※この作品はR-18です。

ISって足がないほうが高機動なんじゃね?   作:くにおか

33 / 41
第33話 決戦始まる。クーデター軍対IS学園

 作戦決行の10分前、専用機持ち全員は浜辺でその時を準備して待っていた。

「じゃあ、皆さん。確認された艦隊の武装データ送りますね」

山田先生がギリギリまで集めたデータを全員に送信する。

「たかちゃん、こっちは任せてね。もし秘密裏に上陸しようものなら全部止めるから」

「頼むよ。束」

「私とちーちゃんがいるからモーマンタイ!!しかもこっちにはクーちゃんもいるし」

「あの子、まだ子供じゃないですか。あまり戦いには出したくないんだけどね」

「やっぱり、君はそういうんだね。大丈夫、もし出すとしても最終手段にしとくよ」

「ありがとう。束。あとこれ受け取っておいてくれ。お守りさ」

そう微笑み束にあるものを渡す。

「そ、そんなこと言ったってなにも出ないんだからね!!」

「あいよ、肝に銘じて置く」

「ちゃんと、帰ってきてね。たかちゃんには色々聞きたいことがあるから」

「了解、なにがなんでも帰ってきてやるさ」

「・・・。もう、我慢できないや・・・。」

「え?なnッ・・・!!!」

束は宗隆に突然キスをした。

「約束、しっかり守ってね。私待ってるから」

「あ、えっと・・・。うん・・・///」

束はそれだけ言うとどこかへ行ってしまった。

「難儀なものだな、ニュータイプというのも」

ラウラが声をかけてきた方向を向くと4人が来ていた。

「まったく、宗隆さんは一夏さんと同類ですの?」

「ニュータイプってハーレムの代名詞?」

「もう!これ以上増やしたら僕たちの楽しみが減っちゃうじゃん!!」

「は、ハハハ・・・ごめん、でもこれ不可抗力・・・」

「それでも、許しませんわよ?ですから!」

「私たちにも同じことをするべきじゃない?」

「宗隆、さ!早く!!」

「嫁よ、いつでもいいぞ」

「・・・。じゃあ、やるぞ」

4人に順番にキスをしていく宗隆、もちろん口と口で。

「ありがとうございます」

「これで、私たちは」

「100%の実力で」

「作戦に臨める」

「それはよかった、あっと忘れるところだったけど・・・。これ持ってて、お守りみたいなやつ」

そう言って4人に渡したのはサイコフレームのTのやつ。

「これは・・・?」

「俺の拡張領域の中に入ってたやつ。お守りとして持っておいて」

「わかったよ」

「ていうか、これとっても重要なものなんじゃない?」

「それも考えたんだけど、5つあったから。束さんにはもう1つ渡してある」

「そうか、ならあとで博士に聞くか」

4人とも受け取る。すると作戦開始が近いアナウンスが鳴る。

『各員、専用機を展開して待機を願います』

「おっと、時間だ。」

「わかりました」

「必ず全員で戻ろうね」

「終わったら真っ先に僕たちが迎えに行くから」

「それまで待ってろよ。嫁よ」

「おう!」

開始時間となり専用機は順次発進、編隊となって敵艦隊へ向かった。

 

 

 

 

敵艦隊まで残り15㎞地点。

「敵艦隊まであと15km地点ですわ。そろそろミサイル攻撃の射程圏内です」

「発射準備完了!ミノフスキー粒子散布用ミサイル発射!!」

宗隆はロケットランチャー2つから計8発のミサイルを発射、全部艦隊上空で起爆するようになっている。

「恐らく、向こうは落とさないだろうな。」

「そうだな、狙いは艦隊上空だからな。打ち落としはしないだろう」

そして最初の予想は大当たり、ミサイルは目論見通り敵艦隊上空で起爆、ミノフスキー粒子が散布されハイパーセンサーが散布を感知した。

「よし!散布完了!!全機敵艦隊に突入、武双の排除に入れ!!」

宗隆の指示で8人は予定した艦隊へ突入し武装のみを破壊する。その中で宗隆はファンネルをフル稼働させ敵艦隊真ん中で奮闘する。

「武装多すぎだろ!!特に対空砲!!!」

対空砲は撃って潰し、ミサイル等のレーダー兵器はレーダー設備を破壊し対処、主砲等は砲塔自体を切断して対処し次々と戦闘不能艦が出てくる。空母は、不測の事態に戦闘機はおろかISも発進できなかった。強襲揚陸艦などは機関系統を破壊され行動不能。そしてレーダーが使えない、自動照準も使えないで敵艦隊は混乱を極めた。

 それから10分後、敵艦隊は送られてきた降伏勧告を受け入れすべての活動を停止、混乱から立ち直り迎えに来た正規軍に引き渡した。

 

 

 

「全部うまくいったけど・・・なんだ?この違和感」

「どうしましたの?」

「この違和感・・・ッ!!急いで戻ろう!!」

「ちょ!宗隆!!どうしたって速っ!!」

宗隆は急ぎ学園へ戻る。スラスターを全力で吹かして戻る。皆を残して戻る。ミノフスキー粒子下では通信も近距離通信しかできないのだ。

「・・・・!!やっぱり!」

宗隆が見た学園は所々黒煙が上がっていた。しかもそのすべてがシールドバリアを発生させている装置があるところだ。

「敵は・・・!あいつらか!!!!」

宗隆が捕えたのは亡国機業の3人、サイレント・ゼフィルス、アラクネの改造機、そして不明機の3機。

現在教師陣が対処しているがジリ貧で、危ない状況だ。

「ファンネル!!」

「やはり来たわね、神崎君。スコール、Mこれは私が相手するからそっちは任せたわ」

「「了解」」

スコールは宗隆の前に立ちふさがり対峙する。

「っく!あの艦隊は囮か!!」

「そうにきまってるじゃない。もう少しで篠ノ之束を始末できると思ったのに」

「そんなことさせてたまるか!!」

「なら、守って見せなさい。ファンネル!!」

そう言ってスコールはファンネルを展開、さらには同時戦闘も仕掛けてくる。

「まさか!お前も!!ファンネル!!」

「あなたとは違う方法でこうなったけどね!!」

ファンネル同士の撃ち合いと本体同士の撃ち合いが同時に展開する。

「っ!!糞ったッれ!!」

「ふふふ、この数は無理でしょう?」

スコールはさらに6機のビットを展開ファンネルと同時展開している。宗隆のファンネルはスコールのファンネルと戦闘中、戻せる数はない。そのため自衛するしかなくなりスコールに戦闘の有利を与えてしまう。

「そして、これはどうかしら?」

さらに後ろからアームを出して攻撃力を高めてくる。

「サイコ・ザク!!」

その姿はサイコ・ザクを連想させた。

「どう?このサイコデバイス。すごいでしょう?私はね四肢が全部義手義足なの、それを制御するシステムの発展形、それがサイコデバイス。これを付けたらね、私の脳波が格段に上がったのよ。だからあなたと同じになれたのよ!!」

「やっば!ぐあっ!!」

爆風に呑まれる宗隆、そこへ高速でスコールは接近し、腕をつかみ宗隆を捕まえる。

「捕まえた・・・。これで!!」

至近距離でスコールはパイルバンカーを打ち込む。

「ふふふ、降参すればやめてあげるわよ?」

「そんなことしねぇよ!!」

「ならもっと苦しめてあげる!!」

「がああああああああああ!!」

高圧電流を流し、パイルバンカーで機体を傷つけ、ワイヤーで拘束。

「っく・・・あ・・・。」

「これでも降参しないの?」

「して、たまるかってんだ・・・・!!」

「そう、ならこれでお終いね。さようなら」

スコールは仕舞ってあったすべての格闘武器を宗隆に突き刺した。装甲が幾らか弾いたものの数本のサーベルが装甲を突き破り宗隆に突き刺さる。そして宗隆から力が抜けるのを確認すると、拘束を解き海に捨てるのであった。そして、落ちる途中宗隆が見たものは急いで追いついてきたみんなであった。

「・・・。ごめんね・・・?」

薄れゆく意識の中そうつぶやく宗隆、海中に堕ちるまでは異様にゆっくりと感じ、みんなの顔ははっきり見えたような気がした。

「約束、守れなくてごめんね・・・・」

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。