※この作品はR-18です。

超次元ゲイムネプテューヌ Origins Visionary   作:シモツキ

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・初閲覧の方は、『はじめに(確認推奨)』を見る事をお勧めします。
・今回の話のように、就寝前及び起床後のどちらか、又は両方が描写されない場合もあります。
・通常のリクエストは勿論の事、今回の様に特殊作品群に該当するようなリクエストも受け付けております。しかしその場合は当然相手となる作品の作者さんに了承を頂かなくてはいけない為、必ずしもリクエストにお応え出来るとは限りません。
・下記の内容の通り、本話は『超次元ゲイム ネプテューヌG 蒼と紅の魔法姉妹-Grimoire Sisters-(橘 雪華さん作)』との事実上コラボであり、Originsシリーズの一つであるOIでのコラボを前提としたものとなっています(但し、OIを読まずとも話が分からなくなる事はありません)。




人物・イリゼ ディール

内容・触手 拘束 バイブ 百合 自慰


原初と蒼を蝕む迷宮・反転

 十分に、用心はしていたつもりだった。何が何だか分からない空間なのだから、何が起きてもおかしくないと、そう考えて行動していた。

 にも関わらず、気付けば…行き止まりで振り向いた時にはもう、変質していた。何かが、根本から歪み、捻じ曲がってしまっていた。

 

「ふぅ…ふぅ…は、ぁぁ……」

 

 正体不明の空間、謎の迷宮…それが一瞬の内に豹変し姿を現した、まるで何かの体内の様な、一面赤い醜悪な領域。その中で息を荒くしながら、表情に明らかな焦燥を滲ませながら、一人の少女…オリジンハートことイリゼ、原初の女神の複製体である彼女が歩みを進めていた。

 鼻腔を刺激する、にも関わらず気を引き締めていないと意識が絡め取られてしまいそうな臭いを感じながら進む彼女の目的は二つ。一つは当然、この空間からの脱出であり…もう一つは、変質の直後から襲ってくる触手から逃げる際に逸れてしまった仲間の少女を見つけ出す事。

 

(多分、向こうもまだ無事な筈。けど、このままだと……)

 

 どこかで腰を落ち着け、呼吸を整えたいイリゼだったが、いつどこから襲ってくるかも分からず、倒しても倒してもキリがない触手の危険がある以上は、止まる事など出来やしない。加えてこの空間内に充満する臭いは明らかにおかしく…仮に触手の危機がなくとも、ここに長時間いてはおかしくなってしまう。そう感じているからこそ、イリゼは早足での捜索を続けている。

 

「……っ、また来た…!」

 

 何かに反応しているのか否か、それすらも分からない触手の出現と強襲。壁や天井から突如現れ襲いくる触手の数本をイリゼは斬り裂き…その後は、全力で走って逃走に徹する。幾ら倒しても現れる以上、戦う事自体が体力を無駄に消耗する行為だと、既にイリゼは判断していた。

 とはいえ、全力疾走もまた体力を消耗する行為。息が上がればその分、より多く今ここに充満している不穏な空気を取り込んでしまうという事であり、状況は悪化していく一方。今はまだ思考がまともに機能しているが、もし思考にすら影響が出てしまえば、いよいよ終わり……そんな危機感を抱いた次の瞬間、イリゼの脚にぞくりとした感覚が駆け上がった。

 

「ひぁぁっ……!?」

 

 触手の襲来を撒いたところで、気付かぬ内に止まっていた脚。大部分が外に晒されているイリゼの脚に触れていたのは…床から生えた一本の触手。その触手は、植物の蔓の様にイリゼの脚へ巻き付きながら登っており…反射的に、イリゼは得物を振るって切断。しかし触手が直に触れた感覚は、記憶となってイリゼの中にこびり付く。

 

(な、何今の…今のって、今の感覚って……)

 

 休む暇もなく、再び幾本もの触手が生えては迫る。再度逃げるイリゼだが、感じたのが不快感だけでなかった事に心が揺さぶられ、動きの精彩を欠いてしまう。そしてそうなれば触手も振り切れず…段々と、イリゼは追い詰められていく。

 

「不味い、不味い…何とかしなきゃ……!」

 

 ただ逃げる。とにかく逃げる。呼吸どころか気持ちも整えられないまま、それでも逃げ、しかしどんどん触手との距離は縮まっていき、背筋に無視出来ない程の怖気を感じた……次の瞬間だった。どこを見ても赤黒い肉でしかなかった通路の中に、ぼんやりと光を放つ穴の様なものを見つけたのは。

 

(この、感覚は…。……っ…一か八か、飛び込むしかない…ッ!)

 

 もしかして。そう思うのと、いよいよ触手が肉薄してきたのとはほぼ同時。イリゼに迷う時間はなく……意を決した彼女は、その光の中に飛び込んだ。

 

「はぁ…はぁ…ここは……」

 

 受け身を取りつつ転がり、すぐに姿勢を立て直したイリゼ。まだ臨戦態勢だったイリゼだが、視線を上げれば自分が入ってきた場所にはもう穴がなく、周囲も一見まともな壁と天井に覆われている。そして、一旦は何とかなったのか…そう思うイリゼの耳に届いたのは、一つの声。

 

「待っていましたよ、イリゼさん」

「……!ディールちゃん!」

 

 反射的に、イリゼは振り向く。ディール…この迷宮が変質する前に出会った少女であり女神でもある彼女の声が聞こえた事で、イリゼの顔に浮かんでいたのは安堵と喜び。

 

「無事だったんだね、ディールちゃん!それに今の穴、ディールちゃんが用意してくれたんだよね?」

「イリゼさんも、無事で良かったです。きっとそんな事にはならないとはいえ、怪我をしていたらどうしようと思っていました。…ふふっ」

 

 駆け寄りイリゼが声をかければ、ディールも穏やかな笑みを返す。一先ずとはいえ変質した空間からの脱出と、仲間との再会…一気に両方を達成した事で、イリゼの肩からは力が抜け……しかしすぐに、二つの事が引っかかる。

 

「…ねぇ、ディールちゃん。どうしてここだけ、まともな状態なんだろう…それに、この臭い…薄いけど、さっきまでの空間と同じなような……」

「さぁ、何故でしょうね。でも、今はそんな事いいじゃないですか。こうして再会出来たんですから」

「…ディールちゃん……?」

 

 何となくおかしい。そう思い尋ねたイリゼだったが、ディールの反応は興味なさげ。それは一見、再会出来た安堵感が上回っているからにも思える反応だが…ディールが慎重派である事をイリゼは知っている。故にイリゼの中で引っかかりは強くなり…同時に気付く。ディールの笑みや雰囲気は穏やかなものの…状況からすれば、穏やか過ぎている事に。

 

「…ねぇ、ディールちゃん。何があっ……」

 

 心がざらつくような、上手く言葉に出来ない不安。それに気付かない振りなど出来ないイリゼは、ディールへ直接訊いて確かめようと一歩近付……いた瞬間、姿勢を崩す。

 まるで、段差があるのに気付かず歩みを進めてしまった時のような、身体ががくんと落ちる感覚。咄嗟にイリゼは姿勢を正そうとし…されどそれよりも早く、イリゼはディールに受け止められる。

 

「もう、何してるんですかイリゼさん。急におっちょこちょいみたいな事をして……」

「ご、ごめんねディールちゃん。それと、受け止めてくれてありが……」

「…でも、そういうところ…ちょっと可愛いなって、思います」

「……!?」

 

 うっかりしてたな…と思っていたイリゼの中に走る戦慄。理由の一つは、ディールが受け止めるどころか、そのまま抱き締めてきた為。そしてもう一つは…くすりと笑ったディールが、「可愛い」などという言葉を言ってきた為。

 まだディールについて知らない事も多いイリゼながら、こんな風に…軽い冗談ではなく、擦り寄るような声で可愛いだなんて言う少女ではない事は知っている。ならこれは何なのか。ディールの偽者か、それとも……

 

「イリゼ、さん♪」

「な、何かなディールちゃ……んぅ…っ!?」

 

 鈴の鳴るような…どこか嬉しそうな声を受け、反射的にディールの顔を見つめてしまったのがイリゼの運の尽き。ふっとディールの顔がイリゼに近付き…唇が、触れる。唇同士が、重なり合う。

 

「む、ふっ…ぅあっ、ディー…んぷっ……」

「ん、ちゅっ…んふぅ……」

 

 思いもしないその行為に、真っ白になるイリゼの頭。思考が追い付かず、理解が出来ず、ただディールの熱と、柔らかな唇の感触だけが伝わってくる。

 離れようにも、抱き締められたままでは動けない。無理矢理振り解こうものならディールが怪我するかもしれず、しかしこのままではそれこそ何も出来やしないという状況にイリゼはおり……

 

(……ッ!?か、身体が…痺れ、てっ……)

 

 そう思っていた次の瞬間、内側からイリゼの身体に痺れが走った。それによって、イリゼはもがく事すらままならなくなり…ディールは、唇を離す。ちゅぷん、と唾液のアーチを作りながら離したディールは、幼い外見には似つかわしくない、妖しい笑みを口元に浮かべ……イリゼに言う。

 

「同じ女神のイリゼさんに上手く効くか分からなかったので、身体の中へ直接魔法をかけさせてもらいました。…ふふふっ…びっくりした顔も、真っ赤になった顔も…凄く可愛いですよ、イリゼさん…♡」

「なっ…ぁ……ッ!?」

 

 声すら出せない訳ではない。しかし驚愕のあまり、精神的にイリゼは上手く言葉を紡げず、その間にディールによって押し倒される。艶やかな…それ故に危険な香りの漂うディールに、床へと押さえられてしまう。

 

「どう、して…っ!?」

「イリゼさんも、分かってるんじゃないですか?ここが凄く、ヘンなところだって。それで、わたし…イリゼさんと合流しなきゃ、見つけなきゃって、ずっとイリゼさんの事を考えてたら…段々イリゼさんの事が、欲しくて欲しくて堪らなくなっちゃったんです…♡」

「んな……っ!?…そ、それはその…って、違う…!ディールちゃん、正気に…くひぁっ…!?」

 

 熱を帯びた視線と言葉で、赤面を抑えられないイリゼ。同時にやはりディールが正気でないと分かり、本来の彼女の意思を引き戻そうとするも、くすりと笑ったディールの指で、ショーツ越しに秘部を触れられる。触れられ、思わず声を上げてしまう。

 

「どうかしましたか?イリゼさん…♡」

「ど、どうも何も、やめっ…ひぅん……っ!」

 

 ショーツ越しとはいえ、秘部…割れ目に指を這わせられれば感じない筈もなく、ぴくんと震えるイリゼの腰。ディールはわざと、意図的にやっているにも関わらず不思議そうな表情でイリゼを見つめ、何度も指を往復させる。

 

「あぁ、そうだ…ここに来るまでに、怪我をしているかもしれませんもんね…?だから、確かめないと…ですよね…?」

「ちょっ、でぃ、ディールちゃん…!ほんとにっ、待って…!してない、怪我なんてしてないからぁ…!」

 

 暫し指を這わせていたディールは、ふと思い出したように秘部から離した…かと思いきや、今度は両手をイリゼの衣類へ。怪我の確認と言いつつブラウスのボタンを外し、スカートを降ろし、イリゼの服を剥いでいく。

 そうして露わになったのは、艶のあるイリゼの柔肌。程良く膨らんだ胸にくびれた腰、スカートを降ろした事でより露わになった太腿と、下着の上からディールはイリゼの肢体を見つめ…ある部分に、指を当てつつイリゼへ言う。

 

「っ、ぅ……!」

「駄目ですよ、イリゼさん。怪我があるのに嘘を吐いちゃ。嘘を吐いても、痛い思いをするのはイリゼさんなんですよ…?」

 

 ディールが触れたのは、見つけた擦り傷。その擦り傷に触れ、ぐりぐりと押しながらディールは窘める。擦り傷とはいえ指先で擦られイリゼが表情を歪める中、ディールは言い切るまでずっと擦り続け…しかし指を離した時、そこにはもう傷はなかった。擦りながらも、ディールは魔法で治癒をしていた。

 

「ぁ……ありがとう、ディールちゃ──」

「…それに、わたしはイリゼさんの事を心配していたんですよ?なのに、嘘を吐くなんて……そんな悪い事をする人には、お仕置きしないと…ですよね?」

「へ……?」

 

 据わった瞳でイリゼを見下ろすディール。その瞳と共に発せられた言葉に、上手く形容出来ない悪寒を感じるイリゼ。やはりおかしい、ディールちゃんは正気じゃない…そう思うイリゼだったが依然として身体は動かず、今一度イリゼは秘部に触れられる。

 だが、これまでと感覚が違う。まずそれにイリゼは気付き、すぐに理解する。それはディールがショーツ越しではなく、直接触れているからだと。

 

「まさか…ま、待って…待ってディールちゃん…!」

「はい、なんですかイリゼさん」

「お、落ち着いて…落ち着いて、ね…?知ってるのかどうかは分からないけど、それが普通の行為じゃない事は、何となく分かるでしょ…?だから……」

「ふふふっ、イリゼさん……嫌です♡」

「ひぎゅ……ッ!?」

 

 冷や汗が滲むのを感じながらも、イリゼは説得にかかる。良識的な彼女であれば、ちゃんと話せば届く筈だと、焦りながらもそうである事を期待して。

 しかしその思いは、届かない。静かに笑ったディールは、柔らかみのある笑みを浮かべ……だが次の瞬間、その笑みと同時に、指を割れ目の中へと押し込む。

 

「ぁっ…く、ぁっ…う、そ…そんな……」

「何をそんなに狼狽えてるんですか、イリゼさん。まだ、挿れただけ…ですよ♡?」

「……っっ!」

 

 狼狽するイリゼに顔を近付け、耳元でディールは囁く。声と吐息、二重の刺激にイリゼの身体はぴくっと震え、その反応にディールは浮かべた笑みを深める。

 

(なに、これっ…なんで、こんな…感じ、てぇぇ……っ♡!)

 

 入り込んだ指が、割れ目の中を、膣内を搔き回す。ただそれだけでも腰が浮いてしまいそうな程の刺激が…快楽が走るも、麻痺したままの身体は碌に動かず、快楽だけを感じさせられる。

 快楽という甘い苦しみの中で、ふっとイリゼの頭に浮かんだのは部屋の外に充満した臭い。あれのせいなのかという思考は出来るイリゼだったが、仮にそうだとしても今のイリゼには何も出来ない。

 

「我慢しなくてもいいんですよ、イリゼさん。気持ち良いん、ですよね?」

「そ、そんなこっ…とぉぉ……っ!」

「違うんですか?じゃあ、もっと強くしてあげないと…」

「……っ!?あ、やっ……あひぃいぃんっ♡!」

 

 恥ずかしさと自尊心から、そんな事はないと返すイリゼ。しかしその結果は自分を追い詰めるだけであり、本当にそう受け取ったのか、それともわざと言っているのかは分からないものの、ディールはより深く指を沈める。入れた中指を根元まで沈め、曲げ、指先を膣壁へ引っ掛けるようにしながら擦り上げる。

 我慢し切れず、イリゼが上げたのは艶めいた嬌声。それこそディールが期待していたものであり、どこか浮わついた表情でその柔らかな頬を紅潮させる。秘部を責める手とは逆の手をイリゼの胸へと当てがい、更に快楽を感じさせるべく交互に乳房を揉みしだく。

 

「ふふっ…大きいけど大き過ぎなくて、柔らかくて、ふかふかしていて…とっても揉み心地の良い、素敵なお胸ですよ…♡」

「やぁっ、も、揉まないでディールちゃん…っ!あ、あっ、駄目っ…そうやって撫でるのも駄目ぇぇ……っ♡!」

 

 指を食い込ませるように一頻り揉んだ後、ディールは人差し指以外で乳房を軽く掴んだまま、人差し指の腹で乳首を撫でる。揉まれた事で硬くなりつつある乳頭を弄るように、こねるように撫で回す。

 

「イリゼさん。こことここ、どっちが気持ち良いですか♡?」

「そん、なのぉっ…分からなっんひぃいいぃッ♡!」

「本当、ですか?分からないって言って、誤魔化してたりしませんか…?…もし、してたら……」

 

 問いつつ交互に手を動かして責めていたディールだったが、イリゼが分からないと言いかけた瞬間、片手で乳首を捻り、片手で膣を奥から手前へ向けて引っ掻く。

 同時の刺激が身体を駆け抜け、かくんと上を向いてしまうイリゼは顎。そのイリゼに向けて、ディールは冷たい何かを孕んだ声音を…と思いきや、すぐに表情は元通りに。

 

「…なんて、冗談です。くすくす…わたしの事を心配してくれたイリゼさんに、わたしが酷い事なんて…する訳ないじゃないですか♡」

「…ぁ……」

 

 蠱惑的とも違う、もっと黒い…それでいて淀みのない何かを表情や笑い方から感じ取ったイリゼは、戦慄する。落ち着いてくれれば、正気に戻ってくれれば何とかなる…彼女の中にあった、そんな思考が崩れていき…ディールもそれを感じたのだろう。そこからは少し責める勢いを緩め、指の感覚と快楽を馴染ませるように、ゆっくりじっくりと責める手付きに変わっていった。

 膣は入れる指を二本に増やしつつも、まだ警戒の解けない膣内を解すように。胸は満遍なく揉みしだき、その刺激で先端の乳首を固めていくように。確かに快楽の強さこそ緩んだものの、身を捩る事の出来ないイリゼにとっては快楽が身体の中に溜まっていくも同然であり、むしろ緩められたからこそ焦らしのように熱が、行き場のない切なさが全身を回って再び性感帯へと集まる。

 

「ふくぁ…♡はっ…くはっ…んん……っ♡」

「もうすっかり、我慢出来なくなっちゃったって感じですね…♡でも、イリゼさん…本番は、ここから…ですよ♡?」

 

 ぴくんぴくんと身体を小刻みに震わせながら、イリゼが漏らす荒い吐息。それを見下ろすディールは満足気であり…しかしまだ足りないと、ここからだと、イリゼに告げる。そしてある物を取り出し…イリゼの目の前へ。

 

「こ、これって……」

「やっぱりイリゼさんは知ってるんですね。こんな玩具を知ってるなんて…イリゼさんの、ヘンタイ♡」

「……っ…♡!」

 

 ディールの手には収まり切らない程の、男性器を模した長く太い玩具。目を見開くイリゼの反応に、ディールはどこか嬉しそうに笑い…その上で、責める。言葉で、イリゼを上から見下ろしながら。

 その瞬間走ったのは、ぞくりとした感覚。身体は暑さから、目線はディールの持つそれ…バイブの存在感から逃れられず、心を締め付けられているようにイリゼは息を呑む。

 

「これ、こんなに太くて、長くて…しかも凄く、硬いんですよ…?こんなものをここに挿れたら…どうなっちゃうと思います…♡?」

「ま、さか…それを、私に……?」

「…どう、したいですか…?挿れたいですか…?それとも…挿れてほしいですか…♡?」

「…挿れて、ほしい……?」

 

 バイブをディールはゆっくりと振り、それから自身の頬に当てがう。彼女の顔と比較する事で、その一物を模した玩具の大きさが改めて分かり、更に醜悪な形のそれへ頬擦りをするようなディールの姿に、思わずイリゼは生唾を飲み込む。まだ幼い容姿の…それでいて普段は落ち着き払った、大人らしい表現を見せるディールの感じさせる淫猥な雰囲気は、同性であるイリゼであってもどきりとさせられてしまう程のものであり、それを今から挿れられるのかと気が気でないイリゼに対し、ディールは二択を持ちかける。

 だがその問いの意味が、初めイリゼには分からなかった。若干表現が違うだけで、どちらも同じなのではないかとイリゼは思い、後者の表現で訊き返した。…訊き返した、つもりだった。だが……

 

「あはっ…♡良いですよ、イリゼさん…それじゃあ、そこで…見ていて、下さいね…♡」

「……っ♡!?でぃ、ディールちゃん…!?」

 

 訊き返しを、わざと間違った意味で…回答として受け取ったディール。そしてディールは情動混じりの笑みを浮かべ…イリゼの顔の上に、脚を開いて跨る。その状態で、タイツを下ろす。

 

「分かりますか?イリゼさん♡今から、これが…こうやって、入っちゃうんですよ…?……んっ…♡」

 

 下ろされたタイツの下、そこにあるショーツは既に濡れており、それを気にも留めない様子でディールはショーツも脱いでしまう。

 そうして露わになったのは、くすみのないディールの股。何の穢れも知らない、穢れの存在すら知らないような、白く柔らかな秘部がイリゼの目の前で明かされ…その秘部の上、下腹部にバイブが当てがわれる。男性器を模したそれが、どれ程奥まで貫くのかを見せた上で、ディールは先端を割れ目へ触れさせ…ゆっくりと、挿れ始めた。

 

「ぁっ、く…ぅ、ひッ…んぁ……ッ♡!」

「あ、ぁ……」

 

 沈み込むようにして、少しずつ膣へと侵入していくバイブ。小さくぴっちりと締まった膣を、バイブが無理矢理広げて押し入る事により生じた痛みでディールの表情から余裕がなくなり、そうして膣から零れ落ちたのは赤い液体。幼いディールの下半身へ入り込んでいくバイブと、愛液と混じりながら滴るそれに、イリゼは完全に圧倒され、ただただ目の前で行われる行為を見つめる。

 

「ふっ…ふぅっ…んはぁぁ……っ♡…わたしの身体じゃ、これが限界みたい、です…♡だから、次は……♡」

 

 若干の長さを残して、バイブは膣の最奥へと到達。その瞬間艶やかな吐息を漏らしたディールは、茫然と見つめるイリゼの前でゆらゆらと腰を軽く揺らし、それから引き抜く。ある程度まで引いたところで再び挿れ、抜いて、それを繰り返して自らの膣を耕し穿くる。

 

(…凄い…あんなに太いのが出入りして、ぐちゅぐちゅ音を鳴らして…血も出てる筈なのに、ディールちゃん…全然、苦しそうじゃなくて……)

 

 眼前で広がる光景から、イリゼは目を離せない。痺れている為首が動かないのではなく、自然と心を縫い付けられたように、その過激な自慰からイリゼは目を離す事が出来ない。

 そしてディールもまた、その視線に引き付けられていた。自分の痴態を、普段なら卒倒しそうな程恥ずかしい筈の行為を、イリゼに食い入るように見られる事で、イリゼが一時も目を離さず見ている事で、えも言われぬ感情が心の中で沸き立っていた。

 

「んぁっ、はぁ…♡ふぅッ、ぅうぅぅ……ッ♡」

「……っ、ぅ…♡!…でぃ、ディール…ちゃん……」

「はぁ…はぁ…凄いでしょう…?イリゼさん…♡ほら、わたしのナカに挿れた事で…もう、こんなになっちゃったんですよ……?」

 

 何度も自分の膣内で出し挿れし、穿くり回した末に、ディールはバイブの先端を膣の奥へと押し付けて擦る。バイブの持ち手の尻に掌を当てがい、回すようにして膣奥と膣壁にたっぷり擦り付け…それから引き抜く。

 引き摺り出した瞬間、掻き出された愛液がバイブから垂れてイリゼの唇に。ただそれだけで軽く肩を震わせたイリゼは、自分でも気付かぬ内に唇の愛液を舌で掬い取り、そのまま口内に受け入れてしまう。一方ディールも愛液に塗れたバイブを今一度イリゼへ見せつけ…心の中で、歪みを帯びた笑みを浮かべる。漸く準備が出来たと、その胸中でほくそ笑む。

 

「だから、次は…イリゼさんの番、ですね♡」

「……え…?」

 

 ぴたり、と固まるイリゼの表情。何を言っているのか分からない、そんな風にイリゼの瞳はディールを見つめ…しかしディールは何も言う事なく、自らの愛液で濡れたバイブを下げていく。先端も下に向け、イリゼの側に向けて……イリゼの割れ目に、押し当てる。

 

「ぁ、え、な、なんで…ッ!私とディールちゃんのっ、どっちかって……」

「──わたしが訊いたのは、ただの順番…ですよ?」

「……っ…!…む、無理…無理だよ…そんな太くて、硬そうなの…そんなのが、私のナカになんて…」

「もう、何言ってるんですかイリゼさん。わたしのナカに入ったんだから…イリゼさんのここに、入らない訳ないですよね♡」

「ひぎッ、ぃぃい……ッ!?」

 

 真っ青に変わった顔で無理だと訴えるイリゼだったが、その言葉が聞き入れられる事はなく、この時を待ち侘びていたんだとばかりに頬を紅潮させたディールの手で、バイブは膣へと押し込まれる。

 ずぷん、と亀頭を模した部分が一度に挿れられ、イリゼが上がる苦痛の呻き。しかしディールは躊躇う事なく、ゆっくりと…だが着実に、バイブを膣へ嵌めていく。玩具をイリゼへ馴染ませていく。

 

「ほら、入ったじゃないですか♡力を抜けば、すぐに気持ち良くなれますよ…♡」

「や、めっ…抜いて、抜いてぇぇ……っ♡!」

 

 ディールの時と同じように、じわりと馴染む膣からの血。されど先に膣が解されていた事、たっぷりとバイブに付いたディールの愛液がローション代わりになっている事から過剰な痛みは生じず、むしろすぐにイリゼは感じ始める。見た目とは裏腹に、ほんのり暖かみのあるバイブによって、膣壁を擦られ押される快感を抱いてしまう。

 

「ふふ、全部入っちゃいました♡あぁでも、こうやって押し込めばもうちょっと…」

「ひぎゅぅぅっ!?でぃ、ディールちゃん駄目ぇっ!ぐりぐりっ、ぐりぐりしないでぇええぇッ♡!」

 

 持ち手とそこから先の境がないバイブを、指で摘める程度まで押し込んだディール。既に先端は膣の奥、子宮口へと到達し押し返される状態となっていたが、そこからディールは掌で更に押そうとする。

 まるで好奇心旺盛な子供の様に、どこか無邪気さも感じさせる笑みと共に押し込むディールだが、イリゼからすれば恐怖そのもの。膣に目一杯広がる異物感と、先端が子宮口に擦れる事で生まれる快楽にイリゼは表情を歪ませ、小刻みに腰を震わせながらディールへ叫ぶ。

 

「あれ?これは嫌でした?それじゃあ……♡」

「くぁぁ…っ♡!ち、違うぅぅ…っ!そういう事でもっ、んぁ…!ない、のぉおぉぉ……ッ♡!」

 

 懇願の声にぴたりと止めたディールだったが、当然終わらせる訳ではない。じわじわと引き抜き始めたかと思えば、中程まで抜いたところで再び押し込み、次は完全に抜けるギリギリまで引いた後に素早く挿れ…と、調子を変えながら何度も出し挿れ。それは刺激を、快楽を与える抽迭以外の何物でもなく、イリゼは声音の艶かしさを強めながらも再び訴えるが、今度は聞く耳を持たないディール。

 ぐちゅぐちゅ、ずちゅずちゅと卑猥な音を立てながら、イリゼの割れ目で見え隠れするバイブ。快楽を感じるに連れ愛液も増え、どんどん動きは滑らかに、抵抗のないものに変わっていく。

 

「そんなに我が儘ばっかり言っちゃダメですよぉ、イリゼさん♡イリゼさんは大人なんですか、らッ♡!」

「ぬひぃぃいいぃぃいぃっッ♡!」

 

 そこからも不規則に、責め方を変えて出し挿れし続けたディールは、勿体ぶるような言葉の後、目一杯の力を込めてバイブを押し込む。奥を、子宮口を突き上げ、麻痺の中でも軽く仰け反る程にイリゼを鳴かせる。

 表情や声音に愉しむような色を見せるディールとは対照的に、イリゼは生娘の如き反応。上がる嬌声は、生娘というにはあまりにも艶やかだったが…その一際大きい、仰け反る程の刺激で喘ぎ声を上げさせたところで、ディールは一度手を止めた。

 

「気持ち良い、ですよね…♡?それとも……」

「き…気持ち、良いのぉ…バイブで、されて…感じちゃってるのぉ…♡だ、だから……」

 

 力なく、ただ肩で荒く息をするイリゼに対し、馬乗りのようになったディールは指先で胸元や腹部をなぞるようにしながら訊く。ここまでは否定、或いは答えを渋るような反応を見せていたイリゼだったが、もうそうする余裕もないのか、それともそんな事をしても無駄だと分かっているのか、頬を紅潮させたままに答える。

 イリゼが感じていたのは外見からも明白。動きこそないものの、麻痺していなければ身を捩っていた事も容易に想像出来る程。そして、ある意味で素直な反応を得られたディールは……にっこりと笑い、言う。

 

「それじゃあ、このままイかせてあげますね♡」

「ひ……ッ!?ま、待っ…ぉ"ひぃぃッ♡!」

 

 左手でイリゼの乳房をきゅっと掴みながらの、背後へ回すような右手の動きでのバイブ抽迭。容赦も躊躇いもないその様子にイリゼは顔を青くするが、もう手遅れ。

 

「ぬひぃッ♡ダメ♡イくッ!イッ、くっ……ぁひいぃいいぃいいぃぃっッ♡♡!」

 

 分かっていても止められない、止めようのない快楽の押し付けに、耐え切れなくなりイリゼは絶頂。その瞬間、麻痺の効果が切れたのか、それとも身体が麻痺を振り切ったのか、腰が大きく跳ね上がり、イリゼはがくがくと浮いた腰を上下させる。

 それを、その姿を、ディールは見つめていた。うっとりとした目で、恍惚の表情で、悲鳴の様な嬌声を上げるイリゼを上から見下ろしていた。そうしてイリゼの絶頂が収まり、これまで以上に荒く長い呼吸をしながら余韻の熱を感じていると、ディールはイリゼの膣からバイブを抜き去る。

 

「はぁ…はぁ…んひぁぁ……っ♡!?」

「あぁ…イリゼさん、今すっごく素敵な顔をしています…♡真っ赤で、ぐちゃぐちゃで、恥ずかしいのに気持ち良くてって感情が浮かんだ、今までで一番素敵な顔…♡」

 

 自身に跨ったまま、熱を帯びた言葉を紡ぐディールの事をイリゼは見上げる。

 既に、身体が動く事は認識している。されどイリゼは行動を起こす気にならなかった。思考は鈍化し、身体は火照り…落ち着いて考える事など、もう出来なかった。

 

「ほら、イリゼさん…イリゼさんのナカに挿れて、何度も何度もじゅぽじゅぽした事で、もっとべたべたぬるぬるになっちゃいました♡…でも、このままじゃ駄目、ですよね?玩具は遊んだら…ちゃぁんと、綺麗にしなきゃ…ですよね♡」

「こ、今度は何…んむっ……♡!」

 

 蠱惑的な表情でそう言ったディールは、イリゼの唇にバイブを当てがう。イリゼは顔を逸らして逃げようとするが、ディールは押し付け逃がさない。

 

「ふきゅっ…でぃーぅ、ちゃ…むぁっ……♡!」

「分かりますよね?わたしと、イリゼさんのえっちなお汁で、こぉんなにべとべとになっちゃったんです♡だから……♡」

「んぁぁ……っ♡!?」

 

 唇へバイブを擦り付けられ、二人の愛液が混ざった液体を塗り込まれ、纏まらなくなるイリゼの思考。しかし、本当の衝撃はこの程度ではなかった。唇に愛液を感じさせ、舐め取る事を強いていたディールだったが、彼女の顔は語りながら近付いていき…次の瞬間、イリゼの唇と挟み込むように、ディールもまたバイブへ自らの唇を重ねる。迷いなくバイブへとキスをし、口を離し、それから垂らした舌をバイブへ這わせる。

 

「んぇろ、ちゅ…ぷふっ、ぁむ…んふふ、んっ……♡」

 

 掬い取るように舐め上げ、再び唇を重ね、そこから吸う。軽く咥え、唇を滑らせ、妖しく淫靡な笑みと共に、口とバイブとの間にてらてらと光る唾液の糸を作り上げる。

 当然それは、イリゼにとっては間近で見せ付けられている行為。先の自慰とも違う淫靡さに、一度達してしまったイリゼの心は引き込まれていき…固く閉ざされていた唇が、ゆっくりと開く。躊躇いがちながらもバイブを舐め、そのまま下から咥え込む。

 

「ぁむ、むっ…ふじゅっ……♡」

「ずっ、ぷっ…いりぜひゃ、んんっ…ぷぁっ…♡」

 

 その内に、舐め合っていた舌同士が触れる。まずは舌が、次には唇が触れ…バイブとも密着しながら、二人の唇が重なり合う。この時にはもう、ディールどころかイリゼも熱を帯びた瞳で相手を見つめており……そうして愛液の代わりに唾液塗れとなったバイブを、ディールはイリゼの口から離した。

 

「ん、ふぅ…イリゼさんも、段々えっちな気分になってきたみたいですね…♡」

「……っ…そんな、事…♡」

「そんな事、ありますよね?だってもう、こんなに固くなってるんですから…ん、ちゅ♡」

「んなぁぁ……っ♡!?」

 

 二人の唾液がたっぷりと付着したバイブを、ディールはイリゼの胸の谷間で滑らせる。同時にくすくすと笑っていたが、彼女の言葉にイリゼが口籠ると、またディールはにこりと笑い…固く勃起したイリゼの乳首を、ちゅぷんと口の先で咥え込んだ。イリゼがその行いに目を白黒させる中、ディールは乳首を口内で転がし、甘噛みや舐め上げを繰り返し…再びイリゼの口から艶めいた吐息が漏れ出したところで、顔を上げる。

 

「ぷはぁ…あぁ、やっぱり…イリゼさんは、凄く綺麗で…可愛い……♡」

「なっ、待っ……ぅむ…♡!」

 

 胸から離れたディールは、いよいよ抑えが効かなくなってきたとばかりのとろんとした顔。舌舐めずりし、潤んだ瞳でイリゼを見つめ、そのままイリゼの唇を奪う。

 バイブ越しではない、直接のキス。既に麻痺は解けているが、ディールのペースに飲まれたイリゼは依然ディールなされるがままで、その内にディールは下腹部をイリゼに擦り付け始める。馬乗りの体勢から崩れるように、擦り付けながら段々と腰をずらしていき…二人の割れ目が、女性器同士が擦れ合う。

 

「んひゅ…っ♡!?っあ、ひゃふ…んぅ、ぅ……っ♡!」

「ふぅぅ…ちゅ、るっ…ぅぶふ……♡」

 

 抉るようなバイブの刺激とは違う、表面で弾けるような快楽に、イリゼは入り込んできたディールの舌に自らの舌を絡め取られながら喘ぐ。ディールもディールでキスと貝合わせ、そのどちらにも夢中なようで、口の端から唾液を零しながらも両方を続ける。

 

「ぷ、ふ…ぁぁ…♡こう、してっ…ここを、擦り合うと…凄く、びりびり…してっ……♡」

 

 たっぷりとキスをした末、吐息を漏らしながら口を離したディールは腰をグラインドさせ、ここまでよりも激しく擦る。自分自身にも快楽が走るからか、今のディールにこれまで程の余裕はなく、それ故にこれまでとは違った魅力を醸し出す。やや大人びているとはいえ、外見的にはまだまだ幼いディール、その幼さが前面に出たような姿は愛らしさ混じりの魅惑を放つ。

 

「でぃ、ディールちゃん待ってぇ…っ♡!そんなに激しくしたらっ、私また……ふひゃうぅぅ…っ♡!」

 

 翻弄されっ放しのイリゼはピンと両脚が伸び、脚の指がぎゅっと握られた状態で耐える。波紋の様に、一擦り毎に下腹部から広がる、全身を巡っていく快楽に堪えて、何か出来ないかと必死に頭を働かせる。働かせようとする。だが快感に揺さ振られる頭でまともな思考など出来る筈もなく、イリゼもまた、段々と夢中になっていく。自分の上で、一心不乱に秘部を擦り付ける少女…ディールの愛らしい艶姿に。

 

「くぁっ、んんっ♡んひゃぁっ♡イリゼっ、さ…んんぅっ……♡!」

「ぅあひっ♡!待っ、強過ぎっ♡強過ぎるからぁ♡!」

 

 下から上へ大きく擦り上げたディールはそのまま軽くのけぞり、手が床から離れ、その手で今一度イリゼの胸を掴む。乳房を鷲掴みにし、そのまま体重をかけ、掌で乳首諸共押し潰す。突然のプレスにイリゼは目を見開き、真っ赤な顔で声を上げるが、ディールにその声は届かない。

 乳房を荒く潰されたイリゼには過激な快楽が、掌を押し付けたディールには癖になりそうな至上の揉み心地が迸り、下腹部の熱を押し上げる。膨れ上がる予兆の波へと還元される。そして思いのままにディールが振りたくり、互いの陰核同士が擦れた瞬間…熱は、弾けた。

 

「イリゼさん♡イリゼさんっ♡イリゼ、さ…んんぅうぅぅぅぅ…ッ♡♡!」

「イくっ♡またイっちゃう、イかされ……〜〜〜〜っっ♡♡!」

 

 同時の絶頂、上下で同時に果てる二人。ディールは背を蹴られたのかと思う程に仰け反り返り、イリゼも脚がバネになったかの如く付け根から指先までが跳ね上がり、二人して盛大に潮を吹く。女神と言えど、こうなってしまえばただの少女と変わらない…そう言わんばかりの、二人の絶頂。

 

「はぁ…んは、ぁ…くぁっ…震えると、また擦れ…てぇ……♡」

「ふー…ふー……♡」

「…ディール、ちゃん……?」

 

 波が引くように、昂っていた感覚が落ち着いていく。しかしまだ時折身体は、達した膣は震えてしまい、追い討ちの快楽が下腹部を襲う。

 余韻の中、イリゼは右腕を目元に当て、荒い呼吸を繰り返す事で心身共に平常を取り戻そうとしていた。だが一方で、馬乗りのまま項垂れるような姿勢となっていたディールはまるで動かず、それに気付いたイリゼが声を掛けると……ディールは、嗤う。

 

「イリゼさん…まだ満足なんて、してませんよね…?もっと、もっと…気持ち良く、なりたいですよね…♡?」

「……っ!」

 

 彼女の瞳に灯っているのは、爛々とした光。これまでの、どこか熱に浮かされていたような雰囲気とは違う、より純粋で、より貪欲さに満ちた情動。

 言葉と共に、ディールは一度脇に置いておいたバイブを手に取る。しかしイリゼの視界に移った時、そのバイブの形は変わっていた。男性器を増していた玩具は、より太く、より凹凸の激しい形状へと変わっており…何より、分裂したかのような二股のバイブとなっていた。

 ただ凶悪になっただけではないバイブの変化に、そしてそもそも変化している事自体に、イリゼは理解が追い付かない。だがすぐにイリゼは理解する事になる。理解を、させられる。

 

「…ディールちゃん…?何、して……ひ…ッ!?」

 

 イリゼに覆い被さるように身体を重ねたディールは、イリゼの両手を握って顔の左右へ。いつの間にか持っていた筈のバイブはなく……次の瞬間、にゅるりとした感覚が手首に走る。反射的に腕を動かそうとしたイリゼだったが、握ったディールに動きを阻まれ…その間に、彼女の手首諸共触手がイリゼの手首を固定する。床から現れた触手が、床と縫い付けるようにして手首を縛る。

 それだけではない。同様に太腿も触手に捕らわれ、ディールの手放していたバイブが持ち上がる。持ち上がり、重なった二人の割れ目へと当てがわれる。……別の触手が、そのバイブを保持する事によって。

 

「ま、まさか…ディールちゃん……」

「余計な事は考えなくていいんですよぉ、イリゼさん♡そんな事気にせず、二人で気持ち良くなりま…んぁひぃいいぃぃッ♡!」

 

 ここは安全な場所。ディールも触手を振り切りここに来た。そんな、前提とすら思っていた認識が崩れ去り、イリゼが震える中、ディールは悦びを抱いた声を上げる。そして、ディールが言い切るのを待つ事なく…二股バイブは、両方の膣へと押し込まれる。

 

「ふぎぃいぃいいッ♡!?あ"ッ、これっ、抉られっ…てぇぇええぇッ♡!」

「ふゃんッ♡!んふぅうぅっ♡!さっき、までとはっ…比べ物にっ、ならないぃぃいぃ…ッ♡!」

 

 挿入、などという生易しいものではない、引き裂き無理矢理広げるようなバイブの侵略。ただ入っただけでも腰が跳ね上がりそうになった二人だったが、太腿を固定されている為腰は軽く上下するだけで、当然逃げる事も出来ない。

 更に二人が落ち着く間もなく、触手によってバイブは抽迭開始。入る時は強引に押し広げられ、引く時も凹凸によって膣壁が引き摺り出されるような刺激が膣へと走り、二人は快楽混じりの悲鳴を上げる。ここまではディールが完全に主導権を握っていたが…もう違う。その権利をディール自身が明け渡してしまった以上、二人に止める術はない。

 

「どうですかイリゼさん♡これ、凄く…くひゅぅぅ…♡!…ぞくぞく、します…よね…♡」

「そっ、それどころじゃ…ひゃあぁああぁぁッ♡!ディール、ちゃっ…これ、止めっ……」

「無理ですよぉ、そんなの♡もう、この触手が満足するまで…わたし達は、されるがままになるしかないんですから…♡」

「そ、そんな…あ"ひぃいんッッ♡!」

 

 容赦のない、叩き付けるようなピストンに表情を歪ませながらも、ディールは恍惚とした声音を漏らす。自分達はただ犯される他ないのだとイリゼに伝え、下半身を襲う快楽と、同様に歪むイリゼの表情を見て気持ちを満たす。

 女神の姿ならまだしも、それが望めない今のイリゼには本当にどうする事も出来ない。そして更に追い討ちをかけるように…バイブが、蠢く。

 

「ひぁぁああッ♡!?嘘っ、バイブがうねって、暴れっ、てへぇええぇぇえぇっッ♡!」

「あひっ♡拡張されちゃうっ♡さっきまで玩具にしてた道具にっ、拡張されちゃうぅううぅぅッ♡!」

 

 勝手には動かない筈の、せいぜい震える程度である筈のバイブ。それが動くどころか伸び、曲がり、穿くるようにして二人の膣内を動き回る。膣壁を擦り、ヒダを弾き、硬さに長さに太さ、その全てが次々と変化しぐっしょりと濡れた二人の蜜壷を蹂躙し回す。

 ディールが魔法で変化させたのか、自ら変化したのかは謎ながら、そのバイブすら実は触手であったのだと、イリゼが理解するのにそう時間はかからなかった。…尤も、分かったところで何も変わりはしないのだが。

 

「あはぁ♡んひぁぁっ♡イリゼっ、さん…こんなに、触手が凄いだなんて知ったら…虜になっちゃっても…仕方ない、ですよね……♡?」

「…ディール、ちゃん…?…もしや、ディールちゃんは……」

 

 触手バイブによる陵辱が続く中、不意にディールが、喘ぎながら口にした言葉。それはどこか、イリゼに対する罪悪感を吐露するような響きがあり…その言葉で、イリゼは先にディールが襲われていたのだと、自分より過酷な目に遭っていたのだと理解。

 そして当然、イリゼにディールを責めるつもりはない。同時にやはり、今の状況を覆す手立ても何一つない。故にイリゼは、ディールを見つめ…そして、言った。

 

「…ごめんね、ディールちゃん…きっと私の事を心配してくれてたのに、一人にして…。…私もディールちゃんの事、凄く可愛くて素敵だって思ってる…よ」

「……っっ!」

 

 情欲に飲まれた訳でも、世辞を言っている訳でもない、イリゼの真心からの言葉。それが真実の思いである事は、一瞬で伝わり…そこまで紅潮していた、恍惚としていたディールの顔が、ふっと変わる。目を見開き、感極まったような表情となり…微笑むイリゼに対して、ディールは何か言おうとした。

……だが、出かけていたその言葉は触手によって塗り潰される。陵辱で、蹂躙で、言葉は淫らな嬌声へ変わる。

 

「んひぁああぁあぁぁっッ♡!あっ、ひぁっ、ぅあひぃいいぃぃんッ♡!」

「ぴぁぁっ♡でぃ、ディールちゃんの乳首っ、私の乳首と擦れてっ、弾かれてっ…くひゅうぅぅうぅぁぁあっっ♡!」

 

 二人の膣の最奥、子宮口へと到達した触手バイブの先端は、そのまま小刻みなピストンで何度も子宮口を殴り付ける。絶え間ない連続の叩き付けにイリゼは仰け反り、ディールの身体は何度も揺れ、それによって擦れ合う乳首が更なる快楽を二人へ浴びせる。

 快楽に染められていく思考の中で、ディールが見るのは蕩け始めたイリゼの表情。ここまで必死に耐えていたイリゼではあったが…劣情など関係ないとはいえ、はっきりディールへの思いを口にし、心を緩ませてしまったが故に、その心が陥落を始めていた。

 

「イリ、ゼっ…さんっ…ぅあぁ……っ♡!」

「んぉ"ぉっ…ぁっ…ディール、ちゃん…ん……♡」

 

 触手バイブによるピストンに加え、いつの間にか伸びてきていた複数の触手がディールの尻を撫で回す。白く小ぶりで、柔らかな桃の様な尻を這いずる触手の感覚にディールは怖気にも似た刺激を感じ、びくんと背筋が反り返ってしまう。

 そこから身体が倒れる事で、ぴったり重なる二人の肢体。鼻先が触れ合う程に顔同士が近付くと、イリゼの方から迎え入れるように唇を触れさせ、そのまま二人は再び唾液を交わらせる。

 舌と舌が抱き合うような、甘く濃密なキス。どちらからともなく身体を揺すり、二人は自分達で乳首同士を擦らせる。イリゼの硬く勃起した乳首と、ディールのぷっくりと充血した乳首、それ等が触れ合い捏ね合い潰し合い、すればする程もっと、もっとと求めてしまうような快楽を二人に感じさせる。

 

「ふぅ…んふぅ、ぁ…ぬひぃいぃぃいぃッ♡!?」

「あ"ひッ、なっ、なんれ急に…ふぎゅぅぅぅぅううッ♡!」

 

 互いの吐息を感じながら唇で、肌の柔らかさを味わいながら乳首同士で感じ合っていた二人だったが、それが暫く続いたところで不意に触手の責め苦が増す。ただでさえ強かった抽迭が更に強まり、膣が裂けてしまいそうな程太くなったバイブが膣壁を抉り回す。

 その状態で子宮口を叩かれ、きゅっと閉じていた最奥を強引に崩され、イリゼもディールも悲鳴を上げる。痛烈ながらも艶やかさに満ちた声を上げ、喘ぐ互いの姿が目に映り…それがより深くへ、より深い悦楽の沼へと引き摺り堕とす。

 

「も、むりっ、トんじゃう…っ♡!トんじゃうッ、よぉ"ぉ"ッ♡!」

「あっ、あ"っ、入ってくるぅぅッ♡!私の一番奥っ

こじ開けられるぅううぅううっッ♡!」

 

 重なった状態で床に留められた二人は逃げられない。触手からも、快楽からも、同性にすら劣情を抱かせる程淫靡によがる目の前の女神の艶姿からも。抽迭が激しくなればなる程二人の肢体は揺れ、跳ね、熱く火照る肌同士がぶつかり合う。イリゼの大き過ぎず、小さ過ぎずな双丘と、ディールのまだまだ発展途上な薄い膨らみも躍ね合い、集まった快感は乳首の擦れ合いによって一気に広がり痺れさせる。

 だが何より二人を狂わせるのが、うねり蠢く触手バイブ。受け入れさせ、自ら開かせるのではなく、ただただ暴力的にピストンを繰り返し、子宮口という門に綻びを作ると、そのまま捩じ込むような動きで子宮へ到達。イリゼとディール、二人の女神の子宮をこじ開け、奥の奥まで侵略し……貫く。

 

「んほぉ"お"お"ぉおおぉぉッ♡!イ"っくぅッ、触手とバイブに犯されてイくぅぅううううぅぅ"う"ぅ"ぅ"ッッ♡♡!」

「ぉ"ひぁああぁああああぁッ♡!わたしもクるッ♡わたしもっ、呑みっ、込まれッ…ふぎゅうぅぅぅぅううぅうぅぅっッ♡♡!」

 

 子宮を貫かれると共に、最後の抵抗も打ち破られると共に、二人は揃って絶頂。快楽の頂点にまで無理矢理押し上げられるような、それでいて落とされ叩き付けられるような刺激が膣で爆ぜ、背筋を駆け抜け思考を悦楽で焼き尽くす。耐える事など出来ない快感の濁流が、絶叫の様な嬌声を二人に上げさせる。

 びくびくと激しく震える肢体。だが身を捩る事が出来ない。出来ないが故に、荒れ狂う快楽を逃す事も出来ず、内側から砕け散ってしまいそうな快感の奔流に、二人はただただ喘ぐばかり。女神である為におかしくなってしまう事はなく、女神であるからこそ気絶という逃げ道にも辿り着けず…やっとの事で絶頂が収まった時、二人の身体からは完全に力が抜けていた。

 

「はーっ…はーっ……♡」

「あっ…んっ、ひぁっ……♡」

 

 だらしなく緩んだ表情で、陰唇をビクつかせるイリゼと、口の端から涎を垂らしながら、余韻に移っても尚腰を、尻肉を小さく跳ねさせるディール。二人の全身は汗でじっとりと濡れ、秘部は垂れ流しの愛液が水溜まりを作る程で、どちらもとても女神とは思えない有り様。

 その状態も暫く続いたところで、しゅるり、と離れる触手。二人を拘束していたもの、触手バイブを動かしていたもの、直接触れて弄っていたもの、それ等全てが離れ…しかしいなくなりはしない。囲うような形で触手は止まり、以降は全く動きを見せない。

 

「…これ、って……」

「…ぅ…まるで、見られてる…みたい……」

「あぁ……♡」

 

 訳が分からず、少しずつ落ち着いてくる中でディールが呟けば、イリゼは見世物になっているようだと恥ずかしそうに一言。するとその言葉で何かに気付いた様子のディールは、くすりと笑い…腰を、揺らす。

 

「ぴぁっ…♡!?」

「可愛い声出ちゃいましたね、イリゼさん♡…これ、今度はまた、二人でしろって事ですよ、きっと…♡」

「ふゃっ、ディールちゃっ、また…んんぅ…っ♡!」

 

 壁や床から現れた触手は全て離れたが、触手バイブだけはそのまま。膣を締め、その状態で腰を振る事で繋がっているイリゼ側のバイブも揺らすディールは、しどろもどろなイリゼの唇をまた奪う。奪いつつも腰を上下左右に揺らし、イリゼと自身、どちらの膣も刺激する。

 唾液を、イリゼの醸す味を、一滴残らず味わおうとするような濃密なキス。ディールの瞳に映っているのはイリゼだけ。そしてイリゼの瞳に映っているのもまた、ディールだけ。

 

「ちゅ、んんっ…もっと、もっと見せて下さい…イリゼさんの綺麗なところも、恥ずかしいところも、全部……♡」

「ぷぁっ…ダメだよ、ディールちゃん…そこまでされたら、私だって…今度こそっ、ほんとに……っ♡」

 

 一度口を離し、愛おしそうに頬に触れ、またも唇を重ねようとしたディールだったが、次の瞬間バイブが跳ねる。今度こそ抑え切れない、そんな風にイリゼも腰を揺らし、下腹部同士を下から擦り合わせ、同時に脚と脚とを絡める。

 ディールがイリゼを甘く責め立て、イリゼが我慢し切れず腰を揺らし、擦れるバイブがディールにも快感を与える事で、更にディールの腰使いに熱が入る、快楽のスパイラル。抜け出そうにも、もうその気力が湧かない。イリゼもディールも目の前の相手に夢中で、快楽の事しか考えられない。

 

「はひゅ…ん、ん…ぅちゅ、じゅるっ…ぷ……っ♡」

「んぇろ…ぷふっ…ちゅぶ、ぁむ…んぅぅ…♡」

 

 幾本もの触手に囲まれたまま、二人は互いの熱に浸る。唇を重ね、乳房と乳首を擦り合わせ、バイブを介して膣同士をじゅぷじゅぷと刺激し合う。

 感じれば感じる程に、抜け出せなくなっていく快楽の沼。唾液と舌を絡ませながら、その沼の中で二人の思考は一色に染まる。爛れた幸福感に絡め取られ、互いの事を味わい続ける。

 このまま二人は情欲の底に沈み切ってしまうのか、はたまた女神の意思を取り戻し、共に霞んだ魅力の中から脱するのか。それは、今の彼女達には想像も付かない事だった。

 

 

*

 

 

 

 

 

 

 

 

「…べ…別パターン!?随分前の夢だけど、これ別パターンあったの!?そして何故今更!?…すぐだったら良いって訳じゃないけど!これの存在を知ったら恥ずかしくなるのは私だけじゃないし、早かれ遅かれだけどもぉぉ…!」

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