超次元ゲイムネプテューヌ Origins Visionary 作:シモツキ
人物・ホワイトハート
内容・自慰 フェラ 膣内射精 強姦 発情 野外
女神の公務に、残業と呼ばれるものは存在しない。それは女神の職務自体が決まった形などなく、時代毎に、女神毎にその形態が変化していくものであるが故に、そもそも『定時』が存在しないからという至極単純な理由。だが、残業が存在しないというのはあくまで形式的なものであり、常に同じ時間に仕事を終えられているのかといえば……答えは否となる。
「……はぁ…やっと終わった…」
座り心地の良い椅子に身体を預け、嘆息を漏らす一人の少女。…ルウィーの守護女神、ホワイトハートことブランは今日、仕事の終了が夜更け近くになってしまっていた。
「中途半端な責任感は良くないわね…」
暫し天井を眺めていた後、ゆっくりと机上を整理するブラン。何故彼女が今日ここまで仕事の終了に時間がかかったかといえば、それは仕事中に彼女の趣味である執筆活動のアイデアが浮かんでしまった為。彼女も初めはメモ書き程度に済ませ、すぐに仕事へ戻るつもりだったが幸か不幸かその時は次々とアイデアが浮かび、結局執筆活動の大幅進展と引き換えに仕事が完全に滞ってしまったのだった。そして更にそこで遅れた分の仕事を翌日以降に回すという選択肢を躊躇った結果、今に至ると言う訳である。
「はぁ…充実してたのかしてないのかよく分からない時間だったわ…」
食事や入浴を済ませ、今日はもう寝てしまおうと彼女は自室へ向かう。入浴で身体が温まったおかげか今の段階でも多少ながら眠気があり、仕事疲れと相まってよく眠れるような気がする。…そう考えながら廊下を歩く彼女だったが……ある時その状況には似つかわしくない、謎の高揚感をいつの間にか感じ始めている事に気が付いた。
(…どうして今、こんな気持ちに?確かに仕事で疲労が溜まりに溜まるとこんな感じになるけど、今日はそこまで疲れた訳でもないし……)
身体に渦巻く違和感に対し、彼女は思考をするも思い当たる節はない。ならば気のせいか、とも一瞬考えるが、今も感じている時点でその線は無いに等しい。そうして彼女は足を止め、思考を巡らせている内に……ある可能性へと思い至った。
「…今日はゆっくり休みたいって思ってたのに……」
思い至った瞬間、すぐに彼女は思い返そうとした。その可能性が、間違っていると思おうとした。…だが、それを否定出来るような証拠はない。状況から考えて、現実的にあり得るのはそれしかない。
そんな逡巡の末、彼女は目的地を自室からシェアクリスタルの間へと変更した。途中人の気配を気にしながら進み、到着した彼女はクリスタルへと手をかざす。そうしてシェアクリスタルのある遮断機能を停止させたブランは再び自室へ。
「これで違ったら赤っ恥…いや、誰かに話した訳でもないし、違う方がありがたいわね……」
思考を邪魔する高揚感を極力意識しないようにしながら、彼女は就寝前のプロセスを踏む。こうしているうちにもしかしたら…と一抹の期待を込めて進めていた彼女だったが、やはり高揚感に変化はなく、むしろ若干ながら増しているような気さえする。となればせめて早く寝て身体を休める時間を伸ばそう、と半ば諦観の念で彼女はベットに身体を預けた。
疲労による睡魔と、高揚感による意識の覚醒。相反する要素が混在する中で彼女が選んだのは眠る事であり、横になれば高揚感が鎮静化される事はなくとも睡魔の影響は強くなる。その結果、少なからずの時間を費やしながらも彼女の意識は淡く曖昧になっていく。
彼女が行ったのは、時として女神に悪影響を及ぼしかねない一部の感情の遮断停止。それにより、これまで制限されてきたその類いの感情が、時間をかけて少しずつ彼女の身体へと流れ込み……意識が完全に落ちる直前、彼女は高揚感と共に身体の火照りと疼きを感じていた。
*
ルウィーの草原、近くに川と林の見える街から大きく離れた場所。そこで守護女神ホワイトハートは、あるモンスターと戦っていた。
「このまま一気に…仕留めるッ!」
彼女が戦っているのは、植物系のモンスター。比較的気温が低くない場所とはいえ、ここは雪国であるルウィー。しかし外見が植物風といえどモンスターだからなのか、その個体は女神相手に奮戦していた。……最も、戦況としては防戦にすらなっていない一方的なものだったが。
「やっちゃって下さいよホワイトハート様!」
「俺達の雪辱、晴らしちゃって下さい!」
「そうしてやるから黙ってろ!後引っ込んどけ!」
清涼感ある水色の髪に、メリハリこそなくともきめ細やかな肌と芸術の様な色香を醸し出す体躯を持つ少女が、地を蹴り疾駆する。モンスターと戦う彼女だが、何も討伐目的でここへ来た訳ではない。別のクエストを達成した後の帰路にて、モンスターに苦戦していた…そして今は調子のいい声援を送っている…数人の男性を見かねて救援に入ったのが事の発端であり、謂わば余計な仕事が増えてしまったという訳である。
とはいえ彼女も守護女神。国民を守る為なら多少の疲労は苦でもなく、むしろ怪我人が出る前に遭遇出来た事を幸いだとさえ思っていた。
「退かねぇってなら……これで、終いだッ!」
小さい体躯を活かして懐へ潜り込んだ彼女は、その言葉と共に戦斧を下から振り抜きモンスターを両断。鉱物や金属すら破る女神の渾身の一撃を然程防御に長けていないモンスターが耐え切れる筈がなく、その一撃もってモンスターは絶命した。そしてその一撃を放った彼女もまた、感触から勝利を確信したのだが…そこで一つ、彼女にとって予想外の出来事が起きた。
「おわっ!?」
両断から一拍遅れて傷口から吹き出すモンスターの体液。液体が吹き出した瞬間彼女は咄嗟に後ろへ跳ぶが、後一歩間に合わずその体液を浴びてしまう。
(……っ…粘ついて気持ち悪ぃ…なんて事気にしてる場合じゃねぇ!これが毒性や酸性を持ってるとしたら…って、ん…?)
まず不快さを感じ、続けて危険な物質ではないのかと危惧した彼女だったが、液体はものの数秒で消滅を始める。蒸発にしては早過ぎる…と彼女は思ったものの、モンスターに目をやった事ですぐにその理由を理解した。…モンスターの身体同様、倒された事で消滅しているだけだったのである。
「…んだよ、余計な気を使わせやがって……」
「お疲れ様です、ブラン様!」
「いやー、見事でしたね女神様!」
「……お前等…」
取り越し苦労に肩を落とすのも束の間、背後からこれまた調子の良さそうな声が聞こえてくる。その声の主は、当然先程声援を送っていた男達に他ならない。
「何です?」
「何です?じゃねぇっての…今回は偶々わたしが通りかかったからいいものの、いつも助っ人が来てくれるとは限らねぇんだ。クエストを受ける時やモンスターと戦う時は十分気を付けろよ?」
「えぇえぇ分かっていますとも!なぁ皆!」
『おう!』
「…ほんとかよ……」
危機が完全に去ったからか、戦闘中以上の軽さを見せる男性達。勿論恐怖で動けなくなっているよりはずっと良い。…だが、そんな彼等を見て彼女は思うのだった。こいつ等は同じ轍を踏みかねない、と。
(死んだら元も子もねぇし、ここは厳しく言っておくか?…いや、でもわたしが救援に入るっつー偶然で今は舞い上がってるだけの可能性もあるしな…やっぱりぱっと見の印象だけで判断するのはよくな……──っ!?)
強く言うべきか否か。軽い…というより軽薄な彼等の態度に頭を悩ませるブランだったが……その瞬間、突如彼女の身体を熱が襲った。
「う…くっ……」
「…女神様、どうかしました?」
「い、いや何でもねぇ…」
「そうですか?なんか顔が赤いっすけど…」
「こ、これは動いて身体が温まっただけだ!気にすんな…!」
凄まじい勢いで身体に回っていく謎の熱。変化に気付いた男性達へ彼女は咄嗟に返答するが、当然この熱は戦闘によるものなどではない。そしてそれだけならまだ冷静な思考する事も出来ただろうが…熱が回ると同時に下腹部が疼き初め、更なる混乱と羞恥の感情で彼女はこの場を乗り切る事ばかりに頭がいってしまっていた。
「本当に大丈夫ですか?具合が悪いってなら、俺達が教会まで付き添って…」
「何でも、ねぇっての…それよりお前等はさっさと帰れ、いいな…っ!」
「は、はぁ…」
男達は女神の様子の変化に対して怪訝な表情を浮かべるも、そう言われては仕方ないとばかりに街の方へと歩き始める。それを彼女は務めて平然を装いながら見送っていたが、男達の姿が小さくなり、多少の音なら聞こえないであろう距離にまで離れたところで、彼女の我慢は限界に達した。
「……っ…何だよ…何なんだよ、これは…っ!」
あたふたと茂みの木陰に飛び込み座り込むブラン。翼を含む全浮遊ユニットを解除した彼女は少しでも落ち着こうと深呼吸を考えたが……気付けば目線は下腹部に向かっている。
(……だ、駄目だ…女神として…いや人としておかしいだろそんな事…でも、頭が回らねぇ…こんな状態が続くんじゃ、わたしはどうにも……)
これまでに感じた事のない疼きと欲求が彼女を襲う。プロセッサの縁から垂れる液体はあまりにも淫靡で、見れば見る程目を離せなくなる。欲求に飲まれてはいけないと叫ぶ理性と、早く鎮めてほしいと昂ぶる身体はせめぎ合い、しかしその間も浮かされるような熱と疼きに彼女の思考は侵食され……遂に、彼女は自分にとって都合の良い『言い訳』を作り出す。
「そ、そうだ…落ち着かなきゃどうしようもないんだ…だからこれは身体を鎮める為、欲求に屈した訳じゃない……」
そう言いながら指先の鉤爪を使い、下腹部を覆うプロセッサを引き剥がす。そうして外部に露出した彼女の下腹部ははしたなく愛液を垂らし、充血した陰核が早く鎮めてほしいとばかりに主張をしていた。
ごくり、と喉を鳴らすブラン。両手のプロセッサも解除した彼女はほんの一瞬躊躇うも…言い訳を得た欲求には抗えず、右手の指を蜜壺へと挿し入れる。
「……んはぁっ…!」
指が蜜壺へと入った瞬間、彼女は痺れるような快楽を感じる。ただ指を挿れただけとは思えない、激しくも甘い未知の快感。自らの意思で潜り込んできた異物に対し、彼女の膣は迷わずしゃぶり付く。
「ふぁ、ぁっ…指っ、気持ちいい……これ、いつもと全然違っ…うぅぅ……!」
湿った音を立てながら、彼女は指で膣内を弄る。早々に挿れる指を二本に増やし、根元まで突っ込んだと思えば中で折り曲げ、膣壁を引っ掻くように自分の秘部を責め立てる。その度に彼女の背筋は快楽で震え、自然と口からは甘い声が漏れ出ていた。
そして、数分後。
「ふぅぅ…!だ、段々登ってきたぁ……!」
つい先程までは常識としておかしいと禁忌の念を抱いていた彼女は、今や快楽の享受に没頭していた。右手を何度も前後させながら膣内を拡げ、左手でプロセッサの上から勃起した乳頭を弄り回す彼女の姿に最早冷静さなど欠片もなく、人目やモンスターの存在を気にする様子すらない。今の彼女にとっては疼きを鎮める事…即ち快楽を頂点まで登り詰めさせる事だけが重要であり、本来であれば気にすべき事も瑣末事としか思えていなかった。
「あっ、イく…っ…イっ……〜〜〜〜っっ!!」
快楽の頂点が見えた瞬間、彼女は迷わず指を膣へと押し込んだ。指に抉られた膣内は痙攣し、昂ぶりに昂ぶった快楽が一気に彼女へ押し寄せる。その波のあまりの激しさに彼女は押し潰すような力で弄っていた乳頭を捻り上げてしまい、それが更なる波となって彼女の背筋を仰け反らせる。
弾けるような快楽と、内から広がる甘い充実感。…この日彼女は、初めて野外での絶頂を味わった。
「はぁ…はぁ…はひぃ……わ、わたし…外で、オナニーして…それで……」
身体を駆け巡る絶頂感に暫し浸っていた彼女は、木にもたれかかりながらゆっくりと指を抜く。自身の…女の弱点を存分に責め回した彼女の指はべったりと愛液で濡れており、とても女神の指とは思えない程の淫猥な色香を醸し出している。それを彼女は乱れた呼吸でぼんやりと見つめ……
「……えぇ、盛大にイってましたねぇ」
「……──ッ!?」
──その瞬間、彼女の背筋は凍り付いた。それまでの熱が嘘だったかのように、一瞬で。
「あ……お、お前…達、は……」
「いやぁ、まさか女神様のオナニー現場を目撃するなんてなぁ」
「しかも野外オナニーだぜ?俺達にも気付かないで必死になっちゃってよぉ」
「まあまあそう言ってやるなよ、ほらホワイトハート様顔真っ赤になっちゃったじゃないか」
身体の芯まで凍り付くような怖気を感じながら振り向くと、そこには帰った筈の男達の姿。口元には下品な笑みが浮かび、口々に彼女の行為を……女神として絶対に見られてはいけない痴態を愉快そうに話している。
「そん、な…なんで、まだ……」
「さぁ何故でしょう?…それより、見物でしたよブラン様のオナニー。女神も性欲ってあるんですね」
「……ッ!ち、違うんだこれは!これはしたくてしてたんじゃねぇ!ただ……」
「ただ?」
「……っ…」
露わとなった秘部を隠すのも忘れ、狼狽えながら言い訳をしようとするブラン。だが、彼女は最後まで言えなかった。
しかしそれもその筈。突然冷静ではいられない程の欲求に襲われ、鎮める為に自慰に耽っていたなど事情を知らない者からすれば何の言い訳にもならず、むしろ自分が発情していたと公表するようなものなのだから。
絶頂と衝撃で多少思考力が戻ったとはいえ、驚きでしどろもどろとなった今の彼女は咄嗟に別の言い訳など思い付かない。そんな彼女の様子に対し、男達はにやりと笑う。
「……あぁ、そういう事ですか…いやーすいません、さっきはホワイトハート様の心情に気付いてあげられず」
「し、心情…?お、お前等は何を言って……」
「隠さなくてもいいですよ女神様。要は男と一発ヤりたくて、でも俺等が帰っちまったもんだから一人で慰めていたんでしょう?」
「んな……ッ!?ば、馬鹿じゃねぇのか!?わたしはそんな事……」
「…って言う割には、下の口からの涎が止まってませんが?」
あまりにも下衆で欲望剥き出しな発言に彼女は憤慨するも、未だ愛液を滴らせる下腹部を指摘されて言葉に詰まる。
「こ、これは…だから……」
「あー、言わなくても大丈夫っすよ。こういうのは男が積極的になるべきですからね」
「って訳でブラン様、野外オナニーの後は野外プレイといきましょうや」
「だから違うって言ってんだろうが!第一女神としてそんな事……」
「つっても、俺等も女神様のオナニーでもうギンギンなんですよ。なんで俺等を助けると思って、ね?」
「……っ…!」
ブランの言葉に聞く耳を持たず、勝手に話を進める男達。そして彼等は下半身の衣類に手をかけ、自身の一物を露出させた。
言葉通り、反り返る程にいきり勃った男達の陰茎。見慣れない彼女にとってそれはグロテスク且つ醜悪な物体の筈だったが……
(…っ、ぁ……これが、男の…目が、離せねぇ……)
男達が陰茎を露出させたその瞬間から、彼女の瞳は釘付けとなっていた。それと同時に一度は鳴りを潜めていた熱と疼きがぶり返し、再び彼女の思考を侵食していく。
「ほら、早くして下さいよぉ」
「……強姦、だぞ…こんなの…」
「強姦?いやいや、ホワイトハート様からしてくれりゃその時点で和姦になりますって」
「ふ、ふざけんな…これはお前等が一方的に…」
「んじゃ、止めときます?」
陰茎を食い入るように見つめながらも、口は彼等との行為を拒否していた。それは彼女自身の『自分はまともだ』という心の反応。……だが、男達はその意思が脆弱なものだと既に見抜いており…彼女が見ていると分かっていながら、衣類を整え始めようとした。
もし彼女が本当にまともであれば、それはありがたい展開。しかし今の彼女にとってそれは、望まぬ残酷な展開だった。
理性とは本来、己を己足らしめる為に機能するもの。であるからこそ普段理性はストッパーとして機能するが…そのストッパー自体が己を苦しめる存在となった時、理性は一気に力を失う。
「……取り引き、だ…」
「取り引き?」
「お、お前等はわたしのオナ……してた事と、これからする事を絶対に口外すんな…それを約束出来るなら…お、お前等の相手を…して、やってもいい…」
顔を湯気が立ちそうな程に赤く染め、ぼそぼそと彼女は言った。理性は力を失ってもプライドは残っていたのか口振りはあくまで上から目線、加えて彼女の声はとてもはっきりしていると呼べるものではなかったが…焦らす事も懇願させる事もなく、男達は再び陰茎を見せ付ける。
「えぇ、約束しますよ。だから…女神様も、分かってますよね?」
「…こ、これは取り引きの対価としてやるだけだ…た、他意はないんだからな……」
陰茎が見えた事で再び視線を釘付けにされたブランは、それでも建前を口にしながら手を伸ばす。そして伸ばした指が男達の陰茎に触れ……肉棒の熱さを感じた時、彼女の胸は高鳴った。
(…熱くて、硬い……これが、男の…雄の象徴……)
幾ら興奮で力強く勃起しているとはいえ、所詮人の身体の一部。燃え盛る炎や得物である戦斧の柄に比べれば熱さも硬さも大したものではない筈だったが……今の彼女は、目の前の肉棒を絶対的なもののように感じていた。
身体を火照らせながら、彼女は手淫を開始する。具体的にどうするかは考えていなかった彼女だが、気付けば自然と身体が動いていた。
「あぁ…ブラン様が、俺のモノを……」
「手ぇ柔らけぇ…けどホワイトハート様、まさか手だけなんて事はないですよね?」
「……うっせぇ…く、咥えりゃいいんだろ…?」
握っている陰茎の一つへ、顔を近付ける。それにより鼻が陰茎の強い臭いを感じ取り、一瞬彼女は顔をしかめるが、すぐに悪臭を嫌悪していない自分がいる事に気付いてしまう。それもまた普段からすれば異常な反応だったが、その異常さを感じる思考は鈍く、そのまま彼女は亀頭へ口付けを行う。肉棒がまるで思い人であるかのように優しくキスをし、異臭に鼻をひくつかせながら咥え込む。
「じゅ、ぽっ…こりぇが、お望みかよ…」
「そうそう、口全体を使って奉仕して下さいね」
「だりぇが、奉仕なんか…ちゅぱっ…さっさと、イっちまえ……」
手を使わず器用に口だけで裏筋を舐め上げ、息使いで亀頭を刺激しながら肉棒を昂ぶらせていく。開いた両手で隣の男の肉棒を包み、握る強さを変えながら扱き上げる。そうしている内にも秘部の疼きは強くなっていき、初めはぎこちなかった手淫と口淫にも熱が入っていく。
「じゅるっ、ぷっ…ずそそっ…んふ……(段々、頭がほーっとしてきた…シたい…またあの刺激を味わいたい…)」
そうしていく内にブランは、陰茎を握り咥える事に夢中になっていた。ここは野外で、相手は見ず知らずの男という事も忘れ、熱に当てられた意識の中でひたすら雄へと奉仕する。……そんなある種のトランス状態だったからこそ、彼女はいつの間にか肉棒の数が減っている事に気付けなかった。
「んー、そろそろか…お前等、ちょっと女神様持ち上げてくれよ」
「あーあいよ、んじゃせーのっ」
「へっ…?…あ、な、何を…?」
咥えていた陰茎から口を離した瞬間、彼女は左右から身体を引っ張られた。女神の中でもかなり小柄な彼女の身体はいとも容易く持ち上げられ、地面に触れている脚の間へ持ち上げているのとは別の男が潜り込む。
二の腕を基点に持ち上げられたブランと、その下で寝転ぶ一人の男。そして男の陰茎は、彼女の蜜壺に向かってそそり立っていた。
「……っ!お、おいこれって…」
「え?俺等はセックスするんですから、下の穴使うのも当然でしょう?」
「と、当然って…こういうのはもっと、心の準備が……」
「なら、手伝ってあげますよ。準備万端な身体を使って…ねっ!」
「はひぃぃんっ!」
自身の秘部へ陰茎を近付けられた事で幾分か思考が戻り、それと同時に羞恥心や躊躇いも呼び覚まされたブラン。だが、下の男が彼女の陰核を摘んだ瞬間、意思に反して彼女は嬌声を上げてしまう。
「ほぉら、身体は早く挿れたいっておねだりしてますよ〜?」
「くひゅぅぅ…!ち、違っ…これは生理現象、でぇぇ…!」
「言い訳しなくていいんすよ?俺等はホワイトハート様が野外オナニーするようなド変態だって知ってるんで」
「素直になりましょうよ、その方が楽ですよ?」
「はぁぁ、ぁんっ…!そんな、とこ…や、止めろぉぉ……っ!」
露出以降一度も萎える事のなかった陰核を弄られた彼女は、腰を浮かせながらも否定を口に。しかし二人の男に手を離された事で彼女は支えを失い、更に左右から胸と腋を責められ言葉も脚も震えてしまう。
手を頭の後ろで組まされ、開き気味の膝立ちの状態で両腋を舐められながら勃起した三点を弄り回される。それは彼女にとっては筆舌に尽くし難い程屈辱的で、羞恥的で……甘美だった。
「耐えたって辛いだけですよ、今もほんとは欲しくて欲しくて堪らないんでしょう?」
「うるひゃいぃ…わ、わたしは…屈したり、なんか…ふほぉぉぉぉ…っ!」
「強情ですね…でもそんな女神様も、乳首とクリを同時に捻られたらどうなるんですかねぇ…?」
「そっ、それは…や、ダメ…それだけは止めっ──」
「……はい、残念」
「……あっ…!」
歯を食い縛り、震える脚へ必死に力を込めて腰が落ちるのを耐える彼女。それには幾らで疼いているとはいっても男のものを受け入れるには抵抗がある、という思いもあったが、それ以上に彼女にとっては『男にいいようにされる』事が屈辱でならなかった為。取り引きを持ちかけたのも、ある程度は男性達の言葉を聞いているのも、あくまで立場は自分の方が上だという自尊心からくる行為。だからこそ彼女は立場が逆転する事を恐れ、拒み、耐え抜こうとした。
…だが、今の彼女は……いや、自慰に耽っていたあの時点で、彼女は身体の主導権を失っていた。主導権は、彼女を侵食する性への欲求に奪われていた。そしてそれを証明するように、乳頭と陰核を同時に捻り上げられた瞬間彼女の身体に痺れが走り……ずぶり、という生々しい音が下腹部から上がる。
「…ぁ……えっ、あ…?」
その音を耳にした瞬間、彼女は自分の中で何か大切なものが崩れるような気がした。ゆっくりと目線を下へ落としていくと、そこで見えてきたのは自分と男が繋がっている光景。更に、秘部からは絶える事なく漏れ続ける愛液に赤い液体が混じっていて……
「…女神様、処女だったんですか……」
「……──っ!」
……そこでやっと彼女は、自分が取り返しのつかない事をしてしまったのだと自覚した。欲望に負け、女性として大切なものを見ず知らずの男に奪われてしまったのだと理解した。
「あ…あぁ、あ……」
「うわ、凄いショック受けてるよブラン様…でもしたかったんでしょう?」
「だよなぁ、野外オナニーしてる時点で大概だし」
「……っ…と、取り引きは無しだ…」
「え?」
「な、無しだって言ってんだよ!こ、こんな…こんな事……っ!」
彼女は己の過ちに、そしてこのままいれば自分はより過ちを重ねてしまうであろう事に恐怖し地面に手を付く。今の彼女は取り引き破棄後の事など考えていない。ただこの場から離れなくては、冷静にならなくてはという焦りでいっぱいだった。
だが、それを男達が認める訳がない。そして何より、彼女の身体の主導権を掌握した欲望が、溜まりに溜まった快楽への欲求が、許す筈がない。
「こんな事って…ここまできておいてやっぱ無しはないでしょう、がッ!」
「ひっ!こ、腰掴む……んほぉおおおおぉぉっっ!?」
「うぉっ、一突きでイきやがった…」
四つん這いの体勢で陰茎を引き抜こうとした彼女だったが、それよりも早く腰を掴まれ打ち下ろされる。そして愛液で滑りが良くなった膣内を肉棒が貫き子宮口へと到達した瞬間、彼女は雄叫びのような声を上げながら絶頂した。……たった一度のストロークで、彼女は絶頂させられた。
「は、はひっ…な、なんれ…わたし……」
「あーあー潮まで吹いちゃって…けど女神様のここはこんなに歓迎してくれたんです、俺も男を見せるとしますよっ!」
「ぬひぃぃっ!つ、突くなぁぁ…っ!」
あまりにも簡単に達してしまった自分に彼女が混乱する中、その様に嗜虐心を駆られた男は彼女の腰を上下させる事で肉棒を膣へと打ち付ける。ぐぱん、ぐぱんと性器同士が、腰と尻がぶつかる肉感的な音が上がる度、彼女は情けない喘ぎを漏らしてしまう。
「へっ、普段は男勝りな女神様が初挿入でアヘってる姿は壮観だなぁおい」
「これで胸もあればいいんだけどなぁ…」
「馬鹿言え、貧乳の癖に乳首はフル勃起してるのがいいんじゃねぇか。ほらホワイトハート様、エロコスチュームは脱ぎ脱ぎしましょうね〜」
蕩けるような快楽に抵抗もままならない彼女の身体へ、先程持ち上げていた内の一人が手を這わせ、胸部のプロセッサをずり下ろしていく。本来ならばそう簡単には外れない女神の鎧も、汗ばんだ身体に加えてまともな抵抗もないとなれば多少男に手間取らせる程度の力しかなかった。
(くそっ、くそっ…!なんで、女神のわたしがこんなただの男に好き勝手嬲られてるんだよ…なんで、犯されてるのに…こんなに気持ち良いんだよぉぉ…っ!)
コンプレックスである慎ましやかな乳房を剥き出しにされ、再び肉棒を握らされ、にやついた男達のなすがままにされる事が、彼女は悔しくて仕方なかった。そしてそれ以上に、そんな状況でありながら悦んでしまう自分の身体が恥ずかしくて堪らなかった。
そんな感情が身体に作用し、彼女の瞳にはうっすらと涙が浮かぶ。…だが、頬を紅潮させ、蠱惑的な吐息を漏らす中での潤んだ瞳であったが為に、皮肉にもそれは彼女の淫靡さを助長させてしまう。
「そんな顔しちゃって…あー、俺もう我慢出来んわ。ほらホワイトハート様咥えてっ!」
「ふごほっ!?むふぅぅ!…んはっ…は、激し…ん"ん"ん"ぅぅぅぅっ!」
「あ、おい…んじゃ、俺はこの長いもみ上げを巻いて…っと」
潤んだ瞳にいよいよ抑えの効かなくなった一人が、ブランの頭を掴んで強引に陰茎を咥えさせる。一気に喉奥まで押し込まれた肉棒に彼女は驚き、えずきながらもがくが男は離さない。更にもう一人の男は髪の毛を肉棒に巻き付けた状態で亀頭を乳頭へと擦り付け、悦楽に顔を歪ませる。
最早彼女は単なる欲望の捌け口だった。意思を無視され、身体を物の様に扱われる、哀れで惨めな一人の女。……いや、今の彼女は女とすら呼ばないのかもしれない。
「ふくっ、ぅっ!こ、こんな…事して…後で後悔しても…ぬひぃぃンっ!んほごおおぉっ!」
「そう言いつつも腰振っちゃうんですよね、女神様は。…豚みたいな喘ぎしてる癖に調子乗るんじゃねぇよ…ッ!」
「し、してな…あへぇっ…!…いぃ…!これっ、は…お前…がぁぁ……!」
「ちょっとホワイトハート様、もうすぐイけそうなんですからちゃんとしゃぶって下さいよぉ…!」
「……っ!?い、イふって…ふむぅぅっ!むほっ、ほひぃぃ……っっ!」
無意識の内に腰を振り、喉奥を犯されながらも男の腰にしがみついて肉棒を味わおうとする彼女の身体は、今となっては盛った雌そのもの。もしその状態で精液を浴びてしまえばどうなるか。…言うまでもなく、そうなれば彼女の身体は完全に男と快楽に屈してしまう。
だから彼女は必死に耐えようとした。抵抗しようとした。…だがそれも、無駄な努力だった。
「さぁほら、イきますよブラン様…!」
「一番奥で、射精る…!」
「ふぅぅーっ!ふぅぅぅーーっ!(い、嫌だ!こんな奴等に、こんな暴力的なセックスでイかされるなんて嫌だ嫌だ嫌だいっ──)」
「膣内射精でよがり狂っちまえ、淫乱女神…ッ!」
「ぶほぉぉっ!ほひぃっ、ひっ…んぐほぉおおおおおおぉぉっっ♡♡」
三人同時の射精。口内に押し込まれた肉棒は喉奥を精液で犯し尽くし、乳頭に当てがわれた陰茎は髪諸共乳房を白く染め上げ、子宮口を無理矢理こじ開けた男根は子宮へ直接精子を注ぎ込む。そしてその瞬間、ブランは視界が真っ白になる程の絶頂を迎えた。意識が飛びそうになる程の快感に襲われ、獣の唸りの様な品性の欠片もない声を上げ、脳が焼け付く程に絶頂していた。……その身体に、快楽の記憶を刻み付けられる感覚を味わいながら。
「ふぃー、出した出した…おら、退けよ淫乱女神」
「あぁ、んっ…!…は、ふぅ…あひんっ…♡」
「髪と乳首だけでこんな気持ち良く射精出来るとは…ブラン様は全身名器なんですね」
満足気な様子の男から押され、仰向けで地面に倒れる彼女。陰茎が抜けるだけで、乳房が地面と擦れるだけで感じる快楽に彼女は思考を埋め尽くされそうになりつつも、震える腕で身体を起こし彼等を睨み付ける。
「テメェ、等…お、覚えて…ろよ…テメェ等は…絶対、に…ぁひッ…許さねぇ…!」
『……ぷっ、あははははははっ!!』
「な、何が…おかし…いぃっ…ん、だよ…っ!」
息を切らしながら、収まるどころか尚一層高まる性欲に耐えながら、それでも彼女は言葉を紡いだ。その精神力は流石守護女神と言ったところだが…彼女の精一杯の凄みに対して返ってきたのは、嘲笑混じりの笑い声。その反応に彼女が唖然とする中…男は告げる。
「何って…そりゃ、必死こいてオナニーしながらんな事言う女神の姿を見たら、誰だって笑うでしょうよ」
「……──っ!?…ぁ…な、なんで…!?」
男が発したは、彼女にとって到底信じられない言葉。…だが、その瞬間からまるでスイッチが切り替わったかのように下の方からぐちょぐちょという卑猥な音が聞こえてくる。その音に愕然としながら彼女が下を向くと……そこでは自分の両手が、最初と同じように一心不乱に秘部を弄くり回していた。
それだけでも、彼女にとっては絶望的な事実。しかしその絶望すら生温いとばかりに、再び男は口を開く。
「どうせもう後戻りは出来ないでしょうし教えておきますけど、あのモンスターの体液は媚薬に似た成分なんですよ。それも、常人なら一発で廃人になるようなレベルの」
「び、媚薬…じゃ、じゃあ…まさ、か……」
「ご明察。俺等は最初から女神様を犯したくて、わざと苦戦してたっつー訳です。…クズ野郎共の罠に、まんまと嵌っちまいましたね」
「……ッ!」
「じゃ、種明かしも終わりましたし俺等は帰りますわ。一応礼って事でこの事は誰にも話しませんのでご安心を。それと、俺等はこの辺りで時々活動してるんで、また機会があったらヤりましょうや。…変態同士、仲良く…ね」
そう言って男性達は帰っていった。快楽に支配され、話の最中も自慰を止められなかった彼女を嘲笑い、彼女が再びここを訪れるだろうと確信を持ちながら。そして、草原には彼女一人が残される。
「…畜、生…畜生ぉぉ……」
彼女は全てを理解していた。いとも簡単に絶頂させられたのは、焦らされた身体が悦んでいたからだと。優位にいるつもりだった時から今に至るまで、ずっと自分は彼等に踊らされていたのだと。…もう自分は、性欲と彼等の『モノ』になってしまったのだと。
快楽に屈服し、女神から雌へと成り果ててしまったホワイトハート。悔しさを募らせ、無様な姿で取り残された彼女のいる草原には、それからも暫く淫猥な音がし続けていた。
*
カーテンの隙間から漏れる、雪に反射した日の光。それを受けたブランは、瞼を震わせて目を覚ます。
「……んっ、ふ…ぁぁ……」
寝惚け眼で身体を起こし、小さな欠伸を一つ。守護女神といえども寝起き直後は普通の人と何ら変わらず、特に彼女は外見の幼さもあって正に小さな子供のよう。そしてその様が崩れたのは、意識がはっきりとし彼女がベットから降りようとしたその時。
「…えっ?……あ…そ、そうだった…」
脚を動かした途端に感じた不快感。一体何がと考え掛け布団を捲った彼女が目にしたのは、とても他人には見せられないような水濡れの跡。一見粗相にも見えるそれだが…勿論違う。
「……っ、ぅ…なんて同人誌的な夢見てんだよわたし…」
下腹部を中心とする身体とシーツの有様を見て彼女は赤面。片手で目元を押さえながら、夢の強引さとその中での自分の痴態に苦々しげな表情を浮かべる。
「いいように騙されてるし、意志薄弱だし、おまけにロリコンらしき奴までいたし…うぅ……」
このような夢を見る事自体は分かっていた。分かった上で、高揚感という不調を翌日以降に残さない為この手段を選んだ。……が、それでもやはり恥ずかしいものは恥ずかしいというのが彼女の心境。ましてやそれが生々しく、実際に体験したかのような感覚があれば尚の事記憶と心に残ってしまう。…ただ、それでも何とか彼女は心を持ち直し、暫しの時間の末ベットを降りた。
「……これは女神の性質的なものであって、それ以上でもそれ以下でもない。…そういう事よ、わたし」
そう自分に言い聞かせ、彼女はてきぱきと身支度とベット上の処理を行う。実のところは完全に落ち着きを取り戻した訳ではなかったが、時折朝早くから自分の下へ訪れる事のある、双子の妹の事を考えると動かざるを得なかった。……これを見られたら、一巻の終わりだ…と。
「…うん、わたしは今日もいつも通り。朝はちょっと些細な問題があっただけ。それももう終わったんだから、後は普段通りに生活するだけよ」
いつまでもこれを引きずっていても仕方なく、そもそもこれで一日に影を差してしまっては何の意味もない。なら、多少虚勢を張ってでも平生の自分に持っていこう。そうすればきっと、調子も戻ってくるのだから。…片付けを終えた彼女は、今現在の事をそう纏めて自室を出るのだった。
……しかしその日行ったモンスター討伐の際には、夢の出来事が頭をちらつき集中力に欠けてしまうという事態が起きてしまったのだが…それはまた、別の話。