「わた、しが……!」
アイリーンは、ウェンディに不意打ちをされて敗北していた。付加術の重ね掛け、弱体化をひたすらに掛けられて意識はあれど体が動かせない魔法も発動できないという状態にさせられていた。
本来のウェンディならば、そのような行為は絶対にしなかっただろう。しかし、今のウェンディは既に純真無垢な少女ではなく歳若くして男の性奴隷へと落ちてしまって、快楽に身をやつしている少女となっていた。
「んぶ、んん…!」
当のウェンディは、未だ彼女の事を気に入っている男達に輪姦されていた。それでも、彼女は喜んでいるような表情とつなっており、口やアナルと膣…この3穴をただただ道具のように犯されていた。
「へへ、あいつがあんたと同じ魔法を使うって言う情報を聞いてよォ……そんで思ったんだ。『あの子を使えばあんたに勝てる』ってな。無論、不意打ちでいい感じだったようだがな」
「卑怯、な…!」
「おっと……ドラゴンになるんだってな、あんた。なられると困るんで、さっきの重ねがけの時にあの子に、あんたから竜の力を奪うように言っておいた……結果は、見ての通りだがな」
「なっ……!?」
アイリーンは、絶句した。ウェンディにそこまでの力があるわけがない、自分ですら不可能だったことを、自分よりも年下の彼女が出来るわけがないと頭で否定していた。
「あぁ、勿論そのまま奪った訳じゃねぇぜ?今はただ封じられてるだけなんだ。開放される可能性だってある。
だから……ダメ押しでこいつを入れてやるよ」
そう言って男が取り出したのは注射器だった。その中は真っ赤な血で染まっており、中身が明白なものとなっていた。
「こいつは血だ。但しただの血じゃねぇ……あの子の、ウェンディの血だ。正確にはあの子の血を元にして、あの子の皮膚とか髪の毛……まぁ色んなとこからあの子の細胞を取り出して混ぜたもんだ」
「……?」
アイリーンは、男が何を言っているのか理解出来なかった。その液体が、一体なんだと言うのだと内心思っていた。
「あの子はな……あんたと違ってドラゴンにはならねぇ存在だ。だから、あの子の細胞なんかを持ったこの液体をあんたに注射して……アンタのドラゴン化を治そうって魂胆だ」
「なっ……」
アイリーンは、意外そうに驚いていた。まず1つにウェンディが
「よくわかんねぇけどよお?あの子の親のドラゴンが、あの子の中に入ってドラゴンの種を作ったんだと。所謂それはワクチンみたいなもんでな、ドラゴン化を封じて人間の体のままにしてくれるらしいぜ?」
「なお、せる……!?」
「おう……けど、これ打ったら最後あんたがどうなるかは俺は分からねぇし誰も分からねぇ。人間に戻るかも知んねぇし、戻らねぇかもしんねぇ……欲しいなら━━━」
「欲しい!なんでも聞くから、それを……!」
魔法も使えず、ろくに動くことも喋ることも出来ないはずなのだが、アイリーンは男に向かって懇願していた。
ドラゴンになって約400年、体を直そうとし続けた彼女にようやく転機が訪れたのだ。今これを手放せば、後何百年この苦痛を味わなければいけないのだろうか。それを考えて、アイリーンは即座に男に懇願をしていた。プライドも何も無く、ただ体を直そうとしているが故の行動である。
「しょうがねぇなぁ……ほらよ」
手馴れた様子で、男はアイリーンに注射を打った。そして、中身がゆっくりと押し込められていき中にウェンディの血が入り込んでいく。1種の安心感と幸福感があったアイリーン。しかし、それはすぐさま消されることになる。
「……っ!?ぎ、あ……!?」
突如、彼女の体を彼女さえも知らない感覚が襲いかかってきた。最初、アイリーンはそれが何か分からなかった。少しの間があって、それがようやく『絶頂』だということを認識したのだ。
「うぉっ……なんでこいつ注射されてイってんだ……痛さで達して…あぁ、そういう事か。そう考えると、この液体末恐ろしいもんだな」
男は理解した。中身の効果がどう言った形で作用するかは分からなかったが、すぐさま効くようなものだと思わなかったのだ。
今、アイリーンの体はドラゴンの体から人間の体へと戻っているのだ。体にそんな変化が起きれば、通常はとんでもない激痛が起こるだろう。しかし、思い出したのだ。ウェンディが痛みを快楽に変換させるエンチャントを行っていたことに。
「こんだけイキ狂ってるってのは……考えたくねぇなぁ、常人なら死ぬほどいてぇってか?」
「━━━!」
涙を流しながら、自分の胸が飛び出していきそうな程揺らすアイリーン。あまりの絶頂で彼女の頭がどうにかなりそうな程に、絶頂が連続して襲いかかっていた。
「ぷぎぃ!!」
潮も何度も何度も連続で噴いており、最早継続して出続けているだけではないかと模索する程である。ただの色のない尿と、遜色がないと言うほどにはずっと出続けているのだ。
「こりゃひでぇもんだ……いつまで続くのやら……」
せっかくアイリーンを犯そうと思っていた男達だったが、アイリーンが現在進行形で引くほどに絶頂に達しているのを見て、完全に困惑し切っていた。ウェンディを使うのもいいが、1人だけでは明らかにこの人数は捌ききれないのは明白である。
しょうがないため、男達はアイリーンを放置してそのままウェンディと共に元いた場所へと戻ろうとしていた。
「んぉ!お、おおおおお!」
凄まじい声を上げながら絶頂へと達し続けるアイリーン。幾ら人では耐えきれないような感覚を味わってきたとはいえ、快楽に対する抵抗力は彼女はほとんどなく、また体が急激に変化していく痛みをそのまま快楽に変えられている以上、ダメ押しでそれが彼女の精神と意識に負担をかけていた。
つまりどうなるか━━━
「なんだ、眩しっ━━━」
世界は再び明かりに包まれていた。あまりの快楽で、意識を一瞬手放したアイリーンのせいで書き換えられていた世界が戻ろうとしているのだ。
そして、再び全員の位置がランダムに入れ替えられてシャッフルされるのであった。
「かひっ……はひっ……」
「ぅ……なんだ、眩し……アイリーン様!?」
「な、なんでこんな状態にぃ…?」
気がつけば、アイリーンの目の前には彼女の腹心であるハイネとジュリエットの2人がかなり心配そうな顔をして、アイリーンのそばに座り込む。
「こ、これは一体……アイリーン様がこんなになるなんて…」
ハイネは拳をにぎりしめる。単純に許せないのだ、自分の敬愛するアイリーンが、誰とも知らない奴にここまで弄ばれた、というのはハイネにとっては死よりも恐ろしく、また自分自身に降りかかる理不尽なことよりも理不尽だと思っていた。
「ジュリエット!犯人を探すぞ!!いや、犯人だけとは言わない方がいい……フィオーレの国の人間は、皆殺しにするべきか!?」
「私はァ、ハイネが決めた方に従うだけだよぉ……」
ジュリエットは明らかに心配した表情を浮かべながら、未だ快楽で痙攣を起こししているアイリーンを見ていた。彼女の服らしい服はなくなり、全裸のままで膣からはありえないほどの愛液の量が垂れているからだ。
「しかし……こんな状態になっているのに、男には襲われなかったんだな……」
「どうでもいいよぉ」
「……そうだな、私達でなんとか仮基地まで戻らないといけないな」
ハイネはアイリーンをおぶさっていた。ジュリエットが担いでも良かったのだが、全体的な攻撃が難しい自分よりも、敵の拘束力の高いどろりとした液体を飛ばすことの出来るジュリエットの手が空いている方が便利だと……そう思ったゆえの行動だった。
「……ハイネ」
ジュリエットが呟く。ハイネも、黙ったまま頷いていた。周りに、人の気配がするのだ。それは一人や二人ではない集団の気配である。
「……気をつけて進もう。土地が戻ったとはいえ、アイリーン様をこんな目に合わせたやつがいないど限らないんだからな」
「うん……」
そう言ってゆっくりと歩み始める二人。担がれたアイリーンは、だんだんと痙攣も小さくなっていた。それを確認しながら、ハイネはこの調子ならすぐに意識を取り戻すだろう……そう考えていた。
「……音が、聞こえないぃ?」
「確かに……人の声、か?」
「アルバレスの軍かなぁ……」
「フィオーレ側の人間かもしれん、用心しながら進んでいくとしよう。」
声の元へと進んでいくハイネ達。そうして進んで行った先に……地獄はあった。
「な、これは……」
目の前にあったのは、男が女を蹂躙しているだけの状況だった。何故かここには犯されている女性と、犯している男性が全体的に集合している……そんな気さえしてくるほどには集結していた。
「お?別れたからどこに行ったかと思えば……カモがネギ背負ってきたんじゃなくて、ネギがカモと一緒に来たなぁ?」
「っ!!」
男の1人が、ハイネ達に話しかけて近づいてくる。咄嗟にジュリエットは魔法を使って、この場を脱出しようと考えたが……
「ぎっ…!?」
「ジュリエット!?」
突然ジュリエットの服が破れていき、そして同時にジュリエットの体には、まるで何度も絶頂したかのような感覚が一気に流れ込んできていた。
「き、急に体が……」
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい……!」
「何故、ここにディマリア様が……!?」
涙を流しながら謝り続けているディマリア。その姿は全裸であり、男達に成す術も無く犯されていた……時間を止めてジュリエットに何かしたのは明白だが、それを使ってここから脱出しようと考えられないほどにはどうやら精神が壊れてしまっているようだ。
「まさか、ディマリア様までもが……」
「ハイネ、早く……」
「くっ……後で助けに━━━」
そういった直後に、ハイネは男に腕を掴まれる。咄嗟に魔法を使って払おうとしたが、その攻撃は届く前にかき消されてしまう。
「電撃、魔力……共に除去、ォ……!」
ウェンディだった。アイリーンの時と同じく、エンチャンターとして強力になっている彼女の付加術によって、魔法が使えなくなってしまった。
「きゃっ!」
「ただの非力な女の子になっちまったなぁ?」
「まぁ安心しろって、3人まとめて犯してやるからよ」
ハイネは押し倒される。その衝撃でアイリーンが転がって行くが、ハイネはアイリーンを取り戻すことは出来ない。
ジュリエットも別の男に担がれて、アイリーンもまた男に担がれていた。
「フィオーレアルバレス入り乱れての大乱交……へへ、男と女がいて、女が無料で犯せるってんなら悪くねぇなぁ?」
「くそ、くそっ……このクズ共が…!」
「そのクズに今から犯されるんだぜ?」
そう言いながら、男はハイネの服を剥いでいく。彼女の乳房や股間部などが顕になり、彼女は全裸に剥かれてしまっていた。
「さて……お前らもあの女達見てぇに屈服させてやるからな、覚悟しておけよ」
周りで起きている陵辱劇を見ながら、ハイネは悔しさで表情をゆがませる。しかし、そんなことをしても男達は手をゆるめる気にはなれないということであった。
アイリーン部隊のターン