アイリーン隊、ジュリエットは涙を流していた。いつもどこか周りを見下しているかのような態度を取りながら、アイリーンやハイネだけと親密になりながら生きていた。
彼女の生きる世界にあるのは、アイリーンとハイネだけであり、それ以外は有象無象の物だけである。ごく稀に、ジュリエット自身のお眼鏡に叶うような人物が現れたのであれば、その人物は多少は覚えて貰えると言うだけである。強い者であれば敵であろうが覚えられるし、味方でもその人物が弱ければ絶対に覚えられないのだ。
だが、それも今は過去の話である。今の彼女は一番大事な部分である『心』が1番弱くなってしまっているのだ。男達に犯されて、自分の持っていた圧倒的な自身が崩れ去ってしまったのだ。そのせいで、いつものゆったりとした彼女の姿はどこにも存在しておらず、男達を目の前にしてただ涙を流して快楽を感じてしまうただの雌である。
「ふぐ、う、うぅ……!」
「ちっ……お前もいい加減しつけぇな」
男の無慈悲な声がジュリエットの耳に入ってくる。しかし、ジュリエットにはそれに反論するほどの余裕が残っていなかった。男が理不尽な怒りをジュリエットに向けたとしても、ジュリエットは意味もなくただ謝罪をするだけしか出来ないのだ。
「んぼっ!?」
男の陰茎が、ジュリエットの口にねじ込まれる。抵抗は無意味であり、そしてまた抵抗する気力もジュリエットには残っていない。
ジュリエットは、恐ろしくなっているのだ。今の今まで自分が見下していた弱い者に、自分が認めていた強い者が蹂躙されているその状況に、驚きそして恐怖しているのだ。
スプリガン
「おぶっ……うぶっ……」
既に何度陵辱されたか分からない口内、既に少しだけ精液の味に慣れてしまっている自分がいて、ジュリエットはそんな自分に嫌悪していた。
そう言えば、と。ふと昔アイリーンに聞かされた話を思い出した。それはアイリーン自身の過去であり、そして監禁されて陵辱されていた過去の話だった。
当時のジュリエットは、その話を聞いた時にアイリーンの心はとても強いと考えていた。だが今は違う……何のことは無い、犯されて屈服すれば簡単にあとは楽に過ごせると言うだけなのだ。
「おらっ!ちゃんと飲みやがれ!!」
「んぐっ……ングッ……」
飲まされている精液の味も、アイリーンは簡単に慣れてしまったのだろう。ドラゴンになりかけだった彼女の味覚は分からないが、少なくともこれを嬉嬉として飲んでいた時期があったのだ。
「ケツの中に出すぞ!!」
「いぎぃぃぃぃぃいいい…!」
アナルの中に出される精液も、腹がまるで妊婦のように膨らむまで溜め込まされたのだろう。それを嬉嬉として行っていた時期があったのだ。
「おらっ!!子宮でちゃんと全部飲み込みやがれ!!」
「はひぃぃぃぃいいいいい!!」
人間とは言っても、ドラゴンのなり掛けである。余程のことがない限りは、まともな人間と子供を為すことは不可能だろう。それ幸いと言わんばかりに、今のジュリエットのようにアイリーンは犯されて子宮の中に精液を大量に吐き出されたのだろう。
「はひっ……」
「おらっ!!へばってんじゃねぇよさっさとすんぞ!!」
「ひっ……も、もう辞めて……」
「あ?なら、こんな戦争に初めから参加しなけりゃよかったんだ。俺ら側も、お前ら側も……女達は全員な。でもお前達は出た、つまりはよ……そう言うのをさせられるって分かっててした訳だろ?
んなら、自業自得じゃねぇか!!」
男の高笑いが響く。そうだ、自業自得なのである。自分が今まで命乞いをしてきた人間を何人殺してきただろうか?今この状況になるまでは、相手と全く同じ思考をしていたにも関わらず、『自分は大丈夫』という気持ちが大きかったのかもしれない。
故に、このようなしっぺ返しを食らってしまうのだ。無論、そのしっぺ返しによって彼女の人生そのものが終わってしまった訳だが。
あれから数時間経過して、アイリーン隊の女性3人は未だに犯され続けていた。フィオーレもアルバレスも関係の無い純粋な陵辱の乱交現場で、彼女達はフィオーレの女性達と一緒に犯されていた。
「ぁ、んぁ……」
「うぐ、んぐっ……!」
いつの間にか、エルザが彼女の目の前で犯されていた。何時から連れてこられていたのだろう、それとも初めからいたのだろうか。しかし、そんな些細なことは既にアイリーンにとってはどうでもいい事となっていた。
今から何が起ころうとも、彼女達は男の陵辱からは逃げられないと悟ってしまっているのだ。
「ほらよ、お前ら親子なんだろ?キスしてみろよって」
「んぶっ!?ちゅ、れろ……」
「ぢゅる……」
無理やり顔をくっつけられて、エルザとアイリーンは強制的にキスをさせられていた。しかし、それを2人は拒まずに逆にお互いの舌を求め合うかのように貪りあっていた。絡ませ、吸い、そして舐める。
ただ快楽を感じたいが為の、本能的な行為そのものであった。相手が親であっても、全く抵抗にならない……それほどまでに彼女達は生物としても、人間としての理性も壊れてしまっていた。
「ちゅ、ちゅ……」
「へへ、娘の舌はうめぇのか?キス始めた途端に締まりがきつくなってきやがったぜ?」
「じゅる、れろ……」
男の言葉は聞こえているが、返事らしないアイリーン。今の彼女には返答をするほどの余裕も理性も、知能も残っていないに等しかった。
「はぁ、はぁ……」
「へへ、
「ンブッ……」
口の中に陰茎を押し込まれるエルザ。その姿はまるでかつての自分のようだ、とアイリーンは考えていた。しかし、アイリーン本人は別段このままでもいいかもしれないと考えてしまっていた。
「ふー…!ふー……!」
「んひゅっ!!」
「ひぁ……!」
「どうも、お前らの部下達はお前のこと好きみたいだからなぁ?折角だしくっつけてやんよ」
そう言って、男はアイリーンにハイネとジュリエットをくっつけて犯し始めた。3人の胸がお互いの胸を押しあって、それぞれの形を潰していた。乳首は擦れて、そのせいで余計に3人は喘がされていた。
「んぁ!ぁ、ひっ!!」
「ぁ、ぁあ……!」
「う、ぁ……もう感じたく、ないぃ……!イキたくないぃ……!」
アイリーンは大きく声を出しながら感じており、ハイネは犯されすぎてすっかり声を出す元気も無くなっていた。無理やり入れられて血が滲んでいた膣も、精液が溢れかえってしまい完全に血が流れていた。
それに、今ハイネの姿を見ても数時間前まで処女だったとは思えないほどに、彼女は喘いでしまっているのだ。
「ひ、んひぃ……いや、いやぁ……!」
「んだ?こいつずっと同じことしか言えてねぇぞ?」
「犯されすぎておかしくなったんだろ?今に始まったことじゃねぇだろ」
そして、ジュリエットは犯されていることに嫌悪感を感じ、自分を犯している男達に恐怖を感じ、膣をえぐられる快楽を感じていた。そのように、色々な大きくかつ影響力の強い感覚を味わってしまえば、彼女の中の人格は色々な感情の影響によって壊れてしまったのだ。
恐怖を感じ、快楽を感じ、そして相手にも自分にも嫌悪感を感じ……それら全てが今の一言に現れているのだ。
「ぁ、んぁ……!」
エルザは、フィオーレの男達に犯されていた。かの有名な妖精女王を冒犯せるということは、フィオーレの男からしてみれば殺されても文句は言えないほどには羨ましくそして恐れられることなのである。
「これがあの妖精女王のま〇こか……すげぇ締め付けだな…!」
「き、ひぃ……!」
大きな胸を揺れるようにするために、男はバックでエルザを犯していた。突かれる度に大きく快楽を感じて、胸を前後に揺らしていた。そして動く度に膣から愛液が垂れて、地面を濡らしていった。
「ひ、ぁ……はぁ、はぁ……」
エルザと、アイリーン隊。目立っているであろう4人の女性達は、男達の慰み者にされていた。何の因果か、恐らく両大陸で強者と呼ばれた女性達がここで犯されており、弱者と呼ばれるであろう力が弱き男達に道具にされていた。
「んぁ……ひ、いぃ……!」
ジュリエットのか細い悲鳴が、腰同士のぶつかり合いの音に消えていく。彼女の理性も、快楽の底へと消えていく。
この女性達に、もうまともな未来は……無いのであった。
そして、ここは戻った待の一角にて。ギルドに戻るために、ジュビアは奔走していた。
途中、親友であるメルディと再開して共に向かっているのであった。
「ここまで、敵が少ないように感じたけど……」
「好都合!!早くギルドに戻って……初代を助けないと!!」
ジュビアとメルディは奔走する、ギルドに戻るために。しかし、その道を邪魔するものがたった一人だけ存在したのだ。
「……ここから先は、通さないぞ」
「スプリガン12!!」
アルバレス皇帝の側近の1人である男が、2人の前に立ち塞がっていた。しかし、ジュビアもメルディも臆していなかった。立ち塞がる的は誰であろうとも、倒さねばならないと覚悟を決めているからだ。
だが、今回はその理屈は通用しない。敵はこの2人にとってはとても相性の悪い男だからだ。
「まったく……どうしてこうもこの国の女達は刃向かってくるのだ……いや、女に関してはこちらも言えたギリではないか……生意気な女ばかりだ」
ジュビア達のことが目に入らないとでも言わんばかりに、男は大きなため息をついて頭を抑えていた。雰囲気だけでも伝わるほどに、男はイライラしているのだ。
「意地でもここは通させてもらいます!!」
「……今なら、命までは取らん」
「そうやって舐めていると━━━」
瞬間、凄まじい寒さを感じたジュビアとメルディ。だが、その一瞬の寒さが過ぎ去った後に残ったのは完全に凍りついた自分の服だった。
「舐めているのはどちらだ。自分達の力量も分からないで、自分達よりも強い者に挑めば辱められるということが分からないのか?」
そして、粉微塵にジュビア達の服は砕け散った。下着も帽子なども残さず全て砕け散った。温情かなのかは分からないが、靴だけは残されていた。
「っ!?」
「こ、こんなこと……」
「やっているのがゲスの極み……とでも言いたいのか?これは戦争だ、正々堂々などという馬鹿みたいなことをするとでも思っているのか?」
「それは……」
「……まぁ、いい…生半可な気持ちで男に歯向かえばどうなるか、その身をもって思い知るといいさ」
そう言って、男は魔力を大きくする。その魔力の大きさ、そして服だけを凍らせて靴だけを残したその精密さ……全てに恐怖しながら、2人は辱められていくのであった。
次からはジュビア&メルディ編です。
他のやれてないサブ女子キャラの扱いも、どうにかしてストーリーに組み込んでいきます。