工房で作業をしていると、アンゼリカが訪ねてきた。
「やあジョルジュ。少しいいかい」
「どうしたんだいアン。あらたまって」
「実は、張り型を作って欲しいんだ。いわゆるディルドー、だね」
「なっ」
背中がそわりとした。
彼女の女の子好きは理解しているつもりだったが、まさかそこまでだったとは。
い、いや。
まさか俺に使うつもりか?!
だが、俺の心配はすぐに杞憂だということが分かる。
「実はとある子猫ちゃんから頼まれてしまってね。どうだろう。少女のささやかな願い、叶えてやってはくれまいか」
ささやか、なんだろうか?
「ちなみにデザインはこれだよ」
渡されたのは男の一物を詳細に描いたデッサン画だ。
ご丁寧にサイズまで書き込まれている。
それにしても業が深いな。
萎えている時からある程度刺激が溜まったら勃起させろとか……。
……ん?
俺はその萎えたバージョンをどこかで見た気がする。
そう、あれは男子トイレ……あ。
これを欲しがっている娘が誰で、持ち主が誰なのか、俺は知りたくもなかったことに気づいてしまった。
げんなりとしながら、型取り以外は簡単なことなので請け負うことを伝えた。
「ありがとうジョルジュ」
アンゼリカの嬉しそうな顔が見れたのはいいが、内容が内容なだけに素直に喜べなかった。
∮ ∮ ∮
「素晴らしい出来栄えですね」
私はアンゼリカさんから受け取ったディルドーをクラウ・ソラスの胴体にくっつけました。
これ、根元に吸盤の付いた着脱式なのです。
地味に優秀。
ぺし、と叩くとプラプラ揺れて、どっかに飛んでいくことはありません。
私は少し面白くて、ぺしぺしと何度も叩いて遊んでしまいました。
むくむく。
「むう。勃ってしまいました」
「*ψАδ」
「製作者はM? なるほど……」
もしくは、そういう風に教官が見られているということでしょうか。
とにかく私はディルドーを取ろうと、竿を掴みました。
ずるっ。
「む」
ずるっ、ずるっ、ずるっ。
「*ψАδ」
中々強力にくっ付いてしまっているようです。
クラウ・ソラスも取ろうとしてくれていますが、丸い手のせいかつるつる滑っています。
傍から見るとオートマタがオナニーをしているようにも見えるでしょう。
「アルティナ?」
「あ、教官」
顔を引きつらせた教官が立っていました。
「なにやってるんだ?」
まさかそれで俺を? と、良く分からないことを言う教官。
私は最近お尻の穴でしたがる教官のために、練習用の器具を用意したことを伝えました。
「へぇー。よくできてるな、これ」
「私もそう思います」
教官はファスナーを下ろし、本物を取り出しました。
私はついぺし、と叩いてしまいます。
「いて。な、なんだ急に」
「……すみません」
少し恥ずかしくて顔が赤くなります。
と、教官のモノが大きくなってきました。
「アルティナが可愛くて」
「そ、そうですか」
私はさらに顔が火照るのを感じました。
誤魔化すようにパク、と亀頭を咥えます。
「*ψАδ」
「んむ」
クラウ・ソラスがディルドーで頬をつついてきました。
早く取ってくれということなのでしょうが、ただ参加したいだけなのかもしれません。
私はディルドーを取ろうとしますが手が滑ります。
教官には強くしごいているように見えるでしょう。
「アルティナ。俺も」
私がクラウ・ソラスばかり相手にしているのが面白くないのか、教官が催促してきます。
私は教官を舐めながら、2本の剛直をしごきました。
びく、びく、とディルドーが痙攣したかと思うと、へなへなと萎れていきました。
そして、ぽこ、と外すことができました。
「ふ」
何故か勝ち誇る教官。
そんな子どもっぽい(?)1面を見ることができて少し嬉しい私です。
「アルティナ、そろそろ……」
「はい……♡」
私は下着を下ろして、大きく足を広げました。
「あん♡」
∮ ∮ ∮
「それにしても良く出来てるな」
たっぷり3回お腹に注がれました。
教官は今日もエッチです。
「参考資料を送りましたので」
「そ、そうか……なんか恥ずかしいけど、こうしてすごいのを作ってもらえたから良しとしないとな」
教官はなまこのようにくたりとしているディルドーを持ち上げ、しげしげと眺めています。
「アルティナ、これでフェラチオの練習とかするつもりなのか?」
「ええ。その予定ですが」
「俺が留守の時は?」
教官にしてはエッチな話題……でもありませんか。
最近はようやく自分の欲望を聞かせてくれるようになりましたし。
「床に貼り付けて腰を振る練習に使おうかと」
「……今度見せてもらってもいいかな」
素直になったのは良いですが、ちょっとエッチになりすぎたかもしれません。