※この作品はR-18です。

超次元ゲイムネプテューヌ Origins Visionary   作:シモツキ

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・初閲覧の方は、『はじめに(確認推奨)』を見る事をお勧めします。
・今回の話のように、就寝前及び起床後のどちらか、又は両方が描写されない場合もあります。
・通常のリクエストは勿論の事、今回の様に特殊作品群に該当するようなリクエストも受け付けております。しかしその場合は当然相手となる作品の作者さんに了承を頂かなくてはいけない為、必ずしもリクエストにお応え出来るとは限りません。
・下記の内容の通り、本作品は『続・非公開痴態撮影』シリーズであり、『ハイスクールD×D』とのクロスオーバー作品(一応Originsシリーズとしては、ハイスクールD×Dが原作の作品とのコラボもしていますか)なります。とある方たっての希望により、実験的に執筆、投稿致しました。その為、読む際は続・非公開痴態撮影の17以降の話と認識して頂けると助かります。また、実験的なものであり、今後もクロスオーバーを積極的に行うという訳ではありません(やらないという訳でもありませんが、要相談です)。




人物・セラフォルー・レヴィアタン グレイフィア・ルキフグス ヴェネラナ・グレモリー

内容・膣内射精 排泄 アナル バイブ


続・非公開痴態撮影 外伝 来訪の悪魔3

 調査の為異空間へと向かった二人の悪魔、セラフォルー及びグレイフィアは、異空間への穴が消失すると同時に、音信不通となった。何が起こるか分からない、帰還や冥界からの支援が思うように出来ない可能性も考えられるからこそ、実力も精神面も信頼のおける彼女達二人が調査に向かう事となった…つまりこれも完全な予想外という訳ではないのだが、それでも二人が穴を通ったと同時に穴自体が消失し、謂わば調査開始と同時に完全な消息不明状態となってしまった事は、この件を知る冥界上層部に対し大きな衝撃を与えた。

 当然魔王…セラフォルーを除く三人を中心に彼女達の行方を掴む事と、異空間への穴を再度出現させる事を急務で行ってはいたが、今のところ大きな成果はなく、魔王やセラフォルー達の身内、事情を知る一部の者達は勿論、彼女等二人を調査に推した旧魔王派…戦いによりその地位を奪われた四人の元魔王達を支持する者達も、かなり焦っていた。彼等は魔王の一角であるセラフォルーと、同じく魔王の一角の妻であるグレイフィアがこの重要な調査に失敗すれば、現魔王派の支持率を落とす事が出来る。逆に成功したのならしたで、強く推した自分達の発言力が上がる。更に成功だろうと失敗だろうと、セラフォルーの『接待』が冥界や冥界と関わる世界の事を知らない異空間で上手く知れ渡り、それが噂として冥界に入ってくれば、品性に欠ける行為として魔王『レヴィアタン』への信頼を一気に瓦解させられる、という目論見で以って推していたのだが、このまま二人を見つけられない状態が続いた場合、そもそも調査する事、調査に魔王と魔王クラスの悪魔を選出した事自体が間違いだったのではないかという流れになり、自分達の立場が悪くなってしまう…そんな状況である為に、普段は一枚岩ではない冥界上層部は、皮肉にも不味い事態となった事で積極的な協力が図られていた。

 だが、そうしても尚二人の行方は掴めないままなのであり…普段はそれほど政治に関わらない彼女にも、その焦燥感は伝わっていた。

 

「えぇ、えぇ、とにかく今は小さな手掛かりでも掴む事が大切です。それと、決して焦る事や、早まった真似などはしないように。不味い状況ではありますが、二人共冥界有数の実力者。必ずや向かった先で、持ち堪えている筈です」

 

 通信越しに指示を出す、栗色の髪と見事なプロポーションを持った一人の女性。普段はおっとりとした表情を、今は引き締めた彼女…ヴェネラナ・グレモリーは、彼女の人脈を駆使して何人かに連絡を取った後、ふぅ…と小さく息を吐く。

 

(とはいえ、心配だわ…二人共、元気だと良いけど……)

 

 それまでは高貴な淑女…名家の一つであるバアル家から同じく名家のグレモリー家に嫁いだ貴族としての表情を浮かべていた彼女だが、吐息と共に表情が緩み、一人の母としての顔に変わる。

 現魔王の一人、サーゼクス・ルシファーの母である彼女にとって、その妻であるグレイフィアは、義理の娘。そして友人の子であるセラフォルーの事も、ヴェネラナは娘の様に可愛がっており、家族が、娘が消息不明となった今、彼女が心配の気持ちを募らせるのは当然の事。しかし、彼女の心配事はそれだけではなく…まるでその心情が呼び寄せたかのように、部屋の扉が叩かれた。

 

「あの、お祖母様…」

「ミリキャス?どうしました?」

 

 開かれた扉から、赤い髪をした一人の少年が入ってくる。ミリキャス・グレモリー…彼はヴェネラナの孫であり、即ちグレイフィアの子。沈んだ声と共に入ってきた彼に、どうしたのかと訊くヴェネラナだったが、彼が自分の下に来た理由など訊くまでもなく分かっていた。故にヴェネラナが膝立ちとなり、頭を軽く撫でるように触れると、ミリキャスは小さく肩を震わせて言う。

 

「母様は、まだ見つからないのでしょうか…母様は、無事なのでしょうか……」

 

 声と瞳に浮かぶのは、不安の感情。それはまだ幼い彼にとって当然の不安、当然の感情であり、ヴェネラナはそんなミリキャスの姿に心を痛める。

 彼が父ではなく祖母である彼女の下に来たのは、この状況故に魔王の一角である父は対処に追われており、尚且つ父サーゼクスもまた、妻と幼馴染みが一度に行方不明となった今、心の余裕など微塵もなく…何よりそれをミリキャス自身が感じ取り、今父に頼るのは『グレモリー家の男児』としてあってはいけないと幼いながらも思った為。そんな心境をも表情から、そして普段の彼の様子から察したヴェネラナは、一度ゆっくりと彼を抱き締め、離し、じっと見つめる。見つめ、言葉を返す。

 

「大丈夫ですよ、ミリキャス。貴方の母、グレイフィアは柔な悪魔などではありません。どんな状況、どんな窮地であっても、解決への道を模索する事の出来る、立派な悪魔です。そうでしよう?」

「……!は、はい!母様は、凄くて、格好良くて、どんなに難しそうな事でも上手くやってみせる…僕の、憧れの母様です!」

「えぇ、だから信じてあげなさい。母様なら、きっと大丈夫だと。ミリキャスに信じてもらえれば、グレイフィアも普段以上に頑張れる筈ですよ」

「お祖母様…!」

 

 優しく、寄り添うように話すヴェネラナの言葉でミリキャスは元気を取り戻し、発された言葉に何度も頷く。勇気をくれた祖母に感謝を伝え、初めよりもしっかりとした足取りで出ていく。その姿をヴェネラナは微笑みながら見送り…彼の足音が聞こえなくなったところで、再び表情を引き締めた。

 

「…ミリキャスの為、大切な子達の為…今日まで溜めてきた力を解き放つのに、これ以上の理由はないわ」

 

 意を決した様子のヴェネラナは、部屋の扉や窓の鍵を締める。誰かが来ないように、それによって気が散らないように準備を整え、目を閉じる。そして彼女は力を…グレモリー家に嫁いでからは殆ど振るう事のなかった、それ故に蓄える事の出来た膨大な魔力を、異空間への『波』として解き放つ。

 ヴェネラナは、微動だにしない。意識の全てを、全神経をその行為だけに集中し、全力を注ぐ。注ぎ続ける。五分十分と時間が経ち、更に過ぎ、しかし時間を忘れる程にまでヴェネラナは魔力の波を放ち続け……そして、閉じていた目を開く。

 

(見つけた……!)

 

 返ってきたのは、小さな…しかし確かな反応。ソナーの様に放った魔力の結果。それを捕捉した、見つけたヴェネラナは、それまで無差別に放っていた魔力を一点に集め……回線を、開く。

 

「グレイフィア、セラフォルー、無事で……──え?」

 

 自分の中で逸る気持ちを感じながら、繋がった先へと呼び掛けるヴェネラナ。彼女は万が一に備え、魔力による探知の目印をセラフォルー達に渡していた。それを、異空間へ渡ったセラフォルー達の居場所を見つけたヴェネラナは、漸く見つけたという思いのままに声を掛け──しかしヴェネラナの目に映ったのは、幾人もの男達と、仕切りから生えたような状態で、ぼたぼたと白濁液を孔から漏らす、二つの艶かしい下半身の映像だった。

 

 

*

 

 

 欲求に従い、欲望のままに、男達は下半身を…恐らくは先日旅館を訪れ今も滞在している、絶世の美女二人の壁尻を、犯し、愉しみ、堪能した。それは男達にとって夢見心地の…本当に夢だったとしてもおかしくないと思える程の、至福の時間だった。

 しかし一夜明け、当然冷静となった彼等は、思った。これからどうしたものか、と。向こうから誘っていたも同然とはいえ、あんな事をして大丈夫だったのかと。そもそも何故、彼女達は壁尻などという事をしていたのかと。それについて話し合う為、経緯の再確認という名目で昨晩撮った映像を全員で見る中…それは、現れた。赤く光る魔法陣と、そこにホログラムの様に浮かぶ、一人の女性の姿が。

 

『え、あ、いや……はい…?』

 

 突然現れた、理解の出来ない存在に対し、男達は固まる。一方魔法陣に浮かぶ女性の顔も、同じように固まっており…互いに沈黙する中、映像だけが音を流す。

 

「あ、貴方達…は…。それに、その映像は……」

「……!こ、これはその、なんというか…!」

「なんというか…?……──!」

 

 初めに声を発したのは女性であり、その困惑に満ちた声に弾かれるように、男達も声を出す…が、状況が状況過ぎて、誰もまともに答えられない。一方女性もぽかんとしたままであり…しかし映像が二つの壁尻、その股ぐらへとズームされた瞬間、女性は目を見開く。

 

(この形、映像越しでも分かるこの色香、間違いない…。…という事は、隣の女性は……)

 

 驚き言葉を失った女性…ヴェネラナは、一瞬で理解をした。経緯は分からないながら、映像に映っているのは、セラフォルーだと。であれば隣も、グレイフィアで間違いないと。

 だが理解したところで…否、理解したからこそ余計にヴェネラナは困惑する。しかしその感情を何とか抑え、表情を取り繕い、ヴェネラナは視線を男達に戻す。

 

「お、おい…これは一体どうなってるんだ…?」

「そんなの俺に訊くなよ…にしても、えらい美人だな…」

「…こほん。皆さん、突然の事で驚きとは思いますが…少し、お話をしても?」

 

 ヴェネラナが沈黙していた間、男達は小声でやり取りを交わしていたが、呼び掛けられて即座に反応。彼女からの問いに勿論だと答え、それから急いでモニターの電源を切る。

 

「…その映像は、どこかで得たものかしら?それとも、貴方達が……」

「えーっと…それは……」

「あぁ、すみません。答え辛い事を訊いてしまって。今のは忘れて下さるかしら?それと、代わりの質問という訳ではありませんけど…この二人に、見覚えは?」

『……!』

 

 口籠る男達を見て、すぐにヴェネラナは質問を切り替える。一つ目の問いは、あくまで男達の反応を見る為のもの。そしてその問いにより、男達が普通の人間…ここですぐにポーカーフェイスや演技で返せるような者ではないと把握した上で、本命の問いを口にし…男達の顔に緊張が走った事で、確信する。

 やはりあれは二人で間違いない、ヴェネラナはそう考えていた。となると何故あんな事をしていたのかに対する答えは、男達に無理矢理させられたか、二人の意思で行ったかの二択になるが、男達の様子から見ても前者はあり得ない。しかし後者は後者で、少なくともグレイフィアがそのような事をするとは考え辛い。そこまでヴェネラナは思考を巡らせ、そこから更に男達へ問う。

 

「…皆様。どんな事でも構いません、もし彼女達について知っている事があれば、教えて頂けませんか?彼女達は、行方不明になった私の大切な者達なのです…」

 

 問い詰めるのではなく、思い詰めたように真摯に尋ねる。それがヴェネラナの仕掛けた策であり…同時に、彼女の本心。大切な者達、それこそヴェネラナの心からの言葉。

 そんなヴェネラナの頼みを聞いた男達は、静かに顔を見合わせる。ある者は黙り、ある者は頬を掻き…そうして頷き合い、心を決める。

 

「えぇと…はい、知ってます。知っているというか…そのお二人は、俺達の集落の旅館に泊まってるんです」

「本当ですか?それについて、もっと詳しく聞かせて頂いても?」

 

 ぱっと表情を変化させたヴェネラナに応え、男達は二人と出会ってからの…彼女達が旅館に来てからの経緯を話す。無論、盗撮やモンスターの件は隠しているが、それ以外は二人を心配するヴェネラナの気持ちに応えようときちんと話し、伝えていく。

 

「…などという事もありまして、今日もお二人はうちの旅館に泊まっているんです」

「ここのところ体調が優れない事もあったようですが、本日はお元気でした。ここ最近では一番かもしれないですね、えぇ」

「そういう事、だったのですね…(冥界との完全な途絶、体調不良と回復、それに先程の映像の件…これは、もしや……)」

 

 全て聞き終えたヴェネラナは、神妙な面持ちで頷き、顎に指を当てて考える。男達が何を考えているんだろうか、と見つめる中、ヴェネラナは語られた経緯と今ある情報から一つの可能性へと思い当たり…ならば、と踏み込む。

 

「…皆様、一つ確認したいのですが…皆様は、お二人がどこから来た何者なのかは、ご存知でして?」

「へ?いや、それは全く……」

「そうですか…であればまず、それをお伝えするのが誠意というもの。彼女達は…そして私も、人ではありません。人ではなく…悪魔、なのです」

 

 一拍置いて自分の正体を明かすと共に、その証明として翼を広げ、男達に見せる。

 彼女からの告白に、黒い翼に男達は目を見開き、唖然とした。しかし驚きこそしたが、あり得ない…とまでは言わなかった。言葉だけなら何かの冗談だろうと思ったであろう彼等も、翼を見せられれば「少なくとも普通の人間ではない」という思考になる。加えて魔法陣とそこから現れている彼女の姿もまた、常人からすれば明らかに普通でないもの。何より女神という、人と変わらない見た目をしながら人とは全く違う性質を持つ存在を信次元民である彼等は知っているからこそ、すぐに納得する事は出来ないが、そうなのかもしれない…そんな風に、思っていた。

 

「そして、折り入って皆様に頼みがあります。皆様の力で…グレイフィアとセラフォルーの二人を、助けては頂けないでしょうか?」

『た、助ける…?』

 

 最低限、取り敢えずそのまま話を聞いてくれる程度には理解してくれたらしい。男達の様子からそう察したヴェネラナは、本題に入る。突然助けてほしいと言われた男達は、当然怪訝な顔になり…それを予想していたヴェネラナは、自らの推測を男達に語る。

 前提となる悪魔の事、魔力の事、その魔力が枯渇しかけている可能性、そして……

 

「悪魔にとって、魔力は様々な力の源であると同時に、自らの存在を維持する為にもなくてはならないものです。皆様には、その魔力の配給元になって頂きたいのです」

「配給元…ま、まさかそれは……」

「ご安心を、魂を喰らう…などという事ではありません。それに…もう皆様は、最低一度は二人に魔力を与えてくれているのです。恐らくは危機に瀕し、皆様を頼った二人に対して……欲望という、魔力の素を」

『……!』

 

 はっきりとは言わない、遠巻きな表現。しかしそれで男達は理解した。自分達に求められている行動を。今の今まで不可解だった、二人の行動の理由を。

 男達は、ごくりと生唾を飲み込む。昨晩の事は夢の様な体験であり、同時にこれからどうするべきか悩まされる事でもあった。だがそれが『彼女達の為』という名目で求められるのなら、またする事が出来るのなら…そんな思いで男達は色めき立ち、彼等が見立て通りの人間だと確信を得たヴェネラナは、身体の芯が熱を帯びるのを感じながら、もう一押しを掛ける。

 

「勿論、ただでとは言いません。私は見ず知らずの皆様に、二人を助けて頂くのですから、相応の対価は払いますわ」

 

 頼みに対する対価は払う。その言葉で一体何をしてくれるのか、と発言の続きを待つ男達だったが、ヴェネラナはそこで一度黙る。男達が注目する中、ヴェネラナは再度集中すべく目を閉じ、目に見える程の密度となった魔力が彼女の周囲で揺らめき…そして次の瞬間、映像を発生させている魔法陣の下にある空間が、歪む。歪み、穴の様に変貌し……ヴェネラナは、吐息を漏らしつつ目を開ける。

 覗いてみてほしい、と言うヴェネラナ。言われた通りに男達が拳の入る程度の穴を覗き込むと、そこにあったのは……なんと女陰。

 

「へ?…え、えぇ…!?」

「こ、これは…本物、だよな…?一体、どうなって……」

「んっ、ぁん…♡…今すぐご用意出来るのは、この位ですけど…どうか前払いの返礼として、好きなように使って下さいませ♡」

 

 宙に開いた穴の中にある女陰という、壁尻とは比較にならない程奇想天外な光景を前に、流石に男達も初めは興奮より動揺が勝る。しかし女神達との交流で良くも悪くも度胸と大胆さを身に付けていた男達の内の一人が、穴の中に指を入れ、その中の女陰の割れ目をなぞるようにして触れると、艶のある声が漏れる。それと共に、これまでは真剣だったヴェネラナの表情が崩れる。

 見えているのは、亜麻色の陰毛がもっさりと生えた、既に若干濡れている秘裂。その陰毛の色、ヴェネラナの姿の映る映像と魔法陣の下に現れた事、何より触れた瞬間ヴェネラナが喘ぎ、明らかに感じた反応をした事から、それが彼女の…映像越しの美女悪魔の秘裂であると男達全員が分かり、爆ぜるように彼等は湧き立つ。予想通りの反応に、ヴェネラナも内心喜び…身体の芯の熱も増す。

 

「壁尻も滅茶苦茶良かったが、このまんこだけがあるっていうのも、かなり下半身にクるな…にしても、これまた中々剛毛だぜ…」

「申し訳ありませんわ。突然の頼みの対価が、こんなはしたないおまんこで……」

「いえ!むしろこの方がいいです、そうだろお前等?」

 

 ぐっ、と突き出したのか、穴の中から出てくる孔。最初の男だけでなく、他の男達もまた秘裂を、或いは割れ目を覆うようにして生えた陰毛をまじまじと眺めながら触り、想定外の事態によって一度は収まっていた下半身を再び硬く張り詰めさせる。一方ヴェネラナは、自分としても事前準備の出来ない状況だったとはいえ、手入れを怠っていた秘部を『対価』とする事に少々申し訳なさを抱いていたが、それを男達は揃って否定。まさか満場一致で剛毛が鬱蒼と生えた女陰を喜んでくるとは思わず、彼等の発言に目を丸くし…それから段々と、彼等の欲望を目の当たりにしていく。

 

「おっ、結構濡れてくるの早いな。初めからしっとりしてたし、実は対価と言いつつ、期待と興奮しちゃってます?」

「えぇ、実は…♡それに、こんな事をして平然としていられる女性は、そうそういませんわ…♡」

「ははっ、そりゃそうだ。…ところで…これ、おまんこじゃなくてアナルの方を出してもらう事って、出来ますかい?」

「アナル…?…ふふ、構いません♡」

 

 気恥ずかしそうに、ほんのりと赤みを帯びるヴェネラナの頬。壁尻とは違い、映像越しではあるものの本人の反応を見ながら弄れる事にも男達は興奮を抱き、弄られる秘裂もじわりと愛液を滲ませる。

 そんな中、一人の男が折角なら、という気持ちで出す孔の変更を求める。するとヴェネラナは一瞬驚いたものの、すぐに小さな笑みを浮かべて腰をずらし、穴から出す孔を、秘裂から後孔へ…女陰に負けず劣らずの毛量を持った肛門を男達の前に差し出す。

 

「マンコと同じく下の毛が生え放題ですけど、こちらもどうぞご自由に……くぁ…♡」

「おっとすみません、自由って聞いてつい…けど、いいんですね?なら、このケツ毛もコレクションとして保管だな」

「あぁ、この熟したような芳醇な香り…見た目通り、こっちも大人のアナルの臭いがするぜ…」

「あの、もし良かったら履いてた下着も貰えたりなんて…します?」

「へ?…あ、え、えぇいいですわ(この方々、思ったより積極的というか、中々マニアックな気配が…)」

 

 陰毛との毛の触り心地の違いを楽しむ者、一本抜いてコレクションに加える者、鼻を近付け間近で後孔の臭いを嗅ぐ者と、男達は思い思いの行動を取る。彼等の行いの多くは、ヴェネラナの予想を斜め上に超えるもので、悪い気はしないながらも少しばかり困惑するヴェネラナ。特に臭いは一人だけでなく、何人も嗅いでは感想を言い合い…最後の一人が嗅ぎ終えた次の瞬間、ヴェネラナの肛門を生暖かい感触が走る。

 

「ふくぁ…っ♡」

「んじゅ、じゅぷ、ずそそっ…程良い締まりと中の暖かさ…くぅ、悪魔っていってもこういうところは人や女神と変わらないんだな…!」

「んふぁん…♡ま、まさかおまんこより先に、アナルを舐められる事になるとは…思っても…ん、んっ…♡いません、でしたわ……♡」

 

 先端で穿るように締まった肛門の孔を開き、うねりながら中に入り込んでいく男の舌。鼻息を肛門に当てつつ舌先で直腸内を、舌の腹で出入り口を丹念に舐めれば、ヴェネラナの口からは熱を帯びた吐息が漏れる。

 尻全体ではなく、そこにあるのは穴と肛門だけ。それ故に側から見れば男がしているのは訳の分からない光景だが、舐めている本人は勿論、他の男達もそんな事は考えていない。直接現れているのは肛門だけでも、映像越しにヴェネラナの反応が、肛門と直腸を舌で愛撫されて感じている姿が見えるのだから、側から見た場合の事など彼等にとってはどうでも良かった。

 

(あぁ、異世界の男性に通信越しで見られながら、アナルだけを出してそれを舐められるだなんて…こんな経験、初めてだわ……♡)

 

 じゅぷじゅぶ、と音を立てながら何度も舌が肛門を出入りする。男は丹念に、たっぷりと舐め、堪能し、尚且つ密着状態から匂いを嗅ぐ。

 通常であれば、羞恥心で叫んでしまいそうな状況。だがヴェネラナの顔には恥辱も、二人の為と必死に耐えている様子もなく、それどころかむしろ艶めきが増す。

 そんなヴェネラナの様子に、男達も理解をする。彼女は、そういう女性なのだと。自分から秘部を差し出した時点でそんな気はしていたが、やはり彼女は恥を捨てて差し出したのではなく、自ら『望んで』こうしたのだと。

 謂わばそれは、合意の上での行為。ましてやこれが『対価』であり、自分達が頼まれている側であれば何も不安に思う必要はなく…満足するまで、舌が疲れるまで舐めた男が離れると共に、別の男が映像と孔の正面に立つ。

 

「んぁ、ぅ…♡…皆様、準備万端の様、ですね…♡」

 

 興奮に満ちた男の顔と、怒張し硬く反り返った男根。自分の中の『欲求』という熱をはっきりと自覚し、その熱が下半身も熱くさせるのを感じながら、ヴェネラナは再び穴越しに女陰を、女としての孔を差し出す。

 伸びるがままとなった陰毛に包まれた、言葉に出来ない色香を醸す蜜壺。前に立った男は露出させた自らの一物の先端を割れ目へと当てがい、熱を帯びた瞳を見せるヴェネラナを映像誤字に見つめ…そして、押し込むようにして腰を突き出す。

 

「ん"ほぉ"ぉんっッ♡!」

「……ッ!こ、これは…このまんこ、締まりが凄ぇ……!」

 

 ずぶり、と勢い良く一物が突き出され、亀頭が膣壁を擦り上げた瞬間、ヴェネラナは嬌声を上げてびくんと身体を震わせる。表情が淫らに歪み、その顔のまま顎が上がる。たった一突き、ただ挿れただけでもこの反応であり…しかし感じているのは、彼女だけではない。男もまた、突き入れた次の瞬間には目を見開き、声に深い快感を滲ませる。

 

「まだ挿れただけなのに絡み付いてきて、奥に誘導してきて、けどばっちりと気持ち良く締め付けてくる…こんなの、腰を振りたくなるに決まってるだろ…ッ!」

「えぇ、えぇ、このおまんこは私が協力の対価として差し出したもの。どうぞ好きに打ち付けて…くひぁんッ♡!あんっ、ひぁッ、んぬひぃいぃッ♡!」

 

 感想を言わずにはいられない、とばかりに男は挿れた膣の状態を表現する言葉を並べていく。それに応じる形でヴェネラナは今一度、自分の秘部を好きにしていいと男に告げ…言い切るより前に、男は衝動のままに腰を引く。カリ首で膣壁を引っ掻きながら勢い良く引き、抜ける寸前から再び一物を膣へと捩じ込む。押し込み、打ち付け、ヒダの一つ一つが撫でるように締めてくる感触を味わいながら、膣への抽迭を開始する。

 突く度に上がるヴェネラナの嬌声。押し込めば喘ぎ、引き抜けば淫らに顔を緩ませる。全会一致で『優しげな美女』という印象を抱いていた彼女が恥ずかしげもなく乱れるさまに、男達は喉を鳴らし、挿入している男は膣の具合の良さに昂りを強め…しかし抜き挿しを繰り返す内に、ふと気付く。

 

「このまんこの絶妙な締まり具合といい、破った感じのなさといい、もしや……」

「ひゃふっ、ぅひぁあっ♡!そうっ、ですわ♡私、処女ではありませ…ん、のぉっ♡!」

「やっぱりか…!くぅ、道理で慣れてると思ったぜ…!」

 

 腰を振りながら見やる男に、ヴェネラナは喘ぎ声と共に答える。挿れている男は勿論、他の男達もヴェネラナの乱れる姿や女性器を差し出すというそもそもの行為から非処女なのだろうとは思っており、思った通りだ、という声がちらほらと漏れる。

 処女ではない。それ自体は、男達にも予想の付く事。しかし男を知っている、誰かが既に開通させた膣を掘り返しているという事実に男が腰の振りを加速し、勢いを増したピストンの快楽に身を捩りながらヴェネラナが発した次の言葉に、今度こそ男達は驚く。

 

「いいっ、いいのぉッ♡!久し振りのセックスとびきり響くぅぅっッ♡!久し振りにガチガチオチンポハメられたからって、孫もいる母親おまんこ年甲斐もなく喜んじゃうのぉおおぉッ♡!」

「は、母親…!?孫…!?じゃあ……」

「あぁ、言って…ふぁんっ♡…いません、でしたね…♡私、所謂『人妻』なのですわ♡」

 

 初めてでないどころか、出産の経験までしている。母どころか、祖母という立場になっている。見るからに若い…初めの雰囲気だけなら男性との交際すら未経験でも不思議ではないとすら思っていたヴェネラナが、実際にはその真逆、孫までいる女性であり、にも関わらず先程出会ったばかりの男に女性器を差し出しあまつさえ喘ぎよがっている…不意打ちのように、そして立て続けに告げられた衝撃の事実に、男達は目を見開いていた。挿入していた男の腰も、思わず動きが鈍り、そのまま勢いがなくなり止まってしまった。

 驚きに加え、その事実から男達は、これが不倫や浮気になるのではないかと思い始めた。盗撮を始め男達がしている行為は大概なのだが、決して悪意はない、精神面においては悪人ではないのが彼等であるが故の躊躇いが男達の心に芽生え…だがそれを感じ取ったのか、ヴェネラナは腰を止めた男に向けて、蠱惑的な声と表情で『人妻』と言う。欲望を、劣情を駆り立てる言葉を敢えて選び…その言葉に反応してぴくんと跳ねた肉棒を、膣で強く締め付ける。

 

「おッ、くぉ…っ!?」

「貴方達は、何も気にしないで下さい♡これは二人の為の事、皆様は正当な見返りを受けているだけなのですから♡それとも…やはり、旬を過ぎた非処女のおまんこでは、お気に召しませんか…♡?」

「……っ…そんな事、ありませんともッ!」

「ひゃああぁぁんッッ♡!」

 

 膣全体で、ヒダ一つ一つで抱き締め撫で回すような、快楽と衝動を一気に駆り立てる膣からの奉仕。それに男が反応すれば、ヴェネラナは蠱惑的な声のまま語り…最後は瞳を潤ませ、媚びるようにして男を見つめる。

 その言葉で、表情で、膣の奉仕で、男の中にあった躊躇いは吹き飛んだ。吹き飛び、男は抽迭を再開する。不満どころか満足だ、大満足だとばかりに、これまで以上に速く、激しく秘部を打つ。

 

「ズンズンくるぅッ♡!欲望剥き出しのオチンポにっ、快感を思い出したおまんこが悦んで自然と締め付けちゃうのぉぉおおッ♡!おほぉッ♡ふひっ、ふくひぃいいぃいいっッ♡!」

「膣だけじゃなくて、子宮口まで吸い付いてくる…ッ!奥さん、随分とチンポがお好きなんですね…!」

「えぇ好きですっ、好きですわぁぁッ♡!特に欲求でガチガチに勃起した、硬くて長くて太ぉいオチンポは、想像しただけでおまんこが濡れてきてっ、一度ハメられてみたいといつでも思ってる位に大好きですのよぉっ♡!」

「こんなぽんぽんエロい言葉が出てくるなんてな…昨日の壁尻の時のお嬢ちゃんの喘ぎ声も凄かったが、こっちの奥さんも中々…いや、それ以上じゃねぇか…?」

「しかも見ろよ、あの服の上からでも分かる位の勃起乳首…これは経験済みところか、経験豊富のヤリまくり人妻に違いねぇ…!」

 

 突かれる度膣は締まり、映像の中の肢体も揺れる。豊満な胸は誘うように躍動し、服越しに両の乳首がその存在を主張する。

 相手の姿は見えているとはいえ、その場にはおらず、当然触れる事も叶わない為、ともすればそれは自慰の延長線上の行為と変わらないように思える行為。だがそんな事を、そんな思考が頭に浮かぶ事すら許さない程、ヴェネラナの差し出した膣は極上のものであり、彼女の乱れる様子は男達の情動を駆り立てていた。

 

「あはぁんっ♡!オチンポ良くて子宮降りるぅッ♡!逞しいオチンポに射精してほしくて子宮口開いちゃうのぉぉッ♡!お"ひッ♡んひぉおおぉおぉッ♡!」

「ぬぁっ、子宮口まで媚びてくる…!こんなの、射精しない筈が……あ、やべっ…このままだと膣内に直接……」

「直接射精してぇッ♡!ナマ膣内射精で熱くてドロドロのザーメンっ、自分からおまんこ差し出すような淫乱悪魔の子宮に浴びせてぇええええぇぇッッ♡!」

 

 昂りが限界まで昇り、男の一物は射精準備万端となる。そこまでなったところで、男は避妊具無しに挿入してしまっていた事を思い出して抜こうとするも、それを引き留めるように膣は強く締まり、子宮口も亀頭に口付けをするように吸い付く。何よりヴェネラナ自身が膣内への射精を拒否するどころか直接射精される事を望み、快楽でだらしなく緩んだ顔を男に見せながら膣内射精を懇願する。

 ただでさえ、腰が止まらなくなるような興奮と快感の中での挿入をしていたところに、自分と自分の陰茎へ媚びるような事をされれば、男が耐え切れる筈もなく…彼は目一杯の力で腰を打ち付け、開いた子宮口へと亀頭を捩じ込みながら射精。膣内に、子宮に精液を溢れさせる。

 

「あっ、ああっ、濃厚ザーメン押し寄せてキたぁっ♡!人妻まんこにお構い無しのっ、欲望に満ちた熱々ザーメン膣の中に入ってきてるぅうぅぅうぅッ♡!久し振りの膣内射精いいッ、イイのぉぉ"ッ♡!ぁあイくッ♡子宮まで蹂躙する膣内射精しでイぐぅ"う"う"ぅぅううううぅうッッ♡!」

 

 開いた子宮口を通った精液は子宮の中に、弾かれた精液は肉棒を咥えてキツく締まった膣の中に雪崩れ込み、びくんとヴェネラナは仰け反り跳ねる。舌を突き出し、髪と乳を盛大に揺らし、歓喜と淫欲に満ちた嬌声をその空間に響かせる。

 男の射精に呼応するように、或いは押し上げられるように、ヴェネラナもまた達していた。絶頂し、身体の内側で快楽が駆け巡り、痺れるように膣は更に締まる。これまでの媚びるような締まりから、喰い千切らんばかりの締め付けへと変わり、肉棒も精液も逃がさない。

 

「ぎ、ギチギチに締まってきやがる…!そんなに気持ち良かったんですか、奥さん…!」

「はひぃんッ♡!気持ち良いっ、気持ち良いのぉぉ"ッ♡!イってる最中のっ、敏感な膣内でオチンポが跳ねるの凄いぃぃいいッ♡!お"ッひっ、ん"ぉ"ほぉおおぉっッ♡!」

「これ…エロ過ぎんだろ…!」

「おい、早く変わってくれよ!こんなの見せられたら、我慢出来る訳ないっての!」

 

 射精が収まってからも、絶頂直後の敏感な膣に迸る刺激でヴェネラナはよがる。まるでまだピストンが、男根による激しい責め立てが続いているかのように、ヴェネラナは喘ぎ、品性の欠片もない言葉を並べて快楽に酔い痴れる。

 初めは見る事を楽しんでいた男達も、アダルトビデオさながらどころか、下手なアダルトビデオなど比較にならない程の性的欲求を掻き立てるヴェネラナの乱れように、次は俺だ、いや俺だと次々主張。そんな仲間達の様子を見やった最初の男は、まだ一物は硬いままながらも、取り敢えず変わろうと腰を引き…しかし中々ヴェネラナの膣は男の一物を離さない。力を込め、思い切り腰を引く事で漸く膣から肉棒は抜け、その瞬間にヴェネラナはまたびくんと仰け反る。

 盛大に、身体の芯から達したようなヴェネラナの絶頂。だが彼女はまだ満足などしていなかった。それを示すように、膣は名残惜しそうに、早くまた挿れてほしいとばかりに陰唇をひくつかせて男達を誘う。

 

「はぁ…♡はぁ…♡どうぞ、私の事は気にせず…このまま好きなようにお使いになっ…お"ひィんッッ♡!」

「言われなくてもそのつもりですよ、なんせこのおまんこがそうしてほしいって言ってますからね…!」

「おいおい、下の口が言ってなくてもしてただろって。こんなエロい姿見せられちゃ、なぁ?」

 

 じっとりとかいた汗で肢体に服を貼り付かせながら言うヴェネラナだが、その言葉を最後まで待たずに次の番を勝ち取った男がすぐさま挿れる。射精された後にも関わらず涎の様に愛液を垂らす秘部からは、新たな肉棒が突き込まれた事で押し出された精液がごぽりと溢れ、愛液共々ヴェネラナの脚を淫靡に卑猥に汚していく。

 躊躇いのない、剥き出しの快楽をぶつける抽迭。掴む物がないのが難点だった、という初めの男の感想を受けて『孔』の後ろに置かれた台に男は手を突き、膣内を突き上げ引っ掻き穿くり返す。ヴェネラナも膣壁を擦らられば喘ぎ、一物が抜けていけば間抜けに緩んだ顔を晒し、子宮を打たれれば下品な声と共に乳を揺らす。とても先程出会ったばかりとは思えないような、常識外れの性交を交わす。

 

「これが今日何本もチンポ咥えてる、人妻まんこの締まりかよ…!こんないいまんこを差し出してくれるとか、奥さんはサービス精神旺盛なんですねぇ…!」

「お"ぉ"ォ"ッ♡!んびッ♡はひッ♡あぎひぃいいぃ"ぃッ♡!そうっ、これはサービスっ♡欲望たっぷりのガチガチオチンポを備えた雄へのサービスなのぉッ♡!だからもっと突っ込んでぇえぇッ♡!オチンポ大好きな淫乱悪魔まんこに好きなだけオチンポズポズポしてっ、特濃ザーメン排泄してぇええええぇぇっッ♡!」

「マジでほんと、何から何までエロいな…まんこ差し出して淫語連発する美女と、会ってすぐセックス出来るとか幸運過ぎんだろ…」

 

 次から次へと、代わる代わる男達は一物をヴェネラナに突っ込んでは犯す。絶え間ない、休みなどない挿入と抽迭、射精が繰り返され、しかしヴェネラナは何度挿れられようとも悦びの嬌声を上げ続ける。初めに纏っていた、穏やかながらも気品のある佇まいはどこへやら、今や娼婦もかくやとばかりの乱れようを、淫らなさまを男達に見せ続け、提供し続け……小さな穴を介した、性器でのみ触れ合う常軌を逸した性行為は、その場にいる男達全員が彼女の膣内に射精をするまで続いていた。

 

「はっ♡はっ♡す…凄いぃぃ……♡こんなに何本もオチンポ突っ込まれて…射精されたのなんて、久し振りぃ…♡」

「ヤバいな…昨日もそうだったが、こんなの一回射精しただけじゃ全然収まらねぇ……」

「…ぁ…あぁ…♡まだそんなにビンビンだなんて、逞しくて素敵ぃ…♡そんな逞しいオチンポ見せられたら、散々イったのにまた疼いちゃうのぉぉ……♡」

「……っ…それじゃあ二周目、ってのも良いですけど…俺等、別のお願いもあるっていうか…やっぱ、アレを見てみたいよなぁ?」

 

 呟いた男は勿論の事、他の男達の陰茎も勃起をしたまま。それを通信越しに見たヴェネラナは興奮に身を震わせ、だらだらと精液を垂らす女陰をいやらしく揺らして男達を誘うが、生唾を飲み込みつつも男達は別の事をヴェネラナに求める。全く予想していなかった彼等からの要求にヴェネラナは困惑し、数秒躊躇いの面持ちを見せるも、彼等がそれを求めるなら…と了承を返し、開いた穴から秘部を離す。そして先程の様に今一度、後ろを向いて肛門を出す。

 

「…本当に、こういう事で宜しいので…?」

「えぇ、奥さんが大便をひり出す姿が、この魅力的な尻から便が出てくる様子が俺達は見たいんです」

「み、皆様がそう仰るのなら…精一杯、出させて頂きますわ」

 

 やはりと言うべきか、男達が求めたのは排泄。流石にヴェネラナもこれは恥ずかしいようで、性行為は躊躇わなかった彼女の頬が今は羞恥心でほんのりとした赤みを帯びる。

 それから小さく息を吐き、力み始めるヴェネラナ。それを男達は、半円状に囲うようにして凝視。

 

「ふ、ぅっ…んん、ぅ……!」

 

 力みに合わせて肛門が震え、尻毛も僅かに揺れる。それだけでも男達にとっては見物なのだが、当然それだけで満足する筈もなく…しかし、すぐには出てこない。元々便意があった訳ではないのだから仕方ないとはいえ、吐息と共に肛門は震えるばかりで、盛り上がる事も、その奥から排泄物が顔を見せる事もない。

 

「あー…やっぱ流石に、これは無理でしたかね?出すもんがなきゃ、出せる訳ないですし」

「い、いえ…ただ、私その…最近、便秘気味で……」

「便秘…って事は、さっきトイレで出したばかりだから出ないとか、そういう事じゃないと?」

 

 無理なら仕方ない、と男達が考える中、ヴェネラナは出すものがないのではなく、中々出てきてくれないだけだと更に少し頬を赤くしながら明かす。ヴェネラナからすれば、明かしたところで結局出す事は出来ないのだから、あまり意味はないかもしれないと思うような事だったが、男達の考えは違う。ヴェネラナに確認の問いをし、それをヴェネラナが肯定すると、顔を見合わせ……にやり、と笑う。それから数人の男が部屋を出ていき、暫く経ったところで彼等は戻ってきた。

 

「ふぃー、急いで取ってきたから疲れたぜ」

「お疲れさん。じゃ、奥さんちょっと良いです?」

「……?えぇ、構いませんけど…(便秘改善の薬か何かを持ってきたのかしら…)」

 

 何をするのか聞いていないヴェネラナは、想像を巡らせる。そして男達に呼び掛けられ、改めて尻をギリギリまで突き出し、何かしらされるのだろうと思って身構える。

 

「あの、もしや浣腸を…?」

「いやいや、それよりもっと効果覿面なやつですよ。まあ、すぐに分かりますから」

「そ、そうなのですね。…あら…?今、何か触れ…うひぃいぃぃっ!?」

 

 不意に感じた、柔らかくもひんやりとした感覚。それに怪訝な顔を浮かべたヴェネラナだったが、次の瞬間何かが…否、それが凄い勢いで直腸の中へと入り込み、素っ頓狂な声を上げてしまう。

 

「なっ、い、今っ、入って…!あ、貴方達っ、何っ…をぉぉおぉっっ!?」

 

 無理矢理こじ開けるのではなく、小さな隙間から滑り込むようにして入った存在に対し、ヴェネラナは動揺。目を見開き、男達を問い詰めようとするが、直腸内で侵入した存在が蠢き、再び口から悲鳴が上がる。

 男達が用意したのは、例のスライムと触手のモンスター…の、幼体。超常の存在から多くの養分を得てきた二種のモンスターは知能も発達したのか、彼等が自分達にとって利のある存在だと理解しており、男達が幼体を連れてこられたのもそれが理由。そして入り込んだモンスターは、本能のままに這いずり栄養を得ようとする。モンスターの働きにより、次第に肛門も、直腸も…硬くなっていた便すら緩くなっていく。

 

「あっ、くぁっ…何っ、こ…れぇぇ…っ!こんなっ、感覚…初めてなのぉぉ……っ♡!」

「おぉ、肛門が凄ぇひくひく反応してる…これは撮っておくに限るな」

「奥さん、段々出てきそうになってきたでしょう?下に携帯用のトイレを用意してありますから、さぁ…遠慮なくどうぞ」

「〜〜〜〜っっ♡!(み、見られてる…私が便をひり出す姿を期待する視線で見られてるぅぅぅぅ…っ♡!そ、それに中もどんどん緩んでっ、滑り落ちて…あ、あっ、出るぅぅッ♡!)

 

 初めは違和感の方が強かったが、緩むに連れて激しく責められるのとは違う、殆ど経験した事のない快感がヴェネラナの直腸を締めていく。それと共に緩んだ事で便意が襲い、瞬く間に増大し、肛門は収縮を繰り返す。

 だが、すぐに出てくる事はなかった。戸惑いと動揺のあったヴェネラナは、便意に対し反射的に我慢しようとし、一度は力を込めて肛門を締める…が、次の瞬間男達の視線に、劣情に満ちた眼差しに気付き、再び身体が熱くなる。思考が緩み、身体も緩み、排泄に抗っていた肛門が開き…遂に便が、彼女の尻より排出される。

 

「はっ、ぁふ…んぅぅ……っ♡!」

「来た来た、漸く来たぁ…ッ!」

「けど、思ったより小さ…いや、これは……!」

 

 捲れ上がった肛門を飛び出し、そのままぽとんと落ちる便。待ち侘びたヴェネラナの排泄に、男達は歓喜と興奮の声を上げ…しかし出てきたのが長くも太くもない、歪で小さな塊一つであった事で、興奮は少々盛り下がってしまう。普段ならば「背丈もそれなりにあり、胸も尻も豊かな女性から出てくるのが小さな便というのも、ギャップがあって中々…」とでも言い、それはそれで愉しむ男達なのだが、今は時間が掛かった分、勝手に長く太い大便が出てくるものだと思っていたが為に、ある種の期待外れというべき心境になっていた。

 されど、すぐにその評価は覆る。小さな便を出してから数拍程置いたところで、肛門はこれまで以上に震え出し……次の瞬間、彼女の肛門は屁を放つ。

 

──スッ…プスッ…ププゥーーーー…!

 

『…………』

「えっ、あ…これはその、あの……」

「…ぷ、ぷぷっ……」

「くふっ…くくっ、ふっ……!」

 

 聞こえてきたのは、まるでガス漏れでもしているような、長く…そして何とも気の抜けた音。やる気のなさが極まったかのような音と、遅れて少しずつ臭ってくる排便の悪臭。気張っていた、先程までは力みが表情に表れていたヴェネラナの様子とは対照的な、とにかく情けない音の放屁に、男達は呆気に取られ、顔を赤くしたヴェネラナが言い訳をしようとし……誰かの笑いが、堪えようとしても堪え切れずに漏れ出た笑い声が聞こえてきた。

 それを皮切りに、次々と小さな笑い声が聞こえてくる。大笑いをする者こそいないものの、逆にその堪え笑いがヴェネラナの羞恥心を掻き立て、ヴェネラナは耳まで真っ赤に染まる。淫らな行為はまるで躊躇わなかった彼女も、気の抜けた…それでいて臭いと音の大きさはかなりのものな放屁を男達に聞かれてしまえは恥ずかしくならない筈もなく…そんな彼女を更に追い詰めるのは、直後に襲い掛かった激しい便意。

 

「ふぁぁっ♡!?あ、嘘っ、止められなッ、い…いぃぃぃぃっっ♡!」

 

──ブピッ!ブッ、フ……ボトンッ!

 

 何か底でも抜けたかのように、詰まりが嘘だったかのように、再び肛門が開いて中から便が顔を見せたかと思った次の瞬間には、肛門から、直腸から大便が滑り落ちる。ある種期待外れだった初めの便とは真逆の、長く太い大きな便が肛門をこじ開け、ぶら下がり、そのまま携帯用トイレに落ちて音を鳴らす。

 遂に出た、待ち侘びていた排泄らしい排泄に、今度こそ男達は盛り上がる。容姿端麗な美女には似つかわしくないような、見るからに重みのある便を男達は目に焼き付け、画像や動画にもしっかりと収め、勿論排泄直後のヴェネラナの表情もばっちりと撮る。これまたヴェネラナにとっては恥ずかしくて仕方のない状況なのだが、今の彼女はそれどころではない。

 

「ひぁっ♡な、中で動き回ってるっ♡穿くり回すみたいに動いてるのぉぉっ♡!あ"っ、また出るっ♡!溜まってたものが次々出ちゃうぅぅうぅッ♡!」

「おっ、また出た。ちょっと硬い感じな辺り、悪魔も便秘だと便が硬くなるんだな」

「これからはあの二人を助けなきゃいけないんだ。少しでも参考になるように、じっくりしっかり見ておかないと、なぁ?」

 

 メリメリ、と音を立てそうな程大きく広がっては、肛門がこじ開けられては便が現れ落ちていく。大きさこそ先の長大な一本には及ばないものの、それでも長く太い便が男達の視線を浴びながら携帯トイレ似溜まっていく。

 便が増えるに連れて、臭いも広がる。部屋の中且つ換気設備がない、という状況は臭いをより感じさせ、男達は興奮を、ヴェネラナは一層の羞恥を抱く。しかし、恥ずかしくて堪らないヴェネラナながら、腰を引く…穴から肛門を離す事はない。頬を真っ赤に染めながらも、穴へと押し付けんばかりに尻を、肛門を突き出し出し続ける。

 

(ああぁっ♡ああぁんっ♡最初は違和感しかなかったのにっ、どんどんナカで這いずられるのが気持ち良くなってくるのぉぉッ♡!私のアナルっ、うねうねぐにぐにした何かにとって快適な環境に作り替えられてるぅぅううッ♡!それに、それにぃ…見られながらの排泄っ、興奮止まらないぃいいいいぃぃいぃっッ♡!)

 

 確かに初めは乗り気でなかった…セラフォルーとグレイフィアの為に男達の要求を受け入れる、という心境で排泄をしようとしていたヴェネラナ。だが今は性行為と同様に、望んで…湧き上がる悦びに浸るようにしながら排泄していた。恥ずかしがりながらも、その恥辱感すら興奮となってヴェネラナの心と身体を昂らせていた。

 実際のところ、入り込んだモンスター達はただ彼女の直腸内を自分達好みに変えている訳ではない。排泄を促しつつ、その排泄物から栄養を吸収しようとしているも、まだ幼体故に効率良くは吸収出来ず、次から次へと出てしまっているのだが、そんな事をヴェネラナが知る由もなく…最後に一本、比較的柔らかな大便をひり出し、それが数秒肛門からぶら下がった後に落ちた事で、彼女の排泄は終了した。

 

「んふぅ…はぁ、ぁ…♡こ、こんなに気持ち良い排泄初めてぇ……♡」

「出始めてからは景気良くひり出してましたもんねぇ。ほら、見えます?こんなに太いのを奥さんが溜め込んでたんですよ?」

「あぁ…見せないで下さい、お恥ずかしいですわ……♡」

 

 まるで余韻に浸るかのように惚け顔を見せるヴェネラナに対し、男達は携帯トイレを持ち上げ、中に溜まった幾本もの便の塊を見せる。見せないでと言いつつヴェネラナがそれから目を逸らす事はなく、ぞくりとした感覚を…身体を重ね、硬く怒張した一物で孔を耕され、快楽によがるのとはまた少し違う快感を確かに感じながら、再び頬を朱色に染める。

 

「おっと、そういえば奥さんまだ拭いていませんでしたね。たっぷりと見せてもらったお礼に、肛門は俺達が拭きますよ」

「いえ、貴方達の手を煩わせる訳には…ふぅんっ、んっ…♡…け、けど折角…です、しぃぃ…♡!お言葉、に…ぁふっ…♡…甘えさせて、頂き…ますぅぅ…♡!」

 

 言うが早いか、用意しておいたトイレットペーパーを手に一人の男がヴェネラナの肛門を拭き始める。それもただ擦るのではなく、肛門の形を、皺の凹凸を指で感じるように、トイレットペーパー越しに指先を肛門の中へ押し込むようにしながら、代わる代わる入念に、じっくりと時間を掛けて拭き上げる。無論それは純粋な親切心や感謝のみの行動ではなく、下心によるものであり、ヴェネラナもそれを理解した上でそのまま受け入れ…男達が拭き終わるのとほぼ同時に、それまで何の反応も無かった『穴』が、端からゆっくりと歪み始めた。

 

「うん?なんか変だな…」

「あ…どうやらそろそろ限界のようです。皆様、これを」

 

 不思議に思った男達の声で気付いたヴェネラナは尻を離し、代わりにある物を穴に入れる。穴を介してそれは信次元へと移り、怪訝な顔をした男達へと手渡される。

 ヴェネラナが差し出したのは、計十二にもなる筒状の物体。片側にのみ穴の空いたそれを手にした男達は、すぐにそれが何なのか気付く。

 

「これは…オナホ…?」

「ふふふ、皆様ならすぐにお分かり頂けると思っていましたわ。仰る通り、これは所謂オナホール…しかしただのオナホではなく、謂うなれば魔法のオナホールなのです」

『魔法の…?』

「えぇ、具体的には……」

 

 小首を傾げる男達に説明をしようとしたところで、歪みの広がっていた穴がふっ…と消えてしまう。それによりヴェネラナの言った限界という言葉の意味を男達は理解し、続けてまさか、と視線を映像へと戻すも、こちらはまだ繋がったまま。

 

「…ご覧の通り、私の力で物理的な繋がりを作る事が出来るのは一時のみですわ。では、説明に戻るとして…と、思いましたけど…説明するより実際に触ってもらった方が分かり易い筈ですわ」

 

 そう言って、ヴェネラナは渡した内の一つを持つ男へ、試しに触ってみてほしいと伝える。言われた男は、触れば何か分かるのだろうか、と思いつつ指をオナホールの穴に挿れ…すぐに気付く。その穴の中が、妙に生暖かい事に。とてもオナホール…玩具とは思えない程、本物の孔さながらの柔らかさがある事に。そしてその暖かさも内側の感触も、覚えがある事に。

 まさか。指を挿れた男の頭にある可能性が浮かぶと共に、その可能性を裏付けるような声が届く。

 

「ふぁ、んっ♡」

「へ?…今、お前が指挿れた瞬間に喘いでなかったか…?」

「だ、だよな…っていうかそれ、精液じゃ…?」

「…あぁ、こりゃ精液に愛液だな。奥さん、魔法のオナホっていうのは…そういう事なんですね」

「ええ…♡そのオナホは、私のおまんこと繋がっているのですわ」

 

 にやり、と確信を得た男が笑みを浮かべながら言えば、ヴェネラナは肯定する。特定の相手の孔へと繋がるオナホ…オナホールでありながら、実質的な直接挿入が出来る一品なのだと彼等に示す。

 

「す、凄ぇ…本物さながらの感触とかじゃなく、本物のまんこに挿入出来るオナホなんて、最高に名前詐欺じゃねぇか…」

「これが悪魔の魔法…って、うん?これは奥さんのマンコに繋がってるオナホだとして、他のは一体なんだ?ここにあるやつのどれからでも繋がるって事か?」

「いいえ、違います。まずそちらのお二方が持っているのは、私のもう一つの『孔』に繋がるオナホですわ。そして残りの内四つは、私ではなく…セラフォルーのオナホですのよ」

『……!』

 

 更に明かされる真実に、男達は目を見開く。もう何度目か分からないその反応を見せた後、新たな欲求に男達は股間を昂らせ…しかし一旦は、視線をオナホールからヴェネラナに戻す。

 

「…どうして、俺達にこんなものを?まさかこれも、俺達への対価だと?」

「それもありますわ。けれど、一番の理由は先程お話しした通り、魔力確保の為です。二人の魔力の為に、皆様には欲望を注ぎ込んで頂きたい。とはいえ皆様にもそれぞれ生活があり、それを蔑ろにしてまで協力して頂く訳にはいかない。という訳で……」

「直接ヤれる時は直接ヤって、出来ないけど協力したい時はこれで…って訳ですね」

「その通りです。発生した魔力の一部を、繋げる為の魔力として吸収するようにしてありますので、直接挿入して頂く時より効率は落ちてしまいますが…二人の為だと思って、どうかコキ捨てて下さいませ♡」

 

 コキ捨てる。わざと品のない表現をする事で男達の情欲を煽ったヴェネラナは、前後二つずつで合わせて一人四つ、まだ魔法の付与がされていないものはグレイフィア用だという事と、付与の方法は自分とセラフォルーが知っているから問題ないという事も男達へと続けて話す。細かい仕組みはともかく、渡された理由に男達は納得し…そこである事に気付いた一人が、おずおずと言う。

 

「あー…そういや、俺達生で射精までしちまった訳だけど、この奥さんには夫も子供もいるんだよな…?じゃあ、万が一の事があったら……」

「それなら心配は要りませんわ。悪魔は人より遥かに妊娠し辛い種ですもの。勿論しない、ではありませんが…あくまで協力をして頂いている側の皆様にご迷惑をかける事にはならないようにしますわ」

「それならまぁ、良い…のか?…というか、何故奥さんの分までオナホを…?」

「私の分は、皆様への純粋な対価の一つ…と、いうのは建前で…本当は久し振りに味わったオチンポが忘れられそうにないから、と言っては流石にはしたなさ過ぎるでしょうか…?」

「奥さん…!そういう事なら俺、毎日だって突っ込みますよ!」

「当然俺もだな。あ、勿論二人の方にも挿れるので心配しないで下さい。ちゃんと約束は守りますからね」

「あぁ、やはり皆様に頼み込んで正解でした…。であれば私のオナホは遠慮なく、好きな時にお使い下さいな♡」

 

 自らを恥じるように、上目遣い気味に問い掛けたヴェネラナの言葉に男達は次々と返し、ヴェネラナは感謝を込めた笑みを見せる。個人的な欲求含め、男達はヴェネラナに良いように踊らされてしまっているのだが、彼等は誰一人としてそんな事を考えてなどいなかった。そして最優先事項はグレイフィアとセラフォルー、二人の事とはいえ、ヴェネラナが男達との『関係』を続けたいと思っている事もまた事実。故にこの時、両者には何とも奇妙な持ちつ持たれつの関係が生まれていた。

 

「こほん。それではもう一つ、お手数ですけれど今から二人のいる部屋に移動する出来ますか?皆様の協力については、私から伝えたいのです」

「確かに、俺達が言ってもすぐには信じてもらえそうにないもんな…分かりました、けどこの…通信?…って、持ち運んだり出来るんですか?」

「その事でしたら、渡したオナホに込めた魔力を目印に私が移動させますわ。…因みに、二人の部屋はすぐ近くなのですか?」

「いや、ちょいと離れてますが…」

「それなら良かったです。直接話す前に、皆様にはもう少し二人の事…特にセラフォルーの性癖辺りを伝えておきたいですもの」

 

 移動するべく、男達は廊下へと出て歩き始める。しかし何とも気になる事を言われたからか、歩みはやや遅く、一方のヴェネラナも特にそれについて指摘する事はなく、必要以上の時間を掛けて彼等はセラフォルーとグレイフィアが泊まっている客間の前へ。ノックの後に二人へ呼び掛け、返答を受けると変に思われないよう男達の内数人が入る。

 

「…何か、ありましたか?」

「…まだ、食事には早いわよね?」

 

 部屋の中、座椅子に腰掛けた状態で出入り口へ目を向け問い掛ける二人だが、あまり元気な様子ではない。顔色は良いが、肌艶も良いが、それはそれとして疲れている…そんな雰囲気を纏っていた。そしてそんな二人に対し、中に入った一人が言う。

 

「それが、お二人に…通信?…が入っておりまして。ヴェネラナさん、という方をご存知ですか?」

『……!』

 

 その問いを聞いた瞬間、二人は目を見開いた。わざわざ用意しておいた台詞を言った後、男達は返答を待つように見つめ、二人は顔を見合わせ…それから、知っていると返す。

 今訊いた男とは別の一人が、二人からの回答を受けたところで、部屋の戸を小さく開け、廊下へと呼び掛ける。そうしてセラフォルーとグレイフィアが緊張感を高める中、部屋内に魔法陣が浮かび上がり、そこからヴェネラナの姿が映し出される。

 

「──グレイフィア、セラフォルー。心配、していましたよ」

「……っ!ヴェネラナ、様…」

「おば様…!」

 

 静かな、それでいて温かみのあるヴェネラナの声。それを聞いた二人はぴくりと肩を震わせ、驚きと安堵と困惑とが混ざり合ったような声音で返す。

 

「良かった…漸く冥界との接続が復活したぁ…」

「…すみません、奥様…これまで調査報告どころか、一切の連絡をする事が出来ず……」

「良いのです。ここが冥界…いえ、私達の知る世界とは全く異なる場所である事は把握していますし、二人の状態についても大凡予想は出来ています。彼等から、話は聞いていますから」

「か、彼等…ですか…」

 

 今この場において、『彼等』と称される者達が誰なのかなど決まっている。故にグレイフィアはすぐに理解し、ほんの僅かに表情を曇らせる。

 決して彼等を嫌っている訳ではない。だが昨晩の事がある為に、昨晩壁尻をしていたのが自分達だとバレていなかったとしても(無論実際にはバレているが)、接する上で複雑な部分があるのが今の彼女の心境だった。

 

「…あれ?おば様、どうして先にこの人達に通信を?というか、どうやってこの場の座標を?」

「把握出来たのは長い年月力を温存してきたから、彼等と先に接触したのは、世界の法則からして違うせいか、少し位置がズレてしまったからです。この世界が何かと違う事は、二人もよく分かっているでしょう?」

「それは、勿論。…あの、奥様…大変情けない話で申し訳ないのですが、そちらから冥界へ繋がる道を開く事は出来ますでしょうか…?」

 

 おずおずと尋ねるグレイフィアと共に、セラフォルーもヴェネラナを見つめる。昨晩の件で魔力回復が出来たとはいえ、まだ全快ではなく、前途多難である状況も変わっていない。そんな中でヴェネラナからの通信が入り、微かな希望に掛ける思いでグレイフィアは尋ねたのだが…ヴェネラナは、ゆっくりと首を横に振る。

 

「残念ながら、私でも二人が通れるような穴を作る事は出来ません。無理矢理やって出来るような事でもない以上、多人数で試しても結果は同じでしょう。…グレイフィア、セラフォルー。辛いとは思いますが、今はそちらで生き残る事、状態を整える事を考えなさい」

「…だよね、うん…大丈夫よ、おば様。魔王の名は飾りなんかじゃないんだからね☆」

「気にしないで下さい、奥様。私もこちらで出来る限りの事をするつもりです」

「二人共、よく言いました。ならば、私から助力と助言を…の、前に…あまり表情が優れないようですね。魔力の事も当然あるでしょうが…他にも何か、ありましたか?」

『それは……』

 

 映像越しにじっと二人を見やるヴェネラナに対し、二人は言葉に詰まり、ほんの少し目を逸らす。

 何かあったかといえば、あった。しかしそれは、グレイフィアは勿論、セラフォルーにとっても流石に恥ずかしくて言えないような事。そして二人は問われた事で思い出す。魔力を得る為に下半身を差し出した、壁尻を行った…その後の事を。

 

 

*

 

 

 魔力を得る為、セラフォルーとグレイフィアは自らの身体を使い、男達から欲望を…魔力の源を引き出した。その為の最善策として…或いは苦肉の策として、露天風呂の仕切りから下半身だけを出した姿…壁尻の格好を取って、男達を誘惑した。

 その決意と判断が功を奏し、また相手も並々ならぬ欲望を持つ者達だったおかげで、二人は完全にとはいかずとも、かなりの魔力を確保する事が出来た。更に間一髪ながら、女風呂側に回ってきた男達から身を隠す事も出来た。そこまでは、男達の欲望が想像以上であった事を除けば、概ね望んだ通りの結果となったのだが…大変なのは、そこからだった。

 

「ふ、ぅ…んふぁ、ぅ……♡」

「く、ぁ…ふぅぅ……♡」

 

 わらわらと女性側の露天風呂へやってきた男達は、一直線に仕切りの前へ。だがそこには誰もおらず、彼等はいた筈の二人を、セラフォルーとグレイフィアを探し始める。

 手分けして…という程ではないものの、各々探す男達。彼等が怪訝な顔で探し回る中…女悪魔二人は、露天風呂の端にある岩の影に隠れていた。二人はその場からじっと動かず、荒い呼吸を抑える為に口へ手を当て、こちらへ来ないようにと祈りながら身を潜める。

 

「も、もう少し…詰めて、くれませんか…?」

「む、無理よグレイフィアちゃん…こっちだって、ギリギリなんだからぁ…!」

 

 辛うじて男達が来る前に隠れられた二人だったが、二人が飛び込んだのは、あまり大きくない岩の陰。一人なら問題ないものの、二人で普通に隠れようとすれば少々はみ出てしまうような岩であり、一方が見つかってしまえばもう一方も見つかるのは必然。故に二人は見つからないようにする為、半ば抱き合うように身体を密着させていた。

 元々べたべたするような関係ではない上、今は二人共全身汗塗れで、何より下半身は精液と愛液でべったりと濡れている状態。そんな状態で肌を重ね、脚を絡ませるという事は即ち、互いの汗や愛液、注がれ溢れた精液を擦り付け合うようなもの。それでも二人は見つからない為に堪え、我慢し、男達が諦め去るのを待つ。

 

(まだ、身体に力が入らない…こんな状態で、もしも見つかってしまっては……)

(さっきより、声が近い…もしかして、誰かこの岩を怪しんでる…?…もし見つかったら…こんな卑猥な格好で密着してる私とグレイフィアちゃんを見たら、そんなの絶対……♡)

 

 狙い通り魔力は回復したが、あまりに何度も犯された結果今度は体力が尽きかけており、加えて脱力状態からも抜け切っていない。二人が隠れるしかなかったのはそれが理由であり…段々と近付く足音に、緊張が募る。グレイフィアは危機感から、セラフォルーはそれに加えて興奮から、心拍数が跳ね上がる。

 一糸纏わぬ全裸の姿。汗と愛液と精液で淫靡に濡れた肢体と、そんな身体をやむを得ず密着させている今の状況。それだけでも十分どころか十二分に異性を興奮させる、興奮せざるを得ない状態なのだが、それだけではない。ただでさえ過剰に卑猥な姿の中で更に目を引く場所が、今のセラフォルーとグレイフィアにはあり…その内一つが、幾つもの正の字が刻まれた太腿。興奮のままに、行為を示さんとばかりに射精する度に男達が書いていった正の字が、左に右にと刻まれており、よくよく見ればその数はグレイフィアの方がセラフォルーより多い。しかし少ないセラフォルーすら、刻まれた正の数は一つや二つ程度ではない。白くしなやかな脚をメモ帳代わりに、中での射精の回数を…どれだけ射精されたのかを誰から見ても分かるように残されたそのさまは、卑猥であると共に征服欲を掻き立てる事間違いない。

 そしてもう一つ、二人合わせれば余裕でその数は二桁となる程正の字を付けられた、それ程までにそれぞれの孔へと精液を注ぎ込まれた二人の腹部は、当然の如く詰め込まれた精液で膨らんでいた。妊婦の様に、ぽっこりと膨らんでいた。それもまた劣情の喚起に直結するのは必至であり、謂わば今の二人は頭から足の先までどこを取っても淫猥な状態。男の理性を吹き飛ばすような、襲ってしまっても不可抗力だと多くの男が思うような、そんな姿。その二人が息を潜める岩の近くに、次第に男達の捜索の輪が近付き、足音は止まり……引き返す。

 

「いないなぁ…もしかして、もう部屋に戻ったんじゃないのか?」

「かもなぁ…うぅ、冷えてきたし俺達も戻ろうぜ?」

 

 遠ざかっていく声と気配に、二人は安堵の吐息を漏らす。暫し待った後に岩の陰から顔を出し、誰もいない事を確認し…そこで漸く、二人は離れる。

 

「ふー、ぅ…間一髪だったわね、グレイフィアちゃん。…でも、どうせこんなになるまでヤったんだし、この際見つかっても良かったかも☆」

「良い訳ないでしょうが…はぁ、冷静になればなる程自分の正気を疑いたくなる……」

「そうは言っても、こうするしかない状況だったでしょ?それに、途中からはグレイフィアちゃんだってあんあん喘いでた癖に〜☆」

「あ、あれは…不可抗力なだけです……」

 

 既にセラフォルーは普段の調子を取り戻しつつある一方、グレイフィアはやむを得ない状況だったとはいえ、それでも自分のした事に複雑な心境となっている様子。

 ただ、何にせよ魔力の回復は出来た。差し迫った危機は何とか回避する事が出来た。それによる安心感は大きく、だが幾度も犯されよがったが為に体力の消耗も激しく、今は戻って休もうと二人は立ち上がろうとし…しかしまるで脚に力が入らない。

 

「う…こ、こんな事で……」

「あちゃー…ヤってる途中は良かったけど、頭も身体も冷えちゃった今は…って感じ?…あ、やば…割とほんとに、このままだと不味いかも……」

 

 やっと部屋に戻れると思ったのも束の間、今の二人は立つのがやっとで、歩こうとすればすぐに足元が覚束なくなってしまう。二人共脚が震え、油断するとすぐに膝から崩れ落ちそうになってしまう。

 加えて今は、腹部が重い。隠れるまでは必死で意識していなかった、たっぷりと溜まった膣と直腸の精液が内側からのしかかり、二人の歩みを妨げる。

 

「…セラフォルー、貴女に一つ質問があります」

「ナカにたーっぷり注ぎ込まれた、どろっどろで中々出てきてくれない精液の対処方法?」

「察しが良くて助かります。で、何か良い案はありますか?」

「案も何も、すぐ吸収してくれる訳じゃないんだから、勿体無いけど『出す』しかないわよ?」

「…それは……」

「そ、こーゆー事」

 

 腹部を押さえ、内股になりながら何とかセラフォルーが歩いて行った先は、床の排水口近く。そこでセラフォルーは壁に手を突き、脚を開け、床にある排水溝へ向けて尻を突き出すような体勢を取る。

 出すしかない。その言葉とセラフォルーの体勢で、グレイフィアは理解した。ある意味当然といえば当然の対処方法に対し、苦虫を噛み潰したように表情を歪め…だが他に方法はないのだから、と自分自身を納得させながら、セラフォルーの隣で同じような体勢となる。

 先程までの壁尻にも似た、再び尻が並んだ姿。この姿もまた、まるで挿入を待っている、懇願しているかのような格好であったが…これからする事は、全くの逆。

 

『ふッ…ん、んんぅッ…!』

 

 壁を押すように、床を踏み締めるように力を込め、力む二人。するとすぐに二人の肛門は、セラフォルーは割れ目も震え、つ…っと半透明の液体が垂れる。そこから更に力を込め、力み続け……ぶひゅり、という音と共に、孔から愛液混じりの精液が吹き出す。

 

「はっ、ふぁ…ねぇグレイフィアちゃん、今私達お尻から精液射精してるわよ?ぁ、んっ…こんな経験しちゃって、どんな気分♡?」

「思い付く限り、最悪の…くっ、ふ…気分、です…ッ♡!」

 

 一度出たのを皮切りに、そこからは息む毎に孔から精液が噴出する。スタイルの良い女性二人が、突き出した尻から息む度に精液を吹き出す姿など、考えるまでもなく卑猥であり、それについて尋ねるセラフォルーに対してグレイフィアは不愉快そうな声を出す…が、精液の逆流により直腸が刺激され、肛門の裏も押し寄せる精液がぶつかるからか、セラフォルーは勿論、グレイフィアの声音も再び快楽の色を帯びていた。

 

「はぁっ、んはぁ…んぁ、ふぅ…ぅ…ッ♡!」

「ふぅ…ふぅ…グレイフィアちゃん、もしかして全部ひり出そうとしてる?それは流石に、無理があると思うけどなぁ…」

「…貴女の方は、もういいので…?」

「いいって言うか…こうやって必死にひり出してると、段々ヤり捨てられた気分になってくるじゃない?私だって、あれだけ興奮してもらってたのに、最後は寂しくひり出すだけなんてなったら気落ちの一つもするっていうか…ねぇ」

 

 やはり貞操観念の差は大きいのか、夫や子に申し訳ないという思いからか、もう噴出せず力んでも肛門から漏れ出るだけ、という段階になってもまだ、グレイフィアは踏ん張って精液を排出し続ける。一方セラフォルーはもういいか、と言うように排泄を止めており、言葉通り若干その表情も陰っていた。しかし自分はもういいから、と先に戻る事はなく、グレイフィアが満足するまでセラフォルーは待つ。そうしてグレイフィアも終わったところで、漸く二人は体液でべたつく身体を洗い流す。

 

「……っ、洗ってもインクが落ちない…彼等、なんというものを……」

「お尻だけで私より沢山射精してもらってる癖にそんな事言うなんて、レヴィアたん嫉妬しちゃうぞ☆…っていうか、なんかお腹に違和感あるような…グレイフィアちゃんはどう?」

「あれだけ出されたのですから、処理した後も違和感が残るのは当然でしょう…はぁ、本当に落ちない……」

 

 念入りに洗おうと、ボディーソープを付けて擦ろうと、一向に消えない正の字のインク。気にしていないどころか数を数えてグレイフィアを羨む様子をセラフォルーが見せる一方、グレイフィアは何とか消そうと頑張っていたが、結局諦め「その内消えるだろう」と洗うのを止める。むしろその頃になって「コスプレに差し支えるかも」とセラフォルーは気にし始めたが、彼女も中々消えない事が分かるとあっさり断念し、二人は共に洗うのを止める。

 これで後は部屋に戻るのみ。明日以降の事は明日考えるとして、今は休みたい。そんな思いで立ち上がった二人だったが……

 

「…あれ、浴衣がない…私達、ここで脱いだわよね…?」

「えぇ、間違いなくここで…。…まさか……」

 

 仕切りの穴から下半身を出し、壁尻状態となる前に、二人は浴衣を脱ぎ、それを近くへ置いていた。しかし今は、その浴衣が見当たらない。

 

「…もしかして、持っていかれちゃった?」

「そ、そんな筈…は……」

 

 セラフォルーの言葉を否定しようとするグレイフィアだが、これまで浴衣が飛ぶような強風は吹いておらず、当然勝手にどこかに移動する筈もない。そして間違いなく穴近くへ置いておいた以上、そこにないのなら可能性は一つしかなく…グレイフィアは項垂れる。これにはセラフォルーも苦笑いを漏らす。

 

「……!そうよ、それでも最悪バスタオルがあれば……」

「もう時間外だし、脱衣所にも置いてないんじゃない?」

 

 尤もな返しに、グレイフィアは閉口。ここに身に付けてきた物がなければ、身体を隠す為のタオルもない。そしてこのまま露天風呂にいたところで、状況は何も変わらない。その事実を前に、グレイフィアは肩を震わせ…その肩を落とすと共に、観念した様子でセラフォルーを見た。ま、仕方ないわよねぇ…と、資産に対してセラフォルーは答えた。

 そうして数分後、露天風呂には誰もいなくなり、脱衣所を経て…未だ太腿に射精回数を刻まれたままの全裸の悪魔二人が、緊張の面持ちで現れる。

 

「い、今はお互い助け合いましょう。貴女もこんな事で全裸を見られて、あまつさえ露出狂だと思われるのは不本意でしょう?」

「あはは、それは流石にね☆出来れば誰とも遭遇しませんように…!」

 

 揺れる胸を腕で押さえ、素足で床を駆ける。曲がり角からはひっそりと顔を出して確認し、人が近付いて来た時には隠れられる場所を必死に探して、心臓の鼓動が早くなるのを感じながらひたすらに息を潜める。何とか魔力は確保出来た、これで漸く休める…そう思った矢先の出来事に二人は神経を擦り減らし、最終的には辛うじて見つからず部屋まで行けたものの道中ずっと恥辱感を味わい……部屋に戻った時にはもう、疲労感から二人は全裸のままで敷かれた布団へと倒れ込むのだった。

 

 

*

 

 

 何十回と挿入されるに至った壁尻と、そこからの苦労。それ等を思い返したセラフォルーとグレイフィアは嘆息を漏らしてしまいそうだったが、ヴェネラナに心配をかけまい、と堪え、彼女からの問いには少し疲れているだけだと答えた。実際連日の疲労は二人の心身に蓄積しており、それをヴェネラナは察したのか、それ以上訊くような事はなかった。

 

「こほん、では改めて…二人共。当面の間、貴女達がしなければならない事は、魔力を安定して確保する事です。それも最低限の、ではなく、ある程度は積極的な活動が出来る程度には確保しておかなければ、万が一の際に対応が出来ないのですからね」

「分かっております、奥様。ただ……」

「それが容易に出来る環境ではない、という事は分かっています。だからこそ、その為の協力を先程取り付けておきました。二人が確固たる意思を持ち、礼を尽くして接するのであれば、その方々はきっと親身になって協力をしてくれる筈です」

「協力者、って事?それって、一体……」

 

 何とかなったとはいえ、今回のやり方は安定して行うには色々と難がある。そう思っていた中でのヴェネラナからの言葉で、二人は期待と困惑の両方を抱く。もしもっと良い方法があるなら助かる、だが自分達以上にこの世界の事を知らない筈のヴェネラナが、一体どうやって、誰に協力を取り付けたのだろうか。そんな思いで二人は映像越しのヴェネラナを見つめ…真剣な表情を浮かべたヴェネラナは、言う。

 

「二人の事はもう話してあります。貴女達が昨晩したのであろう事も、何故そんな事をしたのかも、伝えてあります。その上で、快い返事を頂く事が出来ました。…セラフォルー、グレイフィア、生き残る為に…これからは彼等に、犯してもらいなさい」

 

 目を見開く二人へ本気の眼差しを向けながら、ヴェネラナは言い切る。彼等…即ち男達に、昨晩壁尻で精液を、魔力を得た相手に、これからも魔力を提供してもらいなさいと、そこから考えを明かしていく。

 その瞬間、自分でも気付かぬ内に、ぴくりとほんの少し締まるセラフォルーの膣と、二人の後孔。そこには昨晩、満足するまで犯し続けた男達が、女性側に来る前に仕込んだ『ある存在』がいたのだが、今はまだそれに気付かない二人だった。そして二人に語るヴェネラナの直腸にもまた、彼女の孔の中に置き去りにされる形となった同種の存在がいるのだが…こちらも気付かない、誰一人として気付いていない女悪魔三人だった。

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