※この作品はR-18です。

NieRero エンディング後の世界   作:九折

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まぁ導入ですし設定とか展開とか気にしないでちょ。
もっとNieRのエロコンテンツ増えろ。
気が向いたら絵も描こう。


第1話 序章

2Bと9Sが目覚めてから2ヶ月が経った。

最初は地球に降り立つ前の、つまり初期状態と同様の記憶しかなかったが次第にブラックボックスの未知の領域に保存されていた記録が日常の節々で開花し、朧げながらも何があったのかを思い出しつつある。

 

「9Sただいま。」

 

2Bはゆっくりとだが戦闘以外のこと、日常生活や一般常識について知っていき、人間の文化的生活を真似ることができるようになっていた。9Sが事細かに教えていった事も早めに覚えることができた要因ではある。

といっても専門的なことになると9Sに任せっきりになっているのは言うまでもない。初めてのことに対しては9Sがいなければほとんど対応できないのは内緒だ。

 

「おかえり2B!!」

 

9Sは元気よく返事をする。元気よく挨拶をすることで相手に心配をさせないという気遣いができる。ということを間接的に教えているのだが未だ2Bは冷たいものを感じさせる言動が多い。

こういった細かいところから変えていこう。と9Sは心の中で拳を握った。

2Bはそんな9Sに少しだけ胸にある暖かさを感じながらリビングに向かう。

 

「頼まれていた山菜を採ってきた。どうすればいい?」

「ああ!ありがとう2B!じゃあ半分だけあっちのカゴに移して。もう半分はこっちのビニール袋に。」

「了解。」

 

相変わらず固いなぁ。と思いつつ9Sは白く細長い野菜を切っていた。

基本的に9Sは家事全般を担っていて、2Bは山菜や動物を狩る役割などを担っていた。最初の頃はなんども2Bが山菜の種類を間違ってお腹を壊したのはいい思い出でもある。

 

「終わった。」

「そう、じゃあ休んでていいよ。」

「………、何かすることある?」

 

これはすごい成長で、以前の2Bであるならば聞き返さず大人しく待っていた。が、2Bは徐々にコミュニケーション能力を鍛え、9Sを助ける言動を取るまでになってきていた。

 

すかさず9Sは否定しないよう気をつけてから、

 

「うーん、僕が行こうと思ってたんだけど、夕飯の準備もあるから頼もうかな。」

「何?」

「さっきのゼンマイを入れたビニール袋を4Yさんに届けてきてくれない?」

「4Yに?」

「そう、僕らと違って省電力モードとか便利な機能はない純粋な動物だから食べ物はいくらあっても困らないはずだし、この間良い狩場を教えてもらったでしょ?あれのお返しにね。」

 

9Sはそういうと包丁を持って作業に戻る。

 

「わかった。」

 

2Bはビニール袋を持つと家を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

森を歩くというのは気分がいいと2Bはいつも思う。

世界はほとんど滅んだようなものだし。先の見えない生活に少しだけ不安がある。

(私はきちんと9Sが言うように「生き」れているのだろうか?)

 

とにかく衝撃だったのは絶滅したと思われていた人類の存在が確認されたことだ。

9Sは驚きすぎて10秒くらいフリーズしていた。

 

(ふふふ。)

 

自然と2Bの口から笑い声が漏れる。

(パキ)

 

2Bはすぐに音のした方に目を向ける。すぐにでも戦闘態勢に入れるようにするのはいつになっても変わってはいなかった。

50メートルと少し先に馬が2頭いた。1頭は小さいので親子だろうか?

2Bは目に見えた脅威はないと判断して警戒体制を解く。

 

親子……。

そこで2Bは立ち止まって考えてしまう。

親子については9Sに教えて貰っていたのだが、肝心なところは教えられないのはやはり機械だからだろうかというところだ。

2Bはどうやったら家族というものになれるのだろう?と考える。

 

最近2Bはそれについて悩んでいた。

9Sと暮らし始めて幸せだった。だが同時に考えてしまう事もある。自分たちは一体なんなのかという問いだ。

 

言ってしまえばそれに答えられる存在はいまの地球には少なすぎた。

 

2Bは9Sに対して広義での恋心のようなものを持っていた。9Sが他の女性型アンドロイドの話をするときはよくわからない気持ちが溢れ出て9Sに冷たく当たってしまうこともしばしばある。

 

2Bは木から枝を毟り取る。

(こうやって子供が生えてきて、家族になるのかな?)

 

2Bは物思いに耽りつつ、足を進める。

少しして前の方から人影が見えてきていた。

 

「お、2Bじゃないか。」

 

2Bは目を向けると、そこには大柄な男が立っていた。

 

「4Y………さん。」

「はは、慣れてないんだろ。わかってるから気にしないで楽に話してくれていいよ。」

「ありがとう。」

 

2Bは安堵して少しだけ警戒を解く。

 

4Yは人間である。

2Bと9Sが目覚めてからしばらくして、人類と接触することができていた。彼ら曰く生き残りで、最初こそ少なかったものの、いまでは地下で多くの人類種が生活しているらしい。何度か9Sは行ったことがあるらしいが、2Bは言葉と常識の面からあまり率先して行こうとは思っていなかった。

 

文明はレジスタンスの技術と大差はなく、独自の学問を発達させていて機械生物や、生体工学に対して専門的な知識を有する人間が多いようだった。

 

また、9Sが行った人間の町の他にも大小様々なコミュニティがいくつもあるらしい。

その中でも4Yはかなり変わっている人間で。

率先的に9Sと2Bに興味を持って接してきた。

 

9Sも人類のことをよく知りたいと常々思っていたのもあって打ち解けるのも早かった。2Bも正直にいうとまだ人間と話せるかどうか怖かった面もあったのでいい相手だと判断して親交を深めている。

 

2Bにとっては4Yから得る情報はとても新鮮なものだった。1ヶ月ほど多くのことを教えてもらっていた。

2Bは内心9Sが知らないような事も多く教えて貰っていて、9Sを見返した気持ちになり優越感を感じる事もままあった。

 

4Yは身長が高く、いわゆる巨漢に相当するだろう。筋骨隆々としていてサバイバルを生業としているので運動神経や反射神経もすごくいい。一度だけ2Bと戦闘訓練をしたことがあるが2Bに負けず劣らずといったところだった。

2Bにとってはもはや良い友人である。

容姿はあまり良くはなかったが、現在の人類の文化形態から容姿よりも能力を重視されがちなので特に気にならなかったのと、そもそも人型の顔を2Bはそこまで見たことがなかったので判断材料がないためよくわからなかった。

性格はとても温厚で、気遣いができる好青年といったところだろうか。

青年というには少々歳が経ってはいるが、まだまだ現役だと本人は豪語している。

 

「ところで、また狩りかい?」

 

4Yは気さくに話しかける。

2Bは思考の海から脱し、自分が何をしに歩いていたか一拍おいて思い出し、左手に持っていたビニール袋を4Yに差し出す。

 

「9Sがこの前の狩場の情報のお礼に少ないけどって。」

 

4Yはビニールの中を覗くと喜色を示す。

 

「おお!ありがとう!実は最近野菜不足でね。困ってたんだ。」

 

4Yはビニール袋を受け取ろうとする。

が右手の初動を抑え、一瞬だけ思考して。

 

「そうだ2B、僕の家においでよ。見せたいものもあるし。肉を結構余らせていてねお返しといってはなんだけど少し分けよう。」

 

4Yは2Bが差し出したビニール袋を受け取らずに、2Bに提案する。

 

2Bも肉は大好きなので快諾する。

 

「わかった。あり……がとう。」

「うん。一緒に行こうか。」

 

2Bは内心、4Yが見せたいものというのが気になって少しだけ浮き足立った。以前にも何度か見せたいものがある。と言われていった時は可愛い子イノシシだったり、謎の粘生物だったりと、バンカーで得た人類種のアーカイブには見たことのない生物や機械などがたくさんあって楽しかった記憶がある。

 

 

 

「ところで2B、9Sは元気にやっているかい?」

 

沈黙が続くのもアレなので会話をする。

 

「ん?まぁ特に変わったところは見受けられない。強いていうなら最初は一緒の家で雑魚寝をしていたのだが、2週間目にお互い部屋を持とうと言い始めたことぐらい。」

 

2Bはなぜそんなめんどくさいことをするのか、と少しだけ小声でぼやいている。

 

「へー!良いじゃないか(ニヤニヤ)」

 

4Yは頭の中で思春期の息子を見るような気持ちになっていた。以前から何と無くだが9Sが2Bを意識している節があったのはわかっていた。

というより単純に9Sには性の知識があるが2Bはそういった知識を持ち得ていないのかもしれない。

 

(9S、お前も男になってきたなぁ。)

 

「なにがおかしいの?」

「いんや?なにも。」

 

2Bは少しだけムッとした顔をして4Yを見上げる。

(2Bは可愛いなぁ。)

 

「そっかそっか、まぁそれはある意味いい傾向じゃないのか?」

「そうなの?」

「ああ、だってそれはお互いのパーソナルスペースを確立する第一歩だ。2Bだって誰にも見られたくないことのひとつやふたつあるだろう?着替えとかさ。」

「着替え………、よくわからない。」

 

2Bは基本的に着替えの時でも別段動じずその場で着替えていたが、9Sが慌てるのと他の人類種の存在の確認、そして日々知っていく常識から少しだけ「恥じらい」というものを知っていた。

それでも根は変わりづらく、性に鈍感ではあった。

 

「2Bは可愛い女の子なんだからそういうのは気をつけなよ。」

 

4Yに褒められて少しだけいい気分になる。

9Sに言われた時とは少し違いブラックボックスの温度上昇や下腹部に走る謎の感覚などは感じない。それでも褒められることはやはり、嬉しかった。

 

「まぁ、気をつける。」

 

少しの沈黙。

これもある意味では2Bの自立を促すための4Yの気遣いで、

 

「そういえば、4Yに聞きたいことがある。」

このように自分から話題を出していくいいコミュニケーションの練習を織り交ぜてはいた。

 

「ほう!僕に答えられるかわからないけどなんだい?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「どうやったら家族ができるの?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10秒ほどの沈黙。

その10秒は4Yにとって幾重にも感じられた。

 

(え!?なに!?この子!!?無知すぎなーい?いやいや落ち着け。「家族がどうすればできるか?」を聞いているのだからまさか性的な話ではないはずだ。それはきっと僕の心が汚いだけだ。)

 

「えっ……、あっあああ、えーと、9Sとかには聞かなかったぁ?」

少しだけ声が上ずる。

 

「どうしたの?少し動きが変。」

「いやっ!なんでもないさ!それで!?」

 

4Yは自然体になるよう努める。

 

「9Sにはまだ聞いてない。さっき馬の親子を見て思った。」

 

(ほう。ということは十中八九、子孫繁栄の方だなー。)

(誤魔化すべきか?)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その時、これは『魔が差した』などという甘い理由ではないものが4Yに流れ込んでくる。それは誰もが思うこと、とは言い難いことかもしれないが、システムで動いているわけではない人間特有の「もしも」という可能性の思考からくるものだった。

ドス黒く、ネバネバとした気持ちが4Yを支配していく。

それは男であれば誰もが持っているものかもしれない。

 

4Yは非常に性欲が強かった。

実を言うと強すぎてコミュニティ、つまり街にいると危険であると自分で考え山奥のこんな場所にひっそりと住んでいるのであった。

彼は日に、4度射精するし、射精量も異常だった。

そんな彼の前に発育のいい性知識に無知な雌が現れたらどうだろうか?

目の前に自分が好き勝手にできる欲望の解消法が転がってきたら?

誰も咎めない、誰も知らないそんな美味しい状況があったのならばそれは?

 

4Yは優しい人間ではない。

普段はとても温厚で人から好かれやすい、何度か街に行く時も街には4Yから助けてもらったと言う人が何人もいる。

そんな人間にも隠していることはある。

 

(これはいい展開になったかもしれないな。)

4Yは口角を少しだけあげる。

4Y自身も気づいてはいなかったが少しだけ陰茎が反応したのは言うまでもない。

 

 

「そうか、馬の親子を見たのか。………わかった。」

 

4Yは隣を歩いていた2Bの肩に手を置き振り返る。

 

「2B、僕を信頼しているかい?」

 

4Yは穏やかに聞く。

ここからが重要なのだ。この分岐点こそ一番重要で一番細心の注意を払わねばならない点なのだと自分に言い聞かせていた。

 

2Bも4Yの出すただならぬ空気に少しだけ踵を返して答える。

 

「4Yは………多くのことを教えてくれた。多くのことを助けてもらった。日頃の感謝もある。だから信頼して……いる。」

 

最後に言葉が少しだけ途切れたのは単純にこう言ったことを本人に面と向かって言うのが恥ずかしかったからである。

 

「そうか。わかったじゃあどうやったら家族ができるのか教えてあげよう。」

 

2Bは嬉しそうに見上げてくる。

 

「ただし条件がある。」

 

4Yは真剣な顔つきで、2Bを見る。

 

2Bの胸元は自身との身長差もあって谷間が丸見えだった。白くてきめ細かい肌。スカートの裾から見えるハイレグも性欲を掻き立てる。またサイハイソックスと太もものむっちりとした具合も最高だった。

 

「第一に、この知識や経験は僕らだけの秘密であること。僕が許可しない限り、誰にも話してはいけないし気づかれてもいけない。」

「どうして?9Sにも言ってはいけないの?」

 

2Bにとって9Sはなんでも話すべき存在にまで高まっていた。また本人は自覚していないが9Sに徐々に恋心を抱き始めていたのも事実である。

 

「そう。なぜならこれはとても大切で、おいそれと話してはいけないことなんだ。そして最後の最後、ちゃんと2Bが理解できたらその時は一緒に9Sに話に行こう。」

 

2Bはそういうものなのだと理解する。

そして何より最後の最後で話すと言う提案はとても魅力的だった。前述の通り9Sすら知らない情報を得ることは2Bにとっては9Sより秀でたと思うことができることなのだ。よって最後に明かすという優越感を蓄えて蓄えて一気に解放したらどうなるのか気になっていた。

 

「わかった。」

「よし、いい子だ。第2に、僕を信頼して信用すること。」

「何が違うの?」

「まぁ、難しく言ったけど僕に全幅の信頼をくれればいいってことだよ。僕に身をまかせるようにね。」

 

4Yは少しだけ我慢できなくなって、肩においていた手をゆっくりと2Bの手先にゆっくりと沿わせながら触れる。

 

2Bは少しだけぞわぞわする感覚を味わう。本人はその感覚をうまく表せない。2Bは汎用戦闘モデルで、触覚が優れている。空気の微細な動きや人口スキンに触れる微弱な分子、波長、温度など理解しようとすればかなり深く理解できるようになっている。

また、激しい攻撃には慣れているものの、優しく触れられることにはあまり慣れていない。

9Sもおいそれと2Bに触るのは気が触ったり恥ずかしかったりするので控えていたため、4Yのちょっとした仕草にもとても敏感になってしまう。

 

「っ!」

 

2Bは少しだけ肩を振るうと何事もなかったように振る舞う。

 

「わっわかった。」

 

「じゃあ第3に、思ったこと感じたこと考えたことを悩まなくてもいいから好きなように言ってくれ。」

「わかった。」

「これはある意味での勉強だから、細かいところまでお互い理解したほうがいいと思ってね。」

 

4Yにとっては自分を興奮させるエッセンスとしか認識していないが、2Bはどうして「ある意味」という言葉を使ったのかとふと思ったが気にしないことにした。

 

「第4に、僕の言ったことはきちんとやること。」

「わかった。」

「ちゃんとやらないと難しい勉強だから理解できないかもしれないしね。」

 

 

4Yはこの4つは絶対に守ってね。と言うと、歩き始める。

 

2Bは少しだけ4Yの雰囲気が変わったなと思っていた。

しかし、2Bにとって「家族の作り方」はとても知りたいことだった。だからこそ信頼の置ける4Yが多少おかしくても、真剣に教えてくれているんだなと思い口角上げ、4Yについて行く。

 

 

4Yは嗤いが止まらなかった。

人というものは未来がわかりきっている、そしてそのわかりきった未来に自分の幸福があるとすればそれは何物にも変わらない麻薬のようなものだった。

4Yの睾丸は着々とアップを初めて精子を作り始める。

勃起しないもののゆくゆくのことを考えるとペニスに血液がゆっくりと回っていく。

 

家はすぐそこだった。

 




次は性教育な。
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