※この作品はR-18です。

SLAVE TAIL   作:長之助

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筆者の18禁小説3作目、FAIRYTAILです。
正直、中途半端なエロの知識持ってたら『こここうなるよな…』って思うようなシーンが結構あった気もします。
まぁ、いつもの事なのですが…作者の妄想100%で出来てますので、キャラ崩壊もタグにつけてある通り、キャラ崩壊がある可能性が凄く高いです。
それでも読んでくれる方は、よろしくお願い致します。


プロローグ

「━━━この世界は終わったんだ。」

 

……運命というものは、簡単に変えることが出来ないものである。余程大きなことを起こさなければ、運命というものは簡単には変えられないのだ。例えば、そこにいるはずの人物がいない…全てを起こすのに必要なものが揃っていない……そういったな大きな変化を起こすことが、運命を変えるのだ。

 

「新たな世界が、まもなく始まる。」

 

未来というものは、簡単に変えることが出来るものである。例えば、過去にあるはずのない足跡が存在している…もしくは右足から歩き始める筈だったのに、左足から歩き始める……そういった小さなことで未来は変わってしまうのだ。

 

「妖精の尻尾(フェアリーテイル)の扉…ここを新世界の入口にしよう。」

 

このふたつは、一見矛盾しているようにも思える。運命というものは、言い方を変えれば未来なのだ。未来人からしてみれば、過去で起こることは必然であり運命…その過去に介入しない限り、未来が変わることは決してないし、運命もまた変えられない……そう、思われることが多い。

だが、実際は運命と未来というものは全く別の代物なのだ。

 

「時の狭間と、ギルドの扉を接続。」

 

例えば、ある人物が腕を怪我してしまい、動かなくなったとしよう。その原因となる未来をその人物が知ってしまったとしよう。そうなると、彼はどうするか?当然、腕を怪我する未来を変えようとするだろう。そして、その未来は無事に変えることが出来た……だが、それは『=彼の腕が動かなくなる未来が無くなった』という訳では無いのだ。

 

「この扉をくぐった時、この世界は崩れさり……僕の、新たな世界が始まる。」

 

彼は、いずれどこかで腕が動かなくなってしまうだろう。だが、それは怪我が原因では無い。何か、別の要因があって動かなくなってしまうのだ。

怪我をして、動かなくなる未来こそ回避はした……だが、動かなくなる運命は変えられないのだ。

 

「旅立つ者、帰ってくる者、多くの人々が通ったこの扉が…妖精の尻尾の出入口がこの世界の始まりと終わりだなんてね。」

 

そして、今ここに自分の未来を変えようとする者がいた。彼は自分を救いたかった、未来を変えたかった。

だが、運命は変えられないということを知らなかった。いや、彼自身の運命は確かに変わるだろう。そして、未来も変わるだろう。

 

「……皮肉(アイロニー)に満ちているよ。」

 

だが、その行動によって変わるのは彼だけではない。それ以上に、色々な人々の運命を変えるのだ。

だが、それでも彼は世界を救おうとして動く。自身を救おうとして動く。愛する者すらも犠牲にして、動くのだ。

 

「僕は、僕の記憶を引き継いだまま……僕をもう一度やり直す。」

 

彼は、彼の行動によって引き起こされることに興味はない。世界を救えば、かの敵さえ倒してしまえば……どうにかなると信じているのだ。事実、確かにそうなのだ。世界を救ってしまえば、どう足掻いても事態が悪化しようがないと、それが彼の認識でありまた事実である。

 

「もう二度と間違いはしない。」

 

破壊の竜が全てを破壊する、その竜を倒すのは現代では不可能なのだ。ならば、過去に戻って倒すしかない。

彼は、自信の培ってきた過去を全て清算することによってその竜を倒そうとする。

 

「この世界を救うんだ。」

 

それが、彼の使命。願いであり、やらなければならない事なのだ。

 

「ありがとう、この世界━━━」

 

そして彼は、未来や運命全てを変える扉に足を運ぶ。彼を邪魔するものはいない。

邪魔するものは、本来ならばいたのだろうが……今(・)は(・)そ(・)の(・)よ(・)う(・)な(・)人(・)物(・)は(・)誰(・)も(・)い(・)な(・)い(・)の(・)だ(・)。

そして彼は、そのままその扉へと飲み込まれていくのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

運命は、未来は結果として変わった。それを認識する者は誰一人としていなかったが、それはちゃんと書き変わったのだ。

400年生きたとされる黒魔導士、そして竜王はこの世界から消えた。そしてそれらが起こしたことも全(・)て(・)改(・)変(・)さ(・)れ(・)た(・)。

だが、彼はある事を見落としていたのだ。それは、あ(・)ま(・)り(・)の(・)大(・)改(・)編(・)に(・)よ(・)り(・)、(・)世(・)界(・)の(・)前(・)提(・)が(・)書(・)き(・)変(・)わ(・)っ(・)て(・)い(・)た(・)だ(・)け(・)だ(・)っ(・)た(・)、(・)と(・)い(・)う(・)こ(・)と(・)で(・)あ(・)る(・)。

どういう事だと、疑問を呈するものもいるかもしれない。故に、簡単に表すとしよう。

 

こ(・)の(・)物(・)語(・)に(・)、(・)主(・)人(・)公(・)は(・)い(・)な(・)い(・)。

 

こ(・)の(・)物(・)語(・)に(・)、(・)救(・)い(・)は(・)な(・)い(・)。

 

こ(・)の(・)物(・)語(・)に(・)、(・)倒(・)す(・)べ(・)き(・)敵(・)な(・)ど(・)い(・)な(・)い(・)。

 

どこかの西の大陸が、どこかの東の大陸と戦争を行う。それは変わることがなかったのだ。そして、どこかの富豪の娘が有名なギルドに入ることも変わらない。竜の力を持つ少女が、この世界にいることも変わらない。緋色の女性が、女王と呼ばれることも変わらない。

だが、桜色の髪を持つ少年はこの世界にいない。悪魔を滅することが出来る氷の力を持った少年もいない。緋色の女性を救おうとする、青色の髪を持った青年も、この世界にはいない。

そして、確かに悪化こそしなかったがそこに救いはなかった。この話は、起こりうる最悪の可能性の1つを見せる話である。

そう、戦争という倫理観の崩壊する場で起こった悲劇の可能性を見せるのだ。それは運命が変えられた少女達の哀れな末路であり、その結果にある希望のない未来の話なのである。




思いついた欲望をそのまま書き込んでいきます。
全年齢のことに関しては、活動報告の方に記載させて頂きますので全年齢版の方が気になる人は、そちらを読んでください。
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