木ノ葉里の空が青から赤に変わり各家から漏れる灯りが目立ち始めたそんな中、春野家では未だ帰って来ないサクラを心配して母親である春野メブキが苛立ちを募らせていた。
「遅いわねぇ、こんな時間まで一体何をしてるのかしら?」
「まあまあ、あの子ももう一人前の下忍として認められたんだから、何時までも子供扱いしなくていいんじゃないか?」
そんな妻を落ち着かせようとする父親の春野キザシであったが、その表情から内心は不安で一杯である事が誰の目から見ても明らかであった。
「まあ、あの憧れのうちは一族の子と同じ班だったらしいから、それで帰りが遅くなってるのかもしれないわね」
夕食の買い物中に同期の奥様達との立ち話で得た情報をぽつりと呟くメブキであったが、それは初耳だったのかキザシは飲んでいたお茶を噴き出して咳込んだ。
「ゴホッ!!ゴホッ!!い、いかんぞ!!サクラはまだ子供じゃないか!!お、男と一緒にいて帰りが遅くなるなんて言語道断だぞ!!」
「あら?さっきあの子を子供扱いするなって言ったのは誰だったかしら?それに何を想像してるかは聞きませんけど、あの子の歳を考えて想像してるんでしょうね?」
これだから父親はと溜息交じりに呆れるメブキであったが、今回に限ってはキザシのその想像が正しい事になっているとはこの時はまだ知る由も無かった。
「あっ!!あんっ!!ああああっ!!さ、サスケくぅうううんっ!!」
自宅よりも過ごす時間が多くなった南賀ノ神社の本堂の中で、俺は四つん這いになったヒナタの背後から覆い被さる様に抱きつき、俺が育てたと言っても過言ではないその胸を荒々しく揉みしだきながらお互いの体を激しく揺らしていた。
「はうっ!!くぅんっ!!さ、サスケ君っお、お願いだからそ、そろそろ私にぃ!!」
「まだまだ。ここで終わったらそこで見学してるサクラに申し訳ないだろ」
そう言って視線を隣に向けると、そこには写輪眼による金縛りで身動きの取れなくなったサクラが俺の影分身に羽交い締めにされる様に抱き着かれてその体を弄ばれていた。
数時間前、明日の紅との演習に備えた修業を終えた後に、俺はサクラにいのやヒナタとの関係を打ち明けてサクラとも同様の関係を持ちたいと迫った。
だが、返ってきた答えは意外な事にNOであった為、仕方なくサクラを逃げられない様に拘束して考えを改めるまで俺とヒナタの行為を見せつけていたのだ。それでも頑なに意思を変えようとしないので、仕方なく追加で影分身を作り出してサクラの相手をさせる事にしたのだった。
「はぁっ、やうっ!!さ、サスケ君も、もう止めてぇ、どうしてこんな事するのぉ」
しかし、相手が俺の影分身とはいえ、ヒナタやいのと比べるとやや小さめの胸を撫で回され、髪の色と同じく綺麗なピンク色をした乳首を摘ままれながら喘がされるサクラ姿を見ると、僅かにだが嫉妬を思えてしまう。
「どうしてと言われても、さっき言った様にサクラが一夫多妻を承諾してくれないからだろ」
「だ、だって、ぁふっ!!い、一夫多妻なんてみ、認められる訳が、ひゃんっ!!」
まあ、確かに普通はそんな事を言われても直ぐに納得する事は出来たりしないだろう。
しかし、うちは一族を復興させる為にはどうしても一夫多妻……個人的にはナルトのあの術を思い出すのであまり使いたくない表現だが、所謂ハーレムを築く必要があるのだ。
「まあでも、どうしても嫌だって言うなら、俺とサクラの関係はここまでだな」
そう言って影分身を消して更に金縛りの術を解くと、自由になったサクラは俺の言った事がどういう意味なのか分からず不安な顔をして訊ねてくる。
「こ、ここまでって?さ、サスケ君、どういう事なの?」
「そのままの意味だ。もうサクラには頼まないし期待しない。誰か他に協力してくれる人を探すからもう帰っても良いぞ」
これで本当に帰ってしまったら困るのは俺なのだが、押して駄目なら引いてみろというのは今回は正しかった様で、サクラは目に涙を浮かべて縋り付いてきた。
「や、やだっ!!お、お願いサスケ君!!わ、私の事捨てないでぇっ!!」
「だったらどうすればいいか分かるよな?ヒナタ、済まないけどサクラと替わってやってくれ」
そう言いながら俺は挿入していた男根を抜き、密着していたヒナタから離れて仰向けに横たわる。
戸惑い気味のサクラは何をすればいいか察した様でゆっくりと俺の上に跨ると、俺の上下の挿入に合せてピンクの長い髪を揺らしながら喘ぎ声を上げ始めた。
「んんっ、あっ!!ああああっ!!サスケ君っ!!サスケ君が私の中に入ってるぅ!!」
拙いながらも必死に体を動かすサクラの胸に手を伸ばし、影分身の経験値蓄積を使って得たサクラの感じやすい箇所を刺激しながら時に激しく、時に優しく緩急を付けながらサクラの身体に大人の刺激を与え続ける。
「さ、サスケ君、サクラちゃんばかりじゃなくて……わ、私にも」
「あんっ!!やんっ!!だ、駄目ぇ!!も、もう少しだけ私にぃ!!」
絶頂する前に中断され欲求不満となったヒナタが交代を要望するが、快楽の虜になっているサクラは俺にしがみ付いて離れようとしない。
「仕方ないな。ヒナタ、サクラに抱き着くんだ」
「えっ?う、うん。サクラちゃんゴメンね」
「ちょ、ちょっとヒナタ何を勝手にいいいっ」
サクラとヒナタを同時に満足させる手段として、俺は抱き合わせた二人の肉壺の中に交互に男根を挿入し始めた。
「アッ、アンッ、気持ちいい、ヒナタの胸が擦れてぇ」
「ンッ、ハッ、私も、サクラちゃんとしてるみたいな気分にぃ」
百合に発展しそうになる二人の仲を裂く様に、あくまでも俺が主だと分からせるために腰の動きを激しくすると、ヒナタとサクラは同時に絶頂してしまうのだった。
その後、途中で何度か交代したり再度二人同時にするなどして時間が過ぎていき、俺達がそれぞれの家に帰りついたのは日付が変わったのとほぼ同時刻であった。
翌日……正確には今日の朝になる訳だが、俺は試験を有利に進めるべくトラップの仕込みをする為、寝不足なのを耐えて指定された演習場に少し早めに向かった。しかし、そこにはなんと既に紅の姿があった。
「あら、早いわねサスケ。他の子はまだ来てないからそこで待ってて頂戴」
「紅……先生。こんな時間にどうしたんですか?集合時間までまだ一時間以上余裕が有る筈では」
「そうね、でもその答えは貴方ならもう分かってる筈じゃないかしら?」
どうやら紅は昨日のうちに場所と時間を教えた事で、俺達が事前にトラップを仕掛けるであろう事を予測していたらしい。
上忍ならばトラップぐらい見逃して欲しいとは思ったが、それでは俺達の純粋な実力を測れないと紅は判断して俺達より先に演習場に来たのだと結論付けた。
「下準備をしたければ好きにしていいわ。それとも私が見てたらやり辛いかしら」
「そりゃあ罠に掛ける相手に見られながらだとトラップの意味は半減しますよ」
俺は予定していた作戦の一つが潰されてしまい少し動揺してしまうが、それを紅に悟られるのも癪なので平静を装いつつ、ヒナタとサクラが来るまでの時間潰しを兼ねて紅と雑談をする事にした。
普段はあまり使わない敬語を使い下手に出ながら会話を続けていると、紅の俺への警戒心は少し緩んだ気がしたので、少々冒険になるが原作ではイマイチ不明だった紅の実力を試してみたくなった。
「そう言えば紅先生は木の葉一の幻術使いだと聞きましたけど本当なんですか?」
「ええ。自惚れかもしれないけど、今の木の葉に私以上の幻術使いはいないと思っているわ」
その自慢の幻術もイタチにはアッサリと返されていた訳だが、逆に今の俺の写輪眼で幻術を仕掛けた場合、どの程度の時間で返されてしまうのか今後の為にも必要がある。
「じゃ、時間潰しも兼ねて俺の写輪眼の幻術解いてみますか?」
冗談交じりに写輪眼を発動させて紅の方を向いた途端、俺は一瞬のうちに組み伏せられて苦無を首元に押し付けられてしまい思わず咳込んでしまう。
「ゴホッ!!ゴホッ!!い、いきなり何するんだっ!!」
「それはこっちの台詞よ。いい?今回はこれで済ませてあげるけど、次に同じ様な事したら今度は冗談じゃ済まない事になるわ。良く覚えておきなさい」
どうやら俺は紅の事を少し嘗め過ぎていたのかもしれない。
原作ではイタチに幻術を返されて圧倒されていたという印象しかなかったが、新米とはいえ紅もれっきとした上忍であり、今の俺の実力では一対一ではとても勝負にならない相手だという事を改めて認識させられた。
「さ、もうそろそろあの二人も来る頃でしょ。演習ではもう少しマシな動きをしないとアカデミーに逆戻りする事になるわよ」
「分かりました。ところで、演習でも写輪眼を紅先生に使ったら駄目なんですか?」
「それくらい私に聞かなくても自分で判断出来るでしょう?演習の時は例外よ。言い過ぎかもしれないけど殺す気でかかって来ないと、私から鈴を取る事なんて出来っこないわよ」
殺す気なんてとんでもない。今回組み伏せられる瞬間にハッキリと感じた紅の胸のふくらみは良いものだった。
ヒナタ達とは違い大人の色気の塊と言っても過言ではないそれは非常に魅力的なオーラを放っており、俺は紅の後ろ姿を舐め回す様に眺めながら新たな目標を定める。
「紅先生、やっぱり試験の下準備をして来てもいいですか?」
「好きにしなさい。だけど準備が整わなくても時間通りに試験を始めるわよ」
雑談で時間を潰した所為で集合時間まで残り20分足らずとなっており、この程度なら大した罠を仕掛けられないと考えるのは紅だけでは無いだろう。
ただ、紅の誤算は俺が影分身を使えるとは知らなかった事だ。
俺は演習場の森の中に入ると現在作り出せる影分身の最大人数6体を作り出すと、それぞれに作業を分担させてトラップを仕掛けていった。
「何としても絶対アスマから紅を寝取ってあの体を蹂躙してみせる」
NARUTOコラで有名な『俺の子だ』をいつか必ず言ってみせると心に決め、俺は用意してきた忍具や兵糧丸の数を確認して紅に勝つ為の作戦を組み立てた。
「ね、寝過ごしたぁ!!お母さん!!どうして起こしてくれなかったのよっ!!」
「散々起こそうとしたわよ。それでも起きなかったのはサクラの責任でしょ。修業するのは構わないけど、その所為で演習に遅れたら本末転倒じゃない」
「まあまあ母さん。サクラ、修業の成果を発揮して必ず試験に合格するんだぞ」
「当然よ、あ痛っ!!こ、腰が、でもこの痛みはサスケ君との繋がりの証。うふふふふ」
修行で痛めたという腰を抑えながら遅刻すると大慌てで仕度をするサクラの姿を見て、昨夜は色々心配したがやはりまだまだ子供だと逆に安心してしまうキザシとメブキであった。
チラシの裏掲載分の加筆転載が終れば投下のペースは遅くなります。