※この作品はR-18です。

超次元ゲイムネプテューヌ Origins Visionary   作:シモツキ

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今回も前回前々回同様、初閲覧の方はまず『はじめに(確認推奨)』を見る事をお勧めします。そして同じく最初のアスタリスク前と最後のアスタリスク後は殆どR-18要素がない為、話が長いと感じる方は飛ばしてしまっても一応構いません。




人物・グリーンハート

内容・バイブ 膣内射精 拘束 搾乳 投薬


鎮淫の夢 3

寿命、身体能力、精神構造…一見同種の存在に見える人と女神だが、その実差異は多岐に渡る。そもそもからしてシェアから生まれる女神を一般生物と同等に扱う事自体がおかしな話であり、その差異はあって然るべきもの。

だが同時に、人と女神の共通点も多岐に渡る。特に外見や精神の表層はほぼ同一と言っても過言ではなく、女神が人の輪に混ざる事は難しくない。……つまり、女神も人の様に振る舞い、人の様に過ごし、人の様な思いを抱く事は当然なのである。

 

「あぁ…この濡れ場イベントはかなり凝っていますわ。キリのいいところまで進めたら、ギャラリーでもう一度見てみようかしら…」

 

ある日の夜、リーンボックス教会の女神の部屋。その部屋の主人である女神、グリーンハートことベールは今、乙女ゲームに勤しんでいた。

 

「〜〜♪」

 

元々穏やかな笑みを浮かべている事の多い彼女だが、趣味に興じている際は更にその笑みが幸福そうなものとなる。その趣味というのがゲーム、しかも乙女ゲーというのは些か彼女の外見とミスマッチであったが…それを差し引いても、今の彼女の笑みは正に女神の様であった。

それから数十分後。セーブの後にギャラリーを鑑賞していた彼女だったが、暫くした後自身の身体の異変に気付く。

 

「……これ、は…」

 

彼女の身体に起きているのは、何とも言えない高揚感。初め彼女はこれをCGや自身の妄想によるものだと考えていたが、それにしてはどうも感じ方がおかしい。それに疑念を抱き、自分なりに考えてみた結果……彼女はそれを、女神特有のものではないかと予想付けた。

 

「…やはり、そのようですわね……」

 

立てた予想の検証…などというつもりではないが、目を閉じ翌日の仕事へ思いを馳せる彼女。もしこの高揚感がゲーム由来のものであったならば、と考えていたものの……燻るような高揚感は、一向に消える様子がない。ならば予想は当たっているのだろうと彼女は結論を出し、その場でゆっくりと立ち上がった。

 

「はぁ…何度経験しても複雑なものですわ…」

 

自分は非凡な力を有しているのだから、権力に責任が付きまとうのと同様非凡な苦労をする事となっても致し方ない、というのが彼女の考え方。しかしそんな彼女であっても、この苦労には…これから行う事と、その結果起こる事に対してはきっぱりと割り切る事が出来ずにいた。

立った彼女は部屋を後にし、真っ直ぐにシェアクリスタルの間へ。その中心でクリスタルに手をかざし、普段は遮断している一部の感情が通常通りに流れ込むよう操作した後、自室へと戻ってくる。…当然、まだ高揚感は消えていない。むしろ操作の内容からして、この時点で消える筈がない。

 

「後は寝るだけ…就寝までのプロセスをゲームの前に一通り終わらせておいて正解でしたわね…」

 

趣味に生きながらもやるべき事はきちんと済ませる自分の性格に感謝しつつも、ベールはベットに横になる。眠気はまだあまりないものの、起きていてもこの高揚感は消滅するとは思えない。ならば一秒でも早く寝てしまおうと彼女は目を瞑り、睡魔に襲われるよう静かに勤しんだ。

 

「……ん、ぅ…」

 

思考で頭が冴えないよう無心になり、出来得る限りで高揚感を頭の隅に追いやり、時折寝返りを打つ。そうこうする内に段々と意識が遠くなり、寝入る直前の何とも言えない心地良さが彼女を包み込んでいく。

完全に寝入ってしまう前の、曖昧模糊な彼女の意識。既に思考はまとまらず、ぼーっとしているような感覚。…されど彼女は感じている。横になる以前から感じていた高揚感を。クリスタルの操作以降少しずつ発露していき、今やはっきりしない意識の中で異様な程に存在感を放つ、身体の火照りと疼きを。確かに、そして確実に。

 

 

*

 

 

 

 

 

 

 

 

「シェアエナジーの新たな貯蔵方法、でして?」

 

ある日ベールの下へ提案をしに現れた、二人の研究員。彼等は国の運営する研究所の職員であり、研究の現場に立つ人間がこうして訪れるのは珍しい事。それを彼女は不思議に思いつつも、自身の執務室に通していた。

 

「えぇ。従来の貯蔵方法は二種類のシェアクリスタルによるもので、教会の物は動かす事が不可能、携行出来る物は精製時にロスが発生してしまう…そうですよね?ベール様」

「その通りですわ。より正確に言えば、精製する際の条件や手順の中で別途シェアエナジーを使ってしまう…ですけど」

「これは失礼を。…携行を諦めるか、多少消費してしまう事には妥協するか…これまでその二択であったシェアエナジーを、ほぼ消費ゼロで携行出来る方法があったとしたら、如何なさいますか?」

 

落ち着いた様子で話す二人の言葉に、彼女はぴくりと眉を動かす。モンスターの討伐から帰還した直後であった彼女はまだ女神の姿をしており、整った顔立ちと女神の名に相応しい魅惑の肢体を持つ彼女はただその場にいるだけでも魅了される男が出てくるものだが、彼等にその様子は特になく、淡々と話を進めている。

 

「…貴方達は、その方法を見つけた。そういう事ですの?」

「ご明察です。…見つけた、と言ってもまだ仮説の域を出てはいませんが」

「それでも大したものですわ。…けれど、その様な研究をしているというのは初耳ですわ。今までは報告せずに研究をしていたと?」

「……実はこの研究、私達が個人的に行っていたものなのです。仕事外の事を逐一報告する必要はないかと思いまして…」

「個人的にやって見つけたのなら尚更大したものですわね。…で、貴方達がここへ来たのは……」

「はい。我々の仮説が合っているかどうかの検証に、協力をして頂きたいのです」

 

そう言って二人の男性はベールを見つめる。その目に籠るのは、導き出した仮説を確かめたいという研究者の熱意。

対する彼女は、彼等の提案を冷静に考えていた。個人的…つまりは趣味の範囲で行っていた研究に、一体どれだけの信頼性があるだろうか。…だが同時に、女神にとってそれは益のある提案。短期的ならともかく、長期的に見ればシェアクリスタル精製時のロスは決して小さいものではなく、そのロスを減らせるのなら極力そうしたいというところ。そして何より……もし仮に仮説の方向が正しくとも、完璧でなければ実用化は遅くなり、それを確かめる術は彼等の言う検証を行ってみるしかない。……そこまで考えた彼女は、口元に小さな笑みを浮かべ…頷いた。

 

「…分かりましたわ。その検証、このわたくしが協力致しましょう」

「ありがとうございます、ベール様」

「では、早速行いたいのですが…宜しいですか?」

「構いませんわよ、今日の仕事はもう済ませてありますもの」

 

彼女の了承に軽く頭を下げる二人。そして二人は彼女に時間がある事を確認すると…懐から錠剤の入った小瓶を取り出した。

 

「…それは?」

「薬草や茶葉の成分を使ったリラックス剤…とでも言うべきものです。リラックス状態の方が、検証も上手く出来ますから」

「……本当ですの?」

「信用に欠けるのでしたら、まず我々で飲んで安全である事を示しますが…」

「…まぁ、そう言うのであれば信用しますわ」

 

大手を振って信用出来る訳ではないとはいえ、相手は大切な国民。彼女の国民を愛する思いと、女神ならば仮に毒薬でもそう簡単には死にはしないという安心感が、彼女に信用という選択をさせた。

言われた通りに錠剤を飲み、執務室のソファに座り直すベール。準備がしたいという事で二人は執務室を一度離れた為、彼女は部屋に一人となる。

 

「一体何をするのかは謎ですけど…いつの時代も発明はトライアンドエラー。国民の意欲に応えるのも女神の務めというものですわ」

 

そんな事を考えて彼女が待つ事十数分。特に考える事もなくなった彼女は次第に彼等の準備とは何か、まだ時間がかかる事なのかと準備に関して気になり始め……更には睡魔が彼女の意識に襲いかかった。

 

「……っ…不味い、ですわね…協力すると…言い、ましたのに…」

 

疲労や睡眠不足によるものとは思えない速度で思考力を奪ったいく睡魔に、彼女は困惑しつつも耐えようとする。しかしそれすら許さんとばかりに睡魔は彼女の意識を埋め尽くし……

 

「……ベール様、調子はどうですか?」

「…………」

「……寝ているようです、ね」

 

……二人の研究者が戻ってくる頃には、彼女はソファに身を預けて寝入ってしまっていた。…その時、寝入った彼女の姿を見た二人は一切寝ている事に驚かず、それどころか安心したような表情を浮かべていたのだが……彼女はそれを、知る由もない。

 

 

*

 

 

執務室のソファで寝入ってしまった彼女が目を覚ましたのは、それから数時間後の事だった。

 

「……っ、ぅ…」

 

爽やかな起床とは正反対の、粘性の高い泥の中から身体を起き上がらせるような目覚め。何とも言えない頭の重さを感じながら目を開けた彼女は伸びをしようとし……がちゃり、と何かが引っかかった。

 

(…なん、ですの……?)

 

再び腕を動かそうとするも、やはり腕は引っかかって動かない。その内に彼女は自分が横になっているのではないと気付き、おかしいと思いながら見回して……その瞬間、彼女は絶句する。

 

「な……ッ!?」

 

首を動かした彼女が見たもの…それは、拘束された自分の姿だった。腰回りが板状の物で床から固定され、脚は股を開いた状態で足首を床から伸びる鎖と足枷によって止められ、腕も天井からの鎖と手枷で脚同様に拘束されている、優雅さの欠片もない自分の姿。しかもどういう訳か胸部と下腹部のプロセッサユニットが外されており、乳頭も秘部も完全に露出させられていた。

 

「こ、これは一体…!?」

「…おや、もうお目覚めですか」

「驚いた、幾ら女神様とはいえ…まさか毒薬クラスの睡眠剤でも数時間しか持たないとは…」

 

羞恥と驚愕で彼女がわなわなと震える中、後方で扉の開く音が、続いて二人の男の声が聞こえてくる。今の姿を見られては不味い…と一瞬焦った彼女だが、すぐにその声の主が先程自分の下へと訪れた研究員達だと気付き、彼女は二人を睨み付ける。

 

「あ、貴方達は……これは貴方達の仕業ですの!?それに今、睡眠剤と言いましたわね…!」

「落ち着いて下さい、グリーンハート様。今から説明を…」

「そんなもの、聞きたくもありませんわ!女神を謀り辱めるなどという行為が許されると思っているんですの!?」

 

怒りを露わにする彼女の顔は、既に戦闘時のそれに豹変している。守護女神の中でも特に穏やかな性格の彼女から本気の敵意を向けられるというのは、戦闘慣れしてない一般人にとって恐怖以外の何物でもない状況。…だが、どんなに表情が恐ろしくとも、首から下は哀れな姿で捕らえられた女性。そんな姿では威圧感も長続きする筈がなく、二人の研究者は一瞬怖気付いたのみだった。

 

「…突然この様な状態となり、お怒りになるのも分かります。ですがベール様、何も我々は謀った訳でも辱めようとした訳でもないのです」

「わたくしにこの様な事をしておいて、何を…!」

「何を、と言われればそれは勿論……検証ですよ、グリーンハート様」

 

扉から入ってきた研究者は、それぞれ押してきた台車をベールの左右に配置する。悪びれもなく事を進めようとする二人に彼女は更に怒りを滾らせていたが……その台車に載っている物を見た瞬間、彼女の背筋に怖気が走る。

 

(あ、あれは…バイブ、ですの…?それにこれはまさか……さ、搾乳機…!?)

 

どちらの台車にも幾つかの物が載せてあるが、中でも彼女の目を引いたのは男性器を模した様な二本の器具と、牛から搾乳を行う器具の様な大きな機械。

拘束され、乳房と秘部を露出した状態の自分と、運ばれてきた器具。それ等が意味する事など、一つしかない。

 

「け、検証はシェアエナジー貯蔵に関するものなのでしょう?ならば何故そんな物を…」

「シェアエナジー貯蔵に関するからこそ、これ等を用意したのです。…我々は仮説に沿って調合したんですよ。女神に妊娠せずとも母乳を作り出させ、その母乳にシェアエナジーを含ませる薬品を」

「……っ!?ではまさか、薬品は……」

「えぇ、グリーンハート様が眠っている間に注射させて頂きました」

 

自分は既に、得体の知れない薬物を投与されている。…そう分かった瞬間、初めてベールは彼等に対して恐怖を感じた。そして同時に彼等を罰するべきだという気持ちよりも逃げなければ不味いという気持ちが強くなり、鎖を引き千切ろうと手足を動かすも拘束は外れない。

 

「……っ…どうして…!ただの鎖の筈ですのに…!」

「無駄ですよ、今のベール様はシェアエナジーが胸へと集まり本来の力が出ない状態ですから」

 

ベールが鎖を鳴らす中、男達はビニールの手袋を嵌め彼女の前後で器具の準備を開始する。それまではまだ気丈に振る舞っていた彼女だったが、目の前で搾乳機が設置されていくに連れ心の余裕が失われていき、乳房に吸引用のカップを近付けられるといよいよ息を詰まらせる。

 

「ま、待って下さいまし!何もそんな器具を使う必要はないのではなくて!?」

「効率を考えればこれが最適です。素人技術よりも機械を使った方が安全性も高いですし」

「そういう事ではありませんわ!わ、わたくしはこんな事を了承した訳では…!」

「大丈夫です。異常や問題があれば即停止させますから」

 

聞く耳を持たない研究者に対し、彼女は身を捩り乳房を揺らす事で必死に抵抗。豊満な乳房を男の前で躍動させるという屈辱的な行為をしてでも搾乳から逃れようとした彼女だが、手足と腰を拘束された状態では多少手間取らせる事しか出来ず、抵抗虚しく彼女の双丘は吸引器具を固定されてしまった。

こんなもの、と固定されても尚乳房を揺らし外そうとする彼女。それを男は数秒眺めて落ちない事を確認した後……搾乳機を起動させる。

 

「ひっ……!中で何か動いて…あぁっ…!」

「この搾乳機は幾つかの機能で母乳の排出を促す物となっています。お気に召さないようでしたら、他の物と取り替えますが…」

「き、気に入る気に入らないの問題ではありませんわ!こ、こんなも、のぉっ!」

 

搾乳機が起動するとすぐに底部から二本のブラシが内部で伸び、ベールの乳頭を左右から挟み込む。それと同時に宛てがわれたカップも振動を始め、彼の言う『排出の促進』が開始された。

乳房を小刻みに震わされ、その振動によって乳頭をブラシで擦り上げられる。当然彼女にとってそれは初めての経験であり、既に動揺していた彼女が平然としていられる訳がない。

 

「い、今すぐにっ!止めなさいな!今ならまだ…はぁんっ…大目に、見ますわ…っ!」

「そうはいきません。まだ薬品は少ないので、無駄にする訳にはいかないのです」

「く、ぅ…そんな勝手な都合、通る訳が……っ!」

「しかし…っと、向こうも準備が出来たようですね」

「お待たせしましたグリーンハート様。少し力を抜いておいて下さい」

「へっ…?じゅ、準備とは、何の……ひぎぃっ!?」

 

機械故の無慈悲な、それでいて的確な刺激に時折甘い声を漏らしながらも、目の前の研究者に止めるよう指図する彼女。…だが、彼女は忘れていた。研究者達が用意した器具は一つではない事を。もう一人が彼女の背後へ回った事を。そして、背後の男が力を抜くよう求めた次の瞬間……激しい痛みと異物感が彼女の下腹部を貫いた。

 

「……え…ぁ……──え…?」

 

……彼女は一瞬、何が起きたのか分からなかった。後ろを向くも、腰の固定具のせいで上手く見えない。ただ、確かに痛みと異物感があり、それは何かを破かれる様な痛みと裂かれる様な痛みで、記憶を辿れば後ろにいる男の台車には二本のバイブがあって…………

 

「…そん、な…わたくしの、わたくしの初めてが……」

「これは…申し訳ありません。処女かどうかについては失念しておりました」

 

それまでずっと抵抗を続けていた彼女の手足から、途端に力が抜けていく。だがそれも仕方のない事。女性として、女神として守り続けてきた自身の処女が、初めてが、こんな形で…しかも後孔諸共陰茎ですらない物に散らされたという絶望感が、今の彼女へ襲いかかっていたのだから。

一般的な信者ならば、目の前で信仰する女神が絶望していれば何とかして支えたいと思うもの。…しかし、彼等は違う。彼女の信者である事は間違いないが…彼等は、一般的な信者ではなかった。

 

「…ですが、ご安心下さい。出血の状態を見るに検証には影響しない程度と思われます」

「……っ…何度言えば分かるんですの…そういう事では、ありませんわ…」

「でしたら、痛覚による性的興奮の鎮静化ですか?それならば懸念は不要です。そちらは想定済みですから」

「想定、済み…?貴方、何をいっ…てぇぇっ!?」

 

絶望感に苛まれるベールに対し、二人の研究者は微塵の心配もしていなかった。…いや、正しくは『感情の心配を』していなかった。そしてそれを示す様に後ろの男はバイブに触れ…電源を入れた。

乳房を責める搾乳機同様振動を始める二本のバイブ。だが、そのバイブが与える激しい刺激は搾乳機の比ではない。

 

「はひぃぃぃぃっ!?な、中で…中で暴れてぇぇぇぇっ!」

「予めローションを塗っておいたので、滑りは良いかと思われます」

「そんなっ、事…訊いていませんわああぁぁっっ!(な、何で感じていますの!?わたくしは初めてなのに…こんな無理矢理されているのにぃぃぃぃぃぃ!)」

 

根元まで挿し込まれたバイブは膣内と直腸でそれぞれ暴れ回り、内側から彼女へ快楽を浴びせていく。痛みとショックで忘れていた乳房の快感もそれと同時に呼び起こされ、堪らず彼女は身体を捩って耐えようとするも拘束された肢体ではそれも満足に叶わない。そんな中で自身が感じている事に混乱するベールだったが…彼女は知らなかった。自分が寝ている間に打たれた薬品には、媚薬としての側面もある事を。

 

「ふひぃっ!あっ、あっ…ほへぇぇぇぇっ!外し…外してぇぇええっっ!」

 

身勝手に自分の身体で研究をしようなどとする者に、屈する訳にはいかない。彼等の目的があくまで検証だと知って以降、彼女はそう考えていた。だがその考えを支える女神の誇りは処女喪失によって女性としての貞操観念と共にへし折られ、気付けば彼女は獣の様な声を上げていた。無論彼女は淫欲の虜となった訳ではないが…容赦無く叩き込まれる快楽が、彼女に自分を律する事を許さないのである。

 

「張りが強くなってきましたね…後少しです、頑張って下さい」

「あっ、はぁぁんんっ!む、胸の奥から何かが上がってきて…ぬほぉぉぉぉっ!?し、振動強くしないでぇぇぇぇ!い、イくっ!イくぅぅ!見ないで、見ないれええええぇぇっっ!!」

 

痴態を晒しながらも、それでも彼女は何とか達する事だけはするまいと耐えていた。しかし、薬品によって感じ易くなっていた彼女の身体は、今の快楽だけでももう決壊する瀬戸際。そんな彼女の乳房を男が絞り上げるよう状態を確かめた結果、彼女は乳頭へと殺到する『何か』を抑え切れなくなり……それに合わせて後ろの男がバイブの振動を強くした瞬間、乳房と蜜壺、それに後孔の快楽が纏めて彼女のプライドを打ち砕いた。

叫ぶように宣言しながら絶頂する彼女。体を駆け巡る快感に彼女が仰け反る中、噴水の様に母乳が乳頭から吹き上がる。

 

「あひいいいいっ!で、出るっ!な、なんなんですのぉぉぉぉぉぉっっ!」

「これは…予想以上の排出量です。流石はベール様……」

「母乳の排出には成功。後はこれにシェアエナジーが含まれていれば、仮説は立証される…!」

「あぁ、今からその時が楽しみだ…」

 

本来ならば妊娠しなければ排出は勿論、精製される事すらない母乳の噴射にベールは嬌声混じりの悲鳴を上げる。そんな中、これまでずっと淡々と話していた二人が初めて見せた、興奮の表情。だがしかし、絶頂の余韻も冷めやらぬ内に未知の刺激に襲われた彼女は、その表情を見る余裕もなかった。

 

「はぁっ…はぁ、んっ……」

「…排出が落ち着いてきたようですね。量はともかく、一度当たりの時間は想定通りでしょう」

「…………」

「……グリーンハート様?」

「…もう、検証は出来たのでしょう…?なら、早く…外して下さいまし……」

 

噴乳の間身体をくねらせ続けていた彼女は、それが終わる頃には拘束具で体勢を維持させられつつもぐったりとしていた。彼女の心にはまだ彼等への怒りや仕打ちに対する屈辱感が生きていたが、それ以上に今はこの辱めを忘れて身体を休めたいという思いが強く……だからこそ、その言葉に対する答えは彼女を再び恐怖に落とす。

 

「……何を言っているのですか?まだサンプルとして全然足りていないのですよ?」

「グリーンハート様、薬品の効果はまだ暫く続きます。ですのでその効果が消えるまでは協力して頂かないと…」

「そん、な……む、無理…無理ですわそんな事!もうわたくしは協力など出来な……おほぉぉおおおおっ!?」

 

平然とした顔で検証を続けようとする二人に血の気の引いた彼女は、慌てて拒否の言葉を口にするも……絶頂後止められていた吸引器具とバイブの振動が再び彼女を襲い、口から発せられたのは無様な喘ぎ声だった。

それから数十分間、器具による彼女への強制絶頂と搾乳は続けられた。研究者が興味深げに凝視する中、彼女は何度も絶頂させられ、母乳を絞られ続けていた。

 

「はひぃ…あひぃっ…んんっ、また出るぅ…っ!」

 

女神といえども無限の体力がある訳ではなく、度重なる絶頂と搾乳で体力を奪われた彼女は最早無抵抗だった。今も甘い声を漏らしながら母乳を乳頭から吐き出すも……研究者達はその様子に表情を曇らせる。

 

「……排出量が落ちてきたな…」

「効果はまだ切れていない筈。ベール様の体調もまだ限界ではない。となると…」

 

二人が顔を付き合わせて考えている時間。…それは、彼女にとって初めて身体を休められる瞬間だった。今の体勢ではとても疲労回復など望めず、せいぜい軽く呼吸を整えられる程度だったが…それでも彼女は、休める事を心から喜んでいた。もし普段であれば、こんな事に喜びを感じる自分を恥ずかしく思っていただろうが…心身共に疲弊した彼女に、そんな思考は最早ない。

 

(…もしや、このままなら終わる…?…いえ、根拠のない希望を持つのは心の毒ですわ…。…けれど、ひょっとしたら……)

 

小声で話す二人を横目で見る彼女が抱いたのは、淡い期待。彼女自身分かっていても止められない、根拠無き望み。もし止める素振りが見えたのなら、その時は高圧的な態度を取らず、素直に感謝しよう。……そう思ってしまう程に、彼女の心は追い詰められていた。

……だが、今一度彼女の期待は裏切られる。それもより、彼女にとって残酷な形で。

 

「…ベール様」

「…な、なんですの?」

「先程から母乳の出が悪いようですね。ですが時間経過からしてそれも不自然な事ではなく、私達はどうすべきか考えました。…そして、結論に至りました」

「結、論……?」

「はい。出が悪い原因は、恐らくベール様が今の刺激に慣れてしまった為。……よってこれからは、性行為による刺激を加えさせて頂きます」

「へ……?」

 

真顔で言う彼の言葉を、ベールは一瞬理解が出来なかった。理解出来ず、理解が追い付かず……しかし、その間に秘部へと挿入されていたバイブが抜かれ、代わりに熱く硬い何かを秘部へと当てられた事で、彼女は否が応にも理解させられる。……これから自分は、男に犯されるのだと。

 

「…う、嘘でしょう…?じょ、冗談は止めて下さいな…」

「冗談ではありません。失礼は百も承知ですが…これが最適なのです」

「ま、待って…待って下さいまし!し、知っているでしょう!?わたくしはまだ誰のモノも挿れた事がないと!それなのに、こんな形で殿方と交わるなど嫌ですわ!わ、わたくしを僅かでも信仰しているのであれば、それだけはどうか…!」

「…えぇ、勿論グリーンハート様の事は崇拝しております。…だからこそ、私達はしなければいけないのです…研究者に出来る事は、研究を続ける事なのですからっ!」

「ひぃっ!た、助け…〜〜〜〜っっ!!」

 

女性故の逃れられない恐怖に駆られた彼女は、懇願が聞き入れられないと分かった瞬間手足をばたつかせて必死に逃げようとする。だが、どんなに動いても鎖が鳴るばかりで身体はまるで遠ざからず…腰を掴まれた次の瞬間、ずぶりと音を立てて肉棒が膣へと挿し込まれた。

 

「は、ひっ…こ、これが…殿方、の……っ」

「……っ…動きますよ、グリーンハート様…!」

「ほぉぉっ!?こ、これっ…バイブと、全然違っ……ひゃあんっ!」

「先程ベール様は乳房に触れられた瞬間強い快感を得ていたようでしたからね。自分もお手伝い致しますよ」

「ひゃあぁぁぁぁっ!し、絞らないれぇっ!子宮突かれながら、そんな事されたらっ、わたくし、わたくしぃ…!」

 

機械とは違う、不規則で乱雑な人の責め。前では乳房を根元から絞り上げられ、後ろでは子宮口に何度も何度も陰茎の先端を打ち付けられる。それと同時に後孔へ押し込まれたバイブも抜き挿しされ、ベールはすぐに鳴かされてしまった。犯されている状況が、機械ではなく人が直接自分を責め立て絶頂へ誘おうとしているという認識が、遂に彼女を快楽に溺れさせてしまったのだった。

 

「ベール様、どうですか…?」

「嫌なのに…無様で屈辱的な筈ですのに…どうしてっ、こんなに感じてしまうんですのおおおおぉぉっ!?ぬひぃんっ、ふぅぅンっっ!」

「性行為で快感を得るのは生理的に当然の事…ですから、恥じる事はないのです…この快楽に身を委ねてもよいのですよ…!」

 

初めは彼女へ快楽を促す為だった彼等の動きも、次第に熱を帯びていく。研究者としてでなく、男として、雄としての本能が目の前の女を悦ばせようと彼等に欲望を発露させていく。そして幾度となく絶頂させられ、抵抗の意思も力も奪われていた今の彼女は、いつしか嬲られる喜びを知った雌の顔になっていた。

後ろから耳元で囁かれ、蠱惑的な快楽が遂に脳の奥底まで到達した彼女。快楽でまともな思考などとうに出来なくなっていた彼女にとってその言葉は…理性を手放す、最高で最悪の免罪符だった。

 

「堕ちるぅ!好きでもない殿方に自慢の巨乳揉まれてっ、研究者チンポにズコズコ子宮虐められてっ!わたくしSEX狂いの雌女神になってしまいますわああああぁぁンっ!!」

「くっ……すみませんグリーンハート様…膣内に出します…っ!」

「ぬひぃぃぃぃぃぃ!イクイクイクぅっ!膣内射精でイっ……くううううううううっ♡♡」

 

肉棒に子宮口をこじ開けられ、子宮内に吐き出された精液による暴力的なまでの快楽に潮を吹きながら、ベールはその日一番の絶頂を迎える。思考を真っ白に染め上げられる中舌を突き出し、快楽に背中を貫かれたが如く仰け反る彼女の姿はどこまでも淫靡で、淫猥で……快楽に堕ちた雌そのものだった。

そして母乳はそれまでの不作が嘘だったように勢いよく吹き出し、一度は吸引器具の中で溜まりながらも搾乳機のタンク内へと吸われていく。その様を恍惚の表情で見つめる彼女を目にした者は、きっとこう思うであろう。彼女は女神ではなく、雌牛だと。

 

「あはっ…わたくしのおっぱいミルク、まだ出てますわぁ…♡」

「ここまで人の手による搾乳が効果的とは…」

「気を抜けば当初の目的を忘れそうになる位の危険な方法だけどな…次は頼む…」

「なら前は任せた。ベール様、今の余韻を逃してはいけません。……検証を、続けましょう」

「はひぃんっ!あ、ああぁぁンっ♡」

 

母乳の排出量と女神という『名器』に暫し感嘆の声を漏らす二人だったが、すぐに研究者としての欲求に唆されて、再び彼女を嬲り始める。喘ぐ彼女を快楽で追い立て、弱点を見付け、そこを中心に虐め抜く。そうしていく内に時間は刻々と過ぎ、気付けば搾乳機内のタンクが満杯となっていた。

 

「ふぅ…。もう十分過ぎる程にサンプルは回収出来ました、グリーンハート様。しかし、驚く事にまだ薬品の効果は切れていない模様。…ですので、タンクを替えた後に再開すると致しましょう」

「替えを持ってくるまでに多少時間はかかってしまいますが、その間器具は作動させたままにしておきます。どうぞベール様、交換完了までごゆるりとお過ごし下さい」

 

そう言って男達はタンクを外し、台車に乗せて部屋を出ていく。残ったのは力が抜けた事で蟹股となり、情けなく乳房を垂らす一匹の雌のみ。

私利私欲で女性としての尊厳を奪われ、嬲られ、母乳の搾取までもされたベール。だが、彼女は今……嬉しそうに涎を垂らし、早く検証という名の強姦を再開してほしいとばかりに一人尻を振るのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

*

 

 

沈んでいた意識が表層に浮き上がり、思考が回転を始めるような、寝起き独特の感覚。それを脳裏に感じながら、ベールは目を覚ました。

 

「…んんっ…ふぁ、ぁ……」

 

ゆったりと身体を起こし、口に手を当て目尻に涙を浮かばせながら欠伸をする姿は、まるで大国の姫君か深窓の令嬢のよう。実際彼女はリーンボックスという国の長であり、それは当たらずとも遠からずの表現だったが…彼女から気品が感じられていたのは、その瞬間までだった。

 

「……あー…これは…」

 

晴れやかな精神とは裏腹に仄かに覚える倦怠感と、下腹部から大腿部にかけて感じる不快感。寝間着も汗で身体に張り付いており…自分が他人には見せられない格好になっていると気付いた瞬間、彼女は気恥ずかしさと自身に対する呆れの感情に襲われた。

 

「…………あぅぅ…」

 

普段の彼女なら無意識化でも出さないような、可愛らしい声。その時彼女は両手で顔を覆い、割座で座っていたが為に、下腹部とベットシーツの状態から粗相を恥ずかしがる女性のようになっていたが、勿論彼女以外に誰も居ないこの場では指摘などされよう筈もない。

 

「内容がディープ過ぎますわ…もっと単純ならば本能的なものと割り切れますのに、これではそれも出来ませんわよ…しかも研究者の性格には偏見を感じますし……」

 

顔を耳まで真っ赤に染めながら、ベールは呟く。あの行為によって見る夢は通常の夢以上に様々な要因から構成されるものだと分かってはいても、内容を鮮明に思い出せる寝起き直後は自身や国民の欲望がこれなのかと考えてしまう。平時なら物事を落ち着いて捉えられる彼女も、このような時には少女となんら変わらないのであった。

 

「…けれど、こうなるのは分かっていた事…今日の仕事もありますし、悶々とばかりはしていられませんわ…」

 

数分程ベットの上で固まっていた後、彼女は軽く頬を叩いて身支度を始める。現状とても仕事に集中出来る精神状態ではないが、だからといって休む訳にはいかない。女神としての責任感が、休んでしまおうとは思わせない。

寝間着から着替え、シーツを取り替え、人目を気にしながら濡れた衣類とシーツを片付ける。そうしていく内に精神も段々と切り替わっていき、彼女の思考は正常な状態に戻っていく。

 

(夢はあくまで夢ですわ。現実に影響を及ばさないよう行ったのですから、今日も一日しっかりと過ごしませんと)

 

そうして彼女は意識を現実に向け、朝自室を出てからの行程を進めていく。昨晩感じていた高揚感は完全に消え去り、夢の内容にさえ触れなければ精神状態は非常に良好。ならば、と彼女は心の中で意気込み、始まった一日をいつも通りに過ごすのだった。

 

 

……最も、その日は男性と関わる度に夢の内容を思い出してしまい、赤面しないよう必死で平然を装わなくてはいけなかったのだが。

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