超次元ゲイムネプテューヌ Origins Visionary 作:シモツキ
・今回の話のように、就寝前及び起床後のどちらか、又は両方が描写されない場合もあります。
・通常のリクエストは勿論の事、特殊作品群に該当するようなリクエストも受け付けております。しかしその場合は当然相手となる作品の作者さんに了承を頂かなくてはいけない為、必ずしもリクエストにお応え出来るとは限りません(既存シリーズの続きが読みたい、というリクエストも承っております)。
人物・イリゼ
内容・ふたなり 電流責め 手淫 連続絶頂
ひょんな事から始めて成立した、イリゼからのアキとの取り引き。その後の拷問の激しさから、すっかり交渉した事など忘れていたイリゼだったが、アキは忘れる事なく、後日料理の提供やお菓子作りを教える事と引き換えに、拷問を免れる事が出来た。その日はイリゼがアキに嵌められ監禁されて以降、初めて拷問をされない日となった。
更にそれは一度限りではなく、その後も何度かあった。拷問を行う日と行わない日を作る事で、アキが何かを狙っているのか、それとも単にその日の気分で決めているのかは、イリゼからすれば全く分からない事であったが…それはアキとの関係における確かな、はっきりとした変化だった。
(…やっぱり、気になる……)
その日もイリゼはアキと共に、アキの作った…イリゼの料理が影響を与えたのか、初めの頃に比べれば少しだけバリエーションが豊かになった食事を食べた後、アキについて考えていた。
国を渡してほしいと要求し、その為にイリゼを拷問するアキ。そのスタンスは、一貫して変わっておらず、それが悪行である事は間違いない。だがやはり、どう考えてもその目的と、料理やお菓子作りの件が結び付かないのである。無論イリゼを油断させる為、心を緩ませる為、一度限りではない事を含めて拷問もの緩急を付ける為等、思い付く理由自体は色々とあったが、どれもいまいちしっくりとはこない。
それに加えて、イリゼは行われる拷問の内容も気になっていた。自分に苦痛を与え、心身共に追い詰めようとしている事は間違いないが、何度も行われてきた上で振り返ってみると、ちらほら不可解な…具体的にいえば、機械や道具に任せるのではなく、直接アキが何かする部分において、イリゼは違和感が拭えなかった。はっきりそれを感じたのは、交渉を行った日の拷問における『キス』の要求だったが、今思えばそれ以前から変だと感じられる行為は時折あったのである。
「…うーん…あれ、っていうか…今日はやけに遅いような……」
とはいえ、気になる部分は多くとも、それ等は頭の中で答えへと繋がらない。頑張って頭を捻ろうとも、全てさっぱり分からないまま。それがイリゼはもどかしく…しかしそこで、いつもなら拷問の準備を整えて呼びに来る筈のアキが、今日は中々来ない事に気付く。
勿論拷問してほしい訳ではないが、これまで料理やお菓子作りを理由に無しとしてくれる時には、毎回それをアキから言っていた。そしてアキが、その時々の気分でやるかどうかを決めるような性格ではない事は、イリゼももう十分に理解している。そんなアキが来ないという事はつまり、今回は相当準備に時間が掛かる事なのか、それともアキにとって予想外の何かが起きたのか…と、今度は来ない理由を考え始めたイリゼだったが、そこである事を思い付いた。
「…そうだ、今なら……」
すっ、とイリゼは立ち上がり、部屋の出入り口まで移動する。それから扉に手を掛け、空いている事を確認して廊下へと出る。ゆっくりと見回し…探索を、開始する。
物音を立てないよう、慎重に進む。気になるものがあればそれが些細な事でも見逃さないよう細心の注意を払い、頭の中で最初にいた部屋を起点とした地図を作り上げていく。
勿論これは、興味本位の探検ではない。脱出する為の、それに繋がる手掛かりを得る為の、大きな意味を持つ探索。もし見つかれば、或いは部屋から抜け出した事に気付かれれば、アキから何をされるか分かったものではないが、元より連日拷問をされている身。ならば躊躇う事はない、むしろこの千載一遇のチャンスを逃すものかと、臆する事なくイリゼは歩く。
(…そういえば、鍵って元から掛けられてなかったっけ…?もしや、私は今アキの考えた通りに動いている?それとも…アキの中で、何か変化があった…?)
遅いのも開いていたのも狙い通りであったのなら最悪だが、仮に信用…と評するのは変だが、鍵を掛けなくてももう大丈夫だと思われていたのなら、イリゼは複雑な気持ちになる。好都合である反面、ある意味でその気持ちを裏切ってしまっているのだと、単純には喜べない心境となる。
とはいえ、だからといって部屋に戻る訳にはいかない。故にイリゼは自分の中に浮かんだ気持ちをぐっと押し込め、アキが気付く前に少しでも何か情報を得るべく歩みを進めようとした、その時だった。
「え?…今の、って……」
一瞬聞こえた、誰かの声。気のせいにも思えるような、微かな音。しかし耳を澄ませば、確かに聞こえる。誰かの泣く声が聞こえてくる。そしてそれは、アキではない。
「……っ…。…誰か、いるの…?」
自分が声を、音を出せば、その分アキに見つかる可能性は上がる。それが頭に過ったイリゼだったが、すぐにそんな思考を振り払い、聞こえた声へと呼び掛ける。誰かの泣く声、それが聞き間違いでないのならと、反応を返す。
「…わたくしの声、聞こえるの?」
「(……!やっぱり…!)聞こえているよ。貴女は、一体……」
再び聞こえた声、今度ははっきりとした返答に、イリゼもまた答える。自分とアキ以外いないと思っていた屋敷、そこに誰かいるのだと思うと、自然に緊張感が高まってくる。
そして、廊下の角から現れたのは、一人の少女。まだ年端もいかないような、小さな子供。彼女の存在に、イリゼは再び驚き…そのイリゼを見て、少女は言う。
「わたくしは、実験に利用されてるの…」
「利用、って……」
まさか。そう考えるイリゼの頭に浮かぶのは、あまり考えたくない可能性。だがそれを、イリゼは否定出来ない。アキがこれまで披露してきた道具や発明品の数々、それを用いて自分がされてきた事、何より何度も感じてきている、アキのまともではない思考や精神性の事を思えば、決してあり得ない話ではない…そう思わざるを得なかった。
「……大丈夫。貴女の事は、私が助けてあげる。だからもう、泣かないで」
一度黙ったイリゼは、大丈夫だと優しく語り掛ける。彼女を助けようと、心を決める。勿論他人の心配をしていられるような状況ではないのだが…それはイリゼにとって、助けない理由にはならない。困っている、辛い思いをしている人がいるのなら、助ける事こそがイリゼの、女神の使命。
「本当…?それなら、皆も助けて…」
言うが早いか、早速案内するように歩き出す少女。その最中に、更に少女は自分一人ではないのだと、他にも同じように利用されている子達がいるのだとイリゼへ伝える。それに応じる形で、イリゼは少女に付いていき…ある部屋の前で、少女は止まる。
「ここだよ。じゃあ、お願い」
「任せて(…って、あれ?皆がここにいて、その皆は逃げてる訳じゃないって…なら、この子だけは拘束されてたりしなかったって事?それに考えてみると、この子の第一声はなんか変だったような…私の声が聞こえるの?…なんて、普通訊かないよね…?)」
こくりと頷き少女と共に部屋へと入ったイリゼだが、ふと疑問を、違和感を抱き始める。思えばこの少女は、第一声の問い掛けの割にイリゼを見て驚く様子があまりなかった。もし逃げようとしていたのなら、知らない相手と遭遇した時点で慌てる筈だというのに、むしろこの少女は徹頭徹尾落ち着いていた。勿論イリゼにはそう見えるだけ…という可能性もなくはないが、確かにこの時イリゼは不可解さを覚え…そしてすぐに、部屋の中には自分達以外誰もいない事に気付く。
「…これ、って…ねぇ。貴女は本当に……」
疑問が、違和感が、警戒へと変わり始める。一体どういう事なのか、彼女は本当に語った通りの存在なのか。イリゼはそれを直接尋ねようとし…その瞬間、不意に背後で扉の閉まる音が、更には鍵の掛かる音が聞こえてくる。それによりイリゼの中の警戒心は強まり、反射的に振り向こうとした……が、動かない。動けない。
「なッ……」
物理的に拘束された訳ではない。されど動けない。一つの可能性が頭に浮かぶ中、ゆっくりと少女はイリゼの前へと歩いてきて…止まる。その顔に薄く笑みを浮かべて、イリゼを見上げる。
「…貴女は、何者?これは、貴女の能力…?」
「ふふふ、正解ですわ。まあ、能力じゃなくて魔法なんですけども。それから、わたくしが何者かというと……幽霊、でしてよ」
二つの問いに対する答え。まず魔法という回答を聞き、イリゼは納得する。他者に直接干渉する魔法は基本的に難易度が高く、全身の拘束となると相手の抵抗による影響も含めてかなり難しいのだが、今のイリゼは人間の姿且つ、力を封じられている状態。加えてイリゼ自身、魔法への適性に相当難がある為に、相手がそれなり以上の術者であればこうなるのもやむなしだと考えていた。
だがもう一つの回答に、イリゼは目を見開く。魔法による拘束はまだ予想出来る範疇だったが、少女の正体が幽霊だという事は完全に予想外。一瞬嘘、或いは何かの比喩表現である可能性を考えるも、少女にそのような気配はない。
「…幽霊なんて、そんな……」
「あり得ない?それは、これを見ても?」
イリゼの反応は想定通りだとばかりに、少女はイリゼの背後に回る。それからイリゼの背に触れる。しかし触れられた感覚があったのは、一瞬だけで…数秒後、突然イリゼの腹部から手が現れる。小さな腕が、驚くイリゼの目の前で伸びる。
それは、少女の手だった。少女の腕は、イリゼの身体を背後から前へと透過していた。
「これで分かったでしょう?わたくしは幽霊で、名前は…あー、覚えていませんわ」
「覚えてない…?」
「えぇ。だってもう長い間、人と話してなんかいませんもの」
あっけらかんと話す少女、その言葉を聞いてイリゼはある思いを抱く。ひょっとすると、彼女は寂しかったのではないかと。自らの名前も忘れる程一人で過ごしていて、そんな中で自身を認識出来る、会話出来る相手を見つけた事で、どこかに行ってほしくないが為に嘘を吐いたのかもしれないと。…されど、そんなイリゼの想像は、少女の次なる言葉であっさりと瓦解する。
「まあ別に、話せなくてもいいんですけども。声なんて、悲鳴と絶叫ともう止めて下さい〜って懇願さえ聞ければ、後はどうでもいいですし」
「んな……っ!?」
相手を小馬鹿にするような、にやけた表情を浮かべる少女。その表情と共に語られた言葉で、イリゼは愕然とする。だがそんなイリゼの反応を気にも留めず、少女は続ける。自分は生前魔法を用いて散々人を虐めてきた事、未成熟な身体で後先考えず、更には自身に危険のある魔法も深く考えず行使し続けた結果若くして命を落とした事、だが生前無軌道に使っていた魔法のどれか影響したのか幽霊となり、幽霊になってからも人を責めて好き放題遊んでいた事、飽きたらその相手を自らと同じ存在…即ち幽霊とした事で配下にし、この建物を根城にしていた事…凡そまともではないその経歴を、まるで少女は勲章であるかのように次から次へと語っていた。
「わたくし自身幽霊になったからか、魂?…とかそういう系への干渉が出来るようになったようで、ここにわたくしの軍団を作っていましたの。…なのにあの女、ここは人が来るような場所じゃなくて丁度良い、なんて勝手な理由で横取りしようとしてきて、しかも幽霊を消滅させる機械なんか作ってくれて…ほんっと最悪ですわ。このわたくしが逃げて隠れなきゃいけなかったなんて、あり得ないにも程がありますもの」
(勝手な理由、って…いやそれより、あの女っていうのは……)
一体どの口がそれを言うのか、と不快感を抱くイリゼだったが、同時にあの女という言葉が気になる。状況や経緯からして、恐らくそれはアキ。まさかそんな事が過去にあったのかとイリゼは驚き…イリゼが黙っているからか、少女は更に続ける。
「しかも用心して消滅させる機械を載せたロボットを見張りにしてるせいで、今までは中々動けませんでしたし。…けれど、そんな時にあの女をぶちのめせるチャンスが来たという訳ですわ。それが何かお分かりでして?」
「…それが私、って事?」
「せいかーい、頭は悪くないようですわね、女神。…という事で、わたくしと手を組みませんこと?これまで色々見てきましたけど、その指輪のせいで貴女も力が出せないんでしょう?だからわたくしがそれをなんとかしてあげますので、代わりに貴女にはロボットをぶっ壊して下さるかしら?そしてわたくし達で、あの馬鹿女にきっつーいお仕置きをしてあげますの。魅力的でしょう?」
まだ幼く愛らしい顔付きには似合わない、悪意の籠った笑み。それと共に発される提案。それを最後まで聞いたイリゼは小さく息を吐き…言う。
「断る」
「…はい?え、今断るって言いまして?」
「言ったよ、断るって。もう一度言おうか?」
「…意味分かりませんわ。貴女も恨みあるでしょう?得しかない話を、どうして断るんですの?」
「恨み?…ふん、浅はかだな幽霊。確かに怒りはある、だが私はアキに恨みなどない。私が、正しき女神が、人を恨み憎む事などあるものか。それに何より、人の命を弄び踏み躙る幽霊の提案になど、初めから何の価値もない」
怪訝な顔をする少女へ、イリゼははっきりと叩き付ける。自らの意思を、彼女へ対する明確な否定を。もしも少女が幽霊ではなく人であったのなら、アキと同様イリゼは改心の道を探したのだろうが、彼女はそうではなかった。故に、イリゼは否定した。少女の考えも、やってきた事も、これからやろうとしている事も…全て。
「…ああ、そうですの。折角良い話をしてあげたのに、断るんですのね。まぁいいですわ、別にわたくし一人でも何とかなりますから」
「何とかなる?今まで手出し出来なかったから、私に取引を持ち掛けてきたのに?」
「え、馬鹿なんですの?わたくしは女神の強い身体を利用出来れば良いだけ。けれどわたくしは優しいので、協力って形にしてあげようとしたというのに、お馬鹿な女神は調子に乗って断るんですもの。だから仕方なく、貴女の命を奪ってから身体を使わせてもらうって訳ですわ。お分かり?」
調子良く話す少女だが、その言葉の節々や声音から、断られた事への不満…一蹴したイリゼを気に食わないと思っている心理が見え隠れする。そういう意味では、彼女は分かり易く…しかしそれを理由にイリゼが心を緩められる時間など、一瞬もなかった。
「……ッ!」
分かったかと尋ねた次の瞬間、いきなり少女は襲い掛かる。咄嗟に避けたイリゼだが、大して広くない上扉も閉まっている部屋の中では、大きく動く事が出来ない。一方の少女は幽霊というだけあって、宙を滑るように素早くイリゼを追い掛けてくる。それでもイリゼは技術と経験で何とか躱し、凌いでいたが…ある時不意に、少女は消える。避けられた少女はそのまま壁へ、吸い込まれるようにして消えてしまう。
「え?ど、どういう事──」
「はい残念。捕まえましたわ」
「がッ、ぁ……ッ!?」
思いもしない展開に、足を止めてしまうイリゼ。少女が消えた壁を、訳が分からずじっと見つめ…だが次の瞬間、背後から少女の声が聞こえてくる。直後に腹部へ、それも体内へ直接激痛が迸り、強烈な嘔吐感が登ってくる。何とか堪えようとするイリゼだったが、まるで握り潰されているような、絞り上げられているような苦痛は収まるどころか一層増していき、堪え切れずにイリゼはその場で吐いてしまった。
「はぁッ、はぁッ…ぇぐっ…!…な、何が……」
「あら、わたくしが幽霊だという事をもうお忘れでして?」
膝を突いた状態で茫然と声を漏らすイリゼだが、少女の返答ではっとする。つい先程、少女はイリゼの胴に腕を透過させる事で、自分が幽霊である事を示していた。そして恐らく、今少女が行ったのも同じ事。背後から手を透過させて体内へと潜らせ、その状態で手を実体化、内臓を直接掴み握る事でイリゼに強烈な苦痛と嘔吐感を抱かせたのだろう。
更に言えば、消えたのも十中八九同じ要領。壁にぶつかるのではなく、そのまま通り抜ける事で壁伝いにイリゼの後ろに回り込んだのだと考えれば、今起こった事は全て合点がいく。
「…なんの、つもり……?」
「と、いうと?」
「そんな事が、出来るなら…私の命を奪う事なんて、簡単な筈…。…いや…むしろ、逆かな?さっきはつい大口を叩いちゃったけど、実は上手くいかない理由があるから、苦しめて従わせようとしている…違う?」
ゆっくりと振り向き立ち上がったイリゼは、わざと煽るように言い、口元に小さな笑みを浮かべる。実際どうかは分からない。今言った事が正しいのかもしれないし、外れているかもしれない。だが外れていたのなら、それはそれでいいと、むしろ逆上して一気に命を奪いにきてくれた方が良いとすら思っていた。
イリゼには、自信があったのだ。たとえそれが致命傷でも、持ち堪えてみせるという自信が。そしてそのしぶとさに少女が驚き隙を見せてくれれば、それがきっとチャンスになると考えていた。だか……
「ぷっ…あはははは!見当違いも華々しいですわ!さも分かったような顔で頓珍漢な事を言うだなんて、女神にはお笑いの才能があるんですのね!」
「……っ…なら、どうして……」
「そんなのぉ…折角頑丈な身体が手に入ったのですから、たっぷり遊びたいに決まっているでしょう?」
一頻り笑った少女は、再び腕を透過させると、イリゼの胸元へ手を潜り込ませる。今のところ痛みはない。しかしイリゼは分かっていた。これは脅しだと。抵抗をするようであれば、このまま握り潰すという事なのだと。
悔しそうに、イリゼは表情を歪める。身体の自由は効くとはいえ、これでは分が悪過ぎて状況打破のしようがない。しかし逆に言えば、今の少女は余裕だと思って調子に乗っている状態。ならばどこかで隙が生まれる筈だとイリゼはその瞬間を待つ事にし…しかし次の瞬間、少女の言う『遊び』の意味を知って目を見開く。
「それでは女神の身体、堪能させて頂きますわ」
「なっ、ぁ……っ!?」
片手を体内に潜らせたまま、少女はもう一方の手でイリゼの胸に触れ…そこから胸を鷲掴み。ぐにぐにと、その感触を楽しむように指を動かし…イリゼは叫ぶ。
「あ、遊ぶって…そういう事なの…!?」
「そうですわ。だって、ただ痛め付けるより、こうして虐めた方がより長く、より面白く悶えてくれますもの。例えば今の、貴女の様に」
「いひぃぃ…っ♡!?(ま、不味いっ…私の身体、散々好き勝手されてきたせいでおかしくなってるのぉ…!)」
一度手を離したかと思えば、指先で探るように乳房をなぞり、服越しに見つけた乳首を爪で弾く少女。たったそれだけで、イリゼはびくんと身体が跳ねてしまう。愉快そうに少女が笑みを浮かべる前で、ぷっくりと乳首は勃っていく。
「知っていますのよ?貴女があの女の拷問で、散々叫び喘いでいたのを。女神が何も出来ず、苦痛に表情を歪める姿…直接虐める事が出来ないのは残念でしたけど、非常に見ものでしたわ」
「それを覗いてるなんて、いい趣味…んはぁあんっっ♡!」
「あら、何か言いまして?よく聞こえなかったので、もう一度言って下さるかしら?」
怒りと羞恥で顔を赤くしながらも、言い返そうとするイリゼだったが、スカートの内側、ショーツの中へと再度胸から離された手が突っ込まれ、煩雑に割れ目へと指を二本突っ込まれる。そのまま膣内を掻き回され、これでは少女を喜ばせるだけだと分かってはいるものの艶めいた嬌声を上げてしまう。
「ひゃぐっ、ふぅ、んんぅ…ッ♡こ、こんなっ…こんなっ、事でぇぇ…ッ♡!」
「ああ、良いですわ。そういう反応をして下さらなければ面白くありませんもの。まあ、強がっても無駄ですけれど」
「ぅひぃいいぃいぃっッ♡!?」
手の、足の指を握り締め、イリゼは膣で昂る快感に抗おうとするも、少女は更に激しく、それでいて指先、指の腹、指関節と各部位を上手く使い分けて巧みに刺激を、快楽をイリゼに感じさせてくる。生前から人を虐めて楽しんでいたと言うだけあり、少女は責め方を熟知していた。
加えて非道な幽霊と言えど、見た目は少女。自分より小さく幼い外見をした相手に、一方的に責められ感じさせられるというのはとてつもない屈辱であり、それがイリゼの心を掻き乱す。抗おうと集中する意識を邪魔し、結果どんどんと快楽は溜まっていく。
「その顔、そろそろのようですわね。どうせここに来てから何度も無様を晒しているのですから、今更の事だと思ってわたくしの前でも恥をかくがいいです…わッ!」
「ひぃぃッ♡!?あッ、ダメイくっ、イくぅぅううぅうぅううぅっッ♡♡!」
イリゼの反応を見ながら膣を責めていた少女は、指を抜くと見せかけて親指以外の残り二本を割れ目へと当てがい、無理矢理指四本を根元まで押し込む。その瞬間、イリゼの膣で快感が弾け、がくがくと脚を震わせながらイリゼは絶頂。膣壁を爪で乱暴に擦られる熱と刺激が纏めて襲い、嬌声を部屋内に響かせてしまう。
そしてここでも、度重なる拷問の影響が出ていた。喘ぎ、叫びながら達し、艶かしく身体を震わせてしまうさまは、嘗てのイリゼならあり得ない…しかし今となっては自然にそうなってしまう程、イリゼの身体には拷問が刻み付けられていた。
「はっ…はっ……♡」
「…たった一度の絶頂でこうも叫んで…しかもイくと自分から宣言するだなんて、はしたないですわ」
「い"ぃィ"ぃッッ♡!?」
目を見開き、イリゼは肩で息をする。今のイリゼの状態を思えば、それも仕方のない事なのだが、少女が冷たい目ではしたないと一蹴した直後、イリゼの膣に電流が走る。びくんっ、と痺れたイリゼは背筋が仰け反る。
比喩ではない。感覚の話でもない。少女が指を挿れたままであった膣に、本当に電流が流れ、迸った。焼けるような痛みと熱さが秘部を襲い…膣から指を抜いた少女は、その手で完全に勃っていたイリゼの乳首を摘み、掴む。
「はしたない、えぇはしたないですわ。女神がそれでいいんですの?良くないですわよね?」
「だ…誰の、せいで…ほぎゅう"ぅ"ぅッ♡!?」
「ですので、お仕置きですわ。はしたない女神には、きちんと身体に教え込まなければいけませんもの」
片手に続いてもう一方の手、ここまでイリゼの体内に沈み込ませていた手でも少女が逆の乳首を摘むと、再び電流が、今度は乳首から乳房へ広がるようにして響く。どちらも少女の手が触れていた事で、イリゼはこれが少女の仕業、電撃の魔法か何かであると理解するも、分かったからといって何かが出来る訳でもない。それどころか痺れによって身体が上手く動かなくなり、イリゼは抵抗の術を失う。
「ああッ♡!ひッ、あぐッ♡ぅああぁあ"あ"ッッ♡!」
「ほら、耐えなくてはいけませんわ。それにどうして喘いでいるんですの?電撃を受けて悦ぶなど、変態だけですわよ?」
再度イリゼの乳首に電気が流され、それも今度は連続で行われる。数度それが繰り返されたかと思えば、すぐに少女はまた指を割れ目へと入れ、電流でイリゼを責め立てる。それと共に言葉でも責め、イリゼの反応など一切待たず自分のやりたいようにやっていく。…そんな一方的且つ暴力的な責めでも、イリゼは感じてしまっていた。痛みは痛みのまま、電流が流れる度に膣は入り口から奥まで締まり、乳首も卑猥に震えていた。
(耐えなきゃ、なのにっ…こんな事で感じたくなんかないッ、のにぃぃ……ッ♡!)
イリゼ自身、こんな事で感じるのは変態だと分かっている。分かっていても、止められない。一度絶頂により解消された筈の快感が再び胸に、膣に、身体の内側に溜まっていく。一度絶頂した事により、感じ易くなった身体は急速にまた昂り熱を帯びていく。
そうして少女は双丘の二つの突起を纏めて引っ張り、握った手の親指と人差し指、薬指と小指でそれぞれ挟むように捕える。そうする事で、両の乳首を片手で掴み、空いた手でまた秘部を襲う。左右の乳首と、これまでも拷問で散々穿くり回されてきた膣。その三点を同時に捉え…イリゼが顔を強張らせるのを見てから、電流を出力。魔法の電撃が性感帯を容赦無く貫き、再びイリゼは絶頂する。
「ィ"あ"ッ♡イ"ッイくッ♡イ"ィっ…ぁああァあアぁあ"あぁ"ぁ"ッッ♡!」
まるで身体を内側から刺されたような痛烈な刺激と共に、イリゼは絶叫を響かせる。確かに快楽はある、だがとても気持ち良いとは思えない、無理矢理絶頂を味わわされているような感覚で、イリゼの表情は苦悶に染まる。
されどそれでも快楽は快楽。肢体はびくびくと絶頂に震え、情けなく股が開いてしまう。じわりと全身にかいた汗で服が張り付き、一層淫靡な姿となる。しかし少女はその点には大して興味がないのか、薄く笑みを浮かべたまま両手を離さず…またイリゼの身体を、電流が襲う。
「うひぃいいぃいぃ"あ"あぁぁっッ♡!?」
「またはしたなく叫んで…恥ずかしくないんですの?それとも、それが貴女の本当の姿でして?」
「ち…違っ…こ、れは…ぉ"ォ"おんん"ッ♡!」
「違うというのなら、ちゃんとそれを見せて下さらないかしら?」
掴まれたままの乳首に、より強い電流が流し込まれる。電撃を浴びせながら、少女は乳首を取っ手の様にしてイリゼの乳房を上下に揺する。こうなるともう、抵抗どころではない。耐えようとする事もままならない。
「あぁそうだ、それでは貴女がイくと言う度強くする事にしますわ。どんどん痛く、辛くなるのに喘ぎ散らすなどという下品な事を、まさか女神がしたりはしないでしょう?」
「それッ、はぁあ"あぁァ"ああ"ひィぃ"ぃ"い"いッッ♡!」
嘲るような笑みを浮かべながら少女が口にした言葉に、イリゼは戦慄。碌に言葉を返す間もなく再度電流を流し込まれ、苦痛と快楽の混じり合った刺激に身悶えする。
元より耐えたい思いはある、だが身体が耐えてくれないのだ。それに認めたくはなかったが、イリゼは幾度となくアキから絶頂する際に「イく」と言うよう強いられてきた事で、条件反射のように達する瞬間そう言ってしまうようになっていた。
つまり、どう足掻いてもイリゼは電流責めから逃れられない。そしてイリゼの事情を知らないのか、それとも把握した上でわざと言っているのかは分からなかったが、少女に止める気配など皆無。本当にそのつもりなのだとイリゼは悟り…そうしてまた、性感帯から電流が全身を駆け抜ける。
「や"め"でぇ"え"えぇ"えええ"ぇ"え"ぇぇ"ッッ♡!」
部屋の中に響き渡る、イリゼの絶叫。その中でもバチバチという電流の音が何度も混じり、割れんばかりの悲鳴が続く。絶え間なく流し続けたかと思えば不意に止め、イリゼが困惑し声を発そうとした瞬間にまた電流責めを再開する。ただ責めるだけではない緩急も少女は熟知しており…何度も何度も、イリゼは絶頂させられる。その都度電流の威力は上がり、いよいよ意識が飛びそうになる…が、それすらも内側から広がる痛みは微塵も許してくれはしない。
「はーッ…♡!はー……ッ♡!げほげほッ…!」
「はぁ…呆れましたわ。まさかここまでやってもまだ、はしたないさまを晒すとは…。それに段々反応もただ同じ事の繰り返しになってきましたし、これでは疲れるばかりで面白くありませんわ」
数分か、数十分か、或いは数時間か。イリゼには全く分からない、ただひたすら電流に責められ望まぬ絶頂を繰り返すだけの時間は、少女が飽きたように溜め息を吐いて唐突に終わる。既に常人なら何度絶命しているか分からない程の電撃を浴びたイリゼには、終わったところで何も安堵出来るような状態ではなく、むしろ思い知らされていた。あれだけ過酷だったアキの拷問よりも、少女の責めの方が容赦ないと。心を折る事が目的で、だからこそ決定的なラインはギリギリで超えないようにしているアキと違い、少女の責め苦は本当に命を落としかねないと。そして恐らく、少女は別にそうなってもいいと思っていると。
「……っ…、ぅ…」
「…へぇ、流石は女神。これだけ苦しめられてもまだ睨む気力があるんですのね。けれどそれも、どこまで持つか…ふふ、もっと私を楽しませて下さいまし」
「…な、にを……」
胸から手を離した少女は、ひらひらと手を揺らした後、その手をイリゼの下腹部に当てる。初めはただ触れているだけだったが、ある時その手に光が灯り…次の瞬間、イリゼは下腹部に違和感を抱く。
されどそれは、イリゼの知らない感覚ではない。むしろここに監禁されてから、もう何度も晒されてきた感覚。何が起きたか理解した事でイリゼは顔を青くし…少女はゆっくりと手を離す。
「はい、完了。あぁ、全くはしたない女神に相応しい、下品な見た目ですわ」
「…嘘、でしょ…なんで、どうして……っ!?」
見下ろす少女の視線の先、そこにあるのは本来ならばあり得ないモノ。イリゼの腹部に生えた…否、少女によって生やされた陰茎。
「再生系魔法の一種ですわ。わたくし、知ってるんですのよ?これを虐められると、情けな〜く浅まし〜くよがり狂ってしまうんですものね」
「……ッ…」
思わず目を背けるイリゼだったが、それは少女の言葉を肯定するようなもの。加えて身体は依然として痺れたまま碌に動かないというのに、一物はこれまで何度も射精させられてきた事をイリゼが思い出してしまったが故に、ぴくぴくと反応し静かに頭を持ち上げ始める。当然それも少女に見られ、イリゼはかぁっと顔を赤くし…次の瞬間、少女は半勃ちの一物を掴む。
「ぅひ…っ♡!?」
「ほら、そんな無様な姿をわたくしに見せて下さいまし。びゅ〜って、ぶびゅ〜ってするの、得意なのでしょう?」
「と、得意なんかじゃ…ひゃひぃッ♡!いッ、いきなり激しくしないでぇえぇぇっっ♡!」
まだ硬くなりきらない肉棒をぐにぐにと数度握った後、少女は竿を強く握って扱き始める。初めから力強く…というより乱暴に手を動かし、一物を引っこ抜くように、或いは皮を剥き取るように扱く手を上下させる。
とはいえその痛みは、これまでの電流に比べれば大した事はない。だからこそ、イリゼは痛みに苦しむ事なく、ダイレクトに悦楽を感じてしまう。あっという間に一物は完勃ちとなり、より滑らかに手が動く。
「ほらほら早く射精して下さらない?それともぉ、ここにも電撃を浴びたいんですの?」
「ひィっいいぃッ♡!?ひゃめてッ、あひゃああぁあぁぁっッ♡!」
片手で扱きながら、もう一方の手の人差し指を鈴口へと当てる。再びの電流責め、それも今度は一物へ流す事を示唆されたイリゼが喘ぎ混じりの悲鳴を上げると、それを楽しみにしていたとばかりに少女は口角を吊り上げ、電流の代わりに爪で亀頭を軽く掻く。扱きと合わせたくすぐるような指の動きで、一物へ快の刺激を叩き込む。
急速に高まる快感と、気分一つで本当に電撃を流されるのだという恐怖。その板挟みとなったイリゼは顔を引き攣らせ、しかし感じている事を示すように腰だけは前後にガクガクと揺れる。先走りは滲み、その内一物もまた震え始め、射精が近い事を教えてしまう。
「どうせ耐えられなどしないのですから、無駄な抵抗は止めてさっさと……イけ♡」
「〜〜〜〜ッ♡!イ"ぐぅ"ううううぅぅうぅっッ♡♡!」
予兆を見逃さなかった少女は扱きのラストスパートをかけ、同時に鈴口の下へと指先を当てる。イリゼが何とか堪えようと歯をガチガチと鳴らしながら身を強張らせる中、ぐにゃりと加虐的な笑みを浮かべ…爪で強く、亀頭を下から掻き上げる。その鋭く痛む、されど電撃とはまた違う形で痺れるような刺激はイリゼの必死の我慢を容易く崩し、直後にイリゼは思いきり射精。がくんっ、と腰を大きく突き出しながら、精液を部屋に撒き散らす。
(頭の中っ、塗り潰される…ッ!快感に全部押し潰されるぅ"…♡!なんでっ…なんで、こんなに…気持ち良いの"ぉ"ぉぉ…っっ♡!)
射精の寸前にイリゼの正面から側面へ少女が移った事により、精液は彼女に付着する事なく、飛んではべちゃりと床に落ちていく。しかしそれだけでは終わらない。少女は射精中にも更に横から竿を扱き、より遠くへ、より激しくイリゼに射精させる。射精中というとびきり敏感になった状態への追撃でイリゼは痙攣しながら大きく仰け反り、天井へ向けて舌を突き出す。
横から操作するように一物を握り扱く少女と、情けない体勢でびゅくびゅくと精液を吐き出すイリゼ。側から見ればその光景は、正に主人と玩具だった。あまりにも歴然過ぎる、どうしようもない程の上下関係だった。しかも遊んでいるのが幼さの残る少女で、弄ばれているのが女神だという事実が、残酷なまでにイリゼを無様に見せていた。
「あ"っ…ぁ…ぁあっ…はっ……♡」
「あはっ、素敵な間抜け面ですわね。けど…まだもう一搾り分位は、残っていますわよ…ねっ!」
「お"ひぃんッッ♡!」
亀頭の付け根から一物の根元まで、腰に拳を打ち付けるような勢いで少女が駄目押し扱きをすると、少女の見立て通り最後の一搾りが発射される。そうして漸く射精は収まり、だがそれでも痙攣はまだ収まらずにびくびく震える。
盛大に床へと撒き散らされた精液。とても一度の射精で出たものとは思えない程の、大量の白濁液。しかし少女は、これまでイリゼがされてきた拷問をその目で見ていた。何をされて、イリゼがどんな反応をして、結果どうなっていったのかを、よく知っていた。電流や一物を生えさせる事も、それによってイリゼの身体にはたっぷりと苦痛が、そして快楽が刻み付けられていると分かっているからこその選択であり…そんな少女だからこそ、疾うに熟知もしていた。…イリゼの射精が、たったの一度で終わる事などありはしないと。
「一体何を惚けているんですの?そんな事をしてる暇があるなら、もっと悲鳴を上げてくれませんこと?」
「んぎぃ"いぃい……ッッ♡!?」
放心状態だったイリゼの一物を、少女は潰さんばかりに握り締める。その痛みでイリゼは目を剥き…すぐさま扱きが再開される。
そうしてすぐに、イリゼは知る事になる。これは煽りでも何でもなく、少女はまるで満足していないのだと。むしろ、徹底的に責められ虐められるのは、これからなのだ…と。