超次元ゲイムネプテューヌ Origins Visionary 作:シモツキ
・今回の話のように、就寝前及び起床後のどちらか、又は両方が描写されない場合もあります。
・通常のリクエストは勿論の事、今回の様に特殊作品群に該当するようなリクエストも受け付けております。しかしその場合は当然相手となる作品の作者さんに了承を頂かなくてはいけない為、必ずしもリクエストにお応え出来るとは限りません。
・下記の内容の通り、本話は『ガラルのワイルド散歩(愛月 花屋敷さん作)』との事実上コラボであり、Originsシリーズの一つであるOEでのコラボを前提としたものとなっています(但し、OEを読まずとも話が分からなくなる事はありません)。また、今回の話は「原初と少年の交わす愛」とは無関係の、設定的に表現するならば「別の日の夢」となっております。
人物・イリゼ グレイブ
内容・膣内射精 後背位 ディープキス ショタおね
それは、全く予想しなかった形でこの世界へと訪れてしまった原初の女神の複製体、オリジンハートことイリゼが、帰る為の旅をする中で、あるホテルに泊まった時の事だった。
「にしてもほんと、チャンピオンって凄いんだね。ホテルでも優先的に部屋を用意してもらえるなんて、やっぱり一競技、一リーグのトップ…なんてレベルじゃない訳なんだ」
「そうそう。で、しかも俺は複数の地方でチャンピオンになってる訳だからなー」
その部屋にいるのは二人。一人はベットに座っているイリゼであり、もう一人は帰還の旅の協力者、グレイブ。彼は一人用のソファに座っており、凄いだろう、とばかりに胸を張っていた。
「…けど、良かったの?私だけ一人部屋で…。…あ、いや、勿論私としては助かるよ?助かるけど……」
「だからいいっての。イリゼからすりゃ俺も愛月もまだ子供なんだろうけどよ、これ位の気は遣えるって」
「そっか、ありがとね。…けど、気を遣ってるなら、『気は遣える』なんて直球そのままの言い方はしない方がいいと思うな…」
「…しまった、その通りだった。…まあとにかく、気にせずゆっくり休んでくれ。こういうホテルじゃなく、普通に野宿する事だってあるんだからさ」
今でこそ同じ部屋で談笑している二人だが、今いる部屋はイリゼが一人で泊まり、グレイブともう一人…同じ協力者である愛月は、もう一つの部屋に泊まるという事になっている。そしてそれはグレイブ達が気を遣ったからなのだが、うっかりそれをそのまま言ってしまい、イリゼは苦笑。グレイブは肩を落として軽く後頭部を掻いていた。…因みに姿の見えない愛月だが、彼はのんびり入浴した事で眠くなってしまい、今はもう隣の部屋で夢の中なのである。
「ふふっ、それじゃあそうさせてもらうよ。…明日も、宜しくね」
「あいよ。んじゃあ俺は、そろそろ向こうに行くとす…っとと…!」
「あ……!」
こくりと頷きイリゼの言葉に答えたグレイブは、跳ねるようにして立ち上がる。そしてひらひらと手を振りながら、部屋の出入り口へ向かおうとし…そこでカーペットの端に足を引っ掛け、よろけてしまった。
厚みのあるカーペットで稀に起こる、日常的な躓き。無論転倒すれば怪我する可能性もあるものの、運動神経の良いグレイブは即座に姿勢を立て直して難を逃れる……筈だった。その時点では問題なかったのだが、そこに予想外の力が加わる。
それは、イリゼの手だった。よろけたグレイブを見て、反射的に引っ張ってしまった。だがなまじ姿勢を立て直していたが故に、イリゼの力は相殺ではなく引き込む形で機能してしまい…引っ張られたグレイブは、倒れ込む。ベットへと、イリゼを巻き込む形で。
「わぷっ…!」
「きゃっ…!…って、あっ…ご、ごめんねグレイブ君…!私、余計な事しちゃったかも…!」
「…や、まぁ…その、事故みたいなもんだしな……」
ただ巻き込むだけならまだ良かったものの、あろう事かグレイブの頭が突っ込んだのはイリゼの胸元。それなりに実った、柔らかな双丘。普段は全くそういう事に興味のない(せいぜい人をからかう程度)彼も、流石に異性…それも見た目歳上の女性の胸に顔が埋まってしまえば心も乱れ、珍しく顔が軽く紅潮。しかも運の悪い事に…このタイミングで、部屋に人が訪れる。
「ふぁぁ…グレイブ、明日って……って、あれ…?」
部屋に入ってきたのは、眠そうな様子の愛月。実際眠気で頭がちゃんと働いていないのか、ノックを忘れており…だが部屋にグレイブの姿が見えない事で、不思議そうに目を瞬く。
確かに部屋を見回す限り、グレイブの姿は見当たらない。しかし、グレイブは瞬時に外へ出た訳ではなく…なんと彼は、イリゼと密着状態になっていた。誤解を危惧したイリゼが咄嗟にグレイブを抱き寄せ、その状態で毛布を被る事により、一見グレイブがいないような状況を作り上げていたのだった。
「…イリゼ、グレイブ知らない?明日の事で訊きたい件があったんだけど……」
「あ、そ、そうなんだ…!…えっと…あ、明日の朝一で訊くのはどう…?探し回った結果寝不足になったら、明日大変でしょ…?」
「あー…うん、それもそうだね。じゃあ、お休みぃ……」
内心大いに慌てながらも何とか表情を取り繕い、イリゼは誤魔化す。まだ眠かったからか、イリゼの提案に愛月はすぐに納得をし、部屋の中を後にする。そして、部屋の扉が閉じたところで…イリゼの緊張の糸は解けた。
「あ…危なかったぁぁ……。幾ら純粋な愛月君でも…いや純粋だからこそ、誤解されちゃう可能性があったからね…」
「…………」
「…グレイブ君…?」
脱力しつつ、イリゼは隠れ蓑にしていた毛布を捲る。同時にイリゼはグレイブは声をかけ、心労混じりの笑みを浮かべる…が、グレイブは無言。
何か、あったのだろうか。そう思い、怪訝な顔で呼ぶイリゼ。するとグレイブは、ゆっくりと顔を上げながら…言う。
「…あのさ、わざとやってる?」
「…え、わ、わざと…?」
「こういう事だよこういう事…一回ならまだしも即座に二回目もやられて、しかもそれがわざとだったり、俺を子供だと思ってやってるとかなら…流石に少し、カチンとくる」
じっと見つめ、下を…イリゼの胸元を指差すグレイブの様子に、イリゼは困惑。訳が分からず、それでも彼が不満を抱いているのだという事は言葉から理解し、彼女はグレイブに謝ろうとする。
「え、っと…その、ごめん…でも別に、そういう意図があった訳じゃ……」
「なら、無自覚にやってたと?偶然二回もこうなったと?…だったら尚更、こっちが困るんだっての…!」
「わっ、ちょっ、ちょっと待った…!ほんとに一回、ちゃんと話を…ひぁっ……!?」
イリゼとしては、すまないという思いそのままに発した謝罪。だがそれが逆にグレイブの渦巻いていた感情を加熱させ、怒りとも違う、されど強い感情の鱗片を露わにする。
直後、ぐっと身体を起き上がらせるグレイブ。何か不味いと思ったイリゼはグレイブに言葉で制止をかけるが、次の瞬間、上から伸びてきた手がイリゼの胸を鷲掴みにする。あまりに唐突且つ予想外のその行為に、イリゼは驚き慌てふためく。
「ぐ、グレイブ君…!?な、何して……」
「仕返し。なんか男のプライドを傷付けられた気がするから、その分の仕返し」
「だ、だから話が読めな…ん、んっ……!」
途端に赤くなった顔でイリゼが驚く一方、グレイブは淡々とした声で言葉を返し、上から両手でイリゼの乳房を揉んでいく。
当然といえば当然だが、その愛撫に技術はなく、揉むにしては力も強め。しかしイリゼを動揺させるには十分過ぎる程のもので、彼女の頬はみるみる内に真っ赤へと染まる。
「待って、ほんとに待って…!落ち着い…ぁ、くっ…ひぅっ……!」
「…やっぱり、柔らかいな……」
掌で押され、指が乳房に沈み込み、じわりと広がるような刺激が走る。イリゼとは多少的にグレイブの言葉は呟く程度で、しかし揉む事に対しては余念がない。
「グレイブ君…グレイブ君、ってばぁぁ…っ!」
「うぉっ……!」
しかし、動揺していようとイリゼは女神。これだけでされるがままになる程か弱くはなく、むしろ動揺しているからこそ加減もなしにがばりと起き上がろうとする。
だが、それが良くなかった。突然、それも無理矢理起き上がった結果、乗っていたグレイブは姿勢を崩す。そしてそうなれば自然とグレイブは前に倒れるのであり…三度、グレイブの顔はイリゼの胸の谷間に埋まる。
「ふぁっ…、ぁ……」
それに驚いたイリゼは動きが止まり、そのままぽすんとベットに倒れる。起き上がる前の、元の体勢に戻ってしまう。一方グレイブはというと、イリゼが倒れた数秒後に、ゆっくりと顔を上げ…こちらもまた、揉む事を再開。されどその力は先程より強く、より押し付けるように手を動かす。今度は同じ事をさせない、そう言わんばかりに。
「お、怒ってる、の…?ひゃっ、ぅ…ちゃんと、理由…言って、よぉぉ……!」
掴み、揉み、捏ねくり回す。技術はなくとも不規則に、容赦無く刺激され続ければ平然となどしていられず、次第にイリゼの吐息は荒くなる。少しずつだが熱っぽく、艶のある吐息に変わっていく。それでもグレイブは愛撫を止めず…漸く彼が手を離した時、イリゼは完全に息が上がっていた。
「はぁ…はぁ…(や、やっと終わっ……)」
「…やっぱ、可愛いよな…イリゼって」
「……ふぇっ…!?」
唐突に、おもむろに発された、可愛いという言葉。その言葉に一瞬イリゼはきょとんとし…それから再び赤くなる。
「なっ…きゅ、急に何を言って……」
「だから…イリゼが悪いんだからな。イリゼが可愛くて…なのに、あんな事をするから」
「あ、え、えと…って、グレイブ君…!?」
困惑の真っ只中にいるイリゼを他所に、グレイブはイリゼが悪いのだと言う。そしてイリゼのブラウスの裾を掴み、それを一気に引き上げる。
露わになる、イリゼの柔肌。滑らかにくびれた腹部と、ブラに包まれた二つの膨らみ。その行為にイリゼは愕然とし…だが、気付く。
(…ぁ……)
視線が身体、つまり下向きとなった事で見えた、グレイブの下半身。そこで突っ張り主張する、下腹部の屹立。それを見てしまえば、気付いてしまえば…もう誤解も、勘違いのしようもない。
「ぐ、グレイブ君…もしかし、て…んぅ…っ!?」
次の瞬間、イリゼの口を塞ぐ唇。顔を下ろしてきたグレイブの口が重なり、唇同士がぴったりと触れ合う。
それは舌を絡めない、しかし濃厚なキス。ベットとグレイブに挟まれたイリゼは全く逃げる事が出来ず、僅かに漏れ出た唾液が顎を伝う。
「ふ、むっ…ぅぷっ…ぅ、ふ……ぷはぁ…!」
「…ほら、やっぱり可愛い」
暫く続いたキスの末に、グレイブは口を離す。完全に真っ赤な顔となり、瞳も潤ませたイリゼに対して、グレイブは軽く口角を上げて言う。
そんなグレイブの事を、ただただイリゼは見ていた。先程まではまだ、抵抗…というより、この状況を脱しようという思考があったが、今の密着したまま一切離れないキスでその思考を押し出され、思考が鈍化してしまっていた。
「なぁ…俺より大人のイリゼは、分かるだろ?」
「待って…ほんとに、おかしいよ…おかしいよ、グレイブく…んっ、くぁっ…!」
横たわったままのイリゼの乳房を左手でゆっくりと揉みつつ、グレイブは少しずつ右手を下へ、下半身へと降ろしていく。指先で腹部をなぞり、臍へと触れ、更に下がって…スカートに触れる。そのままスカートの下に手を滑らせて、イリゼの秘部へ、柔らかな恥部へショーツ越しに指を当てがう。
数度秘部を、割れ目をなぞられ、イリゼが上げた小さな嬌声。それはグレイブを昂らせ、指の動きは加速していく。
「ど、どうしてっ…こんな事、知って…ひぅぅ…っ!」
「さぁな。でも今は、こうしたい…したくて堪らないんだよ、イリゼ」
「……っ…♡!」
なぞる指は二本となり、胸を揉む力もまた段々と強くなる。しかしそれ以上にイリゼの頭の中を震わせたのは、劣情の混じったグレイブの声音。
自分よりも小さな少年に、情欲を抱かれている。そんな視線と感情を向けられている。その事実が、形容し難い感覚となってイリゼに走り、イリゼを内側からぞくりとさせる。
(駄目、止めないと…止めないと、なのにぃぃ……っ!)
秘部にあてがわれた指は割れ目に沿って何度も上下に擦るだけであり、それ以上の事はしない。されどじわり、じわりと小さくも着実に秘部は、女性器は快楽を感じ始め、更にその指が陰核に触れれば、その瞬間だけは強い刺激が下半身に走る。それは向けられる情欲への背徳感と合わさる事で、より一層侵食するような快感となり…イリゼの思考から、止めるという発想が抜け落ちていく。耐えなければ、我慢しなければというものに変わってしまう。
「はー…っ♡はー……っ♡」
シーツを握り締め、脚を強張らせ、深く荒い呼吸で快楽を逃がすようにして、イリゼは耐えていた。胸も秘部も与えられる刺激が凶悪ではないからこそ、少しずつ蓄積していくような感覚があり、ゆっくりと追い詰められているような気分だった。
ここまでは、そんな刺激、そんな心境だった。耐える事が思考の中心だった。だが、次の瞬間…再びイリゼの思考は、塗り替えられる。
「はぁ…イリゼを見てると、こっちまでくらくらしてきそうだな…昂って昂って、仕方ないんだよ…」
「……ぁ、え…?」
不意に割れ目を擦る刺激がなくなり、瞬く間にショーツが降ろされる。露わになった、ショーツに大きなシミを作ってしまう程愛液の分泌が進んだ秘部に、熱く硬い何かが押し付けられる。
時折ぴくんと脈動しながら、威圧感を持ってそそり勃つ肉の棒。それは見紛う筈もない、彼の陰茎であり…貞操の危機よりもまず、イリゼはその存在に茫然としてしまった。
(…う、そ…男の人の、おち……って、あんなに、大きくて…太いの……?)
「…ごめんな、イリゼ…でももう、俺は俺を抑えられないんだ…でもイリゼだって、ここが気持ち良いんだろ?だったらせめて…今以上に、これで気持ち良くしてやるよ…」
「え…それ、って……あ…待って…待って待って待ってっ!ほんとに、ほんとにそれは駄目っ!それは、それだけは……──ひ、ぐ…ッ!」
思わず見つめるイリゼへ、吐息を漏らすように言うグレイブ。そうして当てていた陰茎を立て、先端を当てがったところで、自分の置かれた状況を理解したイリゼは真っ青な顔で止めようとするが…その制止は、あまりにも遅過ぎた。
ずぶり、と割れ目を開き、その内側へと入り込む肉棒。ただなぞられていたのとは比べ物にならない刺激が、痛み混じりの感覚がイリゼを襲い、イリゼは声を引き攣らせる。
「っ、あっ…凄ぇ、ナカが…うねって、絡み付いて…!」
「はッ、はッ…ん、ぐっ…ひぁっ、んんぅぅ……ッ!」
初めての異物、初めての男性器にイリゼの膣はギチギチと締まり、グレイブも肩を震わせる。しかし驚きより情欲の勝るグレイブはそのまま体重をかけるように肉棒を沈ませていき、イリゼは裂かれるような刺激に身を竦ませる。
ゆっくりと入り込んでいく肉棒と、接合部から滲むようにして溢れる鮮血。されどどちらもそれには気付かず、一物は根元まで沈み込む。
「ふ、ぅぅ…ふッ……!」
「くひぃ…ッ!?あッ、何これ引っ張られ…てぇぇ…ッ!」
ぴったりと腰と腰が触れ合ったところで、一度は動きを止めたグレイブ。その間に少しでも異物感に、内側から膣を圧迫する肉棒に慣れようとするイリゼだったが、短く息を吐いたグレイブの腰は再び動き出し、イリゼは張り出したカリ首に膣壁を引っ張り出されるような感覚に見舞われる。
「お願い…待って、グレイブ君…っ!私、初めて…だからぁ…!」
「なら大丈夫だ、俺も初めてだからな…」
「うぇ……!?は、初めてなのに…こんな、雑に…?」
「だから、何度も言ってるだろ…イリゼが、悪いんだって…!」
亀頭が抜ける直前まで腰を引いたところで、僅かに余裕の出来たイリゼは訴える。しかし返ってきたのは想定外の言葉で……イリゼが悪い、その一点張りでグレイブは続ける。
だがその時、イリゼには見えていた。グレイブの表情が、ほんのりとだが恥ずかしさによる紅潮をしている事が。されど、その気付きを何かに発展させられる程の余裕はない。
「ほんとに、ヤバい…挿れる時も、引く時も、ナカで締まりながら絡み付いてくる…!」
「ひゅぐぅッ!ダメぇ、無理矢理動かなさいでぇぇッ!私の中っ、変になっちゃうからぁっ!」
押し挿れ、引き抜き、また押し込む。始まった抽迭は、一擦り一擦り馴染ませていくようなゆっくりしたもので…しかし、少しずつ速度が上がっていく。十分に行われた前戯による愛液が一物の滑りを良くし、ぱちゅん、ぱちゅんという濡れた音の感覚は次第に短くなっていく。
しかし、イリゼはそうもいかない。滑りが良くなっているとはいえ、先程までぴったりと閉じていた、初めて男根を受け入れる膣がそう簡単に慣れる訳などない。…イリゼも初めは、そう思っていた。
「んぁふっ…くぁ…ぁあっ……っ!(…あ、れ…?…段々、痛みが小さくなって…むしろ、それより……)」
体重をかけるように、再び上から揉まれ始める両の乳房。肉棒も膣壁を擦り、力で掻き分け、その度に鋭い刺激が膣に走り…だが段々と、刺激が生み出す感覚が変わっていく。ただの痛みだったものは薄く、ぼんやりとした感覚に変わっていき、代わりのように染み出てくるのは心地良さ。力が抜け、意識を引き付けられてしまう、淡い快楽。そしてそれは気付いた瞬間から、抽迭の加速と比例するように広がり、確かなものへと変わっていく。
「く、ぉ…っ!…ははっ、少し締まりが緩んだと思ったら、今度は包み込んできて…これも、これで……っ!」
「ふぁっ、ひぁっ…ぅくぅうぅぅんっ♡!」
そうして遂に漏れ出る嬌声。愛らしく、されど艶かしい喘ぎはグレイブの鼓膜を震えさせ、にやりと笑ったグレイブは手にも突き出す腰にもこれまで以上の力を込める。
特殊な何かがあった訳ではない。単にイリゼ…女神の身体は強靭で、それ故に痛みにも強く、常人より挿入に慣れ易かったというだけの事。そして互いに快楽を感じているとなれば…一層の加速をするのは当然の結果。
「くぁ、ふっ…んぁぅ、ぅ……っ♡!」
「我慢するなよ、イリゼ…ここには俺達以外、誰もいないんだから、さ…っ!」
「ひぎゅうぅううぅぅ…ッ♡!」
恥ずかしさと理性がよがりそうになる身体を抑え、シーツを握り締めて何とか堪えようとするイリゼ。だが搾るようにグレイブが両胸を掴み、人差し指で乳首を弾いた瞬間にその我慢は綻びを見せ、膣壁を抉るような突き上げによって必死の我慢も崩壊する。
「んひっ、だめっ、ダメぇぇっ♡!ほんとっ、にっ…これ以上はダメなのぉぉおおッ♡!」
「そう言われると…どう駄目なのか、見てみたくなるな…!」
「ふぉぉ…っッ♡!?ぁッ、ぐ、ぐりぐりしないでぇええええっ♡!」
肉棒が一往復する毎に、快楽が水風船の様に膨らみ、重くなっていくのを感じる。それが限界を迎えた時、どうなるかは分かるからこそ、イリゼは真っ赤な顔で訴えかけるが、グレイブからすればそれは、普段は物腰柔らかく、しっかり者の様でいて割と可愛らしい面もある女性の艶姿以外の何物でもない。結果止まるどころか更に火の付いた彼は根元まで突き挿れた状態から腰を揺らして膣内を擦り、イリゼを喘がせる。自分が快楽を得るだけでなく、イリゼに快楽を感じさせる動きも交えていく。
「んぁぁっ♡ひぁああぁぅっ♡!ぅあっ、嘘っ♡グレイブ君のっ、ナカでまだっ、大きくなって…はひゅうぅぅんッ♡!」
「ふー、ぅ…このまま、最後、まで…!」
「ひぃぃッ♡!だ、め…ほんとにっ、このままじゃ…このままじゃイっちゃうっ♡!イっちゃうのぉおおぉっ♡!」
擦り付けていたと思えば、押し付けるようにしながら引き、ゆっくり挿れ直す…と思わせてから一気に速度を上げて突き立て、素早いピストンを再開する。そんな不規則な動きにイリゼは翻弄され、膣を掻き回され…その内に気付く。膣の中で一物がよりいきり勃ち、その状態で震えている事に。
その理由を示すように、吐息を漏らしながら力強いピストンに専念するグレイブ。いよいよ追い詰められたイリゼはもう取り繕う事など出来ず、パンパンに膨れ上がった快楽を抱えて懇願するが…もう、遅い。
「く、ぁっ…イリゼっ、でる……っ!」
「〜〜〜〜っっ♡!あ"っ、くるっ、昇ってくるぅっ♡!ダメっ、我慢出来な……ぁぁあひぃいいぃぃぃぃいいぃいッ♡♡!」
乳首へ掌を押し付け、真上から乳房を鷲掴みにしたまま、全体重をかけるようにグレイブは腰を打ち下ろす。寸分の隙間もない程に腰をぶつけ、一物をねじ込み、肩を震わせながら射精。一際大きく跳ねた一物の鈴口から、解き放たれた精液が流れ込み、熱と共に一気に膣内を蹂躙していく。
既に快楽が膨れ上がっていたイリゼにとって、それはどうしようもない駄目押しそのもの。精液が、熱が膣内に広がり、肉棒と共に最後の一押しをした瞬間、イリゼは感覚の全てが膣に集まり…爆発が如く、絶頂の快楽が全身を駆け巡った。腰が跳ね上がり、肩から足先までのなだらかなブリッジを形成し、部屋中に嬌声を響かせていた。
「は、はひっ…んぁぁ……っ♡!」
「ぬ、ぁ…っ!まだ、うねって…刺激して、くる…!」
鮮烈な絶頂は通り過ぎても、そう簡単に身体は落ち着かない。残る快楽にイリゼが痙攣する中、膣もまたびくびくと震え、その不規則な脈動がグレイブの一物を刺激する。彼もまた射精直後で敏感となっており、すぐには抜けず…結果引き抜かれたのは、イリゼの絶頂が完全に余韻へと移った頃。
「ふ、ぅぅ…まさか、こんなに離してくれないなんてな……」
「んぉ"ッ…♡…はぁ…んぁ、ぁっ……♡」
引き抜いたグレイブがベットに手を突き、背を軽く後ろへ倒して座り込む一方、イリゼは横たわったまま熱の籠った吐息を繰り返す。一度達し、快楽の波が引きつつあるとはいえ、未だ乳首は硬く張り詰め、膣からはたらたらと愛液混じりの精液を垂らす今のイリゼは、依然煽情的且つ官能的で…故にグレイブの欲望が一度では収まらないのも、ある意味では仕方のない事。
「…なぁ、イリゼ。イリゼは女神、なんだよな?」
「う、ぇ…?…そう、だけど……」
「だったら…まさか、この程度でへばったりはしてないよなぁ?」
そんな言葉と共に、グレイブはにやりと口角を上げる。普段であれば、それは年相応の少年らしい、少し意地悪で悪戯っぽい笑みに見えるが…今は違う。今の彼の笑みは、獲物の味を知った肉食獣が如き、欲望と凶悪さを孕んだもの。
不味い。イリゼは本能的にそう感じた。このままでは、更に翻弄され、欲望のままに嬲られると。だが、未だ余韻の抜け切らない彼女の身体は言う事を聞かず、グレイブによって手際良く衣類を剥ぎ取られてしまう。
「あ、やっ……!」
「イリゼだって、服が汚れるのは嫌だろ?…次はもっと、上手くやるから…さ」
「ひぁぁ…っ♡!?」
脱がされ、ベットの上で転がされ、全裸でイリゼはうつ伏せに。そのイリゼの耳元で、笑みを浮かべたままのグレイブは小さく囁き…それだけで、イリゼの身体はぴくんと震えてしまった。
「(……っ…まだ、気怠い感じが抜けてくれない…それに今、私囁かれただけで…)…って、え…?グレイブ君、何…ぉ"ッほぉぉおおぉおおぉッ♡!」
乱れた思考を整えようとする中、腕を回され、持ち上げられるイリゼの腰。そしてイリゼがまともに訊く暇もなく、グレイブも答える事なく、再び一物がイリゼの膣に突き立てられた。既に一度絶頂まで迎えた膣は、受け入れる事に一切の抵抗がなく、ずぶりと一気に入り込む。
「やっぱ体勢が違うと、感じる締まりも変わってくるな…。それに…へへっ、この光景も悪くない…」
「はぁっ、ぁッ…んひぁああぁぁ……っっ♡!」
当然腰を持ち上げられたからといってイリゼが四つん這いになる理由はなく、今は腰を、尻だけを突き上げたような状態。その状態で、背中と弛む尻肉、それに横を向いたまま喘ぎを上げるイリゼの顔を見たグレイブは舌舐めずりをし、わざと擦り付けるようにしながら引いていく。ゆっくり擦り付け、イリゼが震える姿を眺め…一瞬の空白を経て、上から腰を打ち付ける。
「ふっ、と…!イリゼは…ここが弱いんだよ、な…っ!」
「んぇっ!?んぉおおおおッ♡!な、なんれ…ふゃっ……っ♡!」
「そりゃ、ここまででたっぷり反応は見てるからな。…知ってるだろ?俺はちゃんと観察もするタイプだって」
動かないよう両手で腰を掴んでからの、狙い定めた刺突。言葉通り的確にイリゼの弱点、深く感じる場所へと打ち込まれた刺突はイリゼを鳴かせ、グレイブは戸惑うイリゼへ尻を揉みながら余裕混じりの調子で答える。
そこからグレイブは、数度に一度、不規則なペースで弱点を突くピストンを開始。いつ来るか分からないイリゼは勿論身構える事も出来ず、代わりに感じさせられる。一度達した事でより感じるようになった快楽と、自分とは対照的にグレイブが余裕を持ち始めた事を。
「もう、無理するなって。こんなに締め付けてきてるのは、無理に挿れてるからじゃないんだろ…?」
「やぁっ、み、耳元で囁かないでぇぇ…っ♡!それに締め付けてるのはっ、私の意思じゃ……」
「なら、俺のをキツく締めてる事も、無理矢理とは別の理由がある事も認めるんだな?」
「……っっ!そ、それ…は…ぬふぅううぅうぅっッ♡!」
身体を倒し、自身とベットでイリゼを挟みながらグレイブは囁く。耳の側で、くすぐるように紡がれる彼の言葉は、鼓膜で、頭の中でぞわぞわと響き、多少は戻っていたイリゼの思考を再び溶かして奪っていく。
無論、膣を突くピストンも止まってはいない。浅い所から順に、耕すようにグレイブは一物を突き立て押し付け、膣の中の開拓を進める。
「グレイブっ、君…っ♡!こ、こんなのっ…ぁひゅ、ぅあっ♡…だ、め…だからぁ…♡!私達はっ、そんな…んふぅうぅ……っっ♡!」
「…駄目?さっきから、何回も何回も駄目だって言ってるけど…何が駄目なんだよ?俺が、イリゼからすれば子供だからか?」
波の様に襲う快楽の中、気力を掻き集めてイリゼはグレイブを止めようとする。言葉で以って、訴えかける。
これまでそれは、軽く流されてきた。それでもイリゼは訴え続けたのであり…不意に、グレイブの腰の動きが止まった。それは一見、思いが届いたようであり…しかし、あくまで肉棒は挿れたまま。膣に突き刺したまま、動きを止めたグレイブは問いた。一体何が、駄目なのかと。
「…あ、え…?…そ、そういう事じゃ……」
「だったら、俺の事が嫌いなのか?…それならまぁ、駄目だって言うのも仕方ないな…」
「……っ!ち、違う…それだけは、絶対に違う…!私はグレイブ君を、嫌ってなんか……」
「なら、良いじゃないか。俺はイリゼの事、結構気に入ってるんだからさ」
何が、と訊き返されるとは思っておらず、結果イリゼの答えは歯切れの悪いものに。されどそれは一つ目の問いに対してであり…嫌いか、という問いには、はっきりと否定を示した。その誤解は、悲し過ぎる。それだけは絶対にいけないと、自身の心に突き動かされて。
だが、その答えを得たグレイブは笑みを浮かべ、抽迭を再開。右手を腰に回し、左手をイリゼの肩にかけ、再び囁きながら抜いて挿れてを繰り返す。
「俺はイリゼの事を気に入ってる。イリゼだって、俺が嫌いな訳じゃない。だったら問題ないだろ?意地張るなって…」
「ひゃんっ、ふぁ…っ♡け、けどっ…でも、それは……っ♡!」
「違うって?…俺がイリゼを気に入ってるのは本当だ、それの何が違うって言うんだよ。それに…イリゼだって、待ってとか駄目とか言うけど、もう全然離れようとはしてないじゃないか。…そうだろ?イリゼ」
ぴたりと身体を密着させて、イリゼの背中越しにグレイブが言う。その言葉に、内容に、耳元での囁き関係なしにイリゼは肩をぴくんと跳ねさせ…言葉に、詰まる。
(そうだ…私はどうして、離れようとしてないの…?組み伏せられてるから…?そんな事考える余裕もないから…?…それとも……)
イリゼが自分自身に戸惑う中、グレイブは腰の動きを緩める。しかしただ遅く弱くするのではなく、じっくりと沈ませ、ゆっくりと腰を上げ、快楽ではなく肉棒そのものを覚えさせるように膣内を掘る。
されどそれも一時の事。彼自身、欲望のままに振りたくりたいのを耐えていたグレイブは、ここだと思った瞬間耐えるのを止め、再び強く、荒く犯す。ある程度イリゼに考えさせた上でその思考を打ち切り、欲望と快楽をイリゼに押し込む。
「ぬひぁあぁぁッ♡!?あ"ッ、この緩急ズル…ぃひいぃぃいんっッ♡!」
「俺は、こうしたいんだよイリゼ…!だから、イリゼも…な…っ?」
頭も身体も一度落ち着かせた上で、そこに何度も硬く反った一物を打ち込む。無防備にさせたところへ刺激を押し付け、思考を快楽だけに集中させる。
それは全て計算尽くの行為か、それとも男の、雄としての本能が、目の前の女神を貪る為にそうさせたのか。ただ何れにせよ、イリゼはよがり、翻弄され、再び快感が膨れていく。
「胸も、尻も、脚も背中も…ほんとに柔らかいんだな、イリゼって……」
「はひゃあぁ…っ♡!?な、撫で回さな…ぉ"お"ォ"ッ♡!(グレイブ君、いつもはちょっと大人びてて、でも悪戯っぽかったり子供らしいところもある男の子だったのに…い、今は…今は腰使いが凄く逞しくて、手も私の身体を堪能するみたいに動いて…だ、め…他の事、考えられない…頭の中、グレイブ君と、気持ち良い事で一杯になって…あ、ああぁぁ……っ♡)」
両手で撫でるように次々とグレイブはイリゼの肢体を触り、感じさせる。そちらに意識が逸れるとグレイブの抽迭はその激しさを増し、意識を膣へと引き摺り戻す。しかしその後はまた身体中を撫でられる事によって意識を散らされ、イリゼの思考は統制を失う。快楽と、繋がってる相手…その二つしか考えられなくなってしまう。
そうなってしまえば、絶頂までは一直線。抜き、挿し、擦り付け掻き回し、その全てで感じるイリゼの膣は今やグレイブの肉棒へと媚びており…突き刺した状態から、更に腰を振ってグレイブが膣内を突き上げた瞬間、イリゼは二度目の絶頂に至る。
「ぬひッ、ぉッ──ほぉおおぉ"お"お"お"お"ッ♡!んぁ"ひっ、ひぃぃいぃいいぃぃッ♡♡!」
「……ッ、ぅ…!根元から、一気に搾り取ってくる…!くっ、イリゼ…っ!」
膣内を激しく収縮させながら、イリゼは絶頂。上半身は腰から曲線を描くようにして跳ね上がり、脚も膝から下が天井を向いてびくびくと震える。同時にとても女神の声とは思えないような嬌声が響き渡り、背中に滲んでいた汗がつ…っと下へと落ちていく。
脈打ちうねり、飲み込むような膣の動きは弾ける程の刺激と快楽を肉棒に与え、よがるイリゼの艶やかな肢体と、淫猥な色香が飽和している喘ぎ声がグレイブの思考と心を魅了し、達したイリゼの膣内で一物が脈動。精液を引き摺り出されるようにグレイブは射精し、再び白濁液がイリゼの膣内を染め上げ占める。
「くひぁああ……♡おっ…ほっ……ひゃい、んぃぃ…ッ♡!?」
ごぷっ、ごぷっ、と肉棒が震える度に少しずつ押し出された精液が溢れ出し、イリゼもその度肩を震わせる。
されど射精し切ったグレイブが選んだのは、抜かずの続行。まだ余韻に差し掛かるかどうかの段階だったイリゼの膣内で、グレイブの肉棒が膣壁の抱擁を強引に押し退け力強く擦り、イリゼは刺激に目を見開く。
「ふ、ぅぅ…イリゼ……!」
「ぐ、グレイブく…んん……っ♡」
二度の射精を経ても尚硬さを残す肉棒で膣を掘り起こしながら、グレイブはイリゼの肩を引く。そして振り向くイリゼへと顔を近付け、再びキス。ずっぽりと肉棒を差し込んだまま唇を重ね、舌を這わせる。内側からイリゼの唇を舌先で舐め、そのまま口内に舌を入れ込む。
「は、ぶっ…ぅふ、ちゅ…ふじゅるっ……♡」
「ふ、ぐっ…ん…ぷぁ…。…よ、っと…」
イリゼの口内で触れ合う二人の舌。触れた瞬間、びくりとイリゼは舌を引っ込めるも、歯茎や裏顎を舐められる内に少しずつ弛緩していき、緩んだ舌をグレイブの舌が絡め取る。唾液が混ざり、吐息が口の端から漏れ、何より至近距離で二人の視線が交錯する。熱を帯びたイリゼの視線と、じっと見つめ返すグレイブの視線が、舌と同じように絡み交わる。
そうして暫く唇を重ねていた後、十分に堪能した様子でグレイブは口を離す。しかし依然として一物は膣内へ挿れたままで、その状態で更にイリゼの肩を引っ張り仰向けに戻す。
「ひぅ、くぁ…っ♡」
「イリゼ…俺はまだ、満足してないんだ…だから、もう一度だけ…付き合って、くれるか…?」
両手をイリゼの頭の左右に置いた、まるで押し倒した後のような姿勢。その姿勢でグレイブはイリゼを見つめ、静かな声で問い掛ける。
真剣な思いも漂うグレイブの事を、イリゼは潤んだ瞳で見上げていた。たっぷりと快楽の猛攻を受けた思考は既にまともな判断力を失っており…しかしグレイブの真摯な思いと、そこにある熱だけははっきりと感じ取っていた。だからこそ、イリゼは…頷く。
「……うん…♡」
それまでは意思関係なく硬直や弛緩をしていた身体から自ら力を抜き、無防備な姿でグレイブを見つめる。
汗に濡れ、艶を増した肌と、卑猥に乳首を勃たせながらも小さく上下を繰り返す胸。紅潮した頬は見るだけでもその柔らかさを感じさせ、何よりイリゼの潤んだ瞳は、じっとグレイブを…グレイブだけを見つめている。
女神という言葉から連想する、神々しい美しさではなく、親近感の湧く少女の愛らしさと、その中にちらりと見える大人の魅力。それは肉欲に偏りつつあったグレイブの欲望を一度溶かし…その上で、彼を魅了する。生唾を飲み込んだグレイブはイリゼの頬を撫で…残りの情欲を全て吐き出さんと、しならせるように腰を打ち込む。
「もう二回もしてるのに、まだまだこんだけ締まるんだから…やっぱりほんとは良かったんだな、イリゼ…っ!」
「んぁはっ、んぁ、ぁあ…っ♡!も、うっ…言わないで、よぉ……っ♡!」
「悪い悪い。そうやって反応するのを見ると、つい言いたくなってさ…!」
波の満ち引きが如く、力強くグレイブは腰を振る。突けば膣内を掻き分け、引けば膣壁を擦り、膣という穴で肉棒を扱きながらもイリゼへ刺激を与えていく。イリゼもよがり、シーツを握り締めながらもグレイブを見つめ、その欲望の発露を受け止める。
腰同士がぶつかり合う乾いた音と、性器同士が擦れ合う濡れた音が、重なり合って部屋に響く。そこにイリゼの喘ぎも混ざった三重奏が、二人の身体の火照りを逃さず煽る。
「ほんと、イリゼのここは…よく、締め付けてくる…!抱き締めたまま、中々離してくれないんだからな…!」
「だからっ、言わな…んぁあん…♡…そういう、グレイブ君だって…ずっと、興奮…ひゃ、ふっ…♡!…しっ放し、なんだからね……っ♡!」
一物で掬うように、膣を掘るように抽迭しながら、指を沈み込ませるようにして乳房を揉む。程良い柔らかさと弾力を持つ乳房は揉まれる度に形を変え続け、揉まれる事で生まれる快感は、波が広がるようにイリゼの全身へ浸透していく。
きゅうきゅうと、吸い付くようにして締まる膣。言われるばかりだったイリゼがお返しとして、自ら膣をぐっと締めると、中でグレイブの一物はびくっと震え…亀頭が、子宮口へとぴたりと触れる。もう完全に「出来上がった」子宮は、次の射精を期待し膣の中を降りており…触れ合う子宮口と亀頭は、まるで性器同士でキスしているよう。
「はひぁっ…♡!ぐ、れいぶ…君……っ♡!」
「ぅ、くっ…イリゼ、イリゼ……っ!」
跳ね上がった脚は、暫く斜め上を向いて震え…その内に、グレイブの腰に絡み付く。両脚で彼の腰をホールドし、抜く事も離れる事も許さない。
だがグレイブにはそんなつもりなどなく、体重をかけるように乳房を押し潰しながら、触れた子宮口へと一物を強く押し付ける。押し付け、擦り付け、子宮への壁を緩めていく。
「うぁっ、また震えてる…っ♡私のナカでっ、グレイブ君の…射精したいって、暴れてるのぉっ♡!」
「イリゼのナカはっ、どうしようもない位に気持ち良いからな…!でも、まだだ…このまま、もう少し…っ!」
「ふひッ、響くぅっ♡!短く何度もゴツゴツされるのっ、ナカでジンジン響くのぉおおッ♡!あひゅ、くふぅぅうっっ♡!」
頬に垂れた涎の跡を残す、イリゼの嬌声。手に伝わる乳房の柔らかさと、肉棒を包み締め付ける膣の心地良さへ思考を震わせる喘ぎ声が加わり、すぐにでも射精に至ってしまいそうになるグレイブ。されど彼は気力を振り絞って衝動に耐え、根元まで突き挿れた状態から小刻みに何度も子宮口を打つ。矢継ぎ早に突かれるイリゼは身を捩るも、腰をホールドした両脚は解かれる事なく、膣と子宮口でグレイブのピストンを受け続ける。
執拗な刺突と快楽による追撃で、遂に解れる子宮口。亀頭でそれを感じ取ったグレイブは出来る限り腰を引き、ゆっくりと息を吐き…力の限りで膣を突く。子宮口へ一物を叩き付け、緩んだその壁をこじ開け、子宮の中へ自分の性器を届かせる。
「ん"ッぉおおぉぉおおぉっッ♡!?あ"ッ、くるっ、くるクるクるぅぅッ♡!イくッ、子宮のナカまで犯されてイ"くぅう"ぅ"ぅぅぅぅッ♡!」
電流が走ったような、鮮烈にして強烈な刺激。初めて突かれる子宮内でも、今のイリゼの身体は刺激を即座に快楽へと変換し、その快感の激しさでイリゼの膣も、脚も揃ってグレイブをキツく締め付ける。あまりの快楽から出た、イリゼの意思とは無関係の反応であり…しかしある意味それは、子宮内への到達を悦び、射精をせがむようでもあった。
ただでさえギリギリであったグレイブにとって、それはあまりにも強過ぎる駄目押し。自分の感じる一番奥、子宮内へと到達した事も彼の心を緩め、肉棒は最後に一度大きく震える。
そして交わる二人視線。グレイブは熱と情欲を帯びた、イリゼは艶やかに潤んだ瞳で相手を見つめ、感情も快楽も限界まで登り詰め……絶頂。
「射精、る…ッ!イリゼ、全部受け取れ……ッ!」
「ひゃいんぁあぁぁぁぁああぁあっッ♡!直接っ、射精てるっ♡!グレイブ君の精液っ、熱々せーしでっ、私の中が満たされてくのぉおおぉおぉぉッ♡!んぉ"ッ、ひぅっ、ふぉおおぉおおぉぉおおんんッッ♡♡!」
がっちりと脚で腰を掴まれたまま、グレイブもまた力一杯イリゼの乳房を握り締めたまま、迸る精液の全てを吐き出す。子宮内に打ち出し、精液で叩き、重く熱い白濁液で膣の最奥を埋め尽くす。
その精液と、精液から与えられる快楽の奔流で、イリゼも深く絶頂していく。仰け反った顔から舌を突き出し、肩と頭しかベットに付いていない程に腰を浮かせ、甲高い喘ぎ声を響かせる。精液を吐き出す陰茎は膣内を更に拡張しそうな程に暴れ回り、その上から達した膣は肉棒を締め付け搾り出し、快楽の渦で二人を包む。
想像絶する程の絶頂感で、暫く二人は動けなかった。どちらも身体を震わせ、汗を滴らせ、相手の熱を感じ続け……長い絶頂を抜けた瞬間、がくりと身体から力が抜ける。
「はー…はー、ぁ…♡」
「…っ、ぅ…最後、ほんとに…締め過ぎ、だって……」
弛緩と共に、浮きっ放しだったイリゼの背と腰が落ち、脚もグレイブの腰から離れる。身体は余韻に浸れるような状態ではなく、曝け出した胸を大きく上下させて何度も荒い息を漏らす。
一方のグレイブも流石にもう余裕がなく、両手をベットに突いて汗を垂らす。未だに時折跳ねる一物は膣を震わせ、一物自身も跳ねた瞬間膣のヒダと擦れ合い、そこでまた軽く刺激が走る二人の性器。だがその状態も、グレイブがゆっくりと腰を引き、完全に一物を抜いた事で、遂に快楽は終わりを迎えた。
「ひゃっ、んっ…♡……満足…出来た…?」
「あぁ、おかげでな。イリゼこそ…って、それは訊くまでもないか」
「う…私は初めから、したいと思ってた訳じゃ……」
抜かれるまでは品のない蟹股状態だったイリゼも、抜かれてからは脚を閉じ、毛布を引っ張り胸から下腹部までを隠す。そのイリゼに向けて、グレイブはまた悪戯っぽくにやりと笑い、イリゼは不満そうに口を尖らせる…が、これ以上は言っても仕方ないな、と言うのを止めた。理由はどうあれ、自分も散々よがり、達してしまったのだ。ならもう、違うと言っても見栄を張っているようでしかないのだから、と考えて。
「…ところで、さ…グレイブ君の言う、気に入ってるって……」
「うん?気に入ってるは気に入ってるだぞ?」
「…だよね。何でもないよ」
それからふと、イリゼはグレイブに問う。それは場合によっては、また深く心が揺れ得る問い掛けで…だがグレイブは、それに軽い調子で答えた。誤魔化す気配などなく、本当に言葉通りだと言っているような声音で言い…イリゼもまた、それで納得した。……行った事からすれば、それで済ませられる訳もないのだが…それはそれ、これはこれ。とにかく今の答えが、一番イリゼにとってはすとんと受け入れる事が出来たのである。
衣類を正し、軽快な動きでベットから降りるグレイブ。数歩歩いたところで彼は「じゃ、いい加減戻るよ」と言い、それに対してイリゼは首肯。さっさと戻ろうとしているのは、もう眠いからか、それともイリゼが視線を気にせず着替えられるようにする為か。何れにせよ、彼の足取りに躊躇いや名残惜しさを感じさせるものはなく……
「…………って、グレイブ君…?ゆっくり休めって言った割に君、相当私の体力と睡眠時間を削ってくれたね…?」
「……さーて、何の事やら…」
「あ、しらばっくれる気!?もうっ、ほんとに次やったら怒るからね!?」
「…次?」
「あっ…そ、それは……って、こらーっ!」
ぴくっ、と肩を震わせ止まる足。反応された事で自らの言った言葉の意味するところに気付いたイリゼはしどろもどろになるも、それを見たグレイブの笑みで顔が赤くなり、ぷんすかと怒りを露わにする。そしてそんなイリゼを見て、グレイブはさっさと退散していく。
そうして、イリゼとグレイブの一夜は終わった。望んだ事かと言えばそうではなく、ならば嫌悪しているかと言われればそれも違う…内側から湧き上がった感情に唆され、熱に浮かされるようにして身体を重ねた、そんな一夜が。
しかし、瞬間瞬間は熱に浮かされていたようでも…互いの心に、その時の情動が深く刻まれた事は間違いない。
*
「…刻まれた事は間違いない…じゃないんだけど!?普通に何やってるの私!?別のシチュエーションでもう一人とも…って、ほんと何なの!?一体全体、私の見る夢はどうなってるのぉおおおおぉぉぉぉっ!」