※この作品はR-18です。

おそらくはありふれた究極的なやりかた   作:Hastnr

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14-5.(シリカ・シノン)

 日本を遠く離れた南の某国、その片隅に位置するプライベートリゾート・『ティルナノーグ島』。

 自由にして悠久、無欠の楽園に思われたその島にも、たった一つだけ問題が存在している。

 島内に無断侵入してきた外来種の定着――獣と妖精の中間種族・『ケットシー』による土地の不法占拠である。

 

 メスしか存在しない単一性種族であるケットシーは、複数匹のメスが『プライド』と呼ばれる群れを形成して生活を営む。そうして適当な土地を見つけては、現地に巣を作り、気に入ったオスを連れ込んでは朝から晩まで交代交代で交わり続けて繁殖を行う。猫めいた耳と尻尾から見てもわかるように、まさに動物的本能に支配された原始的種族である。

 外見の可愛らしさに騙されてケットシー達の巣作りを放置していると、あっという間に周辺地域がケットシーの縄張りとして支配されてしまう。そうなってしまえば、元の住民は土地を放棄して逃げ出す他に無いのだ。

 

「……だから、んんっ♥♥ そうなるまえに、ちゃんと……あっ♥ 対処しないといけないんです……♥」

「へえ、そうか。それで、対処ってどうしたらいいんだっけ? シリカ」

 

 島の中央にあるゲストハウスから、少し足を伸ばした所にある小川のほとり。木で出来た床の上に鳥の羽をあつめて作った布を敷き、大きなバナナの葉を重ねて屋根とした、壁の無い四阿(あずまや)の中。

 胡座をかいた足の中に、小柄なケットシー――もとい、シリカを抱きしめたまま、キリトはそう嘯く。別段、この島を支配や管理しているというわけでもないが、この問題には己自身が対応に当たるべきだという直感めいた確信がキリトにはあった。

 

「そ、そんなの……教えられるわけないです♥ あたしだって、ケットシーなんですもん♥

 たとえキリトさんが相手でも、大事な仲間を売るなんて絶対にしません!」

 

 はあはあと吐息を上気させたシリカは、キリトの体にぎゅっと抱きつく。キリト共々裸のまま、互いの匂いを肌に染みこませるように。

 屹立した逸物に股の間を沿わせながら、シリカの腰をゆっくりと前後に揺らせば、小さな雌穴から溢れた愛液が肉棒の上側に塗りたくられる。雄の鉄杭にクリトリスが触れる度にシリカは堪えたような鳴き声を漏らし、それが却ってサディズム的な欲求を煽る。

 片手でシリカの尻肉を鷲掴みにし、もう片方の手でシリカの薄い胸とその先端にある突起をくりくりと弄ってやりながら、キリトはわざとらしい困り顔を作った。

 

「そいつは困ったな……。対処法がわからないと、手の打ちようが無いぞ」

「えへへ……さすがのキリトさんも、お手上げみた――んむぅっ♥」

 

 胸を弄っていた手をシリカの後頭部へと回したキリトは、そのまま彼女の頭を引き寄せて唇を重ねる。その口付けを喜んで受け入れたシリカは、唇を薄く開いて入り口を作り、キリトの舌を招き入れる。

 その隙間をこじ開けるようにして入り込んだキリトの舌が、シリカの口内を我が物顔で陵辱する。シリカの舌とぐねぐねと絡み合い、舐め回し、歯茎の裏を舐り、混ざり合う唾液の音をぴちゃぴちゃと響かせていく。五感に秀でたケットシーの神経系に、キスの味と感触を叩き込んでいく。

 そして、同時に。

 

「――んぅっ!? んふみゅうぅうっ!?」

 

 ゆらゆらと揺れるシリカの尻尾、その根元をキリトの掌がそっと掴む。いつぞやのシノンの反応を見てもわかるとおり、ケットシーの尻尾は非常に敏感である。少しの刺激でも鋭敏に伝えてしまうため、大事に扱わねばならない。

 たとえば今キリトがしているように、尻尾を掴んだ手を上下させて、まるで男性の自慰行為のようにずりずりと扱きあげたりするなど――絶対にしてはいけないのだ。

 

「んんぅううっ♥♥ んっ、んううっ♥♥ んぁふあっ♥♥ んんぅううぅうううっ♥♥」

 

 尻尾から届く暴力的なまでの快感に、シリカはびくびくと身を震わせる。逃げだそうにも頭をキリトに抑えられているし、舌はキリトの舌によって抑え込まれ、腰は肉棒に股座を擦り付けるのが精一杯で力など全く入らない。

 ごつごつとした男の手が、シリカのしなやかな尻尾を容赦なく嬲る。その度にシリカの体は快感を教え込まれ、痙攣する体に伴ってツインテールが上下に揺れる。

 

「んふぅうっ♥♥ んっぅうっ♥んっ♥♥ん゛っ♥ むうっ♥ふううぅう♥♥」

 

 ――実際の所、シリカの尻尾が扱かれた回数は、ほんの十ストロークにも満たない。

 しかしそんな僅かな上下運動ですら、シリカの小さな体から抵抗する力を奪って快感で満たすには十分すぎた。それが証拠に、ぐったりとしたシリカの口内からキリトの舌が去り、唇が離れる頃になっても、シリカは逃げ出す様子を見せなかった。

 

「はあっ……はあっ……♥♥ っひぃう……はっ、はあっ……♥♥」

「さて、と……。対処法、教えてくれるよな? シリカ」

「はふ、ふう……それ、はぁっ……♥ それだけは、教えられませ――ひぁあ゛ああぁ゛あぁっ♥♥

 お゛っ♥おひえましゅ♥ おしえましゅからあっ♥ しっぽぉ゛♥しっぽズリズリするのだめ゛♥♥とめ、てぇへええっ♥♥」

 

 シリカの最後の抵抗も、三度の上下運動であっさりと打ち崩される。

 もはや完全に力の入らなくなった体をキリトの両腕の中に包み込まれたまま、シリカはどうにかこうにか顔を上げてキリトを見つめた。

 

「け、ケットシーの群れ(プライド)への一番簡単な対処方は……ぶっといオスチンポ様でレイプして、躾をしてあげることなんです……♥」

「へえ……そんな事でいいのか」

「はいっ♥ あたしたちケットシーは、キリトさんのおちんぽ様みたいな立派でかっこいいオスチンポ様に犯されると、体が勝手に屈服しちゃうんです♥ 本能が『このオス様こそが私のご主人様』だって認識して、オス様を崇めて飼われたがるメス猫に堕ちちゃうんです♥♥

 そうして群れ(プライド)の中の一匹でもそうなってしまうと……他のケットシーも、みんなおちんぽ様に逆らえないおまんこメスになっちゃうんです♥♥ 自分の体も縄張りも、全部ご主人様に捧げて可愛がってもらうためのモノなんだって……認識を永遠に書き換えられちゃうんです♥♥」

 

 快楽に完全敗北したシリカは、頬を紅潮させてキリトにすり寄ると、胸板を啄むような浅い口付けを繰り返す。すんすんと鼻を鳴らしてオスの汗と肌の香りをたっぷりと吸い込むその様は、まるで自らの体内にオスの存在をマーキングしているかのようだ。

 大きな猫耳が生えた頭を撫でてやれば、シリカはくすぐったそうに笑う。まだ上手く力の入らない腰を上下に動かし、尻肉を反り返った肉棒に磨り当てながら。

 

「――なるほど、よくわかったよ。シリカ」

 

 もう何度か、ご褒美とばかりにシリカの頭を撫でてやったあと、キリトは彼女の体をそっと押し倒す。鳥の羽を折り重ねて作った柔らかな敷物の上に寝かされたシリカは、「ひゃんっ♥」と嬉しそうな悲鳴を上げ、キリトにされるがままだ。

 小柄なシリカの上から覆い被さったキリトは、頭を抱え込むように彼女を抱き寄せながら、自らの両脚をシリカの膝裏に当てて無理矢理――というには抵抗が皆無に等しすぎたが――股を開かせる。そうして、たっぷりと濡れぼそった雌華に狙いを定めるように腰を引けば、勃起した野太い肉棒の姿が露わになる。

 今まさに自らを貫かんとしているオスの逸物。その姿を視界にはっきりと捉え、シリカは思わず生唾を飲み込んだ。

 

「あはあっ……♥ キリトさんのおちんちん、あんなにおっきくなってる……♥ あたし、今からあれでレイプされちゃうんだ……♥♥ キリトさんにぎゅ~って抱きしめてもらいながら、いっぱい、いっぱい、おちんちんでお腹の中をごりごりされちゃうんだぁ……♥」

 

 一点に釘付けになったシリカの瞳が見つめるのは、肉棒か、それとも少し先の未来か。どちらにせよ待ち受けるモノはさほど変わらない。

 ほんの少しだけ腰を前に進めたキリトは、肉棒の先を彼女の蜜壺の入り口へと押し当てる。たったそれだけの刺激でも、メスの蜜はだくだくと溢れ出し、オスの侵入を今か今かと待ちわびる。

 微かに身を捩ったシリカは、自らの下腹部方向を見つめていた瞳を上げ、真上から覆い被さるキリトと視線を絡ませた。

 

「まっ、負けません……♥ あたしがおちんぽにレイプされて、屈服しちゃったら……シノンさんやアルゴさんも、キリトさんのメスにされちゃうんだから……♥♥

 いくらキリトさんのおちんぽがすっごくつよい極太オスチンポ様でも……あたしは、絶対に、負け――にゃっ゛ひぃいぃぃいいいいいいぃいいっっっ♥♥」

 

 どちゅんっ、という音が聞こえてきそうなほど容赦の無い挿入。びくんっ、と跳ね上がり反り返るシリカの体。

 キリトの逸物のサイズにぴったりハマるように拡張されきった雌穴目掛けて突き込まれた肉棒は、一切の手加減無くシリカを貫く。止めどなく溢れ出す愛液を潤滑油に、張り出たカリ首が膣道を突き進み、子宮口までの全てを征服する。

 

「あ゛っ……♥ はひゅ、ひゅうっ……♥♥」

 

 たったワンストロークで、シリカの肉体は屈服した。いや、とうの昔に屈服していたことを力尽くで思い出させられたという方が正しいだろう。それを否定したくとも、力なく開きっぱなしになった口では言葉を発せられず、吹っ飛びかけている意識では思考をまとめられるはずもない。

 挿入の快感にのけぞり、びくびくと震えるシリカの小さな体を抱きしめたまま、キリトは彼女の体に少しだけ体重をかける。シリカを押しつぶさないように気を使いつつ、同時に彼女がどこにも逃げ出せないことを理解できるように、しっかりと。

 そうして、互いの体を密着させたまま、ゆっくりと腰だけを引く。

 

「――ぁああ゛あっ♥♥ や、ああっ♥ ぁああっ♥あ゛ぁぁ~゛っ♥♥ あっ♥ぁあああっっ♥♥

 おにゃかっ♥お腹のなかぁ♥ ぞりゅぞりゅしゃれてりゅぅうぅうう~~っ♥♥♥」

 

 愛蜜に塗れた肉棒をずろりずろりと引き抜けば、奔る快感に意識を揺さぶられたシリカが鳴き声を上げる。そうして、カリ首だけが彼女の膣内に残る程度に腰を引いた所で、腰をぐいと前に押し出し、再び深々と刺し貫く。

 子宮から駆け上る圧倒的な快感がシリカの脳髄を灼く。身悶えする小さな体は、キリトの体と両腕にがっしりと抑え込まれて逃げ場を失う。

 

「あ゛っひぃいっ♥ ひいぃいんっ♥ ごめんなさいっ♥ごめんにゃしゃいっ♥♥

 メスのくせに♥ケットシーのくせにぃっ♥ あぁっ♥ おっ♥おちんぽしゃまに勝てると思いあがっちゃってぇ♥ ごめんにゃしゃぃいひいっ♥♥」

「よしよーし、ちゃんと反省できてえらいぞ。シリカ」

「お゛ぅっ♥ああっ♥ ほめっ、られちゃったぁ♥♥ 気持ち、いいっ♥ おっ、お゛ぉっ♥

 おちんぽっ、おちんぽしゃまに負けるのっ♥きもちぃいひいぃいいっ♥♥」

 

 シリカの頭を撫でてやりながら、キリトは重い抽送を繰り返し、シリカの体に快楽を刻み込んでいく。

 一般的な妖精種族の場合、セックスで上下関係が決まることはまずない。だが動物性の強い種族であるケットシーにおけるセックス――いや、交尾は、群れの中での上下関係をはっきりと決める役割を果たす。

 もちろん、オスが上、メスが下であることは言うまでも無いだろう。この図式はいかなる状況であっても崩されることは無い。たとえ精通し立ての幼子が相手であろうと、一度交尾してしまえばその時点でケットシー達は喜んで傅くのだ。

 生まれつきオスに敗北することが定められ、オスに支配されることを無意識下で望み、オスに飼育されることで安寧を得る。それがケットシーという、理性ある妖精のフリをした獣の真実なのだ。

 

「やっ♥ ひあぁあっ♥♥ あ――んむっ……♥」

 

 シリカの膣内に肉棒を深々と突き刺した状態で腰を止めたキリトは、そのまま彼女と唇を重ねる。

 上から一方的に唾液を流し込まれる支配的なディープキスの快感に、シリカはただひたすらに酔いしれる。尻穴がひくひくと震え、尻尾の先がたしたしと敷物を叩く。

 快楽漬けにされる程に濃密な交尾の最中に訪れた、ゆったりとした時間。オスに一方的にペースを握られていることにすら、シリカは喜びを感じてしまう。

 

「んふ……♥ ふぁ……♥」

 

 繋がりっぱなしのまま、舌を絡め合う事暫し。シリカの口内に痕跡をたっぷりと残したまま、二人の唇が離れる。

 ごくりと喉を鳴らし、シリカはその痕跡を飲み干す。

 

「えへへ……あ、あの、キリトさん……♥ 今日もいっぱい、おちんぽに負けさせてくれて……ありがとうございました♥」

「どういたしまして、シリカ。せっかくだし、このまま思いっきり中に出してやりたいんだけど、いいかな?」

「はいっ、もちろんです! 一瞬でもオス様に勝てると思った生意気なケットシーなんて、キリトさんの濃厚おちんぽミルクでたっぷりマーキングして、完全にやっつけちゃいましょう♥」

 

 他人事のように言ってのけ、シリカはくすくすと笑う。年相応の幼さと、年相応とは思えない淫靡さを備えた微笑み。

 そんな彼女ともう一度キスを交わしたあと、キリトは彼女の小さな体を一層強く抱きしめる。

 体全体で圧するようにしながら、顔をシリカの耳元に持っていく。お互いの顔が見えなくなるほどに密着し、拘束し、シリカの荒い吐息をすぐ側で聞きながら――ゼロにしていた抽送の速度を、一気に上げた。

 

「あっ――あぁあっぁあ゛あっ♥♥ おっ♥おぉ゛っ♥ ひぃいっ♥♥ はげしっ♥激しすぎ♥ますぅうっ♥」

「これくらいの方が好きだろ、シリカ」

「はひぃっ♥ すき♥すきです♥ おっぉお゛おっ♥ だいすきっ♥ですぅっうぅうう♥♥♥」

 

 肉と肉が激しくぶつかりあい、ばちゅばちゅという粘ついた音を響かせる。カリ首によって掻き出された愛液が飛び散り、ぷしぷしと噴き出した潮がキリトの体を汚す。

 周囲の森に響き渡るような鳴き声を上げながら、シリカは犯される快楽にひたすら溺れ続ける。形だけでも抵抗することを忘れた四肢でキリトの体に抱きつき、膣内を蹂躙される喜びに浸る。

 

「はひ♥お゛っ♥ ぁあっ♥あっああ゛ぁあっ♥ ちんぽっ♥おちんぽっ♥♥ あお゛っ♥♥ すき、すきぃひいいっ♥♥」

 

 突かれる度に鳴き、抜かれる毎に鳴く。キリトの動きによって完全に支配されたシリカのその様は、まるで肉棒によって演奏される上等な楽器の様だ。

 遠慮の無いハードピストンでシリカを散々に狂わせ、悶えさせながら、キリトは更に速度を一段階上げる。

 

「お゛♥お゛ぉっ♥ あっ♥やだ♥やだあぁあ゛♥♥ だめっ、だめだめだめえぇえええっ♥♥ こわれりゅ♥お゛っ♥ごわれりゅぅうっ♥♥♥ こんにゃにされたらぁ♥♥こわ゛れちゃいまひゅぅぅううぅぅううう♥♥」

 

 シリカの悲鳴にも構う余裕は最早無い。なにせ、キリトの肉棒は、射精に向けての阻止限界点をとっくに超えてしまったのだから。

 そして、激しい前後運動の、最後の一突き。シリカの狭い膣道を支配し、小さい子宮口に鈴口をぎっちりと押し当てた瞬間――キリトは、溜まった精液を一気にぶちまけた。

 

「――――あぁあああああぁぁっっ♥♥ い゛っ♥いぐっ♥いきゅうぅうぅう゛う゛うぅう~~~~~♥♥♥

 やっ♥あぁぁあっ♥♥ おくっ♥奥すご――いひいいいいぃいいい♥♥♥ あっあっあっあぁぁぁあああぁああぁあ~~~~~~~っ♥♥♥」

 

 びくびくと痙攣する小さな体を完全にホールドした上での大量射精。外側を体で抑え込み、内側を肉棒で抑え込み、一切の逃げ場を封じたまま放たれた精液は、狭い子宮口を一気に通り抜けてシリカの子宮に叩きつけられる。

 キリトを抱擁する両腕とは対照的に、無理矢理に開かされたままのシリカの両脚は、爪先を天に向けた状態でびくん、びくんと震える。シリカの股座をほとんど真上から押しつぶすように深々と挿入された肉棒は、射精のために一層太さを増しながら、排水ポンプのように次々と精液を吐き出していく。

 

「っっあっ♥ぁあっ♥ああぁあっ♥ あっ♥あ゛~~~♥♥あっあ゛~~~~~っ♥♥♥ まらいく♥♥いきゅ♥♥いきゅぅううぅううっっ♥♥」

 

 唇の端からは唾液を零し、股の間からは潮を噴き出し、シリカは何度も何度も絶頂に達する。四阿の周囲に広がる森に響き渡るその鳴き声が、シリカという一匹のメスケットシーがオスに屈服した事を証明する。

 縄張りの支配権をシリカより譲り受けながら、キリトは気の向くまま、体の求めるままに射精を続ける。その間も腰を密着させ続け、一滴残らずシリカの子宮に注ぎ込んでいく。

 そうして、長々と続いた射精がようやく終わりを迎えた頃。固いままの肉棒を栓の代わりにシリカの膣内にハメたまま、キリトはゆっくりと上体を起こした。

 

「――ふうっ……。ちょっとやり過ぎた……大丈夫か、シリカ?」

「――あひ……♥♥ あっ……あひゅ……♥♥」

 

 大丈夫といえば大丈夫だが、どう見ても大丈夫ではない。

 快感に意識を吹っ飛ばされ、焦点の定まらない瞳で虚空を見つめ、口からは舌と声にならない声をまろび出させ、時折ぴくっぴくっと体を震わせては余韻に溺れるシリカの様子は――だいたいそんな感じだった。

 己がやった事の結果に苦笑しつつ、キリトは彼女の乱れた髪を手で整え、頬に軽い口付けを落とす。そんな風に後戯を楽しんでいると、どこかから木々の枝が揺れ合うような物音が聞こえた。

 

 

「――っ!?」

 

 物音のした方に視線だけを向ければ――そこにいたのは、シリカ同様に大きな猫耳を生やした少女が二人。

 

「そ、そんナ……!! まさか、うちのシリカがこんなに簡単にヤられるなんテ……!! いったいどんな手を使ったんダ……?」

「……さすがに白々しすぎない? それ」

 

 仰々しい演技で驚いてみせるケットシーの少女・アルゴ。それを冷ややかな視線で見つめているのも、同じくケットシーの少女・シノン。

 どこかで水浴びでもしてきたか、あるいは今から一泳ぎしにいくつもりなのだろう。布を結んで作れるようなセパレートタイプの水着を着た二人は、キリトがシリカの膣内から肉棒を抜く間も無いほどにそそくさと近づいてくると、そのまま四阿へ上がった。

 

「よう、シノ――んうっ!?」

 

 するりとキリトの隣へとやってきたシノンは、文字通り有無を言わさずキリトの唇を塞ぐ。ぷるぷるとした己の唇で。そのまま舌を差し込み、キリトの口内へと一気に攻め込む。

 

「わー……シノンって、時々大胆になるよナ……」

 

 驚き半分、呆れ半分といった様子のアルゴが見つめる中、キリトはシノンと情熱的な口付けを交わす。弓のように細くしなやかな体を片腕で抱き寄せ、ぬちゃりぬちゃりと唾液の音を響かせながら舌を絡め合う。

 口付けの中に入り交じる吐息の熱さが、シノンの興奮を伝えてくる。おそらくはアルゴと一緒にどこかに隠れて、シリカの交尾をのぞき見していたのだろう。彼女の腰を抱き寄せたまま、キリトは指先だけを動かし、シノンの水着をストレージの中へ強制格納する。

 

「――ふふっ……♥ ん……♥」

 

 装備を剥がされ、生まれたままの姿に剥かれる時の感触。それを楽しみながら、シノンは舌を絡め続ける。発情した体をキリトにしなだれかからせ、肌を擦り付ける姿は猫のようであり、そして先程までのシリカの様子とよく似ていた。

 なお、こうした熱烈な求愛行動は、ケットシーの群れがオスに支配された際によく見られる。いち早くオスに体を差し出すことで、己も同じ群れの一員である事をアピールしつつ、オスが群れを見限り去ってしまう事を防ぐ為の本能的戦術と言われている。

 アルゴの視線を感じながら、シノンとキスを楽しむこと暫く。ようやく満足したのか、シノンはゆっくりと舌を戻し、口付けを解いた

 

「んぁ……♥♥ ……ふふ♥ キリト、驚いた?」

「十分に驚いたよ、シノン……。それにしても、今日はなんだかいつもより積極的だな……」

「私だって、たまにはそういう気分になるのよ。

 それにほら、ケットシーっていうのは『そういうもの』らしいから……ね?」

 

 楽しむためにでっち上げたケットシーの種族特性(せってい)を当てこすりつつ、シノンは指先をキリトの口元にそっと触れさせる。そうして、キスの合間にこぼれた唾液を掬い取ると、そのままぺろりと舐めとった。その仕草も、艶めかしい舌も、何もかもが淫靡で愛おしい。

 

「ほら、キレイにしてあげるからそっちに座って。いつまでも中に入れっぱなしじゃ、シリカが感じ過ぎちゃって休憩もできないわよ」

 

 悪戯っぽく微笑むシノンに促されるまま、キリトはゆっくりと腰を引く。シリカの中に納められ続けていた肉棒は勃起状態を維持し――いや、むしろディープキスによってより一層興奮させられいきり立っている。

 栓となる肉棒を失ったシリカの膣内からは、固まったクリームのように濃厚な精液がどぷりと逆流しだす。子宮口を押さえ込んでいた亀頭に付着した精液の残滓と、肉棒を包み込む愛液の量の多さに、脇で見ていたアルゴが感嘆の声を漏らす。

 その声にならない声を聞きながら、キリトは床に座り直した。

 

「いつみても……本当、女の子っぽい顔に似合わず凶悪よね。あなたの」

「褒め言葉として受け取っておくよ」

「そうしておいて。まあ、最近は顔の方も()()()に似合った感じになってきた気がするけど」

 

 胡座をかいて座るキリトの正面に陣取りながら、シノンが軽口を叩く。

 四つん這いになって上半身を低くし、尻を突き上げた女豹のポーズ。挑発的な光を宿した瞳、美しい背中とヒップラインを見せ付けながらゆらりゆらりと揺れる尻尾は、まさに獲物を襲わんとするハンターを彷彿とさせる。

 一歩、また一歩と焦らすように近づいてきたシノンは、鼻先を亀頭のすぐ側に近づけ、ゆっくりと息を吸い込む。

 

「……ふふっ♥ すっごく濃い……♥♥ メスを征服して、孕め、孕めって好き放題種付けしたオスのちんぽの匂い……♥♥」

 

 上質なワインを味わう時のように、鼻腔を通り抜ける香りを堪能する。鼻から深く息を吸い込むことで、体の内側全てにキリトの匂いを染みつかせるように。

 そうして暫しの間肉棒の香りを嗅いだあと、シノンは本来の目的を果たすべく、肉棒の先端にそっと口づけた。

 

「ん……♥」

 

 唇がほんの一瞬触れるだけの軽いキス。それですら、濃密な精液の残滓が貪欲にシノンの唇にまとわりつく。唇に付着した、製造者に似て好色な精子達を、シノンの舌がぺろりと舐めとった。

 

「……美味(おい)し♥」

 

 エロティックな笑みと声音が、キリトを挑発する。その淫靡な微笑みを湛えたまま、シノンは大きく口を開いて肉棒を先端から咥え込む。口内から喉奥までを思い切り開いたまま、キリトの股座に顔を埋めるようにして肉棒を飲み込んでいく。

 口内の様子を見ることはできないが、精子を求めるシノンの舌が肉棒の表面を丹念に這い回っている事は感触で理解できた。

 

「んっふ……♥♥」

 

 熱い吐息を漏らしながら、シノンはゆっくりと片目を閉じてウィンク。そのままずぶずぶと顔を前へと進ませて肉棒を元まで飲み込むと、今度は逆回しの動きで顔を引く。痕跡一つ残さない丹念な後始末――に見せかけた、次の一発を搾り取るための動き。頬を窄めて顔を前後させる度に肉棒を刺激し、『私の口の中に射精しろ』と強く促し続ける。

 片手を彼女の頭に触れさせ、尖った大きな猫耳にそっと触れる。普段そんな事をしようものなら、烈火の如き怒りと共に火矢の嵐が飛んでくるのだが――こうして睦み合っている時だけは例外だ。

 

「――それにしても、さっきのは凄かったナ。シリカもあれじゃあ形無しダ」

「よう、アルゴ」

 

 するりと近づいてきたアルゴを片手で抱き寄せたキリトは、そのまま彼女と唇を重ねる。差し込んだ舌先は大した抵抗もなくアルゴの口内へと導かれ、待ち構えていた彼女の舌と絡み合う。

 アルゴの舌が奏でる、ぬちょぬちょとしたディープキスの音。シノンの口が響かす、ぐぽぐぽとしたディープスロートの音。二匹の牝猫達の口を思うままに使うその姿は、まさに群れの王。

 

「んんっ…………ぷふぁっ……♥ こんなキスされたら、オネーサンおかしくなっちまうヨ……♥」

 

 唇を一度離す頃には、アルゴの瞳は熱に浮かされきっている。とろん、とした恍惚の表情に興奮させられたキリトは、何度も何度も続けざまにアルゴの唇を奪い、舌を絡めては唾液を流し込んでいく。

 ほとんど無意識に動いたキリトの手がコンソールウィンドウを操作し、アルゴの水着を装備解除させるが、キリトもアルゴもそれには気付かないほどキスに夢中になっていた。

 

「はっ、ぷはあっ……へへっ、キー坊……♥ そんなにオネーサンが欲しいのカ……?」

「ああ、欲しい。アルゴのことが欲しい」

「……そ、そこまでドストレートに言われると流石に照れるナ……」

 

 羞恥心とキスの熱によって頬を真っ赤に染めたアルゴは、キリトにぎゅっと抱きつくと胸板の上に頬を寄せた。見下ろすキリトの視界に映るのは、乳首に舌先を這わせてちろちろと弄ぶアルゴと、肉棒の根元から先端までを行き来しながら激しいディープスロートを繰り返すシノンの姿。二人による奉仕を堪能しながら、キリトはアルゴの尻とシノンの頭をそれぞれの手で撫で回す。

 

「そうだキー坊。オネーサンのことを欲しがってくれたお返しに……いいこと教えてやるヨ」

「いいこと?」

「ああ。キー坊がまだ知らない、ケットシーの種族特性についてダ♥」

 

 胸板から鎖骨、首筋から頬を舐め上げながら移動したアルゴの唇がキリトの耳元へと辿り着く。その唇が紡ぐのは、ケットシーだけが持つ淫らな本性。

 

 曰く、『ケットシーはファーストキスを捧げたオスの事が好きで好きでたまらなくなる一方、他のオスは一切愛せなくなる』。

 曰く、『ケットシーがちんぽを咥えるのは求婚のサイン』。

 曰く、『オスに身体を触れられたケットシーは、体が勝手に排卵して子作り準備を始めてしまう』。

 曰く、『ケットシーにとって、群れのオスに体を求められることはこれ以上ない栄誉』。

 曰く、『ケットシーの子宮は、最初に膣内射精してくれたオスのちんぽと精子の匂いを完璧に覚え、生涯忘れることは無い。それはオスに一生を支配されるのと同じ』。

 

「ケットシーってのは律儀な種族だからナ。最初に膣内射精(マーキング)してくれたオスの精子でしか孕めなくなるし、万が一他のオスのちんぽを入れられても絶対に気持ちよくなれないんダ♥ 

 どうダ? オネーサン達、手元に置いて飼い慣らして、ペットにするにはぴったりだと思わないカ?」

「確かに……。それにしても、どれもこれも知らない話ばっかりだな……」

「ふふんっ、そうだろそうだロ? なんてったって、オイラが苦労して集めてきた情報ばっかりだからナ♥」

 

 アルゴは情報屋である。それも、相当に信頼性の高い情報を取り扱うタイプの情報屋である。彼女が提供する情報に誤りが含まれていることはほとんど無いし、ましてや意図的にウソを混ぜることはありえない。

 つまり、どんな内容であろうと――()()()()()()()()()()()()()()()()

 

「あーあ、シリカも気の毒にナ……♥ キー坊の、どろっとぶっ濃くて重たい精液で子宮を完ッ璧にマーキングされちまっテ……♥ もう、キー坊とキー坊のケットシー殺しのでかちんぽに一生を支配されちまったようなもんじゃないカ……♥♥

 シノンもシノンで、あんなに夢中になってキー坊のちんぽしゃぶってやがるシ……♥」

 

 ぐったりとしたまま股穴から精液を逆流させるシリカの姿を横目にアルゴは揶揄を重ねる。

 オスに媚びる言葉に、そしてシノンの口と舌を使った巧みな奉仕によって、射精欲求が一気に高まる。もはや理性では抑え込めないほどに。

 

「ほらイケ、イケ♥♥ 我慢しなくていいぞキー坊♥ シノンの口の中に思いっきりマーキングする所、オネーサンがここでしっかり見ててやル♥♥

 シノンの口まんこ使い倒して、喉から胃袋までぜ~んぶザーメン漬けにしちまエ♥♥」

 

 アルゴが耳元で煽るのに合わせ、シノンの動きが一層激しくなる。言葉を紡ぐより肉棒を舐め回す方を優先する口の代わりに、キリトを見上げる空色の瞳が射精を乞い願う。我慢の限界だった。

 

「――シノン、そろそろ……射精るっ!」

 

 抑えが決壊する瞬間、シノンは顔をキリトの股座へと密着させるようにして肉棒を根元まで深々と咥え込む。思わず力が込もってしまったキリトの手がシノンの頭を押さえ込み、シノンの密着度合いを更に上げて逃げ場を奪う。

 そして、次の瞬間。我慢の限界を越えた射精が、シノンの喉奥を襲った。

 

「――んんんっっっ!??! んっ♥♥ んぶぅっ♥♥ ぉ゛ぶうふっ♥♥ ん゛ぅうん゛ぅうぅううっ♥♥」

 

 シノンの食道をぐぐぐっ、っとこじ開けた肉棒がポンプのように膨張と収縮を繰り返し、溜まっていた精液を一気に送り込む。自らキリトの脚の間に顔を埋め、更には手で頭を押さえ込まれたシノンに、それから逃れる術はない。

 シノンは必死になって喉を広げ、送り込まれるどろどろとした白濁液を嚥下し続ける。胃袋目掛けて殺到する精子達が通り抜ける度、鼻に抜ける吐息は強烈な精臭を伴い、シノンの嗅覚をイジメたおす。

 

「んぶっ♥おっぶぅうっ♥♥ んぐ、ぐぅっ……♥♥」

 

 ともすれば溢れ出しそうになる精液を、シノンは頬袋に餌を溜め込むリスのように口内を全て使って受け止め続ける。ねっとりと絡みつく濃さを誇るオスの体液を少しずつ飲み込み、己の一部として吸収していく。『吐き出す』、『零す』、『溢れさせる』という選択肢はもとより存在しない。何故なら、彼女もまたケットシーのメスなのだから。

 

「ふーっ♥ふぅーっ♥ んっ、んぶぅ♥ んっぐ……♥ ふうっ♥ふひぅっ♥♥」

 

 肉棒によって口を塞がれている以上、シノンが呼吸に使えるのは鼻腔のみ。息を吸えば肉棒と陰嚢から立ち上るオスの香りに酩酊させられ、息を吐けば胃袋から駆け上る精液の臭いに陶酔させられる。他種族より秀でた五感を持つケットシーであるが故に、暴力的なまでのオスの精力にねじ伏せられる快感をより一層強烈に感じ取ってしまう。

 キリトがようやく射精を終える頃、シノンの頭と意識は、くらくらとする程の悦びにすっかり支配されていた。

 

「――ふうっ……」

 

 シノンの頭を抑えていた手の力を弛めつつ、キリトはシノンの口の中からゆっくりと肉棒を引き抜く。太い軸をずるずると引き抜きつつ、ほとんど無意識に亀頭だけを残して動きを止めれば、シノンもまた無意識に亀頭に吸い付いて残った僅かな精液を吸い取り、舐めとる。

 最終的に露わになった肉棒に残っているのは、激しい前後運動で泡だったシノンの唾液だけだった。

 

「さて……うん、偉いぞシノン。全部しっかり飲めてるじゃないか」

「あたりまえでしょ……♥」

 

 今まで何回飲み干してきたと思っているのか――そんな満足げな笑みを浮かべるシノンの顔に手を添え、キリトは彼女の口を開かせる。健康的な色をした舌が蠢く口内には、上下に並んだ歯を除けば白い物は何一つとして無かった。

 しっかり処理してくれた礼代わりに彼女とキスをしようと、キリトはシノンの体をそっと抱き寄せる。そして、唇を近づけ――。

 

「ダメ」

 

 唇にぴたりと押し当てられたシノンの人差し指が、唇同士が重なる寸前でキリトを押し止める。きょとんとするキリトを見上げ、シノンはくすくすと笑いながら指先を離す。

 

「キリトの気持ちは嬉しいけど……まだ、口の中をきれいにしてないもの。そんな状態じゃキスしたくないわ」

「俺は別に気にしないけど……」

「わ・た・し・が・気・に・す・る・の。

 あんただって、リアルでアスナとキスする前は自分の口の状態を気にするでしょ? 匂わないかとか」

「……まあ、それは気にする」

「それと一緒。『いつだかシノンとキスした時、精液の味が残ってたな』……なんて思われるなんて死んでもゴメンなのよ。わかった?」

「よ、よくわかりました、シノン様……」

「よろしい。というわけで……いいかしら、アルゴ」

「しょーがないナ」

 

 手招かれたアルゴがシノンと唇を重ね、飲精後のアフターケアという名のディープキスを開始する。シノンはアルゴの口内に擦り付けるように、アルゴはシノンの口内をこそげ取るように、舌を絡め合う牝猫は精液の残滓を求めて舐り合う。時折、キリトの方に向ける挑発的な視線がまたイヤらしい。

 そんな二人の姿に否応なしに興奮させられながら、キリトはシノンの後ろ側へと移動する。視界に映るのは、ぴん、と伸びたシノンの尻尾。美しい丸みを帯びたヒップ。フェラチオで興奮したのか、既にたっぷりと蜜を溢れさせる縦筋。その全てを露わにするように、シノンは膝を立てて尻を突き出していた。

 

「――ふはあっ……♥」

 

 アルゴとのキスを終えたシノンが、上体を少し捻ってキリトの方に顔を向ける。その美貌に浮かぶのは、交尾欲求に満たされた蠱惑的なメスの笑み。その笑みを見ているだけで、力尽くで蹂躙して犯し尽くしてやりたくなるのは、きっとシノンの内なる希望が滲み出ているからなのだろう。

 背後から覆い被さったキリトは、まずは先程のリベンジとばかりにシノンの唇を奪う。さしものシノンも、今度は一切抵抗しない。アルゴの『おーおー、早速二人の世界に入りやがっテ』という揶揄も気にせず、ただひたすらキスに溺れて互いの舌と舌を絡めあい、求め合う。

 

「んっ♥ぁあっ♥ はふ♥」

 

 右手でシノンの頭を抑え、左手はシノンの左手に上から重ねて指を絡める。そうしてシノンの体を上からしっかりと抑え込んだキリトは、彼女の唇を塞いだまま逸物をシノンの蜜壺へと宛てがい――そのまま、ぐっ、と押し込んだ。

 

「――んん゛っ♥♥ んぅうううっ♥ ふぅうぅっ♥♥」

 

 重なる唇の合間から漏れるシノンの喘ぎ声をBGMに、肉棒は奥へ奥へと突き進む。みちみちと締め付ける膣肉は肉棒の存在にすっかり慣れきっており、愛液をたっぷりと垂れ流しながらオスの柱に貫かれていく。少しだけ体重をかけながら、キリトはじっくりと挿入を続け、そしてシノンの一番奥を押しつぶすようにして己の分身を根元まで埋めた。

 

「んっう゛ぅうっ♥きゅふううっ♥♥」

 

 経産婦でもないというのに、まだ10代という若さですっかり開発されきった子宮口(ポルチオ)を責められたシノンの体がびくんと跳ねるが、キリトの体は微塵も揺るがない。シリカの時同様、牝猫の膣内に肉棒を深々と埋め、杭のように固定して上下関係を叩き込む。

 繰り返して言うと、ケットシーにとっての交尾(セックス)とはただの繁殖行為ではなく、群れの中での上下関係を決める行為でもある。無論、群れ全体は既に(キリト)の支配下にあるが、群れを構成するメス一匹一匹に対して肉棒には抗えないことを教え込んでやるのも重要な通過儀礼(イニシエーション)なのだ。

 

「う゛んっ♥ふゅぅうんっ♥」

 

 ずんっ、ずんっ、と力強く子宮を押し上げてやる度にシノンは甘い鳴き声を漏らす。肉棒を通じて伝えられる支配宣言に雌穴はあっさりと屈服し、シノンの脳髄にまで快楽を響かせ悶えさせる。

 根元まで埋めた肉棒を突き刺してシノンの体をしっかりと固定したキリトは、シノンとの口付けをそっと終えた。

 

「――っ、はあっ。はあっ……♥ キリトぉ……♥」

 

 唾液の橋がぷつぷつと千切れていく中、シノンは蕩けきった瞳でキリトを見上げる。普段の少しクールな、それでいて余裕と茶目っ気のある彼女からは想像もできない、甘く爛れて快楽に満ち満ちた視線が艶めかしい。

 シノンの頭に生えた猫耳を指先で弄びながら、キリトは彼女の耳元――顔の横、本来の耳があるあたり――に、そっと囁く。

 

「これで、シノンは俺の物だ……。この先何があっても、誰にも渡さないし手放してもやらないからな。覚悟しろよ?」

「……バカね。今更言われなくても、私はとっくにあんたのものよ……♥」

 

 肉棒による言外の支配宣言に加えた、キリト自身の声による支配宣言。そんな悦びを与えられて、耐えられるケットシーがどこにいようか。

 種族特性に――否、自分自身の欲求に抗えなかったシノンは、恍惚の笑みを浮かべて頷く。

 

「だから、ちゃんと理解させてほしいの……♥ 私の体は、キリトのおちんぽに支配されて、キリトの赤ちゃんを孕む為のモノだって……♥♥」

「よし、任せろ。シノンが俺のモノだってこと、シノンの体にしっかり叩き込んでやる」

 

 快楽に酔い、甘えを含んだ声で紡がれるシノンの願い。普段はなかなかこうした姿を見せてくれないシノンに、キリトははっきりと頷く。そして、止めていた腰をゆっくりと動かし――力強い抽送を開始した。

 

「あっ――あぁああっ~~~♥♥ あっ♥ お゛♥ ひうぅううっ♥♥」

 

 ずぱん、ずぱん、と。尻を打擲するかの如きピストン運動によって膣内を蹂躙されたシノンが快楽に噎び泣く。森中に響き渡るその声が、ここが全てキリトという一匹の雄に捧げられた縄張りであることを主張する。

 それは同時に、シノンという一匹の雌がキリトへの捧げ物であることも示していた。

 

「ぁぅ♥ぁあああっ♥♥ やっ、やぁああっ♥♥ おっき、おっきぃいのぉ♥♥ キリト、キリトぉっ♥♥

 やっ♥ああっ♥♥あああぁあっ♥♥ そこ、ばっかり♥♥はああっ♥♥ するのっ、ずる――いぃひいいっ♥」

「なるほど、『そこ』ってのは……このあたりだな!」

「~~~~~~あぁああああっ♥♥ あっあ――やああ゛ぁああっ♥♥」

 

 一際敏感な膣奥に固く張り出した亀頭をぐいと押し込まれた瞬間、シノンは甲高い喘ぎ声と共に潮を噴いた。

 キリトはシノンの身体をそっと組み敷いたまま、彼女を襲う快楽の波が引くのを待ち、そして再びシノンの性感帯を責め立て続けていく。恋人達がするセックスのように優しく、甘く。動物達がする交尾のように激しく、容赦なく。

 淫水灼けした太い肉棒を、引き抜き、押し込む。その度にシノンの雌穴は肉棒に本気汁を纏わせながらびくびくと震え、交尾の悦びを教え込まれていく。普段は獲物をはっきりと捉えるその双眸も、今は焦点が合っているかどうかすら怪しい。

 

「はひゅっ♥はあっ♥はあっ……♥」

「シノン……また激しくするぞ」

「へ、まッ――ぁあっ♥ やあぁああ゛っ♥♥」

 

 片手でシノンの猫耳をくにくにと弄り回しながら、キリトは腰を叩きつけるように使い、肉棒でシノンの蜜壺を責め立て続ける。もう片方の手をシノンの指に絡めているため愛撫などはしてやれないが、その分を補うように膣内をごりごりと擦り上げ続ける。

 

「あっぐう――あ゛っ♥あっぁああ♥あっ♥あ゛~~~っ♥♥ い、イッたばっかり♥なの♥にぃっ♥♥ いや、いやあっ♥♥ またイっ、い゛――」

「好きなだけイけ、シノン。何回でも何回でもイかせてやるから……なっ!」

「――ひぁああっ♥♥あ゛っ♥あぁあああ゛っ♥ あ゛っ゛ん゛ぉおっ――あっああ゛ぁあああ゛っ♥♥」

 

 絶頂寸前のシノンにタイミングを合わせて、強烈な突き込みを見舞う。それが最後の引き金となって、シノンは強烈な絶頂の中に叩き込まれる。口の端から零れた唾液、抑え込まれた身体から染み出す汗、ぷしゃぷしゃと噴き出す潮が床の敷物を濡らし、数多の染みを造っていく。

 むくつけき《GGO》プレイヤーなら誰もが見惚れるシノンの尻を押し潰し、へカートⅡのトリガーを引く指先と指を絡め合いながら、氷の狙撃手を蕩かし啼かせて悶えさせる。一度や二度ではなく、何度も、何度も。

 背後からアルゴの『えげつナ……』という声が聞こえた気がするが、今更そのような事を気にする理由もない。

 

「~~~~♥♥ く――ぅううっ♥♥ あっあっああああ~~~♥♥ キリト、キリトぉっ♥ だめ、これ、こわ゛れ゛る♥ 変に、へんにぃ゛っな――ぁああぁああ~~~ぁっ♥♥」

 

 激しく責め立て、シノンを登り詰めさせる。シノンが登り詰めたら、その間は少しペースを落とす。シノンの意識と感覚が降りてきたら、再び激しく責め立てる。この繰り返しに緩急を織り交ぜながら、シノンをよがり狂わせ続ける。普段は冷静で、どこか余裕があって、それでいてからかうと可愛らしい反応を返してくれるシノンを、圧倒的な快楽で塗りつぶし続ける。

 終わりがくるとすればそれは、陰嚢の奥で滾る精液達が臨界点に近づいたサインを、キリトの脳髄が受け取った時だけだ。

 

「ん゛ぁあ゛っ♥♥ んお゛っ♥♥ やっ♥♥ああぁあああっ♥♥」

「そろそろ出すぞ、シノンっ……!!」

「だ、す――あっんぅっ♥ああ゛っ♥ だめ、いま、だめえっ♥♥ 今は、やっ♥あぁああああっ♥♥ だ――めぇっ♥ やあぁあっ、だめだからぁああっ♥♥」

 

 屈服した子宮が子種を待ちわびる。征服された膣肉が肉棒に奉仕する。

 キリトの膣内射精宣言に抵抗するのは、絶頂と回復の波状攻撃で理性が砕けかけたシノンの精神が発する言葉――抵抗虚しくオスの遺伝子で膣奥にマーキングされるという敗北の悦びを味わう為の、そしてメスの抵抗を物ともせず子宮に己の遺伝子を植え付ける勝利の喜びを味わわさせる為の、最高のスパイス。

 それが証拠に、シノンの細い脚は膝裏を使って下からキリトの太股を挟む。拒むのではなく、もっと強く、しっかりと抑えつけて欲しいと乞い願う。

 その無言のおねだりに導かれ、キリトは最後の一突きを――シノンの奥深くにずっぷりと押し込み、そして今か今かと待ちわびていた精液達を一気に解き放った。

 

「――あっああ゛ぁあっぁあ゛あああ~~~~~~~♥♥♥ やっ――ふひゅっ♥♥いや♥♥やっ♥いやあぁああっ♥♥ おっくっ♥お゛ぐぅ♥ やら、いっぱい、なっちゃ――ぁあ゛あ゛ぁあ゛ああ~~~~あっ♥♥」

 

 狙い定めて貫くのはスナイパーの専売特許。とはいえ、射精寸前のギリギリの状況下で子宮口に鈴口を押し当てて精液を漏らさず流し込む道筋をつけるのはキリトの得意分野である。

 受精目的で降りてきたシノンの子宮に押し当てつつ痛みは与えない――ペインアブソーバーがあるとはいえ――ギリギリのラインを保ちながら、大量の精液を容赦なく吐き出していく。

 

「あ゛お゛っおぉおおおっ♥♥ あっあ゛あぁああ~~~ぁああ゛あぁあっ♥♥♥ いっぐ♥ イ゛かひゃれ゛――やっあああぁああ♥♥」

 

 シノンの膣肉は支配者にへりくだり、あらゆる手段を使って媚びながら奉仕する。脈動する太い肉の柱が精液をより気持ちよく送り出せるように膣肉で締め付け、メスの身体を征服した証の代わりにたっぷりと淫水を纏わせる。

 噴き出した潮で自らの股座を濡らし、空色の瞳が茫洋とした性交の快楽に溶けていく。口がだらしなく開き、舌を伸ばすその姿――氷の狙撃手という異名からはほど遠いその姿を見られるのは、彼女と閨を共にする権利を持つ者だけだ。

 

「あ゛ぁ――あ゛は……♥ はぁ、はあっ……♥♥ んんっ、ふう……ふう……♥」

 

 シノンの甘い吐息と声を堪能し、シノンの淫らな振る舞いを楽しみ、彼女の身体を組み敷く特権を愉しみながら、キリトは射精を続ける。この島に来てから何度目の射精になるか最早覚えてすらいないが、放たれる精液の量も濃さも一切衰えていない。

 今し方シノンの膣内にて行った射精も、現実なら一発でシノンを孕ませている程の量であることは間違いない。シノンもそれを本能的に理解しているだろう。

 

「――んんっ♥♥」

 

 ヒクつくシノンの身体を上から抑え込みながら、キリトは改めて彼女と唇を重ねた。

 激しく求め合うのではなく、ただゆっくりと、愛情を確かめ合うように優しく舌を絡ませる。もちろんその間も、肉棒はシノンの膣内に挿れっぱなし。獣たちの交尾のように、受精確率を上げるために蓋をしながら、形を、臭いを、感触を――オスの全てを刻み込んでいく。

 最初に膣内射精してくれたオスの事を決して忘れず、愛し続けるというケットシーの特性は、まるで誰かがそう誂えたかのようにシノンと――そして、シノンの愛する男の閨に侍る数多の女達の特性とよく似ていた。

 

 


 

 

(…………さすがにヤバい気がしてきたナ)

 

 眼前で行われている種付け交尾の様相を横から眺めながら、《鼠》のアルゴは秘かに危機感を抱いていた。

 

(これ。もしかしなくてもキー坊をオレっち一人で相手するのカ……?)

 

 危機感の原因。それはもちろん、目の前でシノンの膣内にたっぷりと精液を吐き出している《黒の剣士》である。

 相変わらずそこで伸びているシリカや、たった今戦闘不能にされたシノンと同じ後宮仲間(ハーレムメンバー)となって、アルゴは日が浅い。キリトとの出会いはその二人よりよほど早い――というか、リーファの次くらいには早いのだが、色々ありすぎて男女の関係になるのは遅かった。

 そこで問題になってくるのが経験値の差だ。

 

(潰されル……オネーサン、間違いなくハメ潰されル……)

 

 キリトは絶倫である。

 アルゴを含めて今や16人いる女性陣全員と一日中交わって、全員腰砕けにする程度には絶倫である。リアルワールドでの行為であれば、全員最低3回は孕まされているだろう。アーちゃん――もとい、アスナは10回くらい孕んでいる気がするが。

 そのアスナ曰く、『アンダーワールドから帰ってきてからますますパワーアップしてるのよね、キリトくん』という事らしい。

 もちろん、身体が本格的な成長期に入って身長が伸びて体格がよくなった事とか、アリスのマシンボディを抱え上げられる力を付ける為にリアルの肉体を鍛えている事も関係しているだろうが、主要因はそれらではないだろう。

 

(やっぱり一回死の淵を見たからなのカ……? それとも、アンダーワールドで鍛錬しまくったからなのカ……?)

 

 昔、アルゴは何かの書物で読んだことがある。生物は死を予感すると、自らの遺伝子を残すために精力や繁殖欲を大きく上昇させると。

 少し前、キリトは毒物を盛られて死にかけ、その快復と脳の治癒の為に《STL》なる機械を用いてアンダーワールドへとダイブさせられていた。そうして約2年の歳月をかけて一端の剣士になったとアルゴは聞いている。それらの経験が相互作用し、キリトの肉体に何らかのフィードバックを与えているのではないか――それが、医者ならざるアルゴにできる精一杯の分析である。

 まあ、『思春期ど真ん中の時期にナーヴギアなんていう機械をつけられ脳神経をダイレクトに刺激されまくる環境下で嫁さんとセックスしまくったから』というのも有力な説だ。『《STL》なんていう更にとんでもない装置に繋がれてアンダーワールドにいる間、あっちでもヤりまくってたんじゃないか?』という疑惑もあるが。

 

牽制役(ストッパー)が必要ダ……。いざって言う時にキー坊を適度にコントロールしてくれそうな誰かガ……)

 

 ここに来てからキリトが射精したのは3回。ウォーミングアップのようなものである。

 シリカとシノンの援護は期待できない。そんな状態でこんな人目につかない場所でキリトに貪られては、アルゴがどうなるかは火を見るより明らかだ。

 ようやくシノンの膣内から引き抜かれた肉棒も、相変わらず立派に勃起している。見ているだけで『あっ、孕まされる』とメスの本能が直感する程に雄々しく、逞しく。本当ならシノンと2人で相手をする予定だったのだが、シノンが先行してしまったおかげでこの有様である。

 

(せめて場所を変えないとナ……。やっぱりあそこなら人数も多いし……感謝するヨ、キー坊。ファストトラベル機能を作っておいてくれテ)

 

 過去に類を見ない速度でウィンドウを呼び出したアルゴは、指先をファストトラベルを実行するボタンのすぐ側に置く。あとはこれを押せばいいだけだ。

 

「――なあキー坊。場所、変えないカ?」

 

 幸せそうな顔で脱力するシノンとシリカの頭をそっと撫でていたキリトが、アルゴの方を向く。

 

「場所? ああ、いいぜ。どこにしようか、アルゴ」

「ふふーン。実はもう決めてあるんダ」

 

 シノンのした事を真似て四つん這いになって歩き、アルゴはキリトの側に近づくと、そのままキリトが組んだ胡座の上に座った。

 

「あっちで、オネーサン達と楽しいことしようナ♥」

「あっちがどっちなのかは知らないけど……まず『オネーサン達』じゃなくて、アルゴとじっくりな」

「……いいのカ? じゃあ、そういうことデ……♥」

 

 存在感のありすぎる固い肉棒の感触を下腹部に感じながら、アルゴはそっとキリトに口づける。少しだけ腹が立つ程にキス慣れしたキリトのテクニックを感じ、抱きしめられる背中の温かさを感じながら、アルゴはファストトラベル実行ボタンにそっと指先を触れさせるのだった。

 

 

 

 









【余談】

そろそろ投票数100票が見えてきたので……高評価を入れてもらえると嬉しいです……。
アルゴのエロシーンは次回ちゃんと書きます……。

最も好きな(または最もエロシーンが見たい)ヒロインは誰ですか? (複数投票可方式のはまたいずれやります)

  • アスナ
  • リズベット
  • シリカ
  • リーファ
  • シノン
  • フィリア
  • ストレア
  • ユウキ
  • レイン
  • セブン
  • アリス
  • イーディス
  • ルクス
  • ロニエ
  • アルゴ
  • サチ
  • プレミア・ティア
  • ソルティリーナ
  • メディナ
  • リネル・フィゼル
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