超次元ゲイムネプテューヌ Origins Visionary 作:シモツキ
・今回の話のように、就寝前及び起床後のどちらか、又は両方が描写されない場合もあります。
・通常のリクエストは勿論の事、特殊作品群に該当するようなリクエストも受け付けております。しかしその場合は当然相手となる作品の作者さんに了承を頂かなくてはいけない為、必ずしもリクエストにお応え出来るとは限りません(既存シリーズの続きが読みたい、というリクエストも承っております)。
人物・ベール
内容・膣内射精 野外露出 拘束 目隠し
ある時見た夢、その夢の内容を、その夢の中で感じた興奮を忘れる事が出来ず、ベールは野外露出を行った。終電、公園、街灯の下、教会の前と場所を移しながら、全裸を晒し、破廉恥な姿を見せ、変態的行為が生み出す高揚感の中で自慰や排泄に耽った。それは誰にも知られてはならない、女神としては勿論一人の女性としても危険過ぎる遊びであり……しかしそれが、ベールには気持ち良く、ゾクゾクとして堪らなかった。
ベールはそこに、後悔などなかった。満足し、再び行いたいという新たな欲求も抱いていた。……後日、『彼』が訪れるまでは。
「ふー…大は小を兼ねるとはいえ、大きいが故の悩みというのも、時にはあるんですわよね……」
リーンボックス教会の一角、執務室。そこでベールは仕事をひと段落させ、つい先程自らの豊かな胸でテーブルの上が見辛い瞬間があった事に対して一人呟く。…尤も、だからといって慎ましやかな胸を羨む訳ではないのだが。男性は勿論、同じ女性ですら思わず目で追ってしまうような自らのスタイルを、ベールは自慢に思っているのだが。
ともかくベールは呟き、仕事も調子良く進んだのだからという事で、少し休憩を取る事にする。そして執務室に置いてあるティーセットで紅茶を淹れようとしたのだが…そこで、茶葉が切れてしまっている事に気付く。
(わたくしとした事が、なんという迂闊…。……この際、買ってこようかしら)
茶葉のストック自体は私室にもある…が、そちらも全体的に残りが少なくなっていた気がする。ならば思い立ったが吉日と、ベールは買いに出る事にする。そうしてベールは手早く準備を済ませ、教会を出て、行きつけの店へと向かおうとした…その時。
「あ、あのっ」
「……?」
突然、背後から掛けられた声。何事かと思いベールが振り返ると、そこにいたのはまだその外見に幼さを残す、どこか気弱な雰囲気の少年だった。
「どうかしましたの?」
「その…み、見てほしいものがあって……」
幼さとおどおどとした様子が醸す可愛らしさに微笑みつつ、ベールは彼に視線の高さを合わせるように軽い前屈みとなって問い掛ける。すると少年は携帯端末を取り出し、見てほしいものがあると言う。一体何だろうか、そもそもこの少年は自分が女神グリーンハートだと認識した上で呼び止めたのだろうか、と幾つか疑問を抱きながらも、ベールは何気なく携帯の画面を見やり……
「な……ッ!?」
次の瞬間、愕然とした。そこに写っていたある写真を見た事で。街灯の下で目隠しをし、M字開脚で股を晒す卑猥な自分の姿がばっちりと収められていた事で。
「な、な、何故これを…ッ!これは……」
一瞬見間違い、他人の写真や悪質な偽画像ではないかと思ったベールだが、目隠しやポーズだけでなく、ケモ耳や胸に張った絆創膏、秘部や後孔に取り付けられた器具など、完全にあの夜野外露出をした時のベールと一致している。つまりこれは、この痴態を晒している女性は、正真正銘…ベールに他ならない。
(……!まさか、あの時の……)
何故こんな写真を、と激しく動揺するベールだったが、次の瞬間思い出す。この格好で自分を拘束し、三十分間そのままでいるというスリルを楽しんでいた際、近付いてくる足音があった事を。その足音は自分の側へ来る事なく、どこかへ消えていってしまったのだが…どうやらそれは自分に気付かず去っていったのではなく、実際にはこの少年が写真を撮った上で、その場から立ち去ったという事らしい。
ある意味それは納得の、腑に落ちる結論。しかし何も解決などはしておらず…ただ、一層この写真が真実味を帯びてしまっただけ。
「…脅す、つもりですの……?」
「え?」
「これを公開されたくなかったら、要求に従え…そういう事なのでしょう…?」
「お、脅すなんてそんな…僕は、もっと写真を撮らせてほしいだけで……」
声を潜め、努めて慌ててなどいない様子を演じながら問うベールに対し、少年は首を横に振って返す。そんなつもりはないという素振りを見せつつ要求を口にする少年の態度は、何とも白々しく思えるものだったが、態度はどうあれ彼の撮った写真は自分にとって致命的過ぎるものである以上、今のベールは求めに応じるしかない。
「……分かり、ましたわ…」
「ほんと?やった…!じゃ、じゃあ早速いい?僕が撮りたいのは……」
「ちょ、ちょっと待って下さいまし…!わたくしは今、休憩で少し外に出ただけ…そのわたくしがいつまで経っても戻らなければ、誰かに変だと思われてしまうでしょう?ですから……」
「あ、そ、そっか。じゃあ、連絡…?…をしていいよ。僕、待ってるから」
すんなりこちらの事情を受け入れてくれた少年に、ベールは拍子抜けだと感じる一方、今ここで連絡をという強引さも彼の言葉からは伺える。これはどこまでが演技なのかと困惑しつつも、下手な事を言って彼の気分を損ねたら不味い、とベールは言われた通りにこの場で連絡を取り、職員に所用が出来たからこのまま自分は不在になる、という事を伝える。
そうして連絡を終えたベールは、少年に連れられる形で歩き出す。幸い人としての姿は女神としての姿より世間一般での認知度が低い事と、共に歩いているのが一見無害そうな少年である事から通行人に怪訝な顔をされる事もなく…だがだからこそ、誰にも止めてもらう事が出来ず、ベールは少年に弱みを握られてしまう羽目になった野外露出プレイを激しく後悔するのだった。
*
「ここは……」
写真で事実上の脅迫を行い、ベールを従わせた少年が目的地とした場所。そこは裏路地でも自宅でもなく…なんと無人の砂浜。
「…プライベートビーチ、ですの…?」
「うん。と、時々家族の皆でここに遊びにくるんだ。あ、でも、大丈夫。今は、その時期じゃないから」
どうやら少年は裕福な家庭の子供らしく、慣れた様子で砂浜を進んでいく。一方ベールは、当たり前だが心穏やかなどではない。弱みを握られているというのは勿論だが、一体何故この少年は深夜に出歩いていたのか、幾ら脅せる材料があるとはいえ、いきなり話し掛けてくるなど何を考えているのかと、彼が只者ではない彼女を予想し内心身構えていた。
「…ここで、どんな写真を撮るおつもりで?」
「え、えっとね…撮りたい写真はたくさんあって…うぅ、どれにしよう…どれもいいし、撮りたいし……」
「…決めずにここまで来たんですの?」
「う…じゃ、じゃあやっぱり……!」
本当に何を考えているんだ、とベールが言葉を返せば、少年は顔を曇らせた後、砂浜にある小屋へと駆けていく。ベールを置き去りに小屋へと入り、かと思えばその手に筆と塗料らしきものを持ってすぐに再び姿を現す。
「……!…まさか……」
「あ、もしかしてベール様、知ってる…?それじゃあ…いいよね?ボディペイント」
ベールの頭に思い浮かんだのは、きっかけとなった夢の中で行われたボディペイント。自分ではあまり上手く塗れない、という事で断念していた行為の一つ。それを思い出してどきりとする中、少年はまるで了承を得たかのように塗料の缶へ筆先を漬ける。
「ちょ、ちょっと待ちなさいな。ここが私有地だとしても、今はまだ昼間ですわよ?もし万が一、敷地の外から誰かが見ていたら…或いは貴方のご家族が来てしまったら……」
「さっき言ったよね…?今はその時期じゃないって。それに、向こうの方まで…えっと、所有?…してるから、誰かに見られる事もないよ。…それとも、ベール様…撮らせてくれないの……?」
「そ、そういう訳では……」
幾ら野外露出経験済みとはいえ、昼と夜では心理的ハードルが違い過ぎる…とベールは少年に待ったを掛ける。しかしそれは聞き入れてもらえず、逆に少年の返答で言葉に詰まる。
今最もベールが回避しなければならないのは、撮られた写真を拡散されてしまう事。それだけは絶対に避けなければならず、それに比べればボディペイントをされる事も、その為にここで脱ぐ事も遥かにマシ。そう、自分に言い聞かせ……ベールは服に手を掛けた。
「くっ…(屈辱的ですわ……)」
微かな布擦れの音を立てながら、ベールは服を脱いでいく。そんなベールへ、少年は期待の眼差しを向けて待つ。下卑た視線でも、欲望剥き出しの目でもない、まだまだ未熟な少年の眼前で、しかも昼間の砂浜で脱いでいるのだという状況が、凄まじい羞恥心となってベールの顔を赤く染める。
そうして経つ事数分。ベールは今、全裸になっていた。長手袋やヒールも脱ぎ、一糸纏わぬ姿となっていた。…この時ベールが、顔どころか耳まで真っ赤になっていたのは言うまでもない。
「す、凄い…やっぱりおっぱいも、お尻も大きい……」
「……っ…レジャーシートか何か、脱いだ服を置いておけるものはありませんの…?」
「あっ…そうだよね、じゃあこっち来てっ」
「えっ、ちょっ……!」
極力少年の存在を気にしないよう目を逸らしていたベールだったが。腕を引っ張られ、走る少年に慌ててついていく。そのまま小屋の反対側にあった、大型パラソルやテーブル、ビーチチェアのある場所まで連れていかれて、そこで衣類一式を置く。
「これでいい、よね?もう塗ってもいいよね?」
「あぁ、もう…好きにして下さいまし……」
全裸を晒してしまった以上、後はせめて早く終わるよう少年の好きにさせるしかない。そんな気持ちでベールは受け入れ、目を閉じる。そして、数瞬の後……ひやりと柔らかい感触が、ベールの乳房へと触れる。
「ん、んっ……」
撫でられるような、擽られるような感覚。想像していたものと、夢の中で感じていたものと遜色ない、筆が肌の上を走る触感。
筆は、止まる事なく動いていく。既に完成図が頭に浮かんでいるのか、滑らかに塗料を塗られていく。
(…これは、やはり……)
初めに少年は、三角形を描くように双方の乳房へ筆を走らせた。それが済むと、三角形同士を繋ぎ、頸の辺りにも線を伸ばし、続けて三角形の内側を塗っていった。
この時点で、大方の予想が付いたベール。そして予想通りならば、このまま乳首も塗られる、乳首も筆で撫でられると、その瞬間の刺激を想像し無意識に身構えていた……が、筆が乳輪に触れるかどうかの辺りで、少年は筆を離してしまう。予想外の動きに思わず目を開けたベールだが、少年は気付く事なく、反対の胸も塗っていく。そうしてそちらもやはり、乳首と乳輪は塗らずに済ませる。
「これでよし、っと。じゃあ、次は……」
そんなベールの疑念とは裏腹に、少年はベールの下腹部…股回りを塗り始める。こちらもまた縁から塗って、その後に内側を塗り進める。他人の…それも女神の股間に筆を走らせるという非常識極まりない行為でりながら、少年に躊躇いを見せるような素振りはなく、むしろ徹頭徹尾楽しそうな様子。おかげでベールは調子を狂わされ、訳が分からないという気分になり……また、少年は筆を離す。いよいよ秘裂に筆が到達すると思った次の瞬間、少年は止めて背後に移る。
繰り返される、性器の中心だけを避けるような塗り方。子供でありながら、彼は女神を焦らそうとしているのか。それとも流石に、乳首や秘部まで塗るのは恥ずかしいと思っているのか。何れにせよ、この調子だと肛門も塗られる事はない、と考えていたベールだったが……
「まずは…ここっ!」
「ひぁんっ♡!」
一筆書きをするように、尻の割れ目を下から上へ一気に筆が走り抜ける。当然肛門も筆に擽られ、油断していたベールは生娘の様な悲鳴を上げてしまう。直後に両手で口を塞ぎ、羞恥心から赤面した顔を強張らせる。
されど悲鳴について、少年は何も言わなかった。塗るのに夢中なのか、尻肉の上で筆を往復させるばかりで、からかう様子は微塵もない。何も言われず助かったような、むしろ何も言われないのは余計に恥ずかしいような、そんな何とも言えない気持ちをベールは抱き…たっぷりと尻に塗りたかったところで、ベールへのボディペイントが終わる。
「終わったよ、ベール様。ね、ねぇ、どう?」
「どう、って…こんなのどうもこうもありませんわ……」
無邪気そうに少年が感想を求めてくる中、ベールは辟易しながら目を開ける。それから視線を下に落とし…嘆息を漏らす。
少年が施したボディペイントは、やはり水着…それも黒ビキニ風ペイントだった。彼の技術不足か、実際のボディペイントなどこんなものという事なのかは分からないが、近くで見れば全裸である事が一目瞭然な出来であり…それに何より、乳首と割れ目は完全に丸見え。それ自体の恥ずかしさもさる事ながら、まるで性器を露出するように加工した水着を着ているようにも見えて、尚更ベールは恥ずかしかった。
「これで撮るつもりなんですの…?」
「ううん、まだだよ。ベール様も、最初から裸じゃ恥ずかしいでしょ?だから…はい、これ」
「なっ、これは……」
言うが早いか、少年はポケットから何かを取り出しベールの乳輪と割れ目へそれぞれぺたりと貼り付ける。それから完成とばかりに、満足そうな笑みを浮かべる。
貼り付けられたのは、ハート型のニップレスと前貼り。確かにこれで乳首は乳輪ごと隠れ、割れ目も覆われてはいるが、これを以って恥ずかしくないだろうと言われてもベールは煽られているのかとしか思えない。加えてどちらも黒色ではあったが、ボディペイントの塗料とは微妙に色合いが違った為、これまた近くで見れば貼っている事が分かってしまう。
「えへへ、楽しみだなぁ…ボディペイントのベール様を撮れるなんて、ドキドキが止まらないや…」
「く、ぅ…は、早く撮ってしまいなさいな。それとも、まだ何かあるんですの?」
「はーい。じゃ、じゃあ…ベール様、こっち向いて」
今すぐどこかに隠れたい程の羞恥心に苛まれるベールだったが、行為とは裏腹に純粋そうな表情で少年が見つめてくる為、どうにも調子を狂わされてしまう。そして半ば投げやりに言葉を返すと、少年は早速携帯を構え、早速一枚撮影する。
「へ、へへっ…ボディペイントをしたベール様の写真…へへへっ……」
「こ、これで満足でしょう?わたくしにはまだやる事が……」
「待って待って!これだけじゃ足りないよ…!もっと色んなベール様を撮りたいんだから…!」
撮った写真を見て頬を緩めていた少年は、ベールの言葉に反応し次々と追加の写真を撮っていく。正面だけでなく、横や後ろ、更には胸や秘部へ近付いての写真など、遠慮なくベールを撮影していく。何枚も撮るなんて聞いていない、とベールは抗議したかったが、思い返せば少年はもっと撮りたいと言っただけで、枚数について訊かなかったのはベールの不手際と言えなくもない。更に思い出している内に、写真を撮る事が少年の目的である以上、要求に従う代わりに終わったら野外露出の写真は消してほしい、という主張はどうやっても通らない事に気付く。
(不味いですわ…ここから何とかして彼を満足さけなければ、脅迫材料を消すどころか、むしろその材料が増えてしまうだけではありませんの……)
「やっぱり凄い…写真なのに、柔らかい事がこんなにも伝わってくるなんて……」
ベールが悩んでいる間も、少年は撮り続けていた。一見すれば無害そうな、今も撮った写真見て頬を緩めているだけの少年によって窮地に立たされている事を思うと、ベールは情けない気持ちになり…そんな中、いつの間にか少年は携帯の画面から目を離し、ベールを見つめていた。
「…今度は何ですの?」
「その…ここからは、さっき貼ったやつを取った状態からで撮りたいんだけど…駄目、かな……?」
「そ、そんなの駄目に決まって……」
満足どころか更なる要求をしてくる少年に、当然ベールは拒否しようとする。されど、今のままではどうにもならないのも事実。故にベールは逡巡し……呟く。
「…し、仕方ありません…わね…但し、条件がありますわ…!」
「条件?」
「えぇ。わたくしの写真は全て、誰にも見せない事…!これを約束してくれまして?」
「するする!ね、だから早くっ!」
ぱっと表情を明るくさせ、即答する少年の姿に、ベールはまるで自分が彼を騙しているかのような気分になる。とはいえこれで、一先ず要求を通す事が出来た。その事に内心で安堵しつつ、ベールはニップレスへと手を掛ける。そして一瞬の躊躇いの後、それを剥がす。
ただそれだけでも、ぷるんと軽く揺れる乳房。そうして剥がされたニップレスの下から出てきた乳首は、羞恥心からかいつの間にか勃っていた。反対の乳首も当然勃っており、今度は乳首が勃起した状態で撮られるのだと思うと更なる恥ずかしさがベールを襲ったが、もう遅い。
「あ、待ってベール様。まずは胸だけ出してる姿で撮りたいから」
「ま、またマニアックな…ああもう好きにしなさいな…」
言われた通りに待っていると、更に少年は数枚撮る。それを経て、ベールは下腹部の前貼りも剥がす。
「いい、いいよベール様ぁ…!やっぱり女神様って、凄くえっちだよね……」
「そんな事を言われても、まるで嬉しくありませんわ…」
「そうなの?外であんな格好してたのに…?」
「あ、あれは…その……」
「……?…あ、そうだ…!ねぇベール様、あの時とおんなじポーズ、してくれないかな…?」
「……ッ…こ、これがお望みでして…?」
女性器も露わになったベールをすぐさま写真に収めた少年は、思い出したようにもう一段要求。それにベールは肩を震わせるも、ぐっと堪えてその場に腰を下ろす。携帯のレンズが自分へと向けられている中股を開き…言われた通りに、あの日少年に撮られたM字開脚を再び見せる。
(これも彼を満足させる為…自分の身を守る為ですわ……)
聞こえてくるのは、興奮を隠せない少年の息遣いと連写の音。どうしようもない程の恥ずかしさに苛まれながらも、ベールは耐える。これは必要な事なのだと自分に言い聞かせ、少年が満足するのを待つ。
「はぁ、はぁ…ベール様、次はY字バランスっていうのをやってくれないかな…?それが終わったら、エロ蹲踞?ってのもやってほしくてね……」
「ちょ、調子に乗るんじゃ……!」
「うっ…や、やっぱり駄目……?」
「…た、頼み方がなっていないと言いたいんですわ……!」
「そ、そっか!じゃあ、お願いしますっ!」
びくっと肩を震わせた少年の反応を見て、再度ベールは何とか我慢。少年はあっさりと頭を下げ、ベールも顔を赤くしながらポーズを変える。見せ付けるようなY字バランスを、その後は蹲踞を少年に晒す。
そうして続く、プライベートビーチでの撮影。性器を丸出しにした、ボディペイントでの撮影会。それはベールにとっては屈辱の、恥ずかしくて恥ずかしくて堪らない、一秒でも早く終わってほしい時間であり……
(……っ…どうして、わたくしは…こんな、こんな……)
だというのに、いつしかベールは感じ始めていた。あの夢の中で知った、そして深夜の野外露出で絶え間なく感じていた…込み上げてくるような、疼きと熱を。
*
それからも暫くの間、プライベートビーチでの撮影会は続いた。少年を満足させる為と、ベールは羞恥心の中耐え忍ぶ事を選び、彼のリクエストに答えていった。
されど、ベールには誤算があった。如何に大胆な要求をしてきたといっても少年、その欲求も高が知れていると思っていた。しかし実際は全くの逆、少年は満足するどころかどんどん興奮し、その欲求も増していき…結局数時間経っても、プライベートビーチで彼は満足しなかった。結果、ベールも目的を果たす事が出来ず……夜になった今も、ベールは少年に連れられている。
「あ、貴方…どこでこんな服を……」
訪れたのは、もう完全に遅い時間である為誰もいない公園。そこにベールの、恥辱と困惑の混ざった声が零される。
移動をするべく、一度は私服に戻ったベール。しかしこの公園への道中で少年は自宅(やはり豪邸であった)へ寄り、ある衣装を持ってきていた。そして、その衣装というのは、被服部位と露出部位が反転したバニーガール……所謂逆バニーと呼ばれる類いの代物だった。
「も、勿論買ったんだよ?」
「それはそうでしょうに…というか、サイズ……(いや、もういちいち言うだけ無駄ですわね…)」
若干小さく肩や太腿周りにキツさを感じる逆バニー衣装で、ベールは嘆息。少年の趣味なのか、ボディペイント時と同様ハート型のニップレスと前貼りも合わせて渡されていた為、一応乳首と割れ目は隠れているが、こんな格好ではもう性器だけ隠れていても大して恥ずかしさは軽減されない。
「うわぁ、太ももむっちむち…やっぱりベール様は、どんな格好でもえっちになるんだね…」
「か、感想はいいから早く撮って下さいまし…」
「ベール様…もしかして、ベール様も楽しくなってきたの?それじゃあ……」
こんな衣装でえっちにならない訳がない、という返しをベールが飲み込みさっさと始めるよう促すと、少年は嬉しそうな顔をする。
初めは演技を疑っていたベールだが、少年の態度は演技でも何でもない素の反応なのだと薄々気付きつつあった。つまり彼の言葉は全て純粋な思いからくるもの、今の言葉も本心からくるもの…そう思うと色々心を掻き乱されるベールだったが、変に意識しないよう努める。
「おおぉ…たっぷんたっぷん揺れてる…!ぶるんぶるん、ばるんばるんだよベール様……!」
「そ、そんな報告なんて要りませんわ…!」
その少年からブランコに乗るよう言われ、ベールは脚を屈伸させる事で漕いでいた。初めは意図が全く分からなかったが、言葉の通り、少年はブランコの動きで大きく躍動する胸を嬉々として撮っていた。
無邪気さとはかけ離れた卑猥な格好で、子供が遊ぶ為のブランコに乗る。その状態で乳房を乱舞させ、少年から何枚も撮られる。その恥ずかしさは、自ら行った野外露出で別の公園に来た時とは比べ物にならなかった。
「はぁぁ…おっぱいも良いけど、ピンと伸びた脚も綺麗…ベール様って、ブランコに乗るのも上手なんだ……」
(く、ぅぅ…ビーチの時より、彼の視線をはっきりと感じますわ…こんな事で、こんな状況で、興奮などしている場合ではありませんのに……っ!)
じわじわと湧き上がる熱を堪えるように、ベールは奥歯を噛み締める。ビーチで、ボディペイント姿を撮られる中で感じ始めたもどかしい熱、それが野外露出をした時にも感じた興奮の情動であるとベールは分かってしまっていた。認識して以降は身体の芯からずっとその熱が消えず、むしろ少年に見られる度、撮られる度に熱く昂ってしまっている。ニップレスと前貼りのおかげで気付かれてはいないが、既に乳首はビーチで露出していた時と遜色ない程硬くなり、秘部でも出口が塞がれた事で愛液が溜まりつつある。
「じゃあ、次は滑り台ね。僕がいいよ、って言ったら降りてきて?」
初めは気弱な雰囲気を纏っていた少年だったが、ベールに好き放題出来る状況が続いた事で段々気が大きくなってきたのか、当たり前のように次なる要求を言ってくる。彼のあまり声量を気にしていないような言葉に難色を示しながらも、ベールは言われた通り滑り台を登り、坂の前で腰を降ろし、少年からの合図を待つ。そして少年の声を受けて滑ろうとした……が、
「…へっ?あ……」
「え?…ベール様…お尻が大きくて、ハマっちゃったの?」
「な……っ!こ、これは子供用の遊具だからですわ…!決してわたくしのお尻が大きい訳では…っ!」
半分も滑らない内に、ぴたりと止まってしまうベール。少年の無遠慮な発言にかぁっと顔を赤くし反論するも、言い切るより前に少年は嵌ってしまったベールを撮影。理由はどうあれ、少年の携帯には滑り台に腰と尻周りがぴったりと嵌ったベールの姿が収められており、それを見て彼はにんまりと笑う。
「…あ、そうだ。ベール様、そこで脚を開いてみてよ。そしたらね、絶対もっとえっちな写真が撮れるから!」
「わたくしは別に撮りたい訳では…あぁ、もう……!」
開いてみて、と言いつつも、少年はそれを待つ事なく携帯を構える。聞く気なしな少年に不安を露わにしながらも、言われた通りにベールは脚を持ち上げ、股を開くようにしてV字のポーズを少年に見せる。
そうするや否や、連写される携帯のカメラ。そのレンズには、大胆に開かれた股が、衣装のせいで丸出しな肛門が写り、ハート型のニップレスや前貼りでいやらしく性器を隠した秘部や胸も収められている事だろう。それを想像するとベールの身体は更に熱くなり、堰き止められている愛液で気付けば前貼りはぐっしょりと濡れ……
「──え?きゃあっ!?」
「うわぁ!?」
次の瞬間、体勢が変わった事でベールの臀部は引っ掛かりから抜け、そのまま一気に滑り落ちる。更に少年は股を撮るべく滑り台の終着地点にいた為、滑ってきたベールに真正面から巻き込まれてしまう。
「だ、大丈夫でして!?どこか怪我は……」
滑り台の先にある砂場へと突っ込んだベールが最初に口にしたのは、少年を心配する言葉。たとえ自らを脅し欲望を満たそうとする人間が相手でも真っ先に心配する姿は、正しく人を守る女神。そして結論から言えば、滑った先が砂場であった事と、反射的にベールは脚を曲げ、膝立ちのような格好で砂場に落ちた事から少年が押し潰されるという事にはならなかったが……
「む、むぐ……」
「なっ…ななっ……!」
砂場に仰向けに倒れた少年。その彼の上に…顔の上に、ベールは乗っていた。まるで少年の顔へと跨り、秘部を押し付けているかのような体勢になってしまっていた。
まるでラブコメの様な状況。更に濡れて粘着力が落ちていたところに風を受けたのが決め手となったのか、はらりと前貼りが剥がれて落ちる。少年の眼前で、ベールの秘部が露わになる。それにより耳まで真っ赤になったベールは飛び退き…少年もまた、ゆっくりと起き上がる。
「あ、や…これは、その……」
「…ベール様のおまんこ、ぐっちょぐちょ」
「……っ…!」
「興奮、してるんだよね…?やっぱりベール様も、こういう事…好きなんだよね…?でも、前の時はもっとえっちな格好してたんだから…これじゃ、足りないよね……?」
携帯を握り締め、されどレンズを向ける事なく少年は言う。完全に据わった目が、ベールを見つめる。そしてベールは、漸く気付く。少年の股間では、一目瞭然な程の情動が張り詰めている事に。
別段彼は、強要している訳ではない。されど気圧されるように、或いはベールの中で疼き続けていた欲求がいよいよその意思を支配したかのように、ベールは彼の言葉に抗う事が出来ず…言われるがまま、ベールは男性用の手洗いへ。
(い、いよいよこんな事まで…これではわたくし、完全に彼の玩具ではありませんの……)
個室にある便座の上。そこでベールは再びのM字開脚となり、縄で拘束されていた。ニップレスも少年の手で剥がされた事により、乳首も秘部も完全に丸見えな姿となり、その状態で自由を奪われていた。
外での拘束は、それこそ野外露出の際にも行った事。されど裸や卑猥な格好になるのと同様、自分の意思で行うのと、誰かに強いられるのとではまるで違う。しかもここは、男性用。こんな場所で性器を丸出しにし縛られているなど、側から見れば犯されるのを待ち望んでいるとしか思えないだろう。
「ベール様、痛くない?…でも、ベール様は普段からこういう事をしてるし、平気だよね」
「ふ、普段からしている訳では…ありません、わ……」
縄の締め付け具合を確認する少年へ言葉を返すベールだったが、その視線は少年の股間へ向いていた。今も、拘束されている間も、そこで自己主張をする膨らみに釘付けとなってしまっていた。
野外露出に目覚めてしまったベールだが、興奮を抱くのは露出に対してであり、性行為に興味を持った訳ではない。その筈であるとベール自身は思っているものの、少年の興奮が、そこで滾っているであろうモノが気になって仕方がない。そしてそれが何故なのか、自分はどうしてしまったのか、ベールには全く分からず…そんなベールの状態に気付いていない様子の少年は、ある物を取り出す。
「じゃあ、最後に目隠しするね。ベール様、こっち向いて」
「へ…?め、目隠しまで、するんですの…?」
「だって、前もしてたでしょ?」
それは確かにその通り。そう思っている内に少年はベールの頭に目隠しを当てがい、目元を覆う。視界が塞がれ、真っ暗となった事で、ベールの肩は微かに震える。
(…あぁ…もう、完全に否定出来ませんわ…。わたくし…脅されて、変態的な露出を繰り返す事に、どうしようもなく劣情を抱いていると……♡)
本来なら不安や恐怖を抱くべき状況で、ベールが真っ先に感じていたのはやはり興奮。身体が、下半身が熱く沸るような疼き。そしてそれをはっきり認めた事で、ベールは情欲をより感じる。より鮮明に感じてしまう。
そうなってしまうと思考はより都合の良い方へ流れるもので、ベールは少年との関係も前向きに考えていいのではないかと、脅迫材料となる写真を破棄させるのではなく、お互いの欲求を満たすWin-Winの関係を結ぶ方が結果的には女神としての立場も守れるのではないかと、そんな風に思い始める。何よりベールの頭の片隅では、この疼きを鎮めたい、今秘部を弄り回したらさぞかし気持ち良いのだろうという、欲に流されつつある思考が芽生え始め……
「それじゃ、僕は外に出るけど、戻ってくるまで誰にも見つからないよう頑張ってね」
「──え?」
そんなベールの思考を目の前の状況へ引き摺り戻すように、少年は信じられない発言を口にした。あまりに予想外且つ唐突な言葉に、ベールは驚き以外の反応を返せず…そうしている内に、個室の扉が開き、閉められる音が聞こえてくる。更には足音も聞こえ、その音は段々と遠ざかっていく。
「ちょ、ちょっと…?…冗談、ですわよね……?」
茫然としながらもベールが発した問いの言葉。されど当然、その言葉への反応はない。
足音も、いつの間にかしなくなっている。今のベールには何も見えず、聞こえてくるのも肌と縄が擦れる僅かな音だけ。
(まさか、本当に…!?し、信じられませんわ、一体何を考えて……!)
自分も同様に危険過ぎる行いをしていた事は棚に上げ、ベールは少年の行為に愕然とする。ただ実際、ベールが自分から拘束プレイを行った場所は、結果的には少年が来てしまったとはいえ、深夜帯に誰かが通る事などまずない場所であると予め調べた上での選択なのに対し、この公園を少年がどの程度調べて選んだのかは全く分からない。何も調べていない可能性もある。
そんな場所に拘束され、目隠しもされ、放置される。先程までの欲求混じりな思考は吹き飛び、完全にベールは青ざめていた。
「わ、わたくし…こんな格好で誰かに見られては、わたくし……」
思い浮かぶのは、最悪の末路。もし理性的で良心的な男性が入ってきたのなら、九死に一生を得られるかもしれないが…そうでなかった場合、少年の時の様に自身の痴態を撮られるかもしれない。それを以て、脅迫してくるかもしれない。いや…それだけで済めばいい方で、そのまま男を誘う変態として犯されてしまう事も十分にある。その男性に仲間がいれば、集団で犯される事も…女神であるとバレてしまう事も…脅迫などせず、この姿を公開してリーンボックス中、ひいては信次元中に晒されてしまう事も……何一つとして、あり得ない事はない。
(どうして、こんな…っ!わたくしは…わたくしは、ただ……っ!)
街灯の下で、足音が近付いてきた時と似たような感情が駆け巡る。自分はただ、野外露出をしたかっただけ。一人で楽しみたかっただけ。それなのに何故こんな事にと、今更しても遅い後悔がぐるぐると渦巻く。
時間など分からない。されど一秒一秒が長く引き延ばされているような、そんな感覚と時間が続く。そうして何も出来ない、恐ろしい無音が積み重なる中…微かな足音が、聞こえてくる。
「はっ…はぁっ…、っ……はぁっ…♡」
恐怖と緊張で呼吸が浅くなり、息が上がったかのようになる。まるでそれに引き寄せられているかの如く、段々と足音は大きくなり、近付いてくる。地面を踏む音から、床と靴が鳴らす音へと変貌する。
水道、或いは小便器目的であってほしい。個室は隣にもあるのだから、そちらを使ってほしい。そんなベールの懸命な願いも虚しく、いよいよ足音はベールのいる個室の前で止まる。視界が塞がれ他の感覚が鋭くなっているからこそ、扉の向こうに誰かいる事は間違いない。そして、ベールの全身から汗が噴き出し、心を締め上げられているような感覚の中…扉が、ゆっくりと開く。
「……──ッッ!」
蝶番の鳴らす音が、ベールの耳の中で響く。最早ベールと扉を開いた人物との間に隔たりはなく、ベールの姿を隠す物も何もない。
されど、その人物は沈黙する。驚いているのか、無言で何かしようとしているのか、それすらベールは分からない。ただひたすら、先と同じような無音が続き……その末に、一つのシャッター音が鳴った。
「──どうだった?ベール様。僕はね…すっごく良い写真が、撮れたんだよ」
「…ぁ──」
直後に聞こえた、聞き覚えのある声。ベールの目隠しはおもむろに外され…再び見えるようになった目で初めに見たのは、至極満足気な少年の笑みであった。
募りに募っていた緊張が、一気に解ける。ベールは全身の力が抜け、拘束されていなければ便座の上から崩れ落ちてしまいそうな状態となり…そんなベールへと、少年は撮ったばかりの写真を見せる。
「どう?ベール様。やっぱりベール様って……本当に、えっちだよね」
突き出された携帯端末、その画面に映る画像。そこにいたのは、どうしようもなく卑猥で淫らな格好をした、とても女神とは思えないような姿で便座の上に拘束され、怯えの表情を浮かべた……だというのに、口元と頬は何かを期待するように緩み、丸出しとなった秘部からは涎の様にだらだらと愛液を垂らす、紛れもないベールだった。
(これが、わたくし…?…これが、これが…こんな状況ですら、卑しく股を濡らしているのが……)
目を背けたくなるような、あまりにはしたなく、恥ずかしい姿。ただの変態だとしか思えない有り様。だが……それを目の当たりにした瞬間、ベールは自分の中で理性が、女神として失ってはいけないのだと思っていたものが、音を立てて崩れていくのを感じた。必死に、懸命に踏み留まっていたものが、あっさりと崩れ落ち……残ったのは、途方もない程の解放感。
「……あ、は…♡」
ゾクゾクと、押さえていたものが背筋を登っていく。熱が、疼きが、再びベールの身体を包んでいく。
「ベール様…僕まだ、やりたい事があるんだ。ベール様も…もっともっと、したいでしょ?」
気付けば気弱な様子など完全になくなった、少年の誘い。その誘いに、内から湧き出る欲望と衝動に……ベールは、口角を吊り上げ笑った。
*
夜が更け、深夜も深夜となった時間。昼のプライベートビーチ、夜の公園と場所を移してきたベールと少年は今、彼が所有しているという、ある山の中にいた。
勿論、山登りを楽しんでいる訳ではない。山の一角、そこに建てられたコテージには灯りが付いており…その光の中で、二つの影が揺れる。
「んっ、ふ…ぁふ、ちゅっ……ぷぁっ…♡」
艶かしい息遣いと、濡れた音。直後に聞こえる、艶やかな吐息。それを奏でていたのは……ベールの唇。
「これが、大人のキスですわ♡貴方も、こういうのは初めてでしょう?」
「うん、初めて…ベール様って、こんなに激しいキスをするんだね」
向き合い、抱き合った状態で、くすりと笑みを浮かべるベール。大人の、と言いつつも碌な経験のないベールだったが、発情しきった今の彼女は、その仕草と声音だけで妖しい魅力を醸している。
今のベールは、何一つとして身に付けていない全裸の姿。その状態で抱き合い、口付けをしていた訳だが、ここに来てからベールは何も要求されていない。にも関わらず、少年と熱いキスを交わしている…それが、今のベールを示す全て。
「わたくしをこんなにも興奮させたのは、貴方ですわよ♡それに……」
対面した格好のまま、ベールは服の上から少年の股間を、そこで硬く張り詰めるモノを撫でる。すると少年は、ぴくっと肩を震わせ…その見た目相応の反応を見て、ベールは可愛らしいと頬を緩める。
しかしベールは、彼を愛でようなどとは思っていない。それを表すように、ベールは少年の服の内側へと手を這わせる。彼を見つめながら、その衣服を脱がしていく。そして、戒めを解かれたようにベールの眼前へと現れたのは……今にも破裂しそうな程に勃起した陰茎。
(これが、殿方の…いえ、わたくしに欲情している彼の……♡)
見た瞬間湧き上がる劣情。嫌悪感や拒否感はなかった。むしろ興奮し、今も股間を濡らしているベールは、まるでそれが当たり前の事であるかのように、彼の一物を受け入れたいと思っていた。
通常ならばそれは、避けるべき事。しかし普通でない状況など今更であり、ベールの秘部は、愛液でしとどに濡れた女性器は準備万端。何より、ベールの心に躊躇いはなく…優しく掌で竿を握ると、亀頭を自らの割れ目に当てがう。
「さぁ、貫いて下さいまし♡もう…我慢出来ませんわ♡」
まるで恋慕の籠ったような、ベールの眼差し。その視線と共にベールは求め、少年に全てを委ねる。そして少年は、つぷりと先端を割れ目へと挿し込み…次の瞬間、思いきり腰を打ち付ける。
「あはぁああぁぁんっっ♡!」
我慢出来なかったのは少年もまた同じ事。そう思わせるような激しい挿入に、ベールは悲鳴の様な嬌声を上げる。
たったの一突きで感じる、これまでの自慰とは全く違う深さの快感。膣から背筋を駆け上り、そのまま突き抜けていくような快楽的刺激にベールは震え、彼女の膣もまた強く締まる。
そうして感じる、膣内で破られた感覚。じわりと痛みが広がるも、すぐにそれは興奮に押し流されて消えていく。
「あぁ、これがベール様のおまんこ…ふわふわで、温かくて、でもきゆうきゅう締め付けてきて…良いよ、凄いよベール様ぁ…!」
「んぁんっ♡ひゃぁ♡当然ですわ♡今貴方が挿れているのは、女神のおまんこですもの♡」
少しの間、深く挿したままの状態で膣の感触を味わっていた少年だが、再び押し寄せる衝動に我慢が出来なくなったかのように、力を込めて腰を振り出す。引いて、押し込み、また引いて、また押し込んでの正常位ピストンが開始される。
一突き毎に、快感が弾ける。膣の入り口ではぞくぞくとした、中では濡れた吐息を漏らしてしまうような快楽が一物との擦れ合いで生み出され、ベールは歓喜の声と共に喘ぐ。決して少年の腰使いは上手い訳ではない。されど上手くないからこそ、より直球の快感を得られる…そんな風にベールは思う。
「はぁ、はぁ、ベール様…おっぱいも、いい?」
「んふふ、わたくしのおっぱいをどうしたいんですの♡?」
下半身同士がぶつかる渇いた音と、性器同士が鳴らす濡れた音とが混ざり合う中で、息を荒くしながら少年は言う。どうしたいのかとベールが問えば、少年は目の前でベールの反応に合わせて揺れる胸を見つめ、答える事なくその乳首へとしゃぶり付く。
「んひぃっ♡!あっ、うぁっ、おまんこと乳首の同時責め良いですわ♡わたくしの中でっ、快楽と快楽が反響し合って…ふひゃあぁんっ♡!」
これまた巧みさなどない、空腹の赤子を思わせるような舌での愛撫。舐めて、擦って、唾液に塗れた乳首を乳輪諸共吸い上げる。左の乳首を暫く堪能していたかと思えば、今度は右側に移り、また丹念に舐めしゃぶる。それだけでは足りないとばかりに、下から両手で乳房を掴み、持ち上げるようにして揉みしだく。
当然その間も、腰の動きは止まらない。胸に集中すると少しずつその勢いは落ちると、少しすると思い出したかのように勢いが戻り、それが繰り返される事によって不規則な抽迭の形になる。それが慣れない、慣れさせない責めの形になる。
「んちゅ、ぷふっ、ぷぁ…じゅるっ、ふじゅるっ……」
「んもぅ♡そんなっ、赤ちゃんみたいに…♡でも、そんなに好きなのでしたら…えいっ♡」
熱心に舐めて吸ってを繰り返す少年へ愛らしさを感じたベールは、彼の後頭部へと腕を回し、胸で受け入れるようにして抱き締める。それにより少年の顔とベールの双丘は密着し、豊かな乳房がむにゅりと潰れる。
直後、ベールの谷間を擽る少年の息遣い。ベールの手により胸へと押し付けられた少年は、数秒の間硬直し…次の瞬間、自分から顔を乳房へ擦り付ける。それと共に、より腰使いが激しくなる。
まだ幼い外見とは荒腹の、荒く貪るような腰の動き。それが、否が応でもベールに雄を感じさせる。自分が今している行為の事を考えれば考える程、ベールの興奮はその熱を増す。
(ひょっとしてわたくし、初めからこれが望みで……いえ、そんな事今は重要ではありませんわね♡今は彼の方が、彼とのセックスの方が…♡)
自分の中にあった欲求、露出というプレイの根底にあった熱は違うものを求めていたのではないか…そんな考えが頭を過ぎるも、答えを追求する事なく、ベールは目の前にいる少年をより強く抱く。腕で頭を、膣で陰茎を熱く熱く抱擁する。
「あんっ♡ふぁ♡ぁ、はっ…ひゃあんっ♡!」
「ぷはぁ…!ベール様って、綺麗なだけじゃなくて良い匂いもするんだね…。凄くえっちな、いい匂い……」
「舐めるだけに飽き足らず、そんな事までしていたんですの♡?流石に嗅がれるのは恥ずかしい…んあひぃいぃッ♡!」
当然体格は少年よりもベールが上。しかし激しさを増すピストンで押し切られるように、ベールは倒れる。その転倒にも気付いていないかのように、少年は性器で繋がったまま腰がベールへと乗る体勢になる。
更にそこからも、ピストンは続く。体勢が変わり、上から突き入れる形となった事で一物による膣壁の擦り方も、打たれる場所も変わった事を、また新しい快楽をベールは感じる。しかもこれまでと違い、ベールの腰は少年と床で挟まれている。秘部に連打を浴びる中では、快感を逃がす事もままならない。
「おひッ♡!ちょ、ちょっと激し過ぎますわ♡!少しペースを落として…ぬほぉおおおぉっッ♡!」
「でも、気持ち良いんでしょ?ベール様のおまんこは、もっとして〜って言ってるよ…!」
「そ、それは突かれた刺激で反射的に震えているだけ…ぁああぁぁっ♡!そっ、そこはぁああぁあぁッッ♡!」
「あれ…もしかしてここ、ベールの弱点?それじゃあ……」
口元に笑みを浮かべた少年は、見つけた弱点を集中的に責め始める。今の反応は弱点を教えているようなものだ、と後悔したベールだが既に遅く、突かれる度に嬌声が叫びとして漏れてしまう。慣れるどころか、より強く、より深く快楽を感じて喘ぐ。
「あはぁ、女の人って弱いところを責められるともっと強く締め付けちゃうんだね…!最初はふわとろだったベール様のおまんこ、今はキツキツで引き込まれちゃいそうだよ…!」
「ぬひんっ♡!あ、あっ、ああぁっ♡!ほんとにっ、待っ…ひゃああぁあぁぁッ♡!」
「待って?そんなの無理だよ、ベール様。だってこんなに気持ちいいの、止められる訳ないもん…!」
「なっ、ならせめて優しくっ♡!もっと優しくして下さいましぃぃいいいいぃっッ♡!」
守護女神たる自分が、ただの少年に優しくするよう必死になって懇願する。それはベールにとって凄まじく恥ずかしい事であったが、そんな事を気にしてなどいられなかった。暴れ回る快楽で、ベールはどうにかなってしまいそうだった。
そんなベールの懸命な懇願も叶わず、少年は全体重を掛けるように一物を押し込む。そこから腰を回すように動かし、膣の中を掻き回す。
「はぁっ、はぁっ、ちんちんの奥から上がってきたぁ…!ベール様っ、このまま奥に射精してあげるね……っ!」
「しゃ、射精…!?そ、それはっ…それはぁあぁぁ……っ♡!」
まるで少年の言葉が本当だと示すように、ベールの膣の中で一物が激しく脈動する。もう爆発は目前だと伝えるが如く、膣壁を中から押し上げる。
射精。その言葉を聞きベールの思考は一瞬冷静になるも、抵抗する、強引に引き剥がすという考えは浮かばなかった。先程拘束放置された時も、女神化し力尽くで拘束を引き千切るという、単純な手段を考える事が出来なかった。それが何故かなのか、ベールは分からない。分かるのは、どうしようもない気持ち良さがある事と…射精されそうな現状を、受け入れようとしている自分がいるのだという事だけ。
(あぁ、もう、わたくしぃ……っ♡!)
思考が、奥底まで快楽に染まっていく。溜まりに溜まった快感が、いよいよもって限界を迎える。更にそれは少年もまた同じなようで、全体重を乗せたような一突きが膣へと食い込み、ぶるりと少年が、少年の一物が大きく震える。そして……
「くぅ…ッ!射精るよっ、奥に射精すよベール様……っ!」
「あっ、ああっ、ぁああああああぁっ♡!イ"ィっくぅううぅぅうぅううううぅぅッッ♡♡!」
熟したような膣内に注ぎ込まれる、煮え立つように熱い精液。その熱が広がった瞬間、ベールは絶頂する。圧倒的な快楽の奔流が膣から全身へ駆け巡り、少年に半ばのしかかられた状態でベールはびくんと仰け反り返る。
少年の射精量は、とてもまだ幼い子供だとは思えない程であった。あっという間に膣は満たされ、収まりきらない分が愛液と混ざり合った白濁液として割れ目から溢れ出す。
更に、少年の射精は多いだけではなく、長い。びくん、びくんと膣内で一物が震える度に精液が吐き出され、その度に割れ目から逆流する。追い討ちのような射精が続く中、ベールは絶頂から降りる事もままならない。
「はっ、はっ…綺麗だよぉ、ベール様ぁ……」
暫く腰を押し付けていた少年は、肩で息をしながら一物を抜く。未だ射精は終わっておらず、抜けた瞬間跳ねた陰茎の鈴口からは、ベールへと精液が撒き散らされる。汗で濡れ、艶めいていたベールのきめ細やかな肌が、精液によって白く染められていく。
(これが、射精…この感覚が、膣内射精…こんなの、オナニーとは…比べ物に、なりませんわ……♡)
与えられる刺激がなくなった事で、漸くベールの中で迸っていた絶頂感は穏やかな余韻へと変わっていく。顔にも付着した精液で生臭さを感じる中、ベールは余韻に心地良く浸る。
しかしそれも、束の間の事。余韻に浸っていたベールの腕が、立ち上がった少年によって引っ張られる。まだし足りないのか、と一瞬思ったベールだったが、どうやらそうではないらしく、ベールは外へと連れ出される。
「ん、んっ…次は、何を……?」
「何って…もう、分かってるでしょ?」
(…あぁ……♡)
汗と精液で濡れたまま、ベールも少年も全裸のまま、外を歩く。今や羞恥心より開放感が上回り、ベールの足取りに躊躇いはない。そうしてベールは少年と共に少し歩き…持っていたバックの中から少年が縄を取り出した事で、全て理解。
「後は、ここをこうして…はい、出来た。ベール様、気分はどう?」
「気分だなんて…それこそ、貴方はもう分かっているのでしょう♡?」
「あははっ、だと思った。それじゃあ今度は、さっきより長く放置してあげるから……野外露出、楽しんでね?」
山に立つ木々の一つに、縄が掛けられる。その縄の一方でベールの両手首を縛り、もう一方を左脚の膝裏へと通す事で、少年はベールの両腕と片脚を上げさせた状態にする。それにより動けなくなった、今一度股を…更に今は両腋も大胆に晒したベールの姿を少年は携帯で撮り、手を振りながら去ってしまう。山の中でベールは卑猥な姿で拘束され、その状態で取り残される。
(完全に…完全にわたくし、性的嗜好を彼に掌握されてしまいましたわ…♡散々撮られ、野外露出放置をされ、挙句膣内射精まで許して…これではわたくし、完全に彼の……♡)
先の拘束と違い、今は目隠しをされていない。腕を下げようとすれば脚が、逆に脚を下げようとすれば腕が引っ張られる為姿勢を崩す事は出来ないが、多少身を捩る位は出来る。しかしそんな事は、今のベールにとっては些細な話であった。
心の中に染み渡る充実感。一人で行った野外露出や自慰よりも深く濃い、満たされたような感覚。間違いなくそれは、少年によってもたらされたもの。実質的に脅され、欲望を満たす為にいいように使われたベールではあるが、最早それもどうでもよかった。それどころか、ベールは少年との出会いを、彼に撮られていた事を、運命的だとすら感じていた。
「はぁ…んはぁ…♡こんなの、また…疼いてしまいますわ…♡わたくしのおまんこ…またびしょびしょの、ぐしょぐしょに……♡」
経緯はどうあれ、今の自分が淫猥極まりない姿である事には変わりなく、その事にベールは興奮を抱く。まともな思考ではないという自覚はあるが、その上で誰かに見てほしい、この変態的な格好を見られたいという、そんな思いすら過ってしまう。
されど同時に、切なくもあった。どんどん新たな興奮が募っているというのに、ベールは何も出来ない。手で慰めるのは勿論、片脚を吊られてしまっている為、内股を擦り合わせる事すら叶わない。女神として、女性として更にイケナイ方向へ進んでしまっているベールにとってこれは、ある種の生殺しであり…ただひたすら、切なさを訴えるような愛液が割れ目から零れて地面に落ちる。
良くない。間違っている。それは分かっていながらも、抑えられない興奮と昂揚。風が草木を鳴らす度に、山に棲む生物の発する音が聞こえる度に、ベールはびくりと身体を震わせながらも今の状況に酔い痴れ続け……そうして夜が明け始めた頃、漸く少年が戻ってくる。
「お待たせ、ベール様。今度の露出は、どうだった?…なんて、訊く必要はなさそうかな」
もうベールに、女神に臆する様子など全くなくなった少年は、ベールの顔を、身体を見て嬉しそうに笑う。当然ベールは、自分自身の顔を見る事は出来ない。されど少年の言葉で、確信していた。さぞや自分が、とても他人には見せられない表情を…露出で悦び股を濡らす、雌の顔をしているのだろうと。
「それじゃあ戻ろっか、ベール様。僕がベール様の身体、洗ってあげるよ」
「んふ…嬉しいですわ♡」
縄が解かれ、ベールは自由になる。そのベールの手を引いて、少年は歩く。既に自分の悦びを、自分一人では知る事も得る事もなかった快楽を知ったベールは、その手を握り返しながら少年に連れられ、コテージに戻る。言葉通り、コテージの浴室でベールは少年に身を預けるようにして全身洗ってもらい…更にその場で、指を絡ませ唇を重ねる。
ベールは彼の事を、まだ殆ど知らない。会ってから一日と経っていない。それでも今や、ベールにとって彼はこれまでいなかった、特別な存在。誰にも知られる訳にはいかなかった秘密を曝け出せる、唯一の相手。
「とろとろになった顔も良いよぉ、ベール様…ほら、撮ってあげるからそのえっちな顔をもっと見せて」
「勿論ですわ♡もっともっと、わたくしのドスケベな姿を撮って下さいまし…♡」
羞恥と快楽に染め上げられた蕩け顔。それを写真に収められた事で、またベールの身体は熱くなる。熱を帯びた視線が、少年を見つめる。その瞳に、表情に、少年はごくりと喉を鳴らし……ベールの頬に、手を添える。
「ねぇベール様。僕の恋人に…ううん、恋人兼露出ペットになってよ。そうしたら、これからももっと…もーっとエロい格好とかシチュエーションで、ベール様の事を撮影してあげるから」
それは、更なる深みに引き摺り込むような誘いの言葉。自分の持つ欲望を、全てぶつけた上でベールを我が物にしようとする強欲な要求。もしベールに、まだほんの少しでも理性が残っていれば、拒否を示していた事だろう。だが…ベールは頷く。頷き……悦ぶ。
「えぇ、わたくしを貴方の恋人に、露出ペットにして下さいな♡そして、変態露出狂女神ベールを、これからもえっちに染め上げて下さいまし、ご主人様♡」
今のベールの心にあるのは、興奮の熱とこれからへの期待だけ。そうしてベールは要求に応え……恋人として、主人とペットとして、心を誓い合うのだった。