超次元ゲイムネプテューヌ Origins Visionary 作:シモツキ
・今回の話のように、就寝前及び起床後のどちらか、又は両方が描写されない場合もあります。
・通常のリクエストは勿論の事、今回の様に特殊作品群に該当するようなリクエストも受け付けております。しかしその場合は当然相手となる作品の作者さんに了承を頂かなくてはいけない為、必ずしもリクエストにお応え出来るとは限りません。
・下記の内容の通り、本話は『空次元ゲイムネプテューヌ〜月光の迷い人〜(ほのりん作)』との事実上コラボであり、Originsシリーズの一つであるORでのコラボを前提としたものとなっています(但し、OR及びそれ以降のコラボを読まずとも話が分からなくなる事はありません)。
人物・イリゼ ルナ
内容・ふたなり 膣内射精 手淫 オナホール ディルド 拘束 目隠し
人には、慣れというものが存在する。どんなに辛く苦しい状態でも…或いは楽しく幸福な状況でも、それが続けば、そこに大きな変化がなければ、少しずつ慣れていく。特別は普通に、ありきたりなものへと変わっていく。良い事でも悪い事でも、刺激には鮮度が必要という、ある種当然の反応がある。
それは当然、女神であっても同じ事。特異な現象に置かれていても、その特異さすら鮮度がなくなれば慣れてしまう。今の二人は、イリゼとルナは…正にその状態であった。
「ルナ、何か気になる事はあった?」
「ううん、何も…イリゼの方はどう?…って、何かあったらそんな訊き方しないよね……」
暫くの間壁をぺたぺたと触り、言葉を交わす二人。出口のない、大広間の様な部屋…二人は今、その部屋内を改めて調べていた。
それが出来るようになったのも、慣れのおかげ。初めは食事に伴う発情で理性を保てず、快楽のままに幾度も身体を重ねてきたイリゼとルナだったが、そんな発情状態にも慣れ、多少は理性を保てるようになっていた。
されど残念ながら、望ましい発見は得られない。加えて、多少理性を保てるようになったとはいっても……湧き上がる情欲が、消え去ってくれた訳ではない。
「…あ、あのさ…イリゼ…その……」
「…うん…そろそろ、しないと…また、我慢出来なくなりそう…だもんね……」
更に暫くの間調査をし、何も得られない時間が続いていく中、もじもじとした様子でルナがイリゼに呼び掛ける。その声にイリゼは頷き…二人はベットへ腰掛ける。下半身は何も履いていない、上半身もトップス一枚を羽織っただけの格好で肩を寄せるように並んで座り、互いに視線を交わらせ……どちらからともなく、相手の下半身に手を伸ばす。
「ん、ふっ…はっ、ぁ……♡」
「ふぁ、ぁっ…ひぁん……♡」
恥じらう気持ちから我慢するような吐息を漏らすイリゼ。じわじわ広がるような快楽に、喘ぎを零してしまうルナ。二人の手は、にゅちにゅちという音を立てながら上下に動く。彼女達の掌が、細い指が…熱く滾る、肉棒を扱く。
情欲が消え去ってはくれていないように、二人の股間に現れてしまった陰茎もまた、未だそこに存在していた。発情を示すように、硬く反り勃ちその先端を濡らしていた。
「い、イリゼっ、良い…そこ、もっとして……♡」
「くぁっ、ひゃっ、る、ルナ待って…♡!ちょっと、激し過ぎ…んんぅ…っ♡!」
甘えるような声と共に、ルナの手付きがどうしてほしいか伝えるように激しくなる。その手に付け根を責められ、集中的な刺激にイリゼが肩を震わせる。互いが快楽を求めるように、その声に応えるように、二人の手はより強く一物を握り締める。扱き、擦る。
ここに来てから、発情と共に本来あり得ない筈の性器が生えてしまってから、二人は幾度となく相手のそれを射精させてきた。手で、胸で、口で、膣で…何度も射精へと導いた事で、知らず知らずの内に弱点を、どこをどう刺激すればより感じてくれるのかを把握していた。そして無自覚故に、意図せずとも二人はそこを責め立てており……暫しの手淫の末、二人の一物は大きく跳ねる。
「イっ、く…んぁああぁぁあぁぁっッ♡♡!」
「わ、私もっ…ふひゃあぁぁぁぁああぁッ♡♡!」
握り締められた相手の手の中でびくびくと震えながら、イリゼとルナの、二人の陰茎が精液を吐き出す。射精に至ると共に悲鳴の様な絶頂が上がり、吐き出された精液は勢い良く飛んで床に落ちる。
駆け登るような絶頂の後に訪れるのは、静かな時間。どちらも言葉を発さず、暫しの間洗い呼吸を繰り返す。
「はぁ…はぁ…気持ち、良かったよ…イリゼ……♡」
「……っ…そう、だね…♡」
心地の良い余韻の中、まだ熱を帯びた…普段は感じさせない艶やかさを纏った声と面持ちで、ルナが言う。その様子にどきりもしつつも、イリゼはこくりと頷いてみせる。
興奮が尽きない。波はあれとも、完全に消え去るには至らない。その状況を受け入れた、受け入れざるを得なかった二人は、こうして定期的に『処理』をするようになっていた。こうする事で、一先ず欲求に飲まれる事は避けられていた。
(…でも……)
思考が落ち着いてくる中で、イリゼの頭に過ぎる不安。確かに今のところは凌げているが、これがいつまで続くか…今の形でいつまで凌げるかは分からない。仮に何とかなったとしても、この場から脱出する糸口を見つけられなければ、どうにもならない。
それに何より、ルナにも自分にも、色々と躊躇いがなくなっている。身体を重ねる事、互いの性器を刺激し合う事、意図的であれ無意識であれ、その中で相手を誘惑してしまう事…現状に慣れてきたからこそ、初めは理性が、或いは羞恥心や倫理観が担ってくれていたストッパーが効かなくなってきている事を、お互い『雌』になりつつある事を、イリゼは自覚していた。このままではいけない、しかし打てる手がない、そんな意識が不安となり…不意に、ルナの声が上がる。
「……あれ…?あんなの、あったっけ…?」
困惑を帯びた、ルナの声。何事かとイリゼはルナが向いているのと同じ方向を見やり…その意味へ、すぐに気付く。
ルナが見ていた先、そこには見覚えのない箱があった。ある程度の大きさがある、わざわざ探すまでもなくそちらを見れば目に入るような、そんな蓋付きの箱が床に置かれていた。
「…あの箱、なんだと思う…?」
「分からない。分からないけど…調べてみた方が良さそうだね……」
イリゼの言葉にルナは頷き、二人はその箱へと近付く。いつの間にか現れていた…そうとしか思えない箱は明らかに怪しかったが、手詰まりであると考えていたイリゼにとっては、可能性を感じるものでもあった。
まずはイリゼが箱を触るも、特に何も起こらない。次にルナが軽く叩いてみるも、やはり反応はなし。そこで二人は、顔を見合わせ…頷く。そして蓋に手を掛け、ゆっくりと開ける。
『こ、これは……』
蓋を開けた瞬間に何か起こるかも。そう思い警戒していた二人だったが、やはり何も起こらない。その為二人は中を見やり…ぴたり、と動きを止めた。
箱の中に入っていた物。それはディルドやローター、オナホールにアナルプラグといった、所謂性具と呼ばれるグッズの数々だった。更にそれだけではなく、ロープや目隠しといって物も数多く入っていた。
「…最悪…なんで、こんな物が……」
「……うん?…待って、イリゼ。ここ、なんか貼ってある…」
折角落ち着かせた欲求を掻き立てるような多数の玩具に、イリゼは額を押さえる。あっても使わなければいい…それは確かにその通りだが、あるというだけで気になってしまう。現にイリゼは、見た瞬間また股間が濡れ、ぴくっと陰茎が反応した事に気付いていた。加えて状況打破に繋がる何かがあるかも、と期待していたからこその落差もあり……しかしそこで、更にルナがある事に気付く。
ここ、とルナが指し示したのは、蓋の裏側。そこには確かに紙の様なものが貼り付けてられており…その紙には、箇条書きの形で幾つもの文が載っていた。そして二人はその文面を見やり……更に、困惑。
「な、何これ…ディルドAで絶頂、アナルパールAで絶頂、オナホールAで──」
「よ、読み上げなくていいからルナ…!……あ、でもこれ…!」
上から順に音読するルナへストップを掛けたイリゼは、直後に紙の下の方を指差す。それを見て、二人は顔を見合わせる。
そこにあったのは、「脱出したければミッションを全てクリアする事」という一文。それは、それこそが、イリゼとルナの探し求めていた可能性であり、彼女達の表情には希望が浮かぶ。
「…けど、ミッションってこれ…だよね…。…なんて悪趣味な…というか、こんな物と指示が出てきたって事は、やっぱりここって人為的な……」
「……やろう、イリゼ」
「え?」
「だって、書いてある通りにすれば脱出出来るかもしれないんだよ?なら、やる価値はあるでしょ?…それに…なんていうか、恥ずかしがるのも今更な気もするし……」
「…そ、それはまぁ……」
背景が気になるイリゼより先に、明確なやる気を見せるルナ。この時ルナは、毒味を始めこの空間に囚われてからイリゼには世話になりっ放しだったからこそ、今度は自分が率先して…という思いでやる気を見せていたのだが、それをイリゼが知る由などなく…されどルナの言う通りだとして、こくりと頷く。そうして二人は、それぞれ箱の中から性具を取り出す。
「えっと…Aっていうのは、これで合ってる…よね?」
「う、うん。持ち手のところにAって書いてあるし、多分そうだと思う。…………」
「……イリゼ…?」
「…ルナ、アナルパールが何なのか知ってるんだ……」
「へ?…あ……」
指摘された事で、かぁっと赤くなるルナの顔。そういう訳ではない、パールという単語からこれかと思っただけ…と慌ててルナは弁明するも、そして実際その通りながらも、イリゼには必死になって嘘を吐いているように見えてしまい、思わずくすりと笑いを漏らす。恥ずかしさのあまり、ルナはしゅん…と縮こまる。
しかしそれも、一時の事。二人は互いの顔を見て、小さく頷く。そしてイリゼは割れ目に、ルナは後孔に性具を当てがい…ゆっくりと、指し挿れる。
「ぁ、くっ……♡」
「い"ッ…ぅ、うぅ……」
つぷり、とその先端が孔へと入り込む性具だったが、二人の反応は対照的。発情と先の行為で既に股が濡れていたイリゼの口からはすぐに甘い吐息が漏れるも、後孔…アナルパールに肛門をこじ開けられる形となったルナは、その表情を強張らせる。そのままイリゼはディルドを奥に挿れていき、ルナも同様に球状となった部位を一つずつ押し込んでいくも、彼女の表情は固いまま。
「んぁんっ♡は、ぅぅ……♡…ルナ…大丈夫……?」
「だ、大丈夫…大丈夫、だからっ…イリゼは、続けて……」
苦しそうなルナの様子に気付いてイリゼは声を掛けるも、ルナは首を横に振る。その反応で余計心配になるイリゼだったが、ルナの声には我慢とは別の感情も籠っているような気がして、言われた通り挿入を続ける。根元まで挿れると、そこからは出し挿れの往復を開始する。
それに伴い、イリゼの嬌声も段々と熱を帯びてくる。初めは漏れ出る程度だったものが、零れるように、流れ出るように何度もイリゼの口を衝く。そしてそんなイリゼの姿を、ルナは食い入るように見つめていた。
(喘いでるイリゼ、凄くえっち…やっぱりイリゼって、普段は優しくて頼もしいのに、今はとっても…とっても可愛い…♡強いイリゼが、凄いイリゼが、今はあんな道具一つでへなへなのふにゃふにゃになってる…♡普通の女の子に、えっちな子になっちゃってる……♡)
ルナの中で募る、興奮と高鳴り。イリゼの喘ぎが熱を帯びらように、ルナの股もどんどん熱くなっていく。下半身が疼き、切なくなる。
そうして気付けば、アナルパールを持つルナの手は無意識の内に動いていた。自分の中から湧き上がる欲求、それを満たさんとするばかりにアナルパールで後孔を穿り始め…先程まではあった痛みが、今は遠く感じていた。むしろ、得も言えぬ感覚がじわじわと広がり、ルナの表情も緩んでいく。
「あっ、はっ、イリゼっ…んんっ、くふぅん……っ♡」
「ぁ、ルナ…ルナの、顔…ふやぁあぁ……♡!」
事実上の、性具による自慰。それを見ながら、それによって興奮を掻き立てられながら、ルナもまた自慰に耽る。喘ぎ声が、切なくも艶かしい嬌声か口から漏れる。当然その声は、イリゼの耳にも届き…そんなルナの顔を、腰をくねらせながらアナルパールを出し挿れする姿を見た事で、イリゼも興奮を呼び起こされていた。実のところ、ルナはイリゼを興奮材料に…オカズにする事を考えて「続けて」と言ったのだが、イリゼの方は完全に意図せず情欲を抱いてしまっていた。
お互いの喘ぎよがる姿を見ながら、魅せられながら、性具で孔を刺激する。快楽を感じ、昂り、見せ合いの自慰に没頭する。どちらも慣れた手付きではなかったが、先程の射精で身体は出来上がっていた為に、程なくして二人には絶頂の感覚が迫ってくる。
「ひゃっ、くぁっ、クる…っ♡!あっ、あ"っ、ぁああぁぁあ……っ♡!」
「こっ、これっ、ヘンになる…っ♡!お尻っ、ぞくぞくっ、止まらないのぉおぉぉ…っッ♡!」
声を上擦らせ、口の端から顎へと涎を垂らすイリゼ。まるで手を動かすだけでは足らないとばかりに、腰をも揺らしてより奥へアナルパールを引き込むルナ。それぞれの声が部屋に響き、互いの心へ木霊する。快楽が思考を、悦楽が心を染め上げていく。そしてディルドが膣を、アナルパールが直腸を深く深く抉り上げた時…その快楽は、破裂した。
「ん"はぁああぁああぁぁぁぁっッ♡♡!」
「イリゼっ、私、わたしぃ…ぅ"ぎゅううううぅうぅううッ♡♡!」
同時に仰け反る二人の背筋。イリゼは胸を大きく揺らして、ルナは両脚をピンと伸ばして、膣と直腸で絶頂する。性具による自慰で、互いを見ながら弾けた快楽を強く味わう。
この時、イリゼもルナもミッションの事を忘れていた。何の為にしているのか、そんな思考は快楽に押し流され…思い出したのは、絶頂が余韻へ移り変わった後の事。
「……ぁ、そうだ…ミッション…」
暫し荒い息を繰り返し、ゆっくりとディルドを抜いたイリゼは、箱の蓋の裏…そこに貼られた紙を見やる。
そこに書いてあるのは、変わらずの文章。しかしイリゼは、すぐに気付いた。紙の上部に、不自然な余白がある事に。自分とルナが行った二つのミッション、それが見当たらなくなっている事に。
「ルナ…!ここ見て……!」
「うぇ…?…あ……」
とろんとした表情をしていたルナだが、イリゼに促され、同じように紙を見た事で目を見開く。そこから二人は顔を見合わせ…その面持ちに、確かな希望の色が灯る。
二人の視線は、再び箱の中へ。その中から性具を手に取り、それを用いて自慰を行う。二人が手にしたのは、それぞれ種類の違うオナホールであり……嬌声がまた、部屋の中で重なり響く。
「ぴぁっ♡こ、これ凄いっ♡ただの道具なのにっ、ぬるぬるで、きゅぅぅって締め付けてくるぅぅっ♡!」
「うぁっ♡嘘っ、これ舌♡!?このオナホっ、中が口みたいになってて…んぁああぁぁッ♡!」
ベットの上で、向かい合うようにしながら二人は選んだオナホールを使う。ルナが選んだのはぴったり吸い付くような穴の狭いものであり、それでいて過剰な締め付けはない、膣壁を模しているようなヒダが挿れたルナの一物を擽りながら包み込むという、性具に慣れないルナではあっという間に嵌まってしまいそうな代物。
一方イリゼが使うのは、イリゼ自身が感じた通り、口腔内を模したタイプ。締め付けこそ程々ながら、舌の様な部位と亀頭が擦れる事で、集中的な刺激がイリゼの一物に走る。全体としての締め付けは強力ではないからこそ、一点への刺激をより鮮明に感じてしまう。
「はっ、はぁっ、イリゼっ♡イリゼぇぇ…ッ♡」
「うくぅ、ルナ…♡ぁっ、はっ、ルナぁ…っ♡」
ぬちゅぬちゅ、じゅぷじゅぷと卑猥な音を股間で立てながら、すぐに二人はオナホールへと夢中になる。知らず知らずの内に口からは吐息が、互いの名前が漏れ、オナホールを持つ両手の動きが加速していく。
二人共、挿れた時の事を思い出していた。イリゼはルナの口を、ルナはイリゼの口を思い浮かべ、頭の中でお互いの事を犯していた。口も膣も、この空間に閉じ込められてから、もう何度も挿れている。熱も、感触も、反応も…どんなに柔らかく、それでいて気持ち良く締め付けてくれて、如何に喘ぎよがるのか…その全てを容易に想像出来るからこそ、思い浮かべるだけでも二人の興奮は加速する。
更にそこへ追い討ちを掛けるのが、実際に聞こえてくるお互いの息遣い。荒く艶かしい声が、息が、二人にお互いの事を意識させ…顔を上げた二人は、同時にごくりと生唾を飲む。
(ルナ……)
(イリゼ……)
((凄く、浅ましい……♡))
互いの瞳に映ったのは、必死になってオナホールを動かし、それだけでは飽き足らないとばかりに腰も振り、だらしのない顔を晒した少女の姿。しかも考えてみれば、性具など使わずとも、目の前にはとびきり魅力的な女性がいる。だというのにオナホールへと夢中になり、身体をびくつかせているというのは、ミッションの為という理由があろうとも、何とも浅ましく、また情けないものであり……どくんっ、と強く脈動が股間に走る。衝動が、下腹部の奥から急激に迫る。
次の瞬間、二人の頭に浮かんだのは、このまま射精する事、気持ち良く射精する事だけだった。まるでオナホールの虜にでもなってしまったかのように、目一杯握り締め、膝立ちの状態で身体が反る程腰を突き出す。そのまま力一杯扱き、オナホールを股間に打ち付け……爆ぜるようにして、鈴口から精液が溢れ出す。
「んほぉおおおおお"お"ぉ"ぉッ♡♡!」
「あ"ひぃいぃぃいぃいぃぃんッ♡♡!」
イリゼとルナ、二人の射精はほぼ同時。非貫通型のオナホール内で吐き出された精液はあっという間に溢れ返り、股や太腿へべったりと付着しながら垂れていく。しかし二人共、そんな事は気にしていない。思考に焼き付くような射精感、その気持ち良さに心を奪われ、射精しながらも更にへこへこと腰を動かす。
ここ暫く二人は、興奮に飲まれないよう、欲求を程々で抑える為の射精をしていた。おかげで理性を保てていたのは事実だが、反面射精が「取り敢えずする」という程度で収まってしまい、強烈な射精感からは遠ざかっていた。そしてその結果、無意識に満足しきれていない状況が生まれ…久し振りに感じた目一杯の快楽に、酔い痴れてしまったのである。
「はひっ、ぃッ…ぁ、ぁあ……♡」
腰をびくつかせながら何度も精液を吐き出し、射精が終わると共にルナは背中からベットへ倒れる。蕩けきった顔で、暫しの間ぼんやりと天井を眺め…しかしその視界へ、突然イリゼの顔が映る。同じく射精を終えていたイリゼは、ルナに近付き…そのまま彼女の唇を塞ぐ。
「んっ、ふ…んむ……♡」
「むぅ…♡!?…ぅ、ふ…ふちゅ……♡」
「ふじゅるっ…んぇ、ろ…♡」
突然の事に驚くルナだったが、それも数秒の事。すぐにイリゼのキスを受け入れ、唇を押し開けるようにして入ってきたイリゼの舌に自らの舌を絡ませる。互いに口内を舐め合い、舌を絡ませ合う、濃厚なキスを二人は交わす。
「ぷぁ…ルナ、可愛い……♡」
「ふぁ…イリゼだって、凄く可愛いよ…♡?」
たっぷりとキスを味わったところで、イリゼは口を離す。唾液の糸が尾を引くようにイリゼとルナの唇から伸び、数瞬残った末にふっと途切れる。その後も二人は、少しの間見つめ合い…それからイリゼが横に移る。続いてルナも起き上がる。
「…頑張ろ、イリゼ。二人で、一緒に……♡」
「うん、二人で……♡」
また一つ、二人で合わせて二つミッションをこなせた。こうして最後までやり切る事が出来れば、本当に脱出出来るかもしれない。そんな期待を、希望を抱きながら、また二人は箱の中に手を伸ばす。無意識の内に、伸ばしていない方の手の指で触れ合いながら。
*
二人で分担しながらミッションをこなしていく。この形での進め方は、上手くいっていた。ミッションは下に行くにつれて段々と難しいものになっていったが、二人共何とかこなせていた。途中からは興奮に半ば身を任せた事も手伝い、達成するまで何度でも続ける事が出来ていた。
そうして遂に、終わりが見えてくる。初めは膨大であったミッションが、遂に残り三つとなる。
「あひんッ♡!イリゼっ♡私の奥ッ、どちゅどちゅ響いてるよぉおぉぉっっ♡!」
「ぴぁっ♡ふぎぁっ♡私のナカでも響いてるッ♡!色んなトコロに響いてくるぅぅううぅッ♡!」
肌と肌が、腰と腰がぶつかり合い、乾いた音が部屋に響く。そこへイリゼとルナの嬌声が混ざり、卑猥な音色を奏でていく。
だが、イリゼの一物もルナの一物も、今は挿入されていない。今、二人の膣を掻き回しているのは、長く太い双頭ディルド。それを嵌めた状態で、イリゼはベットへ仰向けになっているルナへと腰を振っている。同時に二人の胸には、それぞれ乳首吸引の性具が装着されており、膣と両乳首、その三点へと同時に刺激が迸る。
それが、最後に残った三つのミッション、その内の一つ。双頭ディルドと乳首吸引、その全てを使った状態で二人で絶頂せよというもの。
「あッ♡あ"ッ♡ イリゼやめてぇっ♡!おちんちんでっ、私のおちんちん叩かないでぇええええぇッ♡!」
「そっ、そんな事言われてもぉぉッ♡!これっ、止まらないっ、おちんちん跳ねるの止められないんだからぁぁあぁぁああッ♡!」
性具を嵌められた胸や秘部と違い、一物はそのままの状態。されどイリゼが腰を振れば当然イリゼの一物も跳ね、腰を打ち付けるのに続いてイリゼの一物もルナの一物へと激突する。
元よりそれは、敏感な性器。加えて(本人達としては嬉しくないが)初めの頃に比べれば慣れつつあるとはいえ、本来ならばある筈のない、まだまだその感覚に翻弄されがちである陰茎。それが自分の意思とは関係なく跳ね回り、勢い良くぶつかる刺激は筆舌し難いものがあり、イリゼもルナも陰茎同士がぶつかる度にびくんと肩を震わせていた。
「イ"ッく、イくイくディルドでおまんこ潰されてイくぅううぅうう"う"ぅ"ぅッ♡♡!」
「〜〜〜〜ッッ♡!?ぁ"っ、これッ、ほんとダメ……ん"ぎぁ"あ"あぁぁああぁ"あ"あ"ッ♡♡!」
腰が触れ合う直前で、双頭ディルドは互いの奥に、子宮口に突き刺さる。そこで更に腰を突き出せば、ディルドは抉るように子宮口へと食い込み、腰が砕けそうな程の激しい快楽が駆け抜ける。乳首の吸引、一物の衝突、それに子宮口がこじ開けられる程の重い衝撃と刺激が加われば、もう興奮に染まった肢体が堪えられる筈もなく、イリゼは弓なりに仰け反りながら絶頂する。更にイリゼが仰け反った事により、既に目一杯押し込まれていた筈の双頭ディルドが更に奥へ、中へと押し込まれ、ルナも目を剥きながら激しく達する。痺れるような、腰の抜けてしまあそうな快楽が駆け巡り、二人の嬌声は絶叫となる。
「ひッ、ィ"っ…い、イリ…ぬひぃいいぃいッ♡!?」
「ん"ォ"ほぉおおぉぉっッ♡!」
肩や膝立ちで、片や仰向けの状態でびくんびくんと震えていた二人だったが、仰け反り過ぎたイリゼはゆっくりと後ろ向きに倒れていく。しかしこの時のイリゼとルナは、双頭ディルドが膣へと入ったまま。その状況でイリゼが傾けば、シーソーの様にルナ側のディルドが押し上げられ、今度は臍側の膣壁へ強く食い込む。限界まで食い込んだ後は、それ以上動かず今度はイリゼの膣壁を同様に抉る。どちらにとってもそれは予想だにしない、不意打ちの追い討ちであり…そのままどうする事も出来ずにイリゼが倒れると、食い込み過ぎたディルドの刺激で二人は再び絶叫を上げた。イリゼもルナも腰が浮き、二人して情けなく腰をびくつかせていた。
「こ、これで…後、二つ…後二つ、で……」
「出られる…きっと、出られるよイリゼ……!」
暫く横たわり、荒い呼吸を繰り返していた二人は、刺激を受けないようゆっくりと双頭ディルドを抜き、顔を見合わせる。呼吸を整え、ミッションの完全制覇が目前である事への逸る気持ちを抱きながら、最後の二つを確認する。箱の中も合わせて確認し……首を傾げる。
「…うん…?…なんで、今更こんな……」
「もしかして、何かあるのかも…取り敢えず、やってみようよ」
最後の二つとして記されていたのは、三十分の間、特定のディルドとオナホールを絶頂する事なく使用し続けるというもの。イリゼとルナ、それぞれを指定してのミッションであり、要は二人共達成しろという事。一見おかしな点のない内容だが…二人はこう思っていた。最後にしては、難易度が低いと。似たようなミッション…それこそ我慢系もこれまでにはあったが、それを踏まえるとやはりもう少し前の段階で出てくるようなミッションではないかと。
しかし訝しげに思ったイリゼとは違い、ルナは一先ず実行してみようというスタンスを見せる。考えていても仕方ないと、イリゼもそれに同意をし、各々指定されたディルドとオナホールを箱から取り出す。そうしてまた、二人は向かい合い…いつの間にか『普通』になっていた自慰を見せ合う体勢になって、どちらからともなくディルドを自らの膣へ挿し込む。
「ぁ、んっ……♡(…あれ……)」
「ふぁ……♡(…これって……)」
すんなりと奥に入っていくディルド。そのまま二人はディルドを根元まで挿れ、抜き挿しのピストン運動を始めるのだが、すぐにある違和感を抱く。痛みはない。苦しさもない。むしろ楽な、低刺激と言ってもいいものであり……
((…小さい……))
だからこそ、二人は物足りなさを感じていた。小さく細いそのディルドに、圧迫感のない性具に、ある種期待外れのような感覚を抱いていた。
その物足りなさを埋めるように、二人は大して喘ぎ声も漏らさないままベットに置いておいたオナホールを掴む。片手でディルドを使いながら、もう一方の手で今も勃起している一物へとオナホールを被せていくのだが……そこでもこれまでのような快感がない。
「こ、これなら余裕そう、だねルナ……♡」
「そ、そうだね…この数値も、順調に減ってるし……♡」
ディルドとオナホールにそれぞれ表示されていた数字。それは二人が使い始めてからは常に減少をしており、終了までのカウントダウンである事は明白。
最後に相応しい、辛く困難なミッションがあるものだと思っていた二人には、あまりに拍子抜けな状況。違和感を抱きつつも二人はディルドとオナホールを使い、自慰を続ける。順調にカウントは減っていく。大丈夫、いける、達成出来る…減少を続けるカウントを見る度に、二人はそんな思いとなり……しかし十五分を過ぎた辺りから、段々と二人の様子が変わり始める。
「ふっ、く…ぅう…ぁうぅ……♡」
「んっ、んっ、んぅ…♡くふぅ……♡!」
吐息と共に零れる、イリゼとルナの微かな声。快楽に振り回されているのとは違う、それとは別の切なさを思わせる息遣い。
ただ耐えるだけならば、動きもスピードもカウントが止まらない程度に留めておくのが一番。それは自明の理であり、初めは確かに二人共そうしていたが、いつの間にかイリゼは膣壁を引っ掻くようにぐりぐりとディルドを回しており、ルナもオナホールで扱くペースが速くなっていた。しかもそれは、どんどん激しくなっていった。
(駄目、足りない…こんなに大きく動かしてるのに、全然気持ち良くならない…それで良いのに、良い筈なのに……っ♡)
(手が…手が止まらないよぉ…♡!イっちゃ駄目なのに、もっと欲しくて仕方ないのぉぉ……♡!)
時間を追う毎に、性具を使えば使う程に、募り高まる物足りなさ。細く小さいディルドでは奥まで届かない上に全面を圧迫される感覚が得られず、オナホールも締まりが悪い。膣を模したヒダもない為、緩い刺激しか感じられない。それもまた好都合と考えていた、考えようとしていた二人も、もうその物足りなさから、もどかしさから逃れられない。そしてそれは、続ける限り絶えず感じさせられてしまうものであり…遂にルナの手が、ぴたりと止まる。
「ルナ…?どうしたの……?」
「…もう…我慢出来ない……っ♡!」
肩を震わせ、オナホールの使用を止めるルナ。更にルナはオナホールを手放すと、その手で自らの一物を掴む。強く握り締め、荒っぽい扱きを始めてしまう。
「あっ、はっ、んはぁああぁっ♡!これっ♡これいいっ♡こういう快感が欲しかったのぉおおぉぉッ♡!はひぃいぃんっっ♡!」
「ぁ、る、ルナ……♡」
ここまでの物足りなさ、それによる鬱憤を晴らすように、思う存分ルナは扱く。途中でディルドも抜き、扱きながら逆の手で割れ目の中へと指を挿れる。歓喜の声を上げながら、快楽を貪る。
それをイリゼは、釘付け状態で見つめていた。初めは止めなくては、と思っていたが、そんな思考はすぐに薄れ…気付けばイリゼも手が止まっていた。それどころか喉を鳴らし、必死に堪えてきたものを手放すようにゆっくりと息を吐き…これまでのミッションで使っていた、別のディルドとオナホールを掴む。
「ぅあ"ッ、太いぃッ♡みっちり締め付けてくるぅぅっ♡!こっちの方がっ、ずっと気持ち良いのぉ"おぉぉっッ♡!」
それまで使っていた二つをベットに放り投げ、イリゼもより大きく、より締まりの良いディルドとオナホールを使って自慰を再開。ここまでもどかしさを溜め込んでいた事もあり、イリゼもルナもあっという間に絶頂へと近付いていく。同時にそれはミッション達成が遠ざかっていくという事なのだが、全く気にせず、考えもせず、ひたすら快楽にしゃぶり付く。
結果、当然の様にイリゼとルナは絶頂する。射精もしてしまう。一度切ない時間を挟んだ上での快感は、ただの自慰より数段深い解放感があり、暫しの間は多幸感に浸っていたが…冷静になるにつれて、二人の表情には不安の色が浮かんでいく。
「……っ…ね、ねぇイリゼ…まさか、これ…もう出られないなんて事、ない…よね…?」
「だ、大丈夫…ほら、何も変わってはいないし、大丈夫…だと、思う……」
ミッションの内容は、三十分間の使用と耐久。それを放棄し別の方法で絶頂と射精をした以上、失敗は明白。しかしイリゼの言葉通り、ミッションの書かれた紙には何も変化がなく、指定されたディルドとオナホールが消えてなくなった…などという事もない。
だとすれば、これは再挑戦が可能という事だろう。そう考えて、二人は再びディルドとオナホールを拾い上げる。目に見える変化はないだけで、もうチャンスは失われている…そんな可能性は考えないようにしながら、今度こそと座り直す。
「次こそは、最後まで耐えないと。…私も偉そうな事は言えないけど……」
「わ、分かってるから大丈夫。それにほら、今すっきりしたばっかりだし、次は出来るって…!」
そうしてイリゼとルナは声を掛け合い、改めてミッションに挑戦する。次こそは、今度こそは、確かにその思いを胸にしながら、二人はディルドを挿れ、オナホールで扱き始め…しかしこの時の二人は、思いもしなかった。本当に大変なのは、ここからである事を。既に二人は、『沼』に嵌っていたのだという事を。
*
最後のミッションへ挑戦を初めてから、かなりの時間が経った。二人は何度も何度も挑戦していた。即ち…何度も何度も、失敗していた。挑戦しては失敗し、また挑戦しては失敗し…また一つ、失敗が重なる。
「射精るっ♡射精ちゃうぅぅうう"ッ♡!あひゃああぁああぁぁッッ♡♡!」
「イっくッ♡自分でナカを穿くり返してまたイくのぉぉぉおおっッ♡!」
精液と愛液が飛び散り、部屋の中で嬌声が響く。イリゼもルナも、快感に流され達してしまう。その足元には、ミッションで使うべきディルドとオナホールが転がっており…代わりに手が一物を包んでいた。長く太い、凶悪なディルドが膣を貫いていた。
「ぁひぁ…あぁ…だ、だめ…今度こそ…今度こそ、我慢しなきゃ……♡」
「ま、待って…待って、ルナ……♡」
完全に蕩けた顔を見せながら、息も荒いままにルナはまた挑戦しようとする。しかしそれを、イリゼが止める。よろよろと近付き、彼女の手を握る。
「このままじゃ、本当に駄目…きっと、ずっと同じ事の繰り返しになる……」
「それは…。…でも、どうしたら……」
「だから…自分でするんじゃなくて、相手にしてもらうの…。…すぅ…はぁ……それから、してもらう方は、これで自分じゃ出来ないようにする。そうすれば、同じ轍を踏む事にならない…そうでしょ?」
息を整え、イリゼはベット下の収納から縄を取り出す。これで縛れば動きを封じられると示す。
確かにミッションの指定の中に、自慰で行うというものはない。耐える、ではなく耐えさせるでも、その内容に反したりはしない。
「そ、そっか。じゃあ……」
「うん。だから最初は、ルナがしてくれる?言い出しっぺは私だし…ね」
縄を差し出し、続けて手首を合わせるイリゼに、ルナは数瞬考えて頷く。先か後かの違いでしかないなら、順に拘る必要もないか、と言われた通りイリゼの手首を縄で縛る。
「…あ、でも、そういう事なら……」
「へ?る、ルナ…?どうして、目隠しまで……」
「えっと、見えてると意識しちゃって、その分物足りなさが増しちゃうかな…って……」
「あぁ、そういう…うん、それはあるかも……」
納得し、付けるよう頼んだイリゼの言葉を受けて、ルナは同じように取り出した目隠しも装着させる。そうしてイリゼを仰向けで寝かせ、手首を縛った縄をベットへと括り付ける。
これで後は、言われた通りルナがディルドとオナホールをイリゼへと使うだけ。ルナはその二つを手に、イリゼの股の間へと両膝を突け……ごくり、と喉を鳴らす。
(…やっぱりイリゼ、凄く可愛くて、綺麗で、魅力的で……えっち…♡)
射精や絶頂を繰り返した事で汗塗れになった肌。ほんのり緊張を浮かべる顔と、その目元を覆う目隠しに、身の自由を奪う縄。長くしなやかな脚の付け根は、愛液でべったりと濡れており…今も尚衰える様子のない一物は、ピンと張り詰め反り返っている。
そんなイリゼの姿に数秒程釘付けとなってしまったルナだったが、我に返ってまずはディルドを膣に挿れる。中程までを挿し込んだところで、続いてオナホールへイリゼの一物を通し包む。
「え、と…痛く、ない……?」
「だ、大丈夫…だから、んっ…始めて、ルナ……♡」
ぴくり、とイリゼは肩を揺らすも、すぐにルナへと言葉を返す。目隠しをしているイリゼには見えない、という事をすっかり失念していたルナは何気なく頷き…二つの性具を、動かし始める。
「ぁふ、んっ…くふっ、ぁ……♡」
(自分のじゃないお、おちんちんにオナホール使うのって、変な感じ…ディルドもなんだか、全然違う事をしてるみたい…。…イリゼ、気持ち良いのかな…気持ち良くない、筈だよね……)
時折吐息を漏らしつつ、じっとその場で耐えるイリゼ。オナホールは上下に、ディルドは前後に動かしながら、ルナはイリゼの反応を見つめる。
当然ルナには、刺激ももどかしさもない。物足りなさに襲われる事もなく、逆にイリゼはそういう感覚を抱こうとも、今の状態からは動けない。今のところは、順調も順調。完全にイリゼが狙った通り。
「はっ、ぁくっ…んんぅ……っ♡!」
「い、イリゼ大丈夫…?その…ちょっと休憩…する……?」
「だ、大丈夫…だから、続けて…。でなきゃ、意味が…ぅうぅ……っ♡!」
時間が経つに連れて、段々とイリゼは切なそうになっていく。満たされない快感に身を捩り、悩ましげに声を零す。
思わず訊いてしまったルナだが、途中で止めたら何の意味もない事は分かっていた。とにかく続け、一発で成功させるのが一番早くイリゼを楽にする方法だと分かっている為、ぐっと堪えて続けていた。そうしてカウントは進み、いよいよ残り十分。何度も射精や絶頂を繰り返した事で耐える気力などは既に削ぎ落とされており、イリゼは大分辛そうではあったが、これならば大丈夫。遂に成功する、成功出来る。そんな期待が、上手くいきそうだという安堵と共にルナの心へと広がり……されど、それがいけなかった。
(…イリゼの、射精したくてしたくて堪らない、って感じにビクビクしてる…震えてて、膨らんでて……でも、あれ…?最初から、こんなに大きかったっけ…?こんなに、長くて、太くて……挿れたら凄く気持ち良さそうなおちんちんだっけ…♡?)
どくん、とルナの中で熱が脈打つ。それに反応するように、ルナの一物もぴくぴくと震える。
思えばミッションの達成を狙い始めてから、ルナもイリゼもずっと性具を使うばかりだった。それ以前も、欲求に飲まれないよう先んじてお互いのものを扱くばかりであり…身体を重ねる事は、繋がる事は、していなかった。それはおかしな事ではなく、むしろ正常であるのだが、正常でいられたのも過去の話。もう既に、ルナは知ってしまっている。繋がる事の気持ち良さを、求め合う事の快感を、膣で陰茎を受け入れ掻き回される快楽を。
一度意識してしまったが最後、一気にルナの情動は膨れ上がる。下腹部が疼き、熱くなり、頭の中がイリゼとの情事で一杯になる。
「…ちょっと…ちょっとだけ、ちょっとするだけだから…いい、よね……♡」
「ぇ、あ…ルナ…?今、何か言った……?」
ゆらりとルナは膝立ちになり、イリゼの腰の上へ跨がるような体勢となる。困惑するイリゼの一物からオナホールを抜き、代わりに自らの股を近付けていく。そしてルナの秘裂からは、一滴の愛液がイリゼの亀頭へと滴り落ち……次の瞬間、すとんとルナは腰を落とす。物足りない快感を暫く受け続けた事でより屈強に張り詰めていた、オナホールがなくなった事で困惑するように脈打っていたイリゼの一物を、燃えてしまいそうな程熱くなっていたルナの膣が包み込む。
「ひぁああぁあぁぁっ♡!?えっ、あッ、何♡!?なんでこんなっ、急にぃぃッ♡!?」
「お"ッ…ほぉおぉぉぉぉ……っ♡」
これまでの緩く弱い締め付けとはまるで違う、強い締まりと密着感、それでいて自分の一物がフィットするような心地良さに、イリゼは動揺を帯びた嬌声を上げる。その声を聞きながら、イリゼがびくんと肩を震わせる姿を見ながら、ルナは解放感に満ちた吐息を漏らす。
これまでも、太く長いディルドを使った時には突き抜けるような快感があった。間違いなく気持ち良かった。しかし今感じている快楽は、悦楽は、それ以上。生の熱が、脈動が、性器同士の繋がりで伝わり…ルナは腰を動かし始める。上下のピストンを開始する。
「ひゅぐッ♡!?ひぁっ、んぁあぁああッ♡!る、ルナこれっ、オナホールっ♡!?オナホール、なのッ♡!?」
「大丈夫っ、だよっ、イリゼ♡今はっ、力を入れてるだけ…ぎゅーって、してるだけだからっ♡!」
「でっ、でも全然感覚が……ぬひぃぃいいいいっッ♡!」
すぐに違う、明らかにおかしいと感じたイリゼは喘ぎながらルナへ問うも、ルナはピストンを続行する。大丈夫と言いつつ、漠然とした表現で返すルナへ更にイリゼは言おうとするも、そのタイミングでルナが目一杯腰を落とし、子宮口へイリゼの亀頭を擦り付けるようにぐりぐりと腰を動かした事で、思考が快感に跳ね飛ばされる。
今のイリゼは手首を縛られている為、ルナを止める事が出来ない。目隠しで視界も奪われている為、本当の事が分からない。全く意図しない形で、ルナからすれば誤魔化せる状況が出来上がっており…快楽に酔い痴れながらも、ルナは持ったままだったオナホールを自身の一物の先端へ当てがう。
(ミッションは、ちゃんとやらなきゃだもんね…っ♡)
窮屈さも掻き分けるような感覚もなく、ただすんなり入ってしまうオナホールの刺激の弱さですぐにルナは物足りなさを抱くも、それをぶつけるように更に激しく腰を振る。決して肉感溢れる訳ではない、しかし丸く艶のある尻を何度もイリゼの太腿の上で跳ねさせる。
ルナの膣内で包まれ、オナホールとは比べ物にならない程の締まりがある女性器で扱かれるイリゼの一物は、収まるどころか一層硬く張り詰める。パンパンに膨らみ、ルナの膣内を押し広げる。何が起きているか分からないイリゼは目隠しによる感覚の過敏化も相まって喘ぎよがり、それがまたルナの興奮を加速させる。身体の奥に、下半身の一番深いところに、ルナは欲しくて欲しくて堪らなくなる。
「イリゼっ、イリゼっ、頑張って♡!きゅんきゅんしてっ、ぞくぞくしてっ、とーっても気持ち良いかもしれないけどっ、もうちょっとだけ頑張ろっ♡」
「むっ、ムリっ、ムリぃぃぃぃッ♡!射精るっ、もう射精ちゃうぅううぅぅううッ♡!」
「だーめ♡もうちょっと、もうちょっと…もう、ちょっ…とぉおぉぉ……ッ♡!」
自分ももう少しで達する事が出来るから。最早完全に本来の目的が頭にから抜け落ちている、オナホールも形だけの使用になっているルナは、リズミカルに、しかし一瞬も休む暇を与える事なく膣でのピストンをし続ける。腕は手首を縛られている事で、脚は騎乗位の体勢であるルナが下半身で押さえる事で逃げられないイリゼが生娘の様に嬌声の悲鳴を上げる中でも、イリゼの一物へ膣壁と子宮口を擦り続ける。
そしていよいよ到達する頂点。ルナは衝動のままに腰を上げると、一物が抜ける寸前で力一杯腰を落とす。その力と勢いで、一物に子宮口を貫かせ……弾け飛ぶような快楽と共に、情欲の奔流の中で絶頂。
「んひぁ"あああ"あぁ"あぁぁっ♡!お"ッほ、ふひぉ"お"おぉおおぉぉ"おッ♡♡!」
「ひゅ"ぐぅうぅぅぅ"うッ♡!?ひッ、しっ、搾られ……のほぉおおぉお"お"ぉ"ぉっッ♡♡!」
膣で、ヒダの一つ一つで竿を抱き締め、カリ首へ開いた子宮口で吸い付き、子宮の中で亀頭を感じながら、とても他人には見せられない程崩れた蕩け顔を晒しながらルナは絶頂する。その瞬間限界まで膣の締まりは強くなり、元からギリギリで堪えていたイリゼは抵抗する間もなく射精へと引き摺り込まれ飲み込まれる。絶頂中の子宮内へと直接精液が注ぎ込まれた事でルナは更に深い快楽を感じ、片手で亀頭を覆った瞬間押し出されるようにして射精する。オナホールではなく、イリゼの一物と精液で射精へと至る。
何度も自慰を繰り返し、物足りない刺激も味わい、それ以前から手淫で済ませていたルナにとって、この快楽と絶頂は格別だった。頭の中まで精液で真っ白に染まっていく…そんな錯覚を抱く程に、心の底から絶頂し、射精していた。
「ひゃッ、ふ…♡はーっ…はーっ…んん……ッ♡!」
たっぷりとイリゼは射精し、たっぷりと射精されたルナは、心底満たされるような充足感を抱きながらゆっくりと腰を上げる。それだけでもまたイリゼは喘ぎ…愛液と混ざり合った精液を逆流させながら、ルナは膣から一物を抜く。
「はひっ…んひっ…♡…ぁ、あ…私、しゃせぇ……♡」
「大丈夫だよぉ、イリゼ…♡また、やればいいんだから…ね……♡」
「ぇ、あっ…ひぁああっ♡!?」
射精の快楽と脱力感から蟹股になってしまっていたイリゼは、その射精によって失敗してしまったのだと思い、色香を滲ませながらも悔やむような声を漏らす。そのイリゼを励ますように言葉を返しながら、ルナは今度はイリゼの一物へと顔を近付け、そのままちゅぷりと咥え込む。体液でべったりした陰茎を、舐めしゃぶる事で綺麗にする。
(…う、うん。次こそ、ちゃんとやらないと…ほんと、ごめんねイリゼ……♡)
一頻り舐め、口を離したところで、内心ルナはイリゼに謝る。やはりというべきか、イリゼの膣に挿れっ放しだったディルドも、ルナが自身の一物に嵌めていたオナホールも、カウントがリセットされていた。
理由はどうあれ、また欲求に流されてしまった。その結果を目の当たりにして少しだけ冷静さを取り戻したルナは、イリゼに気付かれぬよう掌へとぶちまけていた精液を拭き取った後、イリゼの目隠しを、手首の拘束を順に外す。そして先程のイリゼの様に、今度はルナが両手を差し出す。
「今度は私の番…だよね?だから、その…よ、宜しくお願いします」
「…いいの…?私が失敗したんだし、また私が我慢する方でも……」
交代の見送りを提案しかけたイリゼだが、ルナがじっと見つめた事で、口を閉ざして代わりに頷く。ルナはもう気持ちを決めているようだからと、イリゼも交代を受け入れる。
手首を縛り、縄でベットに固定する。目隠しも施し、自身が使っていたのとは別のディルドとオナホールを持つ。そうして性具をルナに当てがおうとし……イリゼの手が止まる。
(…あれ…どうして、ルナのおちんちんまでこんなにどろどろになってるの…?…それに…どうしよう、今のルナを見てると私……)
何があったか知らないイリゼが抱く、当然の疑問。しかしその疑問は、すぐにルナへの感情で上書きされる。
ほっそりとした腕と脚に、白くくすみのない肌。視界が塞がれているからか、どこか不安気な…だからこそ加虐心を掻き立てられるような、可憐な顔立ち。そしてそんなルナを、彼女の肢体をいやらしく彩る、汗と愛液、それに精液。普段自分の事を自虐混じり謙遜する事が多いルナだが、実際には…少なくともイリゼからすれば、彼女はどこからどう見ても美少女。そんなルナの、無防備極まりない姿にイリゼは心を掻き乱され…しかし何とか理性を保つ事で、ミッションを開始。
「…んっ…は、ぅ…んぅ……♡」
先のイリゼよりも早く、すぐに漏れ始めるルナの悩まし気な声。切そうなルナの声に、一瞬イリゼは躊躇いを抱くも、止めてしまえばそれこそルナは無意味に切ない思いをしただけになってしまう、と頭を振り、オナホールの扱きとディルドの抽迭に力を込める。
すぐにルナが悩まし気な反応を見せたのは、つい先程生の挿入という格別の快楽を味わった為。特別気持ちの良い時間が直前にあったからこそ、余計にもどかしさを感じてしまう。しかし幸か不幸か、イリゼはそれを知らない。故に黙々と、性具でルナを責め立てる。
「ルナ、もう少し激しい方がいい…?それとも、もっと優しくした方がいい……?」
「は、激しくっ…激しく、でも…大丈夫……っ♡!」
「そ、そっか…でも……」
言われた通りにイリゼはより強くオナホールを握り締め、ディルドの抜き挿しを加速する。されどどちらも焼石に水なようで、ルナのもどかし気な反応は変わらない。足りない、もっと欲しいと求めるように、ルナはベットの上で身を捩る。
そんなルナを切なさから解放するには、ミッションを達成するしかない。その思いでイリゼは継続する。ルナの事を、ルナの事だけを考え、ディルドとオナホールでの責めを続け……だというのに、或いはだからこそ…時間を追う毎に、むくむくと再びイリゼの一物は勃ち上がる。秘部からも愛液が滴り、ベットに染みを作っていく。
(ダメ…ルナだって頑張ってるんだから、私も耐えなきゃ…我慢しなきゃ……。…でも……)
雑念を振り払おうとするも、そう思えば思う程、イリゼの意識はその欲求へ、緩いオナホールの中で苦しそうに存在感を発揮するルナの一物へと向かっていく。それでも何とか理性で踏み留まっていたイリゼだったが……ある時不意に、ディルドを奥から手前へ引いた瞬間に、ルナの膣から白濁液が掻き出される。
どろり、と垂れる白濁液。今のイリゼにはもう、見慣れてしまっている精液。それを見た瞬間、射精の快楽が…射精する快感と、射精される快感の両方を、同時にイリゼは想起する。続けざまにイリゼの視線は自身の秘部へと向かい、もう暫くその快感を味わっていない…精液の熱も、膣内で感じる重さも遠ざかってしまっているのだと強く意識した事で、一気に下腹部が熱くなる。
「ひぁ…♡ぅああっ……♡イリゼ…イリゼぇ……♡」
「……っ…」
聞こえた声で、イリゼは我に返る。しかし鼓膜を震わせたのは、口の端から唾液を垂らした、切なげであまりにも艶やかなルナの声。その声に押し上げられるように、イリゼの一物は完全に硬くなる。ぷしゅり、と疼きを訴えるように割れ目からも小さく潮を吹く。そして、この時にはもう…イリゼは、限界であった。
「…もう、無理…ごめん、ルナ……♡」
微かな声で呟き、イリゼはルナに使っていたオナホールを放り出す。ゆらりと立ち上がるとルナの上で脚を開き、そこから蹲踞の姿勢を取るように腰を下ろす。そうして戸惑うようにビクつくルナの陰茎に自身の割れ目が触れると、そこでイリゼは喉を鳴らし、臀部側から手を回してルナの陰茎の付け根へと指を添える。
一瞬の沈黙。何かに気付いた様子でルナは声を上げようとするも、既に遅く…次の瞬間、イリゼは勢い良く腰を落とす。
「あ"ッ…はぁああああぁあぁぁっっ♡!」
「んぎゅううぅううぅうっッ♡!?」
下半身から全身へと突き抜ける、まるで背筋が丸ごと膣になったかのような鮮烈な快感。今の時点でもう軽く達してしまいそうな程、イリゼは深く激しく快楽を感じ…同じようにルナも、動揺に満ちた喘ぎ声を響かせる。
(あはぁ…♡やっぱり、やっぱりなんだぁ……♡)
この時、イリゼは快楽と共にもう一つ感じていた。先程、自分がミッションを受ける番だった際に、途中から感じた段違いの快楽の正体を。あの時、何が起きていたのかを。
しかし、イリゼに怒りはない。文句を言おうとも思わない。あるのはシンプルな、共感だった。こんなの我慢出来る訳がないという、理解と納得のみだった。
「いっ、いりっ、イリゼこれっ……♡!」
「大丈夫♡大丈夫だから…私に、任せて♡」
そう言って、イリゼはゆっくりと腰を上げる。しかし勿論、抜く訳ではない。イリゼは膣に亀頭だけが残る状態まで腰を持ち上げると、力を込めつつ再び落とす。また持ち上げ、落としてと、抜き挿し一つ一つを味わうようなピストンを始める。脚だけでなく下腹部にも、膣にもぐっと力を込めて、強く強く締め付ける。
「お"ひッ♡!?イリゼだめっ♡こんなのすぐ射精ちゃうッ♡!射精ちゃうからぁッ♡!」
「それじゃあ私が、んっ…♡押し留めてっ、あげる、ねッ♡!」
「のほぉおおぉぉッ♡!?ぎゅ、ぎゅうぎゅうしてるッ♡!締め付け強過ぎるのぉおおおおぉッ♡!」
緩いオナホールで焦らされていたも当然のところからの、強く締め付ける膣への挿入と、目隠しによる感覚の鋭敏化であっという間にルナは下半身の奥から精液が登ってきてしまいそうになるも、イリゼは更に強く、ルナの一物を食い千切らんばかりの力で締め付け、膣圧で尿道を押し潰す。膣壁が寸分の隙間もない程密着し、ピストンに合わせてヒダの一つ一つが一物を擦る。
重く濃密な上下運動。髪は乱れ、乳房がたぷんたぷんと乳首を振り回すようにして跳ね回る。同時にイリゼの陰茎も上に下にと激しく荒ぶり…そんな肉棒を、イリゼは両手で掴む。
「あはぁ♡こうしたらっ、もっと…んんん"ぅ♡!」
「ひぃんッ♡!お"ッ、押し返されるッ♡な"にこれぇ"えぇええぇッ♡!」
握り締めるように両の手で自らの一物を掴み、そのまま腰の動きに合わせて扱き上げる。膣の快楽に一物の快楽が上乗せされた事でイリゼは仰け反り、そのままの格好で抽迭も扱きも変わらず続ける。それどころか、腰の動きは段々と加速していく。爪先で踏ん張り、脚線美溢れる下半身で持ち堪え、背筋も用いて仰け反った格好をイリゼは維持する。
結果、性器同士が影響し合うが如く、これ以上はもうないと思う程強くなっていた膣の締め付けがもう一段階強くなる。最早ルナは訳が分からず、ただ強過ぎる締め付けと、それが生み出す快楽に翻弄されてベットで暴れる。しかし手首を縛られ固定され、イリゼにも乗られている今は、上半身を揺らし、脚をばたつかせる事しか出来ない。
「んふぅ♡ふひぃっ♡もう少しっ、ルナっ、頑張って♡!私もっ、もっと、激しくッ…してっ、あげるからッ♡!」
「むりぃッ♡待ってッ、まって"ぇ"ぇ"ええッ♡!あ"ああぁあ"あッッ♡!」
悦びを帯びた喘ぎ声と共に、イリゼは腰を振る事と扱く事に目一杯力を注ぎ込む。ルナの絶叫の様な嬌声は勿論聞こえているが、もう止まらない。既にイリゼ自身止められない。
そうしていよいよラストスパート。ばちゅんばちゅんと腰と尻とが衝突する音を響かせながら、完全に降りたイリゼの子宮口とルナの亀頭とが何度もぶつかる。その内に一物が子宮口をこじ開け……否、イリゼの子宮口の方からルナの一物を迎え入れるように開き、イリゼは奥の奥まで貫かれる。貫かれたまま、イリゼは女神の胆力と強靭さで腰を持ち上げ、抜ける寸前で脱力し……頂点まで登り詰めた二人の快楽が、爆ぜる。
「ン"ぉ"ぉ"お"おぉおおッほぉおおおおお"お"ぉ"ぉ"ッッ♡!あ"ぎッひぃい"ぃ"いぃいいぃ"ぃ"ッ♡♡!」
「あ"あ"ぁあ"あーッッ♡!あ"ーーッッ♡!射精る射精るでるでる"お"かしく"な"る"ぅ"う"ううぅううぅ"っッ♡♡!」
膣壁を抉り、子宮口を跳ね上げ、子宮の内側まで一直線に突き上げたルナ。激しく震え、膣どころか子宮でもギチギチに締め付けるイリゼ。あまりの快楽と衝動に精液は尿道を駆け登り、一気に子宮内へとぶち撒けられる。その精液が溢れ出すかのように、イリゼの陰茎からも白濁液が噴出する。
膣圧で堰き止められ続けていた精液の濁流は子宮内を叩きながら瞬く間に埋め尽くし、膣へ、割れ目へと逆流していく。噴き上がる精液は降り注ぎ、イリゼの、ルナの身体を濁った白で染めていく。長い長い射精と、深い深い絶頂。思考回路が焼き切れてしまいそうな暴力的快楽で二人の絶叫は響き渡り……この時のイリゼにはもう、自分の行いを誤魔化すという意識や判断力はなかった。ルナもまた、何が起きているかを認識出来る状態ではなかった。
「…ぁ…は…んぁっ……♡」
「ふひ…ぉ"ふっ、ぅ……♡」
腰に乗っかるイリゼを軽く持ち上げてしまう程仰け反っていた、肩から爪先までが弓なりになっていたルナは、射精が収まると同時に力尽きて腰が落ちる。射精と絶頂を迎えたイリゼももう体力など残っておらず、反った姿勢からゆっくりと後ろへ倒れ込む。その拍子に脚も崩れ、品性皆無の蟹股を晒す。
暫しの沈黙。それぞれの荒い呼吸だけが繰り返され、イリゼもルナも動かない。ただぼんやりと、ひたすら呼吸を繰り返し……前触れなく、ゆらりとイリゼは起き上がる。ルナの膣からディルドを抜き取り、四つん這いのまま移動し…ルナの目隠しと拘束を解く。
「…ぁ……イリ…んっ…♡」
「ぅむ、ちゅ…んふ……♡」
イリゼは目隠しと縄を外すや否や、ルナへ覆い被さるようにしてキス。視界に光が戻った直後に唇を塞がれた事で一瞬ルナは驚くものの、すぐに受け入れ甘く濃厚な口付けを交わす。それと共に、イリゼはルナに身体を重ね…お互いあれだけ射精したにも関わらず、まだ勃起している一物をぴったりと触れ合わせる。そのまま腰を揺らし、押し付け擦って刺激をする。ルナもまた腰を上げ、陰茎同士で刺激し合う。
言うまでもなく、ミッションは失敗している。しかしイリゼもルナも、その事を忘れていた。それどころか、ミッションの真っ最中であった事すら今の二人の思考にはなかった。
「ルナ…じゅるぷっ、ちゅばっ…ん……♡」
「ぷ、ぁっ…イリゼ…んぇぷっ……♡」
たっぷりも口付けを交わし、唇と唇の間で唾液の線を引きながら、イリゼはゆっくりと顔を上げる。艶やかに潤んだ…欲求を帯びた瞳で見つめ合い、どちらからともなく再び二人は唇を重ねる。鈴口同士でもキスをするかのように、亀頭と亀頭を、一物と一物も触れ合わせては擦り合う。
未だ達成されていないままの、最後のミッション。脇に転がされ、完全に二人の意識からは抜け落ちてしまった、ディルドとオナホール。二人がその存在を思い出し、次こそはと挑戦するのがいつになるかは…イリゼとルナがミッションを全て達成する瞬間が訪れるのかどうかも……今はまだ、分からない。