超次元ゲイムネプテューヌ Origins Visionary 作:シモツキ
人物・ブラックハート
内容・フェラ アナル 脅迫 輪姦 撮影
ラステイションの守護女神、ブラックハートことノワールは自他共に認める真面目な女神で、日々の仕事に対する熱心さならば随一だと称される事もある。それは彼女自身が仕事に誇りとやり甲斐を感じ、積極的に職務を行おうとする精神を持つが故の真面目さなのだが…その精神の維持、もっと言えばストレスの発散にはとある彼女の趣味が貢献していた。
「ふふっ、やっぱり私は何着ても似合うわね。でもこれならこの角度からが一番可愛く見えるかしら♪」
夜、ラステイション教会の自室にて楽しげな声を上げるノワール。彼女は鏡の前に立ち、私服として着るにはあまりにも独特過ぎる衣装…所謂コスプレ用の服を着用していた。その姿は普段の彼女とはかけ離れたものではあるが、信者が可愛らしい衣装を纏い、笑顔でウインクをする彼女を見れば十中八九釘付けとなってしまうだろう。
「次はこれを着ようかしら、それともこっち……あ、これはもしかすると私よりユニに似合うかも…」
ひとしきり今の衣装を堪能した後、彼女の視線はベットに並べた他の衣装へ。衣装を着た自分の姿を想像し、更には購入した衣装を自分流にアレンジする事も考える彼女はその時、間違いなく趣味を満喫していたのだが……幸か不幸かそこで、思った以上に時間が経ってしまっていた事に気付く。
「……はぁ…時間を忘れる程の楽しさって、思い出した時が残酷なものよね…」
時計との数秒間の睨めっこの後、彼女は衣装を片付ける事とした。当然まだ彼女にはコスプレに興じたいという気持ちがあったが、明日も普通に仕事があり、仕事の事が頭に引っかかっていては趣味も満足に楽しめない。そう考えて彼女は寝間着に着替え直し、ベットに身体を預けるのだった。…だが……
「……眠れない…」
一日を過ごした彼女の身体はそれなりに疲れている筈だが、どうにも目が冴えてしまって眠れない。横になり目を閉じるだけでも休息にはなると分かっていつつも、睡眠を取れない事に焦りを感じた彼女は理由を考え始め……すぐに身体の異変に気付く事となった。
「……っ…これって…いつから…?」
意識や感情が昂ぶった状態、高揚感。…それが彼女の眠りを邪魔する原因だった。しかしそれをいつから感じていたのかが分からない。寝ようとしたところから感じ始めたのか、それともそれより前からあったもののその時はコスプレへの熱と混同していたのか。ただ何れにせよその高揚感は無視出来ない程に強く、また放っておけば消えるようなものではない事だけはしっかりと理解出来ていた。
「これじゃ眠れても身体が休まらないじゃない……っていうかこれ、多分あれよね…」
理解したと同時に浮かぶ、一つの原因。確証はないものの感覚的には恐らくそれであり、他にあり得そうな理由も浮かばない。そうして彼女は何度か寝返りを打った後、意を決して身体を起こす。
「うぅ、仕方ない……」
あまり音を立てないよう注意しながら、彼女はシェアクリスタルの間へ。なってしまったのだから仕方ない、と自分に言い聞かせながらクリスタルへと手をかざし、一部の感情に対する遮断機能を停止させる。それから彼女は再び神経を張り詰めながら部屋へと戻り、改めてベットに横たわった。
「…これは、女神にとって必要な行為…パフォーマンス維持の為に、やらなきゃいけないってだけなんだから……」
そんな言い訳のような声を漏らしながら、ノワールは力を抜いて睡眠に入る。高揚感がある中で即座に眠る事は不可能だったが、極力余計な事を考えないようにする事で意識を遠退かせ、彼女は次第に眠りへと落ちていった。……その背後で、増した高揚感による身体の火照りと疼きを感じながら。
*
自然の美しさという観点では他国に劣るラステイションも、名所が全くない訳ではない。青々とした自然もあれば、広い範囲を一望出来る丘もある。そんな名所の一つ…モンスターの存在により、普段人が来る事など滅多にない場所で、ノワールは撮影を行っていた。
「いい写真が撮れたわね。我ながら自分の美貌が恐ろしいわ」
そう呟く彼女は女神の姿を取っており、更にはプロセッサユニットではなく用意しておいたコスプレ衣装を身に纏っていた。……偶にはこちらの姿で趣味に興じてみたい。折角撮るのなら、場所にも拘りたい。そんなふとした思い付きからここに訪れたのであり…これから彼女はそれを後悔する事になる。
「…さて、と。写真は撮れたしこの位で帰ろうかし──誰ッ!?」
フォルダの写真に満足した彼女は撮影を終了。教会へと帰る事を考えて……その瞬間、カシャリという自然からは聞こえる筈のない音がその場に鳴った。
突然の音…恐らくはシャッター音であるその響きに驚愕しながらも、振り向き視線を走らせる。そうして彼女が見つけたのは…携帯を持つ一人の男の姿だった。
「…あ、貴方……」
「こ、こんにちは女神様……女神様って、コスプレ趣味があったんですね…」
「……っ…そ、それは…ってそれよりもさっきの音!貴方、まさか…!」
「え、えぇ…女神様のコスプレ姿、しっかりと収めさせて頂きました…」
そう言って男は携帯を反転させ、撮った写真をノワールへと見せる。彼との距離はそこそこにあったが女神の視力であればその写真の内容を確認する事など造作もなく…だからこそ、盗撮されたと判明した瞬間彼女は顔から火が出そうな程の羞恥心に襲われた。
だがそこは女神であり、プライドの高いブラックハート。ここで慌ててしまえば威厳もへったくれもないと自分に言い聞かせ、努めて冷静を装いながら対処を試みる。
「ふぅん…盗撮よね、それ。貴方の見せてくれた写真がその証拠になるんだけど、貴方は裁かれたいのかしら?」
「うっ……これは…風景を撮ろうとしたら、偶々女神様が写り込んでしまっただけで…」
「そう。だったらその写真は消してくれるわよね?私も鬼ではないし、消すなら故意じゃないって事で許してあげるわ」
「……許してあげるって…な、何偉そうな事言ってるんですか女神様。分かってないんですか?もし僕がこれをネットにアップしたら、それだけで女神様は……」
逃げるどころか写真を見せた時点で分かる通り、彼の狙いはその写真で持って彼女を脅す事。にも関わらず彼女が焦るどころか立場が上の者として自身に接してきた事で不満を覚えた彼は、直接的に脅そうとし……次の瞬間、地を蹴り一瞬で接近したノワールによって携帯を奪い取られた。
「えっ……、な…ッ!?」
「ったく、やっぱりそれが本性だったのね…女神を舐めるんじゃないわよ」
「嘘、だろ……?」
「残念だけど現実よ。…ま、貴方をどうするかは後にするとして取り敢えず写真は消させてもらうわ。これで貴方の企みはお終い……」
「…そいつはどうですかねぇ」
取り上げた携帯を操作し写真のデータを開いてみると、そこにあった自分の写真は一枚ではない。恐らく最初は消音で撮影を行い、最後は調子に乗って音を出してしまったのだろうと判断した彼女は、呆れつつも写真を全て選んで消去ボタンを押そうとして……そこで再び、意図せぬ音…今度は人の声が、その場に通る。
「……!…あんた達は…こいつとグルなのね…!」
「あ、もう気付きました?流石ブラックハート様、察しが良いですね」
聞こえた声は一つだが、姿を現したのは一人ではない。茂みの裏から次々と男性が現れ…にやつきながら彼女へ携帯の画面を公開した。その画面に写っているのは……全て、今し方取り上げた携帯のものと同じような写真。…そう、彼女を盗撮していたのは一人ではないのである。
「小遣い稼ぎに仲間とクエストを受けた先で、まさかこんな幸運に恵まれるとは…これもやはり、普段の信仰心のおかげですかね」
「信仰心って…盗撮なんかしておいて、どの口がそれを……!」
「おっと、俺達の携帯は取っても無駄ですよ?既に別の場所のメモリにデータは転送しましたし…何より、分かりますよね?俺達の仲間の中にはもうこの場を去った奴がいるかもしれない、と」
「……あんた達…!」
さぁどうします?と挑発的な視線を向ける男達に対し、ノワールは怒気を孕んだ目で睨むも先程の手では解決出来ず、また男の言った可能性も否定しきれないが為に、実力行使で解決する事は叶わない。…最も彼等も最初の一人が取られたのを見て慌ててデータを移送したのであり、また「公開したいなら好きにしなさい」と言われたらどうしようもない、と内心不安を抱いていたのだが。
握り締めた拳を震わせる彼女と、にやついた笑みのまま彼女の回答を待つ男達。そのまま五秒、十秒と時間が経ち……
「……ふん、あんた達の目的はそれで私を脅す事でしょ?…なら、命令でも何でもすればいいじゃない…!」
「ふっ、ブラックハート様なら分かってくれると思っていましたよ。じゃ、まずは俺達に着いてきてもらいましょうか」
「…せいぜい調子に乗るがいいわ…女神を怒らせた事、後で後悔させてあげるんだから…!」
脅迫が成功した事に興奮する男達に連れられて、彼女はその場を後にする。しかし彼女は本当に屈した訳ではない。一見負け惜しみじみたその言葉も彼女にとっては本心であり、今も彼女は一先ず従う事で油断させ、機を見てデータを全て消去する算段を企てていた。
女神である自分がこんな下劣な連中に負ける訳がないと自らを奮い立たせ、彼女は歩く。下衆な視線を浴びながら、自身の肢体で卑猥な妄想をされながら。
*
ノワールが連れてこられたのは、捨てられて久しい廃工場。その一角にて、不規則で不自然な水音が反響していた。
「ちゅばっ…ん、ふ…くぷっ……」
「へぇ、初めてにしては上手いじゃないですかノワール様」
「マジで上手いな…女神様の口、気持ち良過ぎる……」
廃工場内の比較的綺麗な場所で蹲踞の姿勢を取らされた彼女は、眼前に出されたいきり立つ陰茎の口淫を…それも複数人同時に相手する事を強要されていた。
「……黙ってしゃぶられてなさいよ、気持ち悪い…」
「俺等は気持ちいいっすけどね。それよりほら、口止まってますよ」
「うるひゃい…じゅるっ…ずそそっ…」
咥えさせている数人の視線は当然顔を歪ませ口淫をする彼女の顔に向けられているが、他の男性達はぴっちりと身体に密着する装いを纏った彼女の肢体に集まっている。
初めコスプレ衣装のままさせられるのかと思っていた彼女だが、蓋を開けてみれば要求されたのはプロセッサ姿での行為。翼や浮遊ユニットは勿論、腕のユニットも直に触れてほしいという事と鋭利さへの危惧から展開を拒否されたものの、相手から動き易い、戦い易い格好を指定してくるのは彼女にとって好都合だった。
しかし、それは同時に自らが人々を守る為の装備が彼等にとっては劣情を煽る姿であるという事の証明。それに気付いた時、彼女はやり場のない屈辱感を味わっていた。
(あぁもう…何で男のおち…これはこんなにグロい見た目で嫌な臭いもするのよ…!)
依然として彼等を睨み付けるノワール。個人差はあれど生殖器が醜怪な見た目や鼻につく異臭をしているのは男女共通であり、それに関して(特に見た目は)男性達に非がある訳ではないのだが、彼女はそんな事を考慮するような気分ではない。一舐めする度に怒りが募り、それは険しい目付きとなって表れ……しかしそれも、男達にとっては気の強い女に奉仕させる、という興奮を増長させる要因にしかならなかった。
「ほんといいわ…けどノワール様、もう少し速くしてくれません?丁寧にやってくれるのは嬉しいんすけど、後が詰まってるんで」
「…ぷへっ…だったらあんたがすぐ変わってあげればいいじゃない、私はこれでも効率良くやってるつもり……」
「あー、いいですよ別にゆっくりでも。まぁその場合ここにいる時間が長くなって、ここに誰か来てブラックハート様が男連れ込んで乱交するような人だって勘違いされる可能性は高くなりますけどね」
「……ッ!?もし無関係の人呼び込むつもりなら斬るわよ…ッ!」
「い、いやいやそんなつもりはありませんって。ただ俺は可能性を言っただけですよ、急がないでいるとどうなるかの可能性を…」
「……くっ…!」
男性達のリーダー格らしき男に彼女は本気で斬りかかりたい衝動を抱くものの、彼の言う可能性は何も間違っていない。時間が経てば経つ程、誰かがここに来る可能性は高まる。事情を知らない人が見れば、これを私が望んでやっていると思うかもしれない。それを回避する為には……彼等の言う通りにするしかない。
(今に見ていなさい…最後に勝つのはこの私、ブラックハートなんだから……!)
もし彼女が人としての姿ならば、それでも…と躊躇っていただろう。だが、今の彼女はブラックハート。ノワールであれば選べなかった選択肢も、ブラックハートである今は選ぶ事が出来ていた。
「んぁっぷ…ふぐ、じゅぞぞぞっ…!」
「うおっ…急に吸い付いて……!」
「ふぉら…完璧な私に見惚れて、さっさと果てなさいよ反対共…!」
「せ、積極的になったノワール様の手コキヤベぇ…胸超柔らけぇ…」
一息で目の前の肉棒を咥え、音を立てながら吸い上げる。横から向けられている陰茎をそれぞれ掴み、緩過ぎず痛めずの微妙な力加減で扱きながら亀頭を露出している胸へと沈ませ擦る。時折腋を見せ、形の良い臀部を振って眺める男達の欲情を煽る。…ある種の吹っ切れた状態とでも言うべきか、それまで不快感を露わにしていた彼女は一転して男を魅了する魔性の女性の様になっていた。
それが彼女の策…言葉通り果てさせる為の行為だと分かっていても、男達は急速に上り詰める興奮に耐えられない。そうして彼女はそれから一切相手にペースを渡さないまま、三人の男から精液を吐き出させていた。
「……んぐ、ぅ…ぷはっ…お望み通り素早く片付けてやったわよ、感謝しなさい…」
「…っ……な、なら次は俺だ!」
「俺もだ!お前等は出したんだから下がれよな!」
「終わった途端わらわらと…ふんっ、ほんとに気持ち悪いわね…!」
口ではそう嫌悪を表現しつつも、その手はすぐさま陰茎に添えられ、突き出された舌は反り立つ肉棒を口内へと迎え入れている。端から見ればその姿は身体を火照らせた娼婦そのものであり、男達は皆これこそが女神の本性であると思っていた。そう思っていないのは、本人であるノワールただ一人。
(…気持ち悪い…そう、こんなの気持ち悪いだけよ……!)
初めは口も手もただ扱き上げるだけだったノワールだが、射精をさせる度に少しずつ変化していく。手の平で亀頭を包みながら裏筋に指を這わせたと思えば口では陰茎だけでなく睾丸も咥え、口を離す際には上目遣いで男を見ながら軽くキス。普段の彼女からはかけ離れた卑猥な手淫、口淫は強烈なギャップとなって男達に襲いかかり、回数を重ねれば重ねる程彼女が男を果たさせるまでの時間は短くなっていた。
そして、彼女が連れて来られてから数十分。
「うっ、射精る……!」
「……っ…ちょっと、髪にかけないでよ…」
「あ、す、すんません…」
「…けど、これで全員ね……はっ、この私を脅すんだからそれなりの奴等かと思っていたけど、揃いも揃って凡夫ばっかりじゃない」
髪に付着した精液を指に取った彼女は、それを一瞥した後立ち上がる。気品ある銀色の髪も、調和の取れた肢体も、今ではすっかり白濁液に汚されとても女神と思える姿はしていなかったが……それでも威圧感だけは穢れずにいた。
弱みを握ったとはいえ、所詮男性達は一般の人間。女神に睨まれれば動揺し、威圧されれば萎縮してしまう程度の存在。……だが、彼女は気付いていなかった。男の相手をする中で起きた、自身の身体の変化に。
「言ってくれますね、ブラックハート様」
「言うわよ、だって事実だもの。あんたも、他の奴も、はぁはぁ息を荒くしてとても知性ある人間の様には見えなかったわ」
「……ッ…よく言うよ、ブラックハート様だって同じようなものだってのに…」
「はぁ?私が同じ?何を寝ぼけた事を……」
「…なら、自分の股を見てみろよ」
「え……?……な…ッ!?」
言葉に怒気を孕ませた男の言葉通り、自らの股に目を向けたノワール。そして、彼女は気付いた。下腹部を覆うプロセッサはおろか、大腿までもが濡れている事に。
「こ、これ…は……」
「…濡らしてたんだろ?俺等のチンポしゃぶりながら、そいつが自分の膣内に入る事をよぉ…」
「ち、違う!そんな訳ないじゃない!誰があんた達のなんか…」
「だったらそれはなんだってんだよ、女神様はいつも発情してるってのか?」
「それも違……きゃぁっ!?」
自身の股が…秘部が濡れている事を信じられない様子の彼女は、男の言葉に感情を露わにしながら否定。しかし余程動揺しているのか無意識に後ずさってしまい…次の瞬間、脚を滑らせた彼女は転倒する。
後ろに倒れ尻餅をついてしまった彼女。一体何がと思いながら地面に目をやると、そこに出来ているのは小さな水溜まり。そしてその水溜まりがあるのは、つい先程まで自身が蹲踞の体勢で座っていた場所。それが何を意味しているかに気付いた彼女は水溜まりから目が離せなくなり……我に返って顔を上げた時にはもう、再び下卑た笑みを浮かべた男達に囲まれていた。
「な、何よ…!」
「何って…まさかブラックハート様は全員一回抜けばそれで満足するとでも思ってんのか?」
「は……?だ、だって…男は出したら収まるって…」
「…女神様のいやらしい姿を見てたら、収まる訳がないじゃないですか」
「ひ……っ!?」
転倒した彼女の目線の高さは、彼女を囲む男達の腰より少し下。つまり彼女の視界には最初同様…いや、度重なる興奮で最初よりも凶暴さを増した肉棒が視界を埋め尽くさんとばかりに幾つも並んでおり、それを目にした彼女は息を詰まらせたような悲鳴をあげる。
彼女は男達に対する敵意と自身は女神であるという誇りを胸に滾らせる事で、これまで強気に振る舞っていた。だが、彼女は自身が秘部を濡らしていた事を知り、それは小さいながらも水溜まりを作ってしまう程のものだったと理解した瞬間、自分の中の女に気付いてしまった。男のいきり立つ陰茎に、それに奉仕する事に興奮を覚える女の自分に気付いてしまった事で、それまで滾っていた思いが沈静化されてしまったのだった。
「さ、今度は下の穴で相手してもらおうかブラックハート様」
「し、下の穴…?」
「穴っつったら穴なんだよ、ブラックハート様は自分が濡らしてる場所の事も分からねぇのかよ」
「……っ!…じょ、冗談でしょ…?だ、だって…それって……」
「あ?」
犯される。女性として最も守らなくてはいけない場所を、名前も知らない男に貫かれる。…そう思った瞬間彼女は背筋に寒気が走り、内股になりながら訊き返す。…だが、その言葉に返ってきたのは冷たい瞳。
「そ、そんなの…出来る訳ないわよ!幾ら脅迫されたって、そんな事…」
「なら、ブラックハート様の趣味を全世界に公開するか?」
「それは……ね、ねぇ考え直して!まだ収まらないならまた口でしてあげるわ!ううん、口だけじゃない!手だって胸だって使う!だからそれだけは……」
「うっせぇなぁ…おい、押さえ付けろ」
「な……っ!?い、嫌!止めて!止めなさいよっ!」
両手足を掴まれ抵抗するノワール。しかし心が弱気になってしまっているせいか、中々拘束を振り解けない。その内に脚を開けられ、蜜壺の入り口に男の陰茎が添えられる。
もう後がない。後数秒もすれば自分は男と繋がってしまう。それが恐怖となって彼女の心を蝕んでいき……遂に彼女は、それまで言うまいとしていた言葉を口にする。
「や、止めてっ…お願い、止めて……わ、私は…私はまだ…処女、なのよ……!」
「……は?…っつー事は…好きでもねぇ野郎に初めてを奪われるのが嫌だってのかよ?」
「……っ…」
「……ぷっ、聞いたかよお前等!あのブラックハート様がだぜ!?ははははは!可愛い事言ってくれますねぇ、ブラックハート様ぁ!」
「う…ぐ……」
彼女の処女宣言を聞いた瞬間男性達は目を丸くし…それからは全員が笑いの渦に飲まれていた。凛々しく、気が強く、如何なる敵とも勇猛に戦う守護女神が、彼女の言う凡夫に囲まれ処女が惜しいと懇願している。元々女神ならば処女だろう、と勝手な想像をしていた彼等だったが、その想像などどうでもよくなる程に彼女の告白は彼等にとって痛快だった。
愉快そうにする彼等とは対照的に、彼女は羞恥で一人俯く。こんな事ならあの場で撮影なんてしなければよかった、欲情を煽るような動きをしなければよかった、と後悔で震える中、ひとしきり笑った男が呟く。
「……ま、そういう事ならそっちに挿れるのは止めてやるか。一応俺も信者だしな」
「……え…ほ、本当…?」
「あぁ、だがこれで終わりにする気もねぇ。…つー訳でブラックハート様よ、前が嫌なら後ろを差し出せや」
「へ……?」
ほんの少し優しげな口振りになった事で顔を上げたノワール。…が、優しげだったのは口振りだけで、男の口元は下卑た笑みのままだった。
「…う、後ろって…後ろなんて……」
「じゃ、仕方ねぇか。お前等、しっかり掴んでろよ?暴れられても困る……」
「ま、待ってよ!…だ、駄目とは…言ってない、じゃない……」
「あーはいはい。ならさっさと四つん這いになってケツ突き出せ。そのエロスーツも脱いでな」
再び秘部に添えられた事で自分には提示された選択肢の中から選ぶ事しか出来ないのだと思い知らされた彼女は、両手足を離されるとプロセッサを解除し、ゆっくり背を向けて四つん這いになる。
処女を守る事は出来たとはいえ、口や手でするのと挿入されるのとではまるで違う。命の危機や大切なものを失う怖さとは全く別の恐怖を感じる彼女に威圧感など欠片もなく、その様はただの少女と大差なかった。
「胸もだが、本当にブラックハート様はいいケツしてるよなぁ…ったく、その身体のせいでどれだけの男が興奮したと思ってんだ」
「そ、そんなの…私のせいじゃないわよ…」
「ま、そうさな。…んじゃ処女女神のアナル、味わわせてもらうぜッ!」
「ひぐ……ッ!?」
暫く臀部を弄っていた男が、彼女の腰を左右から掴む。そして次の瞬間……彼女の後孔に、硬くいきり立った肉棒が押し込まれた。
本来出す事はあっても物が入る事はない場所へ、いきなり肉棒が根本まで押し込まれる。それは平然と流せる事である筈がなく、彼女は激痛と異物感に襲われる。
「おぉ…凄ぇ締まりだな、こりゃ……」
「ぬ…抜いて…!痛いの、凄く痛いのっ!お願い、抜いてぇっ!」
「抜く?…えぇ、言われなくてもそのつもりです…よっ!」
「〜〜〜〜っっ!?違っ…抜く、ってそういう意味じゃ…あぁぁっ!!」
高揚感による脳内麻薬が効いていないせいか、普段の戦闘では感じた事のない痛みに情けなく苦痛を訴える彼女。だが彼女の意に反し、男が始めたのは激しいピストンだった。文字通り抉られているかのような痛みの応酬に、彼女の瞳から涙が零れ落ちる。
「やらっ…痛いっ!止めて……くひぃぃっ!」
「慣れれば段々気持ちよくなりますよ。ブラックハート様は脅されてんのにここを濡らす変態なんだからよぉ」
「ひんっ!前、触らない…でぇぇっ…!」
「…へぇ…ならこうして…おい、痛がってる女神様の為に、誰か胸を揉んで感じさせてやれよ」
秘部に浅く指を挿れた瞬間、彼女の後孔が締まったのを感じた男は舌舐めずり。周りの仲間に声をかけると、彼女の腕を掴んで突き上げると同時に身体を起き上がらせる。
突かれた衝撃と上半身の動きによって、ぷるんと跳ねる彼女の乳房。ある意味でお預けを喰らっていた周りの男達はその躍動に喉を鳴らし…彼等の手が何にも阻まれる事なく揺れる乳房へと殺到した。
「ぬひぃっ!やっ、胸揉まな…はぁんっ!あぁ、あぁんっ!」
「あー、さっきも感じたけど胸柔らけぇ…」
「なんだよ乳首勃ってんじゃん。この様子じゃ痛いっつってんのも演技じゃね?」
「演技な、訳っ…ほひぃっ!?やらっ、舐めないれぇっ!」
横から揉まれ、下から持ち上げられ、乳頭は摘まれ、堪らず彼女は甘い声を漏らす。その間も突かれているが為に両の乳房へ振動が走り、それが乳房を弄る手の動きと相まって次々刺激が脳へと送り込まれてくる。更に何人かは腕を持ち上げられる事で無防備になった腋に舌を這わせる事で、胸とは違う独特の快感を彼女へと浴びせていく。強気な女神が弱気な少女へ変わった事で、気付けば彼女は男達に群がられていた。
「どうだいブラックハート様。こうしてヤられるのと同時に気持ちよくさせられると、ヤられるのも気持ちよくなってくるだろ?」
「そ、そんな事…んふぅっ…ないぃ…!」
「喘ぎながら否定されてもなぁ…じゃ、確かめてみるか?」
「ふぇ?……あ…」
男が目配せすると、他の男達は彼女から離れる。当然そうなれば胸や腋への刺激はなくなり、後孔を責める刺激だけが残る。
もし彼女の言葉通りなら、この時感じるのは異物感と痛みだけの筈。だが、現実は違った。胸や腋への刺激が無くなっても尚……彼女の身体は、責められる快楽を感じている。
「……え…な、なんれ…なんれまだ感じっ、おほぉぉぉぉっ!」
「ほらな、感じてんだろ?…認めろよ、自分はちょっと刷り込みされるだけで感じるようになる淫乱だって」
(違う…そんな訳ない、感じる訳ない…そんなのあり得ないのにぃぃ……!)
直腸を肉棒で擦られ、後孔越しに子宮を刺激される度頭の痺れるような快感が走る。陰茎が後孔から抜けそうになるともどかしい思いがこみ上げてくる。その状態から一気に奥まで挿されると、秘部が熱くなって間抜けな声が出てしまう。…男の言う通り、彼女は今確かに後孔で感じていた。だが彼女自身はそれを認められない。どんなに気持ち良くとも、口から涎が垂れようとも、プライドの高い彼女は男の言葉に首を横に振る事しか出来なかった。……そうしなければ、本当にこの快楽に飲まれてしまいそうだったから。
「感じてなんか、ないっ…こんなの、痛い…だけっ、なんだからぁ…!」
「蕩けた顔で言われてもねぇ…なら、自分で確認してみろや。誰か、ブラックハート様の携帯で撮影してやってくれないか?」
「さ、撮……はへぇっ!?」
「安心しろって、撮るのはブラックハート様の携帯なんだからよ」
撮影という言葉に目を剥く彼女だったが、身体に快楽が駆け巡る今の彼女は男一人すら振り払えない。それどころかそれまで腕を掴んでいた男は手を離すや否や彼女の脚を持ち上げ、膝裏に腕を通して後頭部で両手を固定。所謂まんぐり返しの様な体勢で拘束された彼女は、最早完全に男達の見世物だった。
「うっわ、ノワール様のオマンコさっきより濡れてる…」
「クリもフル勃起してんじゃん。女神様ってもしかしてマゾ?」
「や、やだぁ…見ないで、見ないでぇ……!」
「そう言う割には、撮られ始めてから一層締まりがよくなったけど、なッ!」
「ほぐうぅぅっ!あ、あぁ…何これぇ!?さっきよりも奥まで入ってくるぅぅっっ!」
一突きされる度に蜜壺から愛液を垂らし、乳房を揺らし、爪先まで脚を伸ばすノワール。見られて、撮られて、脚で体重を支えられなくなった事でより陰茎が後孔へと入り込んで、そしてそれ等全てが快感へと変換される事で、もう彼女は男によって叩き込まれる快楽から逃れられなくなっていた。
口では否定するものの、抵抗の素振りは一切見せない。直接言葉に出さないだけで、喘ぎと嬌声は彼女が快楽の虜となった事を如実に表している。その事に得も言われぬ征服欲を感じた男は、更に後孔を乱暴に突き上げて彼女を堕としにかかった。
「おっほぉぉぉぉ!も、もう許してぇ!このままじゃ私、おかしくなるからぁ!」
「淫乱でマゾな時点で十分おかしいだろうが!ほらイっちまえ!」
「はぁぁんっ!イきたくない!イきたくないひぃぃっっ!」
絶頂すれば自分は処女のまま後孔で感じて達する変態になってしまう。身も心も雄に敗北した、無様な雌になってしまう。それが恐ろしくて、けれどあまりの気持ち良さに情けなく喘ぐ事しか出来なくて……何よりそれすらも快楽に還元された事で、もう彼女の頭は真っ白となっていた。
そして、激しいピストンの末に陰茎から後孔へと溢れ出す精液。欲望を抑えきれなくなった男の、熱く濃密な精液が直腸を上り詰めた瞬間……彼女は雄に、屈服した。
「射精すぞ淫乱女神っ!マゾアナルで受け止めろッ!」
「んほおおおおぉぉっ!!イくっ、イっ…イクうううううぅぅぅぅっっ♡♡」
獣の如き嬌声を上げながら絶頂宣言をし、後孔へ吐き出された分を排出するかのように秘部から潮を吹き出すノワール。その無様な叫びは射精の間絶える事なく上がり続け、男が陰茎を引き抜く時には全身を痙攣させながら失禁していた。……最早その姿は、完全敗北した女神…いや、雌でしかない。
「はぁ…はぁ…ここまで気持ち良く出せたのは初めてだぜ。こりゃもう男を駄目にするレベルの名器だわ…」
「あひんっ…あ、ダメ…まだイクっ……♡」
「…ま、駄目になるのはこっちも同じか。……おーいブラックハート様、まだおねんねする時間ねぇっすよ」
「…あ、ぇ……?」
「ほら見てみろよ、あいつ等のギンギンに勃起したチンポを。…あれが全部入るまでは終わらねぇぞ?」
「…ぅえ…?…あ、ま、待って……む、無理…無理無理無理む……あへぇええええぇぇっ!」
それから彼女は男の言葉通りに全員から嬲られ、後孔を犯され尽くした。叫ぼうと、泣いて許しを請おうと男達からの陵辱は終わらず、彼女は数え切れないに絶頂し続けた。そんな中でも秘部だけは男達の温情からか、或いは愉悦からか一度も肉棒が入る事はなく、結果として女神ブラックハートは処女のまま後孔狂いの淫乱に堕とされたのだった。
数時間後、満足した男性達が去り静かとなった廃工場。だがその奥では自身の漏らした尿と愛液、それに精液が混ざった水溜まりの中へ捨てられたノワールが今も快楽の余韻で身体を震わせており……すぐ側に立て掛けられた彼女の携帯では、撮影された彼女の痴態が延々と流され続けていた。
*
「……はっ…!」
解いた髪を慣性で揺らしながら、がばりとベットから跳ね起きたノワール。彼女は早鐘を打つ胸元に手を置きながら部屋を見回し、ここが教会の自室であると気付いたところで胸を撫で下ろす。
「……ゆ、夢…だったのね…」
安心から彼女は起こしていた上半身を再びベットへ沈み込ませ、目元に右手の前腕を置いてゆっくりと息を吐く。…その脳裏に焼き付いているのは、鮮明な夢の光景。夢の中で何があり、何をし、どうなったかの一部始終。
「……っ…夢とはいえ…なんてもの見てるのよ私…」
普段起床後は二度寝やベットでの時間浪費などしない彼女だったが、そんな彼女でも今回は中々意識を切り替えられない。自身が崇拝と敬愛を受ける女神だという自覚があるからこそあの夢は……いや、例の行為によって見る夢は彼女にとって毎回鮮烈なものであり、同時に寝間着もベットも自らの醜態で汚れてしまっている事もまた、彼女への強烈な羞恥心となって襲いかかっていた。
それから少しの間ベットで呻いていた彼女。しかしそこで一つ、気になる点が浮かび上がる。
「…って、あれ?私冒頭でコスプレしてたわよね…でもあれで見る夢は信者の思いが関わってる筈…。…じゃあ、まさか皆は……」
ノワールは背筋が冷えるのを感じる。だがそれは、寝間着やシーツが濡れている事が原因ではない。彼女が怖気を感じたのは、恐ろしい可能性へ至ってしまったから。
特定の感情遮断を解除する事によって見る夢は、謂わば溢れ出した特定感情の発散行為。その為夢の内容は所謂『妄想』が元となる場合が多く、逆に言えば信仰者が想像も付かない事柄が夢に現れる事はあまりない。…という事はつまり、夢の中でのコスプレ登場は、彼女にとっての秘密が秘密ではなくなってしまっている可能性の示唆であり……
「……いやいやいやいや!そんな訳ないじゃない!そうじゃなくて、これは…そう、夢なんだから!幾らシェアの影響を受けてるといっても夢は夢、私の趣味が多少反映される事位何もおかしくないのよね!」
独り言としては些か大き過ぎる声で自身を納得させにかかるノワール。実際彼女の言った事は間違っておらず、女神個人の趣味嗜好が反映されただけの可能性も大いにあったのだが…悲しくも彼女の様は図星を突かれて言い訳しているようにしか見えなかった。
「…よ、よし。何はともあれもうスッキリしたんだから、今日も一日頑張らなきゃ」
そうこうする内にやっと平常心を取り戻した彼女は、然るべき後始末をした後普段着に着替え、自室を後にする。どんなに夢の内容が過激なものだったとしても、彼女は元々真面目な性格。それはそれ、と気持ちを切り替え今日も彼女は女神の職務に精を出すのであった。
……が、仕事の最中ふとした瞬間に夢の事を思い出してしまった彼女は、その度湧き上がる悶々とした思いに頭を抱えるのだった。