※この作品はR-18です。

夢見る魔女の空想   作:ひとさぎり

6 / 8
アウロラ編。固有魔法を真面目に考えたらすごい長くなった…
【今回の夢魔女】
ラケル・コンティネン 14歳 スオムス出身
階級:少尉
身長:148cm
使い魔:フクロウ(ヴェリという名前)
固有魔法:引力/斥力
・自分を中心に、任意で対象に引力もしくは斥力を発生させる能力。遠くにある物体を引き寄せたり、逆に遠ざけたり。

備考
・温厚でほんのり楽天家で争い事を好まない平和主義者。事なかれ主義なので本音を隠しがちで周囲からはあまり悩みのない人だと思われている。
・小柄な割に働き者でいつもちょこちょこ走り回っている。人懐っこさもあって部隊のマスコット的存在として可愛がられている。


アウロラ編 一番近くで

スオムス空軍飛行第24戦隊。そこには今日も活気に満ちた声が響いている。

 

「わぁ!どいて、どいてくださ〜い!」

 

その声の主はラケル・コンティネンというウィッチ。ゆるいウェーブのかかった淡い金色の髪を揺らし、ハンガー内を歩くウィッチたちを器用に避けながら物資を載せた台車を走らせている。そして指定の場所まで着くと、踵を立てて急ブレーキをかけて額に浮かんだ汗を拭った。

 

「ふう、これでよし」

 

「今日も精が出るな」

 

その後ろから声をかけられる。振り返ると、自信に満ちた眼差しで見つめるサファイアのような双眸、オーロラを思わせるほどに美しく靡くプラチナシルバーの長髪の人物———アウロラ・E・ユーティライネンがヴィーナの瓶を片手に寛いでいた。

 

「それはもちろん。あの防衛戦が終わって、エイラさんがブリタニアに行ってからみんなの士気は落ちるばかりですし。私だけでもがんばらないと!」

 

目を閉じれば昨日のことのように鮮明に思い出せる、スオムスを襲ったネウロイの大群。戦力を集結させての徹底抗戦によってかろうじて防衛は成されたが、24戦隊の物資の消耗もウィッチたちの疲労も大きかった。国内でも並べて英雄視されるエースのうち一人は負傷して療養中、もう一人は引き抜きによって統合戦闘航空団へ転属となり、この基地には未だ爪痕が残っていた。その中でも何かをしていないと気が済まない質のラケルは、小柄ながらもいつも働き回っていて抜けた穴を埋めようと懸命だった。

 

「その元気は、今のここには必要なものだ。この調子でみんなを勇気付けてやってくれ」

 

ぽん、と大きくも華奢な指先の手が頭に乗せられる。ラケルの働きぶりはアウロラだけでなく、意気消沈していた部隊の皆も認めていた。そのおかげというべきか、明るい顔を取り戻し始めたウィッチたちはそんな二人をからかい始める。

 

「またやってる。やっぱり仲良しなんじゃないの」

 

「仲良しってつまりそういう…ヒューヒュー!」

 

「人前でお熱いですねぇ。式はいつなんです?」

 

24戦隊の仲間たちの間では、アウロラとラケルが特別な仲だといじって遊ぶのが古くからの定番となっていた。もちろん実際に皆の前で付き合っていると公言したわけではないが、だいたい一緒に居てスキンシップも多いからかそういうものだと認識されているらしい。

 

「お前らなぁ…」

 

当然歳の差もあり、ロリコン扱いされるアウロラはいい顔をしないがラケルは否定しながらも照れたように笑っていた。それくらい長い付き合いの存在ではあるが、そんな彼女がこの第24戦隊のベルツィレ基地に来た当初は今の笑顔が嘘のように暗い女の子だったという。

 

ーーーーー

 

ラケルがスオムス空軍に所属の身となったのは彼女が8歳の頃。

と言っても正式に軍人として入隊したわけではなく、初めは引き取られただけの子供だった。

 

きっかけといえば、それは寒い寒い、冬の日のこと。その時期のスオムスは毎日のように雪が積もり、現地人でさえ外に出るのを躊躇うくらいの厳しい世界。そんな中で部隊内での賭けに全敗した哀れで不幸なウィッチが買い出しを任されて街へ繰り出した。肌を刺すような寒さに身を震わせながらも必要な物資を買い集めるため、街を歩き回っていると建物と建物の隙間。路地裏にあたる場所に丸みを帯びた薄汚い布切れが転がっていた。なんとなく気になって近付いてみると、それは小刻みに大小を繰り返していて。まさかと思い布を捲るとそこにはまだ幼い少女が包まれていた。

それがラケルであり、第24戦隊との馴れ初めだった。両親を病気で亡くし、その少ない財産も使い果たして身寄りもなく家を出るしかなかったという彼女には部屋が与えられ、充分な食事や衣服も買い与えられた。長い間頼れるものもなく放浪し続けて痩せ細っていた身体はすぐに健康的な状態にまで回復したが、コミュニケーションとは言うと上手くいかないことが多かった。玩具やぬいぐるみには興味を示すが、他人が部屋に来ると隅っこでおとなしく縮こまっているのがほとんどで会話も返事をするくらいで自分から話すことは滅多になかったという。しかしそれは人が怖いというより、人が自分の周囲に来ることを恐れているようだった。その理由はすぐに判明することとなった。ラケルの部屋にあるものは、入る度に位置が変わっていることが頻繁にあった。実際に、よく面倒を見てやっていたアウロラは椅子や机、果てはベッドまでがひとりでに動き出すのを目撃したこともある。ラケルはこのポルターガイストにも似た現象で人を傷付けるのを極端に恐れていたらしい。

 

そして、大きな転機となったのは彼女が拾われてから2年経ったある日のこと。ラケルの部屋から大きな泣き声が聞こえ、慌てて様子を見に行ったウィッチがいきなり飛んできた玩具に顔をぶつけた。次第に騒ぎを聞き付けて人が集まり、アウロラもそのうちの一人で、部屋にはひとりでに床を這いずったり宙を舞ったりしている本や花瓶、その真ん中に頭を抱えてうずくまるラケルの姿があった。

 

「いや、いや…!来ちゃダメ!こないでえぇぇぇっ!!」

 

窓ガラスが砕け、床の木が乾いた音を立てて折れ曲がる。ラケルのすぐ横に木片が、ガラス片が突き刺さり今にもその身を傷付けかねない状況。その中で彼女の身体は青い光———エーテル光を発していた。

 

「まさか、あいつは…」

 

ラケルに魔法力があると発覚したのはその時のことだった。

しかし魔法力はウィッチの精神状態に強く影響する。両親を亡くした悲しみが癒えないまま、使い魔との契約もない身体での制御は利かず、無意識に固有魔法が発動していた…というのがポルターガイスト現象の正体だ。なにが感情を噴出させたのかは分からないが、このまま放っておくと魔法力を使い果たして危険な状態になってしまう。

 

「待ってろ、今行くからな」

 

アウロラは、部屋にうずくまるラケルに向かって足を進める決意をした。自分の周りで何が起きているのか分からない、恐怖と混乱と涙に満ちた瞳が向けられる。しかし彼女がぶんぶんと首を振ると同時に。

 

「うぐっ…!?」

 

「来ないで…来ないで…!」

 

反発する見えない力によって押し戻され、部屋から弾き出されてしまうアウロラ。周りにいたウィッチたちに受け止められ、怪我などはなかったが部屋に入るのだけでも危険だろう。しかし、それでも。

 

「ユーティライネン少尉、無茶はやめた方が…」

 

「いや、いい。私よりラケルの方が心配だ」

 

真っ直ぐにラケルだけを見た眼が揺れることは無い。アウロラは歩みを止めようとせず、反発する力に逆らいながら前へと進もうとする。

 

「ぐ…う、おおっ…」

 

「あ、あ…な、んで…」

 

部屋を飛び回るものの勢いがよりいっそう強くなる。突き刺さったガラス片なんかは床を削り取っているくらいだ。それでもかまわずにゆっくり、確実に向かってくるアウロラに疑問を口にせずにはいられなかった。

 

「決まってるだろ、お前は私たちの仲間だからな…仲間は絶対に見捨てないのがスオムス流だ…!」

 

「ぁ……」

 

「大丈夫だ…その力が怖いなら、私がついていて守ってやる。私を信じろ!」

 

あと、一歩の距離。その言葉を受けてラケルから発される力が緩んだ一瞬。アウロラはそのわずかな時間で飛び付き、ラケルを抱き締める。するとポルターガイスト現象はぱたりと止み、また彼女もぐったりとしたようにアウロラの腕の中で項垂れて事態は終息した。

 

「う…ぅ……アウロラ、さん…」

 

「よしよし、一人で怖かったんだな。これからは私が、みんなが家族だ」

 

「…うん……」

 

ーーーーー

 

その一件以来、ラケルはアウロラや他のウィッチたちとの交流を経て現在のような明るい性格に戻り、使い魔を迎えて魔法力の制御もできるようになり、正式にスオムス空軍の所属となった。そして6年間の間でアウロラとの関係も密かに変化していた。

 

「あの、ユーティライネン中尉?用事があるっていうのは…」

 

「あとで部屋に行く」とだけ告げられたラケルは自室でアウロラを待っていた。そして待つこと十数分、ノックに反応してドアを開けた彼女は部屋のすぐ前で応対している。

 

「用事?…お前も分かってるだろ?」

 

不敵な笑みでそう言うと同時に、伸びてきた手が、その指先がラケルの髪を梳く。そこまでされればその意図は伝わった。しかしまだ陽は高く、基地中ではそこかしこで人の賑わう声が聞こえている。

 

「! ま、待ってくださいユーティライネン中尉!それって、つまりその、今からっ…」

 

アウロラが部屋へ足を踏み入れると同時にわたわたと慌て始め、反射的に後ずさるラケル。しかしそれを抱き寄せ、これ以上喚かせないように手で口を覆う。そして笑みを絶やさないまま。

 

「アウロラだ」

 

そう言われてしまうと頼りなさげに瞳が揺れる。自分を抱き締めている腕を払い除けようという気力さえどこかへ消えていく。相手に求められている、それだけで簡単に落ちてしまうくらいにアウロラに心酔していた。

 

「…アウロラ、さん…」

 

「…それでいい」

 

名前で呼び合うのは二人きりの時だけ。そう、この二人の関係は所謂恋仲だった。仲の良さは部隊のウィッチたちもからかって遊ぶくらいに知っての通りだが本当に付き合っている仲だと知っている人間はいない。なぜ隠しているかと言うと、ラケルは隠せと言われたからそうしているだけで別に危機感を抱くようなことではないがアウロラからすれば尊厳に関わる問題だからだ。歳の離れた、しかも小柄な少女を寵愛していると知れれば間違いなく本物のロリコン扱いが確定する。だからといって長いこと面倒を見てきた相手が自分を慕い、ついて回ってくれることへの愛情を抑え切れるかと言えば、さしものアウロラも勝てない話であって。

 

「まだ、お昼ですよ…外にだって、隣の部屋にだって人がいるのに…」

 

「なら声は我慢してくれ」

 

「……もう…」

 

こうして密かに逢瀬を重ねては互いを確かめ合う、というのが愛の証となっていた。

 

「っふ、ん…」

 

腰辺りを抱いていた手が降り、小ぶりなお尻を撫で始める。くすぐったいような、じれったいような感覚に小さく声を漏らし、腕の中で身悶えする姿を見てアウロラは目を細める。

 

「相変わらず小さいままだ」

 

「こんな貧相な身体でコーフンするなんて…ほんと物好きさんなんですから…ひゃっ!」

 

ぎゅ、と柔肉を鷲掴みにされて甲高い悲鳴が上がった。とはいえ抵抗はなく、手は縋るようにアウロラの肩にかけられたままだ。

 

「そういうお前も、貧相な身体弄られて興奮してる物好きじゃないか」

 

「そんな、ことっ…」

 

「認めたくない、か?なら、素直になるまで可愛がってやる」

 

「んむっ…!ん、ふぅ…」

 

顎を持ち上げられ、唇を奪われる。色素の濃い肉と肉が重なり、しっとりとした感触を受けると急激に「愛されている」という実感が湧き上がり、もっとそれを求めて、甘受していたくなって。置かれていただけの手は首の後ろへ回り、もっと欲しいと言外に伝えるサインとなる。

 

「ん…はぁ……ふふ…」

 

「んっ……んぅ…」

 

慈愛を秘めた緩慢な手付きで髪を撫でられ、またそれとは別の生き物のようにお尻を撫でていた手はより妖しく、より深くにあるものを指先で擦り始める。唇が触れ合うだけだったキスはどちらともなく舌を伸ばし、絡め、求め合い始める。小刻みに紡がれる吐息をかき消すかのように響く、粘ついた水音。ねだれば優しく与えられる愛情が何よりも心地良くて、呼吸を忘れるくらいにキスに没頭してしまう。

 

「っ、は……ぁ、はむっ…んぁ…れろ……んむっ、ちゅうぅ…」

 

舌を伝って流れてくる唾液はどんな酒よりも強く痺れて溺れさせてくれる。執拗に啄んでくる唇はどんな料理を口に入れる瞬間よりも満たされているという実感をくれる。妖艶に咥内を踊り、廻る舌はどんな果実よりも甘くて濃厚で、思考までを犯してくるくらいに蕩けさせてくれる。脳を麻痺させる、甘美過ぎる感覚に夢中になっているうちにすっかりラケルのスイッチは入り切り、唇を離す頃にはだらしなく口を開き、その端から涎を垂らすままにした雌の顔になってしまっていた。

 

「はぁっ……はぁ…アウロラ、さぁん…」

 

「いい顔になったじゃないか」

 

「ん……」

 

頬に添えられた手に擦り寄るラケル。飼い犬のように主人に従順になった彼女は抱えられ、ベッドに腰掛けるアウロラの膝に乗せられた。

 

「は、あぁっ…」

 

淡い青を基調としたスオムス軍制服は開かされ、中に着ていたシャツの上から慎ましい胸を撫でられる。その起伏は小さく、まだまだ発展途上と言えるが頂点は立派に布地を押し上げて主張をしていた。

 

「もう固くしてるじゃないか。キスだけでこんなにしたのか」

 

「だ、だって…んっ、ふぁ…!」

 

しなやかな白い指が、服の上からでも分かるほどに固く尖った蕾を責め立てる。指の腹で挟んで嬲ったり、指先で弾いたりと様々な刺激を重点的に与えられ、その都度小さな身体が弱々しく震えた。

 

「そ、そこばっかり……あっ、んん…」

 

「んん?こっちも欲しがってるな」

 

「ひあっ…!」

 

伸ばされた手が股座に添えられる。そこはすでに興奮の証で湿り気を帯びていて、重ね履きのズボンもあって熱がこもっている。それは先ほどからお尻に当たっている熱く、硬い感触への期待もあるのだろう。

 

「弄って欲しいか?」

 

その問いに間をおかず、頷くラケル。

隠すことのない従順な態度に気を良くしたアウロラは目を細め、ズボンを下ろすと露わになった未成熟の秘部へと指を触れさせた。それだけで腕の中のラケルは肩を跳ねさせ、大きくひと呼吸をする。

 

「ん、ううぁっ…!」

 

まだ包み隠す茂みもないほどの幼い割れ目に二本の指が埋められていく。入口にしか入っていないというのに反応は上々だ。そこを弄ぶように関節を折り曲げ、膣壁を緩く擦り上げてやれば粘り気のある水音と共に可愛らしい悲鳴が上がった。

 

「あんまり大声出すとバレるぞ?」

 

「っ…!……ふ、ぁ…っん…!」

 

耳元で囁くような声に思わず口元を手で覆う。まだ時刻は昼を過ぎたところ。激しく喘げば隣や外に聞こえる可能性だってある。バレてしまうリスクはアウロラにもあるが、彼女はむしろそれをより悦ばせるプレイの一環として利用していた。

 

「よし、いい子だ」

 

「んんっ…!あ、ぅ…」

 

身を縮こまらせ、下腹部から上がってくる快感に必死で耐える。漏れ出そうになる声を飲み込み、びくびくと腕の中で悶える様はアウロラの目にはひどく扇情的に映ったことだろう。彼女もまた逸る気持ちを抑えられないのか、密着したラケルのお尻にいきり勃つモノを擦り付けて上下させていた。

 

「アウロラ、さん…」

 

当然それに気付いている彼女はアウロラの名を呼び、首元に擦り寄りながらモノ欲しげに瞳を潤ませる。アウロラはフタをするようにそこへ口付け、膕に入れた腕で力強く脚を抱え上げると真っ直ぐに上を向いた自身の剛直へと花園を当てがった。

 

「…いいな?」

 

「は、いっ…ください…」

 

丁寧な愛撫によってそこはすでに洪水のように蜜を溢れさせていた。先端を湿らせる滑りに反して幼い肉はぴっちりと閉じていて押し開くだけでもきつく反発して締め上げるほどで、アウロラの切羽詰まった吐息が耳元をくすぐる。

 

「ん——ん、〜〜〜っ…!!」

 

「う、く……すごいな、キツキツだ…」

 

アウロラの逞しい男根は凶暴と言えるほどに太さも長さも一級品のモノだが、ラケルは小さな身体でいっぱいにそれを受け止める。根元から先端までが、挿入しただけで奥まで届くためかお互いに溶けるくらいの熱を感じて肌に汗を浮かべていた。

…と、そこにノックの音が響く。

 

「ッ!?」

 

『ラケルー、いるー?』

 

同じ基地の仲間の声だ。昼間であれば当然用事のある者もいるだろう。突然の来訪者に驚き、大きく肩を跳ねさせるが、このまま留守を装ってやり過ごしてしまえばいい。と、甘い考えをしている彼女の後ろでアウロラは舌なめずりをする。

 

「ひゃんっ!?」

 

唐突に後ろから腰を押し上げられ、脳を痺れさせるような快感が迸り、たまらず声を漏らしてしまう。それに反応してノックの主は再び呼びかけていた。

 

『あれ?ラケル、いるの?』

 

こうなってしまえば隠し通すのはむしろ不自然だ。それどころか勝手にドアを開けられて押し入られる可能性もある。意を決して応対する他なかった。

 

「は、はい!」

 

『あぁ、よかった。なんか取り込み中だった?』

 

「い…いえっ、片付けの途中で。用件はなんっ、んんぅっ!?」

 

また、駆け抜ける快感。振り返ると愉悦に歪んだ笑みを浮かべているアウロラ。偶然ではない、故意に働いた行為。彼女はこの状況を愉しんでいるが、ラケルとしてはそれどころではなかった。

 

『ラケル?どしたの?…具合でも悪い?』

 

「だ、大丈夫ですっ!その、んぁ…!」

 

『…ほんとに大丈夫?開けるよ?』

 

「わ、わあぁ!ま、待ってください!今ほんとに散らかってるので!本当に大丈夫ですから!!」

 

『あ〜…そっか、うん。そこまで言うなら』

 

仲間とはいえ、乙女には見られたくないものもある。そう解釈してくれたのか、どうにか部屋に入られるのは未然に防ぐことができた。

 

『でも具合悪いならちゃんと診てもらいなよ?いくらウィッチでも風邪は引くし、みんな心配するんだからね』

 

「わ、わかりまし…っ、ぁ…」

 

しかしアウロラは責め手を休めようとしない。繋がったままの下半身はゆっくりとくねらせ、緩い刺激を与え続けてくる。しばらくノータッチだった胸への愛撫も始まり、痛々しいくらいに勃起した頂点を弾かれて上がりそうになる悲鳴を必死に押し殺すことしかできない。怒気を込めて睨んでみても、潤んだ瞳に真っ赤に紅潮して快感に緩んだ表情では悪戯にアウロラを昂らせるだけだった。

 

『そうそう、伝言があるんだった』

 

「誰から、ですっ…か?」

 

『ラプラが呼んでたよ。あとで来てくれって』

 

「は、はい…ッ、ん…!や、ぁ…」

 

手首を掴まれ、せめてもの抵抗として口を塞ぐ手段が奪われる。視線で抗議するもそれが逆効果であることはとっくに知れているだろう。アウロラは腰を巧みに使い、モノの先端で膣肉の裏側をぐりぐりと圧迫し、所謂Gスポットを刺激してきていた。

女を悦ばせる至上の快楽。歯を食いしばって堪えようとしても脳を、下腹部を炙り続けるそれに声が絞り出され、獣のような唸り声や、吐息にして誤魔化すことしか許されなかった。

 

『確かに伝えたよ。じゃ、またね』

 

「ありが、とうっ…ござ……〜〜〜〜っ!!」

 

弱点ばかりを責め続けられたラケルの限界は近かった。声が遠ざかると同時に肩がびくびくと震え始め、絶頂のサインが現れる。そこで声を上げてしまいそうになるが、ぐい、と抱き寄せられた瞬間に唇を奪われて絶叫はくぐもってアウロラの中に吸い込まれる。

 

「ふーっ……ふーっ……」

 

やがて足音が離れ、部屋には荒く紡がれる呼吸だけが響く。

 

「ひど、い…ですっ……きゃっ!?」

 

そのまま間髪入れずに持ち上げられ、今度はベッドに手を付かされる。そして振り返る間もなく後ろから覆いかぶさられ、逃げられない状態のまま硬度を失わないモノを秘部へと擦り付けられる。

 

「ま……待って、くださいっ…まだ、イったばっかりで…」

 

「私はまだ満足してないんでな」

 

お尻を振って逃れようとしても、絶頂の余韻の残る身体では脚ががくがくと情けなく震えたままですぐに捕捉されてしまう。

 

「ほら、動くぞ」

 

「んぐ、うぅぅ……!!」

 

再び肉茎が割って入ってくる。シーツに頭を押し付け、声を押し殺すラケルを見てアウロラの嗜虐心は存分に煽られる。手首を押さえつけられ、肉と肉のぶつかる音を鳴らしながらケモノが交わるよりも激しく腰を打ち付けられ、次から次へと降り注いでくる快楽に逃げ場などない。

 

「ふっ、ぁ、はぁ、んっ!やっ、だめ、また……んんんっ…!」

 

ラケルの感じようは巻き込むぐらいに五本の指が強く握り締めるシーツからも見て取れた。達したばかりの身体に快楽の杭を打ち込まれ、下腹部同士の境界が曖昧になっていくほど思考が蕩けていく。

 

「私もそろそろ限界、だっ……出すぞ…!」

 

「イっ……、っ、〜〜〜〜……!!」

 

絶頂に収縮を繰り返す肉筒に絞り上げられ、アウロラもまた幼い膣へ容赦なく種子を注ぎ込んでいく。互いに手に取るように分かるほど大きな痙攣を繰り返して、先にラケルの方がぐったりとベッドに沈んだ。

 

「ぁ……あ、ぅ…」

 

肩で大きく呼吸をしながら横たわるラケル。その股座からは注がれたばかりの白濁がどろりと染み出していた。

 

「……んっ…」

 

汗ばみ、肌に張り付いた髪を払い、子供をあやすようにその頭を撫でる。こんな小さな身体で欲望を受け止めてくれた相手への労い。ラケルは何も言わずに目を細めてそれを受け入れ、嬉しそうに頬を緩ませて両手で握り締めた。

 

ーーーーー

 

ある日の夕暮れ時。とは言っても正午を回ってほとんど間もない時間だが、真冬のスオムスでは日照時間は短く、一日の大半以上が夜となる。そんな中、宿舎の周りの掃除を…もとい、なんとなく空を眺めてぼーっとしていたラケルの元にアウロラが訪ねてきた。

 

「…ユーティライネン中尉?」

 

彼女はちょいちょいと手招きをする。ちょこちょこと身体を揺らしながら小走りで駆け寄ると、そのままアウロラは歩き出した。

 

「ご用ですか?」

 

「今日は非番だったな」

 

はい、とラケルは頷く。それでも掃除をしていたのはじっとしていると落ち着かない生真面目な気質からだろう。

 

「なら準備をしておいてくれ」

 

「準備って、なんのです?」

 

「こないだ言ってたアレだ。イッルたちと行ってきたところ」

 

「あ……あぁ!連れてってくれるんですか!?」

 

「ああ。私も暇ができたんでな」

 

「やったぁ!」

 

全身で喜びを表現するかのようにその場で飛び跳ねるラケル。が、それを苦笑しながら制する。

 

「一応、秘密の場所だからな」

 

「はっ…だ、誰にも聞かれてませんよね」

 

慌てて口元を押さえ、きょろきょろと周囲を見回す。そして誰も居ないことを確認すると、屈託のない笑顔を見せた。

 

「えへへ…内緒にしておきます」

 

「そうしてくれ。じゃ、また後でな」

 

「はい!」

 

背中を向けて手を振るアウロラを見送り、話に聞いていた場所に期待を膨らませるラケル。それは年相応に明るい少女の表情だった。

そして、その日の夜。車を借りた二人は森の中を抜けて疾走していく。普段外出する時は飲んだくれてばかりのアウロラが運転くれることに珍しさを覚えつつも、窓の外の景色に胸を躍らせる。やがてたどり着いた場所で、車を停めたアウロラが「着いたぞ」と口にするなり弾かれたように飛び出し、目の前に存在するであろう秘境へと駆ける。

 

「う、わぁー!すごい、ホントにあったんだ…!」

 

そこは森の中の天然スパ。アウロラが偶然発見した秘湯だった。

 

「な、言った通りだろ」

 

遅れてやってきて、声をかける頃にはすでにラケルは服を脱ぎ捨てて湯船に向かってジャンプしていた。几帳面な彼女が服を畳まないのがはしゃぎぶりの表れだろう。いくら戦場に出るウィッチとはいえまだ14歳、こういった場所で興奮を抑制できるほど大人でもないのだ。

 

「ふわー、きもちいい〜」

 

「大喜びだな」

 

「扶桑人がみんなお風呂好きなのも頷けますね…サウナとはまた違う良さが……うはぁ〜…」

 

言い切るより先に嘆息が漏れる。普段サウナやシャワーしか利用しないスオムスの人間にとって熱い湯に浸かるという文化はないが、馴染みがなくてもその心地良さは一瞬にして心身共に虜にしてしまう。

 

「喜んでもらえたようで何よりだ」

 

滅多にない子供らしさを見せるラケルに呆れたように笑いながら、二人分のタオルを置いたアウロラもさっさと脱衣を済ませて湯に浸かる。

 

「ふぅ…やっぱり染み渡るな…」

 

「こんなに良いところ、どうしてみんなに教えないんです?」

 

「良いところだからだ。みんなこぞって利用しだしたら私が入るタイミングもなくなるし、ここは私が手入れしてるからな。手間が増えてしょうがないぞ」

 

「うーん…それもそうですよね。独り占めしたいものもありますよね」

 

「珍しいな?お前が部隊の仲間に隠し事なんて」

 

「それくらい私も気に入っちゃったってことです」

 

「家族と温泉、どっちが大切なんだ?」

 

意地の悪い笑みを浮かべながら問うアウロラ。それを見て、少しむすっとしながら空を、月を見上げながら独り言のようにつぶやく。

 

「家族の方が大切に決まってるじゃないですか。私を拾ってくれて、世話までしてくれて…恩返し、してもし足りないくらいです。みんな優しい、大切な家族だから…ほんとに、感謝してるんです」

 

「…感動的な話だが、それとこれとは別じゃないか?」

 

「別じゃないですよぉ。ただ、私も…その、アウロラさんと二人でここに来られなくなったら寂しいっていうか…あなたも、大切な家族ですし…」

 

恥じらいながらも、ちらりと横目で反応を伺う。が、彼女の目に映ったのは湯船から顔を覗かせる、反り返るほどに膨張した亀頭だった。

 

「ななな、なぁぁぁっ!!?なっ、なんでぇ!?」

 

「いやすまん、どうしても抑え切れなくてな」

 

湯をかき分けながら距離を取るラケル。二人はあっという間に石縁の向かいから向かいまで離れてしまった。

 

「そこまでして逃げなくてもいいだろ」

 

「いや、いやいや、だって!今すっごくしんみりしてるムードだったじゃないですか!ロマンとかないんですか!?」

 

「そんなもの犬の餌にもなりゃしないな」

 

「っ!こ、来ないでください!」

 

立ち上がるアウロラに向けて手をかざす。ラケルが魔法力を発現させ、頭に耳羽、尾てい骨あたりに尾羽が具現化すると同時にアウロラは斥力によって後ろへと押し戻される。

 

「傷付くじゃないか。そんなに嫌か?」

 

「だ、だってその…ヤル気満々ですよね!?」

 

「今更だろ」

 

「もっとムードってものを考えてくださいよぉ!!」

 

森の天然スパで迫る女。を、せき止めようとする少女。あまりに奇妙すぎる光景が広がっていた。

 

「なら言ってやろうか。私が独り占めしたいのはここだけじゃない。お前のことだって誰にも渡したくないからここに連れてきたんだ」

 

「へ……」

 

みるみるうちに頬が紅潮していく。精彩を欠き、魔法力のコントロールも失われて斥力が弱まった隙に一歩、また一歩と距離を詰めてくるアウロラ。

 

「ここなら隠す必要もない。存分にお前と愛し合える。可愛い可愛いラケルを、私だけのものにできる」

 

「あ、わ…わわわ…」

 

見えない力で押さえ付けられているというのに、それをものともせず余裕の笑みすら絶やさずに立ち向かってくる。魔法が相手でも言葉だけで勝ちを押し通そうとするその姿、まさに女傑と言えるだろう。

 

「愛してるぞ、ラケル」

 

「っ……!」

 

ストレートな愛の告白に心臓が跳ねる。掲げられた手にほとんど抵抗の魔法力は込められておらず、アウロラはそれを握り、指を絡め、勝利を確信したように笑うと一気にその身体ごと抱き寄せた。

 

「捕まえた」

 

「…あ、ぅ…」

 

腕の中にある二回りも小さな存在。力強く抱き締めれば壊れてしまいそうな脆さと一緒に、足が浸かっている湯船よりも熱い体温が感じられる。

 

「抵抗しなくていいのか?」

 

「……好きにしてください…」

 

「今回も、私の勝ちだな」

 

「ばか……んぅっ…」

 

密着したまま、優しい口付けをされる。薄く開いた目で見えた世界には、月に照らされたアウロラの鮮やかな銀色が瞬いていて。どうしようもなく魅力的に映るそれが一瞬にして身体に熱を灯した。

 

「はぁ…はぁっ……んっ、んんっ…」

 

「…こうされるとすぐに大人しくなるな」

 

「だってぇ……キス、されたら、なんにも……んむ…ぁ…」

 

すっかり受け入れる気になったラケルはしきりに頭を動かし、自分からキスの感触を求めて唇に吸い付いてくる。アウロラには彼女の弱点が手に取るように分かっていた。どう責めれば弱いのかも、どこを責めれば堕ちるのかも、ラケルのことは全て知り尽くしている。

 

「ちゅっ……ん、ふぅ……んぷっ…はぁ、ぁん……もっと、もっとぉ……んぁ…はぅ……♡」

 

完全に基地から隔離された空間。そして野外という開放感。それが彼女の心を昂らせているのか、いつも以上に積極的に舌を絡ませおねだりをしてくる。それを受けたアウロラは後頭部を掴み、逃がさないようがっしりとホールドしたまま。今までの優しくリードするような動きから一転して激しく舌を吸い上げ始めた。

 

「ん、ふぁぁっ…!」

 

滅茶苦茶にされても文句は言うなよ、という最終警告だったのだろう。それを分かっていて求めたのだからこれだけ責め立てられるのは当然のことだ。咥え込まれた舌先が吸い立てられながら、向こうの咥内で愛撫に晒されている。第二の性器とも言うべき敏感な部分が絡め取られる感覚は背筋に電撃を走らせた。

 

「ふぁ、はぁ、はぁっ、はぁ、っ、ひああぁっ!!」

 

唇を離し、指先が秘裂をなぞった瞬間甲高い悲鳴が上がり、大きく肩を跳ねさせる。

 

「もうグショグショじゃないか」

 

「あっ、あぅ、わ、わたしっ、なんで、こんなぁ」

 

過剰すぎる感じように自分自身でも混乱を隠せないのか、脚をがくがくと痙攣させながら蜜を垂らして喘ぐラケル。このまま先に満足されては困ると、アウロラは早々に彼女の脚を抱え上げて性器同士を触れ合わせる。それだけで辛抱ならないと言わんばかりに嬌声が上がり、またその乱れぶりに興奮が最高潮に達したアウロラも焦らすことをせず、逞しく聳える剛直を一気に突き入れた。

 

「きゃううっ…!!」

 

身体の中心を串刺しにされる、強烈すぎる感覚。頭のてっぺんから全身にまで余すところなく駆け下りてくる雷のような快楽に思わず手脚を絡ませ、情けなくアウロラにしがみつく。

 

「ふーっ……ふーっ……♡」

 

「動くぞ…っ」

 

「んっ♡あ、あ…ふあぁっ…♡」

 

全体重がかかる突きが、容赦なくポルチオを穿つ。何度も、何度も、うねる膣肉を掻き分け、擦り上げ、雌の悦びを刻み付けられる。だらしなく開いた口から涎は垂れっぱなしになり、ただただ与えられる快楽に対して反応を返すばかりで言葉を発する余裕もなく。

 

「あっ、うあぁっ♡はっ、あんっ♡イくっ、イきますっ、ん、ああああぁっ♡」

 

「私もだ…!う、くっ…」

 

激しく交わった二人の絶頂は早かった。最も感じる最奥へ鈴口を押し付けた濃厚な種付けと、それを一滴も残らず搾り、啜ろうとする女陰の締め付け。肌から伝わる互いの絶頂を確かめ合い、その余韻に浸る。しばらく抱き合ったままじっとしていた、が。

 

「……っくしゅん!」

 

ラケルが可愛らしいくしゃみを漏らし、二人で湯船に戻る。いくら交わっているとはいえ冬のスオムス、野外でしていれば身体は冷えるだろう。

 

「んんっ、あぁ、はぁ、きもちいっ…♡」

 

「ずいぶん素直じゃないか」

 

「だって、ここっ……ん、こすった、ら……ッ♡ひ、っぁ…♡」

 

しかしお互い冷静に戻ったわけではない。熱い湯の中で第二ラウンドが始まっていた。向き合ったままの体勢で、腰を下ろしたアウロラに乗るようにしてラケルが妖艶に腰をくねらせている。感じる場所へ自分から膣を擦り当て、快楽を貪る姿はとても14の少女に似つかわしくない、扇情的な雌としての顔を覗かせていた。

 

「イったか?」

 

「っ…はぁー……はぁーっ…♡」

 

「今日はやけに燃えてるな。私も滾る……おっと」

 

「んむっ…ちゅっ……ふ、むぅぅ…♡」

 

アウロラが言うよりも早く、自分から唇に吸い付いてキスをねだるラケル。欲望に素直な姿はこの野外でのプレイがもたらしたものだろうか。大いに興奮を煽られたアウロラもまた剛直に完全な姿を取り戻し、呼吸を紡ぐ間も惜しんで唇を貪りながらしっかりと背中を抱き締めて上下運動を始める。

 

「んっ♡んっ♡はぁ、んむっ、んうぅ♡くだひゃいっ、いっぱいっ♡」

 

蕩けた表情、声、自分を求める仕草。何もかもが情熱を燃え上がらせ、雄の欲求を爆発させる。望み通りにと言わんばかりに突き上げられる快楽は強く、甘く、溶かすように全身を支配していく。それでもなお締め上げる膣肉は貪欲に男根を責め立て、射精へと導こうとする。興奮も快楽もピークだった。

強く抱き寄せ、突き上げると同時にひときわ大きく身体が震え、それは中まで渡る痙攣となって絶頂を伝える。根元まで咥え込まれた逸物も噴水のように際限なく狭い膣内を白濁で染め上げていく。抱き合ったまま、しばらく時が過ぎていたがその十数分もの間、ラケルもアウロラも互いに口付けを交わしたまま離れようとしなかった。

 

 

そして、その後。湯冷めする前に帰ろうということになった二人は身体を拭き、着替えを済ませた。

 

「あぁ…なんていうか、身体を休めに来たはずなのにすっごく疲れた気が…」

 

「私はスッキリしたぞ」

 

「あれだけ出したら、それはそうですよ…ほんと、のぼせるかと思ったんですから…」

 

先ほどまでの乱れようを思い出して耳まで真っ赤になるラケル。そんな彼女をよそに、アウロラは車に乗るよう促す…が。

 

「どうした?」

 

「…そういえば、まだ返事していませんでしたよね。さっき、愛してるって言ってたの」

 

「覚えてたのか」

 

「忘れるわけないじゃないですか。今まで言ってくれたのも全部覚えてます。今日で243回目」

 

手を腰の後ろで組み、にこやかに話すラケル。それはアウロラが返す言葉を失ってからも絶やされることはない。

 

「私も、あなたのことが大好き…愛してます。これからもずっと…」

 

彼女がこれ以上ないほどに慈愛を秘めた表情で目を細めるのと、アウロラの身体ががくん、と見えない力によって引っ張られるのは同時のことだった。

 

「ずっと、ずっとあなただけを愛し続けます…だから、どこにも行かないでくださいね?誰にも見向きしないでくださいね?ずっと、私だけを愛してくださいね…」

 

自然に、吸い付くように。自分の意思とは関係なく動いた腕がラケルを抱き締める。それに安堵したように息を吐き、同じようにアウロラの背中へ腕を回しながら囁く。

 

「もし他の子に浮気したら、その首と身体を捻じ切ります……あなたが私以外の人を愛するなんて耐えられませんから…」

 

ぎゅ、と。子供じみた仕草で服を引っ掴まれる。その言葉に、アウロラは「ああ」とだけ返事をした。そしてそれに、ラケルは心の底から嬉しそうに。「えへ…」とだけ、無邪気に笑い声をこぼした。

 

 




先にここで書いておきますが、次の回も同じ子を使い回します
アウロラさんとの付き合いがある前提で他のウィッチと絡むのでNTR色強めです 苦手な人はご注意を

ラケルの固有魔法は人間相手であれば、斥力の場合はウィッチであろうと密着状態から放てば軽く数mは吹き飛ばせるくらい強力な力です
また引力の場合もどう頑張っても離れられなくなるぐらい引っ張られます
あと、この子はヤンデレではなくてただ愛が重いだけのいい子というのははっきりと事実を伝えたかった
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。