※この作品はR-18です。

おそらくはありふれた究極的なやりかた   作:Hastnr

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14-2.(リズベット・サチ・アスナ)


 

『――お゛っぉおぉ゛ぉおほおおっ♥♥ いぐっいぐイグイグぅうう゛ぅう゛ぅううっっっ♥♥♥』

 

 部屋に響く、ケダモノが如き雌の鳴き声。それは『生』の声ではなく、壁の一面を使った大型モニターで再生されている映像から響く嬌声だ。

 映っているのは、どアップになった男女の結合部。両脚を大きく開いた状態で下に組み敷かれた女の股座に、野太い男性器がどすどすと打ち込まれている。固く張り詰めた太いペニスが、さながらパイルバンカーのように振り下ろされる度、女は快楽に支配された喘ぎ声を響かせては雌穴から蜜をまき散らす。

 

『お゛っほぉ゛♥いひいい゛っ゛♥ ぢんぽすご♥すごぃぃいっ♥♥ これ゛、ごれむりぃ♥ イぐぅっ♥イグっ♥またイっ――いぐうぅうううぅうぅうう♥♥』

 

 画面の大半が男女の股と腰で占められているため、そこに映っているのが誰なのかを映像だけで判別するのは極めて難しい。そのあまりに品の無い喘ぎ声を聞いたとしても、誰なのかを判別するのは難しいだろう。

 陵辱めいた、あまりに一方的なセックス。巨根に蹂躙されて嫌悪を示すどころか、喜々として股を開いて雄を迎え入れ、性交の喜びに噎ぶ画面の中の女が――かつては《閃光》の二つ名を戴き《KoB》の副団長を勤めた才女であるなどと、誰に分かるはずもない。

 よしんばわかる者がいるとすれば、それは彼女と閨を共にし、その身体をよがり狂わせた事のある者だけだ。

 たとえば――今その元副団長様が裸体を擦り寄せている男のように。

 

「この撮影の時ね、すっごく嬉しかったんだよ……♥ キリトくんが、アドリブで私をお持ち帰りしてくれて……♥」

 

 自らの下半身を大映しにした映像を横目で見ながら、アスナは甘やかに囁く。映像の中で自らを犯し、今こうしてその映像を眺めているキリトの耳元へと。

 アスナとキリト、そしてこの部屋――プライベートリゾートアイランド『ティルナノーグ島』の中央に位置するゲストハウスのメインルーム――にいる全員が、例外なく裸体を晒している。性交の宴が始まってそう時間は経っていないというのに、部屋は既に男と女の淫臭で満たされていた。

 床のほとんどが柔らかいクッション素材で構成され、どこでも快適にセックスできるヤリ部屋――そこで今まさに上映されているのは、アスナ主演のAV『海外ヤリモク逆ナンヌーディストビーチ デカチン探してハメてもらうまで帰れません!』の一場面だ。

 

「ほら。最初の予定だと、ビーチの側の岩陰で、声抑えてこっそりえっちして終わりだったじゃない?

 なのにキリトくんったら『近くに部屋を取ってある。このまま一晩付き合わないか?』っていきなり誘ってくるんだもん……♥

 あんなにおっきなおちんぽを目の前に見せ付けられて……『ヌーディストビーチで裸晒して男漁りしてるようなクソビッチなんて、これでひぃひぃ言わせてハメ堕としてやる』って視線で宣言されて……♥ 私が『はい』以外にお返事できると思う?」

 

 なんとも嬉しそうな声音で、アスナは撮影時を振り返る。

 タイトル通り、海外のヌーディストビーチを舞台にアスナが逆ナンを敢行し、自らセックス相手を探すという企画型AV。アスナ自身の肉体を餌にした逆ナンはあっさりと成功し、見つけたデカチンの持ち主とアスナはビーチ側の岩陰で生ハメセックスに及んだ。

 口元を手で塞がれたまま、立ちバックの体勢でのハードファックと、当然のような膣内射精。ほとんどレイプと変わらないその性交によって簡単に腰砕けにされたアスナは、監督の許可も得ないままお持ち帰りのお誘いに乗った。その結果どうなったかは、画面に映っている映像を見れば簡単に分かってしまう。

 

「キリトくんのお部屋……♥ 誰一人邪魔できないし、誰も助けに来てくれない……気に入った雌を捕まえて好き放題種付けするための『(ねぐら)』……♥

 もちろんお外での開放的なセックスも好きだけど、キリトくんのお部屋に連れ込まれて『私、この人の雌にしてもらったんだ。あったかくて安心できる巣のなかで、思いっきり交尾できるんだ』って感じながらセックスするの……大好き♥ すっごく、大好き♥

 キリトくんのぶっといちんぽでおまんこずこばこされて、『イぐぅっ♥』とか、『お゛ほぉ゛っ♥』とか……普通の女の子が絶対出しちゃいけない鳴き声上げながらイかされまくるの……♥ これ以上無いくらいに幸せで気持ちいいんだよ♥」

 

 耳元に囁かれる、アスナの甘やかな声。普段の清楚にして清冽な雰囲気を残したその口から再現される、性交の喜び以外は何も含まれていない下品な喘ぎ声。

 耳の穴に時折差し込まれるアスナの舌が奏でる、くちょくちょとした独特の音とこそばゆい感触。それを楽しみながら、キリトは目の前にある()()()()()()()に肉棒を突っ込んで腰を振り、なんとも贅沢な自慰行為に耽っていた。

 女性の腰から下を模したと思しきその()()()()()()()は、立てた膝を支えにして尻を突き出し、後背位に近い状態で肉棒の前後運動を受け止め続けている。断面が見えて雰囲気が損なわれることがないようにするためか、腰から上の部分にはシーツが被せられている。時折、その下からどこかくぐもった、それでいて好色な声が聞こえるような気がするが――オナホールは喘がないのだから、おそらく気のせいだろう。

 もっとも、『自分の監督作品をオカズにしてもらいながら、自分をオナホールとして使ってもらう』という変わった趣味の持ち主がいれば話は別だが。

 

「――私もね、アスナとおんなじだよ。キリト」

 

 大型オナホールを掴んで腰を振るキリトに、アスナのちょうど反対側から囁く黒髪の少女。

 降り積もる雪のように淑やかで、透明感をまといながらそれでいてはっきりと耳に残る――サチの声。

 アスナ同様、裸身のままキリトの身体にぴったりと身を寄せた彼女は、愛情と熱情がたっぷりと篭もった吐息をキリトの耳に吹きかけながら――囁く。

 

「キリトにベッドに運んでもらって、キリトの腕にぎゅってしてもらうとね……とっても安心できるの。怖いことなんて何も無い、ここが世界一安全で、安心できる場所なんだ……って」

 

 優しく囁きかけながら、サチは耳たぶに吸い付き、舌先で耳穴を弄ぶ。肌に擦れる舌と唾液で水音をくちゅくちゅと響かせ、キリトを更に興奮させてから、更に睦言を紡ぐ。

 

「もちろん、えっちしてる時もそうだよ。

 キリトのすごくおっきなおちんちん……私が想像してたよりずっと立派な、大人のおちんぽを挿れてもらいながら……♥ キリトにぎゅ~って抱きしめられると、それだけで頭の中が幸せでぽわぽわしちゃうんだ……♥」

 

 サチの静かな、そして甘い囁きは鼓膜を通して電気信号へと変わり、キリトの意識をくらくらと酔わせる。

 そうしていると、いつの間にかアスナの声は聞こえなくなっていた。隣にいるアスナの囁き声ではなく、画面の中で痴態を晒しているアスナの淫らな鳴き声の方が。

 

「あっ、出た出た♥ キリトくんお得意の必殺技……キ・ス・ハ・メ♥

 私がおちんぽずこばこされながらキスされると、簡単に乱れちゃうの知っててああいう事してくるんだから……キリトくん、ほんとズルいよ♥ 好き♥ おちんぽハメて女の子堕としちゃう最強ヤリチン♥ だーい好き♥」

 

 唇を唇で塞がれた事で声を上げられなくなった画面の中の自分に代わり、アスナは囁きを流し込む。

 画面から流れてくる、くぐもった吐息の音と、肉と肉が激しくぶつかり合う音。その音の中に、隣にいるアスナの淫らな声が溶けて入り交じる。

 

「キリトくんにキスしてもらいながら、キリトくんのぶっといおちんぽでおまんこをキリトくん好みの形に変えられて……♥ ぎゅっ、ぎゅ~~~って、全身ぎっちりホールドされながらの幸せ密着交尾……♥ 女の子の支配されたい願望を刺激しまくる、強くてかっこいい男の子のセックス♥

 キリトくんのおちんちんがおまんこの深いところをごりゅごりゅする度に、『キリトくん好き♥ 大好き♥ 愛してます♥ キリトくんの赤ちゃんたくさん産ませてください♥♥』って伝えたくてたまらなくなるのに……本気の生ハメセックスで堕とされるの気持ちよすぎて、『イぐっ♥イぐうぅ♥』とか『お゛ほっ♥あひぃいっ♥』ってしか言えなくなっちゃう……♥♥

 だから……いつもキスハメで頭溶けちゃって、キリトくんおちんぽ様に媚びっ媚びの子宮でイってばっかりの画面上(あっち)の私の代わりに、こっちの私が伝えてあげるね……♥」

 

 囁きの合間合間に織り込まれる、舌と唇を使った愛撫がキリトの耳を弄ぶ。アスナの側からだけではなく、サチの側からも。

 その刺激に興奮させられ、キリトはオナホールの挿入口からローションがたらたらと溢れ出している事にも構わず腰を振り、ぐにゅぐにゅと締め付ける内側へと肉棒を突き込み続ける。

 キリトの視線は自らが雌を征服する様を記録した映像へ。キリトの肉棒は全自動洗浄機能付き高級オナホールへ。夫のために極上の自慰行為環境を用意しながら、アスナは更なる環境向上を目指すべく、しなやかな指先をキリトの身体に這わせ、キリトの耳に愛を囁く。

 

「キリトくん、大好き♥ 私、アスナはキリトくんの事を世界中の誰よりも愛しています♥ 強くて、優しくて、弱い所を隠そうと頑張って、ちょっぴり意地悪で……そんなキリトくんの全部が、大好きだよ♥ これからもずっとず~っと、アスナはキリトくんの側にいます♥ キリトくんの隣にいさせてください♥♥

 もちろん……キリトくんのおちんちんも大好き♥ キリトくんとセックスするのも、精液をどぷどぷ~っ♥って、子宮の一番深いところに射精してもらうのも大好き♥♥ 私の子宮はキリトくんと、キリトくんの赤ちゃん専用の場所だから……いつでも好きな時に使っていいんだからね♥♥

 おっきくて太くて固~いキリトくんおちんぽ……♥ 自分本位のヤリ捨てセックスでも簡単に女の子を堕とせちゃうチートおちんぽなのに……キリトくん、セックスする時はちゃんと相手の子を気持ちよくさせてあげようって気遣ってくれてるでしょ? 現実世界でセックスするときだって、ちゃんとゴム付けてくれるし、しかもゴムハメなのに何回も何回もイかせてくれるし……♥

 メスの頭の中が真っ白にぶっとんじゃうくらい気持ちいい交尾してくれる私の旦那様に、そういう優しさまで備わってるの……ズルい♥♥ 女の子として好きにならないワケないじゃない♥♥ キリトくん、好き♥好き♥♥大好き♥♥」

 

 アスナの心の赴くままに流し込まれる、夫への愛の言葉。愛情に昂ぶらされる肉欲、肉欲に裏打ちされた愛情。その二つが分かちがたく絡み合い、その二つが互いをより高く、より濃密な領域に高めていく。

 そんなアスナに刺激されてか、あるいは彼女の意図を汲み取ってか――キリトを挟んでちょうど反対側にいるサチも、キリトの耳元で愛の言葉を紡ぐ。

 

「キリト……♥ 私も、私もね、キリトのこと大好きだよ♥ 《SAO》で出会った頃から……《GGO》でもう一度会えた時も、ずっとずっとキリトの事が大好き♥

 私のせいで、キリトにはたくさん辛い思いをさせちゃったよね……。でもね、これからはいっぱい、いっぱい……楽しくて幸せな思い出を増やしていこうね。私はもう絶対、キリトの側からいなくなったりしないから……。

 だからね、これからもいっぱい……いっぱい、えっちしよう? 私のことを思いっきりぎゅーって捕まえて、サチは俺が孕ませるんだ~って主張しまくりのおっきなおちんぽで、ぱんぱん、ばこばこっておまんこ犯しまくって……♥♥ 私の体に、気持ちよすぎるセックスの味をたくさん、たくさん刻み込んじゃおう……♥ 私、キリトにだったら何をされてもいいもん……♥♥」

 

 しっとりとしたサチの声と共に流れ込む、愛の言葉。その言葉を紡ぐ合間合間に、サチはちゅぱちゅぱと音を立てて耳たぶを舐めしゃぶる。

 左右の耳から流れ込む生殖欲求を過剰刺激しまくる全肯定ボイス。脳味噌を直接興奮させる水音。耳たぶも耳穴も舐め回す舌の感触。全身を包み込むかのように密着する女体。

 アスナとサチによる息の合った連係プレイが、キリトの下腹部に滾る血を沸騰せんばかりに興奮させる。オナホールへと突き込む腰の動きも力も更に強まったせいで、シーツの下で何かがびくびくと震える。

 

「あっ、ほら見て、キリトくん。あっちの私、またイっちゃうよ♥」

 

 その光景からキリトの眼を逸らさせるためか、あるいは単に自らの痴態を見せ付けたいがためか――アスナはキリトの視線を画面上へと誘導する。

 画面の中のキリトがアスナの腰を抑え込むようにぐっと体を押しつけて動きを止めた直後、アスナの両脚がびくっ、びくっと痙攣し、丸見えになっている尻穴がきゅっと絞まる。キリトの唇によって抑え込まれた声にならない声は、ボリュームを一段増しつつもキリトの口の中だけに響いて消えていく。

 やがて――ひとしきり達したアスナの両脚から力が抜ける。アスナがぐったりとしたそのタイミングを逃さず、画面の中のキリトは再び腰を動かし、力強い抽送と共に肉棒を叩き込む。

 

「ふふっ……♥ 思いっきりイって真っ白になった頭がようやく帰ってきた所で……キリトくんったら本気のおちんぽハメ再開するんだもん♥ おかげで何回も何回もガチイキさせられて……すっかりおまんこにイキ癖と負け癖つけられちゃった♥

 おちんぽに負けるの気持ちいい♥ おちんぽに支配されるの気持ちいい♥ おちんぽでイくイくイくぅう~~~っ♥……って、体も心も完全に覚えこまされちゃった……♥

 どう? キリトくん。大好きなあなたのお嫁さんを、旦那様おちんぽに絶対服従しちゃうお手軽アクメおまんこに調教しちゃった気分は?」

 

 性交の快楽に酔う画面の向こうの自分を揶揄するアスナの囁きによって満たされる、雄の支配欲求。昂ぶる生殖本能。

 そこに追撃をかけるのが、サチの囁きだ。

 

「やっぱりすごいよ、キリトのおちんぽ……♥ 一緒に交尾してる時は、気持ちいいって事だけしか考えられなくなっちゃうもん……♥

 私もアスナも、それに他のみんなも……キリトに出会うまで、えっちなことはもちろん、誰かとお付き合いしたことも無かったんだよ? なのに今じゃすっかり、みーんなキリトのおちんぽに支配されちゃった♥♥

 せっくす未経験の処女おまんこ、キリト好みに開発されて……子宮の奥の奥までキリト専用に染め上げられちゃった♥♥」

 

 左右から注ぎ込まれるアスナとサチの甘やかなる睦言。どんな高級バイノーラルヘッドホンでも敵わない、ダイレクトな誘惑の声。

 身も心も捧げ物として差し出す言の葉に、意識はくらくらと酩酊させられ、同時に激しく昂ぶらされる。そんな極上の体験を味わっていると、画面の中の肉棒の動きが一層激しくなった。

 

「あっ……見て、キリトくん♥ 今度は、あっちのキリトくんがイっちゃいそう♥ 固~く勃起した旦那様おちんぽで、受精したがりのマゾ妻おまんこを、ごりゅごりゅっ♥どちゅどちゅっ♥って、らぶらぶハードピストンでいじめまくってあげてる♥♥」

「わあっ……すごぉい……♥ 射精する時のおちんちん、こんなに激しく動いてるんだね……♥ いつもは気持ちよすぎて見てる余裕なんてなかったけど……改めて見ると、すごくかっこいいよぉ……♥♥

 こんな風に力いっぱい愛してくれてるんだね……♥ こんな頑張ってる所見せられちゃったら……どうしよう、どんどんキリトのことが好きになっちゃうよ……♥♥」

「がんばれ~♥ キリトくんのデカぶとおちんぽ~♥ やっちゃえ~♥ キリトくんの精液たっぷりずっしり金玉~♥ 全面降伏済みの雌嫁おまんこにずぽずぽピストン叩きつけて、精子がみっちみちに詰まった特濃精液で卵子溺れさせちゃえ~♥」

「ここで見ててあげるよ、キリト♥ キリトの、柱みたいに太いおちんぽがアスナのおまんこをこじ開けて、一番深~いところでザーメンびゅ~びゅ~しちゃうところ……♥ オナホお嫁さんの性処理まんこに重たい種汁叩きつけて、ユイちゃんの弟か妹を作っちゃうところ……♥♥」

「受精したい♥ 孕まされたい♥♥ キリトくんの精子で、私のお腹をおっきくしてもらいたいよぉ……♥♥♥ 『私は旦那様とナカダシセックスしました』って、誰が見てもはっきりわかっちゃう体にされたいよぉ……♥♥♥」

「ねえ、キリトはどっちがいい? キリトに似て優しくてかっこいい男の子? それとも、私に似てパパが大好きな女の子? 私はね――両方、欲しいな♥」

 

 快楽と羨望と妊娠願望と情欲に蕩ける二人の声。膣内射精(たねつけ)、妊娠、孕ませ――生物が持つ繁殖欲求を刺激し、キリトの遺伝子を腹の内に宿し育てる事を望む女達の声。

 そんな声で誘惑されて耐えきれるものがどこにいるだろうか。いや、いない。

 アスナとサチによって齎された興奮と画面の中の己に引きずられ、キリトは肉棒の抽送速度を一気に早める。もともと、()()()()()とは思えないほど強烈にして柔軟な肉穴の締め付けによってかなりの所まで昂ぶらされていた体の奥から、激しい射精欲求が湧き上がってくる。

 その気配を、二人の雌嫁は敏感に察知した。

 

「――ふふっ♥ キリトくん、種付けする準備ができたんだね♥」

「それじゃあ……あっちのキリトと一緒に、最高に気持ちよーくお射精できるタイミング……私達が教えてあげる♥

 キリトはオナホールをずぽずぽすることだけに集中してね♥」

「もちろん、途中でお射精しちゃっても大丈夫だからね? それじゃあ、いくよ……♥」

 

 オナホールの腰部分をがっちりとグリップし、射精に向けて半ば乱暴に抽送を続けるキリト。その体に左右から寄り添いながら――二人はカウントダウンを始める。

 

「「さーんっ♥」」

 

 前後間隔が極めて短いピストン運動によって肉と肉が激しくぶつかり合い、ぱんぱんと音を立てる。

 

「「にーっ♥♥」」

 

 オナホールが断続的に潮を噴き、マットをびちゃびちゃに濡らす。執拗なまでに絡みつく媚肉を振り払うように、亀頭が抜ける寸前まで腰を引く。

 

「「いーちっ♥♥♥」」

 

 二人の身体がぎゅっと密着する。引いた腰を思い切り突き出す。

 

「「ぜろーっ♥♥♥♥♥♥♥」」

 

 最後の一突きを叩き込み、肉棒を雌壷の中に深々と沈める。左右から挟み込む雌二人のように絡みつく膣肉が肉棒を絞り上げる中、亀頭は子宮口をしっかりと抑え込み――そして、白濁液を解き放つ。

 画面の中のキリトも、画面の外のキリトも全く同じタイミングで達すれば――画面の中で唇を塞がれたアスナが、くぐもった喘ぎ声を上げてびくびくと身体を震わせる。

 

『――ん゛ぅう゛う゛っ゛ぅうぅうう゛う゛う♥♥ んぉ゛っ♥んぶふぅううぅう゛ううぅううう゛ぅぅぅ♥♥♥』

「ひぁ――あああぁあ゛ぁあっ♥♥ あ゛っあ゛ぁああああっっっ♥♥♥ あ゛ぉっ♥あ゛ぉっ♥♥お゛ほおぉお゛おおおっ♥♥♥」

 

 両脚をキリトの腰にがっしりと絡ませてホールドしながら鳴き、繰り返し繰り返し淫らに達するアスナ。それに重なるのは、シーツの下から聞こえる()()()()()の喘ぎ声。まるで今まで枕に顔を押しつけて必死に我慢していたものが、ついに耐えかねて溢れ出してしまったかのような絶頂の声。

 その声に合わせるように、左右に控えるアスナとサチもまた、鳴く。味わう度にメスの喘ぎ声として出力されてしまう感覚を、人の言葉に乗せて。

 

「あはあっ……♥ あっちのキリトくんも、こっちのキリトくんも……いっぱいお射精してくれてありがとう♥ 好き♥ 大好き♥ 私のことハメ潰してくれてありがとう♥♥♥

 赤ちゃんの素がたっぷり詰まったキリトくんのどっぷり重々せーえき、びゅーびゅーしてもらうの、とっても気持ちいいんだよぉ……♥ 一滴残らずおまんこで受け止めて、お嫁さん子宮の中で卵子レイプ遊びさせてあげるから……金玉さんに溜まってる精子ちゃん達、遠慮無く私の中に吐き出して……♥♥

 イきまくってきゅうきゅう痙攣しちゃうおまんこ肉を、精液の通り道を作るためにぐーっと太くなったおちんぽ様に押し返されて、雌は雄に絶対勝てないって事を教え込まれながらイクの気持ちいい♥ イク度に私は旦那様ちんぽの所有物だって、孕ませフリーな子作り便女だって覚え込まされちゃうの気持ちいいよぉおっ♥♥」

「どぷどぷっ♥どくどくっ♥……って、おまんこぜーんぶ征服して、子宮にぐぐーっておちんぽ押し当てながらのたっぷりお射精……♥ とってもかっこいいよ、キリト……♥ 大好きだよ♥♥ 何度だって惚れ直しちゃう♥♥

 クリームみたいに重たくて濃厚な精液で、女の子の一番深くて大事なところをマーキングしてくれるの嬉しい……♥ 私も、同じ女の子だからわかるもん♥ 大好きな男の子が自分の身体で興奮してくれて……♥ 種付けしたい、俺の子供を孕ませてやりたい、俺のちんぽでハメ倒して俺のメスにしてやりたい……って心が伝わってくるくらい激しく、ぶびゅ~っ、どぴゅぅ~~~っ……て、たっぷり膣内射精してくれるの、最高に幸せだもん♥♥♥」

 

 過去の己にしがみついて種付けを乞い願うアスナの結合部を見ながら、そして今のアスナとサチに左右から愛の言葉を注がれながら、キリトは全自動洗浄&ローション分泌機能付きマゾ型雌穴(オナホ)に一切遠慮無しに精液を解き放つ。

 極上の自慰行為に耽りながら、陰嚢と肉棒の赴くまま、湧き上がり続ける精液をどくどく、どくどくと放つ。本日何度目かの射精が続く間――そして、長々と続いた射精が一段落し、キリトが射精の余韻に浸る間も、アスナとサチはキリトに寄り添い、耳元で愛の言葉を囁き続ける。

 そうしている間に、画面の中のキリトはゆっくりと腰を引き、アスナの膣内から肉棒を引き抜いた。

 

『――はひゅ……♥ はあっ、はあぁっ……♥』

 

 肉棒の形にぱっくりと口を開けた雌華と、少し時間を置いて逆流する精液と愛液の混合物。絶頂の余韻にがくがくと痙攣するアスナの身体。

 そしてキリトが移動した事と、カメラの画角が変わったことで見えるのは、だらしなく開けっぱなしになった口から舌をぐったりと突き出し、快楽に蕩けるアスナの顔だった。

 

「うっわあ……♥ アスナの顔、すっごいね……♥ 普段とは全然違う、キリトのおちんぽに完落ちしちゃった顔してる♥♥」

「キリトくんがいけないんだよ? 君の凶悪なおちんちん様で、私の弱いとこイジメまくってくれる上に、私がしてほしいことはなんでもしてくれるんだから……♥

 ほら見て。今だって、髪の毛掴んで私の顔持ち上げて、種付けしてくれた旦那様ちんぽにお掃除フェラさせてる♥ カエルみたいに脚広げてぐったりしてるお嫁さんに、力尽くでおちんぽおしゃぶり()()()()()()なんて……やっぱりズルい♥♥」

「いいなあ……♥ 私も、もうちょっと髪の毛伸ばそうかな……? そしたら、キリトにアレしてもらえそうだし……」

 

 絶頂を幾度となく味わわされた末に脱力したアスナが、ほとんど無意識に肉棒へしゃぶりつく姿を見ながら、アスナとサチは口々に感想を述べる。やがて、映像の中のアスナがうまく力の入らない両手でピースサインを作ったまま、お掃除フェラを続けるところを映したまま画面はゆっくりと暗転し上映を終えた。

 コンソールウィンドウを呼び出したアスナは、次に再生するタイトルを『実録・きりとくん(●歳)のなつやすみ ~夜這いしてきた近所のお姉さん達によってたかって甘やかされながら優しく童貞を奪われた所から始まる生ハメ交尾しまくりのフリーセックスサマーデイズ~』に設定。

 そのまま身体を滑らせるようにキリトの胸板の上へ顔を寄せたアスナは、射精を終えたばかりの夫を見上げた。

 

「キリトくん♥ 元気な赤ちゃんの素たっぷりの種付けお射精、お疲れ様♥ 

 キリトくんのことだから、おちんちんさんでもっともっとオナホ遊びしたいと思ってるだろうけど……今日、ここに来てからず~~~っとヤリっぱなしでしょ?」 

 

 そう問われれば、アスナを見つめ返していたキリトの視線がちらりと別の方向を向く。具体的に言うと、股座から白濁液を溢れさせたまま部屋の床(マットレス)の上にぐったりと横たわるロニエとルクスの方へと。

 キリトの案内役としてウェルカムセックスのサービスを提供した二人は、このゲストハウスに着いたあと、『キリトをちゃんと案内できたご褒美』と称したキリトとアスナ達による徹底的な快楽責めに合い、完全なるグロッキー状態に陥っていた。

 まあ、これはいつものことなので自然回復するまで放置していればいいのだが。

 

「いくらキリトくんのおちんぽが、アンダーワールドで私と百年以上交尾しまくったおかげでレベルアップした、女の子をたくさん飼い慣らせちゃう超絶倫ハーレム王様おちんぽだからって……今日はまだ長いんだし、時々休憩入れなきゃダメよ。

 もちろん、オナホまんこイジメを頑張ってくれたおちんちんは、()()()()()()()()()が優しくマッサージしてあげるから……すっきりしたら、おちんぽゆっくり抜いてね♥」

 

 アスナの言う()()()()()()()――つまりサチは、アスナがキリトの視線を奪っている間に移動し、四つん這いになって下からキリトを見上げている。そうして舌先を伸ばし、唇をぺろりと一舐め。ぷるんとしたリップを塗らし、受け入れ体勢を整える。

 甲斐甲斐しい雌嫁二人を見下ろしたまま、キリトは両手に力を込め、肉棒からオナホを外した。

 

「――お゛ぅっ……♥♥」

 

 膣口をぱっくりと開きっぱなしにされたオナホから鳴き声が漏れた。それから少し遅れて、どっぷりと泡だった本気汁交じりの白濁液も。

 膣内射精の時点でほとんど脱力していた大型オナホールは、キリトの両腕に支えられながら、そのまま床の上へと崩れ落ちてうつ伏せに倒れ込んだ。

 その横で待機していたサチが、さっそく()()()()()()という名のお掃除フェラに取りかかる。雄汁と雌汁に穢れた肉棒を、まるで少しでも空気に触れさせるのが惜しいとでも言うかのように躊躇いなく口と喉で包み込み、じゅぱっ、じゅぱっと音を立てながら舐め回していく。

 献身的な口淫の光景を眺めながら、キリトはサチの黒髪を撫でて奉仕に報いる。嬉しそうに微笑みながら掃除と肉棒へのマッサージを続けるサチの横で、アスナは大型オナホールの上半身部分に被さっていたシーツをそっと退けた。

 

「キリトくん、キリトくん。ほら見て、リズだよリズ。涎だらだら垂らしながら、はひゅ、はひゅって呻いてる……♥ まるで、ちんぽハメられた後の私みたい……♥

 すごいね、キリトくん♥ AV見ながら勃起おちんちんでシコシコぱこぱこオナニーしてるだけで、女の子を簡単にイかせちゃったんだ……♥」

 

 使用済み大型オナホール――もとい、親友のリズベットをダシに使いながら、アスナはキリトをたっぷり褒めそやす。ダシに使われたリズもリズで、だらしないイキ顔を晒しながら幸せに浸っていた。

 セックスそのものの快感は当然として、自分が手がけた品を存分に使ってもらう喜び――鍛冶師であれば剣、AV監督であれば撮影したAVと、作品や使われ方こそ大きく異なれど、それを愛用してもらえると言う何物にも代えがたい喜びがリズの意識を恍惚と歓喜で満たしていた。

 ぐったりとしたリズの横顔と、焦点の合っていない瞳をキリトが見つめていると、肉棒に舌を這わせていたサチがようやくフェラチオを終えて顔を離した。

 

「――ぷはぁっ……。おちんぽのお掃除とマッサージ、終わったよ。アスナ」

「ありがとう、サチさん。大変だったでしょ? キリトくんのおちんちん、固いし、太いし、長いしで……」

「本当だよ……。おちんちんって、一回射精したらふにゃって柔らかくなるのが普通だって雑誌に書いてあったのに……キリトのおちんちん、ずっとずっと勃起したままなんだもん。

 ザーメンが残らないように、おちんちん全体をお口でお掃除するの……すっっっごく大変なんだから」

 

 そう嘯きながら体を起こしたサチへ、アスナがぎゅっと抱きつく。そして、そのままおもむろに唇を重ねた。

 

「んふ……♥」

「うんぅっ……♥♥」

 

 キリトの目の前で繰り広げられる、濃密なディープキスショー。舌と唾液が絡み合うぬちゃぬちゃとした音をわざと漏らしながら、二人は互いの口内に舌を行き来させてじゃれあう。サチの口の中に残った精液の残滓をこそげとるようにして貪り合いながら、時折、横目でちらりちらりとキリトの様子を窺う。

 淫靡な口付けの光景と挑発的な視線に、キリトがついに我慢できなくなる――まさにその寸前。絡まり合う舌を解いた二人は、ねっとりと熱を帯びた両の瞳でキリトを見つめた。

 

「……ふふっ♥ どうしたの、キリトくん? 私とサチさんがキスしてる所見て、我慢しきれなくなっちゃった? そのぶっとい旦那様おちんぽで、完全合意レイプしたくなっちゃった?」

「もーっ。休憩しようねって言ってるのに、そんな風にばっきばきに勃起したかっこいいおちんぽ丸出しにしてるなんて……女の子が交尾したくなっちゃったらどうするつもり?」

「しょうがないなあ、キリトくんは……♥ 我慢のきかない旦那様絶倫おちんぽは、私達でしっかり管理して、しっかり休憩させてあげないと。ね、サチさん?」

「そうだね、アスナ。それじゃあ、早速……♥」

 

 有無を言わさぬ勢いで場の主導権を握ったアスナは、マットの上に座ったキリトの背後に回りこむと、そのまま夫の体を抱きしめる。その動きに合わせ、サチはキリトに正面から抱きつく。

 前後から密着する女体の感触。肌から立ち上る、若い女性特有の得も言われぬ香り。ぎゅっと押し当てられるバストの柔らかさ。アスナとサチによる前後密着サンドイッチが、キリトの自由を完全に奪う。

 

「逃がさないよ、キリトくん♥ サチさん、そのままキリトくんのわがままおちんぽも捕まえちゃって♥」

「うんっ♥ 覚悟してね、キリト?」

 

 キリトの首に両腕を回したサチは、勃起した肉棒に跨がるような体勢で腰を上げる。さすがに意図を察したキリトは、彼女の腰を両手で持ち、そっと姿勢と位置を整える。

 天を向くように屹立した肉棒の先端、固く張り詰めた亀頭をサチの蜜壺の入り口へとそっと宛がう。くちゅり、という水音を鳴らしながら、サチは恥ずかしそうに微笑み――そして、ゆっくりと腰を下ろした。

 

「――んんぅっ♥ あっ、ああっ……♥ キリトの、はいってきてる……♥♥」

 

 キリトの両手に体を支えられながら、サチは少しずつ、少しずつ体の位置を下げていく。優しく迎え入れる膣肉を押し広げながら、キリトの肉棒はサチの中へ、奥へと沈み込んでいく。

 じっくりと時間をかけ、サチの身体を慣らしながらの挿入。サチの唇から零れる切なげな喘ぎ声の欠片と、アスナの淫らな囁きを聞きながら、キリトはサチを下から支えると同時にその身体を引き込み――そして、サチの中に己の分身を根元まで埋め込んだ。

 

「あああっ♥ ん、んぅうっ♥♥ ふう、ふうっ……♥♥」

 

 子宮口を亀頭に圧迫される感触に喜ぶサチの膣肉が、侵入してきたキリトの肉棒を全方向から締め付ける。それはまるで、キリトに正面から抱きつき、甘い声を漏らす今のサチ自身の合わせ鏡。

 全身で愛情を伝えてくるようなサチの抱擁に合わせ、サチをしっかりと抱きしめ返しながら、キリトは彼女の耳元にそっと囁く。

 

「サチ」

「うん……♥♥ キリト……♥♥」

 

 そっと目を閉じたサチが、艶やかな唇を差し出す。更なる繋がりを求めるサチに応え、キリトは彼女と唇を重ねる。触れあうだけの甘い口付けは、貪りあうための激しいディープキスへと一瞬で変わる。

 求められるがままサチの口内へと入り込んだキリトの舌と、迎え入れるサチの舌が貪欲に絡み合う。混ざり合う唾液は粘ついた水音を立て、舌と舌での睦み合いはさながら軟体生物の交尾のようだ。

 正面のサチを肉棒でしっかりと抑えつつ、唇と舌での逢瀬を重ねるキリト。その背後では、アスナがキリトの首筋に舌を這わせ、うなじにキスを捧げて弄び、そして耳元に唇を寄せる。

 

「おっきいおちんぽで、サチさんのおまんこ支配して……♥ ぐちゅぐちゅでらぶらぶなベロチューでサチさんのお口も征服して……♥ 上も下も、ぜ~んぶキリトくんのものって教え込んじゃうすっごいキスハメ……♥♥ 

 知ってる? 女の子って頭と子宮でモノを考えるんだよ? なのにキリトくんったら、そのどっちもダイレクトに刺激しちゃうんだから……♥ 『私はこのオス様のつがいです。このオス様と交尾して、オス様の遺伝子宿して孕ませていただくための存在です』って、メスの本能(カラダ)ではっきり覚えさせられちゃうじゃない……♥♥

 オナニーしてる時も、休憩してる時も女の子堕としちゃうなんて、ほんとにズルいちんぽなんだから♥♥」

 

 どこまでもオスを持ち上げるアスナの囁きを聞きながら、サチとディープキスに溺れ、柔らかな蜜壺に肉棒を包み込まれる。それを贅沢と言わずしてなんと言おう。

 時折、腰をゆったりとくねらせて奉仕するサチの健気さと絡みつく舌の感触を味わいながら、そして背後から降りかかるアスナの吐息を感じながら、キリトは美女二人に密着される時間を楽しむ。そうして、サチに求められるがまま彼女の口内全体を自分の唾液で塗りつぶし、しっかりとマーキングを施したあと、キリトはゆっくりと舌を引き抜いて濃密な口付けに一区切りを付けた。

 

「――ぷひゃっ……♥ はあっ、はあっ……。きりと、キリトぉ……♥♥」

 

 快感と興奮に蕩けたサチの瞳と至近距離で見つめ合い、甘く砕けた声を間近で聞く。快感に突き動かされるまま、サチはぐりゅっ、ぐりゅっ、と腰を回しては膣内に収めた肉棒の感触を堪能する。ぎゅうぎゅうとまとわりつく膣襞を固い肉棒で押し返され、カリ首に身体の内側をぞりぞりと嬲られる感覚を覚え込んでいく。

 

「あっ♥ んうっ♥ はあっ、あっ、あぁあっ♥♥ キリトぉっ♥ キリトの、ちんぽ……♥ きもちいい、きもちいいよぉっ♥♥」

 

 控え目ながら時折大胆な彼女の動きに合わせ、その細い身体を下から思い切り突き上げてサチを貪りたくなる衝動に駆られるキリトだったが――その衝動を実行に移す寸前で、ぐっと堪える。

 建前上、キリト自身は休憩中である。行為の主導権を握っているのはサチであり、そしてサチもまた主導権を握ることを楽しんでいるように見える。であれば、その楽しみを遮るのは無粋というものだ。

 気持ちいい所へ肉棒を上手に導く方法を実践方式で学ぶサチのため。キリトは彼女の腰をそっと支えて主導権を握らせ続ける。

 

「――優しいね、キリトくん♥ 君のそういう所、大好きだよ♥」

 

 背後から抱きつくアスナは、当然のようにキリトの意図を何から何まで察していた。そんなアスナの声と、背中にぎゅっと押し当てられる柔らかな胸の感触に更なる興奮が搔き立てられる。

 

「んあっ♥ああっ♥ はあっ、はぁんっ♥♥ キリト、すき、すきぃっ♥ あっああっ――んぅううぅううぅううっ♥♥」

 

 抑えたようなサチの嬌声が響いた直後、びくん、びくんと身体を震わせたサチは、キリトの身体に寄りかかるようにして腰の動きを止めた。キリトの肩に頭を預け、すがるように抱きついたまま、サチははあはあと荒い呼吸を繰り返す。

 その切なげな様子と、きゅうきゅうと締め付けてくる膣内の感触を味わえば、彼女が達してしまい動けなくなってしまったのは簡単に分かる。力の抜けかけたサチの身体を支えながら、キリトは片手を彼女の腰から背中へとずらし、更に安定性を高める。何のためにと問われれば、それは『サチを逃がさないため』に他ならない。

 

「キリトくん……やっちゃえ♥」

 

 煽るアスナの声が、スイッチを押す。

 サチの身体をがっしりと抑え込んだまま、キリトは抑え込んでいた欲望に突き動かされるまま彼女の身体を下から突き上げた。

 

「キりっ――!? ああっ♥あ゛ぁあっ♥あっあああああああ~~~~~♥♥♥」

 

 敏感になっている身体を容赦なく責め立てられ、サチは為す術もなく喘ぎ声を上げる。

 意外とむっちりとした尻肉を揉み拉きながら、キリトはまるで吸血鬼かのように彼女の首筋に吸い付いて痕跡を残す。サチの腰の動きによってたっぷりと興奮させられていた肉棒は、灼けた鉄杭の如き固さと威力と熱を持ってサチの膣内を繰り返し繰り返し陵辱。サチの蜜壺から官能の滴を次々に溢れ出させていく。

 

「はっ、はあっ♥はあんっ♥♥ だめ、だめえっ♥ きりと、だめ、だめえぇえっ♥♥ いっ、くうっ♥また、またいっちゃうからぁっ……♥♥」

「ダメじゃないよ、キリトくん♥ いっぱいバコバコして……気持ちよ~く、種付けしちゃおっ♥」

 

 サチが啼き、アスナが煽る。男のブレーキを破壊するにはそれで十分すぎる。

 臨界点を超えたピストン運動を何度も何度も叩き込み、我が物顔でサチを犯す。射精直前の理性が飛びかけた頭では、サチの腰がキリトの動きに合わせてより多くの快感を貪ろうとしていることにも気付けない。尤も、サチ自身も自らがそんな淫らな振る舞いをしている事すら自覚できていない。

 ただ純粋に愛し合うことしか考えられなくなった頭で、キリトは最後の一突きをサチの膣奥深くへと叩き込み――休憩時間を挟んでたっぷり作られた精子を解き放った。

 

「あっ♥――あああっ♥やっ、ああっ♥ああぁあああっ♥♥ おく、あつっ♥♥あついの、いっぱ――♥♥ あっあっあああぁぁあぁあああああぁっぁ~~~~~♥♥♥」

 

 重力に逆らって駆け上る精液がサチの子宮へと次々に飛び込んでいく。サチ自身の体重とキリトの力によって肉棒と蜜壺、亀頭と子宮口はがっちりと繋がり、何の支障も無く精子達を運んでいく。

 繁殖欲に満ちた熱い粘液を受け取ったサチは、がくがくと身を震わせ、身悶えしながら快感の渦の中へ。天にも昇る心地で味わう、メスとして堕とされる喜び。一度味わってしまえば、もはやそこから逃げ出す術はない。

 

「あぁあっ♥あっ、ああっ……♥ キ、リト……♥♥ すご、いっ……♥♥ いっぱい、いっぱいだよぉっ……♥♥ ああ、んぁあっ……♥♥」

 

 甘く温かいサチの声を聞きながら、キリトは陰嚢の赴くままに精液を流し込んでいく。どくどく、どくどくと遠慮無く、容赦なく。その度にサチは悶え、啼き、達し、女として愛される喜びを教え込まれていく。

 安心と快楽、興奮と安らぎを溢れるほどに与えられたサチの顔は、穏やかで締まりの無い幸せに満ちた表情をしていた。そしてそれは、たっぷりと続いた射精が終わり、キリトが肉棒を引き抜いた後になっても変わらなかった。

 

「――ふうっ……」

 

 頭の天辺から脚の指先まで力を失い、ぐったりとした事後の余韻の中に堕ちたサチ。その身体を柔らかなマットの上にそっと横たえたあと、キリトは静かに溜息をついた。若く健康な青年であっても、射精した直後はさすがに気怠さが襲ってくる。それは人間という生物に備えられた初期仕様なのだから仕方ない。

 二発連続、いや、最初に抱いたルクスとロニエの分も考えれば余裕でそれ以上射精しているのだから体力も気力も削れるというものだ。

 削れるというものなのだが。

 

「――ね。私のことも、いっぱいめちゃくちゃにして……。キリトくん♥」

 

 愛する妻であり、天が二物どころか十物は与えたであろう美しきウンディーネが、両脚を無防備に広げて寝転んだまま淫靡な微笑みと共に誘っているのだ。応えない夫がどこにいよう。応えられない雄がどこにいよう。

 別の子宮を征服(マーキング)した痕跡を肉棒にたっぷりと残したまま、キリトがいつものように覆い被されば、すっかり甘えん坊のおねだりモードに入ったアスナは、両腕を伸ばして喜んで迎え入れた。

 オナホ遊びとも、休憩とも違う、夫婦のゆったりとしたセックスを楽しむために。

 

 


 

 

「――お゛っ♥ぉうっ♥ ひいいっ♥♥ そこ、しょこぐりゅってされひゃら♥♥ またいぐ♥イくっ♥イぐイぐイぐぅううううぅぅっっ♥♥」

 

 部屋に響く、ケダモノが如き雌の鳴き声。まさに今、リアルタイムで喘がされている『生』の声が、どこか遠くに吹っ飛んでいたリズの意識を覚醒に導く。

 聞き慣れた親友の喘ぎ声を目覚まし代わりにして、リズはいつの間にか閉じていた瞼を上げた。

 

「――やあ、おはよう。リズ」

「……どこのおっぱいおばけかと思ったら……おはよ、ルクス」

 

 視界に飛び込んでくる豊かな下乳。その向こうにどうにか見えるのは、ふわふわとした白い髪と《ALO》でもリアルでも見慣れたルクスの顔。

 シルフ族には巨乳しかいないのだろうかと疑いたくなるそのバストにぶつからないよう注意しつつ、リズはゆっくりと上体を起こし、そしてようやく気づく。今し方まで、自分はルクスに膝枕されていたのだと。

 

「ありがとねー、ルクス。枕貸してくれて」

「どういたしまして、リズ。気に入ったなら、またいつでも貸すよ」

「……っていうか。喋り方、いつもの感じに戻ってない?」

「ああ。やっぱり、仮想世界にいる時はこっちの方がしっくり来るんだよ。

 ……まあ、キリト様のお側にいる時は、さすがに『素』が出てしまうのだけれど……」

 

 そう言って、ルクスは恥ずかしそうにはにかむ。その彼女が向ける視線の先では、ベッドの上に抑え込まれたアスナが、キリトの逸物を叩き込まれて喘ぎ声を上げていた。互いの体を密着させながらの激しい正常位でありながら、それでいてどこか手慣れた雰囲気を醸し出しているあたりに、夫婦の絆を感じさせられてしまう。

 ぐぽぐぽという音が聞こえてきそうな程激しくハメられるアスナを見ながら、ルクスが恍惚の溜息を漏らす。

 

「はあっ……♥ キリト様、なんてたくましい……♥♥ 本当に素敵です……♥♥」

「おいおいルクスさんや。一瞬で素が出てるわよ……。で、あたしがへばってる間に、あいつは何回シたわけ?」

「アスナさんに二回。途中で回復したサチさんとロニエさんに一回ずつ」

「わーお……相変わらず、底なし……」

 

 呆れるリズを他所に、ルクスはぽわぽわと熱を帯びた視線でキリトを見つめる。

 夫婦交尾を楽しむキリトとアスナの隣には、先程までのリズ同様、性交の余韻に溺れてぐったりとするサチが寝転んでいる。そして更にその隣には、射精後のお掃除の機会に備えてロニエがそっと待機していた。

 リズの視線に気づいて小さく会釈するロニエに、リズもまたぱたぱたと手を振って挨拶を返した。

 

「健気ねー、傍付きって……。あんたもほんとはあっちに混ざりたいんじゃないの?」

「うーん……確かに、その気持ちは無くもないけど……。

 私はロニエさんと一緒に、キリト様には朝一番にたっぷり愛していただいたからね……♥」

 

 そう言って、ルクスは己の下腹部をそっと撫でた。彼女がすっかりオンナとして目覚めてしまった事は、その愛おしげな仕草一つをとってもはっきりと分かってしまう。

 キリトを迎える船内でロニエとルクスがどんなセックスをしていたのか、それをリズは聞いていない。もっとも、ゲストハウスに入館してきた二人の裸体から立ち上る濃密なオスの香りを嗅げばそれが甘っちょろいものでなかった事くらいは想像できる。

 共にキリトを出迎えたアスナとサチを含めた三人で入り口に跪き、肉棒にお出迎えのチンポキスをした時に感じた、メスの淫臭を嗅げばなおさらだ。

 

「そういうリズこそ、混ざりたいんじゃないのかい?」

 

 ルクスの問いかけに、リズはそっと首を横に振った。

 

「あんな幸せそうなセックスしてるご夫婦の間に割り込むのはちょっと……ねえ?」

「そうかい、それも一理あるね。

 ……ん? でも、そう言いつつアスナさんに隠れてキリト様と不倫してるんだろう?」

「ええ、してるわよ」

 

 悪びれもせずにそう言ったあと、リズとルクスは揃ってくすくすと笑う。不倫、といってももちろん正妻様公認の不倫プレイの話である。それにアスナもアスナで、『リズと結婚したキリト』と陰でラブホ密会しては生ハメ不倫セックスプレイをしているのだからお互い様である。

 二人がそんな話をしているとは露知らず、アスナは激しい喘ぎ声を上げながらセックスの快感に溺れていた。結合部からはぷしゃぷしゃと雌汁が溢れ出し、ずこずこと突き込まれる肉棒を歓待する。

 全身をよがらせて快感に溺れるアスナを見つめながら、リズはぽつりと呟いた。

 

「……ま、なんていうかね。アスナもアスナで、キリト以上に色々抱え込んじゃう所があるっていうか、頑張り過ぎちゃう所があるから……。

 こういうとき、こういう場所でくらい、頭の中空っぽになるくらいいっぱい気持ちよくなってストレス発散させてあげなきゃ。ね?」

「ふふっ。アスナさん想いなんだね、リズは」

「とーぜん。なんたってあたし、アスナの大親友だもの」

 

 ピストン運動の速度を速めて一気にラストスパートをかけ始めたキリトによって、容赦なく喘がされ悶えさせられるアスナの姿を見つめながら、リズは堂々と言ってのける。

 普段の耳聡いアスナならその言葉に何かを返答しただろうが、セックス中ともなるとそうもいかない。今のアスナに出来るのは、キリトの腰に両脚をがっしりと絡めて、無意識に膣内射精(なかだし)おねだりをすることくらいだ。

 

「あぉっ♥ひゃひぃいっ♥♥ キリトくんっ♥キリトくぅん゛っ゛♥♥ あっ、ああっ♥♥あひ、ひぅうぅぅっ♥♥」

「アスナ、アスナっ! このまま、射精()すぞっ!」

「うんっ♥きて、きへえっ♥♥ いっぱひ、らひへええぇぇっっっ♥♥♥」

 

 呂律の回らなくなったアスナをぎゅっと抱きしめたまま、キリトは本能の赴くままに腰を振り、肉棒を蜜壺に叩き込む。最早理性が飛んでいるアスナは、カリ首が膣壁をこそげる度に獣の如く鳴き、その淫らな鳴き声がキリトを更に興奮させる。

 そして、アスナに導かれるように――キリトは最後の一突きを膣奥に深々と突き刺し、陰嚢に溜め込まれた白濁液を一気に吐き出した。

 

「――――ぁああ゛ぁああああぁああ゛ああ゛ああっっっ♥♥♥ イっ――い゛ぐぅううぅううぅうぅうう♥♥♥♥

 あぉ゛ぉおっ♥♥ はひゅぅっ♥♥♥ あっあっあ゛ぁぁあ゛ああ♥♥♥ おほっ♥いぐ♥いっ――ぁぁああぁああ゛ああ゛ああ♥♥♥」

 

 最奥へと勢いよく叩きつけられる精液の奔流に、アスナはびくびくと身体を震わせ、反射的に腰を浮かせながら深く重い絶頂に達する。幾度も、幾度も。快楽によってホワイトアウトする意識は、更なる快感によって強制的に引き戻され、壊れてしまいそうなほど激しい悦楽の中に溺れる。

 

「お゛ほぉおおっ♥ほっ♥ひぃいいいぃ♥♥ いぐ、イッでりゅ♥♥ とぶ♥あっ♥とんじゃっ――うぅうう♥♥ あっあぅあっぁあああああああっっ♥♥♥」

 

 結合部からぷしゃぷしゃと愛液を噴き出し悶えるアスナの身体。その身体をキリトは上からしっかりと抱きしめて抑え込む。オスに征服されることに喜びを感じるアスナが、その喜びに安心して浸れるように。

 子宮口に鈴口をぴったりと当て、精液をどばどばと流し込む肉棒には、アスナの膣肉がきゅうきゅうと必死にまとわりつき、一滴でも多くの精液を搾り取ろうと蠢く。その動きと感触が肉棒を昂ぶらせ、陰嚢の精液を次々に送り出させていく。

 

「あっ♥あっ゛~~ぁ゛あ゛~~っ♥♥ ぉあっ♥あおっ♥ あっあっやああ――んむっ!?」

 

 締まりのない顔で交尾の喜びに鳴くアスナの唇を、キリトは己の唇で塞いだ。そのまま舌をするりと差し込み、くったりとしてしまった彼女の舌を舐る。たったそれだけの事で、アスナはあっさりと更に達した。

 両脚をキリトの腰に回してがっしりとホールドするアスナ。両腕でアスナの身体を抱きしめてしっかりとホールドするキリト。互いに互いを密着させ、繋がれる場所全てで繋がりながら愛情を循環増幅させる濃密な夫婦交尾。

 その繋がりは、じっくりと続いた射精がようやく一段落する頃になっても解けることはない。アスナが確実に受精できるよう、杭のように固く太い逸物が子宮にしっかりと蓋をする。

 

「ん――っ……♥ ふっ、んぅう……♥♥」

 

 やがて、精根尽き果てたアスナの身体から徐々に力が抜けていく。絡めた両脚が力なく開き、夫の背に回っていた両腕がマットの上にぱたりと落ちる。すっかり脱力させられた身体に残るのは、性交の余韻によってぴくり、ぴくりと震える微かな痙攣反応だけだ。

 絡めた舌と挿れた肉棒を使ってアスナを上下から抑え込んだまま、キリトはアスナの髪をそっと撫でる。性交の激しさに乱れた髪を手ぐしで軽く整え、余韻をたっぷりと共有したあと、キリトはようやくキスを解いて上体を起こした。もちろん、下半身では繋がったままで。

 

「――お疲れ様でした。先輩」

 

 交尾が一段落したタイミングを見計らい、傍らで待機していたロニエが身体を起こしてキリトの側へと近づく。

 

「先輩。このままアスナさまと続けて交わられますか?

 であれば……僭越ながら、お手伝いをさせていただければと思うのですが」

 

 控え目に申し出ながら、ロニエは様々な調教道具が格納されたストレージウィンドウを開く。

 アイマスク、アナルパール、首輪に口枷(ギャグ)ボールや手錠などの拘束具、真っ赤な低温蝋燭、毛羽を除いて整えられた縄、スパンキング用のパドル、様々な形状や長さを持つムチ、小指サイズからキリトの逸物そっくりのものまで色々な太さと大きさを取りそろえたディルド。

 更には『ジュエル・メイカー』の薬液を収めた大型浣腸器や、記名・押印欄が空白になっている奴隷宣言書、キスマークを付けるための派手な色のリップ、赤ちゃん用の哺乳瓶、電動マッサージ器にマタタビといった変わり種まで。

 最上部に『「転移結晶」と言われたら絶対にプレイを止めること』という注意書きが書かれたそのストレージは、ロニエ、そしてアスナを含めた何人かの女性達が使う共有ストレージである。使用目的はもちろん、より淫らで卑猥なオンナとしての魅力を高めるべく、お互いにお互いを調教しあうためである。

 

「いかがいたしましょうか、先輩?」

「そうだな……」

 

 ぐったりとしたアスナを見下ろしながら、キリトは暫し思案する。こうしてアスナの雌穴に肉棒を突っ込んだまま、ロニエにアスナの尻穴を責めさせ、アスナお気に入りのディルドを使った二穴プレイで徹底的にイかせまくり、《閃光》様を完全に壊してしまうのも悪くないだろう。三度の交わりで蕩けたアスナ自身も、()()()()()()()()()ように感じる。

 しかし――それをするには、まだ少し早い。リゾートでの休日は始まったばかりだというのに、いきなり再起不能にされるのも勿体ないというものだ。

 

「いや、今はやめておこう。一緒にアスナをイジメたおすのは、もうちょっと後でしような。ロニエ」

「はい。わかりました、先輩。それでは……代わりに、お掃除の方をさせていただいてもよろしいでしょうか? たくさんお射精していただいた先輩のおちんぽ様に、感謝を込めて」

「ああ。よろしく頼むよ、ロニエ」

 

 こくりと頷くロニエの頭を撫でながら、キリトは腰を引き、アスナの膣内に埋めていた肉棒をずるりと引き抜く。膣口は抑えを失い、肉棒の形にぱっくりと広げられたまま、泡立ち逆流する精液をどろどろと垂れ流す。元々感度が良い上、絶頂の余韻で更に敏感になっていたアスナの身体は、肉棒が引き抜かれる感触で再び軽く達した。

 精液と愛液をたっぷりと纏って穢れたオスの象徴。その先をロニエの方へと向ければ、ロニエは蕩けるように、そして淫らに微笑んで身を屈めた。

 

「では……先輩のおっきなおちんちん、私のお口でキレイにさせていただきますね……♥♥」

 

 顔にかかる焦げ茶色の髪を掻き上げながら、ロニエは肉棒へ口づけを捧げる。充血して張り詰めた亀頭に、ぷるぷるとした乙女の唇が触れる様はたまらなく淫靡であり、そして背徳的ですらある。

 舌の表面を亀頭の下側に這わせ、精液をたっぷり放出したばかりの鈴口周りを丁寧に舐め取りながら、肉棒に付いた残滓を清めていくロニエ。そんなロニエの頭を撫で、いつものようにその奉仕に報いていたキリトは、背後からいそいそと近づいてくる二人分の物音に気づく。

 

「よう、リズ。それにルクスも。どうしたんだ、二人揃って」

「んー……まあ、そろそろ割り込みかけてもいい頃合いかな、って」

「割り込み?」

「こっちの話よ。あんたは気にしなくていーの」

 

 リズベットはそれだけ言うと、べーっ、と大きく舌を伸ばす。そうして、露わになった濃いピンク色の艶めかしい肉の塊の上に、ラムネ菓子によく似た形状の白い錠剤を数個載せた。

 それは、このリゾート地とその近辺でのみ流通しているレイプドラッグ。男が服用すれば精力剤に、女が服用すれば理性を蕩かし判断力を失わせた上で感度を上げる媚薬になるという非常に危険な薬物である。断じて、()()()()()()()()()()()()などではない。

 一日一錠が安全ライン、それ以上摂取するとオーバードーズを引き起こす危険薬物を数錠まとめて口の中へと放り込んだリズは、そのままキリトに抱きついて唇を重ねた。

 

「――んっ……♥♥ んーうっ♥♥」

 

 唇同士の触れ合いは、一瞬でディープキスへと変わる。一つの空間となった互いの口内で舌がぐねぐねと行き来し、溶け始めた薬剤の甘さが脳の感覚を狂わせていく。

 片手でリズの腰を引き寄せ、クスリが溶けきるまで逃げられないように拘束する。頭の中が髪の毛と同じ色に染まりきったリズは、むしろ喜んでキリトに身を委ねた。

 もう片方の手でロニエの頭を撫でていると、肉棒に伝わる感触が一つ、更にもう一つと増える。溺れるようなキスの合間を見計らって視線を眼下に向ければ、亀頭を舐め回すロニエの左右で、そっと這い寄ってきていたルクス、どうにか回復したサチが肉棒の太い軸とキスをし、そして舌を這わせていた。

 

『先輩……♥♥』

『キリト……♥♥』

『キリト様……♥♥』

 

 愛する男の耳にだけ届けば良いとばかりに最低音量に絞られた合成音声システムが作り出す三人の声は、どこかテレパシーじみた雰囲気を伴ってキリトの鼓膜へ響く。

 見上げる六つの瞳の中には、情欲の炎がちろちろと燻っており、この口腔奉仕をただの掃除だけで終わらせるつもりの無いことを示していた。

 まあ、彼女らがそうしたいのであれば、キリトにそれを止める理由は特にない。『好きにしたまえ』という返事の代わりに、三人娘の頭を順繰りに撫でてやれば、彼女達はなんとも嬉しそうに微笑み、丁寧でゆったりとしたお掃除から精液で顔面をマーキングしてもらうための積極的なフェラチオへと段階を移行させた。

 唇を使った様々な形の交わりが行われている横では、大型モニターで上映されているAVがいつの間にか新しいタイトル――『新妻・アスナの供述調書 ~夫によるDVを疑われた事で晒される清楚美人妻の変態性癖と公開再現ショー~』――に切り替わっていた。

 

『――なるほど。では、宴会場で裸踊りを披露したのも、公園の男子トイレで裸になって放尿する姿を生配信したのも……旦那さんに強制されたわけでは無く、全てアスナさん自身の意志によるものという事でよろしいんですね?』

『は、はい……。その通りです、フィリアさん』

『わかりました。では、こちらの供述調書にサインをいただけますか? 

 【私、アスナは、沢山の人の前で裸を晒してガニマタで腰を振りながら「おまんこも♪ ケツ穴も♪ ぶっといちんぽでハメハメされるの、だ~いっ好き~♪」と歌う変態カラオケダンスショーを披露しましたが、これは私が救いようのないドMで露出狂の変態であるためであり、全て私自身の意志によるものです】という所に』

『っ……! わかり……ました……』

 

 そのAVを撮影・監督した女は淫らなキスに酔い痴れ、主演した女は激しいセックスに乱され倒れ伏している。その二人を共に抱いた男は、既に抱いた三人の女達の舌と唇によって丹念な奉仕を受け続ける。

 交わり合うオスとメス達の為だけの空間で始まった宴は、まだまだ終わる気配すら見せそうになかった。

 




続く。



■以下余談■

 おかげさまで総合評価3000超えしたりR-18日間ランキング1位取れたりしました。
 ありがとうございます。これからも頑張っていくので応援していただけると幸いです。
 目指せ累計入り。

最も好きな(または最もエロシーンが見たい)ヒロインは誰ですか? (複数投票可方式のはまたいずれやります)

  • アスナ
  • リズベット
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