超次元ゲイムネプテューヌ Origins Visionary 作:シモツキ
・今回の話のように、就寝前及び起床後のどちらか、又は両方が描写されない場合もあります。
人物・イリゼ
内容・足コキ 視姦 浴場 イチャラブ
夢の様な時間というのは、誰に取ってもあると思う。何かを達成した瞬間であったり、趣味に没頭している間であったり、内容は人それぞれであっても、それが至福であり、叶うのであればずっと続いてほしい…そう思える時間は、きっと誰にだってある。
そしてそれは、俺も同じ。これから始まるのは…そんな、何度訪れたとしても夢の様に思える時間。
「あ、お帰り。今日もお疲れ様」
鍵の開いた自宅の扉を開いて中に入り、ただいま、と声を発すると、軽快な足音と共に一人の女の子が奥から現れ、帰宅した俺を出迎えてくれる。
一本一本を丁寧に編んで作られたかのような、白みがかった黄色の髪に、白く透き通るような肌。俺を見つめる双眸は澄んだ碧色で、浮かんでいるのは柔らかな微笑み。
彼女はイリゼ。オリジンハートという名前も持つ、信次元の国家に所属しているのなら知らぬ者はまずいない、偉大なる女神の一人で……俺に取っての、特別な相手。
「……?どうしたの?玄関で立ち止まって…」
数多くの信者が愛して止まない彼女が自分の家で、自分を待ってくれている。毎度の様にその感動を噛み締めていると、小首を傾げて立ち止まっている事を訊いてくるイリゼ。その仕草も可愛い。何もせずとも可愛く美しい彼女だが、こういう仕草を取ると更に可愛い。
「ほらほら、早く上がって。…あ、そうだ。ご飯にする?ディナーにする?それとも…しょ、く、じ?」
とかなんとか思っていたら、何かを思い出した様子でイリゼは俺の元へと近寄り、可愛い女の子に言われたい言葉ベスト5に入るであろう例の言葉……かと思いきや、捻りを加えた実質一択の三択を俺へと提示してくる。
取り敢えずイリゼは、作った夕飯を食べてほしいらしい。空腹だし、何よりイリゼの手料理を逃せる訳などない俺はこくりと首肯し、イリゼと共に夕食が待つリビングルームへ。
「どう?美味しい?…ふふっ、君の好みはもうばっちり分かっているからね」
食卓に並べられた夕飯はどれも美味しく、通りで推してきた訳だと心の中で納得する俺。流石にプロ級だとか、お袋の味だとかのレベルではないものの、普通の範疇の美味しさである事が、逆にイリゼの家庭的さを引き立たせてくれている…ような気がする。
俺が食べている間、イリゼは終始笑顔。だが、俺は知っている。これは俺が美味しいと言ったからでも、次々と料理を口に運ぶからでもなく、俺が喜んでいる事が嬉しくて顔を綻ばせているのだと。嗚呼、やはり女神様は格が違う。
「うん、お粗末様。それじゃあ、食器を洗って……っと。ね、次はどうする?君はどうしたい?」
数十分後。綺麗に完食した俺は、予め用意しておいた短めの映画を一つのソファで共に鑑賞。半分は内容を、半分はとなりで一喜一憂するイリゼを見て楽しみ、ついでに好きあらばスキンシップ。不意打ちのように触れると、その度イリゼは驚き赤面するが、振り払う事はなく俺の手を全て受け入れてくれる。可愛い。優しい。そして可愛い。
笑顔鑑賞を終えた後は、駄弁りながらのんびりとゲーム。これまた楽しそうに付き合ってくれるイリゼだが、当然女神である彼女は俺よりずっと多忙。にも関わらず、こうして約束した日には毎回俺の家で食事を作って待っていてくれて、時間が許す限り俺との時間を楽しんでくれて…だからこそ、そんな女の子と居られる時間は幸せ過ぎる。正直、早死にするんじゃないかと思うし、絶対早死にはしたくない。一日でも長く、一秒でも多く、この幸せな時間は続いてほしいのだから。
「はふぅ…あ、もうこんな時間なんだ…疲れてるだろうし、そろそろお風呂どうぞ。…え、私が先で良いの?……いや、良いのっていうか君、毎回…まぁ、いっか…うん。それじゃあ、お言葉に甘えて先にお風呂頂くね」
そうして夜も更けてきた頃、俺に譲られイリゼは風呂へ。因みに、イリゼは俺の事を一貫して『君』と呼ぶのだが…それはイリゼ曰く、「そっちの方が自由に想像してもらえるでしょ?」という事なんだとか。…気遣いも流石である。
という訳で、イリゼが風呂に向かってから十数分。イリゼが風呂に入っている間に、アイスの一つでも買ってきてあげるのが気の利く人ってものだが…残念ながら、それは出来ない。何故なら俺は、割と結構欲望に忠実なのだから。
「〜♪〜〜♪…あ、いらっしゃー……いぃぃッ!?ちょっ、ちょおぉぉッ!?な、なな何入って来てるの!?入浴中!私まだ入ってる途中だよ!?」
え、いやだって最初からそのつもりだったし。ほぼ毎日、イリゼが風呂に入ってる時はやってるし。というかイリゼも、鍵かけてないし。
「いやそうだけども!譲られた時点で入ってくるだろうなぁとは思ったけども!…う、うぅぅ……」
右腕で胸を、左手で下腹部を隠し、顔を真っ赤に染めるイリゼ。もうこの時点で堪らない。シャワーで濡れて艶めく柔肌に、大き過ぎず小さ過ぎずで万人受けしそうな胸に、長い髪を軽く纏めた事で露わになったうなじに、極め付けは恥ずかしがって赤面した頬。頭のてっぺんから爪先まで、どこを取っても魅力的なイリゼの姿がそこにあって、やはり入って正解だったと俺は確信。世の中、何度見ても最高だと思えるものはあるのである。
「そ、そんなじっくり見ないでよぉ…というか、何で君は隠さなくて平気なの……!?」
視線を感じたのかイリゼの顔はもう一段階赤くなり、そこから俺の下半身を見て更に赤面。今更じゃないかとイリゼの問いに答えると、目を逸らしながらもそういう問題じゃないとイリゼは言葉を返してくる。
しかし、だ。逸らしながらもとは表現したが、ちらちらこっちを見てはいる。しかも瞳の動きからして、下半身も視界の中に収めている。…それは、オリジンハートという女神的にどうなんだろう。俺的には、そんなところも好きな訳だが。
「もぉぉ…っ!出てく気配もなければ何かする様子もないし…!こんな状況にしておきながら、女神に…女の子に言わせようとするとか、どうかと思うよ…!」
どれだけ見ても飽き足らないイリゼの肢体をじっくり眺めていると、根を上げるようにイリゼは言い放ち、怒った様子を見せながらも洗い場の真ん中にバスチェアを配置。俺を脱衣所に押し返すなり無視して出て行くなり出来るところをそうはせず、何も言わない俺の望みを(毎度やってる事とはいえ)汲んで準備してくれるイリゼはほんとにほんとに優しい女の子で、抱き締めたくなる気持ちを押さえながらも俺が用意されたバスチェアに座ると、簡単にシャワーをかけてくれた後イリゼはボディーソープを掌にたっぷりと出し、そのまま俺の背後に移動。
それから数秒後。期待で胸が高鳴る中、ふにゅりと背中に当たる柔らかな感触。それが何なのかは…言うまでもない。
「へ、変な事言ったらすぐ止めるから…いいね…?」
ずにゅん、むにゅんと俺の背中を上下する至福の感触と、耳元でかけられる上擦った声。ボディーソープを纏ったイリゼの両手が俺の肩に触れ、そこから二の腕、手の先へと流れるように降りていく。
腕の最終地点、指先まで到達したところで、絡められるイリゼの指。細くしなやかな指が付け根を、指と指の間を満遍なく通り、軽く握るようにしながらイリゼの両手は再び上へ。
肩に帰還した両手は、今度は前…つまり俺の胸板へと触れ滑っていく。胸板と背中、その両方でイリゼを感じるこの瞬間が生み出すのは得も言われぬ背徳感で、身体も自然と火照ってしまう。
「うぅ、なんでこんな如何わしいお店みたいな事を…。……気持ち、良い…?」
イリゼは如何わしいお店の内容について知っているのか。そんな事が頭の中に思い浮かぶも、心に染み渡るのはイリゼの気持ち。
女神がこんな要望にも応えてくれて、俺の為に尽くしてくれている。こんなに幸福な事はないし、こうして健気に尽くしてくれようとするイリゼは本当に女神というか、俺はいつ駄目になってもおかしくないような気すらする。
神なのに人を堕落させようとするとはこれ如何に。いや、けれど時にイリゼは強かな面も見せるから、案外堕落しないよう絶妙なところを責めているのかもしれない。まあ少なくとも、俺の心は既に陥落し切っている訳だが。
「ん、んっ……ふぇっ!?ち、違っ、違うよ!?べ、別に勃ってなんかないよ!?仮にそうだとしても、それは単に擦れた刺激で自然とそうなるだけで、私はあくまで純粋な気持ちで洗ってあげてただ…け……」
洗ってもらい始めてからもう数分は経ったであろう頃、段々とイリゼの吐息に艶かしさが混じり、背中に感じる感触にも時折硬い、こりこりとしたものが混ざり込む。
それをつい指摘すると、イリゼはわたわたと慌てながら否定。もうほんと、イリゼは一挙手一投足が可愛い訳で…だから仕方ないのである。イリゼのそれが自然現象なら…俺のアレが我慢ならんと主張するのも、不可抗力なのだ。
「…………」
「………………」
「……うぅ…わ、分かったよぉ…」
何も言わず、ただひたすらイリゼを肩越しに見つめる事数十秒。どうしよう、ちょっと冷えてきた。温泉じゃないが、これは軽くかけ湯をして暫く湯船に使った後の方が良かったかも…などと思い始めたところで、折れてくれたイリゼは再び背後から俺に密着。そして先程まで上半身を洗っていたイリゼの両手は…俺の下腹部へ。
「これはあくまで洗ってるだけ…一通り洗えたら、お終いだからね…?」
そう言いながらイリゼは俺の一物を軽く握り、両手で包み込むようにして根元から先端までを数往復。それが終わるとなぞるようにして張り出した裏側にも指を通してくれて、それも済むと今度は下へ。ボディーソープを揉み込むように左右の袋を手の中で転がし、おまけとばかりにぐぐっと身体を押し付けてくれる。
「…も、もう一回だけしてあげる。でもこれが最大限の譲歩だから、ここから更にもう一回はな……え、それでいい?いいの?…そ、そっか……」
堪んない。早くも背中と一物で感じるイリゼの柔らかさに爆発しそうな俺ではあるが、まだ序盤だろうと気力で本能を抑え込み、何とか顔も引き締まる。
そんな俺の姿をどう思ったのか、自ら延長をしてくれるイリゼ。だがまだまだ色々やりたい事があるしな、と俺が了承すると、イリゼは拍子抜けしたような表情となり……え、もしかして…むしろイリゼの方が、こういう事は続けたかったと…?
「なっ、な訳ないでしょ!?私は君がそれを望んでるのかなと思って、だから言ってあげただけなんだからねっ!勘違いしないでよね!」
またまた顔を真っ赤にして憤慨するイリゼは、何故かツンデレみたいな口調に。これまた可愛いもんだから全く問題はないが、素直で常に優しいイリゼはツンデレとはかけ離れているんじゃないかと思う。実際ツンデレっぽいだけで、内容はツンとデレが0:10だし。
「もうっ!これで終わりっ!不満があったら後は自分で洗う事!」
その後凄い勢いで腰や脚も洗われ、口を挟む間もなくシャワーで泡を流される。頭はまだ洗ってないが…まあ、そっちは自分で洗うとしよう。それより……
「…うっ…そうだった…よく考えたら、この後はいつもこれなんだった……」
非常に興奮する時間ではあったが、ここまでは前戯。怒られるかもしれないが、料理で言うならオードブル。メインはここからであり…こうして俺が風呂に侵入した時はいつも、してもらっている事がある。
「…するの?偶にはお休みにしたり…しないんだね…パスは三回まで…というルールもここにはないんだね……はぁ、私毎回何とも言えない気持ちでやってるんだからね…?…君が喜んでくれるから、嫌じゃないけど……」
回避しようとするイリゼに無言の否定で応答し、そのまま押し切ってしまう俺。ちょっと格好付けて平然と座ってる俺だが、内心じゃ滅茶苦茶感謝してる。
泡を流して以降立っていたイリゼは、少しだけ困り顔をしながらもゆっくりと浴槽の縁に腰掛け、俺もそちらへ方向転換。向き合うとイリゼはまた右腕で胸を隠し、けれど左手は縁に置いたままこちらへと右脚を伸ばしてきて……俺の一物を踏み付ける。あ、痛い!潰れる!使い物にならなくなるぅっ!
「えぇぇ!?あ、ご、ごめんね!普段の力加減で当てただけのつもりだったけど、もしかしてバスチェアと挟まって……って、え?冗談…?…ほ、本当に踏み潰すよッ!?」
申し訳なさそうな表情から一転してまたまた顔を真っ赤にするイリゼは、本当に純粋というか俺の事を第一に考えてくれているというか…兎にも角にも可愛くて、お分かりの通りこういう性格だからこそ弄り甲斐もある。もしかすると、その「構いたくなる」というのも女神の持つ天性のカリスマ性なのかもしれないが、そこまでは俺も口にしない。それを言うと、流石に怒るだけじゃ済まなそうだし。
「うー…今日はほんとにちょっと強めにやってやろうかな…あ、でも…こんな滑り易い場所で下手に力を込め過ぎたら、何かしら事故が起こる可能性も……へ?…い、今のは独り言だから反応しなくていいの!っていうか、君もほんとは早く始めてほしくて堪らない癖に…っ!」
ここまでされてもまだ俺の事を案じてくれるのがイリゼ。この調子じゃ今日もまたイリゼへの信仰心が強まりそうだなぁ…なんて考えていた俺だが…なんと、内心で思ってた事を見抜かれてしまった。
実際、イリゼの言う通りではある。こんな特等席で、女神のイリゼを独り占めおきながらこれでは、セルフ生殺しもいいところ。イリゼの反応を楽しめるとは言っても、そろそろ始めてもらわないと半端なところで達してしまうという、物凄く悲しい事になりかねない。
「…あ、今図星って顔したね?ふふ…女神相手に調子に乗り過ぎるから、そういう事になるんだよ?」
言い返しが決まった事で気分が良くなったのか、イリゼが浮かべる得意げな顔。そうしてイリゼは薄く笑みを浮かべたまま再び俺の一物にひたりと足の裏を当てがい…足で一物を扱き始める。
「…おっきいよね、君のって…い、いや他の人のと比較してじゃないけど……」
初めは足の指先から踵までを使って、上から下へ、下から上へと一物の裏筋を撫で擦る。挟まれている訳でも強く押されている訳でもない、本当にただ足の裏を往復させているだけの行為だが…それだけでも気持ち良い。イリゼの滑らかで柔らかな足の裏は、ただそれだけで快感をもたらし俺の興奮を昂らせる。
……が、こんなものはまだまだ序の口。イリゼ自身もそう示すように、裏筋を撫で擦っていた右足は横から上へ。
「それに…こうしてするのも、ほんと好きだよね……えっち」
むにむにした柔らかのある指の付け根に、滑らかで触り心地の良い土踏まず。別々の良さを持つ二ヶ所で最も敏感である一物の先端を擦られると、自然に腰が浮き上がってしまいそうになる。
その状態を数十秒程続けると、今度は足に込める力を強め、ちょっぴり踏むようにしながら足でぐるぐると円を描く。足を押し付けられる事で密着度が増し、より擦られている感覚も強まって、俺の一物は更に硬く張り詰める。少しばかり恥ずかしいが、気持ち良いのだと言う事をイリゼの足へと伝えてしまう。
「…っとと…ここからは、ほーら……♡」
初めは直立不動で擦られていた俺の一物だったが、イリゼの足の裏からかかる圧力がある段階を超えたところで、その力に負け一緒にぐるぐると回り始めてしまう。
それを見たイリゼはくすりと笑みを浮かべて、それまで踵を軽く上げたまま洗い場の床に付けていた左の足もこちらへと近付け、開いた親指と人差し指で俺の一物の中腹をホールド。決して広くはない指の間できゅっと締められた瞬間また違う快感が一物を走り、固定された事で再び先端は足の裏の洗礼を受ける。
段々気分が乗ってきたのか頬を上気させ、胸を隠していた腕を離して少しだけ俺を見下ろすイリゼと、性感帯である一物を形だけで言えば紛れもなく足蹴にされていながら興奮を高めている俺。そう表現すると、俺が虐げられる事で興奮する類いの性癖を持っているように思うだろうが……そういう事では、ない。
「……っ…君の視線、すっごく熱い…♡」
俺は興奮している。欲情を増している。だがそれは踏まれているからではなく、足蹴にされているからでもなく…最も感度の高い性感帯で、イリゼの足を堪能する事が出来ているからだ。イリゼの脚を、じっくりと眺められる姿勢だからだ。
身体全体のスタイルで言えば女神の中では良い方止まりなイリゼだが、普段から大々的に露出しているその脚の魅力は格別。しなやかながらも太腿はむっちりとしていて肉付きが良く、大腿と下腿それぞれで緩く綺麗な曲線を描いていて、付け根から指先まで肌には一片のくすみもない。そして触れれば温かさと柔らかさ、滑らかさの三重奏が触覚に幸福感を与えてくれるイリゼの脚は、最早魅力が詰まっているを超えて飽和状態。おまけに時折太腿の間から一瞬秘部が見えるチラリズムも相まって、一度でも体験すれば間違いなく癖になる、女神でありながら魔性の魅惑がこれには籠っているのだから。
「ね、ここからどうしてほしい?このまま続ける?それとも挟む?もうどうせここまでしてるんだし…君のしてほしい事、何でもするよ♡」
下半身に目を奪われ、脚に情欲の全てを注いでいた俺を惹き付けるような、イリゼの言葉。はっとして顔を上げれば、ほんのりと染まった顔で俺を見つめるイリゼがいて……もう、説明は不要だろう。どうしようもなく、果てしなく…イリゼは、最高に可愛いのだ。
「んっ、ぅ…折角さっき洗ったのに、もうぬるぬるだね…♡うぇ…?…ぬ、ぬるぬるしてる感じも良い…?…君はほんとに、変態なんだから……」
一度両足を離したイリゼは、左右から足の裏で俺の一物を包むようにして挟み、上下に擦って扱き上げる。手や口、胸とは違って決してがっちり掴まれてる訳でも、隙間無く包み込まれている訳でもないが、その分不安定な足の扱きは数往復毎に微妙に位置が変化して、その度に違う刺激を与えてくれる。
だが、それだけではない。左右から挟み込む肩を取る為にイリゼは脚を開いた事で、今のイリゼはちょっぴり蟹股。秘部が隠れなくなった事に加え、蟹股という女性らしからぬ品のない格好をイリゼがしているという事自体が昂る一方の興奮を更に駆り立て、思わず俺は生唾を飲み込む。
湧き上がるのは、触りたい衝動。だが俺から動いてしまえば、今の流れは途切れてしまう。だから俺は動かない。動かず、目で見て情欲を募らせる。
「あ、今大きくびくってしたね♡もう射精ちゃいそう?それとも…って、君ならそう言うよね…。うん、良いよ♡もっともっと、たっぷり君のここを気持ち良くしてあげるから♡」
挟み込んでの足コキを皮切りに、次々繰り出されるイリゼの足技。両足を後ろへずらし、爪先と指の付け根の間で両側から挟み込んで扱いてくれたかと思えば、先端の膨らみの付け根を先程の様に左足の親指と人差し指で掴まれ、裏筋を右足の親指の爪でなぞるようにかりかりと掻かれ、その何とも言えない感覚にかくんと腰が跳ねそうなると、そうはさせないとばかりに右足裏で一物を下腹部へと押し付けられ、そのまま擦り付けられる。
実はイリゼもこういう趣味があるのではないか。そう思わせる程イリゼの足の動きは巧み且つ多彩で、慣れている俺でなければとっくに達していた事だろう。もう何度もイリゼの足の気持ち良さを堪能している俺でさえ毎回興奮が尽きないのだから、慣れもなくこれを耐えられる訳がない。
「むむ…今日の君は中々しぶといね…だったら、これで……♡」
気を抜けばすぐにでも達してしまいそうな快感の中、もっと堪能したいという思いで何とか踏み留まっている俺。だがそれがイリゼの心に火を点けたようで、より激しく、より熱烈になっていく足の動き。
そして極め付けは、左足裏を裏筋に当てがった状態での、右足の親指と人差し指による拘束扱き。強く締められた指で先端から中程までを素早く何度も上下に扱かれ、揺れる一物は当てがわれた足の裏でたっぷりと擦れ、俺の我慢を一気に突き崩さんばかりに快楽が一物へと押し寄せてくる。
「もう我慢も切ないでしょ?びゅくびゃくって射精したいでしょ?だから、もうイこ?私の足で、たーっぷり…射精そ?♡」
一物を快楽から逃がさない右足の責めと、優しく快楽を与え続けてくれる左足。相反する二つの刺激を同時に与えられ、蠱惑的に揺れる脚と、まるで耳元で囁かれているような魅惑たっぷりの声に促され、限界まで張り詰める俺の一物。
そして後ろから押されるように、前から引っ張られるように、悦楽の階段の最上段に達した瞬間溢れ出す快楽。一物が震え、波紋が広がるように身体も震え、溜まりに溜まった白濁液が吹き上がる。
「ふぁんっ♡もう、射精し過ぎだよぉ……♡」
尿道を駆け上がった精液は、何物にも阻まれる事なく内から外へ。一物が跳ねる毎にびゅくりと飛び出し、それぞれ角度の違う弧を描きながら床や壁へ、そしてイリゼの身体へと付着していく。
一番俺の性の猛りを浴びる事になったのは、やはりイリゼの両脚。しなやかで健康的なイリゼの脚に、どろりと粘つく精液が張り付き、綺麗で白い脚を濁った白で染め上げる。
無論、脚だけではない。自分でも驚く程盛大に出た精液はイリゼの上半身にも至り、思わずなぞりたくなる腹部、一度戦闘となれば華麗に得物を振るう腕、恐らくは生涯一度で良いから自らの手で揉んでみたいと何人もの男に思わせたであろう胸…そんな様々な場所を、俺自身の悦楽の深さを示すが如く汚していた。
「はー…君が気持ち良くなってくれたから良いけど、こんなべとべとじゃもう一回洗わなきゃいけない……うぇ?」
流れ落ちる事もなく、べったりと自らの身体にこびり付く精液を見て、呆れ混じりの嘆息を漏らすイリゼ。確かにそれはご尤も。普通精液なんてかかったら気分の良いものではないし、身体を洗ったばかりでこれなら嘆息の一つも吐きたくなる。
だが、浴槽の縁から立ってシャワーヘッドを手に取ろうとするイリゼを俺は呼び止める。そして中腰のまま不思議そうにこちらを見つめるイリゼに対して、俺は言う。
「…洗い流すんじゃなくて、自分で舐め取ってほしい…?…って…な、何を言ってるの!?舐めるって…自分の脚を!?嫌だよ!?」
俺からの変態的な…いや、シンプルに変態な要望を聞いて、またまたイリゼの顔は赤面。その要望は躊躇いも逡巡もなく、速攻で拒絶されてしまったが…そこで俺は食い下がる。これは譲れない。こんな間違いなくエロい、眼福の光景になる事必至な天才的アイデアを一度も実現させる事なくお蔵入りにするなど、そんなのはむしろイリゼという可憐で美しい女神への冒涜に他ならない。そう、これは何としてでも実現させなくては…!
「何を力説してるの!?冒涜じゃないから!むしろ君の要望こそが冒涜だからね!?い、幾ら君のお願いでも、聞いてあげられる事とそうじゃない事が……え?してほしい事を何でもしてくれるって言ったじゃないか?…あ、あれは私が君のを足でする時の話であって…う、うぅ……」
素っ頓狂な声で突っ込んだ後、聞き入れられない事を再度公言しようとしたイリゼだったが、その瞬間に俺は切り札を切る。さっきはああ言ってくれたじゃないかと。あれは嘘だったのかと。
その一言で旗色が悪くなり、一気にイリゼの勢いは失速。ここであれこれ条件を後付けしたり、発言をひっくり返したりしない辺りも素敵ではあるが、それより今の俺が求めているのは頭の中に浮かんだ光景。責めるなら今しかないと俺は詰め寄り、後はとにかく頼みまくる。
「いや、だからっ、それは……あー、もうっ!良いよ分かったよ、すれば良いんでしょすればっ!…あ、あからさまにガッツポーズしないでよ……」
押しに弱いイリゼは俺が言えば言う程勢いが削がれていき、口から出てくる反論も下火に。そして頼みまくったその末に、遂にイリゼは俺の頼みを受け入れてくれる。
これぞ粘り勝ち。諦めない気持ちが生んだ勝利。勝ったというより負けてくれたって感じだが、そこはほんとにどうでも良い。
「…馬鹿、変態、意地悪……」
清々しい気持ちで俺がバスチェアに座り直していると、聞こえてきたのはぶつぶつとしたイリゼの文句。…多分、伝わってないと思うが…もにょもにょと小声で文句を並べるイリゼ、凄ぇ可愛い。伝わらないのが非常に残念である。
……なんて思っている間にイリゼも縁へと座り直し、俺に恨めしそうな視線を送りながらも右脚を上げる。ある程度上げたところで爪先付近と踝付近を両手で掴み、膝を外側に開いて更に上へ。そうして持ち上げられた右足が向かう先は……少し前屈みになったイリゼの口元。
「…っ、ぁ…ん……」
何も塗っていなくても瑞々しく艶めくイリゼの口から、ちろりと小さく突き出された舌。俺が生唾を飲み込む中、その舌と足の距離は縮んでいき…恥ずかしそうに赤らめた顔で、イリゼは足の側面に付いた精液を掬い上げる。
「…ふ、んっ…ぇろっ……♡」
踝側から指先側へと啄むように、一ヶ所一ヶ所舐め取るイリゼ。親指の付け根にまで到達すると、一瞬動きを止め、俯いたままちらりとこちらを見て…それからくちゅりと付け根にキス。側面が終わると脚の角度を変え、今度は足裏の掃除へ移っていく。
それを俺は何も言わず、ただひたすらに眺め見つめる。間違いなく淫靡な、欲求を駆り立てられるような光景になるという確信があった。だが、実際はそれ以上。可愛いイリゼが自分の足へ口を付けている。がばりと大きく股を開き、品のない格好をしている。顔を赤くして、躊躇いがちに、さっきまで俺の一物へたっぷりと擦り付けていた、どろりとした精液が付着した足を舐めている。暴力的なまでにその光景は淫猥で……先程の射精などなかったかのように、俺の一物は再び硬く張り詰めていた。
「……はぁ、ぅ…♡…こん、なのっ…私、まで…ちゅ、ぷっ…変態、みたいじゃん……♡」
時折発されるイリゼの言葉も、聞こえてくる吐息も、その破廉恥さを加速させる。段々と一ヶ所一ヶ所舌を当てて掬い取るのは焦ったくなったのか、次第にイリゼは舌を伸ばし、舌の腹で唾液を塗り付けるように一気に舐めていく動きへと変わり…本人は気付いていないのだろうが、その姿はまるで自分の足を舐める事に夢中になっているかのよう。足の裏が終わると舌は指先へと移行し、足の指一本一本に舌を絡めるようにして残る精液を舐め取っていく。
「それに、君っ…ほんとに、射精し過ぎだから…♡ほら、こんなとこまで…ん、ちゅっ…付いてるし…♡」
流石に身体の構造上舐められない足側面小指側に付いた精液は右手の指で掬い上げ、それを俺へと見せた後にイリゼは咥えてゆっくりと抜く。目的は俺にどれだけ射精したのかを分からせる事なんだろうが…指を咥える姿まで見せてもらった俺としては、その指摘は嬉しい以外の何物でもない。
側面内側、裏、指先、甲、そして側面外側と五ヶ所全てを舐め終えた事で、足舐めは終わり…と思いきや、そこから更にイリゼは足首と太腿へ。面積の広さ故か、舐め方はさっきよりもダイナミックで、それがまた卑猥且つ鮮烈。焼印の様に熱く記憶へと焼き付いていくその光景を前に、俺の中では衝動がふつふつと煮え続ける。
「…んふぁ、ぁはぁ…ほんとに、ほんとに最悪……♡」
そんな文句を言いながらも舐め続けたイリゼだったが、遂にそれも終わりを迎える。足首側から中程までにかけて、べろりと這いずるように舌で舐め上げ、そうして遂に終わってしまう。
だが、何も悲観する事はない。嘆く必要もない。確かに今の一舐めを最後に、右脚は終わってしまった。されどまだ、一切手が…いいや、舌が付けられていない左脚が残っている。まだこの時間は、折り返し地点に辿り着いたに過ぎないのだ。
吐息を漏らし、右脚を下ろし、もう躊躇う事もないままに左脚を口元へと上げていくイリゼ。…人体に、脚が二本あって良かった。この時程、俺はそれを強く思った事はない。
「はぁ、んっ…ちゅ、るっ…んぇろ…ふぅ……♡」
そうしてイリゼは左脚も入念に、一切の舐め残しなく左脚に付いた精液を舐め取り切った。
少しずつ慣れ、巧みになっていった舌使いに、羞恥心が後押ししてかほんのり荒かった息使い。自らの脚を舐める姿は、その瞳はどこか妖艶で、舐め終わった今も余韻のように先程までの雰囲気が残っている。
たっぷりと舐め回し、精液を舐め取った代わりに唾液塗れとなった両脚。てらてらと光を返すそのさまは、ただひたすらにどこまでも淫靡で…俺はゆらりと立ち上がる。
「はふ、ぅ…漸く終わった…って…え、あ、え……?」
流石に普通はしない格好で、ずっと舌を動かし続けて疲れたのだろうか、終わったところでイリゼは安堵の声を漏らす。正直、そんな反応を見せられるとちょっと申し訳ないというか、本当に俺はイリゼの優しさに甘えてるんだなぁとは思うが…もう止められない。一度燃え上がった炎は、燃え尽きるまで消えなどしない。
イリゼの真正面に立ち、イリゼの両肩を掴む俺。そしてイリゼが困惑する中……俺はイリゼ諸共浴槽へとダイブ。
「ちょぉぉッ!?あ、危なっ!な、何してんの!?何考えてるの!?…あっ、ちょっ…がっつき過ぎだって……♡!」
背中から湯船の中に落ちる形となったイリゼは、当然目を剥き本気で俺に怒ってくる。当たり前だ。俺も俺で気を付けていたとはいえ、これすら和やかに返そうものなら、それは最早優しいとかの次元じゃない。
だが、その怒りをぶつけてくるのも最初だけ。俺が溜まりに溜まった欲求を、自らに課したひたすら見るだけという縛りによって増幅された衝動を解放するように彼女の胸を揉みしだくと、少しずつイリゼの声からは怒りと驚きの感情が削がれていき、代わりに籠るのは色っぽい熱。
そう。十分に、十分過ぎる程に、俺はイリゼの身体を堪能させてもらった。イリゼの醸す色香を、目でも耳でも心でも楽しめた。だが、イリゼとの夜は、熱く蕩けるようなイリゼとの時間は……ここから更に、深まっていく。