くちゅくちゅ……擬音に例えるならばそうなるだろう。その音が二人しかいないギルドに響いていた。外からの音も、どこか遠く聞こえてきそうな中で2人は行為を行おうとしていた。
アルバレス帝国皇帝、そして初代
メイビスは、自分の体の自由を奪われており、そしてそのまま王に自分の体を蹂躙されかけようとしていた。
「ん、ぁ…」
「指で慣らしたとはいえ、やはりまだ小さく感じるな……」
「くっ……」
指で散々に自分の膣を犯されているメイビス。悔しいが、この王は女を何人も抱いているようで、女の感じさせ方を熟知していた。メイビス自身、見た目は10代前半と言っても過言ではない体向きをしているが、実際は20代を超えているので、きちんと体は大人の女性としては完成しているのだ。不老不死に、完成する体があるのかという話だが。
「まぁよい。そのまま犯させてもらう……やはり、きついか…!」
「うぎっ!?」
王の陰茎が、メイビスの膣の中へと押し込まれていく。自分の中の何かが圧迫されるような感覚、メイビスはそのような感覚を初めて味わったが、しかし体はそれをいとも簡単に受け入れてしまっていた。知らないはずの大きさを、簡単に……それがメイビス自身が初体験では無いことの証明となっていた。
「あ、ぐっ……!」
「全部は入りきらなかったか……まぁ、良しとしよう…!押し込めれば、入るだろうしな……!」
「あぐっ!?動か、ないで…!」
王は、メイビスの体に強く自分の腰を打ち付けた。上からまるでのしかかるように突かれているので、一突きされる度にメイビスの肺から空気が漏れだしていた。
「かひっ…!はひゅっ……!」
「苦しいか?だが、それも直ぐに快楽に染まる…!」
自分の体が、こうも簡単に蹂躙される。それがメイビスに取ってたまらなく屈辱だった。抵抗もできず、自殺することも許されず……ただ何も出来ないままの自分を眺めさせられるというのが、屈辱だった。
「う、ぁ…!」
しかし、そんな嫌悪感や屈辱が心を支配しているにも関わらず、メイビスの体は王の陰茎を受け入れるばかりか、段々と動きやすくする為に愛液を出し始めていた。そのせいで、感じたくもない快楽を感じ始めていた。
「ひ、ぁ……やめ、動かない、で……!」
体を動かそうとするも、メイビスの意思は体を動かすことは出来ない。アルバレスにかけられた魔法のせいだと分かってはいるが、それでも動かせない事にメイビスは焦りと悔しさをぶつけ始めていく。
「どうした?声に甘さが出ているぞ?」
「そんなの、ないぃ……!」
「ははは……!素直じゃないな…」
「うぐぅ……!」
首についている邪魔な首輪が、メイビスの心をさらに折っていく。まるで、今の自分を象徴しているかのようなその首輪は、氷のように冷たくメイビスの体も心も凍らせていた。
「なんで、動かない、のぉ……!」
「本当に便利な魔法よな…氷そのもの、何かを作ることも何かを凍らせることも自由自在の魔法。俺に下克上をすることも可能だと言うのに、それを一切しない忠臣……国に帰った時、女を見繕ってやろう」
部下の男をほめながら、王は自分の腰を動かす速度を上げていく。当然、その分深く…激しく……強く………遂にはメイビスの子宮の入口に届き、子宮を押しつぶすかのように蹂躙していく。
「ここまで激しく犯されたことはなさそうだな…!いや、知らぬだけかもしれないがな……!」
「わたし、私はァ……!」
思考がまとまらない。自分の自慢の思考、メイビスのアイデンティティ、妖精軍師の異名はその思考にあるというのに、今はその思考は使えない。快楽やほかの刺激で脳が混乱しており、目の前のことにしか対応してくれないのだ。
そして、もうひとつの自分のアイデンティティである魔法。質量のない幻影を見せるだけの魔法。それすらも、今は使うことが出来ない。最早、自分はただの奴隷の少女と言っても過言ではない。
「おひっ!!」
「む……今の一突きで子宮に入りかけたな……ならば、もっと奥を激しく犯して、子宮の中にでも入れてみようか」
「なっ…!?」
王の言い分は、メイビスに取って驚きと絶望を与えるものだった。今は快楽を得られているからいいものの、子宮の中に入れられてしまえばとんでもない激痛があるだろう。
痛みに慣れている体であっても、体内を犯されるのは相当の痛みを感じるというのに、メイビスはあまり痛みに耐性のない体なのだ。そんなことをされてしまえば、体が引き裂かれるような痛みに襲われることだろう。
「まぁ、多少痛みは感じるだろうが……犯されて行く内に、快楽に変わってくる。痛みを脳が取り除こうのしてくるからな。ま、もし取り除かれ始めたら……メイビス、お前はもうまともな人生は歩めないことが確定してしまうな」
「何、を……」
「聡明なメイビスならわかると思ったが…どうにも気持ちよすぎて考えられないらしいな……だったら、言葉で教えてやろう……脳内麻薬、といえば分かるな?」
「っ!!」
人間、あまりの痛みをずっと味わい続けているとその痛みをなんとか取り除こうの脳が動くのである。
その際、痛みを取り除くためにその痛みを快楽に変えてしまう物質を、脳で生成してしまうのだ。これが生成されてしまえば最後、ほとんどの痛みは快楽へと変更される。継続的なものでなくとも、脳が痛み=快楽だと認識してしまった時が最後なのである。
「くく、この小さな体で痛めつけられると喜ぶ変態に仕立て上げる……というのも面白い」
「や、いや……」
「そう言われて止まると思うか?俺は王であり、メイビス…お前は名を与えられた所有物に過ぎない……!」
「はひっ!?」
王は深く1度だけ突き上げる。その際に、子宮のある辺りから王とメイビスに届くほどの音が聞こえてきていた。かなり鈍い音だったが、それはメイビスの子宮が王の陰茎に突き上げられた音だと誰もが確信するだろう。
「簡単には入らなさそうだが……だが、それもすぐに終わる…!」
「あぎっ!?うぎっ!?」
鈍い音が連続して2人の耳に届いていく。その音は、王が突く度にメイビスの下腹部から聞こえてきており、メイビスは突かれる度に激痛と共に意識を刈り取られかけていた。
ここで気をやってしまえば、王の攻めは更に激しくなるだろう。気絶していようが、痛みを感じていることは確定していることなので、自分の知らない間に感じるように体が調教されていた……となっている可能性がある。
つまり、ここで許されているのは……快楽も苦痛も感じないようにメイビス自身が心を殺すことである。
「んぎいいい!?」
……無論、そのような余裕を持てるほどの余裕がメイビスにあれば、の話ではある。どんな人間だって、痛みも快楽も感じるもの…感覚がない人間でない限りは、ありえない事なのだ。心を殺せば、感じることはあっても声を出すことは無いだろう。肉人形になれば、関心がなくなって捨てられる可能性だってあるのだ。
「ははは、お前を犯しに犯していって……壊すことができるようになる日も近いだろうな」
「んぎっ!ぐぎいいい!」
獣の悲鳴のような鳴き声を上げながら、メイビスは自分の身に起こっていることを冷静に判断しようとする。だが、思考してしまえば痛みの声は漏れてしまう。
そして同時に、快楽の声も漏れてしまう可能性があるということである。
悲しいかな、思考しようとすることは彼女のアイデンティティのはずなのに今そのアイデンティティによって彼女は苦しめられているのだから。
「んお゛っ!!うぎっ!」
王はさらに腰の動きを激しくしていく。不老不死の体は、こんなことでは簡単に壊れはしない。精神はともかく、体だけならば簡単に壊れることはまずないだろう。
「ゔお゙っ!!」
メイビスの頭が麻痺し始める。心を殺しきれなかったことにより、痛みを段々と受け入れ始めてきていたのだ。当然、その兆候は危険なものである。だが、止まらない止められない。理性は頭で制御できるが、本能は頭で制御できない。
「いぎっ……!うぐっ……!」
メイビスの口からヨダレが垂れてくる。そして、完全に痛みに対して彼女は抵抗することを止めてしまう。やめてしまえばどうなるか、脳が痛みを快楽に変化させていく。
それをメイビスは止めようとはしない、それどころか無意識に受け入れようとしていた。
「あぎっ……」
ぐったりしながら、自分の体の変化を感じていくメイビス。痛みが快楽に変わり、体から力が抜けていく。痛さで締め付けてしまっていた膣も、メイビスが意識を手放し始めたことにより緩くなっていく。それがメイビスにとって痛みではなく、より快楽を感じさせる要因となってしまう。
「うぁ……ひ、ぐっ……」
快楽によって、体が感じていく。感じた体は、徐々に快楽に対する反応を強めていく。
脳が痺れ、甘く蕩けていく。白く塗りつぶされていき、メイビスという人物そのものが書き換えられていく。
「これ、はぁ……!」
「甘い声が出てきているな、それがSEXの快楽という奴だ」
「こんな、のぉ…!覚えたく、ないぃ…!!」
「覚えたくなくても、俺が無理やり覚えさせる。拒否することも望まないということさえも俺は許さない」
「ひ、ぐぅ……!」
王は突きながら、メイビスの膣を更に激しく蹂躙していく。その内、メイビスを開発していく内に、メイビスが弱い場所というのを見つけてそこを重点的に攻めていくスタイルに変えていった。
「ひぐっ!?」
「おぉ…さらに締め付けてきているな、メイビス……!」
「ひ、んあぁ!!」
甘え声を出していくメイビス。既に彼女の耳には、王の声は届いていない。与えられる快楽に、脳の処理を任せてしまっているからだ。凄まじい快楽が、彼女の頭を白く塗りつぶしてはさらにその上から新しく白く塗りつぶす……ひたすら、それが繰り返されていた。
「さて……まずは、俺の子を孕んでもらうために子宮の中に出してやろう…!」
「ひっ!?」
「もう、遅い!!」
「ひんっ!!」
悲鳴をあげるメイビスだったが、王の一突きによりすぐにその恐怖は打ち消されてしまう。妊娠するかもしれないという恐怖は、確かにあった。しかし、メイビスの体はそれでも精液を欲するようになってしまっていた。
子宮の中に陰茎を入れられて、そしてそのまま動かれているのだ。それで快楽を得てしまっている以上、最早メイビスは戻ってくることが出来ない。
「退廃的な快楽に溺れたか……ならば、より遠慮はいらんな…!」
男のペースが早まっていく。それが射精する直前の合図だと、メイビスは最後に残っていた思考でそれだけを考えた。それが……彼女の、妖精軍師としての最後だった。
「受け止めろ…!」
「ひぃぃぃぃいいいいい!」
王は、メイビスの中に吐き出した。メイビスもそれに合わせて絶頂に達してしまっていた。子宮の中に直接精液を出され、そしてそれに合わせて絶頂する……その快楽を、メイビスは覚えてしまった。子宮を犯されて快楽を感じるのも合わせて、メイビスは今後味わうことがないであろう濃密な快楽の嵐を味わってしまっていた。
「ひ、ぁ……」
「ふふふ……お前は、感じていると可愛いな?我らの価値は確定的……そのまま、あと何度か中に出してやるとしよう。もっと俺のモノで慣れさせねばいかんしな」
そう言う王の陰茎は、萎えを知らないと言わんばかりに未だ勃起していた。そして、メイビスはふと本能的に悟っていた。『この人の奴隷になる』のだと。
「ほれ、まだまだいくぞ!」
「んひいっ!!」
甲高い声とともに、メイビスは再び声を上げ始める。ここに誰か敵が乗り込んでくるか、戦争が終わるか……堕ちた妖精軍師が王による寵愛を受けなくなるのは、果たしてどれほど先になるのか。