「んぶ、ふぉ……!」
エバーグリーンは、犯されていた。周りにいる女性達と同じように、区別無きように、犯されていた。ただそこにいる女という名の道具程度の扱いであり、男達からしてみれば彼女たちの名前などどうでもよかった。
顔やスタイルが違うので、それぞれの好みに合わせて犯せる……その程度の認識だった。エバーグリーンもまた、彼女を好んで犯そうとする男達の手によって、嬲られていた。
「んぶぇ……」
「ちっ、こいつまた吐きやがった。いつまで経っても精液飲むことを覚えようとしねぇ……」
「まぁ長いつってもまだ1日も経ってねぇんだ、気長にやろうぜ。時間はたっぷりあるんだからよ」
「まぁ、そうか……」
男達も、女達が自分の気に入る行動をしなかった場合……簡単に怒る。短気といえばそれまでだが、ペット以下の道具の扱いであっても自分から動かねばならないという矛盾を起こしているのだ。
「おら……また飲ませてやるから、今度は全部飲めよ?」
「くっ……!」
「おうおう、他の女達はもうそんな目はしなくなったからなぁ……へへ、どんだけ気丈な目をしていられるか楽しみだぜ」
男達の表情が邪悪に歪む。エバーグリーンに起こっている陵辱は、恐らく彼女が折れても続けられることだろう。しかし、仮に彼女にとって苦痛の陵辱劇が終わるのだとすれば、それは彼女の心が折れて屈服する時である。
そしてほぼ同時期である今の時、場所はクロッカスを見おろせるような高いところで、女性が犯されていた。
「へへ!こんな所にも女がいやがったぜ!!」
「ちいと歳があるみてぇだが……充分綺麗な顔してんじゃねぇか、熟女ってのも悪くねぇな」
「あ、貴方達!?何故こんなことを……!」
「あ?ンなもん今からの行為で理解しろや!!」
戦争というものは、倫理観を著しく落とす。それはもう恐ろしい速度で落としていく。
命をなるべく奪わないと思っていた人物が、数日するだけで他人の命を簡単に奪えるような性格に変わっている……ということもある。
そして、それは殺しだけの話ではないのだ。
「へへ…!いい胸してやがるぜ……!」
「ンな胸持っててよく肩こらねぇなぁ?デブってわけでもねぇのに、よく保てるもんだ」
女性……アンナの服は剥ぎ取られ、裸同然の格好に剥かれていた。そして、未だ健在であるその巨乳を無理矢理揉みしだかれていた。
「く、ぁ……!」
「お?何だこの白いの……」
「……母乳じゃね?ってことは、この女経産婦って事になるけどよ」
「ほー……既にガキ産んでんのか。それはそれで興奮すんなぁ?おい!旦那のと比べろよ!」
下品な笑い声を上げながら、男は自分達の陰茎を晒していく。アンナはそれを見まいと目を瞑って、顔を背けていた。それが余計に男達の情欲を誘ったらしく、余計にイキリ勃たせる者達も多かった。
「へへ!旦那のを何度も見てんだろぉ?の割にこんな反応じゃ、まるで生娘じゃねぇか!!」
「こういうウブな反応も新鮮なもんだなァ……おら!ケツ向けろ!!」
服を剥ぎ取られ、アンナは自らの秘部を晒される。経産婦と言う割には綺麗な膣の中を、無理やり覗かれてしまう。その恥ずかしさからか、アンナは顔を真っ赤に染めていた。
「へへ……まずは王道っと…!」
「くひっ!?」
男の1人が、アンナの膣へと自らの陰茎を入れていく。無理やり入れられているが、そこは経産婦ということもあってか余裕を持って入っていく。しかし、隙間があって所謂ガバガバという訳ではなく、ちゃんと締め付けてきていたのだ。
「こりゃすげぇ……ほんとにガキ産んでんのかよこの女」
「そんなにいいのか?」
「相当だわ……へへ、こりゃあ旦那は相当な祖チンだった可能性があんなぁ?こりゃあいい拾い物したぜ」
そして、そのまま男はアンナの膣を突き始める。経産婦とは思えない締めつけが、彼らの情欲にさらなる火をつけているせいかかなり激しく犯されていた。
そして、アンナは幸か不幸かあまり痛みを感じないままに犯されていた。無論、若干感じていることに凄まじい不快感を覚えてしまっているのだが。
「はぐっ!んぎぃ!!」
「おい、こっちにケツ向けさせろ……1人ずつなんてチンたらしてらんねぇっての」
別の男が、催促を促してアナルを向けさせた。そしてそのままアンナの意思は関係なく、今アンナのアナルが旦那とは違う男に犯されようとしていた。
「あぎぃ!?」
「お?こりゃあ……ケツは初めてか?こりゃあいい、思わぬ所で処女を奪っちまったぜ」
「ちっ、羨ましい奴だぜ」
そんなことを言い合いながらも、男達はアンナを陵辱していく。アンナの旦那も決して短小では無いのだが、しかし子を為してからしばらく時が経っていること、そして男達のが太い為にほぼ処女のような反応になってしまっているのだ。
「あぐっ!苦しっ……!」
「段々それが気持ちよくなるってぇ話だぜ?まぁ、俺らにァ一生わかんねぇがなぁ!」
「やめ、てぇ…!」
「そう言われて辞める男はいねぇっての!!」
交互に、かつアンナのことは何も考えずに男達は動いていく。擦れ合う2本の陰茎が彼女の膣と腸壁を削っていくような、そんな感覚になっていた。
無論、そのようなものを感じている以上アンナの理性もまた削られていくのである。
「うごっ……あぐっ……!」
アンナの口からは、ヨダレが垂れてくる。あまりの苦しさに、彼女の口が酸素を欲し続けているのだ。しかし、突かれることで肺から空気が漏れてしまっているために、苦しさは一向に改善されないままである。
「いぎっ……んはっ……!?」
一瞬、甘い声が出てしまったアンナ。本来、アナルは性行為をする器官ではないが、一部の者は好んですることが多い。無論、犯せればいい男は除くとしても、女性であってもそれは変わらないのだ。
「わた、し今……!?」
「へへ、アナルの快感に目覚めてきてんのかぁ?飛んだ変態経産婦だなァ!おい!!」
「わ、私は変態なんかじゃ……んぎっ!!」
甘い声を出したことを否定するアンナ。しかし、男達はそれを感じていると断定してアンナを変態だと罵った。罵った瞬間、アンナの心には言い知れぬ感情が芽生えていたが、彼女はそれの存在に気づいていなかった。
「変態だよ、お前はな……」
「そもそも、谷間見せるような格好してる時点で変態に決まってんだろうがよ。それともなんだ?旦那を誘惑しようってか?最近ご無沙汰っぽいなぁ確かによ」
「うぐぅ……!」
いつもならば、何かしらの否定の言葉を並べていたアンナだったが、今この状況と辱めるかのような言葉によって冷静な思考と言葉が出てこなくなっていた。
2つの穴に入っている陰茎と、男達の吐く性的な罵倒が彼女の頭を、理性を崩していった。
「私、私はァ……!」
「もう忘れちまえよ、前の旦那のことなんてよ!あんたが壊れるまでは、俺らがアンタをずーっと、気持ちよくしてやれるんだからな!」
「う、ぁ……!」
アンナの目から涙が零れ落ちていく。それは、旦那に対する謝罪や自分に対する悔しさなどといった色々な感情が混ざった涙であった。力のない自分が、こうして犯されてしまっている悔しさ。犯されて少しでも甘い声を漏らしてしまった自分に対する悔しさ……悔しさでも、また色々と混ざっていた。
「く、ぁ……!」
「声我慢してた頃でどうしようもねぇぞぉ!?」
「ほれ、我慢は体に悪いぜぇ!!」
男達の陵辱は、体だけでなく彼女の心や耳や思考までもを犯していった。アンナの心は、急速に壊れていく。今まで為してきたことを、簡単に潰されてしまったかのような……タダでさえ取り返しのつかない事なのに、自分とは全く関係のない所で失敗に終わらされたのだから、ある意味壊れてしまっても仕方の無いことではあるが。
「ひぁ……んひっ……!」
そして、壊れていく心に反比例して、段々とアンナの口からは甘い声が漏れていく。もはや自分でも制御できない何かによって、アンナという女性の目的や運命、そして感情や精神そのものは破壊されていくのだ。
たった一つの、単純明快な答えである『性快楽』によって、彼女は潰されてしまうのだ。
「へへ、いい声出してきたじゃねぇか…!」
「それでこそ、いい嫁さんってもんだぜ……」
無論、この中の誰もアンナに惚れているわけでもなく、かつタイプであるというわけではない。恋愛面で見ることはなくても、性的な行為をするにあたっての基準として、ある程度の美醜は見てしまうのだ。
誰も、化け物と性行為を好き好んですることは無いだろう。それこそ、異常者出ない限りはある程度美しいものと交配をしたいと思っているのだ。
「ふぁ!んぁ!」
そして、段々と声が大きくなり始める。感じてしまっている以上、もう止めることは不可能だが、それでもアンナはほんの少し残った理性でなんとか抑えようとしていた。
しかし、理性が既に快楽という本能に負けてしまっている以上、遅いのだ。全てにおいて、何もかもが。
「んぁ、あぁ!!」
「へへ、気持ちよさそうな顔しやがって……すっかりメスの顔になっちまったなぁ?」
「聞こえてねぇだろうよ、この女は」
そして、ある程度犯されていればその残った理性も、彼女の背徳感を煽るただのスパイスとしてしか機能していない。
最早、アンナでさえもそうとしか理性を認識していないのであった。
しばらくの時間が経った。アンナは、アルバレスが所有する女達の仲間となっていた。要するに、奴隷の仲間入りである。ルーシィとよく似た顔であるはずだが、
「ぁ、ぁ……!」
「んぁ、ひ……!」
エバーグリーン、そして新しくアンナが加わって益々喘ぎ声が盛大になっていくこの場で、女達は自分の声がちゃんと発せているかどうかすらもよく分かっていなかった。
そんなことよりも、さっさと快楽を貪りたいという気持ちだけが先行していた。
「ふー……!」
「ふー……!」
同じように声を出しながら、エバーグリーンとアンナは偶然にも並べられて犯されていた。だが、お互い自分の中にある陰茎だけを感じとって喘ぐだけであった。
「んひゅっ!!」
「は、んぁ……!」
「ったくよォ、堪んねぇデカパイだぜ」
「よく似た金髪の女が向こうにもいたな、あの女もかなりでかかったが母親かなんかか?」
「にしては若い気もするけどな……ま、どうだっていい話だがな」
アンナがルーシィに似ていると一瞬だけ話題に上がったが、すぐさまどうでもいいと切り捨てられてしまう。実際、犯されている女達もそんなことはどうでもいいと感じているのだ。
「おら、そろそろ出すぞ…!」
「ぁっ……!」
そして、男達はピストン運動を段々と早くしていく。当たり前の話だが、二穴を犯されているので感じる快感は単純に2倍であり、このまま中に出されればさらに深みへと落ちてしまうだろう。
「い、やぁ……!」
「何が嫌だ!てめぇらはもう逃げられねぇんだよ!!おら、受け止めやがれ!!」
「んひいいいいい!!!」
「あひいいいいい!!」
エバーグリーンが微かに抵抗を示したが、しかし虚しくアンナと一緒に絶望の快楽へと落とされてしまう。こうして、完全にこの国に居る女達はアルバレスの所有物となったのであった。