※この作品はR-18です。

SLAVE TAIL   作:長之助

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敗北の上塗り

 時は、アイリーンがユニバースワンを使う前よりもさらに少し前へと遡る。

 妖精の尻尾(フェアリーテイル)からギルドメンバーである男三人と、ミラジェーン、リサーナ、レビィの計6人がとある雪山に立っていた。その理由として、こちらから来るアルバレス帝国の軍勢を倒すためであり、そしてそのアルバレス帝国の軍勢と既に戦っている剣咬の虎(セイバートゥース)や、青い天馬《ブルーペガサス》と合流する為である。

 

「にしても…凄い吹雪ね……」

 

「うん…」

 

 彼女たちのいる所は、凄まじいという言葉が似合うほどに吹雪いていた。防寒着を重ねて着なければ、寒さにより凍死すると思えるほどに。

 

「おい!アルバレス帝国が来たぞ!」

 

 男の一人が叫ぶ。幾ら剣咬の虎や青い天馬と言えども、あの軍勢相手では確かにきついと全員が他人事のように思っていた。しかし、事はそれだけで終わらなかった。

 アルバレス帝国の大軍の中に、いくつか大きな十字架が掲げられていた。一同はその十字架に疑問を抱いたが、それに対してよく目を凝らして見ると━━━

 

「っ!?あ、あれって……」

 

「剣咬の虎と青い天馬の男達だ…!まさか、負けたのかあの2ギルドが…!?」

 

 可能性はあった。だが、こうして面と向かって負けたと思うにはあまりにも簡単に終わってしまっていた。

 一同は少しだけ恐怖に震えていた。敵は、こちらを侵略しに来ている。恐らく、掲げられている男達は既に死んでいることだろうと、遠目で見てもわかるほどだった。

 

「ユキノ達は…?」

 

「いないってことは、まだ生きてるかもしれねぇってことか…!」

 

「は、早く助けないと!!」

 

「分かってる!!」

 

 妖精の尻尾は、そのままその大軍の中に飛び込んでいく。彼らはそう簡単に負けはしないのだ。そういう自信があった。

 そう、確かにアルバレス帝国の一般兵相手ならば、余程のことがない限り負けることは無いだろう。質より量と言うことも無く、魔力が尽きない限りは絶対的に負けることは無い。あくまでも、一般兵ならば……の話だが。

 

「数が…多い……!」

 

「おら!余所見してんじゃねぇよ!!」

 

「うるさい!!」

 

 それに、妖精の尻尾にはミラジェーンがいた。彼女の強さは圧倒的であり、例え一般兵以上の強さを持つスプリガン12がいたとしても、劣ることは無いだろう。

 だが、今ミラジェーンは焦っていた。それは親友であり、ライバルでもあるジェニーのことである。彼女もまた、現在アルバレス帝国に捕まっている身であり、今敵に何をされているのか……想像もしたくない事が、彼女の身に何が行われていると思っていた。

 

「さっさと、どけぇ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「向こうが騒がしいな」

 

「そォ?」

 

 そして、アルバレス帝国のキャンプ地。そこにはジュリエットとハイネの2人が立っていた。そして、そこにはアイリーンもいた。

 

「大方…何処かのギルドがあの捕虜たちを助けに来たんでしょう」

 

 そう言いながら、アイリーンは別のテントに目を向ける。そこは、兵士達がある程度固まって寝るためのテントである。一応このテントも魔道具なので、普通に入るよりも広い空間がある。

 

「全く…男達って腰を振る猿みたいですよねェ…」

 

「その点に関しては同意だな…」

 

 ジュリエットとハイネは、軽蔑したかのような目線でテントを見る。そのテント内で行われているのは陵辱、宣告相手した2ギルドの女性達を今そこで休憩中の兵士達が犯しているのだ。

 鬱憤を晴らすという行為は、必要な行為なので仕方なく見逃しているが、ここにいる女性3人…特にアイリーンはより一層男に対して軽蔑の視線を向けていた。

 

「ま、放っておきましょう?」

 

「そうですねェ」

 

「はい」

 

 そう言って3人は独自に動き始める。既に言ってある事なので兵士達からしても問題はない行為だった。むしろ、厄介な上司さん人がいなくなればより一層好き勝手出来ると考える程である。

 

「おら!何がグラビアアイドルだよ!人に胸とかケツ見せて興奮してんのか?この雌豚!!」

 

「んぶ、んぶぅ…!」

 

 そしてテント内。ジェニーが尻を叩かれながら、口と膣の2つを犯されていた。

 他に陵辱されている女性も、当然居た。

 

「ちょーっと手間取ったが…へへ、こんな強気な女犯せるなんてついてるぜホント」

 

「うぐっ……!」

 

「どいつもこいつも、でけー胸してんなぁほんと」

 

 テント内の別の場所では、ミネルバが陵辱されていた。そして、その隣ではユキノも陵辱されていた。

 ミネルバは四つん這いで犯されながら、敵を睨んでいた。だが、男達からしてみれば、その睨みは全く意味の無いものになっていた。

 

「こっちの姉ちゃんは、髪が白いからザーメン塗りたくってもバレねぇなぁ?」

 

「う、うぅ…」

 

 ユキノはミネルバやジェニー以上の人数に犯されており、最早外からでは確認できないほどに、男に囲まれていた。

 四つん這いなのはミネルバと同じだが、違う点といえばその純情そうな顔立ちや喋り方により、よりその顔などを汚したいと考える男達によって必要以上に虐められているという点だろうか。

 

「こんないい女犯せるなんて、この国は性奴隷国家かっての」

 

「うぐぅ…!」

 

 悔しさで涙が溢れるユキノ。しかし長時間犯されてきたせいか、その体にはユキノも知らない感覚が段々と大きくなってきていた。

 そしてそれは、ジェニーとミネルバも同じである。とは言っても、ミネルバはその感覚が何かを知っているし、ジェニーも同じである。

 

「…にしても、この黒髪こんだけ犯されてまだそんな目が出来んだなぁ?」

 

「だったら…こうしてやれよ、っと!」

 

「んぐぅぅ!?」

 

 ミネルバは、乳房を引っ張られていた。まるで牛から牛乳を搾るかのように、下へ下へと何かを促すような動きをしているのだ。

 当然、妊娠経験のないミネルバには母乳が出る…ということは無い。だが、人間どころか奴隷以下の家畜の扱いをされてしまっている事が、プライドの高い彼女にとってはこの上ない屈辱だったのだ。

 

「おいおい、そんなか弱い声だしちゃうのか?」

 

「うぐっ……んぐううう!?」

 

「喋りたくても喋れねぇってか、口塞いじまってるしな」

 

 基本的に2人以上の男に犯されているため、全員が口にも陰茎を押し込まれている。だが、それはある意味ミネルバにとっては良かったことなのかもしれない。なぜならば、今口に何も入れられていなかった場合…自分でも悲鳴が出るか喘ぎ声が出てしまうかわからなかったからだ。

 

「うぉ…んんん!」

 

 出ない母乳を搾るような動かし方をされ、それでも快感を得てしまっているミネルバ。プライドの高い彼女は、自分がこのような扱いをされて気持ちよくなっているのは認めたくなかったが、しかしその反抗心も段々と折られていく。

 そして、既に折れてしまった女性がこの中にはいた。

 

「ほれ、感想言ってみな」

 

「あ……はぁ…わ、私の…雌豚おま〇こを使って……頂き、ありがとうございます……」

 

 ジェニーだった。幾度とない陵辱は、彼女の心を折って男に媚びを売ることを覚えさせてしまったのだ。

 それは、男に対する恐怖心が主な原因だった。無論、快楽もあることはあったが男の単純な筋力の強さの差が、その恐怖を生み出してしまったのだ。

 

「へへ、んな風に言ってて恥ずかしくねぇのか?」

 

「わ、私は調子に乗ってました、ので……」

 

「うし…なら、そのままケツ向けとけ」

 

 ジェニーは何があっても声を出して、男に気に入られようという防御に出た。自分の身を守るために、自分の身を捧げるという事を行おうとしていた。

 

「あ、ん…!」

 

「こいつ、縛られて喘いでやがるぜ」

 

 ジェニーは亀甲縛りにされていた。だが、それでも媚びた声を出すのを忘れない。そうしなければ、いつまでたっても自分は酷い目に会い続けてしまうかもしれないと、そう判断したからだ。

 

「そっちの女達も、早く素直になりゃあいいのによ」

 

「こっちの黒髪はまだまだ元気そうだぜ〜」

 

「白髪ちゃんはもうそろそろってところだ」

 

 男達はそれぞれ犯している女達の感想を告げていく。事実、多少心が折れているが未だ芯は残っているミネルバ。完全に折れて、男に媚び始めているジェニー。陵辱による疲労と快楽により、壊れていくユキノ。

 今、そのような状況になってしまっていた。

 

「ぷはっ……うっ…」

 

「へへ、また顔面に化粧してやったぜ」

 

「汚ぇ化粧だなぁ……おい白髪ちゃん、化粧してもらったんだからお礼を言いな」

 

「は、はい……ありがとう、ございます……」

 

 ユキノは言われるがままに礼を言う。自分でも、何をしているのかわからないくらいには、彼女は壊れてしまっていた。

 

「ユキ、ノ……」

 

「安心しな、直ぐにお前も残り2人みてぇなこと言い始めるからよ…と」

 

「あぐぃぃぃぃぃいいい!?」

 

 アナルに入れられるミネルバ。普段まともな生活を送っていれば、性器になりえないような場所にまで陰茎を押し込まれて、苦悶の声を上げていた。

 

「おー、やっぱり締まり良いな」

 

「あぎっ……!」

 

 腰を動かし始める男。ミネルバは度重なる陵辱による疲労と、激痛により知らず知らずのうちに尿を漏らしていた。だが、それは男にとっては興奮材料にしかならないものだった。

 

「おら、もっと喘げ喘げ」

 

「ぐ、ぎっ…!」

 

 激しく動かされる腰に、抜き差しされる陰茎。異物が無理やり入り込んだせいで、焼けるような痛みの上から異物が動いているというのが 、未知の感覚だった。

 快楽などない、だが度重なる激痛と疲労は彼女の感覚を狂わせていく。

 

「あ、ぐっ…ひ、ぁ……!」

 

「へへ、気持ちよくなってきてんじゃねぇよ」

 

「そんな、こと…!」

 

 ミネルバは否定をしたかった。だが、その否定もか弱いので男には届かずミネルバ自身心のどこかで、説得力がないと感じてしまっていた。

 

「もっと動いてやるからなぁ…!」

 

「なら、こっちも続きと行こうじゃねぇか」

 

「じゃあ俺達もだな」

 

 それぞれの男達が、それぞれの女達に群がり犯していく。それに対して女達は無様に喘いでいくしかないのだ。

 

「あ、ひ、んん…!」

 

「あ、んぁ…も、もっと激しく……」

 

「私、もぉ…」

 

 ミネルバは顔を苦痛に歪ませながらも、快楽で喘いでいた。ジェニーは男達のものを完全に受け入れて、媚を売るように犯されるように懇願していた。ユキノはジェニーに続くかのように、虚ろな目を向けて同じように懇願していた。

 

「なら、中に出す、ぜぇ…!」

 

 そして激しく動き……男達は女達の中に精液を吐き出した。これで何度目の射精だろう。だが、この陵辱は男達が満足するまでではなく、男達が飽きるまで続けられるのだ。

 少なくとも、その時の3人はそう感じ取っていた。そして、新たな奴隷達が戦場で━━━

 

「きゃっ!!」

 

「リサーナ!!」

 

「ミラ姉!私の事はいいから!!」

 

「動くんじゃねぇぞテメェら!!この女の首が飛ぶかもしんねぇぜぇ?」

 

「卑怯な…!」

 

 いつの時代も、弱肉強食なのだ。弱い者を庇えば、強い者でさえも喰らわれる。窮鼠猫を噛むとはよく言ったもので、弱い者であっても強いものに反撃するチャンスはどこにでも転がっている……そういう話である。

 

「へへ、まずは…服を脱いでもらおうか?そっちの貧相な女も一緒にな」

 

「くっ…」

 

 男達の命じるがままにされることとなったミラジェーンとレビィ。この2人に待つものは、たった一つの絶望だけである。




というわけで、本編でもやられて磔にされた一同のお話でした。
男集は本編と違って死んでます。女達はあんないい体してるのに、外に連れ出されるわけないよね、って話でもあります。
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