本編とは無関係です
巡視点
第三試合を終え、インターバルタイムの為選手控室に戻る
「お疲れ様、巴柄。よくやってくれたわ……!」
「ありがとうございます。会長」
「みんな?巴柄に飲み物とタオルを」
「「はいっ」」
「お疲れ様、巡。やったね」
「巡さんおめでとう!すごかったぁー!一発で決めちゃうんだもん!」
仁村と由良から賞賛の言葉をもらいながらスポーツドリンクとタオルを受け取る
「ありがとう。……ふふ。そうか。だが、本当にすごいのは……」
チラっと兵藤とティアマット先生を見る
「……うん。そうだね。でも、あたしは巡も十分凄いと思うよ」
「そうだよ!巡さん!あの凄腕剣士に勝ったんだから!自信持って行こ!」
「……ああ。そうだな。今の試合で自信と言うほどではないのだが、自分の成長を感じられたよ」
「……お疲れ、巡。いい試合だったぜ」
「ああ、君の助言のおかげで勝つ事が出来た。兵藤、感謝する」
「考えて実行して、成功したのは巡だよ。見事だった」
「そ、そうか……?」
「そうだよ。勝ったのは巡の実力だよ」
兵藤に面と向かい言われ気恥ずかしくなり顔が熱くなり目を逸らしてしまう
……おや?なんだ……これは
おかしいな……気恥ずかしくて兵藤の顔を……
目を見て話そうとすると目を泳がせて逸らしてしまう……
あれ!?本格的にヤバいぞ!?顔が、頭も熱いぞ!熱あるぞこれ!?
風邪か!?これから試合だというのに頭ボーっとしてる場合じゃないんだぞ!
いかん!いかんな!やはりまだまだ修行不足のようだ!
これは、もっと兵藤に鍛えてもらわなくては……!
「そ、そうか……!そうかな……!」
「ああ、立派な戦いだったよ、巡」
「ふふふ……。……兵藤。君と手合わせをして、負けた事が私の財産だよ」
「ハハハ……。そんな大げさな」
「その……兵藤は、休みの日とかは……修行はどうしてるんだ?
もしやっているのであれば、ゲーム終了後も私に修行をつけてくれると嬉しいのだが……」
「うん、いいよ?俺も休みの日一日修行にあてる日もあるし、その時一緒にやろうか?」
「あ、ああ!ぜひ、参加させてくれ!」
なんだ、顔が緩むぞ
いかん、試合前だというのににやけてきた
まだゲームは全て終わったわけじゃないんだぞ!?
勝利の喜びに酔うのは早すぎと言うものだろう!
「あっ!巡さんズルい!?兵藤君!?私も参加したい!」
「え!?にっ、仁村!?なんでだよ!?」
「……二人にだけ置いて行かれるわけにはいかんな……私も参加させてもらおうか」
「由、由良まで!?ちょっ、お前達っ、みんなで参加したら兵藤に迷惑がかかるだろう!少しは遠慮というものをだな……!」
「あ、留流子も由良もやる?じゃあ修行一緒にやろっか?」」
「やったぁ!へへへ……!」
「ありがとう。頼むよ、兵藤」
「うん。気にしないで」
「あれ、イッセー君ってやっぱり休みの日も修行してるんだ?」
「ああ、いつもではないけどな。用事がない日とかはしてるよ」
「さすがだね……、イッセー君。休みの日に修行する時、僕も参加させてもらっていいかな?」
……木場!?君は一体何を言い出す気だ!?
木場は女子から人気があるのだから、休みは女子と遊びに行けばいいだろう!?
…………あれ?
私、なんでがっかりしてるんだ……?
木場が修行に参加するのであれば、手合わせの相手が増えて喜ぶべき事じゃないか……
「ああ、もちろんだ。……やる気だなぁ。木場……」
「早くイッセー君に追いつきたいからね……!」
「イッセー先輩っ!私も参加したいですっ!私も修行頑張ってイッセー先輩に追いつきたいんで!」
「うん、もちろんいいよ。小猫ちゃんもすごいやる気だねー」
「ふふっ。イッセー先輩を追いかけるのは大変ですっ……!」
嘘だろ!?また増えた!?
「あ、そうだ……。イッセー先輩がこの間してたアレ……私も計るのやってほしいんですけど」
「……ああ、アレ?じゃあ今度やってあげるよ小猫ちゃん」
「はいっ。お願いしますっ」
破瓜る(はかる)!?
ヤってほしい!?
お、おい!?搭城!?嫁入り前の娘がそんなはしたない話を人前でしてはダメだ!
慎みを持て!?私は先輩として君が心配だ!
「あら?土日や休日も修行してるの?イッセー」
「空いてる日はね。家の用事頼まれたりするからいつもじゃないけど」
「あらあら、あなた……。妻を置いて修行だなんて寂しいですわ。私も参加しますわ。うふふ……」
「っ!イッセー!?その時は私も参加するからねっ!?」
あああ!?ちょっと目を離したらどんどん増えて行く!?
「あらあら?部長は普段お忙しいのですから、お休みの日くらい休んでてくださいな?」
「……あなたとイッセーを一緒にいさせたら、私のイッセーに何をするかわからないわ!」
「あらあら、嫌ですわ。人を問題児みたいに……」
「ベッドの上の問題児よ!あなたは!」
「わかった、じゃあリアスと朱乃にも修行する日決まったら教えるね?」
「ええ、お願いね?イッセー」
「お願いしますわ。あなた……」
「フフフ!お前達やる気に満ち溢れているな!向上心があるのはいいことだ!修行ならいくらでも付き合ってやるぞ!」
「リアスよ?修行をする日が決まったら、またグレイフィアにも声をかけてやれ」
「そうね、そうします。きっと喜ぶと思いますわ。グレイフィアったらティアマット先生の事大好きだもの」
「ハハハ!あいつは昔から向上心があって可愛いんだ!リアスや朱乃も見習えよ?」
「「はいっ」」
「グレイフィアはな?私のやっていた学校で主席だったのだ。お前達にとってもいい勉強になるはずだからな」
「さすがお義姉様だわ……」
「ホント、さすがグレイフィア様ですわ……」
「あら?休みの日も修行してるのね?すごいわね、グレモリー眷属は……」
「我々も見習わなければなりませんね」
「あら、それならソーナ達もいらっしゃいな?」
「えっ、いいの?」
「ソーナ達もいてくれれば3対3の連携も練習できるし、こちらとしても大歓迎よ。
ね?イッセー?構わないわよね?ソーナ達も修行参加しても……」
「うん、もちろん。ソーナ達もおいでよ」
「……会長?私参加させてほしいです。……先ほどの試合でもっと修行を積まなければいけないと痛感しましたので……」
「そうね、じゃあ、お言葉に甘えようかしら」
ちょ!ちょっと!副会長!?会長まで!?
なんですか!打ち合わせしたみたいにみんなでゾロゾロと集まって来て!
「わっ!私も参加しますからねっ!イッセーさんっ」
アルジェントが兵藤に抱きつきながら修行参加を申し出る
「ハハハ、わかってるよ。アーシア。いつも一緒だよ……」
兵藤が笑いながらアルジェントの頭を撫でる
「はいっ!うふふっ」
アルジェントが兵藤の胸にスリスリと顔を擦り付ける
「イッセーさん……イッセーさん……えへへ……」
その姿を見た瞬間……
私の中で激しい感情が沸き上がる
くうううううううっ!?
……なんだ!!!!?
この苛立ちはぁぁぁぁぁ!!!!
なんで私イラっとして、羨ましがってるんだ!?
わけがわからんくらいイラっとするぞ!!!
マズい!顔に不機嫌がでてしまう!
平常心平常心!
ああああ!?イライラが止まらんぞ!!?
なんだこの気持ち!?
今まで感じた事のないレベルの……ものすごい苛立ちだぞ!!
いかん!いかんな!抑えろ私!
もうじき次のゲームが始まるから気が立ってるんだ!きっとそうだ!
……おや?
仁村も兵藤とアルジェントの様子を見ていた事に気が付く
仁村も……何やら微妙な表情、というか……若干キレてないか?
仁村から異様な殺気をにじみ出ている
私と同じ気持ちか!?
ゲームやる気満々だな!さすがだ!
そうだとも!
我々は本来関係のない兵藤やオカルト研究部の皆さんに一週間もの間面倒をかけたのだ!
試合の結果で面倒をかけた兵藤達の恩に報いようじゃないか……!
仁村と由良が私の視線に気が付くと……
二人が鋭い眼光を光らせつつ頷いてくる
……やはりな!
ああ、私と一緒にゲームにこのエネルギーをぶつけようじゃないか……!
「そろそろ開始時刻だ、席戻ろうか?アーシア」
「はいっ」
アルジェントが兵藤と腕を組んだまま座る
その姿を見た瞬間、私の中にこれまでにない力が沸き上がって来る……!
……何かを破壊したい……
壊せるならなんでもいい……物でも、人でも、悪魔でも……
ビーーーーーーーーっ
「第四試合が間もなく開始されます。出場される方はゲームフィールド転送魔法陣へお入りください」
「……では、行ってくる……!」
「巡……?無理はしなくてもいいぞ?次は私もいるんだから……!」
「ああ……。まぁ、無理はしてないが……、おそらくいい勝負を見せられるとおもうぞ……!」
「……そうか」
「巡さんっ!怪我したら私治しますからねっ」
「えっ、あっ……ああ!そうだな、ケガをしないように気を付けるよ……」
……アルジェント?私は怪我をするのが前提なのか……?
「巴柄?次の試合も、期待していますよ」
「はいっ!会長!おまかせください!」
「巡?次の試合もいい試合期待してるぜ」
「ああ……!任せてくれ!兵藤……!」
アルジェント!兵藤の腕を胸に押し付けるな!?若い娘がはしたない!
ああああああああああああああああああああ!!!!!
壊してやる!!殺してやる……!!
おのれ……!次の対戦相手めが!?
この苛立ちをぶつけてやるからな……!?
最後に兵藤に返事を返し、ゲームフィールド転送魔法陣の上に入る
シューン……!
バラバラにしてやる……!!!!
ゲームフィールドに入りフィールドを確認する
中央に広々とした円形の武闘場が設置されたゲームフィールドだ
中央にむかうとすでに相手チームの眷属悪魔が立っていた
……こいつか、次の相手は……
「ヒャッハー!久我っちを倒した剣士が連戦かよ!こりゃあいい!仇をとりたかったんだよなぁ!」
もうじきだ、もうじき……壊せる……!
「俺はグラシャラボラス眷属の戦車・バルムンク・山本だぁ!ヨロシクゥ!」
「…………」
「んだぁ?シトリー眷属はやーっぱ礼儀がなってねえなぁ!?挨拶もできねぇのか……!あぁん!?」
「はぁっ……はぁ……」
「なぁにを、はぁはぁ言ってんだ!?もしかして発情期なのぉ!?ヒャハハハハハ!!」
「はぁ……ふぅ……はぁ……」
「ヒヒヒヒ!!いい乳してんなぁ!?裸に剥いて生で確認してやるからなぁ!?」
体が、頭が熱い……!
早く、早くしてくれ……!
この熱を早くこいつにぶつけてしまいたい……!
「それでは!シトリー眷属・巡巴柄選手対グラシャラボラス眷属・バルムンク・山本による第四試合を始めます……!」
「第四試合……開始カウント始めます……!
10……9……8……7……6……5……4……3……2……1……始めてください!」
早く……早く……!
10……9……8……7……6……5……4……3……2……1!……っ!
「っ!」
「さぁ!?はじめっ……!?」
開始した瞬間、私に持てる最速で相手に飛び込み、
すれ違いざまに居合で剣を抜き逆袈裟に切り上げ相手の右足を飛ばす
「兵藤?どうしたら君のように速く動けるようになるんだ……?」
と兵藤に聞いた事がある
「洗練されていない動きは攻撃にしても、回避行動にしても無駄がある。
だから、その無駄な動きを省いて洗練して、
最速で最短の行動をできるようにするんだ」
これが今の私の……最速で最短の一刀だ!!
「……え?……へびゃああああああ!???俺の足っ!?足ぃぃぃぃぃっ!!!!!?
なんでなんでぇぇぇぇっ!!!?おおおおお!???」
足の付け根を切断され血を吹き出しながら体勢を崩し、その場に倒れこみながらのたうち回るバルなんとか
「……はぁ……!はぁ……!!!」
刀を振り下ろし、もう片方の足も切断し切断した足を蹴り飛ばす
「いがぁ!!!!?いてぇえええええ!?!??し、死ぬ……!?」
「バラバラに……、してやるぁ……!!!!!!!!!?」
「なんでいきなりキレてんだよ!!!?」
「っ!」
再び剣を振り下し右腕を切断する
「ちょ!ちょ!?まっ!!!?」
「はぁーーーーっ……はーーーーーーっ……!!」
もう一度刀を振り上げ今度は左腕に狙いを定める
「っ!」
「リっ!リタイア!俺リタイアしまーすっ!ちょっ!?審判のお姉さん!?
ねえ!?早く押して!?早くリタイア転送のボタン押して!?この人怖い!!」
バルなんとかの体がリタイアの光に包まれ消える
「っ……!……あ……!シッ……シトリー眷属・巡巴柄、勝利っ!!」
「ふう……。あぁ……、少し、スッキリした……!」
兵藤の目を見て話せなくなった事と、アルジェントが兵藤にベタベタした時感じた苛立ちの正体がわかった……
いや、認めたと言ったほうがいいだろうな
……わからないふりも、知らないふりももう無理だ
さっきの苛立ちの正体は……、嫉妬だ
認めよう
私は「兵藤一誠」という男を好いているのだと……
今まで自分は退魔士として、剣の道に生きてきた、
だから、年頃の娘のように恋愛というものに縁がないと思っていた
だが、ここの所の私は事ある事に、兵藤の言葉や行動を思い出す、それが私の支えとなっている
もちろん私はシトリー眷属で、所属は違う。だからゲームとなれば敵味方に分かれなければいけないがそれはそれだ
そこの部分の分別は弁えているつもりだ
……よし!
自分の気持ちがはっきりとわかったのならば、次の行動に移るしかあるまい……!
選手控室への転送魔法陣へ入る
「お疲れ様。巴柄……。凄かったわ……!あなたは、自慢の眷属よ……!」
「……ありがとうございます。会長」
「お疲れ様。巡さん」
「ありがとうございます、副会長」
会長と副会長に挨拶を交わしながら、選手控室に備え付けの椅子へ腰かける
「お疲れ様。巡。はい、タオル」
「すごーい!巡さん、二連勝だよ!二連勝!!あっ、これスポーツドリンク飲んでね!」
「ああ、ありがとう。由良、仁村」
仁村と由良がタオルとスポーツドリンクを渡してくれる
「巴柄?次は翼紗に任せて休んで?二連戦して疲れがたまったでしょう?」
「……ありがとうございます。正直疲れがたまっていたところです」
「ええ、でしょうね。ゆっくり休んで?巴柄……」
「はい、会長」
よかった、正直、久我と今の試合で疲れはかなり溜まってきていた所だ
疲れ具合を考えると、仮に次の試合に出たとしてもまとも戦えるとは思えなかった
「連勝おめでとう。今の試合すごい気迫だったな。あいつと何か因縁があったのか?」
「……えっ、いっ、因縁?」
「ああ、転送装置に入る時すごい鬼気迫る顔してたぜ……?巡。だから、よっぽどあいつの事嫌いなんだろうなって」
「確かに顔がずっと強張ってたな。あ、もしかしてあいつ頭がハゲだったから嫌だったとか?」
「……毛がない事は悪い事じゃないさ。由良」
大きく息を吸い込み吐き出し、気合を入れなおす
「……兵藤、頼みがあるんだ」
兵藤をまっすぐ見据える
「ん?なんだ?巡」
「私と付き合ってくれないか」
「おう、いいぞ?何の修行だ。……剣術についてなら木場が詳しいぞ」
「いや、そうじゃない。男女の交際の方の「付き合う」と言う意味だ」
「あぁ、そっちか。って……ええ!!?マッ、マジで!?」
「うん、私は君を好いているようだ。だから、私と付き合ってほしい」
「「「「「「「「ええええええええええ!!!!!!!!???」」」」」」」」」
「んなっ!?え!?こっ、この流れで告白っ!?巡さんっ!?」
「めっ!巡さんっ!?えっ!?ちょっ!いきなり何っ!?」
「巡……!?あんた一体何を……」
「と、巴柄……?急にどうしたというのですか……」
「巡さん……!?どうしちゃったの!?あなた……!?」
「ソッ……ソーナ?これは、一体どういう事なの……」
「ふえぇぇぇっ!?巡さんっ!?ど、どういうことですかぁっ!?」
「会長……?どういう事なんですの?」
「……ハハハ。またイッセー君の周りが騒がしくなるねえ……」
「イッセー先輩はモテすぎです……。ちょっと……、困りますねぇ……」
「ハハハハハ!!女は強い男に惹かれるものだ!さすがイッセーだ!よかったな!嫁が増えたじゃないか!」
「さあ、兵藤。返事を聞かせてくれないか?」
「あ、え……、えっと。まず……、俺を好きになってくれてありがとう……。大切にするよ、巡……」
「ああ、これからよろしく頼む!兵藤!」
「……こちらこそ。巡」
ハハハハ!
やはり、世の中行動あるのみだな!
「「「「「「「ええええええええええ!!!!!!!!???
オッケーな(んですか)の!?(兵藤)イッセー(君・さん・先輩)!!!!!?」」」」」」」」
「そっ!それがオッケーならっ!私だって兵藤君大好きだもん!兵藤君!私と付き合って!」
「えっ!?あっ……、うん。俺を好きになってくれてありがとう。大切にするよ留流子」
「「「「「「「ええええええええええ!!!!!!!!???」」」」」」」」
「……くっ!二村……!?お前は匙の事が好きだと言っていただろう……!お前は匙を追いかければいいだろ!初志貫徹しろ!」
「誰よソレ!匙とか今名前言われるまで忘れてたわ!何事も当機立断よ!言っとくけど私のほうが先に兵藤君の事好きになったんだからね!?」
「誰が一番早いかという話なら、イッセーの初恋の相手は私よ?二村さん……」
「う、グレモリー先輩……!?」
「あら?イッセー君と最初にキスしたのは私よ?、その既成事実を忘れたのかしら?リアスったら」
「あら?それを言うなら私はイッセーの初エッチの相手よ?朱乃」
「ちょっと選ばれたからって……!」
「ふふふっ!私が正妻なのは揺るがない事よ?」
「「なっ!?そ、そこまで行ってるんですか!?もう!?」」
「そうよ?残念ね?私がイッセーの一番なの。だから諦めなさいな二人とも……」
「誰が一番先だったかが重要なら、私なんて前世から好きなんですからねっ!」
「前世の事もってきちゃうの!?アーシア!?そのころソフィア姫じゃない!アーシアは!」
「一緒ですっ!ソフィアさんもイッセーさんの事大好きですよっ!ねっ!?ソフィアさん!?そうですよね……!?」
≪えっ……!?……あ、はい……≫
「ほら!?ねっ!?」
「くっ……!いや!諦めないですよ!お姉様方!アーシアさん!」
「……気が合うなぁ、仁村!私も同じ事を考えていた所だ……!」
「ふふふ、そうねぇ。でも巡さんにも負けないからね!?」
「ふっ!望むところだ……。諦めず考えて試して工夫するさ……!」
「「ふっ……ふふふふふふ!!!」」
瑠々子と巡がにらみ合う
「はぁ、妙な友情芽生えさせちゃった……。どうします?これ……?」
「知りません。好いた惚れたは人の勝手よ。放っておきましょう」
「そうですね……」
「ま、一言だけいわせてもらうとしたら……巴柄?留流子?」
「「はいっ?」」
「シトリー眷属として弁えてくれればそれでいいわ。兵藤君とお幸せに」
「「はいっ!それはもちろんわかってます!ゲームとかの時は別って事ですよね!!」」
「ふふ、私の眷属は賢い子が多くて助かるわ、その通りよ。そこの所だけは弁えて頂戴ね?
仮にリアスの……グレモリー眷属と戦う事になった場合、ゲーム終了までは兵藤君と接触禁止ね?」
「「もちろんです!承知しました!!会長!!ありがとうございます!!」」
「最低限のモラルだと思うからわざわざ言うほどの事でもないと思ったけど、一応……、一応の念押しをしておくわ」
「「はいっ」」
「そっ!そうですっ!イッセーさんはFカップの人が好きなんですからねっ!」
「アーシア!?いきなり何を言い出すの!?」
「そっ、そうよ!イッセー君は大きい胸が好きなのよっ!?諦めなさいな!あなた達っ」
「そうよっ!イッセーは私の胸に夢中なんだからっ!傷が浅いうちに諦めなさいっ!今ならまだ引き返せるわよ!!」
「「えっ!?……えぇ~……?」」
「あの……?私の胸見ながら「え?これ大きいかなぁ……?」って顔しないでもらえませんか?」
「これでもイッセーさんに毎日揉んでもらって大きくなっていってるんです!あと半年もすればFカップになりますから!私っ!」
「……それ、本当?アーシアさん……、兵藤君に胸を揉まれたら……大きくなるの……?
ちょっとそこの所の詳細教えてもらえるかしら?」
「ちょっとずつですけどおおきくなってます!」
「「……へぇ」」
「こ、小猫ちゃん……?どうしたの?得物を狙う猫みたいな目で俺を見て……」
「いえ、イッセー先輩の手は……魔法の手なのかな、と思いまして……」
ビーーーーーーーッ!!
「ただいまを持ちましてインターバルタイムを終了いたします。
第五試合に出場される方はゲームフィールド転送魔法陣へお入りください」
「さって、じゃあ、次はあたしか……!よっし、修行の成果を見せてやる……!」
「由良っち!がんば!」
「がんばってね、翼紗」
「はいっ」
「由良、後は任せた」
「ああ!任せろ……!ブチのめしてくる!」
ゲームフィールド転送装置に入っていく由良を見送った後、観客席に座し観戦を始めた