※この作品はR-18です。

超次元ゲイムネプテューヌ Origins Visionary   作:シモツキ

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・初閲覧の方は、『はじめに(確認推奨)』を見る事をお勧めします。
・最後のアスタリスク後はR-18要素が殆どないので、冗長に感じる方は飛ばすのも一つの手ではあります。
・今回の話のように、就寝前及び起床後のどちらか、又は両方が描写されない場合もあります。
(上記二つは今後定型となります)




人物・ケーシャ

内容・アナル 開発 輪姦 撮影 脅迫


リクエスト作品
後悦に沈む純情の黄金


ギルドの支部長は文字通り各国にあるギルドの長を務める人間だが、運営を始めとする裏方業務ばかりが仕事ではない。武器や戦闘技術を有する人間が集まるという性質に加え、ギルドのそもそもの成り立ちが関係して支部長には高い戦闘能力が求められ、同時に女神や教会と共同で何かに当たる事もあってか支部長は注目を浴びる事が少なからずある。そして注目を浴びるという事はつまり……様々な者に様々な感情を抱かれる事になるのである。

 

「はい。それは私が請け負いますので、これをお願いします」

「分かりました、支部長」

 

職員に丁寧な態度で仕事を任せているのは、ラステイションの黄金の第三勢力(ゴールドサァド)、ケーシャ。守護女神であるノワールとの出会いを切っ掛けに人生が激変し、今やギルドの支部長となった彼女は日々その職務に勤しんでいた。

 

「…ふぅ…やっぱり人に指示を出すのは性に合わない…でもノワールさんが応援してくれたんだから、頑張らなきゃ…!」

 

執務室を職員が出ていったところで、ケーシャは嘆息を漏らす。戦闘能力はともかく、自分にリーダーとしての資質などないと思っているのが彼女の心境だが、いつものように彼女は自分の恩人を思い出す事で気持ちを整える。ノワールからの恩に報いよう。…その思いが、ケーシャの原動力と言っても過言ではない。

 

「…支部長、少々宜しいでしょうか」

「……?えぇ、大丈夫ですよ」

 

仕事を再開してから数分後。書類に集中していたケーシャの執務室へ、先程とは別の職員がやってくる。

 

「お疲れ様です。お仕事捗っていますか?お手伝いは必要ありませんか?」

「お気遣いありがとうございます。…えっと、それで…」

「あ…すみません。実は私、支部長に相談したい事がありまして…」

 

開口一番に自身を気にかける発言をした職員へケーシャは戸惑うも、すぐに気付いた職員が本題に入る。相談したい事とは?…と首を傾げるケーシャ。

 

「…あの、出来れば場所を変えたいのです。凄く、デリケートな相談なので…」

「そうなんですか…じゃあ、少し待っていてもらえますか?今ある書類を片付ければ、今日最低限やっておかなきゃいけない仕事は終わるので…」

「も、勿論そのつもりです。自分、時間がかかっても待つのでお気になさらず!」

 

…という事で、彼の相談を気にしつつもケーシャはまず仕事を片付けた。それから彼女が執務室を出ると職員は律儀に廊下で待っており、一礼の後移動を開始する。

 

(…どこへ、行くつもりなんでしょう……)

 

既に夜でクエストの受注者や依頼者が減ったギルドの中を出て、人気の無い場所へと向かう職員。個室を使えばいいものを、何故…ケーシャもこの時思っていたが、それを口にする事なく彼女は着いていった。そうして職員が足を止めたのは、薄暗い裏路地。

 

「…ほんとにすみません、ここまで来てもらっちゃって」

「それはいいですけど……本当に、相談したい事があるんですか…?」

「はい、実は……」

 

振り返り、職員はおずおずと口を開く。その姿を見たケーシャは、疑念を抱きながら聞こうとし……次の瞬間、背後から伸びていた手を捻り上げた。

 

「い……ッ!?」

「…何ですか、貴方は。いえ…貴方達は」

 

突然の事でありながら、悲鳴一つ上げずに淡々と対応を見せたケーシャ。捻り上げられて彼…そしてさらにその後ろにいた男達には知る由もない事だが、元々彼女は暗殺者として育てられた身。その彼女に対して背後からの不意打ちというのは、ある意味正面戦闘以上の愚策と言っても過言ではない。

 

「えっ、あ、いや…その……」

「…貴方も、この方達の仲間なんですか?」

「うっ…それは……」

「…そうですか…貴方達の目的は知りませんが、私はそれに興味なんてありません。これに懲りたら、もうこんな行為はしない事です」

 

口籠った事で職員もグルだったと理解したケーシャは、男を離して歩き出す。それは即ち男達のすぐ側を通る事になる訳だが…男達は止めない。止められる筈がない。彼女と彼等の実力差は、今し方判明したばかりなのだから。

ケーシャが通り過ぎたところで、男達は悔しげに呟き始める。それにケーシャは反応もせず、過ぎた事だと記憶の片隅に追いやろうとした。……追いやる、筈だった。

 

「あぁ…ケーシャちゃん……」

「何やってんだよお前…俺は全てを投げ打つ思いで呼び出しの役をやったってのに…!」

「そ、そんな事言われても…それより俺達、どうなるんだ…?」

「どうなるも何も、逃げるしかねぇだろ…ケーシャちゃんは支部長なんだ。すぐにギルド、それにノワール様の耳に入って、これが大事に……」

「……っ…!?」

 

不意にケーシャが足を止める。その数秒後に男達が気付き、一人、また一人とケーシャに視線を向ける。そんな中で、ゆっくりと振り返ったケーシャは……先程までの冷たい表情とは正反対の、怯えた表情を浮かべていた。

 

「…ケーシャ、ちゃん…?」

「大事って、どういう事ですか…?ギルドに…ノワールさんに迷惑がかかるんですか…?」

 

豹変したケーシャの様子に、彼女の言う不可解な言葉に、男達は怪訝そうな顔付きとなる。どうして被害者であるケーシャが、そのような心配をしているのかと。

それは、ケーシャが特殊な育ち方をしたが故の勘違い。常識はあっても、実社会の経験が浅いケーシャだからこそしてしまった、『このままでは迷惑がかかる』という思い込み。そして、自分を救ってくれた女神と、これまで支えてくれたギルドに迷惑をかかるというのは、彼女にとって何が何でも避けたい事だった。……それは例え、自分を犠牲にしたとしても。

 

「迷惑、っていうか…何というか……」

「…皆さんは、何が望みなんですか…?」

「へ……?」

「わ、私に出来る事なら何でもします…だから、ノワールさんとギルドに迷惑がかかる事だけは…!」

 

勘違いに、男達の怪訝そうな顔に気付かぬまま、ケーシャは切実な思いで頼み込む。大人しさと可憐さを称えた容姿に怯えの感情を浮かべて、男達へと頭を下げる。

被害者側が加害者側に頭を下げてきたのだから、当然男達は意味が分からず動揺した。だが次第に彼等は気付いていく。理由はどうあれ、これは好都合だと。そう言うのであれば、本来の目的を果たせるじゃないかと。そして、ケーシャが顔を上げた時……彼女の前にいる男達の顔には、揃って欲望を孕んだ笑みが浮かんでいた。

 

 

*

 

 

人気のない地区に立つ、一軒の家。外からは分からない事だが、そこには何人もの男と、一人の少女が中に居た。

 

「ふっ…く、はぁ…ん…っ……」

 

少女…ケーシャは机に上半身を預け、脚を広げて尻を突き出すような形で立っている。しかしその体勢は彼女の望んだものではない。ケーシャは男達の要望に応えてその体勢を取っているのであり…下穿を脱がされ露わとなった後孔へは、男の指が入り込んでいた。

 

「分かるかいケーシャちゃん。君のアナルは今、俺の指をぐっぽりと咥え込んでいるんだよ?」

「い、言わないで下さい…っ!」

 

愉快そうに指で後孔を拡げる男と、顔を赤らめ異物感に耐えるケーシャ。周りの男は携帯やカメラを構え、様々な方向から視線とレンズをケーシャへ注いでいる。状況も、彼女の体勢も、男が行う行為も、全ては男達の欲望によるもの。ケーシャが言いなりとなった事で実現した、彼等の欲望の発露。

 

「大分解れてきたね…じゃ、もう一本挿れてみよっか」

「もう、一本…?そ、それって…ひぅぅっ…!」

「驚かせちゃったかな?でも、既に解してるからさっきよりすんなり入るだろう?」

 

一頻り指をうねらせていた男はその指を一度止め、ケーシャが戸惑っている内に二本目を挿入。ケーシャが小さな悲鳴を上げると満足そうな笑みを作り、再び指を動かし始める。

 

「ぁくっ…ひゃ、いぃっ……!」

「まだ気持ち悪いって顔だね。けど、すぐアナルを弄られる悦びが分かるようになるから安心して」

「……な、何で…なんで、こんな…んんっ…事を…」

「何で?そりゃ、俺達はケーシャちゃんが可愛くてしょうがないからだよ」

「我慢してるケーシャちゃんの顔、しっかり撮ってあげるからね」

 

これまで経験した事もない感覚に翻弄されながら、振り絞るようにして出されたケーシャの質問。このような辱めをするのだから、さぞ彼等は自分が憎いのだろうと考えていたケーシャだったが…その予想に反し、男達が口にしたのは自身への好意とも取れる言葉の数々。無論行為が行為なだけにまともな思いだとは考えていないケーシャだが、それでも彼女が抱く動揺は深まっていく。

 

「だ、だからってこんな事…変っ、ですぅ…っ!」

「変?それはこれの事かな?」

「うぁぁ……っ!こ、これお尻がスースーして…や、止めてぇ…!」

 

挿れられた二本の指を開かれ、直腸へと入り込んだ外気の冷たさでケーシャの身体はぴくりと跳ねる。更に開かれた後孔へと視線が集中した事を感じた彼女は、羞恥心で目を閉じ目尻に涙を浮かべる。しかしそんな彼女の表情は、男達にとっては興奮を高める要因にしかならなかった。

 

「いいよぉ今の表情。もしかしてケーシャちゃん、見られるのが好きだったり?」

「ち、違いますっ!私はこんなの、嫌なだけで…っ!」

「そう言う割には、こっちはきゅうきゅう俺の指を締め付けてきてるんだけどね」

「そ、そんなの…知りません…っ!」

 

にやついた笑みの男達の言葉を、ケーシャは首を振って否定。男達にそう思われるのが嫌で、彼女は強い否定の意思を彼等に示す。だが勿論、男達も認めてくれるとは思っていない。

 

「ふぅん…じゃ、一つ試してみようかケーシャちゃん」

「た、試す…?…くひゃっ…な、何をです…か……?」

 

直腸を指の腹で撫でられる感覚に耐える中、何か思い付いたような男の言葉に反応するケーシャ。提案した男が携帯を降ろして別の机の方へと向かうのを見ていた彼女は、何をする気かと想像を巡らせていたが……振り返った男が手にしていたのは、その想像を超えるものだった。

 

「そ…それって……」

「まぁ、流石にケーシャちゃんもお年頃なんだから知ってるよねぇ…大丈夫。ローションは付けてあげるから」

 

男の手にあったのは、陰茎の形を模したバイブ。それを手に男はケーシャの前へと移動し、同じく用意したローションをケーシャの眼前で塗り付ける。

 

(こ、こんな物を挿れられるの…?それに、この形って……)

 

恐怖と焦燥、それにほんの僅かな女性としての興味でケーシャが見つめる中、塗り終えた男は彼女の後ろへ回る。

後孔の淵に先を引っ掛けるようにして指を抜かれ、その何とも言えない感覚に再び身体を震わせる。だが、抜かれたからと言ってケーシャは安堵など出来ない。これからされる事を思えば、むしろ指で塞がっていた方がまだマシなのだから。

 

「さ、ケーシャちゃん力を抜いて」

「……(こ、これはノワールさん達に迷惑をかけない為…その為にしなきゃいけない事…)」

「あんまり抜けてるようには見えないけど…まぁ、ケーシャちゃんなら大丈夫だよね。じゃあ…挿れるよ…っ!」

「(ノワールさん達の、ノワールさんの、ノワールさんの──)い"ぎッ……っ!?」

 

戦いとは全く違う恐怖で逃げ出したい衝動に駆られたケーシャは、これはやらなければいけない事だと自己暗示。その結果踏み留まる事は出来たものの…その代償として、受け入れる準備もないままケーシャはバイブを押し込まれた。

指より太さも長さもあるバイブ。その玩具に直腸を押し拡げられたケーシャは、耐えられずに苦悶の声を上げてしまう。

 

「あ……がッ、あぁっ…!?」

「流石に少し辛かったみたいだね。でも……」

「ふぇ…?な、何…中で振動し…てぇっ……!?」

 

臀部が裂けてしまったのではないかと思う程の痛みと、息が苦しくなりそうになる圧迫感。机の端を握り締める事で膝から崩れ落ちる事は何とか耐えたものの、その最中にカチリ、という音が聞こえ……更なる責め苦が始まった。

 

「指で拡張出来る範囲は限られているからね。普通ならもっと時間をかけるべきだけど…支部長さんなだけあって、ケーシャちゃんの身体は頑丈だよ」

「はぁぁ、ぁ…っ…な、中が掻き回されて…ふぐうぅぅぅ…っ!」

「脚がカクカクしちゃってるケーシャちゃんも可愛いなぁ…ほんと癒しだ……」

 

振動するバイブが腸壁を叩き、それまで指で解されていた浅い部分は勿論それよりも深い場所も一緒くたに責め立てられる。指とは違う無慈悲な責めが、ケーシャの精神力を凄まじい勢いで削っていく。ただ機能のままに直腸を圧するバイブの恐ろしさを感じて、彼女は思い知った。彼等がこれまで如何に手を抜いてくれていたかを。そして彼等がその気になれば、自分はこれ以上の責めも味わう事になるのだと。

 

(で、でも…耐えなきゃ…気を強く、持たなきゃ……っ!)

 

ここにいる男達を倒すのは容易い。だがまだまだ社会に疎いケーシャは、自分の考える勘違いの『迷惑』を避ける術など一つしか知らない。だから例え辛くとも、その術に頼るしか…男達に従うしかなかった。

 

「ふぅぅ…んッ、はっ…ぁぁ……」

「…ケーシャちゃん、段々これにも慣れてきた感じ?」

 

それからケーシャはテープでバイブを固定され、玩具による開発を見られ続けた。それは指の時以上に『見世物』とされているような気分になって、心身共に疲弊していくケーシャだったが、唇を噛んでそれにも耐えた。…そして、バイブで弄ばれる事十数分。

 

「はぁ…はぁ…んっ、ふ……」

 

責められ続けたケーシャの身体には、次第に変化が生じていた。頬は色こそ変わらないもののにわかに艶やかさが浮かび、痛みで力の入っていた脚は散発的にびくつき、吐息はどこか甘ったるさを感じさせるものへと変わっていた。

 

(おか、しい…あんなに、痛かったのに…今は、お腹の下がきゅんきゅんして…何これ…何これぇ……)

 

ケーシャの変化に…醸し出される色香に男達が喉を鳴らす中、彼女自身はバイブによって引き出される感覚に戸惑っていた。おかしい、そんな筈はないと、自らの身体に起こっている変化に心が追い付いていなかった。だが、男達はケーシャの理解を待つ程良心的でもなければ…我慢強くもない。

 

「…あぁ!もう俺我慢出来ねぇ!」

「ひぁうっ!?あ、あぁっ…んぁぁっ!」

 

撮影していた男の一人…ケーシャを呼び出した男が興奮した様子で彼女の後ろへ立ち、テープ諸共バイブを引き剥がす。

突然引き抜かれた事で、刺激から悲鳴を上げるケーシャ。…が、それは挿れられたばかりの頃の悲鳴とは明らかに経路が違う。

 

「うぉぉ…ケーシャちゃんのアナルがひくつきながらぽっかり空いてる…」

「……っ!み、見な…見ないで下さい…っ!」

「こんなに魅力的なアナルがあるのに、見ないでは無理な相談だよケーシャちゃん…でも、すぐにぽっかり空いてる姿は分からなくなるから安心して」

「へ……?な、何か今…当たって…」

 

男の言葉通り、バイブを咥え続けていた後孔は異物がなくなった今も閉じきる事が出来なくなっていた。それを至近距離から凝視されたケーシャは顔が沸騰しそうな程の羞恥心に襲われるも、次の瞬間後孔に熱い何かが触れて意識が削がれる。

一体何が触れたのか。そう思ったケーシャは首を回し…愕然とする。

 

「な…ななっ…何ですか、それは…っ!?」

「はは、まぁケーシャちゃんは見るの初めてだよね」

 

彼女が目にしたのは、興奮でいきり立つ男の陰茎。驚きのあまり目を見開くケーシャだったが…詳しくは分からずとも、男がそれを今から自分の後孔に挿れようとしている事だけははっきりと理解出来た。

 

「これから俺達がコイツでたっぷり可愛がってあげるよ。さ、ケーシャちゃん…アナル処女…捨てようか」

「ひ……っ!?ま、待って下さい…待って、待っ……てぇぇっっ!?」

 

開いたままの後孔に陰茎を添えられ、悪寒が背筋を駆け登るケーシャ。羞恥や嫌悪感ではない、もっと根源的な恐怖から遂にケーシャは逃げようとするも……その瞬間にはもう、欲望に濡れた肉棒が彼女の後孔を貫いていた。

 

「あ…あ、ぁぁ…嘘…わ、私の…お尻、に……」

「…アナル非処女おめでとう、ケーシャちゃん」

「……っ!い、嫌っ!抜いて!抜いて下さいっ!」

「っとと…急に暴れたら驚くじゃないか…」

 

ずぶりと肉棒が後孔へと沈み込んだ瞬間、彼女は深い喪失感に襲われる。これまで以上の禁忌を犯してしまった感覚と、女性として大切なものを一つ失った感覚。だが男の言葉ですぐにケーシャは現実へと引き戻され、それと同時に暴れ出す。

普段の…男達に同行する前までのケーシャであれば、男を振り解く事など容易い事。しかし精神の乱れと後孔を貫かれた事による足腰への脱力感が彼女の力を大きく削り、結果ケーシャの抵抗は男に押さえ付けられるだけで終わってしまう。

 

「は、離してっ!くっ、うぅぅ…!」

「そんなに怖がらなくてもいいのに…それともケーシャちゃん、もう迷惑な事はいいの?」

「……っ…それ、は…」

「…ケーシャちゃんが受け入れてくれれば俺達は嬉しいし、ケーシャちゃんも目的が果たせる。だからさ…この状況楽しもうよ、ケーシャちゃん」

 

そう言って男は腰を振り始める。そしてそれは、既にこれ以上の悪夢などないと思っていたケーシャを、更なる苦しみへと誘った。

 

「ひぐっ、あッ…くぁっ…!こん、なのっ…楽しめる、訳…っ!」

「そう?ケーシャちゃんのここはしっかり俺のを受け入れてくれてるよ?」

「それは…貴方達が、ひ、拡げた…からぁ…!」

 

腸壁を擦り上げ、杭の様に打ち付けられる陰茎の凶暴さにもがくケーシャ。指よりも奥まで入り込み、バイブよりも激しく直腸を掻き回す陰茎の不快感は、それまでの比ではない。更にその不快感は、嫌で仕方ないにも関わらず逃げる事もままならないという現実によって増幅される。

 

「拡げたから、ね…確かにそうだけど、それに耐えられたケーシャちゃんって、元々こっちの素質があったんじゃない?」

「そ、そんな事…ないぃぃ…っ!」

 

ゆっくりと肉棒を引かれ、直腸を引き出されるような感覚の中でケーシャは必死に否定する。そんな訳ないと。自分は今も不快にしか感じていないと。…だが……

 

「じゃあ、これはどうかな…っ!」

「んひぃっ!?…ふぁ…な、何か…熱いの、出て…ひぃんっ…!」

 

勢いよく陰茎が根本まで押し込まれ、後孔の奥で吐き出された男の精液。それがケーシャの直腸を犯した瞬間…ぞくり、と彼女の身体をある感覚が走った。恐怖や不快感とは全く違う、未知の感覚が。

 

「ふぃー、気持ち良かったよケーシャちゃん。それに…俺が射精した瞬間、ケーシャちゃん悦んでたよね?」

「…私、が…悦んでた…?……っ…そんな…そんな事…」

「あらら、認めてくれないか。…まぁいいや、俺がきっちり解しておいたから、次誰かどーぞ」

「けっ、しれっと最初にしておいてよく言うぜ…ほらケーシャ、次は俺が悦ばしてやる…よッ!」

「〜〜っっ!?ふ、深っ…いぃっ…!」

 

陰茎を抜いた男の囁きでケーシャが動揺する中、その男に負けず劣らず肉棒を反り返らせた男が力任せの腰使いで後孔へと挿入。乱暴な一突きにケーシャは一瞬息を詰まらせるが…そこでまた、身体をぞくりとした感覚が駆け巡る。

 

「これまでは優しい奴が色々してたが、俺はそうじゃねぇ。お前をアナル狂いにするつもりで犯してやるから、覚悟しやがれ…っ!」

「あぐっ、やっ…ああぁっ!え、抉られっ…ひぃぃんッ!」

 

数度突いたところで男はケーシャの両手首を掴み、机に横たわった上半身を引っ張り上げる。男の側に引っ張られ、更には体勢が変わった事でより強く陰茎が打ち付けられて堪らず叫んだ悲鳴。しかしその悲鳴から受ける印象は、これまでとは明らかに違う。

 

(あ、熱い…っ!出された所からどんどん熱くなってきて…そこを突かれると、ぞくぞくしちゃうぅっ…!)

 

突かれる度に身体は前へ行こうとし、されど手首を掴まれている事によってこれまで逃げていた衝撃が全てケーシャの身体に、後孔に留まり責め立てる。

気付けば痛くも、苦しくもない。あるのは形容し難い感覚だけ。その感覚は一秒毎に強くなっていき、ケーシャの心を追い詰めていく。

 

「ふぅっ、ひっぐッ…知らない、こんなの知らないぃぃ……!」

「知らない?なら教えてやる。ケーシャ、お前は今…穿られて開発されたアナルを犯されて、それで感じてるんだよ…ッ!」

「感じて、る…?ち、違う…私は、私は……っ!」

「違う、ねぇ…だったら見てみろよ。自分が興奮させてる相手の顔をなぁ…」

 

一層強く手首を引かれ、半ば立ったような体勢になるケーシャ。目線が上がり、更に言葉で示された事でケーシャは見た。見てしまった。欲望に駆られた目を。下卑た笑みを浮かべる口を。ケーシャがより乱れ狂う事を、彼女の後孔を犯す事を望む、男達の本性を。

 

「…あ…あ、あ……」

「分かったかケーシャ。お前がどんな立場だろうが、今ここにいるお前はただの慰み者。俺達にアナルを犯される、ただそれだけの為の存在なんだよッ!」

「……っっ!…私、は…慰みも…のぉぉっっ♡」

 

──その瞬間、それまでケーシャを支えていた何かが折れる音がした。負荷に耐えかねたが如くヒビが走り、そこを起点に折れていく心の支え。それと同時に、折れていくのを感じるケーシャは理解した。自分を襲う未知の感覚の、本当の名前を。

 

「ぬおっ、急に締め付けがよくなって…ははっ、自覚したみたいだな…!」

「はひんっ!お、奥をぐりぐりされるの…っぁああンっ!」

 

理解した瞬間、後孔が感じた『快感』が一気に脳へと駆け抜ける。痺れるような刺激。目眩のするような快楽。身体を内側から征服される雌の悦びが、気付いたばかりのケーシャへと容赦なく襲いかかる。

 

「ぬひぃぃっ!あっ、う、嘘っ…私っ、お尻に乱暴されて…イきそう、にぃぃっ…!」

「自覚した途端それか…はっ、ならマンコ未使用のままアナルセックスでイっちまえッ!」

「はうぅぅんっ!ま、また出され、てッ……ひゃあぁぁあぁああああっっ♡♡」

 

無自覚なまま蓄積を続けていた快感が一度に吹き出し、甘く切ない奔流のままに身体が登り詰めるケーシャ。そして後孔へと二度目の射精が行われた瞬間、彼女は脚をピンと伸ばして盛大に絶頂した。

後孔が痙攣し、腸液と混ざった精液が漏れ出る中、満足した様子の男は手首を離して陰茎を引き抜く。頬を紅潮させながら力無く机に倒れ込むケーシャに対し、向けられるのは歓喜と淫欲の視線。

 

「ケーシャちゃんのイキ顔、超エロかった…」

「アナルでの初イキ記念、ちゃんと撮ってあげるからね」

「じゃあ次は俺だ!ケーシャちゃん、相手してもらうよ」

(…あぁ…ほんとに私って、そんな目で見られてるんだ…どんなに我慢したって、この人達はそういう存在としか見てないんだ…なら…どうせノワールさん達の為に従わなきゃいけないなら……)

 

果てた余韻の残る頭に、男達の欲望に満ちた声が染み込んでいく。辛うじてまだ理性の残るケーシャだったが、もう気丈に振る舞おうとする気力は欠片も生まれなかった。あるのは諦観と、失意と、『言い訳』を見つけて再燃する欲求だけ。そしてケーシャは薄っすらと笑い……三人目の男が後孔に宛てがった陰茎を瞬間、尻を突き出す。

 

「んな……っ!?」

「ひゃうんっ…!…ふふっ、驚きました…?」

「ケーシャ、ちゃん…?」

「…私、お尻が疼いて切ないんです…だからもっともっと、私のお尻…虐めて下さい…♡」

 

突然の行為に男が驚く中、肉棒を咥えたままの尻を蠱惑的に振るケーシャ。首を回して背後の男を見つめる瞳と、その下で色っぽく笑みを浮かべる口元は、まるで発情した獣のよう。男達の欲望という熱に浮かされ女性としての尊厳を手放したケーシャだったが…今は逆に、彼女が醸し出す淫らな色香が男達を煽っていた。

 

「あぁ、勿論だよ…たっぷり虐めてあげるから、ケーシャちゃんも腰を振ろうか…!」

「ふあぁンっ!はひっ、振りますっ…!振らせて頂きますぅっっ♡」

 

男の腰使いに合わせて腰を振り、ケーシャは喘ぎを堪えませずに与えられる快楽を享受する。命令されれば従い、罵られれば嬌声と共に謝罪し、焦らされると切なそうにしながら懇願する。それはおよそギルドの支部長らしからぬ浅ましい姿であったが、可憐で下品さとは無縁だった彼女がそんな様を見せる度、男達はその興奮を高めていた。男達が興奮すればする程ケーシャもまた欲求が満たされていくのだから、彼女はそれを直そうなどとは思わない。

向かい合って、男の身体の上で、時には壁に押さえ付けられて…様々な体位でケーシャは男とまぐわう。男達の欲は彼女の後孔だけに留まらず、乳房や腋、首筋や耳までも嬲られていく。そんな中でも一貫して秘部だけは触れられず、ただ愛液を垂らす穴と化していたが…男達はケーシャが処女のままである事に欲情し、ケーシャは既に後孔の快楽の虜となっていたが為に、それからも秘部は穢れを知らないままだった。

そして……

 

「ほら、教えた通りに言ってみな。ケーシャちゃんはもっと犯してほしいんだろ?」

「は、はい…。…わ、私は…処女なのにアナルセックスに嵌まった、淫乱なアナル奴隷のケーシャです…♡犯されて喜ぶド変態なので…私のアナルを使ってくれる優しい人は、どうか私にオチンポを突っ込んで下さい……♡」

 

全員が気の済むまで犯され続けたケーシャは、初めと同じように上半身を机に預ける。初めと違うのは、彼女が一糸纏わぬ姿である事、後孔から精液が溢れ出ている事、何よりその顔は堕ちた雌のものとなっている事。

カメラを向けられた状態で後孔に指を突っ込み、精液と腸液を滴らせながら後孔を拡げるケーシャ。男達のカメラに映っているのは、初々しくも真面目な黄金の第三勢力(ゴールドサァド)ではなく……彼女が言った通りの無様な、一匹の雌だった。

 

 

*

 

 

 

 

 

 

 

 

「──わぁぁぁぁぁぁっ!?」

 

がばり、と目が醒めるや否や叫びと跳ね起きるケーシャ。とても数瞬前まで寝ていた人物とは思えない程の機敏な動きで彼女は周囲を見回し、それから自分が寝室で寝ていた事に気付く。

 

「……あ…ゆ、夢だったんだ…」

 

自分の記憶に鮮明に残っている出来事が、事実ではなく夢であった事に気付いたケーシャは、ほっとしながら一先ず安堵。…だが、彼女は普通よりも些か心配性な少女。

 

「…えっと…昨日は帰って、銃の点検をして、お風呂に入って……うん、寝る直前の事まで覚えてる…」

 

就寝前の行動を思い出したのは、夢の中の出来事が現実であり、その後気を失った自分がここに運ばれたのでは…?…という不安を抱いた為。しかし記憶の限りそんな事はなく、やはり夢だったのだと確信したケーシャは今度こそ胸を撫で下ろす。もし寝る前の記憶が曖昧だったのであれば、今頃ケーシャの顔は真っ青になっていただろう。

 

「…うぅ、でも何でこんな夢を……」

 

顔が真っ青になる事はなかったケーシャだが、今度は過激な夢を見てしまったという羞恥心から次第に頬が赤くなっていく。どんな夢を見るかは本人が決められるものではなく、従ってケーシャが恥じねばならない道理などないのだが……まぁ、だからといって平然でいられる人間はまずいない。何がどうあれ、恥ずかしいものは恥ずかしいのである。

 

「……気にしない方がいいのかな…うん、その方がいいよね…」

 

そうして暫し顔を手で隠していたケーシャは、ある程度落ち着いたところでベットから降りる。…と、そこで下腹部に若干の湿り気を感じ、赤面がぶり返すも何とかそこは踏み留まり、毎朝のプロセスに取り掛かった。

 

(夢は夢、現実は現実。私にはやる事、任された事があるんだから、気持ちを切り替えて頑張らないと…!)

 

ケーシャは些か心配性な少女であり、同時に思い込みの強い少女。思い込みは大概暴走に繋がってしまうものだが……今回の場合は、その思い込みが気持ちの切り替えに上手く作用し、今日もケーシャは普段の一日を送るのだった。

 

 

……因みにその日の、とある通話。

 

「そうなのね。業務が上手くいってるみたいで私も安心よ」

「はい。…あ、ところでノワールさん。私一つ、お訊きしたい事があるんですが…」

「あら、何かしら?」

「その……ギルドの支部長って、不都合な事実を隠蔽する位の権力、ありますか…?」

「権力?うーんまぁ、権力というか影響力なら……ってえぇぇっ!?ちょっ、ケーシャ!?」

「あるんですね、それなら安心です。ありがとうございました、ノワールさん」

「安心!?どこが!?私はむしろ今物凄い不安を抱いたんだけど!?ねぇ、ちょっと!?」

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