超次元ゲイムネプテューヌ Origins Visionary 作:シモツキ
また、これは鎮淫の夢シリーズ全般に言える事ですが、R-18と呼べない部分も多く、特に最初のアスタリスクが入る前と最後のアスタリスクが入った後はほぼそちら(呼べない部分)です。よって冗長に感じられる方は、そのアスタリスク二つに挟まれた部分のみを読むのもよいかもしれません。
人物・パープルハート
内容・フェラ アナル 膣内射精 奉仕 輪姦 二穴責め
鎮淫の夢 1
──それがくるのは、いつも唐突。コップの中の水は幾ら溜まろうと満杯にならない限りは溢れないように、彼女達にとっての『それ』も、予兆なくやってくる。
「これで、終わりよッ!」
鮮やかな紫の刃が、モンスターの胴体を両断する。一口にモンスターと言えど、女神が人の姿のままでも圧倒出来る程度から女神の姿であっても容易には撃破出来ない程度までその強さは千差万別。しかし、大半のモンスターは女神に狙われたが最後、女神から勝利を収める事は極めて難しい。……それが、女神の有する強さである。
「…ふぅ、今日は気持ち良く戦えたわ」
モンスターを屠った大太刀を降ろし、満足気に吐息を漏らす彼女の名はネプテューヌ。守護女神パープルハートとしての名も持つ彼女の美貌は、ただ吐息を漏らすだけでも絵となる程のものだった。
討伐対象であるモンスターは倒したのだから、もうここにいる必要はない。そう思いプラネテューヌへと帰還しようと翼を広げた彼女だが……ふと、そこで違和感に気付く。
「……おかしいわね…」
個人差はあれど、往々にして女神は好戦的…所謂戦いの中で感じる高揚感を好む性質がある。だがそれは相手がいるからこそ感じられるものであり、絶命後は消滅してしまうモンスターが相手となると、消滅すると同時にその高揚感も冷めていってしまうのが普段の感覚だったが……どういう訳か、今日はその高揚感が抜けていない。もっと戦いたい、もっと身体の奥底から湧き上がる興奮に酔いたい、この高揚感に身を任せたい…そんな欲求が、未だ彼女の中で燻っていた。
「……あれ、かしら…」
普段と違うという事は、何かしら原因がある筈。そう思案を始めた彼女だったが、すぐに一つの可能性に思い至った。……と、言うよりも浮かび上がってきた。出来るならばそうであってほしくない、しかしきっとそうなのだろうという可能性が。
「…っ……あぁ、もうっ…!」
その可能性を認識した瞬間、高揚感の燻りが強さを増す。やはりそれなのかというやるせなさで彼女は心を乱してしまうも、ここでそれを処理する手段はない。……訳ではないが、女神として、常識を有する人としてそれは選べる筈がない。そんな思いを言葉に乗せながら、彼女は空へと飛び上がっていった。
*
時間は流れ、深夜。職員は帰宅し、静かとなったプラネタワーの教会区画の中を、ネプテューヌは歩いていた。
「うぅ…午前中に来るとか最悪だよ……」
討伐の後帰還し、平常通りの一日を過ごしていた彼女だったが、高揚感は現在も抜けていない。対処の手段が手段な為にそのままにせざるを得なかった彼女は、この日一日ずっと燻る感情に苛まれていた。
「……誰もいない、よね…?」
彼女が向かったのは、教会区画の中枢とも言えるシェアクリスタルの間。女神である彼女は仮に誰かに見つかったとしても何ら問題はないのだが、これから行う行為の後ろめたさからか彼女は忍び込むような形でシェアクリスタルの間へと入っていった。
入った瞬間感じるのは、澄んだ空気と幻想的な雰囲気。いつもならば彼女にとって、ここは心の落ち着く場所なのだが……それも今日は、背徳感を湧き上がらせる要因にしかなり得ない。
「……すぅ…はぁ……よ、よし…」
深呼吸をし、彼女は右手をクリスタルにかざす。そして……クリスタルに設定されていた機能の一つ、ある系統の感情遮断をオフにした。
──シェアクリスタルには、シェアエナジーのフィルター機能が備わっている。これは負のシェアが女神へと流れ込まないよう制御する事が主目的とされているが、それと同時にある系統の感情……色欲やいき過ぎた愛情と言ったような感情に対してもフィルターが機能している。それは女神の『理想の存在』という本質が、信仰者の思いに応えようとする女神の本能が、正のシェアであっても本人を狂わせかねない感情を反映させないようにする為のセーフティー。しかし完全に感情を遮断したシェアエナジーは霧散してしまう性質上100%の遮断は出来ず、僅かながらそれ等の感情が女神の身体に蓄積されていく。そしてその蓄積された感情が許容範囲を超えたのが……今の彼女の状態である。
「…………」
そさくさとシェアクリスタルの間を離れ、彼女は自室へ。部屋に入り、二ヶ所の扉の鍵を双方閉めた後にベットへ倒れ込む。既に就寝前の日課を終えていた彼女は、気兼ねなく身体をベットに沈める事が出来た。
今も尚残る高揚感で、深夜にも関わらず彼女を襲う眠気は弱い。しかし同時に一日中高揚感に耐えていた身体と精神は相応の疲労を溜め込んでおり、ネプテューヌ自身がもう耐える必要はないのだと気を楽にした事で疲労が顕著となって襲いかかり、次第に彼女の瞼を重くしていく。
不定期に女神を苛ませる、ある欲求への高揚感。それを一日耐えていた彼女の心はやっとその苦悩から解放されるのだと歓喜に震え、同時に初めは感じていた後ろめたさも薄れていく。そして目を閉じ眠りに落ちるネプテューヌ。曖昧となる意識の中で彼女は、いつしか身体の火照りと疼きを感じていた。
*
プラネテューヌのとある場所に存在する、一軒の会員制クラブ。国民の大多数はその存在すら知らず、数少ない知る者もその大半が風の噂に聞いた事があると言った程度の隠匿されしクラブの中に居るのは、数人の男性と一人の女性だった。
「……皆様、本日は…よくぞ集まって下さいました…」
本革のソファに座り、年代物のワインを楽しむ男性達の前で、深々と頭を下げる女性。美しい紫の髪を左右に編み、異性はおろか同性ですら魅力しかねない肢体を濃藍のドレスで包んだその女性は……女神の姿となったネプテューヌ、プラネテューヌの守護女神たるパープルハートに他ならない。
国の長が、人間に対して頭を下げる。それは仲間内を除けばまずあり得ない状況であり、一般人ならそれだけで驚愕してしまう事態なのだが…ソファに座る男性達は、口元を軽く緩めるだけだった。
「いやいや、パープルハート様とこうして会えるとなれば、我々信者は何処へでも馳せ参じますとも」
「その通りですぞ、麗しき我等が女神様」
「…わ、わたしも…プラネテューヌを支える優秀な皆様と再びお会い出来た事を、光栄に感じています…」
ネプテューヌにとって、彼等は大切な信仰者であり愛すべき国民。よって普段ならば慈愛に満ちた表情を浮かべて接する彼女なのだが……今その表情は、硬く強張っていた。
「しかし、また大いに失敗してしまいましたなぁネプテューヌ様。利益は動いた者のみ得られるとはいえ、リスク管理は大切なのですよ?」
「え、えぇ…今回のミスで、わたしもそれを痛感しました…」
「おっと、気を悪くしないで下さいパープルハート様。損失は私達で上手く補填したのですから、あまり気を落とさなくてもよいのです」
そう、事の発端は彼女の行った事業の失敗。それによってあわや国益に大きな赤字が出てしまうという事態に陥っていたプラネテューヌだったが、先んじて失敗した場合の対策を立てていた彼等…国内でも有数の大企業経営者や株主達の計らいにより、何とかその被害を最小限に抑えられていた。…そして、彼女の「再び」の言葉通り、このような失敗を犯してしまったのは初めてではない。
優しげな彼等の言葉に、ほんの少しだけ表情が和らいだネプテューヌ。だが、その瞬間に彼等は笑みを浮かべる。
「…とはいえ、補填にかかった労力や費用もただではありません。幾らパープルハート様の為とはいえ、この事については何かしらの埋め合わせをして頂きたいというのが我々の本意です」
「……っ…そ、それは…具体的には、どのような形で行えば…?」
「それはお任せしますよ、ネプテューヌ様」
あくまで敬意を表し、判断を彼女に委ねた彼等だったが…ネプテューヌは分かっていた。彼等の望む事を、そして自身がこれから行わなくてはならない事を。何故ならそれもまた……初めてではないのだから。
「…それ、では…不躾ながら、皆様へ…ご、ご奉仕させて…頂きます……」
「ほぅ…ご奉仕、ですと?」
「それはまた、楽しみですなぁ」
直接的な表現を避ける彼女だが、勿論男達はその意味を理解している。だが急かす事も、自ら動く事もしない。それは女神である彼女へ『させられている』ではなく『自らの意思で行う』という意識を持たせる事が目的だった。
「…あの、最初は……」
「それは自分から…と言いたいところですが…」
「今回一番の功労者は彼。本日は彼に譲るとしましょう」
「それはありがたい。…ならば、お願いしますよパープルハート様」
「……は、はい…失礼、します…」
一人の男性の前に膝を付くネプテューヌ。本来ならば自身より立場の低い人間が銘柄のソファに座り、自身はその男の前で跪くというだけでも彼女にとっては相当の屈辱だが、この程度で音を上げていてはこれから先の行為を耐えられる訳がない。これは国を支える彼等へのお礼、それ以上でもそれ以下でもないと自分に言い聞かせ、彼女は男性のズボンへ手を伸ばした。
(……もう、勃ってる…)
跪いた時点でその膨らみには気付いていたが、ベルトを外し、チャックを下ろした事で陰茎のサイズがより露わになる。既に思春期などは疾うに過ぎた男性が陰茎をそそり立たせているのは、それ程までに彼女とのまぐわり合いに期待しているのか、それとも彼女の肢体が欲情させているのか。
(……っ、考えちゃ駄目…無心よわたし…)
更に下履を下ろす事で、遂に陰茎は外部に露出。男性器特有のグロテスクな見た目と臭いに彼女は一瞬躊躇うが、周囲の無言の圧力が彼女にそれを許さない。その圧力で改めて自身が最早引き下がる事は出来ないのだと実感した彼女は、余計な思考を全て排して意を決し……男性器へと口付けをする。
「ん、ちゅ…じゅるっ…ぷ……」
「あぁ…至福ですな…」
口付けし、亀頭を包むように舐め上げ、陰茎を咥えていく。男性の腰に手を当て、少しずつ顔を動かしピストン運転を開始する。時に口を窄め、時に陰茎を喉奥まで咥え、時に一旦口を離して裏筋を舐めと断続的に変化する動きで男性器を刺激していく。口淫を行う彼女の瞳には僅かながらの涙が浮かんでいたが、その瞳とは裏腹に仕草はどこか慣れを感じさせていた。
「んぁ…ちゅ、ぷっ…どう、れすか……?」
「パープルハート様のぬるぬるとした口内が堪りませんな。それに、前回よりもお上手になられて…ふふ、何度もお会いしている身としては感激です」
「あ、ありがとう…ございます…」
一度口を離し、上目遣いで感想を問うと、言葉通りに気分を良くした様子の男性が愛おしそうに彼女の頭を撫でてくる。一見すればそれは愛し合う男女の営みにも思える光景だが、それもあくまで男性の機嫌を取る為の行為。…少なくとも、ネプテューヌの頭はそう考えていた。
「ですが、ここにいるのは私だけではありません。彼等もパープルハート様の為にと尽力してくれたのですから、あまり悠長なのは彼等に悪いとは思いませんか?」
「…わ、分かりました……」
別に悠長にしていたつもりはない。そう思った彼女だったが、ここにおいて彼女の身分は奉仕を強いられた従者。どんな言い方であろうと提案は全て受け入れるしかないのが彼女だった。
再び陰茎を咥えた彼女は、先程よりも素早く激しく頭を動かした。熱くより一層膨らんだ陰茎を根元まで一息に咥え、唇と舌で唾液を塗り込むように扱き上げて一気に男を興奮の極致へ至らせようとする。そして……
「……っ…そろそろ、イっ…!」
「ふごっ、んぐぅぅうううう…っ…!?」
「…ぅ、ふぅ……折角出したのです、零さないで頂けますかな?パープルハート様」
「…ひゃ、ぃ……ん…ごぽっ…ぐっ……」
びくん、と陰茎が跳ねた瞬間鈴口から吐き出される精液。咥え込んでいた彼女の喉へと精液が殺到し、彼女は嘔吐感に襲われてしまうが頭を掴まれた状態では口を離す事もままならない。結果彼女は男性の腰を掴み、喉へ直接送り込まれる精液と嘔吐感を耐える他なかった。
彼女にとっては長く感じられた射精が終わり、男は自ら性器を離す。しかし男性はネプテューヌに楽をさせるつもりなどなく、鼻に抜ける生臭さと何とも言えない苦味で震える彼女に飲み込む事を強要した。
「う…ふ、んぐっ……飲み、ました……」
「そのようですね。さ、それではお二人もお待ちかねですよ」
「え……?きゃっ…!」
喉に張り付く精液を何とか飲み込んだ彼女は、やっと済んだと内心一息。…が、その一瞬の内に彼女は男性に抱え上げられ、その男の膝の上に座らされる。それだけでも彼女にとっては驚きだったが……振り向かされた瞬間に二つの肉棒が眼前に現れた衝撃で、生娘のような悲鳴を上げてしまった。
「おや、普段の凛々しい様子からは想像もつかないような声が…」
「驚かせてしまいましたな。ですが我々ももう辛抱ならないのです、あのように淫靡な姿を見せられては尚更…」
「…わ、分かっています…お二人の…そ、それも丹精込めてお世話させて頂き……ひゃうっ!?」
悲鳴を上げてしまった事に頬を赤くしつつも、ネプテューヌはすぐさま行為の再開に取り掛かろうとする。しかしその瞬間、彼女の下腹部に刺激が走り再び彼女は悲鳴を口に。目を白黒させながら彼女が視線を下へ降ろすと…そこではドレスの内側に、後ろから伸びた手が入り込んでいた。
「あっ…な、何を……?」
「いえ、先程の口淫に対する心ばかりのお礼です。どうぞお気になさらず、お二人の相手に集中して下さい」
「そ、そんなっ…事、しなくて…も…っ!」
「…ネプテューヌ様、まだですか?それとも、私達には感謝などしていないと?」
「そう言っては酷ですぞ。女神様、よもや彼にのみ感謝を表す訳ではないのでしょう?」
「…ひぁっ…も、勿論…です…!」
頼んでもいない下腹部への刺激で心が乱れる中、二人の陰茎は更に近付けられる。こんな事をされては集中出来ない、そもそも集中自体したくない…と叫びたい彼女だったが、それが出来よう筈もなく、彼女は膣口の快感を感じながら奉仕を続けるしかない。
「ずるるっ…じゅ、ぷっ…んぱっ…あぁむ……んふ…」
「我々のモノを交互に咥える女神様、というのも中々乙ですなぁ」
「えぇ全くです。ネプテューヌ様、手を動かすのもお忘れないように」
「ふぁい…ひぅっ…くぷっ……」
前屈みになる中舌を伸ばして陰茎を迎え入れ、もう一方へは自身の唾液の粘性を手の裏で感じながら手淫を続行。目の前の二本に意識を持っていけば多少は快楽も感じずに済む…そう目論んだ彼女だったが、そんな彼女の心を見透かすように背後の男性は空いている手もドレスの内側へ忍び込ませ、下腹部に続き胸への刺激も開始した。
好きでもない男の膝に座らせられ、胸と膣を直に弄ばれながら、必死に男性器へと手を添え口に咥えて奉仕する。床に跪く事が生易しく感じる程の屈辱と羞恥は容赦なく彼女の心を侵食し、投げ出してしまいたい衝動を駆り立てる。だが……
(嫌なのに…こういう事は、大切な人とするべき事なのに…なんで、気持ちよく感じちゃうのよぉ…っ!)
彼女の身体は、嫌悪や不快感ではなく雌としての快楽を選んでいた。そしてその快感は心とは裏腹に、彼女の動きを激しくより淫靡に仕立て上げていく。
「お二人、共っ…わたしの身体で…気持ちよく、なって…下さい……っ!」
「言われなくとも…その、つもりですよ…っ」
「さぁ女神様…我々の信仰心、受け止めて下され…!」
鈴口から垂れる先走りを舐め取り、手で包むように扱き上げた瞬間排出された精液を、彼女は口を開いて受け止める。しかし精液は口内のみに飛散する筈もなく彼女の顔はべったりとした白濁液に汚され、次第に昂ぶっていた快感と混ざって目眩にも似た感覚を味わわせられる。そしてその目眩で頭が真っ白となった彼女に、その瞬間陰核への強烈な刺激が襲いかかった。
「んひぃぃいぃぃぃぃっ!?」
「おぉ、これはこれは…」
仰け反り乳房を大きく震わせるネプテューヌ。先程の悲鳴とは対照的な、獣のような喘ぎに男性達はにやりと下劣な笑みを口元に浮かべる。いいように扱われた挙句絶頂を迎えた女神の姿は、彼等の劣情を大いに満たす光景だった。
「…は、ひっ…わ、わたし…今……」
「随分と盛大に達しておりましたな。どうやら私の指をいたく気に入って頂けたようで…」
「そ、そんなんじゃ……」
「ならば、この染みは一体なんなのです?」
「…それ、は……」
ドレス、そして下着の内側から腕を抜いた男が指差したのは、ドレスの下腹部に当たる部位。そこには見間違う筈もない程の染みが出来ており、それは彼女が絶頂し愛液を撒き散らしてしまった事の証拠だった。
「よいではありませんか、女神様。何も女神様は悪い事をした訳ではありませぬし、何より…秘部が解れていた方が、今後女神様も楽ですぞ?」
「……今、後…」
「えぇ、今後です。勿論先程の慈悲も娼婦などとは比べるのもおこがましい程ではありましたが、たった一度、それも手と口だけでというのは些か寂しいというもの。そしてそれは、ネプテューヌ様とて同じでしょう?」
秘部が解れていた方が楽。それはわたしとて同じ。……それは、女性にとって最も守るべき蜜壺も、奉仕の為に差し出せという要求だった。
既に何度か感謝の名目での奉仕を行ってきた彼女は、秘部を晒し捧げる事も経験済み。だがそれでもいざその段となると彼女は躊躇ってしまい、すぐには股を開けない。だからこそ、彼女は男性達の次なる愉悦に嵌まる事となった。
「積極的ですな。…ですが、パープルハート様は我々を日々守って下さる女神様。その女神様に、そこまで要求するのはどうなのでしょう?」
「いやはやそれは確かに。どうも自分は欲望に忠実でいけません」
「はは、気持ちは分かりますぞ。されど彼の言葉も一理あるのですから、ここは堪えましょう。……女神様が自ら求めて下さるなら、ともかくとして…」
「そうですね、こちらから求めるのは止めましょうか…」
「……っ…」
ネプテューヌを膝から下ろした男性は、他の二人と共にそんな会話を口にしていた。涼しげな顔で、しかし目の奥に貪欲な光を灯し、床へとへたり込んでいる彼女を会話混じりに見下ろしていた。
彼等は、自分に『欲しい』と言わせたいのだ。徹底的なまでに、自分に従者の意識を植え込みたいのだ。…そう、彼女は彼等の意図を察知していた。もしここが戦場ならば、彼女は察知した意図を元に戦術を練るのだが……今彼女がいるのは戦場ではなく、彼女の心も守護者のそれではない。…故にそれは…常に「これは本位ではない」とする為の言い訳を求める心と、絶頂して以降鎮まるどころか余計に熱さを増す身体に思考を埋められつつあった彼女にとってそれは、このような手を使われては仕方ない……と自らを誤魔化す免罪符としか聞こえていなかった。
ハイヒールを脱ぎ、下着を捨ててテーブルへと横たわるネプテューヌ。そのまま彼女は脚を持ち上げ、大腿の内側を両手で掴んで……言った。
「皆様……皆様の逞しいお姿と、甘い前戯でわたしパープルハートは…は、恥ずかしくも身体が火照ってしまいました…ですから……浅ましい女神の身体、どうか皆様の一物で鎮めて下さい……!」
あぁ、言ってしまった…そんな思いが彼女に渦巻く。屈辱的で、際限なく恥ずかしく…けれど燃え上がるような興奮と劣情。自分でも理解が追い付かない感情の飽和に彼女が困惑する中、男の一人が口元を歪ませながら近付いてきた。
「なんと、ネプテューヌ様はそこまで溜まっていらしたのですか。でしたら相手を務める事も信者の役目というものです」
「は、はい…どうぞわたしの蜜壺、好きなだけ堪能して下さくひぃぃっ!」
お前の意思など聞いていない、とばかりに肉棒をいきなり押し込まれ、彼女は無様に叫声を上げる。双方性器は既に濡れているから問題ないと思ったのか、それとも端から労わるつもりはなかったのか、男は慣らしもせずに彼女の膣を突き上げた。
「口以上の温かさと絡み付き…ふふ、ネプテューヌ様のここは相変わらずの魔性ですね…!」
「あひんっ!そ、そんなっ…最初は、もっと優しく…おほぉっ!」
ぐぱんっ、ぐぱんっ、と腰を激しく打ち付ける度にネプテューヌは喘ぎを漏らす。膣壁を抉り、力技で子宮口を開こうとするような荒い責めでありながら、彼女が漏らすのは悲鳴ではなく妖しい喘ぎ。本人は先程媚びる演技をしただけのつもりだったものの…間違いなく、その言葉と姿勢は彼女から『自制心』を奪い去っていた。
(こ、これは生理現象…されたから感じてるだけで、それ以上の理由なんてないんだからぁ…!)
「おっと、そういえば…申し訳ありませんネプテューヌ様。こちらも疎かにしてはいけませんね」
「ひぐぅっ…!やっ、いいっ…乳首はいいのぉ…!」
「良い?そう言って下さるなら安心して出来ます、ねっ!」
「なっ、違っ…はひぃっ!むほぉっっ!そ、そういう意味じゃないぃぃ…!」
男のピストンに連動してぶるんぶるんと揺れる乳房。それに目を付けた男性はドレスの胸部をはだけさせ、露わになった乳房の乳頭を摘み上げる。女性の最たる性感帯の二つを、陰茎への奉仕時のような弄ぶ動きではなく本気で堕とす為の刺激で襲われたネプテューヌは、ただただその快楽に身をよじらせるしかなかった。
「唆りますなぁ。下穿は履いていながら上には直にドレスを着用するというのも感慨深い」
「中々どうして女神様は我々の嗜好を突いてきますからな。おかげでまだまだ興奮が冷めぬものです」
「…との事ですよ、ネプテューヌ様。ですので早々に抜かせて……」
「いや、それよりも一つ…してみたい事があるのです」
「……ほぅ?」
喘ぐ彼女を愉快そうに眺める二人の男性だったが、その内の一人が今も彼女を責める男に声をかける。それは小声ながらも聞き取れない程ではなかったが…淫欲に流され始めた彼女の耳には届いていなかった。
三点を不規則に責められるネプテューヌ。しかし予兆なく乳房に当てられた両手が離れ、次の瞬間には男の腕に抱えられていた。
「ふぇっ…な、なに……?」
「おや、聞いていなかったのですか。でしたら、あまり力まずにいる事をお勧め致しますよ」
「り、力む…?なに、何をする気なの…?」
秘部で繋がったまま運ばれる彼女。浅く小刻みな刺激を感じながらも困惑し意図を問う彼女だったが、男性は曖昧な笑みを浮かべるばかりで具体的な事はなにも言わなかった。
言われない、分からないという不安の中、彼女はソファの前まで運ばれる。そして、そのソファで横になった別の男性の姿を見た瞬間……全てを理解する。
「え、まっ…待って!む、無理よそんなの!そんな事されたらわたし…」
「こちらでの性交も、別段初めてではないのでしょう?」
「に、二本同時なんて初めてよ!ね、ねぇ止めて、他の事なら何でもするから、それだけは──」
臀部を広げられ、後孔にそり立った肉棒を当てられた彼女は言葉遣いも忘れて懇願する。自制心が崩壊した彼女だったがそれでもまだ屈辱や羞恥、それに女神としての誇りでなんとか正気は保っており、それ故に『それ』をされてしまえば自分は快楽に屈した雌と成り果てるだろうという恐怖が心をざわつかせたからこそ、彼女の口から発せられた懇願の言葉。
彼女からすれば、それは本当に必死の言葉だったのだろう。だが、男性達からすれば今の彼女は浅ましく媚び、快楽のままに喘ぎを漏らす雌としか見えておらず、懇願の言葉も嗜虐心を唆る要素でしかなかった。だからこそ、敢えて男は彼女を安心させるような笑みを作り……その顔のまま、陰茎を抜き両手を離した。
「〜〜〜〜ッッ!!──あ、が……っ!」
支えを失った彼女の身体は真っ直ぐ落下。咄嗟に彼女は括約筋に力を込めたが落下による肉棒の侵入を防ぐ事など出来よう筈もなく、それどころか後孔に意識を集中させた為に背筋を貫くような刺激を感じてしまった。
ここにきてから触れられる事すら無かった後孔が無理矢理こじ開けられる痛みと快感に、一瞬意識が飛びかけるネプテューヌ。だが、それを目の前の男は許さなかった。
「それでは、二本挿しといきましょうか…ッ!」
「お"っ、ほぉぉぉぉおおぉっ!!?」
無慈悲に、男達の姦許のままに再び蜜壺へと挿入された男の陰茎。最早挿すではなく刺すと言うべき程の勢いで肉棒を押し込まれた彼女は何が起きたのかすら分からず、気付けば雄叫びのような声を上げて絶頂していた。
「ぬおっ、なんという締まりよう…!」
「引き千切られそうな程の力ですね…流石はネプテューヌ様…!」
「ぬ、ぬいっ…抜いてんほぉぉぉぉっ!ふひぃぃぃぃっっ!」
視界で火花が散ったように感じる程の刺激の中、それでも何とか思考を繋ぎ止めて言葉を紡ごうとしたネプテューヌ。しかし辛うじて踏み留まっていた理性も、膣内と直腸を二本の肉棒が同時に抉った瞬間、彼女の内側で煮え滾る快楽の沼へと沈んでいった。そして、それは──パープルハートが、完全に女神からただの雌へと変わった瞬間でもあった。
「ごりゅごりゅするの止めれぇぇ!あっ、あっ、交互に突くのもダメぇ!そんなにされたら…あひぃぃっ!」
「おやおや、またタガの外れたように荒ぶって……まぁそれでも、そこそこ耐えた方と言えるでしょう」
「もっ、許し…許してぇぇっ!おかしくなるっ!気持ちよすぎておかしくなるからぁっ!」
自分の身体を支える事すら出来なくなった彼女は、横になっていた男性の胸元へ。倒れ込んだ瞬間待ち構えていた両手が彼女の乳房を鷲掴みにし、更なる快楽を彼女の身体に刻み付けていく。
愛があるとは思えない、暴力的なセックス。ただの少女であれば防衛本能から心を閉ざしてしまうような、陵辱紛いの性行為。それでも彼女は感じていた。それでも女神は達していた。
「快楽に溺れる姿も非常に魅力的ですが…女神としてこのような痴態、恥ずかしくはないのですか…!」
「ひぎぃっ!は、恥ずかしっ…いです…っ!だか、らぁ…もう止めて下さひぃっ!お願い、れすからぁっ!」
「涎を垂らしながらよくもまぁ言えたもので…ならばネプテューヌ様、思い付く限りの下品な言葉で懇願してみて下さい。そうすれば考えて…あげますよっ!」
「も、もう反省しましたっ!優秀な皆様のおちんぽにお仕置きされてっ、変態雌女神のパープルハートは反省しました!これからは皆様に迷惑なんてかけませんっ!だからおまんこと尻穴、おっぱいを虐めるの止めて下さ……ふごぉぉおぉっ!?」
乳首を捻り上げられて無様に懺悔し、言われるままに醜態を重ね、それでも気が狂いそうになる快楽から逃れようとしたネプテューヌ。正常な思考が出来ていれば、聞き入れてくれる訳がないと分かった筈の言葉にまんまと乗ってしまった愚かな彼女を待っていたのは……その口を塞ぐ肉棒だった。
「ふむ、聞こえませんよ?ネプテューヌ様」
「むぐぅぅっ!?ふぐぉぉぉぉっ!!」
「言わないという事は、そのまま続けてほしいのでしょうな。…それよりも、二回続けて口で宜しかったのですか?」
「お気になさらず。女神様の口はそちらの穴にも劣らぬ名器ですからな」
「はっはっは、それは確かに。…ではそろそろ、完全に堕とすとしましょう」
口には喉奥まで肉棒を押し込まれ、乳房と秘部と後孔も嬲り抜かれ、快楽に身体を支配された彼女はもう、喘ぐ事しか許されていなかった。くぐもった声で、発情した雌のように嬌声を上げる事しか出来なかった。そして彼女を嬲る事で興奮が高まり、最高潮に達した男達が最後の一突きをした瞬間…彼女もこの日最大の絶頂を迎える。
「んぐほおおおおぉぉっ!?お、おほっ!ほおぉおおおおンンンッッッッ♡♡」
脚を伸ばし、愛液を撒き散らしながら全身を駆け巡る絶頂感に叫び悶える。抜かれても尚痙攣し、穴からだらりと精液を零す。……もし、今の姿を信者が見ても、その者は彼女を女神だとは言わないだろう。それ程までに、今の女神パープルハートは…いや、雌のネプテューヌは、快楽に堕ちた身なりをしていた。
「ふぅ…あまりにも良過ぎると、こちらもつかれてしまいますなぁ…」
「全くですね。ネプテューヌ様は…一応意識は失っていないようだ」
「であれば今度は別の穴も使わせてもらいましょう。お二人は如何しますか?」
「自分は暫し胸を弄らせてもらいましょう。先程はあまり長い時間触れていませんでしたからね」
「そういう事であれば、私はまだパープルハート様があまり責められた事のない場所を探しますかな。ふふ、弱点を見つけるのもまた楽しいというもの…」
ソファに身体を預ける事すら許されず、床へ降ろされた彼女。上り詰めた快感が下降を始めた事で若干ながら知性も戻り、床でも少しは休める…と思ったのも束の間、まだ終えるつもりのない男性達によって腕を引っ張られ、再び彼等の性欲を吐き出される。完全に堕ち切ってしまった彼女にはもう何の余力もなく、ただ喘いで無意識に腰を振る事しか出来なかった。
それから数時間。彼女は何度絶頂を迎えても休みを与えられる事はなかった。代わる代わる、或いは複数人同時で嬲られ、弄ばれ、男性達が休息を取る間も玩具で責められ続け、結局彼等が満足するまで使われ続けた。
「あへぇ…うひっ……♡」
「流石にもう一度ですな。女神様、本日は本当に良い日でしたぞ」
「ネプテューヌ様のお心遣いのおかげで、一層信仰心が高まりました。今後も支えさせて頂きますね」
「名残惜しいですが、我々もパープルハート様も忙しい身。キリも良いですし、本日はこれでお開きに……む?」
男性達が帰り支度をする中、ネプテューヌは汗と愛液、それに精液で出来た水溜りに一糸纏わぬ身体を浸して意味の籠らない言葉を口から漏らしていた。
そんな状況の中で、不意に響いた着信音。それが自身の携帯だと気付き通話に応じた一人は、ひとしきり相手の言葉を聞いた後ににやりと頬を歪ませ……ネプテューヌへと近付いた。
男の接近に気付いた彼女がゆっくりと視線を上げる中、男は言う。
「朗報です。本日どうしても都合が合わなかった者達が、何とか時間を作り只今到着したとの連絡がありました。彼等も我々と同じ敬虔な信者。是非我々にして下さった慈心を、彼等にも向けてあげて下さいませ。我等がパープルハート様」
その言葉と共に開く扉。扉の外からやってくる男性達。それを視界の端で捉えたネプテューヌが口元に浮かべたのは……小さな、しかし確かな笑みだった。その笑みが、絶望の果てのものなのか、それとも悦びから来るものなのかは──誰にも分からない、神のみぞ知る事だった。
*
「……ん、っ…」
瞼を震わせ、ゆっくりと目を開いたネプテューヌ。目を擦りながら身体を起こし、まだはっきりとしない頭で彼女は枕元の時計を確認した。
「…ふぁ、ぁ…えっと、わたしはいつ寝たんだっけ…?」
彼女はのんびりと欠伸をしながら寝る直前の記憶を辿る。どうも気怠けな、しかし同時にすっきりしたような感覚の中寝るまでの経緯を思い出そうとし……にちゃり、と冷たい不快感が下腹部に走った。
「へっ?な、なんで……って、…あ……」
「…………」
「〜〜〜〜っ!!」
普通寝起きに感じる事のない感覚に彼女が疑問を抱き、下腹部に目をやると…そこでは下腹部は勿論、下着や寝間着、果てはベットのシーツに至るまでぐっしょりと湿っていた。
それを見た瞬間、彼女は寝る直前の事、そして寝ている間に見た『夢』の事を思い出す。口に出すのも憚られるような、過激で淫猥な夢。それを思い出した彼女がまず行った事は……枕に顔を伏せ恥ずかしさに悶える事だった。
「うぅぅぅぅ〜〜!こ、これじゃわたし変態さんだよぉ…!分かってるのに、こうなるって分かってるのにどうしていっつも……!」
何故いつもあの高揚感に駆られた時は、落ち着いてからの事を考えて我慢する、という事が出来ないのか。しかも見る夢が甘く淡いものならともかく(その場合相手は誰になるのか、と考えるとそれはそれで悶えるのだが)、どうしてこうも毎回自分の性癖を疑いたくなるような内容なのか。おまけに自分は後片付けが大変になる程感じてしまっていたのか。……そんな自己嫌悪とも自問自答とも取れる感情の渦に暫し顔を上げる事もままならなかった彼女だったが、突如聞こえた外部からの声で一気に意識は引き戻される。
「お、お姉ちゃん?さっきからバタバタ聞こえるけど…どうかしたの?」
「ふぇっ!?ね、ネプギア!?」
「う、うん…わたしだよ…?」
「な、何でもないよ!?うん全然何でもない!それよりネプギア、今日もお仕事頑張ろうね!」
「お姉ちゃんが朝から仕事に意欲を!?ほ、ほんとに何でもないの!?大丈夫!?」
驚きと羞恥心で跳ね起きたネプテューヌは、失礼な理由で心配を募らせる妹を何とか誤魔化し難を逃れる。もし妹に今の自分とベットの状態を見られたら……そう考えるだけで嫌な汗が吹き出る彼女だった。
心を落ち着けた後、着替えて濡れた衣類とシーツを片付ける彼女。下腹部周辺どころか衣類、シーツの至る部位が汗や何らかの液体で濡れている事に気付いた彼女は辟易とし…そこでふとある疑問が脳裏に浮かぶ。
「…そういえば…ネプギアも、わたしと同じような事…してるの、かな…?」
いやいやまさか、と自分の考えを一蹴しかけた彼女だったが、すぐに考え直す。ネプギアは立場こそ違えど同じ女神で、昨日彼女を襲った症状は女神ならば誰しも起こり得るもの。ならば友達である守護女神ともう一人の女神は勿論、妹だってそうしててもおかしくはない……という辺りまで考えたところで、彼女は今度こそ自分の思考を一蹴した。
「な、何妹や友達に対して変な事考えてるのわたし…えーいもうこの考えは止め止め!それともうこれからは変な感じになっても我慢する!変な気分になんて負けないもんね!」
そう誰に聞かせるでもない宣言をした後、彼女は濡れた物を手に部屋を後にした。そして彼女自身はその行為を否定的に考えていたものの、皮肉にもその行為のおかげかその日は前日と打って変わって爽快に過ごせたのだった。
……それから暫くしたある日、再び収まらない高揚感に苛まれた彼女は、結局またその行為を行ってしまったのは…言うまでもない。