「すてきな産声をありがとう。さあ、こっちにおいで。もう動けるはずだよ」
リリアはそう言うと仰向けになり、舌なめずりをしながら足を開く。
改めてイオの目に、リリアの裸が映り込んだ。
大きく、それでいて形の整った乳房。
太ももや尻肉にも、むっちりとしたいやらしい肉がついている。
とろりと愛液を垂らすおまんこは、つるりとしたパイパンで、少女のように美しい。
「は、はい、お姉さま」
イオは頷くと、四つん這いでリリアへと近寄った。
尻を振り、勃起ちんぽを揺らす姿は、あまりにも無様である。
「よしよし、かわいいよ」
リリアは、そんなイオを優しく抱きしめてやった。
豊かなおっぱいを薄い胸板に押し付け、まんこの肉でちんぽの竿を挟み込む。
挿入はさせない、スマタの形での密着であるが……
「ひっ、ひぃい……」
イオの口から漏れたのは、喜びではなく恐怖であった。
少女のように清らかな表面に隠された、暴力的なまでの快楽を感じ取ったのだ。
「イオ君。大丈夫だよ。君なら、わたしの……わたしたち、
「お、おまんこ……お姉さまの、おまんこ……はぁぁ……」
イオはリリアの言葉を、ほとんど理解できていなかった。
おまんこに耐えられる、耐えられるなら入れたい、セックスしたい。
頭の中で、淫欲の連想ゲームが渦を巻いていたのだ。
その思考は肉体にも影響を与え、腰を情けなく動かしてしまう。
「ふふっ。聞こえていないね。へこへこと腰を振っちゃって……入れ方もわからないくせに」
リリアは小バカにするように言うと、舌なめずりする。
そして、両足でイオの腰に組み付き、その動きを封じ込めた。
「ねえ、イオ君。教えておくれよ。君は、どんなセックスがしたかったんだい。はじめてのセックスを妄想しながら、おちんちんしごいたこと……あるよね?」
リリアの極めてプライベートな質問に、イオは笑顔を浮かべた。
だらしない、溶けるような、媚びて発情しきった笑顔のまま、質問に答える。
「はぁ、はぁ、お、お姉ちゃんで……花屋のお姉ちゃんで、しましたぁ……」
「声が小さいよ。もっとはっきりと、具体的に言ってごらん」
「は、花屋のお姉ちゃんとぉ……こ、恋人になってっ、セックスしましたっ。かっこよくうっ、リードしながらセックスするの想像して、しましたっ。オナニー、何度もしましたあぁ……❤」
イオは恥をかかされながら、喜んでいた。
リリアに、性的な秘密を暴かれるのが嬉しくてたまらないのだ。
肉奴隷として、自分の全てをしゃぶり尽くしてほしい。
そんな欲求が、淫紋のうずきと共に、イオの体と心を駆け抜ける。
「いいよ、君の夢を少しだけ叶えてあげる」
リリアはそう言うと、イオの腰を拘束する足を緩めた。
さりげなく自ら腰を動かし、ちんぽの先端をまんこの入り口に導く。
あとはもう、イオが腰さえ突き出せば挿入できる。
「イオ君。わたしのことを、花屋のお姉ちゃんだと思って突きなさい。君の童貞を、夢見た人に捧げるんだ」
「あ、えっ……」
イオは困惑した。
淫紋を刻み込まれた時点で、かつての想い人への好意は消されてしまった。
だから、そんなことを言われても、喪失感で胸をかき回されるだけだ。
「ほら、どうしたんだい。名前でも呼びながら突いてごらんよ。花屋のお姉ちゃんにも、名前くらいあるんだろう?」
リリアは問いかけながら、淫紋を通じてイオの感情を操った。
花屋のお姉ちゃんへの恋心を、あえて修復してやったのだ。
もはや、イオの感情はイオのものではなかった。
リリアにとって、好きなように操れるおもちゃに過ぎない。
「お、あっ……は、はい。に、ニーナです。ニーナお姉ちゃんです」
イオは息を荒げ、腰をもじもじと動かした。
ちんぽの先っぽからは、すでに先走りがどろどろと溢れている。
挿入を許されているのに、動かないのは混乱のせいだ。
リリアへの好意と隷属の喜びを維持したまま、花屋……ニーナへの好意を修復されたのだから、こうなるのも無理はない。
「ニーナお姉ちゃんか。それじゃあ『ニーナお姉ちゃん、愛してるよ』でおちんちん突き入れなさい。最高のセックスを演出するつもりで、精一杯かっこつけて突くんだよ。なんたって、大好きな人とのセックスなんだから」
リリアはやけに深く、楽しそうに笑みを浮かべる。
同時に、さりげなく足に力を込めた。
イオがまだ迷うようなら、引き寄せて童貞を食らうつもりなのだ。
「わ、わかりました。ええと……ニーナお姉ちゃん、ずっと好きだったんだ。あなたのことを、ずっと……愛し続けるっ。約束するからっ」
だが、イオは踏ん切りがついたのだろう。
リリアの指示よりも大仰で、青臭いセリフを吐くと、きりっと表情を引き締め、力強くちんぽを突き入れる。
ずぶり。
しかし……
「あえっ……❤」
その瞬間、イオは短く喘ぎ、泣いた。
リリアのまんこ肉は、もはや一つの軍勢だった。
細胞の一つ一つ一騎当千のつわものとなって、ちんぽにみっちりと食らいつく。
ちっぽけな童貞ちんぽなど、相手になろうはずがない。
「あっ、あっ……ああ……❤」
どぴゅっ❤ぴゅるるるっ❤
イオは腰を一度も振ることなく、情けないお漏らし射精をしてしまう。
ちんぽを通じて、快楽に負けた脳みそから、ニーナへの好意が消滅してゆく。
リリアの与えてくれる快楽以外、何も考えたくなかったからだ。
一度目はリリアに消され、二度目は自分から快感に負けて消した。
イオの純粋な愛は、圧倒的な淫欲に完全敗北したのだ。
「んふふっ❤お漏らし出てるよ❤イオ君の童貞おちんぽ……完全に寝取っちゃったね❤」
リリアの声に、艶が増した。
純粋な想いを踏みにじり、まんこでちんぽを負かした勝利の快感。
童貞ちんぽ寝取りセックスの美酒に、酔いしれているのだ。
「ひうっ、あうっ……えぐっ、えぐっ……ひぃいっ……❤」
イオは情けなく泣きじゃくっていた。
そのまま、へこへこと腰を振り、断続的に射精を繰り返す。
リリアという快楽の海に溺れたイオは、そんな風にもがくことしかできないのだ。
「イオくぅん❤わたしはね、こういうのが好きなんだ❤かわいい男の子の愛を踏みにじって、自分のものにするのが大好きなんだよ❤今までは、つまみ食いで済ませるしかなかった❤かわいいだけの男の子じゃ、わたしの与える快感に耐えられないんだ❤すぐ壊れちゃう❤だから、記憶を操作して、淫紋も消して、夢だと思い込ませてねぇ❤日常に帰すしかなかったのさ❤」
リリアは、そんなイオにねっとりとまくし立てた。
いやらしい笑顔を飾る青い瞳は、深海のように濃く潤んでいる。
「でもね、イオくぅん❤君は耐えられるんだよ❤わたしの本気でも、きっと壊れない❤すばらしい、とてもすばらしいよ❤使命と趣味を同時に満たせるなんて、わたしは本当に幸せものさ❤」
リリアはそう言うと、全身でイオに抱き着いた。
腕を背に、足を腰に絡めて、だいしゅきホールドで動きを封じる。
「あひんっ❤ひぃい❤お姉さま、お姉さまぁ❤」
イオは腰を振りたくてもがいた。
しかし、絡みついてくる手足を、ぴくりとも動かすことができない。
快楽はおろか、力でもリリアに適わないのだ。
「だからね……ご褒美をあげるよ❤イオ君のおちんちん、立派なおちんぽにしてあげる❤」
リリアはそう言うと、淫紋に魔力を注ぎ込んだ。
同時に、イオの体が痙攣し、びくん、びくんと暴れ始める。
「おぎっ❤あっ、あっ、ぎひぃいいいいいいいいいいいいいいいいいっ❤」
イオは白目を剥いて、絶頂の叫びをあげた。
ちんぽの内側で精液が爆発しているかのような、凄まじい快感が襲ってきたのだ。
死。
その一文字が、イオの脳裏をよぎった。
それほどまでに、体ごと爆発してしまうのではと思えるような快感だったが……
「はい、イオくぅん❤よくがんばったね❤」
リリアが甘く労いながら、イオの背中を叩く。
同時に、爆発するような快感は消えたが、新たな変化がちんぽを襲う。
「あへっ、あへっ、へぇぇ……お姉さまの、おまんこ……奥まで、感じますぅ……❤」
イオのちんぽは、長く、大きく、作り替えられていた。
そのおかげで、おまんこの奥、子宮の入り口までちんぽが届いたのだ。
「イオくぅん、そりゃあそうだよ❤わたしにとって、理想的なおちんぽに作り替えてあげたんだから❤わたしのおまんこ、さっきまでより強く、深く感じるだろう❤おちんぽとおまんこの相性が、とってもよくなったからさ❤お互いに、もっと気持ちよくなれるんだよ❤とっても、とってもすてきだよね❤そうだと言ってごらんよっ❤」
「はい、はい、すてきですっ❤お姉さまのおまんこ、すてきですぅ❤だから、だからぁ……❤」
「うん、だから……❤ケダモノみたいに、腰を振るんだ❤思いっきりやっていいんだよっ❤わたしのおまんこ、イかせておくれよっ❤」
リリアは抱き着く手足から、程よく力を抜いてやった。
同時に、イオはめちゃくちゃに腰を振り始める。
ずぱんっ❤ずぱんっ❤ぱんぱんぱんぱんぱんっ❤
色んな汁が混じり合い、ベッドの上に飛び散る。
もはや二人の交わりは、セックスではなく交尾であった。
「イオぐぅうんっ❤すっごい、すごいのおおっ❤きもちいいとこ届いてるぅううっ❤もっと奥うぅうっ❤わたしの子宮っ、子宮うぅうああぉっ❤赤ちゃんの袋に、突っ込んでえぇあおっ❤」
リリアは表情をぐずぐずに溶かし、おねだりした。
突き込むたびに揺れるおっぱい、こすれる素肌、淫らに荒れた声。
全てがイオにとって、気持ちよかった。
おまんこで、おちんぽが包み込まれているだけではない。
全てを、全てで包み込まれ、絡み合っているような幸福感がそこにあった。
「んいいいっ❤お姉しゃまぁあっ❤ぎぼぢいいですううっ❤もっと欲しいよおおっ❤お姉しゃまの奥までイきたいのおおっ❤子宮ううううっ❤赤ちゃんのとこおおっ❤僕もイきたいですううっ❤赤ちゃんになりたいいぃいいっ❤」
イオは快楽でわけがわからなくなっていた。
だからこそ、その肉体は本能に任せて思いきり腰を突き出す。
気持ちいいメスに種付けしたいという、オスの本能の行き付く先は、一つだ。
ずぱああんっ❤ずぶぶぅうううっ❤
赤ちゃんの袋、子宮への侵略である。
イオのちんぽは、子宮口を貫き、奥の壁を押し上げた。
「んぐへえっ❤」
リリアは仰け反って白目を剥き、舌を突き出す。
内臓を押し上げるほどの突き込みと快感への、生理的な反射運動であった。
「おあっ……❤」
同時に、イオがぶるぶると震え、口をぱくぱくさせる。
打ち上げられた魚のような表情は、喘ぎ声すら見つからないほどの快感を意味していた。
すなわち……
ぶびゅるっ❤ごぶびゅるるるるるううううううっ❤
射精。
濃くて、長くて、力強い。
オスとメスの本能を互いに満たす、原始的なまでの種付け射精である。
「…………っ❤」
リリアも、イオも、言葉もなかった。
嬌声で濁らせたくないと思えるほど、純粋で大きな快感に包まれていたのだ。
びゅるっ❤びゅるっ❤びゅううー……っ❤
やがて、幸せな射精も、終わりの時を迎えた。
全てを受け入れたリリアの下腹は、子宮に満ちるザーメンで膨らんでいた。
「ふっ、はぁあ……っ❤」
二人の、甘い深呼吸が重なる。
同時に、イオは脱力し、リリアの体へと身をゆだねた。
「イオ君……すばらしかったよ❤今までで一番、気持ちいいセックスだった❤」
「あ、ありがとうございますぅ……僕も、僕もぉ……すごかったぁ❤」
「ふふ……少し休んだら、きれいにしてお着換えしようか。わたしの仲間に、君を紹介しなければならないからね」
リリアはそう言うと、イオの頭を撫でた。
その口調には、すでに余裕が戻り始めている。
「は、はぁい❤全て、お姉さまの言う通りにしますぅ……❤」
対するイオは、まだ余裕などない。
反射的に頷いているだけで、まともな思考などできていなかった。
「でも、その前に……」
リリアは、そんなイオの顔を上げさせ、見詰めながら続ける。
「イオ君、誓いのキスをしよう。この先、どんな気持ちいいおまんこと、どんな気持ちいいセックスをしても……わたしに寝取られに帰ってくると誓いなさい」
「は、はい……❤」
イオは頷くと、遠い昔に読んだ絵本を思い返した。
王子様とお姫様が、幸せな結婚をして終了する、よくあるやつだ。
「宣誓、肉奴隷イオはぁ……病めるときも、健やかなるときも。どんなに気持ちいいおまんこと、どんなに気持ちいいセックスをしても。リリアお姉さまを支え、リリアお姉さまを愛し、リリアお姉さまに寝取られ続けることを……」
むちゅうっ❤
最後まで言う前に、イオの唇をリリアの唇が塞いだ。
思い出を切り売りして放つ誓いの言葉に、我慢ができなくなったのだ。
誓います。
締めくくりの一言が、絡み合う舌の間で弾ける。
それは、絵本の世界よりも幸せで、あまりにもドスケベな、誓いのディープキッスであった。