指揮官は困惑していた。赤城と大鳳の執拗な追跡を躱し、ようやく自室でくつろげるかと思っていたらカッシンがベッドで寝ていたのだ。その周囲には秘蔵のエロ本。ロリからお姉さんまで幅広く行ける指揮官はロリものとハードコアものを定期購読していたのだった。
無理もない。ヤりたい盛りの18歳。目のやり場に困る艦娘に囲まれ、しかし特定の娘と恋仲になるという事は鎮守府の運営に支障が出ると言う建前で実のところタダのヘタレであった。赤城や大鳳で卒業できていないのも、「なんか食べられそうで怖い」と言う理由だったりする。
「ん……」
指揮官が自室の扉の前で固まっていたところ、カッシンが目を覚ました。
「指揮官、おはよう」
「ああ、おはよう……」
目をこすりつつ起き上がるカッシン。タンクトップ型ワンピースの肩紐がずれ、非情に艶めかしい姿だった。
指揮官は焦った。このままでは自身の社会的地位、延いては指揮権そのものにダメージを受ける、と。だが指揮官はヘタレの童貞である。手籠めにする度胸も別の事柄で誤魔化す事も出来ずにいた。普段はその嘘のつけない人柄で年上(に見える)艦船から可愛がられていたのだった。たまに駆逐艦からも弟のように扱われるのは心外であったが。
そんな葛藤を他所は知らず、カッシンはベッドの上に散らばったエロ本を脇のテーブルに積み始めた。
「指揮官」
「は、はい!?」
いつもの平静なカッシンの声とは裏腹に情けなく上ずる指揮官。
「指揮官ってこんなのに興味あったんだね」
「わわわわわ悪いかっ!?」
カッシンの意図が分からない。そんな指揮官はとにかく焦っていた。
「でも、うん。おかげで分かったから良いかな」
カッシンはワンピースの肩紐をずらし、重力に任せた。それは僅かな抵抗と共にパサリと落ちた。
「まままままて、落ち着け!」
普段はベルファストやロドニーに牽制してもらい童貞を守ってきた指揮官。本音を言えばヤりたいけど、どうせなら主導権を握りたいと言う童貞なりのプライドであった。
「待たない」
カッシンはそのまま指揮官に歩み寄り、その小さな身体を押し付けた。固まる指揮官。
指揮官はパクパクと口を動かすも、声が出ない。そうしてるうちにカッシンは手探りで指揮官の後ろにある扉の鍵を閉めた。
「もうずっと待ってた」
幼い肢体からミルクのような、それでいて女性特有の甘い匂いが指揮官を襲う。いつもアンニュイな彼女からは想像もつかない積極性に焦燥感とは裏腹に下半身は臨戦態勢を整えていた。
すりすりと指揮官の腹筋の硬さを堪能していたカッシンは密着しているが故にその怒張に気づく。にやり、と女を感じさせる妖艶な笑みを浮かべたカッシンはスラックスのファスナーに触れた。
「待っ!」
「待たない」
カッシンの柔らかな手によって解放されたペニスがベルトの金具を叩く。指揮官は幼い少女を跪いて情事の準備をしていると思うと、倒錯感と期待でめまいがした。
「すごい……」
怖がるでもなく、むしろ興味津々な様子でカッシンは指揮官のペニスを見つめた。吐息が刺激を与え、指揮官がうめく。
「確か、こう……」
カッシンはペニスを自身の小さな両手で扱きだした。
「いっ!」
わずかな痛みが指揮官を襲う。
「あっごめんね指揮官」
軽く怯むも、何か思いついたように再び両手でペニスを包むカッシン。やめてくれ、やめないでくれ。指揮官は二律背反に動けずにいた。
「そうだった。最初は濡らさないといけないんだった」
そう漏らしたカッシンは口を閉じもぐもぐと口を動かした後、たまった唾液を指揮官のペニスに垂らした。
「うっ!」
今度は快感によって呻く指揮官。気を良くしたカッシンは鬼頭に唇を近づけてゆき、そこにキスをした。
「教本にはこう書かれてたけど、どぉ? 指揮官?」
「す、すごい……」
返事を聞くなり今度は鬼頭を銜え込んだ。ねちゃっとした温かさと気持ちよさがペニスを包む。
じゅぶじゅぶと言う水音と二人分の吐息。いつの間にカッシンの右手は睾丸をころころと転がし、その口は竿を舐めたり吸ったりしていた。
「あ、あ、で、出る!」
射精感を我慢できず、カッシンの肩とカーペットを精液で汚す指揮官。
「よかった。上手く出来た」
それを見てカッシンは口回りを唾液とカウパーでべたべたにしながら満足そうにほほ笑んだ。
「はぁ、はぁ」
射精して幾分か冷静になった指揮官だったが、十代の性欲は留まることを知らない。むしろ燃え上がった。
「カッシン……」
「なぁに指揮官?」
不思議そうに見上げるカッシンにその場で覆いかぶさる指揮官。
「ちょっと、指揮官。ベッドいこ?」
「ダメだ。ここでする」
聞かん坊と化してしまった指揮官に対し、しょうがないな。と言った苦笑を浮かべカッシンは押し倒された。
「むぅ、ん……」
口を吸われ、切なげな鼻声を上げるカッシン。対する指揮官は余裕の無い様子でカッシンの割れ目にペニスをこすりつけつつもその口を貪る。
「んっ、んっ、んっ」
頭を両手で押さえつけられ、包み込まれるように小さな肢体を抱え込まれているカッシンはそれでも幸せそうだった。
一方の指揮官はもどかし気に腰を振り、クチュクチュとお互いの腰から水音を立てているも上手く挿入出来ずにいた。やがて焦りよりも快楽が募り、カッシンの下腹部からへそにかけて白濁した精液で汚した。
「んふーっ! んふーっ!」
それでも口を離さない。もはや意地であった。
対するカッシン射精してなお腰を振り続ける指揮官のペニスを優しく掴み、自身の割れ目へと導く。ペニスによりクリトリスを扱かれ、何よりカッシン自身を激しく求められていると言う事実に嬉しさ、他の艦船に対する若干の優越感により漏らしたかのように湿っていた。
「んっ……!」
カッシンの割れ目から赤い筋が垂れる。破瓜の血と愛液でぬめった膣内をその身体で受け入れるには大きなペニスが蹂躙する。
「んっ! んっ! んぁっ!」
ついに指揮官は貪っていたカッシンの口内を開放し、細い腰を掴みめちゃくちゃに責め立てる。指揮官自身も連続した射精に痛みを覚えていたが、この鎮守府の長と言う自負、童貞と言う余裕の無さ、そして何より、幼い女の身体を貪る快楽に支配されていた。
「あっ! あうっ! あ゛んっ!」
カッシンもまたそれを好しとした。内臓を蹂躙される痛みも一度半身を引き裂かれ、別のモノで補充した痛みに比べれば何という事は無かった。水雷戦隊としてもそのスキルから切り込み隊長として第一、第二部隊を妹のダウンズと共によく先陣を任せれていたのだ。痛みによる耐性は高かった。
室内に響く腰を打ち付ける破裂音と両者の秘部から発する水音。雄と雌の臭いが充満し、指揮官とカッシンはそれ以外知らないと言うが如くお互いを貪る。
「ふー! ふー!」
「あ゛っ! あ゛っ! あ゛っ!」
だが指揮官もカッシンもセックスは初めてだった。気迫より体力が着いていかず、味わったことのない快楽により薄いピンクの水たまりが出来ていた。お互い絶頂を迎えつつも動き続けているのだ。
カッシンは普段の涼やかな声とは想像もつかない低く、濁った嬌声を上げる。対する指揮官も血走った目と全身から快楽とも痛みともつかない脂汗でびっしょりだった。
「あ゛っ! あ゛っ! 指揮官! しきかん゛!」
「ふっ! ふっ! カッシン!」
「好き! 好き! 指揮官!」
「カッシン! 俺もだ!」
カッシンの割れ目は指揮官のペニスが抜かれる度に捲り上がり、腫れあがって無残な様子だった。
「あ゛っ! 指揮官っ! もっと!」
それでもカッシンは幸せそうにもっともっととせがみ、それに応えるように指揮官はペニスで串刺しにした。子宮口をこすられ、膣内のさらに奥をえぐられ子宮が降りる。
指揮官はそれにより鬼頭が子宮内に入ったと錯覚し、ぐりぐりとペニスでえぐるように押し込んだ。
「それっ! それきもちいっ! 指揮官っ!」
涎と涙、鼻水を垂らしながらも嬉しそうに鳴くカッシン。だが、両者共に限界だった。
「カッシン! 好きだ! お、おぉ!」
「指揮官! 指揮官! あ゛ぅっ、あ゛、あ゛、あ゛~っ!」
お互いにひときわ長く絶頂し、指揮官はカッシンの上に覆いかぶさるように気絶した。
「お゛ぁぁぁ……」
杭のようなペニスを受け入れ続けたカッシンも気絶しつつも未だに硬いそれが深く膣内に突き刺さり、それによりもう一度だけ絶頂し、失神した。まるで暴行後のような激しさだったが、それでも両者の顔は幸せそうだった。
「すまんっ!」
「指揮官のけだもの」
翌日、それとなくお互いが目を覚ますも普通の少女の身体ではおおよそ耐えられるものではない獣欲を叩きつけた指揮官は平謝りだった。
「誘ったカッシンも悪いけど……指揮官やりすぎ」
「本当にすまんっ……!」
こういう時男は不利であった。出来る事は許されるまで平謝りしかない。
「これは償いが必要だと思うんだけど」
「分かった! なんでも言ってくれ!」
頭を床に付けたまま叫ぶ指揮官。未だ外が暗いがいつ他の艦船が来てもおかしくなかった。
「じゃあ、こっち来て」
「ああ、分かった」
ベッドに座ったカッシンは指揮官に命じ—――。
「明日のお昼まで一緒に寝よ」
あどけない笑顔で、いつものようにそう言った。