※この作品はR-18です。

SLAVE TAIL   作:長之助

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白城しろ

 王宮の一室、本来ならば王族であるフィオーレ王とその娘であるヒスイが鎮座している場所である。そして、今現在フィオーレ王はおらず、その中にはヒスイ理性を失い獣と化した城の男達が、ヒスイを陵辱していた。

 アイリーン・ベルセリオンの魔法により理性を外されて、ただ交尾をするだけの獣にされてしまった城の男達。アイリーンが世界再構築魔法であるユニバースワンを使った事で、飛ばされた城の先で王宮にいる男全員の理性を外されてしまったのだ。

 そして、今ここに新たに捕えられた女性2人が男達に陵辱されるために連れてこられていた。

 

「う、うぅ…」

 

「ここ、は…」

 

 男達と、城に侵入していたアルバレス帝国の兵達により、餓狼騎士団の女性達であるカミカとコスモスは気絶させられてしまっていた。

 

「姫、様…!」

 

「そんな……」

 

「おぶ、んぶっ……」

 

 彼女達が連れてこられた部屋、投げ捨てられた後に彼女達の視線にあったのは男達に道具のように犯されているヒスイの姿があった。

 両手足を持たれて持ち上げられ、空中で仰向けにされながら口と膣を犯されているのだ。その痛ましい姿に、2人は悔しさと申し訳なさでいっぱいになっていた。

 

「オ、ァ…」

 

「……私達も、同じような目に遭わせようって言うわけ…」

 

「敗北者の末路……」

 

 カミカとコスモスは既に諦めていた。こんなボロボロの状態では、勝つことも難しいだろうと考えてしまったのだ。

 そして、ヒスイを見ても抵抗の気持ちは湧かなくなっていた。寧ろ、今の悲惨なヒスイの姿を見た事で心が折れてしまったのだ。

 そんな2人には関係なく、男達はカミカとコスモスに群がっていく。

 

「くっ…!」

 

「やめっ…!」

 

 服を剥がれていく2人。どんな目にあうかは理解していたが、いざされるとなると少しの恐怖と嫌悪感があった。だが、抵抗はできない。しようとしても男達にすら勝てないような状態だからだ。

 

「お、ァ…!」

 

「い゙っ…!?」

 

「痛っ…!?」

 

 そして、濡れていない膣に男達は陰茎をむりやり押し込んでいった。ヒスイのように、痛みを快楽に変えられるようにアイリーンにエンチャントされていないので、当然彼女達には犯される痛みがあった。

 

「い、がっ…!」

 

「や゙っ…!」

 

 痛みと悔しさで涙を流すコスモス、痛みはあるがそれをなんとか堪えようとするカミカ。関係無しに犯してくる男によって、二人の心は更に折れていった。

 

「う、うぅ…」

 

「あ、ぐっ…!」

 

 気持ちよさはなく、そこにあるのは痛みだけ。ほとんど意識を失っているようなものだが、気持ちよさそうにしている様にも見えるヒスイが、少しだけ羨ましく感じていた。

 

「いだ、いぃ…!」

 

「コス、モス……!」

 

 どちらも生半可な事ではやられないような魔導士だ。ハッキリ言えば、彼女たちは多少はただの兵士達を見下していたような節もあった。

『魔法が使えるから』『ただの兵士より役に立てる』と思っている事が偶にはあった。

 

「んぶっ!?」

 

「あぎぅ!?」

 

 だが、それを知られてしまったかのように、男達はそれぞれカミカにはアナルによる二穴挿入、コスモスは口に入れて同時に犯し始めていた。まるで、報復だと言わんばかりに。

 無論、見下していたからといって強く当たったり酷い目に合わせたりなどは絶対にしなかった。所謂、無意識や善意による見下し…というものだろう。

 

「んぶ、おぶっ……!」

 

「お尻、はぁ……!」

 

 犯されて犯されて犯されて……無理やり入れられる痛みは、想像を絶するものだった。外傷が出来るより、骨が折れたり筋肉が傷められたり…それよりも痛いとカミカは感じていた。

 だが、その痛みと今の異常な状況が彼女の心をゆっくりと壊していく。体も心も……ゆっくりと。

 

「おぶ、んぶっ……うぅ…!」

 

 そしてコスモスは、口を犯されていることで呼吸が乱されて酸素が頭に届かなくなってきていた。所謂、呼吸が困難状態である。

 そして、酸素の薄くなった頭は次第にその動きを鈍くさせていく。痛覚を感じていたが、それも曖昧になっていく。曖昧になってきたその上で、舌の上で動く陰茎の味が、何故か鮮明に頭にこびりついていた。

 

「オ、オ、オ、オ…!」

 

 段々と動きが早くなってくる男達。何となくそれが射精する合図なのだと、コスモスは意識の薄くなった頭で他人事のように考えていた。

 そして、それはカミカも同じであった。あまりの痛みで、それ以外のことは考えられていなかったが、どうにも犯されることでまるでその光景を第三者の視点で考えているような気分になっているのだ。

 

「おっ…んおっ……」

 

「う…う……う……」

 

 小さく呻き声をあげるだけになってき始めたカミカとコスモス。ヒスイを竦めた3人の彼女たちの声よりも、最早男達の声の方が大きく聞こえるほどには声が小さくなってしまっていた。

 そして、犯しに犯されて……遂にその時がきた。つまりは、射精の時間である。

 

「んおっ…!」

 

「んぶぅ…!」

 

 カミカはアナルと膣に、コスモスは膣と口の中に精液を吐き出される。下二穴に射精されたカミカはともかく、口の中に出されてしまったコスモスは、精液を反射的に吐き出そうとする。

 だが、それは許さないと言わんばかりに男達の射精は長くそして量が多かった。

 

「んぷっ!?」

 

「お、おぉ…!」

 

 子宮に叩きつけられる精液、その快楽は未知のそれでありカミカは腸の奥に叩きつけられる感覚とともに味わい、コスモスは無理やり喉の奥にまで送られて飲むしかなかった。

 

「んぐ、んぐっ……」

 

 苦く、そして喉に張り付くような感覚。しかしそれでも体は飲み込んでしまっていた。咳込める程度の勢いならまだ吐き出せただろう。しかし、男達のそれは奥の奥…胃の中にまで届くようなものだった。故に、喉は反射的に飲み込むことを行う。カミカの意志とは関係なく。

 

「うぁ……」

 

「はぁ、はぁ……」

 

 一時解放されるカミカとコスモス。それぞれ入れられていた陰茎が抜かれて地面に横たわっていた。中から垂れてくる精液が、陵辱の証拠をこれでもかと言わんばかりに主張してきていた。

 

「う……」

 

「っ……」

 

 だが、それで終わるほど簡単なことではない。男達の性欲は計り知れない。捕まり、陵辱されてしまって抵抗の意思は既に2人には宿っていない。その2つの事実から考えられるのは、たった一つである。

『男達の性欲が尽きるまで陵辱は終わることは無い』ということである。

 

「う、うぅ……」

 

「や、やぁ……」

 

 恐怖の意志を見せる2人。だが、それは男達にとっては何ら関係ないことである。寧ろ、やりやすくて助かるだろう。

 彼女達の心は、今以上に壊され、砕かれ、折れることだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 アイリーンが起こしたユニバースワン。それはある者にとっては絶望を起こして、ある者には希望を見出すものだった。範囲内にいる人物の位置はある程度操作できるのだが、それはとても大雑把なものであった。

 自分もその範囲に含まれてしまうため、使い勝手がいいかと言われれば使っている本人ですら首を傾げるレベルである。それでも、強力な魔法なので使える時には使うのが当たり前なのだが。

 

「ここ、は…?」

 

「どこかの、山…」

 

「誰も……居ないのね…」

 

「うぅ……」

 

「もう…やぁ……」

 

 女性5人が、岩肌が目立つ山に倒れていた。しかし、その格好は明らかに戦闘を介してできたような傷やほつれなどではなかった。

 まず、服が破かれまたは剥ぎ取られたりしていたせいか全員がもれなく全裸の格好になっていた。そして、代わりにもならないが体中と膣、アナルからは精液が垂れているか乾いているか…そのどちらかだった。

 

「…もう、あんな目に会いたくないわね」

 

「…あんな、非道なこと…」

 

「ミラ姉…」

 

「う、うぅ……」

 

「こんなのって、あんまりだよ……」

 

 そこにいるのは魔人と言われる女性魔導士のミラジェーン・ストラウス、その妹のリサーナ・ストラウス、前者2人どころかこの中でも目立つほどの胸の薄さのレビィ・マクガーデン。この3人は妖精の尻尾(フェアリーテイル)の魔導士である。

 そして、残り2人がギルド剣咬の虎(セイバートゥース)の1人であるユキノ・アグリア、ギルド青い天馬(ブルーペガサス)のジェニー・リアライトだった。

 

「…何人かははぐれたのかな」

 

「ミネルバとはぐれちゃったようね…」

 

 ここに来るまで一緒にいたはずの、ミネルバが彼女達の元から姿を消していた。その事実から考えて、自分たちはどこかに飛ばされたと考える方が妥当なのだろう。ミネルバは飛ばされているかどうかは不明である。

 

「…でも、ここどこだろ」

 

 辺りを見回すレビィ。自分たち以外には誰もいないのは、不幸中の幸いというところだが、しかし色々な本を読み知識を蓄えた彼女であっても今自分がどこにいるのか全く分からなかったのだ。

 

「私も見たことがありません…」

 

「フィオーレ以外の場所……ってこと?」

 

「…そうでも無いわよ、皆あれを見て」

 

 ミラジェーンが何かに気づいたかのように、とある方向に向けて指を指す。一同はその指の方向に視線を向ける、すると今起こっている異常性の1部を見たのだ。

 

「あれって…カルディア大聖堂?」

 

「で、でも……王宮がほぼ隣にあるけど…」

 

「……多分、フィオーレの土地そのものが弄られたんだと思う。そのせいで、私達はこうやって飛ばされた…って事だと思う」

 

「…私達、助かるの?」

 

 犯されて完全に心が折れてしまっていたジェニー。しかし、今この状況とカルディア大聖堂…そして王宮が見えているこの状況は少しだけ希望を見いだせるものだった。

 

「運良く、あの二つの建物の近くに飛ばされたのはよかったわ…中に人がいれば、どうにかなるかもしれない」

 

「とりあえず…アルバレスに見つからないように動いていかないと…」

 

 そう言いながら、一同は慎重に動き始める。誰にも見つからないように、建物の中に入ることが出来れば助かると思ったからだ。

 だが、それは簡単に行くようなものでは無い。建物の中ではなく、近くに飛ばされた…この事実は少しの差に見えて、実は大きな差があるのだ。

 そう、彼女達は気づいていないが彼女たちを見ている影が二つあったのだ。

 

「あっれぇ…?随分と面白い格好してる子がいるゥ」

 

「我が隊の男達に捕まっていた女達だな…面白い、また捕まえて手篭めにしてやろう」

 

「というかァ…あの子達さっき私達で捕まえてた子じゃないのォ?」

 

「だからそう言っているだろう…」

 

 見えるは2人の少女、オレンジの髪を持ち白の服を来て肌を顔以外ほとんど露出していない少女、ジュリエット・サン。そして正反対と言わんばかりに黒い忍者のような服に黒い髪、そして服の上から黒いマントを羽織っており、服は網目が多く露出が多い少女、ハイネ・ルナシー。

 アイリーンの部下であるこの少女2人が一同を見下ろしていた。が、ふとジュリエットがハイネに視線を向ける。

 

「男達はこういった時にしか使えないからな…」

 

「一応聞くけどォ、私達やられても大丈夫なのかなァ?」

 

「アイリーン様に、人格を『固定』してもらったからな…最早ただの人間と何ら変わらない…必要な時に戻り、また人間になれると言うだけだ」

 

「そっかァ、安心だねェ…」

 

 2人は会話を続けながら、一同を再び見下ろす。その視線は、獲物を見定めた捕食者のそれだった。いくら屈強な強さを持つミラジェーンがいると言っても…今の彼女達からは逃げられないのである。




次回、ミラジェーン達に何が起こったのかの説明をします!って、説明しなくてももう察している人も多いと思います。
でも書きます、ミネルバはまた別で書こうと思っています。
後ユニバースワンで飛ぶ位置は今回本編とは違う仕様にさせて頂きました。
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