超次元ゲイムネプテューヌ Origins Visionary 作:シモツキ
・今回の話のように、就寝前及び起床後のどちらか、又は両方が描写されない場合もあります。
・通常のリクエストは勿論の事、今回の様に特殊作品群に該当するようなリクエストも受け付けております。しかしその場合は当然相手となる作品の作者さんに了承を頂かなくてはいけない為、必ずしもリクエストにお応え出来るとは限りません。
・下記の内容の通り、本作品は『続・非公開痴態撮影』シリーズであり、『ハイスクールD×D』とのクロスオーバー作品(一応Originsシリーズとしては、ハイスクールD×Dが原作の作品とのコラボもしていますか)なります。とある方たっての希望により、実験的に執筆、投稿致しました。その為、読む際は続・非公開痴態撮影の17以降の話と認識して頂けると助かります。また、実験的なものであり、今後もクロスオーバーを積極的に行うという訳ではありません(やらないという訳でもありませんが、要相談です)。
人物・ヴェネラナ・グレモリー リアス・グレモリー ソーナ・シトリー
内容・膣内射精 自慰 オナホ 遠隔挿入
集落の案内…にかこつけた、痴漢紛いのスキンシップと、集落の子供達による予期せぬカンチョー。極め付けは自分から尻を嵌め込んでの、お手洗いでの壁尻アナルセックスと、外に出てからもセラフォルーとグレイフィアは、身体から熱の引かないような、肢体がずっと火照り続けるような時間を過ごした。そうでなくとも、今男達には、彼女達の膣や後孔へと精液が注ぎ込まれるオナホールがある。既にもう、二人に心から落ち着ける時間はないのであり…しかし幸か不幸か、その事に対して二人は悲観的になど思っていなかった。悲観どころか嬉々として受け入れているセラフォルーは勿論の事、グレイフィアの中でも少しずつ…だが着実に、何かが変わりつつあった。
そんな二人の、男達と『契約』を結んでからの最初の一日が始まる前。昨日の晩、通信魔法によって二人が無事(…とは言えない状態だが)を伝えられた後の事。冥界では集まった面々が二人の無事に安堵しつつ、自分達にも出来る事があれば…と思う中、ヴェネラナは自室で思考に耽っていた。
「まさか、彼等の欲望がここまでの力になるとは……」
困惑混じりに、ヴェネラナは呟く。ありがたい、しかしあまりに予想外だ、と事実をゆっくりと受け止めていく。
ヴェネラナは行方不明となったセラフォルーとグレイフィアを探すべく、長年溜めた魔力を一気に解放し、捜索及び二人のいる空間…即ち信次元への穴を開いた。それと引き換えに、長い時を掛けて溜めてきた魔力を殆ど使い果たしてしまった……筈だったのだが、今ヴェネラナは、膨大な魔力を感じている。流石に解放前と同等とまでは言えないものの、再び穴を開けられる程度には、もう魔力が回復している。そんな事は通常あり得ない、あり得る筈のない事だったが、ヴェネラナには一つ思い当たる事がある。男達に協力してもらう条件、その対価として捧げた『行為』によって、急速に魔力が溜まっていったのだろうとヴェネラナは考えていた。実のところ、これは間違っており、実際にはセラフォルーとグレイフィアの力を吸収した…既に女神達からもたっぷりと力を得ているモンスターと、男達がヴェネラナの直腸へ潜ませたままになっているそのモンスターの幼体とが共鳴し、謂わばモンスターの方から『力を貸している』状態となっているからに過ぎないのだが、そもそも自分の直腸内にモンスターが潜んでいる事すら知らないヴェネラナが本当の理由に気付ける筈もなく、完全に勘違いをしてしまっていた。そして、勘違いをしているが故に、こうも考えてしまう。ならば更に、男達の協力が必要だと。質も数も、今よりもっと充実させたいと。
(数は…こちらで作るよりも、向こうで量産してもらう方が何かと効率的。そして質の方は……)
穴を通じて男達へ渡した物とは別に、新たに魔法のオナホールを三つ確保したヴェネラナだが、そもそも碌に使われる事なく廃れてしまった道具故に、これ以上の確保は困難。ならば冥界に残存する物を探すより、新たに作ってもらう方が良いと考え、それよりも今ある三つのオナホールを如何に有効活用するか…即ち、誰に渡せば高効率での魔力補充が出来るものかとじっくり思考を巡らせる。
「(より強い、より質の良い魔力を得る事は勿論、人格面でも信用の置ける者であるのが最善…だとするならば……)…やはり、彼等に頼るしかありませんわね…」
熟考の後、ヴェネラナが思い浮かべたのは二人の悪魔。彼等ならば最適であり、同時に彼等ならば快く力を貸してくれるに違いない…そうヴェネラナは結論付けて、小さく頷く。そして善は急げとばかりに彼等を呼び出し、自らも支度を整える。
そうしてヴェネラナが呼び出しをしてから数十分後。彼女が自室で静かに待つ中、部屋の扉が叩かれる。それにヴェネラナは言葉を返し…ゆっくりと、扉は開く。
『し、失礼します』
緊張の面持ちで中へと入ってくる、二人の男性。一人は明るそうな、一人は真面目そうな風貌をした、まだ若い…純粋な悪魔ではなく、元は人間だった転生悪魔。──兵藤一誠と匙元士郎。それぞれグレイフィアの義妹リアス・グレモリーの眷属と、セラフォルーの実妹ソーナ・シトリーの眷属である二人が、ヴェネラナの選んだ人物だった。
「二人共、こんな夜分にわざわざ来て下さった事を感謝します」
「い、いえ!この兵藤一誠、お呼びとあらばいつでも!」
「何だそのキャラ…こ、こほん。呼んで頂けて光栄です」
「ふふ、まぁそう固くならず、寛いで頂戴」
入ってきた二人を迎えるように近付いたヴェネラナの感謝の言葉に、一誠は片手でガッツポーズを取るような仕草を見せ、匙は半眼を浮かべた後に一礼して返す。二人の反応を見たところでヴェネラナはふっ…と雰囲気を緩め、二人を部屋のソファへと誘導。
「今は寝る準備の最中だったかしら?それとも、リアスやソーナと話していたところ?もしそうなら、悪い事をしてしまったわ…」
「そ、そんな、気にしないで下さい。会長もヴェネラナ様からの呼び出しであれば…と了承してくれましたし…」
「って事はお前、会長と話してたのか…」
「た、偶々だ偶々…!そっちはどうなんだよ…!」
「俺は日課の筋トレを…ってあぁ、ほんとに軽いものなので大丈夫です!やらなくちゃいけない事とかではないので!後回しでも全然いい事なので!」
知らぬ仲ではないとはいえ、高位の悪魔からの呼び出しという事で、二人の表情には緊張が浮かぶ。明らかに気を遣う、顔色を伺う様子が彼等二人からは見て取れる。
しかしそれも、仕方のない事。その緊張を少しでも解そうと、まずは当たり障りのない話から…と考えたヴェネラナだったが、自分の方から謝ってしまった事もあり、結果は不発。そしてその結果を受け、ヴェネラナは意識を切り替える。彼等なら緊張の有無に関わらず、真摯に考えてくれるだろうと信じて、本題に踏み切る。
「…グレイフィアとセラフォルー。彼女達に関して、先程の通信では話さなかった…伏せていた事が、あるのですわ」
『……!』
その瞬間、二人の雰囲気は代わり、真剣そのものの面持ちとなる。その変化を目で捉えて、ヴェネラナは本当の事を…信次元という全く異なる空間におけるセラフォルー達の状態と、彼女達がかなり厳しい状況に置かれている事を、隠さずに話す。
「現状最も効率の良い魔力回復の手段は、その身で直接欲望を浴びる事。その為に二人は今、現地の殿方達に協力を得ているのですわ。けれどそれも、自分達の身を案じてくれる、貴方達や家族をこれ以上心配させない為の決断。…それは、分かってくれるかしら」
「と…当然です…!グレイフィアさんが真面目で家族思いな事はよく知っていますから…!」
「お、俺も会長から、セラフォルー様が現魔王の責任感に溢れる方だと聞いています。そんなセラフォルー様を疑う理由なんてありません…!」
当然現状について語る以上は、セラフォルー達が身体を使って、恥やプライドを投げ打って(セラフォルーは元から抵抗感がなかった訳だが)魔力回復に努めている事への言及も避けては通れない。それを踏まえてヴェネラナは二人を見つめ…彼女が語った言葉に、その内容に、一誠と匙は拳を強く握って返す。
その返答に、嘘偽りはない。一誠も匙もグレイフィアやセラフォルーへ心から敬意を抱いており、その在り方を疑おうなどとは微塵も思っていなかった。むしろ果たすべき事の為に恥辱を受け入れるその器に、敬意を深めてすらいた。それは、間違いない。間違いないが……
(お、お義母様見えています…!思いっ切り見えちゃってます…っ!)
(なんて濃…もとい、豊かな腋なんだ…こんなの目の毒過ぎる……!)
二人を待つ間に、服装を腋が見えるものへ、スカートも極端に短いものへと変えていたヴェネラナ。その状態で身振り手振りを交えての説明をした結果、何度も腋の下が、そこに茂る腋毛が二人には見えており、今はそんな状況ではないと頭では思いつつも、一誠も匙も思わず興奮してしまっていた。
とはいえ別に、二人は腋が好きという訳でも、普段から腋毛に興奮しているという訳でもない。ただ、まだまだ若く健全な、異性の腋といえばつるりとしたイメージしかない二人にとって、娘であるリアスの姉と言われても違和感ない程若々しい容姿を持つヴェネラナの腋毛は、あまりにも刺激が強過ぎた。
「二人共、どうかしましたか?」
『だ、大丈夫です!』
見てはいけない、しかし目を逸らせない…そんな感情の籠った視線にヴェネラナは気が付いており、一度呼び掛ける。それに二人が答える様子を見て、大胆に脚を組み替える。
直後、引き寄せられるように二人の視線は下半身へ。極度に短い、股下0㎝ではなかろうかと思う程短いスカートはヴェネラナの太腿を全く隠せておらず、その肉感溢れる脚が更に二人の興奮を駆り立てる。一方脚を組んでいる為に股は全く見えず、組み替えるまでは二人の視線も腋に向いていた為、スカートの中は想像するしかなかった二人だったが、ある時ヴェネラナは組んでいた脚を解く。話を続ける中でヴェネラナも意識が発言の方へと傾いていき、対照的に意識から外れた脚は、無意識の内に少しずつ外側へと開いていく。段々と大胆に、無防備な具合となっていき…遂には完全に開いた状態、真正面に座る一誠と匙からは股が丸見えな状態となる。
(あの様子、あの表情、彼等から感じる熱い視線…あぁ、感じますわ……♡!)
腋と同じかそれ以上に凝視する、駄目だと頭では思いながらもしてしまう二人の視線に気付いたヴェネラナは、娘とその親友が親しくしている男性に見られているという事にじわりと高揚感を抱きながらも、説明を続行。自らは気付いていない振りをしつつ、今度は自分の意思で広げる。
明るい室内の灯りに照らされ、奥までしっかりと見えた秘部。本来ならばスカートの内側が見えてしまったとしても、見えるのはショーツであり、その更に奥は目に映らない。だが今のヴェネラナはわざと下着を着用していない為、股が完全に丸見えであり、隠すものなど何もない。髪と同じ亜麻色の…しかもがっつりと生えた陰毛に、その剛毛に隠れるようにしてびしょびしょに濡れた陰唇に、包皮から突起しその存在を主張するクリトリス…見えてはいけない秘所が今やありありと見えており、初めて見る生の秘部に、一誠も匙も驚きと興奮を隠せなかった。
(これが、グレモリー家当主の伴侶の生まんこ…くぅぅ、絶対見てちゃいけないってのに、目を逸らせねぇ……!)
(ヤバい、もうほんとエロ過ぎる…!…というか、ノーパン…?じゃあ、まさか……!)
駄目だという理性を男の本能が上回り、視線も意識も秘部へ引き寄せられてしまう。高位な立場である女性の秘部が見えている、それも立場や立ち振る舞いからはまるで想像出来ない程に鬱蒼とした毛が生え、濡れてすらいる。その事が一層興奮を駆り立て…しかしそこで、はっとした一誠は視線を上げる。秘部から胸へ、視線を移す。とはいえそれは、理性が持ち直したという訳ではなく…衣服に包まれた乳房を見た瞬間、一誠は目を見開く。
思い返せば、部屋の出入り口からソファまでの短い距離を移動し座るだけでも胸は妙に揺れていた。そしてその理由を示すように、一誠の思い至った可能性が正しいものだと証明するように、胸には衣服越しでもはっきり見える突起があった。当然それは、勃起した乳首であり、ヴェネラナはショーツだけでなくブラジャーも身に付けていなかった。
一誠は胸へ、匙は秘部へ釘付けとなって視線を浴びせる。それぞれの想い人とは違う、されど一目見れば忘れられない美女の秘部と突起からどうしても逃れられなくなったしまう。されどそれも、若い彼等には仕方のない事。興奮してしまうのも…それによって股間が勃ってしまうのも、意思無関係な生理現象。だとしてもこれがバレたら不味い、と何とか姿勢や手を置く位置で勃起を悟られまいとする二人だったが、わざと見せている、狙って興奮させようとしているヴェネラナは当然それを見逃さない。二人の興奮を見逃す事なく…不意に説明を止めると共に、静かに二人へ「立ちなさい」と言う。
「え、あ、いや…その……」
「お、俺ちょっと足が痺れて……」
「馬鹿お前、ソファに普通に座って足が痺れる訳あるかよ…!」
立つまでもなく勃っている二人はしどろもどろとなり、一誠は思い付きで誤魔化そうとする…が、既に見抜いているヴェネラナからすれば、その誤魔化しは全くの無意味。そして二人が立つのを渋る様子を見ると、それも仕方のない事…と内心で呟きながら、無言ですっと立ち上がる。そして冷や汗を垂らす二人へ近付き、乳房をたぷんと揺らしながら前屈みとなり…左手で匙の、右手で一誠の股間をおもむろに掴む。
『いぃぃ…ッ!?』
目を剥く二人の視線を他所に、ヴェネラナは白く細い指をそれぞれの股間、そこで硬く屹立する二本の肉棒へ絡めて握る。それだけで二人は動けなくなり…二人の陰茎を握りながら、ヴェネラナは唇を色っぽく舐める。
「隠さなくてもいいのよ?異性に欲情を抱くのは若くて元気な証拠。むしろ、こんなおばさんにも興奮してくれるなんて、私は嬉しいわ♡」
にこりと優しく…しかし同時に艶めいても見える笑みを浮かべながら、顔を近付けヴェネラナは言う。その瞬間、無意識の内に二人はごくりと生唾を飲み込み…ヴェネラナは、二人の陰茎の長さや太さを確かめるように一瞬強く握った後、その手を離す。
「やはり、貴方達を選んで正解でしたわ。そして、若さ溢れる…尚且つ強い力を、龍の力をもその身に宿す貴方達にたってのお願いがあります」
「お、お願い…ですか…?」
「それは、一体……」
少しだけ距離を取り、真面目な、真剣な表情へと戻ったヴェネラナを見て、一誠と匙も今の状況…セラフォルーとグレイフィアが危機に瀕しているのだという事を思い出す。欲求には抗えず、理性とは裏腹に興奮してしまっていた二人だが、彼女達の身を案じる心は今も全く変わっておらず…だからこそ、自分に出来る事があれば何でもしようと心に強く思っていた。
そんな二人の視線に、ヴェネラナはゆっくりと頷く。そして二人へ、テーブルへと置いておいた包みを渡す。
「開けてご覧なさい」
「わ、分かりまし…たぁッ!?」
「ゔぇ、ヴェネラナ様、これは……!?」
再び緊張を抱きながらも、二人は包みを開ける。開き、中に入っている物を見て…素っ頓狂な声を上げる。しかしそれも当然の事。何せそこに入っていたのは、一枚の映像ディスク、それになんとオナホールだったのだから。
「先程言った通り、今グレイフィアとセラフォルーは、なりふり構っていられない程の窮地にいるのです。その窮地を脱する為に、皆に心配を掛けない為に、自らの身体をも使って魔力の回復に努めているのです。そしてこれは、ただのオナホール…単なるオナホではなく、今二人が必要としているものを送る事が出来る、特別製のオナホなのです。…ここまで言えば、もう分かりますね?」
問い掛けに対し、二人からの返事はない。されど理解出来ていない訳ではないのだろう、と表情から予想したヴェネラナは一拍置き、更に続ける。
「それから、そこにはディスクも入っているでしょう?そこに記録されているのは…向こうの世界での、二人の様子ですわ」
『二人の、様子…』
おうむ返しのように呟く二人に頷き、ヴェネラナは両掌を上へと向ける。次の瞬間、掌からは魔法陣が現れ、二つの映像が映し出される。…無論、それはただの、生活を映した映像などではない。そこに映っているのは……
「あひッ♡ひっ、んはぁああぁんッ♡!ま、また射精てるっ♡アナルの奥に注がれてるぅうぅぅっッ♡!」
「ぐ、グレイフィア…さん……!?」
「このオチンポの反り返り凄いのぉぉっ♡!私のナカっ、グリグリ抉ってきてるっ♡気持ち良いところにがっつり当たってるぅううぅッ♡!」
「か、会長のお姉様が…セラフォルー様が、こんな……」
響く艶かしい嬌声に、じっとりと濡れたまま揺れる胸。快楽に歪み蕩ける顔も、股から滴り落ちる愛液と精液。二つの映像でそれぞれ流れる、グレイフィアとセラフォルーの姿に、一誠と匙は愕然としていた。頭では理解していても、想像など出来なかった二人のよがり乱れるさまに、茫然としてしまっていた。
「…驚くのも、無理はありません。けれど…貴方達のここは、正直なようね♡」
「あっ……」
「い、いやあのこれは……」
「いいのよ、それで。二人に力を送るのなら、二人へ向けられた欲望が一番。だから気にする事なく、オナホも、映像も、使って頂戴。それが何よりも、今の二人にとっては力になるのですわ♡」
真っ白になる頭とは対照的に、より硬さを増す…服の上からでも目一杯張り詰めている事が分かる程に勃起する一物。それを見てヴェネラナは蠱惑的に笑い、気にする事はないと、むしろそれでいいのだと、囁くように二人へと言う。
悪魔といえど、まだ二人は若者。特に一誠は普段から欲望を隠さない男であり、そんな二人が絶世の美女…それも自分とは段違いの高みにいる女性のあられもない姿を目にし、更に同じく美女であるセラフォルーやグレイフィアが乱れる映像を目の当たりにしてしまえば、それはもう昂るなと言う方が無理な話。更にそこへお墨付きを貰えば、それがセラフォルー達への助けになるとまで言われてしまえば、断れる訳がない。断れる筈がない。
「…他に、方法は…もっといい手は、ないんですか…?」
「あるかもしれないわ。けれど、それを探している間も、二人の窮地は続くの。今必要なのは、あるともないとも言えないより良い方法ではなく、確かに今、二人を助けられる…支えられる方法よ。だから、どうか…二人の力を、私に、グレイフィアもセラフォルーに、貸して頂戴」
「…分かり、ました。兵藤一誠、覚悟を決めます…!」
それでも残る躊躇いから匙が訊けば、ヴェネラナは真剣な眼差しで二人を見つめ、頭を下げる。彼女の言葉と、遥かに身分の低い自分達へ頭まで下げてくれるヴェネラナに応えねばという思いが湧き上がり、一誠はヴェネラナへと力強く頷く。匙もまた、自分もだと一誠に続く。
「ありがとう、二人共。…じゃあ、これも貴方達に託すわ」
「三つ目…?えぇと、これは……」
「私に繋がるオナホよ」
『ぶッ…!?』
差し出された三つ目のオナホール。再び困惑しつつも一誠が受け取ったところでヴェネラナは問いにさらりと答え、驚愕する二人の前でそのまま話す。
「私も向こうと繋がる穴を開く為に、魔力が必要なの。それに、二人や貴方達…皆に覚悟を求めるのだから、自分だけは何も無しだなんて訳にはいかないわ。貴方達も、そう思うでしょう?」
「い、いやそんな事は…では、これも自分達が……」
「いいえ、幾ら貴方達でも二人分は辛い筈。だからこれは、ギャスパーへと渡してくれるかしら?勿論、自分達で渡すのは気が引けるという事であれば、私が直接渡しても……」
「あ、いや俺が渡します!大丈夫です!(ギャスパーに直接は、色々刺激が強過ぎる…!使うどころか、多分その場で卒倒しちまう…!)」
「ふふ、リアスの眷属は皆仲が良いものね。…けれど、渡す前に貴方達が使ってくれても構わないわ♡」
そうして追加の、ヴェネラナのオナホールも受け取った一誠と匙は、果たしてこれは現実なのだろうか、実は夢でも見ているのではないだろうか…と冗談抜きに思いつつも、(もうバレているとはいえ)勃起を隠しつつヴェネラナの部屋を後にする。敬愛する相手の姉を助けるべく、自分達をやる気にさせる為に不埒な格好をしてまで頼んだヴェネラナに応えるべく、何とも奇妙な決意を抱いて各々廊下を歩いていく。その二人を、ヴェネラナは見送り…部屋の扉を閉じると、その場で小さく吐息を漏らす。
「…ごめんなさいね」
続いてヴェネラナが口にしたのは、謝罪の言葉。そこには、この件に一誠達を巻き込んでしまった事への申し訳なさ、という感情が籠っていたが…その謝罪が意味するのは、ただそれだけの事ではなかった。
ヴェネラナは、嘘は一つとして吐いていない。しかしオナホールを利用する事で精液が転送される…即ち実質的な生での射精になるという重要な事を明言せず、ぼかした表現をそれっぽく言う事で誤魔化していた。言わざるを得ない部分は全て言ったが、そうでない部分…尚且つ正直に言うと二人が躊躇ってしまいそうな部分については、その尽くを言わないか、曖昧な表現をする事で二人が都合の良い解釈をするよう誘導した。それもグレイフィアとセラフォルーを助ける為、不安な気持ちを抱えるミリキャスを一日でも早く楽にさせてあげる為ではあったが、だとしてもこれは不義理だと自責していた。二人に腋や股を見せたのも、自分のオナホールを使ってもいいと言ったのも、興奮させる為だけではなく、そのせめてものお詫び、二人への対価という側面もあった。
(それに、リアスとソーナも…)
更にヴェネラナは娘とその親友の名を思い浮かべ、謝罪を重ねる。これも必要な事、無駄にはならない筈と、心の中で言い聞かせる。…そう。ヴェネラナには精液の件以外にも一つ、一誠と匙へ話していない事があるのだった。
*
冥界にあるグレモリー家の屋敷、その内寝室として借りている一室へと戻った一誠は、渡されたオナホールを手にして見つめる。頭の中では、ヴェネラナの言葉、ヴェネラナに求められた内容が何度も巡り…ごくり、と喉を鳴らす。
「これもグレイフィアさんの為…けど、いいのか…?いいのか俺……」
決して一誠は、ヴェネラナに不信感を抱いている訳ではない。力になりたいという思いも嘘ではない。しかし少し冷静になると、やはり躊躇いが再燃してしまう。普段は周りから性欲が暴走しがちな男と見られており、実際自分自身でもその自覚はある訳だが、いざその欲求が満たされる状況になると、良識や若さ故の気恥ずかしさが頭と心で引っ掛かってしまうのが、兵藤一誠という男なのである。
しかし、躊躇う中で一誠は思い出す。ヴェネラナだけでなく、グレイフィアの義妹であり、自身の大切な相手であるリアスや、グレイフィアの子、自分を慕ってくれるミリキャスもまたグレイフィアを心配している事を。誰かの為に出来る事があるのにしない…それは自分の思う、立派な男ではないだろうと。
「……よし…!」
決意が再び固まる一誠。そして一誠は視線を下に向け…苦笑してしまった。確かに躊躇っていた訳だが、それはそれとして、相変わらず下半身は思い切り自己主張をしていたのである。
そして気が抜けた事で、一気に興奮が再燃する。躊躇いが消えて、気持ちが逸る。
「グレイフィアさん、すみません…!」
部屋の鍵を締め、閉まっている事も確認し、服を下ろす。もう我慢出来ないとばかりに怒張した一物へ、オナホールの入り口を当てがう。
共に渡された映像ディスクは使わない。まだ一誠の脳裏にはヴェネラナが見せたグレイフィアの乱れる姿と、ヴェネラナの煽情的な格好、二人の美女が持つ溢れんばかりの色香が焼き付いており、見る必要など微塵もなかった。むしろ再生する時間すら惜しい程に、彼の下半身は昂っていた。心臓の鼓動が早くなるのを感じながら、期待に胸を膨らませながら、罪悪感と背徳感も抱きながら、一誠は自らの一物へ向けてオナホールを降ろし…快感が、背筋を貫く。
「ぁ、っあ…っ!これ…やべぇ……!」
たった一擦り、沈めただけの半往復。しかしたったそれだけで、一誠は確信した。このオナホールは、別格だと。自分がこれまでに体験した事のあるどんなオナホールとも、比較にならない気持ち良さだと。
入り口から奥まで、一寸の隙もなくキツく締まった孔の中。まだ固く、押し返しも強く…だからこそ感じる、抜群の締め付けと孔からの刺激。孔の中は蠢き、脈動し、一秒毎に違う刺激を与えてくる。不規則に、しかしたっぷりと、一物という侵入者へと反応してくる。あまりの締め付けの強さに、押し返していながらも孔はそう簡単に肉棒を離さず、一誠は根元まで下ろしたオナホールをゆっくりと抜く。
「この温かさと感触、それに何よりナカのうねり…やっぱりこれ、ただのオナホなんかじゃない…!本当に、繋がってるんだ……!」
魔法のオナホールという、悪魔や魔法の存在を知っていても尚冗談か何かのように思ってしまうそれを、一誠も実のところ半信半疑だったが…今やその疑念は吹き飛んでいた。弾けるような快感が、疑いを吹き飛ばしていた。
くちゅり、ぬちゅりと音を立てながら、一誠はオナホールを持つ手を上下に動かす。少しずつ、動かす速度を上げていく。
「キツキツなのに、ナカが抜群にうねってくる…!一突きする度に、違う反応を返してくる…なんて気持ち良さなんだ、グレイフィアさんのおまんこは…!」
じっくり妄想をして楽しむ余裕すらない程に、頭も股間も夢中になる。気持ち良い、もっと突きたい、もっとこの孔を堪能したい…そんな欲望が、扱きとなって発露する。
それと共に、急速に高まる射精欲求。元より興奮に興奮を重ねていた一誠の一物は、初めから雑に扱いてもすぐ射精出来そうな程張り詰めていた。それを孔の強烈な締め付けと、すぐに射精しては勿体無いという無意識の欲が、射精欲求を抑えていた。しかしそれを跳ね除け、上回り、欲求が昂る。股間の奥では充填された欲望がぐつぐつと煮え滾り、今か今かと射精の為の瞬間を待つ。その欲望に唆されて、一物がびくんと大きく跳ねる。
耐える……などいう選択肢はなかった。そんな事は、考えようともしなかった。今一誠の頭にあるのは、この快感に全てを注ぎ込みたいという若さ溢れる欲と衝動のみであり…抜ける寸前までオナホールを持ち上げた一誠は、そこから一気に扱き降ろす。
「うっ、射精る…射精る……ッ!」
オナホールまでもが揺れる程に一物は跳ね、一誠は射精へと至る。孔の中、その最奥にまで突き込まれた一物からは精液が溢れ出し、痺れるような快感が一誠の全身を駆け巡る。射精までしてしまった、という罪悪感はない。形容出来ない程の多幸感と心地の良い脱力感が瞬く間に包み込み、余計な思考を塗り潰す。それ程までに、オナホールは…挿れた孔は、気持ちが良かった。
「はぁ、はぁ…ここまで気持ち良い射精は初めてだ…。それに…本当にヴェネラナさんの言った通り、精液は勝手に処理してくれるんだな……」
充実感溢れる余韻に浸りながら、ゆっくり吐息を漏らす一誠。それから少ししたところで、精液のどろりとした感覚がない事に気付き、本当に凄いものだと頬を緩める。…無論、処理といっても消滅させている訳ではない。あくまで対象の膣へ転送しているだけなのだが、ヴェネラナはその事も一誠達にはぼかしていた。
たった一度ながら、何回もの射精を凝縮したような幸福感。しかし一誠も、一誠の陰茎も、まだまだ微塵も満足してはいなかった。むしろその快楽の良さを味わった事で、より熱く昂っていた。
「…ごめんなさい、もう一度使わせてもらいます…!」
既に一度射精までしてしまった事もあり、今や一誠に躊躇いは皆無。ごめんなさいとだけ言った彼は、一度オナホールから陰茎を抜き、再び孔の入り口へ亀頭を当てがう。今の心理を表すが如く、ゆっくりじっくり挿入していった先程とは対照的に、そこから一誠は一気に奥へと一物を突っ込み…直後、先程までとはまるで違う感覚が一誠の突き入れた一物を包む。
「うぁ…っ!?え、あ…なんだこれ…!?入り口はさっきと同じ…いや、さっき以上にキツいのに、奥は緩くて、柔らかくて…凄ぇ、受け入れてくる…っ!」
挿れた一物を喰い千切らんばかりの、強過ぎる締まり。しかしその入り口を抜けた先に待っていたのは、先程までの、そして入り口のキツさが嘘であったかのような、受け入れ態勢ばっちりの孔。緩く、しかし物足りなさなど微塵も感じない、ただ挿れているだけでも心地良く身体が弛緩してしまいそうな極上の至福が一物を包み、一誠は腰を震わせる。そのままではいられない入り口の締まりと、そのまま挿れていたい奥の柔らかさが、対極の要素となって肉棒を刺激し…一誠は、腰を大きく引く。手を動かさず、オナホールへ向けて引いた腰をぐぱんと突き出す。
(どっちも良い、良過ぎる…!だからここは……!)
若さ溢れる腰使いで数度オナホールへ叩き付けた一誠は、続けて浅い抽迭を始める。締め付けの激しい入り口と、陰茎の中でも最も太いカリの部分を擦り合わせ、締まりが強いからこそ得られる快感を素早いピストンで享受する。
二度目の挿入とはまるで思えない程頑強に勃った一物は、これまた一度射精している事を忘れているのかと思う程あっという間に、二度目の射精衝動を抱く。集中的に、徹底的に、一誠は入り口とカリとを擦り合わせ、快楽を募らせ…最後の最後で、孔の奥へ一物を押し込む。亀頭から根元まで、締まりの強さを肉棒で目一杯感じながら、柔らかく心地の良い奥へ向けて精液を流し込む。
「こっちも良い、二度目の孔も滅茶苦茶良いですグレイフィアさん…!…ふ、ぅぅ…こんなの、一回や二回で止められる訳がねぇ……!」
最初の射精は自分の勘違いかもしれない。まだ一度も射精していなかったのかもしれない。本気でそう思う程二度目の射精も激しく、尿道を駆け抜けた精液は孔の中を満たしていく。オナホールから精液が逆流する事はなく、実際の射精量など全く分からない訳だが、それでも感覚として『満たしている』と思えるだけの快感が、衝動が一誠の中で駆け巡る。そして、一誠は二度目の射精も終え…その余韻が冷めやらぬ内に、三度一物をオナホールの中で往復させる。休む事なく、三度目の抽迭と射精に入る。
そしてその時、ヴェネラナよりオナホールを渡されたもう一人の若者…匙もまた、躊躇いが欲求に押し負けていた。
「くっ…俺はあくまで会長一筋、それに嘘偽りはない…!…けど、仕方ない…ああまでして頼まれたんだ、今困ってるのは他でもない会長の姉なんだ、それで何もしないのもそれはそれで男らしくねぇ…!」
自分でも言い訳がましい、と内心思っていながらも、その言葉で匙は自身を納得させる。躊躇いを鎮め、爆発寸前の欲求に主導権を渡していく。
匙の頭からも、ヴェネラナの腋や股、色香をこれでもかと放つ彼女の肢体の光景が離れない。困惑してしまうような未処理の毛も、色香の前ではまるでそれがヴェネラナの魅力の一つであるかのように思えてしまう。そして匙が見た映像、そこに写っていたのはセラフォルー。ソーナの姉であると共に、現魔王の一人でもある女悪魔。恋愛感情としてはソーナにしか目の向いていない匙だが、それでも絶対的強者、自分では何をしようとも手が届く筈のない女性且つ美女であるセラフォルーがよがり、娼婦をも上回りそうな程の(と言っても彼自身は実際の娼婦など知らないのだが)喘ぎを上げる姿を見てしまうと、そんな彼女の秘部と繋がるオナホールがあるのだと思うと、どうしても興奮を抑え切れず…一誠と同じように、匙もまたオナホールへと一物を当てがう。
「す、少しだけ…ほんの少しだけ……くぉぉ…ッ!」
ずぶり、とオナホールを持つ手は動かさず、腰を前へずらすようにして匙は挿入。その瞬間、ぴっちりと締まった孔を掻き分ける、ぎっちりと中で肉棒を締め付けられる感覚に包まれ、思わず声を上げてしまう。予想よりも遥かに締まっている孔を前に、匙は中程で一度腰を止め…そこからはゆっくりと、探るように押し入れていく。奥へ奥へと進んでいき…オナホールの縁が根元にまで到達したところで、匙は深く息を吐く。
一物を一才の隙なく包まれ締め付けられる、その中で動かす快楽と共に、驚きも匙の中で走り抜けていた。映像の中で淫靡に乱れるセラフォルーの姿から、もっとすんなり入ってしまうものだと思っていた。だがそれが、匙の興奮を加速させる。自分でも上手く言葉に出来ない昂りが背筋を駆け抜け、匙は勢い良く腰を引く。
「やっぱりセラフォルー様も、ああ見えて本当は真面目で実直な方って事か…?なら、そのセラフォルー様があんな姿を晒してまで頑張ってる事を思えば…!」
孔の具合からそんな風に思った匙は、やはり躊躇うのは違うと自らを説き伏せ、再び中へ一物を挿れ込む。突いて、抜いてを繰り返し、一突き毎にその速度を上げていく。それにつれ、次第に孔の中も解れていき、強さだけだった締め付けが、程良い圧迫と擦り心地へと変わっていく。
それはまるで、段々と受け入れられているような、孔が自分の男根の形へと変わっていくような感覚。刺激や快楽だけではない、心の中で溢れる満足感。そんなものを抱いてしまえば心のタガは簡単に飛び、その分意欲と欲求は加速する。
「もっと、もっと…ふっ、くぅ……!」
普段は好青年の様に振る舞っている(別段本性を隠している訳でもないが)匙も、やはり盛んな年頃の男児。より早く、より強く、より激しくオナホールの中で抽迭していき、一物で孔を解し緩める。締め付けるようだった刺激が抱き締めるような快感に変わっていく事で、更に腰は止まらなくなる。
そして奥から湧き上がる、射精欲求。張り詰め濃縮された欲望を、思うままに吐き出したい衝動。それが限界まで昂った瞬間、匙は目一杯一物を孔へと押し込む。孔の奥、最奥へと痺れるような快感を抱きながら亀頭を擦り付け、腰の一押しで下から上に擦り上げて…弾けるような快楽と共に、亀頭の先端を押し付け射精。
「つぁッ、射精る……!」
ぶびゅる、という音が聞こえそうな程に勢い良く噴き出す精液。目の覚めるような快感の中、匙は亀頭を奥で擦り、熱を帯びた精液を塗り付ける。快楽のままに、白濁液を注ぎ擦る。通常射精は出る瞬間が快感の頂点であり、そこから段々と鎮んでいって余韻へと変わるものだが、その『普通』が今は覆されていた。頂点の気持ち良さが、射精の間絶えず続いていた。射精の瞬間びくりと痙攣し、震え、その直後からよりぴったりと密着した…絶妙な締め具合で一物を抱き締め包み込んだ孔によって、頂点の快楽が長い間滞留していた。
まるでそれは、相性抜群であるかのような心地良さ。心底歓迎してくれているが如き孔の具合。そんな歓迎を受けてしまえば、気持ちが落ち着く筈もなく…余韻も碌に冷めない内から、再び匙の腰は動き出す。
「これもセラフォルー様の為、セラフォルー様の為…」
自分へ言い聞かせるように、説き伏せるようにして何度も呟きながら、匙は突き入れ、引き抜き、掻き回す。無意識の内に喘ぐセラフォルーの姿を想像し、乱れる魔王の肢体を妄想し、力強く腰を振るう。
この時、二度目の挿入の時点で、孔から感じる、一物に伝わる刺激は変わっていた。ぴっちり抱き締め程良く締め付けられるような感覚から、吸い付くように中でうねり、受け入れるどころか引き込むように孔全体が蠢く調子へと変わっていたのだが、格別の快楽と膨れ上がる欲求を前にそれどころではなかった匙は、その感覚の変化に気付いていなかった。しかし頭では認識せずとも身体は快感の変化をしっかりと感じ取り、自分でも気付かぬ内に匙は中のうねりに合わせて孔の中を掘っていた。
一誠と匙、ヴェネラナが見込んだ二人の若者は、その見込み通りにオナホールを使い、湧き上がる欲求をぶつけていた。それがグレイフィアやセラフォルーの助けになると信じて、昂りを滾らせていた。…しかし、ヴェネラナの渡したオナホールには、まだ秘密があった。隠された機能があった。そしてそれは、既に二人を、二組を『繋げて』いたのだが……それを彼等は、知る由もない。
*
真実を知った一誠と匙が戻り、割り当てられた自室でオナホールを使い出した頃、ヴェネラナの娘であり、一誠の主人でもあるリアスもまた、自室にいた。一先ずグレイフィアは大丈夫だと安心し、心労からくる疲れを抱きながら休んでいた。
しかし次第に、リアスは違和感を覚え始める。それまでは何もなかったというのに、不意に下半身が疼き始める。
「ぁ、ん…♡…何か、小股が変……」
無視の出来ない感覚に、リアスはベットの上で寝返りを打つ。疼きを、その感覚を考えないようにするリアスだったが、自らの気を逸らしても、別の事を考えても疼きが収まる気配はない。それどころかジンジンとする感覚は増していき、仰向けのリアスは片腕で目元を覆う。そのまま深く溜め息を吐く。
「ああ、もう…これじゃあ身体も心も休まらないわ……」
愚痴るように呟いたリアスは、腕を離す。その腕をゆっくりと降ろしていき…一瞬の躊躇を経て、秘部に触れる。滑り込ませるように、服の内側へと手を入れる。そして自身の秘部、ぴったりと閉じた割れ目を撫でて…つぷり、と指を入れ込む。
「く、ぁ…んんっ……♡」
中指、その指先で肉を掻き分けるようにしながら、少しずつ膣内へと入れていくリアス。まだ未開通の膣は固く、指一本といえども簡単には入らない…と思っていたリアスだったが、今日は違う。既にある程度慣らした後であるかのように、すんなり付け根まで指が膣へと飲み込まれていく。その具合に、やはり変だと思うリアスだったが、何故か自分の膣が疼き、指を普段より簡単に受け入れてしまう事の理由を真面目に考えるのは恥ずかしかったのか、疑問を頭の隅へと押しやり…代わりにくちゅり、と指を動かす。中で指を動かしながら、リアスは中指の抜き挿しを始める。
(どうしちゃったのかしら、私…どうして、今日はこんな…こんなにおまんこを弄るのが気持ち良いの……?)
決して緩くなっている訳ではなく、膣は指を強く締め付ける。その結果指が当たる事による刺激はよりはっきりとしたものになり、リアスを更に感じさせる。指を押し入れ、指の腹で撫で、爪で掻く…そのどれもが普段以上の快楽を生み出し、自然と下半身が震えてしまう。自分でも気付かない内に、リアスの膝は外を向き、蟹股の様に開いていく。
「はっ、ぁ…んん…っ♡ふぁ、ぅ…ぅあ……っ♡!」
指を挿れ、抜き挿しする間も、疼きは増していく。それはつられるようにリアスの指の動きも激しくなっていき、穿くり掻き回すような手付きへと変わっていく。焦ったさから寝巻きとショーツを降ろし、股を露出させて更に弄る。
「気持ち良い…けど、足りない…もっと、もっと欲しいのぉ……♡」
満たされない、物足りない熱と衝動。リアスは薬指も膣へと突っ込み、二本の指で掘り返す。まだ欲しい、もっと欲しい…そんな欲求を前に、指の動きはどんどん荒く、熱っぽく変わっていく。その内膣の奥が痺れるような快楽を感じて、愛液が溢れる。指を、内股を、零れる愛液がべったりと濡らす。
「凄いぃ…っ♡!これっ、いつものクリオナより、感じてるぅうぅぅ…ッ♡!」
声が漏れる、漏れてしまう。びくりびくりと腰が浮き、無意識の内に両の爪先をぎゅっと握る。
普段…といっても、そう頻繁にしている訳ではないが…リアスは、割れ目を開き膣を穿るよりも、陰核を撫で扱く自慰の方が好きな、所謂クリオナ派であった。しかし、今だけは別。今日だけは別。普段の自慰を遥かに超える快楽が押し寄せ、リアスの肢体を震わせる。身体が火照り、秘部が熱く昂る。何故こうも疼くのかという当初の疑問は完全に消え失せ、頭の中が自慰と快感で一杯になる。
止まる事なく迸る快楽。これまでにない程気持ち良い自慰。それが行き着く先など一つであり、それを阻むものはない。止めるつもりも、リアスにはない。そうして一際強い疼きが、熱が、膣の奥にある子宮口を叩き、リアスは指を限界まで押し込み…絶頂に、至る。
「ぁ、くっ、クるっ♡イくッ♡!んひぁああぁああああぁぁっッ♡♡!」
二本の指を膣へと突っ込んだまま、腰を突き上げるようにして達するリアス。膣の中で弾けた快楽が全身を駆け巡り、部屋の中で嬌声が響く。
それはまるで、津波の様な絶頂。激しく叩き付けるような絶頂感から始まり、その後も快楽に押し流される。荒い波に転がされ、ベットから浮いたままのリアスの腰は、肉感たっぷりな尻は、びくびくと宙で揺れる。そうして散々快楽に飲まれた末、絶頂感が引いていく事で余韻が身体と心を包み…ほぅ、とリアスは熱を帯びた吐息を漏らす。
「こんなに気持ち良いオナニーな…初めて、だわ……♡」
疲労感と脱力感、それに満足感が混ざり合った独特の感覚。それを感じながら、余韻の中でリアスは呟き…暫くしてから、自分の乱れっぷりに気付いて顔を赤くするのだった。
そんなリアスがいるのとは、別の屋敷。所変わって、シトリー邸。そこでも同じように、疼きを抱える若い女悪魔がいた。
「うぅ…これは、一体…んぅ……♡」
ベット上で身を屈め、疼きを堪えるのはソーナ。セラフォルーの妹、匙の主人たる彼女もまた、自室で休んでおり…突然自身を襲った下半身の疼きに、困惑しつつも耐えんとする。
しかし我慢しても堪えても、下半身の疼きは消えない。むしろ熱を帯び、よりはっきりと感じるばかりで、収まる様子は一向にない。何か具合が悪いのだろうか、そう思いソーナは鏡での自分の顔の確認や、額に手を当てての熱の確認等を行ったが、原因はさっぱり分からないまま。寝てしまおうかとも考えたものの、それを疼きは許してくれない。ジンジンとした主張が響き、寝ようにもソーナは眠れない。
「ふぅ…ふぅ…私は、欲求不満が…そんなにも溜まっているんでしょうか…ぁんっ…♡」
これといって何も思い付かない。ならばこれは病気でも何でもない、単なる欲求不満なのかとソーナは頬を赤らめながらぽつりと漏らす。誰かに見られている訳ではないとはいえ、寝られない程の欲求不満になっているのかもしれないと思うと、どうにもソーナは恥ずかしく…だが恥ずかしがったところで、やはり疼きは変わらない。強くなるばかりの疼きに、段々と息は荒くなり、喘ぎが何度も漏れてしまう。
そんな中でソーナはベットから離れると、部屋の鍵をきっちりと閉める。そしてベットに戻り、うつ伏せとなり…枕へと、顔を埋める。
「ぅ、くぁ…ふっ、ぅうぅ……っ♡!」
部屋の中で零れる、くぐもった喘ぎ声。くぐもる事で、単なる喘ぎとは違う艶かしさ、背徳感を抱く嬌声となっていたが、今のソーナは耐えるのに必死であり、そんな事を考える余裕はない。
下腹部の奥、膣の奥に感じる絶え間ない疼き。気力で耐えようとした結果、より疼きを意識してしまい、ソーナはそれが突かれるような、突き上げられるような疼きだとはっきり感じ取ってしまう。
(あっ、あっ、これっ、まるで…Gスポットと、ポルチオを、刺激されているような……っ♡)
意識してしまえば疼きがより鮮明になり、鮮明になるとより意識してしまう悪循環。枕に顔を押し付け、その枕を強く抱き締める事で抵抗するも、疼きはひたすら蓄積していく。下半身が、股が、膣が熱くて仕方なくなる。
そうして気付けばソーナは、ベットに秘部を擦り付けていた。両膝と両足の爪先で踏ん張り、股をぐりぐりと押し付けていた。
「ふぁ、ぉっ、んんぅ…っ♡!」
漸くの直接的な刺激に込み上げる悦楽。しかしただ擦っているだけ、しかも相手は柔らかいベットととてもその刺激は強いものではなく、すぐに物足りなさがソーナを襲う。しかしソーナ自身はあくまで耐えているつもり、訳の分からない疼きには負けていないつもりであり…結果、より強く股を擦り付ける。脚の動きでベットシーツを股下に集め、その上で股をグラインドさせる。
腰を大きく動かせば動かす程、上半身も揺れる。その分だけ動き、胸も擦れる。ソーナの胸は慎ましやかなものだったが、それでも体重を掛けられ押し潰される形となった乳首には刺激が駆け抜け、快楽に変わる。
(我慢していた分っ、擦るだけでも凄く感じる…っ♡これまでにない位に、感じてしまう……っ♡!)
枕を両手で抱き締めている今、両手で秘部を触る事は出来ない。より直接、より内側へと刺激を与える事が出来ない。その分を補うかのように、ソーナの腰の動きは、腰の振りは、その荒さと激しさを増す。気付けばベットと行為に至っているかの如く、熱烈に腰を振りたくっていた。
なまじ耐えようとした分、それが解放される形で、快楽は秘部の表面から内へ、膣の奥へと響いていく。衣擦れの音にも濡れたようなものが混じり、熱は広がっていく。段々と頂点に迫っていく。
「んふぅぅ…っ♡!ぅふぅ"ぅー…ッ♡!」
とても他人には聞かせられないような、盛ったような息遣い。それが枕の中で籠り、より一層如何わしい音となって部屋に漏れる。そしていよいよ疼きが、募る快感が頂点の間際まで登り詰める。後一歩、後一押しで弾ける、そんな状態にまで至り…その瞬間、ソーナは目一杯の力で腰を振る。股を押し付け、擦り上げ、海老反りになると共に果てる。
「──〜〜〜〜っッ♡♡!」
声にならない叫びを上げて、ソーナは絶頂。身体は強張り、両脚がピンと伸びたまま、押し寄せる快楽にびくんびくんと身を震わせる。秘部にも乳首にも、指一本触れていない。疼く膣の中には、何一つとして入っていない。にも関わらず、下手な自慰以上の快感が、絶頂感が下腹部の奥から迸る。
それと共に身を包むのは、疼きからの開放感と充足感。我慢に我慢を重ね、割れ目と乳首を擦るだけだった自慰での漸くの絶頂へ至った直後、もどかしかった疼きも消え去り、心地良さのあまりソーナは達成感すらじわりと抱く。
「…なんて、はしたない…けれど、やっぱり……♡」
絶頂感は余韻に姿を変え、それも収まる事で頭が冷えると、ソーナの心には恥ずかしさが募る。されど心地良い満足感があったのも事実であり…ソーナは未だ声に熱を帯びさせながらも、垂れていた涎を拭い取る。そして、ベットへ擦り付ける中で完全に露出させていた下半身の服を着直し、脱力感に促されるようにごろりとベットへ横になる。
──これが、ヴェネラナが一誠と匙に隠していた、語らなかった真実の一つ。彼等が来る前、ヴェネラナはリアスとソーナも自分の下へと呼んでいた。そしてその際、二人にはオナホールの事を全く語らないまま、しかし巧みな話術である術を付与されたオナホールへの紐付けを行わせていた。『術を付与されたオナホールが初めて使われた時のみ、本来繋がる対象ではなく、紐付けされた対象へと繋がり、魔法によって麻酔の様に半ば感覚が麻痺した状態での挿入が行われる』という、特大の秘密を一誠と匙、リアスとソーナの四人へ秘密のままにしていた。その結果、リアスとソーナは自分も相手も全く知らないまま、リアスは一誠に、ソーナは匙に挿入される事となり、リアスとソーナが絶頂したのは正に射精の瞬間だった。
だがそれはあくまで、最初の挿入、一度目の射精が行われるまでの事。それ以降は本来の対象、即ちグレイフィアとセラフォルーに繋がるのであり、孔の感覚が変わったのもそれが理由。一誠と匙、若い二人の更に燃え上がる興奮を受ける事になるのも、他ならぬグレイフィアとセラフォルーの二人。しかし、彼等が欲求を湧き上がらせている時、同じく交信の後であったグレイフィアとセラフォルーは、彼等の挿入を、精液を感じてはいなかった。されど勿論、繋がっていない訳ではない。魔法のオナホールを介して、確かに挿入も、射精もされている。ならばどういう事か、精液はどこへ消えたのか…それが明らかになるのは、信次元から見て一日経ってからの事だった。