑する彼女は、キリト達のすぐ側までやってくると、そのままキリトの脚の間へと跪いて丁寧に正座をした。

 

「えーっと、はじめまして……ってことにしとこうかな? 

 ポータブルオナホ型肉便器9号・個体名『ユウキ』って言います。よろしくね、キリト」

 

 そういって、ユウキは額が床に付くほど深々と礼をする。その所作は隅々まで丁寧で、アスナの指導がしっかり行き渡っていることを感じさせる。そのまま十秒ほど頭を下げ続けたあと、ユウキは膝をついたままゆっくりと顔を上げてキリトを見つめた。

 

「ボクね、この5日間アスナにいっぱい調教してもらって、一人前の肉便器にしてもらったんだ。

 ただ……一つ、問題があって」

「問題? どんなのだ、ユウキ?」

「ボク、アスナとはいっぱい肉便器になる練習したけど、まだ一度も男の人に使ってもらったことが無いんだ。だから、ちゃんと肉便器になれてるか自信が無くて。

 ねえ、キリト。もしよかったら……ボクがちゃんと肉便器としてふさわしくなれてるか、テストしてくれないかな?」

「よし、わかった。ユウキの調教の成果、俺がしっかり確かめてやる」

「ほんと!? やったあ、ありがとうキリト!」

 

 紅色の瞳をわくわくと躍らせて嬉しさを表すユウキ。そんなユウキの頭を軽く撫でながらキリトは自らの装備アイテムを解除していく。

 

「じゃあ、さっそく試させてもらうか。

 ユウキもアスナも自由に振る舞ってくれていいからな。何か問題があったら、その都度指摘するから」

「「はーいっ」」

 

 仲良く返事の声を重ねた二人の側で、キリトは全ての装備を解除して裸になる。

 既に固さを得ていた逸物がぶるんと勢いを付けて飛び出し、ユウキの眼前へと突き出された。

 

「……っ♥」

 

 突如目の前に現れた男の象徴。野太いその柱を前にしたユウキは、びくりと体を震わせてそのまま硬直してしまう。すんすんと微かに鼻を鳴らして、立ち上る雄の匂いをたっぷりと嗅ぎながら。

 しばしの沈黙の後、ユウキが我を失っていることに気づいたアスナが先輩肉便器らしく助け船を出した。

 

「ほーら、ユウキ。目の前にご主人様のおちんぽを出してもらったら、何をしなきゃいけないんだっけ?」

「あっ、そうだった! ごめん、あんまりすっごいおちんぽだったから、頭の中セックスのことでいっぱいになっちゃってた……。

 えっと……キリト、こんなに立派に勃起したおちんぽをボクに見せてくれてありがとう♥ それでね、よかったらなんだけど、ボクの穴で精液すっきりさせていかない? 今日のおすすめは……この穴♥」

 

 赤い舌を大きく伸ばし、眼前数センチの距離にある亀頭に今にも飛びかかりそうな顔をしながら、ユウキは教わった口上をしっかりと述べる。使う者の許可を得てから奉仕させていただくという肉便器の大原則をきっちり守れるあたり、アスナの調教はしっかりと行き届いているようだった。

 

「ねえ、ダメ? ダメ? もちろん、口がイヤなら別の穴でもいいんだよ? 挿れるのがイヤなら、オカズにしてくれるだけでもいいからさ?」

「わかった、わかったって。それじゃあ、オススメを使わせてもらおうかな。ユウキ」

「オッケー! それじゃ、早速……いただきまーす♥」

 

 小さな口を大きく開け、ユウキは奉仕すべき肉棒へとむしゃぶりつく。もちろん即尺である。

 

「んっふ……♥ ぉう……んくちゅっ……♥」

 

 唇を亀頭表面に滑らせるようにしながら、太い逸物を口内へ。先端から半ばまでを納めると、頬を窄めて口全体で吸い付きながら舌を絡めていく。口に納めていないもう半分部分は、細い指で作った輪っかで囲み、しゅこしゅこと上下に前後に扱いて奉仕することも忘れない。

 呼吸器の片方を差し出した結果、必然的に荒くなる鼻息の音に混ざり合いながら響く唾液の水音がキリトの聴覚を楽しませる。

 

「ふぉーお? ふぃりふぉ? ふぉく、じょうふにれきれる?」

「ああ。すごく上手にできてるぞ、ユウキ……」

「んは、ちゅっ……♥ ほんふぉ? ふれふぃ♥ ふゃあ、もっひょがんばふゅ……♥」

 

 肉棒を口いっぱいに頬張りながら、ユウキは嬉しそうに笑う。己を支配する者の顔を紅の瞳で見上げながら、一生懸命に舌を絡ませ、ちゅうちゅうと音を立てて唇で舐りまわす。根元に近い部分に回した指で徐々に射精欲を煽りながら、先端をふやかすように唾液をまとわせていく。

 

「んぼ、っは……♥ んっ、ぢゅうっ……♥」

 

 たとえ一瞬でも唇を離したくないという意思が伝わってくる程に深い情愛の篭もったフェラチオ。そんな光景を見せられて、黙っていられるはずもない者ならキリトのすぐ隣にいた。

 

「え、えっと……キリトくん。私も……キリトくんのおちんぽにお口でご奉仕しちゃダメ……かな?」

「だってさ。どうする、ユウキ?」

 

 アスナの必死の懇願とキリトの意地悪な問いかけが、口腔奉仕に夢中のユウキに投げかけられる。そうして暫しの間、無言のまま肉棒をしゃぶり続けていたユウキは、唇を亀頭に張り付かせたまま、するするとキリトの右手側方向に体の位置を移す。

 反り返る肉棒と右脚の間にユウキが入り込めば、必然的に左脚側の空白が目立つ。今更その隙を見逃せるほど《閃光》様は初心な乙女ではなかった。

 

「ありがとう、ユウキ……。一緒にキリトくんを気持ちよくしてあげようね♥」

 

 キリトの脚の間にぺたりと座り込んだアスナは、迷うことなく肉棒に唇を触れさせ、いそいそと奉仕を開始する。

 亀頭の先から肉棒の根元まで、左側半分に吸い付くようなキスの雨を降らせ続けながら、顔をキリトの股座深くまで移動させる。同じように待ち構えていたユウキ共々、キリトの陰嚢へ吸い付きながら、ずっしりと重たい金玉を一つずつ口に含んではあめ玉を転がすように優しく舐めしゃぶる。

 

「んへぇ……♥」

「れぇっ……♥」

 

 陰嚢の皮を唾液塗れにするほど丹念な口腔マッサージで精子の増産を促したあとは、太い肉柱への集中ご奉仕。左からアスナが、右からユウキが唇と舌を這わせたまま顔を上下させ、じゅぱじゅぱと激しい唾液音を響かせながら逸物を挟み込む。それはまるで、キリトの肉棒を挟んで行われる雌同士の接吻。

 

「んじゅっ、ぢゅうっ……ぁふ♥ ちゅっ、ちゅぅう♥」

「じゅるっ♥ んっ、んっ♥ むふ♥ ぢゅううぅうう♥」

 

 上目遣いでキリトを見つめる二人の視線が互いに交わることは無い。それでも自然に息を合わせられるあたりはさすがというほかに無い。

 一人が下方にスライドすれば、もう一人は上方へ。そうかと思えばまったく同じタイミングで顔を上下させ、二人分の唇と舌で作った淫靡なリングで扱き上げる。時折、亀頭と肉槍の境目で動きを止め、カリ首の裏をほじくるように舌を這わせては先端より溢れ出す我慢汁を浅ましく啜る。

 そうして、二人の顔がキリトの股座根元に密着したところで、キリトは彼女らの後頭部にそっと手を置く。それを合図に、二人はようやく顔を動かすのをやめた。もちろん、唇は肉棒に触れたままであるし、口内の舌で肉の軸をなめ回し続けてはいるのだが。

 

「……っと。せっかくだし、二人の姿を録画しておこうか。ユウキ。アスナ。『恐縮』だけど、協力してくれるかな?」

 

 肉棒を両サイドから咥え込んだまま、二人はごく小さな所作で首を縦に振った。それを待ち受けていたかのように起動したカメラドローンが、肉棒にむしゃぶりつく二人の姿を上方から撮影し始める。録画開始を示す赤いランプが灯ったのを確認すると、二人は肉棒との口づけを続けたままピースサインを作ってみせた。

 

「よし、これでOKっと……。二人とも、もう好きに動いていいぞ」

 

 キリトがそう告げると、アスナとユウキはぴったり同じ動作で肉柱を根元から先端へ一気に舐め上げる。左右から包み込む舌の感触で、奉仕がおろそかになっていた部分に再び唾液のコーティングを施し終えると、今度は代わる代わる先端部を口に含む。

 

「んっ♥んっ♥ ひゅはっ♥ きりひょのふぃんぽ、とっへもおいふぃ……♥」

「ちゅうっ♥ んぅ……♥ きりふぉふんのふぃんぽにごふぉうふぃれきふぇ、しあわふぇ……♥♥」

 

 ユウキが亀頭を咥え込めば、アスナは太い軸をぐちゅぐちゅとなめ回す。アスナが亀頭にむしゃぶりつけば、ユウキが陰嚢をべろべろとなめ回す。

 息の合った連係プレイで奉仕する様をカメラにたっぷりと見せ付けたあとで、ユウキは久方ぶりに肉棒から唇を離す。そうして、雄大な逸物に頬ずりするように顔をべったりと密着させたまま、目線だけをカメラレンズへ真っ直ぐに向けた。

 

「えっと、この映像を見てるってことは、たぶんキリトか他の女の子の誰かだよね? こんにちは……それともこんばんは?

 みんなは今、何してるのかな? 見ての通り、ボクはアスナと一緒にキリトのおちんぽにご奉仕真っ最中で~す♥」

 

 カメラで撮影されていることを露骨に意識したムーブを見せながら、ユウキはキリトの興奮を煽る。一方のアスナは、カメラに撮影されていることなど歯牙にもかけぬまま一心不乱に肉棒への奉仕を重ねる。

 肉便器としての振る舞い方を理解し、男の喜ばせ方を心得た二人が作り出す意図的なギャップが更なる官能を呼び起こしていく。

 

「ボクね、今日のおちんぽハメに備えて、昨日は一日中オナニーしてたんだけど……アスナったらひどいんだよ? ボクに『キリトのちんぽをハメてもらうまでは何をしても絶対にイけない』っていう催眠かけてさ……。

 おかげで、昨日からずっと体が疼いてしょうがないんだよー♥ 頭の中なんて、キリトの……こんなに太くておっきいご主人様ちんぽで容赦なくばこばこしてもらう事でいっぱいになっちゃった♥」

 

 肉棒一本挟んだ向こう側で親友が奏でる口淫の音を間近に聞きながら、ユウキは更に頬をすり寄せ、指の代わりに使いながら擦り上げる。

 

「それでさ、キリト……実はそろそろ射精したいんでしょ? おちんちん、さっきからずーっとびくっびくってして、早くザーメンぶちまけたいよーっていってるよ?」

「そりゃあ……二人に散々、扱き上げてもらったからな……」

「でしょ? そういう時は……近くにいる女の子が、自分の顔をザーメンティッシュ代わりに差し出してあげるのがマナーだってアスナが言ってたよ♥」

 

 射精欲求をぎりぎりまで高めた絶妙なタイミング。示し合わせたかのような一糸乱れぬ動作で、二人は顔を肉棒の真ん前へと持っていき、その少し下に両手の掌を揃えて向ける。これから吐き出される精を一滴残らず受け止めるという、これ以上ない意思表示。

 

「「せーの……『ご主人様の特濃ザーメンで、わたし(ボク)たち肉便器にマーキングしてください♥』」」

「なっ……! こ、このっ……!!」

 

 互いの頬が触れるほどに顔を近づけ、両の瞼を閉じたのとは逆に口を大きく開けた二人による声を揃えたおねだり。そんな風に媚びへつらわれては、到底我慢できるはずもない。

 既に限界ギリギリまで高められていた肉棒を握ったキリトは、己の手を乱暴にスライドさせて一気に限界を越え――肉便器と称するにはあまりにも美しすぎる二人の顔目掛けて白濁液を迸らせた。

 

「わぁっ♥ あつ、あつぃいんっ♥ 重たいざーめん、びゅーびゅー当たってるよぉっ……♥」

「ひゃあぁああっ♥ キリトくっ、んぐっ♥ 顔中、せいえきでいっぱい……♥ しあわへぇ……♥」

 

 事前の口腔奉仕でたっぷりと熟成された精液が一気に噴き出し、ユウキとアスナの顔面を陵辱する。

 たっぷりの精子達を含んでどろどろと粘つく太い白糸の束が、アスナの長い睫毛にべっとりとひっつき、ユウキの鼻筋にへばりつく。前髪から顎の下まで白濁汁に容赦なくマーキングされ、こぼれ落ちそうな残滓を両手で受け止めるその姿こそが二人は誰のものかを雄弁に物語る。

 

「キリト、っんく♥ ひゅごい……溜めすぎ……♥ これじゃあボク、精液の匂いで酔っちゃうよ……♥」

「はふっ♥ んゃあ♥ 顔中、ザーメンでべっとべと……♥ こんなの、目開けられないよ……♥」

 

 遠慮無しにぶちまけられた精液の量の多さよ。まるでザーメンで顔面パックをしているかのような状態にまで汚され尽くしているというのに、催眠にかけられた二人は嫌がる素振り一つ見せはしない。一滴でも多く顔で受け止め、一滴でも多く口の中で味わわんとするその様からは必死さすら感じられるほどだ。

 もちろん、その光景もばっちりカメラに抑えられている。二人ともその事をよく心得ており、雄の子種汁に染め上げられた顔面がしっかりと録画されるよう、射精から少しの間は顔を斜め上に向け続けていた。

 

「んっ……♥ ユウキ……♥」

「アスナぁ……♥」

 

 頬を寄せあっていた二人は、そのまま正面から向き合うように体勢を変えると、互いの顔を占拠する精液をべろべろとなめ合い始める。口元から始まり、頬、鼻筋、瞼、前髪。両の瞼を閉じたまま、舌先の感触と匂いだけで精液の在処を探しあてるその姿は、犬のじゃれ合いにもよく似ていて、そしてはるかに下品で淫らだ。

 

「アスナ……ボクの精液、盗っちゃだめだよ? せっかくキリトがボクですっきりするために射精してくれたんだから」

「ユウキこそ、私のザーメン盗っちゃだめよ? キリトくんが私をマーキングしてくれた大事な証拠なんだからね」

「えー? ちょっとくらいダメ? アスナ、ボクが学校行ってる間はずーっとキリトとえっちしてたんだし、その時にいっぱい射精してもらったでしょ?」

「ダーメーでーすっ。それはそれ、これはこれよ」

 

 軽口を交わし合いつつ、二人は精液を舐め取り合う。顔に付いた分はもちろん、こぼれ落ちて首筋や手に流れていった分も一滴残さず丁寧な舌捌きで拭い取った後、そのまま唇を重ねる。

 

「んぐっ……♥ 喉の奥で、絡むぅ……♥」

「どろどろザーメン、おいしぃ……♥」

 

 互いの口内に溜めていた精液を攪拌し合うディープキスでぐちょぐちょと音を立てながら、少しずつ、少しずつ、貴重な食材を味わう時のように嚥下していく。

 そうしてキリトが射精した精液を全て飲み干した後。二人はようやく接吻を解き、改めてキリトの方を向いた。

 

「えへへ♥ ごちそうさまでした、キリト♥ 

 キリトは満足……あ、うん。やっぱりまだ全然満足してないみたいだね」

「キリトくんったら、ついさっき射精したばっかりなのにこんなにおちんぽ大きくしちゃって……♥ もう、しょうがないんだから……♥」

「うんうん、しょうがない。しょうがない♥ ボク達、キリトの肉便器だもんね♥」

 

 相変わらず眼前で屹立する肉棒とその主に微笑みかけたあと、二人はベッドの上へと移動する。先に腰を下ろしたアスナに背中をもたれかからせながら、ユウキは両脚を左右に大きく広げ、すっかり濡れぼそった股座を露わにする。

 昨日からずっと弄ばれ、そして一度も達していないという雌穴からだくだくと溢れ出す発情の汁。雄に使われる準備が整っている事をより強調するつもりなのか、アスナの両手がユウキの膝裏に回り、小柄な後輩肉便器の体から脚を閉じる自由を奪った。

 

「ほら見て、キリト。ボクの……どろっどろに濡れて、キリトのおちんぽ様にハメハメしてもらたいよ~って泣いちゃってるおまんこ……♥ アスナにいっぱい調教と催眠してもらって、キリト好みに躾けてもらったんだよ……♥」

 

 秘裂の左右に指先を添えたユウキは、キリトの目の前で割れ目を押し開く。一本筋のようにも見えたその場所が、貪欲に雄を求める雌華の本性を露わにし、痛いほどに固くなった陰核を見せ付けながらひくひくと蠢く。

 催眠調教の過程で『女の子はちんぽ様に気持ちよく使っていただくための存在』、『男の子にハメ潰していただけるのは、女の子にとって最高の幸せ』、『一生お仕えさせていただけるちんぽ様を見つけるのが、女の子の生きる意味』という一(・)般(・)常(・)識(・)を改めて教え込まれた体。起きている間は『アスナの肉便器ご奉仕セックスをオカズにオナニー』しながら奉仕の術を学び、眠っている間は『アスナと二人がかりでキリトに決闘(デュエル)を挑んだ挙げ句完膚なきまでに叩きのめされ、裸土下座で謝罪して性処理奴隷として飼っていただく夢を見続ける』ことで隷属する喜びを学び続けてきた心。

 その相乗効果によって生まれた発情の熱に瞳を爛々と輝かせ、はあはあと荒くなる吐息と共に、ユウキは己の全てを差し出す。

 

「そうか……えらいな、ユウキ。ちゃんと俺好みに調教されてくれて、すごく嬉しいよ」

「えへへ……♥ よかった、キリトが喜んでくれて……♥」

「もちろん、アスナもえらいぞ。初めての催眠調教で、ユウキをここまで仕込めるなんてなかなかできることじゃない」

「そ、そう? だとしたらそれは、頑張って調教されてくれたユウキのおかげだよ。

 だからね、キリトくん。今日はユウキのこと……いっぱい可愛がってあげてね?」

「当然」

 

 ユウキの蜜壺の入り口に亀頭が当たるよう、体の位置を調整しながらキリトは頷く。

 紅色の瞳を今か今かと期待に燃やすユウキの耳元に唇を寄せ、アスナはそっと囁く。

 

「ユウキ。せっかくだから、追加でもっといっぱい催眠してあげるね」

「ほんと!? どんな、どんな? はやくかけてよ、アスナ」

「それじゃあ、これからユウキは……『ちんぽでおまんこの奥を突かれるごとに、キリトくんのことが好きになる』し、『キリトくんより先にイクたびに、キリトくんに服従したりいじめられるのが大好きになる』。

 そして『私もユウキも、キリトくんにおまんこで媚びを売るのが何よりの生きがい』で『セックスで膣内射精(なかだし)してもらうのは最高の愛情表現』……よし。こんな所かな」

「わあ……♥ こんなにいっぱい……ありがとう、アスナ……♥」

 

 新たに課せられた催眠が、ユウキの体と心をガチガチに拘束する。最早どう足掻いても待ち受ける未来が一つしかなくなったところで、ユウキはとろりとした雌の笑みを浮かべてキリトを招く。

 

「きて……キリト……」

「ああ。いくぞ、ユウキ」

 

 その招きに応じ、キリトは腰を前へと推し進め――固く勃起した己の分身を、ユウキの中へ一気に埋めた。

 

「いっ、い゛きなり゛っ、ひぃ――あっ、んんんぅうう♥ あ゛っぅぁあっぅうぅっっ♥♥」

 

 狭く、それでいて蜜に満ちた雌の膣道をグロテスクな雄の象徴が容赦なくこじ開ける。とはいえ既に幾度となくキリトを受け入れてきたユウキの穴は、すぐさまキリトの逸物の形を思い出してすんなりと最奥まで迎え入れる。膣肉全体が密着するようにみちみちと逸物を包み込み、子種を欲しがり続ける子宮口が亀頭と接吻を交わした。

 

「かひゅ♥ はっ、はあっ……♥ はにゅ、ひゅーっ……♥ キリト、容赦なさすぎだよぉ……♥♥」

 

 絶頂を禁じられた自慰行為と飲精でたっぷりと焦らされ、昂ぶらされきった小柄な肉体は、野太い肉棒の一突きであっさりと陥落し初イキを晒す。

 一気に締まりを無くして荒い呼吸を繰り返す親友の顔を覗き込みながら、アスナはくすくすと笑う。

 

「もう、ユウキったら。ご主人様がイク前に自分だけイッちゃうなんて。私達、キリトくんに気持ちよくなってもらうためのおまんこ奴隷なのに、自分が先に気持ちよくなっちゃってどうするのよ。

 ねえ、キリトくん?」

「……いや、アスナがそれを言うか……?」

「えー? ひどいよキリトくん。確かに、私のキリトくんちんぽ耐性の無さはユウキ以上だけど……」

 

 憮然とした表情で頬を膨らませるアスナをからかいつつ、キリトはユウキに密着させる形で止めていた腰を何の前触れも無く後ろへ動かす。

 

「はぅんっ――♥ やっ――やだぁっ♥ 急に、んひぃいいっ♥」

 

 突然の事に驚くユウキを気にもとめず、キリトは引き抜きかけた肉棒を再び最奥へと突き込む。小さく狭い蜜壺を大きく掻き回すように腰を前後させ、無遠慮に肉棒を抜き差しする。ばちゅっ、ばちゅっ、という重たい水音が二人の腰の間から響く中、ユウキの嬌声が更に華を添える。

 

「あっ♥あ゛っ♥あっ♥ やだ、やだあぁっ♥ おっ♥おぶっおぅ゛♥ キリ――ひぃい♥ぎり、っどぉ♥ おぐっ、おく、やぁ――あっああああっあああ♥♥」

 

 まるで『勝手に使うから勝手にイケ』とでも言わんばかりの乱暴なピストン運動にユウキは悶え狂う。その間も当然作用し続ける催眠が、肉棒の一突きごとにユウキの精神を書き換え、絶頂の波が襲う度にユウキの心を上書きする。

 脳神経そのものを快楽で灼かれるかのような快感の嵐。キリトとアスナの二人がかりで体の自由を奪われているユウキは、ただひたすらその快楽に溺れるほかにない。

 雑な出し入れですらここまで感じてしまうユウキに興奮を覚えたのか、キリトはユウキの体をより近くへ無理矢理引き寄せると、ベッドと己の体の間で挟み込むようにして押し倒し、更にハードなピストン運動を開始した。

 

「――あ゛ひぃ♥い゛っ♥いひぃいぃい♥ おっおっおほぉ゛♥ぅ゛っっ♥♥ ぎりどの、しゅごい♥♥ おく、おぐのふかいとこじぇんぶごりゅごりゅされるぅ♥♥ ぱんぱん、ぱんぱんするのだめ゛ぇ゛っ♥だめ゛だよぉぉほおほおおっ♥♥

 こわれりゅ♥いぎすぎれ、ごわれりゅ゛ぅぅぅううっ♥ キリトのさいきょーちんぽでボクこわされぢゃうぉよぉおおっ♥♥」

 

 座位に近い体勢から、より深く繋がる正常位へ変えられて犯されるユウキ。口の端からは唾液を、蜜壺からは雌汁を溢れ出させては一方的な快楽蹂躙に酔い狂う。膝裏を拘束していたアスナの両手はいつの間にか外されているが、今のユウキはそんなことにも気づかない。キリトに屈服するように、男の腰に両脚を絡みつかせて交合を乞い願ってしまっていることにも。

 二匹の獣が如く激しい交尾に耽る二人を見下ろしながら、アスナはなんともおかしそうに笑う。

 

「キリトくんお得意の密着正常位ハードピストン……ふふっ。これ、すっっっごく気持ちいいのよね……♥

 体中ぎゅーっとしてもらいながら、杭みたいにぶっといおちんぽで奥の奥までこじ開けられちゃう……♥ 『私は今、この人の雌にされてるんだ』って子宮(からだ)と本能(こころ)で理解させられながら、キリトくんちんぽ中毒にされちゃう♥♥」

 

 体と体、肌と肌の全てを一つにするかのように強く抱きしめられたまま繰り返される激しく重い抽送。アスナはもちろん、多くの女性がそこから生まれる快楽に溺れ、浅ましく淫らな姿を晒してきた。

 平均より少し小柄な体格のおかげで、全身まるごと包み込まれているかのような感覚に浸りながら、ユウキはただひたすら獣のように喘ぎ続けては股座から愛液をぷしぷしと噴き出して達する。

 

「いぐ♥ん゛っ♥いっ――いぐぅっ♥ あひぃっ、い、いぃいいっっ♥♥ いひぃっ♥ちんぽ、ぉちんぽぉ、きりとぢんぽすきぃぃいっ♥♥」

「も-、またキリトくんより先にイッてる。ユウキのマゾおまんこ、キリトくんのご主人様ちんぽにすっかり負け癖つけられちゃったね」

「んひい♥ ボク、ま゛っ♥負けちゃう♥ ふひ、ふぃひっ♥ ボク、キリトに負けるの好きになっちゃったよぉっ♥ あっあっ――ひいぃぃいっ♥」

「ふふっ。ぶっといでかちんぽ様にマゾマゾおまんこ躾けて貰えて嬉しいね-、ユウキ♥」

 

 組み敷かれ乱れるユウキの髪をさらさらと撫でてやりながら、アスナは彼女の耳元に愛の言葉を注ぎ込む。

 キリトもまた、アスナの触れる部位の反対側側頭部に手を添えつつ、ユウキを遠慮無く犯し続ける。二回目の射精に向けた準備は既に整っている。それを伝えるのは、言葉では無く腰の動き。言葉はただ、彼女の唇を奪うことを宣言するために使う。

 

「ユウキ。舌」

 

 求めるモノは互いに同じだったが故に、意思の疎通は二言で足りた。

 喘ぎ声の隙間、蕩ける顔のままでユウキが懸命に差し伸ばす舌を吸い上げ、艶めく唇と共に食む。絡み合う舌を伝って流れ落ちる唾液をユウキが反射的に飲み込み、代わりに色気の混じる吐息を僅かな隙間から零れ落とす。

 

「んんぅうっ――ぅううんん♥♥ んぢゅ、んふっ♥ ん、んん゛ぅ♥♥ んっんっんむっ――んぅううう♥♥」 

 

 胴も、手足も、そして唇すらも使って抑え込まれるユウキの体。さしもの絶剣も、体格差と筋力差に物を言わされ、更に催眠術で意識まで狂わされては最早どうしようもない。

 子宮ごと押しつぶすかのように乱暴なピストン運動でユウキを貪りながら、キリトは嬲るようなディープキスをようやく解き、彼女の耳元に告げる。

 

「ユウキ、どこに射精してほしい?」

「にゃっ、なか……♥ おぶぅ♥んっうん、うんっ♥ あっんあ゛っ♥ あひ、な、なかだし♥なかだししてほしい♥ キリトのせーえき、ボクの、んぴぃっ♥あ゛っ♥ ボクの、おまんこにじぇんぶだしてええっ♥♥」

「っと。まったく、ナカダシって言った途端にぎゅってしがみついてきて……お望み通り、たっぷり中に出してやるぞ!」

 

 もはや限界を越えた高速ピストンがユウキの蜜壺を嬲る。精液を吐き出すための動き。尊厳も権利も無視し、相手をただのモノとして扱いながら、肉棒の興奮を鎮める為だけに使い潰すハードピストン。

 雄の思うままに使われ尽くされる姿を、獣以下の無様な痴態を親友に見下ろされるユウキ。その膣内を襲う最後の一突きが、亀頭と子宮口をぎっちりと密着させ――そして、白濁した精液を一気に解き放った。

 

「ああ゛――ああぁぁあぁああ♥♥ あひ、いっ――ぐぅ♥いきゅっ♥いっぎゅぅううぅうぅううううぅう♥♥♥

 あっあ゛ー♥あ~~~~っ♥♥♥ おひぃっ♥ ざーめん、ざーめえんい゛っぱい♥♥ おまんこにびゅーびゅーってきへりゅうぅぅううう♥♥ いくぅ、いっ――イぐぅぅうううううううううぅぅぅぅぅうっっ♥♥」

 

 太い肉棒がこじ開けた道を輸精管を通して駆け上った精液が、ユウキの子宮に殺到する。重たい精液の塊に子宮壁を殴りつけられるかのような勢いで行われる大量射精に、ユウキは全身をがくがくと震わせて、薄い背中を弓のようにしならせて幾度となく絶頂に達する。

 雄に組み敷かれながらの交尾。刺激された雌の本能は狂おしいほどの快感に叩き込まれながらも膣肉を蠢かせ、肉棒にまとわりついては一滴でも多くの精液を搾り取ろうと必死に絡みつく。

 

「あ゛っ♥あ゛っ♥ いぃひいぃい♥♥ あっ……あ゛~~~っ♥ ちん、ぽぉ……♥ ボク、キリトの、ちんぽにぃ……はひ♥ ま、負け、ちゃったぁ……♥」

 

 朦朧と呟くユウキの股座には、キリトの肉棒が深々と突き刺さったまま。

 避妊など一切考えない気軽な膣内射精の後味を、雄はじっくりと堪能しながらぐりぐりと腰を動かし、雌の子宮を揺さぶって受精を促す。その僅かな刺激で、ユウキは更に甘イキを重ねる。

 一方、腰と背中に回されていた雌の四肢からは徐々に力が抜けていき、やがてベッドの上にぐったりと投げ出される。

 玉のような汗を浮かべてユウキの身体を緩く押さえつけたまま、拘束を解かれたキリトは腰だけをそっと引いた。

 

「よっ……と。ふう……射精(だ)した射精(だ)した……」

「あっ……♥」

 

 性交の残滓をたっぷりとまといながら引き抜かれる肉棒。暫しの時間をおいて、ひくつく蜜壺の入り口から溢れ出してくるのは、どっぷりと流し込まれたばかりの新鮮な精液。その感触にすら微かに痙攣するユウキの下腹部に、未だ堅さを失わない肉棒を置いて休憩しながら、キリトは彼女の乱れた髪をそっと撫でた。

 

「気持ちよかったぞ、ユウキ……。これでユウキも、立派な肉便器だ」

「はあっ……はあっ……♥ えへへ……♥ ありがと、キリト……♥」

「今日は一日中、付き合ってもらうからな」

「もちろん、オッケー……♥」

 

 子犬のように甘えながら、ユウキは舌を差し伸ばす。

 それが深く濃密な口づけをねだる雌からのサインであることは明白だった。覆い被さる雄にも、それを側で見つめるもう一匹の雌にも。

 

 


 

 

『――んっ! いひぃっ♥ こぉっ、こんなの、卑怯よ! さっ♥催眠術でぇ♥女の子を操ってへぇ♥ あひぃ♥こぉっ――んなにぃ、おっきなちんぽでぇ♥ あっ♥ひぃん♥ れ、レイプするなんて……ふーっ♥ふーぅっ♥ じぇ、絶対、絶対許さないんだから!! おほっ♥ ひぃんぅうううっ♥♥』

「ねーねー、キリト。キリトの性欲処理に使ってもらってるのに、なんでアスナはあんなに嫌がってるの?」

 

 空気の全てが交尾の残臭に支配された夫婦の寝室。シーツがぐちゃぐちゃに乱れた夫婦用大型ベッドの上に寝転がったまま、ユウキがそんな疑問を口にする。

 三発分の精液を胎内で受け止め、一旦休憩中の彼女の視線の先にあるのは、空中に浮かんだ半透明のモニター。そこで上映されているのは、淡いミルクティ色をした長い髪の女性――アスナが、その美しい髪を振り乱しながら、男の肉棒に跨がって自らの腰を激しく上下させている映像だった。

 

「ああ。実はこの間、アスナの意識だけ催眠解除してみたんだ。もちろん、体は肉便器モードのままでさ」

「あー、なるほどー。だからあんなに気持ちよさそうなのに、言葉だけはキツイ感じなんだ」

 

 キリトに腕枕されたまま、ユウキは催眠術の主の答えに納得して頷く。

 映像の中のアスナは、漏れ出る喘ぎ声の合間にキリトを糾弾しながら、エグい腰振り騎乗位で肉棒に奉仕し続ける。両手をキリトと恋人繋ぎで結び、精液を搾り取ろうと腰を上下させるその様を見て、合意の無い性行為(レイプ)だとわかるものがどれだけいるだろうか。

 

『そんなに嫌なら、無理しなくていいんだぞ。俺はアスナがどうしてもセックスしたがってるから、ちんぽを貸してやってるだけなんだし』

『そんな、そんなわけな――あひぃいい♥おふぅ♥ おっ、おっきぃの♥おっきぃのぐりぐりするのきもちぃひぃい♥♥ なんで、なんで腰が止められないのぉお♥ あっやあっあ――あ~っ♥~♥あ゛~~~~♥♥』

『ほら、またイッてるじゃないか』

 

 映像の中のアスナが絶頂に達し、映像の中のキリトに倒れ込む。ぐったりと脱力したままびくりびくりと不規則に震える体が、アスナが感じさせられている官能の深さを言葉以上に雄弁に物語っている。淑女が晒すあまりにも淫らなその姿は、ユウキの興味を引くには十分なパラメータを備えていた。

 

「ねえ、アスナ。意識だけ催眠解除されて犯されるのって気持ちよかった?」

 

 紅色の瞳が放つ興味深げな視線が、モニターからその少し下――キリトの股座深くに顔を埋め、肉棒を丁寧に舐めしゃぶっているアスナに向けられる。

 白いノースリーブと紅色のプリーツスカート――ネットで購入した『どこかのMMOで副団長をしていそうな可憐な女剣士』のコスプレ衣装を身にまとい、土下座おねだりで許してもらったお掃除フェラのついでに精液を一発分恵んでもらった事への御礼フェラを続けていたアスナは、肉棒に張り付いていた口を強い意志の力でどうにか離してからようやく顔を上げた。

 

「んくっ――うん、とっても気持ちよかったよ……♥ 頭の中がぐちゃぐちゃになってるのに、体は『ちゃんとちんぽ様にご奉仕しなくちゃ!』って頑張ろうとするから……本当、ゾクゾクしちゃった♥」

「わあ……なんだか面白そう、それ……♥」

「でしょう? あっ、ちょうどそろそろキリトくんがイクところだよ」

 

 唾液でクリアコーティングを施した肉棒にいつでも再奉仕できる体勢のまま、アスナは陶然と語る。画面の中では、キリトの胸板の上に倒れ込んだままのアスナが、キリトの両手に尻を掴まれたまま必死に腰を振り続けている光景が繰り広げられていた。

 

『そろそろヤバい……。アスナ、このまま膣内に射精してやるからな……』

『へひぃ……!? な、なかっ……いやっ♥いやいやいやあっ♥ なかだしなんて嫌ぁ♥ こんな催眠レイプで♥あっあっ♥ いぐっ♥いぎながら赤ちゃん孕みたくなひぃいいっ♥ たすけっ♥おひぃいっ♥たすけへぇえっ♥♥』

『――射精るっ!』

 

 必死の懇願も虚しく、尻を掴んでいた手がアスナの腰を真下に押し込み肉棒を膣内奥深くへ押し込む。亀頭と子宮は完全に密着し、卵子の逃げ場が無くなったのとほぼ同じタイミングで――映像の中のキリトは容赦なく射精した。

 

『あ――――イっ――ぎゅぅ♥イぎゅぅうううぅぅううう♥♥ あひぃ♥いぐっいぐっ♥ レイプざーめんでいっぢゃうぅうう♥♥ あっあっ♥あひぃぃんぃいい♥ おきゅっ♥奥に♥精子だしちゃだめぇえぇえええっっ♥ あひっあひぃい♥いやあ゛っ♥受精いやぁああぁあぁあっっ♥♥』

 

 大量に吐き出された精液を子宮に直撃させられた映像の中のアスナは、もはや淑女とは呼べぬ品の無い喘ぎ声を上げる。精液の奔流に狂わされるアスナの甘ったるい嬌声は、キリトが唇を無理矢理奪うまで響き続けた。

 

「あーあ。私、キリトくんに犯されちゃった。ほら見て、あんなに気持ちよさそうな顔しながら受精アクメしてるよ」

 

 その映像が流れるウィンドウのすぐ下に佇み、アスナは男を自然と誘う娼婦めいた笑みを浮かべる。そんなアスナに惹かれたのか、あるいは映像の中で膣内射精を叩き込まれてイキ悶えるアスナの姿に触発されたのか。なんとはなしにもう一度アスナの意識だけを催眠解除しようと思い立ったキリトは、視線を彼女の方へ向けた。

 

「アスナ。『恐縮』だが、意識だけ催眠解除状態に戻ってくれないか?」

「…………あれ?」

「え? どうした、アスナ?」

「どうしよう、キリトくん……催眠解除、うまくできてないみたい。

 キリトくんのこと嫌いになるはずなのに……好きで好きでしょうがないよ……♥」

 

 困ったような照れ笑いを浮かべたまま、アスナは相変わらず張り詰めたままの亀頭を指先で優しく弄くる。

 

「そ、そんな……!? まさか、俺の催眠術が効かなくなったとでもいうのか……? いや、解除ができないってことは逆に効き過ぎてるのか……?」

「うーん……どうなんだろうね。

 これはあくまで私の予想なんだけど……『キリトくんに無理矢理犯されたい気分になったら、自然と解除される』んじゃない?」

「お、おう……。なるほど……そういうシステムときたか」

 

 アスナの言わんとするところを理解したキリトは、『それならば』とユウキに視線を向ける。

 

「……あー。そういえばボク、さっきアスナに『キリトのちんぽでおまんこの奥を突かれる度にキリトの事を大好きになっちゃう』って催眠かけられてたんだった。

 キリト、ボクのおまんこをいっぱいごりごりしてくれて、すっごく好きになっちゃったから……そう簡単には催眠解除できないんじゃないかな?」

「そういえばそうだった……そいつは確かに、解除できなさそうだな」

 

 悪戯っぽく笑うユウキに調子を合わせつつ、キリトは彼女共々上体を起こすと、アイテムストレージからスマートフォンをオブジェクト化し、催眠アプリを起動する。オプションの設定項目を開けば、ユウキが横から画面を覗き込む。

 

「こうなったら、別の催眠を試してみるか……。今の二人にうまくかかりそうな催眠は……」

「ねえねえ、キリトキリト。せっかくだからさ、色々試してみようよ?」

 

 くりくりとした紅色の瞳が、物欲しげな光を宿しながらキリトを見つめる。視界の端で、ミルクティ色の髪の持ち主がこくこくと頷くのが見えた。

 若干誘導されたような気がしないでも無いが、どの催(・)眠(・)術(・)がうまくかかるのか調査する必要があるのも確かだ。可愛い肉便器達からのご注進を受け入れたキリトは、家の各地に舞台を移しながら、様々な催眠設定を試してみる事にした。

 

 たとえば、お風呂場では――。

 

「――いかがですか、キリト様。『いちゃらぶ風俗・結城家』の王様コース限定・スペシャルマッサージサービスは。

 どうぞ、ここをご自宅のお風呂だと思って……遠慮せず寛いでくださいませ」

 

 広々としたバスルームのど真ん中に置かれたバスマットの上。素っ裸にたっぷりのローションだけをまとったアスナが、キリトの耳元に睦言を囁きながら、男の背中にぎゅっと抱きつく。温かくねっとりとしたローションと、アスナの極上のバストが作り出す感触が実に心地よい。

 そのちょうど反対側では、キリトの膝の間に腰を落としたユウキが、肉棒を深々と挿入された状態で正面から抱きついている。当然、こちらも全身ローションまみれだ。

 

「当店の王様コースは、期(・)間(・)無制限、NG一切無し、追加オプション無料の超特別コースだよ……♥ キリトのしたいこと、なんでもしていいからね……♥」

 

 いわゆる対面座位の体勢で繋がったまま、ユウキも甘やかな言葉を囁く。アスナもそうだが、長い髪を入浴用のアップスタイルへまとめているおかげで露出しているうなじがまたセクシーだ。

 こうして風俗嬢めいたサービスに励む二人だが、別段、キリトがこうしろと強制したわけでは無い。ただ、『自宅の風呂場は風俗店として解放し、訪れた男性客をもてなすのが普通』という常識に従っているだけだ。

 

「私とユウキの全身マッサージで、じっくり気持ちよくしてさしあげますね。キリト様はどうぞ、お好きなタイミングでユウキの膣内にお射精してくださいませ♥」

「キリトは動かなくていいよ。ボクのおまんこご奉仕で、おちんぽ様をじっくり気持ちよくしてあげるから♥」

 

 前門のユウキ、後門のアスナ。デビューしたばかりの風俗嬢二人が、たった一人の客を挟み込みながら全身でもてなす。

 たっぷりとしたバストを惜しげも無く使い、耳元や首筋に甘い吐息を流しながらアスナが奉仕する一方、ユウキは腰をゆったりと前後左右に動かし、蜜壺全体を押し当てるようにしながら肉棒をマッサージし続ける。射精を急かさず、その時が来たら自然と吐き出せるように心を尽くした優しいリズムで。

 

「んっ……♥ はあっ……♥ たまには、んんっ♥ のんびりするのも、いいでしょ……?」

「ああ。ユウキとなら……悪くないな」

「だよねだよね。もちろん、いつもみたいに激しくするのも……ボクは大好きだけどさ♥」 

 

 甘やかな声を漏らすユウキに全てを委ねながら、時折口づけを交わし、ゆったりと抱き合っては睦み合う。ポリネシアンセックスというには些か動きがありすぎ、若さに任せたセックスというには穏やかな交合。

 じゅぷじゅぷと音を立てて溢れる愛蜜に塗れたキリトの肉棒は徐々に興奮の度合いを高められていき、やがて阻止限界点へと到達する。

 

「あぅ♥ ひゃんっ……♥ あっ。そろそろでちゃいそうなんだね……♥ んっ、んっ♥ いい、いいよ……♥ ボクも、もう……だからこのまま、一緒にイこ?」

 

 一際太くなった肉棒の感触を膣内で感じ取ったユウキは、自らの秘所を少しばかり強く押し当てる。その僅かな動作で本能は限界を越え――ユウキの胎内に、濃密な精液を思い切り吐き出した。

 

「あっ――あっ♥あっ♥ ん――くゅぅううぅっ♥ あう、はふ♥ キリトの、はぅ♥ちんぽ♥ちんぽぉ♥ はっはっ♥はーっ♥はーっ……♥ 奥に、どくっ♥どくっ♥てきてる……♥ いっしょにイッてくれて……いっぱい射精してくれて、うれしい……♥♥」

 

 ――という具合にまったりと射精させられながら、風俗嬢二人の催眠奉仕をじっくり堪能したりもした。

 

 他にも、ダイニングキッチンでは裸エプロン姿の新妻アスナが『キッチンに男性がいるときは、その方の妻となるのが常識』などと言うものだから、新婚さんごっこをしながらお遊び無責任子作りをしたり。リビングルームでアスナのハメ撮り映像を垂れ流していたら『ザーメン排泄専用人型オナホール・ユウキ』が偶然通りかかったので、これ幸いとばかりにオナニーの道具として使って精液をコキ捨てたり。アスナとユウキが普段使っている私室で、休憩がてら二人のレズストリップショーを鑑賞したり。

 

 更に、家の一番奥にある畳敷きの和室は――。

 

「あれ? 知らないのキリトくん。ここはね、『女の子のおまんこを使った最新トレーニングを体験しててもらう為の部屋』なんだよ? ね、ユウキ」

「そうそう。『杭みたいにぶっといおちんぽ様を雌穴に入れながら、腰を使った運動で身体を鍛えてもらうための部屋』」

「もちろん、『万が一、おちんぽ様がおまんこの中で射精しちゃってもそれはしょうがないこと』だし」

「『気に入った女の子は人生まるごと持ち帰ってお家でトレーニングをしてもいい』っていうのも、常識だよ? キリト」

 

 畳の上に敷かれた布団に並び、美しい背中を見せながら尻を突き出した姿勢のままでアスナとユウキは頷きを交わす。そんな彼女らがそう言うならば、そうしない理由は特にない。

 寝転ぶユウキの身体に手をかけたキリトは、彼女の脚を力尽くで広げさせると、そのまま肉棒を膣奥まで一気に叩き込む。

 

「んぉ゛っ♥――おひぃ゛ぃいっ♥」

「いやあ、助かったよユウキ。ちょうどじっくりトレーニングがしたかった所だったんだ……!」

「いひぃ♥いぃいぃっ♥♥ おっ♥おちっんぽ♥おちんぽぉ♥ ふひっ♥びゅひぃ♥♥ はひ♥いっぱい、いっぱい使って♥うんっどう♥してね♥ キリトぉっ♥」

 

 可愛らしい尻たぶに腰をぶつけるように前後させながら、いわゆるバックの体勢でユウキを犯す。上体を布団に押し当てられた小さな女の子(トレーニングマシン)が鳴こうが喚こうが一切構うことなく肉棒をぶち込み、肉棒へ愛おしげに絡みつく膣肉の感触を愉しむ。

 当然、同じ姿勢で隣に寝転びながら『私も使えるんですけど』という視線を投げかけるアスナもしっかりと使う。

 

「アスナは、こっちな」

 

 理想的なカーブを描くヒップラインに掌を滑らせて丹念にこねくり回したあと、キリトは尻肉の合間に指先を滑らせ、二本の指を蜜壺の中へと差し込む。今までの交尾でたっぷりと火照らされたアスナの秘所は、男の太い指二本をすんなりと受け入れた。アスナの感じる部位を的確に刺激する指先が、アスナの股座からくちゅくちゅという興奮の音を奏でさせる。

 いつものように次に使う穴の具合を整えながら、キリトはまず今使っている穴を犯し楽しむ。

 

「ほら、ユウキも合わせて。いっちに、いっちに」

「いっひ♥にひぃ♥ い――ひぃいっ♥にひぃいい♥ あっああっぅ♥あっあ゛っあ――あひぃいぃぃ♥♥」

「そうそう、その調子。

 ユウキもアスナもトレーニング器具として最高だな……こりゃあ、どっちも持ち帰り確定だ」

「あぴぃっ♥ あっ♥あっあっ♥ もち、かえられちゃう……♥ キリトの、はひ♥おうちで♥ ボクたちずーっと使われちゃうぅっ……♥ 一生♥キリトのちんぽ穴ぁ♥あひ♥しあわっ、しあわしぇぇええっ♥」

 

 逃げ場の無い場所に連れ込まれて過ごす爛れた日々を妄想し、ユウキが喜悦に満ちた笑みを浮かべる。そんなユウキを絶え間なく犯しながら、キリトは片腕でユウキを抱きかかえるようにしてバストをまさぐりつつ、もう片方の手でアスナの蜜壺を弄くる。ただ精液を放つためだけに肉棒を激しく前後させていると、指だけでは我慢できなくなったアスナが強引に抱きついてキリトと唇を重ねた。

 絡み合う舌に攪拌される唾液が、蜜壺の水音にも負けず劣らずの卑猥なメロディを奏でる中。キリトは更に力強く腰を動かし――ユウキの胎内へ無遠慮な膣内射精をきめた。

 

「――お゛♥おほ♥ いぐ、いぐいきゅいっ――いぎゅゅぅう゛うぅ゛ぅうぃいぅうう♥♥ あっあっ♥あ゛♥あ゛あぁああ~~~~♥♥ 

 …………あっ……あぅ、はあっ、はあっ……♥♥ あっ、奥、いっぱいだよぉ……♥」

 

 相変わらずの量の精液をどくどくと流し込まれたユウキが絶頂の啼き声を上げて、くたりと脱力して布団の上に倒れ込む。そのすぐ隣でアスナもまた甘く達した事を、絡み合う舌の震えが教えてくれた。

 交合の余韻にひくひくと震えるユウキの中から、ずぬり、と引き抜かれる肉棒。ユウキの発情エキスと出したばかりの精液に塗れた逸物をたっぷりと濡れぼそったアスナの膣内に挿入したキリトは、寝バックの体勢でアスナを犯し始めた。

 

「キリト、くん……♥ そんにゃ、あっ♥ああんっ♥」

「運動の後にはクールダウンが必要だろ、アスナ?」

 

 ――というような具合で、二人をモノ扱いしながら満足するまで抱き続けたり。

 

 かくして、家中至る所で繰り返される交尾の痕跡を以て、ここが誰の縄張りであるかを示すマーキングは、雌達があげる卑猥な鳴き声と共に日が暮れていくまで延々と続いた。

 

 


 

 

「――二人とも。そろそろ始めるけど、準備は大丈夫か?」

 

 あたりがすっかり夜の帳に支配された深夜。つい10分前にオブジェクト化したばかりのカスタムハイエースの運転席から、キリトは後部座席に向けて声をかける。

 

「うん。いつでも大丈夫だよ、キリトくん」

「ボクもだいじょーぶ。……だけどこれ、どこに向かってるの?」

 

 フルフラットモードになった後部座席に素っ裸で寝転ぶ二人――アスナとユウキが、キリトの問いかけに肯定の意を示す。ほんの数分前までシックスナインの状態になり、互いの膣内に注がれた行為の残滓を貪るように舐め取っていたせいで、二人の白い肌はすっかり上気しきっていた。

 

「いいところだよ、ユウキ。今の二人にぴったりの場所だ」

「本当? じゃあ、楽しみにしておくね」

「ああ、期待しててくれ。じゃあ……こっちも準備を始めるとするか」

 

 駐車場の片隅にハイエースを停めたキリトは、運転席と助手席の隙間に体を通すようにして後部座席へと移動する。

 途端に、左右から突き刺さる期待の篭もった視線。交わりを望む榛色と紅色の瞳達に首を横に振って返答しながら、キリトは自分のアイテムストレージを開いた。

 

「アスナ。ユウキ。ハメ穴トイレのポーズ」

「「はーいっ♥」」

 

 主人の命を受けた二人の肉便器は仰向けに寝転んで姿勢を整えると、両の膝裏に手を回し、上半身に添えるような形で両脚を引き寄せる。足裏は天井を向き、両脚がちょうど上半身を挟み込むような形で開かれているため、股の間を覆い隠すものは何一つ無い。

 自らの四肢の自由を自ら封じ、性器・肛門・口の三穴を差し出すこの姿勢を、アスナ達は『ハメ穴トイレのポーズ』と呼んでいた。正常位に近く、それでいて『男性に穴と体を品定めされ、一方的に使われる』ことを強く意識させられる姿勢を取らされ、二人は自然と昂ぶりを増す。

 

「二人とも、今日は肉便器のお仕事をよく頑張ってくれたからな。俺からのご褒美だ」

 

 そう言って、キリトはストレージから小さな箱を二つオブジェクト化する。ビロード地で包まれた、掌に乗るサイズの小箱の中に納められていたのは、三つの小さなピアス。銀色の金属環に連なる小さな銀の輪の先に飾られたハート型の小粒ルビーが、なんとも鮮やかに輝いている。

 

「キリトくん、これって……ピアスだよね?」

「ああ、アスナ。ノンホールピアスっていう、ピアス穴を開けなくても使えるタイプのピアスなんだ」

 

 キリトは小箱から取り出した計六つのピアスを、アスナとユウキの腹に三つずつ置くと、装備情報ウィンドウを開いて二人に見せる。女性を模したピクトグラムの三カ所――胸の先と股座に灯る赤い光と『装備可能位置:乳首、陰核』というアイテム上方が、ピアスを装備可能な身体の部位を示している。

 思わずごくりと息を飲む二人は、自分たちがどれだけ興奮した表情をしているのかまだ気づいていなかった。『肉便器の証』というアイテム名を見て、期待に胸を躍らせていることにも。

 

「さて、アスナ」

「はいっ」

「ユウキ」

「うんっ」

「二人とも……『恐縮』だけど、自分でこのピアスを付けてくれるかな?」

 

 二人の眼前に差し出される『肉便器の証を装備しますか?』という選択ウィンドウ。ほんの一瞬だけ視線を交わして頷きあったあと、アスナとユウキは脚を支える両手の代わりに舌を突き出して『はい』のボタンを押した。

 腹の上に置かれていたピアスが淡い光を放って消え、そして二人の敏感な場所――乳首とクリトリスを左右から挟み込むようにして装着される。

 

「「――はへぇ――ひいいぃぃんん♥♥」」

 

 舌を突き出したまま、二人は揃って嬌声を上げる。日中の交尾の熱が未だ残る体、その敏感な部位を遠慮無く抓まれてしまって我慢できるはずもない。身動ぎする二人に連動して動く銀の輪が微かに音を立て、先端のハート型ルビーが車内灯の光を反射する。車内に充満していた雌の匂いが、一層色濃くなったような気がした。

 

「これを付けてる間は、どこで何をしてても二人は俺の肉便器だからな」

「えー、そんなこと言われたら……ボク、外したくなくなっちゃうよ……♥」 

「うん……♥ 私も、もう一生付けっぱなしでもいいかも……♥」

 

 蕩ける笑みを浮かべた二人の『ハメ穴ポーズ』を解除させつつ、キリトは後部座席のスライドドアを開ける。飛び込んできた夜風は適度に涼しく、夜ながら外で遊ぶにはうってつけの気温だった。

 

「それじゃあ、可愛い肉便器のお嬢様方。ちょっとそこまでお散歩に参りましょうか」

「お散歩? もちろんいいけど……そうだ。キリトくん、せっかくだから首輪つけていい?」

「あっ、ボクもボクも! アスナとお揃いの首輪付けてお散歩したい!」

「そう言うと思って、ちゃんと用意してあるよ」

 

 キリトのアイテムストレージからオブジェクト化された茶色い革の首輪を、アスナも、そしてユウキも喜んで首にはめる。気道が絞まらない程度の強さで金具を止め終えると、大きな南京錠が音を立てて金具にはまる。それは物理的にもシステム的にも、自分の意思では首輪を解除できなくなった事を意味している。

 我が身の自由を奪う錠前。その冷たい感触に指を絡ませながら、アスナは愛おしげに微笑む。

 

「よし、これで準備は完了だな。それじゃあ行こうか、ユウキ。アスナ」

「「はーいっ♥」」

 

 全裸にピアス三つ、鎖と錠前付きの革の首輪と靴。肉便器らしい装備で身を固めたアスナとユウキは、特に躊躇う事も無く車内から駐車場の片隅に降り立つと、両腕を大きく上げて体を伸ばす。日中の暑さが薄れたおかげで夜風はひんやりとしており、雌二匹の火照った素肌にとってはとても心地よく感じられた。

 

「二人とも。向こうに公園があるから、まずはそこまで行こうか」

「うん♥」

「れっつごー♥」

 

 それぞれの首輪から伸びる鎖を握ったキリトを先導するように前に立ち、アスナとユウキは連れだって夜の屋外を歩く。一歩進む度に、首に掛かった錠前が微かに音を立て、ノンホールピアスが陰部を刺激する。調教(しはい)されている――ただ歩いているだけでその事実を強く認識させられ、二人の胸に喜びがわき上がる。

 

「えへへ。お揃いだね、アスナ」

「うんっ。ユウキと一緒に肉便器になれて、本当によかったよ……♥」

「ボクも同感だよ……♥ ボク達をもらってくれたキリトにはいっぱい感謝しなくちゃだね♥」

「その通りだよ、ユウキ。これからいっぱいおまんこ使ってもらえるように、二人で頑張ろうね」

 

 夜の闇を照らす月の光の下。身も心も堕ちた二匹のメスは、互いの体を強く抱きしめあいながら主人に見せ付けるようにねっとりとした口づけを交わす。その様はまるで月光の中で遊ぶ妖精達のように美しく、そしてエロティックだ。

 じっくりと絡み合う舌の動きによって混ざり合う唾液。その粘着質な音に交じり、錠前とピアスの金属質名音が響く。雌蜜の滴が太股まで伝うほどに股穴を濡らした頃、二人はようやく口づけを終えた。

 

「はふ、はあっ……待たせちゃってごめんね、キリトくん」

「いいよ、アスナ。おかげでいいものも見られたしな」

「ありがとう。でももし、おちんぽが我慢できなくて苦しくなっちゃったら……その時はいつでも私を使ってね♥」

 

 劣情を隠せない榛色の瞳をキリトに向けながら、アスナが愛しい夫を誘っていると、その隣にいるユウキが何かに気づいたようにはっと顔を上げた。

 

「……今更だけどさ、キリト」

「うん? どうした、ユウキ」

「ボクもアスナも……お(・)散(・)歩(・)なのに、普通に歩いてていいのかな? 

 ほんとの犬みたいに四つん這いになって歩かなきゃいけなかったんじゃ……お尻に尻尾も挿れてさ」

 

 頭の上に乗せた両手で犬耳を象ったユウキは、尻尾があるかのように尻をふりふりと左右に振ってみせる。子犬めいたその仕草は実に可愛らしく、キリトの理性は危うくぶち切れる寸前まで追い詰められた。

 

「うーん……確かに、それはそれで凄く魅力的なんだよな……」

 

 鎖を握っていない方の手で、突き出されたユウキの尻を無遠慮に撫で回しながらキリトは暫し思い悩む。ここで調教プランを変更するのもまた一興だが――せっかく用意したフィールドなのだ。最初くらいは本来の想定通りに使ってやるべきだろうという考えの方が勝った。

 

「いや、今日はやっぱりこのままでいこう。そっちのお散歩はまた今度しような、ユウキ」

「オッケー。わかったよ、キリト。また今度ね」

 

 ユウキの尻たぶを一揉みしてから、三人は再び歩き出す。駐車場を背に道路を渡り、草と砂地が広がる公園の中へ。時間帯が遅いせいか、あるいは大した遊具も無いせいか、公園の中は閑散としており人っ子一人いない。とはいえ周囲にはマンションが立ち並んでいるため、誰かと出くわしたり目撃される可能性はゼロではなかった。

 

「ふふっ♥」

「ん? どうかしたか、アスナ」

「ううん、大したことじゃないよキリトくん。

 ただね。ユウキと一緒に、こうして飼って貰えるのがすっごく幸せだなーって思っただけ」

 

 バストトップを飾るピアスの片方にそっと触れながらアスナが優しい微笑みを浮かべれば、ユウキもその言葉に同意して首を縦に振る。 

 

「ボク達の事、途中で捨てたりなんかしちゃダメだよ? 飼い主として、飼った以上は責任を以て面倒を見るように」

「おう。もちろんそのつもりだよ、ユウキ」

「えへへっ。それならよーし」

 

 満面の笑みを浮かべるユウキを先頭にして、三人は連れだって公園の中を進む。やがて、ちょうど真ん中あたりまできたところで、キリトは不意に立ち止まった。

 

「ここらへんなら……うん、ギリギリ大丈夫そうだな」

 

 目的地までの距離を目算で測ったキリトは、システム制御用のコンソールウィンドウを開いて『小水排出感覚再現システム」を選択。更に『貯水量』を通常の排尿三回分にあたる限界ギリギリの状態まで引き上げて設定。

 準備が整ったところで、おもむろにアスナとユウキの二人を対象に設定したキリトは、再現システムを起動させた。

 

「「――っっっっ!??!?」」

 

 立ち止まったキリトを怪訝な顔で見つめていたのも束の間、突然襲いかかってきた強烈な尿意に二人は目を白黒とさせる。咄嗟に両脚を閉じて内股になり、膀胱から今にも溢れ出そうとしている液体をどうにかこうにか抑え込む事に成功したのはさすが《閃光》と《絶剣》というところだろうか。

 

「きっ――キリトくんっ!?」

「どうかしたか、アスナ。なんだか苦しそうだけど」

「わ、わかってるくせに……! わかってるくせにぃ……!」

 

 顔を真っ赤に染めたアスナは、もじもじと両脚をすり合わせてどうにかこうにか尿意に抗う。ほぼ同じような状況に追い込まれてだらだらと冷や汗を流していたユウキは、救いを求めるようにわたわたと辺りを見回し――そして、目的の建物を見つけた。

 風雨に晒されて色落ちした男女の区別を示すマークが描かれた四角い建物――即ち、公衆トイレを。

 

「き、キリト! ボク、あっちの方に行きたいなーって……ダメ? ダメかな? ダメじゃないよね!?」

「もちろんいいよ、ユウキ。アスナもそれでいいか?」

「もちろん! 賛成! 大賛成!! さっそく行きましょう!」

 

 首輪にかかった鎖をぐいぐいと引っ張りながら、二人は必死になって公衆トイレへと向かうが、鎖の持ち主であるキリトが夜の散歩をゆっくりと楽しむペースでのんびり歩いているせいで、トイレとの距離はもどかしいほどに埋まらない。そんな不利な状況の中、下腹部から脊髄を駆け上ってやってくる凍えるように冷たい尿意と戦いながら、二人は己の尊厳を守るために歩み続ける。

 永遠にも思えた時間が過ぎた頃。ようやく公衆トイレの前に辿り着いた二人は、女子のマークがついた側の入り口に飛び込み――。

 

「『恐縮』だが、男子トイレを使ってくれないか? 肉便器が女子トイレを使うなんて、普通の女性達に失礼だろ?」

 

 ひゅっ、と。小さく息を呑む音が二人の口から聞こえた。それでも、催眠の力は絶対である。

 自(・)ら(・)の(・)意(・)思(・)に(・)反(・)し(・)て(・)、力(・)尽(・)く(・)で(・)、無(・)理(・)矢(・)理(・)男子トイレへと進まされた二人を、キリトは二台並んだ男性用小便器の前に立たせる。下が床につくロングタイプ小便器は、掃除されているとはいえ若干汚れ残りや黄ばみを感じる微妙な白さで二人を出迎えた。

 これから何をさせられるのかを改めて理解したアスナは、怒りよりも先に興奮と喜びが来てしまったような表情で振り返ってキリトを見つめた。

 

「ここで……すれば、いいの?」

「さすがアスナ、その通り。でもその前に……せっかくユウキが肉便器デビューしたんだ。同じ便器の先輩にご挨拶させてあげないとな。

 アスナ。『恐縮』だけど、ユウキにやり方を教えてあげてくれるか? 前にやった通りでいいからさ」

「……っ! え、ええ……まかせて♥」

 

 こくりと頷いたアスナは、ユウキの耳元にひそひそと囁き大急ぎで『挨拶』の作法を伝える。内容を共有した二人は、二台の小便器の前に並んで立つと、両脚を左右に大きく広げて腰を落としつつ両腕を頭の後ろで組んだ。ハート型のルビーがついたピアスがぶらぶらと揺れ、無様さと惨めさを強調していた。

 二、三度、小さく呼吸してタイミングを整えたあと、二人は声を揃えて『挨拶』をし始める。

 

「「お便器の先輩方、お初にお目にかかります! いつも殿方のおちんぽ様から出る黄色いおしっこを受け止めてくださり、誠にありがとうございます!

 この度、私達は人間であることを放棄し、殿方のおちんぽ様に隷属奉仕する最底辺肉便器として生まれ変わりました! 

 これからはいつでもどこでも性欲処理を行うちんぽ第一主義便女として、白いおしっこをたっぷり出していただけるよう日々邁進していきますので、どうか先輩方も応援していただけると幸いです! 

 よろしくお願いいたします!」」

 

 アスナはすらすらと、ユウキは所々怪しい部分はありつつもアスナの台詞に便乗する形でどうにかこうにか挨拶を完了する。 キリトに誓うのとも、キリトの逸物に誓うのでもなく、どこにでもあるただの便器に向かっての隷属の言葉。自らの存在が薄汚れた小便器以下に貶められてしまった事を――そして、それに否定しようが無いほど興奮している事を理解させられてしまう。自分自身の言葉で自分自身を陵辱しているような下卑た感覚がユウキの脳内を迸り、未知なる快感を既知の興奮として刻み込んでいく。

 一度味わってしまっては、もう戻れない。そう感じているのが己一人では無いことは、隣に佇む最高に惨めで美しい親友の顔を見ればすぐにわかってしまった。

 

「アスナ、ユウキ。よくできました。それじゃ……」

 

 期待に満ちた眼差しで振り返る紅と榛色の瞳がキリトを見つめる。その期待に、キリトはしっかりと応えた。

 

「『恐縮』だが、ここで思いっきり立ち小便をしてくれるか?」

「「はーいっ♥」」

 

 全ては催眠術のせい。本来すべきではない場所であることも、本来見せるべきではない生理現象でもあることはわかっている。それでも止められないのは、全て催眠術にかけられているせいなのだ。

 その理屈が二人の理性の壁を崩し、膀胱を封じていた筋肉を緩ませる。その瞬間、たっぷりと溜め込まれていた小水は、抑えを失った膀胱から我先に流れ出し、尿道を通って体外に排出され始めた。

 黄金の放物線を描いて流れ出した小水は、夜の空気との温度差でうっすらと湯気を放ちながらそれぞれの小便器へと飛び込んでいき、壁部分に当たりながら下まで流れ落ちていく。

 

「出し過ぎだよ、ユウキ……♥」

「そういうアスナだって……♥」

 

 しゃーしゃーと音を立てて股座から噴き出す小水を見ながら、二人は微笑み合う。

 この場所なら、ここに集う人と一緒なら、どこまでも堕ちていける。もしもこの先に行くべきではない場所が待っていたら、愛する人が引き戻してくれる。

 首輪に繋がる鎖の感触にそんな信頼と安心を覚えながら、二人は膀胱がすっからかんになるまで小水を放ち続けた。

 

 


 

 

「――と、まあ。だいたいこんな感じね」

「ほ、ほえー……」

 

 豪華なホテルの一室を再現するついでに強化改造したVRルーム。未来の義妹に乞い願われたアスナがア(・)レ(・)――つまりは屋外露出肉便器宣言プレイなどの体験談を語り終える頃になっても、リーファは相変わらずアスナの膝を枕として占拠していた。

 一方、思い思いの場所に陣取ったいつもの後宮系女子達(ハーレムナンバーズ)はといえば、メモまで取りながら真剣に聞き入っていた者、じゃれあったりからかい半分に話を聞いていた者、そもそもまったく聞いていないフリをして聞き耳を立てている者など様々だ。

 

「ねーねー、アスナ。キリトにもらったそのピアス、今日も着けてるの?」

「さて、どうかしらね-、ストレア。答えはキリトくんが来てからのお楽しみ♥ ねー、ユウキ」

「うんっ♥」

 

 ストレアの問いかけに蠱惑的に笑いながら答えるアスナとユウキに半ば唖然としつつ、リーファも内心に抱えていた疑問をここぞとばかりに口にする。

 

「前から薄々思ってたんですけど……。アスナさんって……もしかしてNGなプレイとか無い人なんですか?」

「うーん……そういうわけでもないよ、リーファちゃん。あんまり特殊なのとかはしたいと思わないし……」

「えっ!? 今のは!? 今の催眠肉便器露出プレイとかその他諸々はかなり特殊な方だと思うんですけど!?」

 

 驚きのあまりボリュームの上がるリーファの声に、リズ、セブン、フィリアといった面子がこくこくと首を縦に振って同意を示す。

 

「リーファちゃん。それから今頷いた子。そのうちキリトくん同伴で襲いにいくから覚悟しておきなさいね? めちゃめちゃにしてあげるから」

「ひっ」

「まあ、それはさておき……私だってちゃんとNGなプレイはあるのよ」

「たとえば?」

「私がキリトくん以外の男の人とお付き合いしてる設定でのプレイとか、私がキリトくんに捨てられる設定のプレイとか」

「あー……それは納得……。むしろアスナさんよりお兄ちゃんの方が嫌がりそうですね……」

 

 言わんとすることを理解した様子のリーファのポニーテールをアスナがさらさらと撫でていると、ベッドの上で寝転ぶリズの姿が目に入った。その顔色は、髪がピンク色であることを差し引いても妙に青い。

 

「リズ、どうかした?」

「い、いやー……今の聞いてたら、もしかしたらこの間のアレとかソレとか、アスナ的にはすっごくイヤだったのかなって……」

「アレとかソレって?」

「えっ? ほら、したじゃない。

 《SAO》でもしアスナじゃなくてあたしがキリトと結婚してたら……っていうのとか。アスナと結婚したキリトが、あたしとこっそり不倫してる……とか」

「あー、思い出した。あれね。別にイヤじゃ無かったよ。……というか、むしろ新鮮ですごく楽しかったから安心して。

 そもそも私捨てられてないし、なによりイヤだったらちゃんとその場で断ってます」

「で、ですよねー。まあ、それならいいんだけど……」

 

 ほっとした表情を見せたリズとアスナが『またやっていい?』『もちろん』『次はアスナがキリトと不倫してみる?』『ナイスアイデア。採用』とアイコンタクトで会話する。親友同士だからこそできる熟練の技である。

 そうこうしていると、相変わらず膝の上に寝転んだリーファがアスナの二の腕をつんつんと突いた。

 

「あの……アスナさん。今度、あたしとも姉妹プレイしてくれません? ユウキさんとの話を聞いてたら、あたしもお兄ちゃんと……お(・)姉(・)ち(・)ゃ(・)ん(・)に、いっぱい可愛がってもらいたくなってきちゃったので……」

「もちろん♥ ……って、言いたいところだけど」

 

 パーティ用に用意した前菜を載せた皿が空になっている事を確認したアスナは、リーファに向けて視線を落とすと、そのままぱちりとウィンクした。

 

「――『恐縮』だけど、新しいお料理を作るのを手伝ってくれる? そしたら今度、リーファちゃんが満足するまで姉妹プレイしてあげる」

「わー、なんだろう。なぜだか絶対に逆らえない気がする……。もしかしてこれも催眠術……?」

 

 適当にノリを合わせつつ体を起こしたリーファが、空になった皿を持ってキッチンルームに向かう。その後を追って、アスナもベッドルームから一旦退出した。

 背中に『催眠といえば、うちのセブンも負けてないよ。ねー、魔法少女セブンちゃん?』、『ちょっとお姉ちゃん、あれは催眠じゃ無くて洗脳……って何言わせるのよ、もう!』という微笑ましい声を聞きながら。

 

 もちろん、この後もまだまだナイトパーティは続くのだが――それはまた、別のお話。

 

 






【以下、余談と感謝の言葉】

いつも読んでいただいてありがとうございます。
おかげさまでUA20万越え、お気に入りも1000件を越えました。遅筆が細々やってきてここまで来れたのは読者諸兄のおかげです。

次は評価50件、お気に入り2000件を目指して頑張っていこうと思います。

高評価、感想、誤字修正などをもらえると筆を執るモチベーションとかが上がりますので、今後とも何卒よろしくお願いいたします。

次はアリス・リーファ、もしくはセブン・レインのどちらか早く書けた組の話になる予定です。気長にお待ち下さい。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。