「……」
ディマリア達が人として終わっている最中、アルバレス帝国の1人は今とあるギルドの地下に幽閉されていた。その名はブランディッシュ・μ、彼女の使う魔法は物の大きさを変えるという至極単純な魔法である。しかし、彼女はその魔法を島などの巨大な物体や腫瘍などの小さなの物まで触れずに見ずにその大きさを変更出来る。
しかし、彼女は捕まっていた。敗北といえば敗北なのだが、フィオーレの街にいた彼女はとある事情により、突如として大量に散った花粉により花粉症を発症、それにより集中を乱されて後ろから頭を殴られて気絶、そしてその時に一緒にいた敵であるルーシィ・ハートフィリアとカナ・アルベローナによってお持ち帰りされてしまったのだ。
「…西武の、っつうか西の大陸の女はみんなこんな格好してんのか?」
「ビスカを見てみろよ」
「…確かに…ありゃあ母親のする格好じゃなかったな……」
そして、ブランディッシュの監視に二人の男が付けられていた。ブランディッシュが捕われたのはギルド
「……なんだ?その目はよ」
「なんでも…ただ、やっぱ男って言うのはアホだと思って」
「あぁ!?」
「落ち着けよ…お前が馬鹿なのは本当のことだが、挑発に乗るんじゃねぇ。今この女は何も出来やしねぇんだ…それを忘れんなよ」
男の1人を挑発するブランディッシュだったが、もう一人の男がそれを制していた。その男の言葉で少し冷静になったのか、馬鹿だと言われた男は冷静な視線に戻っていく。
「……けどまぁ、なんでアホだと思ったのか聞いておこうか?」
「…向こうでも、ここでも…みんな私の格好ばかり見るし…ほんと、性欲しかない猿だと思って」
ただ淡々と説明口調で煽るブランディッシュ。先程怒った男が、再び怒りそうになっていたが、それをもう一人の男が制して話を続ける。
「そうかそうか…ところで、あんたの魔法って物を大きくするんだよな?」
「……それが?」
「感覚的なもんも大きくできたりしないか?」
「…出来ないし、出来たとしてもそっちの言うことを聞く必要が無い」
「ふむ、出来ないか……」
何かを考える男。馬鹿な方の男も、ブランディッシュも今の質問の意味が理解できておらず、疑問符を頭の中に浮かべていた。
「ま、それならそれで構わないさ…あぁ、男が性欲の猿…って言ってたけど……
「…言葉の意味が理解できない。仮に女がそうだとしても、私がそうである証拠にも、そう出ない証拠にもなりはしない」
「その通りだ。だから…今からあんたがどっちか証明しておくよ」
さらに疑問符を浮かべるブランディッシュ。男は不気味な程に爽やかな笑みを浮かべながら、ブランディッシュの前に料理の乗った皿を置く。
「これが食べたいか?」
「…別に?食べなかったら餓死するだけだし…私がそうなったら、こっちの国に責任が行くかもね?捕虜の扱いは万国共通の筈だし」
「さて、どうかな?」
料理をスプーンで掬い、男はブランディッシュの目の前に料理を持っていく。無理やり食べさせるようなことはせず、ただ口の前に置いてあるだけ。ブランディッシュは馬鹿らしいも思いながら、絶対に食べないと考えながら、
「あむ……んぐんぐ……ん!?」
「あれ?あんなこと言っといて食っちゃうんだ」
「へへ……」
馬鹿な方の男が、不敵な笑みを浮かべる。どちらかが、魔法を使ってブランディッシュにものを食う行為を強制させたのだろう。
だが、物を食べさせられるだけなのでブランディッシュは少しだけ我慢することにした。好きでもない人物から、あーんされているような感覚だが、我慢するしかないのだ。
「……薬、盛った?」
「大量に」
少ししてから、ブランディッシュの体は火照り始めていた。正直、こうなる事も予想していた。どうせ、犯すためだけにものを食べさせようとしたのだろう、と。
「まぁまぁ、確かに今から君が考えていることしようとするけどさ…すこーし…面白いやり方でさせてもらうよ」
そう言って、ブランディッシュの服が段々と剥ぎ取られていく。抵抗はしない、無意味だとわかっているからだ。
例えこれから何をされようとも、体がどんな反応をしようとも、心は絶対に折れることは無いと自分に言い聞かせながら、ブランディッシュは表情を変えることなく男達を眺めていたのであった。
「く、あっ…んん……!」
あれから約数時間が経過していた。ブランディッシュはひたすらに玩具で弄ばれていた。我慢しているせいで絶頂に達していなかったが、しかしその我慢の決壊も時間の問題となっていた。
「いやぁ、かなり時間が経ってるねぇ…」
「そっち、の…男に…私に従順に従うようにさせれば、いいのに…!」
「そうしたら面白くねぇ…って言いたいところだが、生憎そんな使い方は出来ねぇ魔法でな。
いわゆる初見殺しでしか使えない魔法なんだよ、意識していない相手に行為を強要する程度にしか使えない。1回使うと相手は意識しちまうからな…まぁ、獣相手には使えそうな魔法だが」
「ふん…やっぱり、馬鹿な男、じゃないの…!」
「けけ、そんな喘ぎながら言われたら流石に怒れねぇわ」
馬鹿な方の男は、流石にそろそろ挑発が通じなくなってきているようだった。ブランディッシュは軽く舌打ちをしたが、しかしあまり他のことにも意識を向けられないくらいには、余裕がなくなってきていた。
「まぁ、どっちにしろ俺達が欲しいのは情報じゃないんだよね」
「何を、言って…!」
「情報なんて、どうせ吐かないでしょ?あぁいや、吐くかもしれないけど、敵からもたらされた情報なんて俺達はいらない。スプリガン
ニコニコと笑っているが、その男は情報というものがどれだけ大事なのかわかっていないのか、とブランディッシュは内心見下していた。
「それに、既にスプリガン12は何人か倒されてるしね…場所によっては和解した…なんて所もある」
「和解…!?」
「君達の皇帝陛下も、それが望みなんだろうね…」
ブランディッシュは信じられなかった。皇帝陛下に関しては後に回すとしても、アルバレスの中で和解を行った者がいるなどというのはありえないのだ。誰も彼もが、この国の侵略に反対しなかった。賛成と、どちらでもいいの2派しかいなかったのをブランディッシュはよく覚えている。
「あぁ、因みに…和解した代わりに君達の仲間の一人である…ディマリアって魔導士が『共有財産』になった」
「ディマ、リア…!」
ブランディッシュは大方の推測が出来ていた。恐らくディマリアは和解のことに反対したかそもそも知らなかったか。どちらかだったろうが、油断して戦闘が出来ない状態にされて、今の自分のようになっている…と言う予測を立てていた。
そしてそれは、正解である。ブランディッシュが知る余地のないことではあるが。
「ま、それはともかく…君の身柄も交渉材料に使えないか頑張ってみるよ、上手くいけば……戦争を終わらせられるし…ね!」
「ぎっ…!?」
男はブランディッシュの乳首を弾くようにして、指を当てた。かなり絶頂を我慢していたブランディッシュも、この刺激に対して完全に予想外だったため、簡単に我慢の崩壊へと向かわせられることになった。
「あ、く……ん、うぅ…!」
「イったね…もうおしまいだよ、それで」
「かひっ!?」
絶頂に達したブランディッシュ。だが、その瞬間今まで魔法を使っていなかった男がブランディッシュに何かしらの魔法をかける。
かけられたその瞬間、ブランディッシュの中の絶頂の感覚が終わらずにそのまま続いている状態になっていた。
「なん、でぇ…!?」
「僕の…ま……ほ………う……………………は………………」
「っ!?」
絶頂による感覚を、何故かずっと続けられているブランディッシュ。だが、同時に周りの方に変化が起きていた。何故か、男の声が段々と遅く聞こえ始めていたのだ。
嫌がらせなどの類ではなく、恐らく何かしらの魔法の効果によるものだろう。だが、ブランディッシュはこれがどういう魔法なのか全く分からなかったのだった。
「僕の魔法は、相手の感覚を伸ばすこと……あぁ、簡単に言えば相手の感じている感覚を引き伸ばす…うーん、これでも分かりづらいな。
例えば、本来1分しか経ってないって感覚を1時間くらいたったように思わせるって魔法だよ」
男の説明は、ブランディッシュには届いていない。正確には、ブランディッシュはまだ言葉の殆どを聞き取れていない。
「一瞬しか感じない絶頂を、まぁ1000倍まで引き伸ばしてみたよ。1秒くらいの感覚なら、大体16分くらい?まぁ因みに重複は出来ないんだよねこれ、結構面白い魔法だけどさ」
「く、あぁ…!」
絶頂の感覚を味わい続けているブランディッシュ。今は絶頂だけを味わい続けている状態だが、感覚をずらされるというのは酷く恐ろしいものである。
「感覚を引き伸ばす代わりに、思考も高速化させてしまうのが難点でね、気づかれたらこの魔法だけで戦えないんだよねぇ…」
「……いやぁ、こんな状態だとあんまり聞き取れないと思うがなぁ」
「わざわざこの女の見張りを志願したのは…こういう役得があるからだしね、聞きたいことが無いって言うのは強いや…好きに嬲れるんだし」
ニタニタと笑いながら、男達はブランディッシュに近づく。彼女に取り付けられてある玩具を取り外していき、代わりに自分達のズボンのファスナーを下ろしてイキり勃った自分達の陰茎を晒し出す。
「どっちがどっち使う?」
「1周は確定だろ、口もま〇こもケツ穴も全部使うに決まってらぁ」
「そりゃそうだ」
今は既に絶頂に達しているブランディッシュを、2人は持ち上げる。そして、四つん這いの体制にさせて1人は後ろから膣を、もう1人は前から口へとそれぞれの陰茎を押し込んでいく。
「お…やっぱりこういう時に使うイキま〇こは締まってるから、使い勝手いいね…!」
「へへ、口もいいぜ…!」
無理やり押し込んでから、ひたすらに腰を動かしていく男達。犯される度に、ブランディッシュの豊満な胸が揺れに揺れていく。だが、ブランディッシュ未だそれを知覚してはいない。
「へへ、こいつがこの感覚を味わうのは何分後かな…!」
「さぁね…もっと引き伸ばしても良さそうだけど……まぁ、今はこれくらいにしておこうか…」
腰を動かしながら、ブランディッシュは喘ぐことしか出来ない。その喘ぎも、一体彼女に取っては何分何十分経過した後に来ている感覚なのだろうか。
「う……ふ、ぅ…!」
「にしても、この状態にするとほとんど反応無いのが辛いところだよねぇ」
「そこはどうしようもないだろうよ、馬鹿な俺でもわかるぜ…強い魔法にァ、それなりの代償があるってこった」
ほとんど反応を返さず、抵抗もしないブランディッシュを見て愚痴をこぼす男達。だが、この女の心が壊れた時が彼らが本当の意味で彼女を好きに犯せる時なのだろうと、そう感じ取るのであった。
ブランディッシュちゃんです。妖精の尻尾に捕まった後からのお話です。
魔法に関しては、説明がありましたが改めてここで説明を。
馬鹿な男の方の魔法は、相手に何かしらの行為を強要する魔法です。しかし一瞬しか効果が無く、しかも1度警戒されるともう効かないので不意打ちと初見殺しでしか使えません。
もう1人の方の魔法は、対象の感覚を長く感じさせる魔法です。1秒を1分に、1分を1時間に…みたいな感じで相手の感覚を鋭くしていきます。ジョジョ知っている人なら分かる説明ですが、ジョルノがブチャラティを初めてスタンドで殴った時に起きたあれです。
故に思考もすごく早くなるというデメリットがありますが、だからどうしたとしか言えませんね。