奢侈淫逸のジュリエット 作: 提 督
☆シャルトリュー
「シャルちゃん…やっぱり私が好きだったのね。」
…!?
隠し部屋を見られた?
一瞬目が泳ぎそうになるが必死にこらえる。
「えぇ、私はペルちゃんのこと昔から好きだけど…」
「ごまかさなくてもいいわ。」
「な、なにを言ってるのかしら。
とりあえずいったん私の上から降りて…」
ペルちゃんに馬乗りにされているこの状況は非常に都合が悪かった。
乗られている位置がちょうど運悪く敏感な場所だったのもあるが、
ペルちゃんに馬乗りにされること自体が興奮するのに十分なことであり、
既に肌に感じる下着の感触が変わってきている。
ペルちゃんも女の子なんだからもしコレが意味するところは分かるはずだ。
ともかくもこの状況を打開した後、言い訳をしないといけない。
少々聞き苦しいがもしバレた時様に簡単な言い訳は考えてある。
「それは出来ないわ。シャルちゃん。
私はここであなたへご奉仕しなくちゃいけないもの。」
また一つ心拍数が跳ね上がる。
「お、王国国民として私に使えようという気持ちはありがたいけど、
それだと立ち位置が逆じゃないかしら。」
ペルちゃんは動じずにただ意を決した表情をするのみだった。
仕方がない、こういう時のペルちゃんは強情だ。
「あ、あのね。私写真を撮るのが趣味で…
でも、ほら、被写体がなかなかいなかったから、それで…ヒャン」
突如として背筋が震えるような刺激を感じた。
…それはペルちゃんが私の秘部を触ったからに違いなかった。
「……やっぱり、本当だったのね。」
「これは…違くて…」
「私はあの写真を見たから言ってるんじゃないのよ。」
ペルちゃんの発言に対して私は返答が出来なかった。
それはペルちゃんが取り出してきたものを見たためだった。
「これ…なんだかわかる?」
分からないわけはない。
いつも自慰をする時にこれを想像する。
これを付けたぺるちゃんに犯される自分を想像するのだから。
「なんで…そんなものを…」
それでも想像するだけだ。
こんなもの持っていない。だから隠し部屋から持ち出されたわけではない。
「もらったの。
3年前中等部に入学するときにね。」
ぺるちゃんはかがみこんで私を見つめていた瞳を斜め上にあげた。
「シャルちゃん…純粋だよね。」
一つずつ言葉を区切って
思い出すように
悔いるように話していく。
「ホントはね。
ウエスト公国の王女様には12歳から地位が高い貴族の家の息子が付き人になるの
そうしてそのまま2人が結婚するのが通例なの。
戦略結婚ってやつね。
でもシャルちゃんのお母さん…女王陛下は
シャルちゃんには本当に好きな人と幸せになって欲しかった。
周りの有力貴族たちは大反対したわ。
庶民と結婚なんてされたら大変だと思ったのでしょうね。
だからせめてシャルちゃんが将来好きになる可能性が高い人を選ぶことになったわ。」
シャルちゃんは再び俯いて続けた。
「有名大学の心理学者がそれに駆り出された。
小さいころよく心理クイズをやったでしょ? あれはそういう事だったらしいわ。
でも、結果は想像通りよ。
シャルちゃんは幼少期の付き人である私に対して友人以上の気持ちを持っている
そんな結果を見せられた女王陛下がどうしたのか。
私のパパがどう思ったのか。
それは私も知らないわ。
私はただ、将来的にシャルちゃんが君を好きになる可能性がある。
そう言われただけよ。」
言葉はおろか、思考も動かせなかった。
知らなかった。
お母様が全部知ってた?
このことは周囲に全部バレてた?
嫌だ
絶対に嫌だそんなことはイヤ
「あ、あまり心配しないでね。
…心理学なんて100%はないから、
そもそも周囲の人もほとんど信用してなかったらしいし。
聞いた話だとシャルちゃんを結婚させたくない国王陛下が偽の診断を出したんだって噂もあるから
現に昨日隠し部屋を見つけるまで
本当にシャルちゃんが私を好きだったなんて知らなかった。
ただ単に昔のシャルちゃんがLikeとLoveを区別できてなかったと思っていたの。
ごめんなさい。
…それでね。
私はそのまま付き人を続けて
そしていざという時のためそういう知識を教えられたの。」
絶句してもいられない状況に思わず考えもまとまらないままに言葉が口をつく。
「いや、あの、あのね違うの。それは…そんなのは…。」
「…一つだけ勘違いしないで欲しいの。
私は義務感でやっているわけじゃないわ。もっと最低なこと。
私で良ければいくらでもこういうことしてあげるわ。
だから代わりに昨日の犬塚の写真、アレを忘れて欲しいの。」
「そんなの隠し部屋のことで私を脅せばいくらでも…
それに自分以外の女とあんなことしてた犬塚を許すの!?」
「それじゃ…駄目だから。
……知ってる? 私は欲張りなのよ。
犬塚とも付き合っていたい。でもシャルちゃんとも仲良くしていたいのよ。
だから、シャルちゃんには出来る限りのことはする。
このことも絶対に公言しない。
……犬塚と同じことをしてるのよ。責められるわけがないわ。
…自発的にやっている分私のほうが最低かもね。」
「じゃ、じゃあせめて添い寝とかそういうことを」
それ以上の言葉は紡げなかった。
唇にペルちゃんの指が乗っていたからだ。
「駄目。さっきも言ったでしょ。
シャルちゃんに拒否権はないわ。」
右手の手首をつかまれた。
すぐにほどこうとするが力の差は歴然としてて動かない。
「これだけ濡れているなら大丈夫…よね?」
ペルちゃんは左手だけでスカートの下、下着にディルドをつけていく。
「ごめんね。シャルちゃん。」
返事はやはりできなかった。
今度は指の代わりにペルちゃんの柔らかい唇が口を塞いだ。
「……んン……」
つい喘ぎ声が出てしまう。
こんな状況でも気持ちよくなってしまうあたり少し自己嫌悪してしまう。
それでも気持ちがいいことには違いなかった。
「……あっ、」
「もう見ただけでもわかるぐらいビショビショね。
このショーツ、シミになっちゃうわよ?」
ぺるちゃんが意地悪げに聞いてくる。
昔からそうだった。真面目で優等生なくせに少し調子に乗るところがある。
「それじゃ、入れるね。」
「え、ちょっと早過ぎ……キャ!」
「大…丈夫よっ。こん、なに、すんなりとっ、入ったん、だから。
シャルちゃん、って、結構、お股濡れやす、いのね。」
「そんっな…にっいぃ!いき…なり…激しいくっ!」
ペルちゃんは挿入するなり激しくピストン運動を始めた。
まるで自分の秘部にも刺激を欲するように。
「見てっ、シャルちゃん!
私、王女様を、犯している、わぁ。」
「ペルっ、ちゃん!」
「何っ?」
「胸もっ、おっぱいもっ、弄ってっ」
正直、理性なんて吹き飛んでた。
10年間も好きでいた人が自分を犯しているんだ。
それが義務感あろうと、他の男のためであろうと、自分の脳が拒もうと
身体はペルちゃんを求めていた。
「うんっ!」
ペルちゃんは強引に寝間着を上へずらすと左手でそそり立った乳首をいなし始める。
同じ女の子だからか、私にとって一番気持ちいいところをついてくれた。
そしてそれを合図に絶頂への勢いは急に加速する。
「んんもぉ!だぁっめぇぇ!!!」
「イって!私に、見せて!
シャルちゃんのっ、全てをっ!!」
「あぁっ、ああぁっ、だぁあっめぇ、イクゥッ!!!!」
響き渡っていた淫らな水音が止む。
その代わりに聞こえてきた水流の音が
絶頂のゆるみで自分のおしっこが出てしまっている音だと気づくのに時間がかかった。
あぁ、布団を汚してしまった。
ただ、
どの道、10年間この感情を抑えに抑え込んだ身体が1回で満足するはずはなかった。
☆犬塚露壬雄
「しゃ、シャルちゃんは黙っていてくれるみたいよ。」
「お、おう。そうか。
良かった。」
全てが終わった後ペルシアはやってきた。
だが、正直一部始終をペルシアが取り付けた監視カメラで見ていた身としては
気恥ずかしさがまさってまともに顔を見れなかった。
そして、それはペルシアも同じようだった。
「………」
「………」
気まずい雰囲気が流れる中、先に口を開いたのはペルシアだった。
「私も犬塚の…その蓮季との行為見ちゃったから
そのお返しよ。それ以上の意味はないんだからね。」
「あ、あぁすごくなんて言うか興奮した。
あんなに積極的で淫らなのにめっちゃ可愛くてしかも3回も…」
「思い出すの禁止!!!」
「…すまん。」
「言っとくけど、犬塚とはこんな淫らな関係にはならないからね!」
「えぇ!?」
「当然でしょ。…犬塚とはちゃんと段階を踏んでお嫁さんになりたいもの、私。」
ペルシアは満面の笑みで言った。
遅れてすみません。
次は小説版のあの二人の話を書きたいと思います!