※この作品はR-18です。

超次元ゲイムネプテューヌ Origins Visionary   作:シモツキ

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・初閲覧の方は、『はじめに(確認推奨)』を見る事をお勧めします。
・今回の話のように、就寝前及び起床後のどちらか、又は両方が描写されない場合もあります。
・通常のリクエストは勿論の事、特殊作品群に該当するようなリクエストも受け付けております。しかしその場合は当然相手となる作品の作者さんに了承を頂かなくてはいけない為、必ずしもリクエストにお応え出来るとは限りません(既存シリーズの続きが読みたい、というリクエストも承っております)。




人物・オリジンハート

内容・ふたなり 膣内射精 拘束 射精管理 ミルキング 電流責め リクエスト要素有り


淫欲に成りし性奴隷 27

 本来女性にはない筈の陰茎…男性器を生やされ、男達の性奴隷となって以降、他の女神達と同じように、幾度もイリゼは犯され、嬲られ、辱められた。集団で代わる代わる犯される事もあれば、野外で露出させられる事や、全身に玩具を嵌められた状態で拘束されて放置されるような事もあった。その度に、数え切れない程に絶頂させられ、よがらされた。

 しかし、今日は違う。無理矢理絶頂させるのではなく、無理矢理させない…射精したくても出来ないようにする事が、この日の男達の「遊び」であった。それにより、何度も何度も射精しそうになりながらもする事が出来ず、切なさは苦痛となって溜まり続け…されどまだ、続いている。まだ、イリゼは男達からも、射精出来ない苦しみからも、解放されない。

 

「はひっ…♡んぁひ…♡……んぁんっ♡!」

「さ、楽しい時間は終わりだぜ女神」

「いやいや、案外これでも楽しめるんじゃね?なんせさっきは痛め付けられても射精射精って言ってたしよ」

「ま、どっちにしろ射精なんて出来ないんだけどな」

 

 直前の責めで使われていた玩具を荒っぽく外され、代わりに陰茎や下腹部、内股や胸や腋などにコードの付いたシートを貼られる。常人ならば到底耐え切れない程痛め付けられ、快楽を浴びせられてきたイリゼは、外される瞬間の刺激だけでも身体を跳ねていたが、シートを貼られていく事に段々と怪訝な表情に変わる。どうせ答えてもらえないだろうと思いつつもそれが何か訊けば、案の定まともな返答はない。コートの先は後ろ側にあり、また身体を掴まれている為自分で確かめる事も出来ない。

 しかしそこで、イリゼは気が付いた。自分を掴む男達は、普段は付ける事などない、丈夫そうなゴム手袋をしている事に。そしてそれに、本能的な危機感を抱いた次の瞬間…イリゼの身体に、電流が迸る。

 

「──〜〜〜〜ッッ!?」

 

 比喩などではない、正真正銘の電流。身体を内側から刺されるような痛み。それが迸った瞬間、イリゼは目を見開き、声にならない叫びを上げ、痙攣する。

 時間にすれば、ものの数秒。決して長くはない、だがその間一瞬の隙なくイリゼの身体には電流が流れ続け…途切れると同時に、イリゼはぐらつく。

 

「どうよ、感じ易いところに直接電流をぶち込まれた気分はよぉ」

「くくっ、おもしれー顔してたぜオリジンハート。てかお前、いきなり中にすんなっての。これじゃ弱はもう楽しめねーじゃねぇか」

「悪ぃ悪ぃ。まあでも弱じゃあ流石に通用しないってか、低周波治療位の反応しかしないだろ、こんな変態だろうと女神は女神だしよ」

 

 まだ理解が追い付かない中での、男達の会話。それによりイリゼは電流を流されたという事、次はこれで自分を責めようとしているのだという事を認識したが、問題はそこではない。

 

(ま、不味い…今、全然耐えられなかった…こんな、ちょっとした電流程度で……)

 

 男の一人が言った通り、生半可な責めは女神に通用しない。というより、女神は痛みに慣れている以上、敏感な性器を痛め付けられるより結局は全身を駆け巡る事になる電流の方が、どちらかといえば耐え易い、堪え易いとすら女神なら言える。

 但しそれは、普段ならばの話。幾度も幾度も、痛みと快楽、それに射精の出来ない苦しみで追い詰められた今のイリゼは、自分でも茫然としてしまう程気力が、耐える為の力が減衰しており…次の瞬間、また電流が流れる。

 

「ひぎッ、ぃぎひぃぃいぃいいいいぃいぃッ♡!」

「お、出た出た。やっぱ悲鳴上げてくんなきゃ詰まらねぇんだよな」

「はははっ、おい見ろよ!このチンポ、これでもかって位に小刻みに震えてやがるぜ!」

 

 下半身を中心に張られたシートから流される電流に、イリゼは悲鳴と共に再び痙攣。全身が震え、身体が強張り、身を捩って痛みを逃がす事も出来ずにイリゼはただただ痛みを味わう。しかもそれだけではなく、イリゼは痛みと共に別の感覚も…あろう事か、これですら『快感』を感じてしまう。陰茎に胸、下腹部を通じて子宮と、それぞれに流される電流が性感帯を寸分の隙なく責め立て、内側から徹底的に苦痛という刺激を与えてイリゼを責める。特に陰茎は、射精欲求が昂り過ぎて怒張を極めたような状態であり…射精出来ない中で、中から外に出せない状態で、これまではなかった内側への刺激を与えられれば、中で出す事の出来ない、溜まったままの『快楽』が暴れ狂うのは必然の事。故に、初めこそ単なる叫びであったイリゼの悲鳴は、すぐにまた嬌声混じりのものへと変わっていく。

 

「止めてッ、とめ"でぇええぇぇッ♡!」

「なーにもう根を上げてんだよ。さっきの会話、聞こえてたよな?中って事は、まだ上があるに決まってるよなぁ?」

「ひぃぃッ♡!あ"っ、がッ、ふぎぅううううぅうッ♡!」

 

 オンとオフを繰り返す男達だが、回数を重ねる毎に電流が流れる時間が増していく。苦しみのあまり暴れ出しそうになるイリゼだったが、拘束されている事に加え既に疲労困憊状態であり、またどれだけ虐げられようとも無意識に「彼等を傷付けてはいけない」という思いが働いているが為に力が出ず、ゴム手袋をした男達に完全に押さえられてしまう。尚且つそこで、男の一人からの恐ろしい言葉を…分かっていても考えないようにしていた事を告げられ、イリゼは顔を引き攣らせる。

 

「嫌か?止めてほしいか?だったら止めて下さい、って素早く十回言ってみろよ。勿論ちゃんと、聞こえる声でな」

「ぁ、やめっ…やめて下さいっ!止めて下さいッ!止めて下さい止めて下さい止めッ…ぐッ、ひっ…て、下さいぃぃ!やめてっ、下さい…っ!やめて…やめて、下さ──ぅぎぁああああああああッッ!あ"あ"ッ、ぎひッ、ふぎゅうぅううううぅぅううッ♡!な"ん"て"ぇ"ええええぇぇッッ♡!?」

 

 挙げられた要求に対し、藁をも掴む思いで縋り付くイリゼ。躊躇いなどなく、叫ぶようにしてイリゼは頼む。電流で痺れ、普段の様にはいかない口を必死に動かし、男達に懇願する。

 だが、その思いは儚く打ち砕かれる。止めるどころか、十回言い切る前に操作を担う男が電流の出力を中から強に変えた事で、懇願の声は絶叫に変わる。そして慟哭するような叫びを上げるイリゼを包むのは、嘲笑の笑い。

 

「ははははははッ!バーカ、勝手に十回言わせてもらえるとか思ってんじゃねーよ!」

「つーか、さっきと同じ手に引っ掛かってやんの!必死過ぎてまともな思考も出来てないとか、マジウケるわー」

「まあ安心しろって。どんだけ馬鹿になろうと、いい身体してる限りは俺等が遊んでやるからよッ!」

「ふひひぃいいぃぃいぃぃいんンッ♡!今揉まな"い"で"ぇえぇええぇッ♡!」

 

 何から何まで酷い嘲笑をぶつけられるイリゼだが、更に強まった…即ち電流によってより切なくなった射精欲求に、それこそまともな思考をさせてもらえない。

 そんな中で一人の男が横からイリゼの乳房を掴む。揉むでも何でもない、ただ力の限りに握り締めるだけの、痛め付けるだけの行為を行う。乳を歪まされた結果、乳房での電流の感じ方が変わり、その変化はイリゼが電流の刺激に慣れる可能性すらも奪う。どうしようもない苦痛と快感、それが転化する切なさを浴びるイリゼは、首や腰を、押さえられたままでも動かせる場所を無茶苦茶に振ってひたすら叫ぶ。

 

「あ"あ"あ"あ"あ"あ"ぁ"ッ♡!い"だぃいいぃぃッ♡!オチンポイけないぃいいぃぃぃぃっッ♡!」

「なぁおい、もう諦めた方が楽じゃねぇの?ほらほら見てみろよ、チンポはこんなパンッパンになってんのに、ベルトはギチギチに締めたままビクともしねぇんだからよ。分かるだろ?もうどんだけ膨らませたって、跳ねさせたって、これがある限り精液は一滴も出せないんだって」

「やだぁああぁああぁぁっ♡!ベルト取ってッ♡!取ってとってとっでよ"ぉ"ぉ"お"ぉおおぉ"おッッ♡!」

 

 髪の毛を掴まれ、無理矢理下を、今にでも爆ぜそうな…されどベルトによって完全に射精を封じられている一物を見せられる。期待も希望も根刮ぎ奪うように、ドライな声で言う男の言葉に、イリゼは駄々を捏ねる子供の様に嫌だと叫ぶ。切なさのあまり、そんな風にまでなってしまう。

 

「なっさけねぇなぁオイ。女神の癖にこれとか聞いて呆れるぜ」

「自分の不甲斐なさがー、だっけ?女神、暫く前の自分の発言覚えてるかー?今は馬鹿みたいにチンポチンポ言ってる自分が不甲斐なくて堪りませんかー?」

「おいおい、今溜まってるのはずーっと射精せてないままのザーメンだろ?…まぁ何にせよ、こんな醜態晒しまくりの女神にゃ、きっちりと仕置きをしてやらんと、ってな!」

「ぃぎぅひぉ"お"オオ"ォおオオ"お"オ"オ"オオ"ォッッ♡!?」

 

 女神の品位などとうにない、今や女性としての、一個人としての品性や尊厳すらも欠片一つ残っていない程の無様をイリゼが晒す中で、男達はイリゼの胸を鷲掴み、尻を叩き、暇潰しか何かとしか思えないような雑極まりない扱いをしながら見下し嘲る。それが全て男達の悪意と欲望に満ちた行為によるものであるにも関わらず、言葉でも行動でも徹底的にイリゼを貶め…その末に、もう一段階電流を強める。強から最強へ、最大出力に引き上げ最後の仕掛けに取り掛かっていく。

 

「流石の女神でもここまでされちゃ叫ぶ事しか出来ねぇみたいだな。もうこりゃ女神の声かどうかも分からねぇレベルだわ」

「あ"あ"ああ"ぁ"ア"ぁァ"あ"ッ♡!オ"びッ、ふぉ"ヒォ"オ"オぉおィひィぃいッッ♡!」

「マジで何言ってるか分からねぇ、ってか叫んでるだけっぽいな。なら、この状態でチンポ扱いたらどうなるのかなー、っと」

「あひぃァアあ"ひ"ィィィ"ィ"っッ♡!イッ、おちッ…んぼぉお"おおォ"オォオお"オ"ぉ"オ"ッッ♡!」

「はっ、おちん『ぼ』だってよ。間抜けな言い方といいここまでなってもまたチンポっつってる事といい、ほんと笑わせてくれるよなぁッ!」

「ぷヒィ"っッ♡!だッ、たじゅッ…た"し"ゅ"け"へ"ぇぇ"ええ"ェえエ"ギほぉ"お"オォオ"ぉ"おォ"ッ♡!」

 

 人のものとは思えない、仮に出せたとしても声帯が裂けてしまうのではと思うような絶叫。それを響かせるイリゼは一歩も、指先すらも動かせず、がくんと顎が突き上がった姿勢のまま叫び続ける。

 最大出力で流される電流は、イリゼが全身にびっしょりとかいた汗によってより通り易くなっていた。それ故に、女神でなければ身体に危機が及ぶレベルだったのだが、それでも男達は嘲笑を止めず、痛みを、或いは快楽を感じさせる為にイリゼを叩き、弄っていた。

 

「…ァ…がッ…ひぁ……」

 

 身体が内側から裂け、粉々に砕け散ってしまいそうな苦痛に絶叫し続けたイリゼ。男達がスイッチを切り、漸く電流責めが終わった時、イリゼは口から微かに音を漏らすだけの、蹂躙され切った後の様な状態となっていた。今も電流を浴び続けた身体は小刻みに痙攣し、まだ終わった事に気付いていないが如く、顔は真上を向いたまま。コードで繋がったシートを男達が剥がし、イリゼの身体からも手を離すと、イリゼの身体はゆっくりとふらつき…そのまま倒れる。柔らかな肢体が床を叩き、イリゼはもう一度震え…それからは微動だしなくなる。

 ここまで行われてきた責め苦を思えば、当然の事。常人ならばそもそも耐えられない、仮に耐えられたとしても暫くは立つどころか、まともに意思疎通を図るのも困難な筈の状態であり……しかし暫くすると、微かな声が聞こえてくる。

 

「オチンポぉ…射精させて…せーえき出させてぇ……♡」

 

 怪訝な顔をした男達が耳を澄ませれば、やはりそれはイリゼの声。それもここまで痛め付けられても尚、口にしたのは射精欲求の言葉であり…うつ伏せに倒れた、身体と床に挟まれる形となった肉棒は、依然として張り詰めていた。このまま勃起した肉棒に押し上げられ、腰が浮くのではないかと思う程、陰茎だけは屈強で頑強なままだった。

 流石にこれは男達にとっても驚きだったようで、数秒沈黙。だがその後はまた嘲りの笑いが起こり、心ない視線がイリゼへと向けられる。対してイリゼはうわ言の様に微かな声を繰り返すだけで、もう笑われても気にならない…意識に入ってこない様子だった。

 

「ここまでなってもまだまず気にするのが射精の事とか、もうもし仮にチンポが無くなって、俺等が何もしなくなったとしても、元の生活には戻れないんじゃね?」

「戻れないどころか、チンポを惜しんでまたあの薬飲んだりするだろこれは。…まあでも、好都合だな」

「あぁ。少しばかり待つ必要があるかと思ったが、これならすぐ始められそうじゃねぇか。くくくっ…」

 

 無反応である事も含めて男達は一頻り話した後、イリゼの両腋へとそれぞれに手を入れて身体を起こす。倒れた状態から、上半身だけを起き上がらせ…イリゼの目の前にしゃがんだ男が、言う。

 

「喜べよイリゼ。ここまではたっぷり射精させない事で楽しんだからな。今度はテメェの大好きなチンポから精液を排出させて遊んでやるよ」

「……っ…!」

 

 男がイリゼにそう言った瞬間、無反応だったイリゼの肩がぴくりと揺れる。ゆっくりと、だが確かに大人を見やり…その瞳に、本当に?…という感情を浮かべる。ここまでイリゼは期待させられては裏切られ、の流れを複数回経験している以上、すぐに信じられないのは当然であり…しかしそもそも、イリゼに選択肢などはない。

 

「出させてやろうか?じゃねぇんだ、出して遊ぶっつってんだよ。テメェに選ぶ権利はねぇし、嫌なら…そうだな、ここをコーキング剤が何かで塞いでやってもいいんだぜ?」

「ひぃ……っ♡!や、やめて…嫌じゃない、射精…射精させて…っ♡!」

 

 爪で男が鈴口をつつけば、イリゼは顔を引き攣らせながらも喘ぎ混じりの声を漏らし、それから食い付くようにして懇願する。男達がにやつきながら見ている事にも気付かず、次なる男達の行為を求める。

 すると声を掛けていた男は一度離れ、イリゼはその場から引き摺られる。膝が床に擦れるが男達は誰も気に掛けず、ある位置まで移動させると腕を離す。

 

「ぁ、ぅわ…!」

「ここで四つん這いになりな。おっと、自分でベルト外そうとするんじゃねぇぞ?」

「…ぇ、こ、ここって…こんなところで、四つん這いになったら…顔……」

「あぁ?ここからザーメン出したいんだろ?」

「ぅくぁ…っ♡!」

 

 手枷を外され、しかしすぐに身体の前側で嵌め直されたイリゼは、依然として一物が訴えてくる射精欲求を堪えながら、言われた通り四つん這いになろうとする。されど、眼前にあるのは小便器。それも初めに自分が精液をぶちまけた、その粘性で未だに精液が流れ切っていない、誰が見ても「汚い」としか思わない場所。

 当然イリゼは躊躇う。躊躇うが、一物を扱かれてしまえば、射精を人質の様にされてしまえばイリゼは従う他なく、へたり込んだ状態から腰を上げる。上げ、その分上半身が前に出て…イリゼは自ら、便器の中へと顔を突っ込む。

 

(……っ…生臭い臭いが、中で籠ってる…こんな、こんなものを、私が…)

「んー?まだ足りねぇな。ちゃんと四つん這いになれ、っての!」

「むぐぅっ…♡!?(あ、あぁっ…!そんな、私…私ぃ……♡!)」

 

 入れた瞬間から酷い臭いが鼻腔へと入り込み、イリゼは顔を顰める。臭いの大元が自分である事を思うと、イリゼの心の中では恥辱感が溢れ出し…しかし顔を突っ込むだけでは許されなかった。まだ腰が引けている、ちゃんとあげろとばかりに、男の一人がイリゼの尻たぶを掴んで無理矢理押し出し、それによりイリゼは顔を便器に押し付けられる。便器の奥、ここが廃墟となる前は何人もの男性の小便が流れてきた、そして今は自身の射精した精液がこびりつく便器の中へ、イリゼの顔が密着する。その屈辱感、不快感、嫌悪感は凄まじく…だが悲しいかな、それでも肉棒は萎えなかった。押し付けられた瞬間ぴくぴくと震え、拒否とは違う反応を示すだけだった。

 

「うし、これで準備完了だな」

「ほーれ女神様。お待ちかねの、オチンポ解放の時間ですよ〜?」

「……──っっ!…ぁ、あ…あぁっ……♡!」

 

 それから少しの間手枷足枷が何か鳴っていたが、小便器の形状の関係で首を回しても下や後ろを見る事が出来ず、イリゼは何も分からないまま。それが終わると、呼び掛けるような声が聞こえ、一度一物を締めるベルトの圧力が強くなり……次の瞬間、これまであった、ずっと自身を苦しめていた圧迫感が綺麗に消え去る。

 解放に、ベルトが外された確かな感覚に、イリゼが上げる歓喜の声。今の自分の無様な姿も精液の臭いもその瞬間忘れ、反射的に解き放たれた一物を扱こうとする。されど手枷に阻まれ、イリゼは切なげに…それでいて誘うように腰を揺らす。

 

「オチンポ…オチンポオチンポ早くっ♡早くぅぅっ♡!」

「はっ、盛りの付いた犬かっての。あぁいや、この品性の無さは犬以下かもなぁ」

 

 嘲る言葉を意にも介さず、イリゼは求める。漸く射精出来るのだと、期待に胸を膨らませる。

 もしここでもう少し冷静であったのなら、嘲りこそされどイリゼの期待通りに事が進んでいる、そう思える状況をおかしいと感じられたかもしれない。だが徹底的に追い詰められた末のイリゼに、そんな冷静さなどある筈がなく…だからこそイリゼは、ここからもう一度絶望感を味わう事になる。

 

「ぴぁっ♡!はっ、はっ、はぁっ……ぁ、くぁ…ぁ、え…♡?」

 

 ずぷり、と後孔に何かが入ってくる感覚。玩具で責められ緩くなった肛門をあっさりとこじ開け、何かが直腸の中へ入り込む。肛門を捲られる感覚に、腸壁を浅いところから順に擦られる刺激に、イリゼは驚きながらも艶かしい声を漏らし、一気に息が荒くなる。

 入ってきたのが指である事はすぐに分かった。背後から肉棒を掴まれ扱かれるものだと、乳搾りの様に搾精されるものだと思っていたイリゼは、そういう意味では驚いたが、今のイリゼにとってどんな刺激を与えられるかは二の次三の次。即座に後孔を穿られての射精なのだと解釈し、膨らむ期待に雌犬が如く何度も何度も吐息を漏らす。どんどん遠くに入り込んでいく、穿って進む指に、直腸からじわりと広がる快楽にイリゼは歓喜を募らせ、すぐに来るであろう射精の瞬間を今か今かと待ち侘び……だが付け根付近まで指が入り込み、その指が腸壁の膣側、ある場所を強く押した瞬間、一瞬イリゼの動きは止まった。

 

((え、ぁ、なに…今の感覚…今までのと違う、気持ち良いのと違う、何これ知らな──)ぅあくぅぅ…っ♡!?」

 

 ぐすんっ、と直腸の中から更に身体の内側を押されるような、これまで経験した事のない感覚。後孔の奥から何か硬いものを押される、不快ではない…さりとて快感でもない刺激にイリゼは困惑し…再びそれを、男の手の指の腹によって強く押される。

 知らない刺激、知らない感覚。指が直腸の中でうねる時も、奥に行く為に掻き分ける時も甘く腰が跳ねるような快楽が走るというのに、そこを押される時だけは言葉に出来ない違和感が走り…その内に段々と、押される感覚は『押し出される』感覚へと変わる。何がかは分からない。だが確かに、イリゼの中では何かが押し出され、どこかを通過していく。そして……

 

「…な、なに…なに、これっ…私、何されて……」

「おー、出た出た。溜まりに溜まってたからか、あっさり出てくるもんだな」

 

 未知の感覚に恐れを抱き始めたイリゼが声を上げた次の瞬間、男達の愉快そうな声が聞こえてくる。

 それと共に、零れた液体が何かを叩く軽い音も聞こえ始める。初めは何か分からなかったイリゼだが、その後は指が硬い場所を強く擦る度に聞こえ…その内に、一物にも違和感を抱き始めた。

 分からない。何も分からない。ただ何か、おかしな事が起きているような気がして、思わずイリゼは便器の中から顔を出す。聞こえる声に上手く言葉に出来ない不安を抱きながら、恐る恐る首を倒して自らの下半身を覗き込み……そうしてイリゼは、目の当たりにする。いきり勃った肉棒、破裂寸前な自身の陰茎…そこから締めの甘かった蛇口の様に、たらたらと漏れては落ちていく精液を。

 

「…あ、は…え…?…え、え…なにこれ…なにこれっ、何これぇ!?」

「何って、精液が出てんだよなぁ?」

 

 垂れる白濁液。床に置かれた容器へと溜まっていく精液。間違いなく出ている、自身の一物が排出している念願の精液を見て、しかしイリゼは叫びを上げる。──射精の感覚が、迸るような快楽が一切ない事に、愕然とする。

 

「ち、違っ、こんなの射精じゃ…なんでっ、なんでぇ!?」

「くくくっ、マジで破裂しそうな位、徹底的に射精を止めてきたからな。そのせいでチンポが馬鹿になって、射精しても感じられない機能不全チンポになっちまったんじゃねぇの?」

「そ、そんな…やだ、やだぁっ!オチンポイって、ちゃんと射精してよぉぉっっ!」

 

 激しい動揺と共にイリゼが何故だと叫ぶと、悪意に満ちた笑みで男が返す。陰茎が馬鹿になってしまった、もう射精の快楽を感じる事が出来ない…そう思った瞬間イリゼは顔面蒼白になり、泡を食ったように腰を振りたくる。拘束により、扱く事はおろか、短冊に動く事も出来ない。そんな中で少しでも一物に刺激を与えようと、身体を揺すって静かに精液を漏らす一物を振り回す。そして、次の瞬間…堪え切れなくなったかのように、一斉に男達は嗤う。

 

「あっははははははッ!オイオイマジか、間に受けるのかよ!」

「つか必死過ぎね?どんだけ射精が好きなんだよこのふたなり女神!」

「…ぁ、ぅえ……?」

「ぷぷっ、安心しろよイリゼ。これは別にお前のチンポがイかれた訳じゃねぇよ。てか、お前も感じてるんだろ?ここを、こうされるとっ…内側から潰されるような感覚がして、チンポから精液漏らしちまうって事をよ」

「ふぐ、ぁっ…!」

 

 間抜けで無様な女神を見下ろす、男達の盛大な嘲笑。彼等が一頻り笑うと、何も分からない…茫然とするばかりのイリゼに対し、後孔に指を挿れていた男がまた指を根元まで押し込み、そこから引き上げるような動きと共に硬い場所を引っ掛け擦る。ぐりゅんっ、という心地の悪い音がしそうな感覚と共に、またイリゼの一物からは精液が垂れる。

 そこから何度も、男は同じ行為を繰り返す。奥まで挿れ、奥から手前に向けて押す。その度に、内側から押し出されるように精液が漏れ…見ていた、見せられていたイリゼは段々と理解する。理解させられ、しかし嫌な汗が全身から吹き出す。

 

「精嚢、つったかな。普通は精液がそこに溜まって、そっから射精する訳なんだが、こうしてケツの方から精嚢を押してやると、ポンプみたいに精液が溢れんだよ。へっ、自分のふたなりチンポの事がまた一つ分かって良かったな」

「ぁ、ぎっ…ぃい…!…ゃ、で、でも気持ち良く……」

「そりゃそうだろ。精液が出るから気持ち良いんじゃなくて、気持ち良くて精液が出るんだからよ。さて、種明かしもしてやったし、後は女神様の望み通り、一滴残らず搾り出してやるか」

「……──っっ!」

 

 精嚢への刺激を続けながら、わざと淡々とした声音で男はイリゼに説明する。これがイリゼの思い描いていた、待ち侘びていた射精などではなく、快楽なき強制排出なのだと漏れ出る精液の光景と共に見せ付ける。

 一滴残らず搾り出す。それは即ち、一度たりとも射精の快楽がないままに、もう射精出来なくなるという事。望む形ではなかったとはいえ、溜めに溜めた、煮え滾るような精液が、全て何の快楽もないままただただ排出されていく。それを想像したイリゼは息を詰まらせ…叫ぶ。

 

「…やめ、て…嫌ぁ、やめてぇぇッ!精液搾り出さないでっ、気持ち良くないのなんて嫌ぁああぁぁッ!」

「…だってよ。どうする?止めてやるか?」

「そんな訳ねぇじゃん。ほらほら、押す度情けないお漏らし精液がチンポから出て垂れていきますよ〜、っと」

「ぬぎゅっ、ぅぅうぅぅうッッ!射精ッ、射精させてくれるって言った!言ったのにぃぃッ!」

「はぁ?俺達は排出させるとしか言ってないんだが?お前が勝手に射精だと思い込んでただけの癖に、何言ってる訳?」

 

 再びイリゼは腰を、一物を揺らす。快楽のない強制排出から逃れたい一心でイリゼは暴れる、暴れようとするが、手枷と足枷でがっちりと固められ、更に枷同士も金具で繋げられた為にどれだけ暴れようとしてもまともに動けず、一物だけな虚しく揺れる。

 その一物からは、絶え間なく精液が漏れ出し続ける。膨大な量が溜め込まれた結果、鈴口からは一度の刺激で暫く精液が流れる状態であり、そんな状態のイリゼの精嚢を男は継続的に圧迫している為、精液の排出は止まらない。

 

「あぁそうだ、因みにこれをミルキングって言うんだとよ。牛の乳みたいに四つん這いでおっ勃てたチンポから精液を垂らしてる、今のお前にぴったりな名前だろ?」

「はははッ、オリジンハートは胸も結構あるもんな。けど白い液体を出すのはその胸じゃなく、射精管理後のビン勃ちチンポからだなんて泣けるねぇ。あーあー、可哀想になぁ」

「うぅ、んぅう"ぅ"ぅ…!止まって、止まってよぉぉおぉッ!気持ち良くないのッ、出しても気持ち良くないからオチンポ止まって、精液出ないでぇぇええええぇッ!ザーメン逃げちゃいやぁああああッ!」

 

 必死に、必死にイリゼは漏れ出る精液を止めようとする。力み、下腹部に力を込め、尿道の閉鎖を必死になってイメージするが、そんな事をしても全くの無意味。強制的な排出には全く敵わず、イリゼの目の前で、枷さえなければ簡単に手の届く距離で、精液は無情に零れていく。

 ならば、とイリゼは肛門と直腸に意識を向ける。後孔に挿れられている指の刺激で射精しようと、微かな快楽でも感じられるよう集中するが、それに気付いた男は指の抜き差しを止め、指の腹を精嚢に押し付け圧迫し続ける形での搾精に切り替える。幾ら膣共々男達によって『犯される為の孔』へと開発された後孔でも、流石にそれだけの動きでは快楽を得るには至れず、どんなに必死になっても、どこに意識を向けようとも、精液はイリゼの陰茎から漏れ続ける。

 

「出しても出しても全然止まらねぇな。幾ら射精出来ないようにしてたからって、これは溜め込み過ぎだろ。ほんっと女神は淫乱だな」

「おーおーこれ容器一つで足りるか?溢れちまうんじゃねーのか?」

「溢れて床に零れたら、ちゃーんと女神様に舐め取ってもらわねぇとなぁ?ま、それよりも…見ろよ女神。お前、こんなにたっぷり精液を溜め込んでいたんだぜ?もしこれを普通に射精出来てたら、さぞ気持ち良かったんだろうなぁ?ミルキングされてなきゃ、きっと意識が飛びそうな位射精しまくっていたんだろうなぁ?」

「あ、ぁ、ぁああぁぁ……」

 

 傾けられた容器の中で、並々と溜まった精液が揺れる。見ただけで分かる程にドロドロな、快楽が濃縮されたような…しかしただただ排出させられただけの精液。それを見せられたイリゼの頭の中では男の言葉が反響し、喉の奥から呻くような声が零れる。

 そして、いよいよ本当に容器から溢れそうになる精液。元々あまり大きな容器ではなかったとはいえ、その量に男達は舌を巻き、同時に溢れさせるよりも全て容器に収めて出した量を見せ付ける方が面白そうだ、と男の一人が容器を別の物と入れ替える。空の容器を硬いままの一物の下に置き、精液が溢れる寸前の容器は退かそうとし…それを見たイリゼは、最早自分でも何を言っているのかよく分からないままに喚き叫ぶ。

 

「待ってっ、やだやだぁっ!せーえき返してっ、せーえきないと射精出来ないからぁッ♡!射精したいっ、射精射精射精ぇぇッ♡!精液返してッ、オチンポに戻してよぉおおおおッッ♡!」

 

 威風堂々とした本来のオリジンハート。それが今や見る影もなく、イリゼはこれ以上ない程情けなく懇願しながら腰を振る。誘惑にすらなっていない、駄々を捏ねて暴れる子供の様にイリゼは腰を振りたくり、肉棒はあちらこちらを向きながら下向きで振り回されて尿道に残った精液を散らす。

 あまりにもみじめで哀れな姿。肉感ある尻や、そこから伸びる艶かしい脚、汗を滲ませ艶めきを増した背中に、四つん這いから垂れ下がる事でよりその大質量を見せ付ける胸…一つ一つが男の喉を鳴らすのに十分過ぎるイリゼの肢体も、こうなってしまえば魅力は激減。いっそ浅ましさすら感じられるのが今のイリゼであり…本人にとっては、まともな思考も出来ない中での心からの懇願。しかし聞いた男達はその口元を悪意で歪ませ…自らの言葉が、牙を剥く。

 

「そんなにザーメンが恋しいってなら…戻してやってもいいぜ?」

「…え……?」

 

 おもむろに発された、イリゼの思いを受け入れたかのような言葉。言われたイリゼは驚き、動きを止め…だがすぐに、それが聞き入れられる事の意味に気付く。

 イリゼは単に所有物を、何か大切な物を奪われた訳ではない。強制的とはいえ、排出されたのはあくまで精液。今のところ誰かを孕ませる予定などなく、今後も恐らくあり得ないであろうそれは、言ってしまえば排泄物に近いようなもの。それを『戻す』という事はつまり……。

 

「…い、いい…やっぱりいい、これ以上ミルキングしないでくれるだけでいいから……!」

 

 悪臭を放つ精液が溜め込まれた容器。そこに突っ込まれるのは注射器の様な器具、シリンジであり、シリンジへと精液が吸い取られていく。

 膣か、直腸か、或いは両方か。普段男達が肉棒や玩具を突っ込むように、自分自身の精液を注ぎ込まれると思ったイリゼは、声を震わせながら発言を撤回。されど当然、言われたところで男が止める素振りはなく…それどころかイリゼは転がされ、四つん這いから仰向けにされる。繋がった枷を介して手足の全てを頭側に寄せられ、腰と尻が軽く浮き、一物が突き出たような体勢にされてしまう。

 便器に顔を突っ込んでの四つん這いに、負けず劣らずの屈辱的格好。そのままイリゼは押さえ込まれ、シリンジは迫り…だがその先端が当てがわれたのは、肛門よりも、秘裂よりも上。イリゼの下腹部で反り勃つ、今も苦しそうにヒクつく一物の先端へと当てがわれ…漸くイリゼは理解する。男達の目論見に。男達は本当に、精液を戻すつもりなのだという事に。

 

「…あ…は、は…嘘、だよね…?幾ら何でも、そんなの…私を脅かす為の、冗談…だよ、ね…?」

「じゃ、戻すからな。ちゃんと撮っておいてくれよ?」

「──っっ!ま、待って待って止めてぇッ!いいっ、戻さなくていいッ!戻さなくて……お"お"お"お"ひい"ぃ"ぃ"ぃ"ぃ"ッッ♡!?」

 

 抉るように押し込まれるシリンジの先端。それだけでも鈴口が、尿道が裂けるような痛みが迸り、目を剥くイリゼだったが、間髪入れずに男はシリンジのプランジャーを押す。圧力を加え、イリゼの尿道にイリゼの精液を流し込む。

 押し込まれ逆流する精液。圧力によって瞬く間に精液は尿道へと流入し、奥へと向かって殺到する。逃げ場などない、本来あり得ない一方通行の逆走はこれまで感じた事のない刺激となって、イリゼの陰茎を、イリゼの精神を蹂躙していく。

 

「オ"チ"ン"ポォ"ォ"オ"オ"オ"オ"ッ♡!オ"っ、お"ッ、おちッ…ォぉォ"ォ"おお"ォ"オ"お"っッ♡!」

 

 流れる、などという生温い域ではない、精液を無理矢理押し込まれる異常な刺激。少し前まではベルトで僅かな隙間も許さない程締められ塞がれていた尿道が、今やはち切れんばかりに膨れ、広げられ、精液の濁流に晒される。

 その刺激の中で、想像絶する精液の逆流の中で、イリゼはこれ以上ない程低俗な声を響かせていた。女性が発しているとは誰も思わないような、咆哮が如き叫びを上げ、枷の金具をガチャガチャと鳴らしながら悶絶をする。押さえ付けられている為、のたうち回る事すら出来ない。

 

「せーえき入るぅ"う"ぅ"ぅ"ッ♡!は"い"っ"て"く"る"の"ぉ"ぉ"ッ♡!オチ"ンポ壊れるッ"!おがしぐな"るっ、も"うなってるぅぅッ♡!ぁああ壊れる壊れる射精る射精る射精る射精……射精ない"ぃ"ぃ"い"い"ぃ"ぃ"ッ♡!射精ないの"ォお"お"お"お"ッ♡!」

 

 ここまで来ると馬鹿になっても当然と言うべきか、それともあまりの射精欲求にこの理解不能な刺激さえ快楽と変えてしまったのか、一気に射精へと至る、至らんとするイリゼの一物。

 だが、出ようとした精液は、今度こそ遂に解放されると思った快感は、依然押し寄せるシリンジからの精液によって押し返される。出かけた精液は全て逆戻りし、逆流する精液の感覚だけが一物を駆け巡り、絶叫だけが廃墟の中を反響する。

 

「残り滓も入れてやる、よっ!」

「ぼびゅッ♡!ひッ、ふひッ、もう入ったっ!戻せたでしょッ!?射精させてっ、射精させて射精させてださせっ…ぐぎぁああぁッ♡!オチンポ握らないでぇ"えぇえ"ぇッッ♡!」

「ぐぉっ、圧力ヤベぇな…もう尿道パンッパンじゃねぇか」

 

 シリンジ内の棒が限界まで降ろされ、詰められていた精液は全てイリゼの肉棒と精嚢の中へ。流し込んだのとは別の男がイリゼの一物へ手を添えると共に、イリゼの鈴口からシリンダーの先端が抜き取られ、しかし即座にその男が力一杯一物を握った事で再び尿道は封鎖される。彼が握った部位よりも下、一物の付け根付近では中の精液でぽっこりと尿道が膨らんでおり、どれだけイリゼが精液を溜め込んでいたのか、どれ程快楽を伴う本来の射精をしたのかを、その膨らみが如実に現し示していた。だがイリゼがどれだけ苦しもうが、それは男達にはどうでも良い、欲望を満たせるのであればどうなろうと構わないと一蹴出来る程度の事であり……精液の注入は、一度では終わらない。

 

「気張れよオリジンハート。一滴残らず、きーっちりとチンポの中に戻してやるからよぉ」

「ま、元々入ってたんだから大丈夫だろ。ほれほれ早く流し込んでやろうぜ?」

「いやっ、嫌…嫌ぁああああああぁぁぁぁッッ!」

 

 真っ青な顔でイリゼが首を横に振る中、再度精液を充填したシリンダーが近付けられる。陰茎はびくっ、びくっと時折異常な震え方をしていたが、握られている為僅かに逸らす事すらも出来ず、その状態でこれまた別の男に亀頭へ爪を立てられ、鈴口を無理矢理広げられ…また、シリンジが尿道に突き刺さる。握っていた手が離されると共に、排出された精液が戻され尿道を逆流していく。

 脅しでも何でもなく、本当に男達はミルキングによって搾り出した精液を全てイリゼへと戻した。液体であり、尚且つ粘性が酷い為に、一滴残らずの言葉通りにはならなかったが、それでもほぼ流し込まれ、残った分は漏斗を尿道へ刺した上で容器から直接垂らされ、徹底的に一物とその奥へと詰め直された。そしてその漏斗が外された時、男達によって押さえ付けられていたのは女神ではなく…泣きじゃくるただの小娘だった。

 

「許しっ、許してぇ…私が、私が悪かったから…もう、オチンポ虐めないでよぉ……!」

 

 少女の域に収めるには些か豊かが過ぎる肢体と、それだけで少女とは言い難い感覚を抱かせる異様に怒張した肉棒を生やした…女神の面影すらない今のイリゼ。だがこうまでなっても男達は罪悪感一つ覚えず、また一つ面白い遊び方が出来たとばかりに下卑た笑いを口元へ浮かべる。

 

「なっさけねぇなぁ。そんなんで国が守れるのかよ、えぇ?」

「まあまあ良いじゃねぇか。喘ぎ声ならともかく、泣き声なんざ五月蝿いだけだしよ。…さて、ところでイリゼ様よぉ。ここにまだ、諦めの悪い精液が残ってるのは分かるよなぁ?」

「ひぎゅ……!…の、残ってる…精、液…?」

「イリゼ様は精液を戻してっつった。んで、戻してほしかったのはここにじゃねぇよな?もっと奥だもんな?だから、この残りもきちっと戻しておかないと、なッ!」

「ぁ、あ、やだッ!やだやだやめてぇッ!押し込む"ッ、のッ…やめ"てぇえ"ぇ"ぇ"…ッ♡!」

 

 漏斗を外した後も噴き出る事がないよう肉棒を握り締めていた男は、わざとらしく言った後に握り締めているのとは逆の手の親指を裏筋に、精液でぷっくり膨れた尿道外部へと触れさせる。爪が刺さる事は気にせず、尿道を押し潰すように強く指を裏筋へと押し付け、もがくイリゼを無視して外から精液を入れ直す。叫んでも喚いても止まらない。女神であろうと尿道と精液は全くの無力であり、尿道に残っていた精液は根元へ、その奥の精嚢へと降りるようにして押し戻され……再び、ベルトを嵌められた。根元をぎっちりと、尿道に寸分の隙もない程キツくベルトを締められて、結局一瞬たりともイリゼの望む感覚は訪れないまま、ほぼ全て戻されるという形で、精液排出の時間は終わった。

 

「酷い…こんなの、こんなのぉ……!」

「素直にミルキングで我慢してりゃ、ここまで苦しい思いはしなくて済んだだろうに、女神はほんとバカだよな」

「これは一度、チンポトレーニングでもしておいた方が良いんじゃね?お前等に自分から射精する権利なんざねぇ、射精出来るのは俺等が射精させたい時だけで、そうじゃない時は射精しちゃいけないんだって分からせる為によ」

「そりゃいいな。けどまあ、それよりも今は…こっちだろ」

 

 金具で繋げられた枷を踏み付けられ、今も動けないイリゼは、悔しさと惨めさ、苦しさに何より今も内側から訴えてくる射精欲求に苛まれながら、涙の滲む瞳でベルトを嵌められた陰茎を見つめる。そんなイリゼへ視線を送る事すらなく、男達は次なる行為、調教と陵辱について言葉を交わし…しかし一人の男の言葉に、確かにそうだなとそれぞれ頷く。

 

「う、ぅ…オチンポ…オチン…うあぅ…!?」

「なにぶつぶつ言ってんだ。寝転がってちゃ一人ずつしかヤれねぇんだからさっさと立て」

「え、ぁッ、ヤるって…んひぃいぃっッ♡!?」

 

 床に押さえ付けていた足が退けられ、しかし横たわったままだったイリゼを、男達は無理矢理立たせる。立たせ、腰を掴み、有無を合わさず背後から男が秘部へ向けて自らの男根を突き挿れる。

 

「くぉっ…!今日はまた、一段と締まってやがるな…!」

「やっぱ女神は虐めりゃ虐めるだけ締まりが良くなるんだな。ほんと、頭から爪先までどこを取っても名器だわ」

「つ、つかっ、突かなんほぉおおぉおぉぉっ♡!オチンポ響くッ♡射精出来ないオチンポに響くのぉおお"お"ぉ"おッ♡!」

「チンポに響いてるんだってよ、サービスで扱いてやったらどうだ?」

「つぁぁッ♡!?やめっ、扱かなっ、いッ…でへぇええええぇえぇっ♡!オ"ッ、オ"お"っ、オチンポぉ"おお"ぉオオ"オお"ッッ♡!」

 

 枷がそのまま故に前屈みとも前傾姿勢とも言い難い微妙な体勢となっているイリゼを、昂った性欲のままに男が犯す。他の男達も横から胸を揉み、顔や腋に肉棒を擦り付けてイリゼを嬲る。背後からの乱暴なピストンが尻から腰に、腰から一物へと響き、ぶるんぶるんと揺れて痺れるような射精欲求が駆け巡るも、当然イリゼは射精出来ない。更にその一物を掴まれ、荒っぽく扱かれ、射精出来ない一物へ直接的な刺激も重ねられた事で、イリゼは仰け反り雄叫びのような嬌声を上げる。

 その切なさは、これまでの比ではない。ミルキングとそこからの強制注入によって、ただでさえ狂いそうな程の射精欲求があったところへ更に射精したい、と身体も心も思わされた今のイリゼには、もう射精欲求自体が苦痛でしかない。解放されたい、この射精欲求から解き放たれたい…快楽を求める気持ちすらどこかへ吹き飛んだイリゼの頭にあるのはそれだけであり、だからこそ…ある意味でイリゼは、まだマシだったのかもしれない。それ以外の事を考える余裕が全く以ってなかったかやこそ、この後も解放される事はなく、このまま終わりのない…際限なく積み重なるだけの射精欲求に苦しみ悶える事になるのだと想像する事も、想像して絶望感に心が沈む事もなかったのだから。

 

「はいはいオチンポな。急かさなくたって、満足するまでくれてやるよッ!」

「ほぐぅッ♡!?んぇぶっ、ほごっ、ォ"ごぼほぉぉんンッ♡!」

「ま、その『満足するまで』ってのは、お前じゃなくて俺達がだけどな」

 

 絶叫しながら身体をビクつかせるイリゼの髪の毛を掴み、無理矢理前を向かせ、刺すようにして別の男が口へと肉棒を押し挿れる。一突きで喉奥まで押し込み、口腔内をオナホールにするかのように乱暴に顔を前後させる。

 まるで串刺しの様な、前後からの強姦。抵抗する体力など微塵もないのは勿論だが、苦しさよりも、屈辱感よりも、どんな事よりも射精したい、精液を押し込められた奥から吐き出したいという衝動が勝り、他の事など考えられない。駄目押しのように膣内を抉られ弾ける快感が思考を溶かし、射精欲求を後押しして、射精の事だけが頭を巡る。

 

(射精したい射精したい射精したい射精したい射精したい射精したい射精したい射精したい射精したい射精したいッ──オチンポからせーえきびゅーびゅー射精したいのぉおおおおおおぉぉぉぉッッ♡!!)

 

 だが、どんなに願おうと、幾ら望もうと、その瞬間が訪れる事はない。ベルトを嵌められたまま…射精を封じられ、射精す事が出来ずに悍ましい程勃起した陰茎をひっきりなしに扱かれ続けたまま、男達の抽迭だけが繰り返される。そしてその末に、イリゼが心の中で叫ぶ絶叫の事など考えもせずに、男達は昂り登る欲望を吐き出す。

 

「あー射精る射精る、淫乱まんこに一発目…!」

「こっちも射精る…!喉奥に射精してやるから、一滴も漏らすなよ…!」

「ふごッ♡!お"ッ、ふぉ"ッ、ぉびぅ"おお"お"ぉォ"お"おぉッ♡!ぶひぃ"いいぃ"いい"ぃぃい"ぃ"ぃんんッッ♡♡!」

 

 殴り付けるような突き上げを子宮口に打ち込まれ、こじ開けられて最奥へと射精をされる。肉棒を根元まで捩じ込まれ、鼻が男の陰毛に埋まった状態のまま喉に、食道へ一気に流れ込む形で精液を放出される。どれだけ極限状態でも、頭の中は射精一色でも、肢体は快楽を貪欲に捉え、感じ、膣は勿論強引な口腔姦と喉奥への射精も快感へと変換し、打ち上げられた魚の様に無様な身体を跳ねさせながらイリゼもまた絶頂に至る。

 当然、達する事が出来たのは女性としての絶頂だけ。どれだけ快楽で暴れようと、中から精液が押し寄せようと、ベルトによって完全封鎖された尿道が開く事はなく、陰茎での絶頂には至れない。膣での絶頂が響くだけでも辛いところに、容赦無く男は扱きを続け、解放されない快楽の濁流にただただイリゼは肉棒で塞がれた口で泣き叫ぶ。

 

「ふぅー、やっぱ射精はしたい時、したいようにするのが一番だよな」

「全くだ。特にこういうどろっどろに熟してて、だが締まりもあって、何よりチンポが好きで好きで仕方ないドスケベマンコにコキ捨ててこその射精だな」

「おいおいお前等女神様の前でそんな事言ったら、こんなチンポをパンッパンに膨らませてるのにずっと射精出来なくて、それどころか搾り取られた精液を戻されまでした、マンコのマの字も知らない童貞チンポの女神様が可哀想だろ?」

「……っ、ぅう…はぁ…はぁ…はぁっ…♡!」

 

 射精を終えた男達は、悪意たっぷりに会話を交わしイリゼに聞かせる。射精の出来ないイリゼで好きなように射精し、その気持ち良さをあからさまに語る。窘めるような口調で、別の男が更にイリゼを嘲り、嗤い…それにイリゼは、何も答えられなかった。目の前で、口と膣で存分に射精する姿を見せ付けられ、感じさせられ、一方で煮え滾るばかりの自分の精液と射精欲求に内側から苛まれるイリゼは、まともに歩けもしない拘束のまま、もたれ掛かるように小便器に擦り寄り、破裂しそうな肉棒を便器に擦り付けていた。盛って交尾しようとする犬と大差ない…むしろ本来の在り方との落差分、犬より低俗な姿を晒しながら、一人惨めに便器と行為に耽っていた。

 

「無様さもここまで来ると笑えねぇ…なんて事ないな。こんな馬鹿みたいな姿を自分から晒してくれるなんて、ほんとサービス精神旺盛な女神だねぇ」

「自分から見せてきたんだ、これはばっちり撮るとして…性奴隷がんな事してんじゃねぇよ。まだ射精してねぇやつがいる事位分かってるよなぁ?」

「心配しなくても、全員ヤったらまた出させてやるよ。今度は一滴残らず精嚢から絞り出して、その後はまた戻してやるからな」

「くひんっ♡!あ"っ、や、やだぁッ♡!許してっ、射精させてぇぇぇぇええぇええええっッ♡!!」

 

 虚しい自慰すら許されず、再び犯され始めるイリゼ。陵辱は続く。射精禁止のままの扱きも続く。射精出来ない苦痛に限界などないとばかりに、どれだけ悶絶しようがその苦しさに慣れる事も、苦しさの上乗せがなくなる事もなく…そして全員に犯された末、イリゼは再びミルキングにより快楽なき精液の排出をさせられる。泣いて謝り懇願するイリゼを無視し、絞り切った精液は全て戻される。そうしてまた、イリゼは犯される。

 強靭な肉体と、更に強靭な精神を持つ女神のイリゼは、最後まで狂いはしなかった。故にイリゼは苦しみ続けた。切なさに悶絶し続けた。射精したい、イきたいと何度も何度も叫びながら。

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