「リーダー……じゃなくて、有里君」
「?」
昼休み。
僕はリーダーに今日はアレがあるのか聞いてみた。
静かに横に首を振るリーダー。
「そっか。ありがとう」
「……」
ふいと視線を外すリーダー。
彼はいつもこんな感じなのだと最近分かってきた。
それはともかく、これで心置きなく影時間を楽しめる。
第7話 繁華街
今は夜中の11時59分。
そろそろ影時間が始まる頃だ。
僕は時計の秒針をじっと見つめ、今か今かとその時を待つ。
カチ、カチ、カチ――。
音が、止んだ。
「よし、行こっか」
僕は家を出て繁華街をうろつく。
どこもかしこも棺だらけで進むだけで大変だ。
「あ……男か」
棺を開けると、ピアスをした金髪の男が入っていた。
僕はさっさと蓋を閉める。
「ん? もしかして……」
すぐ隣の棺を開ける。
そこには同じく金髪でピアスをした、たぶん隣の人の彼女らしき女性が入っていた。
シャツをずり上げると、ぶるんと大きなおっぱいが現れた。
僕は右手でおっぱいを揉みながら、ミニスカートもたくし上げる。
赤いティーバック。
陰毛は黒で、少し濃い目に生えている。
僕は持って来た髭剃りとハンドソープを使い、ツルツルにしてあげた。
「……」
女性を彼氏の棺に持たれかけて、片足を持つ。
そのまま、割れ目を弄って濡らす。
「……ん……あっ……」
クチュクチュ、グチュグチュ……。
熱い愛液が指に絡んできた。
僕はペニスを出して、彼女さんに挿入する。
「ううっ、き、気持ちいい……」
にゅるんと奥まで滑り込ませた彼女さんの膣はとてもあったかく、優しく僕を包み込んでくれる。
人の彼女を犯す。
なんか凄く興奮する。
「……あっ、あっ……あぁん、あぁっ……あっ……」
激しく腰を動かす。
おっぱいがぶるぶる揺れて、いつまでもこうしていた欲求に駆られる。
射精が近くなったので、僕はペニスを彼女さんから抜いた。
彼女さんもイキそうなのか、真っ赤な顔でハァハァと息を荒げている。
「彼氏と別れたら、今度エッチしたいです」
――シュゥゥゥ……。
僕は思ったままを彼女さんに「願った」。
月が少し欠ける。
具体的に今すぐ何かして、という訳ではないからか、欠け方は微々たるものだった。
彼女さんの服を元に戻して、棺に入れる。
僕は順番に棺を開けていった。
夜の繁華街というせいか、若い人が多い。
僕は女の人ならおっぱいを吸ったり揉んだり、あそこを見たり、気に入った女の人だったら手当たりしだいにエッチしていった。
「えっ」
中には塾帰りなのか、小学生くらいの女の子が母親らしき美人の女性と並んで棺から出てきたことがあった。
僕はまずお母さんのスカートをたくし上げてペニスを挿入する。
女の人の愛液まみれなので、挿入はスムーズだった。
「……あっ……んっ……あっあっ……」
パン、パン、パン、パン。
「……」
娘の女の子にぼうっと見られながら、そのお母さんとセックスする。
ぷるんぷるんと揺れる胸を揉み、バックで犯す。
「……あぁ、あっ……はぁん、あ、ぁあっ……」
「奥さん、最後にしたのはいつですか?」
「……あっ、あっ……半年前、です……あん、あっあっ……」
「う、でるっ」
ビュル、ビュルルル!
1児の人妻と。
そんなワードが思い浮かんだ途端、僕はお母さんの大きなお尻に股間を押し付けて、思いっきり射精した。
「はぁ、はぁ」
ぬるんと引き抜き、女の子の口に入れる。
小さな頬に亀頭をこすり付けながら、残りを射精する。
「はぁ、はぁ、それは精液って言うんだよ。飲んで」
女の子に「お願い」する。
「……こくん」
「よしよし。いいこ、いいこ」
「……」
口の端から精液がとろりと垂れた。
僕はまたペニスが固くなっていく。
「お嬢ちゃん、お名前は?」
「……舞子」
「そっか。舞子ちゃんか。舞子ちゃん、アイスキャンデーみたいにペロペロして?」
小さな手に竿を握らせて、頭を亀頭に引き寄せる。
ぷに、と柔らかい唇の感触がした。
舞子ちゃんは舌を出して、ちろちろと舐め始めた。
「……ぺろぺろ……ぺろぺろ……」
「そうそうその調子。そのままお口に咥えて……」
「……あむ……んぐ、むぐ……」
舞子ちゃんはただ口に咥えるだけだけれど、何も知らない少女にフェラチオさせているという異常性が、僕をとても興奮させる。
しゃぶらせたまま、舞子ちゃんのスカートを捲って、白いパンツを見ながら射精した。
ドビュ、ビュル、とさっきと同じくらいの量の精液が舞子ちゃんの口の中に放たれた。
舞子ちゃんは僕が射精し終わるまでじっとしていて、ちゅぽんとペニスを引き抜くと、
「……こくん」
と、何も言わなくても精液を飲んでくれた。
僕は舞子ちゃんのパンツを下ろして何も生えてないツルツルの割れ目を堪能した後、パンツをポケットにしまって次の棺へ移った。
――パチ、パチ、パチ。
「!?」
音は上、建物の上から聞こえてきた。
そこには白い男が立っていた。
「美しい。欲望のままに振舞うあなたはとても良い……ああ、自己紹介が必要ですね。私はタカヤ。あなたと同じペルソナ使いです」
「……」
今までしていたことを全部見られていた。
僕はすごく恥ずかしくなった。
フレイアが僕をかばうように前に現れる。
「ほお……ペルソナもまた美しい」
この人の目的はなんだろう。
何故僕に話しかけてきた?
僕のやってることは……やばい、かなり犯罪だ。
タカヤという男性は、正義の鉄槌を下しにきたのだろうか。
それにしては、なんかやたら褒めてくるのが引っかかる。
「あなたはこの影時間のことをどう思いますか? 素晴らしいとは思いませんか?」
否定できない。
この時間に気づかなければ、僕は母さんやあかりちゃんを始め、こんなにたくさんの女の人とエッチなことはできなかった。
「もし、影時間がなくなるとしたら、あなたはどうしますか?」
「え……?」
影時間が、なく、なる?
「嫌です」
僕は即答した。
タカヤさんはにやぁと笑う。
そして、僕の方に手を伸ばしてきた。
「それでは、私達と手を組みませんか。このままだと、あなたは望まぬ破滅を迎えることになります」
「望まぬ破滅?」
「タルタロス。あれを、あなたはただの塔か何かだと思っていませんか?」
「え、いや、さすがにそれはちょっと」
「ああ。言い方がまずかったですかね。あなたが行動を共にしている者達の真の目的は、影時間をなくすこと。そのために、彼らはタルタロスを探索しているのです」
初耳だ。
僕はフレイアを見る。
もう僕の中で彼女は友人以上の存在だ。
影時間がなくなれば彼女ともお別れなのだろうか。
でも――。
「僕はそっちにいくことはできません」
「……」
だってまだ美鶴さんや岳羽さんとエッチなことしてないから。
タカヤさんは目を細める。
雰囲気が少し怖くなり、僕は逃げ出したい気分に襲われた。
「では、影時間をなくすことに賛成するのですか?」
「それも嫌です」
「……すみませんが、もう少し説明をしてもらっても?」
「うっ……あの、笑わないで欲しいんですけど」
「ええ。もちろん笑いません」
「あのー、そのー、エッチしたい人達がいて、ですね……」
だめだ。
すごく恥ずかしい。
それ以上言えない僕。
「はっはっは。なるほど! 実にあなたらしい!」
タカヤさんは大笑いした。
ひどい。
僕はフレイを叩き込もうかと思った。
「ああ、すみません。そうですよね。私が愚かでした。ええ、ええ。あなたはそのままでいてください」
「は、はぁ……」
「ではこうしませんか。お互いに手は出さない。いかがでしょうか?」
「そっちに可愛い人がいて、うっかり手をだしちゃっても怒りませんか?」
怒らないでください。
――シュゥゥゥ……。
月が欠ける。
「ええ。合意の上ならば私がとやかく言うことではありません」
僕はタカヤさんにグッと親指を立てた。