一夜を明かし今日こそは情報収集と乗り出そうとした俺は早くも出鼻を挫かれていた。
何故かファエンダルさんの姿がないのだ。
彼は勤勉な市民よろしく、いつも俺より起きるのが早く準備などを済ませてくれていたが、誰にも言わず何処かへ行ってしまうなんて事は一度もなかったし想像もできない。
ファエンダルさんに恨みを持ってる者は……一応いるだろうが拐われたなんて事はないだろうし、おっさんだし…うむむ分からん!
「おはよう主人、もしかしてなんだが俺の仲間が出て行くのを見なかったりしていないか?ウッドエルフで俺と同じ服を着てるやつなんだが」
「おはようございますお客様。お仲間の方でしたら朝方早くに訪ねて来た方と出て行かれましたよ」
「それとお仲間の方から伝言を頼まれました。彼は「大事な友人が助けを求めてきた、心苦しいが行かなくてはならない。また会おうサトウ。」との事です。」
「そう、そうですか。ありがとうございます」
急な用事か…なら仕方ないな。全く人騒がせな奴だ!荷物まで置いていきやがって!誰が持つと思ってるんだ!プンプン!
マーキュリオさんを荷物番に残し、首長がいるドラゴンリーチへ情報収集へ向かう。
富裕層の家が集まる雲地区を抜け、更に長い階段を登って見えるのがドラゴンズリーチだ。
その威容は国王の城と言っても過言ではなく、首長の偉大さが分かるというものだ。
「首長の命令により止まれ!現在ドラゴンズリーチへの立入は禁じられている!目的を述べろ!」
おっと何と都合が良い。まさに棚からメリディアの灯だ。
「昨日初めて街に来た冒険者なんですが、ドラゴンに襲われたと聞きまして。何か力になれないかと話を聞きにきたのです」
「おお…こんな暗黒の時代にお前の様な優しいやつがいるなんてな…入ってもらった方がいいだろう。今は1人でも多くの仲間が必要だ。話は首長に聞いてくれ」
ヤッター…首長様にアエルゾー…
「それで…?お前は一体なんの用だ?俺は街を守る仕事で忙しいんだが」
厳しい声で問いかけてくるのは、金髪青眼袖無しの寒冷地仕様首長ことバルグールフ首長だ。スカイリムでは珍しいマトモっぽい首長だった気がする。
「首長、ドラゴンが街を襲っていると聞き、旅人の身ではありますが私も力になれればと思い参りました」
「それは有り難い。実はドラゴンに衛兵達の殆どが殺されてしまってな。助けは大歓迎なんだ。現在、救援要請を各要塞に送ったが来るかどうか…」
「首長、ドラゴンは見当たらない様ですが、どのように追い払ったのですか?それに不思議なのですが何故、城壁だけしか燃えていないのでしょうか?」
「ああ、喜ばしいことに奴は武器を持った者にしか攻撃しなかった。そのお陰で俺の衛兵達と従者は死んだが市民は守られたんだ」
「そして…どうやって追い払ったかと言えば奴の鱗は矢も魔法も剣も弾き返すが。鋼鉄の両手斧位重い武器だと通じると解かってな」
「それから…もう少しというところまで追い詰めたんだが。奴め不利とみるや飛んで逃げてしまってな」
「居場所も解っているが、攻撃しようにも今の俺達には戦力が足りず、こうして門を閉じて篭ってるというわけだ」
「援軍が来た時が奴の最後だ。奴は臆病者の腰抜だ、次は必ず勝つ」
「それで、その勝利を確実にする為、お前に頼みたい事がある」知ってた
首長の頼みとは、もはや行く事はないだろうと思っていた場所。ブリークフォール墓地からドラゴンストーンを持ち帰ってほしいというものだった,。運命には抗えないというのだろうかファッキュー
首長命令の為。ノルド達さえも恐れる古のノルド達の墓と山賊巣食う道を通らなければならない。
全くなんでこの世界の馬は急斜面の山肌を登れないのかファッキュー!まるで休日出勤を命じられた気分だし、それも意味のない石製ホームベースの為というのも最悪だ!だが致し方ないィィヤダ…
まあ?俺も?第2話とは格段に?最高に?レベルアップしてる為?楽々とクリア出来る?でしょう?
それでも万が一億が一にも?可能性があるなら備えを用意するのがプロの冒険者でしょう?まぁ任せてくれ俺は詳しいんだ。異世界転生の予習はしてきている。ああ今回も秘策を用意している。我が灰色の頭脳が導きだした答えとは!
そう!
我が秘策とは傭兵ジェナッサ先生である!
まぁスイートロールでも飲んで落ち着いてくれ。
うん、「また」なんだ。済まない。
真のノルドは退かないって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。
でも、この天丼を見たとき、君は、きっと言葉では言い表せない「メリディアの灯」みたいなものを感じてくれたと思う。
殺伐とした世の中でそういう気持ちは閉まっちゃっていて欲しい
じゃあ、冒険に行こうか
ワオ!見てくださいよ!お気に入りをいれた方が9人もいらっしゃいますよ!ありがとうございます!ありがとうございます!ショール様!マーラ様!ディベラ様!キナレス様!アカトシュ様!とにかく読んでくれた皆様有難うぅ!