※この作品はR-18です。

おそらくはありふれた究極的なやりかた   作:Hastnr

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活動報告に騎士団が云々というネタを提供してくれた方々、ありがとうございます。
こんなんできました。



10-1.騎士団長犯し(アリス・アスナ他)


 

 

 整合――いや、聖光(せいこう)騎士団といえば、強者が集う少数精鋭集団として知られた存在だ。構成人数はたったの4名、しかも全員が女性でありながら、人数が100倍は違う他の騎士団をあっさりと凌駕する戦果を挙げてきた。

 そんな聖光騎士団が新たな団員――しかも初めての男性騎士を迎え入れると発表された時、どれだけ世間を賑わせたかは想像に難くないだろう。

 

「――先程も言いましたが、お前はあくまで我が団の『共有備品』です。女性騎士達との立場の違いを理解しておくように。

 わかりましたね、キリト」

「了解致しました、アリス騎士団長殿」

 

 まだ日もだいぶ高い場所にある昼過ぎ。

 聖光騎士団初の男性騎士――というのは建前で、実際の所は騎士団共有備品兼雑用係であるキリトは、案内されたばかりの騎士団宿舎の廊下でさっそく団長に睨まれていた。

 

「『備品が女性団員に敬語を使ってはいけない。名前を呼ぶときは呼び捨てが基本』。これは先程教えたばかりのはずですが?」

「あ、ああ……悪い。これから気をつけるよ、アリスだん……アリス」

「全く……最初からこの調子では、これから先が思いやられますね」

 

 大きく特徴的な猫耳、尻尾穴から伸びるくるりとしなやかな猫尻尾、そして丹念に編み上げられた三つ編み。その全てに金色をまとう聖光騎士団団長・アリスは、碧い瞳でキリトを真っ直ぐに見つめながら深々とため息をついた。

 戦場に在りては豪奢な金色の鎧をまとい、金色の剣を振るって味方を勝利に導く事で世に知られた彼女だが、さすがに宿舎内まで完全武装というはずもない。体型に合わせたシンプルな白いワンピースという出で立ちが、アリス本来の美しさをはっきりと際立たせていた。

 

「ではこれより、宿舎内を案内します。その後は他の団員との顔合わせです」

「りょーかい。よろしく頼むよ、アリス」

「ええ。参りましょう」

 

 そう言って歩き出すアリスの隣に並び、キリトは彼女の腰に左腕を回してぐいと抱き寄せる。体と体の距離が縮まる中、キリトは左手の掌をアリスの尻に這わせ、そのままむにむにと優しく揉みしだき始めた。

 

「おや、ちゃんと覚えていたのですね。もう三歩歩むまでに触ってこなければ、もう一度お説教をするところでした」

「お、おう……。思ってたよりギリギリだった……」

「これでも甘くしているのですよ? 今日は着任初日なのですから、特別に甘々です」

 

 雷が落ちる寸前で『女性団員を伴ってどこかに移動する時は、必ず相手のどこかに触れている事。可能ならば、性的な辱めを伴う部位であること』というルールを思い出して危機を脱したキリト共々、アリスは廊下を進んでいく。

 少人数用の食堂、屋内と屋外にそれぞれ設けられた訓練場、武器や食料を保管しておく備品室などを簡単に説明しながら通り過ぎて廊下の突き当たりへ。廊下の左右には高級無垢材で作られた扉が二つずつ、正面の突き当たり部分には黒く塗装された木の扉が一つ。

 突き当たり正面の扉には『仮眠室』というプレートが掛かっており、左右の扉にはそれぞれ『騎士剣』、『細剣』、『曲刀』、『大弓』を象った金属製のレリーフが飾られていた。

 

「ここは、私を含めた団員達の寝室兼私室用の区画です。特別な用件が無い場合は立ち入らないように」

「わかった、気をつける。……あれ。ところで、俺の部屋は?」

「ありません」

「無い!?」

 

 驚愕するキリトに一切動じず、アリスはコンソールウィンドウを操作し、己のストレージから一本の鍵を取り出してキリトに手渡す。

「それは、この区画のマスターキーです。睡眠を取りたい場合は、その鍵を使って誰かの部屋を使いなさい」

「誰かの部屋と言われましても……」

「大丈夫です。誰もお前を叩き出したりはしません。

 言ったでしょう? お前はこの騎士団の共有備品。『女性団員の抱き枕になる』というのも、お前の大事な仕事なのですから」

「そ、そうか……。ちなみに、仮眠室を使う場合はどうなるんだ?」

「その場合は、団員全員が仮眠室に集まることになるでしょう。抱(・)き(・)枕(・)を取り合って、決闘の一つや二つ始めても不思議では無いでしょうね」

 

 さらりと恐ろしいことを言うアリスと共に、別の区画へ移動する。暫し歩いたところで見えてくるのは、赤く染まった布の上に白文字で『女』の一字が書かれた暖簾が垂れ下がった開口部だった。

 

「さ、参りましょうキリト。皆が待っていますよ」

「えーと、アリス……ここ、女湯だと思うんだが……」

「生憎ですが、ここには女湯しかありません。そもそも、今更遠慮するような身でも無いでしょうに。さ、行きますよ」

 

 アリスに半ば無理矢理誘導されたキリトは大人しく女湯の暖簾を潜る。入り口からは直接見えないような位置に配置された脱衣所に脚を進めれば、壁一面に並んだ棚と脱いだ衣服を入れる籠、椅子や鏡といったごくありふれた設備が出迎えた。

 棚には既に三人分の衣服を預かった籠が納められている。なんとはなしに視線を向ければ、籠の端から下着――それも相当セクシャルなデザインのブラジャーやショーツがはみ出している。それも一つではなく、三つ全てから。まるで、この後に訪れる誰かに見せ付けるかのような作為性を感じずにはいられないが、それでもキリトの喉を興奮で鳴らさせるには十分すぎた。

 

「……キリト。何をぼんやりとしているのですか」

「あ、ああ。すまない、アリス」

「まったく……さ、脱がせてくださいな。キスも忘れてはいけませんよ」

 

 女性騎士の服を脱がせるのも備品の務め。キリトはその務めを果たすべく、脱衣籠が並ぶ棚の前でアリスを正面から抱きしめながら、まずは彼女と唇を重ねた。

 

「ん……」

 

 ほんの一瞬触れあわせては離す浅いキスを、五月雨のように繰り返す。互いの身体を抱きしめあいながら甘い感触に酔っていると、我慢の効かなくなったアリスがキリトの頭をぐいと引き寄せ、深く長いキスへと移行させる。導かれるままに舌の先をアリスの唇の中に差し込んでやれば、アリスはこの機を逃すまいと必死に吸い付き、舌を絡めて奥へ奥へと誘う。

 

「んふ、はぅ……♥ んっ、んんっ……♥」

 

 ほんの僅かな隙間から漏れ出るアリスの吐息に昂らされながら、キリトは装備アイテムウィンドウを開き、アリスの装備アイテムを解除していく。まず最初に白いワンピースが消え、脱衣籠の中に再びオブジェクト化される。

 露わになる、布面積を極力減らしたセクシーな白い下着。カップ部の布を無くし、斜めに走る細い帯状の布でどうにかバストトップを隠しただけのブラと、地肌が透けて見えるデザインのレースと紐だけで構成されたTバック姿のアリスは、誰がどう見ても扇情的だった。

 布越しから直に触れるようになった生尻の感触を掌で楽しみながら、キリトは彼女の下着も脱がしていく。

 

「……っ。わざわざこんなエロ下着を用意してくれたのか、アリス」

「はあっ……♥ え、ええ……『男を喜ばせる下着や衣服を身につける』というのは、団の決まりですから。似合っているのか、少し不安でしたが……」

「よく似合ってるし、それにめちゃくちゃうれしいよ、アリス。

 ……脱がすのが勿体ないくらいだ」

「そう言ってもらえるのは嬉しいですが、ちゃんと脱がせてくださいな。でないと、いつまでたってもキリトとお風呂に入れません」

 

 しっとりと甘えてくるアリスと再び唇を重ねながら、キリトは彼女の身体を守る最後の布地を剥いでいく。装備解除を示す効果音と共に消失したアリスの下着は、衣服同様に脱衣籠の中へ再度オブジェクト化された。

 男の腕の中で完全に露わになるアリスの裸身。無駄な肉はなく、かといって固い筋肉質でもない均整の取れたプロポーション。重ねた唇から雄の興奮を感じ取って上気する白い肌は、この上なく魅惑的だった。

 

「……はふっ♥」

 

 あっさりと生まれたままの姿に剥かれた金色の雌猫は、名残惜しげに口づけを解くと、そのままキリトに頭を預けるようにしてしなだれかかる。

 

「ねえ、キリト。キリトも早く脱いで。私ばっかり裸なんて……なんだかずるいわ」

 

 すっかり甘えん坊スイッチが入ったアリスの甘ったるいおねだりボイスが、キリトの鼓膜を撫でる。男の脚と脚の間を撫でる、細く白い指先の感触と共に。

 キリトと肌を重ね、多くの女性と閨を共にする間柄になったアリスだが、こうして騎士然とした態度や口調を崩すのはキリトと二人きりの時だけだった。曰く『別に、皆に対して気を張っているというわけではないの。でも、今更……恥ずかしいじゃない……』との事らしい。

 片手でアリスの身体を抱きしめつつ、キリトはもう片方の手で装備情報ウィンドウを操作し、着ていた物を全て解除する。不思議なことに、こちらは脱衣籠には入らずそのままキリトのストレージへと格納された。途端、抑えを失った雄の象徴――すっかり臨戦態勢になった雄々しい逸物が飛び出し、アリスの手に触れた。

 

「ふふっ……♥ もうこんなに固く、熱くなって……♥ 私の裸なんて、もう飽きるほど見ているでしょうに」

「たくさん見てるのは否定しないけど……飽きるなんてあるわけないだろ。こんなに綺麗で、エロい女の子の身体。何回見たって興奮するって」

「そう言って貰えるなら、脱いだ甲斐もあるわね……♥」

 

 キリトの返答に頬を緩ませながら、アリスは掌と指で包み込むようにして太い肉棒を握る。強すぎも弱すぎもしない絶妙な力加減が、閨を共にした夜の多さを思い起こさせる。

 そうして身体をぴったりとくっつけたまま、アリスは握った手を前後させる。あくまで優しく、ゆったりとしたペースで、肉棒の根元から亀頭のすぐ手前までの軸領域をしこ、しこ、とストロークさせる。

 

「ねえ、キリト。新しい決まりを追加することにしたわ」

「い、今か!?」

「ええ。『お風呂に入る時は、必ず女性団員を伴うこと』。

 そして『もしおちんぽが勃起してしまった時は、決して我慢せず、一番近くにいる女性団員を使ってすっきりさせること』……わかった? 破ったら怖いわよ?」

「……わ、わかったよ。アリス。必ず守るから」

 

 キリトが頷くと、アリスもまた満足げな笑みを浮かべて頷く。相変わらず続く焦らすような速度の手コキが、キリトの興奮をじりじりと高め、鈴口から我慢汁を溢れださせていく。

 

「それにしても、節操の無いおちんちんね……♥ お風呂に入るだけなのに、こんなに大きくしちゃって……♥

 まあ、貴方が眠っていた半年間もそうだったから、驚きはしないけれど」

「えっ!? そ、そうなのか!?」

「ええ、そうよ。半年間ずっと、貴方の身体を清める度に……こんな風におちんちんを固くするものだから、すごく苦労したのよ♥」

 

 衝撃の一言にびくりと身を震わせるキリトを、アリスは決して逃がさない。脱衣籠棚と己で挟み撃ちにする体勢を構築したのはそのためだ。

 時折、キリトの唇や首筋、鎖骨や胸板の上へのキスを混ぜ込みながら、アリスは蕩々と語る。もちろんその間も優しい手コキで、野太い肉棒を甘く苛め続ける。

 

「最初はね、布でキレイにしようとしたのだけれどなかなかうまくいかなくて……それで、恥を忍んでルーリッド村の奥様方に聞いてみたの。

 『殿方の大きなモノを綺麗にするにはどうしたらよいのですか』って。そうしたら『口と舌で舐めとればいい』って答えが返ってきて……今思えばきっと、からかわれたか、枕を共にしたあとの『お掃除』と勘違いされたのでしょうけれど。

 ――でもね」

「……信じたのか、それ」

「ええ。信じたし、言うとおりにしたわ……♥ あのときの私、あなたに夢中で……とても必死だったもの。

 だから、初めての口づけをキリトのおちんぽに捧げても……何の後悔も無かったのよ?」

 

 耳元に囁かれる妖しい言の葉。くらくらするほどに濃密な雌の匂い。持てる全てを使ってキリトを楽しませながら、アリスは肉棒を弄ぶ手を前後させ続ける。

 

「あの時の事は、今でもはっきり覚えているわ。頭がおかしくなりそうなくらいに濃縮された据えた汗と精の匂い。舌に感じる苦み。ちょっとだけくすぐったそうにしたあなたと――私の口の中に、たっぷりぶちまけてくれた精液の味」

「なっ!? そこまでしてたのかよ、俺!?」

「ええ。きっと、ずーっと溜まってたんでしょうね……♥ あんなに濃くて、どろどろで……窒息するかと思ったのよ?

 セルカにバレないように全部飲み干すの、本当に大変だったんだから」

 

 碧い瞳が向ける詰るような視線が、キリトをたじろがせる。そうしてしばしの間キリトを困らせたあと、アリスは堪えきれなくなったのか、ぷっと噴き出して破顔する。

 

「冗談よ、冗談。いくらなんでもそんなことまでするはずがないでしょう?」

「お、おう……だよな、そうだよな……。あー、びっくりした……」

 

 安堵のため息をつくキリトの側でくすくすとひとしきり笑ったあと、アリスは再びキリトの耳元に唇を近づける。

 

「ねえ、キリト。あなた、すごくほっとしたような顔してるけど……私があなたのおちんぽをしゃぶって清めていたって言ったら、おちんぽがもっと固くなったの……気づいてる?

 ……興奮、したんでしょう? 私が、あなたの貯まりに貯まったちんぽ汁を、ごくごく、ごくごくと飲み干す姿を想像して」

「それは…………はい。正直に言って、めちゃくちゃ興奮しました……」

 

 素直に白旗を上げたキリトへのご褒美代わりに、アリスは頬へ軽く口づける。逸物をしゅこしゅこと扱く手の動きを徐々に加速させながら、キリトの耳元に囁くのは、ありえたかもしれない淫らな清めの日課。

 

「毎日、毎日……あなたのちんぽの先から金玉の裏まで、丹念に丹念に舐めしゃぶるの……♥ 下品な音を立てて、おちんぽ美味しい、ちんぽ汁飲みたいって心の中でおねだりしながら……♥

 その内、私が何をしているのかを知ったセルカも……一緒になってあなたのちんぽに奉仕し始めるのでしょうね♥

 まだ口づけの味も知らない清らかな唇を、醜悪で雄々しいあなたのおちんぽに捧げて、丁寧に丁寧に舐め回して……♥ 姉(・)妹(・)揃って、あなたのザーメンの虜にされてしまうのよ……♥」

 

 気高き女騎士と見習いシスター。俗世の汚れとは無縁な美人姉妹が男の足下に跪き、肉棒を左右から挟み込むようにして口淫に耽る。そんな姿を想像させられてしまっては、下半身に血が滾るのも仕方の無いこと。しかも、アリスの意地悪で愛情の篭もった手コキまでされている状態とあっては、他にどうしようもない。

 焦らすような速度だったはずが、いつのまにか射精を促すための激しさを獲得していたアリスの手が、キリトを限界寸前まで導く。

 

「アリス、俺、もうっ……!」

「射精したい? ふふ、おちんちんもはちきれそう……♥ でも、もうちょっとだけ我慢してね。キリト。

 あなたの想像通りのこと――してあげるから♥」

 

 ストロークの速度を一気に落として射精を封じたアリスは、男の肌を滑り落ちるかのように姿勢を低くし、そのままキリトの足下へ跪く。美しさと気高さを兼ね備えた貌(かんばせ)を、グロテスクな肉棒のすぐ前に差し出しながら。

 鈴口から流れる我慢汁と、今にも飛び出さんととしている雄汁の香りをたっぷりと吸い込みながら微笑むアリス。慈愛深き聖母のようでも、淫らな淫売のようでもあるその姿に更に興奮させられるキリトを碧い瞳で見上げたまま、アリスは唇を少しだけ前に出した。

 

「……ん、ちゅぅぅっ……♥」

 

 亀頭に捧げられる淫らなキス。我慢汁を垂れ流す鈴口を唇で覆ったアリスは、そのまま少しずつ口を開いて肉棒を飲み込んでいく。一度咥え込んだらもう離さない、誰にも渡さない――キリトの腰に回された両腕からは、そんな意思の硬さを感じさせる。

 何か言いたげな碧い瞳は、しばしの間逡巡したあと、合成音声システムの存在を思い出す。

 

『根元まで全部包んであげる……だから、私の中にいっぱいちょうだいね?』

「くおおっ……! あ、アリス……!」

 

 端正な顔を下品に窄め、アリスはぐぽぐぽと音を立てながら肉棒にむしゃぶりつく。先端から根元まで、根元から先端まで――逸物とディープキスをしているかのように、見えない口内で丹念に舌を絡め、唾液を擦り付けていく。

 もとより射精寸前まで高められていた肉棒を容赦なく襲う、アリスの熱の篭もった口淫奉仕。宝石のように美しい碧の瞳でキリトを見上げたまま前後されるアリスの顔、その激しさはもはやフェラチオというよりもセルフイラマチオとでも言う方がよっぽど実態に即していた。

 

「アリスっ! で、射精る、でるっ!」

『ええ、だしてっ! キリトの精液、いっぱいだして!』

「――ぐうぅっ!!」

 

 射精の直前、一際太くなる肉棒を、アリスは根元まで深々と咥え込む。こじ開けられた喉奥が押し入ってくる肉柱の先端を受け入れ、広がった食道が待ち構える中――キリトはぶるりと身を震わせ、溜め込まれた精液を射精した。

 

「んぶうっ!? んっ! んぶぉおぉっ♥♥」

 

 口内射精というよりもむしろ、胃袋へ直接注ぎ込むかのような深い位置での容赦の無い射精。びくりびくりと蠕動し、排水ポンプの様に精液を送り出す肉棒を深々と咥え込んだまま、アリスは必死になって濃厚な白濁液を嚥下し続ける。細い食道を埋め尽くしたザーメンは、受精させられない憤りを晴らすかのような苛烈さでアリスの胃袋へ突撃していく。

 

「んぐ♥んぅぐうぅっ♥ ……おぶ♥んぶぅ♥ んっ、ん゛っ……♥んっ゛♥んぅ゛ぐぶっ゛ぅ゛ぅ゛♥♥」

 

 独特の風味と共に気道を封じられ、腹の中を内側から染め上げられていくかのような錯覚を覚え込まされるアリス。キリトの腰に絡めた腕から力を抜くことも、肉棒を口から離すことも忘れたまま、アリスはただただ射精を受け止め続ける。

 やがて、どうにか鼻に抜ける僅かな呼気にすら精液の強烈な臭いで満たされた頃――どくどく、どくどくと無遠慮に注がれ続けた精液の勢いが、ゆっくりと鎮まっていく。

 

「んぉ゛っ……♥ ん――っっぅ……♥」

 

 最後の一射が飲み込まれ、アリスの喉を滑り落ちていく。喉肌に擦り付けられる濃密な感触に浸ったあと、アリスはゆっくりと貌を後ろに引く。じゅるじゅると言う吸着音を響かせながら、唇で肉竿の表面をこそげるようにして残滓を舐めとりつつ、太い柱の根元から半ばまでを露出させる。

 

『本当に凄い量……お腹の中から妊娠させられてしまいそうね……♥♥ 孕んであげられないのが勿体ないくらい……♥

 ふふっ♥ 残ってる分も全部ちょうだい、キリト♥ 遠慮なんてしないでね』

 

 半分から先を口に含んでべろべろと舐め回しつつ、アリスは露出したもう半分を指で上下に扱く。射精直後の敏感な亀頭や鈴口を過度に刺激しないよう優しく気遣いつつ、輸精管に残った僅かな精汁も絞り出させていく。

 

「おっ、ふ……誰に教わったんだよ、そんなやり方……」

『さて、一体誰かしら。アスナ? ロニエ? 案外……セルカだったりするかもしれないわよ?』

 

 からかいと共に全ての残滓を飲み込んだアリスは、ゆったりとした動きで顔を離し、最後に指で作ったリングで軸を撫で上げる。まとわりついていた唾液が擦り落とされ、アリスの指に集められる。

 

「けふぅっ……♥ たっぷりザーメン、ごちそうさまでした……キリト♥」

 

 指先に付着した己の唾液を丁寧に舐め取ったアリスは、跪いたまま大きく口を開け、喉奥までの全てをキリトの視線に晒す。愛する男の放ったものを、一滴残らず飲み干したことを示す健気なアピールは、恐らく残り汁を搾り取る技を教えたのと同じ者から伝授されたのだろう。

 

「射精したばかりなのに、まだまだ元気ね……♥ こんなに固くして……もう一度お掃除してもらいたいのかしら?」

 

 挑発するような笑みを浮かべたアリスは、未だ血に滾る亀頭の先端に優しく口づける。ちゅっ、という軽いキスの感触に、キリトが二度目のフェラチオ奉仕を命じようかと迷った矢先だった。

 

「――あーっ! やっぱり二人でシてる!」

 

 浴室内へと続く扉が開くがらりという音が聞こえると共に、飛び込んでくる素っ頓狂な声。声のする方に視線を向ければ、アリスに似た金色の髪を頭の上で結い上げた少女――リーファの姿があった。

 一応、胸元をタオルで覆い隠してはいるものの、もとより規格外のサイズの持ち主であることと、濡れたタオルが肌に張り付いてしまっているおかげで目隠しの役割は果たせていなかった。

 

「もー、遅いと思ったら……抜け駆けはズルいですよ。アリスさん」

「おや、抜け駆けとは心外ですね。私はただ、キリトのちんぽがあまりに汚れていたので、入浴前に綺麗にしてやっていただけです」

「アリスさんの口で?」

「ええ、口で」

 

 すっくと立ち上がると同時にいつもの騎士モードに戻ったアリスが、悪びれもせずにそう告げる。その堂々たる様子に若干気圧されつつも、リーファは爆乳を揺らしながら近づいてくると、そのままアリスへと抱きつく。

 

「じゃああたしは、お兄ちゃんのちんぽをキレイにしたアリスさんのお口をキレイにしてあげます!」

「ええ、構いませんよ」

 

 アリスがそう言うか早いか、リーファの唇が可憐な女騎士の唇に重なる。押しつけられる二人のバストがぐにゅりと形を変える中、侵入したリーファの舌がアリスの口内をくまなく舐め尽くす。兄の肉棒が残した僅かな痕跡すらも見逃すまいとする執念が為せる業だったが、それに見合うだけの収穫は得られそうになかった。

 結局、一分ほど続いたディープキスはリーファに何ももたらさず、本当にアリスの口の中を綺麗にするだけで終わった。

 

「……むぅ」

「ふふ。キレイにしてくれてありがとうございます、リーファ」

「どーいたしまして」

 

 若干憮然とした様子のリーファは、そのままキリトの右腕に抱きついてぐいぐいと引っ張る。

 

「ほら行くよ、お兄ちゃん。皆待ってるんだから」

「わ、わかったって。スグ」

 

 二の腕をリーファにパイズリされているような状態になったまま、キリトは有無を言わさず連行される。一歩後ろからついてくるアリス共々扉を抜ければ、そこにはどこかオリエンタルな雰囲気を醸し出す大型スパが広がっていた。

 磨かれた大理石で構成された室内、その中央に鎮座するのは円形の大型風呂。そこから溢れた湯は、細い水路を通って四方に存在するバラエティ豊かな小型風呂へと流れ込む仕組みになっていた。

 湯気が抜けるように四方に広いスリットを設けた天井のおかげで室内の見通しは非常にいい上、肌に触れる空気も心地よい。壁の一面はそのまま外の日光浴スペースと繋がっており、燦々と降り注ぐ太陽の光を存分に浴びる事ができた。

 

「アスナさーん。シノンさーん。お兄ちゃんとアリスさん、つれてきましたー!」

 

 リーファのよく通る声が、スパ内に響く。それに気づいた蒼い髪の少女が、下から泡が吹き出るバブルバスから上がる。それに少し遅れて立ち上がった薄緑色の猫耳少女が、キリトをじっと睨め付ける。

 

「着任初日から団長を好きにするなんていい度胸ね、雑用係さん。副団長サマもそう思うでしょ?」

「同感、同感。さっすがキリトくんだね。おちんちんもあんなに大きくしちゃって」

「誰に鎮めさせるつもりなのかしらね、ほんと」

 

 そう言って、ウンディーネの少女・アスナはくすくすと笑う。ケットシーのシノン、そしてシルフのリーファ共々聖光騎士団を構成する騎士達は、中央の大型風呂を回るように移動すると、そのまま底の浅い寝湯へと場所を移す。腰を下ろせば下半身が湯に浸かる程度に浅い浴槽の中で静かに手招くアスナに導かれ、キリトもまた寝湯へと脚を踏み入れた。

 直後、背後から飛ぶ鋭い声。

 

「団長命令です。総員、キリトを確保しなさい」

「「「了解!」」」

 

 ぴしりと返事をした三人の動きはまさに電光石火。正面から飛びついたリーファ、更に右腕にアスナが、左腕にシノンが絡みついてお得意の二刀流を封じる。トドメとばかりに背後から抱きついたアリスが、キリトの身体をそっと己の方へと寄りかからせる。

 気づけばキリトは、前後左右を極上の女体に絡みつかれたまま完全に動きを封じ込められていた。四方から密着する柔肌の感触。浅い湯の中で味わう肌の温もり。これを天国と言わずしてなんというのか。

 

「ああ……もうこのまま死んでも良い……」

「いけませんよ、キリト。貴方はこの団の雑用係なのですから、私の許しなく死ぬことは許しません。

 リーファ、迂闊に妄言を吐いた罰として、キリトの発言権を奪いなさい」

「了解しました、アリスさん」

 

 団長からの命令を受諾したリーファは、その豊満なバストにキリトの顔を押し当て、口を開かせる機会を奪う。当然、これもまた極上の感触、至上の味わいである。呆けた顔で湯に浸かるキリトを団員と共に拘束しつつ、アリスはキリトの身体をそっと後ろへ倒す。低くなる頭を受け止めるのは、アリスの太股。

 いわゆる『膝枕』の体勢でキリトの身体を湯に浸けたまま、アリスは上から言の葉の慈雨を降らせる。

 

「さて……我が聖光騎士団に最初にして最後の男性騎士が加わったわけですが……事前に言ったとおり、扱いは雑用係です。

 皆もキリトとの立(・)場(・)の(・)違(・)い(・)を覚えておくように」

 

 キリトの髪をさらさらと撫でながら、アリスは周りに集う聖光騎士達に告げる。今キリトの右腕を柔らかな胸で挟み込みながら寝転ぶアスナも、左腕を枕にしたまま寝転び身を寄せるシノンも、豊満すぎるバストにキリトの顔を埋めて発言を封じているリーファも、全員が三柱の女神の加護と力を受けた地上最強クラスの存在。しかも団長であるアリスは、その三神の代行者なのだ。

 その気になればキリトの命など軽々と刈り取れてしまうだろう――その気になれば、だが。

 

「立(・)場(・)の(・)違(・)い(・)、かあ……もちろん弁えてるよね、シノのん?」

「ええ、もちろんよ。副団長サマ」

 

 意味ありげな含み笑いを浮かべた二人は、キリトの顔越しに視線を交わす。

 

「私達、聖光騎士団の女の子は……一人残らず、キリトくんのおちんぽをすっきりさせてあげるためのおまんこ便器♥」

「地上最強の騎士なんて言っておいて、ちんぽには絶対に勝てない天然オナホ集団……♥ キリトの顔を見るだけで、セックスすることしか頭に無くなっちゃうお手軽ハメ穴ガールズ♥」

 

 キリトの耳元に甘やかな笑い声をくすくすと零しながら、アスナとシノンが左右から囁く。雄が上、雌が下という立場の違いを、聖光騎士団待望の新人にしっかりと理解させるために。

 蠱惑的な笑みを浮かべながら自らの言葉で自らを貶め、己の存在をただ一人の男に捧げんとする二人にアリスもまた加勢する。

 

「大方、雑用係の身分を甘んじて受け入れた振りをして、私達の隙をついて一人ずつ己が物にした挙げ句、最終的には聖光騎士団そのものを己の手中に納める腹づもりだったのでしょうが……ふふふ、残念でしたね。お前の作戦など、最初からお見通しです」

「こういう時のキリトくんって、結構単純だもんね……。お風呂に入ってきた瞬間に、『この人、私達を犯して自分の女にする気なんだ』ってすぐにわかっちゃったよ♥ こっそり食事に媚薬を盛る手間が省けてよかったけど……♥」

 

 アリスの言葉にアスナが頷けば、シノンもそれに同調する。

 

「覚悟しておくのよ、キリト。あなたは騎士団の雑用係なんだから、これからは私達聖光騎士団以外の女の子とはセックス禁止よ。

 もちろん私達は自由に使って良いし、あんたが抱きたい女の子がいたら適当な理由付けて捕まえてきてあげるけど……♥」

「お前の姿を一目見た瞬間から、私達聖光騎士は全てお前のもの。無料で使い潰せる最底辺の売春婦も同じ。恨むのでしたら己が今までにしてきた数々の行為と、その雄々しく立派なおちんぽを恨みなさい♥」

 

 欲望を猛り狂わせる甘い声をキリトの心に流し込みながら、アリスは淫靡に微笑む。異論や反論を挟もうにも、今のキリトはリーファの胸に囚われ、発言する機会を奪われている。そこまで計算した上での完璧な拘束。

 こうなってしまった以上、キリトに状況を打開できる余地など残っているはずもなかった。

 

 


 

 

 かくして、キリトは誇りある聖光騎士団の誉れも高き雑用係に任命された。24時間365日年中無休、一日三食昼寝とおやつとフリーセックス付きという過酷な環境で行われるその仕事の種類は多岐に渡る。

 たとえば、騎士団の結束を高めるため相棒たる生物・馬――その馬に感謝する儀式『神馬交』でオス馬役を務めるのもその一つだ。

 

「――ふふっ♥ キリトくんのおっきくて立派な『馬並みちんぽ』……こんなので交尾してもらえるんだ……♥ いいなあ……♥」

「顔が蕩けちゃってますよー、アスナさん。ダメですからね、儀式の前に味見しようとか考えちゃ」

「わかってるよ-。儀式が終わるまでは、ちゃーんと我慢するから」

 

 スパから続く半屋外スペース。小さな滝とそこから続く小川をイメージした流水プールや、壁と天井を蔦で覆った四阿(あずまや)が設えられた小庭園。その一角に置かれた日光浴用のロングビーチチェアに座ったまま、キリトは二人の美少女からの奉仕を享受していた。グロテスクな肉柱に端正な顔を擦り付けているのは、アスナとリーファの二人。

 騎士の誇りも人間としての尊厳も捨てて素直な肉欲に従う乙女達の仕事は、儀式の準備が終わるまでの間、オス馬――つまりはキリトをもてなすことだった。

 

「いつもいっぱい働いてくれてありがとう、オス馬さん♥ 今日は思いっきり種付けして、日頃の憂さを晴らしちゃってね♥」

「お兄ちゃんの為に用意したメス4匹、全部使っちゃって良いからね♥」

 

 血管が浮き出た太い肉棒に、アスナとリーファは左右から口づける。片目でキリトを見つめたまま、二度、三度と続けざまに。片手で己の股座を弄り、くちゅくちゅという水音をわざと響かせながら、四度、五度と飽きもせず。

 射精を促すためでは無く、ただ只管に『私は貴方様の女(モノ)です』、『おちんぽ様に使っていただく為の穴です』と媚びる為の行為。

 雄の支配欲を刺激する二人の奉仕に、キリトは陰嚢が煮えたぎる様な興奮を覚えていると、儀式の準備を進めるために場を離れていたシノンが歩いてくる。

 

「準備終わったわよ、キリト。いつでも始められるわ」

 

 それだけ報告するとシノンは流れるような動作でキリトの正面に跪き、亀頭にそっと口づける。女神めいた相貌の三人が、素肌の全てを晒した姿のまま三方向から肉棒に唇を捧げる。情欲に燃えたそれぞれの瞳が放つ視線で、自分の魅力をアピールし、交尾に相応しい雌であることをアピールする。

 上体を起こしたキリトが三人の頭を順繰りに撫でると、ようやくキスの嵐は収まった。

 

「キリト、来て。こっちよ」

 

 すっと立ち上がったシノンが、儀式の場所まで一行を先導する。ふりふりと揺れるケットシーの尻尾に誘導されながら、キリトは彼女の後に続く。両隣にいるアスナとリーファの身体に腕を回し、大きく実ったたわわな胸を揉み拉きながら。

 敏感な箇所に触れられて発情の吐息を漏らすアスナとリーファを従え、シノンの魅惑的な尻を眺めながら歩くこと暫し。屋外スペースをほぼ横断する形で辿り着いたのは、グリーンカーテンで天井と壁を作った四阿だった。もともとあった椅子とテーブルは撤去され、代わりに床一面に分厚い毛皮が数枚重ねて敷かれている。

 そして、その毛皮絨毯の上には――拘束され、目隠しを巻いた金髪の女が一人。

 

「――シノン? シノンなのですか?」

 

 近づいてくる気配を察知し、目隠しをされた女――聖光騎士団団長・アリスが不安げな声を上げる。両の瞳は黒い目隠し布で覆われ、革製の腕輪を浸けた両手首は、天井の梁から伸びた強靱なワイヤーによってV字を描くように拘束されている。そんな状態で無防備な背中と尻をキリト達の側へ向けているとあっては、そうなるのも仕方の無い事だが。

 

「ええ、そうよ団長サマ。御(・)神(・)馬(・)様(・)――あなたがこれから交尾していただく相手をお連れしたわ」

 

 交尾という単語にびくりと身を震わせるアリスの耳元に囁きながら、シノンはくすくすと笑う。

 日頃から騎士の脚となって働く馬達に感謝の意を示す儀式である『神馬交』は、オス馬の依り代となった男性騎士が、同じ団の女性騎士を犯すという形で行われる。なお、この儀式が終わるまでの間、男性騎士はなるべく言葉を発さずに一匹の馬として牝を犯すのがよいとされている。

 アリスの正面に回ったシノンは、指先でアリスの頬をつつ、と撫でる。

 

「私もさっき初めて会ったのだけれど……すごく素敵な種馬さんよ。毛並みは黒くて、体つきはしっかりしてて……何より、おちんぽがとても立派に反り返りながら勃起していて……♥ はあ……♥ 儀式じゃ無かったら、私が交尾のお相手に立候補してる所だったのに……♥」

「そ、そんなに……そんなにすごいのですか……」

「ええ。アスナもリーファも、そして私も……我慢しきれなくて、思わずおちんぽキスさせていただいてるくらいにすっごいの……♥ きっと、アリスも虜にされちゃうわよ♥

 あんなの見せられたら、交尾おねだりしたくてたまらなくなっちゃうもの♥ ……あ、でも目隠ししてるから見えないのよね」

「うう……♥ 意地悪ですね、シノン……♥」

 

 同じケットシー同士、やはりどこか相通ずる所があるのだろう。なんとも楽しげに語るシノンの言葉に、アリスは思わずゴクリと息を飲む。

 交尾相手を求めてゆらゆらと揺れる金色の尻尾と、もじもじと切なげにすりあわされる太股がキリトを挑発する。理性を千切れ飛ばすような光景にキリトが身を乗り出しかけた瞬間、左右に控えていたアスナとリーファがそっとキリトを押しとどめる。

 

「はいはい、どうどう。どうどう。もうちょっとだけ待って、キリトくん♥ アリスさんだって、いっぱい焦らしてあげた方が気持ちよくなれるよ?」

「アリスさんに早く種付けしたいのはわかるけど……まだ儀式の途中だよ? ちゃんと手順通り進めなきゃ」

「金玉さんの中でいっぱい精子作って、私達のおっぱい揉み揉みしながら我慢我慢♥」

「おちんぽに溜まったイライラザーメンは、ぜーんぶアリスさんのおまんこに叩きつけていいからねー♥♥ だからもうちょっとだけこらえてね、お兄ちゃん♥♥」

 

 暴れ馬を飼い慣らす牧場主のように優しい声音で、二人はどうにかキリトの衝動を落ち着かせる。ここで焦らさせた分、あとで自分たちもたっぷりオシオキしてもらえるだろうと目論みながら。

 その光景を横目で見ながら、シノンはアリスを促して神馬交の儀式手順を進めていく。

 

「今日、あなたに種付けしてくれる種馬さんの名前はね……『キリト』っていうの。素敵な名前でしょう?」

「はい……♥ キリト……キリトと言うのですね……♥♥ ああ、とても、とても素敵な名前です……♥ キリト……口にするだけで、頭の中が蕩けていくかのよう……♥」

 

 餓えた動物のようにはあはあと舌を突き出し、恋する娘のように頬を緩ませながら、アリスは何度も交尾相手の名を呼ぶ。

 

「よかった、気に入ってくれて。それじゃあ、名前もわかった所で……あなたがこれからキリトと何をするのか、自分の口から言ってごらんなさい。あなたがしたいことを全部、包み隠さずにね……♥」

「はい、シノン……♥」

 

 シノンに促されるまま、アリスは両脚を広げてつま先立ちになると、股の間がよく見えるような体勢を維持しつつ尻を後ろにぐいと突き出す。そうして二、三度、軽く呼吸を整えたアリスは、覚悟を決めて口を開いた。

 

「私……聖光騎士団団長こと、アリス・シンセシス・サーティは……♥ これより、キリトのぶっとくて素敵なおちんぽ様におまんこをぐっちょぐちょに犯していただきます♥ 己の全てはもちろん、守るべき配下の騎士達も何もかも全て、おちんぽ様を挿れていただく為の代価として差し出させていただきます♥♥

 種馬様のギトギト特濃ザーメンで、発情しっぱなしの子宮をたっぷりと満たしていただき、可愛い赤ちゃんを孕まさせていただきます♥♥ おまんこはおちんぽに絶対に勝てない事を、身体の隅々まで教えていただきます♥♥♥」

「ふぅん。聖光騎士団の団長さんともあろう方が、お馬さんのちんぽとセックスしちゃうのね?」

「はい♥ はいっ♥ 団員達の見ている前で……ぶひ、ぶひっと浅ましく鳴きながら、キリトの種馬ちんぽ様と本気の種付けセックスをさせていただきます♥♥ じゃないと、じゃないと……おまんこ切なくて、狂ってしまいそうなのです♥♥」

 

 尻文字を描く芸を披露しているかのように無様で下品なへこへこ腰振りを添えて、アリスは只管にキリトを求める。その腰の一振り事に、股の間から溢れた雌汁が飛び散り、辺りに小さなシミを作っていく。

 騎士としての誇りも、人間としての尊厳もかなぐり捨てた渾身のおねだり。あの気高いアリスにそこまでされて、保てる自制心がどこにあろうか。

 今にも跳びださんとするキリトの興奮を感じ取ったアスナは、キリトの耳元にそっと囁く。

 

「――さ。行ってらっしゃい、キリトくん♥ アリスさん、いっぱい可愛がってあげてね♥」

 

 最後の一押しを受けたキリトは、アスナとリーファの乳房から手を離しアリスのもとへと向かう。妖艶に微笑むシノンと視線を合わせたのも束の間、拘束されたままのアリスの身体の上に覆い被さる。実際の馬の交尾を模し、両腕はアリスの肩へ。猛る肉棒はアリスの股座と下腹部をなぞるようにしながら、太股の間に差し込む。

 

「……っ!! キリト、来てくれたのですね……♥ よかった……♥ お前の交尾相手として相応しくないのかと、不安になってしまう所でした……♥

 ああ……おちんぽもこんなに大きくして……♥♥ いっぱい我慢してくれたのですね……♥ んふっ♥ だ、大丈夫ですよ♥ すぐにすっきりさせてあげますから……♥♥」

 

 身体にかかる重みと下腹部に触れる逸物の大きさに、アリスは歓喜の声を漏らす。首筋にかかるふうふうと荒い鼻息すらも、今のアリスを喜ばせるアクセントにすぎない。

 その姿をじっくりと眺めながら、アスナ、リーファ、シノンは、二匹の獣の周囲に陣取る。その姿はアリスに見えていなくとも、彼女らが滑稽な見世物を見に来た観客であり、自分は彼女らを楽しませる見世物でしかないことは自ずと察せられた。であれば、すべきことは一つしかない。

 下腹部から湧き上がる興奮に自然と緩む口元をどうにか引き締めながら、アリスは声を上げた。

 

「……ほっ♥誇り高き聖光騎士団の騎士達よ! これより、聖光騎士団を代表し、団長たるアリス・シンセシス・サーティとオス馬キリトによる獣姦交尾――『神馬交』を披露いたします♥

 私がオス馬様の極太ちんぽ様に蹂躙され、見事に馬の仔を孕むところを、しかと見届――けえひぃい゛ぃぃぃっ゛♥♥」

 

 見世物披露口上の最中だったアリスを襲ったのは、我慢できなくなったキリトの挿入。シノンが施した事前準備と儀式の興奮にたっぷり濡れぼそったアリスの雌穴は、女体を気遣わない乱暴な挿入すらもしっかりと受け止め、一気に最奥部まで膣道を明け渡す。

 子宮口手前、最も敏感になる部分を襲う立派な亀頭。弱点への強烈な一撃に、アリスはびくびくと身体を震わせ、背中を思い切り仰け反らせる。

 

「お゛っ♥ あひ♥ はひゅ♥ いぎっ、いぎなりぃ……♥♥ おっ、おく、奥までいっぎにひぃ……♥♥ こんにゃの♥はんしょく、反則ですぅ……♥」

「うっわ、アリスさんのおまんこ、すっごぉい……♥ お兄……じゃなくて、お馬さんのでかちんぽ、全部入っちゃった……♥」

「普通はさ、あんなの入らないよね……。しかもとっても気持ちよさそうな顔しながら、お馬さんとの本気交尾楽しんでる……♥」

「変態。淫乱。あんな人が私達の団長だと思うと恥ずかしくて外も歩けないわ」

 

 痴態を晒すアリスを取り囲みながら、アスナ達は思い思いの言葉で彼女の羞恥心を嬲る。目隠しをしていない三人はもちろん、アリス自身もまぐわっている相手がオス馬ではない事を知っているが、これはそういう儀式なのだ。

 騎士団の代表・象徴であるアリスは、オス馬の逞しい肉棒でハメ貫かれ、愛液を垂れ流しながらメスの悦びに浸っている――それが、この場での紛れもない事実だった。

 

「あれ、アスナさん。お馬さん、急に動かなくなっちゃいましたけど……何かあったんですかね?」

「ふふ。あれはね、アリスさんのおまんこに自慢の最強おちんぽの形を覚え込ませてる最中なのよ。ああやっておちんぽを入れっぱなしにして、キリトくんのおちんぽ専用のサイズに変えることで『このおまんこはキリトくんのちんぽ専用スペース』『私はこのおちんぽ様で孕ませていただくための肉袋です』って、アリスさんの身体に直接教えてあげてるの」

「へ~、そういう意味があるんですね! 勉強になります」

「覚えておくといいわよ。黒くて素敵なお馬さんとセックスするとき、きっと役に立つから。

 ……ま、お馬さんとセックスしたがるような変態なんて、アリスさんくらいしかいないと思うけど」

 

 アスナとリーファが少し遠巻きに見守りつつアリスを揶揄する一方、シノンは二人の側に近づく。

 

「本当にすごいわね……アリスのおまんこ、こんなに拡がって……♥ キリトもすごく気持ちよさそうね……♥」

 

 身を屈めて、密着した二人の腰回りや結合部をしげしげと興味深げに眺めた後、シノンはキリトの隣にぴたりと寄り添うとそのままキリトの肌の上へ次々にキスを重ねていく。腰から腹、胸、首筋、頬へとライトなキスのラインを描きながら、最後は唇へ。舌を挿し込みあいながら、くちゅくちゅと音を響かせてディープなキスを交わす。

 シノンと絡み合う舌の感触を愉しみながら、キリトは止めていた腰をやおらに動かし、アリスの蜜壺を責め立て始めた。

 

「――はぎゅっ゛♥お゛っ゛♥ きり゛、キリトぉ゛っ゛♥ あっあ゛ぁっあッ♥♥ くひぃっ♥ キリトの、はあっ♥はあっ♥ キリトの馬ちんぽぉ♥♥ すき、すきぃ゛ぃいっ♥」

 

 獣めいた無造作な抽送。それが何よりもアリスを狂わせる。太い肉竿によって拡張されたアリスの膣内を、しっかりと張り出したカリ首がぞりぞりと容赦なく擦り上げ、1ストロークごとに快楽物質を大量生成させる。

 腰と腰が触れあう度、ばっちゅ、ばっちゅと響く劣情の水音。毛皮絨毯の上にしとしととこぼれ落ちる愛液の滴。獣の欲望を露わにしたキリトを健気に受け止めながら、アリスもまた一匹の牝へと堕ちていく。

 

「あっ♥んぅう♥あっあっ♥あひぃい゛っ♥ キリトの、おっきい、おちんぽぉ……♥ はあっ、はあっ……きゅひぃ♥ そんなに、激しく♥んっ♥んぃいっ♥ どちゅ、どちゅってされてしまってはぁ♥ 私、わたし♥きもちよく、なって♥あなたに、おぼっ♥おぼれて、しまいまひゅぅぅうっ♥♥ おぅっおっおひぃいい♥♥」

 

 そんな事を言われて興奮しない方がどうかしている。

 自然とオスを昂らせる鳴き声を上げながら悶えるアリスを、キリトは容赦なく肉棒で貫く。愛する者にする行為とは思えない、獣の交尾。それが最高の愛情表現であることを知っているシノンは、すぐ真横で見守りながら、ただくすくすと媚笑を零す。

 

「よかったわね、アリス。キリト、あなたのおまんこがとっても気持ちいいって。絶対に孕ませてやるって鼻息荒くしてるわよ♥」

「おぅっ♥いひぃ♥ ほんっりょっ♥んほ♥本当、ですか♥ うれしい、うれしいです♥ キリトのおちんぽ♥きもちよぐでぎでっ♥あっあっうぁ゛っあひ♥ぅっ、うれしいっ、ですぅっ♥」

「ふふ。さすが、団長さんは偉いわね。じゃあ、そんな団長さんに……私からご褒美をあげるわ」

 

 キリトの肌の上を滑らせるようにボディタッチをしながら、シノンは片手をゆっくりと下ろす。その手が向かう先は、アリスの背中と尻のちょうど境目。性交の快楽に酔い、肉棒で突かれる度にひくひくと反応する金色の尻尾。

 

「アリスはケットシーになって日が浅いから知らないかもしれないけど……ケットシーにはね、他の種族にない『弱点』があるの。その代表が――ここ」

 

 アリスの尻尾、その根元をシノンの手が徐に掴む。握手程度の力しか込めていないようだったが、それでもその効果は絶大だった。

 

「――!?っんっ゛ぅ――んひぃ゛ぃいぃいい゛んんんっっ♥♥♥」

 

 びくびくと身体を震わせながら、アリスが一気に達する。淫らにイキ潮を撒き散らしながらぎゅうぎゅうと締め付けを強める膣肉の感触に、キリトはアリスの最奥までをみっちりと肉棒で埋めたまま、思わず腰の動きを止めてしまった。

 

「これ、効くでしょ? 特にね、誰かさんのぶっといおちんぽをぶっこまれてる時に、尻尾の根元の所をさわさわってされると――」

「――ぁあぁぁああああああ゛あ゛っ♥ あ゛っ♥あ~~~っ♥ あーっ♥あっ♥あ゛~~っ……♥」

「こうやって、すっごく簡単に気持ちよくなっちゃうのよ♥ これが……ケットシーの女の子に共(・)通(・)の(・)弱点♥」

 

 アリスの尻尾を弄ぶシノンの瞳が、意味ありげな視線と共にキリトを見つめる。アリスの身体を使い、キリトにケットシー共通の弱点を教えたシノン自身もまたケットシーである。それが後の自分に何をもたらすか――シノンが想像していないはずも、そして期待していないはずも無い。

 絶頂に酔うアリスの意識がどうにか戻ってくるまでの合間に、悪戯に誘う蒼いメス猫が再びキリトと唇を重ねる。そのキスと共に時計の秒針が半周ほどした頃、周囲で見守っていたアスナが不意に片手を上げた。

 

「はーい、シノのんに質問でーす」

「……んっ♥ はい、なにかしら。副団長サマ」

「もし、黒くて強くて絶倫なお馬さんのぶっといおちんぽでばこばこされてる最中のケットシーの尻尾を、根元からしこしこしてあげたり、お口で舐めてあげたりしたら……いったいどうなっちゃうんでしょうか?」

「いい質問ね。その答えは……ちょうどここにいるお馬さんとケットシーの女の子を使って、実際に確かめてみましょう」

 

 実に良い笑顔を――たとえば、爆弾を片手に誰かに抱きついて引き分け同時優勝を狙う時のような――浮かべたシノンがそう言った途端、どうにか意識を正常ラインまで回復させたアリスがびくりと震える。

 

「だ、ダメです! それはダメです、シノン! キリトのおちんぽで乱暴に犯されながら、敏感な尻尾をいじめられるだなんて……♥ そんなことをされては、私、わたし……♥」

「そういうの、せめて顔くらい取り繕ってから言ったらどう? あなた今、思いっきり笑顔になってるわよ」

「――っ!?」

 

 シノンの言葉が冷酷な一矢となってアリスを射貫いた瞬間、キリトは何の前触れも無く肉棒を引き抜き――そして、激しい抽送を再開した。

 

「――んんん゛ぉひぃぃ゛いっ♥ お゛っ♥お゛っ♥お゛ぶぅっ♥ きりっ――ひぃっ♥ キリト、だめ♥だっ♥だめえぇっ♥ いま゛っ、今、いまちんぽだめ゛ぇぇえっ♥♥♥」

 

 アリスの肩にかけた両手――いや、前(・)脚(・)で華奢な女騎士を抑え込み、太いペニスを奥の奥まで叩き込む。己が誰の牝なのかを理解(わか)らせられる蜜壺は、敷かれた毛皮の上に愛液の滴をぼたぼたと撒き散らしながら、自身のフラクトライトに交尾の快楽信号を垂れ流し続ける。

 種付けを目的とした本気のピストンが、アリスの蜜壺を蹂躙する。それですら狂いそうな快感の奔流を生み出すというのに、シノンがアリスの無防備な尻尾を握って容赦なく上下させる。

 

「ほら、アリス。すりすり、しこしこってされると……気持ちいいでしょ?」

「きもち゛ぃひ♥い゛ぃっ゛♥♥ あぐっ♥いひぃ♥ おっおっおっ♥♥ きもちひ――ぃいぃいいっっっ♥ あっアっあッアッ♥――あ~~~~~っ゛♥ぁぁああっ゛♥」

「ほら、このあたりもトントンってしてあげる。精子出してもらうまえに、ちゃんと妊娠する準備しておくのよ?」

「ふひゅっ♥ぴゅひぃ♥ しまひゅ、します♥ きりとの、あかちゃんはりゃむじゅんび♥♥ おほお゛ぅっおぅ♥♥ せっ、精液もらう準備しますかりゃあぁあああ♥♥ 

 きて、きてぇえっっ♥♥ んぉほお゛ぅっ♥ キリトの――せーえき、ぜんぶ、ぜんぶなかにひぃぃっ♥♥」

 

 尻尾を弄ばれ、付け根をマッサージされて発情を促される。もはやセックスと交尾と種付けとまぐわい以外には何も考えられなくなったアリスは、肉棒の容赦ないピストンに狂い悶える。

 彼女の鳴き声と共に繰り返し繰り返し絶頂する牝の膣肉は、一刻も早く、一滴でも多くの精液を搾り取ろうとキリトの肉棒に絡みつく。既にアリスの膣内でたっぷりと奉仕された肉棒は、激しい抽送の刺激と共に一気に臨界点を超えた。

 

「――ッ!!」

 

 アリスの膣奥へ叩き込まれる、最後の一突き。本物の馬のようにぶるりと身を震わせたキリトは、肉棒をきっちりと押し込んだまま、煮えたぎる精液を一気に射精した。

 

「――――ぁあっあっあ゛ぁああ♥♥ イ――ぐっぅぅうう♥♥いぐ♥いぐぃぐいいひぃいぎゅぅううぅ♥♥♥ あっあああ~~ぁああっ♥♥♥ せーえ、きひぃっ♥いっぱい♥いっぱいぃひいぃい♥♥」

 

 アリスを侵す、絶頂に次ぐ絶頂。前をキリトの両腕(まえあし)に、後ろをキリトの肉棒に抑え込まれたアリスは、背中を海老反りに仰け反らせながらぶしゃぶしゃと潮を噴いてイキ狂う。

 黒い目隠しに遮られた碧い瞳がどれだけ蕩けてしまっているのか、それを知る術はない。視界を遮られたアリスの脳裏に結ばれている光景が、黒の剣士に覆い被さられて膣内射精されている己の姿なのか、あるいは逞しき黒毛馬にのし掛かられ種付けされている女騎士の姿なのかを知る術も。

 分かるのは、アリスがびくびくと痙攣するほどに深く激しい牝の快楽に溺れていることと、その口元は唾液を垂れ流すほどに緩んでしまっていることだけだった。

 

「お゛♥おひゅぅ♥♥ ――あ゛♥あひ、あ゛ぅう゛う゛ひぃい゛っ♥ まだ、でっ、でて……♥ あっああ゛っ゛あぴぃ、あっあぁあっ♥♥」

「よかったわね、アリス……キリトのザーメン、たっぷり流し込んでもらえて……♥」

 

 腰と腰をぴったりと密着させて繋がったまま、アリスの蜜壺へどくどくと流し込まれるキリトの精液。その全てを受け止める子宮と、受精しやすいように栓の役割を果たすペニスを共に労るように、シノンはアリスの下腹部を撫でる。

 《ALO》に存在する全ての妖精種族の中でも最も獣に近い妖精であるケットシー。人の理性と獣の本能を擁する彼女らだからこそ、己が番うべき雄が誰なのかを他のどの種族よりも鋭敏に察する事ができる。

 

「あっ……♥あっ♥……~~~んぅっ……♥♥ キリ、ト……はぁっ……♥ すき……だいすきです……♥」

 

 牝の深奥部を満たす熱い液体の感触に、牡の愛情を強く感じる。視界を埋め尽くす"彼"の色と共に、己が誰の牝であるかを改めて理解させられる悦びを、アリスはただ幸福の内に享受していた。

 

 


 

 

「――種付け、ご苦労様。キリト」

 

 アリスの子宮を容赦なく陵辱する大量射精を終えたキリトの耳元に、シノンがそっと囁く。それを合図に、キリトは繋がりっぱなしになっていた逸物をようやく引き抜いた。カリ首が膣道をなぞる刺激にぴくぴくと反応するアリスの中から愛液の糸端を引き連れて露わにになるのは、攪拌された本気汁をまとったオスの象徴。未だ欲望に滾るその肉柱の先端には、放ったばかりの精の残滓がべったりと付着していた。

 オスに屈服した事を示すかのようにぱっくりと開かれたままになったアリスの股穴と、まだまだ種付けできると主張する逸物を一瞥したあと、シノンはアスナに声をかける。

 

「アスナ、キリトのお世話をお願い。アリスは私とリーファで綺麗にしておくから」

「オッケー、シノのん。リーファちゃん、シノのんのお手伝いよろしくね」

「はいっ」

 

 元気よく頷いたリーファが、アリスの腕にはまった拘束を弛めていく。その横でシノンはアリスの股の間に顔を埋め、アリスの性器から逆流して流れ出そうとしていた精液を啜り始めた。精液は一滴たりとも無駄にしないというのも、この騎士団の規則らしい。

 一方、シノンと入れ替わるようにキリトの隣にきたアスナは、そのままキリトの腕を取って四阿を離れる。夫婦揃って向かった先は、最初にいたビーチチェアがある場所だった。

 

「儀式はもう少し続くけど……女の子には色々と準備が必要なの。だからその間、キリトくんはちょっと休憩。

 ……あ、もうお馬さんモード解除して、普通に喋っていいからね」

 

 ビーチチェアにキリトを腰掛けさせると、アスナは慣れた動作でキリトの両脚の間に座り込む。その眼前には、性交の痕跡をまとったまま屹立する肉棒。キリトの両膝に掌を当てて身体を起こしたアスナは、己の口元を亀頭のすぐ上に持ってきた。

 ちらちらと投げかけられるウンディーネ妻の視線が、他の女の膣を征服したばかりの夫のペニスを舐める許可を求めてくる。それを理解しながら、キリトはちょっとばかり焦らす方を選んだ。

 

「それで、アスナ。……この後はどうすればいいんだっけ」

「今、シノのんとリーファちゃんがアリスさんの全身を舐めて綺麗にしてるんだけど……それが終わったら、もう一度アリスさんとセックスしてもらう事になるかな。お馬さんじゃなくて、今度は人間のキリトくんとして」

「人間としてか……」

「うん。お馬さんとのセックスを頑張ったアリスさんに、いちゃいちゃえっちでご褒美をあげるの。それで、儀式は完了」

「なるほどな……ありがとう、おかげでよくわかったよ。アスナ」

「どういたしまして。

 ……ところで、その……そろそろ、いい? 種付け頑張ってくれたおちんちん、綺麗にしてあげないと可哀想だよ? ほら、ちょうどよくここにキリトくん専用のおちんぽ洗浄器もあるよ?」

 

 フェラチオ経験の豊富さをアピールするように、アスナは口を開けて舌を伸ばす。肉棒から立ち上る濃密な性臭を嗅ぎながら、喉奥まで丸見えになるほどに大きく開かれる口を晒して、アスナは必死に懇願する。

 焦らすのも、焦らされるのも、流石にそろそろ限界だった。

 

「よし、じゃあ……キレイにしてくれるか、ちんぽ洗浄機さん?」

「うんっ♥ 私にまかせて♥」

 

 キリトの膝に手をついて身体を支えたまま、アスナは肉棒への奉仕を開始する。開いた口を真っ直ぐ前に進め、張り出した亀頭を口内へ。そのまま頬を窄めて吸い付きながら、少しずつ、少しずつ、キリトの脚の間奥深くを目指して進んでいく。

 

「おぶっ……おぅごふっ……♥」

 

 唇が肉棒にぴったりと張り付いたままでも、音が漏れ聞こえてしまうほどに丹念な舌奉仕。アスナの鼻息が荒くなるのは口呼吸を封じられているからというだけでないことは、興奮を湛えながらキリトを見つめる彼女の瞳を見ればすぐに分かった。

 ゆっくりとした所作でキリトの股座に顔を埋めたアスナは、静かに目を閉じるとそこで動きを止める。頭部全体を動かさなくなった代わりとばかりに、口内に隠れた舌をぐにぐにと動かし、肉棒に付着した痕跡を舐めとる方に集中する。

 アリスの愛液も、キリトの精液も、1マイクロリットルであろうと無駄にはさせないという固い決意の下に。

 

『――ねえ、キリトくん。あとでみんなと一緒に、キリトくんのおちんぽに誓いのキスしてもいい?

 ほら、騎士って仕える相手に誓いを立てたりするじゃない。いつも結婚式ごっこする時みたいに、キリトくんのちんぽに誓うのも楽しそうだなーって』

 

 合成音声システム越しの声であっても、アスナが心底楽しんでいる事は伝わってくる。深窓の令嬢たるアスナが斯様に淫蕩、そして純真であることを知る者はそういない。男なら一人、女なら十人という所だろうか。

 

「それは……なるほど、いいアイデアだなアスナ。じゃあ、あとでそれっぽい感じの部屋を用意しておくよ」

『ほんと? やったぁ♥ みんなにはあとで私から話しておくから楽しみにしててね♥』

 

 副団長として今後の予定を立て、同時に肉棒を清め終えたアスナはゆっくりと顔を後ろに引く。頬を窄め、唇をちゅうちゅうと肉棒に吸い付かせたまま少しずつ動く様は、どこか滑稽でそして過剰な程にエロティックだ。

 流石の貫禄というべきか、アスナの口内から抜け出て露わになった部位には、性交の残滓どころか唾液の滴すらも残っていない。フェラチオ奉仕の名残を感じさせるのは、しっとりと水分を含んだ表面の感触だけだった。

 

『はーい、キリトくんのおペニス洗浄完了しました~♥ じゃあ最後は……お掃除の後もちゃんとお射精できるかチェックさせてもらうね♥』

 

 亀頭の先端から少し下、ちょうど鈴口の周囲のみに唇を貼り付けたまま、アスナは少しだけ顔を上方に向ける。相変わらず両手はキリトの膝に乗せたまま、敏感な亀頭を舌先でちろちろと弄くり回す。

 喉奥ディープスロート大好きお嬢様であるアスナが、こうして先端だけを刺激する時。それは、『私をキリトくんのオナティッシュにしてください♥』という、無言のおねだりモードに突入した事を意味していた。

 だから、使う。ごく無造作に。

 

「……」

 

 目を細め、嬉しそうに待ち構えるアスナの眼前で竿を扱く。興奮材料(オカズ)は――今回は、ヌーディストビーチで戯れるシリカ、ストレア、フィリアの映像。手の速度は速く、遠慮無く。ただ抜いて欲望を解消するためだけに、雑に。うっかり手を滑らせてアスナの顔面に手をぶつけない事だけは気を配りつつ、昂ぶるに任せて手を前後させ――。

 

「……っ!」

 

 愛しい男とキスをする時と同様、唇を交わすことそのものを悦ぶアスナの中へぶちまける。天上の女神すらも恥じ入るような美しい乙女の可憐な唇を、オスの象徴へと口づけさせたばかりかあまつさえ精液を吐き捨てる穴として使う――その背徳感が、どうしようもなく男を猛らせる。

 陰嚢から解き放たれた白濁液が肉棒の中を伝い、アスナの口内へ次々に飛び込んでいく。可憐な口の天井へと迸る生々しい精液を、アスナは笑顔のままで受け止める。普段は喉奥で受け止め、そのまま流し込んでしまう精液を、このときばかりは口の中へと留め続ける。

 

『……………………射精(で)たね♥ すっごく、い~っぱい……♥』

 

 やがて、激しい射精の奔流が終わりを迎え、飛沫の勢いが弱まった頃。溜め込んだ精液がキリトの亀頭に触れないよう器用に舌を動かしつつ、アスナは僅かに残った種汁の滴を肉棒の先から吸い上げる。射精一回分の精液を、きっちり口の中に納めた所で、ようやく唇を肉棒から離す。

 にちゃり、くちゃりと。わざと下品に音を立てながら、もったりと粘つく濃厚な精液を口の中で咀嚼し、攪拌。自分の唾液と混ぜ合わせたところで、キリトからよく見えるように大きく口を開く。

 

『すごいよ♥ ほら、こんなに……♥』

 

 それはまるで白く濁ったプール、あるいは濁り酒をどっぷりと注いだ杯。その中で悠々と泳ぐ紅い舌という色の取り合わせは、あの鋼鉄の城にいた《閃光》を思い起こさせる。射精直後の男に特有の妙に冷静になる瞬間のせいでキリトが感慨に耽る中、アスナはゆっくりと口を閉じ――そして、喉を鳴らした。

 ごくり、ごくり、ごくり、ごくりと。四度に分けてどうにか飲み込まれた種汁が、アスナの体内へと取り込まれていく。決して受精できない代わりにアスナの血肉となる権利を得た種汁達を全て飲み干し、アスナは再び口を開けた。

 

「――けふぅっ……♥ どろっどろで美味しい濃縮ちんぽ汁、ごちそうさまでした……♥」

 

 胃の底から昇る精液臭い吐息が亀頭の表面を撫で、身体の奥底までキリトに浸食された事を示す。ちゃんとオナティッシュの役目を果たせたご褒美に水色の髪をさらさらと撫でてやれば、アスナはゆったりと身を預けてきた。

 未だ屹立した逸物を下腹部に当てたまま、アスナは夫の体に抱きつく。互いの温もりを求めあうゆったりとした夫婦の時間。それは、リーファが儀式の準備を終えた画像――毛皮の上に横たわって開脚するアリス・シノン・リーファの裸身――付きメッセージを送ってくるまで、ただじっくりと続いた。

 






10-2.【限りなく透明に遠いブラック】 に続く。

【11】どのエピソードが最も興奮しましたか?

  • リズ・レイン編(06-1~4)
  • リーファ・フィリア編(07)
  • アリス・アスナ編(08-1~2)
  • アスナ・ユウキ編(09-1~2)
  • 騎士団編(10-1~2)
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