超次元ゲイムネプテューヌ Origins Visionary 作:シモツキ
・今回の話のように、就寝前及び起床後のどちらか、又は両方が描写されない場合もあります。
・通常のリクエストは勿論の事、特殊作品群に該当するようなリクエストも受け付けております。しかしその場合は当然相手となる作品の作者さんに了承を頂かなくてはいけない為、必ずしもリクエストにお応え出来るとは限りません(既存シリーズの続きが読みたい、というリクエストも承っております)。
人物・イリゼ
内容・ふたなり 膣内射精 拘束 百合 射精管理
モンスターに襲われていた少女…相手を誘い出す為にわざと襲われ、目論見通りに事を進められたアキによってイリゼが囚われてから、数日が経った。数日、というのはあくまでイリゼの主観であり、実際のところは分からない彼女だったが、囚われてからの日々は熾烈そのもの。心を折る為の拷問を受けるイリゼは、何とか持ち堪えているものの、その精神は日々疲弊をしていった。
加えてイリゼを追い詰める事には繋がらないような行動もアキは当然の様にしている事が、不可解さとなって更にイリゼの心を揺さぶっていた。されど、イリゼの心は折れない。強靭な女神の精神は、大きく削られようとも依然崩壊の気配は見せず…だからこそ、アキの拷問も更に激しさを増していく。単なる痛みや苦しみから、よりイリゼの心を追い詰める方向へと加速していく。
「ありがとうございます、イリゼさん。抵抗せず、素直に付いてきてくれて助かります」
先を歩いていたアキが、くるりと振り返りイリゼに感謝の言葉を告げる。それと共に、アキは小さな笑みを浮かべ…対するイリゼは、何も言わずにアキを見つめる。
この日もイリゼは、アキと共に朝食を食べた後、連日拷問を行っている部屋へと連れてこられた。正しくはアキの言う通り、連行ではなくイリゼの意思で素直に付いていったのだが…抵抗すればどうなるかは、初めて共に食事をした後の行動と結果で証明済み。無策で抵抗しても同じ事になるだけだとイリゼは分かっていた為に、渋々ながらも素直に付いていったのだった。
「今日は、何をする気なの…?」
「ふふふ、今日はこれまでとは大きく違う事ですよ。私はこれが出来るのを、楽しみにしていたんです。ずっと、ずっと楽しみで、仕方がありませんでした」
「……そう。一体何をするかなのか分からないけど…何をしようと、無駄だよ。どれだけ責められようと、苦しめられようと…私は貴女には屈しない」
「分かっていますよ、イリゼさん。だから、色々と試すんです。そんなイリゼさんが、心変わりをしてくれるように」
どこか歪みを感じる声音で応えるアキに対し、睨むとも違う、強い意思を秘めた瞳を見せるイリゼ。しかしアキは怯む事も不快感を示す事もなく、予想通りの反応だとばかりに一つ頷くと、取り出したリモコンを軽く操作。すると次の瞬間、イリゼの身体から力が抜け、イリゼは糸の切れたマリオネットの様にすとんとその場に倒れてしまう。
「ぅ、あっ…これ、は……」
「あ、しまった。すみませんイリゼさん。先にベットに座ってもらってからやるべきでしたね」
女神の力を封じる指輪。それによるものだと理解したイリゼは、任意に機能させる事も出来るのか、と焦りを抱きながら目を見開く。一方アキは平然とした様子でイリゼへ謝り、部屋に設置されたベットへイリゼを運んでいく。多少苦労しながらも連れていくと、イリゼをベットの上に寝かせる。
「ベット…どうして、ここに……」
「それは勿論、使うからですよ」
イリゼが横になり、アキが乗っても尚余裕のある大きなベット。凡そ拷問には似つかわしくない…少なくともこれまでの内容とは無縁な家具の存在にイリゼが困惑する中、アキはリモコンをベット横の台に置いた後イリゼのスカートに手を掛けするりと脱がす。続けてショーツにも触れ、イリゼの脚を上げる事で下着をも脱がしていく。
既に服を脱がされる事も秘所を見られる事も経験しているイリゼだが、だとしても恥ずかしいのか顔には羞恥の色が浮かぶ。対するアキはショーツを脚から抜くと、イリゼの足先から股までをじっくりと登っていくように見やった後に、再び口角を上げて小さく笑う。
「イリゼさん。今日を、私達にとっての忘れられない日にしましょうね」
「な、何を言って……」
全く意図の読めない発言で困惑を深めるイリゼを尻目に、アキは錠剤の入った小瓶を取り出す。何の錠剤だろうか、それを飲ませて何かする気か…すぐにそんな思考をするイリゼだったが、彼女の思考とは逆に、アキは小瓶から錠剤を掌に出すとそれを躊躇う事なく飲み込む。
錠剤を服用した後、アキは何も言わずにイリゼを見下ろす。イリゼも訳が分からず口を噤んだ事により、互いに相手を見つめるだけの状況となったが、少ししたところでアキに変化が訪れる。
「…んっ、ん…もう少し、待っていて…下さいね…」
「何が…一体、何を……」
何やら吐息を漏らし始め、もぞもぞと腰を小刻みに揺らす。碌な説明もなく、分からない事が増える一方のイリゼの表情には段々と不安の感情が浮かび、声にも元気がなくなっていく。そして更に数秒したところで、アキは堪え切れなくなったような声を漏らすと共に、びくんと腰を大きく揺らし……三度、笑みを浮かべる。驚くイリゼの目の前で、ゆっくりも膝立ちになる。
まるで腰を、股を見せるようなアキの所作。自然にイリゼの視線は股へと向かい…次の瞬間、イリゼは絶句。
「なっ…なな……ッ!?」
「驚きましたか?驚きましたよね?こんなもの、女の子に生えている訳じゃないですもんね」
愕然とするイリゼの視線の先、アキの下腹部にあったのは、通常あり得る筈のない膨らみ。それを片手で軽く撫でたアキは、躊躇する事なく自身の下半身の衣類を下ろし…反り勃った男性器をイリゼに晒す。
「まさか、さっき飲んだのって……」
「そういう事です。これも私が作ったものなのですが、丁度いい『モノ』になるようにするのは苦労しました」
こくりとアキは首肯してみせ、肩を揺らす。初めからそうなるように調整されているのか、アキがそれ相応の精神状態になっているからなのかはイリゼには分からなかったが、アキに生えた一物は明らかに勃起しており、華奢で柔らかそうなアキの身体とはミスマッチな肉棒が、異様な威圧感をイリゼへと放つ。そしてイリゼの視線が自らの下半身へと向いている中、アキはイリゼを見つめ…言う。
「ではイリゼさん。今から、イリゼさんを犯しますね」
「──へ?」
一瞬たりとも目を離さぬまま言ったアキに対し、イリゼはぽかんとなる。彼女の言っている意味が分からず、認識に対して理解が遅れ…しかしそれも数瞬の事。理解が追い付き、アキの言っている事が、これからしようとしている事が、される事がはっきりと分かって…イリゼの顔は、引き攣り強張る。
「お、あ、犯す…?…は、は…何を、言って……」
「えぇ、犯すと言ったんですよ。これで、イリゼさんのおまんこを、貫くんです」
「…冗、談…だよね…?そんな、そんな事……」
これまでとは違う、これまでより格段に深い、イリゼの動揺。冗談であってほしい…そんな思いが見て取れるイリゼの言葉に、アキは何も返さない。その代わりとばかりに…或いは最早返す必要もないとばかりに、仰向けのままのイリゼに跨る。その状態でルブリカント…潤滑剤を取り出すと、見せびらかすようにしてまずは自身の陰茎へ、続けてイリゼの膣へと塗り付ける。
ひんやりとしたルブリカントを指で挿れられ、んっ…と小さな声を漏らすイリゼ。初めは指一本で、ある程度解れた後はもう一本挿れて…とアキは丹念に膣の強張りを緩めていき、準備をしっかりと整える。そうしてたっぷりと指を出し挿れしたところで二本共抜き、代わりに片手で生えた一物を握り、その先端をイリゼの下腹部…秘部へと当てがう。
「ひ……ッ!ま、待って!止めてアキ!」
「駄目ですよ、イリゼさん。これが今日の拷問なんですから」
「……ッ!く、ぅッ…動いて、動いてよ……ッ!」
逃げようと必死になる、全身に力を込めようとするイリゼだが、身体はぴくりともしないまま。つぷり…と当てがわれた亀頭が割れ目を押し開けた直後、イリゼは息を詰まらせ、縋るような目でアキを見上げる。
その視線に対し、アキが見せたのはにこりとした笑み。それを見たイリゼは、ほっとした表情を浮かべ……だが次の瞬間、鈍い衝撃が下腹部に走る。一物が…イリゼの膣を、貫く。
「…ぁ…ぁ、あぁ……!」
「ふ、ふふ…ふふふ…分かりますか?分かりますよね、イリゼさん。今、貴女のここに、私のオチンポが入っているんですよ?私が、イリゼさんを貫いたんですよ?…それに……」
目の前の光景にイリゼが声を震わせる中、アキは一物をゆっくりと押し込みながら、しきりにイリゼへ問い掛ける。その最中、イリゼは膣の奥からじわりとした痛みが広がるのを感じ…貫かれた膣から、割れ目と一物の隙間から、赤い液体が一筋垂れる。
鮮血。たっぷりと潤滑剤を塗り付けた状態からの挿入で、陰唇や膣が傷付く事は考え辛く、それ故に思う浮かぶ可能性は一つのみ。あり得るのは…破瓜、ただ一つ。そして血の滴りを、イリゼの処女膜喪失を認識したアキは、興奮した様子で口角を吊り上げる。
「ああ、あぁ、イリゼさん…イリゼさんイリゼさんイリゼさん♡!やっぱりイリゼさんは処女だったんですね♡しかもそれを破ったのは私、イリゼさんの処女を貰ったのは私…ぁあ、あぁ、ああぁ……っ♡!」
陰茎を挿入されたショック、滲む痛み、何より彼女によって散らされた、喪失する事になった処女。手を伸ばせばすぐに届く、にも関わらず何も出来ないまま、女性として守るべきだった、守りたかったものをあっさりと奪われ、イリゼの目尻には涙が浮かぶ。声も出せぬままに震え…しかしアキは、そんなイリゼに見向きもしない。熱に浮かされたように、酔い痴れるように、一人で歓喜の声を上げ……次の瞬間、力一杯に腰をイリゼへ打ち付ける。
「ひぎ……ッ!?」
「凄いっ、きゅうきゅう締め付けてくる…っ!ぴったりと張り付いて、抱き締めてくる…っ♡!思った通りのおまんこっ、最高の名器に私のモノが入ってるぅぅ…っ♡!」
最奥、固く閉ざされた子宮口にまで到達したアキは、腰を揺らして亀頭をぐりぐりと押し付ける。乱暴に、腰と一物でイリゼの性器を圧迫する。
イリゼが浮かべるのは苦悶の顔。幾ら潤滑剤を塗ったとはいえ、初めての膣に力任せの挿入をされれば痛みを感じるのは当然の事。だがそんなイリゼの反応にはまるで気付かず、一頻り押し付けたアキはゆっくりと腰を引いていく。一物が中程まで抜けたところで、再び彼女は腰を振り出す。
「あはぁ、突く度に気持ち良いっ♡!抜いても気持ち良いっ♡!こんなのもっとしろって言ってるようなものじゃないですか♡!そうですよねぇイリゼさん♡!」
「やめっ、あッ、くひぃぃッ!そんな事っ、私はっ、求めてな…ぁ"ああぁッ!」
「ほらっ、こうしてッ、突けばぁ…!イリゼさんのっ、ナカがっ、ぐりゅぐりゅってなるんですっ♡!女神のおまんこがっ、私みたいな人間のオチンポにっ、一方的にやられちゃってるんですよぉっ♡!」
技術も何もない、獣の様な荒いピストン。だが感情の昂り故か、それとも彼女の言う通りイリゼの膣が『名器』だからなのか、アキは一突き毎に弾けるような快楽を感じ、抜く度に更なる欲求を駆り立てられる。
うねり、包み込んで締め付ける。膣壁のヒダ一つ一つが、舐めるようにして乱暴な侵入者を奥へと誘う。抜けていきそうになればら絡み付くように締まって簡単には一物を逃がさない。つい先程まで処女だったにも関わらず、彼女の膣はそれ程までに巧みにアキを、彼女の肉棒を誘惑していた。勿論イリゼにそうしようという意思はなかったが、それ故にイリゼは止める事も出来なかった。
「はぁ、はぁぁ…っ♡!そうだ、イリゼさんの弱点がどこにあるか探すのを忘れてました♡ここですか?それとも、ここです…かッ♡!」
「う"ぁッ!?や、めッ…ぐひぃっ!ぁひっ、うっ、ぁああぁあっ!?」
不規則なリズムで…それこそ本人も慣れていない様子でアキは抽迭を繰り返す。ペースの乱れたピストンが、イリゼから慣れを遠ざける。
その中でふと思い出したように、アキはイリゼの弱点を探すべくそれまでとはやり方を変える。浅いところから深いところへ、亀頭で調べるように順に膣壁を擦っていく。しかしそれも力加減が分からないのか腰が止まらないのか突き立て抉るような腰使いになっており、イリゼの叫ぶ悲鳴は耐えない。痛みには慣れている、耐えられると思っていたイリゼも、『犯される』という未知の感覚の前ではあまりにも無力。
(壊れるッ!私のおまんこっ、壊されちゃうぅぅッ!こんなっ、こんなのってぇぇえぇ…ッ!)
普通に苦痛を与えてもイリゼは折れない。強制絶頂から続く責めの方向性は確かに的を射ており、イリゼの精神はガリガリと削られていく。ただ犯されるだけでも十分な責め苦となっていたが、薬によって陰茎を生やしたアキが、底知れないものを感じさせる彼女がタガが外れたように腰を振りたくって犯してくるという状況はそれ以上の恐怖と混乱をイリゼに与え、着実にイリゼを追い詰めていた。
更に、それだけではない。初めこそ精神的苦痛と、暴力的故に潤滑剤を使っても尚感じてしまうだけの痛みばかりがイリゼに与えられていたが、じわじわと、次第にイリゼも感じ始める。
「ぐっ、ぅッ、ぅうぅ…ッ♡!ふっ、ぁ…!はぁあ、ん…ッ♡!」
「ふふっ、ふふふふっ♡イリゼさんもっ、感じてっ、いるんですねっ♡!それならもっと責めてあげますよっ、イリゼさん…ッ♡!」
「ひぃんッ♡!お、奥ッ…奥に叩き付けるの、ダメぇッ♡!」
「そんな事言っても無駄♡ですっ♡よっ♡!はんっ、はひっ…これは拷問…なんですからぁ♡!」
苦しみに混じって募る、染み出すように感じさせられる快感を、必死にイリゼは堪えようとする。されど力の入らない身体は快感を堪える事もままならず、感じる快楽をストレートに感じてしまう。アキが強く、激しく突けば突く程、痛みも快感も強く響く。
加えてイリゼが感じていると分かったアキのピストンは、更に強く激しくなる。ばちゅん、ばちゅんと女性同士の柔肌がぶつかり合って音を立て、突くアキも突かれるイリゼも、身体に合わせて胸が揺れる。そして幾度も膣で抜き挿しした事により、彼女の一物は『準備』が整う。
「お待たせしました、イリゼさん♡お待ちかねの、射精♡です♡」
「……──ッ!やッ、止めてッ!それは、それだけはっ、本当に…ッ!」
「駄目です、もう射精すって決めてるんですから♡だから、受け取って下さいね♡…んんっ…♡!このまま、ナカに……♡」
射精と聞き真っ青な顔で叫ぶイリゼだったが、取り付く島もなくアキはラストスパートを掛ける。尻を振り上げるようにして一物を引き、奥深くまで押し込むように突き挿れてと、快感と快楽を高めていく。イリゼに出来る事と言えば、止めてと叫びを上げる事だけ。当然そんなものに意味はなく、そもそもどの程度今のアキに届いているかも定かではない中、一際大きく、亀頭以外は完全に抜けた状態まで腰を引き上げたアキが、全体重を掛けた一突きで目一杯イリゼの子宮口を打ち…アキは生えた一物での射精に至る。
「イリゼさんにっ、膣内射精ぃ…♡!」
「あッ、あぁッ、ぁあぁぁああぁぁ……ッ♡!」
びくんっ、と膣内で肉棒が大きく脈打ち、尿道を膨らませながらアキは射精。精液が溢れ出し、熱くどろりとした粘液がイリゼの子宮口を叩く。
ただでさえ一物が占領している中での、膣内を満たしていく精液の感触。熱と共に、イリゼはその感覚をはっきりと味わわされ、嘆きにも似た叫びを上げる。遂に射精までされてしまった、処女だけでなくそこまで至ってしまった、何よりそれだけの事をされていながらも、自分は感じてしまっている…そんな感情が次々と押し寄せ、目尻からは涙が零れる。そんなイリゼの様子には気付かず、アキは腰を突き出し快楽で軽く身体を仰け反らせたまま、恍惚とした顔で膣内射精に酔い知れる。そうして暫しの時間が流れ…多少落ち着いてきたアキは、最後まで膣の感触を堪能するように腰を動かしながら、イリゼの膣より一物を抜く。
「はぁ…はぁ…♡どうでしたか、イリゼさぁん…♡」
「……っ、ぅ…うぅ…」
口の端から垂れていた涎を拭いながら問うアキに対し、イリゼは答えない。自分の膣から精液が漏れてくる、それが内股を濡らしながらゆっくりと垂れてくる感覚に、こんな形で穢れてしまったのだという事に、ぼろぼろと涙を流してしまいそうになるのを何とか堪える。
それを見て、アキはこれまでで最もイリゼを追い詰められているのだと確信。射精後の余韻も段々と引いていき、本来の思考も大部分が戻ってきたところで、再びアキはイリゼを見下ろしながら言う。
「辛いですよね?私なんかに処女を奪われて、嫌で嫌で仕方ないですよね?…これで終わるだなんて、思ってなんかいないですよね?」
「…まだ、犯す気…なの……?」
「それはイリゼさん次第です。容赦なんてしない事は、もう今この時までで十分に理解して頂けましたよね?だから…国を渡して下さい、イリゼさん。そうすれば、今すぐにでもイリゼさんを解放します」
その気になれば更に酷い目に遭わせる事も出来る、とはっきりイリゼに認識させた後、アキは改めて…今一度、要求を伝える。解放してほしくば国を渡せと、一貫した要求をイリゼへぶつける。
明らかに怯えを浴びた、イリゼの瞳。今精神的に優位なのは、間違いなくアキの方であり…しかしイリゼは、その欲求を跳ね除ける。
「…何度訊こうが、どれだけ苦しめられようが、私の意思は変わらないよ。国は、渡さない。貴女にも、誰にも…こんな形で、渡したりはしない」
「いいんですか?次に私が訊くのは、ずっと先かもしれませんよ?何日も何日も、どれだけ泣き叫ぼうと甚振られ続けるかもしれませんよ?」
「貴女はそんな事をしない、一旦ならともかく目的を見失ったまま同じ事を続けるような人間じゃない…そうでしょう?それに…女神を、私の友達を舐めないで。他力本願みたいで情けなくはあるけど…きっともう、皆は動いている。私を助けに来てくれる」
やはりその要求は女神として譲れないものがあるという事なのか、怯えていたイリゼの心には意思の力が蘇る。そして、更に脅そうとするアキヘ逆に彼女を見据えながらの言葉を返し、イリゼからアキへ圧をかける。きっと捜索の手が、少しずつだとしてもこの場に近付いてきている筈だと、信頼に満ちた表情を見せる。
だが、アキは動じない。驚く事も、焦る事もなく…むしろそれを待っていたとばかりに、イリゼへと言う。
「もう動いている、ですか…それはどうでしょう?恐らくまだ、誰も探していない…イリゼさんがいなくなった事にも気付いていないんじゃないなと思いますよ?」
「そんな事を言っても無駄だよ。私は……」
「──だって、この場所は時間の流れが特殊ですから。ここは、外界と時間が隔絶された空間。外より遥かに流れが遅くて、ここで一年過ごしたとしても、外では一日かそこらしか経過してないんです」
「…え……?」
抱いた希望を打ち砕くような、アキの言葉。あり得ない、そんな筈ない…一瞬そんな風に思ったイリゼだが、イリゼは知っている。次元同士であれば、時間の流れに大きな差が生じている場合もあるのだと。そして実例がある以上、アキの言った事もあり得ないとは言い切れないと。
「勿論、信じるか信じないかはイリゼさん次第です。けれど、早めに信じた方が身の為ですよ?何日経っても来ない、何週間経っても来ない…そうなったら、辛くなるのはイリゼさんですよね?もし時間の流れに差がないなら、イリゼさんの信じる仲間や友達は、まるでイリゼさんを見つけられていない、やる気があるのかも分からない人達…ってなってしまうんですから」
「…そんな、事…そんな事は……」
追い討ちを掛けるアキの言葉で、イリゼの瞳に浮かんでいた意思の光が揺らぐ。…が、まだ消えはしない。目を閉じ、開き…まだ折れていない事を示すように、アキへ返す。
「…だとしても、私は耐える…皆はきっと来てくれる。だからそれまで耐えてみせる…!」
「…どうしてそうも言い切れるんです?確かにイリゼさんは国の長ですし、捜索自体は勿論されるでしょうが、ここはそんな簡単に見つかるような場所じゃありません。それにイリゼさんのお友達は、皆それぞれ自分の務めで忙しいでしょう?そんな中で、どこにそこまで信じられる根拠があると?」
「根拠?…そんなの、私が信じてるからだよ。信じられるって私が思ってるから、信じられる皆だからだよ。家族、友達、仲間…関係はそれぞれだけど、私は皆を信じてる…大好きな皆を、ね」
じっと見つめ、これまでとは違う…本当に理由を知りたいだけであるかのように尋ねるアキ。そんなアキに向けて、イリゼは返した。ほんの少し表情を緩めて…ただそれだけで信頼が伝わってくる、柔らかな笑みを浮かべながら。
捕えられ、拷問され、今も処女を散らされたばかりだとはとても思えないような、穏やかな表情。それは一片のくすみもない、イリゼの真心から出た表情と言葉。イリゼの本心だと、心からの思いだという事は、アキにも伝わっており……故に、アキは黙り込む。俯き、イリゼから表情が見えなくなり…次の瞬間、イリゼは前髪を掴まれる。
「…そう。本当にイリゼさんは強盛だね。本当にイリゼさんは…何にも分かってないんだね」
「…ぇ、あ…アキ…?」
動けないイリゼの頭を引っ張り、自らも顔を近付けるアキ。距離の縮んだ両者の顔、アキの前髪越しに、イリゼは気付く。アキが、これまで見せた事のない表情をしている事に。彼女が明確に、イリゼを睨んでいる事に。
静かな、それでいて怒りを孕んだアキの声音。突然の豹変にイリゼが困惑する中、アキはイリゼの前髪を離し、先程自身が飲んだ薬と同じ物を小瓶から取り出す。すぐさまそれを、イリゼの口へ押し付ける。当然イリゼは口を閉じて薬を拒むが、ならばとアキはイリゼの胸元に腰を下ろす。馬乗りとなって、一物をイリゼの鼻に当てがう。
「いつまで、そうしていられる?」
「……ッ、ぅ…!」
イリゼの胸をクッションの様にして尻を乗せたアキは、鼻の頭に亀頭を触れさせ、そこからゆっくりと滑らせていく。
間近で、文字通りの目と鼻の先で押し付けられる一物から漂うのは、独特の生臭い臭い。逃げようにもイリゼは動けず、口を閉じている為に否が応でもその悪臭が鼻腔を刺激し、イリゼは苦しむ。逃げようのない臭いが、イリゼを、嗅覚を責め立てる。当然臭いに耐えようとするイリゼだったが、次第にただ臭い、気分が悪くなるといった感覚だけでは済まなくなり…遂にイリゼは、堪らず口を開いてしまう。意思では押さえ込めない、身体の反応で勝手に口が開いてしまう。そしてその瞬間を狙っていたアキは、素早く薬を放り込む。
「ぁ、ふぐ…っ!?」
「吐き出そうとしても無駄だよ。ほら、出せないでしょ?」
すぐさま吐き出そうとするイリゼに対し、アキは軽く腰を浮かし、先程まで嗅がせていた一物をイリゼの唇へ。そのまま吐き出す為に再度開かれたイリゼの口内へと一物を挿れ、陰茎と腰で口を塞ぐ。
ずぶり、と喉奥にまで押し込まれた肉棒。咄嗟にイリゼは舌で押し返そうとするも、舌にそんな力はなく、むしろ入り込んだ一物に舌を押し付けた事でイリゼはその味を感じてしまう。
「これが私のオチンポと、精液とイリゼさんの愛液が混ざり合った味だよ。ねぇ、どんな臭い?ねぇ、ねぇ!」
「お"ごほッ!あぶっ、ぐっ、ん"ぇぇ…ッ!」
口内にも広がる味と臭い。アキの一物は一度射精をした後とは思えない程の剛直をイリゼの口の中で示し、口腔を、喉を責める。あくまで目的は口を塞ぐ事であり、口内への挿入はその手段でしかない…そんな事はどうでもいいとばかりに、腰を揺らし、回してイリゼの口を犯す。更に自身を見上げるイリゼの瞳が潤み、それでも気丈に耐えているその姿に気付くと頬を紅潮させ、熱を帯びた吐息を漏らし、イリゼの頭を両手で掴む。掴み、握って前後に揺らす。
「あは、イリゼさんの口の中も良い感じ…♡!柔らかい舌も、よく締まる喉奥も、おまんことは別の名器かも……♡!」
「ほごっ、ぉ"ッ、んぇぶぅぅっ!ぅぎゅっ、ぅ"ぅ"お"ぉッ!(こっ、こんなの吐き出せない…ッ!出せない、しッ…吐きそうに、なる…っ!)」
膣を犯していた時と同じくような、荒っぽく乱暴なピストン。腰を突き出すのに合わせてイリゼの頭を手前に引き付け、喉の奥まで一物を押し込む。所謂イマラチオにアキは再び興奮し、イリゼは苦しさと頭を激しく揺さ振られる不快感からどんどん表情を歪めていく。
苦しさのあまりイリゼは薬を吐き出すどころではなく、むしろ身体の奥から嘔吐感が込み上げてくる。そんな事はおかまいなしで、アキは腰を振り続ける。そして幾度目かの抽迭の後、アキは肩も一物もびくりと震わせ…射精。
「ふごぉ"ッ!?お"ごばっ、ぁぐ…ぅ"ぇ"っ、ん"っ……!」
鼻の頭が潰れてしまいそうな程にまで頭を引き寄せ、腰を押し付けての口内射精に、イリゼはくぐもった呻きを上げる。対照的にアキは心地良さそうな声を出し、目一杯一物を押し込んだ状態から更にカクカクと腰を振る。
喉奥へ直接射精された精液は、そのまま喉を打って流れ込む。熱さと粘つきが、どろりとイリゼの中に落ちていき、上がってきた臭いが内側から鼻腔に充満していく。吐き出そうにも吐き出せず、むしろ喉の苦しみと不快感から逃れる為にイリゼの身体は嚥下行為を繰り返し…その内に、薬もイリゼは飲み込んでしまう。目論見通りにアキはイリゼに薬を飲ませ、射精も収まったところで漸く口内から一物を抜き取る。
「ぷぁ…っ!げほっ、げほっ……!」
「んはぁ…ほら見て、今度はイリゼさんの唾液でこーんなにべとべと…んっ…♡」
咳き込むイリゼの眼前に再び一物を見せたアキは、人差し指で一物に付いた唾液を掬い上げ、それを口元へと運んで舐める。それに対して目を逸らすイリゼだったが、アキは気にせずイリゼから降り、彼女の脚の間で頬杖を突く。
両手を頬と顎に当てての頬杖を突いたアキは、まるで何かを待っているよう。そしてそれが何か分からないイリゼではなく…段々と、股間が熱を浴びていく。
「ぅ、んっ…待って、駄目…くる、くるぅ……!」
募る違和感と熱は意識を逸らす事など出来ず、自然に自らの股間を見やってしまう。そこでアキと目が合い、楽しみであるかのように見つめているアキに羞恥心を抱くが、止められない。止める術があるかどうかも分からない。
更に熱は強まり、むずむずとした感覚が下腹部に集まる。次の瞬間、一際強い熱が下腹部に迸り……ぶるんっ、とイリゼの股間にも陰茎が生える。異物が、男性器が、生えてしまう。
「あ、ぁ…嘘、こんな……」
「これが、イリゼさんのオチンポ…ふふ、イリゼさんはオチンポも素敵だね…♡」
「……っ…」
勃ってこそいないものの、確かな質量、そこに生えているという感覚と共に存在感を放つ陰茎。自分にも生えてしまった一物の存在に、イリゼは処女を奪われた瞬間にも匹敵するショックを受けるが、そんなイリゼの反応など気にも止めずにアキはうっとりとした表情を浮かべ、イリゼの一物を優しく撫でる。撫で、摘み、両手で包んでとイリゼの一物の感触を楽しみ、最後は先端に顔を近付けてキス。その姿には、イリゼも心底引いて絶句するが、それすらアキは気付かずイリゼの一物への口付けを終える。
たっぷり触られた上でキスまでされた事により、生えたての一物は半勃ちに。ぴくぴく震えるその姿にアキは笑うと、ベットから改めて枷と鎖を取ってくる。それを手首と脚首に嵌めて、イリゼを大の字に拘束する。
「これで良し、っと。後は……」
台の上からリモコンを拾い操作するアキ。するとイリゼの身体に力が戻る。…が、既に手足を拘束されている為結局動けず、女神の姿になれないのもこれまでと同じ。
しかしここで、イリゼは疑問を抱く。今までも身動きが取れなかったのに、何故今になって指輪の効果を切り、物理的拘束に切り替えたのか。吊り下げる、という目的のあったこれまでと違い、どうして今自分は物理的拘束でベットに繋がれたのか。考えるものの、答えは浮かばず…そんなイリゼの思考を察したのか、アキは指先をイリゼの陰茎、その裏筋に当てながら言う。
「実はね、指輪で女神の力そのものを封じると、感覚も鈍るの。だからこれまでも、イリゼさんを責める時は完全な無力化じゃなくて、弱体化に留めていたし…聡明なイリゼさんなら、ここまで言えば分かるよね?」
話しながら、アキはイリゼの陰茎を、尿道を外から撫でる。下から上に、上から下に、指先で何度も撫で、擽り、緩やかな刺激を与えていく。イリゼの意識を、生えた一物に集中させる。
半勃ちだった陰茎は、むず痒い刺激を与えられる事で、イリゼ自身が陰茎の存在を強く意識してしまう事で、むくりむくりと膨らんでいく。長く、太くその質量を増していき、熱く硬く変貌していく。
「あっ、やっ…これっ、止まらな…んん……っ♡」
大きくなっていくにつれて、刺激もより鮮明に感じてしまう。頼る羞恥心にイリゼは何とか一物を鎮めようとするが、生理的反応である為止めようと思っても止められるようなものではなく、そもそもつい先程生えたばかりの陰茎の事など、イリゼには考えたところで分かる筈もない。そうしている内にも、イリゼの一物の膨張は続き…遂にぴんと反り勃った状態へ、フル勃起の肉棒へとなってしまう。
「やっぱりイリゼさんのオチンポ、素敵…私が想像してた通り…♡」
「ひぁっ♡!?に、握らな…ふぁあぁっ♡!」
硬く張り詰めた一物を前に、アキが浮かべるのは劣情の表情。手を開いたアキは、そのまま竿を握り締め…その手で陰茎を扱き始める。
ただ指でなぞられるのとは明らかに違う、鮮明で明白な快の刺激。それにイリゼは目を見開き、悲鳴を上げる…が、口から漏れたのは熱を帯びた喘ぎ声。自分自身の言葉にイリゼは驚き、しかし落ち着いて考える余裕はない。逃がさないとばかりにしっかりと握ったアキの手が上下に動く度に刺激が走り、未知の快楽が次々とイリゼの思考に押し寄せる。
「なっ、何これっ♡!何これぇっ!ぁ、そ、それっ、びくびくってぇぇっ♡!」
「オチンポ♡だよ、イリゼさん♡ほら、お、ち、ん、ぽ♡」
「ひゃひっ♡!あっ、はっ、ぅひぃいぃぃっっ♡!」
自分の知らない、通常得る事のない快楽に翻弄され、何度もイリゼの腰は浮く。反射的に身を捩るが、四肢を拘束されている今は腰を揺らす事しか出来ず、微塵も快感からは逃げられない。
その反応を楽しむように、アキはリズミカルに一物を扱く。声に合わせて上に下にと続けて扱き、亀頭から根元まで余すところなく手を走らせる。
握り締められていても尚、びくんびくんと震える陰茎。あまりに落ち着きのない自らの一物にイリゼが顔を真っ赤にすれば、一物の震えは収まるどころか更に悪化。じわり、と先走りも滲み出し、濡れた事で一層扱きの滑りは良くなる。より滑らかに、より淫靡な音を立てて扱き回す。
「ふぁっ♡!あぅあっ♡!ひぃッ、なんかクるっ、登ってきてるぅ"ぅっ♡!」
「もしかして、もうイきそうなの?女神なのに、苦しいのにはあれだけ耐えてきたのに、オチンポは気持ち良くされるとすぐにイっちゃう早漏だったの?」
「〜〜〜〜っっ♡!そ、そんなっ…こ、とっ…♡!」
「…なんて、冗談だから安心して。だって初めてだもんね。私も初めて生やした時はあっという間にイっちゃったから、恥ずかしくなんてないよ♡」
震えに合わせて、鈴口がひくひくと何かを訴える。奥から煮え滾る何かが登ってくる…そんな感覚を抱いたイリゼは、首を左右に振りながら叫ぶ。そんなイリゼの様子から射精が近いのだと察したアキは、見下ろすような視線で言い…しかし羞恥心で言葉に詰まるイリゼを見て、情動に頬を緩めながら扱きつつ逆の手でイリゼの亀頭を撫で回す。もう一段深い快楽を与え、イリゼをよがらせると共に一気に射精へと導いていく。
「ほらほら、イっちゃえ♡イけ、イけ、イけっ♡」
「あ"っ♡!ダメっ、ほんとにダメぇっ♡!クるっ、キちゃうっ、溢れちゃっ…ぁああひぁああぁぁああぁあぁっッ♡♡!?」
がっしりと握り締めての、力を込めたの扱き。掌で亀頭の先を擦ると共に、皮を目一杯まで引っ張り、下腹部へ手を打ち付けるようにして扱き上げ、扱き落とし…次の瞬間、イリゼの腰が突き上げられたように跳ねる。激しい快の悲鳴と共に、イリゼの肉棒から精液が噴き出し迸る。
直後にアキが手を離した事で、大量の水が流れるホースが如く、前後左右に暴れ回りながら精液を撒き散らすイリゼの一物。噴出する精液はイリゼの顔にも身体にも服にもかかり、自ら放出した白濁液でイリゼは白く染められていく。当然アキにも精液はかかり、彼女にも精液はべったりと張り付く。しかしアキは嫌悪する様子など微塵も見せず、むしろ顔に浮かんでいたのは喜びの表情。
「精通おめでとう、イリゼさん♡だけどこういう時は、ちゃんとイくって言うんだよ?」
「はひゅっ…ひひゅ…ぅ、ぇ……♡?」
頬を伝うイリゼの精液を掬い取り、先程と同じように舐めたアキは、ゾクゾクとした様子で身体を震わせ肩を抱く。それからイリゼへ射精する時どうすればいいかを伝えるが、初めての射精、あり得ない快楽の炸裂に放心状態だったイリゼはまともに言葉を返せず仕舞い。
されどそれに対しアキは何も言わず、またベット横の棚へと手を伸ばす。知ってしまった男の快楽の余韻にイリゼが包まれている中、アキはリング状の道具を手に取り、それをイリゼの一物に嵌める。
「ぁいッ……!?ぇ、え…?」
根元付近まで降ろされたところで、リングはきゅっと強く締まる。その締め付けでイリゼは我に返り、これが何なのか、次は何をする気なのかと疑問を帯びた視線を送るが、アキは答える事なく再びイリゼの一物を握る。再開だとばかりに、再びイリゼの竿を扱く。
「ひぃぃッ♡!扱かないでッ、ごしゅごしゅしないでぇえぇっ♡!」
「それなら、こうしよっか」
「ふぎゅぅ"ぅぅッ♡!ぐりぐりもダメっ、おちっ…そ、ソコを弄らないでぇぇええぇッ♡!」
止めてと叫ばれたアキは手を離した…かと思いきや、親指でイリゼの一物を下腹部に押し付け、左右に動かし尿道を責める。押される力で一物は滑り、自身の下腹部と擦れ合う。そしてそれもイリゼが嫌がれば、即座に握って扱き直す。弄らないで、という言葉は完全に無視し、「我が儘ばかり言うならこうだ」と教え込むように激しく扱いてイリゼに刺激を味わわせる。
説明された通り、指輪での行動封じをされていた時とは数段違う快楽の奔流。先程までは困惑も混じっていた一物での快感も、一度射精まで至り、身体がその快楽を『知ってしまった』事によって一層深く感じてしまう。逃げたくて、逃れたくて堪らないイリゼだったが、拘束がそれを許さない。
「さっき射精したばかりなのに、まだこんなにガチガチなんて…もしかして、興奮してるの?」
「ま、また扱かれてるっ、んだから仕方ないでしょぉほぉおおぉぉッ♡!」
「それは確かにそうだね。じゃあ、そういう事にしておいてあげる♡」
左手の指でしっかりと一物の付け根を掴み、右手で亀頭から竿までを満遍なく扱いて刺激を与え続ける。既に快楽を知り、知らない事による戸惑いや動揺で誤魔化される事のない快感がダイレクトにイリゼの身体を昂らせ、再び射精の感覚が迫ってくる。
何とかしたくとも、その術を知らない。自身は動けず、アキも刺激を止めないのだから、何とかなる要素がどこにもない。そして何も出来ないまま、されるがままのイリゼの下半身の奥で、再度熱いものが一物へと向けて登り詰め、イリゼは二度目の射精へ至りかける。…だが……
「あッ♡イ"っ、また出っ……──ぇ…?」
煮え滾る熱が、精液が再び迸る寸前、噴き出ると思った瞬間、ずくんっ、と突如としてイリゼの一物に圧を掛けられたような感覚が走り、激しく震える。暴れるように、悶えるように、びくびくと震え…しかし、精液は出てこない。
「ぁ、ぇ、な…何、これぇ…!な、なんっ…なん、でッ……」
「──なんで精液が出てこないの、って?それは、これでイリゼさんの射精を止めちゃってるからだよ」
来ると思っていた、再び押し寄せると思っていた感覚が、股間から頭の先までを一気に貫かれるような快楽が、一瞬たりとも訪れない。あるのは無理矢理締め付けられているような、強引に堰き止められているような、苦しくもどかしい圧迫感だけ。訳が分からずイリゼは茫然自失とし…そのイリゼの一物から手を離したアキは、両手の人差し指で挟むようにして陰茎に嵌めたリングを指差す。
「分かるよね?イリゼさん。これは射精と絶頂を抑制するリングなの。それも、ただ締め付けてるんじゃないよ?絶頂レーザーと同じように、イリゼさんの頭に作用して、身体が射精したくても出来ないようにするものなの。だから、今にもイきそうなイリゼさんのオチンポを、こうやって思いっ切り扱いても……」
「んひぃぃ"いいぃぃッ♡!あぁ出るっ♡!今度こそ出ちゃっ……ぃ"ぎッいぃぃッ♡!?」
「…ちっとも、これっぽっちも、絶対に射精ないの。イけないの。どう?苦しいでしょ?」
言葉に合わせてアキはイリゼの一物を両手で掴み、振りたくるように扱く。リングは伸縮性があるのか、アキが乱暴に扱いてもぴったりと張り付くようにして一物を締め、抜けるような素振りは微塵も見せない。
達する直前、射精する寸前で無理矢理堰き止められているような状態のイリゼは、上乗せされる刺激に再び射精しそうになる。だが、アキの説明通り精液はまるで出てこない。射精に至れず、ただアキの手の中で一物が怒ったように震えるのみ。
前日、イリゼは強制的に絶頂させられた。絶頂させられ続ける苦痛を与えられ、幾度ももう達したくない、もうこの感覚を味わいたくないと心底思った。だが今は、その真逆。射精しそうに、男性の絶頂へ至りそうになりながらも、その瞬間は訪れない。刺激を与えられても、それが射精という頂点に行き着かない。それが如何に苦しい事なのか、切ない事なのかは、たった二度の時点でもうはっきりと感じており…そこから始まるのは、射精禁止の封殺地獄。
「ふぎゅぅッ♡!い"ッ!でっ、出るっ、でッ……ぁあ出ない"ぃ"ぃぃッ♡!出そうなのにッ、押し寄せてきてるのにぃぃいぃぃぃぃッ♡!」
「辛い?切ない?封じられて、射精出来なくて、苦しい?」
「く、くるっ…苦しくっ、なんかぁああぁあぁっ♡!」
本来射精によって発散される筈の快楽が解き放たれないまま残り、それを陰茎に無理矢理押し込められているような感覚にイリゼは苛まれる。達しそうな、今にも射精しそうな感覚もある。しかし精液は出てこない。射精には至れない。
加えて一物には、強引に尿道を、血管を塞がれているような苦痛が襲い掛かる。これまで経験した事のない苦痛と、射精出来ないもどかしさ、それにより累積する快楽の解放欲求…それ等全てがイリゼの身体と心を責め立て、イリゼは全身を強張らせながら必死に叫ぶ。叫ぶが女神としてのプライドはまだ折れていないのか、苦しいかという問いに対しては表情を歪ませながらも懸命に否定し言葉を返す。
「ふぅん…本当にイリゼさんは凄いんだね。けど、それならもっと苦しくしてあげる」
「ひぎぃ"ぃいぃいいぃ"ぃ"ッッ!!?」
しかしその言葉が、懸命に見せた態度が、自らの首を締める事になる。イリゼの返しにアキが声のトーンを落としたかと思えば、彼女はリングを指先で撫でるようにして半周程なぞり…次の瞬間、リングの締め付けが跳ね上がる。
これまでも締め付けられている感覚はあった。正直に言えば、苦しさもあった。されど今の締め付けは、これまでとは段違い。食い込むどころか押し潰すような、一物の形を変えてしまう程の異常な締め付けがイリゼの反り勃つ一物を襲い、イリゼは苦痛に目を見開く。堪えられずに絶叫を上げる。
「苦しくないよね?まさか女神のイリゼさんが、ちょっと締め付けを強くした程度で本当は苦しかったです〜なんて言わないよね?そんな恥ずかしくて情けない事、言ったりしない、よね?」
「ゆッ、緩めてッ"!ゆ"る"め"て"ぇ"ぇ"ぇ"ぇ"ッ!折れるッ、千切れちゃうのぉ"ぉ"おお"ぉ"ぉッ!!」
当然、中で登り詰めようとしているものを無理矢理塞ぎ、堰き止められているような感覚も変えていない。その辛さと、本当に一物が圧壊させられてしまうのではないかと思う程の苦痛の二重の責めにイリゼは髪を振り乱し、アキの挑発も聞こえていない様子で絶え間なく叫ぶ。叫び、緩めてほしいと懇願する。
イリゼが苦痛に絶叫する中、アキは何もしていなかった。一物に触れる事すらせず、ただイリゼを煽っていた。しかしイリゼに自分の声が聞こえていない事、今にもメリメリと音を立てて千切れそうな一物を扱くまでもなく、苦痛と射精出来ないままのもどかしさでイリゼの精神力は削られている事に気付くと、苦しむイリゼを放置するように少しの間そのまま見つめ…そろそろ頃合いだ、と感じたところで、再び一物のリングに触れる。先とは逆向きにリングをなぞり…直後、漸く一物のリングは緩む。
「──っぅあぁぁっ!はぁッ、はぁッ…!」
異常な程の締め付けから解放され、陰茎が痛みから解き放たれ、イリゼは目を見開きながら腰を跳ねさせる。一瞬全身に力が入り、その後は弛緩し、イリゼは直前まで息を止めていたが如く荒い呼吸を繰り返す。
未だ、射精と絶頂の禁止は解けていない。今も塞がれているような感覚はあり、一物全体に射精を待ち侘びる快楽が渦巻き、泣くかのように割れ目からはたらたらと愛液が垂れ続ける。それでも本気で圧壊を覚悟させる程の痛み、締め付けがなくなっただけでもイリゼは心の中で安堵を抱き……しかしすぐに、アキは恐怖を思い出させる。
「止めてあげたのに、お礼もないのですか?」
「……──っっ!?あっ、やっ、ありがッ…ぁ"あ"あ"あ"あ"ーーーーッッ!!」
機嫌を損ねた、やるべき事をしていなかった。そんな風に思わせる、アキの声音。時間が経った事で冷静さを取り戻したのか、その口調は敬語へと戻っており、それが恐怖を促進させる。
この先にある事を即座に理解し、泡を食ってイリゼはお礼を、感謝の言葉を言おうとする。感じた事のない苦痛を味わされた事で、プライドを意識する間もなくアキの言う通りにしようとする。だが、その時点で既に遅く…或いは初めからそうすると決めていたかのように、言い切る前に再び一物を締め付けられる。本能的にイリゼは腰を振りたくり、リングを陰茎から外そうとするが、当然何の意味もなく、歪な瓢箪の様な形となった一物が虚しくその場で揺れるばかり。
「私はイリゼさんがあそこまで言うから止めてあげたというのに…お礼も言えない人には、お仕置きが必要ですよね」
「ひぃいぃぃッ!やめてッ!や"め"て"ぇぇ"ぇ"ぇえぇ"ぇッ!」
更にアキは振り回される一物を片手で掴み、逃げられないようにしたところで注射器を用意。叫ぶイリゼを完全に無視して、その針を赤く膨れ上がった亀頭に突き立てると中の薬品を注入していく。
あまりにも強い締め付けの痛みで、注射の痛みは殆ど感じられなかった。亀頭に刺されていながら、それも殆ど分からなくなるような苦痛が、リングによってイリゼには与えられていた。しかし、感じずにいられたのは初めだけ。次第に薬品が回り、効果が現れ始めた事で、更なる衝動がイリゼを襲う。
「ひぎゅぅ"ぅぅ"う"うぅ"ッ♡!?あッ、あッ、熱いっ♡!おちッ、オチンポ熱い"ぃ"ぃ"ぃぃ"ッッ♡!」
熱湯を内側へ直接注ぎ込まれたような、一物そのものが焼けた鉄の棒にでもなったかのような、燃えるような肉棒の熱さ。それと共に猛威を振るう、これまでとは桁違いの射精欲求。もし一物を締め付けているのが普通の紐やゴムなら弾け飛んでいるのではないかと思わせる程、ただでさえ怒張していた陰茎が更に硬く太く反り返り、熱と衝動でイリゼの腰は突き上がる。
注射器によって注入された薬品。それは媚薬だった。それも前回の拷問で用いられた物以上の濃度を持った、より強力な物だった。
『欲求』などという言葉には収まり切らないような、いっそ重度の禁断症状さながらとでも言うべき、狂いそうな程の衝動。射精をしたくて堪らない。したくてしたくてどうしようもない。しないとすぐにでも頭の中が焼き切れてしまいそう。…しかし、射精する事は出来ない。薬品による衝動だけで射精に至りそうになるも、それでもリングはイリゼの射精を許さない。
「緩め"てッ♡!ゆ"る"めてぇぇえ"ぇ"ッ♡!オチンポ壊れるッ♡!壊れちゃうの"ぉ"ぉ"お"お"ぉッッ♡!」
「あぁ、本当に辛そう…最初からそうやって、素直になってくれればいいんですよ?虚勢を張ったって何の意味もない事は、これまででもう十分に分かってますよね?」
「認めるッ♡!辛いの"ッ♡!苦しい"のぉ"お"おッ♡!取ってぇッ!射精させ"てぇぇぇ"ぇ"え"え"ッ♡!」
「うん。でも…駄目ですよ、イリゼさん。忘れちゃいました?これは拷問、なんだって」
四肢を拘束する枷と鎖を激しく鳴らし、悶え暴れる。喉が潰れんばかりに絶叫をし、プライドを投げ捨て一物の解放を懇願する。何度もアキから言われていた事もあり、自らに生えた陰茎を「オチンポ」と卑猥な表現で言う事も躊躇わず…というより、その言い方になっている事にすら気付かず、ひたすらイリゼは叫び続ける。
それこそが、アキの求めていた反応。こうしてイリゼが拷問に屈し、言う事を聞いてくれるようにするのがこれまでの狙い。しかし同時に理解もしていた。プライドを捨てる事はしても、きっとまだ国を渡すとは言わないと。一時的に屈服させる事が出来ても、そこから這い上がってくるのが女神で…イリゼであると。だからこそ、情けはかけない。安易にここで気を抜いたりせず…更なる苦痛と絶望を与え、屈服を完全に心は染み込ませようとする。
「オチンポ、切ないですよね?だから…私が気持ち良くしてあげますよ♡」
「ひぃッ♡!止めてッ♡!やめてやめてやめてやめッ…んひょぉ"ぉ"ぉぉ"お"おお"お"ッッ♡!?」
自らトップスを脱ぎ、下着も外し、上半身裸となったアキ。その格好でアキは自身の乳房を下から持ち、イリゼの一物に近付けていく。アキのやろうとしている事を理解したイリゼは首を横に振りながら悲鳴を上げ、一物を左右に振って逃げようとするも当然逃れられる訳はなく…下から胸の内側に突き入れる、挿れさせられるような形で、一物が乳房に挟まれる。
柔らかく、温かく、しかし腹と適度な弾力もある、二つの膨らみ。射精が出来ず、先走りばかりが流れてどろどろになったイリゼの一物はずにゅんっ、という卑猥な音と共に一瞬で包まれ…次の瞬間、頭の中で快楽が弾ける。手での扱きとは全く違う感触の、手よりも遥かに密着する乳房が生み出す気持ち良さに、イリゼは舌を突き出し頭が仰け反る。同時にその表情も、間抜けに歪む。
「んんっ…♡…はぁぁ、見て下さいイリゼさん。私の胸も、そんなに小さい方じゃない筈ですけど…そんな私の胸じゃ収まり切らない位、イリゼさんのオチンポは長くて太くてガッチガチなんですよ♡」
「ひ、ぁ、ぁあぁぁあぁ……っ♡(待って、おかしいおかしいおかしいおかしい…っ!私は女で、アキも女の子なのに、オチンポ興奮してる…っ!私、アキの胸で興奮してるぅぅ……ッ♡!)
アキの言葉通り、乳房が包めているのは竿までで、亀頭は顔を出している。大部分を包み隠されても尚、中坊は存在感を放っており…しかしその一物だけでなく、イリゼはアキの胸からも目を離せない。自分と同じか、僅かに自分より大きいかと思う位の乳房、誰かに触らせた事などないのであろう淡い色をした乳首、触れただけで一物が『気持ち良い』と思ってしまう程の感触。目が、心が興奮で釘付けとなり、理性とぶつかり合う事でイリゼの思考はぐちゃぐちゃになる。
「イリゼさんのオチンポ、さっきより熱くて火傷しちゃいそう…♡だからまずは、冷ましてあげますね♡」
「さ、さま、冷ますってっ、何をっ……♡!」
「冷ます方法といったら、これでしょう?ふー♡ふー♡」
「ふひゃあぁああぁあ"あ"ぁ"ぁ"ッ♡!オチンポジンジンする"ぅ"ッ♡!息の当たったとこッ、ジンジンするのぉ"お"おッ♡!」
痛みより遥かに慣れない快感、先程知ったばかりでまた耐え方などよく分からない男の快楽を刺激される事は最早イリゼにとって恐怖以外の何物でもなく、アキの言葉に怯えてしまう。そのイリゼの様子にアキは口角を上げ、乳房で包んだ…逃げられないよう捕らえた一物の亀頭に口を窄めて吐息をかける。
元から特に敏感である事に加え、射精を封じられて行き場のない快楽が堂々巡りをしている今の亀頭は、最早快楽を感じる神経が剥き出しになっているも同然の状態。それを示すように、イリゼは吐息だけで悶絶する。焼けるような快感が迸り、びくんびくんと腰が躍動。
「次は濡らしてあげますね♡んぁ、ふ……♡」
「ぅひぃいぃぃッ♡!あ"ッ、ダメダメ垂らさないでッ♡!唾液来ないでッ、私のオチンポに垂れないでぇぇぇぇぁああああぁッ♡!ひふッ、う"ひォ"オ"おお"ぉ"ぉ"おぉ"ッッ♡!」
跳ね回るイリゼの腰に体重を掛け、胸でベットに押さえ付けたアキは、亀頭に向けて下を伸ばす。しかし舐める事はせず、口内から舌はへ、舌から亀頭へとゆっくり唾液を垂らしていく。腰を押さえられ、一物を挟まれたイリゼはゆっくりと垂れてくる唾液を避ける事も出来ずに、てらてらと光る唾液が亀頭に垂れて広がっていく。
そこへ再度、アキは吐息を吹きかける。先と同じ快楽に加え、今度は唾液をまぶされた事でひんやりとした感覚も亀頭から背筋へ、頭へ向かって駆け抜ける。燃えるように熱い一物に走るその感覚は、容赦なくイリゼの意識を貫き、腰は押さえられたまま背中だけが仰け反り浮かぶ。
「少しは楽になりましたか?どうですか、イリゼさん」
「楽じゃない"ッ!楽じゃな"い"のぉ"ぉ"ッ♡!取ってッ、これ"外して"ぇ"ぇ"ええ"ッ♡!」
「ですよね、分かっていますよ。熱くて硬ぁくなったオチンポは、気持ち良くしないと楽にならないですもん…ね♡」
「い"ぃいいぃぃひぃいい"ぃッ♡!?胸ッ、オチンポっ、オチンポがぁああああぁ"あ"ぁ"ぁ"ッッ♡!」
冷まされたところで楽にはならない。そもそも碌に冷めてもいない。それは全て分かった上で、アキはイリゼの心を翻弄し…今度はこれだとばかりに、胸を動かし始める。手で乳房をしっかりと押し付けながら、胸を上下に揺らして擦る。
叩き付けられるのは、初めに一物を挟まれた時に匹敵する快楽。それが一瞬ではなく絶え間なくイリゼに、イリゼの一物に与えられ続け、イリゼは狂ったように鎖を鳴らす。もう一物は刺激と圧迫で今にも爆ぜそうな程グロテスクな姿となっており…それでも未だ、一滴たりとも精液は出ない。
「んっ、ふ…こう、してっ…♡」
「お"ぎゅッ♡!オチンポっ、中で暴れてるッ♡!精液ナカで暴れてる"ぅ"うぅ"ぅ"ッ♡!爆ぜるッ、こわれ"る"ぅ"ぅ"う"ぅ"ッッ♡!」
アキは何度も手で乳房を押し付け直しては、持ち上げて降ろしての繰り返しで一物を扱く。時折イリゼな顔をちらりと見やりながらも、それ以外ではほぼ常に自分の胸とびくつくイリゼの一物を見つめる。
その動きは、決して手慣れたものではない。むしろ手探りの、形は分かっているが…といった程度の、とても上手いとはいえないもの。もし性行為に慣れている男が相手なら、その拙さにそそられる事はあれど、刺激そのものには物足りなさを感じるようなものであったが、当然初体験のイリゼにとってはそんな事は関係なかった。既に爆発寸前どころか本来ならもう何度も爆ぜている筈のものを無理矢理押し込められ、更に形が変わる程強く陰茎を締め付けられているイリゼにとっては、刺激を与えてくるものはそれが何であろうと等しく脅威で、等しく致命的であった。
「次はぁ…あむっ♡んちゅ、ちゅぷっ…ぇろ……っ♡」
「や"め"て"ぇ"え"えぇ"ぇ"ぇっッ♡!オチンポ虐めないでぇぇ"ぇ"ぇ"ぇ"ッッ♡!」
一頻り乳房を揺らして擦った後、アキはまた口を開く。だが今度は唾液を垂らすのではなく、開いたまま近付け…まず唇で、それから口全体で吸うようして胸から飛び出た亀頭を咥える。一瞬にして生暖かくぬるりとした口内に、アキの口に亀頭は包まれ、間髪入れずに唇と舌でその全面を舐めしゃぶられる。些細な刺激でも腰が浮いてしまいそうな程の状態にも関わらず、胸を介して体重を掛けられている為イリゼの腰は碌に上がらず、僅かに快楽を逃す事さえ叶わない。動かせないもどかしさが射精出来ない苦しさに上乗せされ、イリゼは唯一まともに動かせる首を、頭を狂ったように振り回し叫ぶ。
「んはぁ♡イリゼさんの先走りの味、私の舌と頭に染み付いていきます♡んじゅっ、ふぷっ、イリゼさんも私の口の感触を、好きなだけ覚えてくれていいですからね…♡」
「〜〜〜〜っっ♡!!お"ッ、お"オ"ッ、ぉ"お"オ"ォ"お"ぉォ"ォッ♡!?」
咥え、舐め、しゃぶって転がす。亀頭で遊ぶようにして口淫を続けるアキは、自ら乳房による圧迫を止めて竿まで口内に咥え込む。頭を動かし口内で扱き、たっぷりと唾液を付けた上で裏筋をゆっくりと舐め上げる。口淫もまた、あまり上手なものではなかったが、次々と変わる刺激にイリゼはいよいよ雄叫びのような絶叫を上げる事しか出来なくなった。
既に…というより遥か前の段階で、常人ならば意識が飛ぶか、それこそ神経が狂ってしまうかしている筈の、快楽と苦痛。それがどれだけ辛いものなのかは、イリゼの絶え間なく続く叫びと、不気味な程赤黒く変色した一物のさまがはっきりと示していたが、アキに躊躇いや罪悪感を思わせるような様子はない。高揚感に満ちた顔で、アキは思うがままに弄り続ける。
「ぷはっ、ぁ…♡もう、ダメ…我慢出来ない……♡」
そうしてイリゼの苦痛に満ちる一物を散々責め、弄った末、根本から亀頭までを吸い上げ、終いに鈴口へとキスするようにして口を離したアキは、唾液を口の端から垂らしたまま手を自らの下腹部へ伸ばす。再び胸をイリゼの腰の上に乗せ、今度は両の乳首を取っ手とするように片手で摘んで挟んだ後に、自らの陰茎を扱き始める…が、数度上下に扱いたところで、その手を止める。下半身からも乳首からも手を離し、おもむろに上体を起こす。
「はッ…はッ…はッ、ぁぁ……っ♡!」
「見て下さい、イリゼさん♡私のオチンポも、今はこんなに興奮してるんです♡もう先走りだけでべっちょべちょのぐっちょぐちょ、今ならこのまま腰を振ってオチンポ揺らすだけでも射精しちゃうかもしれません♡」
「じゃ、じゃあまさかっ…それを、私にかけようと……」
「する訳ないじゃないですか。折角こんなにガチガチなのに、触れずに揺らして射精なんて。…だから…今度はこうするんです、よ♡」
「ひゃうんッ♡!」
息も絶え絶えで口をぱくぱくとさせながらイリゼが呼吸を繰り返す中、アキは自身の肉棒を見せつける。イリゼの膣内に射精した後も確かに勃起をしたままだったアキの一物だが、今は彼女の言葉通り、泣いて射精を懇願するかのように先走りでぐっしょりと濡れ、これまで刺激を与えてこなかったアキに抗議をするかのように破裂寸前まで張り詰め太く長く怒張をしている。
今のアキは膝立ち状態。そのまま射精し精液をぶち撒け、更に自分を穢そうというのか。そう思ったイリゼだが、アキは首を横に振り否定。そうしたアキは一物を掴むと、ゆっくり腰を降ろしていき…亀頭と亀頭を、今度はそれこそキスするように鈴口同士を触れ合わせる。続けて裏筋同士も接触させ、二本の竿を纏めて掴む。
「ひッ、ヒィっ…♡!待って、待ってまってやめてやめてやめッ──」
「知っていますか?イリゼさん♡こういうのを、兜合わせって…言うんですっ♡」
「ぅ"ぉ"ッほぉお"ぉ"ぉおぉ"お"お"ぉおお"ぉッ♡!?」
これから行われる事、そこで生じる…与えられる快楽とそこからの苦しみを理解し、イリゼは目に涙を溜めて必死に頼む。女神の威厳などとうにない、ただの少女の様にやめてと願う。しかしアキがそれを聞き入れる事はなく、アキの欲求も視線も既に自分が掴んだ二本の肉棒にしか向いておらず…目一杯握り締めると共に、二本纏めて扱き下ろす。
びくんっ!…と、肩も腰も一物も、纏めて一度に跳ね上がる。腰は浮き、一物はアキの手の中で激しく震え、直後にアキが扱き上げた事で、もう一度二人の身体は大きく揺れる。二人の乳房も一瞬浮き、たぱんっと続けて音を鳴らす。
「んはぁんっ♡これっ、凄いぃ♡!オチンポ同士が擦れてっ、普通に扱くのとは全然違う刺激がくるぅっ♡!」
「お"ほぉ"ッ♡!出るッ、でるッ、でッ……ぁぁあでないぃいいぃぃいぃッ♡!オチンポ千切れる"ッ、潰れ"る"ぅ"ぅぅぅう"ぅ"っッ♡!」
対照的な二人の声。アキはこれまで感じた事のない、未知の刺激が与えてくれる快楽に身を震わせ、歓喜と高揚の嬌声を上げる。イリゼはもう何度目かも分からない射精の衝動に駆られ、しかし今回もまた精液は一雫たりとも溢れる事なく尿道で堰き止められて暴れ回る。精液が押し寄せれば押し寄せる程、圧力が掛かれば掛かる程リングで締め付けられている圧迫感と痛みは増して、苦痛と悶絶の絶叫を吐き出す。
加えてイリゼの一物は極度に膨張している事と、二本纏めて掴んでいる事から、アキは手から滑ってしまわないよう目一杯の力を込めて二本の肉棒を握っていた。その分一物同士は密着し、より激しく細かく擦れ合い、指や掌も強く一物へと押し付けられていた。
「でないッ、でないッ、でないでないでないでないぃぃいいぃぃぃぃッ♡!出てよぉッ♡!なんででないの"ぉ"お"お"お"お"ぉ"ッッ♡!」
「ひゃひぃんッ♡!イリゼさんったら、自分からそぉんなに腰を振って…えぇ、いいですよ♡私ももっと扱いてあげますから、一緒に腰を動かしますから、好きなだけ腰を振って下さいね。勿論…リングはこのままですけれど♡」
「ぁァァオチンポ潰れちゃう"ぅう"ぅ"ぅッ♡!苦しい"ッ♡!く"る"し"ぃ"の"ぉ"ぉぉぉぉッ♡!オチンポッ、オチンポだしたいぃぃ…ッ♡!キツいッ、とって"よ"ぉ"お"お"ぉ…ッ♡!」
あまりに射精欲求が昂り過ぎて、苦しさから快楽で逃れたいという無意識の衝動も相まって、イリゼは腰をベット上で飛び跳ねさせるが如く一心不乱に振りたくる。腰を突き上げ、一物を突き出し、無駄な抵抗へ必死になる。
しかしどんなに必死になっても無駄は無駄。快楽を得れば得る程射精出来ない苦しみが、刺激が増せば増す程リングの締め付けによる苦痛が増幅して襲い掛かってくるだけであり、そこにあるのは負のループだけ。アキを興奮させるだけ。それでもイリゼは止められない。最早やればやる程マイナスだと理解するだけの思考も出来ない。
「あ、あっ、またキたぁ♡!イリゼさんのナカで射精したオチンポ、今度はイリゼさんのオチンポと一緒に扱きながら射精するぅ♡!」
「射、精…ぁあっ、射精ッ♡!射精射精しゃせいしゃせいぃッ♡!私も一緒に出させてっ、射精させてぇええぇぇ"ええぇっッ♡!」
元から先走りが止まらなくなる程張り詰めていたところへの、思う存分扱き回す兜合わせ。アキの一物は完全に射精の準備を済ませ、秒読みをするようにびくんびくんと手の中で暴れる。尿道を押し、亀頭を押し、駄目押しの刺激をそれ以上に張り詰めたイリゼの一物へと直でぶつける。
歓喜と射精欲求が混じり合った声を上げながら、アキはラストスパートを掛ける。激しく上下する手の扱きとアキの言葉でイリゼの頭は、思考は奥の奥まで染め上げられ、ただただ射精を求めて腰を突き出す。股を、肉棒を、アキの下半身に擦り付ける。その媚びるような、強請るようなイリゼの行為に、アキは全身がゾクゾクとするような感覚を抱き…沸き立つ熱を、押し上げる。自分とイリゼ、二人の陰茎を目一杯亀頭から根元まで扱き降ろし…溢れんばかりの欲望を、衝動のままに解き放つ。
「イっく、イくぅぅうぅぅ"う"ぅうぅ"っッ♡♡!」
恥じらいが頭から抜け落ちたようにかばりと股を開き、はしたなく顎へと涎を垂らし、股間を目一杯押し付けながらアキは射精。真上を向いた肉棒からはぶびゅりと音を立てて精液が噴き出し、打ち上げられた末に二人の身体へ降り注ぐ。まだ熱い、どろりとした白濁液が二人の腹や脚を染め、一物にもぼたぼたと降り掛かる。
射精の最中も、アキは腰を上に下にと振っていた。快楽のままに、腰を、肢体を捩らせていた。アキは多幸感に表情を蕩けさせ、酔い痴れるように射精の最中もゆっくりと一物を扱き弄る。最後にもう一息、精液が噴き出し……白濁液が、イリゼの陰茎に落ちる。──今もまた射精を、解放の快楽を奪われ、締め付けられる痛みだけを与えられる、イリゼの陰茎に。
「でない"ッ…でな"ぃ"のぉ"ぉ"ぉぉ…ッ♡ギチギチオチンポ辛い…射精させて…させてよぉお"ぉぉ……ッ♡オチンポ、オチンポ…オチンポォ"ぉ"ォ"ぉ……♡」
心地良い余韻にアキが身体を弛緩させる中、イリゼは力無く懇願していた。恥も外聞もなく、ただ射精させてほしい、緩めてほしいという二つの事だけを求めて懇願し続けていた。だが悲しいかな、余韻に浸っている今のアキに、イリゼの声は届いていなかった。拷問関係なく、イリゼは誰の耳にも届いていない懇願を繰り返すばかりだった。
それでもまだ、それでも尚、拷問は終わらない。強靭な身体と、それ以上に不屈の精神を持つが故に、更に拷問は続く。これ以上ない程の苦しみ…それがいとも容易く、幾度も幾度も、イリゼは塗り替えられていく…。