※この作品はR-18です。

超次元ゲイムネプテューヌ Origins Visionary   作:シモツキ

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・初閲覧の方は、『はじめに(確認推奨)』を見る事をお勧めします。
・今回の話のように、就寝前及び起床後のどちらか、又は両方が描写されない場合もあります。




人物・ブラックハート グリーンハート オリジンハート

内容・ふたなり 調教 拘束 蝋燭 電流責め


淫欲に成りし性奴隷 8

性奴隷と成り果てたネプテューヌとブラン、それに男達によって嵌められたイリゼ、ノワール、ベールもまた、股間に陰茎を生やし男達に嬲られる事となった。大切な友人二人から自由も尊厳も奪った男達に三人は激しい怒りを抱いていたが、それでも陰茎によって狂い始めた身体の快楽には勝ち目がなかった。

だが、三人からの男達に対する敵意はまるで消えておらず、ネプテューヌとブランに涙を零させた相手とあって、怒りの炎を消すのは容易ではない。それを男達は分かっていた為、これまでとは違う調教を彼等は試していた。

 

「ふぅ……ッ!ふぅぅ……ッ!」

「ふー…ッ!ふー…ッ!」

「ふッ……ふぐぅぅ……!」

 

その日廃墟に響いているのは、嬌声ではなくくぐもった息遣い。それぞれ少しずつ違う三種類の辛そうな息遣いが、絶える事なく聞こえている。

 

「おー、やるじゃん。流石女神様は力も違う」

「この場合筋力ってかチン力って感じだけどな」

「うわしょうもな…それよりほら、次の重り」

 

いつもと変わらずへらへらと、相手を馬鹿にするような声で談笑している男達。彼等の前には、新たに調教を受け始めた三人の姿。

もし妨げるものがなければ即座に男達を斬り伏せてしまいそうな形相を浮かべている三人だが、ギャグボールを嵌められたその顔は赤く、衣類は一切身に付けていない。それどころか両手は頭の裏、両脚は肩幅に開いた状態で膝と爪先を外に向けるという見るからに屈辱的な格好を取らされており……生えている陰茎からは、紐とそれに結ばれた複数の分銅がぶら下がっていた。

 

「これで四つ目か…まだたった四つなんだから、落とすなんてつまんねぇ事しないでくれよ、っと」

「ふぅぅぅぅッ!?」

 

分銅を追加され、叫ぶように呻くイリゼ。ほぼ同時にノワールとベールの陰茎にも同様の分銅が足され、彼女達からの口からも呻きが上がる。

亀頭の裏に紐を結び付け、そこにぶら下がる分銅が床に着かないよう陰茎を勃たせて持ち上げる。そんな下らなく下劣な行為を、男達は三人へと強要していた。そして当然、床に着けてしまった場合の罰も男達は用意している。

 

(こんな……こんな事、させられるなんてぇぇ……ッ!)

 

あまりの悔しさと屈辱に零れそうになる涙を堪えながら、きっとイリゼは男達を睨む。しかし声は出せず、少しでも力が抜ければ即座に陰茎が重さに負けて下を向いてしまう為何も出来ない。皮肉にも恥ずかしい姿のおかげか陰茎が萎える事はなく、その心配はせずに済んでいるが…イリゼはそれをありがたいとは微塵も思っていない。

 

「あれ?なんかイリゼ様、チンポぷるぷる震えてね?」

「えー、まさかもうギブなんすか?ちったぁ二人を見習って…って、二人も似たようなもんか」

「なっさけねぇなぁ女神の癖に。ほら次付けちまおうぜ」

 

根元にかかる負荷と痛みに耐えて陰茎を勃たせる三人を、男達は揃って嘲笑う。イリゼ達はどんなに屈辱で身を焼かれようと何も出来ず、更に分銅が追加された事で一層股間の負担は増大。時間を追う毎に辛くなっていく状況が、容赦なく三人の心をすり減らしていく。

 

「ふ、ぐッ……ぅぅ…!(許さない…こいつ等絶対許さない…ッ!)」

「ふっ、ふっ……ふぐ…ッ!(耐えませんと…でないとこれ以上の屈辱が……!)」

「うぁ…ふぅぅ……!(頑張って…頑張って私のおちん……〜〜〜〜っ!)」

 

紅潮している顔には次第に疲労の色が見え始め、じっとりと全身から滲む汗が身体を伝って床に落ちる。それだけならば彼女達の美貌と合わさり、妖しい色香を醸し出していたところだが、格好のせいで単なる淫猥な印象に成り下がってしまっている。

そんな中、ふと脳裏で陰茎の名前を発しかけたイリゼが羞恥に襲われ陰茎も跳ねる。それによって分銅も跳ね上がり……ずくんと重く激しい衝撃がイリゼの肉棒へと襲いかかった。

 

「ふぉッ、おぉぉ……ッ!?」

「んじゃ七つ目…って、お…?」

 

苦し気な呻きを上げるイリゼの下腹部に、男達の視線が集中。根元への鈍い痛みに堪えて分銅を持ち上げようとするイリゼだが、上手く力を込められず、陰茎はびくびくと震えながら次第に穂先が下がってしまう。呻きにノワールやベールの視線もイリゼへと向かう中、必死にイリゼは唸っていたが……無情にも分銅は床へと着いてしまった。

 

「う、うぅぅぅぅ……」

「あーあ、落としちまった。随分呆気ねぇなぁ…」

「立派なのは形と硬さだけですってか?…ま、床に着いたんだから…約束通り、イリゼ様にはお仕置きだな」

「うぅッ、ふぅッ!…ふひぃぃっ!?」

 

項垂れるイリゼを馬鹿にしながら、男達はイリゼに摑みかかる。半ば反射的にイリゼは振り解こうとするもすぐに肉棒と繋がったままの紐を引っ張られ、それによる亀頭裏への刺激で力が抜けた事で、これまた無様に腰をへこへことさせながら二人の前へと彼女は移動。その部屋には壁に沿わない柱が複数本あり、その内の一本に手脚を鎖で繋がれる。

 

「んじゃ、イリゼ様にはこれを受けてもらうかな」

「……っ!?ふぅぅぅぅッ!?」

 

これから何をされるのかと内心不安になっていたイリゼの目の前へ出されたのは、一本の蝋燭。それを見た瞬間行われる内容を理解し、イリゼは恐怖の面持ちとなるが、男達はにやにやと笑うだけ。

 

「ふーふー言ってるだけじゃつまんねぇし、お仕置き中はこれ外してやるか…」

「…ぷはっ……しょ、正気…!?そんなもの、使ったら…!」

「あー、これはそういうプレイ用だから。…ま、それ用ったって見境なくかけてったらどうなるか分からねぇけどな」

「ひ……ッ!?」

 

不安を掻き立てる言葉と共に蝋燭へ火が点けられ、イリゼは恐怖で息を詰まらせる。火で熱された蝋が溶けるさまを目の前で見せられ身体がふるふると震え出すも、磔られたイリゼに逃げ場などない。そして、溶けた蝋が垂れ始めたところで…イリゼへの罰が始まった。

 

「じゃ……反省しろよ、イリゼ様」

「い、嫌っ…止め、止めてッ……いぎい"ぃ"ぃ"ぃ"ぃ"ぃぃぃぃッッ!?」

 

ぼたり、と蝋が乳房へ落ちた瞬間、あまりの熱さにイリゼは絶叫。燃えるような熱さは瞬時に激痛へと変わり、鎖をけたたましく鳴らしながら彼女は暴れる。

 

「熱いッ!熱い熱い熱い熱いぃぃッッ!取ってッ!取ってぇぇぇぇッ!」

「おいおいまだ一回垂らしただけじゃねぇか…この程度で喚くんじゃねぇっての」

「あぐぅううううぅぅぅぅッッ!取ってええええぇぇッッ!」

 

がくがくと脚を震わせながら懇願するイリゼに対し、蝋燭を持った男が行ったのは二度目の投下。かかっていなかった右の乳房にも焼けた蝋が落とされ、更なる絶叫が部屋に響く。

 

(い、イリゼ……)

(もし床に着ければ…わたくし達も、あのように……)

 

拘束された身体を必死の形相で振りたくり、ぶるんぶるんと豊満な乳房と肉棒を揺らすイリゼの姿に男達は笑っていたが、ノワールとベールは言葉を失う。……彼らは対する二人の反抗心は、この時点で消え去っていた。残っているのは、恐怖と怯えの感情だけ。

 

「熱いぃぃぃぃ……熱いのぉぉぉぉ……ッ!」

「乳首にも落として……ま、胸にはこんなものか。さて、それじゃ後一ヶ所…」

「…へ……ぇ…?」

 

乳房、谷間、裏、乳頭…満遍なく蝋を落とされたイリゼは、脂汗をぼたぼたと垂らしながら身をよじる。そしてそんな彼女の胸から蝋燭を離した男が空いた手で掴んだのは、イリゼの陰茎。それだけで全てを察したイリゼの顔は、真っ青に染まる。

 

「…………」

「う、嘘…嘘でしょ…?…む、無理…無理無理無理ッ!お願い、お願いだからそこだけは許してッ!そんな所に落とされたら、私…私……っ!」

「許して、ねぇ……じゃあ、イリゼ様もネプテューヌ様ブラン様を性奴隷にした事を許してくれると?」

「……っ…それ、は…」

 

信じられないという目で男を見ていたイリゼだったが、蝋燭を傾けられ始めた瞬間恐怖に耐えかね再び懇願。恥を捨て去り許しを乞うが、返ってきたのはイリゼにとって絶対に首肯出来ない言葉。故に、イリゼは口籠ってしまい……

 

「…はっ、そんなんで俺等が許す訳ねぇだろ」

「ひぎい"い"い"い"い"い"い"い"ッッ!!取っでッ!どっ"でよ"ぉ"お"お"お"お"お"お"ッッ!!」

 

燃やされるような熱さと痛みが、剥き出しで敏感な彼女の陰茎へと襲いかかった。…イリゼの喉を潰さんばかりの絶叫だけが、部屋の中で響き渡る。

 

「ゆ"る"じでぇぇ……あ"づい"ぃぃぃぃ……」

「ふぅ、後は蝋燭を谷間にでも挟んどくか。もし火傷したらその時は手当てしてやるよ、一応はな」

「…じゃ、こっちも再開すっか」

 

泣き叫ぶ気力もなくなり、慈悲を乞うばかりの状態となったイリゼに飽きたように、男達は視線を耐える二人の方へ。すると途端にノワールとベールは肩を震わせ、それまで以上に力を込めて分銅を持ち上げる。

 

「へぇ、よく頑張ってんじゃん。お仕置き見てビビっちゃった?」

「……ふ、ぅぅ…」

「おいおい必死なところに邪魔してやるなよ。折角女神様が頑張ってチンポおっ勃ててるんだからさ」

「く…ふ……ッ」

 

頬を撫でられたノワールは自然と顔を僅かに逸らし、隣のベールは男の煽りにぴくりと眉を動かすも反応はそれだけ。

睨む事すら余計に思えてしまう程に、必死で陰茎にかかる重みを耐えるノワールとベール。だが、結局のところそれは罰を後回しにするだけだった。……男達は、彼女達に耐え切らせるつもりなど最初からないのだから。

 

「ふひゅうぅぅ…!ふぅぅん……ッ!」

 

分銅の数が増えていき、持ち上げるのに必要な力と根元への負荷も増していく。重くなり、気を抜けば一瞬で重量に負けてしまいそうな中二人は唸りを上げて頑張り続けていたが、イリゼが落としたその倍近くの分銅がぶら下がったところで、ぴくぴくと秒針の様な動きでベールの肉棒が傾き始める。恐れに駆られたベールは更に力を込めようとするも、既に目一杯かかっている陰茎の動きに変化はない。

 

(そんな、そんなぁぁっ!折角ここまで耐えたというのに、こんなところで終わるなんてぇぇぇぇっっ!)

 

必死の形相で唸り続けるベールと、その気張りも虚しく下を向いていく陰茎。陥落を確信した男達が舌舐めずりする中、揺れる分銅は床に近付いていき……ことん、という乾いた音が床から響いた。

 

「…ぅ…ぁ…ぁあ……」

「……はい、残念」

「ふううぅぅぅぅッ!ううううーーッ!」

 

絶望の面持ちで分銅の着いた床を見つめるベールへ、悪意に満ちた男達の手が迫る。その手が肩に触れた瞬間、身を抱くようにして振り払おうとしたが、イリゼと同様の手段で移動させられ彼女の隣の柱に繋がれる。

 

「さぁて、じゃベール様は……お、これとかよくね?」

「…ふぐっ……って、うぇ……?」

 

恐怖心から無駄な抵抗を続けるベールの前へ出されたのは、チューブの様な黒の物体。てっきり自分も蝋燭でいたぶられるものだと思っていたベールにはそれが意外で、同時にそれが何の道具か分からずただただ困惑。三本取り出されたそれは両の乳房と肉棒に巻かれるが、これといって何かが起こる訳でもない。

 

「……何、ですの…これは…」

「ま、それは始まってからのお楽しみって事で。……時間的にはそろそろかなぁ…」

「そろそろ…?な、何が……うっ…!?」

 

依然イリゼは火の点いたままの蝋燭に責められている一方、分銅を持ち上げる必要がなくなった分むしろ楽な自分があまりにも不可解で、ベールは尋ねる。だが男達は答えをはぐらかすばかりで、誰一人として答えてくれない。そんな時間が数分程続き……不意にそれは始まった。

 

「こ、これは……っ!?」

 

乳房と陰茎に感じる、覆うような圧迫感。それまでなかった感覚に驚いたベールが視線を胸へ下ろすと、すぐにチューブらしき物が巻かれた時点より乳房へ食い込んでいる事に気付く。…そして、ベールは思い出した。熱に反応して収縮する、特殊な素材の存在を。

 

「く、ぁっ…どんどん、締まって……ッ!は、外して…外して下さいまし……っ!」

「え、もう根を上げるんすか?絶対今はまだ蝋燭よりも楽だよなぁ?」

「そんな、事ッ…言われても…っ!」

 

肉に食い込み締め上げる器具に、ベールの表情が歪んでいく。確かに今現在は、溶ける程の熱さになった蝋を落とされるより楽かもしれない。が、ベールが真に怯えているのは先の事。

このまま締まり続ければ、痛みは一体どれだけのものになるか。自分はそれに耐えられるのか。その不安にベールは駆られ…すぐに実体験でもって知る事になる。

 

「がぁッ、ぁぁああ……ッ!外し、てぇぇ……ッ!」

「外すっつっても、もうこんだけ食い込んでるしなぁ…?」

「ただの人間でしかない俺達じゃ、外せるかどうか分かんねぇよな」

「そん、なッ……このままでは、わたくしの胸が…おちっ……がぁぁ……ッ!」

 

元々は女神の中でも特に大きく、されど垂れはせずにその質量を誇示していた乳房が今では見る影もない。陰茎に至っては圧迫によって血管が浮き出て、先端などは赤黒く染まっている。あまりの痛みと圧迫感にベールは息を詰まらせ、ガクガクと震えながら苦しみを声にしたが……男達はただにやつき、不恰好となった乳房と肉棒を眺めていた。

 

「……そうだ、ここにあの蝋垂らしてみるとかどうよ?これって、高熱だと一層強く締まるんだろ?」

「お、いいなぁそれ。もしこの状態で更に締まったら……」

「ひ、ひぃぃ…ッ!や、止めて…止めて下さいまし……っ!」

「……なーんてな。くくっ、女神の癖に本気でビビってやんのー!」

「……ッッ!」

 

このままでは千切れてしまうのではないか。そう思う程の痛みの中、ベールの目の前にイリゼを責めていたのとは別の蝋燭が持ち出される。

今でも耐え難いこの責めが、更に強くなる。それを想像する事すらベールには耐えられず、その瞬間彼女は心から怯え、目尻からは我慢していた涙が零れ落ちてしまった。そんなベールの態度に男達は吹き出し、自分が『ただの人間』の、『浅ましい嘘』にすら屈してしまったという事実に身体だけでな心も締め付けられたベールの瞳からは、悔し涙がぽろぽろと続く。

 

「呆気ねぇなぁ、どっちの女神も。オラッ、前の威勢はどうしたんだよッ!」

「ぐひいぃぃッッ!ごめッ、ごめんなさいぃぃぃぃっ!」

「あぐッ、許してッ…もう限界なんですのおおぉぉぉぉッ!」

 

調教用の鞭がしなり、イリゼとベールの乳房を打ち付ける。二人共自分の醜態を自覚してはいたが、口から出るのは謝罪と懇願の言葉ばかり。あまりにも辛くて、激痛は気絶する事すら許してくれなくて、気丈な態度を取ろうとする思いすら今の二人には生まれてこない。…それ程までに、二人の心は追い詰められていた。そしてこの時、人知れずノワールの身体も限界に達していた。

 

「はっ、三人中二人がこんなんじゃ残りのノワール様も底が知れ……って…」

「おいおい……それは流石にないんじゃねぇの?ノワール様よぉ」

「……っ…」

 

イリゼ達の情けないさまを嘲笑った後振り向いた男達は、そこで一瞬言葉を失う。しかしそれもその筈、てっきりまだ無駄な抵抗を続けていると思っていたノワールは、彼等が背を向けている内に分銅を床へ落としてしまっていたのだから。

 

「んだよ、見てない間にギブアップとか一番詰まんねぇ展開だっての。なぁおい、もうちょっと耐える事は出来なかったんですかねぇ?」

「ひ、ぐっ……ぅぐぅぅ…!」

「出来なかったからこうなってんだろ、まぁ耐えた方なんじゃね?だから何だって話だけどな」

 

溜め息混じりに男の一人がノワールの髪を掴んで顔を上げさせ、同時に逆の手で肉棒を握ってこちらも上げる。それによって再び陰茎へずしりとした重みを感じたノワールは苦悶の声を漏らし、そのまま陰茎を取っ手の様に引っ張られて彼女もまた柱へと鎖で固定される。

ノワールももう分かっていた。これから自分も拷問紛いな罰を受けるのだと。だが彼女達の中でも特に負けん気の強い彼女は、内心で恐れを抱きながらも、それでもギャグボールを外されると同時に睨みを効かす。

 

「ふ、ふん…情けないわね、こうして縛ったり何かで脅したりしなきゃ私達に手を出せない癖に、そんな態度取って……」

「それを全裸で柱に繋がれてる状態から言う方がよっぽど情けないと思うけどな。…あぁそれとも、こんな事せずシンプルに抱いてほしいと?」

「な……ッ!?だ、誰がそんな事…ッ!」

「うわ、あからさまに顔赤くなってんじゃん。…ま、安心しな。そんな事言われたって……俺達はこれからする事を変えるつもりなんざねぇからよ」

 

恐れを隠して放った挑発を軽くあしらわれ、逆に言葉一つで翻弄されてしまうノワール。余裕の無さを露呈している彼女を軽く面白がる男だったが、すぐに悪辣な笑みを浮かべて三人目への準備を開始する。

 

(…シート…?これって…ま、まさか……)

 

ノワールの大き過ぎる事もなければ小さ過ぎる事もない、ある種最も女性的な乳房へ貼られていくのは何らかのコードに繋がったシート。初めは訝しげにそれを見ていたノワールだが、コードの先の機械を見せられた事で表情が一変。肉棒にも同様の物が貼られる中、彼女は真っ青になっていく。

 

「シートの配置はこんなもんか。出力はどうするよ?」

「んー……どこまでがセーフなんだっけ?」

「さぁ?まあ女神だし、ちょっと位高過ぎても大丈夫だろ」

 

機械を弄る男達の言葉から、ノワールの想像は確信に変わる。それが発電機であると、発生した電気の流れる先は自分なのだと、この瞬間理解する。

 

「ば、馬鹿げてる…馬鹿げてるわそんな事……」

「馬鹿げてる?馬鹿げてるから、何?」

「何って……や、止めて頂戴。そんなの幾ら何でも危険よ。それは貴方達だって分かってるでしょ…?」

『…………』

「ま、待って…待って待って!ねぇ聞こえてるでしょ!?止めなさいって!そんなに私達へ不満があるなら聞くわ!謝ってほしいなら謝ってあげる!だから止め……」

「あのさぁ……自分の立場が分かってねぇだろブラックハート様はよぉッ!」

「ひぎぃぃぃぃいいいいいいッッ!?」

 

これから自分がされる事、自分に対する男達の感情、悪意と混じり合った彼等の欲求……それ等をノワールは理解していた。だが同時に、ノワールは理解が足りなかった。彼女は男達が比喩ではなく、本気で『奴隷』として見ている事を理解し切っていなかったが故に…それを罰でもって知る事になる。

 

「あぁぁ止めてッ!止めて止めて止めてぇぇぇぇッッ!うぎいいいいぃぃいいッッ!」

「うは、凄ぇ跳ねるじゃん!この痺れ方はマジでヤバくね!?」

「お、おう……っておい、最初から最大出力かよ…」

「え?あー……なんかつい一発で最大にまでしちまったわ」

「ははっ、容赦ねぇなぁお前」

 

通電と同時に激しく痙攣し、悲痛そのものの絶叫を上げるノワール。乳房と陰茎に突き刺されるような痛みが駆け巡り、それが全身に広がって絶叫せずにはいられない激痛に彼女は襲われる。

痺れるだとかビリビリするだとかの次元を遥かに超えた、ただただ痛いとしか形容出来ない苦痛の波。しかしやはり、止めてと言ってもそれに頷く者は誰もいない。

 

「電源持ってる奴の機嫌損ねるからこんな事になるんですよ、ノワール様。んまぁ、結局は自業自得ですが」

「止めてええええええッッ!お願い止めてよぉおぉぉぉぉおおおおッッ!」

「…そんなに止めてほしいと?」

「は、はいッ!止めッ、止めてほしいですううううぅぅッッ!」

「ふぅん、なら……」

 

乳房はそれが別の生き物であるかのように暴れ回り、陰茎は最早異常としか言いようのない程痙攣する中、ノワールに投げかけられた一つの言葉。それを聞いた途端ノワールの口を衝いて出たのは、必死さ溢れる声音の敬語。罰によってノワールが態度を改めた事に、電源に手をかけている男は下賎な笑みを浮かべ……電源を一度切った。…間違いなく、その瞬間は。

 

「ああああぁぁぁぁ……はぁ…はぁ…んっ、ふ…はぁ……あ、ありが……ォごッひぃぃいいいいいいいいッッ!?なんでッ!?なんでえぇぇぇぇぇぇッッ!」

「はぁ?俺は一瞬切ったら面白いかと思っただけなんだけど?何勘違いしちゃってる訳?」

 

電流が止まり、ほんの僅かに訪れた安堵の時間。…だがそれは、波をつけて再び激痛の地獄へノワールを落とす為の行程の一つに過ぎなかった。男の企み通り身も心も安堵に緩ませ、警戒を解いてしまったノワールは、より深い苦痛を味わい一層の悲鳴を部屋に響かせる。

イリゼは熱で、ベールは圧力で、そしてノワールは電流で。三者三様の、拷問と言っても差し支えない程の苦痛を罰として与えられる三人は、既に心身どちらも満身創痍。されど男達は、その責め手を微塵も緩めない。

 

「動くなよー?動いたら火が身体に燃え移っちまうかもしれねぇぞ?」

「ひき"ゃ"あ"あ"あ"あ"あ"ッッ!とっへ、許してええぇぇぇぇぇぇッッ!」

「何へばってんだ罰の最中に。それともあれか?もっと厳しい罰を受けたいってか?」

「ひぃぃッ!ゆ、揺らさなッ……きゅふぅぅぅぅ…ッッ!誰か…助、け……っ!」

「ほらほら、何度も止めてっていってたしその望みを叶えてやるよ。こうしてほしかったんだろ?」

「ふごおぉおおおおおおッッ!…はぁッ…はぁッ…違っ……〜〜〜〜ッッ!?死ぬッ、死んじゃうぅぅぅぅぅぅッッ!」

 

反り勃ったままの肉棒に、胸とは別の蝋燭を横にして置かれるイリゼ。僅かに揺れるだけでも絶句する程の痛みが走る締められた乳房を、乳頭を掴んで雑に揺すられるベール。何度も電源を入れては消し、消して入れてを繰り返されて最早通電していない時間すら恐怖の消えなくなったノワール。理不尽且つ非常な仕打ちに心を砕かれ、泣き叫びながら許しを乞うても、その瞳から男達に牙を剥く意思が消え去っても、男達は止めない。止めてもらえない。既に彼等の主な目的は嗜虐心と支配欲を満たす事へすり替わっていたが為に、それ等が満たされるまで三人への苛烈な罰は終わる事がなかった。

 

「はー、疲れた……ぎゃんぎゃん騒がれ続けるのって案外疲れるもんだな」

「全くだ。だがまあ、色々面白いものも見れたしよくね?」

「だな。…あ、これこの光景撮っとこっと」

 

数十分か、或いは数時間か。時間の感覚すら無くなる程の苦痛を味わい続けたイリゼ達は、罰が終わった時には鎖で柱に縛られてなければ立っていられない程に疲弊していた。途中で失禁してしまった彼女達の足元には生暖かい尿の水溜まりが広がり、無様な姿を撮られる事に羞恥を感じつつも声を出す気力すら湧き上がらない。

 

「そういや、あっちはまだ楽しんだんのかねぇ」

「そりゃそうだろ。…てか、行ってみるか?」

「そうしようぜ。もうこれ以上虐めて…もとい罰しても面白くなさそうだし」

 

使い捨ての道具は使用後興味がなくなるように、どうでもいいとばかりに三人から別の対象へと興味が移る男達。それは女神としても女性としても屈辱的な扱いだったのだが、それよりも今の彼女達にとっては漸く終わるのだという安堵の思いが上回っていた。

罰と称して好き勝手される事、そんな相手に泣いて許しを求めてしまった事、今の状況に自分が安堵を覚えてしまっている事…様々な屈辱が心を駆け巡るも、それでもやはり上回るのは安堵。そうして男達が三人の鎖を解いた時、イリゼ達はつい表情が緩んでしまい……だが次の瞬間、その表情が固まる。

 

「……え…な、何…何をするのよ…?」

 

震える声でノワールが問う中、男達は三人の手首と足首に筒状の金具を嵌め、そこへ天井と床からフックにかけて伸ばした鎖を取り付ける。

両腕は伸ばした状態、両脚は肩幅より少し開いた状態で身動きの取れなくなってしまった三人。続いて紐を結ばれたまま萎えてしまった陰茎へ、再びかなりの重量となる分銅が吊り下げられた。

 

「ひぎッ……ま、まさか…また、持ち上げろと言うんですの…?」

「そんな…も、もう無理…そんな体力は……」

「だろうな。だからこいつで…勃たせてやるよッ!」

『んひぃいいいいッ!?』

 

怯えた顔で否定する三人へ、男達は取り出したバイブを見せつけながら背後に回り……慣らしもなしに後孔へと押し込んだ。その瞬間イリゼ達は揃って悲鳴を上げ……萎えていた三人の陰茎が、びくびくと脈打ちながら反り上がる。

 

「あ、ああぁ…そんな……」

「む、無理矢理勃たせるなんてぇ……っ」

「けれど、この重みでは…そう長くは……くほぉぉぉぉっ!?し、振動までさせますのぉぉっ!?」

 

大きさと硬さを取り戻す陰茎にノワールが呆然とし、イリゼは目尻に涙を溜めて首を横に振る。女性の色香に溢れる彼女達肢体にはあまりにも不釣り合いな一物は挿れられたバイブが振動を始めた瞬間その大きさを更に増し、持ち上がった分銅の負荷もかかって再び悲鳴を上げる三人の女神。だがそんなイリゼ達は悲鳴すらも許される事はなく、開いた口には外されていたギャグボールが宛てがわれ、三人はくぐもった息遣いしか出せなくなった。

 

「ふぅぅっ!?ふーーっ!」

「はっ、アナルにバイブ突っ込まれて元気になってやんの。ほんと女神ってどいつも淫乱ばっかりなんだな」

「俺は何かと反応して面白いと思うけどな。マグロじゃ詰まんねぇし」

「あー、それもそうか。…じゃ、俺等は他で遊んでくるから、お前等はこのまましっかりと反省してるんだな」

「ふぅぅーーっ!ふぅッ、うーーッ!」

 

身動きが取れず、声を発する事も出来ない三人の頭へ、にやつく男達によって目隠しが付けられる。これからこの格好で、この状態で放置され、男達が戻ってくるまで延々と負荷とバイブに耐え続けないといけないという事を理解したイリゼ達は必死に抗議し、身体を捻って抵抗しようとしたが、そんな事をしたところでどうしようもなく、最後に男達が目隠しから手を離した事で、三人の視界は真っ暗な闇に覆われた。

耳に聞こえる、男達の去っていく声。扉が開き、閉まる音がした次の瞬間にはその声が一気に小さくなり、次第に靴の音も聞こえなくなっていく。そして……

 

「ふ、ぅぅ…んふぅぅ……」

「ふー……ふーっ……」

「ふぉぉ…ぉお、ふぅぅ……」

 

聞こえるのは、自分と二人の息遣いだけ。全裸で両手を挙げ、脚を広げ、後孔にバイブを挿れられ、勃起させられた陰茎へ分銅を吊るされた、無様で惨めな自分達の荒く艶かしい息の音だけ。

時間も、周りの状態も、何も分からない暗闇の中。その中で三人の心は……急速に、着実に自分達は男達の性処理道具に過ぎないのだという現実が刻み付けられていくのだった。

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